人間とバイオサイエンス

2015シラバス
現代ライフ学部 レジャービジネス学科
人間とバイオサイエンス
Human body and bio-science
大貫 麻美
選択
2
単位
1
年 後期
授業のねらい及び到達目標
授業のねらい:生命に関する科学であるバイオサイエンスに興味・関心を持ち、生物学や生命科学に関する研究について知り、それらと私た
ちの生活とのかかわりについて考察が深められるようになることをねらいとしている。
到達目標:近年発展の目覚ましいバイオサイエンスに関する複数の研究やそこから得られた知見や課題について理解を深めることにより、生
命科学に関する基本的な知識を修得し、その知識・理解を基にバイオサイエンスに関する研究成果と私たちの生活とのかかわりを科学的に
考察できるようになることを到達目標としている。
学習内容
テキスト、映像資料等を基に、まず、生命の基本単位である細胞の構造やその複製、ゲノム、遺伝子等、生物学に関する基本的な内容につ
学習内容
いて扱う。さらに、生命科学に関する近年の研究について知るとともに、こうした研究の成果と私たちの生活とのかかわりや今後の展望等につ
いて考察する。
授業内容のレベル、関連科目
高等学校で生物に関する科目を履修していない文系学生を主な受講対象とするが、本学で開講されている「生物学」を履修済であることが
望ましい。生命科学に興味・関心をもち、主体的な授業外学習を行うことが必要である。毎回の授業で、講義内容に関連して考察を深める課
題が提示される。課題は当日の授業内容に即して出題されるため、授業を遅刻早退することのないよう留意すること。
関連科目:生物学,動物発生学,動物生態学
授業外学習(予習・復習)
初回(ガイダンス)の予習として、本シラバスを熟読し、授業のねらい等をよく理解するとともに、テキストを準備して目次に目を通しておくこと。
2回目以降に行うべき復習・予習の詳細については、毎回、前時の終了時に告知する。毎回の内容に関し、テキスト及びノートの再読や講義
内に紹介した関連文献の熟読等を通して理解を深め、以降の学びに繋げることなどがある。
使用テキスト
東京大学生命科学教科書編集委員会:文系のための生命科学 第2版(羊土社, 2011)
数研出版編集部・鈴木孝仁(編):新課程視覚でとらえるフォトサイエンス生物図録(数研出版,2012)
参考書、その他教材
毎回の講義内で紹介する。
成績評価方法・基準
毎回の講義内で提出する課題の内容(30%)と最終試験の成績(70%)を総括して評価する。
授業の形式・計画
【第1回】ガイダンス
講義の進め方と授業の概要を理解する。
【第2回】生命の基本単位である「細胞」
【第3回】細胞を構成する分子・細胞から組織へ
【第4回】生命の設計図のありかをめぐって
【第5回】ゲノムという概念
【第6回】エピゲノムと細胞分化
【第7回】有性生殖と胚発生の過程
【第8回】成長と老化
【第9回】食べるとは
【第10回】食と健康:エネルギーバランス
【第11回】免疫応答のしくみ
【第12回】がん:細胞増殖制御とその異常
【第13回】医療と生命倫理
【第14回】生命科学に関する技術と私たちの生活
【第15回】総括
※受講生の状況により,内容等を変更する場合がある。
1 ページ
2015シラバス
現代ライフ学部 レジャービジネス学科
生命倫理
Bioethics
江黒 忠彦
選択
2
単位
1
年 前期
授業のねらい及び到達目標
生命倫理は、第二次世界大戦後いち早くアメリカで市民運動の一環として成立した学問 bioethics の翻訳語である。生命倫理(バイオエシッ
クス)は、医療・環境問題に直面して一定の合意上で生き残り策を考える、原理・規範の実践学であった。本講義では、生命倫理の成立と原理
およびその基本概念を解説し、現代が抱えている主として医療上の諸問題を諸君とともに考えていきたい。
学習内容
生命倫理の定義、生命倫理が成立した背景、アメリカの生命倫理とEUの生命倫理、生命倫理が立脚する規範とその原理、生命倫理が提起
学習内容
した基礎概念、そして現代の先端医療技術が抱える倫理学的・社会学的・法的諸問題を順次,説明する。
授業内容のレベル、関連科目
<レベル> 一般教養科目としての性格を負う。
<関連科目> 哲学、倫理学、宗教学、社会学、法律学、経済学、生物学、医学、薬学、看護学
授業外学習(予習・復習)
予習:教科書・参考書の次回講義に該当する単元を読み、理解を深める。
復習:講義内容を振り返り、レジュメシートを作成する。
使用テキスト
教科書:『生命倫理を学ぶ人のために』加藤尚武 加茂直樹編 世界思想社
参考書、その他教材
参考書:『生命倫理ー21世紀のグローバル・バイオエシックス 』坂本・青木・山田編 北樹出版
『生命倫理と医療倫理』伏木・樫・霜田編 金芳堂
『臨床倫理学入門』福井・浅井・大西編 医学書院
『資料集 生命倫理と法』「資料集 生命倫理と法」委員会編 太陽出版
成績評価方法・基準
定期試験70%、レジュメ・レポート・勉学状況30%で総合評価する。
授業の形式・計画
【第1回】
授業についてのオリエンテーション
生命倫理(bioethics)とは何か
【第2回】
生命倫理の成立と原理
【第3回】
アメリカの生命倫理とEUの生命倫理
【第4回】
生命倫理の規範Ⅰ:医の倫理・・・ヒポクラテスの誓い、ジュネーブ宣言
【第5回】
生命倫理の規範Ⅱ:患者の権利・・・ヘルシンキ宣言、リスボン宣言
【第6回】
生命倫理の基礎概念Ⅰ:インフォームド・コンセント・・・成立の背景とパターナリズム
【第7回】
生命倫理の基礎概念Ⅱ:パターナリズム・・・医療のパターナリズムとその是非
【第8回】
生命倫理の基礎概念Ⅲ:パーソン論・・・その基盤思想とパーソン論の限界
【第9回】
生命倫理の基礎概念Ⅳ:生命の神聖さと生命の質・・・安楽死、尊厳死、
【第10回】
2 ページ
2015シラバス
現代ライフ学部 レジャービジネス学科
生命倫理の基礎概念Ⅴ:ケアの倫理・・・キュアとケア、ターミナルケア、全人的ケア
【第11回】
生命倫理の課題Ⅰ:脳死と臓器移植・・・「死」の定義と医療資源問題等
【第12回】
生命倫理の課題Ⅱ:生殖医療の問題・・・人工授精、代理母の問題等
【第13回】
生命倫理の課題Ⅲ:遺伝子医療での問題・・・遺伝子改変、遺伝子情報の問題等
【第14回】
生命倫理の課題Ⅳ:再生医療での問題・・・クローン技術、ES細胞研究利用の問題等
【第15回】
まとめ
3 ページ
2015シラバス
現代ライフ学部 レジャービジネス学科
自己啓発
self-development
渡部 卓
選択
2
単位
1
年 前期
授業のねらい及び到達目標
自己啓発とは自分自身の潜在的な能力や強みを再発見し、勉学やスポーツ、趣味、生活、健康などでの充実感や生きがい感、幸福感を
引き出していくことである。
学生の皆さんは大学生活を通じて、自分の潜在的な能力を伸ばし、意識を高め、新たな技能,知識、経験を自ら進んで習得したいと思っ
ているはずである。そのような学生に、学生時代に何を目標にしていくか、その卒業後を含めて、その目標実現に近づくためにはどのような具
体的な学習や生活、習慣を身に着けることが必要であろうか。
実学の内容に即しつつ、自己啓発に必須となる実践的な基礎知識と技能、習慣の理解と習得を本講座の到達目標としている。
学習内容
本講座では以下の内容を学習していく。
学習内容
大学で何を学ぶのか?何を目標にするのか?何を生きがいにしていくのか? 等のテーマに沿って、自己の意識や希望、夢、生きがいなど
の自分の心理面も探りつつ、そのために必要な知識、実現への技能や習慣、意識付けを学ぶ内容である。
具体的には学生生活での勉学、人間関係、スポーツ、趣味、健康などについての身近なトピックを取り上げながら、事例学習やグループディ
スカッションを取り入れて学習をしていく。
授業内容のレベル、関連科目
心理学、哲学、文学などの一般教養に関連する科目にも関連づけながら講義を行うが、現実でのケーススタディ(事例学習)や実在の人物の
生き様など、ごく身近なテーマをヒントにしていく。ただし、グループディスカッションの機会が多いので、授業への能動的、自発的な参加態度や
言動、発言、質疑応答への前向きな意識が期待される。講義中の学習態度が散漫(与えられたテーマ以外での私語等)になったり、グループ
参加が著しく低下している学生には個別指導と補習レポートを行い、自己啓発への更なる意識の補完を行っていく。
授業外学習(予習・復習)
◎予習:
シラバスの授業計画や教員からの指示をよく確認すること。日頃から新聞を良く読み、報道特集番組などを見たり、学友たちと議論したり、情
報交換をする習慣を身につけることが期待される。また一般教養といわれる代表的な哲学、心理学、文学、歴史学などの書籍などにも親しみ
触れることが必要。
◎復習:
毎回のように数時間を必要とする復習への宿題、次回の講義への準備となる課題が課される。
また教員のオフィスアワーを積極的に利用することにより、自己啓発へのヒントや刺激を得ることも推奨される。
使用テキスト
適宜、教員が教材をシラバスの進行に合わせて準備する。
参考書、その他教材
授業ごとに課題に関連する教材・資料を配布または副読本等を提示する。
成績評価方法・基準
定期試験・レポートなど50%、授業への参加意識、態度、(質問、発言、グループ議論や授業時に適宜行う小テストの結果や提出物の内容な
ど50%。散漫な学習態度(頻繁な私語等)は減点の対象となる。総合的に勘案して最終の成績評価をする。
(詳細はオリエンテーションや授業の中で説明する。)
授業の形式・計画
【第1回】
ガイダンス(授業のねらい、授業計画、成績評価法、授業上の注意など)
【第2回】
テーマ:高校と大学の違い。大学の価値。
ワーク:ディスカッショングループの組成。 【第3回】
テーマ:サークルやアルバイト、短期留学から何を学ぶか?
【第4回】
テーマ:大学生活で何を目標にするのか?
ワーク:グループでの共通課題の選定
【第5回】
テーマ:自己啓発につながる人間関係とは? 【第6回】
テーマ:コミュニケーションの基本とは?
【第7回】
テーマ:コミュニケーションの実践技法とは?
【第8回】
テーマ:より良い人間関係構築へのスキルとは?(理論編)
【第9回】
テーマ:より良い人間関係構築へのスキルとは?(事例学習)
ワーク:グループでの共通課題の消化の中間確認
【第10回】
テーマ:資格を取ろう! 資格取得とその意味。
【第11回】
テーマ:資格を取ろう! ケーススタディ(事例からの学習)
ワーク:グループでの共通課題の発表への準備作業 Ⅰ
【第12回】
テーマ:よい習慣と悪い習慣とは? Ⅰ
ワーク:グループでの共通課題の発表への準備作業 Ⅱ
【第13回】
テーマ:グループ発表 1回目
ワーク:グループでの共通課題の発表への講評 Ⅰ
【第14回】
テーマ:グループ発表 2回目
4 ページ
2015シラバス
現代ライフ学部 レジャービジネス学科
ワーク:グループでの共通課題の発表への講評 Ⅱ
【第15回】
まとめと振り返り。自己啓発と夏休みの過ごし方。
※ 講義の内容や順番は、副教材でのトピックや話題となる時事トピックなどのタイミングに沿って変更されることがある。変更の際は講義でつ
ど指示を行う。
※ 当講座ではグループディスカッションや発表の機会が多く含まれていますが、そのようなコミュニケーションに苦手意識のある学生や緊張
しやすい学生には、教育的配慮をしますし、歓迎もしています。個別指導やオフィスアワーでの個別での指導も適宜行っていきますので、気軽
に担当教員に問い合わせをしてください。
5 ページ
2015シラバス
現代ライフ学部 レジャービジネス学科
自己啓発
self-development
渡部 卓
選択
2
単位
1
年 前期
授業のねらい及び到達目標
自己啓発とは自分自身の潜在的な能力や強みを再発見し、勉学やスポーツ、趣味、生活、健康などでの充実感や生きがい感、幸福感を
引き出していくことである。
学生の皆さんは大学生活を通じて、自分の潜在的な能力を伸ばし、意識を高め、新たな技能,知識、経験を自ら進んで習得したいと思っ
ているはずである。そのような学生に、学生時代に何を目標にしていくか、その卒業後を含めて、その目標実現に近づくためにはどのような具
体的な学習や生活、習慣を身に着けることが必要であろうか。
実学の内容に即しつつ、自己啓発に必須となる実践的な基礎知識と技能、習慣の理解と習得を本講座の到達目標としている。
学習内容
本講座では以下の内容を学習していく。
学習内容
大学で何を学ぶのか?何を目標にするのか?何を生きがいにしていくのか? 等のテーマに沿って、自己の意識や希望、夢、生きがいなど
の自分の心理面も探りつつ、そのために必要な知識、実現への技能や習慣、意識付けを学ぶ内容である。
具体的には学生生活での勉学、人間関係、スポーツ、趣味、健康などについての身近なトピックを取り上げながら、事例学習やグループディ
スカッションを取り入れて学習をしていく。
授業内容のレベル、関連科目
心理学、哲学、文学などの一般教養に関連する科目にも関連づけながら講義を行うが、現実でのケーススタディ(事例学習)や実在の人物の
生き様など、ごく身近なテーマをヒントにしていく。ただし、グループディスカッションの機会が多いので、授業への能動的、自発的な参加態度や
言動、発言、質疑応答への前向きな意識が期待される。講義中の学習態度が散漫になったり、グループ参加が著しく低下している学生には個
別指導と補習レポートを行い、自己啓発への更なる意識の補完を行っていく。
授業外学習(予習・復習)
◎予習:
シラバスの授業計画や教員からの指示をよく確認すること。日頃から新聞を良く読み、報道特集番組などを見たり、学友たちと議論したり、情
報交換をする習慣を身につけることが期待される。また一般教養といわれる代表的な哲学、心理学、文学、歴史学などの書籍などにも親しみ
触れることが必要。
◎復習:
毎回のように数時間を必要とする復習への宿題、次回の講義への準備となる課題が課される。
また教員のオフィスアワーを積極的に利用することにより、自己啓発へのヒントや刺激を得ることも推奨される。
使用テキスト
適宜、教員が教材をシラバスの進行に合わせて準備する。
参考書、その他教材
授業ごとに課題に関連する教材・資料を配布または副読本等を提示する。変更の際は講義でつど指示を行う。
成績評価方法・基準
定期試験・レポートなど50%、授業への参加意識、態度、(質問、発言、グループ議論や授業時に適宜行う小テストの結果や提出物の内容な
ど50%。散漫な学習態度は減点の対象となる。総合的に勘案して最終の成績評価をする。
(詳細はオリエンテーションや授業の中で説明する。)
授業の形式・計画
【第1回】
ガイダンス(授業のねらい、授業計画、成績評価法、授業上の注意など)
【第2回】
テーマ:高校と大学の違い。大学の価値。
ワーク:ディスカッショングループの組成。 【第3回】
テーマ:サークルやアルバイト、短期留学から何を学ぶか?
【第4回】
テーマ:大学生活で何を目標にするのか?
ワーク:グループでの共通課題の選定
【第5回】
テーマ:自己啓発につながる人間関係とは? 【第6回】
テーマ:コミュニケーションの基本とは?
【第7回】
テーマ:コミュニケーションの実践技法とは?
【第8回】
テーマ:より良い人間関係構築へのスキルとは?(理論編)
【第9回】
テーマ:より良い人間関係構築へのスキルとは?(事例学習)
ワーク:グループでの共通課題の消化の中間確認
【第10回】
テーマ:資格を取ろう! 資格取得とその意味。
【第11回】
テーマ:資格を取ろう! ケーススタディ(事例からの学習)
ワーク:グループでの共通課題の発表への準備作業 Ⅰ
【第12回】
テーマ:よい習慣と悪い習慣とは? Ⅰ
ワーク:グループでの共通課題の発表への準備作業 Ⅱ
【第13回】
テーマ:グループ発表 1回目
ワーク:グループでの共通課題の発表への講評 Ⅰ
【第14回】
テーマ:グループ発表 2回目
6 ページ
2015シラバス
現代ライフ学部 レジャービジネス学科
ワーク:グループでの共通課題の発表への講評 Ⅱ
【第15回】
まとめと振り返り。自己啓発と夏休みの過ごし方。
※ 講義の内容や順番は、副教材でのトピックや話題となる時事トピックなどのタイミングに沿って変更されることがある。
※ 当講座ではグループディスカッションや発表の機会が多く含まれていますが、そのようなコミュニケーションに苦手意識のある学生や緊張
しやすい学生には、教育的配慮をしますし、歓迎もしています。個別指導やオフィスアワーでの個別での指導も適宜行っていきますので、気軽
に担当教員に問い合わせをしてください。
7 ページ
2015シラバス
現代ライフ学部 レジャービジネス学科
命とこころ
Life and Mind
江黒 忠彦
選択
2
単位
1
年 後期
授業のねらい及び到達目標
命とこころは我々にとって最も身近なものであるが、それが何であるかと問われると最も不可解なものである。しかし、命は軽視されてはなら
ず,こころは喪失されてはならない。ならば、もう一度翻って、これらが何を意味するかを探るのは十分意味があるであろう。命とこころという迷
宮世界の中でどのような意味に出会えるのか、諸君とともに探索してみよう。
学習内容
命とこころはどのように考えられてきたかを、インド、西洋、中国、日本における考え方を探りながら、命とこころにかかわる今日的把握とその
学習内容
あるべき姿を解明する。
授業内容のレベル、関連科目
<レベル> 一般教養に相当する科目
<関連科目> 哲学、倫理学、宗教学、心理学、生物学、医学、文学 等
授業外学習(予習・復習)
予習:教科書・参考書の次回講義に該当する単元を読み、理解を深める。
復習:講義内容を振り返り、レジュメシートを作成する。
使用テキスト
教科書:『哲学入門以前』川原栄峰 南窓社
参考書、その他教材
参考書:『“生命”の倫理』中村元 春秋社 『心と生命-ダライ・ラマとの対話』 青土社 『生命とは何か』金子邦彦 東大出版会 『心の科学は
可能か』土屋俊 東大出版会
成績評価方法・基準
定期試験70%、レジュメ・レポート・勉学状況30%で総合評価する。
授業の形式・計画
【第1回】
「命とこころ」の問題圏
【第2回】
生命(命)の概念について
【第3回】
インドの生命観(古代)
プラーナ、アス、アートマン
【第4回】
中国の生命観(古代)
気、陰陽五行説
【第5回】
西洋の生命観(古代)
プシュケー、エンテレケイア、ソーマ
【第6回】
西洋の生命観(中世、近代)
プシュケー的生命観の優位、デカルトの物心二元論、「心の座」問題
【第7回】
西洋の生命観(20世紀前半)
進化論、哲学的生命観、遺伝学
【第8回】
現代の生命観
主体的生命観、生命科学、生命倫理
【第9回】
8 ページ
2015シラバス
現代ライフ学部 レジャービジネス学科
こころの概念
心、情、意の側面
【第10回】
中国の心論
心学、新儒教
【第11回】
日本のこころ論
清明心、無心、理、神
【第12回】
現代の科学的心論・・・認知科学
人工知能、「心の科学」
【第13回】
自己と心
【第14回】
こころと命
【第15回】
まとめ
9 ページ
2015シラバス
現代ライフ学部 レジャービジネス学科
人間社会と法
Law in Society
萩原 俊介
選択
2
単位
1
年 前期
授業のねらい及び到達目標
法律学というと、「身近ではないし、なんだかつまらなそう。」と思っている人も多い。しかし、人は日常生活においてさまざまな法律に接してお
り、また意識することなく頻繁に使っている。
この授業では、学生が日常生活を送る上で必要または有益な法律上のテーマについて、正確な理解を得ることを目的とする。
また、テレビ・新聞などで報道される法律上の問題点についても、興味をもって考えられることを、授業の到達目標とする。
学習内容
まず、大学生が生活を送る上で直接関係するテーマを、1大学の授業・課外活動、2暮らしと住まい、3アルバイト・社会生活に分けて取り上
学習内容
げる。
次に、一般市民として知っておくべきテーマを、1情報とインターネット、2道路交通関係に分けて取り上げる。
さらに、今や国民の義務となった裁判員制度についても、適宜、取り上げることにしたい。
授業内容のレベル、関連科目
レベル;受講に先立って特に学んでおくべき科目はない。
関連科目;「日本国憲法」などの法学科目
授業外学習(予習・復習)
予習として、教科書該当部分を読んでくること
復習として、授業の要点をノートにまとめること。
使用テキスト
テキスト;信州大学法学科編「大学生が出会う法律問題」(創成社)
受講にあたっては、簡便な六法を所持・参照するものとする。
参考書、その他教材
小型六法
成績評価方法・基準
定期試験と平常点(レポート、質問に対する解答など)から総合的に評価する。
授業の形式・計画
第1回
オリエンテーション;授業の目的と内容、授業の進め方・受け方の説明
第2回
大学における講義の意義
第3回
学校事故・スポーツ事故と損害賠償
第4回
アパート・マンションの賃借契約
第5回
家電用品の購入と消費者契約法
第6回
悪徳商法の手口と消費者保護
第7回
犯罪被害の予防と対策
第8回
学生アルバイトと労働法
第9回
学生生活と障害者福祉・医療
第10回
10 ページ
2015シラバス
現代ライフ学部 レジャービジネス学科
インターネット上の権利侵害
第11回
インターネットと刑事法
第12回
情報公開と個人情報保護
第13回
自動車事故と行政法
第14回
交通事故と刑事責任・損害賠償
第15回
総まとめ
11 ページ
2015シラバス
現代ライフ学部 レジャービジネス学科
生活と倫理/生活倫理
Life and Ethics
江黒 忠彦
選択
2
単位
1
年 後期
授業のねらい及び到達目標
人間は否応なく死に至るまで、母子、家族、地域、社会、国家など,なんらかの人間集団で生活を営む。人間は文字通り共存的存在であるか
ら、人間集団にはマナー、習俗、習慣、法、道徳といった,倫理として一括される生活上の行動規範が生まれてくる。本授業では人間生活の中
でどのような普遍的な倫理が主張されてきたかを代表的な倫理思想にたどり、現代生活における倫理的問題へのアプローチの一助としたい。
学習内容
人間、生活、倫理といった概念を再検討し、「人間の生活」をめぐって主張された古今の主な倫理思想を検討し、普遍的な倫理とされるものを
学習内容
探り、さらに現代生活の倫理的諸問題を解明する。
授業内容のレベル、関連科目
<レベル> 一般教養的な性格を負う。
<関連科目> 哲学、倫理学、社会学、政治学、経済学、法律学、生命倫理(バイオエシックス)
授業外学習(予習・復習)
予習:教科書・参考書の次回講義に該当する単元を読み、理解を深める。
復習:講義内容を振り返り、レジュメシートを作成する。
使用テキスト
教科書:『哲学入門以前』川原栄峰 南窓社
参考書、その他教材
参考書:『人間存在と問い』リヒァルト・ヴィッサー 加藤・中島編訳 南窓社
『よく生きる』岩田靖夫 チクマ新書 等
成績評価方法・基準
定期試験70%、レジュメ・レポート・勉学状況30%で総合評価する。
授業の形式・計画
【第1回】
人間、生活、倫理、これらの概念の考察と、よく生きることへの、学びと自己形成の意義
【第2回】
人間と自然・・・ソクラテス以前の哲学
【第3回】
人間生活と自己
無知の自覚と良心の覚醒・・・・ソクラテス
【第4回】
人間生活と国家
人間の理想と哲人国家・・・・プラトン
【第5回】
人間生活と社会Ⅰ
自己実現と幸福・・・アリストテレス
【第6回】
人間生活と社会Ⅱ
人間存在の根拠としての仁・・・孔子と儒学
【第7回】
自己と他者
神の愛と隣人愛・・・・イエス
【第8回】
個人と社会Ⅰ
権利としての国家社会・・・ホッブス、ロック
12 ページ
2015シラバス
現代ライフ学部 レジャービジネス学科
【第9回】
個人と社会Ⅱ
一般意思(民意)としての国家社会・・・ルソー
【第10回】
人格と国家
人格と目的の王国・・・カント
【第11回】
人間と世界
ニヒリズムと生活世界・・・・ニーチェ、ハイデガー
【第12回】
現代生活と倫理Ⅰ・・・バイオエシックス
生命の尊厳、自己決定権、インフォームド・コンセント
【第13回】
現代生活と倫理Ⅱ・・・ビジネス・エシックス
Plan-Do-See、ステイクホルダー、補完性、公共的意思決定
【第14回】
現代生活と倫理Ⅲ・・・ジェンダー・エシックス
性差、男女共同参画社会
【第15回】
まとめ
13 ページ
2015シラバス
現代ライフ学部 レジャービジネス学科
福祉と法
Welfare and Law
杉田 秀一
選択
2
単位
2
年 後期
授業のねらい及び到達目標
20世紀にはいると、福祉国家が多くの国の理想となりました。しかし20世紀末、社会主義体制は崩壊し、市場経済を基本としてきた国の政府も
多かれ少なかれ財政難に悩むことになります。現在、福祉制度をいかに再構築するか、が日本を含む先進諸国共通の差し迫った最重要課題
となっているといえましょう。このような現状を踏まえ、福祉という問題領域から、法と国家の役割を考えることがこの授業のねらいです。社会
の一員=公民としての基礎的な教養を身につけること、公共的な重要問題について、その核心を捉え、自分で考え、また他人と議論して、そ
れぞれの立場から社会の発展に積極的に参加できるようになることが到達目標です。
学習内容
現行の福祉制度を概観し、法哲学・政治哲学の代表的な議論をベースにして問題を考えていきます。講義形式で行いますが、適宜議論をまじ
学習内容
えていきます。
授業内容のレベル、関連科目
必要な先修科目はありませんが、問題への高い関心と自分で物事を考える意欲が求められます。日本国憲法、経済学などが関連科目です。
また社会保障論、公的扶助論、社会福祉総論Ⅰ、社会福祉論Ⅱなどを履修しておくと、より深く理解できるでしょう。
授業外学習(予習・復習)
適宜、小レポートを課します。そのほか授業時に行った小テストの事項については必ず復習すること。
使用テキスト
『平成24年度版厚生労働白書 -社会保障を考える-』厚生労働省、2012年(厚生労働省のホームページで閲覧可能)。そのほかは後日指定
します。
参考書、その他教材
本沢巳代子他編『トピック社会保障法』(最新版)森村進『自由はどこまで可能か=リバタリアニズム入門』 (講談社現代新書) 。そのほか主要
な資料は印刷また電子媒体で配布します。
成績評価方法・基準
定期試験の成績を60%程度、授業時の発言・レポートの結果等を40%程度の割合として総合的に考慮します。
授業の形式・計画
第1回 イントロダクション―福祉の現在、法の現在、学習の仕方
第2回 福祉・法・国家とは―基本概念の概観
第3回 福祉の原型と系譜―相互扶助・宗教的慈善・政治的救済
第4回 国家と社会的正義―夜警国家から福祉国家の成立、その危機
第5回 日本国憲法における福祉制度 その1 概観
第6回 〃 その2 医療保険
第7回 〃 その3 介護保険・生活保護等
第8回 〃 その4 年金保険・雇用保険等
第9回 功利主義―最大多数の最大幸福(根強い影響力をもつ正義観)
第10回 価値相対主義(正義論への懐疑)―「客観的な」正しさはあるのか?
第11回 リベラリズム―ロールズの現代社会契約論(政治哲学を復興させた現代の古典から考える)
第12回 リバタリアニズム―所得再分配は許されるか?(個の権原からのロールズ批判)
14 ページ
2015シラバス
現代ライフ学部 レジャービジネス学科
第13回 共同体論―人は孤立して存在するにあらず(共同体からのロールズ批判)
第14回 「新しい公共」論の潮流
第15回 総まとめ―法と国家の役割とは?あるべき福祉とは?
※受講者の学習の進度等状況により順番や内容を変更することがあります。
15 ページ
2015シラバス
現代ライフ学部 レジャービジネス学科
福祉と法
Welfare and Law
吉川 彰宏
選択
2
単位
2
年 後期
授業のねらい及び到達目標
かつて、イギリスが社会福祉政策で掲げた「ゆりかごから墓場まで」というスローガンは、社会福祉が生涯にわたって人々の生活の安定を支え
る基盤であることを示している。しかしながら、社会福祉制度は、様々な法律が多岐にわたって入り組んでいるため、その全容を理解すること
は容易ではない。
本講義では、社会福祉を形成する様々な制度を、分り易くするために、人生全般にかかわる制度、人生のそれぞれのライフステージに応じて
必要になる制度に区分し、時系列的に取り上げ、具体的事例も紹介しながら、社会福祉制度がいかに我々の生活と密接につながっているか
を学ぶことを主眼とする。
学習内容
ライフステージ全般に関わる法制度、ライフステージの前期・中期・後期のそれぞれに関わる法制度について、それらの概要説明を中心に授
学習内容
業を進め、そのなかで、現代社会で問題となっている具体的事例なども紹介する。
また、必要に応じて、適宜、「小レポート」を課す。
授業内容のレベル、関連科目
社会福祉を形成する様々な法制度の基礎的な理解を狙いとした「入門レベル」の授業である。授業の準備としては、「医療」、「年金」、「介
護」、「子育て」などに関する新聞、テレビ等の報道に問題意識を持つことが望ましい。
授業外学習(予習・復習)
予習としては、次回の講義で取り扱う内容を示すので、事前に理解を深めておくことが望ましい。
復習としては、授業の内容をノートでまとめておくこと。
使用テキスト
不要。毎回の授業でレジュメを配付し、それに沿って授業を行う。
参考書、その他教材
弘文堂 Next教科書シリーズ『社会保障』 神尾真知子 古橋エツ子 著
有斐閣 別冊ジュリスト 社会保障判例百選 成績評価方法・基準
定期試験と平常点(小レポートと授業態度等)から総合的に評価する。
授業の形式・計画
第1回 オリエンテーション:授業の目的と内容、授業の留意点 「福祉の共通項」
第2回 人生全般にかかわる法制度 その1「医療制度」
第3回 その2「障害者福祉制度」
第4回 その3「貧困対策・生活保護と自立支援」
第5回 その4「保健・公衆衛生の法制度」
第6回 人生の前期を支える法制度 その1「妊娠・出産等に関する法制度」
第7回 その2「子育て支援に関する法制度」
第8回 その3「児童虐待防止に関する法制度」
第9回 人生の中盤を支える法制度 その1「雇用の保障に関する法制度」
第10回 その2「労災補償と労働環境に関する法制度」
第11回 人生の後期を支える法制度 その1「高齢者の雇用と生きがい対策」
第12回 その2「年金制度」
第13回 その3「高齢者の医療と介護」
第14回 その4「高齢者の権利擁護・資産の運用管理」
第15回 社会保障制度の現状と課題 まとめ
16 ページ
2015シラバス
現代ライフ学部 レジャービジネス学科
仕事と法律
Work and Law
松浦 哲哉
選択
2
単位
1
年 前期
授業のねらい及び到達目標
社会において価値観の多様化、規制緩和の進展するなか、仕事の実際では法律の果たすべき役割が非常に大きくなっています。普段あま
り意識されていなくても、トラブルが発生した場合や会社に損害が発生した場合に、そのことが大きな問題となります。これから企業に就職す
る学生においても、ビジネスにおいて通常必要とされる法律については、基礎的な知識は身につけておくべきといえます。この授業において
は、大学生が出会うであろう法律問題を具体的に紹介しながら、企業活動の主要な分野に必要な法律的な知識をその考え方とともに紹介し
ていきます。また、行政書士試験などの国家試験の法令科目合格のための入門編ともなります。
学習内容
テキスト及びレジュメを基に説明します。単元のまとまりの中で3回の簡単な小テストを実施します。
学習内容
授業内容のレベル、関連科目
法律についての入門レベルです。行政書士試験受験のためには、前期では「法学概論」「民法・商法」、後期では「日本国憲法」「行政法」科
目をとることをお薦めします。
授業外学習(予習・復習)
事前学習:次回の講義で取り扱うテキストを事前に読み、理解を深めておくこと。
事後学習:事業で示されたキーワードについて、他人に説明できるようにすること。
使用テキスト
創成社発行「大学生が出会う法律問題(第3版)」をテキストとして使用します。その他講師作成レジュメを使用します。
参考書、その他教材
成績評価方法・基準
定期試験の成績 65% 授業内試験(3回) 5%×3 平常点 20%とし、総合して評価します。
授業の形式・計画
【第1回】オリエンテーション
:授業の目的と内容、授業の進め方・受け方、使用テキストについて説明します。
【第2回】学校事故・スポーツ事故と損害賠償
:事故が起きたときの補償の問題を学習します。
【第3回】アパート・マンションの賃貸借契約
:アパート・マンションを借りるときの注意点について学習します。
【第4回】地域住民としての行政との関わり
:住所、各種行政への届出、住民基本台帳ネットワークなどについて学習します。
【第5回】家庭用電化製品の購入と消費者契約法
:商品が期待通りのものでなかった場合、必要とされる商品についての説明、クレジットカードなどについて学習します。
【第6回】悪徳商法の手口と消費者保護
:消費者を保護するための特別法律制度、「悪徳商法」とは何か、「悪徳商法」の被害に遭わないためにどうすればよいかなどについて学習し
ます。
【第7回】犯罪被害の予防と対策(刑事法)
:犯罪の被害に遭わないようにするためどうすればよいか、もし犯罪被害に遭った時はどうすればよいかなどについて学習します。
【第8回】学生アルバイト・フリーターと労働法
:学生アルバイトに労働法が適用されるか、解雇された場合、アルバイト中のけがなどの補償について学習します。
【第9回】大学生と社会保障制度 違法薬物(ドラッグ)
:公的年金・公的医療保険のしくみ、違法薬物の弊害などについて学習します。
【第10回】インターネット上の権利侵害
:インターネット上の権利侵害の可能性、被害の回復などの問題について学習します。
【第11回】インターネットと刑事法
:サイバー犯罪、インターネット上の詐欺、不正アクセスへの対処などについて学習します。
【第12回】道路交通関係
:自動車運転と行政法、交通事故と刑事責任、交通事故と損害賠償などについて学習します。
17 ページ
2015シラバス
現代ライフ学部 レジャービジネス学科
【第13回】売買契約・賃貸借契約
:契約書の作成の基本的ルールについて学習します。
【第14回】ビジネスに関連する会社法
:会社法について学習します。
【第15回】全体のまとめ
:仕事の流れと法律の関係について学習します。
講義の進捗状況、最近の事例の反映により、講義内容等変更されることがあります。
18 ページ
2015シラバス
現代ライフ学部 レジャービジネス学科
雇用と法律
Labor Law
萩原 俊介
選択
2
単位
1
年 後期
授業のねらい及び到達目標
本講義では、労働法の基本理念、基礎概念、法規制の基本的内容について理解することを、目的とする。
学生諸君は、将来社会人となれば、好むと好まざるにかかわらず、労働関係問題に直面することになるから、これらの諸問題を適切・妥当に
解決できるような知識を身につけるとともに、生起する諸問題に対応できるような実務的感覚も滋養することにしたい。
また、労働問題は、最近の経済状況、雇用環境の影響も強く受けることに鑑み、適宜このような背景事情についても説明していきたい。
学習内容
個別労働契約関係問題を中心に具体的な労働問題を取り上げながら、特に労働基準法と労働契約法の理解を深めることを目的とする。
学習内容
労働法における個別的労働関係を中心にして授業を進めるものであるから、学生諸君が社会人として将来、労働契約関係に入る際、さらに
アルバイトにおける雇用関係について適切に判断できることになると考える。
授業内容のレベル、関連科目
受講に先だって、特に学んでおくべき科目はない。
関連科目:「人間社会と法」「法学」など法学科目
授業の準備としては、雇用に関する新聞・テレビなどの報道に問題意識をもって接することが望まれる。
授業外学習(予習・復習)
予習として教科書の該当部分を読んでくること
復習として、授業の内容をノートにまとめること
使用テキスト
テキスト:浜村彰・唐津博・青野覚・奥田香子「ベーシック労働法(第3版)」(有斐閣アルマ)
参考書、その他教材
参考文献:角田邦重・山田省三「労働法解体新書」(法律文化社)
成績評価方法・基準
定期試験と平常点(レポート・授業態度)から総合的に評価する。
授業の形式・計画
第1回
ガイダンス:授業の目的と内容、授業の進め方・受け方の説明
第2回
労働法の概説
第3回
労働条件決定の仕組み
第4回
就職時の諸問題
第5回
働き方のルール
第6回
賃金
第7回
労働時間
第8回
休み方のルール
第9回
労働災害の予防と補償の仕組み
第10回
離職時の諸問題
第11回
職場における男女の平等
19 ページ
2015シラバス
現代ライフ学部 レジャービジネス学科
第12回
いろいろな働き方
第13回
労使自治と労働者代表制
第14回
労使トラブルを解決する仕組み
第15回
総まとめ
20 ページ
2015シラバス
現代ライフ学部 レジャービジネス学科
くらしの科学/生活科学
Science of Life
泉 孝明
選択
2
単位
2
年 後期
授業のねらい及び到達目標
私たちの身近な家庭での生活をみてみますと、利便性をどんどん追求していくことで様々な電化製品や自家用車が増え、大量のエネルギー
を消費しています。2011年の原発事故以降はエネルギーの大半を天然ガスや石油、石炭等の化石燃料を燃焼させる事によって得ています
が、これに伴って大気中にCO2(二酸化炭素)が排出されています。化石エネルギーの大量消費でCO2濃度が上昇し、温室効果により地球の
温暖化が進んでいると言われています。
「くらしの科学/生活科学」では温暖化を少しでも抑え、限りある資源をムダ使いせず有効に使えるよう、家庭でできる省エネルギーや再生可
能エネルギー(太陽光、風力、地熱等)について学んでいきます。
学習内容
家庭で使うエアコン、テレビ、冷蔵庫などの電化製品のかしこい省エネルギーを考えて行きます。また家庭でできる発電設備として最近話題
学習内容
の太陽光発電や燃料電池についても理解を深め、合わせてその他の再生可能エネルギーについても学んでいきます。
授業内容のレベル、関連科目
家庭でできる省エネルギーや再生可能エネルギー(太陽光、風力、地熱等)についてやさしく解説していきます。さらに既存の水力発電、火
力発電、原子力発電についても理解を深めます。
授業外学習(予習・復習)
(予習)次回の授業計画を確認し、参考図書で該当部分の概略を読んでおいて下さい。 (復習)授業中に配布したプリントをもう一度見て考え、学習内容を再確認して下さい。 使用テキスト
特にありません。
必要に応じて資料を配布します。
参考書、その他教材
参考図書:「家庭の省エネ大事典」(財団法人省エネルギーセンター)
「省エネの本」山川文子(日刊工業新聞社) 成績評価方法・基準
定期試験50%、平常点(毎授業行うミニレポート)50%とし、総合して評価します。
授業の形式・計画
第1回 オリエンテーション
(授業の目的と内容、授業の進め方、評価方法等)
第2回 地球温暖化とCO2排出量
第3回 家庭での省エネルギーⅠ(エアコン、照明器具、冷蔵庫、他)
第4回 家庭での省エネルギーⅡ(洗濯機、温水洗浄便座、自動車、他)
第5回 家庭での省エネルギーⅢ(電子レンジ、電気ポット、風呂給湯器、他)
第6回 住宅(建物)の省エネルギー
第7回 家庭でのエネルギー使用量(電力、ガス、水道)とその使用金額、並びに
CO2排出量
第8回 家庭での太陽光発電導入による節電効果と売電効果
第9回 再生可能エネルギーⅠ(太陽光発電、風力発電)
第10回 再生可能エネルギーⅡ(地熱、海洋発電)
第11回 再生可能エネルギーⅢ(バイオマス、ごみ発電)
第12回 クリーンエネルギー自動車(電気自動車、燃料電池自動車等)
第13回 既存の発電設備Ⅰ(水力、火力、原子力)
第14回 既存の発電設備Ⅱ(水力、火力、原子力)
21 ページ
2015シラバス
現代ライフ学部 レジャービジネス学科
第15回 まとめ
22 ページ
2015シラバス
現代ライフ学部 レジャービジネス学科
健康とスポーツ
Health and Sports
佐藤 和
選択
2
単位
1
年 後期
授業のねらい及び到達目標
充実した学生生活をおくる為には、心身の健康状態が良好でなければなりません。そこで「健康とスポーツ」では、健康と体力について「運動・
栄養・休養」の観点から科学的根拠に基づいて解説します。
また、本講義では運動・スポーツの生理学的基礎理論の理解を踏まえ、生涯にわたり運動・スポーツを取り入れた生活が、健康の保持・増進
に重要であるかを理解することを目指します。さらに、日常生活において自発的かつ積極的な運動・スポーツ実践に発展させていくことを目標
とします。
学習内容
運動やスポーツが心身の健康に与える影響について理解する事からはじまり、健康および体力の維持・向上を目的とした有酸素運動や筋力
学習内容
トレーニングの実践方法まで解説します。
授業内容のレベル、関連科目
「健康とスポーツ」では、運動・スポーツの生理学的基礎理論の理解を踏まえ、日常生活において自発的かつ積極的な運動・スポーツ実践に
発展させていくことを目標とする実用的な内容を目指します。
授業外学習(予習・復習)
事前学習:各回の授業終了時に示される、次回講義のキーワードについて調べる。
事後学習:各回の授業で興味を持った内容について、参考図書などを用いオリジナルの授業ノートを作成する。
使用テキスト
原則としてプリントを配布します。
参考書、その他教材
脳を鍛えるには運動しかないー最新科学でわかった脳細胞の増やし方ー John J. Ratey and Eric Hagerman(著) 野中香方子(翻訳) 日本
放送出版協会
究極のトレーニングー最新スポーツ生理学と効率的カラダづくりー 石井直方 講談社
成績評価方法・基準
定期試験60%、授業内での小テストおよびレポート課題などの平常点40%
授業の形式・計画
第1回 ガイダンス(本講義の目的と内容、本講義の進め方、テキストに関する説明、本講義における成績評価など)
第2回 健康を考える
第3回 健康と栄養を考える‐自分の食生活を見直そう‐①
第4回 健康と栄養を考える‐自分の食生活を見直そう‐②
第5回 ダイエットと運動-間違いの無いダイエット-
第6回 有酸素運動を理解する
第7回 レジスタンストレーニングを理解する
第8回 自分の身体を理解してボディデザインメニューを考えよう
第9回 中間のまとめ
第10回 身体と心をコントロールする脳
第11回 「自らやる運動」と「他人にやらされる運動」
第12回 運動で学習効率を上げる
第13回 運動で心のコンディショニング
第14回 発育発達と脳
第15回 まとめ
*授業内容は、受講者数や受講者の興味関心、理解度などに応じて変更することがあります。
23 ページ
2015シラバス
現代ライフ学部 レジャービジネス学科
生物学
Biology
大貫 麻美
選択
2
単位
1
年 前期
授業のねらい及び到達目標
授業のねらい:生物学に興味・関心を持ち、生物の基本単位である細胞や大きな特徴である生命の連続性などについて理解を深め、生命に
関する諸課題について考察することをねらいとしている。
到達目標:生物学の発展を支えてきた複数の研究について、その歴史や研究成果に関する理解を深めることにより、生物学に関する基本的
な知識を修得し、その知識・理解を基に生命に関する諸課題について考察できるようになることを到達目標としている。
学習内容
テキスト、映像資料等を基に、生命の構造と機能、生物の多様性と共通性、生命の連続性など生物学に関する基本的な内容を包括的に取
学習内容
り扱う。とくに、生物學の根幹である細胞に関する内容と遺伝に関する内容を重点的に扱う。
授業内容のレベル、関連科目
高等学校で生物に関する科目を履修していない学生を主な対象として、生物学に関する基本的な内容を包括的に取り扱う。毎回の授業で、
講義内容に関連して考察を深める課題が提示される。課題は当日の授業内容に即して出題されるため、授業を遅刻早退することのないよう
留意すること。
関連科目:動物発生学,動物生態学、人間とバイオサイエンス
授業外学習(予習・復習)
初回(ガイダンス)の予習として、本シラバスを熟読し、授業のねらい等をよく理解するとともに、テキストを準備して目次に目を通しておくこと。
2回目以降に行うべき復習・予習の詳細については、毎回、前時の終了時に告知する。毎回の内容に関し、テキスト及びノートの再読や講義
内に紹介した関連文献の熟読等を通して理解を深め、以降の学びに繋げることなどがある。
使用テキスト
和田勝:基礎から学ぶ生物学・細胞生物学 第2版(羊土社, 2011)
数研出版編集部・鈴木孝仁(編):新課程視覚でとらえるフォトサイエンス生物図録(数研出版,2012)
参考書、その他教材
毎回の講義内で紹介する。
成績評価方法・基準
毎回の講義内で提出する課題の内容(30%)と最終試験の成績(70%)を総括して評価する。
授業の形式・計画
【第1回】ガイダンス
講義の進め方と授業の概要を理解する。
【第2回】生物と無生物
「生物」とは何か
【第3回】単細胞生物と多細胞生物
単細胞生物と多細胞生物
【第4回】植物細胞と動物細胞 細胞内小器官と生物の多様性
【第5回】代謝
炭酸同化と窒素同化
呼吸による異化
【第6回】遺伝情報のあるところ
遺伝情報を担う部分に関する研究史
【第7回】遺伝情報の複製
DNAが複製される過程
【第8回】タンパク質の合成
タンパク質が合成される過程
【第9回】遺伝情報の発現
遺伝子の発現が調整される仕組み
【第10回】遺伝子と形質
形質の発現に関する多様な発見
【第11回】遺伝子の連鎖と組み換え
遺伝情報が変化する仕組み
【第12回】生物に関する近年の研究①
主に遺伝学に関する研究について
【第13回】生物に関する近年の研究②
主に生物の進化に関する研究について
【第14回】生物に関する近年の研究③
主に複合領域とされる研究について
24 ページ
2015シラバス
現代ライフ学部 レジャービジネス学科
【第15回】総括
※受講生の状況により,内容等を変更する場合がある。
25 ページ
2015シラバス
現代ライフ学部 レジャービジネス学科
フレッシュセミナーⅠA
Fresh Seminar IA
各担当者
必修
2
単位
1
年 前期
授業のねらい及び到達目標
フレッシュセミナーIは、1年次に配置された大学共通の必修科目です。これに続くのが2年次のフレッシュセミナーIIです。また、3年次以降に
は、フレッシュセミナーI・IIを引き継ぐかたちで、アドバンスセミナーI・IIが配置されています。以下では、これらを総称してセミナーと呼びます。
本学のセミナーは、「建学の精神」に基づく共通の目標をもっています。それは、皆さんが在学中に各自の専門分野の学習に取り組んでいく
とき、また将来社会に出てその知識や技術を生かして活躍していくとき、その学びや実践の土台となり、助けとなるような幅広い教養、知識、
常識、マナーをしっかりと身につけることです。
また、セミナーのクラスは少人数で編成され、担当教員(クラス担任)は、皆さん一人ひとりの個性・適性を考慮しつつ、学業面や生活面、さら
には将来の就職や人生設計についても積極的に助言や指導をおこないます。つまり、セミナーは皆さんの学生生活全般にわたる支援の場、
広い意味でのキャリア教育の場としても機能するのです。このようなサポート体制を、皆さんが卒業するまで維持することも、セミナーの重要な
ねらいとなっています。
学習内容
1年次は、大学生活のスタート時期にあたります。このこともふまえ、フレッシュセミナーIA(前期)・IB(後期)では次のようなことをおこないま
学習内容
す。
1)大学という環境や大学生生活に慣れるための各種の指導。
例:大学での勉強方法、授業の受け方、授業科目の履修方法、学内施設の利用方法。
2)〈読む〉〈書く〉〈聞く〉〈話す〉、そして〈考える〉〈伝える〉といった、コミュニケーションや知的活動の基盤となる能力の養成。
例:漢字の読み書き、感想文執筆、計算練習、スピーチ、ディベート、ディスカッション、プレゼンテーション、グループワーク、ノートテイキン
グ等についての基礎的な訓練。
3)基本的な言葉づかい(敬語)、社会常識、マナーの習得。
4)大学生活をより有意義なものにするための、学生同士や教員学生間の交流の促進。
5)キャリアデザイン(人生設計)の必要性の認識。
例:自分の将来像(職業等)の発表、就職支援室の紹介。
6)「地域に学ぶ」:医療、保健、福祉、教育、防災など、地域社会の課題の中からテーマを選んで学び、地域社会に貢献する。
ただし、これらは学部・学科・コースの特性に応じた種々の課題達成のプロセスや、担当教員の専門知識や能力を生かした授業のなかでお
こなわれる場合もあります。ですから、どの学部・学科・コース・クラスでも同内容というわけではありません。詳細については、新学期のガイダ
ンス時やセミナーの開講時に説明がありますので、その内容をよく聞いてください。
授業内容のレベル、関連科目
各自が与えられた課題に積極的に取り組み、基礎的な教養・知識・技術をしっかりと身につけてもらうのがねらいです。このため、授業内容
が特に高度なレベルになるということはありません。
授業外学習(予習・復習)
担当教員から指示された事前学習(予習)および事後学習(復習)としての課題や宿題をすべて終わらせたうえで授業に臨んでください。
使用テキスト
学部・学科・コースによって異なります。テキストや参考書が指定される場合もあります。また、特定のテキストや参考書を使用せず、必要な
教材がそのつど配布される場合もあります。新学期のガイダンス時に、学科・コースによってはセミナーの開講時に指示がありますので、その
指示に従ってください。
参考書、その他教材
使用テキスト参照。
成績評価方法・基準
皆さんの授業目標への到達度と授業に取り組む姿勢とを基に評価します。原則として平常点で評価しますが、到達度を把握するための試
験、小テスト、レポートなどを実施する場合もあります。新学期のガイダンス時に、学科・コースによってはセミナーの開講時に説明があります
ので、それをよく聞いてください。
授業の形式・計画
学部・学科・コースによって具体的な内容は異なります。新学期のガイダンス時に説明がありますので、その内容をよく聞いてください。なお、
学科・コースによっては、担当教員の専門知識や能力・技能を生かした形式・計画で授業をおこなうことや、自治体を始め、地域社会で実際に
「医療、保健、福祉、教育、防災など」に携わっている方々が、講義する場合もあります。そのような場合には開講時に説明がありますので、そ
の内容をよく聞いてください。
26 ページ
2015シラバス
現代ライフ学部 レジャービジネス学科
フレッシュセミナーⅠB
Fresh Seminar IB
各担当者
必修
2
単位
1
年 後期
授業のねらい及び到達目標
フレッシュセミナーIは、1年次に配置された大学共通の必修科目です。これに続くのが2年次のフレッシュセミナーIIです。また、3年次以降に
は、フレッシュセミナーI・IIを引き継ぐかたちで、アドバンスセミナーI・IIが配置されています。以下では、これらを総称してセミナーと呼びます。
本学のセミナーは、「建学の精神」に基づく共通の目標をもっています。それは、皆さんが在学中に各自の専門分野の学習に取り組んでいく
とき、また将来社会に出てその知識や技術を生かして活躍していくとき、その学びや実践の土台となり、助けとなるような幅広い教養、知識、
常識、マナーをしっかりと身につけることです。
また、セミナーのクラスは少人数で編成され、担当教員(クラス担任)は、皆さん一人ひとりの個性・適性を考慮しつつ、学業面や生活面、さら
には将来の就職や人生設計についても積極的に助言や指導をおこないます。つまり、セミナーは皆さんの学生生活全般にわたる支援の場、
広い意味でのキャリア教育の場としても機能するのです。このようなサポート体制を、皆さんが卒業するまで維持することも、セミナーの重要な
ねらいとなっています。
学習内容
1年次は、大学生活のスタート時期にあたります。このこともふまえ、フレッシュセミナーIA(前期)・IB(後期)では次のようなことをおこないま
学習内容
す。
1)大学という環境や大学生生活に慣れるための各種の指導。
例:大学での勉強方法、授業の受け方、授業科目の履修方法、学内施設の利用方法。
2)〈読む〉〈書く〉〈聞く〉〈話す〉、そして〈考える〉〈伝える〉といった、コミュニケーションや知的活動の基盤となる能力の養成。
例:漢字の読み書き、感想文執筆、計算練習、スピーチ、ディベート、ディスカッション、プレゼンテーション、グループワーク、ノートテイキン
グ等についての基礎的な訓練。
3)基本的な言葉づかい(敬語)、社会常識、マナーの習得。
4)大学生活をより有意義なものにするための、学生同士や教員学生間の交流の促進。
5)キャリアデザイン(人生設計)の必要性の認識。
例:自分の将来像(職業等)の発表、就職支援室の紹介。
6)「地域に学ぶ」:医療、保健、福祉、教育、防災など、地域社会の課題の中からテーマを選んで学び、地域社会に貢献する。
ただし、これらは学部・学科・コースの特性に応じた種々の課題達成のプロセスや、担当教員の専門知識や能力を生かした授業のなかでお
こなわれる場合もあります。ですから、どの学部・学科・コース・クラスでも同内容というわけではありません。詳細については、新学期のガイダ
ンス時やセミナーの開講時に説明がありますので、その内容をよく聞いてください。
授業内容のレベル、関連科目
各自が与えられた課題に積極的に取り組み、基礎的な教養・知識・技術をしっかりと身につけてもらうのがねらいです。このため、授業内容
が特に高度なレベルになるということはありません。
授業外学習(予習・復習)
担当教員から指示された事前学習(予習)および事後学習(復習)としての課題や宿題をすべて終わらせたうえで授業に臨んでください。
使用テキスト
学部・学科・コースによって異なります。テキストや参考書が指定される場合もあります。また、特定のテキストや参考書を使用せず、必要な
教材がそのつど配布される場合もあります。新学期のガイダンス時に、学科・コースによってはセミナーの開講時に指示がありますので、その
指示に従ってください。
参考書、その他教材
使用テキスト参照。
成績評価方法・基準
皆さんの授業目標への到達度と授業に取り組む姿勢とを基に評価します。原則として平常点で評価しますが、到達度を把握するための試
験、小テスト、レポートなどを実施する場合もあります。新学期のガイダンス時に、学科・コースによってはセミナーの開講時に説明があります
ので、それをよく聞いてください。
授業の形式・計画
学部・学科・コースによって具体的な内容は異なります。新学期のガイダンス時に説明がありますので、その内容をよく聞いてください。なお、
学科・コースによっては、担当教員の専門知識や能力・技能を生かした形式・計画で授業をおこなうことや、自治体を始め、地域社会で実際に
「医療、保健、福祉、教育、防災など」に携わっている方々が、講義する場合もあります。そのような場合には開講時に説明がありますので、そ
の内容をよく聞いてください。
27 ページ
2015シラバス
現代ライフ学部 レジャービジネス学科
フレッシュセミナーⅡA
Fresh Seminar IIA
各担当者
必修
2
単位
2
年 前期
授業のねらい及び到達目標
フレッシュセミナーIIは、2年次に配置された大学共通の必修科目です。これは、1年次に配置されているフレッシュセミナーIの内容をふまえ
た授業です。また、3年次以降には、フレッシュセミナーI・IIを引き継ぐかたちで、アドバンスセミナーI・IIが配置されています。以下では、これら
を総称してセミナーと呼びます。
本学のセミナーは、「建学の精神」に基づく共通の目標をもっています。それは、皆さんが在学中に各自の専門分野の学習に取り組んでいく
とき、また将来社会に出てその知識や技術を生かして活躍していくとき、その学びや実践の土台となり、助けとなるような幅広い教養、知識、
常識、マナーをしっかりと身につけることです。
また、セミナーのクラスは少人数で編成され、担当教員(クラス担任)は、皆さん一人ひとりの個性・適性を考慮しつつ、学業面や生活面、さら
には将来の就職や人生設計についても積極的に助言や指導をおこないます。つまり、セミナーは皆さんの学生生活全般にわたる支援の場、
広い意味でのキャリア教育の場としても機能するのです。このようなサポート体制を、皆さんが卒業するまで維持することも、セミナーの重要な
ねらいとなっています。
学習内容
2年次は、大学生活にも慣れてきた皆さんが次第に各自の専門分野の勉学を深めていく時期にあたります。それとともに、キャリア教育の比
学習内容
重も大きくなってきます。このこともふまえ、フレッシュセミナーIIA(前期)・IIB(後期)では次のようなことをおこないます。
1)科目履修状況の確認、勉学方法の再検討。
2)〈読む〉〈書く〉〈聞く〉〈話す〉、そして〈考える〉〈伝える〉といった、コミュニケーションや知的活動の基盤となる能力についてのさらなる強化。
例:小論文執筆、スピーチ、ディベート、ディスカッション、プレゼンテーション等についての本格的な訓練。
3)言葉づかい(敬語)、社会常識、マナーについてのいっそうの習熟。
4)大学生活をより有意義なものにするための、学生同士や教員学生間の交流の促進。
5)自己の現状をふまえた現実的なキャリアデザイン(人生設計)の検討。
例:職業観についての話し合い、希望実現に必要な準備についての確認。
6)「地域に学ぶ」:医療、保健、福祉、教育、防災など、地域社会の課題の中からテーマを選んで学び、地域社会に貢献する。
ただし、これらは学部・学科・コースの特性に応じた種々の課題達成のプロセスや、担当教員の専門知識や能力を生かした授業のなかでお
こなわれる場合もあります。ですから、どの学部・学科・コース・クラスでも同内容というわけではありません。詳細については、新学期のガイダ
ンス時やセミナーの開講時に説明がありますので、その内容をよく聞いてください。
授業内容のレベル、関連科目
各自が与えられた課題に積極的に取り組み、基礎的な教養・知識・技術をしっかりと身につけてもらうのがねらいです。このため、授業内容
が特に高度なレベルになるということはありません。
授業外学習(予習・復習)
担当教員から指示された事前学習(予習)および事後学習(復習)としての課題や宿題をすべて終わらせたうえで授業に臨んでください。
使用テキスト
学部・学科・コースによって異なります。テキストや参考書が指定される場合もあります。また、特定のテキストや参考書を使用せず、必要な
教材がそのつど配布される場合もあります。新学期のガイダンス時に、学科・コースによってはセミナーの開講時に指示がありますので、その
指示に従ってください。
参考書、その他教材
使用テキスト参照。
成績評価方法・基準
皆さんの授業目標への到達度と授業に取り組む姿勢とを基に評価します。原則として平常点で評価しますが、到達度を把握するための試
験、小テスト、レポートなどを実施する場合もあります。新学期のガイダンス時に、学科・コースによってはセミナーの開講時に説明があります
ので、それをよく聞いてください。
授業の形式・計画
学部・学科・コースによって具体的な内容は異なります。新学期のガイダンス時に説明がありますので、その内容をよく聞いてください。なお、
学科・コースによっては、担当教員の専門知識や能力・技能を生かした形式・計画で授業をおこなうことや、自治体を始め、地域社会で実際に
「医療、保健、福祉、教育、防災など」に携わっている方々が、講義する場合もあります。そのような場合には開講時に説明がありますので、そ
の内容をよく聞いてください。
28 ページ
2015シラバス
現代ライフ学部 レジャービジネス学科
フレッシュセミナーⅡB
Fresh Seminar IIB
各担当者
必修
2
単位
2
年 後期
授業のねらい及び到達目標
フレッシュセミナーIIは、2年次に配置された大学共通の必修科目です。これは、1年次に配置されているフレッシュセミナーIの内容をふまえ
た授業です。また、3年次以降には、フレッシュセミナーI・IIを引き継ぐかたちで、アドバンスセミナーI・IIが配置されています。以下では、これら
を総称してセミナーと呼びます。
本学のセミナーは、「建学の精神」に基づく共通の目標をもっています。それは、皆さんが在学中に各自の専門分野の学習に取り組んでいく
とき、また将来社会に出てその知識や技術を生かして活躍していくとき、その学びや実践の土台となり、助けとなるような幅広い教養、知識、
常識、マナーをしっかりと身につけることです。
また、セミナーのクラスは少人数で編成され、担当教員(クラス担任)は、皆さん一人ひとりの個性・適性を考慮しつつ、学業面や生活面、さら
には将来の就職や人生設計についても積極的に助言や指導をおこないます。つまり、セミナーは皆さんの学生生活全般にわたる支援の場、
広い意味でのキャリア教育の場としても機能するのです。このようなサポート体制を、皆さんが卒業するまで維持することも、セミナーの重要な
ねらいとなっています。
学習内容
2年次は、大学生活にも慣れてきた皆さんが次第に各自の専門分野の勉学を深めていく時期にあたります。それとともに、キャリア教育の比
学習内容
重も大きくなってきます。このこともふまえ、フレッシュセミナーIIA(前期)・IIB(後期)では次のようなことをおこないます。
1)科目履修状況の確認、勉学方法の再検討。
2)〈読む〉〈書く〉〈聞く〉〈話す〉、そして〈考える〉〈伝える〉といった、コミュニケーションや知的活動の基盤となる能力についてのさらなる強化。
例:小論文執筆、スピーチ、ディベート、ディスカッション、プレゼンテーション等についての本格的な訓練。
3)言葉づかい(敬語)、社会常識、マナーについてのいっそうの習熟。
4)大学生活をより有意義なものにするための、学生同士や教員学生間の交流の促進。
5)自己の現状をふまえた現実的なキャリアデザイン(人生設計)の検討。
例:職業観についての話し合い、希望実現に必要な準備についての確認。
6)「地域に学ぶ」:医療、保健、福祉、教育、防災など、地域社会の課題の中からテーマを選んで学び、地域社会に貢献する。
ただし、これらは学部・学科・コースの特性に応じた種々の課題達成のプロセスや、担当教員の専門知識や能力を生かした授業のなかでお
こなわれる場合もあります。ですから、どの学部・学科・コース・クラスでも同内容というわけではありません。詳細については、新学期のガイダ
ンス時やセミナーの開講時に説明がありますので、その内容をよく聞いてください。
授業内容のレベル、関連科目
各自が与えられた課題に積極的に取り組み、基礎的な教養・知識・技術をしっかりと身につけてもらうのがねらいです。このため、授業内容
が特に高度なレベルになるということはありません。
授業外学習(予習・復習)
担当教員から指示された事前学習(予習)および事後学習(復習)としての課題や宿題をすべて終わらせたうえで授業に臨んでください。
使用テキスト
学部・学科・コースによって異なります。テキストや参考書が指定される場合もあります。また、特定のテキストや参考書を使用せず、必要な
教材がそのつど配布される場合もあります。新学期のガイダンス時に、学科・コースによってはセミナーの開講時に指示がありますので、その
指示に従ってください。
参考書、その他教材
使用テキスト参照。
成績評価方法・基準
皆さんの授業目標への到達度と授業に取り組む姿勢とを基に評価します。原則として平常点で評価しますが、到達度を把握するための試
験、小テスト、レポートなどを実施する場合もあります。新学期のガイダンス時に、学科・コースによってはセミナーの開講時に説明があります
ので、それをよく聞いてください。
授業の形式・計画
学部・学科・コースによって具体的な内容は異なります。新学期のガイダンス時に説明がありますので、その内容をよく聞いてください。なお、
学科・コースによっては、担当教員の専門知識や能力・技能を生かした形式・計画で授業をおこなうことや、自治体を始め、地域社会で実際に
「医療、保健、福祉、教育、防災など」に携わっている方々が、講義する場合もあります。そのような場合には開講時に説明がありますので、そ
の内容をよく聞いてください。
29 ページ
2015シラバス
現代ライフ学部 レジャービジネス学科
アドバンスセミナーⅠA
Advanced Seminar IA
各担当者
必修
2
単位
3
年 前期
授業のねらい及び到達目標
アドバンスセミナーIは、3年次に配置された大学共通の必修科目です。これは、1・2年次に配置されているフレッシュセミナーI・IIの内容をふ
まえ、さらに発展させた授業です。これに続くのが、4年次に配置されているアドバンスセミナーIIです。以下では、これらを総称してセミナーと
呼びます。
本学のセミナーは、「建学の精神」に基づく共通の目標をもっています。それは、皆さんが在学中に各自の専門分野の学習に取り組んでいく
とき、また将来社会に出てその知識や技術を生かして活躍していくとき、その学びや実践の土台となり、助けとなるような幅広い教養、知識、
常識、マナーをしっかりと身につけることです。
また、セミナーのクラスは少人数で編成され、担当教員(クラス担任)は、皆さん一人ひとりの個性・適性を考慮しつつ、学業面や生活面、さら
には将来の就職や人生設計についても積極的に助言や指導をおこないます。つまり、セミナーは皆さんの学生生活全般にわたる支援の場、
広い意味でのキャリア教育の場としても機能するのです。このようなサポート体制を、皆さんが卒業するまで維持することも、セミナーの重要な
ねらいとなっています。
アドバンスセミナーIでも、上記のセミナーの基本方針に変わりはありませんが、3年次は就職のための具体的な準備・行動を始める時期で
すので、結果としてキャリア教育の側面が強くなってきます。
学習内容
アドバンスセミナーIA(前期)・IB(後期)では次のようなことをおこないます。
学習内容
1)科目履修状況の確認、勉学方法の再検討。
2)〈読む〉〈書く〉〈聞く〉〈話す〉、そして〈考える〉〈伝える〉といった、コミュニケーションや知的活動の基盤となる能力についての、実社会で通
用するレベルへの強化。
例:報告書・手紙文等の作成、スピーチ、ディベート、ディスカッション、プレゼンテーション等についての実践的な訓練。
3)社会人レベルの言葉づかい(敬語)、常識、マナーの習得。
4)大学生活をより有意義なものにするための、学生同士や教員学生間の交流の促進。
※「友達づくり」は、就職情報の交換にも有益です。また、卒業後の職場でも重要な財産となります。
5)キャリアデザインをいっそう具体化するための助言・指導・支援。
①就職に必要な履歴書、エントリーシート等の書き方の指導。
②面接試験対策(「模擬面接」については就職支援室の協力あり)。
③就職に必要な資格取得のための助言・指導。
④就職支援室と連携した就職支援
・『帝京平成大学キャリアナビ』への進路希望登録(4月)。
・キャリアプラン(単位認定あり)履修、キャリアガイダンス(単位認定なし)受講の推奨。
6)「地域に学ぶ」:医療、保健、福祉、教育、防災など、地域社会の課題の中からテーマを選んで学び、地域社会に貢献する。
ただし、これらは学部・学科・コースの特性に応じた種々の課題達成のプロセスや、担当教員の専門知識や能力を生かした授業のなかでお
こなわれる場合もあります。ですから、どの学部・学科・コース・クラスでも同内容というわけではありません。詳細については、新学期のガイダ
ンス時やセミナーの開講時に説明がありますので、その内容をよく聞いてください。
授業内容のレベル、関連科目
各自が与えられた課題に積極的に取り組み、基礎的な教養・知識・技術をしっかりと身につけてもらうのがねらいです。このため、授業内容
が特に高度なレベルになるということはありません。
授業外学習(予習・復習)
担当教員から指示された事前学習(予習)および事後学習(復習)としての課題や宿題をすべて終わらせたうえで授業に臨んでください。
使用テキスト
学部・学科・コースによって異なります。テキストや参考書が指定される場合もあります。また、特定のテキストや参考書を使用せず、必要な
教材がそのつど配布される場合もあります。新学期のガイダンス時に、学科・コースによってはセミナーの開講時に指示がありますので、その
指示に従ってください。
参考書、その他教材
使用テキスト参照。
成績評価方法・基準
皆さんの授業目標への到達度と授業に取り組む姿勢とを基に評価します。原則として平常点で評価しますが、到達度を把握するための試
験、小テスト、レポートなどを実施する場合もあります。新学期のガイダンス時に、学科・コースによってはセミナーの開講時に説明があります
ので、それをよく聞いてください。
授業の形式・計画
30 ページ
2015シラバス
現代ライフ学部 レジャービジネス学科
学部・学科・コースによって具体的な内容は異なります。新学期のガイダンス時に説明がありますので、その内容をよく聞いてください。なお、
学科・コースによっては、担当教員の専門知識や能力・技能を生かした形式・計画で授業をおこなうことや、自治体を始め、地域社会で実際に
「医療、保健、福祉、教育、防災など」に携わっている方々が、講義する場合もあります。そのような場合には開講時に説明がありますので、そ
の内容をよく聞いてください。
31 ページ
2015シラバス
現代ライフ学部 レジャービジネス学科
アドバンスセミナーⅠB
Advanced Seminar IB
各担当者
必修
2
単位
3
年 後期
授業のねらい及び到達目標
アドバンスセミナーIは、3年次に配置された大学共通の必修科目です。これは、1・2年次に配置されているフレッシュセミナーI・IIの内容をふ
まえ、さらに発展させた授業です。これに続くのが、4年次に配置されているアドバンスセミナーIIです。以下では、これらを総称してセミナーと
呼びます。
本学のセミナーは、「建学の精神」に基づく共通の目標をもっています。それは、皆さんが在学中に各自の専門分野の学習に取り組んでいく
とき、また将来社会に出てその知識や技術を生かして活躍していくとき、その学びや実践の土台となり、助けとなるような幅広い教養、知識、
常識、マナーをしっかりと身につけることです。
また、セミナーのクラスは少人数で編成され、担当教員(クラス担任)は、皆さん一人ひとりの個性・適性を考慮しつつ、学業面や生活面、さら
には将来の就職や人生設計についても積極的に助言や指導をおこないます。つまり、セミナーは皆さんの学生生活全般にわたる支援の場、
広い意味でのキャリア教育の場としても機能するのです。このようなサポート体制を、皆さんが卒業するまで維持することも、セミナーの重要な
ねらいとなっています。
アドバンスセミナーIでも、上記のセミナーの基本方針に変わりはありませんが、3年次は就職のための具体的な準備・行動を始める時期で
すので、結果としてキャリア教育の側面が強くなってきます。
学習内容
アドバンスセミナーIA(前期)・IB(後期)では次のようなことをおこないます。
学習内容
1)科目履修状況の確認、勉学方法の再検討。
2)〈読む〉〈書く〉〈聞く〉〈話す〉、そして〈考える〉〈伝える〉といった、コミュニケーションや知的活動の基盤となる能力についての、実社会で通
用するレベルへの強化。
例:報告書・手紙文等の作成、スピーチ、ディベート、ディスカッション、プレゼンテーション等についての実践的な訓練。
3)社会人レベルの言葉づかい(敬語)、常識、マナーの習得。
4)大学生活をより有意義なものにするための、学生同士や教員学生間の交流の促進。
※「友達づくり」は、就職情報の交換にも有益です。また、卒業後の職場でも重要な財産となります。
5)キャリアデザインをいっそう具体化するための助言・指導・支援。
①就職に必要な履歴書、エントリーシート等の書き方の指導。
②面接試験対策(「模擬面接」については就職支援室の協力あり)。
③就職に必要な資格取得のための助言・指導。
④就職支援室と連携した就職支援
・『帝京平成大学キャリアナビ』への進路希望登録(4月)。
・キャリアプラン(単位認定あり)履修、キャリアガイダンス(単位認定なし)受講の推奨。
6)「地域に学ぶ」:医療、保健、福祉、教育、防災など、地域社会の課題の中からテーマを選んで学び、地域社会に貢献する。
ただし、これらは学部・学科・コースの特性に応じた種々の課題達成のプロセスや、担当教員の専門知識や能力を生かした授業のなかでお
こなわれる場合もあります。ですから、どの学部・学科・コース・クラスでも同内容というわけではありません。詳細については、新学期のガイダ
ンス時やセミナーの開講時に説明がありますので、その内容をよく聞いてください。
授業内容のレベル、関連科目
各自が与えられた課題に積極的に取り組み、基礎的な教養・知識・技術をしっかりと身につけてもらうのがねらいです。このため、授業内容
が特に高度なレベルになるということはありません。
授業外学習(予習・復習)
担当教員から指示された事前学習(予習)および事後学習(復習)としての課題や宿題をすべて終わらせたうえで授業に臨んでください。
使用テキスト
学部・学科・コースによって異なります。テキストや参考書が指定される場合もあります。また、特定のテキストや参考書を使用せず、必要な
教材がそのつど配布される場合もあります。新学期のガイダンス時に、学科・コースによってはセミナーの開講時に指示がありますので、その
指示に従ってください。
参考書、その他教材
使用テキスト参照。
成績評価方法・基準
皆さんの授業目標への到達度と授業に取り組む姿勢とを基に評価します。原則として平常点で評価しますが、到達度を把握するための試
験、小テスト、レポートなどを実施する場合もあります。新学期のガイダンス時に、学科・コースによってはセミナーの開講時に説明があります
ので、それをよく聞いてください。
授業の形式・計画
32 ページ
2015シラバス
現代ライフ学部 レジャービジネス学科
学部・学科・コースによって具体的な内容は異なります。新学期のガイダンス時に説明がありますので、その内容をよく聞いてください。なお、
学科・コースによっては、担当教員の専門知識や能力・技能を生かした形式・計画で授業をおこなうことや、自治体を始め、地域社会で実際に
「医療、保健、福祉、教育、防災など」に携わっている方々が、講義する場合もあります。そのような場合には開講時に説明がありますので、そ
の内容をよく聞いてください。
33 ページ
2015シラバス
現代ライフ学部 レジャービジネス学科
アドバンスセミナーⅡA
Advanced Seminar IIA
各担当者
必修
2
単位
4
年 前期
授業のねらい及び到達目標
アドバンスセミナーIIは、4年次に配置された大学共通の必修科目です。これは、3年次に配置されているアドバンスセミナーIの内容をふま
え、さらに発展させた授業です。以下では、これらを総称してセミナーと呼びます。
本学のセミナーは、「建学の精神」に基づく共通の目標をもっています。それは、皆さんが在学中に各自の専門分野の学習に取り組んでいく
とき、また将来社会に出てその知識や技術を生かして活躍していくとき、その学びや実践の土台となり、助けとなるような幅広い教養、知識、
常識、マナーをしっかりと身につけることです。
また、セミナーのクラスは少人数で編成され、担当教員(クラス担任)は、皆さん一人ひとりの個性・適性を考慮しつつ、学業面や生活面、さら
には将来の就職や人生設計についても積極的に助言や指導をおこないます。つまり、セミナーは皆さんの学生生活全般にわたる支援の場、
広い意味でのキャリア教育の場としても機能するのです。このようなサポート体制を、皆さんが卒業するまで維持することも、セミナーの重要な
ねらいとなっています。
アドバンスセミナーIIでも、上記のセミナーの基本方針に変わりはありませんが、4年次は、卒業を前にして社会に巣立っていくための最後の
準備をします。また、就職活動のピークの時期ですので、結果としてキャリア教育の側面が今まで以上に強くなってきます。
学習内容
アドバンスセミナーIIA(前期)・IIB(後期)では次のようなことをおこないます。
学習内容
1)科目履修状況の確認、勉学方法の再検討。
※卒業に関わる単位修得状況の確認は特に重要です。
2)〈読む〉〈書く〉〈聞く〉〈話す〉、そして〈考える〉〈伝える〉といった、コミュニケーションや知的活動の基盤となる能力について、社会に出てから
それが十全に発揮できるよう、応用力を高めます。
例:報告書・企画書等の作成、スピーチ、ディベート、ディスカッション、プレゼンテーション等についての総仕上げ的な訓練。
3)社会人レベルの言葉づかい(敬語)、常識、マナーの習得の確認。
4)各種のメディアを活用した、現代社会(政治・経済・国際関係等)に関する社会人としての知識・理解の深化。
5)友人や先生との絆を確かなものとするための、学生同士や教員学生間の交流の促進。
※大学時代の友人や先生は、生涯の財産となるでしょう。
6)学生時代のキャリアデザインへの取組みの総仕上げのための助言・指導・支援。
就職支援室の支援を得ながら、就職内定に向けての具体的な活動をおこないます。膨大な求人情報の中からいかにして自分に必要かつ有
効な情報を収集するかが内定獲得の鍵になります。「新宿サテライトオフィス」も有効に活用してください。なお、「内定届」(就職決定前)、「進
路決定届」(就職決定後)は必ず提出してください。
7)「地域に学ぶ」:医療、保健、福祉、教育、防災など、地域社会の課題の中からテーマを選んで学び、地域社会に貢献する。
ただし、これらは学部・学科・コースの特性に応じた種々の課題達成のプロセスや、担当教員の専門知識や能力を生かした授業のなかでお
こなわれる場合もあります。ですから、どの学部・学科・コース・クラスでも同内容というわけではありません。詳細については、新学期のガイダ
ンス時やセミナーの開講時に説明がありますので、その内容をよく聞いてください。
授業内容のレベル、関連科目
各自が与えられた課題に積極的に取り組み、基礎的な教養・知識・技術をしっかりと身につけてもらうのがねらいです。このため、授業内容
が特に高度なレベルになるということはありません。
授業外学習(予習・復習)
担当教員から指示された事前学習(予習)および事後学習(復習)としての課題や宿題をすべて終わらせたうえで授業に臨んでください。
使用テキスト
学部・学科・コースによって異なります。テキストや参考書が指定される場合もあります。また、特定のテキストや参考書を使用せず、必要な
教材がそのつど配布される場合もあります。新学期のガイダンス時に、学科・コースによってはセミナーの開講時に指示がありますので、その
指示に従ってください。
参考書、その他教材
使用テキスト参照。
成績評価方法・基準
皆さんの授業目標への到達度と授業に取り組む姿勢とを基に評価します。原則として平常点で評価しますが、到達度を把握するための試
験、小テスト、レポートなどを実施する場合もあります。新学期のガイダンス時に、学科・コースによってはセミナーの開講時に説明があります
ので、それをよく聞いてください。
授業の形式・計画
学部・学科・コースによって具体的な内容は異なります。新学期のガイダンス時に説明がありますので、その内容をよく聞いてください。なお、
学科・コースによっては、担当教員の専門知識や能力・技能を生かした形式・計画で授業をおこなうことや、自治体を始め、地域社会で実際に
「医療、保健、福祉、教育、防災など」に携わっている方々が、講義する場合もあります。そのような場合には開講時に説明がありますので、そ
の内容をよく聞いてください。
34 ページ
2015シラバス
現代ライフ学部 レジャービジネス学科
アドバンスセミナーⅡB
Advanced Seminar IIB
各担当者
必修
2
単位
4
年 後期
授業のねらい及び到達目標
アドバンスセミナーIIは、4年次に配置された大学共通の必修科目です。これは、3年次に配置されているアドバンスセミナーIの内容をふま
え、さらに発展させた授業です。以下では、これらを総称してセミナーと呼びます。
本学のセミナーは、「建学の精神」に基づく共通の目標をもっています。それは、皆さんが在学中に各自の専門分野の学習に取り組んでいく
とき、また将来社会に出てその知識や技術を生かして活躍していくとき、その学びや実践の土台となり、助けとなるような幅広い教養、知識、
常識、マナーをしっかりと身につけることです。
また、セミナーのクラスは少人数で編成され、担当教員(クラス担任)は、皆さん一人ひとりの個性・適性を考慮しつつ、学業面や生活面、さら
には将来の就職や人生設計についても積極的に助言や指導をおこないます。つまり、セミナーは皆さんの学生生活全般にわたる支援の場、
広い意味でのキャリア教育の場としても機能するのです。このようなサポート体制を、皆さんが卒業するまで維持することも、セミナーの重要な
ねらいとなっています。
アドバンスセミナーIIでも、上記のセミナーの基本方針に変わりはありませんが、4年次は、卒業を前にして社会に巣立っていくための最後の
準備をします。また、就職活動のピークの時期ですので、結果としてキャリア教育の側面が今まで以上に強くなってきます。
学習内容
アドバンスセミナーIIA(前期)・IIB(後期)では次のようなことをおこないます。
学習内容
1)科目履修状況の確認、勉学方法の再検討。
※卒業に関わる単位修得状況の確認は特に重要です。
2)〈読む〉〈書く〉〈聞く〉〈話す〉、そして〈考える〉〈伝える〉といった、コミュニケーションや知的活動の基盤となる能力について、社会に出てから
それが十全に発揮できるよう、応用力を高めます。
例:報告書・企画書等の作成、スピーチ、ディベート、ディスカッション、プレゼンテーション等についての総仕上げ的な訓練。
3)社会人レベルの言葉づかい(敬語)、常識、マナーの習得の確認。
4)各種のメディアを活用した、現代社会(政治・経済・国際関係等)に関する社会人としての知識・理解の深化。
5)友人や先生との絆を確かなものとするための、学生同士や教員学生間の交流の促進。
※大学時代の友人や先生は、生涯の財産となるでしょう。
6)学生時代のキャリアデザインへの取組みの総仕上げのための助言・指導・支援。
就職支援室の支援を得ながら、就職内定に向けての具体的な活動をおこないます。膨大な求人情報の中からいかにして自分に必要かつ有
効な情報を収集するかが内定獲得の鍵になります。「新宿サテライトオフィス」も有効に活用してください。なお、「内定届」(就職決定前)、「進
路決定届」(就職決定後)は必ず提出してください。
7)「地域に学ぶ」:医療、保健、福祉、教育、防災など、地域社会の課題の中からテーマを選んで学び、地域社会に貢献する。
ただし、これらは学部・学科・コースの特性に応じた種々の課題達成のプロセスや、担当教員の専門知識や能力を生かした授業のなかでお
こなわれる場合もあります。ですから、どの学部・学科・コース・クラスでも同内容というわけではありません。詳細については、新学期のガイダ
ンス時やセミナーの開講時に説明がありますので、その内容をよく聞いてください。
授業内容のレベル、関連科目
各自が与えられた課題に積極的に取り組み、基礎的な教養・知識・技術をしっかりと身につけてもらうのがねらいです。このため、授業内容
が特に高度なレベルになるということはありません。
授業外学習(予習・復習)
担当教員から指示された事前学習(予習)および事後学習(復習)としての課題や宿題をすべて終わらせたうえで授業に臨んでください。
使用テキスト
学部・学科・コースによって異なります。テキストや参考書が指定される場合もあります。また、特定のテキストや参考書を使用せず、必要な
教材がそのつど配布される場合もあります。新学期のガイダンス時に、学科・コースによってはセミナーの開講時に指示がありますので、その
指示に従ってください。
参考書、その他教材
使用テキスト参照。
成績評価方法・基準
皆さんの授業目標への到達度と授業に取り組む姿勢とを基に評価します。原則として平常点で評価しますが、到達度を把握するための試
験、小テスト、レポートなどを実施する場合もあります。新学期のガイダンス時に、学科・コースによってはセミナーの開講時に説明があります
ので、それをよく聞いてください。
授業の形式・計画
学部・学科・コースによって具体的な内容は異なります。新学期のガイダンス時に説明がありますので、その内容をよく聞いてください。なお、
学科・コースによっては、担当教員の専門知識や能力・技能を生かした形式・計画で授業をおこなうことや、自治体を始め、地域社会で実際に
「医療、保健、福祉、教育、防災など」に携わっている方々が、講義する場合もあります。そのような場合には開講時に説明がありますので、そ
の内容をよく聞いてください。
35 ページ
2015シラバス
現代ライフ学部 レジャービジネス学科
現代英語ⅠA
Modern English IA
各担当者
必修
1
単位
1
年 前期
授業のねらい及び到達目標
現代英語Iでは、英語の「読む、書く、聞く、話す」力を総合的に伸ばすことを目指しながら、さまざまな分野における新しい情報や話題を包括
的に取り上げて、英語を学びながら、同時に現代社会の驚くべき進歩とこれからの方向性を知り、そして解決しなければならない今後の問題
点などを考えていくことを目標としています。
学生一人一人が自主的、積極的に新しい情報を求める姿勢を持ち、そのために英語そのものを正しく理解しようとする学習姿勢を持つきっ
かけになる授業となるでしょう。
学習内容
授業は少人数クラス編成で、テキストを中心に時にはCDやDVDを使うこともあります。予習復習をするなど、自主的な取り組みが是非必要で
学習内容
す。
授業内容のレベル、関連科目
この授業は現代社会関連の英文に取り組める実力をつける授業です。私たちの身のまわり、および専攻に関連した内容など、テキストはど
れも時代の先端をいく話題が豊富で興味をそそられる内容が多く、また英文自体は諭旨が明快で分かりやすく、かつ、平易で読みやすいもの
です。あまり英語に自信がなくてもある程度のスピードで読むことができるようになるでしょう。
授業外学習(予習・復習)
毎回、翌週の授業でどこまで進むか指示するので、前もってわからない単語は辞書で調べておくこと。また、毎週授業開始時に前回の授業内
容について小テストを行うので、教科書、ノートをよく見直しておくこと。
使用テキスト
各担当者が選定
参考書、その他教材
現代社会の広い分野の話題は、たとえ英文でなくても授業の下地になります。 できるだけ多くの知識を蓄えておきましょう。
成績評価方法・基準
定期試験、レポート、小テスト、日常の授業への参加状況等から総合的に評価します。
授業には真剣に取り組むこと。遅刻、私語、途中退出などは厳禁。トイレは授業前に済ませること。受講態度の悪い学生には受験資格剥奪
などの厳しい措置を取りますので、心して受講してください。
授業の形式・計画
第1回 School of Dress Codes
第2回 Sex Offenders
第3回 College Sports
第4回 Day Care
第5回 Getting After Crime and Its Causes
第6回 Don't Bash Japan
第7回 The Right to Die
第8回 Abortion: A Personal Matter?
第9回 Acid Rain
第10回 The Pet Business
第11回 Spanking Kids at Schools
第12回 Job Discrimination?
第13回 A Symbol of Freedom
第14回 More Taxes on Beer and Tobacco
第15回 Air-Pullution Laws
上記は一例です。
各講義担当者、各クラスの実情等により異なります。
36 ページ
2015シラバス
現代ライフ学部 レジャービジネス学科
現代英語ⅠB
Modern English IB
各担当者
必修
1
単位
1
年 後期
授業のねらい及び到達目標
現代英語Iでは、英語の「読む、書く、聞く、話す」力を総合的に伸ばすことを目指しながら、さまざまな分野における新しい話題を包括的に取
り上げて、英語を学びながら、同時に現代社会の驚くべき進歩とこれからの方向性を知り、そして解決しなければならない今後の問題点などを
考えていくことを目標としています。
学生一人一人が自主的、積極的に新しい情報を求める姿勢を持ち、そのために英語そのものを正しく理解しようとする学習姿勢を持つきっ
かけになる授業となるでしょう。
学習内容
授業は少人数クラス編成で、テキストを中心に時にはCDやDVDを使うこともあります。予習復習をするなど、自主的な取り組みが是非必要で
学習内容
す。
授業内容のレベル、関連科目
この授業は現代社会関連の英文に取り組める実力をつける授業です。私たちの身のまわり、および専攻に関連した内容など、テキストはど
れも時代の先端をいく話題が豊富で興味をそそられる内容が多く、また英文自体は諭旨が明快で分かりやすく、かつ、平易で読みやすいもの
です。あまり英語に自信がなくてもある程度のスピードで読むことができるようになるでしょう。
授業外学習(予習・復習)
毎回、翌週の授業でどこまで進むか指示するので、前もってわからない単語は辞書で調べておくこと。また、毎週授業開始時に前回の授業内
容について小テストを行うので、教科書、ノートをよく見直しておくこと。
使用テキスト
各担当者が選定
参考書、その他教材
現代社会の広い分野の話題は、たとえ英文でなくても授業の下地になります。
できるだけ多くの知識を蓄えておきましょう。
成績評価方法・基準
定期試験、レポート、小テスト、日常の授業への参加状況等から総合的に評価します。
授業には真剣に取り組むこと。遅刻、私語、途中退出などは厳禁。トイレは授業前に済ませること。受講態度の悪い学生には受験資格剥奪
などの厳しい措置を取りますので、心して受講してください。
授業の形式・計画
第1回 Watch Your Diet !
第2回 American Isolationism
第3回 Displaying Affection in Public
第4回 A Fair Trial
第5回 Gay Acceptance
第6回 Bathing
第7回 Euthanasia
第8回 Single Parenting
第9回 Two Limited Freedoms
第10回 Sexual Harassment
第11回 The American Family Structure
第12回 Parents vs. Teachers
第13回 Bullying
第14回 The Boston Marathon
第15回 The Moral Majority
各講義担当者、各クラスの実情等により異なります。
37 ページ
2015シラバス
現代ライフ学部 レジャービジネス学科
現代英語ⅡA
Modern English ⅡA
各担当者
選択
1
単位
2
年 前期
授業のねらい及び到達目標
現代英語IIの授業では、英語の「読む、書く、聞く、話す」力を総合的に伸ばすことを目指しながら、英文を通して、海外事情、異文化、時事問
題などに触れ、世界の国々の人々と共に歩む私たちの生き方を考えることを目標としています。私たちの生活はコミュニケーションで成り立っ
ています。基本的な英語を聞き取り、それに対応する適切な英語を話すこと、メール用の簡単な英文メッセージを書く練習なども目標の一つで
す。この授業は基本的な、日常よく使われる英語に慣れながら、英語を通して世界を考える授業です。自主的に予習復習をするなど、やる気
をもって取り組めば、必ず効果が上がり、報われる授業になることでしょう。
学習内容
授業は少人数編成のクラスで行ないます。現在我々を取り巻くさまざまな話題の中から学生の皆さんにふさわしいテキストを選び、英語基礎
学習内容
力の復習をしながら授業を進めます。大教室での講義の授業では得られない、いわば、man-to-manに近い緊密な環境の中で、担当の教員を
中心に、クラスの仲間同士互いに高めあう授業にしてください。
授業内容のレベル、関連科目
前期に開設される「TOEIC基礎」と、後期の「TOEIC」の授業は共に、語彙力の増強、基礎英文法の復習、リスニング訓練などに重点を置き、
コミュニケーションとしての実用的英語力を身につけることを目的としています。大学入学時から4年まで継続して受講し、各2単位ずつ取得す
ることが可能ですから、ぜひ、あわせて、継続受講することをおすすめします。
授業外学習(予習・復習)
毎回、翌週の授業でどこまで進むか指示するので、前もってわからない単語は辞書で調べておくこと。また、毎週授業開始時に前回の授業内
容について小テストを行うので、教科書、ノートをよく見直しておくこと。
使用テキスト
各講義担当者が選定します。
参考書、その他教材
開講時に指示します。
成績評価方法・基準
中間テスト、期末テスト、レポート、発表、その他授業参加態度により総合的に評価します。
授業の形式・計画
【第1回】オリエンテーション(授業の進め方、テキストについて、予習復習について、コンピュータの活用、テキスト外ワークについて、等。)
Text: Unit 1 Australia - Dealing with Cultural Differences
Reading, Listening
【第2回】Unit 1 Australia - Speaking, Writing
【第3回】Unit 2 The United States - Overcoming Prejudice
Reading, Listening
【第4回】Unit 2 The United States - Overcoming Prejudice
Speaking, Writing
【第5回】Unit 3 The United States - Religion and Identity
Reading, Listening
【第6回】Unit 3 The United States - Religion and Identity
Speaking, Writing
【第7回】Presentation(研究発表)
【第8回】Unit 4 India - Coexistence in a Multicultural Nation
Reading, Listening
【第9回】Unit 4 India - Coexistence in a Multicultural Nation
Speaking, Writing
【第10回】Unit 5 Russia - Living as a Stranger
Reading, Listening
【第11回】Unit 5 Russia - Living as a Stranger
Speaking, Writing
【第12回】Unit 6 Malaysia - Dealing with Unfairness
Reading, Listening
38 ページ
2015シラバス
現代ライフ学部 レジャービジネス学科
【第13回】Unit 6 Malaysia - Dealing with Unfairness
Speaking, Writing
【第14回】Presentation(研究発表)
【第15回】まとめ
上記は一例です。各担当者により異なります。
39 ページ
2015シラバス
現代ライフ学部 レジャービジネス学科
現代英語ⅡB
Modern English ⅡB
各担当者
選択
1
単位
2
年 後期
授業のねらい及び到達目標
「現代英語II」の授業では、英語の「読む、書く、聞く、話す」力を総合的に伸ばすことを目指しながら、英文を通して、海外事情、異文化、時事
問題などに触れ、世界の国々の人々と共に歩む私たちの生き方を考えることを目標としています。私たちの生活はコミュニケーションで成り
立っています。基本的な英語を聞き取り、それに対応する適切な英語を話すこと、メール用の簡単な英文メッセージを書く練習なども目標の一
つです。この授業は基本的な、日常よく使われる英語に慣れながら、英語を通して世界を考える授業です。自主的に予習復習をするなど、や
る気をもって取り組めば、必ず効果が上がり、報われる授業になることでしょう。
学習内容
授業は少人数編成のクラスで行ないます。現在我々を取り巻くさまざまな話題の中から学生の皆さんにふさわしいテキストを選び、英語基礎
学習内容
力の復習をしながら授業を進めます。大教室での講義の授業では得られない、いわば、man-to-manに近い緊密な環境の中で、担当の教員を
中心に、クラスの仲間同士互いに高めあう授業にしてください。
授業内容のレベル、関連科目
前期に開設される「TOEIC基礎」と、後期の「TOEIC」の授業は共に、語彙力の増強、基礎英文法の復習、リスニング訓練などに重点を置き、
コミュニケーションとしての実用的英語力を身につけることを目的としています。大学入学時から4年まで継続して受講し、各2単位ずつ取得す
ることが可能ですから、ぜひ、あわせて、継続受講することをおすすめします。
授業外学習(予習・復習)
毎回、翌週の授業でどこまで進むか指示するので、前もってわからない単語は辞書で調べておくこと。また、毎週授業開始時に前回の授業内
容について小テストを行うので、教科書、ノートをよく見直しておくこと。
使用テキスト
各講義担当者が選定します。
参考書、その他教材
成績評価方法・基準
中間テスト、期末テスト、レポート、発表、その他授業参加態度により総合的に評価します。
授業の形式・計画
第1回 Billionaires
第2回 Andre Agassi
第3回 Video Jockeys
第4回 Coffee Culture
第5回 Around the World
第6回 The Puffer Fish
第7回 Getting Married
第8回 Say It with Flowers
第9回 Bollywood
第10回 The Nobel Prize
第11回 A Funny Cure
第12回 Palm Reading
第13回 Amazing Memory
第14回 Incredible Dogs
第15回 Diamonds
上記は一例です。各担当者により異なります。
40 ページ
2015シラバス
現代ライフ学部 レジャービジネス学科
実用英語ⅠA/観光ビジネス英語ⅠA
Practical English IA
各担当者
必修
1
単位
1
年 前期
授業のねらい及び到達目標
「実用英語Ⅰ」の授業では、ツールとしての英語の習得をめざしています。そのために、様々な英語のインプットを図りつつ、英語を通して、
様々な資料を理解すること、また自己を表現することを目標としています。基本的・日常的な英語表現を十分活用できることは、その第一歩と
して重要視しています。また、ツールとしての英語をいっそう確実にするため、語彙力増強、文法力の定着もめざしていますが、日常的な様々
な場面で必要とされる表現、語彙、文法をマスターすることが「実用英語Ⅰ」における最大の目標です。
学習内容
大教室での一方的な講義形式の授業ではありません。学生の皆さんが授業に積極的に参加することによって成立する授業です。また、日常
学習内容
的な予習・復習が要求される授業でもあります。現在我々を取り巻くさまざまな話題の中から、学生の皆さんにふさわしいテキスト、題材を選
び、英語基礎の復習をしながら授業を進めます。
授業内容のレベル、関連科目
準備学習としては、使用するテキストを毎回予習してくること、また重要事項の反復練習を心がけることがもっとも重要な点です。なお、音声教
材がある場合は、それを繰り返して聞くことが効果的です。
「TOEIC基礎」と「TOEIC」の授業は、ともに、コミュニケーションとしての実用的英語力を身につけることを目的としています。入学から4年まで
継続して受講することをおすすめします。
授業外学習(予習・復習)
毎回、翌週の授業でどこまで進むか指示するので、前もってわからない単語は辞書で調べておくこと。また、毎週授業開始時に前回の授業内
容について小テストを行うので、教科書、ノートをよく見直しておくこと。
使用テキスト
各講義担当者が選定します。
参考書、その他教材
開講時に指示します。
成績評価方法・基準
定期試験、レポート、小テスト、日常の授業への参加状況等から総合的に評価します。
授業には真剣に取り組むこと。遅刻、私語、途中退出などは厳禁。トイレは授業前に済ませること。受講態度の悪い学生には受験資格剥奪
などの厳しい措置を取りますので、心して受講してください。
授業の形式・計画
第1回 オリエンテーション(授業の進め方、テキストについて、予習復習について、評価について等。)(以下は金星堂、English Charge!に基づ
く計画)
第2回 Unit 1 be動詞
第3回 Unit 1 be動詞 <自己紹介>
第4回 Unit 2 現在進行形①
第5回 Unit 2 現在進行形②
第6回 Unit 2 現在進行形③
第7回 Unit 3 現在形・肯定文と否定文①
第8回 Unit 3 現在形・肯定文と否定文②
第9回 Unit 3 現在形・肯定文と否定文<自己紹介・・・習慣となっていること>
第10回 Unit 4 現在形・疑問文①
第11回 Unit 4 現在形・疑問文②
41 ページ
2015シラバス
現代ライフ学部 レジャービジネス学科
第12回 Unit 4 現在形・疑問文③
第13回 Unit 5 代名詞
第14回 Unit 5 代名詞<家族の紹介>
第15回 Unit 5 代名詞<まとめ>
42 ページ
2015シラバス
現代ライフ学部 レジャービジネス学科
実用英語ⅠB/観光ビジネス英語ⅠB
Practical English IB
各担当者
必修
1
単位
1
年 後期
授業のねらい及び到達目標
「実用英語Ⅰ」の授業では、ツールとしての英語の習得をめざしています。そのために、様々な英語のインプットを図りつつ、英語を通して、
様々な資料をはじめ他者を理解すること、また自己を表現することを目標としています。基本的・日常的な英語表現を十分活用できることは、
その第一歩として重要視しています。また、ツールとしての英語をいっそう確実にするため、語彙力増強、文法力の定着もめざしていますが、
日常的な様々な場面で必要とされる表現、語彙、文法をマスターすることが「実用英語Ⅰ」における最大の目標です。
学習内容
大教室での一方的な講義形式の授業ではありません。学生の皆さんが授業に積極的に参加することによって成立する授業です。また、日常
学習内容
的な予習・復習が要求される授業でもあります。現在我々を取り巻くさまざまな話題の中から、学生の皆さんにふさわしいテキスト、題材を選
び、英語基礎の復習をしながら授業を進めます。
授業内容のレベル、関連科目
準備学習としては、使用するテキストを毎回予習してくること、また重要事項の反復練習を心がけることがもっとも重要な点です。なお、音声教
材がある場合は、それを繰り返して聞くことが効果的です。
「TOEIC基礎」と「TOEIC」の授業は、ともに、コミュニケーションとしての実用的英語力を身につけることを目的としています。入学から4年まで
継続して受講することをおすすめします。
授業外学習(予習・復習)
毎回、翌週の授業でどこまで進むか指示するので、前もってわからない単語は辞書で調べておくこと。また、毎週授業開始時に前回の授業内
容について小テストを行うので、教科書、ノートをよく見直しておくこと。
使用テキスト
各講義担当者が選定します。
参考書、その他教材
開講時に指示します。
成績評価方法・基準
定期試験、レポート、小テスト、日常の授業への参加状況等から総合的に評価します。
授業には真剣に取り組むこと。遅刻、私語、途中退出などは厳禁。トイレは授業前に済ませること。受講態度の悪い学生には受験資格剥奪
などの厳しい措置を取りますので、心して受講してください。
授業の形式・計画
第1回 Unit 6 命令文①
第2回 Unit 6 命令文②
第3回 Unit 6 命令文③
第4回 Unit 7 場所を表す前置詞①
第5回 Unit 7 場所を表す前置詞②
第6回 Unit 7 場所を表す前置詞③
第7回 Unit 8 was / were ①
第8回 Unit 8 was / were②
第9回 Unit 8 was / were③
第10回 Unit 9 過去形・肯定文
第11回 Unit 9 過去形・肯定文<自己紹介・・小学生のころ>①
43 ページ
2015シラバス
現代ライフ学部 レジャービジネス学科
第12回 Unit 9 過去形・肯定文<自己紹介・・小学生のころ>②
第13回 Unit 10 過去形・否定文と疑問文①
第14回 Unit 10 過去形・否定文と疑問文②
第15回 Unit 10 過去形・否定文と疑問文③
44 ページ
2015シラバス
現代ライフ学部 レジャービジネス学科
観光英語A/観光ビジネス英語ⅡA
English for Tourism Industry A
中村 文男
選択
1
単位
2
年 後期
授業のねらい及び到達目標
1学年次に学習した現代英語及び実用英語をふまえ、将来、国内外へ添乗や業務出張するための基礎を修得することを到達目標とする。平
易な英語で主な観光地を説明できるようにするとともに、添乗や業務出張の任を果たす素地を養う。
学習内容
添乗や出張業務等を果たすためには、コミュニケーション能力が必要である。そのため、学生参加型の授業となる。reading, listening, writing,
学習内容
speakingの力がバランスよく身に着け、国内外の旅行で必要となる様々手続きや予想される出来事を通して英語の運用能力を高める授業で
ある。
授業内容のレベル、関連科目
英語の運用能力を高めるためには、授業に積極的に参加する態度が重要である。1年次に学習した現代英語及び実用英語で学習した内容
を運用できるようにするレベルである。
授業外学習(予習・復習)
予習:授業前に、付属のCDを使い内容を確認し、新しい語彙及び表現の意味とその 運用を調べる。
復習:学習した内容を付属のCDを使用してスムーズに読めるまで練習する。
使用テキスト
開講時に指示する。
参考書、その他教材
適宜指示する。
成績評価方法・基準
評価は次のように行う。定期考査60%、学習への取り組み態度、授業ごとの課題提出状況とその内容、小テスト等を40%とする。
授業の形式・計画
第1回 オリエンテーション(学習方法、評価方法等の説明)
第2回 レンタカーによるドライブとオックスフォードへの旅行(1)
第3回 レンタカーによるドライブとオックスフォードへの旅行(2)
第4回 レンタカーによるドライブとオックスフォードへの旅行(3)
第5回 鉄道とスコットランドへの旅行(1)
第6回 鉄道とスコットランドへの旅行(2)
第7回 鉄道とスコットランドへの旅行(3)
第8回 友人との再会とパブ、レストランでの食事(1)
第9回 友人との再会とパブ、レストランでの食事(2)
第10回 友人との再会とパブ、レストランでの食事(3)
第11回 ロンドンの市内観光
第12回 イギリススポーツ事情
第13回 帰国準備とショッピング(1)
45 ページ
2015シラバス
現代ライフ学部 レジャービジネス学科
第14回 帰国準備とショッピング(1)
第15回 まとめ
46 ページ
2015シラバス
現代ライフ学部 レジャービジネス学科
観光英語A/観光ビジネス英語ⅡA
English for Tourism Industry A
江川 由布子
選択
1
単位
2
年 後期
授業のねらい及び到達目標
1学年次に学習した現代英語及び実用英語をふまえ、将来、国内外へ添乗や業務出張するための基礎を修得することを到達目標とする。平
易な英語で主な観光地を説明できるとともに、添乗や業務出張の任を果たす素地を養う。
学習内容
添乗や出張業務を果たすためには、コミュニケーションン能力が必要である。そのため、学生参加型の授業となる。reading, listening, writing,
学習内容
speakingの力がバランスよく身に着け、国内外の旅行で必要となる様々な手続きや予想される出来事を通して英語の運用能力を高める授業
である。
授業内容のレベル、関連科目
英語の運用能力を高めるためには、授業に積極的に参加する態度が重要である。1年次に学習した現代英語及び実用英語で学習した内容
を運用できるようにするレベルである。
授業外学習(予習・復習)
予習:授業前に、付属のCDを使い内容を確認し、新しい語彙及び新しい表現の意
味とその運用を調べる。
復習:学習した内容を付属のCDを使用して、ネイティブスピーカーのようにスムー ズに読めるまで練習する。
使用テキスト
開講時に指示する。
参考書、その他教材
適宜指示する。
成績評価方法・基準
評価は次のように行う。定期考査60%、学習への取り組み、授業ごとの課題の提出状況とその内容、小テスト等を40%とする。
授業の形式・計画
第1回 オリエンテーション(学習の方法、評価方法等の説明)
第2回 レンタカーによるドライブとオックスフォードへの旅行(1)
第3回 レンタカーによるドライブとオックスフォードへの旅行(2)
第4回 レンタカーによるドライブとオックスフォードへの旅行(3)
第5回 鉄道とスコットランドへの旅行(1)
第6回 鉄道とスコットランドへの旅行(2)
第7回 鉄道とスコットランドへの旅行(3)
第8回 友人との再会とパブ、レストランでの食事(1)
第9回 友人との再会とパブ、レストランでの食事(2)
第10回 友人との再会とパブ、レストランでの食事(3)
第11回 ロンドンの市内観光
第12回 イギリスのスポーツ事情
47 ページ
2015シラバス
現代ライフ学部 レジャービジネス学科
第13回 帰国準備とショッピング(1)
第14回 帰国準備とショッピング(2)
第15回 まとめ
なお、学生の実態や進捗状況等により、内容の変更を行うことがある。
48 ページ
2015シラバス
現代ライフ学部 レジャービジネス学科
観光英語A/観光ビジネス英語ⅡA
English for Tourism Industry A
一柳 峻夫
選択
1
単位
2
年 後期
授業のねらい及び到達目標
1学年次に学習した現代英語及び実用英語をふまえ、将来、国内外へ添乗や出張業務するための基礎を修得することを到達目標とする。平
易な英語で主な観光地を説明できるとともに、添乗や業務出張の任を果たす素地を養う。
学習内容
添乗や出張業務を果たすためには、コミュニケーション能力が必要である。そのため、学生参加型の授業となる。reading, listening, writing,
学習内容
speakingの力をバランスよく身に着け、国内外の旅行で必要となる様々手続きや予想される出来事を通して英語の運用能力を高める授業であ
る。
授業内容のレベル、関連科目
英語の運用能力を高めるためには、授業に積極的に参加する態度が重要である。1年次に学習した現代英語及び実用英語の運用能力を高
めるレベルの授業である。
授業外学習(予習・復習)
予習:授業前に、付属のCDを使い内容を確認し、新しい語彙及び新しい表現の意味 とその運用を調べる。
復習:学習した内容を付属のCDを使いネイティブスピーカーのようにスムーズに読めるように練習する。
使用テキスト
開講時に指示する。
参考書、その他教材
適宜指示する。
成績評価方法・基準
評価は次のように行う。定期考査60%、学習への取り組み態度、授業ごとの課題の提出状況とその内容、小テスト等を40%とする。
授業の形式・計画
第1回第1回 オリエンテーション(学習の方法、評価方法等の説明)
第2回 レンタカーによるドライブとオックスフォードへの旅行(1)
第3回 レンタカーによるドライブとオックスフォードへの旅行(2)
第4回 レンタカーによるドライブとオックスフォードへの旅行(3)
第5回 鉄道とスコットランドへの旅行(1)
第6回 鉄道とスコットランドへの旅行(2)
第7回 鉄道とスコットランドへの旅行(3)
第8回 友人との再会とパブ、レストランでの食事(1)
第9回 友人との再会とパブ、レストランでの食事(2)
第10回 友人との再会とパブ、レストランでの食事(3)
第11回 ロンドンの市内観光
第12回 イギリスのスポーツ事情
49 ページ
2015シラバス
現代ライフ学部 レジャービジネス学科
第13回 帰国準備とショッピング(1)
第14回 帰国準備とショッピング(2)
第15回 まとめ
なお、学生の実態や進捗状況等により、内容の変更を行うことがある。
50 ページ
2015シラバス
現代ライフ学部 レジャービジネス学科
観光英語A/観光ビジネス英語ⅡA
English for Tourism Industry A
狩野 朋子
選択
1
単位
2
年 後期
授業のねらい及び到達目標
1学年次に学習した現代英語及び実用英語をふまえ、将来、国内外へ添乗や出張業務するための基礎を修得することを到達目標とする。平
易な英語で主な観光地を説明できるとともに、添乗や業務出張の任を果たす素地を養う。
学習内容
添乗や出張業務を果たすためには、コミュニケーション能力が必要である。そのため、学生参加型の授業となる。reading, listening, writing,
学習内容
speakingの力をバランスよく身に着け、国内外の旅行で必要となる様々手続きや予想される出来事を通して英語の運用能力を高める授業であ
る。
授業内容のレベル、関連科目
英語の運用能力を高めるためには、授業に積極的に参加する態度が重要である。1年次に学習した現代英語及び実用英語の運用能力を高
めるレベルの授業である。
授業外学習(予習・復習)
予習:授業前に、付属のCDを使い内容を確認し、新しい語彙及び新しい表現の意味 とその運用を調べる。
復習:学習した内容を付属のCDを使いネイティブスピーカーのようにスムーズに読めるように練習する。
使用テキスト
開講時指示する。
参考書、その他教材
適宜支持する。
成績評価方法・基準
評価は次のように行う。定期考査60%、学習への取り組み態度、授業ごとの課題の提出状況とその内容、小テスト等を40%とする。
授業の形式・計画
第1回 オリエンテーション(学習の方法、評価方法等の説明)
第2回 レンタカーによるドライブとオックスフォードへの旅行(1)
第3回 レンタカーによるドライブとオックスフォードへの旅行(2)
第4回 レンタカーによるドライブとオックスフォードへの旅行(3)
第5回 鉄道とスコットランドへの旅行(1)
第6回 鉄道とスコットランドへの旅行(2)
第7回 鉄道とスコットランドへの旅行(3)
第8回 友人との再会とパブ、レストランでの食事(1)
第9回 友人との再会とパブ、レストランでの食事(2)
第10回 友人との再会とパブ、レストランでの食事(3)
第11回 ロンドンの市内観光
第12回 イギリスのスポーツ事情
51 ページ
2015シラバス
現代ライフ学部 レジャービジネス学科
第13回 帰国準備とショッピング(1)
第14回 帰国準備とショッピング(2)
第15回 まとめ
なお、学生の実態や進捗状況等により、内容の変更を行うことがある。
52 ページ
2015シラバス
現代ライフ学部 レジャービジネス学科
観光英語B/観光ビジネス英語ⅡB
English for Tourism Industry B
一柳 峻夫
選択
1
単位
2
年 前期
授業のねらい及び到達目標
1学年次に学習した現代英語と実用英語及び2年次の観光英語Aをふまえ、将来、国内外へ添乗や業務出張するための基本を修得すること
を到達目標とする。平易な英語で主な観光地を説明できるとともに、添乗や業務出張の任を果たす力を養う。
学習内容
添乗や業務出張を果たすためには、コミュニケーション能力が必要である。そのため、学生参加型の授業となる。reading, listening, writing,
学習内容
speakingの力をバランスよく身に着け、国内外の旅行で必要となる様々手続きや予想される出来事を通して英語の運用能力を高める授業であ
る。
授業内容のレベル、関連科目
英語の運用能力を高めるためには、授業に積極的に参加する態度が重要である。1年次に学習した現代英語と実用英語及び2年次に学習し
た観光英語Aの内容の運用能力を高めるレベルの授業である。
授業外学習(予習・復習)
予習:授業前に、付属のCDを使い内容を確認し、新しい語彙及び新しい表現の意味 とその運用を調べる。
復習:学習した内容を付属のCDを使いネイティブスピーカーのようにスムーズに読 めるように練習する。
使用テキスト
開講時指示する。
参考書、その他教材
適宜指示する。
成績評価方法・基準
評価は次のように行う。定期考査60%、学習への取り組み態度、授業ごとの課題の提出状況とその内容、小テスト等を40%とする。
授業の形式・計画
第1回 オリエンテーション(学習方法、評価方法等の説明)
第2回 インドネシアのバリ島への旅行
(出入国カードの記入について)
第3回 オーストラリアのシドニーへの旅行
第4回 ウォータースポーツについて
第5回 アメリカのハワイでの1日ツアー
第6回 イギリスのロンドンのバス観光
(履歴書の書き方について)
第7回 フランスのボージョレ地方への自転車旅行
第8回 ヨーロッパ各地の美術館について
第9回 アメリカのニューヨーク ブロードウェーでの演劇鑑賞
第10回 アメリカのボストンでのスポーツ観戦
第11回 カナダのモントリオールでのゲストハウス体験
第12回 ブラジルのリオデジャネイロでのサッカー観戦
第13回日本の主な観光地についての英語による説明(1)
53 ページ
2015シラバス
現代ライフ学部 レジャービジネス学科
第14回日本の主な観光地についての英語による説明(2)
第15回日本の主な観光地についての英語による発表
なお、学生の実態や進捗状況等のため、指導内容を変更することがある。
54 ページ
2015シラバス
現代ライフ学部 レジャービジネス学科
観光英語B/観光ビジネス英語ⅡB
English for Tourism Industry B
江川 由布子
選択
1
単位
2
年 前期
授業のねらい及び到達目標
1学年次に学習した現代英語と実用英語及び2年次の観光英語Aをふまえ、将来、国内外へ添乗や業務出張するための基本を修得すること
を到達目標とする。平易な英語で主な観光地を説明できるとともに、添乗や業務出張の任を果たす力を養う。
学習内容
添乗や業務出張を果たすためには、コミュニケーション能力が必要である。そのため、学生参加型の授業となる。reading, listening, writing,
学習内容
speakingの力をバランスよく身に着け、国内外の旅行で必要となる様々手続きや予想される出来事を通して英語の運用能力を高める授業であ
る。
授業内容のレベル、関連科目
英語の運用能力を高めるためには、授業に積極的に参加する態度が重要である。1年次に学習した現代英語と実用英語及び2年次に学習し
た観光英語Aの内容の運用能力を高めるレベルの授業である。
授業外学習(予習・復習)
予習:授業前に、付属のCDを使い内容を確認し、新しい語彙及び新しい表現の意味 とその運用を調べる。
復習:学習した内容を付属のCDを使いネイティブスピーカーのようにスムーズに読 めるように練習する。
使用テキスト
開講時指示する。
参考書、その他教材
適宜指示する。
成績評価方法・基準
評価は次のように行う。定期考査60%、学習への取り組み態度、授業ごとの課題の提出状況とその内容、小テスト等を40%とする。
授業の形式・計画
第1回 オリエンテーション(学習方法、評価方法等の説明)
第2回 インドネシアのバリ島への旅行
(出入国カードの記入について)
第3回 オーストラリアのシドニーへの旅行
第4回 ウォータースポーツについて
第5回 アメリカのハワイでの1日ツアー
第6回 イギリスのロンドンでのバス観光
(履歴書の書き方について)
第7回 フランスのボージョレ地方への自転車旅行
第8回 ヨーロッパ各地の美術館について
第9回 アメリカのニューヨーク ブロードウェーでの演劇鑑賞
第10回 アメリカのボストンでのスポーツ観戦
第11回 カナダのモントリオールでのゲストハウス体験
第12回 ブラジルのリオデジャネイロでのサッカー観戦
第13回日本の主な観光地についての英語による説明(1)
55 ページ
2015シラバス
現代ライフ学部 レジャービジネス学科
第14回日本の主な観光地についての英語による説明(2)
第15回日本の主な観光地についての英語による発表
なお、学生の実態や進捗状況等のため、指導内容を変更することがある。
56 ページ
2015シラバス
現代ライフ学部 レジャービジネス学科
観光英語B/観光ビジネス英語ⅡB
English for Tourism Industry B
狩野 朋子
選択
1
単位
2
年 前期
授業のねらい及び到達目標
1学年次に学習した現代英語と実用英語及び2年次の観光英語Aをふまえ、将来、国内外へ添乗や業務出張するための基本を修得すること
を到達目標とする。平易な英語で主な観光地を説明できるとともに、添乗や業務出張の任を果たす力を養う。
学習内容
添乗や業務出張を果たすためには、コミュニケーション能力が必要である。そのため、学生参加型の授業となる。reading, listening, writing,
学習内容
speakingの力をバランスよく身に着け、国内外の旅行で必要となる様々手続きや予想される出来事を通して英語の運用能力を高める授業であ
る。
授業内容のレベル、関連科目
英語の運用能力を高めるためには、授業に積極的に参加する態度が重要である。1年次に学習した現代英語と実用英語及び2年次に学習し
た観光英語Aの内容の運用能力を高めるレベルの授業である。
授業外学習(予習・復習)
予習:授業前に、付属のCDを使い内容を確認し、新しい語彙及び新しい表現の意味 とその運用を調べる。
復習:学習した内容を付属のCDを使いネイティブスピーカーのようにスムーズに読 めるように練習する。
使用テキスト
開講時指示する。
参考書、その他教材
適宜指示する。
成績評価方法・基準
評価は次のように行う。定期考査60%、学習への取り組み態度、授業ごとの課題の提出状況とその内容、小テスト等を40%とする。
授業の形式・計画
第1回オリエンテーション(学習方法、評価方法等の説明)
第2回 インドネシアのバリ島への旅行
(出入国カードの記入について)
第3回 オーストラリアのシドニーへの旅行
第4回 ウォータースポーツについて
第5回 アメリカのハワイでの1日ツアー
第6回 イギリスのロンドンのバス観光
(履歴書の書き方について)
第7回 フランスのボージョレ地方への自転車旅行
第8回 ヨーロッパ各地の美術館について
第9回 アメリカのニューヨーク ブロードウェーでの演劇鑑賞
第10回 アメリカのボストンでのスポーツ観戦
第11回 カナダのモントリオールでのゲストハウス体験
第12回 ブラジルのリオデジャネイロでのサッカー観戦
第13回日本の主な観光地についての英語による説明(1)
57 ページ
2015シラバス
現代ライフ学部 レジャービジネス学科
第14回日本の主な観光地についての英語による説明(2)
第15回日本の主な観光地についての英語による発表
なお、学生の実態や進捗状況等のため、指導内容を変更することがある。
58 ページ
2015シラバス
現代ライフ学部 レジャービジネス学科
観光英語B/観光ビジネス英語ⅡB
English for Tourism Industry B
中村 文男
選択
1
単位
2
年 前期
授業のねらい及び到達目標
1学年次に学習した現代英語と実用英語及び2年次の観光英語Aをふまえ、将来、国内外へ添乗や業務出張するための基本を修得すること
を到達目標とする。平易な英語で主な観光地を説明できるとともに、添乗や業務出張の任を果たす力を養う。
学習内容
添乗や業務出張を果たすためには、コミュニケーション能力が必要である。そのため、学生参加型の授業となる。reading, listening, writing,
学習内容
speakingの力をバランスよく身に着け、国内外の旅行で必要となる様々手続きや予想される出来事を通して英語の運用能力を高める授業であ
る。
授業内容のレベル、関連科目
英語の運用能力を高めるためには、授業に積極的に参加する態度が重要である。1年次に学習した現代英語と実用英語及び2年次に学習し
た観光英語Aの内容の運用能力を高めるレベルの授業である。
授業外学習(予習・復習)
予習:授業前に、付属のCDを使い内容を確認し、新しい語彙及び新しい表現の意味 とその運用を調べる。
復習:学習した内容を付属のCDを使いスムーズに読めるように練習する。
使用テキスト
開講時指示する。
参考書、その他教材
適宜指示する。
成績評価方法・基準
評価は次のように行う。定期考査60%、学習への取り組み態度、授業ごとの課題の提出状況とその内容、小テスト等を40%とする。
授業の形式・計画
第1回 オリエンテーション(学習方法、評価方法等の説明)
第2回 インドネシアのバリ島への旅行
(出入国カードの記入について)
第3回 オーストラリアのシドニーへの旅行
第4回 ウォータースポーツについて
第5回 アメリカのハワイでの1日ツアー
第6回 イギリスのロンドンのバス観光
(履歴書の書き方について)
第7回 フランスのボージョレ地方への自転車旅行
第8回 ヨーロッパ各地の美術館について
第9回 アメリカのニューヨーク ブロードウェーでの演劇鑑賞
第10回 アメリカのボストンでのスポーツ観戦
第11回 カナダのモントリオールでのゲストハウス体験
第12回 ブラジルのリオデジャネイロでのサッカー観戦
第13回日本の主な観光地についての英語による説明(1)
59 ページ
2015シラバス
現代ライフ学部 レジャービジネス学科
第14回日本の主な観光地についての英語による説明(2)
第15回日本の主な観光地についての英語による発表
なお、学生の実態や進捗状況等のため、指導内容を変更することがある。
60 ページ
2015シラバス
現代ライフ学部 レジャービジネス学科
国際コミュニケーションⅠ
International Communication I
陶山 宣明
選択
4
単位
1
年 通年
授業のねらい及び到達目標
必修英語の授業以外で英語力を高めたい希望がある学生のために、オーラルな能力のトレーニングを強調したコースにすることを目指した
い。このコースを終えた後には、全ての学生は自信を持って英語を話せるようにしたい。
学習内容
長めの書かれた文章を理解するような勉強や文法の学習はなるだけ避けて、実用的な英語を身に付けるために、様々な状況に応じてどう
学習内容
やって簡単な単語を駆使して自分の伝えたいことを表現するか、ネイティブの話す発音をどうやって聞き取るか等をカバーしたい。言葉の背後
には文化があり、英語圏の様々な国の社会、生活、習慣などを比較しながら、言語の学習と絡めたい。加えて、英語学習に関する様々な著作
を紹介しながら、どうすれば効果的な学習ができるかなど、共に考えたい。
授業内容のレベル、関連科目
基本的な英語の知識は必要であるが、自分で英語力が弱いと思っている学生もまずは来てみて欲しい。あまり理屈で学ぶ内容ではなくて、意
外に楽しいかもしれない。
授業外学習(予習・復習)
事前学習:最低1時間はかけて、授業でのプレゼンテーションの丹念な準備をするようにしたい。
事後学習:最低30分はかけて、授業で学んだ内容を見直しして、確実に習得するようにしたい。
使用テキスト
John Pak, LET'S CHAT!, ELF Press(必須、投資した分の元を確実に取れるようにしたい!)
参考書、その他教材
大学の図書館に入っているThe Japan Times STをフルに活用したい。適宜、コピーなどしては、利用する。その他、The Japan Timesの面白い
記事も折りに読みたい。
成績評価方法・基準
オーラル・プレゼンテーションが最も大切なので、配分が大きい。最後の自由報告以外に、小さな課題を複数こなしていくようにする。ただ授業
に来るのではなく、積極的な参加を求められる。つまり、授業での能動的な活動が評価の対象となる。(60%)
教科書の整理テストも実施したい。基礎的な書く力、読む力が問われる。(40%)
授業の形式・計画
15×2=30回の授業がある。テキストを進めて行く他に、二人一組や、もう少し大きなグループで共同作業などを取り入れる。グループワー
クは5月のゴールデンウィーク過ぎあたりから始めたい。
第1回 オリエンテーション 学生の英語レベル、関心などを把握したい
英語での自己紹介など、お互いをよく知るための小手調べ
第2回 自分の頭を使って、テーマ毎に、様々な表現が組み立てられるようにしていきたい。最初のシチュエーションは、隣りのクラスメート
をクラス全体に紹介する。
折りに、英語による国際コミュニケーションに関するいろいろなフィールドで、講義を行う。「母語としての英語、グロービッシュ、ジャプリッシュ」
第3回 シチュエーション:過去の体験
講義「ゴーストストーリー」
第4回 ドレミの歌を学ぶ
英語の歌詞を暗唱して、いつでもどこでも歌える特技としたい
第5回 シチュエーション:スポーツとレジャー
講義「英語圏のスポーツ」
第6回 英検二次試験の模擬
61 ページ
2015シラバス
現代ライフ学部 レジャービジネス学科
講義「英検の効用」
第7回 シチュエーション:ショッピング
講義「お金の貯め方、使い方」
第8回 チェスの指し方を学ぶ
第9回 シチュエーション:食生活
講義「大学カフェテリア」
第10回 ワーキングホリデーの利用
第11回 有名人の英語での語り口
ジュリア・ロバーツ、エルトン・ジョンなど
第12回 英語圏の文化
講義「英米文学」
第13回 英語の語源を探る
講義「英語のルーツ」
第14回 シチュエーション:海外旅行
講義「バックパッカー旅行VSパック旅行」
第15回 シチュエーション:映画
講義「英語圏の映画産業」
第16回 英語の正確な発音 1
講義「オージー英語」
第17回 英語の正確な発音 2
講義「第三世界の英語 ~ インド、ケニア ~ 」
第18回 シチュエーション:アルバイトと就職
講義「大学生の就活」
第19回 天気を語ろう
62 ページ
2015シラバス
現代ライフ学部 レジャービジネス学科
気候を説明する用語の整理
第20回 シチュエーション:健康とフィットネス
講義「英語圏の医療保険制度」
第21回 シチュエーション:恋愛と結婚
講義「同性結婚」
第22回 シチュエーション:手を使って作業をする
講義「家を建てる」
第23回 シチュエーション:音楽
講義「ビートルズとローリング・ストーンズ」
第24回 シチュエーション:ルールと法
講義「陪審員制度」
第25回 シチュエーション:日本文化を海外に紹介する
講義「アニメと漫画」
第26回 シチュエーション:将来の世界はどうなっているのか?
講義「地球の温暖化」
第27回 日本の文化の紹介
第28回 題材は自由で、一人5分程度の英語での発表会①
第29回 発表会②
第30回 まとめ
63 ページ
2015シラバス
現代ライフ学部 レジャービジネス学科
国際コミュニケーションⅡ
International Communciation Ⅱ (Beginners French)
大東 真理
選択
4
単位
1
年 通年
授業のねらい及び到達目標
フランス語の初歩を学習します。フランス語の語彙には、英語の中に似ているものを見つけることができるものも多くあります。ただし、発音や
文法は異なりますから、その基礎を学び、身の回りの事柄について表現できるようになることが目標です。
学習内容
はじめにフランス語の発音の特徴を学びます。そののち、決まった文法事項を中心に、毎週新しい単語や表現、言い回しを覚えます。さらに、
学習内容
関連する練習問題に取り組み、覚えた内容の確認をします。
授業内容のレベル、関連科目
初めてフランス語を学ぶ受講者が対象です。毎週一定の時間をかけて予習をして、授業に臨むことが重要です。教室内で取り組む課題の成
果は毎回提出してもらいます。
授業外学習(予習・復習)
予習と復習には、少なくとも30分程度の時間をかけてください。とくに、予習・復習をするとき、教科書に載っている単語や例文は、声に出して
読んでみることをお勧めします。ボキャブラリーの力をつける効果的な方法のひとつです。
使用テキスト
『モン・プチポワソン』 (金子美都子、他) 白水社
参考書、その他教材
適宜紹介します。
成績評価方法・基準
授業への参加度、課題提出、定期試験によって総合的に評価します。
授業の形式・計画
第1回 オリエンテーション、授業の進め方
第2回 アルファベ、フランス語の音、綴り字の読み方
第3回 人称代名詞、名詞・形容詞の性
第4回 不定詞、定冠詞
第5回 否定文の作り方、数詞
第6回 er型規則動詞、疑問文
第7回 ir型規則動詞、疑問副詞
第8回 形容詞の位置
第9回 動詞 aller, venir
第10回 指示形容詞、所有形容詞
第11回 疑問形容詞、時刻の表現
第12回 曜日、月の名、日付の表現
第13回 動詞 faire, prendre
第14回 近接未来、近接過去
第15回 前半のまとめ
第16回 非人称の il
第17回 部分冠詞、数量表現
第18回 程度を表す副詞
第19回 命令形、序数詞
第20回 直接目的語人称代名詞
第21回 間接目的語人称代名詞
第22回 中性代名詞
第23回 指示代名詞、比較
第24回 代名動詞
第25回 過去分詞の作り方
64 ページ
2015シラバス
現代ライフ学部 レジャービジネス学科
第26回 直説法複合過去
第27回 直説法半過去
第28回 直説法単純未来、条件法現在
第29回 関係代名詞、接続法
第30回 まとめ
65 ページ
2015シラバス
現代ライフ学部 レジャービジネス学科
国際コミュニケーションⅢ
International communication Ⅲ
山地 良造
選択
4
単位
1
年 通年
授業のねらい及び到達目標
この授業では、基礎的なドイツ語の学習を通して、ドイツ語に親しむことを目的としています。ドイツ語を通して異文化にも触れることを到達目
標としています。
学習内容
ドイツ語を学ぶのは、大多数の受講生にとって初めてのことですので、アルファベットのabcの読み方から始めます。視聴覚教材も使って、読
学習内容
む・聞く・書くの総合的な学習を目指しています。
授業内容のレベル、関連科目
授業内容のレベルは、毎年の経験からしますと、高すぎず低すぎずと思います。予習すればするだけ、理解が早まり深まります。独和辞典に
よる単語調べだけでも良いですから、なるべく予習を心掛けてください。
授業外学習(予習・復習)
事前学習=新しい課の単語や熟語を調べておくこと
事後学習=授業で勉強した練習問題の解答をよく見て、問題の解決方法をしっかり 身に着けること
使用テキスト
シラバス作成段階では選定中のため、開講時に指定します。
参考書、その他教材
独和辞典については、試験時に持ち込みもできますので必携です。多種多様なものが出ていますので、開講時に辞書の紹介をします。
成績評価方法・基準
定期試験の割合が8割、平常点が2割です。これを基礎点として、最終的には総合的に判断します。
授業の形式・計画
第1回 授業の概要 授業の目的と内容について説明します。あわせてテキストと 独和辞典の紹介をするつもりです。
第2回 動詞の現在人称変化(以下、本年度使用候補の教科書の進行に従って記載し ます)
第3回 前回の復習と練習問題
第4回 名詞の格変化
第5回 前回の復習と練習問題
第6回 不規則動詞の現在人称変化
第7回 前回の復習と練習問題
第8回 前置詞
第9回 前回の復習と練習問題
第10回 代名詞
第11回 前回の復習と練習問題
第12回 定冠詞・不定冠詞
第13回 前回の復習と練習問題
66 ページ
2015シラバス
現代ライフ学部 レジャービジネス学科
第14回 分離動詞
第15回 前期のまとめ
第16回 定冠詞類・不定冠詞類
第17回 前回の復習と練習問題
第18回 話法の助動詞
第19回 前回の復習と練習問題
第20回 過去形
第21回 前回の復習と練習問題
第22回 現在完了
第23回 前回の復習と練習問題
第24回 形容詞の格変化
第25回 前回の復習と練習問題
第26回 関係代名詞
第27回 前回の復習と練習問題
第28回 接続法
第29回 前回の復習と練習問題
第30回 後期のまとめ
67 ページ
2015シラバス
現代ライフ学部 レジャービジネス学科
国際コミュニケーションⅣ
International Understanding based on Vernacular
呉 俐里
選択
2
単位
1
年 通年
授業のねらい及び到達目標
最近では、街の至る所やテレビで中国語にふれる機会が増えてきました。皆さんは日本人で、漢字も知っているので、筆談ではおおよその意
味はつかめると思います。
しかし、中国語を本当に使おうと思ったときに、はじめにぶつかる難関はその発音です。この授業では、実際に皆さんが中国語を発音し、話す
ことができるようになるために、発音、文法の練習を繰り返し行っていく予定です。また、皆さんが生の中国語に触れる機会を増やすために、映
画、食生活、生活習慣などの生きた情報も折に触れて提供するつもり。
学習内容
初心者を対象にしたこの授業では、発音を重視します。一人一人発音の練習を行うので、覚悟を持って授業を選択して下さい。
学習内容
授業については、春学期は簡単な自己紹介、名前や数字等中国語で発音できるようになる以外に、テキストの半分程度を終えることを目標に
授業を進めていきます。
授業内容のレベル、関連科目
本授業は初心者が対象のクラスなので、中国語を母語としている学生は履修不可とします。 現在インターネット上には中国語による情報があ
ふれています。インターネット上の中国語で書かれた時事的な文章(新聞、雑誌など)を出来るだけ読みこなし、中国の現状をより深い理解し
て下さい。授業中の質問以外に、授業終了前、個別に質問を受け付ける時間を設置します。
授業外学習(予習・復習)
事前学習:各課の新出単語と文法を予習すること。
事後学習:中国語の発音の修得には授業時間外での自主練習が不可欠です。授業の単語やフレーズを必ず覚えること。
適宜小テストを行うので、各課の新出単語とフレーズの復習を怠らないこと。
使用テキスト
テキスト:楽しく学べる 中国語 屈 明昌・付小京著
隆美出版社
教科書を中心に時にテープやビデオを使いながら授業を進めます。
教科書は毎時間使用するので、必ず購入すること。
参考書、その他教材
参考書、辞書等は授業のなかで紹介する,テキストに付いているCDを活用して欲しいです。
成績評価方法・基準
試験の成績と、授業中の学習態度(音読、小テスト、練習問題の評価)を総合して判断する。配分は期末試験と授業中の学習態度を半分ず
つ、同程度考慮する予定。
授業の形式・計画
第1回
中国語の基礎知識(中国の概況、ピンイン、簡体字について)
授業のガイダンスを行う。
第2回
発音Ⅰ 単母音と声調
①単母音、②単母音の組合せ、③声調、④発音の規則Ⅰ
第3回
発音Ⅱ 子音Ⅰ
①子音、②複母音、③発音の規則Ⅱ、Ⅲ
第4回
発音Ⅲ 三重母音、変調、短いことば
①鼻母音、②『儿』音、③発音の規則Ⅳ
第5回
発音の総合練習
①発音の規則Ⅴ、②発音の総合練習
第6回
第一課「?是留学生??」
①人称代名詞、②判断文の『是』、③省略疑問文『?』の構文
第7回
第二課「??姓?」 ①苗字と名前の尋ね方、②『的』の説明Ⅰ
第8回
発音の実践練習(日常挨拶言葉・自己の名前の発音の確認等)
第9回
第三課「?是什??」 ①指示代名詞Ⅰ、②『什?』の文型、③『的』の説明Ⅱ
第10回
第四課「?有????」 ①『有』の文型、②電話番号の言い方、③『的』の説明』Ⅲ
第11回
補充教材(ビデオ予定)と中国の歌
68 ページ
2015シラバス
現代ライフ学部 レジャービジネス学科
第12回
第五課「?忙不忙?」 ①形容詞述語文、②形容詞の修飾、③『?得』の説明
第13回
第六課「?喜?喝什??」
①動作の表現、②『喜?』の文型、③『和』について
第14回
第七課「什??候?」 ①数字の数え方、②年月日曜日の言い方、③判断文の『是』の過去
『助動詞、選択疑問文、連動文』
第15回
まとめ
第16回
授業のガイダンスを行う。
第17回
発音総合練習、補充教材(会話の実践練習と発音の復習等)
第18回
第八課「多????」 ①『多~』の構文、②時間の言い方、③時間量の言い方
第19回
第九課「?家在?里?」 ①指示代名詞Ⅱ、②『在』の構文、③『但是』の構文
第20回
第十課「?在干什???」
①現在進行形、②動詞の修飾
第21回
補充教材(大学・一日の生活の言い方等)
第22回
第十一課「?什?了?」 ①動作の過去、②助数詞について、③『二』と『?』の違い
第23回
第十二課「?想去中国??」 ①経験の表現、②『想』の文型、③『?什?』について
第24回
第十三課「?会????」 ①『会』と『能』の違い、②『~前』について、③『~了』について
第25回
第十四課「多少??」 ①中国のお金、②『~一下』について、③『?』の使役文
第26回
第十五課「怎???」補充教材(年賀状の書き方等)
①形容詞の過去、②選択疑問文、③比較文
第27回
補充教材(年賀状の書き方等)
第28回
第十六課「自我介?」 ①『从A到B』について、②『的』の説明Ⅳ、③『又A又B』について
第29回
全体復習
第30回
まとめ
69 ページ
2015シラバス
現代ライフ学部 レジャービジネス学科
日本語表現Ⅰ
japanese composition(how to write a research paper)
安藤 久美子
選択
2
単位
1
年 前期
授業のねらい及び到達目標
1 論理的で、わかりやすいレポートを書くための必要事項を学習をします。
2 文章の型を理解し、型に即した実務的文章を書きます。
3 悪文の訂正を通して、正確な文・的確な伝達文とは何かを学びます。
4 自分の意見文(感想ではなく主張文)を、資料をもとに、しかるべき根拠と構成をもって書きあげます。
学習内容
論理的でわかりやすい文章を書くために以下の原則事項を学びます。
学習内容
1 事実と意見
2 他人の意見と自分の意見
3 主題文提示
4 小主題文の置き方(トピックセンテンス)
5 発想・構想・構成(アウトライン)
6 段落
7 叙述の順序・論理展開
8 引用及び参考文献の扱い方
これらの学習内容の元に、各種のレポートを書きます。
① 手紙文 ② 事実の記述 ③ 対論を踏まえた意見文 ④ データを用いた意見文
授業内容のレベル、関連科目
テキストを読んでいきますが、座学ではなく、演習形式です。課題は必ず提出してください。基本的に課題提出締め切りの翌週に課題を返却し
ます。遅れて提出することの無いよう注意してください。なお必須課題の提出(複数)がない場合、単位取得できません。
受け身で講義を受けるのではなく、自分の考えを責任を持って主張することを心がけて下さい。時事問題について幅広い関心を持つことが必
要です。
テキストは毎時必ず持参してください。
授業外学習(予習・復習)
1.新聞を読み、時事問題に関心を持つこと。
2.ひとつのテーマに即して、資料を集め、読み込むこと。
3.課題の締め切りを守ること。
使用テキスト
『レポートの組み立て方』(木下是雄 ちくま学芸文庫)
参考書、その他教材
随時プリントを配布します。
成績評価方法・基準
学期末レポート50%、数回の小レポート40%、平常点10%を目安に総合評価します。
授業の形式・計画
第1回 ガイダンス
手紙文の書き方 1
第2回
手紙文の書き方 2
第3回
手紙文を書く メール文を書く
第4回
カードの取り方 段落・構成 第5回
事実と意見 1 テキスト
第6回
事実と意見 2 テキスト
第7回
事実と意見 3 プリント
第8回
発想1 第9回
70 ページ
2015シラバス
現代ライフ学部 レジャービジネス学科
発想2 主題文・構想・構成レジメ
第10回
構想・構成
第11回
段落・小主題文
第12回
叙述の順序
第13回
引用・参考文献
第14回
悪文 1 第15回
悪文 2
まとめ
71 ページ
2015シラバス
現代ライフ学部 レジャービジネス学科
日本語表現Ⅱ
japanese composition (let's debate)
安藤 久美子
選択
2
単位
1
年 後期
授業のねらい及び到達目標
1 『日本語練習帳』にある縮約・要約を実践して、文章の骨格をつかむ練習をします。字数制限の中で、必要な内容を不足なく伝える学習で
す。
2 グループを組んでディベートを行います。時事問題から討論題を選び、新聞やネット・書物を読んで情報を集め、論を組み立て、ディベート
します。発表力をつけるとともに、司会・ディベーター・観客(評価)とそれぞれ役割をこなしながら、討論の仕方と会の進め方、評価法を学んで
いきます。このディベートの論を補強してレポートを仕上げます。根拠を持ち説得性のある論の書き方を学習します。
3 4コマ漫画のストーリー記述、モノの説明、抽象語の説明、意味の似た熟語の違いの説明などを通して、的確に記述する力をつけていきま
す。
学習内容
1 『日本語練習帳』から縮約・要約を学ぶ。
学習内容
社説を縮約・要約する。
2 ディベートを行う。ディベートに至る過程の中で、論の材料を集め、構成する力をつける。→根拠をもった意見文としてレポートを作成する。
3 絵を文章化する。題をつける。モノの説明文を書く。など 授業内容のレベル、関連科目
縮約・要約課題は必ず提出すること。提出がないと単位は取得できません。
ディベートはグループを組みます。無断で欠席しないこと。事前の入念な準備がなければ、活発なディベートはできません。グループの構成員
として責任を持つことを望みます。
講義中心ではありません。演習形式です。
授業外学習(予習・復習)
1.新聞を読む。数種の新聞の社説を読む。
2.テーマを決めて、資料を集め、読み込む。
3.ディベートのグループで論題を検討し、ディベート戦略を立てる。
使用テキスト
『日本語練習帳』(大野晋 岩波新書)
参考書、その他教材
随時プリントを用意します。
成績評価方法・基準
縮約・要約30%、ディベート20%・立論レポート30%、その他の提出物・平常点20%を目安として総合評価します。ディベートの無断欠席は
認めません。
授業の形式・計画
第1回
ガイダンス 縮約・要約の練習
第2回
課題1 縮約・要約
『日本語練習帳』1
第3回
課題1解説
『日本語練習帳』2
第4回
課題2 縮約・要約
4コマ漫画のストーリーを書く1(コボちゃん作文1)
第5回
課題2解説
4コマ漫画のストーリーを書く2(コボちゃん作文2 秋竜山 隣の熊笹)
第6回
課題3 縮約・要約
第7回
課題3解説
ディベートのグループを組む 論題を選ぶ 論題検討 1
第8回
論題検討 2
第9回
ディベート1
72 ページ
2015シラバス
現代ライフ学部 レジャービジネス学科
第10回
ディベート2
第11回
ディベート3
第12回
立論・最終弁論からレポートを作成する。
第13回
字数限定作文(具体例を入れて書く。)
第14回
絵にキャプション(説明書き)をつける。
漫画の噴出しに言葉を入れる。状況を説明する。
第15回
まとめ
73 ページ
2015シラバス
現代ライフ学部 レジャービジネス学科
異文化コミュニケーション
Intercultural Communication
山下 晋司
選択
2
単位
1
年 後期
授業のねらい及び到達目標
異文化コミュニケーションとしての観光、あるいは観光を通した異文化理解について学び、観光人類学の視点から観光客(ゲスト)と観光客を
受け入れる社会(ホスト)の関係について考える。
学習内容
テキストと講義、さらにビデオにより観光人類学の考え方を学び、観光をめぐる文化交流のあり方について、インドネシアのバリ、トラジャ、パプ
学習内容
アニューギニア、日本の遠野などの事例を通して考える。受講者は講義を聴くだけではなく、ディスカッションセッションで学習したことについて
自分の意見を述べ、リアクションカードを書く。
授業内容のレベル、関連科目
一般的入門的レベル。先修科目、準備学習はとくに必要としない。
授業外学習(予習・復習)
とくに予習は必要ないが、テキスト、ノートを読み返すなどして授業で学んだこと復習し、ディスカッションセッション(リアクションカードの提出)
に備えること。
使用テキスト
『バリ 観光人類学のレッスン』(山下晋司著、東京大学出版会、1999年)
参考書、その他教材
適宜指示する。
成績評価方法・基準
平常点(15%)、リアクションカード(3回、15%)、試験(70%)
授業の形式・計画
第1回
イントロダクション:授業の進め方
第2回
観光と文化の生成:観光という異文化コミュニケーション
第3回
観光のまなざし:観光の誕生と展開
第4回
ディスカッション1(リアクションカード1提出)
第5回
インドネシア・バリ:つくられた楽園
第6回
文化観光という戦略
第7回
楽園の演出
第8回
バリ観光のなかの日本人
第9回
もうひとつの観光開発
第10回
ディスカッション2(リアクションカード2提出)
第11回
伝統の操作:インドネシア・トラジャの死者儀礼と観光
第12回
カンニバルツアーズの冒険:パプアニューギニア・セピックの観光
第13回
民話のふるさと:遠野観光民俗誌
74 ページ
2015シラバス
現代ライフ学部 レジャービジネス学科
第14回
ディスカッション3(リアクションカード3提出)
第15回
まとめ
*授業スケジュールは事情により変更されることがあります。
75 ページ
2015シラバス
現代ライフ学部 レジャービジネス学科
コンピュータ概論
Introduction to Computer Science
安藤 友久
選択
2
単位
1
年 後期
授業のねらい及び到達目標
現代の情報社会では、パソコンやインターネットに代表される情報基盤の上に成り立っています。パソコンも生活必需品となってきました。
この授業のねらいは、大学生活や社会生活において、パソコン等情報機器を有効かつ安全に活用していく上に必要なコンピュータやネット
ワークに関する基礎知識を身に付けることです。
学習内容
コンピュータ関連科目を学んでいく上で基礎となる内容です。
学習内容
次の事項について、事例を取り上げながら、解説します。
(1)情報とコンピュータの基礎
(2)コンピュータのハードウエア・ソフトウエア
(3)パーソナルコンピュータの基礎と応用
(4)コンピュータネットワークの基礎と応用
(5)情報社会の課題
授業内容のレベル、関連科目
・授業内容のレベル:コンピュータの仕組みやその活用に関する基礎的な事項について解説します。
・関連授業科目:情報関連科目と密接な関連があります。
授業外学習(予習・復習)
予習: 当該授業日の内容を予習(1H程度)しておくのが望ましい。
復習: 当日中に復習(1.5H程度)しておくのが望ましい。
使用テキスト
・テキスト:授業のはじめに指示します。
参考書、その他教材
・教 材:情報科学に関連するトピックスを適宜紹介します。
・参考図書:授業の進展に応じ、適宜紹介します。
成績評価方法・基準
定期試験の成績を主に、平常点を加味して総合評価します。
授業の形式・計画
下記の予定です。ただし、取り上げるテーマは変更する場合があります。
【第1回】オリエンテーション
授業のねらいと概要、授業の進め方・受け方、テキスト、成績の評価、受講上の注意事項などについて説明。
【第2回】社会の情報化
情報化と高度情報通信社会、身の回りの情報化(家庭の情報化、学校の情報化、公共施設の情報化、道路交通の情報化など)、ビジネスに
おける情報化
【第3回】情報伝達の変遷
通信のはじまり、文字と紙の発明、郵便型通信のはじまり、電気型通信のはじまり、近代の情報伝達手段、現代の情報伝達手段
【第4回】情報産業の発展
産業構造の変化、情報産業と情報化、情報化の進展、産業構造のあり方、新しい情報産業(電子商取引、情報サービス産業 など)
【第5回】高度情報通信社会とモラル
情報社会における個人の責任、知的財産権と著作権、ネチケット(ネットワークエチケット)、ネットワーク犯罪(サイバー犯罪)、コンピュータウ
イルス、セキュリティ管理
【第6回】ハードウエアの基礎(その1)
コンピュータのしくみ(ハードウエアとソフトウエア)、ハードウエアの機能と構成、コンピュータの特徴、コンピュータの種類
【第7回】ハードウエアの基礎(その2)
アナログとデジタル、ビットとバイト、コンピュータでの文字の表現方法(文字コード)、音声・画像の表現方法
【第8回】ハードウエアの基礎(その3)
76 ページ
2015シラバス
現代ライフ学部 レジャービジネス学科
論理演算と論理回路、コンピュータの動作原理、パソコンの処理装置、いろいろな入出力装置、入出力インターフェース
【第9回】ハードウエアの基礎(その4)
主記憶装置(RAMとROM)、補助記憶装置(ハードディスク、光ディスク装置、USBメモリなど)、ハードウエア基礎のまとめ
【第10回】ソフトウエアの基礎(その1)
ソフトウエアの役割、ソフトウエアの分類(システムソフトウエアと応用ソフトウエア)、オペレーティングシステムの役割、ミドルウエアの役割
【第11回】ソフトウエアの基礎(その2)
プログラム言語の分類、ファイルシステム、データベース、ソフトウエアの基礎のまとめ
【第12回】コンピュータの利用形態(その1)
コンピュータネットワークの基礎、データ伝送の基礎、LANの基礎、OSI基本参照モデル、TCP/IP
【第13回】コンピュータの利用形態(その2)
バッチ処理とリアルタイム処理、オンライン処理とオフライン処理、集中処理と分散処理、クラウド、システムの信頼性
【第14回】コンピュータの利用形態(その3)
分散処理システムの長所と短所、クライアント・サーバーシステム、インターネットの特徴、インターネットの活用、コンピュータ利用形態のまと
め
【第15回】まとめ
77 ページ
2015シラバス
現代ライフ学部 レジャービジネス学科
コンピュータ演習Ⅱ
Computer Practice II
各担当者
選択
2
単位
2
年 後期
授業のねらい及び到達目標
【授業のねらい】
「コンピュータ演習 I」で日本語ワードプロセッサ・表計算ソフトウェア(スプレッドシート)・プレゼンテーションツール等の基礎を学び,かつ基本
的なコンピュータリテラシー・情報リテラシーを身につけた学生諸君が,パーソナルコンピュータ上で利用度の高い表計算ソフトウェアについ
て,より高度な知識・技術を習得することを目的としています。
【到達目標】
「使用テキスト」の各章にある「実習」レベルの応用問題ができること。
学習内容
パーソナルコンピュータの世界で表計算ソフトウェアの代表格となっている Microsoft Excel (以下,Excel と呼ぶ)について,中級以上のレベ
学習内容
ルに達するよう指導していきます。表計算では様々な関数の機能を理解し使いこなせるように,グラフ表示ではデータの種類・タイプに応じた
適切なグラフ表現ができるように,その他データベース,ピボットテーブル,データのインポート・エクスポートなど ,Excel の持つ多様かつ有用
な機能が使いこなせるように,丁寧に演習を進めていきます。詳細については,「授業の形式・計画」を参照してください。
授業内容のレベル、関連科目
【授業内容のレベル】
「コンピュータ演習 I」を履修した平均的なスキルを持つ学生諸君を対象とし,じっくりと段階を追って演習を進めていきます。
【関連科目】
前提とする先修科目として「コンピュータ演習 I」があります。
授業外学習(予習・復習)
【予習】
準備学習として,各回の授業内容(「授業の形式・計画」参照)に該当する教科書のページを読み,例題等をやっておくこと。
【復習】
事後学習として,必要に応じて出される宿題や時間内に終わらなかった課題を,次回の授業までにやっておくこと。
使用テキスト
「30時間でマスター Windows8対応 Excel2013」
実教出版編修部編 実教出版株式会社 ISBN 978-4-407-33266-7
参考書、その他教材
必要に応じ担当教員がその他の教材を配付・使用することがあります。
成績評価方法・基準
課題の提出状況およびその内容60%,教室で確認できる習熟度20%,平常点20%を総合して評価します。
授業の形式・計画
【第1回】「コンピュータ演習 II」への導入
【第2回】「コンピュータ演習 I」で学んだExcelの技術・知識の確認(1・2章)
【第3回】ワークシートの活用(1) 1・2・3・4・5・6・7・8・9・10(3章)
「行,列の削除・挿入・移動」~「オートカルク・セルのスタイル」
【第4回】ワークシートの活用(2) 1・2・3・4・5・6・7・8・9(4章)
「セル番地の絶対参照」~「スパークライン」
【第5回】グラフ(1) 1・2・3・4(5章)
「棒グラフ」~「円グラフ」
【第6回】グラフ(2) 1・2・3・4・5・6(6章)
「3-Dグラフ」~「絵グラフ」
【第7回】データベース 1・2(7章)
「データベース入門」「データの並べ替え」
【第8回】データベース 3・4(7章)
「データの検索と置換」「データの抽出」
【第9回】データベース 5・6(7章)
「条件の書き方」「データの集計」
【第10回】Excel の応用 1(8章)
「順位づけとn番目に大きい値・小さい値」
78 ページ
2015シラバス
現代ライフ学部 レジャービジネス学科
【第11回】Excel の応用 2・3・4(8章)
「列の検索」~「行・列の検索」
【第12回】Excel の応用 5・6・7(8章)
「文字列の操作(1)」~「文字列の操作(3)」
【第13回】Excel の応用 8・9(8章)
「データベース関数の利用」「条件付き集計」
【第14回】Excel の応用 10・11(8章)
「シート間の計算(3-D集計)」「WordへのExcelの埋め込み」
【第15回】Excel の応用 12(8章)
「データのリンク埋め込み」
※1 クラスの実状に応じ,進度その他に若干の変更が生じる場合があります。担当教員の説明をよく聞いてください。
※2 Windows8.1・Windows8より古いバージョンのWindowsやOffice2013とは異なるバージョンのWord・Excel・PowerPointがインストールされた
コンピュータを持っている諸君は,演習開始時に担当教員に相談してください。
79 ページ
2015シラバス
現代ライフ学部 レジャービジネス学科
数的処理入門A
Introduction to numerical processing methods A
加藤 浩人
選択
1
単位
2
年 前期
授業のねらい及び到達目標
公務員試験の教養試験科目には「数的処理」能力を試す問題が出題され、数的推
理、資料解釈、判断推理等が含まれる。数的処理入門Aでは、特に数的推理と判断推理について、初歩的な知識の習得を目指す。
学習内容
授業は問題演習とその解説が中心となり、数的推理で取り上げる内容は、民間企業の採用試験で使用されるSPIでも重なるところが少なくな
学習内容
いので、志望先を民間企業にする場合でも役立つ。
授業内容のレベル、関連科目
授業で取り上げる演習問題は概ね高卒程度レベルの公務員試験において出題されるものである。そのため、小中学校の算数・数学に不安
のある学生はそれらの内容をあらかじめ復習しておくことを推奨する。
授業外学習(予習・復習)
・事前学習の内容
毎回、授業の終わりに、次週の単元に関する情報を提示します。そして、これを元にその単元に関する基本問題をあらかじめ解いておくよう
にしてください。
・事後学習の内容
授業で取り上げられた問題について、応用が利くように見直しを行い、異なるパターンの問題が出題されても解くことができるように復習して
下さい。
使用テキスト
不要
参考書、その他教材
不要
成績評価方法・基準
授業における確認テスト2回(15%×2)、平常点(20%)や定期試験の結果(
50%)に基づいて、総合的に評価する。
授業の形式・計画
第1回
整数
第2回
約数・倍数
第3回
比・割合
第4回
利益算(原価・定価・売価)
第5回
濃度
第6回
方程式と不等式
第7回
前半のまとめ
第8回
速さ(速さ、距離と時間)
第9回
虫食い算
第10回
場合の数と確率
第11回
平面図形の計量
第12回
80 ページ
2015シラバス
現代ライフ学部 レジャービジネス学科
立体図形の計量
第13回
対応関係および試合(トーナメントとリーグ戦)
第14回
後半のまとめ
第15回
総合問題
81 ページ
2015シラバス
現代ライフ学部 レジャービジネス学科
数的処理入門B
Introduction to numerical processing methods B
加藤 浩人
選択
1
単位
2
年 後期
授業のねらい及び到達目標
公務員試験の教養試験科目には「数的処理」能力を試す問題が出題され、数的推
理、資料解釈、判断推理等が含まれる。数的処理入門Bでは、資料解釈などの論理
的な問題を中心に、総合的に問題をこなしていく。
学習内容
授業は問題演習とその解説が中心となり、数的推理で取り上げる内容は、民間企業の採用試験で使用されるSPIでも重なるところが少なくな
学習内容
いので、志望先を民間企業にする場合でも役立つ。
授業内容のレベル、関連科目
授業で取り上げる演習問題は概ね高卒程度レベルの公務員試験において出題されるものである。そのため、小中学校の算数・数学に不安
のある学生はそれらの内容をあらかじめ復習しておくことを推奨する。
授業外学習(予習・復習)
・事前学習の内容
毎回、授業の終わりに、次週の単元に関する情報を提示します。そして、これを元にその単元に関する基本問題をあらかじめ解いておくよう
にしてください。
・事後学習の内容
授業で取り上げられた問題について、応用が利くように見直しを行い、異なるパターンの問題が出題されても解くことができるように復習して
下さい。
使用テキスト
不要
参考書、その他教材
不要
成績評価方法・基準
授業における確認テスト2回(15%×2)、平常点(20%)や定期試験の結果(
50%)に基づいて、総合的に評価する。
授業の形式・計画
第1回
一次関数と二次関数
第2回
三平方の定理
第3回
円・おうぎ形の面積
第4回
数列
第5回
集合と命題
第6回
位置関係と順序関係
第7回
前半のまとめ
第8回
うそつき証言
第9回
暗号
第10回
資料解釈(グラフ)
第11回
資料解釈(指数)
82 ページ
2015シラバス
現代ライフ学部 レジャービジネス学科
第12回
展開図と軌跡
第13回
道順および立方体の組み立てと切断面
第14回
後半のまとめ
第15回
総合問題
83 ページ
2015シラバス
現代ライフ学部 レジャービジネス学科
人間文化概論
Human Cultures
山下 晋司
選択
2
単位
1
年 前期
授業のねらい及び到達目標
人間とは文化的存在であり、世界には多様な文化がある。この授業では、文化を分析する視点と方法を学び、人間文化の構造とダイナミズム
をさまざまな事例を通して検討する。
学習内容
講義やビデオなどにより人間文化を分析する人類学の視点と方法を学び、衣食住から宗教儀礼や都市文化にいたるまでの人間文化、さらに
学習内容
グローバル化のなかで混交する文化について検討する。受講者は、講義を聴くだけではなく、ディスカッションセッションで学習したことについ
て自分の意見を述べ、リアクションカードを書く。
授業内容のレベル、関連科目
一般的入門的レベル。先修科目、準備学習はとくに必要としない。
授業外学習(予習・復習)
とくに予習は必要ないが、ノートを読み返すなどして授業で学んだこと復習し、ディスカッションセッション(リアクションカードの提出)に備えるこ
と。
使用テキスト
とくに無し。
参考書、その他教材
『文化人類学キーワード・改訂版』(山下晋司・船曳建夫編、有斐閣、2008)
成績評価方法・基準
平常点(15%)、リアクションカード(3回、15%)、試験(70%)
授業の形式・計画
第1回
イントロダクション:授業の進め方
第2回
人間の概念
第3回
文化の概念
第4回
ディスカッション1(リアクションカード1提出)
第5回
記号としての衣
第6回
文化としての食
第7回
住まいの文化
第8回
ディスカッション2(リアクションカード2提出)
第9回
観光と文化:インドネシア・バリの場合
第10回
民話の世界:遠野民俗誌
第11回
文化のなかの死:インドネシア・トラジャの死者祭宴
第12回
混交する文化1:国際結婚
第13回
混交する文化2:都市
84 ページ
2015シラバス
現代ライフ学部 レジャービジネス学科
第14回
ディスカッション3(リアクションカード3提出)
第15回
まとめ
*授業スケジュールは事情により変更されることがあります。
85 ページ
2015シラバス
現代ライフ学部 レジャービジネス学科
アメリカ文学
American Literature
一柳 峻夫
選択
2
単位
1
年 前期
授業のねらい及び到達目標
アメリカの文学、その歴史的、社会的背景について学び、英語とアメリカ文化の理解を深める。
学習内容
アメリカ文学の代表的作家を取り上げて、作品と時代背景を解説する。作品に親しんで理解を深めるため、翻訳&原文(英語)講読、ドラマ
学習内容
化・映画化作品の視聴なども行う。
授業内容のレベル、関連科目
一般教養レベル。英語やアメリカの文学や文化、歴史に関心がある学生を歓迎する。関連科目は欧米や歴史に関する科目。
授業外学習(予習・復習)
予習:次回の授業で扱う内容について、自分の知識やイメージなどを整理しておく。原文講読の場合は下調べをしておくこと。
復習:授業内容について振り返りを行い、関心のある作品は読んでみて欲しい。
使用テキスト
開講時に指示する。
参考書、その他教材
成績評価方法・基準
期末試験60%、平常点+レポート40%で評価する。
授業の形式・計画
第1回 オリエンテーション(授業の目的、内容、進め方、受け方などの説明)
第2回 植民地時代の文学:コットン・マザー、ピューリタン詩人etc.
第3回 独立期から南北戦争:ポー、ホーソーン、メルヴィルetc.
第4回 南北戦争後の文学:マーク・トウェイン、ヘンリー・ジェイムズetc.
第5回 オルコット『若草物語』:解説&講読
第6回 オルコット『若草物語』:映像資料による総合学習
第7回 世紀転換期の文学:自然主義文学、地方主義文学
第8回 O・ヘンリの小説:解説と講読
第9回 O・ヘンリ:映像資料による総合学習
第10回 モダニズムとロストジェネレーション:フィッツジェラルドetc.
第11回 1930年代の文学1:ヘミングウェイetc.
第12回 1930年代の文学2:スタインベックとフォークナー
第13回 第二次大戦後の文学1:戦争小説、カポーティ、テネシー・ウィリアムズ、サリンジャーetc.
第14回 第二次大戦後の文学2:黒人作家、不条理作家etc.
第15回 まとめ
(学生の理解度や興味・関心などに応じ、進度調整や内容変更を行う場合がある。)
86 ページ
2015シラバス
現代ライフ学部 レジャービジネス学科
英語表現
Expressions in English
土井 信太郎
選択
2
単位
2
年 後期
授業のねらい及び到達目標
「英語表現」の目的は、自然な英文を書く能力を養成することにある。英文を書く場合、文法構造の知識が必要であることはいうまでもないが、
それは一般の文法書に書かれた英文法とは違ったもの、つまり「生きた文法」を知る必要がある。「生きた文法」を、単なる知識ではなく、表現
のための発信型文法として取り上げていく。
学習内容
毎回、与えられた課題に対して、各自で英文を作成し、それを提出してもらう。次回までに教師がその英文を添削し、返却し、解答、解説を行
学習内容
う。
英作文問題を中心としたテキストを使用し、いろいろなタイプの英文を書けるように練習する。
授業の座席は指定されるので、毎回その座席で授業を受けること。
授業内容のレベル、関連科目
レベル:基本的な英語力があること。また英語で自分の言いたいことを表現しようという意欲が望まれる。
授業外学習(予習・復習)
事前学習の内容
次回の授業で行うテキストの練習問題を予習する。
事後学習の内容
前回提出した英文は、添削され、次回返却される。解説をよく聞いて、自分の理解の不十分な箇所を復習する。
使用テキスト
Keystone--Grammar-based English Writing(基本英文から現代英語表現へ)
長坂昇著 成美堂
プリントも使用する予定。
参考書、その他教材
成績評価方法・基準
提出物:50%、定期試験:50%
授業の形式・計画
第1回 オリエンテーション(授業の進め方、予習復習について、評価について等)
第2回 主語について
主語の必要性、主語の選び方、注意すべき「は」と「が」
第3回 無生物主語
無生物主語と派生名詞
第4回 準動詞について
主語としての動名詞と不定詞、意味上の主語について」
第5回 There構文とIt構文
There構文とは、It構文とは
第6回 注意すべき主語
強調構文、否定語の主語、疑問詞の主語
第7回 動詞と基本文型
省略できる修飾語句と省略できない修飾語句
第8回 述語のパターン
that節、使役表現
第9回 能動文と受動文
受動文の主語になるもの、byの省略
第10回 時間の表現
現在、過去、未来をあらわす方法
第11回 仮定法と助動詞
非現実の現在、過去、未来、推量の表現
87 ページ
2015シラバス
現代ライフ学部 レジャービジネス学科
第12回 形容詞的修飾
限定用法と叙述用法、名詞の前に置く場合と名詞の後におく場合
第13回 副詞的修飾
副詞的修飾語句の機能と意味、副詞の位置 第14回 関係詞を用いた表現
関係代名詞における制限用法と非制限用法、関係形容詞、関係副詞
第15回 等位表現、従位表現
88 ページ
2015シラバス
現代ライフ学部 レジャービジネス学科
英語史
History of the English Language
土井 信太郎
選択
2
単位
2
年 前期
授業のねらい及び到達目標
今や世界の国際語となっている英語は、もともとはゲルマン人の一方言にすぎなかった。いったい英語は、①どのようにして現在に至ったの
か、②そもそも英語とはどのような言語なのか、ということを、英国史とあわせて見ながら、また、広く③インド・ヨーロッパ語族の中の一つという
点から英語の特徴を見ていく。これによって、現在の英語の様々な表現が奥行をもったものとして捉えられるようになるとともに、現在の英語
の姿を見ただけでは説明しがたい現象の背景が理解できるようになることを目指している。また、言語の歴史をたどる中で、日本語についても
見つめ直す機会となることを期待している。
学習内容
英語史に関連する様々なトピックも取り上げ、英語に関する関心を高め、知識を広げることも目指している。毎回、英語の歴史に関する短い英
学習内容
文を読み、その和訳を提出してもらう。辞書は毎回持ってくること。
授業での座席は指定されるので、毎回その座席で授業を受けること。
授業内容のレベル、関連科目
レベル:基礎教養レベル、基礎的英文法に習熟していること
関連科目:英語学
準備学習:英国史の大きな流れについて理解している必要がある。百科事典等であらかじめ調べ、大筋を把握しておくこと。
授業外学習(予習・復習)
事前学習の内容
授業で配布されたプリントをよく読んでおく。英文資料の場合もあるので、意味の概要を調べておくようにする。
事後学習の内容
提出した和訳は、採点して、次回返却する。理解の不十分だった箇所を復習する。
使用テキスト
プリントを使用する。
参考書、その他教材
成績評価方法・基準
毎回の提出物、定期試験で総合的に評価する。
授業の形式・計画
第1回 オリエンテーション(授業の進め方、評価について等)
第2回 国際語としての英語 英語の広がり ラテン語の場合
第3回 英国史・英語史の概観
第4回 英語のルーツ インド・ヨーロッパ語族について
第5回 インド・ヨーロッパ語族の他の言語との比較
第6回 古英語の時代(1)
第7回 古英語の時代(2) Old Englishの豊富な語尾変化
アルファベットの歴史
第8回 古英語の時代(3) バイキングと英語 「月・曜日」の名前の由来
第9回 古英語の時代(4) 古ノルド語との出会い
第10回 言語接触と言語干渉について 第11回 中英語の時代(1) Norman Conquestと英語 「なぜ英語は生き残ったか」
89 ページ
2015シラバス
現代ライフ学部 レジャービジネス学科
第12回 中英語の時代(2) 英語の復権
第13回 近代英語の時代(1)
第14回 近代英語の時代(2) 英語の黄金時代(シェークスピアと欽定訳聖書)
第15回 標準英語の成立 明日の英語
90 ページ
2015シラバス
現代ライフ学部 レジャービジネス学科
イギリス文学
English Literature
一柳 峻夫
選択
2
単位
2
年 後期
授業のねらい及び到達目標
イギリスの文学、その歴史的・社会的背景について学び、イギリス文化の理解を深める。
学習内容
イギリス文学の代表的作家を取り上げて、作品と時代背景を解説する。イギリスの町並みや風景、ドラマ化・映画化された作品を見ることで
学習内容
授業を理解しやすくするため、映像資料の視聴なども行う。
授業内容のレベル、関連科目
英語やイギリスの文学や文化、歴史に関心がある学生を歓迎する。関連科目はヨーロッパや歴史に関する科目。
授業外学習(予習・復習)
予習:次回の授業で扱う内容について、自分の知識やイメージなどを整理しておく。
復習:授業内容について振り返りを行い、関心のある作品は読んでみて欲しい。
使用テキスト
開講時に指示する。
参考書、その他教材
成績評価方法・基準
期末試験60%、平常点+レポート40%で評価する。
授業の形式・計画
第1回 オリエンテーション(授業の目的、内容、進め方、受け方などの説明)&古英語の時代
第2回 中英語の時代:チョーサーetc.
第3回 ルネサンス:スペンサー、マーロウetc.
第4回 シェークスピア
第5回 ジェームズ朝~ピューリタニズムの時代
第6回 王政復古期の文学
第7回 18世紀の文学(1):古典主義の盛衰
第8回 18世紀の文学(2):散文、小説の隆盛
第9回 ロマン主義(1):ワーズワスとコールリッジ
第10回 ロマン主義(2):キーツ、シェリー、バイロンetc.
第11回 ヴィクトリア朝時代(1):ディケンズ、ブロンテ姉妹etc.
第12回 ヴィクトリア朝時代(2):テニスン、ワイルドetc.
第13回 モダニズム文学
第14回 映像資料による総合学習1 第15回 映像資料による総合学習2
91 ページ
2015シラバス
現代ライフ学部 レジャービジネス学科
英語学
English Linguistics
一柳 峻夫
選択
2
単位
1
年 後期
授業のねらい及び到達目標
言語としての英語が出来上がるまでの過程や事情やその構造を理解し、英語の教養を深める。
学習内容
英語の歴史、語彙や文の成り立ち、英語と文化について学習する。
学習内容
授業内容のレベル、関連科目
英語に興味があり好きな学生に適している科目である。特別な素養は必要ない。
授業外学習(予習・復習)
予習:授業ごとに指示する内容を調べてくる。
復習:授業で学習した内容を振り返るため、教材等のその日に学習した部分を読む。
使用テキスト
開講時に指示する。
参考書、その他教材
適宜指示する。
成績評価方法・基準
期末レポート40%、毎回の課題の内容およびその提出状況等30%、授業態度および参加度30%とし、総合的に評価する。
授業の形式・計画
第1回 オリエンテーション(授業の目的、内容、進め方、受け方などの説明)
第2回 言葉の起源
第3回 人間の言葉と言語研究
第4回 標準英語の成立
第5回 英語のバリエーション
第6回 英語の発音とスペリング
第7回 英語の語彙の多様性
第8回 言葉の変化
第9回 単語ができる仕組み
第10回 文ができる仕組み
第11回 言葉の意味
第12回 言葉のやり取りにおけるルール
第13回 階級・社会・言語(1)
第14回 階級・社会・言語(2)
第15回 現代の英語
なお、授業の進捗状況、学生の理解度、興味・関心に応じて内容の変更(入れ替え、追加、省略等)を行うことがある。
92 ページ
2015シラバス
現代ライフ学部 レジャービジネス学科
歴史文化概論
Introduction to History and Culture
江川 由布子
選択
2
単位
1
年 後期
授業のねらい及び到達目標
私たちが一般に「歴史」として理解しているものは、過去にあった事実そのものではなく、人間がそれを認識し、記憶し、記述することを通して
私たちに伝えられているものです。すなわち、「歴史」とは、世界や人間のあり方を探究しようとする人間自身が創造してきたひとつの重要な文
化と言えるでしょう。この授業では、ヨーロッパにおける世界史像の変遷と日本人の歴史観との関わりを手がかりとして、人がなぜ、またどのよ
うに歴史を捉えようとしてきたのか、そして私たちはこれからいかに歴史に向き合うべきかという問題を考え、人間や文化についての理解力を
高めていきたいと思います。
学習内容
授業では、みなさんが高校までの教科ですでに学習したであろう古代から近・現代に至るヨーロッパ史と世界史の流れを復習しながら、ヨー
学習内容
ロッパにおける世界史像の変遷とその歴史的背景を各時代を代表する歴史家とその著作を手がかりに検討し、さらに、こうしたヨーロッパ的歴
史観の影響の下に形成された近代日本の世界史観の特質を見ていきます。また、グローバル化が進む現代世界における世界史認識の新た
な方向性についても考えたいと思います。
授業内容のレベル、関連科目
【レベル】受講に必要とされる特別な条件はありません。
【関連科目】世界史、西洋史、日本史など
授業外学習(予習・復習)
【事前学習】次回の講義で扱う資料をあらかじめ読み、理解を深めておくこと。
【事後学習】配布するレジュメをもとに、講義の内容を整理しておくこと。
使用テキスト
なし
参考書、その他教材
【参考図書】授業時に紹介します。
【その他教材】講義のレジュメならびに必要な資料は授業時に配布します。
成績評価方法・基準
定期試験の成績を基本とし、それに授業内小レポート等を加味して総合的に評価します。
ただし、正当な理由を届け出ることなく欠席が学則規定の時間数を超えた場合は、定期試験を受験しても成績評価対象としません。
授業の形式・計画
授業は講義形式で行う予定です。
【第1回】オリエンテーション:授業の目的・内容・進め方、成績評価方法、参考図書等についての説明
【第2回】イントロダクション:「歴史」とは何か
【第3回】ヨーロッパにおける歴史記述の出発点としての古代ギリシア①:ポリス時代のギリシアの発展とギリシア人の世界認識
【第4回】ヨーロッパにおける歴史記述の出発点としての古代ギリシア②:ヘロドトスの『歴史』とトゥキュディデスの『戦史』
【第5回】古代ローマにおける「世界史」認識:ポリュビオスの『世界史』
【第6回】中世におけるキリスト教的世界観と歴史像①:ローマ帝国解体期(4~5世紀)における歴史観の転換の時代的背景
【第7回】中世におけるキリスト教的世界観と歴史像②:アウグスティヌスの『神の国』
【第8回】近世におけるヨーロッパ人の世界史観の転換①:「大航海時代」の到来とヨーロッパ人の世界観・人間観の変化
【第9回】近世におけるヨーロッパ人の世界史観の転換②:啓蒙主義的進歩史観の成立
【第10回】19世紀における近代歴史学の成立とヨーロッパ中心的世界史像の普遍化①:歴史主義の台頭
【第11回】19世紀における近代歴史学の成立とヨーロッパ中心的世界史像の普遍化②:ランケの『世界史概観』
【第12回】日本の近代化と日本人の世界史観-「西洋」と「東洋」の狭間の「日本」①:開国・明治維新から西洋をモデルとした近代国家の建設
へ
【第13回】日本の近代化と日本人の世界史観-「西洋」と「東洋」の狭間の「日本」②:福沢諭吉の『文明論之概略』
【第14回】第二次世界大戦後の国際社会の変化と日本における「世界史」
【第15回】グローバル化される現代世界と新たな世界史像の構築の可能性
93 ページ
2015シラバス
現代ライフ学部 レジャービジネス学科
世界史
World History
一柳 峻夫
選択
2
単位
1
年 前期
授業のねらい及び到達目標
近現代史の大まかな流れをつかみ、現代世界の成り立ちを理解する。同時に、「暗記科目」として敬遠されがちな歴史を学ぶ楽しさを知って
欲しい。
学習内容
授業前半では歴史学の面白さを知ってもらうため、興味深いと思われるトピックを取りあげて解説を行い、学生にも一緒に考えてもらう。
学習内容
後半では、グローバリゼーション、世界の一体化という視点から産業革命以降の近現代史を概観する。
授業内容のレベル、関連科目
一般教養レベル。歴史に興味がある学生を歓迎する。
授業外学習(予習・復習)
予習:次回の授業で扱うテーマについて自分の知識やイメージを整理しておく。
復習:授業内容について振り返りを行い、興味や関心に応じて関連文献を読んでおく。
使用テキスト
授業中に指示、紹介する。適宜プリントを配布する。
参考書、その他教材
成績評価方法・基準
期末試験60%、平常点+レポート40%で評価する。
授業の形式・計画
第1回 オリエンテーション(授業の目的、内容、進め方、受け方などの説明)
第2回 歴史学とは何か
第3回 百年戦争
第4回 大航海時代
第5回 宗教改革
第6回 魔女狩り
第7回 近代世界システムの形成
第8回 中核諸国の覇権争い
第9回 フランス革命
第10回 ナポレオンとウィーン体制:ブルジョワ社会の成立
第11回 自由主義から帝国主義へ
第12回 第一次世界大戦
第13回 第二次世界大戦
第14回 冷戦の時代
第15回 現代の世界
(学生の理解度や興味、関心に応じて変更する可能性があります。)
94 ページ
2015シラバス
現代ライフ学部 レジャービジネス学科
日本史A
Japanese History A
大道 和夫
選択
2
単位
1
年 前期
授業のねらい及び到達目標
この講座では、通史的に日本史を扱うのではなく、原始時代から幕末に至るまでの歴史的転換点の背景や謎とともに、歴史的人物の様々な
決断にスポットを当てて学んでいきます。歴史に大きな影響を与えたものや人物の本質に迫り、また、歴史上の人物が、なぜ、その時に、その
決断をしたのかを考え、人の生き方を考える歴史の授業を目指します。
受講生には、歴史を学ぶ中で、最終的に、歴史学を自分自身の生き方や決断の際の一助とすることができる力を養っていくことを期待しま
す。
学習内容
原始から幕末までの出来事と人物に関する15テーマについて、人の生き方を核として学んでいきます。各授業においては、テーマに関する
学習内容
歴史の概説から入り、徐々に焦点を絞りながら、テーマの背景や人物の葛藤、決断に迫っていきます。
授業は配布資料をもとに講義形式で行いますが、適宜、映像資料等を用いて理解を深めていきます。さらに毎回授業の最後にミニレポート
を作成し学び得たことをまとめていきます。
授業内容のレベル、関連科目
中学校で学んだ社会科歴史的分野及び高等学校で学んだ日本史Bを振り返っておくと授業内容の理解が容易となります。
授業外学習(予習・復習)
予習:授業終了時に示される次回講義の項目や人物についてあらかじめ調べておくこと。
復習:授業の最後にまとめたミニレポートについての振り返りを行うとともに、学んだ内容・人物について各自で関連書籍等を調べていくこと。
使用テキスト
不要。ただし、毎回資料を配布します。
参考書、その他教材
岩波新書『日本の歴史(上・中)』(井上清著)
『大系日本の歴史』(小学館)
その他は、授業内で適宜紹介します。
成績評価方法・基準
定期試験の成績70%、平常点(授業への取り組み方、ミニレポート)30%とし、総合して評価します。
授業の形式・計画
第1回
縄文文化の不思議!
縄文時代が1万年以上も続き、弥生文化成立以後も東北・北海道で続縄文文化としてさらに生き残った理由を探ります。
第2回
憲法十七条と仏教政策!
聖徳太子が、外国思想である仏教を何故積極的に我が国に取り入れたのかを探ります。
第3回
蘇我入鹿暗殺、中央集権国家の確立へ!
中大兄皇子が、一豪族を宮中において殺害した背景を、中国・朝鮮半島の東アジア情勢から探ります。
第4回
大仏開眼!
聖武天皇は、遷都を繰り返しながら、仏教を政治にどのように生かしていったのかを探っていきます。
第5回
鑑真ついに来日!
唐僧鑑真が日本への渡航を志し、失敗を重ね盲目になりながらも、来日をあきらめなかった理由を探ります。
第6回
摂関政治と平氏政権!
藤原氏の権力掌握方法と平清盛が保元・平治の二つの乱を経て、天下を掌握するに至る過程を探っていきます。
第7回
全国支配のために義経追討!
平氏政権の滅亡過程と源頼朝が弟義経を排除していく非情なる決断の背景を探ります。
第8回
悪人正機説大流行!蒙古襲来!
親鸞による浄土真宗(一向宗)が、中世から近世にかけて戦国大名と張り合うほどの一大勢力と化した過程と蒙古襲来について神風思想を
含めて学びます。
第9回
室町文化と足利学校の大繁栄!
足利学校は、室町時代に上杉憲実に再興されて後、繁栄を続け、ザビエルにより「坂東の大学」として西洋にまで紹介されました。その繁栄
の要因を探っていきます。
第10回
信長の足跡!
桶狭間の戦いから本能寺の変で信長が自害するまでの彼の生き様を学びます。
第11回
戦国大名!
北条早雲、上杉謙信、武田信玄、伊達政宗などの戦国大名のそれぞれの生き様を学びます。
第12回
徳川家康の生涯と決断!
多くの戦国大名との争いや関ヶ原の戦いにおける家康の決断の心境を探ります。
第13回
江戸時代の事件と改革! 江戸時代初期からの様々な事件を学ぶとともに、田沼意次の政策を探り、田沼政治の正の側面を検証します。
第14回
江戸時代の改革と文化!
三大改革の背景と大日本沿海輿地全図に生涯をささげた伊能忠敬の決断と情熱の生き様を学びます。
95 ページ
2015シラバス
現代ライフ学部 レジャービジネス学科
第15回
高杉、東へ行く! 吉田松陰の遺骨を改葬した高杉晋作は、直後に剃髪して東行を名乗ります。激動の時代を生きた晋作の数々の決断を追っていきます。
96 ページ
2015シラバス
現代ライフ学部 レジャービジネス学科
日本史B
Japanese History B
大道 和夫
選択
2
単位
1
年 後期
授業のねらい及び到達目標
この講座では、通史的に日本史を扱うのではなく、近現代史における歴史的転換点の背景や謎とともに、歴史的人物の様々な決断にスポッ
トを当てながら、政治学的に近現代史を学んでいきます。
我が国の歴史に大きな影響を与えた国際情勢や政治的権力の変遷を踏まえた上で、時の人が、なぜ、その時に、その決断をしたのかを考
え、人の生き方を考えながら、現代政治の在り方を問い直す歴史の授業を目指します。
受講者には、身近な近現代史を学ぶ中で、最終的に、歴史学を自分自身の生き方や決断の際の一助とすることができる力を養っていくこと
を期待します。
学習内容
明治初期から現代までの政治史的な各テーマについて、政治的決断を核として学んでいきます。各授業においては、該当テーマに関する概
学習内容
説から入り、徐々に焦点を絞りながら、テーマの背景と人物の葛藤、決断に迫っていきます。
授業は配布資料をもとに講義形式で行いますが、適宜、映像資料等を用いて理解を深めていきます。さらに毎回授業の最後にミニレポート
を作成し学び得たことをまとめていきます。
授業内容のレベル、関連科目
中学校で学んだ社会科歴史的分野及び高等学校で学んだ日本史A・Bを振り返っておくと授業内容の理解が容易となります。
授業外学習(予習・復習)
予習:授業終了時に示される次回講義の項目や人物についてあらかじめ調べておくこと。
復習:授業の最後にまとめたミニレポートについての振り返りを行うとともに、学んだ内容・人物について各自で関連書籍等を調べていくこと。
使用テキスト
不要。ただし、毎回資料を配布します。
参考書、その他教材
岩波新書『日本の歴史(中・下)』(井上清著)
『大系日本の歴史』(小学館)
その他は、授業内で適宜紹介します。
成績評価方法・基準
定期試験の成績70%、平常点(授業への取り組み方、ミニレポート)30%とし、総合して評価します。
授業の形式・計画
第1回
明治政府分裂!
明治六年の政変により明治政府は分裂し、大久保独裁体制を成立させました。独裁への移行過程を学び、大久保利通という人物の政治的
決断を探ります。
第2回
初期議会の混乱と終息!
自由民権運動は初期議会における民党と政府の対立へ発展し、その混乱は日清戦争開戦という非常事態で終息しました。伊藤博文内閣の
開戦の決断の時を探ります。
第3回
軍部大臣現役武官制導入!
山県有朋により導入された軍部大臣現役武官制は、その後の日本の政治に余りに大きな影響を与えました。山県のねらいを探ります。
第4回
天気晴朗なれども波高し! 日露戦争の勝利は、東郷平八郎をはじめとした軍の司令官たちの作戦遂行の決断によるものです。彼らの決断から、明治国家が目指したも
のを探ります。
第5回
大正政変から本格的政党内閣の実現へ!
桂太郎内閣倒壊から始まる大正時代の歴史を概観しながら、大正デモクラシーの思想を実現した原敬内閣の政策から政党政治の在り方を
探ります。
第6回
普通選挙法とウラハラな治安維持法公布!
加藤高明内閣は、普通選挙法と同時に戦前最大の悪法と呼ばれた治安維持法を公布しました。治安維持法成立の背景と施行後の国民の
苦痛を探っていきます。
第7回
社会運動から金解禁断行へ! 大正期に勃興した社会運動の歴史と浜口雄幸内閣における金解禁断行の背景を学ぶことで日本史上最大の恐慌に至った実態を探ってい
きます。
第8回
軍部の台頭! 軍部の台頭を満州事変勃発から五・一五事件、二・二六事件までの過程をみていくことで、軍部が独走するに至った背景を探っていきます。
第9回
日中戦争と太平洋戦争! 日中戦争勃発後、和平の可能性を自ら断ちきった近衛文麿と太平洋戦争に日本国民を突入させた東条英機の人間像を探っていきます。
第10回
ポツダム宣言受諾と占領政策!
マッカーサーの占領政策の過程をみていくことで戦後日本が歩んだ歴史の方向性を探っていきます。
第11回
再軍備と国際社会へ復帰!
再軍備を決断した吉田茂の足跡と日ソ国交回復を実現した鳩山一郎の足跡をみていくことで、現在の軍備問題とロシアとの外交関係を探っ
ていきます。
第12回
岸信介と安保闘争!
安保改定反対運動が激化する中、総理大臣の職を賭して条約を成立させた岸信介の決断とその後の日米関係を探ります。
97 ページ
2015シラバス
現代ライフ学部 レジャービジネス学科
第13回
高度経済成長と沖縄返還 10年間で国民所得を倍増させる計画を掲げた池田勇人の経済政策を探り、現在の日本経済の課題を見出していくとともに、「待ちの政治」
と評された佐藤栄作が、当時、極めて困難と考えられていた沖縄返還問題に精力を集中させた決断の過程を探ります。
第14回
現代政治(1)
「決断と実行」を掲げた田中角栄の政策の中で、日中国交回復のプロセスを学びます。その上で、田中角栄以後の各総理大臣の政策を学
んでいきます。
第15回
現代政治(2)
55年体制の終焉から安倍晋三内閣までの混乱の現代政治の過程をみていくことで、今後の日本政治の在り方を探っていきます。
98 ページ
2015シラバス
現代ライフ学部 レジャービジネス学科
日本史概論
Introduction to Japanese History
仲井 克己
選択
2
単位
2
年 前期
授業のねらい及び到達目標
アジアの端に位置する日本列島の歴史を,古代から現代まで文化・思想史など広汎な立場から概観する。とくにアジアという視点を重視し,
いろいろな意味で相互補完関係を築いてきた対外関係についてあらためて考察する。
日本は,「伝統的風習」のもとに死生観・人生観・社会倫理などを形成し日々の生活を営んできた。その結果,「単一民族国家」「神国」を正規
の国家観として唱えられた時代もあったが,歴史的な立場から考察するとき、このような主張は揺らがざるを得ない。あらためて、アジアという
視点から歴史を考察し、<神と仏><天皇>などといった日本のアイデンティティにかかわる問題も視野に入れつつ,様々な角度から日本を
考えてみたい。
受講生各自が,日本という国の歴史的な流れを把握し、世界のために日本の果たすべき役割などについて深く考える知的基盤の形成をめ
ざす。
学習内容
主な講義内容
学習内容
(1)
(2)
(3)
(4)
(5)
(6)
近代国民国家の成立-国家・国民・国語-
近代における戦争-世界大戦・標準化・情報-
アジアの歴史-朝鮮半島・台湾・中国など-
6~8世紀の情報革命-律令・都市・文字-
律令制による国家創世
12世以降におけるアジア交易圏の成立-武士・貨幣経済・道-
授業内容のレベル、関連科目
日本史に関する基礎的な知識を確認しながら講義を進める。携帯電話や電子辞書なども含めITスキルを活用し自ら情報を探し、そのデータを
分析したうえで考察する能力の育成に努める。
関連科目
日本文学史(古典)
その他,歴史に関係する各講座
授業外学習(予習・復習)
事前学習
(1)新聞など読む。日本の新聞各社のサイトだけではなく,アジアという視点から,アジア各国で刊行されている日本語バージョンのサイトも見
ておくこと。
(2)近隣の戦争遺跡などを調査し,実際にその周辺を歩く。
(3)旧道を歩き,その周辺の神社や道標を確認する。
事後学習
(1)Asiaに東の端に位置する日本の国際状況について、新聞テレビなどを通じてあらためて考察する。
(2)日本のアイデンティティについて、日常の生活から考察し直す。
使用テキスト
(1) 毎時、資料を配付する。
(2) Power Pointを使用する。希望者は、データで配信する。
参考書、その他教材
加藤陽子『それでも,日本人は「戦争」を選んだ』朝日新聞社,2009年7月
佐藤卓己『ヒューマニティーズ 歴史学』岩波書店,2009年5月
成績評価方法・基準
学期末試験を中心に評価するが,以下の点についても評価の対象とする。
(1)授業中の質問や意見
(2)基礎知識を問う小テストおよびレポート
授業の形式・計画
【第1回】明治という時代―国家・国民・国語―
産業革命を経て欧米列強はアジアへの進出を目指す。帝国主義の時代において,アジア・アフリカで唯一日本は産業革命に成功する。明治と
いう時代を振り返り,近代日本成立期について考察する。
【第2回】戦争の世紀―第0次世界大戦から第二次世界大戦まで―
第0次世界大戦といわれる日露戦争を経て,世界大戦へと時代は移る。戦争はなぜ起こるのか,なぜ国民は戦争を支持したのか,メディアは
どのような役割を果たしたのか,このような問題意識をもとに世界大戦の概要を把握する。
【第3回】アジアの歴史-朝鮮半島/朝鮮戦争-
(1)「民主主義の国アメリカ」と「神の国日本」。
(2) 朝鮮半島の歴史
【第4回】アジアの歴史-中国と台湾―
1930年代に,中国に対して戦略爆撃を行う日本。その戦いの果てに国家建設を果たす中国。中国国歌などを参照しつつ,アジアの歴史を中
国台湾を中心に概観する。
【第5回】大日本帝国憲法と日本国憲法
(1) 天皇主権と国民主権
(2) The Civil War(The Gettysburg Address)と日本国憲法との関連
【第6回】近代日本語の成立[国家―国民―国語]
(1) 旧制中学の入試問題
(2) 表記法の揺れ―漢字・カタカナ・ひらがな―
【第7回】日本国の成立―中国漢字文化圏の外縁に位置する日本列島 ―
龍の爪は,中国5本,朝鮮半島4本,日本列島3本。これは,文化の中心からの距離を象徴的に表している。6世紀に日本列島を支配してい
た王は,中国・朝鮮半島の影響を受けて情報革命を果たす。文字・仏教・律令などの導入についてアジアという視点から考察する。
【第8回】古代都市の構造-律令機構の整備と都市の形成-
(1) 東大寺に代表される大規模建築と公害。
(2) 水の汚染と流行病。平城京と平安京の構造的な相違について確認し、永続的な都立地の条件、地形と習俗・宗教との関連などについて考
察する。
99 ページ
2015シラバス
現代ライフ学部 レジャービジネス学科
【第9回】飛鳥・奈良の仏教
(1) 聖徳太子-行基-役行者
(2) 鎮護国家の思想と国分寺・国分尼寺
日本列島における第一次情報革命について国家・言語・信仰の立場から考察する。
【第10回】平安朝黎明期の仏教―平安朝思想史の原点―
(1) 仏性をめぐる論争―薬師寺(法相宗)と延暦寺(天台宗)―
(2) 最澄と円仁―密教とは?―
天台宗の教義を中心に、平安時代の人間観について考察する。
【第11回】平安京の生活と文化
(1) 貴族の一日
(2) 貴族の人生 藤原道長の人生
平安王朝に生きた女性の人生はどのようなものであったのか?
糖尿病に苦しんだ藤原道長の晩年はどのようなものであったのか?
様々な角度から平安王朝に生きた人々の人生を考察する。
【第12回】武士の世へ-富国強兵・殖産興業-
(1) 平清盛のビジネスモデル
(2) 源氏と平氏
<銭/鉄/道>を通して中世という時代を考察する。
【第13回】中世の宗教―武士の世の宗教―
(1) 法然と親鸞
(2) 日蓮
「親の敵を討つな」と説く浄土宗。戦乱の世の宗教について考察する。また,房総に生まれ,近代に大きな影響を及ぼした日蓮についても考察
する。
【第14回】神と仏―死生観/他界観の歴史―
(1) 西方極楽浄土
(2) 神と仏
日本のアイデンティティに基層にある<神と仏>について,歴史学の立場から考察する。
【第15回】総括
(1) 国際社会の過去/現在/未来
(2) IT社会の可能性
<日本の文化>はどのようにして生まれ育まれてきたのか,受講生それぞれの意見を聞きながらあらためて日本の未来について考える。
受講生の希望や所属学科などを勘案し,上記の内容を変更することがある。
100 ページ
2015シラバス
現代ライフ学部 レジャービジネス学科
社会情報概論
内野 雅一
選択
2
単位
1
年 後期
授業のねらい及び到達目標
現代人はあふれる「情報」に埋め尽くされている一方、「情報」がなければ生活がおぼつかない時代を生きている。かつては大手メディアがそ
の発信の中心的存在であったが、いまは「1億総発信者」の時代であり、個人レベルでの「情報」のやりとりが活発になった。改めて「情報」とは
何か、を考える。
学習内容
私は1981年、毎日新聞に入社し、主に経済報道に携わってきた。しかも、新聞だけでなく、経済誌の編集、テレビのコメンテーターを経験し
学習内容
た。現代のこれらの媒体に共通するのは発信する側の深まる苦悩と、受け手である読者(視聴者)のリテラシー(使いこなす力)の格差である。
2014年は大手メディアがだまし、だまされた事件が相次いだ。「真実を伝える情報・報道」と「信頼される情報・報道」は同じものなのか。具体
的な経験を通して、「情報」の世界に君たちを誘う。
授業内容のレベル、関連科目
なし
授業外学習(予習・復習)
毎回、その日の新聞を読んで授業に臨む。授業の最初に、興味をもった記事を議論する。
使用テキスト
なし
参考書、その他教材
佐藤卓己『メディア社会』(岩波新書)
門奈直樹『現代の戦争報道』(岩波新書)
野中郁次郎他『失敗の本質』(中公文庫)
成績評価方法・基準
定期試験の成績60%、平常点40%で総合評価する。
授業の形式・計画
第1回・一日の生活から「情報」をとらえる
第2回・本屋に行ってみよう
第3回・書籍ができるまで
第4回・雑誌ができるまで
第5回・新聞はこうして作られる
第6回・「新聞記者」とはどんな奴らか
第7回・誤報と虚報の歴史
第8回・テレビ(地上波)が面白くなくなったワケ
第9回・アナログ時代とデジタル時代の違い
第10回・「口コミ」はどこまで信じていいのか
第11回・愉快犯と情報
第12回・踊らされるメディア=ソーシャルメディアの不安
第13回・民主主義と大衆迎合主義
第14回・「情報」を遮断して生きてみよう!!
第15回・まとめと補足
101 ページ
2015シラバス
現代ライフ学部 レジャービジネス学科
国際情報(政治)
International relations
水島 敏夫
選択
2
単位
1
年 後期
授業のねらい及び到達目標
2016年に大統領選挙を控えたアメリカ合衆国の政治・社会をジャーナリズムの視点で考えます。
学習内容
大統領選挙で焦点となるテーマを柱に、アメリカ政治の課題や社会の動きについての理解を深めます。
学習内容
授業内容のレベル、関連科目
予備知識は求めません。受講者の関心をできるだけ考慮して、わかりやすい授業にしたい。
授業外学習(予習・復習)
授業では原則、レジュメを用意するので、それを参考に学習していただきたい。アメリカのニュースに関心を持って授業に臨んでいただきたい。
使用テキスト
授業の進行に合わせてレジュメを用意します。
参考書、その他教材
参考図書などは、適宜お知らせします。
成績評価方法・基準
定期試験の成績50%、平常点50%とし、総合して評価します(定期試験を筆記試験にするかレポートにするかは、4月の講義開始後にお知らせ
します)。
授業の形式・計画
第1回 「オリエンテーション」 授業の目的と進め方などを説明します。
第2回 「アメリカ大統領選挙の仕組み」 選挙の仕組みや歴史などについて説明します。
第3回 「大統領選で焦点となるでアメリカを読む(経済)」
第4回 「同上(移民と人種対立)」
第5回 「同上(テロ対策)」
第6回 「同上(銃規制と米国憲法)」
第7回 「同上(宗教)」
第8回 「同上(福祉政策)」
第9回 「同上(マイノリティー)」
第10回 「同上(外交1)」
第11回 「同上(外交2)」
第12回 「同上(リベラルと右派)」
第13回 「アメリカは分裂しているか」 階層、地域、政党支持などの違いが大統領選挙でどのように現れるか、考えます。
第14回 「大統領選挙と日本」 選挙結果が日本にどのように影響するか、説明します。
第15回 「まとめ」
(適宜、関連ニュースの解説を行うため、講義の進行が変更になることもあります)
102 ページ
2015シラバス
現代ライフ学部 レジャービジネス学科
国際情報(経済)
General information (Global economy)
柴山 信二朗.江田 仁.小森 次郎.須藤 繁.一柳 峻夫.横森 佳世
選択
2
単位
1
年 後期
授業のねらい及び到達目標
アジアを単一に捉えるのではなく、その多様性を理解する。そのために、気候・風土・経済基盤を共通とする小地域とそうした小地域の中で
創生された地域機構成立の背景、目的を押さえる。そして、アジア共同体の創生を構想する視点を持ちながら、主要国・地域および地域機構
と日本との関係を学習する。
学習内容
日本もアジアの一員であるとの認識のもと、日本と対象国・地域・地域機構の関係についても取り上げる。必要に応じて、貿易・投資や経済
学習内容
に関わる特記すべき事項(エネルギー・資源関係等)の他、歴史的背景や政治・社会的な関わりについても触れる。
講義は本学教員と外部からの講師により実施する。外部からの講師には海外の研究者・識者、日本在住の研究者・識者を起用する。
授業内容のレベル、関連科目
アジアの多様性と日本および各国・地域・地域機構のつながりについて、平易に説明する。日頃から国際関係のニュースに目を通しておくこ
とが望ましい。
授業外学習(予習・復習)
事前学習:次回の授業で扱う国や組織、および特にキーワードが明示されている場合はそのワードについて、参考文献等の該当箇所を通読
すること。
事後学習:授業時に配布した資料について振り返りをおこなうこと。
使用テキスト
プリント等、適宜資料を配布する。
参考書、その他教材
参考文献・資料などについては、適宜授業内で紹介する。
成績評価方法・基準
定期試験の成績、平常点の総合評価とする。
平常点は受講態度、適宜提出する小レポート等を加味して評価する。
授業の形式・計画
第1回 はじめに 国際社会におけるアジアの位置と域内多様性と地域機構
第2回 アジア共同体創成の意義 *外部からの講師
第3回 日本の中の多様性 *外部からの講師
第4回 アジアの人権について考える *外国からの招聘講師
第5回 インドネシアはどんな国 *外部からの講師
第6回 ミャンマーはどんな国 *学内講師
第7回 南アジアの中心であるインド *学内講師
第8回 アジアの巨象インド *外部からの講師
第9回 ネパールはどんな国 *外国からの招聘講師/学内講師
第10回 イギリスの外交政策とアジア *学内講師
第11回 アジアの地域機構
第12回 石油大国サウジアラビアと日本の関係 *外部からの講師
第13回 エネルギー供給源としての中東
第14回 地域機構と多様性の中における共生
第15回 まとめ(国際社会におけるアジアの位置と国際協力の可能性) *外部からの講師
103 ページ
2015シラバス
現代ライフ学部 レジャービジネス学科
*なお、招聘講師・外部講師の状況等により、講義の順番を入れ替える等のことがある。
*学内からは担当教員(柴山信二朗、須藤繁)の他、江田仁教授、一柳峻夫講師、小森次郎講師、横森佳世講師による講義を予定している。
104 ページ
2015シラバス
現代ライフ学部 レジャービジネス学科
心理学
Introductory Psychology
伊藤 菜穂子
選択
2
単位
1
年 後期
授業のねらい及び到達目標
心理学は「心の科学」とも言われ、人間の様々な特徴について科学的に理解しようとする学問です。心理学は私達の日常生活にも密接に関
わるものであります。この授業では、心理学の基礎について概観し、人間理解を深めることを目指します。
学習内容
心理学の様々な分野について概観します。人間の脳内の情報処理の特徴、やる気と行動、性格、社会的場面での行動、など人間の全般的な
学習内容
特徴について学びます。授業は講義が中心で、各自ノートをとる形式となります。
授業内容のレベル、関連科目
心理学入門レベルとなります。
授業外学習(予習・復習)
予習:授業終了時に示されるキーワードについて調べておくこと。
復習:授業内容について振り返りを行なうこと。
使用テキスト
特になし。
参考書、その他教材
必要に応じて授業内で紹介します。
成績評価方法・基準
期末テストで成績を評価しますが、授業態度も成績評価の参考にする場合があります。
授業の形式・計画
【第1回】オリエンテーション
心理学の概要
【第2回】生物としての人間
【第3回】知覚心理学(1)形の知覚
【第4回】知覚心理学(2)運動の知覚
【第5回】記憶の心理学(1)記憶の分類
【第6回】記憶の心理学(2)記憶の特徴
【第7回】動機づけ・学習(1) やる気と行動
【第8回】動機づけ・学習(2) 行動の学習
【第9回】性格心理学(1)類型論と特性論
【第10回】性格心理学(2)構造論
【第11回】社会心理学(1)対人認知
【第12回】社会心理学(2)集団心理
【第13回】臨床心理学(1)ストレス
【第14回】臨床心理学(2)心の病
【第15回】発達心理学
105 ページ
2015シラバス
現代ライフ学部 レジャービジネス学科
カウンセリング
Counselling
Counseling
伊藤 菜穂子
選択
2
単位
2
年 前期
授業のねらい及び到達目標
カウンセリングの基礎(相手の話の聴き方、心理的問題への基本的な対処法、他者理解や自己理解の姿勢についての理解)を学ぶことで、日
常生活の中でのコミュニケーションや、様々な対人援助場面に対応できる力を向上させることを目指します。
学習内容
カウンセリングの理論や技法、不適応の基礎理論などを学びます。授業の形式は、講義、グループワーク、ビデオ視聴などによります。
学習内容
授業内容のレベル、関連科目
カウンセリングの基礎を学びます。心理学(臨床心理学、性格心理学など)と関連します。
授業外学習(予習・復習)
予習:授業終了時に示すキーワードについて調べておくこと。
復習:授業内容について振り返りを行ない、理解すること。
使用テキスト
特になし。
参考書、その他教材
必要に応じて授業内で紹介します。
成績評価方法・基準
期末テストと授業参加度で評価します。場合により、小テストを実施することもあります。
授業の形式・計画
【第1回】 オリエンテーション
授業の概要と進め方について
【第2回】 カウンセリングの概要(1)
カウンセリングの歴史
【第3回】 カウンセリングの概要(2)
カウンセリングの特徴
【第4回】 カウンセリングに関する理論と技法(1)
精神分析 【第5回】 カウンセリングに関する理論と技法(2)
来談者中心療法
【第6回】 カウンセリングに関する理論と技法(3)
行動療法
【第7回】 カウンセリングに関する理論と技法(4)
認知療法
【第8回】 カウンセリングに関する理論と技法(5)
まとめ
【第9回】 傾聴法(1)
言語的コミュニケーション
【第10回】 傾聴法(2)
非言語的コミュニケーション
【第11回】 傾聴法(3)
ビデオによる学習 【第12回】 不適応とは
【第13回】 ストレスマネージメント(1)
ストレスとは
【第14回】 ストレスマネージメント(2)
ストレスへの対処 【第15回】 自己理解と他者理解
106 ページ
2015シラバス
現代ライフ学部 レジャービジネス学科
教育原理
Foundation of Education
小野 憲一
選択
2
単位
1
年 前期
授業のねらい及び到達目標
子育て・保育・教育活動の専門職に必要な知識や技能を獲得する第一歩として、教育の目的や意義、教育の歴史、教育の制度、教師・保育
者に対する社会的要請とその資質の内容について基本的な知識を身に付けさせ、以降の専門教育の土台となることをねらいとする。
したがって、受講生は、教育に関する基礎的な用語やその用法、教育の制度やその管理に関する仕組みや沿革、教育課程や教育方法の
基本的知識を身に付けなければならない。
学習内容
1 教育の意義と目的
学習内容
2 教育の思想(日本及び世界)
3 幼児・児童の成長や発達の概要
4 学校教育の歴史と仕組み
5 教育制度の歴史的展開と現状
6 生涯学習社会における教育の展望と課題
7 保育者・教育者の任務と使命
授業内容のレベル、関連科目
人類社会の文化及び科学の発展に関する基礎的知識と理解が必要である。そしてまた芸術やスポーツ及び遊びなどの子どもに関わる文化
に関する実践的技能も必要である。
発達心理学の知見があればさらに理解が進みやすい。
授業外学習(予習・復習)
授業での次回に関するキーワードを予め調べて(予習)、授業後にはプリントなどのまとめた内容を復習を繰り返すこと。
使用テキスト
なし。授業全体を通して使用するテキストはない。適宜プリント等を配する。
参考書、その他教材
幼稚園教育要領解説
教員養成のためのテキストシリーズ 第1巻
「教師をめざす」 新曜社 西林克彦 成績評価方法・基準
定期試験(70%)、授業中での発表(10%)、課題レポート(20%)を合わせた総合的評価とする。受講者の積極的な話題提供や意見発表は成
績に加算される。
授業の形式・計画
下記の項目を中心に進めて行きますが、受講者の数、関心、理解度により内容の変更、順番の前後、新しい項目の追加などの変更をするこ
とがあります。
【第1回】ガイダンスと幼年期教育と初等教育
【第2回】教育をめぐる環境変化
【第3回 競争と平等
【第4回】教育言説の視点から教育論を解きほぐす
【第5回】自らの教育を振り返る
【第6回】学校というもの
【第7回】現代日本の教育と学校制度
【第8回】学校組織
【第9回】学級制度
【第10回】学級集団
【第11回】教師の一日
【第12回】指導と懲戒
【第13回】教師になるためのガイド
【第14回】教職の接近領域
【第15回】教師をめざす
107 ページ
2015シラバス
現代ライフ学部 レジャービジネス学科
発達心理学
Developmental Psychology
伊藤 菜穂子
選択
2
単位
1
年 前期
授業のねらい及び到達目標
赤ちゃんから老人になるまでの間にみられる発達的変化を学ぶことで、人間の一生についての理解を深めることを目標とします。
学習内容
人間のもつ様々な機能の発達や社会性などの発達について、基本的知識や、年代ごとの特徴を学びます。授業は講義が中心で、各自ノート
学習内容
をとる形式になります。
授業内容のレベル、関連科目
発達心理学の入門レベルです。関連科目としては「心理学」があります。「発達心理学」は「心理学」のうちの1つの領域ですので、「心理学」で
学ぶ発達心理学よりも内容は深くなります。ただし、「心理学」の授業を履修していなくても、この授業の理解には問題ありません。
授業外学習(予習・復習)
予習:授業終了時に示すキーワードについて、調べておくこと。
復習:授業内容について振り返りを行い、理解すること。
使用テキスト
特になし。
参考書、その他教材
必要に応じて授業内で紹介します。
成績評価方法・基準
期末テストにより成績を評価します。授業態度が成績評価に影響することもあります。
授業の形式・計画
【第1回】オリエンテーション
発達心理学とは
【第2回】発達の概念
【第3回】主要な発達理論(1)ピアジェの理論
【第4回】主要な発達理論(2)エリクソンの理論
【第5回】乳児期の発達(1) 運動・知覚の発達
【第6回】乳児期の発達(2) 愛着の発達
【第7回】乳児期の発達(3) 言語の発達
【第8回】幼児期の発達(1) 認知の発達
【第9回】幼児期の発達(2) 自我と社会性の発達
【第10回】児童期の発達(1) 認知の発達
【第11回】児童期の発達(2) 自我と社会性の発達
【第12回】青年期の発達(1) 思春期の特徴
【第13回】青年期の発達(2) 自我と社会性の発達
【第14回】成人期の発達 成人前期~中年期の発達
【第15回】老年期の発達 人生のまとめ
108 ページ
2015シラバス
現代ライフ学部 レジャービジネス学科
教育方法・技術論
Study on Teaching Methods and Skills
白鳥 信義
選択
2
単位
2
年 前期
授業のねらい及び到達目標
学校教育に求められている諸課題をふまえて、授業実践等の場面で
適切な教育方法・技術を活用できることを目標とします。
また、学校以外の場面で、人に効果的に教える方法に対する理解を深めます。
学習内容
授業を構成する場面・要素等を取り上げて、教育方法・技術の実際について解説します。また、学校教育以外の場面で、人が良く学べるよう
学習内容
にするために必要な手法・条件等について学びます。
授業内容のレベル、関連科目
学び合うことの面白さを追究したい意欲があれば理解できる内容です。毎回、具体的な事例を通して、お互いの考えを深める場面を設定しま
す。
授業外学習(予習・復習)
予習:Manabaで配布される資料や指示されたテキストを事前に読むこと。
復習:Manabaで配布される課題について学習し、Manaba上で1週間以内に提出すること。
使用テキスト
なし。必要に応じて資料を配布します。
参考書、その他教材
必要に応じて資料を配布・紹介します。
成績評価方法・基準
毎回の授業内提出物60%、レポート(1回)10%、Manabaの課題30%とし、総合的に評価します。
授業の形式・計画
第1回 オリエンテーション
授業の目的と内容、授業の進め方について学びます。
第2回 教育方法・技術の歴史と変遷
社会の変化に伴い、教育方法・技術がどのように変化してきたか、その概要を学びま
す。
第3回 現代の教育方法・技術
現代社会の様々な場面で求められている教育方法・技術について学びます。
第4回 学習指導の原理
学習が成立するための指導原理「学びの原則」について学びます。
第5回 教育方法・技術の実際(1)
優れた学び手が使っている方法について学びます。
第6回 教育方法・技術の実際(2)
優れた学び手が使っている方法について学びます。
(特に、「質問する」視点から)
第7回 教育方法・技術の実際(3)
優れた学び手が使っている方法について学びます。
(特に、「イメージを描く」視点から)
第8回 教育方法・技術の実際(4)
優れた学び手が使っている方法について学びます。
(特に、「何が大切かを見極める」視点から)
第9回 教育方法・技術の実際(5)
ICTを活用した授業のあり方について学びます。
第10回 インストラクショナルデザイン
よき教え手と学び手になるための方法であるインストラクショナルデザインの原理 と、その応用について学びます。
第11回 わかるための方法について(1)
「理解すること」について多面的に考えます。
第12回 わかるための方法について(2)
「理解すること」について多面的に考えます。
第13回 評価のあり方について(1)
よく学べるようにするためには、評価活動が一つのカギになります。
これまでの評価のあり方と、その課題について学びます。
第14回 評価のあり方つにいて(2)
これからの評価の中心であるオーセンティック評価について学ぶとともに、その具体 的な方法(パフォーマンス評価やポートフォリオ評価)に
ついて学びます。
109 ページ
2015シラバス
現代ライフ学部 レジャービジネス学科
第15回 まとめ
これまでのまとめと補足をします。
110 ページ
2015シラバス
現代ライフ学部 レジャービジネス学科
経済学入門
Introduction to Economics
柴山 信二朗
必修
2
単位
1
年 前期
授業のねらい及び到達目標
本授業の目的は、経済学を初めて学習する学生が現実の経済を読み解くための基礎力を養うことである。あらゆる経済現象の背景には論
理的なメカニズムが存在する。そのメカニズムを養わずに、何故モノやサービスの値段が上下するのか等の経済現象を理解することは困難で
ある。経済の基礎的論理を学び、社会生活で遭遇する様々な現象に応用する思考力をを身に付けることを狙いとする。
学習内容
交換と市場、需要と供給、企業行為等の微視的な視野から経済を捉えるミクロ経済学、国民所得、財政政策等の大きな視野から経済を捉え
学習内容
るマクロ経済学の基礎を学習する。ミクロ経済とマクロ経済は、経済現象を読み解くための相互補完的な手段として重要な意味を持っている。
授業内容のレベル、関連科目
経済学の基礎を出来るだけわかりやすく説明する。社会生活で遭遇する様々な経済現象を理解するためには、基本的な理論を応用し、論
理的に物事を考えることが不可欠となる。そのためには、基本的な経済理論を理解し、また、経済用語を身に付けることが大切である。なお、
積極的な授業参加を促すために、毎回小レポートを課す。
授業外学習(予習・復習)
事前学習:次回の授業で扱うキーワードが明示されている場合は、参考書等の該当箇所を通読すること。
事後学習:授業時に配布した資料について振り返りをおこなうこと。
使用テキスト
特に指定しない。
参考書、その他教材
岩田規久男著『経済学を学ぶ』ちくま新書
伊藤元重著『入門 経済学』日本評論社
成績評価方法・基準
平常点(受講態度と毎回の小レポート)、定期試験の結果に基づいて評価する。授業への取り組み態度や認められない欠席・遅刻・早退等
の授業態度に問題のある学生については、評価対象から外す等の措置をとる。
授業の形式・計画
第1回 オリエンテーション 授業の進め方・受け方、授業の概要
第2回 経済学の考え方
第3回 市場
第4回 市場の役割
第5回 需要と供給
第6回 価格の機能
第7回 消費者
第8回 企業
第9回 マクロ経済と基礎的指標
第10回 貨幣市場
第11回 労働市場と政府の役割(1)
第12回 政府の役割(2)
第13回 日本の経済状況
第14回 マクロ経済の安定と変動
第15回 まとめと補足
111 ページ
2015シラバス
現代ライフ学部 レジャービジネス学科
経営学入門
BASIC COURSE OF BUSINESS ADMINISTRATION
小野 章
必修
2
単位
1
年 前期
授業のねらい及び到達目標
社会の構成員である我々は、何らかの組織に属しています、皆さんは現在大学という組織の構成員です、これから社会人となった場合、恐ら
く大半の方々が企業という組織に属し活躍される筈です、その企業という組織がいかに運営され、管理され、効率よく機能し、その目的を果た
しているかを知らなければ、単なる組織の歯車となってしまいます、自分が今後属するであろう組織(本講座では「企業」)がどの様に運営管理
(経営資源の有効活用)され、企業収益を生み、いかに社会に貢献しているかを習得して貰います、経営学の基礎編です、また企業のマーケ
テイング活動に付いても適宜勉強して貰います。
学習内容
経営、組織管理に関する基本的な理論・知識・ビジネス専門用語を学ぶと同時に、企業の行動、マーケテイング活動に付いても、企業での成
学習内容
功・不祥事例の実例を通じて併せて理解を深めて貰います、毎回経済新聞等の記事を参考にして学んで貰います、また現在多くの企業が組
織管理上直面している問題等をも適宜解説し、企業社会への知見も深めて貰います。
授業内容のレベル、関連科目
経営学、組織管理、会計学、マーケティング、コンプラインスに関する基本的、初歩的な内容を幅広く扱う基礎レベルの講座です。
新聞(金融・国際関係・ビジネス欄)、ビジネス誌を読み、企業経営に関わる政治・経済情報を仕入れる様に心がけて下さい。
授業外学習(予習・復習)
講義の始まる前までに必ず当日の授業の「課題」「キーワード」を必ず勉強しておいて下さい、当日使用するレジュメは必ず読んで来て下さい。
講義2~3回に一度の割合で行うまとめの小レポートテストの講評は必ず熟読の上レビューして下さい。
使用テキスト
原則毎回レジメを配布します、また最近の企業経営に関わる新聞記事等を適宜配布し参考にします、講義中に都度参考書籍を紹介します。
参考書、その他教材
新聞・ビジネス誌等の経済欄に目を通す事をお勧めします。
成績評価方法・基準
定期試験60~70%、講義3~4回に1回の割合で行う小レポートテスト(授業内)30~40%、授業に対する取組姿勢(平常点)も加味して総
合評価します。
授業の形式・計画
第1回「ガイダンス」授業の目標、進め方、評価方法について説明します。
第2回「企業は誰のもの」
第3回「企業組織とは」
第4回「経営理念、リーダーシップとは」
第5回「経営資源とは「ヒト」「カネ」「モノ」
第6回「企業における意思決定のプロセス・スピードについて」
第7回「企業における法令遵守・リスクと危機管理」
第8回「企業のHSSE活動とは」
第9回「企業の社会的責任CSRとは」
第10回「企業統治、取締役とは、内部統制とは」
第11回「企業の透明性、社外監査役・社外取締役とは、内部監査とは」
第12回「ドラッガーのマネジメント」
第13回「企業の経営分析」
第14回「企業価値とM&A」
第15回「まとめ」
112 ページ
2015シラバス
現代ライフ学部 レジャービジネス学科
*授業の進捗状況に応じては、上記講義内容・順序に変更の可能性があります。
113 ページ
2015シラバス
現代ライフ学部 レジャービジネス学科
会計学
Accounting
渡部 卓
必修
2
単位
2
年 後期
授業のねらい及び到達目標
会計学の基本となる事項について、特に初学者向きに重要基本事項を抜き出した内容での講義を行う。
企業の業績や財務内容に関する基本的な理解は、卒業後の社会人、企業人としての必須に近い重要な基礎力となる。
また卒業後の社会人や家庭人としての生活マネジメントにも有用な知識、学問、素養となる。会計学の基礎を学ぶことにより、経済学、経営
学、マーケティング理論などの理解への大きな手助けにもなる。三年生以上では、就職活動において就職先企業を分析し、面接試験などに臨
むうえでも有益な知識となろう。
学習内容
テキストに従って講義を進行していくが、前半は会計学に取り掛かる前に、お金についての、起源や歴史、経済学や経営学の中での会計と
学習内容
の関わりも学んでいく。
中盤では損益計算書と貸借対照表の学習に入るが、ここで初学者の学生には一見難解で独特の専門用語が多くでてくるので、取り付きにく
い印象から挫折をする学生も出てくることがある。ただ数は多くないので、中盤ではこれらの用語の意味を確実に理解すると共に、決算の意
義、そして損益計算書、貸借対照表の基本的な構成や役割を学ぶ。
本講座では旅行、観光、レジャービジネスなどでのケーススタディなども多く取り入れ、会計学の全体像を実践的に学んでいく。就職活動でも
重要となる訪問先の企業の財務会計面での分析手法も学習していく。
授業内容のレベル、関連科目
本来は会計学の履修の登録には簿記の基礎知識を前提とすることがあるが、当講座では簿記を全く履修していない学生にも理解ができる
よう授業内容を構成していくので不安を持つ必要はない。 登録や登録後に不安のある学生はオフィスアワーなどを活用して教員に気軽に相談をすることが推奨される。研究室は11階 #1174 授業外学習(予習・復習)
・予習
授業で指示をされた章の通読や小テストを宿題として消化し、理解が難しい事項を質問できるようによく確認して授業に臨むこと。
・復習
授業で扱った範囲のテキストを読み直すこと。また毎回のように宿題を課すのでその実行のための時間の確保をしっかり行うこと。アルバイ
トなどとの時間のマネジメントに注意をしたい。
予習、復習、宿題の提出に支障をきたさない学生生活の時間管理は重要である。
使用テキスト
決算書の読み方・使い方(宝島社) 定価940円+税
ISBN978-4-8002-2296-1
テキストの情報は別途詳細を掲示、指示する。
参考書、その他教材
会計学入門(桜井久勝 著)日本経済新聞社) 860円+税
ISBN4-532-11106-4
その他の補助教材は教員が準備する。
成績評価方法・基準
定期試験(持ち込み不可)と中間・期末レポートの成績を40%、授業への参加態度、平常点を30%、理解度の確認のための授業中の小テス
ト、宿題レポート提出を30%として総合評価を行う。
授業の形式・計画
会計学は複雑でとっつきにくい印象を学生にもたれやすいが、当講座では本学の実学の精神に即し、実際の企業や生活での有用性を重視
し、生涯にわたり活用できる内容に絞り込んで構成されている。
ケーススタディ(事例学習)を活用してのグループワークの機会が多いので、授業やグループワークへの能動的、自発的な参加態度や言
動、発言、質疑応答への前向きな意識が期待される。
講義中の学習態度が散漫で、グループへの参加が著しく低下した学生には個別指導と毎回での補習レポートを行うことがある。
【第1回】オリエンテーション:目的、内容、進め方、成績判定の方法
【第2回】なぜ会計学を学ぶのか
【第3回】そもそも決算とは何か
※企業のケーススタディから学ぶ マルエイの事例から 【第4回】企業会計と家計、小遣い帳の関連性
※企業のケーススタディから学ぶ 就職活動への活用 Ⅰ
【第5回】利益計算とは
※企業のケーススタディから学ぶ 道の駅の事例から 【第6回】損益計算書とは
※中間レポートまたはテスト
【第7回】売上とは ※企業のケーススタディから学ぶ TDLの事例から 【第8回】費用とは、利益とは
※企業のケーススタディから学ぶ 阪急交通社の事例から 【第9回】資産とは、負債とは
※企業のケーススタディから学ぶ USJの事例から 114 ページ
2015シラバス
現代ライフ学部 レジャービジネス学科
【第10回】株式会社とは
※企業のケーススタディから学ぶ 星野リゾートの事例から 【第11回】貸借対象表とは
※企業のケーススタディから学ぶ 音楽業界の事例から 【第12回】負債とは、資産とは
※企業のケーススタディから学ぶ クリスマスイベント事例から 【第13回】財務諸表の作成と報告とは
※企業のケーススタディから学ぶ 米ディズニーランド事例から 【第14回】経理部と財務部の仕事とは
※企業のケーススタディから学ぶ 就職活動への活用 Ⅱ
【第15回】総括 会計学をどう将来に役立てるか
115 ページ
2015シラバス
現代ライフ学部 レジャービジネス学科
簿記入門
Basic Bookkeeping (half-year course)
河端 一郎
選択
2
単位
1
年 前期
授業のねらい及び到達目標
簿記とは、企業などの日々の経済活動を逐次記録し、1年の終わりに財務諸表と呼ばれる報告書にまとめ上げるための情報・データ処理技
術である。作成された報告書は利害関係者にに提供される。
将来経理の仕事にたずさわらない場合でも、経済ニュースや企業の業況をよりよく理解するうえで簿記の知識は大変に有用である。簿記の
実務的能力を身につけることを目標とする。
なお、授業内容を十分に習得すれば日商簿記検定3級程度の実力が身に付く。
学習内容
配布するプリントに基づいて授業を進める。
学習内容
簿記は、問題を何度も解いて「体で覚える」ことが唯一の習得方法である。そのために必ず予習・復習を行って例題や練習問題をくりかえし
解くこと。毎回予習・復習をやる覚悟のない学生には履修を勧めない。
授業内容のレベル、関連科目
受講者は簿記の予備知識がゼロであるとの前提で授業を進めるが、予備知識がある者が受講しても、簿記のスキルをより確実なものにする
上で有用である。
授業外学習(予習・復習)
・予習
次の授業でやるところのプリントを通読し、わからないところがあれば印をつけるなりメモを書くなりして授業に臨む。
・復習
90分の授業に対して90分以上の復習が原則である。復習では必ず例題や練習問題を紙に書いて説いてみること。復習は1日にまとめて長
時間やるより毎日少しづつやるほうが効果が上がる。
使用テキスト
手作りのテキストをプリントにして毎回配布する。
参考書、その他教材
必要に応じて追加プリントを配布する。また参考図書を必要に応じて授業の中で紹介する。
成績評価方法・基準
定期試験の結果を70%、平常点を30%反映して成績を判定する。定期試験には電卓のみ持込み可とする。授業の中で時々小テストを行
う。
授業の形式・計画
【第1回】・オリエンテーション:目的・内容・進め方・予習・復習の仕方、成績評価基準
・簿記の基本的しくみ
【第2回】簿記一巡の手続き(1)
【第3回】簿記一巡の手続き(2)
【第4回】簿記一巡の手続き(3)
【第5回】現金・預金取引
【第6回】商品売買取引
【第7回】掛け取引
【第8回】手形取引
【第9回】有価証券取引、その他の債権・債務取引
【第10回】固定資産取引、資本金取引、税金処理、収益勘定、費用諸勘定
【第11回】帳簿と伝票と証ひょう
【第12回】決算整理(1)
【第13回】決算整理(2)
【第14回】財務諸表の作成
【第15回】まとめ
116 ページ
2015シラバス
現代ライフ学部 レジャービジネス学科
初級簿記
BASIC COURSE OF BOOKKEEPING
小野 章
選択
4
単位
1
年 通年
授業のねらい及び到達目標
簿記は企業の経済活動・財務状況を定量的に整理・記録・管理する技術・ルールであり、財務諸表はその企業の利害関係者にとって大変重
要な企業情報です、簿記のルールを知る事はその企業をよく知る上で、また企業の経営分析をする上で重要な武器を持つ事となります、簿記
の基礎的な知識は社会に出て活躍する為には必要不可欠な知識です。
簿記の基本知識を身に付けるための基礎コースですが、十分演習を積めば日商簿記3級程度の実力は十分身に備わります。
学習内容
簿記が初めて、簿記に関する知識がゼロであると言う人を対象として、「簿記とは何か」から講義をスタートさせます、簿記の一歩から財務諸
学習内容
表作成までの道のりを一緒に勉強して行きます。
講義はテキストに沿った基礎知識の習得と、相当量の演習問題の繰り返しとなります、
毎回の予習・復習が不可欠な授業です、また一年間の通年講義です、毎回の予習・復習が時間的に難しい学生には履修を勧めません。
授業内容のレベル、関連科目
教科書に沿って、簿記が初めてと言う学生をも対象として授業を進めます、出来るだけ
丁寧に時間をかけて授業を進めます、授業は例題・演習問題への取り組みの時間が必然的に多くなります、授業中は周りの他人に配慮し、
協調性を持って静かに受講するように心がけて下さい。
授業外学習(予習・復習)
簿記は体で覚える事が重要です、その日の講義への予習、授業後の復習、反復演習問題への取り組みが必須です、その心の準備が無い学
生には履修を進めません。
教科書は必携です、早めに準備して一読しておいて下さい。
使用テキスト
「教科書3級商業簿記」東京法令出版 嶌村 剛雄監修、広瀬 郁雄著
*教科書は前期授業開始までに必ず準備して下さい、
参考書、その他教材
適宜演習問題用プリント、レジュメを配布する、
成績評価方法・基準
定期試験の成績70~80%、授業時間内に実施する小テスト(通年1~2回)の成績20~30%、平常点(授業へ望む姿勢)等を総合評価す
る、
授業の形式・計画
第1回「ガイダンス」:授業の目的、評価方法等の説明、「簿記の目的・
簿記の基本原理 Ⅰ」
第2回「簿記の基本原理 Ⅱ」
第3回「簿記一巡の手続き Ⅰ」:概要・取引
第4回「簿記一巡の手続き Ⅱ」:仕訳・勘定口座への記入
第5回「簿記一巡の手続き Ⅲ」:仕訳帳と総勘定元帳
第6回「簿記一巡の手続き Ⅳ」:試算表
第7回「決算手続き Ⅰ」決算の意味、帳簿の締切
第8回「決算手続き Ⅱ」損益計算書・貸借対照表 第9回「現金・預金取引 Ⅰ」現金勘定、当座預金勘定
第10回「現金・預金取引 Ⅱ」その他の預貯金、小口現金勘定
第11回「商品売買取引 Ⅰ」分記法、三分法、諸掛、H現品、値引き
第12回「商品売買取引 Ⅱ」仕入帳、売上帳、商品有高帳
第13回「掛け取引 Ⅰ」売掛金、買掛金、売掛金元帳、買掛金元帳
第14回「掛け取引 Ⅱ」売掛金明細表、買掛金明細表、貸し倒れ
第15回「手形取引 Ⅰ」種類、受取手形、支払手形、裏書譲渡、割引
第16回「手形取引 Ⅱ」受け取り・支払手形記入帳、手形貸付金、手形借入金
第17回「有価証券取引」
第18回「その他の債権債務取引」
第19回「固定資産取引」
第20回「資本金取引と税金の処理」
第21回「収益勘定と費用諸勘定取引」
117 ページ
2015シラバス
現代ライフ学部 レジャービジネス学科
第22回「帳簿と伝票と証ひょう Ⅰ」帳簿、伝票、入出金伝票の記入、
振替伝票の記入、伝票から帳簿へ記入
第23回「帳簿と伝票と証ひょう Ⅱ」一部現金取引、5伝票性
第24回「決算整理 Ⅰ」決算整理の意味、売上原価計算、貸倒見積り
第25回「決算整理 Ⅱ」減価償却費、精算表、現金過不足、有価証券評価替
第26回「決算整理 Ⅲ」費用・収益の繰り延べ見越し、消耗品費勘定、消耗品勘定
8桁精算表の作成
第27回「財務諸表の作成 Ⅰ」損益計算書
第28回「財務諸表の作成 Ⅱ」貸借対照表
第29回「まとめ Ⅰ」
第30回「まとめ Ⅱ」
118 ページ
2015シラバス
現代ライフ学部 レジャービジネス学科
中級簿記
Intermediate Bookkeeping
河端 一郎
選択
4
単位
1
年 通年
授業のねらい及び到達目標
簿記検定2級(商業簿記)程度の実力の習得を目標とする。
学習内容
テキストに従って授業を進める。確実な理解と実務的能力の習得を目指す。
学習内容
簿記は例題や練習問題をくりかえし解いて「体で覚える」ことが唯一の習得方法である。必ず予習・復習をやること。毎回予習・復習をやる覚
悟のない学生には履修を勧めない。
授業内容のレベル、関連科目
すでに簿記の基礎知識を有する学生を対象とする。
授業外学習(予習・復習)
・予習
次の授業でやるところを通読し例題を解いて、理解できないところを確認して授業に臨む。
・復習
テキストの例題を繰り返し解いて確実に自分のものにする。例題がすらすら解けるようになったら各章の末にある練習問題を解く。90分の授
業に対して90分以上の復習が原則。また復習は1日にまとめて長時間やるより真日少しづつやるほうが効果が上がる。
使用テキスト
「教科書 2級商業簿記」東京法令出版(株) 嶌村剛雄 監修、広瀬郁雄 著
参考書、その他教材
必要に応じてプリントを配布する。
成績評価方法・基準
定期試験の結果を70%、平常点を30%反映して成績を評価する。定期試験には電卓のみ持込み可とする。
授業の形式・計画
【第1回】・オリエンテーション
・簿記一巡の手続き(3級の復習-1)
【第2回】簿記一巡の手続き(3級の復習-2)
【第3回】現金・預金
【第4回】手形
【第5回】有価証券
【第6回】2~5回の復習
【第7回】商品売買(商品有高帳、割引・割戻、期末評価)
【第8回】商品売買(未着品売買、委託販売、受託販売)
【第9回】商品売買(割賦・試用・予約販売、委託買付、受託買付)
【第10回】7~9回の復習
【第11回】固定資産
【第12回】繰延資産
【第13回】引当金
【第14回】11~13回の復習
【第15回】社債
【第16回】純資産
【第17回】その他の項目(研究開発費、未決算勘定、債務保証、税金)
【第18回】15~16回の復習
【第19回】帳簿組織の基礎
【第20回】特殊仕訳帳(現金出納帳、当座預金出納帳、仕入帳)
【第21回】特殊仕訳帳(売上帳、支払手形記入帳、受取手形記入帳)
【第22回】特殊仕訳帳と普通仕訳帳の関係、補助元帳の記帳
【第23回】伝票式会計
【第24回】19~22回の復習
119 ページ
2015シラバス
現代ライフ学部 レジャービジネス学科
【第25回】決算(決算手続き、試算表、精算表)
【第26回】決算(決算集合勘定、財務諸表)
【第27回】本支店会計(支店開設、本支店間取引、支店相互間取引、未達取引)
【第28回】本支店会計(内部取引、内部利益、支店の当期純損益の振替え、本支店合併財務諸表)
【第29回】24~28回の復習
【第30回】まとめ
120 ページ
2015シラバス
現代ライフ学部 レジャービジネス学科
企業とOJT
On The Job Training
生駒 実
選択
2
単位
2
年 後期
授業のねらい及び到達目標
グローバル経済に身を置く我が国企業は、激しい競争を勝ち抜くため常に経営資源(ヒト、モノ、カネ)の効率化を目指しています。特にヒト(人
材)には環境変化に対応できる高い能力が求められています。
本授業では企業の人材育成を特に個人と集団の特異性を中心に学びそれを通じて自己の能力開発への理解を深め、動機付けすることを目
指します。
学習内容
企業が行なう訓練・研修としてOJT、研修プログラム(OFF JT)を受けるに際し、事前に獲得しておくべき自分自身の心のコントロールの仕方、
学習内容
動機付けの強化を学びます。
授業内容のレベル、関連科目
授業内容のレベル: 基本的なレベルの学習内容です。
関連科目: 経営学(入門レベル)、人材開発論
授業外学習(予習・復習)
事前学習:
授業時に次回講義の概要を述べるので新聞等で事前に理解しておくこと。
亊後学習:
授業中の内容(特に配布資料)は授業外で接する関連情報の理解を深めるので振り返り学習をすること。
使用テキスト
授業時に必要な資料を配布します。また、参考資料をMANABAに掲載します。
参考書、その他教材
適宜参考図書を必要に応じ紹介していきます。
成績評価方法・基準
定期試験50%、平常点(授業でのレポート、小テスト)50%とし総合して評価します。
授業の形式・計画
第1回 オリエンテーション(授業の目的、内容、進め方と授業への心構え)、経営学の成立と人材の考え方
第2回OJT,OFF JTとは何か
第3回 リーダーシップ
第4回 個人と集団(個人の性格①)
第5回 個人と集団(個人の性格②)
第6回 個人と集団(集団行動の特異性①)
第7回 個人と集団(集団行動の特異性②)
第8回 働くことの意味(賃金)
第9回 働くことの意味(モチベーション)
第10回 働くことの意味(社員の育成)
第11回 モチベーション発揮
121 ページ
2015シラバス
現代ライフ学部 レジャービジネス学科
第12回 自己の強みを知る(1)
第13回 自己の強みを知る(2)
第14回 自己の強みを知る(3)
第15回 総括
122 ページ
2015シラバス
現代ライフ学部 レジャービジネス学科
マーケティング入門
BASIC COURSE OF MARKETING
小野 章
選択
2
単位
2
年 後期
授業のねらい及び到達目標
マーケティングは企業活動の中核をなすものです、現代の社会では「企業のマーケティング理念」は「企業理念そのもの」と言われ、マーケティ
ングの失敗がその企業の一事業の失敗に留まらず、企業全体の存続を脅かす時代となっています。
変化の激しい現代社会で、企業がその社会的責任果たしながら、厳しい競争に勝ち残る為、組織全体でどの様に対応しているのか、現代の
企業組織のマーケティング活動の全体像とその仕組みを学びます、マーケテイングに付いての基礎知識取得を目指します。
学習内容
「マーケティングとは何か」を、また「マーケテイングに関わる基礎知識」を幅広く学んでもらうと同時に、マーケテイングに向き合う企業のあるべ
学習内容
き姿勢・組織とはを、また組織のリスク・危機管理とはを、新聞等で報道される実例を検証しながら学びます。マーケテイング領域に縛られるこ
となく基礎的な社会に於ける経営知識、経済知識をも併せて取得してもらう初歩レベルの経営・マーケティング入門基礎講座です。
授業内容のレベル、関連科目
「マーケティングとは」の初歩・基礎を学んでもらうと同時に、社会人として必要なマーケティング全般に関わる基本的な経済知識の習得をも目
指す基礎入門編です。
経済紙、ビジネス誌等日々の企業活動のニュースに、興味を持って目を通す様に心掛けて下さい。
授業外学習(予習・復習)
授業の「課題」、「キーワード」は必ず授業前に調べておいて下さい、当日のレジュメは必ず一読して授業に臨んで下さい。
講義2~3回に一回の割で行う纏めの小レポートテストの講評は、復習の意味で必ずレビューしておいて下さい。
使用テキスト
レジメを配布します、関連新聞記事を毎回配布、参考にして授業を進めます、皆さんも新聞・メデイア等の経済欄、経済誌等を幅広く読む事を
心掛けておいて下さい。
参考書、その他教材
講義中に適宜参考書を紹介します。
成績評価方法・基準
定期試験60~70%、講義2~3回に一回の割合で行う小課題レポートテスト30~40%、授業への取組姿勢等を加味して総合的に評価しま
す。
授業の形式・計画
第1回「ガイダンス」授業の目標・進め方、評価方法について
第2回「企業とは、マーケティングとは何か」
第3回「マーケティング基本Ⅰ」
第4回「マーケティング基本Ⅱ、Ⅲ」
第5回「マーケティングのプロセス」
第6回「ブランディング戦略とは」
第7回「顧客主義、顧客のニーズとは」
第8回「実例検討」 第9回 「マーケティングにおける法令遵守」
第10回「マーケティングにおけるリスク・危機管理」
第11回「マーケティングと経営資源「カネ」の調達」
第12回「企業の経営分析、お金はどうやって儲かるのⅠ」
第13回「お金はどやって儲かるのⅡ」
第14回「マーケティングとマネージメント」
第15回「これからのマーケティングとは」、「まとめ」、
123 ページ
2015シラバス
現代ライフ学部 レジャービジネス学科
*授業の進捗状況に次第では、上記講義の内容・順序が変更になる可能性があります。
124 ページ
2015シラバス
現代ライフ学部 レジャービジネス学科
マーケティング管理論
MARKETING MANAGEMENT
小野 章
選択
2
単位
3
年 前期
授業のねらい及び到達目標
企業の「マーケティング理念」は「企業理念」そのものと言われ、企業の社会性が厳しく問われる事業環境下、その中核的事業であるマーケ
ティングは、企業が組織の総力を挙げて取り組む課題となっています、マーケテイングプロセスには、財務(資金)・経理(経費)・総務(業界対
応)・広報(宣伝)人事(人材)・法務(法令遵守)部門等全社が深く関与しています、マーケティング管理の基本、全体像を色々な角度から学ぶ
と同時に、企業とは何か、企業と社会の関係とは、コンプライアンスとはに付いていの基本知識も併せて修得して貰います、マーケティング管
理の入門・基礎編です。
学習内容
マーケティングに於ける中心的課題として、企業はその社会的責任、社会との共生をいかにうまく達成するかが問われる時代となりました、企
学習内容
業のマーケティングプロセスを、企業組織の持つ多面的な側面から分析し、如何にマーケテイングをスムースに進めて行くかを、また社会人と
して必要なマーケティング管理の基礎知識を学んで貰います。
新聞紙上を賑わすマーケティングに関する事例を数多く参考にしながら授業を進めていきます。
授業内容のレベル、関連科目
「企業組織に於けるマーケティング、マーケティング管理」の仕組みを分かりやすく理解すると同時に、マーケティング管理の全体像を概念的に
理解し、社会人として必要な経済の基礎知識等の取得も併せて目指します、基礎教養レベルです、社会で必要な知識を身に付けて貰いま
す。
マーケティングに興味のある学生諸君の受講を薦めます。
授業外学習(予習・復習)
講義前には必ず当日講義の「課題」「キーワード」を良く勉強しておいて下さい、
当日の使用のレジュメは必ず一読して授業に臨んで下さい。
講義2~3回の割合で行う、復習の意味も込めた小テストレポートの講評は必ずレビューして下さい。
使用テキスト
レジメを配布しますが、授業開始前にテキスト等を紹介するケースもあります。
授業中に適宜参考文献を紹介・推薦します。
参考書、その他教材
マーケティング、企業経営に関わる記事が毎日のようにメデイアに載っています、極力興味を持って読むように心がけて下さい。
成績評価方法・基準
定期試験(論文)60%、平常点(授業態度)・期中小レポートテスト(授業内)40%、授業への取り組み姿勢も加味して総合評価します。
授業の形式・計画
第1回「ガイダンス」授業の目的、進め方、評価方法の説明
第2回「マーケティングとは(基礎知識)」
第3回「マーケティングとは(基礎知識)」
第4回「マーケティングに必要なもの(経営資源)Ⅰ」
第5回「マーケティングに必要なもの(経営資源)Ⅱ」
第6回「マーケティング管理とは、マーケティング管理に必要なモノとは」
第7回「ブランデイングと顧客管理」
第8回「企業の社会性と社会的責任」
第9回「企業組織のしくみ、組織の意志決定プロセス」
第10回「マーケティングと法令遵守Ⅰ(消費者法・独禁法)」
第11回「マーケティングと法令遵守Ⅱ(独禁法・個人情報保護法)」
第12回「企業のHSSE活動、マーケティングにおけるビジネスリスクと危機管理」
第13回「マーケティングの実例検証、マーケティングに優れている企業とは」
第14回「マーケティングとお金(資金調達・債権回収・利益の生み方)」
125 ページ
2015シラバス
現代ライフ学部 レジャービジネス学科
第15回「企業の経営分析、マーケティング管理の重要性」
*授業の進捗状況次第では、上記講義課題の内容・順序が変更となる可能性があります。
126 ページ
2015シラバス
現代ライフ学部 レジャービジネス学科
販売管理
Sales Management
須藤 繁
選択
2
単位
2
年 前期
授業のねらい及び到達目標
近年、マーケッティング(市場分析、市場創造活動)の考え方が浸透するに及んで従来の企業内の各部門(販売、製造、財務、人事)の独立性
が崩れ、販売部門は、全体的な方向付けを行う中核的な部門に位置づけられている。講義では流通業界を取り巻く環境変化を押さえるため、
流通政策の変遷、関連法制を概観した後、組織形態別小売業(フランチャイズシステム)と店舗形態別小売業(専門店、百貨店、総合品揃え
スーパー、スーパーマーケット、コンビニエンスストア等)の今日的課題と方向を理解する。
学習内容
販売活動は生産・輸送活動と並ぶ企業活動の根幹であるが、本講義における販売活動は、小売店の販売活動を対象とする。商業統計によれ
学習内容
ば、小売店舗数は1982年代の172万店から2007年に114万店に減少した。小売店舗総数が減少する中で、コンビニエンスストアは増加の一途
を辿っており、形態別の小売店舗経営は今日多岐に亘っている。本講義では、小売店の販売管理を販売活動・店舗運営・商品化計画の視点
から位置づけ、授業を進める。
授業内容のレベル、関連科目
授業では、形態別小売店の販売活動に関する基本的な内容を扱う。また、商業や経済の専門用語もできるだけ噛み砕いて説明する。分から
ない点はそのままにせず、授業時間内で解決するようにしてほしい。
授業外学習(予習・復習)
本年講義では復習に重点を置く。講義の際に配布した参考資料を一読し、各回の論点を整理・要約を心掛けること。
使用テキスト
講義の際に、オリジナル教材を配布。
参考書、その他教材
「マーケティングの基本」(野口智雄著、日経文庫、2011年11月)
「コトラーを読む」(酒井光雄著、日経文庫、2011年7月)
成績評価方法・基準
定期試験の成績50%、平常点(授業内小レポート等)50%とし、総合して評価。
授業の形式・計画
第1回 オリエンテーション 販売部門の業務フロー
第2回 販売管理概念の変遷(マーケティングの基本①)
第3回 市場のつかみ方(マーケティングの基本②)
第4回 製品管理の方法(マーケティングの基本③)
第5回 流通の担い手(マーケティングの基本④)
第6回 価格の設定方法(マーケティングの基本⑤)
第7回 コミュニケーションの実施方法(マーケティングの基本⑥)
第8回 小売店におけるITの活用(POS,EOS,EDI)
第9回 コンビニエンスストアと日本社会
第10回 形態別小売業の基本的役割(1)組織小売業の種類と特徴
第11回 形態別小売業の基本的役割(2)経済産業省商業統計からの分析
第12回 販売管理と物流(物流の種類と機能)
第13回 在庫管理の基本的役割
第14回 販売員の法令知識
第15回 講義のまとめ(顧客との共創、顧客関係管理、インターネットマーケティン
グ)
127 ページ
2015シラバス
現代ライフ学部 レジャービジネス学科
販売管理
Sales Management
須藤 繁
選択
2
単位
2
年 前期
授業のねらい及び到達目標
近年、マーケッティング(市場分析、市場創造活動)の考え方が浸透するに及んで従来の企業内の各部門(販売、製造、財務、人事)の独立性
が崩れ、販売部門は、全体的な方向付けを行う中核的な部門に位置づけられている。講義では流通業界を取り巻く環境変化を押さえるため、
流通政策の変遷、関連法制を概観した後、組織形態別小売業(フランチャイズシステム)と店舗形態別小売業(専門店、百貨店、総合品揃え
スーパー、スーパーマーケット、コンビニエンスストア等)の今日的課題と方向を理解する。
学習内容
販売活動は生産・輸送活動と並ぶ企業活動の根幹であるが、本講義における販売活動は、小売店の販売活動を対象とする。商業統計によれ
学習内容
ば、小売店舗数は1982年代の172万店から2007年に114万店に減少した。小売店舗総数が減少する中で、コンビニエンスストアは増加の一途
を辿っており、形態別の小売店舗経営は今日多岐に亘っている。本講義では、小売店の販売管理を販売活動・店舗運営・商品化計画の視点
から位置づけ、授業を進める。
授業内容のレベル、関連科目
授業では、形態別小売店の販売活動に関する基本的な内容を扱う。また、商業や経済の専門用語もできるだけ噛み砕いて説明する。分から
ない点はそのままにせず、授業時間内で解決するようにしてほしい。
授業外学習(予習・復習)
本年講義では復習に重点を置く。講義の際に配布した参考資料を一読し、各回の論点を整理・要約を心掛けること。
使用テキスト
講義の際に、オリジナル教材を配布。
参考書、その他教材
「マーケティングの基本」(野口智雄著、日経文庫、2011年11月)
「コトラーを読む」(酒井光雄著、日経文庫、2011年7月)
成績評価方法・基準
定期試験の成績50%、平常点(授業内小レポート等)50%とし、総合して評価。
授業の形式・計画
第1回 オリエンテーション 販売部門の業務フロー
第2回 販売管理概念の変遷(マーケティングの基本①)
第3回 市場のつかみ方(マーケティングの基本②)
第4回 製品管理の方法(マーケティングの基本③)
第5回 流通の担い手(マーケティングの基本④)
第6回 価格の設定方法(マーケティングの基本⑤)
第7回 コミュニケーションの実施方法(マーケティングの基本⑥)
第8回 小売店におけるITの活用(POS,EOS,EDI)
第9回 コンビニエンスストアと日本社会
第10回 形態別小売業の基本的役割(1)組織小売業の種類と特徴
第11回 形態別小売業の基本的役割(2)経済産業省商業統計からの分析
第12回 販売管理と物流(物流の種類と機能
第13回 在庫管理の基本的役割
第14回 販売員の法令知識
第15回 講義のまとめ(顧客との共創、顧客関係管理、インターネットマーケティン
グ)
128 ページ
2015シラバス
現代ライフ学部 レジャービジネス学科
人材開発論
Human Resources Development
増渕 文規
選択
2
単位
2
年 前期
授業のねらい及び到達目標
組織のニーズとしての人材開発(人材育成)と、個人の観点から見た自己啓発(能力アップ)の両方の基本的な考え方を学ぶ。
組織がどういう人材を欲しているかを知り、自己研鑽の重要性を理解することを到達目標とする。
学習内容
企業・組織が個人に求める能力は何か、そのためにどういう教育・研修を行っているかを学習する。
学習内容
組織がいかに人材開発に力を入れても、個人の学習意欲が伴わなければ効果は薄い。
本講義では、自己啓発に重点を置き、自己の能力開発の可能性を心理的側面から
分析する。毎回少しづつ「意志力強化」の方法論を学んでみる。
各回の授業内容は一部変更することもあり得る。
授業内容のレベル、関連科目
基本的なレベル(入門的レベル)
授業外学習(予習・復習)
事後学習
意志力強化方法の実践や能力開発目標設定を授業で指導するので、自宅で実際に行ってみること
使用テキスト
プリント配布および
スタンフォード大学の自分を変える教室(毎回使用)
(大和書房 ケリー・マクゴニガル 1,600円+税)
参考書、その他教材
特になし
成績評価方法・基準
定期試験60%
残りは期中レポート(1回)および平常点
授業の形式・計画
第1回 オリエンテーション(授業の目的、内容、授業態度注意点等)
第2回 職業別人材開発/意志力とは何か(その1ーー上記テキスト使用)
第3回 大学教育がめざすもの/同上(その2ーー潜在能力を引き出す力)
第4回 組織とヒトの行動/同上(その3ーーなぜ目標を貫徹できないか)
第5回 企業の人材開発(その1)/同上(その4ーー意志力強化法実践)
第6回 企業の人材開発(その2)/同上(その5ーー同上)
第7回 自己啓発と各種資格試験/同上(その6--自制心と意志力)
第8回 モチベーション(その1)/同上(その7--モラル・ライセンシング)
第9回 モチベーション(その2)/同上(その8--目標と欲求)
第10回 リーダーシップ論(その1)/同上(その9--決心と継続実行)
第11回 リーダーシップ論(その2)/同上(その10--自己の弱さを見つめる)
第12回 メンタルヘルス/同上(その11--意志力の感染)
第13回 グローバル社会と人材開発/同上(その12--意志力強化まとめ)
129 ページ
2015シラバス
現代ライフ学部 レジャービジネス学科
第14回 能力開発の実例
第15回 総まとめ(上記内容の一部変更あり得る)
130 ページ
2015シラバス
現代ライフ学部 レジャービジネス学科
企業情報Ⅰ
Management Intelligence
京野 良孝
選択
2
単位
2
年 前期
授業のねらい及び到達目標
企業とは、生産及び営利を目的とし、継続的に事業を経営する主体・組織を意味します。
そしてその企業という組織体に、多くの大学生が卒業後には身を置き、その中で人生の大半を過ごすことになるでしょう。
「企業とは、いったいどんなしくみになっているのか?」「そこではどんなことが自分を待ち受けているのか?」「そこで自分はどう行動すればよ
いのか?」そういった疑問・問題意識に一つずつ応えていきます。
この授業によって、企業選択のイメージ形成ができることを期待します。
学習内容
授業は2部形式で行います。前半は、いわゆる企業情報として示される諸項目をわかりやすく解説します。後半は、企業組織における共通の
学習内容
問題や企業活動を展開する上で取り組まなければならない課題などを学びます。
授業内容のレベル、関連科目
経営学や社会学等における専門用語や企業特有の用語の使用はありますが、平易に説明していきます。
授業外学習(予習・復習)
予習:オリエンテーションで説明する各回の授業のテーマや概要を、当該授業の前に確認しておくこと、また日頃から新聞の経済欄や企業欄
の見出しだけでも読む習慣をつけること、を実践してください。
復習:授業の終わりに実施する小テストは、次週に解説しますので、間違いや理解不足の部分を確かめておくようにしてください。、
使用テキスト
毎回A3サイズ1枚のレジュメを配布します。また、適宜補足資料を用意します。
参考書、その他教材
必要に応じて紹介します。
成績評価方法・基準
定期試験の成績50%と平常点50%の総合評価とします。
授業時に、適宜小テストを実施する予定です。
授業の形式・計画
第1回:オリエンテーション:授業の目的と概要、成績評価の仕方など
第2回:1.株式会社とは 2.キャリアについて
第3回:1.株主とは 2.組織文化について
第4回:1.株式・株価について 2.モティベーションとルール
第5回:1.事業内容について 2.企業の人事
第6回:1.役員とは 2.リーダーシップ(組織リーダーの役割)
第7回:1.従業員とは 2.意思決定プロセス(集団の意思決定)
第8回:1.資本金について 2.コンフリクト・マネジメント
第9回:1.企業金融について 2.組織デザイン
第10回:1.企業の利益 2.企業と利害者集団(ステークホルダー)
第11回:1.企業の財政状況 2.組織改革
第12回:1.キャッシュフロー 2.企業戦略
第13回:1.経営指標 2.企業の社会的責任
第14回:1.業界シェア 2.経営の将来(企業の課題)
第15回:まとめ
131 ページ
2015シラバス
現代ライフ学部 レジャービジネス学科
企業情報Ⅱ
The Secret Marketing
安藤 友久
選択
2
単位
2
年 後期
授業のねらい及び到達目標
企業やビジネスが存続するためには、利益を上げる必要がある。商品の販売にしろ、サービスの提供にしろ顧客からの支持を受けなけれ
ば、つまり売り上げが上がらなければ利益に結びつかない。
この授業では、売れる仕組み・仕掛けについて
・成功している事例(ケース)
・その事例から導き出せる売り上げ向上の方程式
・その方程式実践のための手順とマインド等、
について考察していく。
この授業により企業やビジネスが利益を上げ、存続していくための方策の一端を習得する。
学習内容
「なぜあの商品はあんなに売れるのか?」
学習内容
「なぜあの会社はあれほど利益を上げているのか?」
誰もが感じるこんな疑問を難しい理屈や理論ではなく、シンプルに考え法則性を見出していきます。
授業内容のレベル、関連科目
先修科目は特にありません。
授業外学習(予習・復習)
予習: 当該授業日の内容を予習(1H程度)しておくのが望ましい。
復習: 当日のうちに復習(1.5H程度)をしておくのが望ましい。
使用テキスト
テキスト: 初回の授業で指示します。
参考書、その他教材
必要な都度指示します。
成績評価方法・基準
定期試験の成績を主に、平常点を加味して、総合評価します。
授業の形式・計画
【第1回】 オリエンテーション
授業のねらいと概要、授業の進め方・受け方、成績の評価、受講上の注意事項などについて説明。
【第2回】 顧客が自ら欲しがる仕掛け(その1)
市場拡大指数=ニューベネフィット×顧客の隠れニーズ
【第3回】 顧客が自ら欲しがる仕掛け(その2)
市場発掘指数=逆方向のベネフィット×「買えない」顧客の「買いたい」指数
【第4回】 顧客が自ら欲しがる仕掛け(その3)
ニッチ成功率=ニーズの特殊性×資金流入トレンド
【第5回】 買わずにいられない「売れる言葉」(その1)
成約率向上指数=大胆な保証×あなたの約束とのマッチ度
【第6回】 買わずにいられない「売れる言葉」(その2)
言葉の市場創出パワー=ニーズ発掘度×信頼度・専門度
【第7回】 買わずにいられない「売れる言葉」(その3)
キラーコンセプト=商品ベネフィット×シンボル
【第8回】 顧客が殺到する「売れる仕掛け」(その1)
クチコミ=おしゃべりな顧客×感情の変化×ツールの力
【第9回】 顧客が殺到する「売れる仕掛け」(その2)
爆発的集客の土台=LTVの最大化=キャッシュポイント最適化×スイッチングコスト最大化
132 ページ
2015シラバス
現代ライフ学部 レジャービジネス学科
【第10回】顧客が殺到する「売れる仕掛け」(その3)
「愛される商品」ポテンシャル=開発プロセスへの顧客巻き込み×セールスプロセスへの顧客巻き込み
【第11回】顧客が殺到する「売れる仕掛け」(その4)
ジョイント・ベンチャー成功率=ホストの販売力×受益者の商品力×両者のWin・Win度
【第12回】倍々ゲームで売り上げを増やす「売れる資産」(その1)
ノーコスト新規事業=「部分最適商品」×「別のお客様」の数
【第13回】倍々ゲームで売り上げを増やす「売れる資産」(その2)
永遠の自動売上=「知的資産」の見える化×権利の流通化
【第14回】倍々ゲームで売り上げを増やす「売れる資産」(その3)
成熟商品の蘇生=時代価値の外部調達×「超」時代価値の内部調達
【第15回】まとめ
133 ページ
2015シラバス
現代ライフ学部 レジャービジネス学科
日本国憲法
The Constitution of Japan
吉川 彰宏
選択
2
単位
1
年 後期
授業のねらい及び到達目標
本講義は、わが国のすべての法令の根本規範となる日本国憲法について、制定の経緯、基本的構造とその具体的内容について理解するこ
とを目標とする。基本的人権の尊重、国民主権、平和主義の3原則がどのように憲法上位置付けられているか、各種人権カタログの内容、統
治機構の目的と具体的な仕組みなどについて、初学者向けに基本的な理解を主眼とする。そのうえで、最近、話題となっている「集団的自衛
権」や「新しい人権」、さらには「憲法改正の動向」についても触れたい。
学習内容
毎回、教科書の単元に沿って授業を進め、必要に応じてレジュメを配付し、補足的に説明を加えて、基礎的な理解を授業の主眼とする。その
学習内容
なかで、重要な最高裁判例なども紹介する。また、必要に応じて、適宜、「小レポート」を課す。
授業内容のレベル、関連科目
憲法の基礎的理解を主眼とする入門レベルの授業である。
授業の準備としては、「安全保障」や「立法・行政・司法」に関する新聞、テレビなどでの報道に問題意識を持つことが望ましい。
授業外学習(予習・復習)
毎回、教科書の単元を予習することが望ましい。
復習としては、授業の内容をノートでまとめておくこと。
使用テキスト
弘文堂 『伊藤 真 ファーストトラックシリーズ1 憲法』伊藤 真 監修
参考書、その他教材
憲法条文(別途配付する。)
有斐閣 別冊ジュリスト 憲法判例百選 Ⅰ・Ⅱ 成績評価方法・基準
定期試験と平常点(小レポートと授業態度等)から総合的に評価する。
授業の形式・計画
第1回 オリエンテーション:授業の目的と内容、授業の留意点 憲法の本質 平和主義 人権の享有主体
第2回 基本的人権の内容と限界 生命・自由・幸福追求権
第3回 法の下の平等 思想・良心の自由 第4回 信教の自由 学問の自由
第5回 表現の自由の内容と限界 第6回 経済的自由権 人身の自由
第7回 社会権 受益権・参政権
第8回 権力分立 国会の地位
第9回 国会の組織と活動 国会・議院の権能
第10回 行政権と内閣 内閣の組織・権能 第11回 司法権 裁判所の構成と権能
第12回 司法権の独立 天皇制
第13回 財政 地方自治制度
第14回 憲法改正 違憲審査制と憲法訴訟
第15回 憲法を巡る最近の話題 まとめ
134 ページ
2015シラバス
現代ライフ学部 レジャービジネス学科
日本国憲法
The Constitution of Japan
加藤 昌義
選択
2
単位
1
年 後期
授業のねらい及び到達目標
国民が安心して暮らすことができるように,国や地方公共団体があり,守るべきルールである法律があります。その基礎となっているのが憲法
です。憲法が何を規定し,法律がいかに作られ,国や地方公共団体がどのように運営されているかを理解できるようにします。そして,我が国
において盛んに議論されている憲法に関する問題について理解を深め,それらに関連する知識を得ることを到達目標とします。
学習内容
日本国憲法の全体像を理解しながら,特に重要と思われる基本的人権について取り上げ,より掘り下げて学習します。そして,憲法改正問
学習内容
題,議員定数不均衡問題,領土問題などの今日的課題について学習を進めます。
授業内容のレベル、関連科目
基本的な事柄を学びます。
授業外学習(予習・復習)
特別な予備知識は必要ありません。インターネットから講義資料をダウンロードできるようにしておきます。ダウンロードしたファイルをA4用紙
にプリントアウトし、持参してください。
使用テキスト
未定
参考書、その他教材
適宜、授業時に紹介します。
成績評価方法・基準
各授業で提出を求める課題の合計点から評価します。
授業の形式・計画
第1回 法律とはなにか
第2回 憲法総論
第3回 国民主権,平和主義,憲法改正
第4回 基本的人権I
第5回 基本的人権Ⅱ
第6回 基本的人権Ⅲ
第7回 基本的人権Ⅳ
第8回 基本的人権Ⅴ
第9回 基本的人権Ⅵ
第10回 基本的人権Ⅶ
第11回 基本的人権Ⅷ
第12回 統治機構Ⅰ
第13回 統治機構Ⅱ
第14回 領土問題Ⅰ
第15回 領土問題Ⅱ
135 ページ
2015シラバス
現代ライフ学部 レジャービジネス学科
法学概論
Theory of Law
松浦 哲哉
選択
2
単位
1
年 前期
授業のねらい及び到達目標
大学生が今後の日常生活で経験するであろうケースをとりあげて、契約やアクシデント、就職、結婚、会社の仕組み、訴訟などについてわか
りやすく説明します。また、民法、労働法、商法、民事訴訟法、消費者保護法、憲法などの法律科目の入門編となるように、講義していきます。
なお、公務員試験、行政書士試験などの国家試験の法令科目をこれから学習する人にも役に立つような情報も提供します。
学習内容
テキストの項目に沿いながら、授業用のプリント使って講義を進めていきます。また、講義の進行に併せて、3回ほど皆さんの理解を確認す
学習内容
る簡単な小テストを実施します。
授業内容のレベル、関連科目
法律についての入門レベルです。行政書士試験受験のためには、前期では「仕事と法律」「民法・商法」、後期では「日本国憲法」「行政法」科
目をとることをお薦めします。
授業外学習(予習・復習)
事前学習:次回の講義で取り扱うテキストを事前に読み、理解を深めておくこと。
事後学習:講義の中で示されたキーワードについて、他人に説明できるようにすること。
使用テキスト
「プレステップ法学(第2版)」池田真朗編 弘文堂発行をテキストとして使用します。その他に授業用のプリントを教材として使用します。
参考書、その他教材
成績評価方法・基準
定期試験の成績 65% 授業内小テスト(3回) 5%×3 平常点 20%とし、総合して評価します。
授業の形式・計画
【第1回】オリエンテーションと基礎法学
:オリエンテーションとして授業の目的と内容、授業の進め方・受け方について説明します。法律とは何かについて大まかな理解をもっていた
だく説明をします。
【第2回】民法 1 契約について
:契約とは何か、意思表示、契約主体について学習します。
【第3回】民法 2 不法行為について
:他人に損害を与えた場合の損害賠償などについて学習します。
【第4回】民法 3 家族に関する法律
:結婚、親子、親族、相続などについて学習します。
【第5回】民法 4 日常生活と仕事
:日常生活および仕事に関連する事項について学習します。
→第1回から第4回までの範囲で小テストを実施します。
【第6回】企業と法律 1
:会社法、株式会社の仕組み、組織について学習します。
【第7回】企業と法律 2
:雇用契約について、学習します。
【第8回】企業と法律 3
:労働時間、賃金について学習します。
【第9回】国政に関する法律
:選挙、国会について学習します。
【第10回】情報化社会と法律
:情報化社会に関連した法律について学習します。
→第4回から第9回までの範囲で小テストを実施します。
【第11回】民法と刑法との違い
:犯罪とは何か、刑罰とは何かなどについて学習します。
136 ページ
2015シラバス
現代ライフ学部 レジャービジネス学科
【第12回】交通事故に関する法律
:交通事故に関する民事責任と刑事責任などについて学習します。
【第13回】世界の中の日本
:国際法について学習します。
【第14回】一人の人間として
:国境を越えた問題について取り上げ学習します。
【第15回】全体のまとめ
→第11回から第14回の範囲で小テストを実施します。
講義の進捗状況、最近の事例の反映により、講義内容等変更されることがあります。
137 ページ
2015シラバス
現代ライフ学部 レジャービジネス学科
民法・商法
Civil Law and Company law
萩原 俊介
選択
2
単位
1
年 前期
授業のねらい及び到達目標
1,この授業では、わたしたちが普段おこなう売買や賃貸借などの契約、交通事故、悪徳商法による被害などのアクシデント、結婚・相続にか
かわる「民法」と、商取引や株式会社にかかわる「商法」をあつかいます。
2,初めて法律を学ぶ学生の皆さんが、興味を持って学べるように、皆さんの身近におきそうな事例(合コンでの贈り物の約束は有効か)や、
新聞やテレビでも報道された有名な事件(ホリエモンとフジテレビの会社をめぐる攻防戦)を題材にして授業をおこないます。
3,法学を学ぶことは、法律の条文を覚えることではなく、法的思考方法(リーガルマインド)を身につけることであり、そのためには、自分の頭
で考えることが最も大事であることを理解することが、この授業の目的です。
4,「法律」というと、むずかしくて堅苦しいイメージがあるかもしれませんでも、実際は、身の回りでおこるちょっとした事件も、つきつめれば法
律の問題になることが多いのです。
まずは、身近なところから、法律を正しく知ってください。
学習内容
この授業では、前半9回で民法を、後半5回で商法特に、会社法を学びます。
学習内容
授業内容のレベル、関連科目
初めて法律を学ぶ人を対象とします。
法学、法学概論
授業外学習(予習・復習)
予習として、教科書の該当部分を読んでくること
復習として、授業の内容をノートにまとめること
使用テキスト
(テキスト)池田真朗・犬伏由子・野川忍・大塚英明・長谷部由紀子「法の世界へ」第4版(有斐閣アルマ)
参考書、その他教材
(参考書)鎌野邦樹「図解雑学・民法」改訂新版(ナツメ社)
円山雅也「マンガ版特別講座・民法入門』(自由国民社)
樋口正登監修「日本一やさしい新会社法の学校」(ナツメ社)
小型の六法どれでもよいですから、毎回持参してください。
小型六法
成績評価方法・基準
定期試験 70パーセント
平常点 30パーセント
とし、総合して評価します。
授業の形式・計画
【第1回】講義ガイダンス 民法第1回
法律の学び方
民法とは、どういう法律でしょうか。
【第2回】民法第2回
契約で結ぶ人間関係
契約とは、どういうものでしょうか。
【第3回】民法第3回
買うか借りるか、どちらが得か
契約自由の原則と契約の種類
【第4回】民法第4回
不動産取引と住まいをめぐる法律関係
物権の意味と種類
【第5回】民法第5回
138 ページ
2015シラバス
現代ライフ学部 レジャービジネス学科
お金の取引
キャッシュカードから連帯保証まで
【第6回】民法第6回
交通事故・医療事故
不法行為の意味と成立要件
【第7回】民法第7回
欠陥商品、悪徳商法による被害
【第8回】民法第8回
家族と法① 結婚と離婚
【第9回】民法第9回
家族と法② 親子・相続
【第10回】商法第1回
会社とは、どんなものでしょうか。
会社の種類 株式会社とは、何か。
【第11回】商法第2回
会社は、どうやって作られるのか。
会社の設立
【第12回】商法第3回
会社は、どのように経営されるのか。
会社の舵取りー所有と経営の分離
【第13回】商法第4回
会社は、どうやってお金を集めますか。
会社の資金調達
【第14回】商法第5回
会社を大きくするには、どうすればよいのでしょうか。
合併 買収と買収防衛策
【第15回】総まとめ
139 ページ
2015シラバス
現代ライフ学部 レジャービジネス学科
民法・商法
Civil Law and Commercial Law
松浦 哲哉
選択
2
単位
1
年 前期
授業のねらい及び到達目標
個人間で生じる様々な争い解決の基本的なルールとなるのが民法です。ここでは、その基本的な考え方を学習することになります。また、個
人といっても営利を目的として活動を行う企業の場合には、少し異なるルールが必要です。これが商法及び会社法です。株式会社を中心にそ
の仕組みについて学習します。卒業後の仕事あるいは行政書士などの資格試験、公務員試験などの受験に役に立つ情報も提供します。
学習内容
講師作成プリントに沿いながら説明し、理解を確認するために、大きな単元の終了ごとに簡単な小テストを実施します。
学習内容
授業内容のレベル、関連科目
法律についての入門レベルです。行政書士試験受験のためには、前期では「仕事と法律」「法学概論」、後期では「日本国憲法」「行政法」科
目を受講することをお薦めします。
授業外学習(予習・復習)
事前学習:次回の講義で取り扱うテキストを事前に読み、理解を深めておくこと。
事後学習:講義の中で示されたキーワードについて、他人に説明できるようにすること。
使用テキスト
『キーワード3つでわかる民法』荘司 雅彦著 朝日新聞出版
参考書、その他教材
成績評価方法・基準
定期試験の成績 65% 授業内試験(3回) 5%×3 平常点 20%とし、総合して評価します。
授業の形式・計画
【第1回】オリエンテーション・民法及び商法とは何か。
:授業の授業の目的と内容、授業の進め方・受け方、使用するテキストについて説明します。
【第2回】権利の主体1
:権利の主体とは何か 代理制度について 法人の代表について学習します。
【第3回】権利の主体2
:権利の主体の意思表示 意思表示の欠陥について学習します。
【第4回】権利の客体1
:動産・不動産・債権、取引の相手の保護、所有権について学習します。
【第5回】権利の客体2
:担保としての抵当権、権利の主体との関係、人的担保について学習します。
→第1回から4回の範囲で小テストを実施します。
【第6回】権利関係1 条文上のバランス
:制限行為能力者の行為の取り消し、帰責事由と保護事由について学習します。
【第7回】権利関係1 条文上のバランス
:表見代理、代理権の濫用について学習します。
【第8回】権利関係2 債権の発生原因
:物権と債権、債権の発生原因、契約について学習します。
:契約の成立要件、事務管理、不当利得について学習します。
【第9回】権利関係2 債権の発生原因
:不法行為、損害の公平な分担について学習します。
【第10回】親族・相続
:親族の範囲、婚姻、離婚について学習します。
→第5回から9回の範囲で小テストを実施します。
140 ページ
2015シラバス
現代ライフ学部 レジャービジネス学科
【第11回】親族・相続
:親子に関するルールについて学習します。
【第12回】親族・相続
:法定相続、遺留分などのルールについて学習します。
【第13回】会社法その1
:会社の種類、株式会社の設立、株式制度などについて学習します。
【第14回】会社法その2
:株式会社の運営、資金調達、計算、組織再編などのついて学習します。
【第15回】全体のまとめ
:大事な用語をまとめ、民法全体を振り返ります。
→第10回から14回の範囲で小テストを実施します。
講義の進捗状況、最近の事例の反映により、講義内容等変更されることがあります。
141 ページ
2015シラバス
現代ライフ学部 レジャービジネス学科
経営・経済法
Business and Economic Law
須藤 繁
選択
2
単位
1
年 後期
授業のねらい及び到達目標
わが国のように自由経済体制を採る国では、数多くの企業が日々、商品やサービスを生産し、消費者との間で取引を行っている。消費者と生
産者を結びつける場は市場と呼ばれ、この市場が健全に機能することで自由経済社会における経済運営の秩序が保たれている。ところが、
企業が互いに本来の競争を避けて結託し、カルテルなどを結ぶと、市場は正常に機能しなくなってしまう。このような阻害要因を取り除き、市
場が健全に機能するための施策を定めた法律が独占禁止法である。
さらに、講義の後半では、情報の非対称性という観点から消費者保護を取り上げた後、国際的な経済取引を通じて世界各国の結びつきがま
すます緊密化している点を踏まえ、国際経済法の一翼を占める国際貿易ルールについて経済学的な知見を交えつつ解説する。
学習内容
まず独占禁止法の基本理念を押さえ、次に独禁法の三本柱として、①共同行為の規制(私的独占の禁止・カルテル)、②企業結合の規制、③
学習内容
不公正な取引方法の禁止に関し、具体的なトピックスを取り上げる。その後、消費者保護法、景品表示法、偽装問題、独禁法の域外適用など
国際経済法に関する主要トピックスについて解説する。
授業内容のレベル、関連科目
授業では国内外の経済活動に関する経済学と経済法の初歩的な内容を扱う。講義では経済学を初めて学ぶ学生にも理解できるように、ま
た、経済や法律の専門用語もできるだけ噛み砕いて説明する。
授業外学習(予習・復習)
本年講義では復習に重点を置く。講義の際に配布した参考資料を一読し、各回の論点を整理・要約することを心掛けること。
使用テキスト
「独占禁止法ガイドブック(研修用テキスト)」(公正取引協会、2013年11月)
講義の際にオリジナル資料を配布する。
関連ウェブサイトを積極的に活用する。
参考書、その他教材
「独占禁止法入門」(厚谷襄児著、日経文庫、2012年1月)
「ベーシック経済法(第三版)独占禁止法入門」(有斐閣アルマ、2011年10月)
成績評価方法・基準
定期試験の成績50%、平常点(授業内小レポート等)50%とし総合して評価。
授業の形式・計画
第1回 オリエンテーション(授業の目標と内容、授業の進め方)
第2回 独占禁止法の基本理念、競争政策
第3回 公正取引委員会と独占禁止法の三本柱
第4回 共同行為の規制、2014年度の独禁法の違反事例
第5回 共同行為の規制(課徴金減免制度)
第6回 企業結合規制、ハーフィンダール指数、市場集中度
第7回 不公正な取引方法の禁止(1)総論(一般指定)
第8回 不公正な取引方法の禁止(2)不当廉売、抱き合わせ販売
第9回 不公正な取引方法の禁止(3)フランチャイズ契約、優越的地位の濫用
第10回 日本社会はどういう方向に向かっているか(独占禁止法の観点から)
第11回 消費者保護(1)消費者被害の特徴、消費者庁の権限、特定商取引法
第12回 消費者保護(2)景品表示法、公正競争規約
第13回 消費者保護(3)偽装問題
第14回 国際取引と独禁法 独禁法の域外適用と最近の国際カルテル事件
第15回 講義全体のまとめ(内外の競争政策の方向)
142 ページ
2015シラバス
現代ライフ学部 レジャービジネス学科
経営・経済法
MANAGEMENT & COMPETITION LAW
小野 章
選択
2
単位
1
年 後期
授業のねらい及び到達目標
企業の自由競争が担保されている資本主義経済の下、多くの企業が社会ルールに則って経済活動を行っていますが、市場において公正な
競争が阻害さることが無いように市場が市場原理の下、公平に機能しているかをチェック・是正する「独占禁止法」を中心に、実例を検証しな
がら、「経済法」の創設経緯・基本を学んでもらい、経済法の全体像を概念的に把握して貰います。
また企業と社会(消費者)の公正な関係に付いてどうあるべきかも、「消費者基本法」の理解を通じて考えて貰います。
社会人として必要な企業経営・企業組織運営の基礎知識も幅広く取得して貰います。
学習内容
経済法の根幹を成す独占禁止法、特に主要分野である「私的独占」、「不当な取引制限」、「不公正な取引」、「景表法」、「下請法」、「企業結合
学習内容
規制」、さらに最近整備強化されている「消費者法」、また「国による規制分野との関係」等を中心にその成立の背景・過程、そして規制の内容
等を違反事例を通して学びます、また企業とそのその存立基盤である社会との関係に付いても併せて学びます。
授業内容のレベル、関連科目
経済法に関する基本的な内容を扱う基礎レベルです。難解な専門用語・経済用語・事例等の解説を通して、社会人として必要な基礎的な経
営・経済関連の知識の取得も併せて目指します、経営・経済法全般の基礎入門編です。
経済紙、ビジネス誌等の関連すると思われる記事には興味を持って読んでおいて下さい。
授業外学習(予習・復習)
講義の前までに当該講義の「課題」「キーワード」に付いて出来るだけ調べておいて下さい、レジュメは必ず一読して授業に臨んで下さい。
2~3回の講義に1回の割合で行われる節目の纏めの小レポートテストの講評は必ず復習の意味も込めてレビューして下さい。
使用テキスト
簡単なレジメを毎回配布します、また併せて関連新聞記事等を適宜配布しながら社会で起きている事例を参考に授業を進めます。
講義中に必要に応じて必要な参考書、文献等を紹介します。
参考書、その他教材
新聞、経済誌等の最新の話題を題材として授業を進めますので、経済紙・ビジネス誌の関連記事を最低限読まれる事を推奨します。
成績評価方法・基準
定期試験の成績60~70%、講義3~4回の割合で1回行う(授業内実施)小論文テスト30~40%、平常点(授業への取り組み姿勢)を加味
して総合評価します。
授業の形式・計画
第1回「ガイダンス」授業の目標、進め方、評価方法を説明します。
第2回「企業(企業経営)とは、企業倫理とは、企業の法令遵守とは」
第3回「企業と社会の関係、企業の社会的責任、経済法が必要な理由」
第4回「独占禁止法とは、制定の目的、その歴史的経緯とは」
第5回「不公正な取引、Ⅰ、Ⅱ(私的独占、不当な取引制限とは)」
第6回「不公正な取引、Ⅲ(不公正な取引方法とは)」
第7回「企業結合規制とは、事業者団体規制とは、課徴金減免制度とは」
第8回「下請法(下請代金支払遅延防止法)とは」
第9回「景品表示法(不当景品類及び不当表示防止法)とは」
第10回「消費者基本法とは、その制定の目的、歴史的背景」
第11回「消費者基本法の概念、個人情報保護法とは、その他関連法令とは」
第12回「国際取引における規制とは」
第13回「独禁法の領域と政府規制分野の関係、知的財産権の保護とは」
第14回「経営における企業統治とは、企業の透明性とは」
第15回「企業が法令遵守する為の機関設計、内部統制とは、」
143 ページ
2015シラバス
現代ライフ学部 レジャービジネス学科
*授業の進捗状況によっては上記講義の内容・順序が変更となる可能性がありま す、
144 ページ
2015シラバス
現代ライフ学部 レジャービジネス学科
行政法
Administrative Law
吉川 彰宏
選択
2
単位
2
年 後期
授業のねらい及び到達目標
本講義は、少子高齢化や価値観の多様化する時代に、行政の権能や行政サービスが国民生活の細部にまで関係している現代社会におい
て、行政と国民との関係性を基本に、行政の本質、行政権の及ぶ範囲や権限など、行政の果たす役割と民主的なコントロールの仕組みなど
の、基礎的な理解を主眼とする。そのうえで、学生諸君が、主権者の一人として、また、将来社会人となったときの納税者の一人として、どのよ
うに行政と関わるべきか、社会の構成員としての資質を身につけることを目標とする。
学習内容
毎回、レジュメを配付し、それに沿って授業を進める。そのなかで、重要な最高裁判例なども紹介する。また、必要に応じて、適宜、「小レポー
学習内容
ト」を課す。
授業内容のレベル、関連科目
行政の本質の基礎的な理解を主眼とする入門レベルの授業である。
授業の準備としては、「政治問題」や「社会制度」に関する新聞、テレビなどでの報道に問題意識を持つことが望ましい。
授業外学習(予習・復習)
予習としては、次回の講義で取り扱う内容を事前に理解を深めておくことが望ましい。
復習としては、授業の内容をノートでまとめておくこと。
使用テキスト
初回の授業で指示する。
参考書、その他教材
有斐閣アルマ 「はじめての行政法」(第3版) 石川敏行ほか共著有斐閣 別冊ジュリスト 行政法判例百選 Ⅰ・Ⅱ(第6版)
成績評価方法・基準
定期試験と平常点(小レポートと授業態度等)から総合的に評価する。
授業の形式・計画
第1回 オリエンテーション:授業の目的と内容、授業の留意点 「行政の本質」
第2回 「行政は誰が行うか(行政主体論)」
第3回 「行政をコントロールする理論と仕組み」
第4回 「行政の活動はどのようにして行われるか(その1)」
国民の権利義務に直接影響を及ぼす「行政処分」という行為の正体
第5回 「行政の活動はどのようにして行われるか(その2)」
行政指導、行政立法、行政計画、行政契約などの行政行為
第6回 「行政活動はどのようにして実現されるか」
第7回 「国民の権利・利益はどのように救済されるか(その1)」
行政作用を是正する手段・行政不服申立て制度
第8回 「国民の権利・利益はどのように救済されるか(その2)」
行政作用を是正し、国民の利益を回復する手段・行政事件訴訟
第9回 「国民に生じた損失に国家はどのような責任を負うか(その1)」
違法な行政活動による国民の損害に対する国家の責任・国家賠償制度
第10回 「国民に生じた損失に国家はどのような責任を負うか(その2)」
適法な行政活動によって国民に損害が生じた場合の国家の責任
第11回 「行政法ダイジェスト」
第12回 地方行政 ①「地方行政の仕組み」
第13回 地方行政 ②「地方分権改革」
第14回 地方行政 ③「住民の参加と協働」 第15回 行政と政治 まとめ
145 ページ
2015シラバス
現代ライフ学部 レジャービジネス学科
行政法
Administrative Law
松浦 哲哉
選択
2
単位
2
年 後期
授業のねらい及び到達目標
行政庁から国民に提供されるサービスの流れの全体を理解した上で、事前の手続、事後の手続、地方自治などについて学習します。行政と
国民との関わりについてイメージが持てるように事例を基にしながら紹介して行きたいと思います。また、公務員試験、行政書士試験などの国
家試験の法令科目合格を目標とします。
学習内容
テキストに沿いながら、行政に関する基本的なルールが理解できるよう説明します。理解を確認する意味で約5回に1回の割合で簡単な小
学習内容
テストを実施します。
授業内容のレベル、関連科目
法律についての入門レベルです。行政書士試験受験のためには、前期では「法学概論」「仕事と法律」「民法・商法」、後期では「憲法」科目を
とることをお薦めします。
授業外学習(予習・復習)
事前学習:次回の講義で取り扱うテキストを事前に読み、理解を深めておくこと。
事後学習:講義の中で示されたキーワードについて、他人に説明できるようにすること。
使用テキスト
「はじめての行政法」(石川敏行その他著 有斐閣発行)
参考書、その他教材
成績評価方法・基準
定期試験の成績 65% 授業内試験(3回) 5%×3 平常点 20%とし、総合して評価します。
授業の形式・計画
【第1回】オリエンテーション
:授業の目的と内容、授業の進め方・受け方、使用テキスト等について説明します。
【第2回】行政主体・行政機関
:行政は誰が行うのか、行政の基本原理、行政の全体構造について学習します。
【第3回】行政法の基本的な考え方
:法律による行政の原則、さまざまな行政に対するコントロールなどについて学習します。
【第4回】情報公開制度/個人情報保護法/行政の行為形式
:情報と行政の関係について学習します。
【第5回】行政はどのようにして行われるか その1
:行政処分とは何か、その効力について学習します。
【第6回】行政はどのようにして行われるか その2
:行政指導、行政立法、行政計画、行政契約などについて学習します。
→第1回から第4回までの範囲での小テストを実施します。
【第7回】行政活動を実現する手段
:行政活動を実現するための方法について学習します。
【第8回】国民の権利利益の救済方法(1)
:行政不服申立てについて学習します。
【第9回】国民の権利利益の救済方法(2)
:行政事件訴訟とはどのような制度か、その守備範囲、類型などについて学習します。
【第10回】国民の権利利益の救済方法(3)
:処分取消訴訟はどのようにして提起されるか、仮の救済などについて学習します。
【第11回】国民の権利救済方法のまとめ
→第5回から第9回までの範囲での小テストを実施します。
146 ページ
2015シラバス
現代ライフ学部 レジャービジネス学科
【第12回】金銭によって償う国家補償その1
:違法な行政活動に対する損害賠償について学習します。
【第13回】金銭によって償う国家補償その2
:違法な行政活動に対する損失の補填について学習します。
【第14回】地方自治法1
:地方自治法の意味、地方公共団体、住民の権利及び義務、地方公共団体の組織などについて学習します。
【第15回】全体のまとめ
:行政法理解のポイントとなる箇所を復習します。
→第10回から第14回までの範囲での小テストを実施します。
147 ページ
2015シラバス
現代ライフ学部 レジャービジネス学科
社会学
Sociology
江川 由布子
選択
2
単位
1
年 後期
授業のねらい及び到達目標
人は誰も皆、他者との様々な関わりの中で生きており、こうした「人間と人間との関わり」がすなわち「社会」であると言えるでしょう。社会学と
は、私たちの生活と切り離せないこの「社会」なるもののあり方とそこに現れる諸問題をいろいろな角度から解明し、そこから「人間とは何か」
「人はいかに生きるべきか」を考える学問です。本授業では、社会学の基本的なテーマと視点を学びながら、一見当たり前にみえる私たちの日
常生活のなかに存在する様々な問題や意味を主体的に発見し、考えていく力を養っていきたいと思います。
学習内容
授業では、「文化」、「個人の社会化」、「集団」など、個人と社会の関係性を考える手がかりとなる社会学の基本的なテーマを取り上げます
学習内容
が、その際、それぞれのテーマと関連する私たちの身近にある現代社会の現象を具体的に検討しながら、問題への関心と理解を深め、考察
を進めていきます。
授業内容のレベル、関連科目
(レベル)特別な予備知識は必要ありません。
(関連科目・分野)哲学、倫理学、法学、経済学、心理学など
授業外学習(予習・復習)
(事前学習)次回の講義で扱う資料をあらかじめ読み、理解を深めておくこと。
(事後学習)配布しているレジュメをもとに、講義の内容を整理しておくこと。
使用テキスト
なし
参考書、その他教材
(参考図書)授業時に紹介します。
(その他教材)講義のレジュメならびに必要な資料は授業時に配布します。
成績評価方法・基準
定期試験の成績を基本とし、それに授業内小レポート等を加味して総合的に評価します。
ただし、正当な理由を届け出ることなく欠席が学則規定の時間数を超えた場合は、定期試験を受験しても成績評価対象としません。
授業の形式・計画
授業は講義形式で行います。授業計画は以下のように予定していますが、皆さんの理解度や関心を見ながら進めていきますので、それに応
じて変更されることがあります。
【第1回】オリエンテーション
授業の目的・内容・進め方、成績評価方法、参考図書等についての説明
【第2回】社会学とは何か①
社会学が扱う「社会」とは何か、学問としての社会学の誕生
【第3回】社会学とは何か②
社会学における「個人と社会」の捉え方
【第4回】文化と社会①-文化とは何か
「文化」の社会学的定義、文化形成のプロセス、文化の多様性をめぐる様々な問題
【第5回】文化と社会②-多文化社会における人々の「共生」とは(1)
現代における社会のグローバル化の進行と多文化社会
【第6回】文化と社会③-多文化社会における人々の「共生」とは(2)
グローバル化社会における「共生」のあり方を考える
【第7回】個人とその社会化①-社会化とは何か
「社会化」の意味、社会化と自己形成の関わりについて
【第8回】個人とその社会化②-現代社会における男性と女性~ジェンダー論の射程(1)
ジェンダー(社会的・文化的・心理的性別)とは何か
【第9回】個人とその社会化③-現代社会における男性と女性~ジェンダー論の射程(2)
ジェンダーの視点から問い直される男女平等社会のあり方
【第10回】個人とその社会化④-現代社会における男性と女性~ジェンダー論の射程(3)
性別とは何か~性のあり方の多様性について考える~
【第11回】現代社会における集団のあり方①-集団とは何か
「集団」の社会学的定義、集団の基本類型について
【第12回】現代社会における集団のあり方②-現代における「家族」とは(1)
「家族」とは何か
【第13回】現代社会における集団のあり方③-現代における「家族」とは(2)
現代社会における「家族の危機」、「近代家族」の特質と現代におけるその揺らぎ
148 ページ
2015シラバス
現代ライフ学部 レジャービジネス学科
【第14回】現代社会における集団のあり方④-現代における「家族」とは(3)
現代社会における「家族」のゆくえ
【第15回】授業のまとめ
149 ページ
2015シラバス
現代ライフ学部 レジャービジネス学科
観光産業論Ⅲ/レジャー産業論
Discovery of Tourism Industry
狩野 朋子
必修
2
単位
1
年 後期
授業のねらい及び到達目標
日本人の”豊かさ”に対する価値観は、戦後大きく変化しました。今後の大きな動きといえば2020年の東京オリンピック、そして2050年に日本
の人口が現在の3/4に減少し、3人に1人が高齢者になると予測されていることが挙げられます。これらの変化は、観光・レジャー産業にどのよ
うな影響を及ぼすのでしょうか?未来は、どのような観光産業が求められるのでしょうか?
この授業では、既成概念にとらわれない、新しい観光・レジャー産業の提案を目指します。まずは身近なまちの魅力を発見し、その魅力に”プ
ライド”を持つことからはじめていきましょう。
学習内容
観光・レジャー産業を次の3点から学習していきます。
学習内容
1)講義:日本における各種観光・レジャー産業(旅行とホテル以外)のムーブメントを捉え、観光・レジャー産業が、社会、文化、都市、地域性
等とどのように関連しているのかを考えます。
2)講義:基礎的知識として、日本ならびに海外の代表的な観光・レジャー施設を概観し、その特徴を捉えていきます。
3)中間レポート:身近なまちの観光資源を発掘し、人々の”プライド”をもてるあるいは育むことのできる観光・レジャー産業を提案します。
授業内容のレベル、関連科目
特別な予備知識は不要。
授業外学習(予習・復習)
予習:授業終了時に示されるキーワードについて調べること。
復習:授業で取り上げた観光・レジャー産業に関する情報収集を行い、そして地域振興の起爆剤となる観光・レジャー産業とはどのようなもの
かについて日々考える習慣をつけること。身近なまちの観光施設や魅力的な空間を訪問し体験すること。
使用テキスト
不要
参考書、その他教材
(参考)月刊レジャー産業資料(雑誌)
成績評価方法・基準
平常点40%、中間課題30%、期末試験30%の総合評価。
授業の形式・計画
※授業計画は、受講者の人数および進行状況により変更する場合があります。
【第1回】ガイダンス(講義の内容と目的、進め方、スケジュール等)
【第2回】日本人の観光とレジャー 物の豊かさか心の豊かさか
【第3回】年齢別にみる観光産業の実態
【第4回】少子高齢化が観光産業に及ぼす影響 【第5回】スポーツ産業とその施設・空間 【第6回】観光・宿泊・外食産業とその施設・空間 【第7回】力ルチャー・アミューズメント産業とその施設・空間
【第8回】観光資源とは?、中間課題(レポート:身近なまちの観光資源の発掘と提案)の説明
【第9回】観光資源のない地域での観光資源の作り方 -アートによる地域再生ー 【第10回】”シビックプライド”とは?
【第11回】中間課題のプレゼンテーションと講評
【第12回】観光マップからみる東京のイメージ
【第13回】日本の”サブカルチャー”の特徴
【第14回】2020年東京オリンピック計画 -海外に発信する新たな日本観光のイメージを考える- 【第15回】まとめ
150 ページ
2015シラバス
現代ライフ学部 レジャービジネス学科
観光社会学/レジャー社会学
Sociology of Tourism
浮田 千枝子
選択
2
単位
1
年 前期
授業のねらい及び到達目標
観光は個人やコミュニティ、社会に対してどのような影響を与えているのか、また個人やコミュニティ、社会は観光とどのようにかかわってい
るのか。この科目では、観光と個人や社会との相互関係、相互の影響関係を検討し、社会現象としての現代の観光の実態を理解することをね
らいとする。
そうした理解を通して、さまざまな観光現象に伴う課題を発見し、自ら探求できる基礎的な力を獲得することを目標とする。
学習内容
観光社会学の輪郭を理解することからはじめ、社会現象としての観光の変遷と課題、多様化する観光の諸相を学習する。スライド、DVDなど
学習内容
の視聴覚を活用し、理解を促す。あわせて、キャンパスが立地する中野の都市観光をめぐる課題についても取り上げたい。
また、観光の土台となる、余暇、レジャーの基本的理解も促す。
授業内容のレベル、関連科目
特別な予備知識は必要としないが、観光にかかわる出来事や事象に常に関心を持っておくこと。
授業外学習(予習・復習)
事前学習:授業終了時に示される次回の講義内容に関連する事項について調べてくること。
事後学習:参考文献や各自で興味ある関連書籍を読み進めること。
使用テキスト
なし。随時プリント等を配布。
参考書、その他教材
『よくわかる観光社会学』(安村克己ほか編著、ミネルヴァ書房)
成績評価方法・基準
平常点(30%)、中間レポート(20%)、最終レポート(50%)で総合的に評価する。
授業の形式・計画
*順番は変わることがあります。
第1回 ガイダンス
観光社会学とは。講義の内容と目的、すすめ方、スケジュールなど
第2回 余暇、レジャー、観光
レジャー概念における観光の位置づけ
第3回 観光の構成要素、観光行動の広がり
第4回 現代社会における観光の意味
第5回 観光の変遷、各時代における観光の位置づけ
第6回 マスツーリズムの登場
第7回 観光と地域社会
第8回 観光と開発
第9回 観光とメディア
第10回 観光と文化、文化変容
第11回 観光と家族、社会
第12回 新しい観光のかたち① ~多様化する観光~
第13回 新しい観光のかたち② ~都市観光~
第14回 新しい観光のかたち③ ~少子高齢社会と観光~
第15回 まとめ
151 ページ
2015シラバス
現代ライフ学部 レジャービジネス学科
観光学概論/旅行産業論
Introduction for Tourism Management
(Tourism Industries and Their Role)
鈴木 泰夫
必修
2
単位
1
年 前期
授業のねらい及び到達目標
観光学とは何か?観光学とは何を研究し、学ぶ学問なのか?国は今「観光立国」に取り組んでいます。観光に関する産業は単に「旅行」だけ
でなく、地域活性化や国際交流、文化創造に至るまで幅広い業種に広がっています。この授業では「観光」の持つ意義と可能性について、さま
ざまな角度から取り上げ、現状と今後の課題について学びます。皆さんが大学生活4年間そして将来に向けた「学び」の基礎となるテーマが、
きっと見つかると確信しています。
学習内容
テキストを中心に講義しますが、必要に応じてプリント配布や、パワーポイントによるプレゼンテーションを行います。毎週その日の授業内容
学習内容
を復習するための宿題が出ます。
授業内容のレベル、関連科目
観光業界への就職を目指す人にとって、必須の入門編です。2年次以降の各専門科目の基礎となる内容です。
授業外学習(予習・復習)
毎週の授業内容について、理解度を確認する宿題を出しますので、翌週必ず提出してください。
使用テキスト
テキストには「観光学基礎」(JTB総合研究所発行)を使用します。
参考書、その他教材
参考図書として「地域振興と観光ビジネス」(羽田耕治監修、JTB総合研究所発行)があります。
成績評価方法・基準
定期試験70%、毎週の宿題提出実績・内容30%とします。
授業の形式・計画
【第 1回】オリエンテーション、生活の中にある身近な観光
【第 2回】観光を学ぶ意味
現代社会と観光の関わり、観光を学ぶと見えてくるもの、
観光を学ぼう
【第 3回】観光の様々な効果
観光が人間に、企業に、地域に、国際経済・社会に
もたらす効果
【第 4回】観光にかかわる言葉
旅と旅行、観光、余暇、レクリエーション、ホスピタリティ
【第 5回】観光のしくみ
観光を構成する要素、観光事業の意味としくみ
【第 6回】観光資源と観光対象
観光資源の意味、観光資源と観光対象、観光対象の特徴
【第 7回】観光産業の構成と特徴
観光産業の定義と種類、観光産業・観光ビジネスの特徴
【第 8回】様々な観光ビジネス―旅行業
旅行業とは、旅行業の歴史、旅行業の商品の形態、
旅行業と地域のかかわり
【第 9回】様々な観光ビジネス―宿泊産業
宿泊産業の歴史と発展、様々な宿泊施設の定義と区分、
ホテルの機能と業務
【第10回】様々な観光ビジネス―交通運輸業
観光と交通のかかわり、交通と交通運輸業、
観光交通ビジネスの特性、観光交通への新たな要請
【第11回】様々な観光ビジネス―テーマパーク、スキー場、
鑑賞施設、土産品業
テーマパーク、スキー場、展示・鑑賞施設、観光土産品と
土産品業
【第12回】観光と情報
観光行動と情報、観光情報の媒体(ツール)、
効果的な観光情報の発信・提供
【第13回】観光政策と観光行政
国の観光政策、国の観光行政、地方における観光政策と
観光行政
【第14回】観光マーケティング
152 ページ
2015シラバス
現代ライフ学部 レジャービジネス学科
マーケティングと観光への応用、観光マーケティングの
対象と観光消費の対象となる「商品」、観光マーケティング
活動の実際
【第15回】旅の歴史とこれからの旅行
旅の歴史、マス・ツーリズムからサスティナブル・
ツーリズムへ
なお進捗状況により、内容の変更(入れ替え、追加、省略等)を行うことがあります。
153 ページ
2015シラバス
現代ライフ学部 レジャービジネス学科
観光産業論Ⅰ/旅行業入門
GENERAL KNOWLEDGE OF THE TRAVEL BUSINESS
宮越 雅明
選択
2
単位
1
年 前期
授業のねらい及び到達目標
観光旅行やビジネス旅行は現代の生活には不可欠のものとなり誰でも簡単にできるようになりました。この授業では、旅行会社の営業形態や
取扱商品の内容など全般的な項目について基礎的な学習をします。そして時代の流れの中で旅行業がどのような役割を果たしてきたか、ま
た現状はどうなっているのかを理解します。社会環境の変化はインターネットの広がりと旅行会社離れ現象、高齢化社会の到来に伴う需要構
造の変化、さらなる個性の多様化など、ビジネス環境は大きな転換点を迎えています。そのような中、今後期待される旅行業のあり方につい
て皆さんと考えていきます。
学習内容
まず旅行業の歴史から始まり、業態と機能、観光産業内での位置づけ、旅行業の特徴など、基礎的知識を身につけ旅行業全般を理解しま
学習内容
す。そして営業の内容や収益構造などの理解、また取扱商品として重要な位置を占める募集型旅行の造成手順、流通構造、最近のイベント・
コンベンションビジネスなどを学びます。また旅行会社と航空会社、ホテル・旅館、レストラン、お土産店などとの関係を理解するとともに、極め
て厳しい環境に対応するために変わりつつある旅行会社の新しい方向性について考えます。
授業内容のレベル、関連科目
旅行業界の基礎知識、旅行会社の業務の概要や私たちが毎日目にする旅行商品の広告などの背景をわかりやすく解説します。観光関係の
仕事を目指す皆さんはもとより、特に旅行業界に興味を持つ人たちには基本的必須知識として身につけてください。
授業外学習(予習・復習)
授業終了時に示す講義内容について小レポートを提出します。また次回の講義で取りあげるキーワードを事前に調べておいてください。
使用テキスト
適宜資料を配布します。
参考書、その他教材
成績評価方法・基準
中間試験(30%)、数回の理解度テスト(40%)、期末試験(30%)を総合的に判断します。
授業の形式・計画
第1回 授業のオリエンテーション
第2回 旅行会社とは(旅行会社の種類と規模、特徴)
第3回 旅行会社の業務形態と取扱商品(国内、海外、外人旅行)
団体旅行と個人旅行
第4回 旅行会社の経営・収益構造・販売方法
第5回 旅行需要とマーケティング
第6回 旅行商品(パッケージツアー・団体旅行)
第7回 顧客満足のあり方とリスク管理、クレーム処理
第8回 旅行業の歴史と変遷
第9回 旅行業の現状と将来(旅行会社を取り巻く環境の変化)
観光立国日本を担う旅行業
第10回 イベント・コンベンションビジネス(M・I・C・Eビジネス)
新しい価値創造への挑戦
第11回 ビジット・ジャパン・キャンペーンと訪日外国人旅行
少子高齢化社会の経済的切り札となるか
第12回 旅行会社と旅行素材提供会社・地方自治体の関係
154 ページ
2015シラバス
現代ライフ学部 レジャービジネス学科
第13回 添乗員の仕事(ツアーコンダクタ―)
第14回 旅行業界の未来
第15回 授業総括
授業計画の順番は変更になることがあります。
155 ページ
2015シラバス
現代ライフ学部 レジャービジネス学科
旅行企画/旅行企画論
World Heritage Tour Planning
狩野 朋子
選択
2
単位
1
年 前期
授業のねらい及び到達目標
この授業のねらいは、異なる文化と価値観が交錯する国際社会で、日本および世界の”生きている遺産”や、文化・歴史的に価値のある空間
をどのようにとらえていくかを考えることにあります。同時に、将来、観光に関わる上で必須となる世界遺産に関する基礎的な知識を習得する
ことが目標です。これらの知識を活用して、”世界遺産旅行プラン”を作成します。
持続可能な生活と観光開発についての理解を深めることが到達目標です。
学習内容
本授業の学習内容は、下記の3点です。
学習内容
1)講義:日本ならびに世界の文化・歴史的に価値のある遺産や空間の理解。
2)講義:世界遺産に関する基礎的知識(世界遺産検定3級以上の知識)。
3)演習:世界遺産旅行プランの作成。
授業内容のレベル、関連科目
レベル:受講前に基本的な「地理」および「歴史(日本史・世界史)」の知識を身につけておくこと。
準備学習:世界遺産を一つ以上、訪問し体験しておくこと。
授業外学習(予習・復習)
予習:テキストの事前読み込みと資料収集。
復習:授業開始時には、毎回復習テストを実施するので準備をしておくこと。
※時間を見つけて、世界遺産を実際に訪れ、五感を通して遺産とその周辺地域、そしてそこで生活している人々の状況を、理解するよう心が
けること。
使用テキスト
『はじめて学ぶ世界遺産100 世界遺産検定3級公式テキスト』,世界遺産検定事務局(著者),NPO法人世界遺産アカデミー(監修)
参考書、その他教材
日ごろからメディアや書籍等を通して世界遺産に関わる記事を各自収集しておくこと。
成績評価方法・基準
復習テスト30%,平常点20%、中間・期末50%の総合評価。
授業の形式・計画
※授業の進行に応じて、スケジュールおよび内容変更の可能性がある。
【第1回】ガイダンス(講義の目的と内容、進め方、テキスト、スケジュール等)
【第2回】アイデンティティとは? 文化・歴史的に価値のある空間と世界遺産を通して 【第3回】生きている遺産 ”リビングヘリテージ”とは?
【第4回】世界遺産プロジェクトの“いま” 【第5回】世界遺産の基礎知識 (ユネスコ、世界遺産登録基準、無形文化遺産、世界記憶遺産、世界遺産観光マップ等)
【第6回】世界遺産の課題とテーマ(文化的景観、戦争・紛争、地震、現代建築、自然破壊、危機遺産、負の遺産等)
【第7回】日本の世界遺産 【第8回】世界の世界遺産
【第9回】中間テスト~世界遺産基礎知識の確認 ※希望者多数の場合、世界遺産検定団体受験を検討
【第10回】“世界遺産旅行プラン”の事例紹介 観光ならびにまちづくりの視点から魅力的なプランとは?
【第11回】演習課題“世界遺産旅行プラン”の説明
【第12回】資料収集と分析、旅のコンセプト作成
【第13回】“世界遺産旅行プラン“の作成とプレゼン準備
【第14回】“世界遺産旅行プラン”のプレゼンテーション+講評会
【第15回】まとめ
156 ページ
2015シラバス
現代ライフ学部 レジャービジネス学科
旅行業務演習/旅行業務演習Ⅰ
PRACTICE FOR TOUR MANAGEMENT
宮越 雅明
選択
2
単位
1
年 前期
授業のねらい及び到達目標
この授業では、実際に皆さんと国内、海外の旅行プランを作成します。その過程で、旅行業務にかかわる関係諸機関(航空会社、鉄道会社、
バス会社、船会社などの運輸機関、旅館・ホテルの宿泊機関、お土産店、ドライブイン、レストラン、観光施設などの諸機関)を理解します。旅
行商品を作るにはどのような知識が必要で、またそれらを組み合わせてどう企画に反映させていくのか、旅行会社の企画担当者、手配担当
者、販売担当者になったつもりで机上実習し、旅行会社の仕事の一端を知っていただきます。
学習内容
旅行会社社員に必要な業務知識とは、おもてなし力、コミュニケーション能力、プレゼンテーション能力とは、どのようなものか学びます。また
学習内容
旅行商品を商品として完成させる添乗業務についても勉強します。
授業内容のレベル、関連科目
特別な予備知識は必要ありませんが、将来、旅行会社に就職希望の方向きの授業です。自分の行ってみたい場所などがあれば事前に調べ
ておいてください。最近はテレビで旅行に関する番組(温泉地、四季折々の観光地、食べ物、世界遺産など)が多く放送されています。ぜひ見
るように心がけ、知識を増やしてください。
授業外学習(予習・復習)
授業終了時に示される講義内容について小レポートを提出します。また次回の演習で取り上げるキーワードを事前に調べておいてください。
使用テキスト
適宜資料を配布します。
参考書、その他教材
地図帳は国内・海外とも必要です。必ず用意してください。
成績評価方法・基準
期末試験(またはレポート)の成績(40%)、授業内演習テスト(40%)、プレゼンテーション力(20%)を総合して評価します。
授業の形式・計画
第1回 授業に関するオリエンテーション(旅行会社の業務とは)
第2回 旅行を扱う会社(専業旅行会社、鉄道系旅行会社、バス会社系、航空系旅 行会社等)
第3回 企画とは?企画のABCと旅行業務
企画商品(パッケージ商品)、団体向け旅行商品のできるまでと販売
第4回 旅行企画を支える関係協力機関の役割
第5回 国内・海外旅行商品作成演習(グループ分け演習)
企画に必要な知識とアイデア(国内・海外の地理・観光地・特産品・
温泉・世界遺産など)
第6回 演習(グループごとに与えられた行き先・コース検討)
第7回 演習(グループ別に企画書作成)
第8回 商品完成(パワーポイントに落とし込み)
第9回 グループ別プレゼンテーション(発表)
第10回 グループ別プレゼンテ―ション(発表)
第11回 旅行業界用語(海外都市コード、航空会社コード、ホテル用語)
第12回 旅行業界用語(手配関連用語)と添乗業務
157 ページ
2015シラバス
現代ライフ学部 レジャービジネス学科
第13回 添乗員(ツアーコンダクター)実務
第14回 旅行会社の新しい取り組み
第15回 授業総括
授業計画の順番、内容は変更になることがあります。
158 ページ
2015シラバス
現代ライフ学部 レジャービジネス学科
観光関係法規/旅行業務演習Ⅱ
Travel Business Seminar Ⅱ
鈴木 泰夫
選択
2
単位
2
年 前期
授業のねらい及び到達目標
国家資格である「国内旅行業務取扱管理者」受験に向け、受験科目である「国内旅行実務」についてのミニマムラインを獲得する。
学習内容
JR、航空、貸切バス、フェリー、宿泊に関し、利用に際しての規則の適用法、運賃計算について勉強する。
学習内容
授業内容のレベル、関連科目
授業レベルは国家資格を目指すために必要なミニマムレベル。受験希望者は「旅行業法及び各種約款」を扱う、後期開講の「一般常識Ⅱ/旅
行業務演習Ⅲ」を併せて受講すること。
授業外学習(予習・復習)
ほぼ毎週行う小試験の返却された答案で間違った点を、教科書で再確認して完全に身につけること。
使用テキスト
「JTB総合研究所」発行の旅行業実務シリーズ「3.国内運賃・料金」を使用する。
参考書、その他教材
成績評価方法・基準
区切りごとに行う「理解度チェックテスト」の点数並びにほぼ毎週行う小試験の成績を勘案して評価する。
授業の形式・計画
【第 1回】オリエンテーション
JR営業規則の概要―旅客営業規則、JR旅客会社別路線、JRの乗車券類、
年齢区分等
【第 2回】JR乗車券発売の概要―運賃と料金、乗車券類の発売
運賃(1)―運賃計算の原則(1)
【第 3回】運賃(2)―運賃計算の原則(2)、普通乗車券の種類
【第 4回】運賃(3)―運賃計算の特例
【第 5回】運賃(4)―普通乗車券の効力、運賃の割引
料金(1)―料金計算(1)―料金計算の基本、特急料金
【第 6回】料金(2)―料金計算(2)―新幹線・在来線特急料金
【第 7回】料金(3)―グリーン料金、個室、寝台、座席指定、急行料金、乗継割引
【第 8回】料金(4)―山形・秋田新幹線、九州新幹線の取り扱い、変更・払い戻し
【第 9回】料金(5)―運航不能・遅延
普通回数乗車券、団体乗車券(1)
【第10回】団体乗車券(2)、特別企画乗車券・周遊きっぷ
【第11回】JR「理解度チェックテスト」
【第12回】JR「理解度チェックテスト」解説と補足
国内航空運賃(1)―概要
【第13回】国内航空運賃(2)―普通旅客運賃・料金、割引運賃
【第14回】国内航空運賃(3)-変更・取消し・払戻し等
【第15回】貸切バス、フェリー、宿泊
【期末試験】国内航空、貸切バス、フェリー、宿泊 「理解度チェック テスト」
なお状況により、内容の変更(入れ替え、追加、省略等)を行うことがある。
159 ページ
2015シラバス
現代ライフ学部 レジャービジネス学科
一般常識Ⅱ/旅行業務演習Ⅲ
Travel Business Seminar Ⅲ
鈴木 泰夫
選択
2
単位
2
年 後期
授業のねらい及び到達目標
国家資格である「総合/国内旅行業務取扱管理者」受験に向け、「旅行業法およびこれに基づく命令」及び「旅行業約款、運送約款及び宿泊
約款」についてのミニマムラインを獲得する。
学習内容
「旅行業法」「標準旅行業約款」「各種運送約款」「モデル宿泊約款」について、条文に沿ってその意味するところを解説し、過去問の研究を含
学習内容
めて理解を深める。
授業内容のレベル、関連科目
授業レベルは国家資格を目指すために必要なミニマムレベル。国家試験受験希望者で前期開講の「旅行業務演習Ⅱ/観光関係法規」未受
講者は、来年度前期に必ず受講すること。
授業外学習(予習・復習)
ほぼ毎週実施する小試験は、結果を翌週返却するので、間違った点を教科書で必ず確認し、完全に理解すること。
使用テキスト
「JTB総合研究所」発行の旅行業実務シリーズ「1.旅行業法・旅行業約款」「2.運送・宿泊約款」の2冊、を使用する。
参考書、その他教材
成績評価方法・基準
期末テスト並びに「旅行業法」「標準旅行業約款」等、区切りごとに行う「理解度チェックテスト」の点数及びほぼ毎回行うミニテストの点を勘案
して評価する。
授業の形式・計画
【第 1回】オリエンテーション、旅行業法令(1)―総則
【第 2回】旅行業法令(2)―登録、営業保証金、旅行業務取扱管理者
【第 3回】旅行業法令(3)―料金掲示・旅行業約款、取引条件の説明・
書面の交付、外務員の証明書携帯、広告、
標識の掲示
【第 4回】旅行業法令(4)―旅程管理、禁止行為、
企画旅行を実施する旅行業者の代理、
旅行業者代理業者の旅行業務等、
事業の廃止・登録の取消し・業務改善命令
【第 5回】旅行業法令(5)―旅行業協会、雑則、罰則
【第 6回】旅行業法令「理解度チェックテスト」
【第 7回】旅行業法令「理解度チェックテスト」の解説と補足
標準旅行業約款(1)―募集型企画旅行契約(1)(総則)
【第 8回】標準旅行業約款(2)―募集型企画旅行契約(2)
(契約の締結、変更)
【第 9回】標準旅行業約款(3)―募集型企画旅行契約(3)
(契約の解除、団体・グループ契約、
旅程管理)
【第10回】標準旅行業約款(3)―募集型企画旅行契約(4)
(責任、特別保障、旅程保証)
【第11回】標準旅行業約款(3)―受注型企画旅行契約、手配旅行契約、
旅行相談契約
【第12回】標準旅行業約款「理解度チェックテスト」
【第13回】標準旅行業約款「理解度チェックテスト」解説と補足
国内航空運送約款(1)
【第14回】国内航空運送約款(2)
一般貸し切り旅客自動車運送事業標準約款
【第15回】フェリー標準運送約款、モデル宿泊約款
【期末試験】各種運送約款、モデル宿泊約款「理解度チェックテスト」
なお状況により、内容の変更(入れ替え、追加、省略等)を行うことがある。
160 ページ
2015シラバス
現代ライフ学部 レジャービジネス学科
MICEビジネス/コンベンション論
M・I・C・E BUSINESS
宮越 雅明
選択
2
単位
3
年 後期
授業のねらい及び到達目標
祭りや行事が行われると、大勢の人々が集まり、地域の産業・経済に刺激を与え、地域の活性化に役立ちます。経済産業省は、このような催
しや博覧会・見本市・会議などを含めた人の集まりを「イベント」と呼び、行政施策の一つに位置づけ、国の立場から推進しています。また、国
土交通省は、国際会議や各種の会議・大会・展示会などの人の集まりを「コンベンション」と称し、地域振興と国際化の施策として取り上げ、地
方自治体や関連産業を支援しています。そのため日本ではイベントもコンベンションも同じ意味で使われ、一般的にイベント・コンベンション(E
C)と表現されています。一方、海外ではこのような産業をM・I・C・Eビジネスと呼んでいます。授業では、EC(M・I・C・E)とは何か、またECが
いかに大きな世界的なビジネスであるかを理解することを目標とします。
学習内容
国や人々の利害関係が複雑になると、その調整手段としていろいろな形で話し合いがもたれます。腕力や武力ではなく、理性をもって争いを
学習内容
解決しようと人々が集まります。単に問題を解決するだけではなく、予防のための話し合いや、お互いに有益な情報を交換する場として、国際
会議や各種会議が世界中で開催されています。このような様々な人々の集いであるイベント・コンベンション(博覧会・見本市・各種国際会議な
どE・C・Mビジネス)について、その役割、歴史、現状、各国の取り組みなど理解します。また同時に、もっとも事業規模の大きい企業インセン
ティブ、ミーティング(I・Mビジネス)についても勉強します。
授業内容のレベル、関連科目
予備知識は必要ありませんが、新聞・ニュースで話題の首脳会議(サミット)、内外の各種学術会議、企業の新製品発表会、各種イベントなど
に興味を持ってください。スポーツ関連の会議・イベントも同様です。いかに日常生活に深くかかわっているか知ってください。
関連科目:観光マーケティング、観光産業にかかわるすべての科目
授業外学習(予習・復習)
授業終了時に示される講義内容についての小レポートを提出します。また次回の講義で取り上げるキーワードを事前に調べておいてくださ
い。
使用テキスト
適宜資料を配布します。
参考書、その他教材
成績評価方法・基準
期末試験(またはレポート)の成績(60%)、授業内理解度テスト(40%)、を総合して評価します。
授業の形式・計画
第1回 授業についてのオリエンテーション
第2回 コンベンションとは? M・I・C・Eとは?
イベント・コンベンションの分類と規模
第3回 コンベンションの歴史
第4回 コンベンション(MICE)ビジネスを支えるプレーヤーと施設
運営の実務全体を担うプロ集団とホテル業、料飲業、施設業、
ディスプレイ業、旅行業、運輸業など
第5回 日本のコンベンション施設と世界のコンベンション施設
第6回 イベント・コンベンションの現状(国際会議、国際博覧会、見本市)
第7回 イベント・ビジネス(地域イベント・スポーツイベント・文化イベント)
第8回 日本が推進するEC施策(M・I・C・E)と推進機関
第9回 地域におけるECの活用と地域活性化
第10回 コンベンション・ビューローの役割(フィルム・コミッションなど)
第11回 映像に見る各国の戦略
第12回 国際会議の誘致とマーケティング
第13回 イベント・コンベンションに関わる法律と保険
第14回 イベント・コンベンション(M・I・C・E)ビジネスの将来性
第15回 授業総括
授業計画の順番・映像の内容は変更になることがあります。
161 ページ
2015シラバス
現代ライフ学部 レジャービジネス学科
観光マーケティング
Tourism Marketing
山下 晋司
選択
2
単位
2
年 後期
授業のねらい及び到達目標
マーケティングとは、顧客が求める商品やサービスを作り、その情報を届け、顧客がその商品を効果的に得られるようにする活動を言う。この
授業では、観光パンフレットにみられる観光商品の分析と顧客調査、さらに「わたしのオリジナル観光商品」の作成を通して、観光マーケティン
グの演習を行う。
学習内容
各自観光パンフレットを集め、そこにみられる観光商品を分析し、顧客調査を行い、その結果を発表する。それをふまえて「わたしのオリジナル
学習内容
観光商品」を作成・発表し、最後にレポートとして提出する。
授業内容のレベル、関連科目
専門科目レベル。先修科目、準備学習はとくに必要としない。
授業外学習(予習・復習)
観光パンフレットの収集、分析、顧客調査の作業は、各自が授業外の時間に行う。プレゼンテーションにあたっては、前もって準備し、教員のコ
メントを「わたしのオリジナル観光商品」の作成に反映させること。
使用テキスト
とくに無し。
参考書、その他教材
山下晋司編『観光文化学』(新曜社、2007年)
成績評価方法・基準
平常点(15%)、プレゼンテーション(2回、10%)、リアクションカード(2回、10%)、レポート(65%)
授業の形式・計画
第1回
イントロダクション:授業の進め方
第2回
観光実践の諸形態:文化観光からエコーリズムまで
第3回
観光マーケティング:観光商品の作成
第4回
観光パンフレットの分析法と顧客調査
第5回
ディスカッション1 (リアクションカード1提出)
第6回
観光パンフレットの収集・分析・顧客調査:プレゼンテーション1
第7回
観光パンフレットの収集・分析・顧客調査:プレゼンテーション2
第8回
観光パンフレットの収集・分析・顧客調査:プレゼンテーション3
第9回
観光パンフレットの収集・分析・顧客調査:プレゼンテーション4
第10回
ディスカッション2 (リアクションカード2提出) 第11回
わたしのオリジナル観光商品の作成:プレゼンテーション1
第12回
わたしのオリジナル観光商品の作成:プレゼンテーション2
第13回
わたしのオリジナル観光商品の作成:プレゼンテーション3
162 ページ
2015シラバス
現代ライフ学部 レジャービジネス学科
第14回
わたしのオリジナル観光商品の作成:レゼンテーション4
第15回
まとめ
*授業スケジュールは事情により変更されることがあります。
163 ページ
2015シラバス
現代ライフ学部 レジャービジネス学科
観光マーケティング
MARKETING FOR TOURISM
宮越 雅明
選択
2
単位
2
年 後期
授業のねらい及び到達目標
近年、旅行スタイルは、従来の通過周遊型・団体旅行型の観光から、訪問する地域の自然、生活文化、人とのふれあいを求める交流型・個人
型へと変化しています。その中で、旅行者は訪問する地域についても、旅行パンフレット、テレビ、雑誌、ウェブサイトなどにあふれる多種多様
な情報をもとに、国内外を問わず自らのニーズを満たすような地域を選択するようになってきました。このことから、各地域でも従来の送客側
(旅行業者)主導の「受け身」の観光振興策ではなく、地元の宿泊業者や飲食店、土産物店、さらには住民、行政関係者が一体となって、自分
の地域にしかない魅力ある観光「オンリーワン資源」の発掘が必要になってきています。旅行業者からの送客を待つのではなく、「攻め」の観
光振興策をとり魅力ある商品を市場に積極的に流通させていくことが求められています。同時に、観光庁の進める外国人誘客についても地域
活性化には不可欠な要素になっています。
観光マーケティングではその具体的な取り組みのアプローチ方法を勉強します。到達目標はマーケティングの手法を理解し観光による地域の
活性化がどのように行われているか理解します。
学習内容
観光がいかに地域経済の活性化に役立っているか、また必要とされているかを、映像、新聞、資料等を通じて学びます。その中で、観光商品
学習内容
開発のためにどのようなマーケティングの手法が必要かを勉強します。
授業内容のレベル、関連科目
特別な予備知識は必要ありませんが、皆さんの地元で、「これは自慢できる」「ここにしかない」と思うものがあれば調べておいてください。また
観光に関する、テレビ番組、新聞、雑誌など見るよう心がけてください。マーケティングの勉強は非常に楽しいものです。
関連科目:観光に関するすべての科目。
授業外学習(予習・復習)
授業終了時に示される講義内容についての小レポートを提出します。また次回の講義で取りあげるキーワードを事前に調べておいてくださ
い。
使用テキスト
適宜資料を配布します。
参考書:
「マーケティングの基本と常識」大山秀一著 フォレスト出版
「コトラーのマーケティング・コンセプト」フィリップ・コトラー著 東洋経済新報社
参考書、その他教材
成績評価方法・基準
期末試験(またはレポート)の成績(50%)、数回の理解度テスト(50%)などを総合して評価します。
授業の形式・計画
「第1回」 授業についてのオリエンテーション
「第2回」 観光のあり方と観光需要の変化(団体旅行から個人旅行への変化)
「第3回」 観光とマーケティング
「第4回」 マーケティングの基礎知識(外部環境分析、STP分析、3C分析、 4P分析、SWOT分析)
「第5回」 旅行会社・旅館・ホテル・航空会社等のマーケティング分析と現状
理解
「第6回」 旅行会社と観光地のあり方(着地型旅行と発地型旅行)
「第7回」 新しい旅行形態と地域資源のコラボレーション(アニメやキャラク
ターによる需要創造)
「第8回」 地域資源の活用(「葉っぱビジネス」と「道の駅」他)
「第9回」 観光資源の見直し(「B級グルメ」)他と事業再生(「ハウステンボ ス」他)
「第10回」 マーケティングにおけるブランド価値の確立
「第11回」 地域ブランド発掘(フィルム・コミッションやコンベンション&ビジ ターズビューローの役割)
「第12回」 発想の転換による地域活性化例「嵯峨野観光鉄道」「JR九州」他
「第13回」 地域活性化とスポーツ・文化イベントの事例(ホノルルマラソン他)
「第14回」 シャッター商店街の再生(例:丸亀商店街)
「第15回」 授業総括
授業計画の順番、映像の内容は変更になることがあります。
164 ページ
2015シラバス
現代ライフ学部 レジャービジネス学科
観光資源論/観光資源と経営Ⅰ
Tourism Resources and managementⅠ/Tourism
Resources
浮田 千枝子
選択
2
単位
1
年 前期
授業のねらい及び到達目標
寺社仏閣などの歴史・文化施設や豊かな自然だけが「観光資源」ではない。そこに住まう人たちにとっては当たり前のことが、来訪者にとって
は新鮮で興味深いものとなることが多い。この授業では、中野区がすすめる「都市観光ビジョン」と連動しながら、中野にある身近なコトやモノ
を学生の視点から掘り起し、「観光資源」として位置づけ直すことを試みたい。その作業を通して、地域の多様なコト・モノを観光資源として活
用するための視点を獲得し、観光による地域活性化の可能性を考えあう。
授業の成果物として、発掘した観光資源を織り込んだ「まち歩きマップ」を作成する。
学習内容
既存のまち歩きマップや中野区が整備しつつある観光資源リスト等をもとに、中野区内のフィールドワークを行う。その際、区や観光協会、施
学習内容
設、商店街などへのインタビュー等も行う。そうして得た情報をふまえて、まち歩きマップを作成する。
グループワークでの学習が中心となるので、相互のコミュニケーションの取り方やチームワークのあり方についても体験学習する。
授業内容のレベル、関連科目
特別な予備知識は必要としないが、教室内での授業にとどまらず、現場にでかけての観察、インタビュー、実体験などが多くなるので、そのこ
とを承知しておくこと。可能な限り、後期科目である「地域振興と観光」をあわせて履修すること。
授業外学習(予習・復習)
フィールドワークとそのための事前情報の収集・事後整理等は、授業外(土日を含む)にも行うことがある。
また、全国各地のまち歩き観光に関する情報収集、マップづくりの参考となる事例等の情報収集も、グループ単位で積極的行うこと。
使用テキスト
特になし。随時プリント等を配布する。
参考書、その他教材
授業時に紹介する。
成績評価方法・基準
授業への参画態度を評価した「平常点」50%、作成したまち歩きマップの評価30%、最終レポート20%で総合的に評価する。
授業の形式・計画
*授業の進捗状況によって、順番は変更することがあります。
授業外に、進捗状況によっては、グループでのフィールドワークや整理作業、マップ作成作業が入ります。
第1回:オリエンテーション(授業のねらい、すすめ方、スケジュールなどの説明)
第2回:グループワーク(グループ構成、課題の提示、中野区の観光資源に関する資料の配布・説明等)
第3回:フィールドワークの準備①(1回目のフィールド、テーマ等の検討、調査項目の検討、スケジュール等の確認)
第4回:フィールドワーク①(全体で)
第5回:フィールドワーク結果の整理と発表、中野区の観光資源について①
第6回:フィールドワークの準備②(2回目のフィールド、テーマ等の検討、スケジュール等の確認)
第7回:グループごとのフィールドワーク
第8回:結果の整理と発表、中野区の観光資源について②
第9回:グループワーク「まち歩きマップの作成」①(フィールド、スポット、ルート、所要時間などの検討、コース設定)
第10回:グループワーク「まち歩きマップの作成」②(設定コースの実調査、見直し、注意点や留意点の確認等)
第11回:グループワーク「まち歩きマップの作成」③(マップの概略を決定し、制作に入る)
第12回:グループワーク「マップ制作」①(デザイン、タイトル、写真の選定、案内文章などの作成)
第13回:グループワーク「マップ制作」②(マップの仕上げ)
第14回:グループワーク「マップ制作」③(調整とプレゼンテーションの準備)
第15回:まち歩きマップのプレゼンテーション
165 ページ
2015シラバス
現代ライフ学部 レジャービジネス学科
経済学
Economics
増渕 文規
選択
2
単位
1
年 後期
授業のねらい及び到達目標
経済の基本を理解することが日常生活や、仕事の面でいかに有用であるかの理解を深めることを目標とする。
新聞・TVの経済報道を十分理解でき、経済に関心を持つようになってもらいたい。
学習内容
貨幣の役割/インフレ・デフレ/財政/貿易・国際収支といった経済の仕組みの基本の学習と、産業経済的学習の2本立てとする。
学習内容
授業内容のレベル、関連科目
入門レベルであり、常識力があれば問題なし。
授業外学習(予習・復習)
毎回配布のプリントを復習すること。
新聞・TVの経済報道に興味をもって接すること。
使用テキスト
毎回プリントを配布
参考書、その他教材
特になし
成績評価方法・基準
期末試験60%。
残りは期中1回のレポートと平常点
授業の形式・計画
第1回 オリエンテーション(授業の目的、内容、受講態度についての注意事項等)
第2回 カネの役割/GDP/インフレ・デフレ
第3回 公務員の役割/中央・地方財政(地方の疲弊)
第4回 戦後の世界経済の流れと世界経済の現状
第5回 貿易・投資と国際収支/貿易の自由化とTPP
第6回 日本経済の課題とアベノミクス(その1)
第7回 日本経済の課題とアベノミクス(その2)
第8回 日本の小売・流通業
第9回 日本の製造業の強さ(鉄鋼/自動車/家電・エレクトロニクス等)
第10回 製造現場と研究・開発
第11回 株式会社の仕組み 第12回 総合商社とは何か?
第13回 海外事業とカントリー・リスク
第14回 日本の税制・社会保険制度/少子高齢化社会への対応
166 ページ
2015シラバス
現代ライフ学部 レジャービジネス学科
第15回 総まとめ(上記授業内容の一部については変更あり得る)
167 ページ
2015シラバス
現代ライフ学部 レジャービジネス学科
経営学
Business Management
大崎 慎一
選択
2
単位
1
年 後期
授業のねらい及び到達目標
企業を効率的に機能させるためにはその構成員は統制のとれた行動をする必要がある。事業推進に必要な多額の資金を集めなければなら
ない。消費者のニーズに合った製品やサービスをできるだけ低価格で提供する必要がある。作った製品やサービスを消費者に低コストで効率
的に届ける仕組みが必要である。これらのこと全てを如何にうまくやるか、ということを考えるのが経営学である。本講義では経営に関する
種々の側面についてその基本を学び、経営学の全体像を把握することを目標とする。
学習内容
経営とは何か、その仕組みを「ヒト、モノ、カネ、情報」の経営資源と外部環境との関係から解きほぐし、授業計画にあげた項目を多面的に講
学習内容
義する。理論にかたよらずに実務的な視点から身近な企業の事例を挙げていく。前期開講した「経営学入門」以上に理論的な側面を学んでい
くこととする。 授業内容のレベル、関連科目
経営の基礎的要素を、主として経営戦略論と経営組織論の視点から説明する。経営の背景となるのは、現代の政治であり経済であり金融で
ある。それが企業行動にどのように影響を及ぼしているのか、つまり社会情勢を理解することが授業の理解に大きく影響するので、世の中で
起こっていることに関心を持っていただきたい。
授業外学習(予習・復習)
事前学習:新聞・メディア等の経済欄、経済誌等を幅広く読んでおいて下さい。
事後学習:授業内で配布されたプリント及び内容について、必ず振り返りを行って下さい。 使用テキスト
教科書は特に指定せず、プリントを配布する。日頃、経営やビジネスの記事に関心を持って新聞を読むことを求める。
参考書、その他教材
参考になる本や教材等は、適宜授業の中で紹介する。
成績評価方法・基準
定期試験 40% 講義内で実施する3回の小テスト合計 30%、 平常点 30% 授業の形式・計画
第1回 ガイダンス 授業の目標・進め方、評価方法について
第2回 「会社」の成立と運営
第3回 経営戦略(1)戦略の基本
第4回 経営戦略(2)全社戦略
第5回 経営戦略(3)戦略シナリオ 小テスト(1)を行います。
第6回 経営戦略(4)戦略理論の実践
第7回 経営革新の新潮流(1)コーポレートガバナンス、コンプライアンス経営
第8回 経営革新の新潮流(2)イノベーション、ナレッジマネジメント
第9回 経営革新の新潮流(3)個人情報の保護、知的財産、内部統制
第10回 経営革新の新潮流(4)グローバルスタンダードとISO他
小テスト(2)を行います。
第11回 マーケティングの役割
168 ページ
2015シラバス
現代ライフ学部 レジャービジネス学科
第12回 新たな生産のしくみ
第13回 ヒトと組織のしくみ
第14回 経営における情報化
第15回 まとめ 小テスト(3)を行います。
169 ページ
2015シラバス
現代ライフ学部 レジャービジネス学科
現代ビジネス事情Ⅰ
Modern business circumstances Ⅰ
浮田 千枝子
選択
2
単位
3
年 前期
授業のねらい及び到達目標
この科目では、レジャー産業を中心に、現代ビジネスの多様なとらえ方を考えあう。レジャー産業のそれぞれの業種・業態の現状や課題を理
解しつつ、学生それぞれの進路選択につなげることをねらいとする。
同時に、経済の基本的知識を復習し、社会人として最低限理解しておくべきビジネス知識の習得を目標とする。
学習内容
前半は、ビジネス関連知識の習得にあてる。後半では、「会社四季報」「業界地図」等の参考資料をもとに、学生個々が自分の興味と関心の
学習内容
ある業界について、業界研究を行い、パワーポイントによるプレゼンテーションを行う。
また、随時、関連新聞記事等を配布し、ビジネスの最新の動きを理解する。
授業内容のレベル、関連科目
将来の進路としてスポーツ関連産業等、広くレジャー関連産業を考えている学生を対象とする。興味や関心のある業界について、普段から
新聞や雑誌等により情報収集をしておくこと。
日本経済新聞を読むことを推奨する。
授業外学習(予習・復習)
現代ビジネスの多様な側面を理解するために、新聞の政治・経済・国際関連の紙面から、毎週、気になる記事を切り抜き、コメントを書いて
提出する。
使用テキスト
特に使用しない。随時、プリント等を配布する。
参考書、その他教材
授業時に提示
成績評価方法・基準
プレゼンテーションの内容、発表態度30%、平常点30%で、最終レポート40%で、総合的に評価する。
授業の形式・計画
*授業の内容、順番等は、進み具合により変更することがある。
第1回:オリエンテーション ~授業のねらい、スケジュール、課題等の説明~
第2回:現代ビジネス基礎知識① 株・株式会社・債券など
第3回: 〃 ② インフレ・デフレ、円高・円安など
第4回: 〃 ③ 景気を読むための各種指数 第5回: 〃 ④ 貯蓄と投資
第6回: 〃 ⑤ 社会保障
第7回: 〃 ⑥ 有価証券報告書を読む
第8回: 業界研究① どんな業界があるか、業界規模は
第9回: 〃 ② 経済のグローバル化と各業界の変動、課題
第10回: 〃 ③ 興味関心のある業界の選択、発表順、情報収集 第11回:プレゼンテーション① 発表と質疑応答
第12回:プレゼンテーション② 発表と質疑応答
第13回:プレゼンテーション③ 発表と質疑応答
第14回:レジャー関連ビジネスの最近の動向
第15回:まとめ
170 ページ
2015シラバス
現代ライフ学部 レジャービジネス学科
キャリア入門Ⅰ
Guide to Career Ⅰ
小方 信幸
選択
2
単位
1
年 前期
授業のねらい及び到達目標
当講義では、受講生の皆さんに、今後の人生と仕事を通じたキャリア形成を考える機会を提供します。キャリア入門ⅠおよびⅡを通じ、仕事と
企業に興味を持ち、自分の進路を考え、そのために大学時代に準備すべきことに気が付くことを期待します。このように、早い時期にキャリア
形成を考えることにより、皆さんが潜在能力を大きく引き出す可能性が高まると考えます。
キャリア入門Ⅰの到達目標は、大学でキャリアを考える必要性の理解と、ケース・スタディを通じた個人のキャリア形成過程を考えることです。
一方、後期のキャリア入門Ⅱでは、実際にキャリアを形成する場所である企業について学びます。
学習内容
① 経済環境、雇用環境の理解
学習内容
② 仕事を通じたキャリア形成過程の理解
授業内容のレベル、関連科目
特に高度な知識は必要としません。しかし、経済と企業に関する報道に関心をもってください。また、講義における討議やグループ・ディスカッ
ションでは積極的に発言してください。そのような姿勢で受講すれば、経済と経営に関する一般常識が身に付く講義内容となっています。その
成果を小テストで確認します。
また、当講義の内容は、経営学の領域におけるすべての科目と関連性があります。したがって、他の経営学の科目との相乗効果が期待でき
ます。
授業外学習(予習・復習)
予習: 事前配布資料を読んで、講義とグループ・ディスカッションで発言ができるように準備をしてください。
復習: 講義を振り返り、その内容を各自まとめてください。
使用テキスト
使用しません。 講義担当者が作成する資料を使用します。
参考書、その他教材
適宜紹介します。
成績評価方法・基準
グループ・ディスカッション、小テストを含む平常点 50%、学期中と期末の2回のレポート50%とし、総合的に評価します。
授業の形式・計画
第1回 オリエンテーション 講義内容の説明 第2回 大学の講義とキャリア形成
第3回 世界経済の現状を考える
第4回 日本経済の現状と課題
第5回 日本企業の現状と課題 第6回 日本経済新聞の読み方 経済社会を観る目と一般常識を身に付ける
第7回 第1回課題レポートのテーマについてグループ・ディスカッション
第8回 キャリア形成に関する理論の紹介 ―現実社会への応用―
第9回 事例研究 経営者から学ぶキャリア形成のヒント(1)
第10回 事例研究 経営者から学ぶキャリア形成のヒント(2)
第11回 経営者のキャリア形成から学ぶべき点
第12回 事例研究 キャリア形成過程(1)
第13回 事例研究 キャリア形成過程(2)
第14回 事例研究 ソーシャルビジネス 第15回 第2回課題レポートのテーマについてグループ・ディスカッション
課題レポートのテーマについてのグループ・ディスカッションは、受講生の人数によって討議方法を変更することもあります。
171 ページ
2015シラバス
現代ライフ学部 レジャービジネス学科
キャリア入門Ⅱ
Guide to Career Ⅱ
小方 信幸
選択
2
単位
1
年 後期
授業のねらい及び到達目標
当講義は、キャリア入門Ⅰと同じく、受講生の皆さんに、今後の人生と仕事を通じたキャリア形成を考える機会を提供します。キャリア入門Ⅰ
では主に個人のキャリア形成を考えたのに対し、当講義では実際にキャリアを形成する場所である企業と仕事について学びます。ただし、
キャリア入門Ⅰを受講していなくても、理解できるように講義を行います。
当講義では、企業に関する情報収集と企業分析の方法を学びます。そのうえで、実際に代表的日本企業を分析し、その事業内容について学
びます。また、適宜小テストを行い、知識の定着を図ります。
学習内容
① 企業情報の収集と企業分析の方法
学習内容
② 代表的日本企業の事業内容を知り、仕事について考えること
授業内容のレベル、関連科目
特に高度な知識は必要としません。ただし、経済や企業に関する報道に関心をもってください。企業分析については、基本的な情報収集と分
析の方法について説明を行いますので、心配はありません。実際に企業を分析しつつ、情報収集と企業分析の基本を身に付けます。
授業外学習(予習・復習)
予習: 事前配布資料を読んで、講義での討議とグループ・ディスカッションで発言ができるように準備をしてください。
復習: 講義を振り返り、その内容を各自まとめてください。
使用テキスト
使用しません。 講義担当者が作成する資料を使用します。
参考書、その他教材
適宜紹介します。
成績評価方法・基準
グループ・ディスカッション、小テストを含む平常点 50%、学期中と期末の2回のレポート 50%とし、総合的に評価します。
授業の形式・計画
第1回 オリエンテーション
第2回 世界経済と日本経済の現状
第3回 経済指標の見方 第4回 金融証券市場の概要 債券・金利、外国為替、株式
第5回 産業動向分析
第6回 企業情報の収集方法 財務情報および非財務情報
第7回 個別企業分析 財務要因と非財務要因の分析
第8回 第1回課題レポートのテーマについてグループ・ディスカッション
第9回 事例研究(1) 食品業界、農林業 味の素ほか
第10回 事例研究(2) 製造業(電機、自動車)パナソニック、トヨタほか
第11回 事例研究(3) 医薬品 第一三共、塩野義ほか
第12回 事例研究(4) 卸・小売・サービス セブン&アイHDほか
第13回 事例研究(5) 不動産 三井不動産ほか
第14回 事例研究(6) 金融(銀行、証券、保険) 信金、農協などを含む
第15回 第2回課題レポートのテーマについてグループ・ディスカッション
課題レポートのテーマについてのグループ・ディスカッションは、受講者の人数によって討議方法を変更することもあります。
172 ページ
2015シラバス
現代ライフ学部 レジャービジネス学科
コミュニケーションⅠ
内野 雅一
選択
2
単位
1
年 前期
授業のねらい及び到達目標
人は人との「かかわり」で生きている。自分の思いを他者に伝え、他者の思いを理解しながら、「社会」を形作る。情報を伝える手段のデジタル
化で人とのコミュニケーションは便利になったといわれる。はたして、そうだろうか。コミュニケーションⅠでは、私たちが生きている時代を俯瞰
して、コミュニケーションの大切さを学ぶ。
学習内容
私は1981年、毎日新聞に入社し、主に経済報道に携わってきた。しかも、新聞だけでなく、経済誌の編集、テレビのコメンテーターを経験し
学習内容
た。この30年間、ネットの進化でメディアが大きく変化するだけでなく、コミュニケーション、自分の思いを伝えることが日本社会では簡単では
なくなってきている。「個」の時代になっているともいえる。その背景は何か。
授業内容のレベル、関連科目
なし
授業外学習(予習・復習)
毎回、その日の新聞を読んで授業に臨む。授業の最初に、興味を持った新聞記事を議論する。
使用テキスト
なし
参考書、その他教材
堺屋太一『団塊の世代』(文春文庫)
竹内一郎『人は見た目が9割』(新潮新書)
樋口裕一『頭がいい人、悪い人の話し方』(PHP選書)
成績評価方法・基準
定期試験の成績60%、平常点40%で総合評価する。
授業の形式・計画
第1回・オリエンテーション なぜ、コミュニケーションが必要か。
第2回・自分たちが育った時代を知る「失われた30年」
第3回・時代変革の意味「3つの不信」
第4回・多様性絶対化社会とは
第5回・境目喪失平等社会とは
第6回・他力本願機能社会とは
第7回・超潔癖愛好家社会とは
第8回・高齢者不幸化社会とは
第9回・結婚先送り化社会とは
第10回・億総発信者社会とは
第11回・何でも予知化社会とは
第12回・ソーシャルメディアの不安
第13回・民主主義と大衆迎合主義
第14回・「当事者」の時代とは
第15回・まとめと補足第1回
173 ページ
2015シラバス
現代ライフ学部 レジャービジネス学科
コミュニケーションⅡ
内野 雅一
選択
2
単位
1
年 後期
授業のねらい及び到達目標
コミュニケーションⅠで現代社会の変化と様相を学んだ。当たり前のことが時代の流れのなかで意外と難しくなっている。コミュニケーションⅡ
では、映画に見る「思いの伝達」を議論して、コミュニケーションの本質に迫る。とりあげる映画は変更することがある。
学習内容
私は1981年、毎日新聞に入社し、主に経済報道に携わってきた。しかも、新聞だけでなく、経済誌の編集、テレビのコメンテーターを経験し
学習内容
た。この30年間、ネットの進化でコミュニケーション手段は格段に変化した。しかし、それはコミュニケーションにとって大事なものを失っている
ことも意味する。デジタルでなく、アナログのコミュニケーションとは何か。アナログこそ、学ぶべきものとの視点にたち、コミュニケーションを考
える。
授業内容のレベル、関連科目
なし
授業外学習(予習・復習)
毎回、その日の新聞を読んで授業に臨む。授業の最初に、興味を持った新聞記事を議論する。
使用テキスト
なし
参考書、その他教材
長坂寿久『映画で読むアメリカ』(朝日文庫)
川本三郎『アカデミー賞』(中公新書)
成績評価方法・基準
定期試験の成績60%、平常点40%で総合評価する。
授業の形式・計画
第1回・オリエンテーション メディアに見るコミュニケーションの変化
第2回・「激突」1972年米=無言の恐怖
第3回・「太陽がいっぱい」1960年仏伊=目は口ほどにものを言う
第4回・「華氏451」1966年仏=焚書坑儒
第5回・「猿の惑星」1968年米=猿が話す
第6回・「アメリカン・グラフィティ」1973年米=音楽という“言語”
第7回・「頭の中の消しゴム」2004年韓=失う記憶
第8回・「きみに読む物語」2005年米=自分がだれか、わからなくなった時
第9回・「この森で、天使はバスを降りた」1996年米=不信の関係
第10回・「ビッグ」1957年米=子供と大人
第11回・「アパートの鍵貸します」1960年米=電話という道具
第12回・「リバティバランスを射った男」1962年米=嘘の効用
第13回・「初恋の来た道」1999年中=態度でどこまで思いを伝えられるか
第14回・アナログの大切なこと 物事は「対」で存在している
第15回・まとめと補足
174 ページ
2015シラバス
現代ライフ学部 レジャービジネス学科
ビジネスコミュニケーションⅠ
Communications on Business Scene Ⅰ
鈴木 泰夫
選択
2
単位
1
年 前期
授業のねらい及び到達目標
社会人として、ビジネスパーソンとして、自立した生活を送るのに必要不可欠なコミュニケーション能力と心構え、行動指針のヒントをつかむ
ことを目標とします。
学習内容
企業が新入社員の入社前研修に使用する教材を参照しながら、ビジネスに役立つコミュニケーション能力を身につけるために必要な、社会
学習内容
人としての心構え、行動指針を具体的な事例を交えて考えます。教科書を「声を出して」読むことや、実際の場面を想定した「ロールプレイ」に
より、知識を体得することに力を入れます。
授業内容のレベル、関連科目
誰でも理解できる内容ですが、学んだことを将来に向けて、今日から実践することが重要です。
引き続き「ビジネスコミュニケーションⅡ」を受講されることをお勧めします。
授業外学習(予習・復習)
授業で習ったことを、日々実践することがすべてです。新聞とテレビのニュースは、毎日必ず目を通すようにしてください。
使用テキスト
テキストは「新人GO!GO!ナビ(新社会人になるための50章)」(JTB総合研究所 発行)を中心に使用します。必要に応じて適宜プリント
等で補足します。
参考書、その他教材
なし
成績評価方法・基準
定期試験(小論文)の成績50%、平常点50%とします。
授業の形式・計画
【第 1回】オリエンテーション
【第 2回】人に目を向けよう(1)
(先輩・上司との良好な関係を築く、メンターを見つける)
【第 3回】人に目を向けよう(2)
(伝わりやすい言い方、相手の良いところを見つける、
人に感謝する気持ちを持つ)
【第 4回】人に目を向けよう(3)
(I am OK, You are OK、叱られ上手になる、
“きく”からスタート)
【第 5回】人に目を向けよう(4)
(好感を持ってもらう、アイコンタクトを意識しよう)
社会に目を向けよう(1) (新聞を読む)
【第 6回】社会に目を向けよう(2)
(ニュースを見る、アンテナを高くする、
いろいろな人に会う)
【第 7回】社会に目を向けよう(3)
(世界の動きとキーワード、日本の動きとキーワード、
ビジネス環境の変化に敏感になる)
【第 8回】社会に目を向けよう(4)
(発想を豊かにする、会社以外の世界を持つ、
コンプライアンスの意味、会社の責任と個人の責任)
【第 9回】仕事に目を向けよう(1)
(仕事の目的を考える優先順位をつける、目標を立てる、
義務と責任を果たす)
【第10回】仕事に目を向けよう(2)
(ケジメをつける、メモをとる、仕事の能率を上げる、
ミスを防ぐ)
【第11回】仕事に目を向けよう(3)
(お客さまの視点を持つ利益の仕組み、報・連・相、
効率的にファイリング、問題意識を持つ)
【第12回】仕事に目を向けよう(4)
(自ら考え行動する、失敗を恐れず挑戦する、
名刺は“人”そのもの、仕事はチームワーク)
【第13回】自分に目を向けよう(1)
(プラス言葉を使う、モチベーションの素を増やす、
めげない・へこたれない・あきらめない)
175 ページ
2015シラバス
現代ライフ学部 レジャービジネス学科
【第14回】自分に目を向けよう(2)
(充実した休日を過ごす、趣味を持つ、
ベストコンディションを保つ)
【第15回】自分に目を向けよう(3)
(時間を有効に活用する、自分の強み弱みを知る、
なりたい自分を描く、自分に“うそ”はつけない)
なお進捗状況により、内容の変更(入れ替え、追加、省略等)を行うことがあります。
176 ページ
2015シラバス
現代ライフ学部 レジャービジネス学科
ビジネスコミュニケーションⅠ
Business Communications Ⅰ
渡部 卓
選択
2
単位
1
年 前期
授業のねらい及び到達目標
高度に複雑化し、またグローバル化、多様化していく現代社会において、特にビジネスの現場で必要不可欠となるコミュニケーションでの、基
礎能力(マナーや技術、心構えなど)について、初歩的な学生生活でも活用できるような必須の知識や技能、心構えを習得することをねらいと
している。
具体的には実学の内容に即しつつ、必須となる実践的な基礎知識と技能、習慣の理解と習得を本講座の到達目標としている。
学習内容
ビジネスコミュニケーションの基本となる、いわゆる報告、連絡、相談(ほうれんそう)についての基本の心構えや言動を、実際の事例や実用
学習内容
教材を用いながら、読む、書く、話す、聞く、質問する、発表する、議論する言動に分解しながら学習を進行していく。
現実でのケーススタディ(事例学習)を活用してのグループワークの機会が多いので、授業やグループワークへの能動的、自発的な参加態
度や言動、発言、質疑応答への前向きな意識が期待される。
そのため講義中の学習態度が散漫になったり、グループ参加が著しく低下している学生には個別指導と補習レポートを行っていく。
授業内容のレベル、関連科目
ビジネスコミュニケーションの技法や理論だけでなく、コミュニケーション心理学、哲学、文学、音楽、芸術などの一般教養に関連する事項や
メディアでの時事トピックの中でビジネスコミュニケーションに関連がある話題などを引用しながら講義を行う。
授業外学習(予習・復習)
◎予習:
日頃から新聞を良く読み、報道特集番組などを見たり、学友たちと議論したり、情報交換をする習慣を身につけることが期待される。グループ
ワークに関連する宿題への準備などにや、小テスト、感想文の提出などで毎回、数時間の予習を要することがある。
◎復習:
毎回、数時間を必要とする復習への宿題、次回の講義への準備となる課題が課される。
また教員のオフィスアワーを積極的に利用することにより、ビジネスコミュニケーション能力の更なる実践力の向上を目指すことも推奨され
る。
使用テキスト
適宜、教員が教材をシラバスの進行に合わせて準備する。
参考書、その他教材
授業ごとに課題に関連する教材・資料を配布、または副読本等を提示する。変更の際は講義でつど指示を行う。事例ではDVD映像も活用し
ていく。
成績評価方法・基準
定期試験・レポートなど50%、授業への参加意識、態度、(質問、発言、グループ議論や授業時に適宜行う小テストの結果や提出物の内容な
ど50%。散漫な学習態度は減点の対象となる。総合的に勘案して最終の成績評価をする。
(詳細はオリエンテーションや授業の中で説明する。)
授業の形式・計画
【第1回】
ガイダンス(授業のねらい、授業計画、成績評価法、授業上の注意など)
【第2回】
テーマ:高校と大学でのコミュニケーションでの違い。
ワーク:ディスカッショングループの組成。 指定座席の決定
【第3回】
テーマ:アルバイト先でのコミュニケーションでの注意?
【第4回】
テーマ:報告、連絡、相談(ほうれんそう)とは?
ワーク:グループでの共通課題の選定
【第5回】
テーマ:効果的な授業メモ、ノートのとり方。ビジネス現場での事例。 【第6回】
テーマ:ビジネス・コミュニケーション(読むこと、書くこと)の基本
ワーク:グループでの練習
【第7回】
テーマ:ビジネス・コミュニケーション(話すこと、発表すること)の基本
ワーク:グループでの練習
【第8回】
テーマ1:ビジネス・コミュニケーション(聞くこと・傾聴)の基本
テーマ2:より良い人間関係構築へのスキルとは?(理論編)
【第9回】
テーマ1:ビジネス・コミュニケーション(質問すること)の基本
テーマ2:より良い人間関係構築へのスキルとは?(事例学習)
ワーク:グループでの共通課題の消化の中間確認
【第10回】
テーマ:ビジネスでの敬語、マナー(基本知識)
【第11回】
テーマ:ビジネスでの敬語、マナー(実践、事例学習)
ワーク:グループでの共通課題の発表への準備作業 Ⅰ
【第12回】
テーマ:専門職の仕事でのビジネスコミュニケーション(事例学習) Ⅰ
ワーク:グループでの共通課題の発表への準備作業 Ⅱ
【第13回】
テーマ:グループ発表 1回目
ワーク:グループでの共通課題の発表への講評 Ⅰ
【第14回】
177 ページ
2015シラバス
現代ライフ学部 レジャービジネス学科
テーマ:グループ発表 2回目
ワーク:グループでの共通課題の発表への講評 Ⅱ
【第15回】
まとめと振り返り。夏休みの過ごし方。
※ 講義の内容や順番は、副教材でのトピックや話題となる時事トピックなどのタイミングに沿って変更されることがあります。
※ 当講座ではグループディスカッションや発表の機会が多く含まれていますが、コミュニケーションに苦手意識のある学生にも教育的な配慮
をしますので懸念は不要です。また個別指導やオフィスアワーでの個別での指導も適宜行っていきますので、気軽に担当教員に問い合わせ
をしてください。
178 ページ
2015シラバス
現代ライフ学部 レジャービジネス学科
ビジネスコミュニケーションⅡ
Business Communications Ⅱ
渡部 卓
選択
2
単位
1
年 後期
授業のねらい及び到達目標
高度に複雑化し、またグローバル化、多様化していく現代社会において、特にビジネスの現場で必要不可欠となるコミュニケーションでの、基
礎と応用、実践能力について習得することをねらいとしている。グローバルビジネス時代に対応できるように、その自己啓発面も学習する。
具体的には実学の内容に即しつつ、必須となる実践的な応用の知識と技能、習慣の理解と習得を学習の到達目標としている。
学習内容
本講座では、実際の事例や実用教材を毎回活用しながら、読む、書く、話す、聞く、質問する、発表する、議論するなどの基本言動に分解し
学習内容
ながら理解を深めていく。
ケーススタディ(事例学習)を活用してのグループワークの機会が多いので、授業やグループワークへの能動的、自発的な参加態度や言動、
発言、質疑応答への前向きな意識が期待される。
コミュニケーション心理学、哲学、文学、音楽、芸術などの一般教養に関連する事項やメディアでの時事トピックの中でビジネスコミュニケー
ションに関連がある話題などを引用しながら講義を行う。
講義中の学習態度が散漫で、グループへの参加が著しく低下した学生には個別指導と毎回での補習レポートを行うことがある。
授業内容のレベル、関連科目
前期のビジネスコミュニケーションⅠを履修していることが望ましいが、単独でこのビジネスコミュニケーションⅡを履修しても、不利にならない
ように基本的な重要事項は繰り返して授業内でも確認を行っていく。ただし、応用や実践面での学習内容に比重が高まるため、登録や履修で
の不安のある学生は、担当教員とのオフィスアワーを活用すること。
授業外学習(予習・復習)
◎予習:
日頃から新聞を良く読み、ビジネス関連での報道特集番組などを見たり、家族や先輩、社会人の友人たちと情報交換をする習慣が期待され
る。グループワークに関連する宿題への準備などにや、小テスト、感想文の提出などで毎回、数時間の予習を要することがある。
◎復習:
毎回、数時間を必要とする復習への宿題、次回の講義への準備となる課題が課される。
また教員のオフィスアワーを積極的に利用することにより、ビジネスコミュニケーション能力の更なる実践力の向上を目指すことも推奨され
る。
使用テキスト
ビジネスコミュニケーション講座(日経BP社)著者:鹿野晴夫、大塚千春 ISBN978-4-89100-659-4(1800円+税)の使用を予定している。
参考書、その他教材
授業ごとに課題に関連する教材・資料を教員が配布、または副読本等を提示する。変更の際は講義でつど指示を行う。事例ではDVD映像も
活用していく。
成績評価方法・基準
定期試験・レポートなど50%、授業への参加意識、態度、(質問、発言、グループ議論や授業時に適宜行う小テストの結果や提出物の内容な
ど50%。散漫な学習態度は減点の対象となる。総合的に勘案して最終の成績評価をする。
(詳細はオリエンテーションや授業の中で説明する。)
授業の形式・計画
【第1回】
ガイダンス(授業のねらい、授業計画、成績評価法、授業上の注意など)
【第2回】
テーマ:ビジネスコミュニケーションⅠで学んだことの再確認 Ⅰ
ワーク:ディスカッショングループの組成。 指定座席の決定
【第3回】
テーマ:ビジネスコミュニケーションⅠで学んだことの再確認 Ⅱ
【第4回】
テーマ:ビジネスでのチームワーク・コミュニケーションの事例学習
ワーク:グループでの共通課題の選定
【第5回】
テーマ:企業のマーケティング・コミュニケーションの事例学習
【第6回】
テーマ:ディズニーからの事例学習
ワーク:グループでの練習・ワーク
【第7回】
テーマ:SONYからの事例学習
ワーク:グループでの練習・ワーク
【第8回】
テーマ:傾聴を身に着ける。グーグルからの事例学習と実践ワーク
【第9回】
テーマ:航空管制官のコミュニケーションでの事例学習
ワーク:グループでの共通課題の消化の中間確認
【第10回】
テーマ:ビジネスでの敬語、マナー(基本と応用知識)
【第11回】
テーマ:グローバル・ビジネス・コミュニケーションの事例学習
ワーク:グループでの共通課題の発表への準備作業 Ⅰ
【第12回】
テーマ:クリスマスとビジネス・コミュニケーション(事例学習) Ⅰ
ワーク:グループでの共通課題の発表への準備作業 Ⅱ
【第13回】
テーマ:グループ・個人発表 1回目
179 ページ
2015シラバス
現代ライフ学部 レジャービジネス学科
ワーク:グループ・個人での発表への講評 Ⅰ
【第14回】
テーマ:グループ・個人発表 2回目
ワーク:グループ・個人での発表への講評 Ⅱ
【第15回】
まとめと振り返り。春休みの過ごし方。
※ 講義の内容や順番は、副教材でのトピックや話題となる時事トピックなどのタイミングに沿って変更されることがあります。
※ 当講座ではグループディスカッションや発表の機会が多く含まれていますが、コミュニケーションに苦手意識のある学生にも教育的な配慮
をします。また個別指導やオフィスアワーでの個別での指導も適宜行っていきますので、気軽に担当教員に問い合わせをしてください。
180 ページ
2015シラバス
現代ライフ学部 レジャービジネス学科
ビジネスコミュニケーションⅡ
Communications on Business Scene Ⅱ
鈴木 泰夫
選択
2
単位
1
年 後期
授業のねらい及び到達目標
ビジネスコミュニケーションⅠで学んだ考え方、実践のヒントを基に、教科書の「音読」で社会人としての文章読解力の常識レベルを知り、具
体的場面を想定した「ロールプレイ」で具体的なコミュニケーション手法を体験し、身につけることを目標とします。
学習内容
企業が新入社員研修に使用する教材を参照しながら、旅行業を事例としたビジネスマナーを、ロールプレイを通じて体験し、ビジネスコミュニ
学習内容
ケーションの基本を会得します。事例は旅行業ですが、社会人・ビジネスパーソンとしては共通で、だれにでも役に立つ内容です。
授業内容のレベル、関連科目
誰でも理解できる内容ですが、学んだことを将来に向けて、今日から実践することが重要です。
「ビジネスコミュニケーションⅠ」を受講しておくことが必須ではありませんが、受講されておくと、この講義の理解が早いと思われます。
授業外学習(予習・復習)
授業で学んだことを、日々実践することがすべてです。特に直近の社会問題については、新聞とテレビニュースから、最新の情報を常に収集
しておくことが大切です。
使用テキスト
テキストは「ハートフル・ビジネスマナー」(JTB総合研究所 発行)を中心に使用します。必要に応じて適宜プリント等で補足します。
参考書、その他教材
「新人GO!GO!ナビ(社会人になるための50章)」JTB総合研究所発行
成績評価方法・基準
定期試験(小論文)の成績50%、平常点50%とします。
授業の形式・計画
【第 1回】オリエンテーション、お客様応対とホスピタリティ
【第 2回】ビジネスマナーの基本
(身だしなみ、笑顔、あいさつとお辞儀、基本動作)
【第 3回】言葉づかい
(基本応対用語、呼称、敬語、好ましくない言葉づかい)
【第 4回】応対マナー(1)(カウンター応対マナー)
【第 5回】応対マナー(2)(訪問のマナー)
【第 6回】応対マナー(3)(名刺の取り扱い)
電話のマナー(1)(ビジネス電話の基本①)
【第 7回】電話のマナー(2)
(ビジネス電話の基本②、電話の受け方①)
【第 8回】電話のマナー(3)(電話の受け方②、電話のかけ方)
会話のマナー(1)(お客様のお話を伺う際のポイント)
【第 9回】会話のマナー(2)(お客様にお話しする際のポイント)
席順(1)(基本的な考え方)
【第10回】席順(2)(席順の具体例)
のし紙のルール
【第11回】賀寿
添乗のマナー(1)(心得、宴会のマナー、テーブルマナー)
【第12回】添乗のマナー(2)(料理種別マナー)
ビジネス文書(1)
(通信手段の種類と使い分け、文書の書き方)
【第13回】ビジネス文書(2)(封書とはがき、Eメール)
【第14回】ユニバーサルサービス(高齢者、障がい者への対応)
【第15回】お客様からの「シグナル」への対応
(苦情こそ大切なヒント)
なお進捗状況により、内容の変更(入れ替え、追加、省略等)を行うことがあります。
181 ページ
2015シラバス
現代ライフ学部 レジャービジネス学科
オフィスコミュニケーション/オフィスコミュ
ニケーションⅠ
Office Communication Ⅰ
小方 信幸
選択
2
単位
1
年 前期
授業のねらい及び到達目標
良いコミュニケーションは円滑な人間関係を構築します。また、企業では、社員の優れたコミュニケーション能力が効率的な業務遂行に不可欠
です。当講義では、主に上司とのコミュニケーションについて学びます。また、個人のキャリア形成において、コミュニケーション能力が重要で
あることも学びます。適宜小テストを行い、講義内容の理解度を確認します。
後期のオフィスコミュニケーションⅡでは、当講義の内容をより深く学びます。また、プレゼンテーションについて学び、伝達能力の向上に取り
組みます。
学習内容
「報告、連絡、相談」を中心に基本的なコミュニケーション能力を身に付けます。また、企業において、社員の優れたコミュニケーション能力が、
学習内容
迅速な意思決定や問題対処を可能にすることを学びます。
授業内容のレベル、関連科目
特に高度な知識は必要としません。大学生として、また、社会人としてのマナーと基本的なコミュニケーション能力を身に付けることを目指しま
す。
授業外学習(予習・復習)
予習: 事前配布資料を読んで、講義での討議とグループ・ディスカッションで発言できるように準備してください。
復習: 講義と小テストの結果を振り返り、その内容を各自まとめてください。
使用テキスト
使用しません。 講義担当者が作成する資料を使用します。
参考書、その他教材
「コクヨの1分間プレゼンテーション」下地寛也著 中経出版
「聞く力」阿川佐和子著 文春新書
その他の参考書などは適宜紹介します。
成績評価方法・基準
グループ・ディスカッション、小テストなどを含む平常点を 50%、学期中と期末の2回のレポートを 50%とし、総合的に評価します。
授業の形式・計画
第1回 オリエンテーション 第2回 オフィスマナー 第3回 コミュニケーションとは 第4回 コミュニケーションの基本 「聞く力」
第5回 「報告・連絡・相談」とは
第6回 よい報告とは
第7回 よい連絡、相談とは
第8回 第1回課題レポートのテーマについてのグループ・ディスカッション 第9回 ビジネス文書の基本 第10回 報告書、企画書、稟議書などの書き方 第11回 1分間プレゼンテーション(1) 発表内容の構成
第12回 1分間プレゼンテーション(2) 発表における注意点
第13回 受講生による1分間プレゼンテーション(1) 第14回 受講生による1分間プレゼンテーション(2) 第15回 第2回課題レポートの説明と講義全体のまとめ
第1回課題レポートのテーマについてのグループ・ディスカッションは、受講生の人数によって討議方法を変更することもあります。
182 ページ
2015シラバス
現代ライフ学部 レジャービジネス学科
オフィスコミュニケーションⅡ
Office Communication Ⅱ
小方 信幸
選択
2
単位
1
年 後期
授業のねらい及び到達目標
企業において、社員の優れたコミュニケーション能力は、迅速な意思決定や問題対処に不可欠であることを、講義、ディスカッション、課題レ
ポートを通じて学びます。
当講義では、オフィスコミュニケーションⅠで学んだ上司とのコミュニケーションについてより深く学びます。さらに、事例研究とプレゼンテーショ
ンを通じ、社外を含め、より広範な人々とのコミュニケーションについて学びます。また、事例研究では討議を行いますので、積極的に発言して
ください。また、適宜小テストを行い、講義内容の理解度を確認します。
学習内容
事例研究とプレゼンテーションを通じ、実践的なオフィスコミュニケーションについて学びます。
学習内容
授業内容のレベル、関連科目
特に高度な知識は必要としません。大学生として、また、社会人としての基本的なマナーとコミュニケーション能力を身に付けることを目指しま
す。先修科目として前期のオフィスコミュニケーションⅠがあります。
授業外学習(予習・復習)
予習: 事前配布資料を読んで、講義の討議で発言できるように準備してください。
復習: 講義と小テストの結果を振り返り、その内容を各自まとめてください。
使用テキスト
使用しません。 講義担当者が作成する資料を使用します。
参考書、その他教材
「コクヨの1分間プレゼンテーション」下地寛也著 中経出版
その他の参考書などは適宜紹介します。
成績評価方法・基準
討議での発言内容、小テストなどを含む平常点 50%、学期中と期末の2回のレポート 50%とし、総合的に評価します。
授業の形式・計画
第1回 オリエンテーション 第2回 オフィスマナー 第3回 「報告・連絡・相談」についての説明
第4回 「報告・連絡・相談」についての事例研究(1)
第5回 「報告・連絡・相談」についての事例研究(2) 第6回 部下の指導
第7回 企画書の書き方 第8回 交渉術 第9回 効果的なプレゼンテーション資料作成(1)
第10回 効果的なプレゼンテーション資料作成(2) 第11回 1分間プレゼンテーションについての説明
第12回 経営者に学ぶコミュニケーション能力
第13回 受講生による1分間プレゼンテーション(1) 第14回 受講生による1分間プレゼンテーション(2)
第15回 まとめ
183 ページ
2015シラバス
現代ライフ学部 レジャービジネス学科
キャリアプラン
Career Plan
泉 孝明
選択
2
単位
3
年 通年
授業のねらい及び到達目標
この授業は就職活動のための実践的授業です。3年生を対象に就職活動に必要な心構え、知識、教養、マナーを修得してもらうことがこの授
業のねらいです。進路がまだ決まっていない人や、どのように就職活動をしたらよいのかわからない人はぜひ受講して下さい。またすでに進
路を決めて準備をしている人にとっても役に立つような内容を予定しています。
受講生が授業で学んだことを就職活動の場で実践し、自ら進んで効果的な就職活動を行うことができるようになることが到達目標です。
学習内容
授業は隔週で行われ、通年で2単位が与えられます。就職活動に対する心構え、自分に適した職業の選び方など就職活動の基本に関する
学習内容
事項をはじめ、就職試験対策、履歴書・エントリーシートの書き方、採用面接マナー、就職が決まった先輩の体験発表などを予定しています。
授業内容のレベル、関連科目
この授業は就職活動を念頭に社会人として必要な知識、教養、マナーを身につけるための授業です。特に必要な先修科目はありませんが、
学んだことは復習し、すぐに実践するよう心がけてください。授業とは別に就職活動の参考になるガイダンスも開かれます。積極的に参加して
ください。
授業外学習(予習・復習)
予習:日頃から就職活動に必要な情報収集に努めましょう。そこで生じた疑問点や確かめたい事柄をまとめ、授業で質問するようにしてくださ
い。
復習:授業で学んだ重要なポイントを必ずメモし、就職活動の準備にしっかり生かして本番に備えてください。
使用テキスト
特にありません。個別の授業ごとに資料を配布します。
参考書、その他教材
就職支援室から配布される「就職ガイドブック」をよく読むようにしてください。
成績評価方法・基準
授業中に行う小テスト、レポート、受講態度などを総合して評価します。
授業の形式・計画
<前期>
第1回 オリエンテーション、帝京平成大学キャリアナビの説明と登録
第2回 就職情報サイトへのエントリー登録
第3回 一般常識模擬試験
第4回 一般常識模擬試験フォローアップ
第5回 インターンシップについて
第6回 SPI模擬試験
第7回 SPI模擬試験フォローアップ
<後期>
第8回 自己分析
第9回 業界・企業研究
第10回 就職活動の身だしなみ・マナー
第11回 履歴書・エントリーシート対策
第12回 現4年生による就職体験の報告
第13回 中小企業の魅力について
第14回 合同説明会のまわり方と面接の流れ
184 ページ
2015シラバス
現代ライフ学部 レジャービジネス学科
第15回 春休みの課題:キックオフに向けて
※事情により実施時期、内容など変更される場合があります。
185 ページ
2015シラバス
現代ライフ学部 レジャービジネス学科
TOEIC基礎Ⅰ
TOEIC BASICⅠ
村木 直子
選択
2
単位
1
年 前期
授業のねらい及び到達目標
将来の就職への備え、あるいは自身の英語学習の目安として受験するTOEICに向けて、試験対策を軸に英語の基礎力をつけることを目標と
する授業です。試験の構成を知ることからスタートし、文法や語彙力、聴解力を身につけ、TOEICの問題で演習をすることにより、比較的難易
度の低い問題について、確実に正解できるレベルになることを到達目標とします。
学習内容
教科書に沿ってリスニング・文法・リーディングをバランスよく扱い、習熟度に合わせて補足教材を補うとともに、勉強法や聞き取りのコツを学
学習内容
び、加えて初心者が圧倒的に不足している語彙力と基礎文法力を鍛えます。
授業内容のレベル、関連科目
この基礎コースでは基礎的な知識が不足している方(英検4級程度)を想定して授業が行われます。TOEICの学習を始めたい方は、ぜひここ
から始めてください。
この科目は、後期のTOEICⅠに継続し、一年間でテキストを終了します。
授業外学習(予習・復習)
毎回授業の始めに単語テストを実施します。
扱う語彙数が圧倒的に増えるため、学生は毎回予習、復習が必要となります。
授業では音読も重視しますので、復習には必ず音読もして下さい。音読のテスト等も適宜取り入れる予定です。
課題は必ずやってくること。
使用テキスト
SUCCESSFUL KEYS TO THE TOEIC TEST 1
出版社:桐原書店
参考書、その他教材
教科書以外の教材は、配布します。
授業には、教科書と辞書を必ず持参すること。
成績評価方法・基準
授業への積極参加・単語テスト・期末試験・平常点で総合的に判断します。
授業の形式・計画
第1回 オリエンテーション(授業の目的・テキスト・評価基準の説明)
TOEIC試験の構成と勉強法、スタート時点での実力を確認するミニテスト
第2回 Unit1 Daily Life 品詞の違い 広告を読む
第3回 Unit1 Daily Life 品詞の違い 広告を読む
第4回 Unit2 Places カードを読む
第5回 Unit2 Places カードを読む
第6回 Unit3 People 代名詞 図表と手紙を読む(1)
第7回 Unit3 People 代名詞 図表と手紙を読む(1)
第8回 まとめ
第9回 Unit4 Travel 案内を読む
第10回 Unit4 Travel 案内を読む
第11回 Unit5 Business 動詞の形 通知・メモを読む
第12回 Unit5 Business 動詞の形 通知・メモを読む
第13回 Unit6 Office 手紙を読む
第14回 Unit6 Office 手紙を読む
第15回 まとめ
186 ページ
2015シラバス
現代ライフ学部 レジャービジネス学科
※受講される方の習熟度により、進度、内容を変えることがあります。
187 ページ
2015シラバス
現代ライフ学部 レジャービジネス学科
TOEIC基礎Ⅱ
TOEIC BASICⅡ
村木 直子
選択
2
単位
2
年 前期
授業のねらい及び到達目標
英語の基礎力がある程度ある方(英検3級程度)を対象に、復習と発展につながる問題に取り組みTOEICの点数アップを目指します(400~500
点)。より正確なリスニングと読解力を養う訓練とその基礎となる語彙や文法力を、問題を解きながら鍛えていきます。
学習内容
教科書に沿ってリスニング・文法・リーディングをバランスよく扱い、習熟度に合わせて補足教材を補うとともに、勉強法や聞き取りのコツを学
学習内容
び、圧倒的に不足している語彙力と基礎文法力を鍛えます。
授業内容のレベル、関連科目
実際のTOEIC試験に対応できるように中レベルの問題を多く扱います。
後期科目のTOEICⅡは、この科目の内容が継続されます。是非継続受講してください。
授業外学習(予習・復習)
語彙力を高めるため毎回授業の始めに単語テストを実施します。
扱う語彙数が圧倒的に増えるため、学生は毎回予習、復習が必要となります。
授業では音読も重視しますので、復習には必ず音読もして下さい。音読のテスト等も適宜取り入れる予定です。
課題は必ずやってくること。
使用テキスト
SUCCESSFUL KEYS TO THE TOEIC TEST 2 出版社:桐原書店
参考書、その他教材
教科書以外の教材は、配布で行います。
授業には教科書と辞書を必ず持参すること。
成績評価方法・基準
授業への参加・小テスト・期末試験・平常点等総合的に判断します。
授業の形式・計画
第1回 オリエンテーション(授業の目的・テキスト・評価基準の説明)
TOEIC試験の構成と勉強法、スタート時点での実力を確認するミニテスト
第2回 Unit1. Daily Life 品詞の違い 広告を読む
第3回 Unit1. Daily Life 品詞の違い 広告を読む
第4回 Unit2. Places カード・通知を読む
第5回 Unit2. Places カード・通知を読む
第6回 Unit3 People 代名詞 図表とメモを読む
第7回 Unit3 People 代名詞 図表とメモを読む
第8回 まとめ
第9回 Unit4 Travel 資料と手紙を読む
第10回 Unit4 Travel 資料と手紙を読む
第11回 Unit5 Business 動詞の形 通知・メモを読む
第12回 Unit5 Business 動詞の形 通知・メモを読む
第13回 Unit6 Office 手紙を読む
第14回 Unit6 Office 手紙を読む
第15回 まとめ
※受講される方の習熟度により、内容を変えることがあります。
188 ページ
2015シラバス
現代ライフ学部 レジャービジネス学科
TOEIC基礎Ⅲ
TOEIC BASIC Ⅲ
和久 健司
選択
2
単位
3
年 前期
授業のねらい及び到達目標
英検準2級・TOEIC450点程度の力のある方を対象に、点数アップを目指す授業です。聴解・読解のスピードが問われるパート4と7の点数を上
げることを意識し、より正確で速い解答のスキルを身につけます。
学習内容
教科書に沿ってリスニング・文法・リーディングをバランスよく扱い、習熟度に合わせて補足教材を補うとともに、自主的な学習の習慣をつけ
学習内容
て、リスニングと語彙力を高めていきます。
授業内容のレベル、関連科目
TOEIC試験に出るあらゆるレベルの問題を扱います。
後期科目のTOEIC Ⅲは、この科目の内容が継続されます。是非継続受講してください。
目標スコアは700ですが、現時点でのTOEIC受験経験、スコアは問いません。
授業外学習(予習・復習)
毎回課題を与えます。スコアアップのために必ず取り組んでください。
また、初回授業で紹介する教材を参考に、各自ボキャブラリー増強に努めて下さい。
使用テキスト
SUCCESSFUL KEYS TO THE TOEIC TEST Ⅲ (桐原書店)
参考書、その他教材
教科書以外の教材は配布します。
授業には、教科書と辞書(電子辞書が望ましい)を必ず持参すること。
(携帯電話の辞書機能は使用を禁止します。)
成績評価方法・基準
授業への積極参加・単語テスト等への取り組み・期末試験で総合的に判断します。
授業の形式・計画
第1回 オリエンテーション(授業の目的・テキスト・評価基準の説明)
TOEIC試験の構成と勉強法、スタート時点での実力を確認するミニテスト
第2回 Unit1. Daily Life 第3回 Unit1. Daily Life 第4回 Unit2. Places 第5回 Unit2. Places 第6回 Unit3 People 第7回 Unit3 People 第8回 まとめ
第9回 Unit4 Travel
第10回 Unit4 Travel
第11回 Unit5 Business 第12回 Unit5 Business 第13回 Unit6 Office 第14回 Unit6 Office 第15回 まとめ
※受講される方の習熟度により、内容を変えることがあります。
189 ページ
2015シラバス
現代ライフ学部 レジャービジネス学科
TOEICⅠ
TOEICⅠ
村木 直子
選択
2
単位
1
年 後期
授業のねらい及び到達目標
将来の就職への備え、あるいは自身の英語学習の目安として受験するTOEICに向けて、試験対策を軸に英語の基礎力をつけることを目標と
する授業です。前期にTOEIC基礎Ⅰで学習した内容を簡単に復習しつつ、演習とリスニング練習を増やし、スピードを上げることで、さらに
TOEICテストに慣れ、点数の伸びを目指します。
学習内容
教科書に沿ってリスニング・文法・リーディングをバランスよく扱い、習熟度に合わせて補足教材を補いながら、連続して問題を解くことに慣れ、
学習内容
解答スピードを上げていきます。
授業内容のレベル、関連科目
TOEIC試験の中で比較的簡単な問題を中心に扱いますが、英語の基礎がある程度習得できていることが望ましい。
この科目は、前期科目であるTOEIC基礎Ⅰから内容が継続されます。
授業外学習(予習・復習)
授業の始めに毎回単語テストを実施。
授業の内容は必ず音読しながら復習すること。
学生は毎回予習して授業に臨むこと。
また、課題は必ずやってくること。
使用テキスト
SUCCESSFUL KEYS TO THE TOEIC TEST 1
出版社:桐原書店
参考書、その他教材
教科書以外の教材は、配布で行います。
授業には、教科書と辞書を必ず持参すること。
成績評価方法・基準
授業への積極参加・単語テスト・期末試験・平常点で総合的に判断します。
授業の形式・計画
第1回 オリエンテーション(授業の目的・テキスト・評価基準の説明)
TOEIC試験の構成と勉強法等
第2回 Unit7 Technology 語彙関連 図表と手紙を読む(2)
第3回 Unit7 Technology 語彙関連 図表と手紙を読む(2)
Unit8 Personnel 記事を読む(1)
第4回 Unit8 Personnel 記事を読む(1)
第5回 Unit9 Management 接続詞 通知を読む
第6回 Unit9 Management 接続詞 通知を読む
Unit10 Purchasing 手紙とレシートを読む
第7回 まとめ
第8回 Unit10 Purchasing 手紙とレシートを読む
Unit11 Finances 時制 レシピを読む
第9回 Unit11 Finances 時制 レシピを読む
Unit12 Media 記事を読む(2)
第10回 Unit12 Media 記事を読む(2)
第11回 Unit13 Entertainment 前置詞 Eメールを読む
第12回 Unit13 Entertainment 前置詞 Eメールを読む
Unit14 Health FAXを読む
第13回 Unit14 Health FAXを読む
Unit15 熟語 アンケート・申込用紙を読む
190 ページ
2015シラバス
現代ライフ学部 レジャービジネス学科
第14回 Unit15 熟語 アンケート・申込用紙を読む
第15回 まとめ
※受講される方の習熟度により、進度・内容を変えることがあります。
191 ページ
2015シラバス
現代ライフ学部 レジャービジネス学科
TOEICⅡ
TOEICⅡ
村木 直子
選択
2
単位
2
年 後期
授業のねらい及び到達目標
英語の基礎力がある程度ある方(英検3級程度)を対象に、前期TOEIC基礎Ⅱで学習した内容を復習しながら実際のTOEICテストに向け演習
とリスニング練習を増やし、解答のスピードを上げていくことで、さらにTOEICテストに慣れ、確実な正解と点数の伸びを目指します。(400~500
点前後)
学習内容
教科書に沿ってリスニング・文法・リーディングをバランスよく扱い、習熟度に合わせて補足教材を補い、連続して問題を解くことに慣れていき
学習内容
ます。
授業内容のレベル、関連科目
TOEIC試験中級の問題を多く扱います。
この科目は前期科目TOEIC 基礎Ⅱの内容を継続します。是非継続受講してください。
授業外学習(予習・復習)
語彙力を高めるため毎回授業の始めに単語テストを実施します。
扱う語彙数が圧倒的に増えるため、学生は毎回予習、復習が必要となります。
授業では音読も重視しますので、復習には必ず音読もして下さい。音読のテスト等も適宜取り入れる予定です。
課題は必ずやってくること。
使用テキスト
SUCCESSFUL KEYS TO THE TOEIC TEST 2 出版社:ピアソンロングマン
参考書、その他教材
教科書以外の教材は、配布で行います。授業には、教科書と辞書を必ず持参すること。
成績評価方法・基準
授業への積極参加・小テスト・期末試験・平常点等総合的に判断します。
授業の形式・計画
第1回 オリエンテーション(授業の目的・テキスト・評価基準の説明)
TOEIC試験の構成と勉強法等
第2回 Unit7 Technology 語彙関連 メモと概要を読む
第3回 Unit7 Technology 語彙関連 メモと概要を読む
Unit8 Personnel 記事を読む(1)
第4回 Unit8 Personnel 記事を読む(1)
第5回 Unit9 Management 接続詞 通知を読む
第6回 Unit9 Management 接続詞 通知を読む
Unit10 Purchasing レシートを読む
第7回 まとめ
第8回 Unit10 Purchasing 手紙とレシートを読む
Unit11 Finances 時制 レシピを読む
第9回 Unit11 Finances 時制 レシピを読む
Unit12 Media 記事を読む(2)
第10回 Unit12 Media 記事を読む(2)
第11回 Unit13 Entertainment 前置詞 Eメールを読む
第12回 Unit13 Entertainment 前置詞 Eメールを読む
Unit14 Health FAXを読む
第13回 Unit14 Health FAXを読む
Unit15 Restaurant 熟語 アンケート・申込用紙を読む
第14回 Unit15 Restaurant 熟語 アンケート・申込用紙を読む 192 ページ
2015シラバス
現代ライフ学部 レジャービジネス学科
第15回 まとめ
※受講される方の習熟度により、進度・内容を変えることがあります。
193 ページ
2015シラバス
現代ライフ学部 レジャービジネス学科
TOEICⅢ
TOEIC Ⅲ 和久 健司
選択
2
単位
3
年 後期
授業のねらい及び到達目標
英検準2級・TOEIC450点程度の力のある方を対象に、点数アップを目指す授業です。前期にTOEIC基礎Ⅲで学習した内容を復習しつつ、ス
ピードアップと正解率を上げる練習をしていきます。
学習内容
教科書に沿ってリスニング・文法・リーディングをバランスよく扱い、習熟度に合わせて補足教材を補い、連続して早く正確に問題を解くことに
学習内容
慣れていきます。
授業内容のレベル、関連科目
TOEIC試験に出るあらゆるレベルの問題を扱います。
この科目は前期科目TOEIC 基礎Ⅲの後半になります。是非継続受講してください。
目標スコアは700です。
授業外学習(予習・復習)
毎回課題を与えます。スコアアップのために必ず取り組んでください。
また、初回授業で紹介する教材を参考に、各自ボキャブラリー増強に努めて下さい。
使用テキスト
SUCCESSFUL KEYS TO THE TOEIC TEST 3 (桐原書店)
参考書、その他教材
教科書以外の教材は、配布します。
授業には、教科書と辞書(電子辞書が望ましい)を必ず持参すること。
成績評価方法・基準
授業への積極参加・単語テスト等への取り組み・期末試験で総合的に判断します。
授業の形式・計画
第1回 オリエンテーション(授業の目的・テキスト・評価基準の説明)
TOEIC試験の構成と勉強法等
第2回 Unit7 Technology
第3回 Unit7 Technology Unit8 Personnel
第4回 Unit8 Personnel
第5回 Unit9 Management 第6回 Unit9 Management Unit10 Purchasing
第7回 まとめ
第8回 Unit10 Purchasing Unit11 Finances
第9回 Unit11 Finances Unit12 Media
第10回 Unit12 Media
第11回 Unit13 Entertainment
第12回 Unit13 Entertainment
Unit14 Health
第13回 Unit14 Health Unit15 Restaurants
第14回 Unit15 Restaurants 第15回 まとめ
※受講者のレベルにより、変更することがあります。
194 ページ
2015シラバス
現代ライフ学部 レジャービジネス学科
ホスピタリティ論/ホスピタリティー論
HOSPITALITY MANAGEMENT
宮越 雅明
必修
2
単位
1
年 後期
授業のねらい及び到達目標
お・も・て・な・しのプレゼンテーションで東京オリンピックの招致が決まりました。おもてなし(ホスピタリティ)とはどんなものでしょうか。
皆さんが何かのサービスを受けた時、感動したことはありますか?
印象に残っているサービスはありますか?東京ディズニーリゾートはどうですか?
近くのお店の対応はどうですか?また行きたいと思いますか?
人々の生活が豊かになり、今までは見られれば良かった、食べられれば良かった、行けばよかったで満足していたものが、それでは満足でき
なくなり、何か新しいもの、何か感動するもの、自分のために何かしてくれること、を望むようになってきています。個人個人への対応が必要な
多様化の時代に入り従来型の一律のサービスではお客様を引きとめることはできません。これは企業、お店にとっては大変大きな問題です。
いかにお客様に感動を与え、喜んでもらえるか、また利用してもらえるか、心をこめた対応が必要になってきています。授業ではなぜ、この対
応すなわち「ホスピタリティマインド」が必要かを勉強します。
また「ホスピタリティ」は、企業やお店だけのものではなく、家族、友達、先輩後輩の関係においても大切な礼儀・マナーです。
この授業の到達目標はホスピタリティマインドがいかに人と人の関係において重要であるか、また企業活動においても必要不可欠なものであ
るかを知ってもらうことです。
学習内容
ホスピタリティマインドの大切さを、宿泊施設、レストラン、レジャー施設、運輸機関、高級ブランド店などの企業を例にとり勉強します。
学習内容
授業内容のレベル、関連科目
特別な予備知識は必要ありませんが、ディズニーランドやレストランなどで自分が受けた何かの対応やサービスについて感じたことを覚えてお
いてください。授業の参考になります。
関連科目:ホテル経営論Ⅰその他観光関連科目。
授業外学習(予習・復習)
授業終了時に示される講義内容についての小レポートを提出します。また次回の講義に取り上げるキーワードを事前に調べておいてくださ
い。
使用テキスト
適宜資料を配布します。
参考書:
「感動をつくる(ディズニーで最高のリーダーが育つ10の法則)」
リー・コッカレル著 ダイヤモンド社
「リッツ・カールトンで学んだ仕事でいちばん大事なこと 林田正光著 あさ出版
「お客様を感動させる最高の方法」 ディズニー・インスティチュート著 日本経済新聞出版社
「ディズニー7つの法則」 トム・コネラン著 日経BP社
「帝国ホテルに見る伝統のおもてなし」 川名幸夫著 日本能率協会マネジメントセンター
「加賀屋の流儀」細井 勝著
PHP研究所
参考書、その他教材
成績評価方法・基準
期末試験(またはレポート)の成績(70%)、授業内理解度小テスト(30%)を総合して評価します。
授業の形式・計画
「第1回」 授業についてのオリエンテーション
「第2回」 ホスピタリティの語源と宗教との関係
「第3回」 聖地巡礼からスタートした現在の宿泊・レストランビジネス
「第4回」 ホスピタリティとサービスの違い
「第5回」 経済の変遷とともに変化するお客様と企業の関係
「第6回」 お客様満足(CS)と1対1の対応
「第7回」 なぜホスピタリティがビジネスに必要なのか?
「第8回」 ホスピタリティマインドの高い企業は勝ち組?
「第9回」 企業に見るホスピタリティ(ディズニー、リッツカールトン、帝国ホ
テル他)
「第10回」 勝ち組企業には「神話」や「エピソード」があり、それがブランドに
なる
195 ページ
2015シラバス
現代ライフ学部 レジャービジネス学科
「第11回」 映像によるホスピタリティ企業研究(適宜)
「第12回」 ホスピタリティは企業だけのものではない~日常生活におけるホスピ
タリティ
「第13回」 ホスピタリティの基本は礼儀とマナー・日本文化とおもてなし
「第14回」 ビジットジャパンキャンペーン(訪日外国人誘致)と日本流おもてな
し
「第15回」 授業総括
授業計画の順番は変更になることがあります。
196 ページ
2015シラバス
現代ライフ学部 レジャービジネス学科
観光産業体験演習Ⅰ/ホスピタリティー演
習
HOSPITALITY PRACTICE
宮越 雅明
選択
2
単位
2
年 前期
授業のねらい及び到達目標
経済の発展とともに人々の生活は豊かになり、今までは商品があればよかった、食べられればよかった、行けばよかったと思うことが当たり前
になり、人々はさらなる満足感、感動を期待するようになってきました。まさに「モノの満足」から「こころの満足」、しかも自分に何をしてもらえる
のかがポイントの満足が求められています。企業では顧客満足を越えた、第3のサービスといわれるホスピタリティマインドをもった対応が必
要になってきています。企業ではまさに「勝ち組」「生き残り組」に入るための厳しい競争が始まりました。この対応いかんでお客様を自分のも
のにできるかどうかが決まってしまいます。特に観光産業ではこの傾向が顕著です。授業では、ホスピタリティマインドとは何か、なぜ必要かを
学びます。特に将来観光産業に携わる予定の皆さんにとっては必修の科目です。到達目標は、ホスピタリティマインドを理解し実践することで
す。
学習内容
ホスピタリティのことは理解しても実際に人に対してできないと意味がありません。授業ではいろいろな観光産業のホスピタリティ実践例を研究
学習内容
し、同時にどうすればホスピタリティが発揮できるのか考えます。
授業内容のレベル、関連科目
特別の予備知識は必要ありませんが、人との良好なコミュニケーションが観光産業の基本です。コミュニケーション能力を高めるためには、
色々な知識が必要です。話題を豊かにするためにも、日頃から本を読んだり新聞を読んでいろいろな知識を身につけてください。
関連科目:ホスピタリティ論、観光産業体験演習Ⅱ
授業外学習(予習・復習)
授業終了時に示される講義内容についての小レポートを提出します。また次回の講義で取り上げる課題を事前に調べておいてください。
使用テキスト
適宜資料を配布します。
参考書:ホスピタリティ・マインド実践入門 石川英夫著 研究社
参考書、その他教材
適宜講義内で紹介します。
成績評価方法・基準
期末試験(またはレポート)の成績(60%)と理解度小テスト(または小レポート)の成績(40%)を総合して評価します。
授業の形式・計画
「第1回」 授業についてのオリエンテーション
「第2回」 観光産業におけるホスピタリティの実践
「第3回」 映像:宿泊産業のホスピタリティ実践例①「加賀屋・福島ハワイアン ズ」
「第4回」 映像:運輸産業のホスピタリティ実践例②「全日本空輸、JR九州」
「第5回」 映像:運輸産業のホスピタリティ実践例③「はとバス、長野中央タク
シー」
「第6回」 実践例から見るホスピタリティのあり方
「第7回」 観光産業接客の基本はお客様満足
「第8回」 映像:ウェディング業界の例
「第9回」 ケーススタディ「どうすれば感動を与えられ、喜ばれるのか」
(グループ討議)
「第10回」 ケーススタディ「苦言・苦情にどう対応するか」
(グループ討議)
「第11回」 映像:テーマパークの例
「第12回」 地域活性化と観光産業
「第13回」 少子高齢化と観光産業
「第14回」 観光産業は日本を元気にする切り札
「第15回」 授業総括
授業計画の順番・映像の内容は変更になることがあります。
197 ページ
2015シラバス
現代ライフ学部 レジャービジネス学科
フードビジネス/F&Bサービス論
Food Business and F&B Service
増渕 文規
選択
2
単位
3
年 前期
授業のねらい及び到達目標
我々の生活に身近なフード・ビジネス業界の全体像と、業界としての特性を理解することを目標とする。同時に文化であり、人生の重要な楽し
みである「食」に関する知識・造詣を深めることも狙いの一つである。
学習内容
狭義のフードビジネス(外食産業、中食産業)にとどまらず、食品製造業と食品小売り業界の研究も行う。フード文化やフードの楽しみ方にまで
学習内容
踏み込み、日本人が世界一「食」に対する要求が厳しい民族であることを理解する。
授業内容のレベル、関連科目
常識と好奇心があれば十分
授業外学習(予習・復習)
全員ないし一部の学生に、簡単な外食産業実態調査等を行ってもらう予定。
具体的やり方は授業で指示する。
使用テキスト
毎回プリント配布
参考書、その他教材
特になし
成績評価方法・基準
期末試験60%。
残りは期中1回のレポートおよび平常点。
授業の形式・計画
第1回オリエンテーション(授業の目的、内容、受講態度に関する注意事項等)
第2回 日本の農業(なぜバターは品薄になるのか?)
第3回 日本の食品製造業/食の百科ー1 アルコール飲料
第4回 中食産業と食品流通/食の百科ー2 ヨーロッパの食文化
第5回 外食産業個別研究(カフェと居酒屋)/食の百科-3 コーヒーとお茶
第6回 外食産業個別研究(ファストフードとファミレス)/食の百科ー4 水
第7回 外食産業個別研究(中高級料理店)/食の百科ー5 ミシュランの格付け
第8回 外食産業個別研究(ラーメン・大衆店)/食の百科ー6 チーズと漬物
第9回 外食業界の経営手法/食の百科ー7 中華料理考
第10回 外食業界の仕事はきつい?/食の百科ー8 パスタ文化
第11回 飲食店とホスピタリティー/食の百科-9 テーブルマナー
第12回 地方の名物料理とその歴史(日本)/食の百科ー10 和菓子の心
第13回 F&Bサービスとは?/食の百科ー11 二食つき和風旅館のあり方 第14回 これからのフードビジネス/食の百科ー12 日本人の食センスは世界一
第15回 総まとめ
198 ページ
2015シラバス
現代ライフ学部 レジャービジネス学科
観光産業論Ⅱ/ホテル経営論Ⅰ
HOTEL(RYOKAN) MANAGEMENT
宮越 雅明
選択
2
単位
2
年 後期
授業のねらい及び到達目標
この授業では、日本の代表的な宿泊施設「旅館」について、その機能、魅力、課題などをホテルとの比較も交え、勉強します。旅館は日本の伝
統文化そのものであり、旅館を知ることは日本文化を知ることにもつながります。今回世界無形文化遺産に登録された和食を提供する舞台で
もあります。日本旅館は「おもてなしの心」そのものが商品といえます。旅館の歴史から現状の問題点、今後の展望について解説していきま
す。観光庁の設立は海外からの顧客のさらなる増加も見込まれ、日本文化の紹介にも役立ちます。授業での到達目標は「日本旅館」について
知ることです。
学習内容
浴衣でくつろげる日本の誇る旅館の素晴らしさ、また現在抱える課題、今後の方向性を映像や資料で勉強します。また旅館に欠かせない和食
学習内容
や温泉の知識も身につけます。肩の凝らない癒しの授業です。
授業内容のレベル、関連科目
特別な予備知識は必要ありませんが、最近はテレビで旅番組が多く、温泉・旅館が紹介されています。ぜひ見て参考にしてください。
関連科目:観光に関する科目すべて。
授業外学習(予習・復習)
授業終了時に示される講義内容についての小レポートを提出します。また次回の講義で取りあげるキーワードを事前に調べておいてくださ
い。
使用テキスト
適宜資料を配布します。
参考書、その他教材
成績評価方法・基準
期末試験(またはレポート)の成績(50%)、理解度テスト(30%)、平常点(20%)を総合して評価します。
授業の形式・計画
「第1回」 授業についてのオリエンテーション
「第2回」 日本旅館の歴史(奈良時代の宿泊所から旅籠・現在の旅館まで)
旅館の種類・特徴・施設
「第3回」 旅館業界の現況・旅館が直面する課題
国内旅行需要の変遷
「第4回」 旅館とホテルの違い・ホテルの形態
宿泊観光旅行の動向
「第5回」 日本の温泉・旅館の人気ランキング
温泉旅館の不振の原因と旅館の新しい取り組み
「第6回」 映像で見る「温泉旅館の舞台裏」「老舗温泉旅館」他
「第7回」 世界無形文化遺産に登録された日本料理(和食)の知識(特徴・種 類・献立)と温泉の知識
「第8回」 旅館・温泉街の新しい取り組み
イベントと温泉街活性化とブランド力
「第9回」 映像で見る「おもてなしの宿」・「人気の宿」・「話題の宿」
「第10回」 旅館と日本文化
日本文化とおもてなしの心
「第11回」 「女将さんと仲居さん」の役割
「第12回」 旅館の経営(旅館業のコア)
経営形態と企業体質
「第13回」 観光地再生と旅館業界と地方自治体
震災からの復興
「第14回」 ビジット・ジャパン・キャンペーンと外国人観光客の獲得
「第15回」 授業総括
授業計画の順番と映像は変更になることがあります。
199 ページ
2015シラバス
現代ライフ学部 レジャービジネス学科
ホテル業務演習/ホテル経営論Ⅱ
MANAGEMENT OF HOTEL BUSINESS
宮越 雅明
選択
2
単位
2
年 後期
授業のねらい及び到達目標
ホテルは、日本旅館と同じように1年365日24時間体制でお客様へのおもてなしを華麗に実現する舞台です。豪華さにひたる、楽しむ、味わ
う、癒すなど様々な感動をお客様一人ひとりに体験してもらうサービスを提供します。これまでのホテルサービスは、歴史的にも重厚で落ち着
きのある優れたサービスの追及でしたが、最近では超豪華ホテルや格安の清潔なビジネスホテルなどが数多く出現し、従来からのホテル経
営も大きく変化してきています。時代とともにホテルはどのようにお客様の要望に対し満足と感動を提供しているのでしょうか。この授業では、
ホテル産業の特殊性、ホスピタリティのあり方、商品提供のシステムなどの基本的知識を身につけ、ホテル産業全体を理解します。
学習内容
ホテルの基本的なサービスを日本の旅館サービスと比較しながら理解すると同時にホテルの運営、経営全般について学びます。
学習内容
授業内容のレベル、関連科目
ホテルの基礎的な知識からホテル経営などの専門的な知識を身につけます。特別な予備知識は必要ありませんが、テレビの旅番組などを見
て、宿泊施設全般について知っておくと理解しやすいです。
関連科目:観光産業論Ⅱ
授業外学習(予習・復習)
授業終了時に示す講義内容について小レポート(数回のテストを含む)を提出します。また次回の講義で取り上げるキーワードを事前に調べ
ておいてください
使用テキスト
授業のテーマごとに適宜資料を配布します。
参考書、その他教材
適宜参考図書を紹介します。
成績評価方法・基準
定期試験の成績(50%)、数回の授業内理解度テストの成績(30%)、平常点(20%)を総合して評価します。
授業の形式・計画
第1回 授業についてのオリエンテーション
第2回 宿泊施設としてのホテルと旅館の違い
第3回 サービスとホスピタリティ
第4回 ホテルの仕事(ホテルとは、ホテルの経営形態と運営組織)
第5回 サービスの基本と職能別サービス
第6回 宿泊部門の基本と実務(フロント、予約、ハウスキーピング、コンシェルジュなど)
第7回 料飲部門(F&B)の基本と実務(各種レストラン・バーなど)
第8回 宴会部門の基本と実務(宴会の形式とサービス、ブライダル業務など)
第9回 ホテル英語の基本
第10回 調理部門の基本と実務(メインキッチンの作業、調理の設備機器など)
第11回 マーケティング部門の基本(マーケティングとは何か、マーケティング戦
略)
第12回 マーケティング部門の業務(商品化計画、顧客管理、ブランド管理、収益
管理)
200 ページ
2015シラバス
現代ライフ学部 レジャービジネス学科
第13回 総務・人事部門の基本と実務
第14回 施設管理部門の基本と実務(リスクマネジメント業務)
第15回 授業総括
授業計画の順番、内容は変更になることがあります。
201 ページ
2015シラバス
現代ライフ学部 レジャービジネス学科
夢とまちづくり/都市計画
Town Planning and Community Development
芦沢 哲蔵
必修
2
単位
2
年 前期
授業のねらい及び到達目標
日本及び各国の素晴らしい“まちづくり”の例とそれによる快適な都市生活を知ると、何気なく普段生活している都市に、改善するべき点や将
来における“夢”が見いだせるようになる。本講義では、そのようにして“まちづくり”における夢、即ちもっと豊かで楽しく安全な都市生活の夢に
気付いてもらい、その実現のための“まちづくり”について、関係する様々なテーマと、住みよい都市の実現方策を解説する。
到達目標:
日本や世界各地の都市及び都市生活における良い例を知り、都市を評価する力、身近な都市の発展方向を考える力を身につける。
学習内容
日本や世界における住み良い都市の例を、都市の姿だけでなく都市生活の実態を含めて理解し、都市における”夢”を考える。次いで各論とし
学習内容
て、地震災害対策、公園づくり、道路混雑対策、便利な公共交通の実現策、治安等、望ましい都市の姿とその実現策を学ぶ。これらを通じて、
まちづくりにおける、行政と市民が共に協力し合うことの重要性を理解する。
授業内容のレベル、関連科目
写真、ビデオ及び図表をスクリーンに投影し、視覚的に分かりやすいように配慮している。関連科目は、都市計画。日頃から、身近な都市に
関心を持ち、改善策について自ら考え、情報を収集していくとよい。
授業外学習(予習・復習)
事前学習: 次週の授業を受けるに当たって、前もって考えておくべきテーマを提示するので、自分で調べ、考察し、ノート等にまとめておく。
事後学習: 配布資料等を復習して理解を確実にすると共に、疑問点について、参考書やインターネット等で調べて解消しておく。
以上のために、レポート課題も随時提示するので、よく考察し丁寧に仕上げて提出する。
使用テキスト
教科書は使わない。資料を配布して講義する。
参考書、その他教材
吉野正治「市民のためのまちづくり入門」学芸出版社
延藤安弘「まちづくり読本」晶文社
香坂文夫「まちづくり読本 知っておきたい基礎知識」技法堂出版
服部圭郎「人間都市 クリチバ」学芸出版社
家田 仁、岡 並木「都市再生 交通学からの解答」学芸出版社
伊藤 滋「安全・安心のまちづくり」ぎょうせい
中村八郎他「防災コミュニティ」自治体研究社
都市計画協会「コンパクトなまちづくり」ぎょうせい
竹花 豊「地域の防犯」北大路書房
堀内重人「地域で守ろう! 鉄道・バス」学芸出版
成績評価方法・基準
定期試験とレポート課題で評価する。詳しい記憶よりも、因果関係の理解度や知識の応用力が問われる。
授業の形式・計画
第1回 “まちづくり”の意義と内容
まちづくりは、生活のゆとり、楽しさ、安全、健康、経済と密接な関係がある。
第2回 ヨーロッパ都市の住みよさの原因
計画的な配慮の行き届いた街づくりの成果
第3回 ヨーロッパの都心の快適性
環境が良く、便利で安全な都心が形成され、賑わいと楽しさが溢れている。
第4回 英国のニュータウンの魅力
理想を求めたニュータウン計画の考え方及び快適な都市生活。
第5回 日本のニュータウン
ニュータウンの便利さ、環境、安全性等について、一般の都市と比較する。
第6回 道路混雑を無くすには
混雑対策の鍵になる道路。車ではなく公共交通を有効活用していく方策。
第7回 交通不便地域の解消策
地方や大都市郊外のバスが不便な地域の改善策。コミュニティバス等。
第8回 歩いて楽しく自転車も便利な都市。
自転車はどこを走るべきか、快適な歩行空間づくり
第9回 交通の新しい発想
新しい交通手段、自動操縦等の未来の交通
第10回 災害に強い都市の造り方
構造物の強化、延焼防止、避難場所、津波対策、コミュニティの重要性
202 ページ
2015シラバス
現代ライフ学部 レジャービジネス学科
第11回 自然の保全と創出
自然の役割、土地利用規制、ナショナルトラスト
第12回 公園の有効活用
公園が有効活用されるための、市民参加による公園づくり等
第13回 治安向上のまちづくり
犯罪の状況、都市の造られ方と治安
第14回 市民が行うまちづくり
祭り、高齢者や子育ての支援、道路・公園の管理、環境保全等を市民が主体的に行っていることの効果
第15回 日本の都市の進むべき方向
交通を便利にし、予算やエネルギーを節約する切り札としてのコンパクト都市。行政と市民の協力関係の重要性。
203 ページ
2015シラバス
現代ライフ学部 レジャービジネス学科
観光交通論/観光交通計画論
Human Logistics、Transport & Tourism
寺前 秀一
選択
2
単位
3
年 前期
授業のねらい及び到達目標
2020年開催予定のオリンピックを念頭に、多くの観光客を迎える東京において、あらためてて観光交通というものを考えてみて、観光交通を学
ぶ学生として最低限の知識と見識を保有できることを目標にする
学習内容
観光交通に関し、旅客交通業及び旅行業の二つの側面から、これからの計画について考えられるようにする
学習内容
授業内容のレベル、関連科目
観光交通学全般にわたる範囲を対象とするため、すべての観光交通に関連する科目の履修に役立つものとなることを念頭に置いている。
特に観光経営Ⅱの履修と併せて行うことを推奨する
授業外学習(予習・復習)
人流・観光研究所HP(www.jinryu.jp)に掲載してある講義資料を各自ダウンロードして予習、復習に役立てることを希望する
使用テキスト
『東京オリンピックを迎える学生・社会人のための観光・人流概論』寺前秀一著㈱システムオリジン発行
参考書、その他教材
人流観光研究所HP(www.jinryu.jp)に掲載する講義資料を授業中に適宜指示する
成績評価方法・基準
manabaにおいて適宜指示するレポート(50%)及び定期試験(50%)により評価する
授業の形式・計画
第1回 観光交通活動の経済規模
第2回 人の移動とおかねの移動
第3回 旅客交通事業の機能分化
第4回 一日交通圏の形成と東京一極集中
第5回 コードシェアとカボタージュ
第6回 オープンスカイ政策とLCCの誕生
(航空問題の専門家である外部講師の講義を聴く)
第7回 観光とリニア新幹線
第8回 旅行業の区分
第9回 旅行代理店と手数料ビジネス
第10回 パッケージツアー料金の不思議
第11回 マスツーリズム批判の分析
第12回 消費者社会の旅程保証責任
第13回 旅行業の根本問題
第14回 月極め定額使い放題料金
204 ページ
2015シラバス
現代ライフ学部 レジャービジネス学科
第15回 観光と交通の融合、人流論の登場
205 ページ
2015シラバス
現代ライフ学部 レジャービジネス学科
観光行動論
Tourist Behavior
山下 晋司
選択
2
単位
3
年 前期
授業のねらい及び到達目標
観光において人はどのような行動をし、どのような経験するのか。この授業では、観光パンフレットの分析を通して観光行動、観光経験につい
て検討し、「わたしのツアー企画」をまとめる。
学習内容
観光行動、観光経験の考え方について学んだ後、各自観光パンフレットを集め、そこにみられる観光行動、観光経験を分析する。それをふま
学習内容
えて「わたしのツアー企画」をまとめ、レポートとして提出する。
授業内容のレベル、関連科目
専門科目レベル。先修科目、準備学習はとくに必要としない。
授業外学習(予習・復習)
観光パンフレットの収集と分析の作業は、各自が授業外の時間に行う。プレゼンテーションにあたっては、前もって準備し、教員のコメントを「わ
たしのツアー企画」の作成に反映させること。
使用テキスト
とくに無し。
参考書、その他教材
山下晋司編『観光文化学』(新曜社、2007年)
成績評価方法・基準
平常点(15%)、プレゼンテーション(2回、10%)、リアクションカード(2回、10%)、レポート(65%)
授業の形式・計画
第1回
イントロダクション:授業の進め方
第2回
観光行動とは何か
第3回
観光経験とは何か
第4回
観光パンフレットの分析法
第5回
ディスカッション1(リアクションカード1提出)
第6回
観光パンフレットの収集・分析:プレゼンテーション1
第7回
観光パンフレットの収集・分析:プレゼンテーション2
第8回
観光パンフレットの収集・分析:プレゼンテーション3
第9回
観光パンフレットの収集・分析:プレゼンテーション4
第10回
ディスカッション2(リアクションカード2提出)
第11回
わたしのツアー企画:プレゼンテーション1
第12回
わたしのツアー企画:プレゼンテーション2
第13回
わたしのツアー企画:プレゼンテーション3
206 ページ
2015シラバス
現代ライフ学部 レジャービジネス学科
第14回
わたしのツアー企画:プレゼンテーション4
第15回
まとめ
*授業スケジュールは事情により変更されることがあります。
207 ページ
2015シラバス
現代ライフ学部 レジャービジネス学科
観光CS論
Customer Satisfaction on Tourism Business
鈴木 泰夫
選択
2
単位
3
年 前期
授業のねらい及び到達目標
「CS」とはcutomer satisfaction(顧客満足)を意味します。形のない「サービス」という「商品」を扱う観光産業では、人と人の「ふれあい」が「商品」
そのものです。良い「ふれあい」ほど高い「顧客満足」が得られますが、そのためのキーワードが「ホスピタリティ」です。この授業ではさまざまな
サービスの局面の実例の研究を通じて、観光産業におけるCSの在り方について学び、考え方を身につけることを目標とします。
学習内容
「CS」とは何か?から始まり、「CS」を高めるためのヒントを、旅行業におけるさまざまな場面を例として考え、理解を深めます。宿泊産業や航
学習内容
空輸送産業における例も、一部取り上げる予定です。ほぼ毎週、当日の授業内容に沿ったレポートを提出してもらう予定です。
授業内容のレベル、関連科目
1年生の必修科目「観光学概論」が理解されていることが前提となります。また「ビジネスコミュニケ-ションⅠ・Ⅱ」とも内容的に関連がありますの
で、受講していれば理解が早まると思います。
授業外学習(予習・復習)
日常的に体験する「サービス」について、利用者の立場から「満足度」をチェックすることを習慣づけるようにしてください。特に旅行に出かける
際には、出発から帰着までの様々な局面ごとに、これを意識的に行うようにしてください。
使用テキスト
「観光ホスピタリティ読本」(JTB総合研究所発行)を使用します。他に必要に応じてプリントで補足します。
参考書、その他教材
「真実の瞬間」ヤン・カールソン著(ダイヤモンド社)
「逆さまのピラミッド」カール・アルブレヒト著(日本能率協会)
「サービスが伝説になる時」ベッツィ・サンダース著(ダイヤモンド社)
「リッツカールトンが大切にする サービスを超える瞬間]高野登著(かんき出版)
「リッツカールトンの究極のホスピタリティ」四方啓暉著(河出書房新社)
成績評価方法・基準
毎週提出のレポート提出回数及び内容に重点を置いて評価します。
授業の形式・計画
第1回 オリエンテーション、「CS」とは何か
第2回 基本としての身だしなみ、基本動作、言葉づかい
第3回 「真実の瞬間」と「サービスが伝説となる時」
第4回 「サービスマネジメント」と「逆さまのピラミッド」
第5回 宿泊産業におけるCS① リッツ・カールトンの究極のホスピタリティ
第6回 宿泊産業におけるCS② 日本の宿のおもてなし
第7回 航空運輸産業(空港)におけるCS
第8回 旅行業におけるCS① 店頭・販売編(1)
第9回 旅行業におけるCS② 店頭・販売編(2)
第10回 旅行業におけるCS③ 店頭・販売編(3)
第11回 旅行業におけるCS④ 営業・渉外編(1)
第12回 旅行業におけるCS⑤ 営業・渉外編(2)
第13回 旅行業におけるCS⑦ あっ旋・添乗編(1)
第14回 旅行業におけるCS⑧ あっ旋・添乗編(2)
第15回 旅行業におけるCS⑨ 究極のホスピタリティを考える
進行状況により、内容の変更、入れ替え、省略等を行うことがあります。
208 ページ
2015シラバス
現代ライフ学部 レジャービジネス学科
観光政策論/国際観光行政論
Administrations for Tourism
鈴木 泰夫
選択
2
単位
2
年 後期
授業のねらい及び到達目標
少子高齢化と地域の過疎化が進むなかで、観光立国による経済成長と地域の活性化が模索されています。観光立国政策の要となるのが
外国人旅行客の誘致と日本人の海外旅行、すなわち国際交流です。この授業では日本の明治以来の観光政策・行政の流れと世界の主要各
国の観光政策を理解する中で、日本の今後の観光政策と行政の在り方について、課題と方向性を考えます。
学習内容
明治以来の外国人誘致政策に始まり、太平洋戦争による中断を経て、戦後の経済発展と海外旅行の自由化と爆発的発展、そして現在の観
学習内容
光立国宣言と外国人誘致政策への回帰を順を追って検証し、世界の主要各国と日本の交流の現状を見て、現在の行政の課題と今後の方向
性について検討します。
授業内容のレベル、関連科目
1年次必修の「観光学概論/旅行産業論」を理解していることを前提とします。
授業外学習(予習・復習)
毎回その日の授業内容の理解を深めるための宿題を課します。
使用テキスト
特定のテキストは使用しません。配布するプリントによるレジメを中心に、パワーポイントを併用して講義します。
参考書、その他教材
参考図書として観光庁編纂「観光白書」を見ておくと良いと思います
成績評価方法・基準
定期試験の成績70%、毎週の宿題提出実績・内容30%を基本として評価します。
授業の形式・計画
【第 1回】序論 政策と行政 国際観光の目的と意義
【第 2回】世界各地域の国際観光の動向
【第 3回】日本の国際観光政策の変遷(1)
(昭和初期まで)
【第 4回】日本の国際観光政策の変遷(2) (昭和初期から観光基本法まで)
【第 5回】日本の国際観光政策の変遷(3) (国際観光年から自然環境、観光資源の保護育成まで)
【第 6回】日本の国際観光政策の変遷(4) (環境保全意識の高まりからTAP'90まで)
【第 7回】日本の国際観光政策の変遷(5)
(ウェルカムプラン21から観光立国行動計画まで)
【第 8回】日本の国際観光政策の変遷(6)
(ビジットジャパン・キャンペーンから 観光圏整備法まで)
【第 9回】日本の国際観光政策の変遷(7)
(観光立国推進閣僚会議によるアクションプログラム)
【第10回】日本人海外旅行の現状と海外旅行客2,000万人に向けた課題と取り組み
【第11回】外国人訪日客2,000万人に向けた取り組み
【第12回】ECとMICE
日本と諸外国の国際観光交流の状況(1)(アジア①)
【第13回】日本と諸外国の国際観光交流の状況(2)(アジア②)
【第14回】日本と諸外国の国際観光交流の状況(3)(アジア③・オセアニア)
【第15回】日本と諸外国の国際観光交流の状況(4)(米州・ヨーロッパ)
授業の進捗状況により、内容の変更・入れ替え等を行うことがあります。
209 ページ
2015シラバス
現代ライフ学部 レジャービジネス学科
レクリエーション論
Theory of Recreation
浮田 千枝子
選択
2
単位
1
年 前期
授業のねらい及び到達目標
この授業のねらいは、レクリエーションの基礎理論を学ぶことです。レクリエーションは誰もが持っている「遊びたい」「楽しみたい」という気持
ちに基づくものです。そうした個人にとっての価値と同時に、高齢化や少子化、あるいは環境問題などの社会的課題に対して、「楽しさ」をテコ
としながらその解決を目指す、社会にとっての価値もまた持っています。この授業では、レクリエーションのこの2つの価値について考えます。
地域社会や福祉の現場、あるいは観光産業などの「楽しみ」を提供する現場において、どのような考え方に基づいてレクリエーションを展開
すればよいのか、レクリエーションの目指す目的は何かについてのしっかりとした考えと理解をもつことを到達目標とします。
学習内容
レクリエーションの歴史や理念を踏まえながら、現代社会のさまざまな課題とレクリエーションの関係についてみていきます。その際、自分自
学習内容
身の余暇生活や過去の経験、身近なところで見聞きしているレクリエーション活動を手がかりに考えます。また、レクリエーション・インストラク
ターをめざす際に必要な、レクリエーション活動や事業の提供者としての知識、企画力を身につけることもめざします。
授業内容のレベル、関連科目
詳細については授業内で説明します。
授業外学習(予習・復習)
授業終了時に示される、次回の講義に関連する項目について調べておくこと。
参考文献や各自で興味ある関連書籍を読み進めること。
使用テキスト
テキストは特に使用しない。随時プリントを配布。
参考書、その他教材
参考書『レクリエーション支援の基礎』(日本レクリエーション協会)
成績評価方法・基準
定期試験40%、授業内試験25%、授業時に課すレポート(2回)20%、平常点15%とし、総合的に評価します。
授業の形式・計画
第1回:オリエンテーション
この授業のねらい、すすめ方、資格の説明、レクリエーションのイメージの点検など。
第2回:「楽しい」を考えてみよう
どんな時に「楽しい」と感じるのか、楽しさはどこから生まれるのかを考えます。
第3回:レクリエーションって何?
レクリエーションの基本的理解、語源などについて説明します。
第4回:レクリエーション運動の歴史
これまでに展開されてきたレクリエーション運動の歴史を説明します。
第5回:社会の課題とレクリエーション
社会的課題と結びついたレクリエーションの発展過程と現代社会の課題について説明します。
レポート課題を示します。
第6回:授業内試験
1~5回までの理解度を試します
第7回:試験の返却と解説
前回の試験を返却し、解説します。
第8回:現代社会の課題とレクリエーション①
少子高齢社会でのレクリエーションの役割について考えます。
第9回:現代社会の課題とレクリエーション②
環境問題、グローバル社会などとレクリエーションの関わりについて考えます。
第10回:レクリエーションの支援・レクリエーション事業の考え方
レクリエーションによる支援の基本とレクリエーション事業について説明します
第11回:レクリエーション事業の計画①
対象の理解、事業のつくり方、組み立て方のポイント、安全対策について説明します。
第12回:レクリエ-ション事業の計画②
事業の計画と運営管理に不可欠な安全対策について学びます。
210 ページ
2015シラバス
現代ライフ学部 レジャービジネス学科
第13回:レクリエーション運動を支える組織とその役割
地域のレクリエーション協会の役割、レク・インストラクターの役割を考えます。
第14回:授業内試験
8~13回の理解度を試す授業内試験を行います。
第15回:返却と解説およびまとめ
授業全体のまとめを行います。
211 ページ
2015シラバス
現代ライフ学部 レジャービジネス学科
レクリエーション実技Ⅰ
Practical Recreation Ⅰ
山田 修司
選択
1
単位
1
年 前期
授業のねらい及び到達目標
学校生活及び日常生活を健康に過ごしていくためには体力は必要であることから、球技スポーツを中心に実際に運動することにより、体力
の向上を目指す。
また、スポーツを通じて、ストレスの解消、友好関係の構築、自主的な参加による運動の習慣化、運動能力の向上を目的とする。
到達目標としては、生涯を通してスポーツに親しむ資質と能力を身に付け、運動することの楽しさを体験することである。
学習内容
実技授業であり、球技スポーツを中心に試合形式で学習し、運動に対する興味と知識を身に付けていく。種目としては、バレーボール、バス
学習内容
ケットボール、バドミントン、卓球、フットサルなどを行う。
また、体つくり運動やトレーニングも取り入れ、運動の実践を幅広く経験していく。
授業内容のレベル、関連科目
小学校・中学校・高等学校で学んできた球技スポーツの確認及び基本的技能の習得と試合形式の運営方法を学ぶ。
各種目ともに基本的な技術を個人での練習、チーム編成及びチームでの練習から始まり、リーグ戦等(自主的な運営)の実施という流れで
進める。
授業外学習(予習・復習)
1 毎日のストレッチ
2 1日1万歩のウォーキング
3 授業で学習した内容を可能な範囲での実践
使用テキスト
なし
参考書、その他教材
なし
成績評価方法・基準
授業点80% 授業への積極的な参加態度、向上心、リーダーシップなどから総合的に評価
実技点 運動能力、試合の中での技術などから総合的に評価
授業の形式・計画
第1回
オリエンテーション、授業内容、授業の受け方や注意することについて
第2回
準備運動、ストレッチ、体つくり運動、ボールを使った運動
球技 バレーボールの練習(トス、レシーブ、サーブなど、ソフトバレーボール)
第3回
準備運動、ストレッチ、体つくり運動、整理運動(以下15回まで同様)
バレーボール 簡易ルールでのゲーム
第4回
バレーボール チーム編成、リーグ戦、チーム練習
第5回
バレーボール 自主的な運営によるリーグ戦
第6回
バスケットボールの練習(パス、ドリブル、ハンドリング、シュートなど)
簡易ルールでのゲーム(3対3、アウトナンバーゲーム)
第7回
バスケットボール 簡易ルールでのゲーム(3対3、アウトナンバーゲーム)
第8回
バスケットボール 自主的な運営によるリーグ戦
第9回
バドミントン 用具、ルールの説明、練習(スマッシュ、ハイクリア、ドライブなど)
第10回
バドミントン シングルスの練習、リーグ戦
第11回
バドミントン ダブルスのリーグ戦
第12回
卓球 ルールの説明、シングルスの練習、リーグ戦
第13回
卓球 ダブルスの練習、リーグ戦
第14回
212 ページ
2015シラバス
現代ライフ学部 レジャービジネス学科
フットサル ルールの説明 練習(パス、ドリブル、シュート)
第15回
フットサル リーグ戦
まとめ これまで履修した内容を振り返る
※ 履修人数や施設、用具の状況により変更の場合あり
213 ページ
2015シラバス
現代ライフ学部 レジャービジネス学科
レクリエーション実技Ⅰ
recreation
伊藤 博一
選択
1
単位
1
年 前期
授業のねらい及び到達目標
スポーツを通じて体力・運動能力の向上を図るとともに、身体の構造や機能を正しく理解し、上手な身体の使い方を学習する。
学習内容
実技が中心の授業であり、球技スポーツを中心に試合形式で学習する。アリーナの大きさや用具数の関係から、定員を40名程度とする。
学習内容
授業内容のレベル、関連科目
授業は男女混合で実施するが、レベルが均等になるような特別ルールを設けている。そのため、初心者大歓迎である。
授業外学習(予習・復習)
事前学習:次回の運動種目について、基本的な技術やルール、頻発する外傷等を調べておくこと。
事後学習:授業で学習した基本的な技術やルール等について必ず振り返りを行うこと。
使用テキスト
なし
参考書、その他教材
なし
成績評価方法・基準
平常点80%、達成度20%とし、総合的に評価する。
授業の形式・計画
【第1回】
オリエンテーション(定員を大幅に超えた場合は抽選とする)
【第2回】
球技スポーツの実践(バレーボール)
【第3回】
球技スポーツの実践(バレーボール)
【第4回】
球技スポーツの実践(バレーボール)
【第5回】
球技スポーツの実践(バレーボール)
【第6回】
球技スポーツの実践(バドミントン)
【第7回】
球技スポーツの実践(バドミントン)
【第8回】
球技スポーツの実践(バドミントン)
【第9回】
球技スポーツの実践(バドミントン)
【第10回】
球技スポーツの実践(バスケットボール)
【第11回】
球技スポーツの実践(バスケットボール)
【第12回】
球技スポーツの実践(バスケットボール)
【第13回】
球技スポーツの実践(バスケットボール)
214 ページ
2015シラバス
現代ライフ学部 レジャービジネス学科
【第14回】
球技スポーツの実践(フットサル&卓球)
【第15回】
球技スポーツの実践(フットサル&卓球)
215 ページ
2015シラバス
現代ライフ学部 レジャービジネス学科
レクリエーション実技Ⅰ
Practical Skill on Recreation Ⅰ
加藤 浩人
選択
1
単位
1
年 前期
授業のねらい及び到達目標
健康の保持増進と体力向上を自主的・計画的・積極的に育成する資質を身に付け、生涯にわたり運動を実践する能力や態度を育成する。
学習内容
球技(バレーボール・バドミントン・卓球)を中心に授業を展開する。また、体力測定を行うことによって、自己の体力の現状を把握するととも
学習内容
に、半期の授業を通じて授業外でも身体活動をどれくらい行えたかの評価をレポートにまとめてもらう。
上履きとスポーツの出来る服装については必須であり、満たしていない場合は見学とする。
授業内容のレベル、関連科目
球技スポーツのルールを把握し、遂行できる基礎体力と運動能力を育成する。
レクリエーション実技Ⅱ(関連科目)
授業外学習(予習・復習)
・事前学習の内容
毎回、授業の終わりに次週行う種目についての情報を提示します。この情報を元にルールの把握を行い、また戦略について独自にシミュ
レートしてください。
・事後学習の内容
授業が終わったあとに、自分のパフォーマンスを振り返って、改善すべき点について振り返り、次週への課題としてまとめることを復習としま
す。
使用テキスト
不要
参考書、その他教材
不要
成績評価方法・基準
平常点(40%)、実技点(30%)およびレポート(30%)から総合的に評価する。
授業の形式・計画
第1回
オリエンテーションおよび名簿の作成を行い、授業の進め方などについて説明を行う。履修希望者が40名を超える場合には抽選を行うので、
履修希望者は初回授業には出席すること。
第2回
バレーボールの基本練習(トス、ボレーおよびサーブなど)
第3回
バレーボールの基本練習および実戦①(リーグ戦)
第4回
バレーボールの基本練習および実戦②(リーグ戦)
第5回
バレーボールの基本練習および実戦③(リーグ戦)
第6回
バドミントンの基本練習(ダブルスにおけるルールの理解など)
第7回
バドミントンの基本練習および実戦①(リーグ戦)
第8回
バドミントンの基本練習および実戦②(リーグ戦)
第9回
バドミントンの基本練習および実戦③(リーグ戦)
第10回
卓球の基本練習(ダブルスにおけるルールと戦術の理解など)
第11回
卓球の基本練習および実戦①(リーグ戦)
第12回
卓球の基本練習および実戦②(リーグ戦)
第13回
種目の選択及び授業の組立を自分自身で考えて行うⅠ。
第14回
種目の選択及び授業の組立を自分自身で考えて行うⅡ。
第15回
まとめ
216 ページ
2015シラバス
現代ライフ学部 レジャービジネス学科
レクリエーション実技Ⅱ
recreation
伊藤 博一
選択
1
単位
1
年 後期
授業のねらい及び到達目標
スポーツを通じて体力・運動能力の向上を図るとともに、身体の構造や機能を正しく理解し、上手な身体の使い方を学習する。
学習内容
実技が中心の授業であり、球技スポーツを中心に試合形式で学習する。アリーナの大きさや用具数の関係から、定員を40名程度とする。
学習内容
授業内容のレベル、関連科目
授業は男女混合で実施するが、レベルが均等になるような特別ルールを設けている。そのため、初心者大歓迎である。
授業外学習(予習・復習)
事前学習:次回の運動種目について、基本的な技術やルール、頻発する外傷等を調べておくこと。
事後学習:授業で学習した基本的な技術やルール等について必ず振り返りを行うこと。
使用テキスト
なし
参考書、その他教材
なし
成績評価方法・基準
平常点80%、達成度20%とし、総合的に評価する。
授業の形式・計画
【第1回】
オリエンテーション(定員を大幅に超えた場合は抽選とする)
【第2回】
球技スポーツの実践(バレーボール)
【第3回】
球技スポーツの実践(バレーボール)
【第4回】
球技スポーツの実践(バレーボール)
【第5回】
球技スポーツの実践(バレーボール)
【第6回】
球技スポーツの実践(バドミントン)
【第7回】
球技スポーツの実践(バドミントン)
【第8回】
球技スポーツの実践(バドミントン)
【第9回】
球技スポーツの実践(バドミントン)
【第10回】
球技スポーツの実践(バスケットボール)
【第11回】
球技スポーツの実践(バスケットボール)
【第12回】
球技スポーツの実践(バスケットボール)
【第13回】
球技スポーツの実践(バスケットボール)
217 ページ
2015シラバス
現代ライフ学部 レジャービジネス学科
【第14回】
球技スポーツの実践(フットサル&卓球)
【第15回】
球技スポーツの実践(フットサル&卓球)
218 ページ
2015シラバス
現代ライフ学部 レジャービジネス学科
レクリエーション実技Ⅱ
Practical Skill on Recreation Ⅱ
加藤 浩人
選択
1
単位
1
年 後期
授業のねらい及び到達目標
健康の保持増進と体力向上を自主的・計画的・積極的に育成する資質を身に付け、生涯にわたり運動を実践する能力や態度を育成する。ま
た、自体重や道具を使用したレジスタンス・トレーニングを行うことにより、高齢者などに運動処方を行える能力を身につける。
学習内容
レジスタンス・トレーニング、ネットを介した球技種目(バレーボール)とコンタクト競技(フットサル・バスケットボール)を中心に授業を展開する。
学習内容
また、体力測定を行うことによって、自己の体力の現状を把握するとともに、半期の授業を通じて、授業外でも身体活動をどれくらい行えたか
の自己評価と、これからの運動計画をレポートにまとめてもらう。
授業内容のレベル、関連科目
球技スポーツのルールを把握し、遂行できる基礎体力と運動能力を育成する。
レクリエーション実技Ⅰ(関連科目)
授業外学習(予習・復習)
・事前学習の内容
毎回、授業の終わりに次週行う種目についての情報を提示します。この情報を元にルールの把握を行い、また戦略について独自にシミュ
レートしてください。
・事後学習の内容
授業が終わったあとに、自分のパフォーマンスを振り返って、改善すべき点について振り返り、次週への課題としてまとめることを復習としま
す。
使用テキスト
不要
参考書、その他教材
不要
成績評価方法・基準
平常点(40%)、実技点(30%)およびレポート(30%)から総合的に評価する。
授業の形式・計画
第1回
オリエンテーションおよび名簿の作成を行い、授業の進め方などについて説明を行う。
履修希望者が40名を超えた場合には、抽選を行うので履修希望者は必ず出席すること。
第2回
バレーボールの基本練習および実戦①(リーグ戦)
第3回
バレーボールの基本練習および実戦②(リーグ戦)
第4回
バレーボールの基本練習および実戦③(リーグ戦)
第5回
バレーボールの基本練習および実戦④(リーグ戦)
第6回
バスケットボールの基本練習および実践①
第7回
バスケットボールの基本練習および実践②
第8回
バスケットボールの基本練習および実践③
第9回
バスケットボールの基本練習および実践④
第10回
フットサルの基本練習および実戦①
第11回
フットサルの基本練習および実戦②
第12回
バスケットボールとフットサルの実戦①
第13回
バスケットボールとフットサルの実戦②
第14回
スポーツ種目を自分たちで決めて運営する
第15回
健康科学に関する質問紙を使い、自分の身体に関して知識を深める。
219 ページ
2015シラバス
現代ライフ学部 レジャービジネス学科
海外事情
International Studies
増渕 文規
選択
2
単位
1
年 集中
授業のねらい及び到達目標
1.英会話の向上。
2.イギリスの文化と社会を紹介すること。
学習内容
授業は3月、イギリスで行います。滞在期間は3週間。学生は英会話を勉強しながらイギリスの名所などを訪れます。11月には希望者のた
学習内容
めに説明会があります。
*この科目の履修の手続きは11月の説明会以降に行います。
授業内容のレベル、関連科目
やる気ある学生が誰でも参加申し込みできるが定員があります。定員の人数はまだ未定なので、興味のある学生は説明会に参加して下さ
い。
英語のレベルは全然関係ありません!ほとんど英語ができない学生も安心して留学できます。
授業外学習(予習・復習)
参加の意思あれば、できるだけ英語の選択科目(国際コミュニケーションなどを取ってください。
使用テキスト
現地の到着後教材を配ります。
参考書、その他教材
辞書の持参が必要です。
成績評価方法・基準
授業参加など。現地に到着後説明会があります。帰国後、感想文の提出もあります。
授業の形式・計画
Day 1. 成田発―ロンドン到着 歓迎会
Day 2. 説明会 Free Time
Day 3. ロンドン市内観光 英会話
Day 4. 英会話 Windsor市内観光
Day 5. 英会話 イギリス人の家庭訪問
Day 6. ロンドン 大英博物館等
Day 7. オクスフォーッド到着 英会話
Day 8. オクスフォーッド市内観光
Day 9. 英会話 自由時間
Day 10. Stratford upon Avon の日帰り観光
Day 11. 英会話 Free Time
Day 12. Free Time 英会話
Day 13. Bathの日帰り観光
Day 14. 英会話 Sports: 水泳 ゴルフ 乗馬
Day 15. ロンドン市内観光
Day 16. 英会話 English Tea Time
Day 17. Tower of London ミュージカル
Day 18. ロンドンでのFree Time 英会話
Day 19. 英会話 帰国の準備 別れ会
Day 20. Heathrow 空港免税店での買い物
Day 21. 成田到着
220 ページ
2015シラバス
現代ライフ学部 レジャービジネス学科
*詳しいことは11月の説明会で知らせます。滞在期間、訪れるところなどについて変更が考えられます。
221 ページ
2015シラバス
現代ライフ学部 レジャービジネス学科
キャンプ実習
Camp Seminar
砂川 憲彦.小安 雄久
選択
1
単位
1
年 集中
授業のねらい及び到達目標
キャンプ実習は、8月下旬から9月上旬にかけて3泊4日で実施します。
①野外活動に必要な知識・技術・態度について体験を通して学び
ながら、個々の資質を磨くと共に、人間が生きていく上での
「絆」を考える。
②キャンプインストラクターとして、安全なキャンプの企画・
運営が出来ることを目標とする。
学習内容
・自然に関する理解を深める
学習内容
・人間の文化について考える
・野外生活技術や野外活動プログラムについて学習する
・指導者としての意識、態度、役割について理解する
・「組織キャンプ」の運営方法を学習する
この実習に参加した学生は全員「(社)日本キャンプ協会公認
キャンプインストラクター」の資格が取得できる講義、認定試験
に参加となります。
授業内容のレベル、関連科目
キャンプ経験の有無は問いません。
準備学習
キャンプ実習前にテキストを熟読のこと
授業外学習(予習・復習)
事前学習の内容
事前に配布されるテキストを実習前に熟読し、「キャンプの特性」「キャンプの安全管理」「野外生活技術」「アクティビティー」などに関する理解
を深めてください。
事後学習の内容
実習で配布される資料で振り返りを行い、補足事項をまとめることで復習とします。
使用テキスト
社団法人日本キャンプ協会「キャンプ指導者入門」
参考書、その他教材
なし
成績評価方法・基準
実習への参加状況80%、レポート20%とし、総合して評価する。
授業の形式・計画
【一日目】
開講式、オリエンテーション
テント設営、環境整備
火つけ講習会
野外炊事
ナイトプログラム
【二日目】
朝の集い(モーニングプログラム)
野外活動
①ネイチャーゲーム
②イニシアティブゲーム
③自然観察
野外炊事
ロープワーク
【三日目】
朝の集い(モーニングプログラム)
野外活動
④トレッキング
⑤ネイチャークラフト
⑥キャンプファイヤー
キャンプインストラクター 講義
野外炊事
【四日目】
朝の集い
野外活動
⑥野外ゲーム
キャンプインストラクター 認定試験
閉会式
222 ページ
2015シラバス
現代ライフ学部 レジャービジネス学科
スキー実習
ski
佐藤 和.金子 潤
選択
1
単位
1
年 集中
授業のねらい及び到達目標
スキー実習は、例年3月の上旬に2泊3日の日程で行われる。実習場所は、菅平高原スキー場を予定している。
スキー実習では、スキー、スノーボードのどちらかを自身で選択し、能力別に班分けを行い、現地インストラクターによる実技講習会を行う。
従って、初心者でも安心して参加することができ、無理なく技術の習得が可能である。
学習内容
10~13名程度を1つの班とし、4つの班を能力別に構成して、現地インストラクターによる実技講習会を行う。現地インストラクターによる実技講
学習内容
習会は、1日目:2時間、2日目:4時間、3日目:2時間の、計8時間を予定している。その他、班毎に自主練習の時間を設けている。宿舎内にお
いても、技術の習得に関するミーティングを行う。
授業内容のレベル、関連科目
学習内容の項でも触れたように、現地インストラクターによる実技講習会は能力別に行う。従って、初心者大歓迎である。
授業外学習(予習・復習)
事前学習:メディアライブラリーセンターにてスキー・スノーボードに関するDVD等を観ておくこと。特に、スキー場でのマナー、用具の名称、基
本的な技術の名称、スキー・スノーボードで頻発する外傷等について調べておくこと。
事後学習:スキー実習後、実習全体を振り返り、レポート課題を提出してもらう。
使用テキスト
なし
参考書、その他教材
なし
成績評価方法・基準
実習参加態度、技術習得への意欲、団体生活態度、レポート課題等を総合的に評価する。
授業の形式・計画
【スキー実習説明会】
スキー実習説明会を後期の授業期間中に2回実施する。
日時については後期の授業開始時に掲示する予定である。
正当な理由なくスキー実習説明会を欠席した場合には、スキー実習への参加を認めない。
【実習1日目】
①実習場所へバス移動(現地集合は不可)
②スキー実習開校式
③実技講習会(午後2時間)
【実習2日目】
①実技講習会(午前2時間)
②実技講習会(午後2時間)
【実習3日目】
①実技講習会(午前2時間)
②スキー実習閉校式
③中野キャンパスへバス移動(現地解散は不可)
223 ページ
2015シラバス
現代ライフ学部 レジャービジネス学科
卒業研究
Graduate Thesis
寺前 秀一
選択
4
単位
4
年 集中
授業のねらい及び到達目標
4年間の学習の集大成として、観光・人流の中から自分の好きなテーマを選定し、それについて論文又は報告書としてまとめる
学習内容
観光・人流に関連するテーマを自分で決めて、論文又は報告書として提出する。その作成に当たっては可能な限り、最低でも現場報告、でき
学習内容
ればその評価が含まれるよう指導する。希望により人流観光研究所HP(www.jinryu.jp)にも掲載する
授業内容のレベル、関連科目
授業は集中方式に準じるが、教科書輪読、外部講演会参加、インタビュー等を含め年間30コマ相当以上の学習をする。外部の講演会はNPO
法人ジャパンナウ観光情報協会の主催する「観光立国セミナー」(原則は毎月第二金曜日午後)を予定している
授業外学習(予習・復習)
卒論の作成は予習、復習の授業外学習も主体となるところから、テーマに応じて授業外学習について指導する。
使用テキスト
『東京オリンピックを迎える学生・社会人のための観光・人流概論』寺前秀一著 ㈱システムオリジン発行
参考書、その他教材
選定されたテーマに応じて適宜指示する
成績評価方法・基準
提出された論文または報告書により評価する
授業の形式・計画
第1回 ガイダンス:テーマの決め方など
第2回~第11回 各人のテーマ選定につき適宜決定
第12回~第20回 ヒアリング、外部講演会傍聴等
第21回~第25回 各自が順番に論文の中間報告を行う
第26~第29回 最終発表及び講評
第30回 まとめ
224 ページ
2015シラバス
現代ライフ学部 レジャービジネス学科
生涯学習論
Outline of Lifelong-integrated Learning
小野 憲一
選択
2
単位
1
年 前期
授業のねらい及び到達目標
生涯学習の提唱、生涯学習、生涯学習社会の構築についての理解を深めることがねらいです。生涯学習は、現在の教育の最も基本的な理
念です(教育基本法第3条をご覧ください)。この観点から、学校教育・学校教育制度、社会教育、成人教育の現状・課題を学んでいきます。教
員免許状の取得・教員採用試験の合格レベルの知識の修得・理解および社会教育主事・図書館司書・博物館学芸員の資格の取得レベルが
到達目標となります。
学習内容
生涯学習の意義、国内外における生涯学習の提唱、学習者の特性と学習の継続発展、生涯学習と家庭教育、生涯学習と学校、学校教育
学習内容
の発展と学校観、生涯学習社会における初等中等教育・高等教育、生涯学習と社会教育・成人教育、生涯学習社会における各教育機能相互
の連携と体系化、生涯学習社会の学習システム、生涯学習関連施策の動向、社会教育の意義、社会教育と社会教育行政、社会教育の内
容、社会教育の方法と形態、社会教育指導者、社会教育施設の概要、学習情報提供と学習相談の意義、学歴・資格、雇用環境の変化、変化
する社会と自己啓発の必要性などを内容とします。
授業内容のレベル、関連科目
生涯学習は、学校教育、社会教育、成人教育(職業能力の啓発を含む)、自己啓発と関わりますので、それらに関する法制的なしくみを含め
て制度的な基礎知識が必要となります。「教育原理」「教育制度」「教育行政」「教育法規」などの授業科目を履修していることが望ましいでしょ
う。予習は、下記の各週の授業計画に基づき行ってください。 授業内容のレベルは、四大卒を対象とする資格取得の科目であることに留意し
てください。
授業外学習(予習・復習)
教科書を予め読んでおき(予習)、授業中に配布したプリント・課題・小テストなどの実施を行う。授業後には復習を繰り返すこと。
使用テキスト
なし。授業全体を通して使用するテキストはない。適宜プリント等を配布する。
参考書、その他教材
参考書、関係の法令・資料などは、適宜、授業において紹介します。
中央教育審議会の答申、まとめなどに関心を払ってください。生涯学習、社会教育に関する法令、資料を収録したものとしては、生涯学習・
社会教育行政研究会編集『生涯学習・社会教育行政必携(平成24 年版)』(第一法規 2011.7)があります。
成績評価方法・基準
定期試験(70%)、授業中における発表・意見交換など(20%)、課題レポート(10%)を含めた総合的評価とする。
受講者の積極的な話題提供や意見発表は成績に加算される。
授業の形式・計画
下記の項目を中心に進めて行きますが、受講者の数、関心、理解度により内容の変更、順番の前後、新しい項目の追加などの変更をするこ
とがあります。
[第1回]授業の進め方と生涯学習の理念と社会教育
[第2回]戦後社会教育の展開
[第3回]社会教育行政の現代的役割と課題
[第4回]社会教育施設(図書館・公民館)と専門職員(図書司書・公民館主事)
[第5回]社会教育施設の運営方針
[第6回]指定管理制度の導入
[第7回]社会教育指導者の種類と特質
[第8回]社会教育主事の職務と専門性
[第9回]社会教育関係委員の役割
[第10回]社会教育におけるボランティアの意義
[第11回]学習者と社会教育の内容・方法
[第12回]学校教育と地域住民の連携
[第13回]地域福祉と社会教育
[第14回]NPOと社会教育関係団体
225 ページ
2015シラバス
現代ライフ学部 レジャービジネス学科
[第15回]キャリア教育の導入と課題
226 ページ
2015シラバス
現代ライフ学部 レジャービジネス学科
生涯学習論
Outline of Lifelong-integrated Learning
伊藤 昭彦
選択
2
単位
1
年 前期
授業のねらい及び到達目標
生涯学習や社会教育に関する基本的事項について、根拠法令や各種調査結果などを基に学習することを通して、自ら「いつでも、どこでも、
なんでも、誰とでも」学ぶことの意味と重要性を理解する。
教員・社会教育主事・図書館司書・博物館学芸員に求められる知識・技能の修得が到達目標となる。また、卒業後もこの分野の関連事項を
自ら学んでいく力を養う。
学習内容
生涯学習と社会教育の歴史、生涯学習の方法と内容、人権教育の推進や学習支援のあり方等について学ぶ。また、生涯学習の今日的な
学習内容
課題について考察し、後期に予定する「地域生涯学習論」に繋げる。
基本的には講義形式で行なうが、「考えをまとめて、表現すること」も重視する。そのため、重要な点については必要に応じて資料やデータ、
図などを示し、それを基に相互に考察する時間を設ける。
授業内容のレベル、関連科目
教育や学習支援に対して、強い関心と意欲があることが期待される。
関連科目:地域生涯学習論、教育原理、教職概論、ボランティア論
授業外学習(予習・復習)
次回の授業内容について、キーワード等を事前に調べておくこと。
また、授業で知り得たこと、考えたこと、提出した小レポートの内容等について、日常の中で深め、自分のものとすること。
使用テキスト
授業全体を通じて使用するテキストはない。適宜プリント等を配付する。
参考書、その他教材
『社会教育行政読本-「協働時代の道しるべ』社会教育行政研究会、2013年
成績評価方法・基準
定期試験等の成績(40%)、授業への積極的な取り組み(60%)とし、総合的に評価する。授業ごとに毎回、小レポート(ふりかえり等)を課す。
授業の形式・計画
第1回
オリエンテーション、生涯学習とは何か
第2回
生涯学習の意義
第3回
時代の要請と生涯学習
第4回
生涯学習と社会教育
第5回
社会教育の歴史と意義
第6回
人権教育の歴史と今
第7回
生涯学習と家庭教育
第8回
生涯学習と学校教育
第9回
諸外国の生涯学習
第10回
諸外国にみる教育行政 その1
第11回
諸外国にみる教育行政 その2
第12回
227 ページ
2015シラバス
現代ライフ学部 レジャービジネス学科
生涯学習と若者の意識 その1
第13回
生涯学習と若者の意識 その2
第14回
生涯学習と自己実現
第15回
まとめと補足
228 ページ
2015シラバス
現代ライフ学部 レジャービジネス学科
図書館サービス論
Library Services
間部 豊
選択
2
単位
1
年 後期
授業のねらい及び到達目標
・図書館で行われている様々なサービスについて,その種類や意義,方法などについて理解を深める。
・授業の進め方としては,履修者の事前調査結果に基づいて,それぞれが調査内容を発表しディスカッションを行った後,それらを踏まえて全
体を整理して講義する形式をとる。
・本授業では図書館サービスの本質について理解を深めることが主体であるが,あわせて文献調査や図書館見学を通じて基本的な情報リテ
ラシーの取得も目指す。
学習内容
1.図書館サービスの意義・構造及び資料提供サービス全般について学ぶ。
学習内容
2.図書館ネットワークによる情報提供のあり方について学ぶ。
3.様々な情報提供サービスの形態と機能について学ぶ。また課題解決支援型サービスも扱う。
4.著作権に対する理解を深め,図書館サービスとの関係について学ぶ。
5.障害者サービス,高齢者サービス,多文化サービスなど利用対象に応じたサービスについて学ぶ。
6.近年新たな取り組みとして取り上げられている図書館サービスについて学ぶ。
授業内容のレベル、関連科目
図書館司書資格取得を希望する者を対象とする。履修にあたっては先行して「図書館概論」が履修済であることが望ましい。
授業外学習(予習・復習)
(1)予習
事前に指定された文献調査,図書館見学等の課題を指定するので,事前に予習すること。
(2)復習
授業で学んだことを振り返りテスト,レポートとして課す。
使用テキスト
小田光宏著「図書館サービス論」日本図書館協会, 2010.2.
(JLA図書館情報学テキストシリーズ2 ; 3) ISBN:978-4-8204-0917-5
参考書、その他教材
授業中に指定する。なお,用語集としては以下のものがある(任意)。
(1)日本図書館情報学会用語辞典編集委員会編「図書館情報学用語辞典」第4版. 丸善, 2013.12. ISBN978-4-621-08774-9
(2)日本図書館協会擁護委員会編「図書館用語集」4訂版. 日本図書館協会, 2013.10 ISBN:978-4-8204-1311-0
成績評価方法・基準
(1)期末試験(60%)
記述式・持ち込み不可とする。
(2)課題(25%)
予習・復習で提示される課題成果物を評価する。
(3)授業貢献度(15%)
授業中に発表・ディスカッションの時間を設けることがある。発表内容や,ディスカッションへの貢献度を加味して評価する。
授業の形式・計画
第1回 ガイダンス・図書館サービスとは何か
・はじめにこの授業についてガイダンスを行う。
・公共図書館サービスを中心に取り上げ,どのようなサービスが図書館で行われているか学ぶ。
第2回 公共図書館サービスの歴史について
・戦後公共図書館史を振り返る文献に基づき,これまでの公共図書館の歴史を学ぶ。
・公共図書館サービスの歴史について,総括解説を行う。
第3回 来館者サービス
・事前に身近な公共図書館に行き,館内で行われているサービスにはどのようなものがあるか調べ,整理してくること。
・館内サービスについて,総括解説を行う。
第4回 利用空間の整備
・事前に身近な公共図書館に行き,図書館内のフロア・設備について見学し,どのようなものであったか整理してくること。
・フロア構成,図書館設備,排架について,総括解説を行う。
第5回 貸出サービスの構造
・指定された文献を事前に熟読すること。そこに記述されている内容について予習してくること。
・貸出サービスの構造のついて,総括解説を行う。
第6回 図書館間協力を通じたサービス
・事前に身近な図書館に行き,リクエストサービス,図書館間相互貸借,広域利用制度などについて資料を集め,実態を把握しておくこと。
・リクエストサービス・図書館間相互貸借・広域利用制度のついて関連性を示しながら,総括解説を行う。
第7回 複写サービスと著作権
・事前に身近な公共図書館に行き,図書館の複写サービスがどのように行われているか調べ,整理してくること。
・複写サービスの意義とその法的根拠,実態について総括解説を行う。
第8回 図書館におけるプライバシー
229 ページ
2015シラバス
現代ライフ学部 レジャービジネス学科
・指定された文献を事前に熟読すること。そこに記述されている内容について,理解に努めること。
・図書館におけるプライバシーの概念,図書館の自由などについて,総括解説を行う。
第9回 レファレンスサービス
・指定された文献を事前に熟読すること。そこに記述されている内容について,情報を整理してくること。
・レファレンスサービスについて,総括解説を行う。
第10回 ビジネス支援サービス
・事前に身近な公共図書館に行き,ビジネス支援サービスがどのように行われているか資料を集め,その実態を把握すること。
・ビジネス支援サービスについて,総括解説を行う。
第11回 児童サービス・ヤングアダルトサービス
・事前に身近な公共図書館に行き,児童サービスがどのように行われているか資料を集め,その実態を把握すること。
・児童サービス・ヤングアダルトサービスについて,総括解説を行う。
第12回 高齢者サービス・障害者サービス
・事前に身近な公共図書館に行き,高齢者サービス・障がい者サービスがどのように行われているか資料を集め,その実態を把握すること。
・高齢者サービス・障害者サービスについて,総括解説を行う。
第13回 多文化サービス
・多文化サービスに関する事例を調べ,多文化サービスの実態について資料を収集し,把握してくること。
・多文化サービスについて,総括解説を行う。
第14回 多様な利用者サービス
・指定された文献を事前に熟読すること。そこに記述されている内容について,把握してくること。
・図書館で実施されているイベントや利用者向け講習会などについて,総括解説を行う。
第15回 まとめ
・図書館サービス論全体を振り返り,図書館サービスとはなにか総括する。
230 ページ
2015シラバス
現代ライフ学部 レジャービジネス学科
情報サービス概論
Introduction to Information Services
間部 豊
選択
2
単位
1
年 前期
授業のねらい及び到達目標
図書館における情報サービスの意義を明らかにし、レファレンスサービスや情報検索のしくみについて総合的な知識を獲得することをねらう。
また情報源整備のあり方や,情報源の特質,情報検索の実際について理解することを目的とする。
学習内容
(1)情報サービスとは何か学んでいく。
学習内容
(2)図書館で行われている様々な情報サービスの種類を学ぶ。
(3)情報源の整備や利用者の情報ニーズ・情報利用について学ぶ。
(4)レファレンスサービスと情報検索のあり方について学ぶ。
(5)様々な情報源について学ぶとともに,情報検索の実際について学ぶ。
授業内容のレベル、関連科目
図書館司書資格取得を希望する者を対象とする。履修にあたっては先行して「図書館概論」を履修済であることが望ましい。
授業外学習(予習・復習)
(1)予習
事前に指定された文献調査,レファレンス情報源の分析などの課題を指定する。授業はこれを活用しながら進めるので,事前に予習するこ
と。
(2)復習
授業で学んだことを振り返り,ミニレポートとしてまとめ,翌週の授業開始時に提出すること。
使用テキスト
小田光宏編著「情報サービス論」日本図書館協会, 2012.
(JLA図書館情報学テキストシリーズ3 ; 5) ISBN:978-4-8204-1211-3
参考書、その他教材
授業中に指定する。なお,用語集としては以下のものがある(任意)。
(1)日本図書館情報学会用語辞典編集委員会編「図書館情報学用語辞典」第4版. 丸善, 2013.12. ISBN978-4-621-08774-9
(2)日本図書館協会擁護委員会編「図書館用語集」4訂版. 日本図書館協会, 2013.10 ISBN:978-4-8204-1311-0
成績評価方法・基準
(1)期末試験(35%)
記述式・持ち込み不可とする。
(2)課題(45%)
予習・復習で提示される課題成果物を評価する。
(3)授業貢献度(20%)
授業中に発表・ディスカッションの時間を設けることがある。発表内容や,ディスカッションへの貢献度を加味して評価する。
授業の形式・計画
第1回 ガイダンス・情報サービスとは何か
【予習課題】「情報サービス」とは何か,自分なりの意見を考えて整理してくること。
・授業についてガイダンスを行う。
・はじめに情報整理の方法と発表方法について,概要を学ぶ。
・事前課題として考えてきた意見を発表し,提出された意見を集約し,まとめる。
・情報サービスとは何か,情報サービス機関にはどのようなものがあるのか,総括的に解説を行う。
第2回 図書館における情報サービス
【予習課題】指定された文献を事前に熟読すること。そこに記述されている内容について,情報を整理してくること。
・文献の読み方,情報の整理の方法について学ぶ。
・調査内容を発表し,提出された意見を集約し,まとめる。
・図書館における情報サービスについて,総括的に解説を行う。
第3回 レファレンスサービスの概要
【予習課題】レファレンスサービスに関する指定された文献またはウェブサイトを閲覧し,その内容について整理してくること。
・グループ内での意見集約方法や,発表方法について学ぶ。
・グループごとに調査内容を発表する。それぞれの内容を踏まえた上で,ディスカッションを行う。
・レファレンスサービスについて,総括的に解説を行う。
第4回 図書館利用を通じた情報リテラシーの取得
【予習課題】グループを二つにわけ,一グループは指定された文献(情報リテラシー)に関する文献を読み,その内容について整理してくるこ
と。もう一つのグループは図書館における利用者向けの講習会や利用案内を収集し,どのようなサービスが行われているかまとめてくること。
・発表を聴く姿勢や,質問方法について学ぶ。
・グループごとに調査内容を発表する。それぞれの内容を踏まえた上で,ディスカッションを行う。
・情報リテラシーの必要性と図書館サービスの実際について,総括的に解説を行う。
第5回 カレントアウェアネスサービス
【予習課題】指定されたウェブサイト(カレントアウェアネスポータル)を事前に閲覧し,その特徴を整理してくること。また掲載されている記事を
一つ以上熟読し,整理してくること。
・グループごとに調査内容を発表する。それぞれの内容を踏まえた上で,ディスカッションを行う。
・カレントアウェアネスサービスについて,総括的に解説を行う。
231 ページ
2015シラバス
現代ライフ学部 レジャービジネス学科
第6回 デジタルレファレンスサービス
【予習課題】。指定されたウェブサイト(レファレンス協働データベース)を事前に閲覧し,その特徴を整理してくること
・グループごとに調査内容を発表する。それぞれの内容を踏まえた上で,ディスカッションを行う。
・レファレンス協働データベース,バーチャルレファレンスサービスについて,総括的に解説を行う。
第7回 レファレンス情報源の概要
【予習課題】身近な図書館に行き,レファレンス情報源にはどのようなものがあるのか調査する。
・グループごとに調査内容を発表する。それぞれの内容を踏まえた上で,ディスカッションを行う。
・レファレンス情報源,図書館外の情報源,インフォメーションファイルについて,総括的に解説を行う。
第8回 情報ニーズと情報探索行動
【予習課題】指定された文献を事前に熟読すること。そこに記述されている内容について,論点を整理してくること。
・グループごとに調査内容を発表する。それぞれの内容を踏まえた上で,ディスカッションを行う。
・情報ニーズと情報探索行動,図書館との関係について,総括的に解説を行う。
第9回 レファレンス質問への対応
【予習課題】レファレンス協働データベースから事例を抽出し,レファレンスサービスの流れについて整理してくること。
・レファレンス事例の流れを追うことによって,レファレンスサービスのプロセスを理解する。
・レファレンス質問を類型化し,レファレンス質問の種類について理解する。
・レファレンスプロセスとレファレンスインタビューについて,総括的に解説を行う。
第10回 情報探索の実際
【予習課題】テキストの指定された箇所を事前に熟読し,内容を整理してくること。
・実際のレファレンス質問事例を元に,質問の分析・検索語の選定・検索式の作成を試みる。
・情報探索の実際について,総括的に解説を行う。
第11回 情報検索のしくみ
【予習課題】指定された図書・ウェブサイト等について,情報検索の仕組みと情報の並べ方について調べ,整理してくること。
・調査結果について発表し,それぞれの内容を踏まえた上で情報検索のしくみについて整理を行う。
・索引,見出し,排列やデータベースの検索機能について,総括的に解説を行う。
第12回 検索結果の評価
【予習課題】指定されたデータベースと検索語と検索式を用いて事前に情報検索を行うこと。結果について,求める情報と一致していたか自分
なりの分析を行うこと。
・調査結果について発表し,検索語と検索式の違いによって結果にどのような変化があったか分析する。
・検索結果の評価方法について,総括的に解説を行う。
第13回 レファレンス情報源の種類
【予習課題】身近な図書館に行き,指定されたレファレンス情報源についてどのような資料なのか事前に調査し,整理してくる。
・調査結果について発表し,レファレンス情報源の種類について整理する。
・レファレンス情報源の種類について,総括的に解説を行う。
第14回 事実情報検索と文献情報検索の情報源
【予習課題】身近な図書館に行き,指定されたレファレンス情報源についてどのような資料なのか事前に調査し,整理してくる。
・調査結果について発表し,それぞれのレファレンスブックがどのような情報探索に用いるのに適しているのか,理解を深める。
・情報探索に用いる各情報源について,総括的に解説を行う。
第15回 まとめ
・情報サービス概論全体を振り返り,総括的に解説を行う。
232 ページ
2015シラバス
現代ライフ学部 レジャービジネス学科
図書館史
History of libraries and media
間部 豊
選択
2
単位
1
年 後期
授業のねらい及び到達目標
記録メディアの歴史について学ぶとともに,図書館の歴史について公共図書館史を中心に世界と日本の図書館について学ぶ。
現代の多様な情報メディアが成立するまでそのような記録メディアが存在したのか,また現代の図書館が成立するに至るまでどのような歴
史があったのか,理解することを到達目標とする。
学習内容
1.記録メディアの歴史について,紙以前の記録メディアから印刷資料の成立を学ぶとともに,電子メディアを含む多様な非印刷資料の歴史に
学習内容
ついて学ぶ。
2.世界の図書館の歴史について,東洋・西洋の図書館史についてその流れを学ぶ。
3.近世以前の公共図書館,近代の公共図書館,現代の公共図書館について,その流れを学ぶ。
授業内容のレベル、関連科目
この科目は図書館司書資格取得のための科目である。この科目を受講するにあたり,図書館概論,図書館サービス論,図書館情報資源概論
を履修していることが望ましい。
授業外学習(予習・復習)
予習:毎回,事前課題を与えるので,事前に取り組むこと。
復習:毎回,確認テストを実施する予定。
使用テキスト
小黒浩司「図書・図書館史」日本図書館協会,2013.(JLA図書館情報学テキストシリーズ3 ; 11)ISBN:978-4-8204-1218-2
参考書、その他教材
授業中に指示する。
成績評価方法・基準
課題・授業内評価20%,小テスト・確認テスト25%,定期試験55%
授業の形式・計画
【第1回】オリエンテーション・記録メディアとは
【第2回】記録メディアの歴史(1)
紙以前の記録メディアと紙の発明
【第3回】記録メディアの歴史(2)
印刷メディアの登場と発展
【第4回】記録メディアの歴史(3)
雑誌・新聞の歴史とマスメディア
【第5回】記録メディアの歴史(4)
メディアの多様化と新しいメディア
【第6回】図書館の歴史:世界(1)
図書館の始まりから中世まで
【第7回】図書館の歴史:世界(2)
近世・近代の図書館
【第8回】図書館の歴史:世界(3)
現代の図書館 【第9回】小テスト・中間まとめ
記録メディアの歴史と世界の図書館史について,確認する 【第10回】図書館の歴史:日本(1)
前近代の日本の図書館
【第11回】図書館の歴史:日本(2)
近代の日本の図書館
【第12回】図書館の歴史:日本(3)
戦時体制下の図書館
233 ページ
2015シラバス
現代ライフ学部 レジャービジネス学科
【第13回】図書館の歴史:日本(4)
戦後民主主義と図書館
【第14回】図書館の歴史:日本(5)
中小レポート・市民の図書館の時代
【第15回】図書館の歴史:日本(6)
現代の図書館
234 ページ
2015シラバス
現代ライフ学部 レジャービジネス学科
日本文学史(近現代)
A japanese literary history(modern times)
安藤 久美子
選択
2
単位
2
年 前期
授業のねらい及び到達目標
日本近・現代文学の主要な作品を読み解きながら、近代の文学・潮流を概観します。
日本の近代文学は明治に西欧文学の流入を受けて萌芽し、私小説という独自の結実を見ました。その後、大正・昭和の時代の風潮に影響
を受け、与えながら、個性を花開かせます。これは日本的自我の形成と解体の歴史といえます。また、そのなかでも、変わらぬ日本的なるもの
の表現もなされました。大正後期以降、とりわけ関東大震災後の日本には世界の文学・芸術が同時代性をもって、ダイレクトに入ってきて、文
学の革新を迫ります。この現代的問題を考えたいと思います。
まず、文学史についての基礎的な知識を得ることを求めます。そして、文学を読み解く方法・概念を学びながら、小説を読む楽しさを個人的
なものに終わらせず、共有できるものしてゆきたいと思います。
明治期から昭和十年代までの文学を対象とします。
到達目標は以下の通りです。
1 日本近代文学史の流れを概述できる。
2 それぞれの時代の問題点を理解する。
3 小説を分析して読解する方法を知る。
4 3に従って、自分の読みを記すレポートを書くことができる。
学習内容
講義形式です。作品の一部をプリントして渡します。
学習内容
まず、原文を音読して、内容をとらえます。その後全体のあらすじなどを話し、内容を分析してゆきます。それぞれの作品ごとに内容解釈のた
めのプリントを渡します。その項目に沿って、授業内容を筆記し、自分の調べたことなどを追加して読みを深めてください。
参考に、文字表記以外の教材(映画・マンが)を組み入れます。
授業内容のレベル、関連科目
授業で扱うのは作品の一部です。各自作品を自分で用意し読んできて下さい。
授業外学習(予習・復習)
1.授業で渡したプリントを読みこなすこと。
2.関連した作品を読むこと。
3.近代の歴史・文化史を頭に入れておくこと。
4.文学史の知識を得ること。
使用テキスト
『作品で綴る近代文学史』(双文社出版)
その他作品は文庫本など。(特に指定しません)
参考書、その他教材
成績評価方法・基準
学期末テストもしくはレポート(60%)、小テスト(文学用語の基礎知識)(20%)、平常点(20%)を目安とする総合評価。
授業の形式・計画
【第1回】
ガイダンス 文学史とは 近代とは
【第2回】
啓蒙期の文学と戯作(明治1~明治17)
【第3回】
明治文学
坪内逍遥「小説真髄」、二葉亭四迷「浮雲」
【第4回】
『文學界』の人々
【第5回】
樋口一葉「たけくらべ」
【第6回】
泉鏡花「高野聖」1
【第7回】
泉鏡花「高野聖」2
【第8回】
自然主義文学 島崎藤村「破戒」 田山花袋「蒲団」
【第9回】
夏目漱石「明暗」
【第10回】
耽美派の誕生と大正文学(白樺派)
谷崎潤一郎「刺青」 志賀直哉「茫の犯罪」
235 ページ
2015シラバス
現代ライフ学部 レジャービジネス学科
【第11回】
『新思潮』
芥川龍之介「藪の中」 【第12回】
映画 黒澤明「羅生門」を観る
【第13回】
昭和の文学
プロレタリア文学 葉山嘉樹「セメント樽の中の手紙」
【第14回】
新感覚派
横光利一「頭ならびに腹」
【第15回】
まとめ
236 ページ
2015シラバス
現代ライフ学部 レジャービジネス学科
日本文学史(古典)
History of classical Japanese literature
仲井 克己
選択
2
単位
2
年 後期
授業のねらい及び到達目標
日本の歴史を視野に入れつつ日本古典文学を鳥瞰する。以下の項目について重点的に学ぶ。
(1)飛鳥-奈良時代 日本列島に漢字が伝来し、万葉仮名などを使用した作品が成立。
(2)平安時代 表音文字(ひらがな・カタカナ)が使われるようになり、いわゆる平安女流文学が開花。
(3)院政期~鎌倉時代 武士の時代となり、軍記や説話集が編まれる。わび・さび・幽玄など美の理念が説かれる。
(4)仏教文学 平安朝黎明期に編まれた日本霊異記以来、脈々と編まれた仏教説話集の史的展開を確認し、併せて人間観を巡る論争などに
ついて考察する。
到達目標
(1)「わび」「さび」など、日本の美的理念について基礎的な知識をもつ。
(2)古典に対する読解力を身につける。
(3)辞書などを活用し調べる方法を身につける。
(4)和歌や俳句など、実作を通して鑑賞する能力を養う。
学習内容
学習する内容は,以下のとおりである。授業はPower PointやDVDなど視聴覚教材をも活用して進める。
学習内容
(1)作品の読解:毎時,古典を読む。
(2)日本思想の理解:作品の背景にある思想について確認する。
(3)絵巻物:王朝の世界や合戦の状況を視覚的に把握する。
(4)語りの鑑賞:琵琶法師の語る平家物語などを鑑賞する。
(5)舞台鑑賞:能や狂言を映像で鑑賞する。
授業内容のレベル、関連科目
日本史や古典文学について基礎的な知識がないことを前提に授業を進める。古典を中心とした授業であるが、現代語を付すなど、古典の知
識がなくても理解できるよう配慮する。
関連科目
・日本文学史(近代)
・日本史概論
・文学
授業外学習(予習・復習)
現代語訳あるいはマンガなどを活用し、『源氏物語』や『平家物語』などについて概要を把握しておくことが望ましい。授業ごとに資料を配付す
る。この資料に基づき、文学史の基礎的な知識を確認するテストを単元終了ごとに行うので、この資料を中心に予習と復習を行うこと。
使用テキスト
毎時,プリントを配布する。
参考書、その他教材
ドナルド・キーン『日本文学史』1~6(古代中世編)、中公文庫
小西甚一『日本文学史』講談社学術文庫
成績評価方法・基準
レポート・単元終了時に行う小テスト、学期末試験などに基づき総合的に評価する。授業の活性化を促すため,授業中の質問・意見などを高く
評価する。また、和歌や俳句などの実作も評価の対象とする。
授業の形式・計画
【第1回】四季の詩情
和歌や俳句を中心に日本の定型詩について理解を深める。
古今和歌集・新古今和歌集・芭蕉俳句・蕪村俳句など,古典の世界を紹介する。
【第2回】<文学の創生期Ⅰ ブックロード>
(1)6~7世紀の歴史(情報革命の時代)
(2)古事記・日本書紀-神々が活躍する物語-
神話の笑い<太陽神の復活>
仏教の笑い<十一面観音など>
【第3回】<文学の創生期Ⅱ 神々の物語>
(1)古事記・日本書紀の国産み神話
(2)死-穢れ-再生の物語
【第4回】<都の文学Ⅰ>
(1)東大寺創建-ことば/技術/度量衡-
(2)奈良の都における環境破壊
(3)貨幣経済の展開-市にたむろする乞食(霊異記)-
→ <都の文学>の発生
【第5回】<都の文学Ⅱ>
『今昔物語集』本朝仏法部冒頭3話の世界
(1)聖徳太子説話-仏法・王法の始原に位置する王-
(2)行基説話-里の菩薩-
(3)役行者説話-山の菩薩-
【第6回】<都の文学Ⅲ>
(1)日本霊異記の世界-地獄と極楽/人間観-
(2)日本霊異記の世界-描かれた都市生活-
237 ページ
2015シラバス
現代ライフ学部 レジャービジネス学科
絵巻物の世界『餓鬼草紙』『地獄草紙』
【第7回】<王朝の美学Ⅰ>
(1)古今和歌集-配列されて現出する王朝の美-
(2)王朝の秀歌
【第8回】<王朝の美学Ⅱ>
(1)表現の深化-土佐日記・蜻蛉日記・源氏物語-
(2)無常観
【第9回】<仏教文学>
(1)日本往生極楽記・法華験記
(2)往生要集-この世を穢土と考え極楽を希求する思想-
→ 法相教理の人間観/天台哲理人間観(良源と仲算-
(3)三宝絵の世界
【第10回】<院政期の文学Ⅰ>
(1)今昔物語集の世界-本朝仏法部[仏教から逸脱する説話群]-
(2)今昔物語集の世界-本朝世俗部[謎を秘めた説話群]-
(3)話末詞書の問題-「知」から「思」へ-
(4)権門化する寺社勢力(仏法/王法)
【第11回】<シルクロードによって伝えられた物語>
(1)今昔物語集の世界-天竺部「月の兎」-
→ 中国典籍と良寛和歌との比較から
(2)今昔物語集の世界-天竺部「虎の子」-
(3)今昔物語集の世界-天竺部「獅子と狐」-
【第12回】<無常の文学Ⅰ>
琵琶法師の語り
(1)平家物語-祇園精舎の鐘-
→ 平曲鑑賞
(2)平家物語-扇の的-
(3)平家物語-壇ノ浦の戦い-
【第13回】<無常の文学Ⅱ>
(1)徒然草-第11段「人間の欲望」-
(2)徒然草-第137段「中世の美」-
人間の実存を見据え,結論と疑問とが永遠に連鎖する徒然草の世界を考察する。
【第14回】<中世の美学>
(1)西行-漂泊の詩聖-
(2)幽玄
【第15回】<中世の美学と笑い>
(1)梁塵秘抄の世界-遊びをせんとや-
(2)能・狂言の鑑賞
※ 受講生の希望,所属学科や理解度に応じて内容を変えることがある。
238 ページ
2015シラバス
現代ライフ学部 レジャービジネス学科
自然地理学概論
Physical geography
佐藤 剛
選択
2
単位
1
年 前期
授業のねらい及び到達目標
ねらい:東北地方太平洋沖地震が発生し,東日本は深刻な災害を被った.こうした大地震はどのようなプロセスで発生するのだろうか?縄文
時代は現在よりも温暖で,東京は広い範囲で海の底となった.最近,地球の温暖化が叫ばれているが,気候の温暖化と寒冷化はどうしておこ
るのだろうか? 授業では地形形成や気候変動のメカニズム,それに関連して発生する災害について学習していく.
到達目標:自然地理学の基礎知識と考え方の修得を目指す.
学習内容
1)気候変動,2)変動地形,3)山地地形,4)海岸地形,5)河川地形などについて理解を深める.また,休日を利用した屋外調査実習をおこ
学習内容
なう予定である.
※授業には3~4色の色鉛筆,高等学校で使用する程度の地図帳を持参して欲しい.
※授業中にプレゼンテーションをしてもらうことが多いので,積極的な取り組みが求められる.
※授業中に受講者の考えを発表してもらうため,座席は指定制となる.
授業内容のレベル、関連科目
レベル:受講前に,これまで学習した「地理」および「地学」について復習しておくこと.
関連科目:地球環境情報,人文地理学概論
授業外学習(予習・復習)
準備学習:高校の「地理」もしくは「地学基礎(理科総合Aの地学に関する記載)」の教科書を通覧しておくこと.
予習:授業終了時に示される次回の講義のキーワードについて調べること.
復習:小テストを授業内で実施するので,それに併せて復習計画を立てること.
使用テキスト
テキスト
◇プリントを配布する.
参考書、その他教材
参考書
◇「写真と図で見る地形学」貝塚爽平ほか編,東京大学出版会
◇「地図を読む」五百沢智也,岩波書店
◇「活断層」松田時彦,岩波新書
◇「日本の山はなぜ美しい」小泉武栄,古今書院
◇「日本の地形1総説」米倉伸之ほか編,東京大学出版会
※これらの参考書はメディアライブラリーセンターで所蔵している.
※この他は授業で適宜紹介する.
成績評価方法・基準
定期試験・授業内試験の成績 80%,授業内の試問 20%とし,総合して評価する.
授業の形式・計画
【第1回】オリエンテーション
授業の目的と内容,授業の進め方・受け方について
【第2回】気候変動(1)
最近200万年間の氷期-間氷期サイクル
【第3回】気候変動(2)
最近1万年間の気候変動と現在の温暖化
【第4回】変動地形(1)
地震発生の仕組み
【第5回】変動地形(2)
活断層地形判読
【第6回】山地地形(1)
地すべり地形判読,土砂災害
【第7回】山地地形(2)
氷河地形判読,氷河湖決壊
【第8回】山地地形(3)
火山地形判読,火山災害
【第9回】海岸地形(1)海成段丘,沈水海岸と離水海岸
【第10回】海岸地形(2)
239 ページ
2015シラバス
現代ライフ学部 レジャービジネス学科
津波による被害
【第11回】海岸地形(3)
マングローブと地形
【第12回】河川地形
扇状地,デルタ,河成段丘,洪水災害
【第13回】学生による課題研究発表(1)
【第14回】学生による課題研究発表(2)
【第15回】授業のまとめ
240 ページ
2015シラバス
現代ライフ学部 レジャービジネス学科
地球環境情報
Global Environment Studies
山下 晋司
選択
2
単位
1
年 前期
授業のねらい及び到達目標
現代はグローバリゼーション(地球化)の時代である。この授業では、観光人類学の視点から、グローバル化に伴う人の移動と新しい文化の生
成について考え、グローバル化した「新しい地球」の生き方を学ぶ。
学習内容
講義とテキスト、ビデオなどによりグローバル化する地球の社会的文化的環境について学ぶ。具体例として日本、インドネシア・バリ、マレーシ
学習内容
ア・サバ、ミクロネシア・パラオ、米国・カリフォルニアなどのケースを検討する。受講者は講義を聴くだけではなく、ディスカッションセッションで
学習したことについて自分の意見を述べ、リアクションカードを書く。
授業内容のレベル、関連科目
一般的入門的レベル。先修科目、準備学習はとくに必要としない。
授業外学習(予習・復習)
とくに予習は必要ないが、テキスト、ノートを読み返すなどして復習し、ディスカッションセッション(リアクションカードの提出)に備えること。
使用テキスト
『観光人類学の挑戦──「新しい地球」の生き方』(山下晋司著、講談社、2009年)
参考書、その他教材
適宜指示する。
成績評価方法・基準
平常点(15%)、リアクションカード(3回、15%)、試験(70%)
授業の形式・計画
第1回
イントロダクション:授業の進め方
第2回
グローバリゼーションと人の移動
第3回
観光人類学のパースペクティブ
第4回
ディスカッション1(リアクションカード1提出)
第5回
越境する日本人女性
第6回
アジアにビジネスチャンスを求めて:「和僑」たち
第7回
ロングステイ:国際退職移住
第8回
越境するケア:外国人介護士
第9回
滞日外国人:フィリピーナの夢
第10回
ディスカッション2(リアクションカード2提出)
第11回
観光と文化:インドネシア・バリ観光の現在
第12回
熱帯雨林のアイロニー:マレーシア・サバのエコツーリズム
第13回
観光と植民地主義
241 ページ
2015シラバス
現代ライフ学部 レジャービジネス学科
第14回
ディスカッション3(リアクションカード3提出)
第15回
まとめ
*授業スケジュールは事情により変更されることがあります。
242 ページ
2015シラバス
現代ライフ学部 レジャービジネス学科
自然環境情報
Natural Environment Studies
山下 晋司
選択
2
単位
1
年 前期
授業のねらい及び到達目標
21世紀は環境の世紀である。この授業では、自然環境の保護・保全をめざすエコツーリズム(環境観光)について学び、「わたしのエコツアー
企画」をまとめる。
学習内容
エコツーリズムの定義や事例を講義やビデオにより学び、各自エコツアーのパンフレットやガイドブックを調べ、発表する。次に、その結果をふ
学習内容
まえてエコツアー企画を立案、発表する。最後に、「わたしのエコツアー企画」をまとめ、レポートとして提出する。
授業内容のレベル、関連科目
一般的入門的レベル。先修科目、準備学習はとくに必要としない。
授業外学習(予習・復習)
エコツアーの観光パンフレットやガイドブックの収集・分析の作業は、各自が授業外の時間に行う。プレゼンテーションにあたっては、前もって
準備し、教員のコメントを「わたしのエコツアー企画」の作成に反映させること。
使用テキスト
とくに無し。
参考書、その他教材
『地球の歩き方・エコツアー完全ガイド』(パックストン、ヒュー・G/パックストン美登利著、ダイヤモンド社、1998年)、『日本エコツアー・ガイドブッ
ク』(海津ゆりえ、岩波書店、2007年)、『観光文化学』(山下晋司編、新曜社、2007年)
成績評価方法・基準
平常点(15%)、プレゼンテーション(2回、10%)、リアクションカード(2回、10%)、レポート(65%)
授業の形式・計画
第1回
イントロダクション:授業の進め方
第2回
エコツアー1:マレーシア・サバ
第3回
エコツアー2:屋久島
第4回
エコツアー3:日本・富士山
第5回
ディスカッション1(リアクションカード1提出)
第6回
エコツアーのパンフレット・ガイドブック分析:プレゼンテーション1
第7回
エコツアーのパンフレット・ガイドブック分析:プレゼンテーション2
第8回
エコツアーのパンフレット・ガイドブック分析:プレゼンテーション3
第9回
エコツアーのパンフレット・ガイドブック分析:プレゼンテーション4
第10回
ディスカッション2(リアクションカード2提出)
第11回
わたしのエコツアー企画:プレゼンテーション1
第12回
わたしのエコツアー企画:プレゼンテーション2
第13回
わたしのエコツアー企画:プレゼンテーション3
243 ページ
2015シラバス
現代ライフ学部 レジャービジネス学科
第14回
わたしのエコツアー企画:プレゼンテーション4
第15回
まとめ *授業スケジュールは事情により変更されることがあります。
244 ページ