No.8(9月6日) - 福岡市教育センター

さわやか青葉
福岡市立青葉中学校 学校だより No.8
平成28年9月6日(火)
『青葉中学校区の夢を紡ぐ』
~校 訓~
「崇きをめざせ」
福岡スタンダード
「あいさつ・掃除,自学,立志」
「2学期を迎えて」
校長
扇
哲久
2学期がスタートして一週間が経ちました。生活リズム(早寝・早起き・朝ごはん)はもどりま
したか。昨日は、台風12号の接近に伴い休校となりました。先日の台風では東北・北海道では甚
大な被害がありましたが、福岡では大きな被害はなくて安心しました。
さて、有意義な夏休みを過ごせましたか。・・・今年はオリンピックイヤー、ブラジルのリオで
熱い戦いが繰り広げられました。男子体操団体金メダル、個人総合の内村選手の金メダル、0.099
の僅差、着地が決まるか決まらないかの戦い。レスリングでも残り3秒からの逆転金メダル、最後
まであきらめないことの大切さを痛感させられました。卓球でのチームワークの大切さ、陸上 400
mリレーでのバトンパス、心をつなぐ思いに感動しました。リオオリンピックから学ぶことを自分
たちの生活に活かしましょう。
2学期は、多くの行事を通して,保護者や地域,小・中学校や高校の先生方をお迎えする機会が
多くあります。青葉中の誇りをもち,色々な面でトップレベルをめざして頑張る姿を見せて欲しい
と思います。そのためには,次の3点に取り組んでください。まずは,「学びの授業,充実した行
事」にすることです。学校における主人公は、生徒の皆さんです。学習の準備をして最後まで責任
を持ち、協力し、トップレベルの授業や行事をめざして頑張りましょう。また、発言やプレゼン,
歌声や演奏,演技,作品も同様です。先生方は,今年の夏休みに、アクティブラーニングという授
業法を研究しています。授業が,一斉授業以外に,能動的な学び合いの活動が増えると思います。
次に「飛び交う挨拶」をすることです。いつでもどこでも誰とでも何回でも,笑顔で気持ちのいい
元気な挨拶がかわせるようにしていきましょう。元気,やる気,感謝の気持ちをトップレベルへ。
そして「美しい環境」を作ることです。整理整頓や掃除を頑張ることはもとより,靴やスリッパ揃
え,きちんとした身なりやきれいな立ち振る舞い,ことばづかい等,美しい表現をしましょう。一
人一人の意識をトップレベルへ押し上げましょう。
福岡市中学校英語スピーチコンテスト
8月26日(金),第6回福岡市中学校英
語スピーチコンテスト(本選)が中央市民セ
ンターで行われました。このコンテストに
は,福岡市立中学校,附属福岡中学校及び福
岡地区私立中学校から,校内選考された89
名(A部門:72名,B部門(英語圏経験者)
:17名)が地区
予選を勝ち上がり,A部門15名,B部門3名が本選に出場し
ました。このコンテストの目的は英語スピーチコンテストへの
取組を通して,中学生の「コミュニケーション能力(英語力)」
と「発信力(伝え合う力)
」の向上にあります。コンテストの審
査項目は,イントネーション,スピード,コンテンツ,ユーモ
ラス等で行われました。本校からは3年生の因幡華歩さんが、
A部門に出場し、素晴らしいスピーチを披露しました。来年も,
本校から英語スピーチコンテスト
の本選に出場できるように,日頃か
ら英語学習に意欲的に取り組んで
行きましょう。また、福岡女子大学
の留学生との英語交流会(2年生)
にも積極的に参加しましょう。
暴力団排除教育
暴力団幹部が逮捕されるなど、身近なところで暴力団に関わる事件が
起きています。福岡県では,安全で平穏な県民生活を確保するとともに,
社会経済活動の発展のため,全国初となる暴力団排除条例(H22)が制
定されました。暴力団排除教育は,その一環として青少年の健全な育成
を図るための事業で,県内の中学・高校等で行われています。
本校では,9月1日(木)体育館で、3年生を対象に「暴力団から身
を守ろう」という演題で、福岡県警警察本部組織犯罪対策課の安増亜緒
衣さんを講師に迎え行いました。講演では,暴力団の現状として,福岡
県は指定暴力団の数が全国1位(福岡県5団体(全国21団体))であるこ
とや暴力団の行う犯罪として,薬物・危険ドラッグ、売春、SNSなど具
体的な犯罪事例をもとに,とても分かりやすく話をしていただきました。
最後に,ポイントとして,①暴力団に誘われる行為はしない。暴力団組員
等が,中学生に近寄ってくる可能性は,深夜徘徊、家出、万引き、喫煙な
ど非行を繰り返す時です。②友達を一人ぼっちにしないことと自分を守る
気持ち(NO!!と言える)を大切にする。③困ったことがあれば誰かに相談
する。と言われました。
「いじめゼロサミット2016」
「いじめゼロサミット2016」が、8月23日(火)南市民センターで開催されまし
た。市内の小中学校から児童生徒,教員,保護者ら約800人が参加し、いじめゼロに向
けた各校の取り組みが発表されました。福岡市の小中学生が自ら企画・運営した「いじめ
サミット」は、2013年(平成25年度)から行われ、いじめゼロ宣言(2013 年),い
じめゼロの日(2014 年),ハイタッチ(2015 年)を決めて,取り組んできました。
いじめをなくす方法について、第1回目に採択された4つのテーマについての課題や取組を通して、
シンポジウムが行われました。シンポジウムでは,推進委員だけでなく,会場の児童生徒も積極的に手
を挙げて意見交換を行っていました。児童生徒11人でつくる企画委員は約2か月間かけて企画会議を
行い,各区代表の17名(附属小中・私立含む)の児童・生徒が集い,いじめゼロ宣言の2つめ「一人
ひとりのSOS気づいてみんなで助けます」を実現するために、次のステージへ進むことが確認されま
した。そして、ゼロにむかって「わたしのいっぽ」を決めることになりました。今後も,青葉中学校で
は,サミットの「4つのいじめゼロ宣言」と本校のいじめゼロ宣言の「その言葉いじめと遊びの境界線」
を飾りにせず,本当のいじめゼ
~4つのいじめゼロ宣言文~
ロをめざし,生徒会を中心に,
○いじめにつながる言動をしません・させません・ゆるしません
全校生徒及び教職員,地域の教
○一人ひとりのSOS気づいてみんなで助けます
育力で取り組みましょう。
○メールでは自分の言葉に責任を持ち人の心を大切にします
○一人ひとりのちがいを認め合い互いに尊重し合います
位置情報ゲーム(ポケモン GO)の使用について
「ポケモン GO」が爆発的に大流行し、全国各地で事件・事故やトラブルが
続発しているのはご存じかと思います。こうした社会現象を危惧して、文科
省や市教委から注意を喚起する通達が学校に届いています。
下記の点について再度親子で確認し、事件・事故やトラブルの未然防止に
努めてください。
1.交通事故の可能性が高まるため、歩きながらや自転車に乗りながら使用しないこと。
2.施設を利用する方や住んでいる方の迷惑になるため、公共施設や私有地に立ち入って
使用しないこと。
3.危険なため、夜間に外出したり、人気のない場所で使用したりしないこと。
4.使用する際は、通信料金やゲーム内の課金に注意すること。
5.使用する際は、時間帯や時間の長さに注意すること。