今月のテーマ

今月のテーマ
2月
今月は省エネルギー月間です。
暖房器具は効率よく使いましょう。
きさらぎ
寒い季節に欠かせないのが暖房器具です。2月は寒さの
如月:FEBRUARY
ピークです。光熱費がグーンとアップする家庭も多いので
はないでしょうか? その原因は暖房費です。
暖房器具にはさまざまな種類がありますが、使えば使うほ
ど二酸化炭素の排出量が増加します。冬の省エネは暖房器具
を上手に使いこなすことが重要です。
たとえば、ドアを開けっ放しにして暖気を逃がすなど効率
の悪い使い方をしていませんか?
2月の行動目標
①
暖房時の室温は20℃に! 暖房の設定温度は低めに設定する。
②
寝る前や出かける前は早めに暖房器具を切る。
室温は急には下がりません。15分くらい前に切るのがコツです。
③
誰もいない部屋の暖房は切る。
④
寒いからといって、設定温度を上げる前に着るものを工夫する。
~体感温度アップ!
設定温度を上げる前に着るものに一工夫を~
● 薄手のシャツとズボンから半袖Tシャツとスウェット上下に変えると
体感温度が+1.5℃(長袖Tシャツなら
さらに+0.8℃)
● 長袖Tシャツとタートルネックのシャツにフリースジャケットを重ねると
体感温度が+2.2℃
● 靴下を履けば体感温度が+0.6℃
さらにスリッパを履けば+0.6℃
● そのほかにも
カーディガン 体感温度+2.2℃
ひざ掛け
体感温度+2.5℃
~出所:省エネルギーセンター
- 着衣の工夫と体感温度 -
7
エアコン
●室温は20℃を目安に!
外気温6℃のとき、エアコン(2.2kW)の暖房設定温度
を21℃から20℃にして1日9時間使用した場合
年間で電気約53kWh の省エネ
CO2 約27kg の削減 約1,270円の節約
●必要なときだけつける!
設定温度20℃で1日1時間運転時間を短縮した場合
年間で電気約41kWh の省エネ
CO2 約20kg の削減 約980円の節約
ガス・石油ファンヒーター
●室温は20℃を目安に!
外気温6℃のとき、暖房の設定温度を21℃から20℃にして1日9時間使用した場合
☆ガスファンヒーター(都市ガス)
年間でガス約8m3の省エネ
CO2 約18kg の削減 約1,770円の節約
☆石油ファンヒーター
年間で灯油約10ℓ の省エネ
CO2 約25kg の削減 約920円の節約
●必要なときだけつける!
設定温度20℃で1日1時間運転時間を短縮した場合
☆ガスファンヒーター(都市ガス)
年間でガス約13m3・電気約4kWh の省エネ CO2 約30kg の削減 約2,840円の節約
☆石油ファンヒーター
年間で灯油約16ℓ・電気約4kWh の省エネ CO2 約42kg の削減 約1,530円の節約
電気カーペット
●断熱マットで暖房効率アップを!
●分割型カーペットは、人のいない部分は暖めない!
●設定温度は低めに!
☆3畳用で設定温度を「強」から「中」にして、1日5時間使用した場合
年間で電気約186kWh の省エネ CO2 約93kg の削減
8
約4,460円の節約