HIDランプを見直しましょう。 - 地方独立行政法人大阪府立産業技術総合

省電力を考えよう ⑦
省電力は、使用量の実情把握と無駄の見直しから
HIDランプを見直しましょう。
工場、事業所等で、多く使用されている、HIDラン
プは、図のような構造を持ったランプで、光を発生する
発光管の中に入っているガスによって大きく分けて、次
の3種類に分類されます。
1:水銀ランプ
記号例:HF400
1:メタルハライドランプ
記号例:MF400・L
1:高圧ナトリウムランプ
記号例:NH360D
水銀ランプはやや青白く、メタルハライドランプは白
っぽく、高圧ナトリウムランプはやや、黄色~橙色の光
色をしています。しかし、明るさには大きな開きがあり、
高圧ナトリウムランプは、水銀ランプの約1.6倍の
明るさがあります。同時に消費電力は約10%ダウンと
なります。
高圧ナトリウムランプを使用した場合、水銀ランプと
同じ明るさで比較した場合、使用電力量は約40%ダウ
ンとなりその効果は大きくなります。
ランプの価格は倍以上しますが、照明による雰囲気変
化が問題なければ、ランプ交換だけで、大きな効果が期
待できます。
図:東芝ライテック資料から引用
相談・受付は総合窓口「技術支援センター」
(電話 0725-51-2525)へ
産技研(大阪府立産業技術総合研究所)ホームページ
http://tri-osaka.jp/
今後「産技研」からの「お役立ち情報」の配信をご希望の方は下記からご登録下さい。
http://www.tri.pref.osaka.jp/MailNews/
この情報を転載される場合は大阪府立産業技術総合研究所までご連絡ください。