レーザープリンターでの運用適性を向上させた 新タイプの単片 A4 版3面

平成18年11月8日
トッパン・フォームズ株式会社
レーザープリンターでの運用適性を向上させた
新タイプの単片 A4 版3面付け配送伝票『EX-2R』を開発
情報管理サービス業のトッパン・フォームズ株式会社は、機器の低価格化に伴い
市場に普及しつつある、高速レーザープリンター向けに、従来の「EX フォーム」
を大幅に改良した、A-4単片配送伝票『EX-2R』の販売を開始いたします。
当社では、配送伝票を大量に発行する得意先向けに、レーザープリンターや感熱
プリンターで印字できる、擬似接着を応用した「EX フォーム」を 96 年に開発し
販売をしています。インターネットの利用による通信販売の拡大や IT の進展、環
境への配慮の高まりなどから、順調に売り上げを伸ばしてきました。しかし、高
速レーザープリンターでの運用は、帳票仕様の複雑さから、本番稼動まで多くの
時間と手間が必要でした。
今回開発した、単片配送伝票『EX-2R』は、スリットの入る位置や、糊の塗布位
置を工夫することにより、用紙のプリンターへの二重搬送や、プリンター内での
紙詰まりを大幅に低減しています。5件の特許を申請中です。
またこの度、株式会社リコー様のレーザープリンター、IPSiO SP9100Pro(A-4
サイズ 75 枚/分)、IPSiO NX760-HD(A-4 サイズ 28 枚/分)向け、推奨紙の認定
を受けました。
加えて、荷物への接着糊も低温度対応タイプを使用しているため、クール便にも
通常便にも使用でき、剥がした面(荷物に残る片)にカラー印刷を施すことによ
り、広告媒体としても利用できます。
運送業界、通販業界、百貨店やスーパー業界に向け、今年度4億円の売上をめざ
します。
単片配送伝票 EX フォーム A-4『EX-2R』の特徴
1.高速単片レーザープリンターでの適応力が向上
2.クール便にも対応
3.荷物に残存する片を広告媒体に活用
EXフォームとは
従来の複写式宅配便送り状(5∼8 パーツ構成の複写伝票)を NIP・感熱プリンタ
対応にした送り状。複写式はドットプリンタで出力するため、運送業界など送り
状の大量発行を必要とする得意先の場合、印字速度が遅いという問題がありまし
た。そこで特殊糊加工を施して擬似的に1パーツ構成とする「EX フォーム」を開
発し、NIP・感熱プリンタ出力を可能としたことで、送り状の処理効率が飛躍的
に高まりました。しかし、ラベル紙であるため、高速プリンタへの通紙適性がな
く、低速プリンタを複数台稼動させて対応してきました。
以
上