ポケモンPt クロナの 散歩 毎日が後悔の日々 注意事項 このPDFファイルは﹁ハーメルン﹂で掲載中の作品を自動的にPDF化したもので す。 する話。 小説の作者、 ﹁ハーメルン﹂の運営者に無断でPDFファイル及び作品を引用の範囲を 超える形で転載・改変・再配布・販売することを禁じます。 あらすじ オリキャラがシロナさんと一緒に、ちょっと遠くまで散歩 基本ゲームになぞり、バトルはアニメを目指し、細かな設定 は小説を少し含んでい 作者は阿呆なのでおかしな文章が偶に含まれます。ご注意ください。 続けようかなと思うけど、初投稿だし更新速度がサンゴ並に遅くなると思う。 ? ? ます。 06話 │││││││││││ 07話 │││││││││││ 08話 │││││││││││ 09話 │││││││││││ 10話 │││││││││││ 10,5話 │││││││││ 13話 │││││││││││ 12話 │││││││││││ 11話 │││││││││││ 14話 │││││││││││ 90 77 176 169 155 145 128 119 108 99 目 次 プロフィール クロナのヒミツ │││││││ 本編 00話 │││││││││││ 01話 │││││││││││ 02話 │││││││││││ 2.5話 ││││││││││ 03話 │││││││││││ 04話 │││││││││││ 05話 │││││││││││ 16 │││││││││││││││ シロナさんとオリジナルキャラの詳細 1 23 7 30 39 46 57 66 プロフィール 名前:クロナ シンオウ図鑑№ ??? ぜんこく図鑑№ 分類: タイプ: ??? ??? ??? ??? クロナくんにポケモン図鑑を通して見た時 クロナのヒミツ クロナのヒミツ 1 2 ︶ たかさ:頭のてっぺんがシロナさんの胸の半ば以内なのは確実です。正確なたかさは 読者にお任せします。︵考えるのがめんどくさいわけじゃないのよ 情報が入力されていません。情報を入力してからもう一度お開きください。 ポケモン図鑑の説明文 性別:♂ タマゴグループ:ひとがた 特性:プレッシャー 力とかそんなのは出ていません。日常で出せる力です。︶ おもさ:シロナさんが軽く抱っこできました。︵無意識ではありますが、火事場の馬鹿 ? クロナのヒミツ 3 はい。以上が今現在のクロナくんです。 とか言えませんからね ⋮⋮なんで、タイプやタマゴグループ、特性が出ているのに№と分類、説明文、それ にたかさとおもさがあやふやなのかって ? これはこうだ ? えぇ、私が思うにですよ ! 確かに今まで登場したシロナさんは色々アブない人になっていますが、皆さん思い出し いやいや、そんなこと分かるわけないじゃん。と思われるかもしれませんが⋮まぁ、 の反応をみて判断したと思っています。 せん。それとプレッシャーに関しては最初に出会った時の感覚と自分のポケモンたち だから今現在のクロナくんの情報はすべてシロナさんが見たことしか書かれていま なぁと妄想しています。 次から次へと新しいポケモンが出たと思ったら全く出ない増えない時もそんななのか そう考えれば、オーキド博士が151匹しか載せられないポケモン図鑑を渡したのも んやらに認めてもらって初めて図鑑に載ると思っているんよ。 ポケモンを生物学、考古学いろんな分野の角度からみて研究して、それから学会やらな ポケモン図鑑はオーキド博士やウツギ博士、オダマキ博士、ナナカマド博士を筆頭に ? 4 ですので聡明です 頭 分かんな ! てあげてください 忘れないでいてください︵泣︶ 未来のシロナさんはチャンピオンで職業が考古学者ですよ がいいのです いからいいや。とりあえず話をクロナくんの話に戻します。 ⋮⋮クロナくんの話をしていたのに何故シロナさんの話になっているの ! ! この時に れいかいのぬの を着させようかなと思いましたが、シロナさんの意思で来 まず、もどりのどうくつ内ですが、クロナくん服なんてもの知りませんから裸です。 て服を着るまでの状態をお知らせしようと思います。 あと50文字チョイで1,000文字に行くので、シロナさんとクロナくんが出会っ せていないわけですよ。 ド博士に弟子入りしてませんし、クロナくんも半分ポケモンだと教えていませんので載 えぇと、ですので今はまだシロナさんは考古学に興味を持っていませんからナナカマ ? ! " てる訳じゃないからやめました。 " クロナのヒミツ 5 初めて外に出た時ももちろん、裸です。 いや、流石に薄暗くても身体が見えて何か着させるでしょと思っているあなた お聞きします。 ら子どもがいたんですよ 1つ いくらシロナさんでも身体がクタクタの状態でそこに訳の シロナさんはいきなり薄暗い場所に居て、後ろから化け物みたいな存在を感じて見た ! してるんですから。 ! 巻きから普段着に着替えていますが。 そして最後に、話してる最中はシロナさんの黒いコートに包んでいます。その間に寝 きらめましょう。 なりましたら素直に自首しましょう。現実なんて残酷です。人の夢は儚いんです。あ もし皆さんに昨日の記憶が曖昧で布団をめくったら子どもが居た、なんて言う状況に なさんの予想通り、クロナくんの裸です。 そしてポケモンセンターに戻ってきて、シロナさんが布団をめくって目にしたのもみ ロナさん︵天使コス︶とシロナさん︵小悪魔コス︶がFever 分からん事を連続で目にしたら、裸のことなんてすぐに忘れますよ。それに頭の中でシ ? 6 えぇ、買ってきてくれた服がアレですがシロナさんや人間に対しては普通の服です。 でもクロナのほうから見てる服はギラティナが用意した服です。認識阻害に関しては 話が進んだら、これは消さずに新しく作るかもしれません。 パルキアですね。 以上です ! 容姿:ゲームに登場する シロナ 服装:こちらも上記に記している に丈を合わせているが、頭についている をそのまま13歳まで若くさせた感じ シロナ " " " " 胸囲:女性に直接聞くなんて恥を知りなさい 体重:乙女の秘密 身長:153cm 年齢:13歳 シロナ︵捏造プロフィール︶ シロナさんとオリジナルキャラの詳細 シロナさんとオリジナルキャラの詳細 7 8 アクセサリーはつけていない 口調:巫女として育てられたので実年齢より精神が早く成長しており、大人の女性の 話し方になっているが、たまに年相応の少女らしい口調になってしまうような気もす る。︵作者の力不足です︶ 経歴:旅に出る前までカンナギの巫女として育てられており、また、祖母からこの村 に住む皆は神話に登場するディアルガとパルキアの内どちらかを信仰していた民族の 子孫と聞かされているが、今までの生活の中では不思議な出来事に遭遇していなかった ので、信じているわけではない。 旅に出る理由としては、見聞を広げるためと巫女以外にも何かやりたいことを探すた めといった平凡な理由 最終話までの手持ち︵予定︶:フカマル↓ガバイト ??? ポニータ↓ ロゼリア↓ ワンリキー↓ ??? ??? シロナさんとオリジナルキャラの詳細 9 カラナクシ︵西側︶↓ ??? 体重:ひ・み・つ♪ 身長:164cm 年齢:26歳 ハクタイシティ ジムリーダー キミ︵漢字:樹美︶ 登場したオリジナルキャラクター ??? ??? ??? ??? 10 ナタネ を優しく微笑まし をイメージした新緑色のYシャツにダークブラウンのパンツ " 胸囲:家族以外には教えないわ 家族構成:夫︵単身赴任中︶ ナタネ︵小学生︶ 好きな人:夫 愛している人:夫 ナタネ 手持ち:ミノマダム︵くさきのミノ︶ " 容姿:明るい茶色のミドルへアーで、ゲームに登場する た顔 樹 標準的な肉体 服装: " 口調:穏やかな人妻 " シロナさんとオリジナルキャラの詳細 11 ロズレイド リーフィア 家で飼ってるポケモン:モンジャラ ユキカブリ マスキッパ チェリム ビークイン ヨスガシティ ジムリーダー ヨシト︵漢字:縁人︶ 年齢:20歳 身長:173cm 体重:65kg 12 胸囲:84cm⋮野郎の胸囲なんて知って嬉しいかい 手持ち:ゴンベ に思っている うな答えだったのかが思い出せない。それと、縁が見えなくなったのが、ちょっと残念 最近の悩み:クロナと会話をして答えを得たのは覚えているが、どんな内容でどのよ の縁が気になった 光のような、オーラのようなとその時々によって異なるが見える。それゆえに、クロナ 能力:名が体を表す、という言葉どうりに人︵またはポケモン︶との縁が紐のような、 服装:スーツ 標準的な体型なのに痩せて見える。不思議 容姿:平凡的な顔立ち。しかし、真面目にするとイケメンに見える。不思議 ? シロナさんとオリジナルキャラの詳細 13 チリーン ミミロップ 家で飼っているポケモン:フーディン ゲンガー ブーバーン ポリゴンZ ウラヤマの屋敷︵後のポケモン屋敷︶ ゲンゾウ 年齢:37歳 身長:178cm 14 体重:74kg 胸囲:87cm 容姿:髪色は黒で短髪。目が厳しく、優しさをあまり感じさせない顔 姿勢がとても良く、服の上からでも無駄な部分がないと感じる体型 服装:スーツ 最近気になること:奥様の容態が安定しているので、このまま回復してほしい 手持ち:マオ︵レントラー︶ ホコ︵ヘルガー︶ イルテ シロナさんとオリジナルキャラの詳細 15 年齢:24歳 身長:156cm 体重:42kg↑この下に44kgと書かれている 胸囲:83cm↑小さい字で 容姿:髪色は茶で長髪だが仕事の邪魔にならないように後ろ髪を上にあげて結ってい る。おっとりした顔 服装:メイド服 楽しみにしていること:奥様との会話 本編 ギラティナ よ ﹂ ! 00話 我らの祖たる神 " ﹁神よ " ⋮ 我らの子を見捨てる なぜ私たちではないのだ 今一度⋮今一度だけ姿を現し、願いを聞いて欲しい ﹁なぜ⋮なぜ 神よ どうして⋮なぜなのだ ﹂ ら、目の前の台座の上に巨大な怪物がこちらを見下ろしていた。 音が聞こえ始め、無意識に妻を護る様に抱きしてから音の出処を探そうと顔を上げた き顔を子に向けていた時、どこからか心の底からなにか嫌なものが這い出てくるような 叫び終わっても神は現れず、心の中でもはや一族との契約は切れてしまったのかと嘆 ! ! ! 祈り続け、男は隣にいる妻との息子である子を抱き持ち叫んでいる。 薄暗い洞窟の中、巨大な台座を前に跪きながら女は泣き腫らして赤くなった目を瞑り ! ! ! 16 それを見た妻はひっ と声をあげ、夫は妻を安心させるかのように先ほどより強く抱 ! となりました。その事は私たちが弱かっただけのこと、そう結論つけました。 ﹁あなた様と契約したギロナの末裔である一族が外敵によって滅び、もはや私たちのみ い出してしまい涙を流しながら、目の前にいる神に願いである思いを嘆願した。 言い終えると夫は我慢していた思いが目から溢れ、顔を伏せた。その姿を見た妻も思 ﹂ 見捨てるのならば⋮私にして欲 そう言うと夫は頭を下げたがすぐに、頭を上げ言葉を繋いだ。 ﹁か、神よ、まずは姿を現してくださったことを感謝致します。﹂ 恐怖を強引に押し殺した。 きしめて恐怖が顔に出ないよう歯を強く噛み締めていた。が、すぐに意識を切り替え、 ! なぜ、この子への加護を見捨てたのですか しかった ﹁しかし ! ! 00話 17 18 ですが この子が亡くなってしまうにはまだ早すぎます この仕打ちはあまりにも酷すぎます。 この子はまだ8歳になっ どうか、この子にもう一度生きて陽の下に出させてください。もし、贄が必 たばかりですよ ! それから数瞬してすぐに夫婦の意識が途絶えた⋮⋮ そして、我が子を台座と夫婦の間に置き、手を床に付け頭を垂れた。 要ならば私と夫の命をお使いください。お願い致します。﹂ どうか ? ! ! 00話 19 こどもside ぼくは今、うすぐらいどうくつで何かにおねがいしてるお母さんとくろい何かをだっ こしてるお父さんといっしょにいる。 ここにくるまではなしかけても、何もしゃべってくれないからちょっとだけなきそう になった。どうしてしゃべってくれないんだろう 何言っているの てわかんない。 てきいてもやっぱり何も言ってこない。・・・ぐすん。 お父さんのまえであそんでいると、なにかおこっているんだけどぜんぜんきこえなく ? かっっっけぇ怪獣がいたんだ ほんとだよ ほんとにほ とうれしかったけどうしろから声がきこえたからうしろを見たら、でっっっ 目をごしごししてたら、お母さんがなんかびっくりしたかおしたから、やっと気づい ? おおっっっきくて ! !? てくれた かくて んとなんだから !! ! ! ! 20 そしたら、たぶん怪獣さんが言ってるのかな むつかしいこと言ってるからちょっと ど・・・なんでだろ おもいだせない・・・うぅ。 わかんなかったけど、お母さんにはじめて会う人にはおなまえをいうって言われてたけ ? お母さんのこと言ってるのかな それでお父さんとお母さん それに外に出るってことはおさんぽのことでしょ ? ? だから、うんって言ったらおっっっきなくろい羽なのかな といっしょに・・・・・・ side end ? また目をごしごししてたら、怪獣さんがちちとかははとか言ってるけど、お父さんと ? 神 ギラティナ side " それに、自らの滅びすら認めず己を護るか、 ﹃最たる子よ、名は らずか。廻るが体に合わず身が滅びたか。 変わらぬな。しかし、契約者の子等のみではならぬな。 ﹄⋮やはり、名を知 ⋮ほぅ。一族の滅びは認めるが其方らの子の滅びは認めぬと、人の子はいずれの時も ? が経ち過ぎて言葉を解せぬか。 微かに久しい気配がしたと思ったら我と契約せし者の子等か、 ﹃何用か。﹄⋮もはや時 " ﹃最たる子よ、其方親である父と母と自らの身体を贄に、我が身と同じくして異なる者に 00話 21 ﹄ ? ﹂ えっと、ちちとははわ、お父さんとお母さんで外に出るはおさんぽだから・・・うんっ なろうとも外に出るか ﹁ 行く ? side end ていなかったように消えていた。そして自身も元の世界へと帰っていった⋮⋮ そう言い終えると、自らの翼で子等を包み、広げたら夫婦と子の身体が元から存在し け、外に行けるだろう。﹄ ﹃ならば、しばし我が内にて時を待て、さすれば我が身なれど我とは異なりし体と力を付 ! 22 01話 ﹂ ? あったのです。あくまで 似たような ですよ " ? どういう事か分からないけど体も疲れてないし、時間もそんなに経っていなかった 間にか、207番道路を歩いていたのよ。 私の故郷であるカンナギタウンからハクタイシティにジム戦しに歩いてたらいつの 前にもあった不思議な事を話すついでに今までの過去を話しておきましょう。 " それに何故落ち着いていられるのかと聞かれると、前にも一度だけ似たような事が す。 いつの間にかここにいていつの間にかクタクタになってるとしか言い様がないので しょう。知りません。 なぜこのような場所に居てさらになぜ疲労困憊なのかと言われると、はっきり言いま 私、シロナは今、疲労困憊のなか薄暗い洞窟にいます。 ﹁⋮さて、此処は何処の洞窟かしら 01話 23 24 わ。 その時はあれ たわ。 と不思議に思っていたけどまぁ、いいか。とクロガネシティに向かっ りゅうのいかり ワークが強いの何の、手持ちのポケモンが2タテされた時は驚いたわ。 それでも諦めずに私の最も信頼できるパートナーのフカマルの は本当に助かったわ、ほんとにありがとうね、フカマル。 " ウンで泊まっていた時に現れたの。 ? 後悔も反省もしてないわ。可 ? ⋮⋮話が逸れたわね。クロガネシティからまたハクタイシティに向かうためにコト 愛かったんだもん。 それで良くなったのか喜んでいたみたいだから⋮ね かってないみたいで体ごとかしげたのを見た瞬間、抱きついていたわ。 どうやら迷子になってここまで来たみたいで、どうしたの て聞いてみたらよく分 そうそうこの子│フカマルのことね│私がちょうどお祖母ちゃんの居るカンナギタ " そして、クロガネシティのジムリーダーであるトウガンさんを倒せたのだけど⋮イ ? 01話 25 ブキシティ、ソノオタウン、ハクタイの森を経由して行くことにしたの。 そのためにまずは準備のために一泊して、朝から出たのだけどやっぱりシンオウは広 いわね。なんとかソノオタウンに着いてクタクタだったけど⋮月の光に照らされた花 畑は幻想的でロマンチックだったわ。 フカマル達にも見せてあげたら、私の気持ちと同じになったみたいで、目がキラキラ して喜んでいたの。あぁ、やっぱりフカマルは可愛いわね。他のみんなも可愛かったわ よ、もちろん。 ソノオタウンでぐっすり一泊してさぁ、後はハクタイの森を越えればハクタイシティ は目と鼻の先、頑張るわよ と気合を入れたのは良かったのだけど⋮結果から先に言い ましょう。 一応ノックをしたのだけど、反応がなかったから今度は声を出してみたらまさかドア あと、森の中で迷っている途中でかなり年期が経っている洋館を見つけたのよ。 でもおかげで、フカマルがガバイトに進化したのは嬉しくて思わず抱き合ったわ。 ケモンセンターで時計を見たから間違いないわ。いつもお疲れ様ですジョーイさん。 着いたのは深夜23時を超えてあと少しで24時になりそうな時間だったわ⋮。ポ ! 26 が開くとは思わなくて、ちょっとびっくりしていたら初老の執事さんが出てきたの。 事情を話して道を聞いたら、黙ったまま森の出口らしき方向に人差指を指したから、 それに建物も ちょっと不思議に思いながらもお礼を言ってその方向に歩いたら出れました。 ながかったぁ︵泣︶⋮なんであんな森の深い場所に建てているのかな た。 でも、今思えばなんか身体が透けていたような⋮気のせいよね しょう。 気のせいにしときま 古くなっていたし、雰囲気出ていたから扉が開いた時は幽霊が出てのかと驚いちゃっ ? ドには倒されたけど少しダメージを与えてくれたの。 なか二番手のリーフィアを辛くも勝利しましたが、流石にキミさんの切り札のロズレイ 7番道路で捕まえたポニータが思ったより善戦してくれたけど、初戦のダメージが残る 気持ちを切り替えてジム戦に向かい、ジムリーダーのキミさんに苦戦しながらも20 ていたけど、あれは物事を考えすぎただけと結論付けました。 時にふと、旅の初め頃、ここに来た時にいつの間にか別のところにいたなぁと思い出し さて、一夜明けて旅の最初の目的地であったハクタイシティのジム戦に挑もうとした ? 01話 27 それでもロズレイドに苦戦したガバイトは、見事勝利してくれてバッチを手に入れた わ ﹂と言われちゃいました。でも微笑ましく思えたのはちょっとヒミツだったりしま ずは目の前にある台座を向かいましょう。 それに⋮誰かを待たせていると思うのよ、そう女の感が訴えかけているわ。とりあえ 体がクタクタで、でも何故か今だけは眠れないと分かるの。 クロガネシティからハクタイシティまでの道のりを2倍以上に詰め込んだ感じで身 しかも疲労感たっぷりです。 何を言っているのか分からないと思いますが私も何を言っているのか分かりません。 ら、洞窟の中です。冒頭に戻ってきました。ここまで長いような短い道のりでしたわ⋮ いたのを思い出し、そんなに急ぐこともないので観光がてら見に行こうと行ってみた ジム戦が午前で終わって神話のポケモンが建てられているとお祖母ちゃんが言って す。 ら おかけで、キミさんの娘さん、ナタネちゃんが﹁お母さんのかたきは私がとるんだか ! !! ﹁⋮ この壁に何か書かれている﹂ ﹁なになに 台座に上がってすぐに壁に何か書かれているのを見つけ、 ? ︵うそぉ私何か言った まだ何も言ってないじゃない。ただいつの間にかここにいただ けで悪いことなんてしてないのにぃ︵泣︶︶ ? そう言って一歩下がると、後ろから魂を蝕むような嫌な感覚がして体が固まった。 ⋮嫌なこと書かないでよ。ちょっと怖いじゃない。﹂ ふたつの せかいが まじる ばしょ いのち うしなったもの いのち かがやくもの ここは⋮⋮ ? 28 泣きそうになりながらもゆっくりとしかし確実に後ろにいる化物︵想像︶から逃れら れるように姿を見るべく顔を後ろに向けた。が ﹂ ? こども ? こどもが一人シロナを見つめていた。 ﹁⋮あら 01話 29 02話 ﹁君はどこから来たのかな ﹂ ﹂ ﹂ が見えて、危うく抱きつきたくなったのを自制心で抑え ⋮返事がない。聞こえてないのかな ﹁君のお名前は 首を傾げてこの子の頭上に た。 ! と叩いた ? とどこからか聞こえてきそうな顔をして、手をパ ﹁困ったわ、耳が聞こえてないのかしら ? ? うーん。と少し考えてからピコン ン ! ? ? 30 ﹁ !? ⋮ ? ﹂ ? ﹁・・・﹂ ﹂ を浮かべたままだった。 ﹁ご め ん な さ い。び っ く り し た それでもこどもは頭に とこどもを見ると が﹁シロナ﹂だからってそれはない﹁くおな ふぇ ﹂わよ⋮ね ? それとも名前がない ﹂ も し名前がなかったら⋮﹁クロナ﹂なんてつけてみちゃったりして♪⋮流石に自分の名前 ? ? ﹁⋮困ったわ。聞こえてはいるけど言葉が通じないのかしら ? ? ? それでもう一度聞くけど君のお名前はなんていうの てまた首を傾げた。それを見たシロナは 手の音に驚いたのかビクッと反応したあと、周りをキョロキョロしたあとシロナを見 ? ? 02話 31 ? ﹁くおな しおな ⋮くおな、しおな⋮くおな♪﹂ ? その時クロナは﹁ ﹂と何も分からずの状態で連れて行かれるのであった⋮⋮ またいつの間に外に出たのかしら ? つからずに歩いていき、外に出た。 私は何をして⋮あら ? ﹁⋮ は っ ! さっきのは幻だったみたいね。﹂ で も、や っ ぱ り シロナは先のところからでたが、一面濃霧のなか場所が分かっているのかどこにもぶ ??? た。 無言のままシロナは目の前のこどもを抱きあげ、少し先にある出口にと小走りで行っ ﹁ ﹂ べて言った。 ﹁クロナ﹂時に少ししたを向き、 ﹁シロナ﹂の時は私を見て最後に可愛らしい笑顔をうか ? 32 02話 33 と顔をした子どもと目があった。 少し残念に思いながら良かった、犯罪に走らないで良かった。と安心していたがすぐ に腕に重みを感じると 自身が治める世界と現し世の世界の狭間でもあるもどりのどうくつに出た時、目の前 クロナside 入ったがすぐに暗くなった。 そして急激な眠気を襲い朦朧とした意識の中、湖の上に大きな藍と白と黄色が目に ? の黄色が最初に目に入った。 ﹁ ﹂ か よく分からない言葉を耳にして 真顔。ま│がお︹│かほ︺ を浮かべていたら、いきなりパン まじめな顔つき。真剣な面もち。 と大きな音を聞 不思議に思いながら見ていると、黄色が左に動き顔が次に見えたのが泣きそうな顔か にんげん ら少し驚いた顔にかわった。 あ、これが " 初めて人間を見て、不思議と記憶にない母を思い浮かんだ。 " g o o 辞 書 ! ??? かされ、思わず周りをみて、目の前に居る人間を見た。 ? ??? 34 引用 子どもの体に を浮かべていると人間は困った顔を まさにそれであった。他に言い様がない。他に例えがあるのなら教えて欲しいと子 どもと毎日が後悔の日々であった。 それからもう一度分からない言葉を聞かされ、 うかべ、何か言ってる最中に﹁クロナ﹂という言葉が耳に入り、その時 電流が走った ! ? ? れ、最後にシロナと目が合って﹃どうしたの ﹄と聞いてみたが崩れるように眠ってし そして、気づいたら抱きかかえられていて、 をたくさんうかべながら外に連れ出さ からとても大切なモノを手渡されたように生まれて初めて笑顔がうかんだ。 ⋮⋮なんてことは起こらず、そのあとの﹁シロナ﹂という言葉も聞き取り、まるで親 !! ? まったため、地面にぶつからないように抱きかかえそっと壁によし掛からせた。 ﹃よぅやっと会えたか﹄ 02話 35 藍く神聖で獣のような時間の神、ディアルガが言った。 ﹃ふむ、儂らの末弟も喜んでおるし儂とお主が祀られておる彼の地に送り返すとしよう と同じく金の髪の子ども、否、人を模した影の神、クロナが嬉しそうに笑う。 黒き影の翼と腕と脚に黄色のアザがそれぞれ2本づつあり、紅き瞳で母であるシロナ ﹃母様から﹁クロナ﹂を戴きました。とても⋮嬉しいです。﹄ 禍々しくも神聖さがある裏の神、ギラティナが話す。 ﹃カンナギの子であるならば、我が半身も無下にはされまい﹄ 白く神聖で竜のような空間の神、パルキアが言う。 ﹃えぇ、短くも長き時でした﹄ 36 かの﹄ ﹃あら、珍しく考えがあるわね。明日は時間でも止めるのかしら﹄ ﹃そうじゃのう、明日は空間が捻れておるかもしれぬのう﹄ うふふふ ふぉふぉふぉ と嗤っているのを無視してギラティナがクロナと話す ﹃時は五月ぞ。それまでは好きにせい、だが﹄ ﹃分かっております。それまでには父様の御前にまいります。﹄ ﹃兄様も﹄ ﹃ならば良し。健やかにな﹄ 02話 37 ﹃終わったかの ではゆくぞ﹄ クロナend 微笑んだ⋮⋮ 寝ているシロナと手を繋ぎ、時間と空間が歪む中シロナの顔を見て来るべき時を思い ? 38 2.5話 ります。ご注意ください。 注意:これはシロナさんの脳内であり、実際のシロナさんとは若干異なる可能性があ ﹁・・・﹂の時と﹁ ﹂の時のシロナさんの脳内の一部始終を聞かせてあげましょう。 2.5話 39 抱きついてぎゅーってするんだ ﹂ もうhsh しかし今それをやってしまっ その後にピー│ーやピー│ーをしてピー│ーか 今すぐこの子に抱きつかせろ クンカクンカするんだ ﹂ それをしたいのは貴女だけではないのよ てめぇもしたいんだろ ! ﹁・・・﹂の時 ﹁どけぇ ﹁待ちなさい らピー│ーになるまでピー│ーをするからどけぇ sするんだ ! ﹂ な お 今ここにいるのは私たちとこの子だけだ、他に たら私たちはジュンサーさんのご厄介になるのよ ﹁やかましい ! ! ? 誰かが居る気配すらない。そしてここは薄暗い洞窟の中⋮意味が分かるだろ 前もこっち側に来て楽しもうぜ ? ! ! ! ! ! ! ち帰りをして私たちの﹃常識﹄というものを教えてあげるのが得策じゃないかしら こ ﹂ こは私たちは優しいお姉さんで危害は与えないから大丈夫よアピールをしてからお持 ﹁⋮確かに魅力的な誘いだわ。けれどその後にこの子に逃げられたら大変じゃない ? ? ? ? 40 ﹁それもそうだな⋮よし、その案で決まりだな ﹂ ! そんな笑顔をしちゃ。お姉さんたちじゃなかったら今頃こ そして手をがっしり握るのシロナさん︵小悪魔コス︶とシロナさん︵天使コス︶であっ た。 ﹁ ﹂の時 ? の場でピー│ーをされてピー│ーの状態にされてピー│ーをさせてピー│ーでピー ﹁うふふふふふふ、だめよ 2.5話 41 │ーをピー│ーにされちゃうんだから危ないでしょ 落ち着くんだ ねぇお願い なんでもするから なんで おかしい その役目は私 だからここにいては危険なの私 落ち着けぇ ? お前なんでそんな力強いの ! たちのお家に行きましょうねぇ﹂ 落ち着け ほんと止まって ﹂ ! 待て待てまてぇい ﹁ぅぉおい おかしいだろう いいから止まれって⋮止まんねぇ だろうが でしょ もするから止まってよもう !? ! ! ! !? ! けどさ⋮ん どしたの ? どうやったかは分からない もっとこう⋮慎みのある行動にしないとさ、あの子 ﹂ こっちの顔じっと見て﹂ の顔を見た瞬間指令権限ハッキングするのはダメでしょ らそんな行動しちゃいかんでしょ !! ﹁貴女さっきなんでもするって言いましたよね ? ? ? ? ﹁っひ と、とりあえず止まってくれたか⋮よかった。しかしお前仮にも天使なんだか ロナさん︵小悪魔コス︶の顔を見た。 その言葉を聞いたシロナさん︵天使コス︶はゆっくりとしかしなめらかに振り向き、シ !? ! ! ! ? ! 42 ﹁ いったよ │ーわよ ﹂ ﹂ ﹁なら、今から貴女は私のペット♪逆らっちゃや∼よ ? 逆らったら今すぐあの子をピー シロナさん︵小悪魔コス︶は一瞬何を言ってんだ この子はと考え、シロナさん︵天 ? ? ? ﹁ちょい待ちなさい ﹁思わないわ♪﹂ 流石にさ ﹂ 自分自身とやるのは嫌と思わない ﹂ やめない ね ? ﹁い、いやぁ私は嫌と思ってんだよねぇ、だからさ めなさい♪﹂ 諦 ? ? ? ? 使コス︶の手が自分の肩に置かれたとき本能的にあ、マジだこの人と感じ取りすぐさま ? ? ? ﹁やめないしもう貴女は私のペットって決めたの♪だから貴女に拒否権はないのよ 2.5話 43 ﹁どうしても ﹂ 拝啓 お母様、健やかにお過ごしでしょうか 私は元気です。しかし今脳内小悪魔人 ﹁どうしても♪﹂ ? Attention 追伸 もうお嫁に行けない︵泣︶ しれませんが返信お待ちしております。 敬具 したのか切実に、切実に思っております。届く頃にはもうイロイロと終わっているかも 生で最大の窮地に陥っています。お母様はどうやってこの天使︵皮を被った悪魔︶を下 ? 毎 日 が 後 悔 かり閉じ込めてください。したら最後貴方の未来が終わります。 良い子も悪い子もたとえこのような脳内会議が行われても理性という鎖と檻でしっ ! 44 45 2.5話 の日々より 03話 チュン、チュンチュン ﹁ん∼ん﹂ 朝の始まりを示すように太陽の光がカーテンの隙間から照らし、ムックルもそれに合 わすように鳴いている。 頭は半分起きたが体内時計がまだ早いと認識したため陽の光から逃げるように寝返 りをうち、すぐそばにちょうど良い温度の抱き枕があったため、体全体で抱きつき二度 寝を開始した。 ﹂ ちょうど良い温度の抱き枕 ﹁ん∼、ん それ〟を確かめるべく、ペタペタ、さわりさわり、むにむに、はふぅ、 " " 疑問に思い手で "? ? 46 03話 47 つんt⋮⋮はふぅ す とめくり、しばらく それ を見つめ、ふわり 目とか絶縁を言い渡されたとしても変わりません。この子は私の子です 私が育てま 申し訳ございません。私、シロナはこの子を大切に育てることを決めました。世間の 顔で﹁しおなぁ♪﹂と寝言を⋮ そのようなことを考え、実行しようとしたら手を握られ、幸せな夢を見ているのか笑 でお顔をお見せに行くことができません。このまますぐに自首をしに行きます。 ロナはいつの間にかヤってしまいました。言い訳のしようがございません。不埒な娘 お母様、お父様、お祖母様、お祖父様、妹とご先祖の皆々様方申し訳ございません。シ " すぐさま意識が覚醒し、布団をバッ " と布団をかけ直しカーテンを静かに開け窓の外を眺め始めた。 ! ? と熱く決意を表した頃に子どもが起きた。 ! ! ﹁∼はぅ。﹂ ﹁おはよう。よく眠れた ﹂ 血流が第一、第二、第三障壁を破りました ﹂ 何をしても構わ このままでは外に出てしまいます このままでは⋮ 外に出してしまったら一大事 ! ﹁司令 ﹂ ﹂ なんとしてでも止めるのだ 止めるのだ 最終障壁も破られました ! ん ﹁ならん ﹂ ! ! ! ! ならば最後の手段 ! ﹁ダメです ﹁ええい ! ! ! ! ! ! そう聞くと子どもはシロナに気づいて、抱きつき頬を擦り付き始めた。 ? 48 しおな ﹂ シロナは上を向いたっきり動かなくなった。 ﹁⋮ ? ﹂ 暗い闇を表した羽が目に入った。 くおな、しおな﹂ ﹁⋮あなた、何者 ? ﹁ ? ⋮いえ、クロナとシロナね ﹂ 頭をやさしく撫でて、喜んでいる顔を見て堪能してふと子どもの背中を見ると黒くて ﹁⋮ふぅ。大丈夫よ、気にしなくていいからね。﹂ ? しおな ? ? ﹁くおな ? 03話 49 一瞬悲しそうな顔をしたがすぐに言い直すと喜んだ顔に戻った。 ﹂ と顔をかしげ、何か考えるような顔をするがすぐに思いついたような顔をして、顔 ﹁もう一度聞くわ、あなたは何者 を近づけ、唇と唇が触れた。 ? 2 ビリヤードで、動いている玉と玉とが接触すること。 1 接吻︵せっぷん︶。口づけ。 [名]︵スル︶︽﹁キッス﹂とも︾ キス︻kiss︼ とされたのを見て思わず、シロナもごくんと唾液を飲み込んだ。そして⋮ ロナの唾液とシロナの唾液を混ぜ合わせたようにした後、クロナの顔が離れ喉をごくん シロナは何が起きているのか理解できずに固まっていると、すぐさま舌が入り込みク ? 50 03話 51 ディープ︻deep︼ [形動] 1 奥行などの深いさま。また、色の濃いさま。﹁│なブルー﹂﹁│ディッシュ﹂ 2 入れこんでいるさま。深くはまりこんでいるさま。﹁│なファン﹂ ディープキス︻deep kiss︼ 互いに舌を深く差し入れるキス。フレンチキス。 goo辞書引用 と聞こえ、倒れた⋮⋮ そのような事が頭の中に浮かび、さらに理解をしたおかげで顔が赤くなり、口をワナ ワナさせていたがボンッ ! クロナside たいと願ったら私がいて、今現在に至るわけね ﹂ ? 捨てられた だけどね ﹂ ? ﹁∼♪﹂﹃うん、その通りだよ。正しくは " ? ﹁それでも説明できなことがあるわ。 1つ、いつの間に私は洞窟にいたのかしら しかも三日も経った状態で 母様は少し悲しい顔をしたが、すぐに意識を切り替えたみたい。 " ﹁つまり、あなたはその⋮体のせいで洞窟に置いてかれてしまって、人と一緒に外を歩き 52 2つ、あの洞窟からどうやってここに戻ってきたのか ﹂ ? 3つ、最後にどうして日時とバッチが戻っているのかしら この3つが分からないままだわ。それも説明してくださる ﹄﹁むふー﹂ 2つ目は他のポケモンに手伝ってもらったんだ。 ﹃1つ目はぼくも分からないし、見間違いかもしれない。 3つ目は⋮ぼくも分からない。 もしかしたら神様がやったのかもしれないね ? 母様、嘘は言ってないよ それじゃみんなと顔合わせをしましょう 出てきなさい ﹂ えらいでしょ。むふー。 母様は答えを聞くと、少しぼくの顔をじっと見つめ嘘かどうかを確かめているみた い。でもね ? ! 姿を見て驚きの声をあげた。 そう言うと母様は手持ちのポケモンを見せてくれた。現れたポケモンたちは、ぼくの ! ? ﹁そう、みたいね。疑うような事をしてごめんなさい。 03話 53 この子はクロナと言って優しい子だから仲良くするのよ ﹁大丈夫よみんな。 ﹁♪﹂﹃よろしくね﹄ よ﹂ 紹介するわね。左から順にワンリキー、ポニータ、ロゼリア、カラナクシ、ガバイト ? 友達 なのは分かった。 目の前のポケモンたちが返事を返してくれたが⋮やっぱり、兄様達や母様と違うから 分からないや。 でも、大切な " どんなのがいい ﹂ ? ? ふくとは母様が身につけている布のことなのかな ? ふく なら⋮ ﹁さてと、いつまでも私のコートを着せたままだといけないから服を買わなくちゃね♪ " 54 ﹁しおな さま ﹂ ﹂﹃母様と同じのがいい﹄ ﹂﹃ 母様は母様だよ ﹄ ﹁嬉しいけど⋮これと同じのは今は手に入らないからほかのにな、ちゃうけ⋮ど ﹁しおな ? 小言で言いながら、頬に手を当てて笑っているのを見て、ぼくも嬉しいな。 ﹁そ、そう。⋮仕方ないわよね、えぇ仕方ないわ⋮ぃゃん、もう母様だなんて♪﹂ ? ? のポケモンたちに﹃ぼくがポケモンであり、人間であることは秘密だよ 魂に刻み伝えた⋮⋮ ﹄ ﹁めっ ? かか ﹂と 行ってらっしゃいと言い、扉が閉まり気配が遠くなったのを確認すると、ぼくは母様 ? ! ? ﹁それじゃ、行ってくるわね♪﹂ 03話 55 ! 56 母 様 が 買 っ て き て く れ た 服 は 白 を 基 調 に 胸 か ら お 腹 に か け て 黒 と 赤 の シ マ シ マ が 入った民族衣装だった。兄様ぁ⋮⋮ クロナend 04話 ﹄ ﹁それじゃ、クロナの服も買ったし改めてハクタイシティジム・ジムリーダー キミさん ﹂ ﹂﹃おぉ に挑むわよ ﹁フンス ! ! ﹁貴女のポニータ、思った以上に強いわ。でも、この あまごい ﹂ で呼び出された雨の 中、かなり傷ついた状態のその子は私のロズレイドに勝てるかしら " まさか、私のポニータを見て判断したという ! の ? " 気合を入れ、ポケモンセンターから出てジムに向かいキミに勝負を申し込んだ。が⋮ ! それにここでキミさんの切り札ロズレイドを出してくるんて⋮︶ !? ︵くっ︽前︾とは違い、技の構成が上手い 04話 57 めざめるパワー で相打ちをしつつ あまごい を使われ、 ひのこ ︽前回︾に倣い、一面草のフィールドにシロナは一番手をポニータ。キミもミノマダムを を使うと 今あなたを失うと拙いのよ マジカルリーフ ねんりき ポニータ ﹂ マ 相手の流れを断ち切るのよ、ガ ﹂ ヘドロばくだん を躱して耐えるのよ で周りを塞ぐように放ち、 ヘドロばくだん の射程外に出て、襲いかかって来る " " ﹂と緑旗をシロナの方に挙げ、告げられたのだがキミの切り札ロズレイドを出 で倒し、 ﹁ミノマダム戦闘不能 " 繰り出したまでは同じだったが、ニコニコと微笑んだ顔とは裏腹に、こちらが " を喰らいつつも︽前回︾で覚えた ふみつけ の勝ち され、現在に至る ﹂ ﹁っ戻りなさいポニータ " " 一旦下がり ﹁ロズレイド ﹁ガバイト " " ポニータを戻し、ガバイトを出され終わったのを見て、キミは ! ! ! ! " " ヘドロばくだん " " ! " ! "! バイト " " ! " " ガバイトは跳び下がり、 " 58 ジカルリーフ 隠れた を耐え、 とっしん ﹂ によって地面が吹き飛び、数瞬だが前方が " を仕掛けてからの ヘドロばくだん " すなじごく "! " ︶ " ﹁︵チャンス " ﹂ それと、相手の "! によって降った雨は地面を を起こして、姿を隠しなさい ﹂と聞こえ、ロズレイドはうなづいた フィールドに行かされた時は気をつけて。﹂ ﹁︵どこに仕掛けたのかしら⋮︶躱した隙をついて ガバイトに当たり﹁ガゥ ﹂ " ! で止めさせるのよ ! ヘドロばくだん !" ウェザーボール ガバイトの右足で地面を踏み叩き、ロズレイドに突進した、が躱された ! ﹁︵⋮このままではまずいわね︶ガバイト すなあらし ﹁っ " ! " " あまごい " !" キミは焦った顔をしてガバイトの方が速く、 " 04話 59 すながくれ にほんばれ ﹂ りゅうのいかり よ ﹂ を放ち にほんばれ〟の体勢に入り、ガバイ りゅうのいかり で探しつつ でガバイトは隠れられ、着弾した音は聞こえたがガバイトの呻く 湿らす程度に終わり、代わりに砂が吹き荒れ始めた。 特性 声は聞こえなかった をしつつ マジカルリーフ とっしん ﹂ ! ガバイト を放ち " "! ﹁困ったわ⋮ならば、ロズレイド ﹁させないわ ガバイトの勝ち " マジカルリーフ ロズレイドは周囲に を喰らわせた。⋮が によりダメージを受けながらも マジカルリーフ ドは とっしん ﹁なんとか間に合ってくれてよかったわぁ。でも⋮﹂ ﹁ロズレイド戦闘不能 ! " " " " " " ! にこやかな微笑みに戻り手を頬に添えていたが、すぐに暗い笑顔に変わり、 " " !" " ! !" " " " " " 60 とシロナに緑旗を挙げて告げられ、 にほんばれ によって砂嵐が静まり、ライトとは違う陽の光がフィールドを暖かく ﹁ロズレイドが倒れてしまったのは痛いわね⋮お疲れ様、よく頑張ったわロズレイド﹂ " た。 照らしている状態にしてくれたロズレイドに労りの声をあげ、モンスターボールに戻し " タ、後はまだ見ぬ3体目のポケモンで私の この子 に勝てるかしら " ﹂ ? ! と声をあげたが軽くないダメージを負っているのを確認し、ポニータともう一個 ! まったのかキミの目を見て、 のモンスターボールにいるポケモンを見て、しばし目を伏せ考えていたが考えがまと れる そう言われ、シロナはフィールド上のガバイトを見つめ﹁ガゥ ﹂とまるで、まだや " ﹁シロナさん、貴女本当に予想以上で楽しいわ。でも、傷ついた状態のその子とポニー 04話 61 ﹁えぇ、もしかしたら負けるかもしれないわ﹂ その言葉を聞き、キミは眉を曇らせたが続きの言葉を聞き満足そうな笑顔をうかべた に私もキミさんと戦えてとても楽しいもの ﹂ きっとこの子達も楽しんでいるはず。 だから、今ある力の全てを貴女にぶつけてバッチを戴くわ ﹂ ﹂ リーフィア キミさんの切り札リーフィアなの 出てきなさい、私の 切り札 ﹁うそ " 私たちで最高に楽しいバトルにするわよ ﹁そしたら私も全力でバッチを守らせてもらうわ。勝っても負けても恨みっこなしよ ! ! !? " ! た⋮⋮ この時初めてシロナは、キミの切り札がロズレイドではなくリーフィアなのだと知っ !? ! ? ﹁でも、負けてしまったのならそれは私の力不足でこの子達の力不足ではないわ。それ 62 一方その頃クロナは何をしていたかと言うと ﹂ はどうする る それとも一緒にお休みす ? をして目に涙を貯めていたが、すぐに目 お母さんたちのバトルでも見に行っちゃうの あくび " ナタネはおままごとで疲れたのか をこすり日向でクロナに聞いていた " ? ? ﹁おままごとも飽きてきちゃったね⋮それになんだか眠たくなってきちゃった。クロナ 04話 63 クロナは﹁はぁふ﹂とつられて あくび いた から﹂ 今毛布持ってくる をし、うんとうなづきナタネのそばに近づ " ﹁なら一緒に日向ぼっこしてお昼寝しよっか。ちょっと待っててね " ナタネは驚きつつも、クロナの寝顔を見て別にいっか、と夢の世界に旅立った⋮⋮ るとすぐさま抱きつき、スヤスヤと夢の世界にと旅立った クロナは素直にこてん、と横になりナタネが自分と一緒に毛布がかけられたのを感じ ﹁毛布持ってきたから横になって﹂ てるのか座りながら頭をこくんっこくんっとしている そう言いナタネは近くのタンスから毛布を引っ張り出してる間に、クロナは限界がき ? 64 04話 65 ジムの従業員が見に来た時、抱き合いながら寝ている二人を見て、すぐさま他の従業 員達に﹁やばい。天使が二人もいた。すっごく癒されたわ⋮﹂と癒された顔をして話し ていたのは、別にどうでもいいことである。 05話 ﹁ロズレイドが切り札だと思ったの ﹂ 違うわよ、この子がそうなのよ。でも、挑戦しに来 た子達はみんな、驚いた顔をするのよね⋮どうしてなのかしら いましたので﹂ ﹂ ? ? ﹁まぁ、そうなの 上に手ごわいわよ 確かにロズレイドの方がパワーは強いけど、私のリーフィアはそれ以 ﹁いえ、ロズレイドが思った以上に強かったので、私もてっきりそうなのだろうと思って えた い違いをしていたことで私もまだまだだわと自嘲気味に笑った、がすぐに意識を切り替 い出し、ロズレイドをくり出した時に切り札のきの文字も言ってなかったわぁ⋮と、思 を入れそうになるが喉の奥で止めつつ、そういえばと︽前回︾のラストバトルの時を思 それはきっとロズレイドの方が派手でパワーがあるからだと思います。とツッコミ ? ? 66 で躱 と、まるで我が子を笑顔で自慢するような声で言い、 ﹁それでは、リーフィアVSガバ ﹂ ﹂ ﹂と旗を下に、腕のところでクロスして言い放たれた よ でんこうせっか エナジーボール とっしん で距離を縮め、 で牽制して、 でんこうせっか イトの試合⋮始め りゅうのいかり でリーフィアを牽制するが の体勢に入る頃には傍まで既に近づかれ、 "! を放た ﹂と声をあげ、吹き飛ばされ立ち上がる頃にはリーフィアの姿がなく、小さな穴 エナジーボール ! " ! りゅうのいかり " ﹁リーフィア ﹁ガバイト " " とっしん " " " " " " " " ガバイトは し、 " " れる直前だった。 " ! アが地面から飛び出してきた 諭され、足元に集中し、極小さな揺れを感じ取りその場を離れると、すぐさまリーフィ ガバイトは一瞬焦るがシロナに﹁大丈夫。落ち着いて、足元に集中すれば躱せるわ﹂と が1つだけあるのだった。 ﹁ガァ 05話 67 ﹁今よ とっしん とっしん ﹂ の反動で ﹁ガバイト戦闘不能 リーフィアの勝ち ﹂ モンスターボールに戻しシロナは﹁お疲れ様。よく あなをほる " あなをほる ﹂ ﹂ ﹂と声がでて地面 を躱された時はさすがの私も驚いたわ⋮大事によく育て わ。本当にありがとう。﹂と一撫でし、腰のベルトに戻した。 ﹁リーフィアの 次はどの子を出してくれのかしら たのねその子 さぁ " 行きなさい、ワンリキー ! ﹁次はこの子で行きます ! ! " を躱してくれた に落ち、立ち上がるのが少し遅いのを見るとどうやら急所に入ったようだ。しかし、 未だ浮かんでいるその体に突進し、渾身の力で吹き飛ばし﹁リィ "! ガバイトは倒れてしまい、赤旗をキミの方に挙げられた ! " " ! !" ! " ! 68 ﹂ ﹂ ﹂と旗 モンスターボールからワンリキーが出され、リーフィアとワンリキーがお互いを見据 からてチョップ で近づけてはダメよ をして えたのを確認した審判は﹁それでは、リーフィアVSワンリキーの試合⋮始め きあいだめ をバッと勢いよく下ろした ﹁ワンリキー エナジーボール を受けるも ! ワンリキー相手にあ が急所に当 からてチョップ ﹂ エナジーボール 気合を溜め、リーフィアに向かい半分以上まで近づき ﹂ で距離を開けなさい 耐え切り、すぐさまリーフィアの元まで走りぬき右手の たり地面に叩きつけた けたぐり ! 追撃の ! ﹁立ち上がったらすぐに ﹁逃がさないわ " なたの防御力を以てしても厳しいわよ でんこうせっか " ﹁リーフィア "! " ! " " ! " " " " " " " "! 05話 69 ﹂ でんこうせっか で逃げられ空振りした もう少し頑張って ﹂ リーフィア ワンリキーは左足でリーフィアの顔に向けて追撃しようとするが、リーフィアの体勢 が少し崩れながらも戻り、 エナジーボール からてチョップ ﹁よく躱してくれたわ、でもキツくなってきたでしょ 躱して ﹁まさか、ここにきて新しい技を繰り出すなんて⋮﹂ ! " を放つがワンリキーはそれを大きく横に躱し、近づ " ﹁ワンリキー一気に行くわよ ﹂ エナジーボール くさむすび リーフィアは くが ﹁リーフィア " "! ? " " " ! " 草が足に引っかかり、勢いがあったため大きく転んだ " "! 70 ﹂ エナジーボール からてチョップ でもおかげで下手に動けないわね、どうする ワンリキー足元に注意しつつ近づき ﹁油断しちゃダメよ で体勢を崩して "! ﹂ ﹂ ? "! ﹁くっ でんこうせっか " ﹁リーフィア " " ? を喰らった エナ " ﹂と赤旗をキミに挙げながら宣言された め、あっという間に近づかれ〟でんこうせっか を喰らい体勢を直している間に ジーボール リーフィアの勝ち ! ﹁ワンリキー戦闘不能 ! " " ワンリキーは足元に注意してのダッシュのためか勢いが若干遅く意識も下にあるた " ! 正真正銘最後の勝負、悔いの残らない勝負にいたしましょう ﹂ ! うふふ、こういうの本当に久しぶりだわ。 ﹁さぁ、貴女の残りは傷ついた状態のポニータのみ、私のリーフィアも満身創痍だけど⋮ 05話 71 お シロナはワンリキーをモンスターボールに戻し、﹁よく頑張ったわ。ゆっくり休んで いて。﹂と囁き、ベルトに戻した。 そして、キミの言葉に対し笑顔ながらも挑戦者としての顔で答えた ﹂ ! 今までのポケモンバトルをしていてこんなに白熱したバトルは初めてだわ あなたに全てを託すわ、ポニータ 互いの全てを出し切って、これまで以上の最高のバトルにしましょう ﹁えぇ これがラストバトル ! そして ! ﹁それでは、リーフィアVSポニータの試合⋮始め 最後の試合の火蓋が切って落とされた⋮ ﹂ じくリーフィアも息を切らし四肢でしっかり立ちお互いを睨み合っている。 モンスターボールからポニータが息を切らし傷つきながらも四肢でしっかり立ち、同 ! ! ! 72 その頃クロナとナタネは、 もう少し離れろ すぅすぅと寝息をもらし、お互いを抱きながらクロナとナタネはとても良い夢を見て というほどの幸せそうな顔をして眠っていた 天使たちに写真にゴミが入るじゃねぇか ! ! 近づきすぎだ ! いるのか、これでもか ﹂ ! ! よ ﹁おいバカ 05話 73 ﹂ 手を出して 黙っていなさいよ 可愛らしすぎて無意識に近づいてしまうんだからって⋮てめぇも思 離れろよ そんなことになってはダメ ⋮でも、私の手で穢すなんて お持ち帰りしたいわぁ⋮いえ、ダメよ クズの声がビデオに入るでしょ ! ﹁仕 方 な い だ ろ いっきり近づいてんじゃねぇか ﹁あなたたち静かにしていなさい ﹂ しまったら穢れてしまうわ ! ! ! ! ! ﹁やぁ∼ん♪この子たち可愛すぎ ! ! しまうわぁ♪⋮やっぱりダメ ⋮⋮﹂ 微笑ましいこの光景と純粋な顔が ⋮あぁ、やっぱり ! なぜこうもここに集まっているのかと言うと、前話である04話の最後に登場した一 こにいた。 のに激しく怒るという高度で卓越した、しかし無駄な才能を発揮している従業員達がこ 凄く小さな声でもはや、身動きする音の方が大きいのではないかと思われる声音で、な 約一名おかしな人物がいて早く誰か通報しろよと言いたくなるが、コイツも含めて物 ! ⋮背徳感とか支配感とか所有感とか色々それらに近しく、イケナイ感じがして興奮して ! ! 74 05話 75 人の従業員が話したのがきっかけで、何が天使なのか聞いても﹁言葉じゃ伝わらないん だよ⋮見て感じるとしか言い様がないが、とにかく子どもルームに行ってみろ。そこに すべての答えがある。﹂と言い残し、ふらふらと仕事に戻っていった。 そこで、訝しげに思いつつ天使たちがいるという子どもルームに行ったら⋮と、こん で、す や す や と 眠 っ て い る が ク ロ ナ が 身 動 き し た 際 に ナ タ ネ の 頬 に な状況になったという訳だ。 そ の お か げ のだった⋮⋮ ちゅっとキスしてしまい、その光景を見た大人たちは物凄く体を捩らせ、悶絶している ? 76 なお、約一名の変態はその光景を見て耐え切れなくなったのか、子どもたちに如何わ しい事をしようとしていたので、他の大人たちが全力で阻止していたのを記しておこ う。 余談ではあるが、一番最初に発見した従業員はその後の仕事に手がつかず、ずっとポ ヘーと上の空だったらしい。 06話 そして で軌道を逸らして エナジーボール ひのこ ﹁リーフィア ﹁ポニータ ﹂ なきごえ あなをほる それから "! なきごえ " ﹂ "! ︶今よポニータ ! ﹂ ひのこ によって軌道 それから少しの間、緊張した沈黙が流れた⋮が、ポニータの足元が盛り上がり始め ︵うまく効いていてくれたら嬉しいのだけど⋮油断は禁物ね︶ 声をあげたが、ビクッとリーフィアの躯が反応するもすぐに潜られてしまった その頃にはリーフィアは穴を掘るために飛び上がり、ポニータは威嚇するように鳴き " "! " " " がポニータに放たれ、まっすぐ向かうが エナジーボール " がずらされポニータのすぐそばを通った。 " " ! " " " ﹁︵きた 06話 77 そこからリーフィアの躯半分が出たのとポニータがリーフィアに向かって鳴いたの はほぼ同時だった。 よ ﹂ ﹂ 攻撃はポニータの躯を少しよろめかす程度に終 " ひのこ あなをほる そのおかげか、突然の声と目の前にあるポニータの顔によって驚き、余計な力が入っ たのか身体が緊張して、 で吹き飛ばして ! わった たいあたり " " 体勢を整えたらすぐにこちらまで戻ってきて " ﹁ ﹁リーフィア ! " 状態になった。 リーフィアは先ほどの あなをほる 攻撃を完璧に決められなかったのを思ってか " キミは子供をあやす母のように キミの方を向いて﹁フィ⋮﹂とまるで謝る子供のように悲しそうな声をだした。 " ミの方に飛び下がったことで躱し、キミのハーフエリアまで戻ったことで仕切り直しの ポニータの体当たりがリーフィアを飛ばし、火の粉を吹いたがリーフィアはそれをキ ! " 78 ﹂ ﹁私は気にしてないから大丈夫よリーフィア。それに、こちらの戦術にシロナさんがす ぐに対応してくるから、私の責任だわ。 だから、あなたは気にしないで楽しんでいらっしゃい ? ﹂と鳴き、ポニータの方に向いて ! と優しく微笑んだ。 と言うみたいに﹁フィ ﹂と唸りながら体勢を低く構えた それを聞いてわかった ﹁フィ⋮ ! こなかったの 普通なら攻撃するチャンスなのに⋮﹂ ﹁待っていてくれてありがとう。でも、どうしてリーフィアと話している時に攻撃して ! ? もそう思いませんか ﹂ それに、話している途中に攻撃をしてバトルに勝っても嫌じゃないですか⋮キミさん のとポニータを少しでも休ませられるならと思ったからですよ。 ﹁いえ、振り出しに戻った状態で攻撃してもキミさんならすぐに対応してくると思った 06話 79 ? ﹂ ﹁えぇそうよ、そんなことをしてまでも勝利にこだわる人だったらポケモントレーナー この子達のためにも、ね ? として失格と判断しバッチは渡せないわ。 さて、お喋りはここまでとしましょう ? ﹂ リーフィア、私たちも次で終わらせるわよ﹂ ニータ、次で終わらすわよ ﹁聞いたわね と蹴りながら﹁ポニー ﹂と声と姿勢で示した ポニータは脚で地面をガッガッ 勢のまま﹁フィッ しなさい ﹂ ﹂ で難なく躱しガバ エナジーボール たいあたり で躱しながら近づき で攻撃し、近づいてきたら ひのこ ﹁ポニータ でんこうせっか ! ! でんこうせっか "! " ! がリーフィアを襲うが、 " ﹁リーフィア ひのこ " " ! ポニータの " " " " " ! ? " " ﹂と、リーフィアは低い姿 ﹁そ う ね、私 た ち だ け 熱 く な っ て も こ の 子 達 の 体 力 を 無 思 し た ら い け な い も の ね ⋮ ポ 80 ﹂ で地中から近づき ﹂ を放とうとするが " エナジーボール イトの時のように、傍に近づき エナジーボール よって防がれた あなをほる " からの〟ふみつけ " なきごえ ﹁⋮それなら ﹁させない " リーフィアが地面に潜ろうとするも、ポニータの なきごえ "! たいあたり " に " によってビクッと躯が "! " " !" エナジーボール を喰らっ " られてしまった。 ﹂ その後、ポニータの後ろの地面から飛び出し、背後から た " 一瞬硬直してしまいその隙に踏みつけの体勢が整うが、硬直が解けて躱されてしまい潜 " !" !? ニータが戦闘可能か否かを慎重に注意深く見ており、ポニータはボロボロの躯になりな リーフィアは今いるシロナのハーフエリアからキミのハーフエリアに戻り、審判はポ ﹁ポニータ 06話 81 あなたはまだいけるはずよ お願い頑張って ﹂ ! がらも立ち上がろうと頑張っていた 頑張って立ち上がって ! ﹁ポニータ ! ﹁ポニーーーーーーー !!! ポニータ、このまま勝つまで頑張るわよ フィアを見据えていた ﹁よく頑張ったわ ﹂と鳴き返してくれた。ふ ! ! ! シロナはポニータにそう言い、ポニータも力強く﹁ポニ ﹂ 腹の奥底から声を出し、躯の燃え盛る炎をさらに燃やし、四肢でしっかりと立ち、リー ﹂ き倒れそうになる⋮が、 シロナはポニータに立ち上がって欲しいと声をかけ続けるが、ポニータの躯がぐらつ ! 82 エナジーボール ﹂ をあのポニータは受けてなお立ち上 と、キミの方を見ると﹁まぁ♪﹂と口元に手を添え、驚きながらも嬉しそうに笑ってい た ﹁リーフィア、あなたが放った ﹂ で行きましょう ! " でんこうせっか で動きを封じて 技 で倒せないなら 力 " くさむすび がったわ " はステップで躱し、一旦こちらに戻りなさい くさむすび " !" ﹁来るわよポニータ " の でんこうせっか でんこうせっか 定まらず躱されてしまい、ポニータはシロナに言われた位置に着き でやってくるリーフィアにそなえた。 ポニータは迫り来るリーフィアをなんとか躱し、リーフィアは " " まさか⋮ガバイトの時の すなじごく " こんなタイミングで使ってくるなんて "!? ﹁なっ ! ナの近くまで跳び、地面と共に躯の下半分が沈んだ 勢いが止まらず、ポニータの方に向きを変えながらトンットンッと勢いを殺すためシロ " " リーフィアは草を操り、ポニータの脚に絡み結ぼうとするがサイドステップで目標が ! "! " " !" " " 06話 83 ﹂ ! ⋮。 ポニータが来る前に脱出しなさい ひのこ ﹂ "! リーフィア ! ポニータ ようやくここまで来てくれたもの " ﹁させないわ ! よく頑張ったわ ﹂と撫でながら褒めていた ﹂ ﹂ によって⋮リーフィアの体 " ほんとにありがと よって勝者、チャレンジャーシロナ つつ沈んで行くなかさらに、上からもポニータの ひのこ う ﹁おめでとうシロナさん。とても楽しいバトルだったわ ! 力は尽きた ポニータの勝ち かったよぉポニータぁ ! 勝ったぁ ﹁リーフィア戦闘不能 ﹁⋮かった。かった ! ! こんなに楽しくなったのは久 シロナは喜びのあまりポニータに抱きつきに行き、﹁ありがとう ! ! ! ! ! " 脱出しようともがくリーフィアが下半身が砂に埋まっており、じわじわと体力を奪い ! ! 84 すなじごく には驚かせられたわね﹂ しぶりでなんだかこっちがお礼を言いそうになるわ。 リーフィアもお疲れ様。最後の " ンスターボールに戻した ! ﹁ありがとうございました。私もとても楽しかったです 色々と勉強になりました﹂ それに、キミさんの戦術には ポニータも二人から褒め撫でられて嬉しそうに﹁ぽにー♪﹂と1鳴きし、シロナがモ れ様﹂と褒めていた。 とリーフィアをモンスターボールに戻し、ポニータの顔を撫でながら﹁あなたもお疲 " ? を持っているわ。 これからも他のジムにもよるのでしょう どん吸収して強くなれるわ﹂ しっかりと見ておきなさい貴女ならどん チケースに入れるのよ。それと、貴女ほどの腕なら1、2年でチャンピオンになれる腕 ﹁勉強になってよかったわ、これがフォレストバッチよ無くさないようにきちんとバッ 06話 85 ﹁ありがとうございます わぁこれが⋮フォレストバッチ。ゲットできたぁ⋮。 あとそんな⋮すぐにはチャンピオンになれませんよぉ。もう、キミさんたらぁ﹂ ! と頭に浮かべいたが、特に何もな ? ﹂と女の子に聞いていて﹁何か楽しい夢を見ていたけど⋮忘れ ? ちゃった﹂と答えていた。 た女性は﹁よく眠れた く寝ていただけと言ったらorz状態の女性はすぐさまクロナに抱きつき、微笑んでい 頬に手を添えて微笑んでいる女性の大人二人をみて 呟いている女性と﹁ナタネちゃんたら、もうそこまで仲良くなったの♪﹂とにこやかに その後、起きた子ども二人は床にorzとなって﹁クロナがぁ、私のクロナがぁ⋮﹂と ♪と笑っていた⋮⋮ 眠っているのを見た二人は片方が口をわなわなと震わし、もう片方があらあらまぁまぁ ついて寝て、クロナも脚をナタネの脚と絡みつかせ、さらにナタネを腕で包むように そして、子どもルームに着き扉を開けてみると、クロナの腕を枕にナタネが体に抱き か﹂と言い、﹁そうですねキミさん﹂と返した し合っていたがキミが﹁それじゃ、ナタネちゃんとクロナくんのところに行きましょう ﹁あらあら﹂と笑ってちゃかしているキミと照れながらも嬉しく笑っているシロナが話 86 それから二人は旅の続きに、二人は見送りにジムを出たが既に夕方だったため、キミ さんのお家に厄介になることになった⋮⋮ ﹂ その夜、ナタネと一緒に寝ていたのが気に食わなかったのかクロナと一緒の布団で、 お互い抱き合いながら眠っていたのは秘密にしておこう⋮⋮ 従業員side あと少しでキミさんと鉢合うところだったな ! ﹁いやぁ、危なかった ! 06話 87 いつのせいで﹂ ﹁ちーん﹂ ﹁良かった⋮俺たちの同僚から犯罪者がでなくて良かった ﹁えぇ、それは良かったわ﹂ ﹂ ﹁まぁ、後はキミさんにバレないように戻らないとな⋮お前らどうした 見るような目で俺を見て﹂ ? ! 遠い目で儚く笑う他の三人︵一名簀巻き状態︶は男を、否、男の後ろを見ていた そんな遠くを ﹁⋮⋮マジで危なかったわよね。でも、そんなに写真やムービーが取れなかったわ⋮こ ﹁あぁほんとにな。作業サボってあんなところにいたのがバレたら⋮⋮。﹂ 88 ﹁なんだよ 後ろに誰かいるのか⋮﹂ sideend 姿あと一週間見受けられていたという⋮⋮ その日、死んだ魚の目で黙々と作業している五人︵最初の発見者も捕まりました︶の ? ﹁うふふ♪﹂ 06話 89 07話 ﹂﹃元からこの服だったよ 母様﹄ ﹁クロナ、どうして私が買ってきた服がいつの間にかその服に変わっているのかしら ﹁ ? ﹃み、見間違えたんじゃないの ﹄﹁うー⋮﹂ ? スに靴よ。それがどうして民族衣装に変わっているのかしら ﹂ ﹂ ﹁いいえクロナ、私が買ってきたのは緑の短パンに黒のTシャツ、白のパーカー、ソック 装に変わっていたクロナを見て⋮という具合です 葉に甘えて泊まり、一緒の布団で眠ったまでは同じ服だったのだけど朝起きたら民族衣 キミさんが﹁もう夜になるから今日は泊まっていきなさい﹂と誘ってくれたので、お言 なぜ、このような話になっているのかというと昨日の夕方、ポケモンバトルが終わり ? ? 90 ? と目をそらして言うが ﹂ とでもしたと言ってるようなものよ ﹁クロナ、どうして私の目を見て言えないの それじゃ何か隠し事をしているか、悪いこ そんなこと⋮﹄ ﹂と体が反応しそれからすこし涙ぐんだ声と顔で答え、シロナも﹁そう、分か ﹂﹃わからないよ 大丈夫だから、ね ﹁うー⋮ ことをあった かないで大丈夫よ﹂と背中をなで続け、クロナが安心したことで、ん と1つ気になる らなかったのなら仕方ないわよね﹂と言い、続けて﹁よしよし、怒ってないからもう泣 ﹁はぅっ ? と優しく言われて 言ってごらん ? ! ? ? ! ! ? 服が見えるようになるのかしら﹂ ﹁クロナ、昨日もその服を着ていたのよね キミさんやナタネちゃん、ほかの人にも今の 07話 91 ? ﹄ ﹂ ﹃ううん⋮たぶん普通の服に見えているよ。母様と違ってこれから先もこの服は違って 見えると思うよ ﹁そうなの⋮ならこの話はこれで終わりにしましょう ? たんだから。それに、ね﹂ ﹁いいのよ、気にしないで。昨日のバトルが楽しかったからそのお礼にと思って招待し いました﹂ ﹁それでは一泊させてもらったうえに美味しいご飯も食べさせて貰ってありがとうござ ナタネの4人が集まっていた 朝ごはんを食べ終わり、身支度を済ませ、キミの家の玄関前にシロナとクロナ、キミ、 ていった。 伝えに来て、 ﹁ご飯食べに下に降りよっか﹂と言ってクロナと共にご飯を食べに下に降り と、話が終わったところで扉がノックされ、ナタネがご飯の用意ができたというのを ! 92 ﹂と聞き、クロナは少し考えるそぶりをみせ⋮抱きつ と後ろで隠れているナタネを前に押し出した ナタネは小さく﹁また会える ロナの隣の位置に戻った ? ﹂ ﹁あらあら♪ナタネちゃんもういいの よ もっといっぱい話さないとしばらく会えないわ いた。それでナタネは納得したのか﹁またいつかね﹂と言い抱きつき返し、クロナはシ ? 今のは一体どういうこと ﹂ ? ﹁ク、クロナ ? ﹁よかったわね﹂とキミとナタネは微笑ましくしているが ﹁うん、もう大丈夫。それにまた会えるって約束してくれたもん﹂ ? ﹁や﹂ 07話 93 とこちらもある意味微笑ましい会話をいていた⋮⋮ ﹁それではこれで。近くを寄ったら通ったらまた来ますね﹂ ﹁えぇ今度は私が勝つわ。それまでお元気で﹂ ⋮まさか 私以外には聞こえない シロナとキミは握手を交してナタネとクロナは手を振りあり、歩いて行った しばらく歩き ﹁それで、さっきはナタネちゃんになんて言ったの ﹂ ﹄ ﹂ ﹃さっきも言ったけど母様には教えないよ これはキミに聞かれても教えない と言ったのはウソだったの ? ? ⋮しつこいと母様嫌いになっちゃうよ ? ! しナタネも答えられないと思うよ ? ﹁むー !? !? 94 お願い機嫌直して それにもう聞かないから、ね ﹂ ? ﹁それはダメよ ? ﹂ ﹁でも、キミさんやナタネちゃんみたいに大人や女の子を呼び捨てにしちゃダメよ ちんとキミさんやナタネちゃんで呼ぶこと、分かった ﹁⋮うー﹂﹃⋮わかった﹄ ? かった⋮⋮ き クロナにきちんと言葉を訂正させてヨスガシティに向かうべく、206番道路に向 ? それを聞きクロナは両腕を広げ、シロナは抱きつき﹁んー♪﹂と満足げに声を出した ! ﹁よろしい。さて、まずはヨスガシティに向かいましょうか﹂ 07話 95 クロナside てぃーたー をしているか、悪 母様と今離れるのや 隠し事 とか難しくてよく分からない言葉言ってたし﹃見間違えたん " そにっく なんか怖い⋮服の あぅ、優しく起こされたと思ったら、ちょっと怒っているのかな とか ﹂ ⋮やだ、やだぁ ! あああぁぁぁ ⋮⋮ ! ぱん じゃないの﹄て言ったら " ﹁クロナ、どうして私の目を見て言えないの それじゃ何か いことでもしたと言ってるようなものよ まさか⋮まさか母様に気付かれた ぅぅぁあああ ! 服の事なんてもう知らないし﹃わからないよ そんなこと﹄よりも⋮ぅぅううう はぅっ !? ? " " やだよぉ母様ぁ ! ! やだよぉ ! だぁ ! " とか ぱんたん ? ! " " こと聞かれたけど﹃元からこの服だよ﹄と言ったけど⋮ " ! ? 96 07話 97 と言われてもナタネと一緒に一日中いたけど気 ぅう⋮よかったぁ、母様と離れなくてよかったぁ、まだ一緒にいれるよぉ⋮グスン。 母様が服がほかの人にも見えるの ﹄ できたことを言いに来たみたいで、母様と一緒に下に降りた。⋮ぅうん♪おいしかった 母様は納得したみたいでこのお話を終わりにしたら、ナタネが入ってきて朝ごはんが ら先もこの服は違って見えると思うよ づいてなかったから⋮﹃ううん⋮たぶん普通の服に見えているよ。母様と違ってこれか ? ? 家の外で母様とキミが話しているとナタネが前に出てきて﹁また会える ﹂て聞いて ! バイバイ、ナタネ た遊ぼうね。⋮これはナタネだけ特別に教えてあげるから母様でも今は教えないもん。 きたから少し考えたけど⋮うん、ここではない別の場所で会えると思うからその時にま ? 98 むー 母様、﹃さっきも言ったけど母様には教えないよ これはキミに聞かれても教 ﹄次 ⋮んー♪母様暖かぁい⋮は ⋮しつこいと母様嫌いになっちゃうよ なら抱っこで許してあげる えないしナタネも答えられないと思うよ は怒っちゃうよ ⋮ほんとにもう聞かない ふぅ♪ ? ? ! 母様ふしぎ ? side end 思ったのなんでだろ ナタネとキミのこと、ただ呼んでるだけなのにちょっと怒られた。笑顔なのに怖いと ? ? ? ! 08話 ﹁すみません、お客様。ここから先は急な坂になっておりますので、徒歩での通行は危険 ﹂ なので禁止させております。よろしければ、お近くの自転車店で購入なさるかここでの みなら有料でお貸しできますがいかがなさいますか ﹁そうね⋮この子と一緒に乗れるやつを貸してください﹂ ? れた二人乗りの自転車 クロナと私で色はどうしようか と話し合い、決まったのがグレーでカラーリングさ ちらの出口にお進みください﹂と言い残し、カウンターの方に戻っていった。 店員にお金を渡し、二人乗りの自転車置き場に案内され﹁お決まりになりなしたらあ ね、ではご案内いたします。こちらです﹂ ﹁かしこまりました。それでは二人乗りの自転車ということで500円です⋮丁度です 08話 99 ? ﹂﹃ うん ﹄ ﹁それじゃ行きましょうか。私にしっかりと掴まっていなさい ﹁ふぇ ! ﹂ ! 自転車に跨りクロナも後ろに乗ったことを確認すると目をキランッ ? ︶ !? と光らせ、クロ ⋮どうでも良い話だがシロナとクロナの激走を見た他のカップルたちが真似をしだ キャッキャッと楽しんでいた模様 下り、店員さんに怒られるも全く頭に入らずにいた。なお、クロナは面白かったのか とその後も悶々と考え込んでいたせいかノンストップでサイクリングロードを駆け のに、ほんとに抱きついてくれるなんて⋮私を悶え殺す気 ︵まさか姿が見えないから抱きついてくれたら欲しいなぁ⋮と思って言っただけだった ナの腰にがっしりと抱きついた ナはそんなシロナを不思議に思いつつも言われた通り、目の前のグリップではなくシロ ! ? 100 してしまい、事故になりかねないと判断した管理人が自転車の貸出を禁止し、自分の自 ﹂﹃母様 さっきの楽しかったね もう一度やりたい ﹄ 転車で乗るようにさせ事故が起きた際は自己責任という決まりを作ったという しおな ! ﹁しおな ! クロナ、私たちは今ポケモンマスターになるべく旅をしているのよ。 ! ﹄と聞きシロナは鼻の奥から 愛 を感じたが大人として、母親として、女と " 約束だからね母様 ﹂と言うと、ぱぁ ﹄とクロナは抱きついた ロナが﹁また今度来た時にまた一緒に乗りましょう ﹃ほんとだよ ? ? ! と笑顔になり しての威厳を保つため懸命に耐え戻らないことを告げるとぶぅ。とふてくされるがシ ﹃⋮だめ " 今はハクタイシティに用事はないからこのままヨスガシティに向かうわよ﹂ ﹁⋮ふぅ。ダメよ ! ? ! ? ! 抱きついたクロナを撫でながらもうすぐテンガン山の洞窟の入口が見えたので手を なるから手を繋いでいきましょうね﹂ ﹁えぇ約束よ。もうすぐでテンガン山の洞窟に入ったら辺りが暗くなって前が見えなく 08話 101 フラッシュ つなぎ洞窟の方に向かっていった⋮ 手を繋いで洞窟に入ると ﹂ が欲しいほどの暗さではないが、かと言って " もう少し歩くペースゆっくりにする 周りがよく見える程の明るさはなかった ﹁クロナ、大丈夫 ? " 嫌な感じってどういうこと ﹁っクロナ 急いで逃げるわよ と聞こうとしたが、後ろの方から何かが集団で羽ばたい ﹂ ! 仕方なくすぐ横の小道に逃げ込み右へ左へ進むも、諦めてくれず未だ襲いかかってきて シロナはクロナを抱き上げ逃げるも、別のズバットの集団が前にも塞ぐように現れ、 ! ている音がしたのでそちらを向くと⋮ズバットの集団がこちらに向かってきていた ? ﹃大丈夫だよ母様。でも⋮なんか嫌な感じがする﹄﹁むぅ﹂ ? 102 しびれごな 、ガバイト りゅうのいかり " 、カラナクシ " " いた ロゼリア ﹂ " みずのはどう ﹁仕方ないわね " ﹂ から出し、攻撃するも数が多く少し手こずるも撃退することに成功した ﹁⋮今のズバットの群れはなんだったのかしら ? ? クロナの言葉を聞き、もしかして、また⋮ とハクタイの森のことを思い出し、今は ﹄ ズバットの群れを追い返すべくロゼリア、ガバイト、カラナクシをモンスターボール "! ! ﹃⋮母様、ズバットたちの事を考えるのもいいけどここがどこか分かるの 08話 103 し、安堵した とに気づき、慌てて辺りを見渡してクロナの名前を呼ぶとひょこっと岩陰から姿を現 そんなことを考えてる場合じゃない、まずは⋮と考え込んでいる間にクロナがいないこ ? ﹁クロナ ダメじゃない勝手にいなくなっちゃ⋮心配したでしょ ? ﹂ ? ﹂ ヨスガシティに着いたら改 それに、これの近くの壁の隙間から光も見えたよ﹄ あと、ちょっとそこに連れてって見せてくれる めて調べましょう。 ﹁何かしらこれは⋮透明で中心がキラキラ光っているわね ? ﹂ ! ナはとても喜んで抱きつき返した ﹁うにゅぅ♪﹂と頭を撫でながら褒めてくれたこととシロナが喜んでくれたことでクロ 手柄よ、クロナ ﹁⋮確かに向こう側に出口が見えるわね、これならここから少し戻れば行けるわね。お をシロナに見せてあげた クロナは先ほど見つけた小さな小道に案内し、壁の隙間から微かに光が漏れている所 ? ? が落ちてたよ ﹁あぅ⋮﹂ ﹃ごめんなさい母様⋮でも、そこの後ろから光が見えたから行ってみたらこれ 104 ﹁抱きついていたら歩けないわよ ﹂ だから手を繋いで歩きましょ﹂ ﹁⋮ふふふ、いい加減しつこいのよ。おとなしく地に伏せているかどこかに失せなさい 向に向かうも⋮ 嬉しそうに笑うシロナはクロナと手を繋ぎ直し、入ってきた小道に戻り出口であろ方 ? ほのおのうず 、ゴーリキー からてチョップ " " 、カラナクシ " " というまさにちぎっては投げ、ちぎっては投げ⋮状態になっている ﹂ " ん " どろばくだ に遭遇し、後ろからも先ほどの群れがやってきて元も子もなくなり、結局現れたら倒す へと現れ、それから倒すのも面倒になってきて戦闘せずに駆け抜けてもさらに別の群れ 今いるドーミラーの群れに会う前からポケモンの群れに遭遇し撃退するも次から次 ? ﹁ポニータ 08話 105 ポニータの炎の渦でドーミラーの動きを封じつつダメージを与え、カラナクシの泥爆 弾で浮遊しているドーミラー以外のドーミラーを倒し、残っているドーミラーをゴーリ ﹂ キーの空手チョップで打ち倒した ﹁さぁ、行きましょうクロナ ﹃うん母様﹄ んでおりません。気絶しておるだけです︶とした後景を残して⋮⋮ るでスッキリしたと言わんばかりの顔で洞窟を出て行った。⋮後ろに死屍累々︵注:死 目の前のドーミラーの群れをあっという間に撃退し、シロナとクロナは手を繋いでま ? 106 08話 107 シロナたちのすぐあとに入ったトレーナー達はこの残酷な光景を目の当たりにして たいそう驚いたということは知らなくても良い情報である⋮⋮ 09話 ﹁着いたわね⋮。お祭りでもしてるのかしら ﹂ ﹂ ? ﹁しおな﹂﹃母様、お祭りってなに みんなで楽しく賑やかにする日のことをいうの。わ ? ? ﹂ ﹁そうね⋮お祭りっていうのはね かった ? ﹄ くいくいとシロナのコートの裾を引っ張るクロナが頭を少し傾けて聞いてきた いことを聞きましょうか⋮どうしたのクロナ ﹁とりあえずはポケモンセンターに行って、ポケモンを回復させてジョーイさんに詳し しんでる人たちで賑わっていた ヨスガシティにシロナたちは着いたのだが、目の前に広がる光景はお祭りの準備に勤 ? 108 ﹃母様といつも一緒に楽しいことをみんなでやる日 ﹄ ﹃わかった﹄とクロナは納得し、そのままポケモンセンターに入った ∼テン テン テレテン♪∼ ! ﹁おまちどうさま。お預かりしたポケモンはみんな元気になりましたよ ﹂ ﹁そんな感じよ、他にも祭りでしか楽しめない事があるけど、それはあとのお楽しみね﹂ ? ﹁あ り が と う ご ざ い ま す。ジ ョ ー イ さ ん 今 日 は こ の 街 で 何 か お 祭 り で も や る ん で す か ﹂ ? ﹁えぇ明日はマスターランクのポケモンコンテストが会場で行われるので今日はその準 09話 109 備ですよ﹂ きましょうか﹂ ? 閉館だよ。それ以降からなら受け付けるよ﹂ ﹁あぁ⋮すまない今日から明後日まではポケモンたちに無理をさせたくないからジムは が⋮ う⋮なんですか﹂と返事をしたが、もしかしたらという気持ちでヨスガジムに向かった ジム戦に行こうと意気込むシロナたちはジョーイさんの言葉によって意気消沈し﹁そ と思いますよ﹂ 出場されますから。それと占い師の一面もありますからジム戦はできなくても会える ﹁できませんよ ヨスガジム ジムリーダーのヨシトさんはポケモンコンテンストにも にむけてのお祭りの準備ですって。明日お祭りを一日楽しむために今からジム戦に行 ﹁そうなんですか、教えてくださりありがとうございました。クロナ今日は明日の本番 110 ﹂ ﹁そうですか⋮いえ、こちらも無理を言って申し訳ありません。⋮しかしなぜ大会が終 わってももう一日休むのですか 選ばれたのだろうか、と心の内で思っていたら いやぁお恥ずかしい⋮と頭をかいてるヨシトを見てどういう経緯でジムリーダーに らないとダメなんですよ﹂ おっとりというか、争いに向かない性格ばかりでしてポケモンバトルには一日かけてや ﹁⋮お恥ずかしながら、僕が争いごとが嫌いなおかげかポケモンたちものんきというか ? 顔に書いてましたよ ﹂ 人相を見るとポケモンセンターに寄ってきたと思ったのになぁ﹂と呟いたの聞いてよう ? ? 驚いてる私にヨシトさんは﹁ジョーイさんに言われなかった おかしいな、あなたの の間にか前ジムリーダーのアラキさんが僕のことを推薦していて⋮今に至るわけです。 ﹁ポケモンコンテストに向けて仕方なくポケモンバトルで技の練習をしていたら、いつ 09話 111 やく思い出した ﹁占ってくれるのですか ﹂ そしたらお願いします﹂ ﹂ ? ? それともカードで占う ? ﹁それじゃ占うけど、どれで占ってほしい ﹁⋮クロナ、手で占う ﹁ん﹂﹃あれ﹄ ﹂ ヨシトの後に続いてジムの中に入り、占いを行う部屋に通され椅子に座った ? ? しているよ。占ってみる ﹁それもあるけど他にもタロットカードやトランプ、手相、風水などいろんな物に手を出 ﹁⋮占い師と聞いていたので、てっきり水晶玉で見ているのかと思っていました﹂ 112 ﹁タロットカードでいいんだね ﹁教皇﹂正位置 ﹁星﹂正位置 ﹁太陽﹂正位置 ﹁死神﹂逆位置 ﹁審判﹂逆位置 ﹁女帝﹂正位置 ﹁運命の輪﹂正位置 た。シロナが引いたカードは ﹂ ヨシトはカードをシャッフルしてテーブルに置き﹁どうぞ﹂といい、シロナに引かせ ? ﹁ふむ⋮途中不安要素があるけど、いい未来だね﹂ ﹂ ? ﹁あぁすまない、説明するよ。 ﹁どういうことですか 09話 113 114 ﹂ まず、過去が﹁運命の輪﹂正位置でこれは、出会いや幸運の到来、定められた運命な どの意味合いがあるんだ。何かいいことでもあったんじゃないかな に向かっているみたいだね。⋮でも油断は禁物だよ 周囲の状況は﹁太陽﹂正位置。意味は祝福や輝く未来、約束された将来などいい方向 け入れて進みなさいということだね。 対応策は﹁死神﹂逆位置。意味はやり直しや新展開、再スタート。起きた出来事を受 ということだ。もしかしたら唐突な別れが来るかも知れない そして未来﹁審判﹂逆位置。これは⋮悔恨や後悔、悪い知らせなど嫌なことが起こる る。今のあなたのようにね。 次に現在が﹁女帝﹂正位置。これは愛情や繁栄、包容力など母親という事を表してい ? のカードの説明でクロナと別れるという想像が浮かんだが、すぐに切り替えて続きの説 シロナは説明を聞いていて過去を思い出したり途中で顔が赤くなったりしたが、未来 るみたいだ。﹂ 最後に最終予想﹁教皇﹂正位置。これは信頼や尊敬、思いやりなど人の教えとなりえ とはよかったじゃないか。 本人の希望は﹁星﹂正位置で希望や憧れ、願いが叶うという意味がある。願いが叶う ? 明を聞いた。 それともやめるかい ﹂ じゃないから余裕を持って行けば大丈夫だと思うよ。 ﹁シ ロ ナ さ ん は 未 来 は 少 し 悲 し い こ と が 起 き る か も し れ な い け ど、ま だ 確 定 し た こ と 次は、君のを占うかい ? ﹁運命の輪﹂正位置 ﹁星﹂逆位置 ﹁太陽﹂正位置 ﹁皇帝﹂正位置 ﹁世界﹂正位置 ﹁魔術師﹂正位置 ﹁死神﹂逆位置 がクロナは、こくんと頷いたのでまたカードをシャッフルしクロナに引かせた ヨシトはシロナに絶対的な定めではないこと教えて、クロナにやるかどうかを聞いた ? てだよ﹂ ﹁⋮君は面白い運命をしているね。ここまではっきりとされたカード達を見るのは初め 09話 115 ヨシトはクロナの引いたカードを見て驚いた顔をしてクロナを見ていたが、肝心のク ﹂ ロナは飽きたのかシロナにべったりくっついてじゃれていた ﹁すみません⋮それでどういった意味なのですか を作るのが得意なんじゃないかな きくなるにつれて覚えてくればいいさ。 対応策は﹁皇帝﹂正位置。これは安定や意思、行動力といったことだからこれから大 思うよ。 未来は﹁世界﹂正位置。完全や完成、成就などだから、きっと君は歴史に名を残すと ? 現在が﹁魔術師﹂正位置。意味は創造や才能、感覚といったことで、科学者とか何か 折からの立ち直りなどだね。 過去は﹁死神﹂逆位置。シロナさんの方でも説明しましたが再スタートや新展開、挫 ﹁おっとすまない。僕としたことが微笑ましい光景に見惚れていた。では改めて シロナはクロナのじゃれつきを母親のごとく見守り、ヨシトにカードの意味を聞いた ? 116 周囲の状況が﹁太陽﹂正位置。これもシロナさんと同じで祝福や輝く未来、約束され た将来と、君はすごいね。 解決や結果、 本人の希望は﹁星﹂逆位置。意味は幻滅や悲哀、高望みといったことだから⋮君の願 いは叶えられないかもしれないよ。 最後の最終予想は﹁運命の輪﹂正位置。君は神様に愛されているのかい 定められた運命などの意味をもつカードがここにでるなんて﹂ 首を横に振って今度は抱きつくだけになった⋮⋮ じゃれついていたクロナが大人しくなっていたのでどうしたの と聞くと﹁んーん﹂と 説 明 し て ヨ シ ト は 改 め て 驚 い た。シ ロ ナ も そ れ を 聞 き 驚 い て い た が い つ の 間 に か ? ﹁占ってくださりありがとうございました。今度ここに来る時は3日後ですね﹂ ? ど今ポケモンたちを見せてもらってもいいかな ﹂ に行かないといけないから出来ないんだ、すまないね。それとよかったらでいいんだけ ﹁あぁ⋮そうなるはずだったんだけど、先ほどポケモンリーグから連絡があって3日後 09話 117 ? ﹂ ベルトからポケモンたちを出したのをみたヨシトは触れてもいいかい ! ⋮え えぇ ? ﹂ !? ﹁え ? と聞きシロ と頷きシロナにレリックバッチを渡してき ! ﹁きみなら大丈夫そうだ。これを君に託そう﹂ た いたりしていたが、気が済んだのか、良し ナはいいですよと答え、しばらくポケモンたちの顔を見ていたり、手や体の一部を見て ? ﹁⋮そうなんですか、それなら仕方にですね。みんな出てきなさい 118 10話 ﹂ ﹁あ、あのいったいどういうことですか とにかく受け取れません いきなり渡されても納得できないというか⋮ !? ヨシトに腕を伸ばすが シロナはいきなり渡されたことであたふたするもすぐにレリックバッチを返そうと ! た ヨシトはそれを拒み、シロナに納得させバッチを受け取ってもらうために理由も話し とき言い訳にしたくないんだ﹂ トルができないし、もし君と今日バトルして明日のポケモンコンテスト大会で敗退した もしかしたらもうヨスガジム シムリーダーとして君とバッチをかけてポケモンバ 出しかジムの存続に関わることだからね。 ﹁いや返さなくてもいいよ。ポケモンリーグからの呼び出しということは、緊急の呼び 10話 119 ﹂ 先ほどの理由でポケモンバトルはできないこと は分かりましたけどバッチをもらう理由にはなってないですよね ? ないんだ﹂ それでも一度バトルしてみないと分からないと言いたいんだ それに顔や体の相は嘘を言わないからね。とヨシトさんは言うけれど私は⋮ 確かにそうすれば白黒はっきりするするからね。 ﹁言わなくても分かるよ ろう ? まったからね。今日まで頑張ってきたけど、それも終わりだ。それに君たちを見て目標 ストに出場できればそれでよかったんだけど⋮推薦されてジムリーダーになってし でもここでもう一度言わせてもらう。僕は争いごとが嫌いなんだ。ポケモンコンテ ? ! ケモンたち、特にガバイトのように荒々しい力の中に美しさを併せ持つポケモンに勝て 僕のポケモンたちはどうしても純粋な美しさを求めてしまうから威力がね⋮君のポ かったよ、君は強い。僕よりはるかに強いんだ。 ﹁バ ッ チ を 渡 す 理 由 も き ち ん と あ る。君 の ポ ケ モ ン た ち を 見 さ せ て も ら っ て 一 目 で わ ? ﹁そうですか⋮いえ、待ってください 120 もできたしそのお礼も兼ねてバッチを渡すんだ﹂ 満足そうに笑うヨシトさんを見て私は何も言えず、バッチを受け取った⋮ ちょっとその子と話がしたいんだが⋮いいかな ﹂ ﹄ ﹂ ? ﹁あー少し待ってもらえるかい ﹂﹃お話はできないと思うけど⋮聞くことはできるよ ? ? ? ﹁⋮クロナ、ヨシトさんとお話できる ﹁ ? く行かせることにした 警戒するようにヨシトを見ていたが、クロナがそれを了承したことでシロナは仕方な 話したいんだ﹂ ﹁あぁいや、話といってもこちらが質問するだけだけど⋮できればその子と二人きりで 10話 121 ﹁何か変なことや嫌なことされたら私を呼んでね 分かった ﹂ ? た。 と帰ってくるからね ﹄と言いヨシトと共にジムの入口に入り、そこで話し合いを始め クロナはそれを聞き入れ、安心させるように抱きつき﹃大丈夫だよ母様。ぼくちゃん ? ﹂ クロナに聞いても答えてくれないだろうと思い、静かに見守っていた。 そして数分後⋮ ﹁しおな∼﹂﹃母様ただいま∼﹄ 母様、それじゃ二人きりで話した事が台無しじゃん﹄ ﹂ シロナはクロナとヨシトが何を話しているのか気になっているが、きっと前みたいに ? ﹁おかえりなさい、クロナ何を話していたの ﹁む∼﹂﹃ダメだよ ? ﹁そうなのだけど⋮お母さん知りたいなぁ、て思っちゃったんだもん。ダメ ? ? 122 ﹁めっ ﹂﹃ダメ ﹄ ﹁そうだね。また縁があったらまた会おう﹂ ﹁それではこれで﹂ 申し訳ない。とヨシトは謝り、シロナはそうですか⋮と渋々納得した ﹁すまないね、答えられないよ。これはさすがにね﹂ ﹁分かったわ、じゃこの話は終わりね⋮ヨシトさんも答えられませんか ! ﹂ シロナたちはヨシトと別れ、ポケモンセンターに戻っていった⋮⋮ どうするクロナ ? ? ﹂ ? ! ﹁さて、これからどうしましょうね 10話 123 ⋮ジョーイさんに聞いてみましょうか﹂ ﹁んー﹂﹃母様とお外でいっぱい遊びたい﹄ そうですね⋮街中にある公園か外まで行くしかありません ﹁外で遊べる場所なんてあるのかしら ﹁外で遊べるところですか ね﹂ ? んなと一緒に、きゃ すいません ぶつかったお詫びをし メモに夢中になっていて見ていませんでした﹂ ! お嬢ちゃんたち。あぁいやこれではいかんか⋮断っ ﹁おぉこちらこそ申し訳ない。私も考え事をしておりましてな たいのだが⋮お茶でもどうかね てくれても構わないよ﹂ ? ! ﹁そうですか、ありがとうございます。⋮どうしましょう、これじゃ外まで行かないとみ ジョーイさんは公園までの道のりを書いたメモを渡してくれた ? 124 ? すこし太っているがまだ若さを感じるジェントルメンが﹁困ったなぁ屋敷に住み着き ﹂ 始めた野生のポケモンをどうするかぁ⋮﹂と呟いていて、あーでもないこーでもないと シロナたちのことを忘れてうんうん唸っていた 困っているなら手伝いましょうか ? ﹂ ﹁⋮あの∼何か困っているんですか ﹁あぅ ? ンはシロナたちに気づき少し話すかどうかを考えて シロナとクロナは困り果てているジェントルメンに声をかけてみると、ジェントルメ ? に来てはみたんだが⋮﹂ 毎日やらせるには疲労が溜まりますからな。何かいい案が浮かばないかとこうして街 ポケモンを捕まえようにも私はポケモンバトルが苦手でして、メイドや執事も流石に してな。何度も追い払ってはいるのですが戻ってきてくるんですよ⋮。 ﹁⋮お恥ずかしながら私の自慢の屋敷の敷地内に野生のポケモンたちが住み着き始めま 10話 125 ﹂ はぁ⋮と、しまいにはため息も出してしまったジェントルメンを見てシロナは ﹂ ﹁分かりました。お役に立てるかどうか分かりませんが私も考えましょう いやぁありがたい、助かりますぞ と言ってくれてジェントルメンは ﹁ほ、本当かね ! 案内させた⋮⋮ 分からないと思われるので我が屋敷に案内しましょう﹂と言ってシロナたちを屋敷まで 街にまで来たかいがあってよかった。と心の中で思いながら﹁ここでは詳しいことが !? ! 126 10話 127 あくび をしてシロナに寄り添っていた " この時クロナはどうでもよさそうに " と聞 知らない人間が前を歩いて母様がつい ていくのでぼくもはぐれないようについていきます。 ? ⋮でも、母様は白がいいって言うんだ。むぅ。 知らない人間がどっか行ったので、母様と二人きりです。母様が色は何がいい いてきたのでもちろん黒を選びました ! ヘンテコな乗り物に母様が乗ったのでぼくも真似したら、母 結局兄様の色になったのでしぶしぶそれにしました。 ? 様がしっかりつかまっていなさいと言ってきたから抱きついたんだ。母様の匂い⋮な じてんしゃっていうの ? 間と話していますが⋮お話が終わったのかな ぼくは今、母様と一緒に同じものがいっぱいある家に来ています。そこで知らない人 08話 クロナside 10,5話 128 んか安心するぅ。 母様あったかいんだよ なんかビューン もっかいやりたい 乗ってみた感想。速くて楽しかった いんだよ お話が終わったのかな ﹃母様 さっきの楽しかったね で⋮ビューンなんだよ 速 ⋮だめ ⋮母様戻ってくれ もう一度やりたい お空は今日も綺麗だよ ぶぅ。つまんない。母様ともう手を⋮大好き ﹃ほんとだよ !? 約束だからね母様 このくらいの速さならぼ ? 平気だから﹃大丈夫だよ母様。でも⋮嫌な感じがする﹄⋮むぅ、なんか兄 洞窟が暗くて足元が見えないから心配してくれたのかな 様たちの気配がする。なんで ! それに⋮いくら兄様達でも今この時を邪魔し ? ぼくは母様と一緒にいたいんだから。 ? でもまだ気づかねいで 母様がいろんなところを走っていたけど、兄様達しつこいね。おかげで母様のポケモ たら許さないよ そんなことしなくてもまだ行かないよ 母様に抱えられて逃げてる時にズバッとたちが⋮あぁ、そういうことね。兄様たちが ? く平気だよ ! ! 大好きだよぉ ? ? ! ! ! ! ! ﹄⋮あれ 母様上向いてどうしたのかな るの ﹄やっぱり母様は優しいね ! ! ? ? ! ? ふんふふん♪母様と手を繋いでおさんぽ♪洞窟でも手を繋いでおさんぽ♪ ! ? ? ! ンたちが倒しちゃったよ。母様もさすがに気づいちゃうかな ? 10,5話 129 ね ? ﹄ ⋮壁の隙間から光が見えるや。なんだ なんか光った 行ってみよっか 戻らなくちゃ なんか光ってる石が2つも落ちてた ⋮ん だから﹃母様、ズバットたちの事をお考えるのもいいけど、ここがどこか分かるの おぉ ろう。あ、母様が呼んでる ? ホントにもう 母様にもこの気持ち分けてあげる いいものだと思ったのに⋮。まぁいいや。母様、 それに、これの近くの壁の隙間から光も見えたよ﹄ 母様でも、それよくわかんないの こっちだよ ⋮やっぱり母様暖かい♪ うにゅぅ♪褒められちゃった♪母様も嬉しそう 喜んでくれたみたい♪手もつないでもらっちゃった♪やったね ﹂ ? ? ⋮ふふふ、いい加減しつこいんだよ もうどっか行ってくれないかな いい加減にしないと⋮⋮ ﹁さぁ、行きましょうクロナ ? ! ! ! ? 行ってみたらこれが落ちていたよ あぅ、怒られちゃった。﹃ごめんなさい母様⋮でも、そこの後ろから光が見えたから ! ? ! ! ⋮母様考え込んじゃった。どうしようかな ? ? ! ! ? 130 ﹃うん母様﹄ 兄様たち覚えていろよ 08話end 09話 父様に言いつけてやるんだから なにそれ おまつり⋮オ ? ! ? ⋮なんか違う気がする。分かんないか あの人間たち。おまつり オマっていうポケモンを釣るのかな 着いたね。⋮何してるのかな マつり ﹄ ? ? ﹁しおな﹂﹃母様、お祭りってなに ら、母様に聞こうっと ? ? ? 10,5話 131 132 なん ﹄やっぱり、オマつりじゃないんだね。うん。よくわかんなかったけど﹃わかった﹄よ ん∼と、よくわかんなかったけど﹃母様といつも一緒に楽しいことをみんなでやる日 母様 ∼テン テン テレテン♪∼ むぅ ? ⋮なんで それにこの人間ほかのところにもいたよね ⋮あ、でも微妙に違うや。 なんで ? ⋮この音ってどっから出てるの なんで母様落ち込んでんの !? でここにもいるの あぅっ !? ? sideend !? ? ? ? ヨシトside や ぁ、ど う も。ヨ ス ガ ジ ム ジ ム リ ー ダ ー の ヨ シ ト だ。本 業 は ト ッ プ コ ー デ ィ ネ ー ターと言いたいんだけどね ﹂ そりゃ困るさ、占いによると言葉を間違うと死ぬって出ちゃってんだか さて、困ったことにどうやら今日は不思議な縁が来るみたいなんだ。何が困ったこと になるかって ら。正しくいくと良縁なんだけどね おっと、どうやら来たみたいだ ﹁あの⋮すいません。ヨスガジムの人ですか な ﹂ いや、ポケモンか ⋮落ち着こう。とりあえずはこの女 ? ? 人間か ﹂ ﹁そうだよ。ヨスガジムのジムリーダーをやっているヨシトだよ。今日はどうしたのか ? ? ? ⋮なんだこの子は !? ! ? ﹁えっと、私シロナといいます。バッチをかけてポケモンバトルに来ました 10,5話 133 性の挑戦を断らなくては 閉館だよ。それ以降からなら受け付けるよ﹂ ? 人間の皮を被っ ⋮なんとかシロナさんたちには気づかれずにジムに通すことができたかな ? 人相だけでも歪でとても人間のものとは言えない し⋮分からない。シロナさんのそばを離れずに歩くこの子は何者だ た化物と言われたら僕は信じるよ ? ﹁審判﹂逆位置 ﹁女帝﹂正位置 ﹁運命の輪﹂正位置 まぁ、まずはタロットを引いてもらって確かめるか そんな上手く行く訳ないよねぇ︵笑︶⋮っく 仕方ない。色々出しておくけど、できれば手相とかにしてくれるとありがたいけど⋮ よ。⋮もう部屋に着いてしまった 。しか ﹁あぁ⋮すまない今日から明後日まではポケモンたちに無理をさせたくないからジムは 134 ﹁死神﹂逆位置 ﹁太陽﹂正位置 ﹁星﹂正位置 ﹁教皇﹂正位置 人相は人間だよね なんだよほ 今までいろんな人占っ ? ? だんだん説明してて不思議に思うよ ? ふむ⋮あんたも人間じゃないパターン てきたけどちょっとおかしいよね とんど正位置って。場所も場所だよ ! ? ⋮なんか疲れたけど、次はこの子の番だ。さぁ、どんな運命か ﹁死神﹂逆位置 ﹁魔術師﹂正位置 ﹁世界﹂正位置 ﹁皇帝﹂正位置 ﹁運命の輪﹂正位置 ﹁星﹂逆位置 ﹁太陽﹂正位置 10,5話 135 136 わぁい、きみすごいねぇ、はじめてみたよぉこんなの︵棒︶驚きつつも呆れることっ てできるんだなぁ、初めて知ったよ。 きっと伝説の三聖獣もタロットカードで占ったらこんな感じだろうなぁ。⋮ジョウ トのマツバ、元気にしてるかなぁ しかし、本人の希望の﹁星﹂逆位置の意味はなんだろうか ここまで神様に愛されて いるんだから叶うだろうに。⋮おや 着信があったみたいだな ? せてくれないか と言ったら見せてくれたよ きないことを告げると悲しい顔をしてしまった。⋮ふむ。シロナさんのポケモンを見 シロナさんからお礼の言葉をもらったけど、先ほどポケモンリーグから連絡がありで ? 通のそうじゃなかったら⋮。ブルータス、お前もか。⋮ん ブルータスって誰だ い ? トレーナーもポケモンもこの子 ? や、そんなことよりポケモンたちの相だよ。 君らはどうしてこうも神様に愛されているんだい ? ふむふむ、きちんとポケモンの相だね。よかったよかった。これでポケモンたちも普 ? も それにしっかりと鍛えているから能力半端ないんですけど てこれはもう、バッチを渡すしかないな ⋮え えぇ ﹂ ﹁きみなら大丈夫そうだ。これを君に託そう﹂ ﹁え !? ⋮ジムリーダーとし ! ⋮やっぱり驚くよねぇ。でもまぁ理由を言ったら納得してもらえるかな 10話 09話end ? でもね、理屈だけじゃなく本能っていうのかな そこからも負けると言ってい 戦う理由とバッチを渡す理由を言ったけど、どうやらまだ納得してないって顔をして ? ! ? いるね ? ? 10,5話 137 るんだ。 確かに君とポケモンバトルをしたら負けると分かっていてもきっと楽しいバトルに なるだろう。でもやっぱり争いごとが嫌いなんだな、と尚更自分で思うよ。 ﹂ それに君たちを見ていてもう一度旅をして、新しい技法や良縁悪縁に出会うのもいい と思えたしね 気になるけど⋮。 ちょっとその子と話がしたいんだが⋮いいかな さて、シロナさんはこの子と話をさせてもらえるかな ヨシトend クロナside ﹁あー少し待ってもらえるかい 母様がなんか嬉しくない笑顔浮かべてる。なんで ﹄ ? ? うーん。﹃お話はできないと思うけど⋮聞くことはできるよ ? ? ? 138 ﹄だからそんな顔しないで ⋮君とは自己紹介はしていな ⋮母様真面目な顔だね。よくわかんないけど、﹃大丈夫だよ母様。ぼくちゃんと帰っ てくるからね ? ﹂ ずっと君じゃ嫌 ? ﹂⋮クオナだよね とりあえずは君の名前を教えてくれるかい よろしくって言ってきて、手をぼくに伸ばしてきたけど⋮何してんの ﹂ シr﹁くおな ? だろう ﹁⋮嫌われちゃったかな ﹂ ? ? へんなの かったね。僕はヨシト。今はまだヨスガシティのジムリーダーをしている﹂ ﹁ここなら外にいるシロナさんにも見えて安心するかな ? ? ! ﹁くおな﹂ ﹁くおな ! ? ? ﹁クオナくんと言うのかい 10,5話 139 ﹁⋮ろ ﹂ ﹂ フンス ﹁くろな ﹁くおな ? いかい ﹂ まったく母様からもらった大切な名前を間違えるなんて ﹂ ? 何を聞いてくるのかな ⋮まぁ、いいよ ? む ﹁ん﹂ 人間か それともポケモ ? ? ﹁それでは聞かせてもらうよ。クロナくん、君は一体何者だ ? ﹁⋮こほん、さてクロナくん君を呼んだのは聞きたいことがあったからだ。聞いてもい ! ! ? ! 140 10,5話 141 ンか ﹂ ? ﹁喰らうぞ 人間﹂ ? 142 む∼。これで二度目 ﹃ダメだよ ん﹄ ﹄母様に教えたくないもん 母様、それじゃ二人きりで話した事が台無しじゃ でも、﹃ダメ ! ? 知らないことを聞いても意味ないもん ! どうしても知りたいの ⋮母様それは答えないよ ? ? ! ﹁しおな∼﹂﹃母様ただいま∼﹄ 10,5話 143 144 母様これからどうするの たい﹄ ⋮はぅ ⋮ なに どゆ 何もしないなら⋮眠いけど、﹃母様とお外でいっぱい遊び ⋮∼はふぅ。 人間がいつの間にか目の前に立っていた 母様どうしたの ? ? この人間ずっとここに居るのかな なに ? ⋮あぅ ? !? ! ? わかったよぉ。⋮∼はぅ !? ! 母様その人間についていくの !? ? それにしても⋮眠い。ねむいぉ。⋮ふぇ こと ? 11話 ﹁ここが私の自慢の敷地であり、屋敷ですぞ ﹂ にクロナを起こさないように優しく下ろして座らせ自身も座った た。その後、ジェントルメンに屋敷の中の客間に案内され、シロナはふかふかのソファ シロナは寝ているクロナを背負いながらジェントルメンの屋敷を見て納得をしてい 入ってくるのも納得がいくわ︶ ここまでの広さと大きさだとは思っていなかったわ⋮。これなら、野生のポケモンが ︵212番道路で途中から柵沿いに通っていたからまさかと思っていたけど、さすがに ! 勢を元に戻した 後ろにいる執事が礼儀正しく一礼し、その体勢で﹁ゲンゾウと申します﹂と言って体 ﹁そういえば名前を言っておりませんでしたな。私はウラヤマと申します﹂ 11話 145 りできないでいるのだよ﹂ ポケモンたちが、話し合いで解決してくれるかもしれませんよ﹂ ﹁そうですねぇ⋮。いっそポケモンをその裏庭に配置するのはどうですか ? ﹂ ? 実に上回っている執事に聞いた ウラヤマは後ろに控えているまだ若さを感じさせるが、それでもシロナの20歳は確 どうかね ﹁ふむ⋮。確かにそうかもしれませんな。しかし、ここは執事の意見も聞いてみようか、 そうすれば 調べさせたのですが⋮いまだどこからか来るのかさっぱりでして、自慢の裏庭でゆっく ﹁今までは私の執事とメイドでポケモンバトルをして追い払ったり、塀に隙間がないか お互い今更ながらの自己紹介を済ませ、野生のポケモンに対する対抗策を話し始めた ﹁シロナと言います。この子はクロナと言います﹂ 146 ﹁はい。恐れながら申しますにそうした場合、警備のポケモンが裏庭に配属されるため ﹂ 屋敷全体の警備がおろそかになってしまうためお止めになられた方がよろしいかと﹂ ﹁そうか。お前がダメならばメイド達のポケモンはどうかね ね﹂ ﹁おや、もうこんなに時間が経っていたかね。シロナさん、少し休憩にするとしようか 折執事を交えて、あーでもないこーでもないと数時間話し合いをしていた。そして⋮ ふむぅ、他の案にするしかあるまいか。と別の案を考えるべくシロナとウラヤマ、時 ﹁メイド達の場合は警護に不向きなポケモンたちばかりですので⋮﹂ ? が⋮﹂ ﹁お気遣いありがとうございます。それではあの、その、お、お手洗いに行きたいのです 11話 147 と少し恥ずかしがりながらも用件を話すと、ウラヤマはすぐさまメイドを呼んだ ? クロナの姿が消えていた ﹁クロナ ﹂ 礼の言葉を言って部屋に入るが シロナもメイドと共に部屋を出て行き、部屋に戻る時もメイドに案内させてもらいお ﹁あ、わかりました﹂ ﹁それではシロナ様、案内いたしますのでこちらへ﹂ それでは失礼。と言い残し執事と共に客間を出て行った 1,2時間ほど書斎で仕事をするので自由にしてもらって構わないからね﹂ ﹁こちらのお嬢さんに手洗いの場所に連れてってあげなさい。それとシロナさん、私は 148 ﹁クロナ∼どこいったの∼ ﹁⋮クロナ はやくでてきなさ∼い﹂ 悪戯してないで早く出てきなさい﹂ らいでそこを覗くがクロナはいなかった 声を出しながら部屋を見渡すも隠れられるところが無く、せいぜいがテーブルの下ぐ ? どこにいったの お願い早く出てきて⋮ ︶ ! ︵どこ ? はないか とかそういうよからぬ考えばかりが思い浮かんでは沈んでいく。 シロナは焦りながらも冷静に考えようとするも、思考はクロナの身に何かあったので ? なかったら次の所まで早歩きで行くもだんだんと足の速度が速くなっていく 少し早歩きになりながらも少しでも隠れられそうな所があったらすぐさま確認し、い 改めて部屋を見渡し、部屋から出た ? ? 11話 149 ﹂ ﹂ そして廊下を歩いているメイドを見つけるとすぐさま声をかけ、クロナの行方が知ら すいません﹂ ないかを聞いた ﹁あの ﹁はい、なんでしょうか ﹁えと⋮このくらいの身長で金髪の子を見かけませんでしたか 聞いても﹁しおな﹂としか言 ? 探すために走った⋮⋮ 裏庭についたシロナは広すぎる庭に苦笑いするもすぐに意識を切り替えてクロナを シロナがそれを聞きすぐに裏庭の道順を聞き出し、お礼を言って走り出した。 ましたから﹂ いませんから、分からなかったので謝ったらしょんぼりした顔してそのまま歩いて行き ﹁あぁ、その子なら先ほど裏庭に行くのを見かけましたよ ? ? ! 150 母様どこいったの わかんないよぉ ⋮うぅ、かかさまぁど ? クロナside 母様 ? かかさまぁ⋮ 眠い。まだ眠いよぉ。⋮ここどこ こぉ ? ? ぅぅ、かかさまがいないよぉ⋮どこいったのぉ それにここどこぉ ⋮ まぁ⋮ ? side sideend ⋮つかれた。かかさまがいないなんてやだよぉ。⋮かかさまぁ⋮⋮ ! ねぇ、かかさましらない ⋮かかさまぁ⋮⋮かかさまぁ⋮⋮⋮どこいったのぉかかさ ? ? ??? ﹁ブィ♪ブィ♪ブィ∼♪﹂ 11話 151 そい " はスキップをして歩いていた ﹂ なにか嬉しいことでもあるのか、どこからか鼻歌らしき鳴き声を出しながら、 つ ﹁ブィ♪ブィブィ♪ブィ♪ブィ⋮ブィ " ブィブィ﹂ ころにあと少しで着くというところで、いつもはない大きな ﹁ブィ ﹁っ ﹂ 近づいて前足でツンツンとつつくと、動いた ? モノ が横たわっていた " た すぐさま後ろに下がるがそれっきり動かなくなり、おそるおそるもう一度近づいてみ ! " そいつは最近気に入った遊ぶのにちょうど良い広さがあって手入れもされていると ? 152 ﹁ブィ ブィ。⋮ブィ♪﹂ と光らせた ? ﹁ブィブィブィブィ ! ﹂ ? 細かく左右に揺らし、鼻をくすぐった ﹂ 顔、主に鼻に近づけた。そして⋮ 前足でそれの顔をぷにぷにし起きないことを確認すると、後ろを向きしっぽをそれの ﹁ブィブィ、ブィ﹂ をキランッ そいつはそれの周りをうろちょろし寝ている顔を見つけて、イタズラする顔になり目 ? ﹁ブィブィブィ⋮ブィ 11話 153 くすぐっても反応がないことを不思議に思い、 ﹁ブィ⋮﹂とまるで、仕方ない別の方法 ブィ∼ ﹂ でやるか。とため息を吐いて近づいた。⋮が、 ブィ ! ﹁ブィブ、っブィ ! ﹂ sideend て﹁ブィ﹂とひと鳴きし、一緒に眠った⋮⋮ が安心した顔に変わったのを確認して今度は自分の体勢を寝やすい体勢に強引に変え がら小さく﹁しおなぁ⋮﹂と寝言を言っているので、ひと舐めしたあと頬ずりし、それ やれやれ。と大人しく捕まってそれの顔を見やると、何やら悲しそうな顔を浮かべな ﹁ブィ∼。⋮ブィ それに両腕でがっしり捕まってしまい脱出しようともがくも、脱出できず諦めた !? ? 154 12話 いったいどれくらいたっただろうか ︵クロナ⋮どこにいるの ⋮はやく、はやく見つけないと⋮︶ かきつつそんなことを思うも、休みたいという欲求を無視し走りづけた すでに日はそれなりに傾き始めるも、シロナは、はっ⋮はっ⋮と息を切らし額に汗を ? 人間の大人たちに何かされているのではないか など色々なことが何度も頭に浮かん 脳裏にクロナが道に迷って泣いている姿や、もしかしたら⋮もしかしたらポケモンや ? ? でくるが、そんなことはないと何度も否定するも心のどこかで否定しきれていない自分 がいる そしてついに ﹂ ! ﹁きゃぁ 12話 155 でも、探さなきゃ⋮ 躓いて転んでしまった ⋮右足が、っ ﹂ ! ﹁⋮っ ! ? ﹁ここは⋮ ﹂ 無事な左足でなんとか立ち、痛む足を庇いながら森の方へと探しに歩き始めた⋮⋮ ! 156 ﹂ と思い出して起き上がるが 目が覚めると最初に目に入ったのが見知らぬ天井だった。しばらく天井を見つめて いたが、はっ ﹁クロナを⋮っぅ ! てお休みください。 足を痛めておりますので今はベッドに ﹂と部屋に入って来て、その後にウラヤマと執 ! ⋮一瞬小さくて茶色いものも入ってきたような気もするけど 事のゲンゾウも入りウラヤマは椅子に座り、ゲンゾウはその後ろに立った。 そして数分後にクロナが﹁しおなぁ 寄って止めに入り寝かしつけて部屋を退出した。 扉を開けて入ってきたメイドは、シロナが起き上がろうとしているのをすぐさま駆け すぐに旦那様とクロナ様をお呼び致しますので﹂ ! 探そうとベッドから出ようとしたところで扉からノックが響き開いた 起き上がる衝撃で右足に痛みが走り苦痛で少しじっとしていたが、すぐさまクロナを ! ﹁失礼します⋮シロナ様、動いてはなりません 12話 157 ⋮もう、どこ行ってたの心配したでしょ ﹁しおなぁ﹂ ﹁っ ! ﹁クロナ ﹂ ? ﹂ く抱きついていたが、だんだんと力が弱まっていった 内をこぼしてしまった。それを聞いたクロナも﹁うん﹂と小さく返し、先ほどよりも強 謝ってきたクロナをなだめるために背中をさするが、クロナの無事をみて、つい心の ﹁大丈夫よ、怒ってないから。でも⋮心配はさせないで﹂ 謝ってきた どうやら隠しきれなかったようでクロナが泣きそうな顔をうかべて﹃ごめんなさい﹄と クロナがシロナに抱きついた際に足が痛むがクロナに心配させないように振舞うが、 ? 158 と声をかけるも﹁すぅ⋮すぅ⋮﹂と寝息をたてているのを確認して安堵した ﹂ ﹁ふ む。あ な た た ち を 見 て い る と 大 丈 夫 そ う で す な。少 し ⋮ 話 を し て も よ ろ し い か な あげてウラヤマの方に体を向けた ? ﹁⋮転んでしまって、そこから森の方に歩いたってことまでは覚えています﹂ ﹁ではシロナさん、あなたはどこまで覚えていますかな ﹂ しいですよ。捻挫が悪化しますからな﹂と言ってくれたので、クロナをベッドに入れて ウラヤマが話しかけてきたので、シロナは体勢を変えようとしたら﹁そのままでよろ ? 話し始めた ウラヤマは執事の方を見ると﹁かしこまりました。旦那様﹂と一礼し事の一部始終を ﹁それではその後のことを教えてあげますかな﹂ 12話 159 ﹁シロナさんの行方は分かったか 仕方あるまい。と考え直した ﹂ ウラヤマがイルテの今後について考えようとしたら、ゲンゾウが弁明し、それならば で彼女も悔やんでおりました﹂ ﹁旦那様、イルテも引き止めようかと考えたそうなのですが奥様の薬の時間だったよう ﹁またイルテか⋮。あの子も困った子だ、どうして引き止めることができなかったか﹂ そうです﹂ ﹁メイドのイルテがクロナ様とシロナ様が時間を置いて裏庭に向かわれたのを見ていた ウラヤマは執事に聞くと﹁はい﹂と答え、うむ、と続きの言葉を待った ? 160 ﹁しかし、今後このようなことがあったならばすぐに私に報告するよう皆に言いつけて おきなさい。それと警備員数名とメイド二人、お前を捜索隊として行きなさい﹂ ウラヤマはゲンゾウに言うと﹁かしこまりました﹂と一礼し、部屋を出て行った。 警備員二人、メイド長のモニカとクレアの二人、そしてゲンゾウの五人で裏庭の搜索 にあたった む。見つけたらムックルで知らせなさい。 ﹁警備員の二人は西側から、モニカとクレアは東の森側から、私はこのまま北の森へと進 それとメイドの二人には私のホコを護衛として連れて行きなさい﹂ ゲンゾウは、ほかの四人に命令し手持ちのムックル三匹とレントラーのマオ、ヘル ガーのホコを出し、マオは自分に、ホコはモニカとクレアに付かせた ﹂ ! それぞれが、西、北の森、東の森へと走っていった⋮⋮ ﹁それでは、解散 12話 161 ﹁マオ、近くにシロナ様とクロナ様はいるか ルがやってきた ﹂ ﹁緑の紐ということはモニカたちがシロナ様を見つけたのか それともクロナ様か ﹂ ? と聞くと﹁ックル﹂とひと鳴きした。 ? ている ついでに言うとゲンゾウの伝達役のムックルはマオの頭の上にちょこんと乗っかっ が、では二人とも見つかったのか ゲンゾウの腕にムックルは乗り、聞いたがどちらの問にたいしても頭を横に振るった ? もう少し奥か西の方に進むか、と言おうとしたところで右足に緑の紐を付けたムック ﹁そうか⋮この近くにはいないか。次は⋮む ﹂ ゲンゾウはマオに聞くが﹁ラゥ﹂と首を横に振った ? ? 162 ﹁わかった。このことを西にいる警備員二人にも伝えるのだぞ﹂ ゲンゾウは緑の紐を外し今来たムックルをモンスターボールに戻し、マオの頭の上に 乗っかっているムックルに緑の紐をつけて、さらに内ポケットから赤い紐を取り出し緑 ﹂ の紐にきつく結びつけ、西の方角へとムックルを飛ばした 説明しなさい﹂ ﹂とマオは短く鳴き、共に東の森へと駆けていった⋮⋮ ﹁では、東の森へと急ぐぞ、マオ ﹁ラゥ ! 普段、庭の方で追い払っているコトロックやムクバートなどと違い、ピッピやプリン、 ポケモンの群れであった。しかし、ただの群れではない。 東の森へと到着してモニカとクレアを見つけ、そばまで駆け寄ったが最初に見たのが ? ! ﹁ふむ⋮。これはいったいどういうことだ 12話 163 ラッキーなど進化前を含めての妖精族を含め、ポワルンやメタモン、といった珍しいポ ケモンたちがこちらを威嚇していた 様方を助けるか﹂ マオ、ホコを突撃させ内側から退かせるか、と考えていると﹁ブィ ブィブィ ﹂と ! とクロナ様を起こさない程度に叩きながら﹁ブィ 方なく助けるためとりあえず一歩近づいた。 ブィ∼ ﹂と声を上げていたので、仕 ! なりながら威嚇を返していた。が やはり、ポケモンたちは私に威嚇をしてきて、対抗するためマオとホコは臨戦態勢に ! 一瞬ピクニックに来て木陰で休んでいる姉弟かと思っていたが、イーブイがペチペチ イにシロナ様が優しくクロナ様を包み込んで木に寄りかかって眠っていた。 イーブイの声が聞こえたので鳴き声のする方を見ると、クロナ様に抱かれているイーブ ! ﹁確かにこの状況では攻撃してしまうのもうなずけるな⋮。しかし、どうやってシロナ ホコが攻撃してしまいまして⋮﹂ ﹁いえ、私たちがここに着いた時には、シロナ様とクロナ様が囲まれていたので、思わず 164 ﹁ブィ ﹂ の近くに座った ﹂ ご無事ですか すぐ加勢します いけ、ルーク ﹂ ! ﹁ゲンゾウ様 ! ここはひとまず屋敷に戻り、シロナ様の足を治療しなくてはならない﹂ ﹁お前もだ、ルク ! ! 断し加勢するためルクシオたちを出すが、ゲンゾウの言葉を聞き、すぐに対応する。 ナが見て危機に陥り、メイド長のモニカとクレア、マオとホコでは対処しきれないと判 西の方を捜索していた警備員二人が到着するなり、執事頭のゲンゾウとシロナとクロ ! !? と抜け私の左肩にポンと右足を置き﹁ブィ﹂と言い残し、私の手からすり抜けクロナ様 私はゆっくりとポケモンたちを警戒しながら近づき、イーブイを持ち上げるとするっ と鳴きながらペチペチと2回叩いた。 と、大きくひと鳴きしポケモンたちを鎮めるとイーブイがため息を1つつき、 ﹁ブィ﹂ ! ﹁待ちなさい 12話 165 警備員の二人は簡易型の担架を組み立て、シロナを慎重に乗せてゆっくりと持ち上 げ、屋敷の方にゆっくりと歩き出した。 その後ろにモニカがクロナをおんぶし、クレアを羨ましそうにモニカが見ていて、最 後尾にゲンゾウとマオとホコが後ろから付いてくるポケモンたちを警戒している。 そうして、無事に屋敷まで着きゲンゾウたちとは入れ替わりに他の警備員たちが現 れ、ゲンゾウが事情を説明し、ポケモンたちから攻撃されない限り功績するなと言い含 め屋敷に入らないように警戒させる。 ﹂ 部屋まで慎重に運び込み、ベッドに寝かしつけイルテを呼んだ ﹁イルテ、状態はどうだ それにイルテが奥様のケアをされていてこのままいけば、後数年で回復できるだろう ことでない限り、こちらには明日にならないと来れないそうだ。 ﹁お前の言いたいこともわかるが、先ほど電話したところ今日は忙しいそうだ。奥様の 見せたほうがよろしいのではないでしょうか﹂ ﹁はい。見たところ捻挫ですね。だいたい三日くらいで治まると思いますが⋮、医師に ? 166 と褒めてくださっていたぞ﹂ ﹁そんな、私なんてまだまだですから先生に褒めてくださるなんて嬉しいです﹂ ﹁では、シロナ様とクロナ様を頼んだぞ﹂ かしこまりました。と一礼するイルテを見て、旦那様であるウラヤマに報告しにゲン ゾウは戻った⋮⋮ ﹁こうして、今現在に至るわけでございます﹂ 礼してくれた 私が感謝の言葉を告げて頭を下げると、 ﹁執事の役目でございますから﹂と少しだけ一 ﹁本当になにからなにまで、ありがとうございます﹂ 12話 167 ﹁では、今日はこのくらいにして、また明日話し合いましょうか。これ以上話し込むと捻 挫が悪化しますからな、食事を持ってこさせますのでゆっくり休んでいてください﹂ それでは。とウラヤマさんとゲンゾウさんは退出していった。 眠気も今のところないので部屋を見渡しクロナの寝顔でも堪能しようと布団を見た ら、クロナのすぐ横に小さな膨らみができていたのでめくってみたら⋮イーブイが一緒 に眠っていた⋮⋮ ﹁ブィ∼﹂zZZ 168 13話 クロナとシロナの捜索の翌日に医師が来て、シロナの右足の捻挫を診断した結果、 ﹁痛 みそのものは2、3日で治まると思いますが痛めた靭帯は治るのが遅いため、最低でも 二週間は安静にしていてください﹂と言って松葉杖を置いて﹁2週間後にまた来ますの でゆっくり休んでいてください。それでは﹂と医師は帰っていった。 二日後には足の痛みは引いたので、念のためイルテさんに歩いても良いか聞いてみた ところ許可をもらったので、右足に負担を掛けないように松葉杖をついて歩き、裏庭で クロナとイーブイが遊んでいるとメイドのハンナさんが教えてくれたので裏庭に向 かった。 ﹂ 裏庭に着くとクロナとイーブイの他にウラヤマさんと野生のポケモンたちがいた。 ﹁シロナさん、もう歩いても大丈夫なのかな ? ケモンもいますね﹂ ﹁イルテさんに松葉杖で歩くなら良いと許可をもらったので大丈夫ですよ。⋮珍しいポ 13話 169 シロナが見ている先にはメタモンがクロナに変身してクロナにペタペタ触られてい たり、プラスル、マネネ、マイナンの順に三人扇の組体操をして遊んでいる途中にイー ブイがマイナンの手をはたき、崩れて倒れてしまったのを切っ掛けに3対1のおにごっ こが始まったり、ニャースが寝ている傍に寝ているのかよく分からないウリムーの上に ポワルンが乗って寝ていたり、ピンプクがピィとププリン、ルリリ、ウソハチにまんま るいしを見せていたりと自由気ままな光景である ていますよ﹂ ﹁そうなんですか⋮。あら ? づいた。 と、きのみを持ったピチューが一匹だけ草むらから飛び出し、そのままウラヤマへと近 シロナは草むらの影でなにやら、こそこそしている三匹のピチューが見えた。する ﹂ カチュウが裏庭に現れたとしか聞いてませんでしたから、他にこんなにもいたとは驚い ﹁そうですなぁ。私もいつもムクバードとロゼリア、コトロックにたまにピチューやピ 170 ﹂ 私になにかあるのかな ﹁ピ、ピチュ ﹁ん ﹂ ? ! ﹂とまるで受 ! と言わんばかりの顔でいるからウラヤマも少し驚いた顔で受け取 ! ﹂と鳴きながら草むらの方に走っていき周りが見えてないのか、見守っていた残り ﹁⋮なんだったのでしょうか﹂ の二匹のピチューを超えていってしまったので、慌てて追いかけていった ∼ り、ピチューはというと、どうやら恥ずかしくなったみたいで﹁ピ、ピチュ∼∼∼∼∼ け取ってください が、隠しているつもりのラディッシュみたいなきのみを前に出し、 ﹁チュ ウラヤマがしゃがみこんでピチューに聞くと、ピチューは体をもじもじさせていた ? ! 渡してきたみたいですからよく考えないといけませんね﹂ ﹁さぁ、わかりません。ただ、あのピチューは勇気を出してウラヤマさんにそのきのみを 13話 171 ﹁いやはや、困りました。まさかこのようなことになるとは⋮。私には妻子がいるので すが⋮、困りましたねぇ﹂ ウラヤマが困った顔をして悩み始めたのを見計らったようにシロナの裾が引っ張れ、 ﹂ ﹄ 引っ張られた方を見るとクロナがイーブイを抱きかかえていた。 ﹁クロナ、どうしたの ﹁しおな﹂﹃母様、この子連れてっちゃだめ ﹁ブィ﹂ ﹂ ? も心配すると思うから、ね ﹂と頬に手を添えながら言い聞かせていると、イーブイは シロナはクロナの目を見て話すためにしゃがみこみ、﹁イーブイのお母さんお父さん のお家があるから、ね ﹁⋮だめよ、クロナ。そんな簡単に連れてはいけないわ。それに、イーブイにはイーブイ ? ? 172 ? 何を思ったのか目をキュピーン きゅうしょに あたった と光らせ、ペチっとシロナの顔に せた。︵注:覚えません。ネコパンチみたいな感じです︶ ! はたく " を喰らわ " を押し込め、クロナの方に向き直した ? おうふくビンタ だったみたいだ。︵注:これも とクロナに優しく話しかけるが、クロナが返事をするよりも早くイーブイがもう ﹁嫌がっているみたいだから離してあげましょ 一度ペチっと叩いてきた。どうやら 覚えません︶ 2かい あたった " ね ﹂ 微笑んだ顔のまま、クロナの顔から右側の草原に景色が変わったが﹁⋮ふぅ。﹂と感情 ! くりと、はっきりクロナに聞こえるように言った 今度は反対の左側の草原が目に入った。視線をもう一度クロナに戻し、そして、ゆっ ! " ? ﹁⋮⋮クロナ、イーブイを下ろしなさい﹂ 13話 173 ﹁う ﹂﹃え ? でも、母様 ? ﹄ ? らの6対1の鬼ごっこになった。と記しておこう⋮⋮ そこからの出来事を語るとしたら、恐ろしくも微笑ましい1対1の長距離鬼ごっこか 直にイーブイを地面に下ろした。 クロナは微笑んだ顔のままのシロナに黒いオーラが纏っているような感じがして、素 ﹁お ろ し な さ い﹂ 174 ﹁待ちなさいイーブイ ポニータは後ろから回り込んで ワンリキーとカラナクシは両 ﹂ 囲んだら止めのガバイトで ! ! ! ロゼリアはそのまままっすぐ攻めて ! 捕獲したらこちらまで連れてきなさい⋮わかったわね ? 翼から攻めなさい 捕獲しなさい ! ﹁ブィ∼♪ブブィ♪﹂ 13話 175 みょ∼ん と⋮⋮ " " きっかけなのかどこからか声が聞こえてきたのです⋮ で す。あ る ポ ケ モ ン が 体 を 鍛 え て い る 時 に 別 の ポ ケ モ ン が ち ょ っ か い を 出 し た の が 私、シロナとクロナ達と一緒に昼食をとり終え、自由に休憩していた時に起こったの それは、ヨスガシティから出てしばらく歩いてからの出来事でした⋮ 14話 176 シロナ+手持ち5匹VSイーブイによる壮絶な鬼ごっこから二週間がたち、シロナの 足は完治した。その間にはメイド達にもピィと仲良くなったり、ウラヤマにまた新しい きのみが渡されたり、クロナはシロナの傍について看病の手伝いをしていたりと穏やか でのんびりとした平和な日々を過ごしていたが、今日、シロナとクロナ+イーブイは旅 の続きをするために門の入口でウラヤマと執事のゲンゾウに別れの挨拶をしていた ﹁二週間も休ませていただきありがとうございました﹂ 14話 177 ﹁いえ、気にしないでください。おかげで野生のポケモンたちとは仲良くなり、自慢の裏 庭になりましたし、シロナさんたちには助かりました。お礼といってはなんですが、こ ちらのポケモンの卵をお渡ししたいと思います。どうぞ、受け取ってください﹂ ゲンゾウは手に持っていた青と赤の三角が散りばめられた柄の卵をシロナに渡した ! い思い出になればと思いまして﹂ そんな貴重なタマゴ、受け取れません !? ヨスガシティに戻ってきたシロナ達はショップで食料と日常用品を買い込み、トバリ マもまた、いづれ。と返し、シロナとクロナ達は旅へと戻っていった⋮⋮⋮⋮ブィ。 ロナはタマゴを抱きかかえるとウラヤマにまた、どこかで。と別れの挨拶をし、ウラヤ その言葉を聞き、シロナは分かりました、大切に育てますね。と快く受け取った。シ ﹁なに、私はもうたくさんの幸運をもらいましたので⋮、気にせず受け取ってください﹂ ﹁えっ ﹂ ﹁それは、幸運を呼び込むタマゴと言われてもらったのですが⋮、シロナさん達の旅が良 178 ﹂ シティに向けてヨスガ東ゲートに向かっている途中でヨシトと紫色の髪をポニーテイ ルにしているモデルみたいな女性と出会った ﹁あ、お久しぶりですヨシトさん。そちらの女性は⋮彼女ですか ﹁ん あぁ、久しぶり。残念ながらこちらの女性は、僕の後任のメリッサさんだよ。M いるつもりなのだろうがバッチリ見えてますよ││ヨシトに聞いたが⋮ シロナはむふふ、と聞こえてきそうなω↑このような口をして││ 一応手で隠して ? 流石というべきか、なんとまぁつまらないというべきか普通に受け答えをした。 riend﹂ s. F a n t i n a t h i s i s M s. C y n t h i a o f m y f ? ﹁彼女ははじめまして、これからもよろしくね。と言っているよ﹂ na. It is very well from now on.﹂ ﹁H o w d o y o u d o, M s. C y n t h i a. I a m F a n t i 14話 179 メ リ ッ サ が 自 己 紹 介 を し て 手 を 差 し 出 し て き た の で シ ロ ナ も こ ち ら こ そ よ ろ し く。 と言い握手した。 それから、少しヨシトと話をしていたが、メリッサにこの街の案内があるからと別れ、 改めて東ゲートに向かっていった 東ゲートからしばらく歩き、シロナはもうそろそろ昼になりお腹も空いてきたことか らクロナに話しかけた にイーブイも﹂ ! ﹁うぅ♪﹂﹃やったー ﹁ブィ♪﹂ おひるー♪﹄ ﹁クロナ、そろそろお腹も減ってきたし、あそこで休憩してお昼にしましょうか⋮ついで 180 14話 181 石が積み重なった小さな塔の近くで手持ちのポケモンたちと一緒に昼食をとり、各々 が自由にしている時に事件は起こった。 と光りワンリキーの裏膝に体当 ワンリキーが丁度いい大きさの雨風で角が丸くなったであろう台形型の石で筋トレ している途中で、イーブイの目がここでもキュピーン ば、突然倒れてしまったことにより一瞬呆けたことにより筋肉に力が全く入っていない 面ではなく狭い面が下を向いてしまいワンリキーの腹筋に直撃した。もっと言うなれ らに運が悪いことにワンリキーは倒れるときに手首にスナップを効かせてしまい、広い 仰向けのまま動くことすらせず当然の結果として宙に浮いていた石が落ちてきた。さ イはすでに退去済みです││ いきなりのことで一瞬何も考えることができなくなり 膝裏に体当たりを喰らったワンリキーは仰向けに倒れてしまった。││なおイーブ ますので想像してください 正解は瀕死になるほど痛いです。それでは、その様子をできる限り文字で再現いたし くらい、その後に起こるであろうダメージも含めた威力を想像しお答えください。 ここで問題です。ワンリキーが持ち上げきった状態でイーブイによる膝カックンを たりをした。所謂膝カックン︵片膝version︶である。 ? 状態になっていた。力の入っていねぇ筋肉はただの肉だ、状態である。よって不運なワ され、体をピクピクさせている。そし ンリキーは石の重さと持ち上げていた高さによる落下ダメージと皮と筋肉の低反発な 壁を通り越えて、内臓へとダイレクトアタック ! て、追い討ちをかけるかのようにイーブイはワンリキーの傍に寄ろうとしたが、クロナ に抱きしめられてしまった。 ﹁ブ ブ ブィ﹂ ? ﹂ ? 後ろに振り向くと⋮ 王様と黒くて甘そうな名前をした女子高生的なやりとりをしていたが、クロナが体ごと 抱きしめられたイーブイはジタバタしながら、どこぞのヒトデマンのような頭をした ﹁ブィ ﹁う﹂﹃それに⋮ほら﹄ ? ﹁うぅ⋮﹂﹃もうやめてあげなよ。ワンリキーのlifeはもう1だよ﹄ 182 14話 183 そこには、金色に煌く髪と漆黒に身を包む正体不明の生物がいた。とだけ記しておこ う⋮⋮ みょ∼ん ﹁⋮ブィ﹂ 184
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