業務改革と新しいIT活用の流れ 2010年4月26日 フューチャーアーキテクト株式会社 碓井 誠 <配布用> Copyright ©2010 by Future Architect, Inc. Japan Confidential Confidential 1. 環境の変化とイノベーションの課題 2. 新しいIT活用の流れ (1)オープンリアルタイムシステムによる業務改革 (2)ワークフローシステム化による一貫性と省力化の向上 (3)システムサポート、システムリコメンデーションの高度化 (4)Web X.0、ユビキタス環境のビジネスへの組込み Copyright ©2010 by Future Architect, Inc. Japan -1- Confidential 1. 環境の変化とイノベーションの課題 Copyright ©2010 by Future Architect, Inc. Japan -2- 1. 環境の変化とイノベーションの課題 売り手市場から買い手市場への変化 チェーン全店 チェーン全店 売上( 億円) 売上(10億円 億円) Confidential 在庫高 (千円) 千円) 平均日販 (千円) 千円) 2800 10,000 700 平均日販/店 EOS発注開始 発注開始 2400 ★ 650 9000 マルチメデ マルチメディアシステム導入 ィアシステム導入 ★ 2000 荒利率 (%) ★ SC GOT第 第4次 次システム・ システム・ スキャン検品 検品システム スキャン 検品システム導入 システム導入 600 35.0 荒利率 8000 30.0 チェーン全店売上/年 1600 550 1200 500 800 450 400 400 7000 6000 25.0 在庫高/店 ★ 5000 POS導入 POS導入 20.0 4000 売り手社会 システム改革 システム改革 物流改革 78/2 平均在庫高(千円) 8,725 平均荒利率(%) 24.3 平均日販(千円) 396 全店売上額(10億円 39 店舗数 375 EOS開始 米飯2便制 79/2 8,432 24.9 419 72 591 80/2 7,739 25.0 436 109 801 POS導入 EOB発注 牛乳共配 チルド商品共配 81/2 6,891 26.0 463 153 1,040 82/2 6,261 26.4 483 202 1,305 83/2 6,230 26.8 482 256 1,643 84/2 5,943 26.9 486 319 2,001 双方向POS導入 情報分析パソコン導入 食材メーカー発注システム 米飯3便当日納品 85/2 5,594 27.2 502 386 2,299 86/2 5,471 27.4 506 453 2,651 87/2 5,360 27.7 509 521 2,964 88/2 5,240 28.0 524 599 3,304 SC・GOT POSレジ切替 第4次店舗システム 本部情報システム 雑貨共配 入荷検品システム 89/2 5,129 28.3 545 686 3,653 90/2 4,955 28.4 564 780 4,012 91/2 4,939 28.8 629 931 4,328 92/2 5,165 29.0 670 1,081 4,629 94/2 5,196 29.4 672 1,281 5,475 09/2 08/2 07/2 06/2 05/2 04/2 03/2 02/2 01/2 00/2 マルチメディア情報 新本部情報システム導入 新POSレジ導入 第5次店舗システム 焼きたてパン オール雑貨共配 93/2 5,324 29.3 682 1,194 5,058 99/2 98/2 97/2 96/2 95/2 94/2 93/2 92/2 91/2 90/2 89/2 88/2 87/2 86/2 85/2 84/2 83/2 82/2 81/2 80/2 3000 79/2 350 78/2 0 買い手社会 95/2 5,000 29.6 676 1,392 5,905 96/2 4,929 29.9 662 1,477 6,373 Eコマース物流 97/2 5,140 29.9 669 1,609 6,875 98/2 5,397 29.8 676 1,740 7,314 99/2 5,611 30.0 678 1,848 7,732 00/2 5,728 30.3 681 1,963 8,153 01/2 5,799 30.3 675 2,046 8,602 02/2 5,702 30.4 661 2,114 9,060 03/2 04/2 05/2 06/2 07/2 08/2 09/2 5,682 5,693 30.5 30.6 30.7 31.0 30.9 31.0 30.2 656 647 639 627 610 597 63 2,213 2,343 2,440 2,498 2,533 2,574 2,762 9,690 10,303 10,826 11,310 11,735 12,034 12,298 ※セブン-イレブン公開資料より弊社にて作成 Copyright ©2010 by Future Architect, Inc. Japan -3- 1. 環境の変化とイノベーションの課題 GDP及び小売業態の売上推移 Confidential チェーンストア総販売額 チェーンストア総販売額 (日本チェーンストア協会調べ) 百貨店売上高 (日本百貨店協会調べ) コンビニエンスストア売上高 コンビニエンスストア売上高 (日本フランチャイズチェーン協会調べ) (兆円) 30 小売業 年間商品販売額 (商業統計) GDP (expenditure approach) *1993年以前は旧68SNA・1990年 基準計数を使用 日本の 日本の人口 (人口推計) 日本の 日本の人口の 人口の推移( 推移(単位: 単位:億人) 億人) (兆円) 600 25 500 (億人) 1.4 140 1.2 120 1.0 100 20 400 0.8 80 15 300 200 5 100 0.4 20 0 0 0.2 - 19 70 19 72 19 74 19 76 19 78 19 80 19 82 19 84 19 86 19 88 19 90 19 92 19 94 19 96 19 98 20 00 20 02 20 04 20 06 20 08 小売業年間商品販売額 GDP 10 -4- 百貨店売上高 CVS売上高 0.6 60 Copyright ©2010 by Future Architect, Inc. Japan チェーンストア総販売額 0.4 40 1. 環境の変化とイノベーションの課題 商品開発、サービス開発を支えるシステムインフラ 1990 1993 1993 1995 1995 Confidential 2000 2005 オリジナル商 品開発 米飯、調理パン、麺類、惣菜、サラダ、デザート、乳飲料等のオリジナル商品の拡大、売上比35%前後 07/8 セブン・プレミアム 93/11 焼きたてパン 日持重視のPB商品 → 味、鮮度重視のオリジナル商品 01/12 デフレ下の高額おにぎり「こだわりおむすび」120円→180円 93/3 チルド調理パン 94/4 アイスクリームの商品・物流改革 02/4 カプセル玩具、オリジナルフィギュア 94/7 ビール・コーラのグローバルMD 96/6 エリアデポ体制 納期 数ヶ月→10日 03/06 凍頂烏龍茶 98/9 料理専門化による米飯開発支援 99/4 オリジナルカップ麺の開発 120円の乾麺→248円の生麺タイプ 01/9 ファーストフード保存料、 着色料の全廃 87/10 公共料金収納 91 水道、電話に拡大 94 クレジット、通販に拡大 00/7 セブンドリームドットコム Eコマースサイト サービ ス開発 90/2 プリペイドカード取り扱い 00/9 セブンミールサービス 90/5 ファミリーバイク自賠責保険 00/11 マルチメディア端末東京に1200店テスト( 01/10 終了) 91/2 ショップアメリカ・会員制通販(94/10休刊) 01/5 ATMサービス 96/10 カラーコピーサービス 02/9 ギフトの通年対応 96/11 ゲームソフト販売 06 電子マネー、ポイント 99/11 イーエスブックス(Eコマース) 99/11 Eコマース代金収納 02/11 マルチコピーネットサービス 00/4 多機能オンラインコピー機 システムインフラ 90/12 第4次店舗総合システム 91/4 ISDNネットワーク 94/4 メーカー共配システム 94/4 発注システムオープン化 97/10 第5次店舗総合システム(フルオープン化) 06/5 第6次店舗総合システム 04/10 光ファイバーネットワーク 96/11 衛星通信+ISDNネットワーク 94/6 アイスクリーム エリアデポシステム、米飯3便当日配送 02/6 ビールチルド配送 96/11 発注完全バックアップ 95/3 生産管理システム SCM総合システム 05 仕入伝票レスシステム 96/11 衛星通信スタート ゲームプロモーション マルチメディア情報 99/3 取引先情報共有システム 00/7 Eコマースシステム Copyright ©2010 by Future Architect, Inc. Japan -5- 01/5 ATM 銀行システム 1. 環境の変化とイノベーションの課題 業務革新と経営スタイルの確立 売り手社会(74年~) Confidential 買い手社会(91年~) 質質質質 ・・・・ 価値観 • 経済的価値の追求、市場経済 •衣食住の充足・生活改善 • ニーズの多様化と格差、経済の サービス化 •高度消費社会、十人十色 •画一的ニーズの充足と生活向上 •十人一色 大量消費社会 業態確立 コンビニ基本業態の形成 購買代理型小売業への成長 • 365日24時間タイムコンビニエンス • 利便性提供型コンビニ業態 価値共創社会(2008年~) •安心・安全と経済・環境 •文化的充足、循環型社会 •多様な価値の充足と適正化 •適量共創社会、一人十色 生活者起点型小売業 • 地域密着、生活インフラ型サービス • お客の立場でのビジネス • 商品・サービスの開発・提案型小売業 • 製・配・販・生活者の横串循環型サービス • 物販ベースのコンビニ業態確立 (ファストフード、中食の提供) • 生活支援サービス業としての新業態 • 社会的サービスインフラ産業としての業態 開発 • 製・配・販の一体革新と業務連携 • 生活者起点での価値共創 • 生活密着・小型多店舗業態 経営 スタイル (((( 経営 ・・・・ IT・・・・ 技術)))) バリューチェーン経営 • マーチャンダイジング垂直連携 プラットフォーム経営 • 仮説-検証型のオープン経営 • サプライチェーンの改革 • マーチャンダイジングプロセスの統合 (受発注・物流・業務連携システム) (店舗、情報共有、商品開発、 生産管理、調達の一貫システム) • POS情報システム・情報活用 • チームマーチャンダイジング • 業務プロセスの確立とシステム化 • オープンイノベーション、異業種連携 • 小売業の基本システム • IT活用による事業インフラの革新 第1のブレークスルー Copyright ©2010 by Future Architect, Inc. Japan 第2のブレークスルー -6- 価値共創経営 • 産業共創と社会サービスとのチャネル連携 • 共生共創型の生活者連携 (地域連携、環境対応、生活支援) • ソーシャル・ネット、グローバル・ネット連携 • オープン・イノベーションとマルチチャネル、 マルチリソース連携 • 新技術とITの融合活用 これからのブレークスルー 1. 環境の変化とイノベーションの課題 小売業のバリューチェーン(セブン-イレブン) Confidential 全般管理 :本部企業の役割 サプライチェーンの サプライチェーンの効率化と 効率化と支援 業務連携・ 業務連携・ 情報共有 支援活動 メーカーコスト・ベンダーコストの低減 品質管理 メーカー・ベンダー協業 情報収集 情報共有 本部 フランチャイズシステム 全体マネジメントと支援 粗利分配方式 オープンアカウント 情報発信 情報活用の一貫システム アウトソーシングの アウトソーシングの活用・ 活用・パートナーシップの パートナーシップの組立て 組立て 購買代理 購買代理型小売業 代理型小売業としての 型小売業としての支援 としての支援 本部情報システム 本部情報 システム 店舗情報システム 店舗情報システム 取引先総合システム 取引先総合システム 情報システム 情報システム 情報発信 情報共有 会計システム POS情報システム 生産管理・在庫管理 情報共有 発注・物流システム 情報共有 発注システム 店舗会計システム POS情報システム 商品開発、 商品開発、ビジネスモデル開発 ビジネスモデル開発、 開発、情報システム 情報システム開発 システム開発 技術開発 商品共同開発 製法・製造技術開発 物流技術開発 FCシステム開発 新規事業開発 店舗設備開発 ハードウェア・ソフトウェア・ミドルウェア開発 本部 フランチャイズシステム 物流設備・車両の共同購入 原材料・設備・資材(什器、包 装材等)の共同購入 システム機器・設備機器の共同購入 マーケティング 商品取引先選定と推奨 加盟店情報システム・ 販売設備の貸与 原材料メーカー 原材料メーカー 製造メーカー 製造メーカー ・ベンダー 物流センター 物流センター パートナー連携 パートナー連携( 連携(外部資本) 外部資本) 専用工場・ 専用工場・専用物流 原材料調達 原材料調達 FF、デイリー品 物流センター 184工場 153センター 開発・ 開発・製造 Copyright ©2010 by Future Architect, Inc. Japan 物流 商品本部 情報収集・分析と マーケティング 商品開発 商品政策と品揃え 安定供給・品質管 理 情報発信 取引先管理 販売促進 売上高・利益管理 オペレーション本部 オペレーション本部 マーケティングと情 報共有 本部政策の指示と 指導 発注支援 品揃えと売場作り 支援 商品管理と在庫管 理 数値管理(売上高・ 利益・経費) 教育支援、人材育 成 店舗管理とルール 管理 マーチャンダイジング 主活動 -7- 加盟店支援 販売サービス 販売サービス( サービス(加盟店) 加盟店) 情報共有・マーケ ティング 品揃え 発注 売場・商品管理 レジでの接客/ サービス業務 顧客管理 会計管理 店舗運営管理 経営管理 フランチャイズ契約 フランチャイズ契約 全体の95% 販売 サービス マージン 取引先の 取引先の管理・ 管理・支援 購買・ 購買・調達活動 1. 環境の変化とイノベーションの課題 生活支援サービスを支える経営プラットフォーム(セブン-イレブン) マーチャンダイ ジングプ ロセス 原材料 開発 商品販売 製造 物流 ファーストフード 27.5% 28.5% 加工食品 SCM連携食品工場 物流センター 店舗、ネット、 予約商品 カタログ、御用聞き オリジナル商品(売上の55%)メーカーとの共同開発 (銀行、郵貯、クレジッ ト、消費者金融) サービス (公共料金・通信・通販 等の収納代行) DPE ギフト (ギフト商品の 受付/配達) サービ ス 経営 パートナー スタイル 連携 プ ラットフォーム機能 プリペイドカード 電子クーポン 郵便 (電子クーポン発行 /決済) (ポスト設置、切手・ はがきの販売) クレジット(ICカード) デビットカード はがき印刷 (クレジットカードでの 決済) (キャッシュカードでの 決済) (暑中見舞い・年 賀状印刷受付) 可能性有り ・12034店、 24時間365日営業 ・965人/日・店 1161万人/日 ・来店頻度 3回程度/週 (2008年2月期) 代行サービス 代行サービス チケット販売 クリーニング (プリント・焼き増し、デジカ メプリントサービスの追加) (QUOカード等での決 済、カード販売) 実施中 ギフト 予約商品 配食サービス 12.1% 日配品(パン・牛乳・デザート) 雑貨・その他(雑誌・タバコ・日用品等) 31.9% 決済サービス 決済サービス ATM 収納代行 Confidential ポイントサービス FSP 無線LAN接続サービス (無線LAN環境の提供) (チケット、クーポ ン、航空券) (クリーニングの 受付) インターネット商品決済&受渡し (ネット購入商品の決済 &商品受け渡し) 買い物代行 宅配便 (買い物代行し、 自宅への配達) 電子マネー/携帯電話決済/ICカード プリントサービス(コピー) FAX 行政サービス 保険販売 (電子マネー[nanaco]、決済・チャージ、携帯での 決済) (携帯・PC資料の印刷サービス、 コピー(カラー・白黒)) (FAX送受信 サービス) (住民票、印鑑証 明等の発行) (ファミリーバイク 自賠責) グループ企業 グループ企業の 企業のメーカー・ メーカー・問屋連携 グループ企業 チームMDパートナー ベンダー 原材料・製品メーカー 共同配送センター 金融サービス 金融サービス・ サービス・カード・ カード・会員連携 セブン銀行 IYカード 電子決済 ポイント連携 会員サービス ネット連携 ネット連携 7ドリームドットコム 7 ミールサービス 7&Y(インターネット書籍) サイト連携 購買代理型小売業、 業務プロセス、マネジメントスタイル(単品管理、仮説ー検証)、 情報共有(人間系+システム系) 物流システム(商品物流、宅配便、Eコマース物流)、 情報システム(DCMとSCMの連動) システム基盤 店舗 ネットワーク 光ブロードバンド 店舗システム (SC,GOT) 無線LAN接続 マルチメディア インターネット接続 Copyright ©2010 by Future Architect, Inc. Japan POS レジ チケット プリンター チケット・バウチャー 等発行機能 電子マネー クレジット プリペイドカード 磁気カード ICカード ポイントカード デジタル複合機 ATM プロモーション画面 (大型ディスプレイ) 磁気カード FAX スキャナー機能 デジタル プリント機能 インターネット技術 ICカード ネットサービス 高速カラーコピー 光ブロードバンド+ISDNバックアップ -8- 1. 環境の変化とイノベーションの課題 社会変革 のテーマ マクロ的 課題 と 価値共創 社会 (次世代 イメージ) 世の中の変化と価値共創型社会への転換 グローバル新ルール ・価値の多様化、多極化と格差 への対応 生活者起点への転換 ・環境、資源・エネルギー、 食料の限界 ・社会的生産性の向上 ・少子高齢化対応 マクロ的課題 • 産業構造の革新とグローバル対応 • 産業のサービス化とモジュール化への対応 • 少子高齢化と労働力人口の構成 • 社会保障とヘルスケア • 格差社会、地域格差、生活弱者支援 • 生産性向上とイノベーション • 環境問題、循環型社会 価値共創社会 イノベーション の 背景と 背景と方向性 • 生活インフラの革新と生活者起点の小売・流通、生活支援 サービス 製配販民のプロセス革新 イノベー ション の課題 Confidential 持続的発展社会 • 新しい枠組・分野連携・異業種連携・新サービス 創出・国際共創 • 大量消費型社会→適量生産・適量消費社会、 環境対応・循環型社会 • 需要・供給社会→価値充足の共創と適正化 • 産業・行政・社会のリソース再配分 • 参加交流型共生社会、生活者起点サービス、 社会的生産性の向上 • ビジネスプロセスと顧客チャネルの革新 • 社会保障とトータルヘルスケアサービス • 環境・資源・エネルギー問題への取組みと、循環型社会への実現 • 製造業の競争力と共創力の向上、ビジネスモデルの革新 製造業とサービス産業の新たな連携 • 製造業とサービス産業の連携によるグローバル展開と国際共創 • 産業・行政・社会の枠組の革新、地域コミュニティ 参加交流型ネットワーク社会、電子行政 • 企業、社会の生産性向上、技術革新とIT経営の革新 • 少子高齢化対策、労働力人口の創出と生産性の向上 • 市場経済と金融サービスの適正化 • サービスプラットフォーム、DBの形成研究、 教育、人材育成、 イノベーション推進体制 コンビニエンスストア 売上高7.9兆円、4万2000店、従業員130万人 サービス 産業の 革新 <経営プラットフォーム> 決済サービス 商品販売・店頭サービス ネットサービス <社会インフラ機能の充実へ> 環境への取組み 安全・安心への取組み 地域経済の活性化 消費者への利便性向上 Copyright ©2010 by Future Architect, Inc. Japan -9- <今後の可能性> 少子高齢化・生活弱者の支援 + 介護、行政・公共サービスの拠点 環境対策・省エネ対応の窓口・拠点 Confidential 2. 新しいIT活用の流れ (1)オープンリアルタイムシステムによる業務改革 (2)ワークフローシステム化による一貫性と省力化の向上 (3)システムサポート、システムリコメンデーションの高度化 (4)Web X.0、ユビキタス環境のビジネスへの組込み Copyright ©2010 by Future Architect, Inc. Japan - 10 - 2. 新しいIT活用の流れ Confidential (1) オープンリアルタイムシステムによる業務改革 •結果管理型マネジメント → プロセス支援型マネジメント、タイムリーな情報共有と活用 •企業独自システム → 標準化・オープン連携・生産性向上、企業・顧客連携 •中央集権・プッシュ型システム → 現場活性化、顧客サービスレベルの向上、双方向プロセス (2) ワークフローシステム化による一貫性と省力化の向上 •業務の省力化と情報化の同時実現 •業務進捗管理、業務品質管理のシステム化 プロセスのマネジメントと支援を組込む •業務のワークフロー化による標準化、効率化、自動化と、業務処理データの品質向上と情報DB の自動作成 (3) システムサポート、システムリコメンデーションの高度化 •システムによる経営診断や、業務品質・品揃え診断等のサポート機能、アラート機能の高度化 •自動発注、リコメンド発注等、業務精度の向上と省力化の支援 •情報活用、業務システム、ディシジョンメーキング、コミュニケーションの連動 (4) Web X.0、ユビキタス環境のビジネスへの組込み •インターネット、携帯電話による顧客接点の拡充とチャネル形成 •インターネットによる外部連携やマルチメディア活用による、企業情報システムのオープン化 と情報活用、操作性の向上 •オープンソース、Webサービス、パッケージ等の活用、外部サービスとの連動、チープ革命 Copyright ©2010 by Future Architect, Inc. Japan - 11 - 2. (1) オープンリアルタイムシステムによる業務改革 事業コンセプトの徹底を生む情報共有プロセス Confidential 仮説- 仮説-検証型情報共有と 検証型情報共有と業務サイクル 業務サイクルの サイクルの組立て 組立て 業務プロセス 業務プロセスと プロセスと情報の 情報のターンアラウンド化 ターンアラウンド化 オープン・ オープン・リアルタイムな リアルタイムなプロセスの プロセスの見える化 える化 人間系と 人間系とシステム系 システム系の連動 小売本部 マーケット 店舗・ 店舗・営業部 環境変化 Eコマース ホームページ 市場情報 消費者ニーズ 商品情報 販促情報 販売ノウハウ 催事・天候情報 取引先情報 商品情報・販促情報 事業コンセプト 事業コンセプト 物 流 問 屋 顧客ニーズ 製品メーカー 発注・販売・在庫情報 原材料メーカー 取引先情報システム 市場情報 売上・客層情報 発注・販売・在庫 情報 <店舗> 品揃え 商品情報 販促・催事カレンダー SV訪問 と システム 発注・仕入れ 陳列・売場作り 商品管理 業務カレンダー 接客・販売 経営管理 ケーススタディ <営業部> 顧客ニーズ・市場情報 発注・品揃え 支援 発注・販売・在庫 廃棄・売切れ・陳列 SV会議 と システム 販促・売場作り 支援 採用・教育支援 仕入・欠品・会計データ 経営管理支援 POS情報システム・グループウェア POS情報システム Copyright ©2010 by Future Architect, Inc. Japan 市場情報・方針 - 12 - SV支援システム 取引先業務システム 仮説- 仮説-検証・ 検証・情報共有 情報提供システム・マルチメディア情報共有 店舗総合システム 市場情報 ネット情報 情報発信システム マーケットトレンド 情報収集システム 消費者ニーズ 仮説情報 ・ SV 会議 ・ Mgr 会議 ・ 課題別分科会 ・ 検証データ Webシステム 顧客 2. (1) オープンリアルタイムシステムによる業務改革 取引先情報共有システムの全体イメージ Confidential 総合情報共有システム 総合情報共有システム 店舗 小売本部 本部情報共有システム 店舗POS情報 システム 発注データ 仕入検品データ 販売データ 品揃えデータ 在庫データ POS情報分析 営業・商品情報発信 売上管理 経営管理 業務品質評価 顧客管理 物流管理 取引先管理 本部情報共有 システム 取引先情報共有システム 店舗発注データ、店舗販売データ 店舗商品導入率、センター在庫 仕入検品データ、請求支払データ 各種マスタ、商品・営業情報 経営情報システム •日別、週別の直近(昨日)データ •地区別、センター別等のセグメント •メーカー・ベンダー・センター毎の 取扱商品 店舗ニーズ 営業部情報システム 物流部情報システム 商品部情報システム 取引先情報システム 顧客ニーズ •商品調達力 商品調達力・ 商品調達力・商品開 メーカー本社・工場 ベンダー(問屋) 配送センター 発力の 発力の強化 •流通在庫 流通在庫の 流通在庫の把握によ 把握によ •受注 受注、 受注、配送、 配送、納品、 納品、メーカー発注 メーカー発注 •商流 商流、 商流、物流管理、 物流管理、品揃え 品揃え提案 •生産 生産、 生産、在庫、 在庫、物流の 物流の計画管理 る欠品、 欠品、返品の 返品の削減 •在庫管理 在庫管理、 在庫管理、欠品、 欠品、返品の 返品の削減 •在庫管理 在庫管理、 在庫管理、欠品、 欠品、返品の 返品の削減 •商品開発 商品開発、 商品開発、マーケティングでの マーケティングでの情報活用 での情報活用 •商品改廃 商品改廃、 商品改廃、生産、 生産、在庫、 在庫、 •温度管理 温度管理、 温度管理、品質管理 •売掛管理 売掛管理 •リードタイム リードタイム短縮 リードタイム短縮、 短縮、生産効率向上 物流、 物流、販売の 販売の計画管理 センター運営と経費管理 ファーストフードは原材料開発 と調達システムの提供 Copyright ©2010 by Future Architect, Inc. Japan オリジナル商品の共同開発 - 13 - コラボレーション 2. (2) ワークフローシステム化による一貫性と省力化の向上 Confidential 店舗会計業務の自動化と取引先連携 ※数値は1万店換算 <本部総合システム> 廃棄・返品・値下 在庫変更・棚卸 コマース E 月次会計 110億円 /年 110万円 /年・店 110億円/ 110万円/ Copyright ©2010 by Future Architect, Inc. Japan POS情報・プロセス情報 情報発信・仮説情報 リコメンド発注 仕入総括表 売上日報 サービス日報 在庫変更報告書 棚卸集計表 経営管理情報 品揃え評価情報 情報参照、システム活用 店舗運営モニタリング 発注・納品情報 店舗業務のモニタリング 単 品在庫のリアルタイム化 情報の自動収集 販売・サービス 仕 入伝票廃止 ・ コスト削減 仕入検品 会計 ( 仕 入、売上、在庫変更) の自動化とモニタリング 活用品質 経営診断、品揃え診断 管理品質 販売・客層情報 廃棄情報 売れ筋情報、死に筋情報 取引先 ・・ 物流 ・・ 金融サービス 発注支援 <店舗総合システム> 本部Mgtシステム 発注 ・ 物流システム 情報システム 会計システム 発注 販売プロセス支援 バーコードスキャン入力 ・ 省力化 システム ・・ 業務プロセスのワークフローシステム化 ・・ ポイントシステム ・・ 品揃え・販促 営業Mgtシステム データと行為の見える化 店舗 ・ 営業 ・ 本部の情報共有 システムによるサポートとリコメンド 経営・業務改善 情報共有 コンサル 見える化 情報活 用 容 易化 顧客 ・ 客 層情報 A T M 店舗Mgtシステム 顧客・マーケティングシステム リアルタイム、単品在庫 40億円/ 億円/年 P/L , B/S , 買掛決済 , 荒利分配処理 , 従業員給与 etc 業務品質 - 14 - データ品質 120億円/ 億円/年 2. (2) ワークフローシステム化による一貫性と省力化の向上 流通BMSの全体像(基本形) 出典:「流通システム標準普及推進協議会 Confidential 活動報告」,2009年11月11日 基本( 基本(9メッセージ)、 メッセージ)、 オプション( オプション(17メッセージ 17メッセージ) メッセージ)で構成 小 売 卸・メーカー 商品マスタ登録 値札作成依頼 商品マスタ 商品マスタ ※ 値札メッセージ 値札 メッセージ 商品マスタ登録 ※継続検討中 値札作成 発注予定メッセージ 発注予定メッセージ 納品提案メッセージ 納品提案メッセージ 発注メッセージ 発注メッセージ 発注 受注 集計表作成データ 集計表作成データ( データ(発注用) 発注用) 出荷メッセージ 出荷メッセージ 集計表作成データ 集計表作成データ( データ(出荷用) 出荷用) 集計表作成データ 集計表作成データ (出荷梱包紐付有) 出荷梱包紐付有) 卸・メーカーから 検品 出荷 小売へ 出荷梱包メッセージ 出荷梱包メッセージ( 紐付有・無) メッセージ(紐付有・ 受領メッセージ 受領メッセージ 集計表作成データ 集計表作成データ( データ(受領用) 受領用) 受領訂正メッセージ 受領訂正メッセージ 販売情報共有 卸・メーカーへ 返品 POS情報 POS情報 返品メッセージ 返品メッセージ 販売情報共有 小売から 返品受領 売掛 買掛 消込 請求メッセージ 請求メッセージ 請求 支払 支払メッセージ 支払メッセージ 消込 他に、出荷荷姿・返品受領・商品提案・預り在庫型センター・生鮮関連の各メッセージがある。 Copyright ©2010 by Future Architect, Inc. Japan - 15 - 2. (2) ワークフローシステム化による一貫性と省力化の向上 死に筋排除と絞り込みの効果 Confidential 「死に筋排除、売れ筋商品の拡大」の施策の実績は、以下のとおり。 施策 アイテム数削減 2割の死に筋を排除 アイテム数削減 アイテム数 死に筋商品のカット 20000 18000 17628 17932 アイテム数 17588 不稼動日数 A商品 47 B商品 4 C商品 89 15454 16000 14056 14000 14639 アイテム減少 12000 ランク B A C 10000 3月 4月 5月 6月 7月 8月 改善効果 人件費率人件費率 7%→6.3% 売上 既存店前年比より6%以上UP 住吉店売上数値推移 在庫日数在庫日数比較 33日→26日 8.0% 110% 108% 107% 107% 106% 104% 106% 105% 104% 103% 103% 102% 108% 102% 98% 96% A 売上上昇 93% 92% 住吉店 既存店 90% 3月 4月 5月 6月 7.3% 40.0 7.0% 6.9% 101% 6.5% 94% 7.4% 7.0% 100% 100% 7.5% 50.0 人件費率 7月 8月 6.0% 43.6 36.7 30.0 44.9 41.0 39.5 33.3 36.4 39.7 29.6 26.5 24.9 6.3% 人件費率 改善 6.3% 20.0 在庫日数 改善顕著 10.0 住吉店 A 既存店 5.5% 3月 4月 5月 6月 7月 8月 0.0 3月 4月 5月 6月 7月 ※8月末の実績をグラフ化 営業利益率上昇 Copyright ©2010 by Future Architect, Inc. Japan 37.2 - 16 - 8月 2. (3)システムサポート、システムリコメンデーションの高度化 システムサポート システムリコメンデーションの高度化 Confidential 首都圏中心の 店(2009年 年3月 月20日時点 日時点) 首都圏中心の東京寄りを 東京寄りを中心 りを中心に 中心に55店 日時点)出店する 出店するディスカウントスーパー するディスカウントスーパー <特徴> ① Everyday Low Price、生鮮4品の充実と高品質商品、アイテム・メーカーの絞込み ②特売廃止と自動発注⇒販管費の低減14.7%(Walmart、カルフール 15%前後)、計画仕入 ③売上高 1,923億円 昨年比14.4%増、経常利益 98億円 昨年比24.2%増 (2009年3月期) ④荒利益 19.7%(食品スーパー 23~30%) ⑤オネストカードでの納得感の共有 オネスト( オネスト(正直) 正直)カード スペース効率2倍以上 需要予測型自動発注システム 生鮮食品も自動発注 過去13週の販売データから、行事・天候・陳列場所等を考慮して発注予測 只今販売しております 只今販売しておりますグレープフルーツ しておりますグレープフルーツは グレープフルーツは カリフォルニア産 カリフォルニア産です。 です。フロリダ産 フロリダ産に比べると、 べると、 やや甘 やや甘みがおちますことをご了承下 みがおちますことをご了承下さい 了承下さい。 さい。 発注精度の向上、鮮度アップ 時間帯別販売予測で惣菜を提供 オネスト( オネスト(正直) 正直)カード このレタス このレタスは 雨続きで、 通常販売している商品 レタスは雨続きで きで、通常販売している している商品より 商品より 品質が 品質が悪くなっています。 くなっています。お急ぎでなければ、 ぎでなければ、 暫くお待 くお待ち下さい。 さい。 大手食品スーパー %低くても高収益 大手食品スーパーより スーパーより粗利益 より粗利益が 粗利益が6.6% くても高収益 粗利益率(%) 販売管理費率(%) (うち人件費率) 大手食品 スーパー 26.3 26.3 11.8 (うち家賃率) (うち販売促進費率) 4.0 1.9 経常利益率(%) 経常利益率(%) 1㎡当たり年間売上高(千円) 2.5 871 1人当たり売上高(千円) 在庫回転(回) 26,855 30.1 売上高 売上:億円 経常利益 経常利益:億円 2500 120 2000 100 OKストア OKストア 80 19.7 価格競争力が強い 1500 14.7 グローバル水準以上 8.9 自動発注の成果 60 1.4 自社物件多数。総資産利益率も10.5%と高水準 0.2 チラシが少ない 1000 5.1 圧倒的な 圧倒的な高収益 1,994 坪効率は倍以上。大手コンビニレベル。 40 500 20 35,183 人的生産性は1.3倍! 0 61.2 在庫回転数も非常に高い (2008年度決算数値より) Copyright ©2010 by Future Architect, Inc. Japan - 17 - 0 03/3 04/3 05/3 06/3 07/3 08/3 09/3 2. (3)システムサポート、システムリコメンデーションの高度化 生活者起点の情報活用「オギノ」 Confidential 顧客サービス 店舗・従業員のサービス • 自分宛のニーズにあった提案商品購入でポイントを取得。 フリークエント・ショッパーズ・プログラム • 210円で、1ポイント=2円 • ダイレクトレシートやDMでタイムリーに提供 • ガソリンスタンド、携帯ショップ等120社189店舗でポイント 連携サービスを実施。 • 会員属性(氏名、住所、生年月日、性別、家族構成)のDB 化のため、42万人のカードを入れ替え(2006年4ヶ月) • 20の顧客クラスターの組合せで構成される「店舗プロ フィール」に応じた品揃えと売り場作り • DM、ダイレクトレシートによるFSP、優良顧客へのサービ ス向上 • 自動発注による省力化と接客・売り場作りへの注力 基本的な考え方 • 特売競争、価格競争から顧客の望む、商品提案、サービス提供へ • 山梨県中心に食品、衣料の36店舗を展開、地域シェア25%、ドミナント化 • 地域密着、顧客密着、87万人の山梨県民のうち42万人がカードホルダー • 売上の95%はカード利用購入、顧客視点のFSPと個店対応、システム活用 取引先との連携 情報システム • 商品メーカーと企画したDM、ダイレクトレシートによるFSP の実施。メーカー新商品のテストマーケティングも含め年 間300企画、メーカーとのFSP研究会、菱食とも連携 • 卸大手、菱食とのシステム連携 (FSPシステム、自動発注システム) • ポイントはグリーンスタンプと提携して120社、189店舗で 共用 • 顧客クラスターに基づくFSPが効奏。会員属性や購買履 歴のDB化と、顧客の好みを20種類に顧客クラスター化 (従来型は立地客層分析や顧客属性でグループ化) • 個人別の割増しポイントをレジレシートにリアルタイム印字。 メーカーとも協賛したDM、クーポンも配布 • 自動発注システムの導入と、菱食との物流センターの共 同運営。システム構築でも菱食との連携、協力で効果 Copyright ©2010 by Future Architect, Inc. Japan - 18 - 2. (4) Web X.0、ユビキタス環境のビジネスへの組込み セブンイレブンのプラットフォーム経営 Confidential 既存プラットフォーム 既存プラットフォーム機能 プラットフォーム機能 No.1( ◆ 小売 No.1 食品小売業 シェア ◆小売No.1 小売No.1 No.1( 食品小売業シェア シェア3% の商品販売力 商品販売力 小売 No.1((食品小売業シェア 食品小売業シェア3% シェア ))の (1998年 年) ◆ 流通 プラットフォーム 原材料 製品 物流 販売 サービス ◆流通プラットフォーム 流通プラットフォーム プラットフォーム( 原材料→ →製品→ 製品→ →物流→ 物流→ →販売→ 販売→ →サービス) サービス) の確立 確立 流通プラットフォーム( プラットフォーム((原材料→ 原材料→ 製品→ 物流→ 販売→ サービス))の ◆ 7 , 3 00店強 店強の の 多店舗展開、 、 24時間 時間365 365日 日 の 営業基盤 00 店強 多店舗展開 24 時間 365 ◆ 7,300店強 00店強の 多店舗展開、24時間 24時間365 店強の多店舗展開、 時間365日 365日の営業基盤 ◆ 986人 人 / 日 ・ 店 → 1,066万人 万人/ / 日 ・ 全店の 986 1,066 万人 全店 集客力 平均来店頻度 /2 ◆ 986人 の集客力、 集客力、 平均来店頻度は は11回 回/2日 /2日 日 986人/日・店→1,066万人 1,066万人/ 万人/日・全店の 全店の 集客力、、平均来店頻度は 平均来店頻度は /2日 ◆ オンラインネットワーク基盤 基盤、 、 物流ネットワーク ネットワーク基盤 基盤 オンラインネットワーク 基盤 物流 ネットワーク ◆ オンラインネットワーク基盤 オンラインネットワーク基盤、 基盤、物流ネットワーク 物流ネットワーク基盤 ネットワーク基盤 新しいプラットフォーム 年以降) しいプラットフォーム機能 プラットフォーム機能(2000年以降 機能 年以降 マルチコピー機 マルチコピー機 (店舗) 店舗) 決済・ 決済・金融・ 金融・カード ◆ 公共料金収納 ◆公共料金収納サービス 公共料金収納サービス サービス 公共料金収納サービス ◆ インターネット代金収納 代金収納サーヒ インターネット 代金収納 サーヒ ◆ インターネット代金収納 サービ インターネット代金収納サーヒ 代金収納サービ サービズス ◆ ATM ◆ATMサービス ATMサービス サービス ATMサービス ◆ イベント レジャーチケット ◆イベント・ イベント・ レジャーチケット発券 発券 イベント・・レジャーチケット発券 レジャーチケット発券 ◆ ネット・ ・ 住宅地図プリント プリント ネット 住宅地図 ◆ ネット・ ネット・住宅地図プリント 住宅地図プリント ◆ 資格・ ・ 検定受験受付 資格 ◆ 資格・ 資格・検定受験受付 ◆ 航空券決済 ◆ 航空券決済 データベース ネットワーク ((セブンバンク銀行 銀行) ) セブンバンク セブンバンク銀行 銀行) セブンバンク銀行 銀行) ◆ クレジット など ◆クレジットなど クレジットなど などカードサービス カードサービス クレジットなどカードサービス などカードサービス ((アイワイ・ ・カード・ ・サービス) ) アイワイ アイワイ・ カード・ ・サービス) アイワイ・カード カードサービス サービス) SCM POS 公共・ 公共・行政・ 行政・地域サービス 地域サービス ◆ 公共情報 ◆公共情報サービス 公共情報サービス サービス 公共情報サービス ◆ 申請手続サービス サービス 申請手続 ◆ 申請手続サービス 申請手続サービス ◆ 地域情報サービス 地域情報 ◆ 地域情報サービス サービス 地域情報サービス ◆ 配食・ ・ 介護周辺サービス 配食 介護周辺 ◆ 配食・ サービス 配食・介護周辺サービス 介護周辺サービス ((セブン・ セブン ・ ミールサービス) ミールサービス セブン・ セブン・ミールサービス) ミールサービス)) インターネットサイト ◆ インターネットショップ セブンドリーム ドットコム ◆インターネットショップ( インターネットショップ( セブンドリーム・ ドットコム) インターネットショップ((セブンドリーム・ セブンドリーム・・ドットコム) ドットコム)) ◆ 他社 サイト との 連携 セブンアンドワイ JTB ◆他社サイト 他社サイト サイトとの との連携 連携( セブンアンドワイ、 JTB等 等)) 他社サイトとの サイトとの連携 との連携( 連携((セブンアンドワイ、 セブンアンドワイ、、JTB等 JTB等 ◆ インターネット マルチコピー 携帯電話等 との ◆インターネット・ インターネット・ マルチコピー機 機・・携帯電話等との 携帯電話等との との連携 連携 インターネット・・マルチコピー機 マルチコピー機 携帯電話等との連携 との連携 Copyright ©2010 by Future Architect, Inc. Japan - 19 - 2. (4) Web X.0、ユビキタス環境のビジネスへの組込み 分野横断型のシステムで利便性を提供するコンビニ料金収納サービス Confidential 企業・ 企業・自治体 顧客 バーコード付払込票 の顧客への送付 <取扱い対象> <顧客プロフィール(チェーン差あり)> ・公金(国民健康保険、国民年金、自動車税 等) ・1店1日 45~65件、40~60万円 が30%強、電話30%、電気・ガス・水道15% ・全体客層、男70%、女30%に対し、 ・公金と電話、クレジットが増加、320社取扱い 料金収納は男55%、女45%の利用 ・男女共に30代、40代が多く、昼間の利用 サービス復旧(電話10分以内) サービス停止の解除 CVSコンピュータセンター リアルタイム処理 収納データ管理 CVS店舗 電話・電気リアル送信 レジ入金処理 (バーコード読取) 収納データ日時送信 銀行入金 (毎日) 店舗会計自動計上 銀行 CVS本部 収納データと照合 手数料支払 ・取扱320社 ・電気・ガス・電話等の20%が窓口払込 み を利用(80%は自動口座引落し)、 内60%がコンビニ扱い 収納料金支払 会計計上確認 手数料請求 手数料分配処理 ・2006年度推定 収納件数8億6000万件、収納金額7兆円強 ・商品販売金額に匹敵する収納、営業利益の1割前後の収益源 ・直近4年で倍増の勢い Copyright ©2010 by Future Architect, Inc. Japan - 20 - 碓井 誠 e-mail: [email protected] Confidential フューチャーアーキテクト株式会社 シニアフェロー 芝浦工業大学大学院 工学マネジメント研究科(MOT) 教授 京都大学 経営管理大学院(MBA) 特別教授 [著書のご 著書のご案内 のご案内] 案内] ■図解『セブン-イレブン流 サービスイノベーションの条件』 ~ 生活者起点のIT経営で社会と産業の新時代を切り拓く ~ 日経BP社 http://www.amazon.co.jp/dp/4822216756 第1章 セブン-イレブンのブレークスルーとサービス・イノベーション 時代はどう変化しているのか 第2章 セブン-イレブンに見るサービス・イノベーションとIT革新 業務とシステムの同時革新が生む共生・共創社会 第3章 産業共創を生むサービス・イノベーションの広がり 全産業に広がる生活者起点の次世代サービス 第4章 サービス・イノベーションの推進と展望 見え始めたサービスのフレームワーク ■『サービス工学入門』 (共著) 東京大学出版会 ■『実践CRM -進化する顧客関係性マネジメント』(共著) 生産性出版 [日経情報ストラテジー 日経情報ストラテジー] ストラテジー] 2004年~ 65回 サービス・イノベーション関連:「サービス・イノベーション」に注目せよ!他3シリーズ 2008年1月号~2009年12月号 ビジネス及びシステム関連: 「企業のITが危ない」「業務プロセス・デザイン力」「新IT経営」等 7シリーズ Copyright ©2010 by Future Architect, Inc. Japan - 21 -
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