AITドライブユニット

4-649-342-01(1)
SDX-S500C/AIT-S100
AITドライブユニット
取扱説明書
安全のために
電気製品はまちがった使いかたをすると、火災や感電
などにより死亡や大けがなど人身事故につながること
があり、危険です。
事故を防ぐために次のことを必ずお守りください。
安全のための注意事項を守る
警告表示の意味
取扱説明書および製品では、
次のような表示をしています。
表示の内容をよく理解してか
ら本文をお読みください。
この冊子の注意事項をよくお読みください。
この冊子には、製品全般の注意事項が記されています。
定期的に点検する
5 年に 1 度位は、内部の点検を、お買い上げ店にご依頼
ください(有料)。
この表示の注意事項を守らな
いと、火災や感電などにより
死亡や大けがなど人身事故に
つながることがあります。
故障したら使わない
すぐに、お買い上げ店にご連絡ください。
万一、異常が起きたら
• 煙が出たら
• 異常な音、におい ,
がしたら
• 内部に水、異物が
入ったら
• 製品を落としたり
キャビネットを破
損したときは
炎が出たら
2
1 電源を切る。
2 電源コードや接続
コードを抜く。
3 お買い上げ店に連絡
する。
この表示の注意事項を守らな
いと、感電などによりけがを
したり周辺の物品に損害を与
えたりすることがあります。
注意を促す記号
行為を禁止する記号
,
● 電源プラグをコンセ
ントから抜くか、ブ
レーカーを落とす。
● 大声で応援の人を呼
ぶ。
● 水をどんどんかける
か、消火器を使って
火を消す。
● 119 番へ通報する。
行為を指示する記号
下記の注意事項を守らないと、火災や感電に
火災
感電
より死亡や大けがにつながることがあります。
電源コードを傷つけない
電源コードを傷つけると、火災や感電の原因となることがあります。
• 設置時に、製品と壁やラック(棚)などの間に、はさみ込んだりしな
い。
• 電源コードを加工したり、傷つけたりしない。
• 重いものをのせたり、引っ張ったりしない。
• 熱器具に近づけたり、加熱したりしない。
• 電源コードを抜くときは、必ずプラグを持って抜く。
• 電源コードを接続したまま、機器を移動しない。
• 電源コードや電源プラグが傷んだり、コンセントの差し込み口がゆる
いときは使用しない。
万一、電源コードが傷んだら、お買い上げ店に交換をご依頼ください。
内部を開けない
内部には電圧の高い部分があり、キャビネットや裏ぶたを開けたり改造
したりすると、火災や感電の原因となることがあります。内部の調整や
設定、点検、修理はお買い上げ店にご依頼ください。
日本国内で使用する場合
交流 100V でお使いください。
異なる電圧で使うと、火災や感電の原因となることがあります。
内部に水や異物を入れない
水や異物が入ると火災の原因となることがあります。
万一、水や異物が入ったときは、すぐに電源を切り、電源コードや接続
コードを抜いて、お買い上げ店にご相談ください。
水のある場所に設置しない
水が入ったり、ぬれたりすると、火災や感電の原因となることがありま
す。
雨天や降雪中、海岸や水辺での使用は特にご注意ください。
3
下記の注意事項を守らないと、火災や感電に
火災
感電
より死亡や大けがにつながることがあります。
電源プラグの端子、
および端子の取付け面にほこりが付着し
ている場合は、乾いた布でよく拭く。
そのまま使用すると火災の原因となります。
電源プラグは、コンセントの奥まで確実に差し込む。
火災、故障の原因となることがあります。
下記の注意事項を守らないと、
けがをしたり周辺の物品に損害を与えることがあります。
油煙、湯気、湿気、ほこりの多い場所には設置しない
上記のような場所に設置すると、感電の原因となることがあります。
取扱説明書に記されている仕様条件以外の環境での使用は、感電の原因
となることがあります。
通風孔をふさがない
通風孔をふさぐと内部に熱がこもり、故障の原因となることがありま
す。風通しをよくするために次の項目をお守リください。
・ 壁から 10cm 以上離して設置する。
・ 密閉された狭い場所に押し込めない。
・ 毛足の長い敷物(じゅうたんや布団など)の上に設置しない。
・ 布などで包まない。
・ あお向けや横倒し、逆さまにしない。
安全アースを接続する
安全アースを接続しないと、感電の原因となることがあります。
安全アースを取り付けることができない場合は、
お買い上げ店にご相談
ください。
4
下記の注意事項を守らないと、
けがをしたり周辺の物品に損害を与えることがあります。
不安定な場所に設置しない
ぐらついた台の上や傾いたところに設置すると、
倒れたり落下したりし
て、けがの原因となることがあります。また、設置・取り付け場所の強
度を十分にお確かめください。
製品の上に乗らない、重い物を乗せない
倒れたり、落ちたり、壊れたりして、けがの原因となることがあります。
機器を移動する場合、あるいはお手入れの際は、電源を切っ
て電源プラグを抜く
電源を接続したままお手入れをすると、
感電の原因となることがありま
す。
接続ケーブルなどもはずしてください。
長時間機器を使用しないときは、安全のため必ず電源プラグをコンセン
トから抜いてください。
指定された電源コード、接続コードを使う
取扱説明書に記されている電源コード、接続コードを使わないと、感電
や故障の原因となることがあります。
ぬれた手で電源プラグをさわらない
ぬれた手で電源プラグを抜き差しすると、感電の原因となることがあり
ます。
接続の際は電源を切る
電源コードや接続コードを接続するときは、電源を切ってください。感
電や故障の原因となることがあります。
5
目次
第1章 概要
AIT ドライブユニットについて ..................................................................... 8
特長
.............................................................................................................. 8
使用できるカートリッジ ..................................................................................... 9
システム構成 .................................................................................................... 9
各部の名称と働き ......................................................................................... 10
第2章 準備
前面
............................................................................................................ 10
後面
............................................................................................................ 12
付属品を確認する ......................................................................................... 13
接続のしかた ................................................................................................. 14
SCSI ID の設定 ........................................................................................... 15
第3章 使いかた
第4章 取り扱いについて
AITドライブユニットを使う............................................................................. 16
カートリッジを取り出すには ............................................................................ 17
本機の取り扱い ............................................................................................. 18
安全にお使いいただくために ....................................................................... 18
万一の故障を防ぐために .............................................................................. 18
その他ご注意いただきたいこと .................................................................... 19
カートリッジの取り扱い ............................................................................... 20
取り扱い上のご注意 ...................................................................................... 20
保管上のご注意 ............................................................................................ 20
ヘッドクリーニングについて ....................................................................... 21
クリーニングのしかた .................................................................................... 21
主な仕様 ........................................................................................................ 22
付録
性能
............................................................................................................ 22
環境条件 ........................................................................................................ 22
電源・その他 ................................................................................................. 22
6
目次
説明書の使いかた
この取扱説明書は、AITドライブユニットの使いかた、取り扱いかたについて説明して
います。お使いになる前に必ずお読みください。
お読みになったあとは、後日お役に立つこともありますので、保存しておいてくださ
い。
この説明書は、次の4 つの章と付録で構成されています。
目的に合わせてお読みください。
□ 第1章 概要
本機の特長やシステム構成、各部の名称と働きなどについて説明しています。
□ 第2章 準備
本機とホストコンピューターや他のSCSI周辺機器との接続のしかたと本機の機能や
SCSI ID の設定のしかたについて説明しています。設置の際にお読みください。
□ 第3章 使いかた
本機の電源の入れかた、カートリッジの入れかた、取り出しかたについて説明してい
ます。実際にお使いになるときにお読みください。
□ 第4章 取り扱いについて
本機やカートリッジの取り扱い上の注意について説明しています。
また、ヘッドのクリー
ニングについても説明していますので、お使いになる前に必ずお読みください。
□ 付録
本機の主な仕様について、説明しています。
7
第1章 概要
AIT ドライブユニットについて
本機は外付けAIT-2ドライブユニットSDX-S500Cと付属品から構成されています。
特長
本機には次の特長があります。
□ AIT(Advanced Intelligent Tape)フォーマットを使ってデータをAIT-2カートリッ
ジ(データの圧縮なしで 50 G バイト)や AIT-1カートリッジ(データの圧縮なしで
35 G バイト)に大容量記録できます。リードアフターライ
ト機能と第 3レベルのエ
ラー訂正コードの採用により、高いデータ信頼性を実現しています。
□ 本機は、データ圧縮機能を持っているので、
さらに多くのデータを記録できます。
□ 本機は、カートリッジに記録されているデータが圧縮されているのか、
されていな
いのかを自動判別します。他の機器で記録されたデータも、そのまま読み出すこ
とができます。
□ Ultra Wide LVD / SE SCSIに準拠しています。
8
第1 章 概要
使用できるカートリッジ
本機には、AIT-1または AIT-2カートリッジを使用できます。
AIT-2マーク
AIT-1マーク
ご注意
市販の8 mmビデオテープは、外観は似ていますが、仕様がまったく違うので使用で
きません。8 mmビデオテープなどAITカートリッジ以外のカートリッジをセットしないで
ください。故障の原因になります。
システム構成
本機は、通常はインターフェースとして Ultra Wide LVD / SE SCSIを採用している
ホストコンピューターに接続します。
ホストコンピューター
Wide(16ビット)
68ピンケーブル
68ピンケーブル
本機
Wide SCSI周辺機器
ホストコンピューターおよび他のSCSI機器との接続
第1 章 概要
9
各部の名称と働き
前面
1
POWER
6
BUSY
TAPE
STATUS
5 4 3
EJECT
2
1 データカートリッジ挿入口
AITデータカートリッジを入れます。カートリッジの入れかた、出しかたについては
16、17 ページをご覧ください。
2 EJECTボタン
AIT データカートリッジを本機から取り出すときに押します。
3 STATUSインジケーター
挿入されているAITデータカートリッジが書き込み禁止状態になっているときに点
灯します。また、以下のようなときには点滅します。
10
第1 章 概要
クリーニングが必要なとき
長い点灯と短い消灯を繰り返します。
クリーニング中、テープが最後ま
できたとき
等間隔に点滅します。
ドライブが故障しているとき
短い点灯(1回ないし2回)と長い消灯を繰
り返します。
4 TAPEインジケーター
AITデータカートリッジが収納されている間、点灯します。また、以下のようなとき
には点滅します。
カートリッジの出し入れを行って
いるとき
等間隔に点滅します。
カートリッジが劣化してきたとき
長い点灯と短い消灯を繰り返します。
5 BUSYインジケーター
SCSIインターフェースを通してデータのやり取りを行っているときに点灯します。
また、以下のようなときには点滅します。
挿入されているカートリッジのデータが正常に読み取り書き込みが行われている
ときは等間隔に点滅します。
6 POWERインジケーター
電源が投入(オン)されている間、点灯します。
第1 章 概要
11
後面
1
SCSI CONNECTOR
SCSI ID
AC IN
5
6
FG
5 4
3
2
1 POWER スイッチ
電源を入れたり切ったり(オン/オフ)するときに操作します。
2 AC IN コネクター
付属の電源コードを接続します。
3 ファン
4 GND (アース)端子
他の機器のアース端子に接続します。
5 ロータリースイッチ
SCSI IDを設定します。
6 Wide SCSIコネクター
Wide SCSIケーブルを使って、ホストコンピューターのWide SCSIバスコネクター
または他の SCSI 周辺機器に接続します。
12
第1 章 概要
第2章 準備
付属品を確認してから、本機をホストコンピューターやSCSI周辺機器に接続します。
接続が終わったら、ロータリースイッチで SCSI IDを設定します。
付属品を確認する
梱包を開いたら、本体および下記の付属品がそろっているか確認してください。不足
しているものがあったり、何らかの損傷がある場合には、お買い上げ店にご相談くだ
さい。
□ AITドライブユニット本体
□ 電源コード
□ 取扱説明書(本書)
□ ゴム足4個(縦置き用)
□ ターミネーター
□ AIT-2 データカートリッジ
□ クリーニングテープ
第2 章 準備
13
接続のしかた
Wide SCSI バスを通して、1 台のホストコンピューターに15 台までのWide SCSI 周辺
機器を接続できます。
接続には、市販の Ultra Wide SCSIケーブルをお使いください。
尚、本機側は 68ピンハーフピッチのコネクターを使用しています。
ご注意
• Wide SCSIケーブルを接続するときは、コンピューターおよびすべての接続機器の
電源を切ってから行ってください。
• Wide SCSIケーブルのコネクター部は最後までしっかり挿入してください。
• 本機をWide SCSIバスの終端に接続する場合は、使用しない側のWide SCSIコネ
クターに必ず付属のターミネーターを取り付けてください。
• 誤ったターミネーターを使用すると機器が損傷する恐れがあります。
• Ultra Wide SCSI では、ホストコンピューターとSCSI バス上の最後の機器とをつな
ぐSCSIケーブルの全長が12 m未満になるようにしてください。
(SCSI終端となるシ
ングルエンドのSCSIホストアダプターに接続する場合は、1.5 m未満のSCSIケーブ
ルを使用してください。)
SCSI CONNECTOR
SCSI ID
AC IN
5
FG
ターミネーター
AC電源
14
第2 章 準備
SCSI ID の設定
後面のロータリースイッチの上下の(+ − )ボタンを押すと本機の SCSI IDが表示
された値に設定できます。
工場出荷時は、
「 5 」に設定されています。設定したいSCSI IDが表示されるまで繰
り返しボタンを押してください。16進数表記になっているので10から15まではそれぞ
れAからF で表されます。通常7はホストアダプタのIDに設定されていますので、そ
れ以外の値に設定します。
ご注意
• SCSI IDは、他の周辺機器と重複しないように設定してください。
• SCSI parityは enableになっています。また、Term powerは ONになっています。
また、終端抵抗をかならず SCSI バスに接続してお使いください。
• SCSI ID の設定は、リアパネルの POWERスイッチにより電源を切った状態で行っ
てください。
第2 章 準備
15
第3章 使いかた
ここでは、AITドライブユニットの立ち上げかた、カートリッジの取り扱いかたなどにつ
いて説明します。
AIT ドライブユニットを使う
1 背面の POWERスイッチを入れます。
電源が入り、POWERインジケーターが点灯します。セルフチェックが始まり、
STATUSインジケーター、BUSYインジケーターおよび TAPEインジケーターが点
滅します。
2 3つのインジケーターの点滅が終わったら、AITデータカートリッジを下図の向きに
挿入します。
TAPEインジケーターが点滅します。
(書き込み禁止のカートリッジを挿入した場合
は、STATUSインジケーターが点灯します。)
POW
ER
BUSY
TAPE
STAT
US
EJEC
T
3 コンピューター上でソフトウェアを使って、テープ上のデータを読み取ったり、書
き込んだりします。
読み取り、書き込み中は、BUSYインジケーターが点滅します。
16
第3 章 使いかた
カートリッジを取り出すには
EJECTボタンを押します。
AITカートリッジは自動的に排出されます。
POW
ER
BUSY
TAPE
STAT
US
EJEC
T
ご注意
BUSYインジケーターが点滅中は EJECTボタンを押さないでください。BUSYインジ
ケーターが点滅しているときにカートリッジを取り出すと、テープ上に記録されている
データが破壊される恐れがあります。
第3 章 使いかた
17
第4章 取り扱いについて
本機の取り扱い
安全にお使いいただくために
■ 電源
□ AC 100 V でお使いください。
□ 複写機やシュレッダーのような消費電力の大きい機器と同じコンセントから、電源
をとらないでください。
■ 電源コードの取り扱い
□ コードの上に重いものをのせたり落としたりして、傷をつけないようにご注意くだ
さい。傷がついたまま使うと危険です。
□ 電源コードをコンセントから抜くときは、必ずプラグを持って抜いてください。コー
ドを引っ張ると、コードが傷むことがあります。
□ 長時間お使いにならないときは、電源コードをコンセントから抜いておいてくださ
い。
万一の故障を防ぐために
■ 衝撃・振動を与えないでください
落としたりして強い衝撃を与えると、故障することがあります。
■ 設置場所
次のような場所で、使用したり保管しないでください。
□ 湿気の多いところ
□ ほこりの多いところ
□ 温度の高いところ
□ 激しい振動のあるところ
□ 直射日光の当たるところ
□ 温度変化の激しいところ
■ 通風
側面の空気穴をふさがないようにしてください。空気穴をふさぐと本体内部の温度が
上昇し、正常に動作しなくなることがあります。
やむを得ず縦置きにして空気穴が下になる場合は、同梱しているゴム足などを付け
て空気が流れるようにしてください。
18
第4 章 取り扱いについて
■ 急激な温度変化は避けてください
寒いところから暖かいところに移したり、室温を急激に上げたときは、内部に結露が
起こる場合があります。急激な温度変化があった直後は使わずに、1時間以上待って
からお使いください。結露が起きたままカートリッジを入れると、本体やカートリッジが損
傷することがあります。結露が起きている可能性があるときは、すぐにカートリッジを取
り出してください。
なお、カートリッジを入れずに、本機の電源を入れたままにしておくと、結露が早く解
消します。
■ 異常が起きたら
万一、異常や不具合が生じた場合は、電源コードをコンセントから抜き、お買い上げ
店にご相談ください。
その他ご注意いただきたいこと
■ 雑音電波について
本機は高周波の信号を扱うため、ラジオやテレビ、オーディオチューナーなどに雑音
が入ることがあります。この場合は、距離を少し離してご使用ください。
この装置は、情報処理装置等電波障害自主規制協議会(VCCI)の基準に基づ
くクラスB情報技術装置です。
この装置は、家庭環境で使用することを目的として
いますが、この装置がラジオやテレビジョン受信機に近接して使用されると、受信
障害を引き起こすことがあります。
取扱説明書に従って正しい取り扱いをしてください。
■ キャビネットが汚れたら
キャビネットの汚れは、乾いた柔らかい布で拭きとってください。汚れがひどいときは、
うすい中性洗剤溶液を少し含ませた布でふきとり、乾いた布でからぶきしてください。
アルコール・シンナー・殺虫剤など、揮発性の溶剤は、使用しないでください。表面
の仕上げをいためたり、表示が消えたりすることがあります。
第4 章 取り扱いについて
19
カートリッジの取り扱い
取り扱い上のご注意
□ カートリッジに激しい振動を与えたり、落としたりしないでください。
□ カートリッジは、本機に挿入されると自動的にリッドが開く自動装填式です。カート
リッジのリッドを手で開けて、中のテープに触れないでください。
□ カートリッジは工場出荷時に精密に調整されていますので、分解しないでくださ
い。
□ カートリッジのツメは、不用なデータを誤って書き込まないためのものです。書き
込みの必要がないカートリッジは、書き込みができない状態にしておいてくださ
い。
AIT-1
AIT-2
リッド
リッド
ツメを左側に押すと書き込みや消去を行うことが
ツメを下げると書き込みや消去を行うことができ
できる。<
る。m
ツメを右側に押すと書き込みや不慮の消去を防ぐ
ツメを上げると書き込みや不慮の消去を防ぐこと
ことができる。,
ができる。M
カートリッジの誤消去防止用ツメ
□ 温度差の激しい所や湿気の多い所では、結露により書き込み、読み取りができ
なくなることがあります。
□ 書き込み、読み取りの必要がないときは、不必要に本体にカートリッジを出し入れ
しないでください。
□ ご使用後は必ず本体からカートリッジを取り出しておいてください。
保管上のご注意
□ カートリッジはケースに入れて保管してください。
□ ほこりやちりの多い所、直射日光の当たる所、暖房機の近く、湿気の多い所には
保管しないでください。
□ 自動車のダッシュボードやトレーには絶対に置かないでください。
20
第4 章 取り扱いについて
ヘッドクリーニングについて
AITドライブユニットの信頼性を維持するため、付属のクリーニングテープを使って定
期的にヘッドのクリーニングを行ってください。
クリーニングが必要になると、STATUS
インジケーターが点滅します。
(10 ページ)
クリーニングのしかた
1 電源を入れます。
2 STATUSインジケーター、BUSYインジケーターおよび TAPEインジケーターの点
滅が終ったら、専用のクリーニングテープをデータカートリッジ挿入口に挿入しま
す。
自動的にヘッドクリーニングが始まります。
ヘッドクリーニングが終了すると、クリーニングテープは自動的に出てきます。
第4 章 取り扱いについて
21
付録
主な仕様
性能
環境条件
AIT-1 モード
使用時
記憶容量
35 G バイト
(非圧縮、AIT-1テープ使用時)
温度:
5 ℃∼ 40 ℃
湿度:
30 % ∼ 80 %(結露のないこと)
70 G バイト
(2:1 圧縮、AIT-1テープ使用時)
データ転送速度(TAPE)
4 M バイト/秒(非圧縮時)
(最大湿球温度:26℃)
非動作時
温度:
−40 ℃∼ 70 ℃
湿度:
10 % ∼ 90 %
8 M バイト/秒(圧縮時)
バーストデータ転送速度(SCSI)
40 M バイト/秒(最大)
AIT-2 モード
記憶容量
50 G バイト
(非圧縮、AIT-2テープ使用時)
電源・その他
電源
AC 100 V ±10 % 50 / 60 Hz
消費電流
0.5 A
最大外形寸法
189 mm×58 mm×262 mm
100 G バイト
(幅/高さ/奥行き)
(2:1 圧縮、AIT-2テープ使用時)
データ転送速度(TAPE)
6 M バイト/秒(非圧縮時)
12 M バイト/秒(圧縮時)
バーストデータ転送速度(SCSI)
40 M バイト/秒(最大)
(突起部を含まず)
質量
2.3 kg
付属品
電源コード(1)
取扱説明書(1)
ゴム足(4)
ターミネーター(1)
AIT-2 データカートリッジ(1)
-17
ビットエラーレート 10 以下
クリーニングテープ(1)
イニシャライズ時間
5 秒未満
ロード時間
24 秒未満
仕様および外観は、改良のため予告なく変更すること
アンロード時間
30 秒未満
がありますが、ご了承ください。
巻き戻し時間
105 秒未満(230 mテープ使用時)
本製品は SDX-500Cと同等のユニットを内蔵していま
す。SDX-500Cで動作が確認されているアプリケーショ
ンは、本製品でも動作いたします。
22
付録
SDX-S500C/AIT-S100
AITドライブユニット
取扱説明書
「Sony online」は、インターネット上の
ソニーのエレクトロニクスとエンター
テインメントのホームページです。
©2000 Sony Corporation
この説明書は再生紙を使用しています。