C O N T E N T S プロローグ 表 紙 の お 話 西アフリカのベナン共和国の湖再生に向けて技術協力しました -テレビ朝日 " 素敵な宇宙船地球号 "「ゾマホン汗かき奮闘記 前後編」- プロローグ 表紙のお話 ・・・・・・・・・・・・ 1 マネジメント体 制 目次 ・・・・・・・・・・・・ 2 トップメッセージ ・・・・・・・・・・・・ 3 特集 ・・・・・・・・・・・・ 5 マネジメント体制 2008 年 3 月 23 日、30 日にテレビ放送された、テレビ ホンさんの熱意で非協力的であった人々も、かごを設置す フジタのCSR ・・・・・・・・・・・・ 7 朝日“素敵な宇宙船地球号” 「ゾマホン汗かき奮闘記 前後編」 るための湖の大掃除当日には 100 人ものボランティアが コーポレート・ガバナンス ・・・・・・・・・・・・ 8 ~故郷の湖再生プロジェクト~において、当社の研究員が 集まったのです。 コンプライアンス ・・・・・・・・・・・・ 9 湖の水質浄化に取り組んだ、その活躍を紹介します。 内部統制 ・・・・・・・・・・・・ 10 絶望的な量と思われたゴミも、大勢の手によってかなりき 統合マネジメントシステム ・・・・・・・・・・・・ 11 れいになり、カキ殻を入れるかごを湖底に設置し、地元の ベネチア」と称された、 美しい「ノコエ湖」の水上集落では、 漁師が集めてくれた大量のカキ殻を投入しました。このカ 今やゴミがあふれ、悪臭が漂う、深刻な水質汚染の問題が キ殻浄化装置であれば、地元の人でも簡単に作れます。島 社会性報告 起きています。ベナン共和国出身で「大統領特別顧問」の 多は「水中の生き物が水をきれいにしてくれる。そういう 品質の確保 ・・・・・・・・・・・・ 13 肩書きを持つ、タレントのゾマホン・ルフィンさんが、故 生き物を減らさないよう、地元の人々が守っていくことが 安全・衛生 ・・・・・・・・・・・・ 14 郷の湖を救うために、立ち上がりました。 重要」と。ゾマホンさんは「むやみにゴミを捨てないよう VE(バリュー・エンジニアリング)・・・・・・・・・・・・ 15 ちゃんと教育していく。出したゴミをどう処理していくか、 ゾマホンさんは、過去、同番組において埼玉県南部、鳩ヶ 国民が一生懸命考えていく」と言います。 谷市と川口市を流れる旧芝川の再生に取り組んだ、水質浄 人材育成・女性活用 ・・・・・・・・・・・・ 17 人事採用・地域活動 ・・・・・・・・・・・・ 19 築育(社会貢献)・・・・・・・・・・・・ 21 地元の人々が自らの意思で集まり湖浄化のために汗を流す 島多義彦に、ベナン共和国の湖の水質浄化の協力を依頼し ことは、今まで考えられなかったことです。これをきっか ました。 けにベナン共和国の人々の意識が少しでも変ってくれた 環境報告 ら。ノコエ湖の再生は、始まったばかりです。 取り組みの全体像、実績 ・・・・・・・・・・・・ 23 マテリアルフロー ・・・・・・・・・・・・ 25 そこには、予想を超えるゴミの山、街の中心を流れる運河 環境会計 ・・・・・・・・・・・・ 26 では、ゴミの上に人が暮らしているような信じられない光 景がありました。近代化が進み、ビニールやプラスチック 環境配慮設計 ・・・・・・・・・・・・ 27 があふれ、生活排水の垂れ流しは、水質汚染に拍車をかけ、 温暖化対策 ・・・・・・・・・・・・ 29 その結果、コレラやマラリアが大発生し、幼い子どもをは 環境技術 ・・・・・・・・・・・・ 31 じめ、多くの人々が命を落としています。 建設副産物対策 ・・・・・・・・・・・・ 33 作業所の取り組み ・・・・・・・・・・・・ 35 島多は、湖の浄化にカキ殻を敷き詰めたかごを湖に沈め、 選択しました。このかごを設置するには、地元の人々の協 行い、その浄化効果を人々は目の当たりにし、また、ゾマ 技術センターでゾマホンさんに説明する島多 エピローグ 会社概要 ・・・・・・・・・・・・ 37 絶滅に瀕した動物 ・・・・・・・・・・・・ 38 エピローグ グリーン調達・化学物質 ・・・・・・・・・・・・ 36 付着するフジツボなどの生物が汚れた水を浄化する方法を 力が必要です。カキ殻の効果を知ってもらうため、実験を 環境報告 化の研究者である当社技術センターの主席コンサルタント 2 月末、ゾマホンさんと島多はベナン共和国を訪れました。 社会性報告 西アフリカのベナン共和国において、かつて「アフリカの トップ メ ッ セ ー ジ プロローグ ダイバーシティ(雇用の多様性)は「ビジネスにおける必須」 今、社会では、CSR(企業の社会的責任)の関心が高まり、その取り組みへの参加、 昨今、ダイバーシティに対する関心が一段と高まっています。フジタではダイバー 責任を果たすことが求められています。CSRは新しい考え方ではなく、これまでの シティを「ビジネスにおける必須」と位置づけ、全社員が持てる能力を最大限に発 経営の延長線上にあり、建設本業とそれに伴う経済責任、コンプライアンスをベー 揮できる環境整備への取り組みをはじめました。少子高齢化への対応策として、そ スとして、人権、労働、安全衛生、品質、情報セキュリティ、社会貢献などさまざ の一つに労働力率の向上があります。具体的には退職年齢の引き上げと、相対的に まな企業活動について、さまざまなステークホルダーの皆さまへ説明責任を果たし 低い女性の労働力率の改善などです。 ていくことであると認識しています。 フジタにおいては、女性の労働力率向上のために女性総合職のネットワーク「F- 社会からの要請はさらに多様化していますが、一つ一つの企業活動を誠実に取り組 net」を組織し、キャリアアップやワークライフバランスなどの課題、さらには むことが持続可能な社会への発展に寄与すると考えます。 女性総合職の戦力強化に取り組み、積極的に活動を展開しています。 企業理念の実現に向けて 地球環境の保全や安全で豊かな国土づくりは、次の世代への我々の責務です。フジ 企業理念『自然を 社会を 街を そして人の心を 豊かにするために フジタは たゆま タは建設を通じて、環境負荷の低減、快適な環境の実現、そして環境への取り組み ず働く』の実現は、まさにフジタが目指すCSRであると考えます。建設という“も を実践する企業基盤の確立を目指しています。 のづくり企業”として、社会に貢献していくことはもちろんのこと、さまざまな企 また、フジタは環境技術の研究開発にも積極的です。人と街、人と自然が共生する 業活動により企業価値を高める“価値づくり企業”へと進化してまいります。 未来のために、植物を用いて汚染土壌を浄化する技術、水生植物を植栽した浮島で ステークホルダーの皆さまに、フジタの企業活動をご理解いただくとともに、忌憚 水質を浄化し、水域全体の生態系を修復する技術、土壌の自然の浄化機能を生かして、 のないご意見を賜りますようお願い申し上げます。 社会性報告 自然の力を利用した環境技術 マネジメント体 制 04 自動車排気ガスで汚染された大気を浄化する技術などは、得意分野の一つである自 然にの力を利用した環境技術です。 環境報告 「ものづくり企業」から「価値づくり企業」へ 03 持続可能な社会の発展 社会貢献活動「築育」を全社で共有 フジタでは、社会貢献活動の一つとして築育を展開しています。築育とは次の世代 を担う子供たちに建設のすばらしさを伝え、広めていく活動です。これまでも作業 所見学会や小学校への出前授業などを行ってきましたが、昨年7月より活動名を “築育” (ちくいく)と 定め、その活動の考え方の統一を図り、全社的な取り組みとし て位置づけています。 これらの活動を通して、次の世代を担う人材の育成が、急務であることも、また全 今後、建設業界全体の活動へと発展していくことを願っています。 代表取締役社長 上田 卓司 エピローグ 社で認識し、共有しています。 特集 プロローグ ベナン共和国の湖の水質浄化にカキ殻を使った取り組みが紹介されました。 また、同番組の旧芝川再生プロジェクトにおいては、浮島を使った水生植物の浄化 マネジメント体 制 作用による水質浄化技術「フェスタ」が、どぶ川浄化に貢献しました。 その「フェスタ」の研究と開発に至るまでの活動を紹介します。 複合型植生浮島浄化技術「フェスタ」とは カキツバタやヨシなどの抽水植物を植栽した浮島とエビモなどの沈水植物を植栽した浮島 ①~④:一部を締め切った隔離水界内で水質を浄化し 沈水植物を再生します。⑤:徐々に隔離水界を拡大し ながら沈水植物群落を拡大し、最終的に沈水植物群落 により全体の水質改善と水辺生態系を再生します。 を組み合わせて水域に設置し、アオコ等が発生する富栄養化した湖沼等の水を浄化します。 また、消失または衰退した沈水植物群落を水域の水底に再生し、水域全体の水質の向上と 生態系の修復を行う技術です。湖沼、ため池、河川、修景池、公園、環境対策に適用します。 遮光による 植物プランクトンの発生抑制 Q& A 水質浄化技術の担当研究員 島多義彦に、これまでの取り組みなどを聞きました 社会性報告 “生き物の力”で水環境を再生 05 テレビ朝日 " 素敵な宇宙船地球号 "「ゾマホン汗かき奮闘記 前後編」において、 06 食物連鎖による 分解・持ち出し 水生植物による植物 プランクトンの増殖を 抑制する物質の放出 付着微生物による 有機物の分解 動物プランクトンによる 植物プランクトンの摂食 Q:「フェスタ」の研究、開発においてどんな苦労がありましたか? A:浮島の浄化機能や耐久性を評価し、高機能な浮島を製作することと、沈水植物などの 多様な水生植物の生育環境と成長量などを把握すること、そして数多くの現場実験デー タを取得することなどの点で苦労しました。 Q:「フェスタ」はどんな場所で、どんな実験をしていますか? A:富栄養化によりアオコが発生した都市公園の池で環境省の実証モデル事業による実証 試験を行いました※。また、" 素敵な宇宙船地球号 "「旧芝川再生プロジェクト」では、 「フェスタ」の特徴 環境報告 ~複合型植生浮島浄化技術「フェスタ工法」~ 栄養塩の吸収 懸濁物質の 沈降促進 汚濁した都市河川に適用しました。その他、適用物件ごとにモニタリングや植物の成長 ① 植生浮島の複合的な浄化作用により、 透明度の改善や水中の有機物を除去する機能が高い。 ② ミジンコなどの動物プランクトンや小魚等が増えるなど生態系を修復する機能が高い。 と浄化機能に関する実験などを行っています。※実証試験結果は、環境省環境技術実証 モデル事業(実証番号 080-0603)のウエブサイトでも見ることができます。 Q:これまでにこの技術はどんな場所で適用されましたか? ③ 薬品や電力を使用せず、維持管理コストが安い。 ④ アオコの発生などで透明度が低下した湖沼等でも、水中の光条件の改善と植物の成長に 応じて基盤の設置水深を下げていき、湖沼全体の水位の低下や浅場の造成工事を行わずに、 フジタ技術センター 主席コンサルタント 島多義彦 A:東 京 都 千 代 田 区 の 北 の 丸 公 園 や 群 馬 県 伊 勢 崎 市 の 波 志 江 沼(全国都市緑化フェア 2008 伊勢崎会場)などで適用しました。 水底に沈水植物群落を再生できる。大規模湖沼にも適用できる。 Q:「フェスタ」やその他の環境技術を活用して、どんなこと をしたいと思っていますか? また、今後の目標は? エピローグ A:フジタに相談すれば、湖沼、河川、内湾などの水環境 の改善や生態系の回復が実現で きるという社会からの 信頼を築くことを目標としています。そのために、多様 さいたま市別所沼での実証試験。透明度を 改善し、沈水植物の再生に成功しました 抽水植物用浮島 沈水植物用浮島 な条件に開発技術を適用し、責任をもって確実に維持 管理まで対応し、データを蓄積することが重要と考えて います。 開発に携わったメンバー 島多義彦(カスタマープロジェクト室) 岡本太郎・佐藤紳一郎(高環境エンジニアリング) 袋昭太・久保田洋・仲沢武志(エンジニアリング開発部) CSR プロローグ ガバナ ン ス CSR だと位置づけて、従来から一つずつ進めてきた取り組み中に CSR を 努めなければなりません。そのためには経営における組織や仕組みを改革し、 落とし込んでいます。 迅速さ、公正さ、透明さを確保した経営を進めていくことが重要であると考えています。 企業理念 マネジメント体 制 フジタが事業を通じて社会から認められる企業であり続けるには、さらに企業価値を高めることに コーポレート・ガバナンス体制 企業理念 具現化 自然を 社会を 街を 顧客 満足 そして人の心を 豊かにするために フジタはたゆまず働く “高” 環境 づくり コンブラ イアンス 環境 経営 スローガン ● 取締役会 災害 対策 取締役会は12 名(うち社外取締役5名)で構成され、会社 株 主 総 会 の運営に関する基本方策の策定・年次事業計画に関する事 従業員 満足 選任 項、その他重要な業務執行の決定とそれら業務の執行状況 を監督します。また、経営会議を定期的に開催し、経営の 社会 貢献 選任 選任 監査役会 迅速さを確保しています。 監査役 取締役会 監査 取締役 社外取締役 コンプライアンス 委員会 顧問弁護士 ● 執行役員制度 “高” 環境づくり フジタは1986 年に制定した企業理念の中で、環境や社会や人間のために働き、1990 フジタは執行役員制度を導入しており、取締役会により選 会 任された執行役員が、業務執行上の権限を代表取締役から 計 年 に は 地 球 環 境 だ け で は な い、多くのステークホルダーのための「“高”環境づくり」 委譲を受け、担当業務の業務執行責任者として、取締役会 を始めました。 で決定された経営方針に則り、その実現のため業務戦略を フジタでは、 企業理念を具現化し「“高”環境づくり」を進めていくことが、社会的責任 立案・実行し、代表取締役を補佐しています。 (CSR)を果たすことと認識し、活動を進めています。 ● 監査役設置会社および監査役会設置会社 フジタは監 査 役 設 置 会 社 お よ び 監 査 役 会 設 置 会 社 です。 C S R の考え方 今社会では、企業の存続は社会・環境の持続可能性を前提とした CSRの考え方が不可欠に なってきています。 CSRでは、企業が社会的存在として、最低限の法令遵守や利益貢献といった責任を果たす だけではなく、市民や地域、社会の顕在的・潜在的な要請に応え、より高次の社会貢献や配慮、 情報公開や対話を自主的に行うべきであると考えられています 。 フジタでは法令順守を超えて、企業が本業を通じて持続可能な社会の実現のために、自ら 活動しています。 企業理念 フジタ 事業活動・ 社会貢献活動を通じて 人権、労働、安全衛生、 顧客満足、品質、環境、事業継続計画 情報セキュリティなど コンブライアンス ● 法令厳守 ● 企業倫理の徹底 ベースライン ● 経済責任 収益性の向上と社会への還元 コミュニケーションによる 信頼の構築 ステークホルダー お客様 株主・投資家 経 営 会 議 監査 査 執 行 役 員 人 各 本 部 監 査 部 内部 監査 地域社会 “高”環境レポート 行政機関 NPO/NGO 企業ブランドの保護 (リスク管理) 従業員 社会・環境 弁 護 士 経 営 本 部・管 理 本 部 営 業 本 部・建 築 本 部 都市再生推進本部 土 木 本 部・調 達 本 部 内部 監査 務執行を監査する体制をとっています。 安 全・品 質・環 境 本 部 各 支 店 ・ 各 事 業 部 内 部 統 制 シ ス テ ム ● 内部監査 監査部において、業務監査を実施し、結果を経営会議に報告し、また財務報告に係る内部統 制の評価を担当しています。会計監査は会計監査人である新日本有限責任監査法人が行って います。監査役、監査部および会計監査人は、連携して監査の実効性を高めています。 ● 顧問弁護士 複数の顧問弁護士により、経営活動に関して、さまざまな視点から法律的なコントロールが 働く体制をとっています。 協力会社 情報の公開 法的 助言 ● コンプライアンス委員会 フジタは「フジタグループ企業行動憲章」を制定し、企業活動における自己責任の強化や公 共性・倫理性の一層の向上を目指しています。また、これらをさらに強化するため、弁護士 等有識者を構成員に「コンプライアンス委員会」を設置し、企業活動における法令順守、企 業不祥事防止に努めています。 エピローグ 社会的課題 解決への寄与 企業ブランド 価値向上 企業を選ぶ 経営会議をはじめ各種会議、委員会に参加し、取締役の業 問 環境報告 監査役は4名(うち社外監査役3名)で構成され、取締役会、 監 顧 代表取締役 社会性報告 社外監査役 CSR 報告 08 は“ 高 ”環 境 づくりです 07 企業価値を高めていくためにコーポレート・ガバナンス体制の確立をめざします フジタの C S R フジタでは、従来から続けてきた「“高”環境づくり」を行うことが コンブ ラ イ ア ン ス プロローグ 内部体 制 要求に応じるうえで、法令を遵守し、高い倫理観を保持しながら、 企業活動を行うことです。 マネジメント体 制 フジタでは、社員一人ひとりが「フジタグループ企業行動憲章・行動基準」に 基づいた行動により社会的要請に応えられる企業活動に努めています。 内部統制システム体制と基本的な考え方 コンプライアンス・リスク管理体制 ● 企業行動監理委員会 企業活動における法令遵守や企業不祥事防止のために弁護士等の有識者を構成員に含めて 組織されたコンプライアンス委員会の下部組織である企業行動監理委員会は、「フジタグ ループ企業行動憲章」の運用、社員への浸透を図る機関として設置しています。 委員会は、委員長には常務取締役、委員には本社各本部の本部長または副本部長を中心と フジタは、取締役の職務の執行が法令および定款への適合と株式会社の業務の適正を確保 するために次の体制を整備していきます。 ● 取締役の職務執行に係る情報の保存および管理に関する体制 したメンバーからなり、四半期ごとの年4回開催しています。また、各支店においても「フ ● 損失の危険の管理に関する規程その他の体制 ジタグループ企業行動憲章」の運用や浸透を目的に支店企業行動監理委員会を設置してい ● 取締役の職務の執行が効率的に行われることを確保するための体制 ます。 ● 使用人の職務の執行が法令および定款に適合することを確保するための体制 ● 株式会社ならびにその親会社および子会社からなる企業集団における業務の適正を確保 ● 情報セキュリティ委員会 情報セキュリティポリシーならびにプライバシーポリシーの運用と浸透を通じ、情報全般 するための体制 ● 監査役がその職務を補助すべき使用人を置くことを求めた場合における当該使用人に関 期ごとの年4回開催し、業務上使用する情報やコンピューター、ネットワークと個人情報 する事項 の適切な扱いなどの課題や問題の解決に取り組んでいます。 ● 上記における使用人の取締役からの独立性に関する事項 ● 取締役および使用人が監査役に報告をするための体制その他の監査役への報告に関する 体制 【コンプライアンス管 理 体 系 】 社長直轄のリスク対策室は本社総務部 企業理念 を事務局とする常設の機関であり、万 経営計画 が一緊急事態が発生した場合、迅速か 企業行動憲章・基準 つ的確にトラブルの全体を掌握し、プ ● その他監査役の監査が実効的に行なわれることを確保するための体制 コンプライアンス委員会 企業行動環境委員会 ロジェクトチームを編成して、対応策 を実行します。リスク対策室とプロ に向けて誠実に、一丸となって対処し ていきます。 * 2007 年度は、企業行動監理委員会を4回開催 【リスク管 理 体 系 】 《当社を取り巻くリスク》 リスク対策基本方針 トラブル対応システム リスク対策室 しました。また、リスクミーテイングは 10 月~ 《緊急リスク対策委員会》 12 月に本社、各支店で「入札談合の再発防止とコ 本社プロジェクトチーム ンプライアンス」をテーマに当社顧問弁護士を講 師に迎え実施しました。 支店対応チーム 反社会的勢力排除に向けた基本的な考え方およびその整備状況 フジタでは、コンプライアンス体制の強化を図るため、従業員の行動規範を整備し、その 基本方針として「フジタグループ企業行動憲章」および遵守指針として「フジタグループ 企業行動基準」を定め、その一つとして「反社会的勢力との対決」を掲げ、具体的には「利 益供与の禁止」、「反社会勢力的勢力の排除」および「毅然とした対応」の三つを行動基準 に定めています。 エピローグ ジェクトチームは連携して、事態解決 環境報告 に関するセキュリティ水準の向上を目的として設置された情報セキュリティ委員会は四半 ● リスク対策室 社会性報告 10 法令を遵守するとともに高い倫理観を保持し 社会的要請に応えます 09 コンプライアンスとは、企業を取り巻く利害関係者(ステークホルダー)からの マネジメントシステム プロローグ 安全衛生方針 統合したことにより、業務とより一体となり効果的に運用されています。 「労働災害の防止」と「健康の確保」は企業の社会的責任である。従業員の全てが、安全で健康な職 マネジメント体 制 場環境づくりを目指し、それぞれの持場で安全衛生活動に積極的に取組む。 1. フジタと専門工事会社の関係者全員が各々の責任を明確 にし、 「危険ゼロ」を目指した行動をする マネジメントシステムを一つに 2. 安全衛生関連法令ならびに社内自主基準を遵守し、 P:plan= 計画 「決めたこと 決められたことを 守り 守らせる」 風土を醸成する D:do= 実行 フジタでは、2002 年から品質と環境のマネジメントマニュアルを統合し運用してきました。一方、 C:check= 評価 安全衛生については 2000 年よりOHSMSを導入し、全店で運用してきました。 3. 労働安全衛生マネジメントシステムの適切な実施および運用により、継続的な安全衛生管理に取組む A:act= 改善 2005 年には I S O 9001 と 14001 の全店一括認証を受けて、全社としての大きなマネジメント システムのサイクル(PDCA サイクル)が 確 実に回るようになったことから、安全衛生も同じ PDCA 品質・環境方針 サイクルに乗せて運用を確実にすべく、2007 年 4 月より「安全・品質・環境マネジメントマニュ ● ISO 認証取得状況 アル」として統合し、運用を開始しています。 フジタは、ISO 9001 に続き業界に ● 基本方針(品質・環境の 2 分野共通) 先駆けて ISO 14001の認証を取得 人々が安全で豊かな生活を享受できるように、より豊かな自然・社会・街づくりに貢献することがフ し、全店に展開しました。2005 年 フジタ・エコ憲章 ジタの社会的使命である。法令を順守し、社会規範を踏まえて、品質・環境に配慮した企業活動を推 には本社を含め全店で品質・環境の 進する。また、品質・環境マネジメントシステムを継続的に改善し、品質向上と環境保全の推進、な 一括認証を取得しています。 フジタ・エコ憲章は 1993 年、ISO14001 ができる前に、環境保全活動(EKO活動)を始めるに あたって制定した環境に対する基本姿勢です。2003 年に見直されて現在に至っています。 1. 基本方針 ※認証機関: (財)建材試験センター らびに業務の効率化を図る。そして、顧客や社会の信頼に応える。 (JTCCM) ● 品質方針 営業活動からアフターサービスまで、顧客中心の視点に立ち、顧客が要求する品質の確保を目指す。 ◆ ISO9001 フジタは、建設事業が環境問題と深く関わっていることを認識し、企業の社会的責任である「事業活動に (1)顧客満足度向上に努める。 登録番号:RE0028 おける環境負荷の低減」 、建設業本来の役割である「快適な環境の実現」 、並びに「環境への取り組みを実践 (2)品質向上を図るための改良・改善、技術開発を推進する。 登 録 日:1996 -12-01 する企業基盤の確立」を環境に関する経営の 3 つの柱とし、あらゆる企業活動において環境に配慮した積 ● 環境方針 有効期限:2011-11- 30 極的展開と継続的改善を推進する。 ◆ ISO14001 “高”環境づくりの観点から、地球環境保全に取り組むと共に、地域環境に配慮した活動を推進する。 2. 行動指針 登録番号:RE0002 基本方針に基づき、特に重要な具体的行動について指針を示す。行動指針は、時代や制度の急激な変革の中 (1)環境負荷の低減(汚染の予防を含む) 、自然環境の保全、資源の有効利用と保護、エネルギーの 登 録 日:1997- 08 -15 で形骸化しないよう、また着実な実行が図られるように、中期経営計画ごとに見直しを行なうこととする。 有効期限:2011-11- 30 有効利用と削減に取り組む。 (2)環境保全・環境創造に資する技術開発に取り組む。 ● 汚染及び公害発生の防止 ● 建設副産物対策の推進、ゼロエミッションの推進 ● CO 2 発生量の把握と削減 ● 資源・エネルギーの削減、グリーン購入の推進 '08 (2)快適な環境の実現 ● 安全・品質・環境マネジメントマニュアル統合 環境に関連した事業提案の推進 ● 環境に関する保有技術の活用と技術開発の推進 ● '07 “高”環境レポート発行 取り組みの経緯 (3)環境への取り組みを実践する企業基盤の確立 ● 環境報告書の継続発行、環境会計の実施 環境報告 (1)事業活動における環境負荷の低減 社会性報告 12 安全・品質・環境のマネジメントシステムを常に改善しています 11 フジタでは、安全・品質・環境のマネジメントシステムを '06 品質・環境マネジメントシステム全店一括認証取得 '05 '04 環境マネジメントシステムの適正運用 フジタ・エコ憲章改定 '03 '02 フジタ企業行動憲章制定・環境会計始動 安全・品質・環境マネジメントシステムの構成 '01 廃棄物管理システム始動 '00 環境報告書(エコ・レポート)発行 '99 全店のマネジメントにおけるP - D - C - A P 改善 C 経営方針 安全衛生方針 品質・環境方針 年度重点方針 目標設定・評価シート 方針、目標、是正、予防処置等 計画 D '91 A 監視・測定 (プロセス監視) (内部監査)等 規程集 フジタ・エコ憲章制定、エコ活動スタート フジタアーバンオアシス完成 '92 見直し・改善 (是正・予防処置) 業務フローにおけるPDCA 目標管理・評価制度マニュアル '94 '93 内部監査・報告 C 実行 '95 見直し (MR会議) 製品サービス スローガン「“高”環境づくり」制定 '90 顧客等 顧客等 要求事項ニーズ D '96 A 監視・測定 (社内監査)等 【本部・支店等】 《製品実現・資源運用の管理》 P '97 '89 '86 地球環境室設置(業界初) 企業理念制定 エピローグ 【経営・本社機構】 《経営》 '98 東京支店ISO 14001 認証取得(業界初) 品質 プロローグ 安全 フジタでは、安全や品質を犠牲にするモノづくりはしないと考えています。 しています。またお客様の声を反映させ、より良いモノづくりに邁進しています。 労働災害につながるような不安行動を「しない・させない・状態を作らない」ために、 一人一人の危険に対する感性を高めて、 危険の目を事前に摘み取る活動を展開しています。 求められる品質を確保します フジタでは、1996 年より各支店で品質マネジメントシステムを構築し ISO9001 を取得 しました。現在のマネジメントシステムでは業務と一体化され、安全・環境とも統合されて、 効率的に品質の確保された建造物を生み出しています。営業からアフターまでの各プロセ スにおいて、チェックを繰り返し、お客様にとって満足できる品質を確保しています。 マネジメント体 制 マネジメントシステムを活用した安全管理 フジタの安全衛生管理は、2001 年よりリスクアセスメントを主軸とする「労働安全衛生 マネジメントシステム(OHSMS)」を活用した災害防止活動を行っています。 事業の流れにおける品質確保の仕組み 営業 技術発表会を開催し、 技術の水平展開を お客様のニーズ把握 企画の立案・検討 るよう工夫を継続し、作業の陰に潜む危険・有害要因の事前除去し、労働災害の減少につ ながるよう運用を進めています。 毎年、技術関連の改善・工夫、開発結果 を社内で共有できるよう、発表会を開催 設計 安全・品質・環境マネジメントシステムの一環として合理的にリスクアセスメントを行え 基本・実施設計 し水平展開しています。開催される分野 設計検討会 は、 「建築施工」 「土木施工」 「建築設計」 「技 術開発」 「V E」の5分野です。 設計検証 社会性報告 14 安全に優先するものはありません 高品質の建造物を提供しています 13 フジタでは、お客様の真のニーズを把握して、満足していただけるモノづくりを 作業所における安全衛生管理運動 フジタの作業所における安全衛生活動の中心は、リスクアセスメントです。 計画段階で実施した、リスクアセスメントを作業員個人レベルまで浸透させるために、一人 KY 活動を実施しています。 災害を防止するためには、毎日の作業の都度、抽出されたリスクを一人ひとりに伝え、各々 設計の妥当性確認 が危険回避策を考えることにより、災害防止への関心を維持することに効果的です。 積算 営業 受注 経営陣による作業所の巡視 環境報告 積算 受注工事引継会議 施工 基本施工計画 基本施工検討会議 施工管理 設計照査 重点管理項目 受入・工程内検査 試験 検査 全国安全週間初日の 2008 年 7月1 日、全店(東京、関東、横浜、名古屋、大阪、広島、九州、 東北)において、田代会長、上田社長をはじめ、専務、常務、建築本部長、土木本部長、安全・ 品質・環境本部長が、作業所の朝礼、昼礼に参加するとともに現場巡視を行い、日常の安 全施工サイクルの点検を行い、災害防止への取り組みを要請しました。 竣工・引渡し アフター アフターケア エピローグ 工事完了報告会 VE プロローグ VE活動を全社で展開しています 本社 フジタは建設業で初めて 1968 年からVEを導入しました。以来 40 動員したチームデザインによるマネージメントシステムにより展開し 導入し、継続実施しています。 お客様の要求 でいます。 創造 現状の製品 サービス 価値向上の形態 (目標・メンバー) VE チーム 【VE 計画会議】 VE 対象選定 VE 目標設定 スケージュール ● 適用技法 VE 検討 3 プロジェクトVE チーム 【VE 計画会議】 VE 対象選定 VE 目標設定 スケージュール ● 適用技法 ● ● ● ● ● ● 竣 工 実 施 提 案 V E 検討会 計画会議 V E 部会の目標設定 基本スケジュール 社会性報告 VE 検討 2 基本施工検討会議 V 目標 ※やってはならない形態 機能 C VE 検討 1 受 注 代替案作成 化 F V ● 設物を提供するために短時間で効果的な VE 活動を展開しています。 具 チームデザイン 象 ❹ 創造による変更 ● 化 ❸ ● 作業所においては短時間型 VE(2時間 VE)手法を取入れ、価値ある建 新たな製品 サービス 機能本位 ● VE 対象の選出 VE 対象の選定 基本計画 都会 VE活動計画 作業所でのVEへの取組み 使用者優先 ● 象 C(Cost -コスト)支払った費用の大きさ 機能定義 (Function - 機能)得られた効用の大きさ F 新たな手段 VE の原則 ● ❷ VE 活動計画 VE 活動計画 ● 部会 お客様の満足 一つの手段 ❶ ● ● VE 実施手順(機能的研究法) の考え方 概念図 当社では企業文化として全部署で取り組ん 価値向上の形態 プロジェクト VE 活動計画 VE 活動方針 VE 活動方針 ていることです。 供するために、建設業として最初にVEを 満足の度合い 支店 VE 推進委員会 VE 推進部 当社のVE活動の特徴は、多数のVE有資格者と優秀な専門技術者を して頂ける価値ある建設物・サービスを提 VE 活動方針 年にわたり、当社の企業文化として定着し、お客様に価値ある建設物 やサービスを提供するために、全部署でVEを展開しています。 フジタでは 1968 年から、お客様に満足 フジタ STEP-UP 計画 年度重点方針 マネジメント体 制 システム化された手順(VE 実施手順)により「価値」の向上をする創造手法です。 (Value - 価値) V 各本部・支店 新中期経営計画 それが果たすべき「機能」とそのためにかける「コスト」との関係で把握し、 抽 16 機能を低下させてはならない 安かろう。悪かろう。はダメ ※ VEはあくまでも使用者に高い満足を得てもらうために価値の向上をするの であり、CD(コスト低減) とは同じではない。 機 能 評 価 VE(Value Engineering、バリュー・エンジニアリング 環境報告 お客様の立場から価値向上を追求するフジタのVE活動 15 VE( V a l u e E n g i n e e r i n g )とは、製品やサービスの「価値」を、 最低のライフサイクル・コストで、必要な機能を確実に達成するために、製品やサービス の機能的研究にそそぐ組織的努力である 」と社団法人日本バリュー・エンジニアリング協 会では定義しています。 作業所での2時間VE検討会風景 ※ その定義には目的定義と方法定義が記述されています。 ● 目的定義 ① VEは最低のライフサイクル・コストを追求する。 ② VEは必要な機能を確実に果たすものをうみだす。 2時間VEワークシート使用例 ③ VEは機能とコストの関係から価値を追求する。 VE発表会を開催し、優秀事例の水平展開を ① 製品やサービス ( すべてのシステムとその構成要素 ) がVEの対象になる。 毎年、フジタと協力会社の全社的な優れたVE実施事例を報告するこ ② VEにおける問題解決には機能的研究法を活用する。 とにより、相互の情報交換を通じてVE技術の向上と強化・蓄積を図 ③ VEの活動は、組織的努力によって達成される。 ることを目的として開催されます。 また、各支店においても半期ごとにVE発表会を開催するなど、活発 な VE 活動が行われています。 エピローグ ● 方法定義 VE発表会風景 人材育 成 プロローグ F-ne t 女性総合職ネットワーク 「F-net」とは 2007 年5月に、ダイバーシ ティ推進の一環として、キャ リアアップやワークライフバ フジタは、社員一人ひとりがやりがいと誇りをもって、そしていきいきと働く、 チャレンジマインド溢れる人材育成と 活力あふれる企業であり続けることを目指しています。 活力に満ちた企業づくりを目指して フジタが求める人材像を明らかにし、人材育成基本方針に則り、 時代にマッチした人材育成はフジタの使命でもあります。 フジタが求める人材像 フジタが進める改革推進施策の実行に向けて、 「3つの判断基準」 、 「3つの行動基準」に従 い自らが考え、行動することを求め、社員一人ひとりの意識と行動を常に変革していきます。 3つの行動基準 3つの判断基準 「スピード感」をもって物事に取り組む 顧客の課題に「フジタの総力」で応える 責任をもって達成するまで「やりきる」 「独自性ある価値」を生み出す 結果を「検証」して次の行動につなげる 図るために発足されました。 2年目の活動がスタートしました フジタの社内研修(OFF-JT)はビジネスコー 2008 年6月 13 日、第2回総会を開催し、2007 年度活動報告と 2008 年度 スと建設大学に分かれます。ビジネスコースは 活動方針を説明しました。総会の冒頭、大平克之常務執行役員管理本部長が、 「F ①階層別研修【新入社員や主任などの一定階層】、 -net」コミッティ議長の網本勝彌前社長のあいさつ文を代読し、 「この一年の ②職位別研修【新任部長や副支店長などの役職 活動の中で、さまざまな課題や厳しい現実が浮かび上がってきた。女性だけでは 者】、③職種別研修【作業所長や営業職などの担 なく、フジタ全体のために、息の長い活動を期待している。 」と読み上げ、続いて、 当職務別】で構成され、例年25講座程度開催 資生堂人事部の高野幸洋部長が「経営戦略からみたダイバーシティ推進」をテー しています。一方、技術教育プログラムである マに基調講演を行いました。 建設大学は30余年前に開設され、建築・土木 技術を中心とした36講座で、技術力の研鑽・ 高度化と技術伝承を推進するため、従来の建設 技術にとどまらず、事務系社員を対象とする各 種講座も新設しました。 2007 年度活動報告では、「F-net」の4つの部会から活動と成果が報告さ れました。まず、改革部会の作業所改善プロジェクトでは、作業所配属の女性増 加を背景に「作業所の職場環境」「作業服・安全装備」 「女性総合職の作業所受入 体制」をテーマに、作業服の改善など行いました。 また、キャリアアップ部会の職員登用者・中途採用者支援プロジェクトでは、各 社会性報告 「品質と収益」を徹底して追求する み、女性総合職の戦力強化を 「F-net 」第2回総会を開催、 マネジメント体 制 18 活力あふれる企業であり続けるために 17 ランスなどの課題に取り組 制度のアンケート調査を実施し、浸透を図りました。 そして、ワークライフバランス①部会の社内制度調査・活用イメージ作成プロジェ フジタの人材育成基本方針 クトでは、 「ライフプランニング」 「キャリアデザイン」をイメージさせるホームペー ジを立ち上げ、各種制度の調査結果、インタビューなどの掲載を開始しました。 ●「フジタが求める人材像」に向かって、自ら考え、自ら行動する人材を育成する。 ● 自らを変革・個人力を強化し、組織行動によって成果を出せる人材を育成する。 ● 高いマネジメント力と強いリーダーシップを備えた幹部人材を意図的に育成する。 ● 技術を磨き、フジタの独自性ある価値を創造する専門家を育成する。 度や事例を調査、分析し、今後の行動計画を策定しました。ほかに、女性の視点 から主に住宅案件への提案を行うプロジェクト“ウィステリア”の活動が報告さ 管理職層のスキルアップに れました。 「コーチング」研修を導入 管理職層のマネジメントスキルの継続強化と配 置によるレベルの向上を目指し、2007年度よ フジタの人材育成制度の目的とその達成手段 り 200人 超の副支店長・部長職の社員全員を 対象に、部下のやる気と指導の効果を引き出し OJT ● 実践に基づく個々人の能力開発 ていく「コーチング」研修を行っています。教 ● 専門知識・技術の計画的かつ継続的な習得 ● 技術の伝承 わる側の若手社員の意識改革ばかりでなく、教 ● 総会写真 ない知識・技術の習得 ● 担 経営幹部および次世代経営者に対するマネジ メントに関する体系的な知識・技術の習得 ● 自己啓発意欲の増進、資格取得推進 登用 公募 時代なのです。 ● 経営幹部および次世代経営者の計画的な育成 ● 専門職の計画的な育成 ● 人材の活性化と適正配置、最適活用 当 者より一 言 ンクした推進体制やネットワーキングの促進を活動の柱とし、改革部会、ワーク ライフバランス部会はプロジェクトを継続させ、新たにキャリアアップ部会では 次世代管理職育成プロジェクトがスタートしています。 総会の最後に、楢葉徹雄副社長の講評では、 「女性の課題は、男性の課題でもある。 会社にもっとプレッシャーをかけてもらいたい。」と締めくくりました。 左より コミッティサブリーダー:飯渕朋子 コミッティリーダー:伊藤直美 コミッティ事務局:小笠原悦子 ひとこと 女性にとって働きやすい会社は男性に とっても働きやすい。そんな思いを持っ て、F-net 活動に取り組んでいます。社 員ひとりひとりがどのような状況にお 管理職層においては、マネ いても、自らの能力を発揮し、楽しく ジメントのスキルの継続強 仕事ができる「超ゼネコン」な職場づ 化と配置によるレベルの向 上を目指しています。 くりを目指しています。 人材開発部 大西淳文 エピローグ OFF JT 特定の階層や役職に対するOJTでは習得でき える側の管理職の意識改革こそが重要とされる これらの活動を通して、課題が明らかになり、2008 年度は経営・人事戦略とリ 環境報告 育成にあたっては、「場を与える OJT」を主軸とし、節目ごとに「OFF・JT」を 組み合わせて行う。 ● さらにワークライフバランス②部会の他社事例調査プロジェクトでは、他社の制 管理職研修の写真 人事採 用 プロローグ 地域活 動 フジタは、地域社会とのコミュニケーションを何よりも大切に考え、 学生の皆様にも、「まずは、ものづくりの現場を知っていただきたい」 建設というものづくりを通じて、積極的に地域社会の活動に参加しています。 というのが私たちの思いです。 全国の支店や作業所では地域活動、環境保全活動を展開しています。 マネジメント体 制 そして、フジタ「のものづくりに」興味を持っていただいた方がメンバーに 加わることで、よりよい社会を創造していけると考えています。 希少動物の保護活動を実施 2008 年2月、静岡県菊川市において農業水路工事を行っている横浜支店大胡桃調整池作 「生の工事現場を伝える」施工管理セミナーを開催しています 業所では、農林水産省関東農政局大井川用水農業水利事業所の協力のもと、希少動物保護 大学生の就職活動が本格化する時期より少し前、毎年 12 月から2月にかけて、業界研究 の一助として、施工管理セミナーを開催しています。 大学で建築、土木について学んでいる学生も、実際の現場を見たことがないという人がほ とんどです。さらには、 「施工管理」という仕事がどのようなものかを知る機会は、なかな かありません。そこで、施工管理セミナーでは、工事現場の見学を通して、建物ができて 活動を実施しました。 大胡桃調整池には、レッドデータブックにあげられているニホンアカガエルやアズマヒキ ガエル、ニホントカゲ、トノサマガエル、マシジミ、カワヨシノボリなどが生息しています。 当日は農林水産省の同事業所とフジタの作業所で力を合わせ、希少動物を河川で捕獲し、 その後安全な場所への放流を行いました。 技術センターの清掃活動 いく様子を知っていただくことと、施工管理をし 社会性報告 全国各地での地域活動に参加しています 20 ているフジタの社員が、日々やりがいをもって、 どのような仕事をしているのかを伝えることを 目的としています。 セミナーを通して、ひとりでも多くの学生に、施 工管理をしている自分の姿をイメージしていた だきたいと思います。 希少動物の捕獲作業 「街の活性化・再生手法を伝える」都市再生セミナーを開催しています 博多駅周辺の清掃ボランティア活動への参加 環境報告 フジタの採用活動はまずは現場を見てもらうことから始めます 19 フジタで働く社員は、ものづくりが好きです。 地域の清掃活動を積極的に行っています フジタの得意分野である都市再生事業についても、大学生向けのセミナーを開催していま 神奈川県厚木市にある技術センターでは、毎月2回定期的に周辺の清掃活動を行っていま す。都市再生セミナーでは、大規模な土地区画整理事業や、不動産証券化事業、マンショ す。地域美化にも貢献でき、社員も気持ちよく通勤しています。 ン建替事業などの事例について、専門知識がなくても理解できるように紹介しています。 また、九州支店では博多駅周辺の清掃ボランティア活動に参加しています。清掃活動をす 建設会社はただ建物を建てるだけだと思われがちですが、街を活性化し再生する事業を行っ る姿により、ゴミのポイ捨てをする人も少なくなり、皆が気持ちよく利用できる駅になる ています。そのことを知った参加者からは、 「社会に貢献していることを実感した」、「事業 ことを期待しています。 活動に感動した」などの嬉しい声をいただいています。 広島支店では 2007 年6月に行われた「ごみゼロ・クリーンウォーク」に参加しました。 広島での「ごみゼロ・クリーンウォーク」に参加 ゴミのポイ捨て追放キャンペーンの一環として、市民の環境美化意識の高揚を図るととも 漠然としたイメージで会社を選んだ人と、実際に動いている現場を見 担 当 に、ゴミのないきれいな街にすることを目的に、広島の企業、各種団体、行政、市民が一 体となり、市内各地の清掃を行いました。 じるギャップが大きく違います。フジタの採用活動では、そのギャッ フジタの作業所でも「フジタが来たからきれいになった」と言われるように、地域の清掃 プを埋めるために、オープンセミナーを開催したり、少人数での説 活動を積極的に行っています。 明会を開催するなど、できるだけコミュニケーションのとりやすい 工夫をしています。その中で、私たちと価値観を共有できた方に、 新しい仲間として加わっていただき、未来のフジタを築いています。 言 管理本部人事部 図師 誠 エピローグ て、働いている社員と会って、会社を選んだ人とでは、入社後に感 者より一 築育 プロローグ そして地域の方々に伝え、広めていく社会貢献活動を『築育』と名づけ、 フジタは全社的な取り組みとして展開しています 社会貢献活動『築育』とは 『築育』の活動状況を紹介します 企業は社会を構成する一員として、社会を構築する取り組みに積極的に参加し、責任を果 たすことが求められています。その中で社会貢献は重要な要素とされ、特に本業である建 設(建築と土木)を通じた社会貢献は、技術や事業の社会的価値を向上させ、社員の満足 度や意欲の向上につながると考えています。 その社会貢献の一つとしてフジタは社会貢献活動『築育』を展開しています。 次代を担う子供たちや若者、そして地域の皆様に 建設を通じて、 「ものづくり」の楽しさ、 「街づくり」 の大切さ、 「自然環境」への配慮などを伝え、広め 2007 年7月よりスタートした『築育』の主な活動状況、実施例を紹介します。 ● 中学生の職場体験学習 2007 年 12 月、広島市内の中学校より3年生7名が、広島支店を訪問し、「職場での実 際の体験を通して、自己の適性の発見と望ましい職業観を形成し、よりよい生き方を考え させる」ことを目的に職場体験学習を行いました。 建設会社とは、社会人としてのビジネスマナーについて説明を受け、名刺交換の演習では あらかじめ名入れ名刺を準備し、中学生はみんな感激していたようです。 設計の CAD(コンピューターの製図)実習のあと、土木の造成工事、建築の中学校新築工 社会性報告 『築育』とは マネジメント体 制 22 事を見学し、最前線のスケールの大きさや緻密さを肌で感じていたようです。 ていく活動です。 建設業のスケールの大きさや社会への貢献度、そ して高度な技術力など、その魅力を一人でも多く の方に感じて、理解していただくためにフジタは 「建築」と「土木」の語源である " 築土構木 " の 両方に含まれる「築」と育成の「育」を組 み合わせて名づけました。 『築育』活動を展開します。 ● 都市再生セミナーを開催 2007年度には、大学生を対象とした都市再生セミナーを3回開催し、2008 年2月に開 催した第3回のセミナーでは「都市再生事業の概要」、「不動産証券化の取り組み」、女性に また、将来の日本を、世界を築く建設技術者を目 よるプロジェクトの意見を取り入れた「マンション建替事業の推進」、そして「土地区画整 指す子供たちや若者を育んでいきます。 理事業の推進」の4つのテーマについて説明しました。 参加した学生は「大学では学べない、貴重な内容であった」、「大規模な土地区画整理事業 『築育』が建設業界の大きな活動へと発展することを切望しています には、やりがい、魅力を感じた」、「都市再生の具体的知識、興味が持てた」などの感想が 環境報告 フジタは社会貢献活動『築育』を展開しています 21 建設というものづくりのすばらしさを、次代を担う子供たちや若者、 あり、みんな熱心に、興味深く説明を聞いていました。 現在、フジタの社会貢献活動『築育』では、小学生から大学生、ならびに地域の方々を対 象とした作業所や技術センターの見学会、高校・高専・大学等との共同研究、各学校への 講師派遣・出前授業、大学生を対象とした都市再生セミナー・施工管理セミナー・インター ンシップ、そして中・高生等の職場体験学習の受け入れなどを通じて、建設業の魅力やスケー ルの大きさ、技術力などを伝え、広めていくことを行っています。 フジタでは、従来から同様の活動をしてきましたが、これらの活動を『築育』と定め、考 え方を全社統一して、2007 年7月技術センターにおける社員と家族対象の見学会開催を 2008 年3月、東京都渋谷区の首都高速中央環状新宿線の連結路を工事中のフジタJV作 業所において、社員とその家族を対象に 18 家族、25名の子供たちを含む、54名が参加 して見学会を開催しました。 参加者は新宿線の連結路から本線シールド等の近接工区を実際に歩いて、作業所職員の説 明に熱心に耳を傾け、地下空間のスケールの大きさ、高度な技術に驚いた様子でした。 エピローグ 皮切りに『築育』をスタートさせました。 ● 社員・家族対象の作業所見学会を開催 建設各社においても、これまで作業所や研究所の見学会、講師派遣や出前授業などを通じて、 社会貢献活動を展開しており、次代を担う、子供たちや若者に建設業のすばらしさを伝え、 育てていくことは、建設各社の願いであり、また課題でもあります。 この『築育』という活動が建設業界、建設各社にもっと広まり、大きな活動へと発展して いくことを切望しています。 フジタでは、今後ますます『築育』を発展させるために、新たな取り組みや活動の充実を図ってまいります。 フジタの社会貢献活動『築育』をご理解くださるよう、よろしくお願いします。 環境へ の 取 り 組 み プロローグ 目標と 成 果 フジタは、環境マネジメントシステムの中で各部署が目標を設定し活動しています。 使命ですが、そのためには、土台となる取り組みを確実に行っていなければ、 フジタとして取り組むべき項目についての結果は下表のとおりです。 企業の存続はないと認識しています。 フジタでは、企業活動を環境の視点で捉えた時、下図のように4段重ねのピラミッドに例 えています。 ピラミッドの根底は、社会で活動する会社として守らなければならない事項、その上に環 境への取り組みを組織として確実かつ効率的に運用するためのマネジメントシステム、三 段目にものづくりを通じて発生する環境負荷の低減、最上段がお客様や社会の皆様にとっ て快適な環境を実現するための取り組みです。また、お客様に提供する建設物や“高”環 境技術による快適な環境は、お客様自身の環境への取り組みにとっての基盤になるものと 2007 年度環境活動結果と 2008 年度環境目標 環境活動、具体的取組項目 目標値・実施事項 2007 年度実績値 2008 年度目標(環境活動項目) 最新法規制等の確認・フォローの実施 法令違反なし 最新法規制等の定期的確認・フォローの実施 環境目的・目標の周知徹底 周知徹底を確認 環境目的・目標の周知徹底 内部監査員の適正数確保 QEMS 582 人 (+21人) 内部監査員の適正数配置 環境教育の実施 延 1378人に実施 環境教育の実施 環境事業に係る企画・提案件数の増加 333 件( - 84 件) 環境事業に係る企画・提案件数の増加 企画・設計提案における環境配慮設計数の増加 139 件( -16 件) 企画・設計提案における環境配慮設計数の増加 設計施工物件における CASBEE の実施 8 件 (+5 件) 設計施工物件における CASBEE の実施 グリーン調達数量・金額の増加 14.5 億円( - 3.6 億円) グリーン調達数量・金額の増加 混合廃棄物の削減 新築における混合廃棄物発生源単位の削減 13.0g/m2(+26%) 10kg/m2 再資源化・縮減化の推進 リサイクル率の目標値の達成 各項目とも 95% 以上達成 建設廃棄物全体で 95%リサイクル 副産物管理の徹底 マニフェスト管理の徹底違反なし 違反なし マニフェスト管理の徹底 CO2 排出量の削減 1億円当りCO2 排出量の削減 24.0t-CO 2 /億円( - 8.0%) 1億円当りCO2 排出量の削減 アイドリングストップ・省燃費運転の励行 省燃費運転等教育の実施 アイドリングストップ・省燃費運転の励行 環境配慮された技術の比率拡大 78%(38/49) 研究開発における環境負荷の削減 電力使用量の削減 595 万kwh (+5.7%) 電力使用量の削減 ガス使用量の削減 23.6 万 m3(+13%) ガス使用量の削減 水使用量の削減 3.7 万 m3(+5.3%) 水使用量の削減 OA用紙購入量の削減 2536 万枚(A4換算) (+16%) OA用紙購入量の削減 ごみリサイクルの推進 一般ごみのリサイクル率の向上 リサイクル率 60%(- 2ポイント) 一般ごみのリサイクル率の向上 グリーン購入の推進 グリーン購入率の向上 グリーン購入率 85%(+1ポイント) 共通課題 環境マネジメントの積極的活用 環境教育の推進と人材の確保 考えています。 営業業務 環境事業に係る提案の積極的推進 設計業務 快適な環境 建設物の提供 フジタ エコ憲章 環境への 取り組み 環境配慮設計 “高”環境技術 環境基盤 環境配慮設計の推進 社会性報告 お客様 フジタ マネジメント体 制 24 全ての活動において環境に取り組んでいます 環境への取り組みは積み重ねです 23 お客様へ、環境に配慮した建設物や優れた環境技術を提供することが 調達業務 グリーン調達の推進 施工業務 環境負荷の低減 フジタ 企業行動憲章 社会的活動・コンプライアンス 環境報告 マネジメントシステム 技術開発業務 環境関連技術開発の推進 オフィス業務 フジタは「 “高”環境づくり」のスローガンのもとお客様に快適な環 会 長より一言 使用資源・エネルギーの削減 境や建設物を提供し、お客様自身の環境への取り組みに役立ててい ただきたいと考えております 紙使用量の削減 またフジタは今、企業理念に基づき、街づくりを新しい柱として、 わせて、お客様の満足度と価値の創造を目指しています。このトー タルソリューションでは、環境技術が不可欠となります。 代表取締役会長 田代 徹 エピローグ 従来のゼネコンの枠を広げています。建設事業と都市再生事業をあ マテリ ア ル フ ロ ー プロローグ 環境会 計 フジタでは事業活動に伴う環境活動のパフォーマンスを把握して開示するとともに、 事業に関わるエネルギーや資源消費の全体量の把握に努めています 社内の環境活動のレベルアップと効率化の検討資料とするために、環境会計を導入しています。 ■事業活動における物質・エネルギーの INPUT と OUTPUT 環境会計について ■ 環境コストの推移 環境コスト(億円) INPUT OUTPUT 資源・エネルギーの消費 電力 595 万 kWh ガス 23.6 万㎥ 3.8 万㎥ 紙 2540 万枚 灯油 軽油 250KL 環境コストは、環境負荷の発生の防止・抑制や、影響の除去、発生した被害の回復などの CO2 ための費用で、問題が起こらない範囲においては、少ない方が良いとも思われますが、研 1,900 t CO2 70,900 t 建設発生土 312 万㎥ 建設廃棄物 環境コスト 36.5 万㎥ 建設資材の使用 99.0 万㎥ PCa 0.8 万㎥ 砕石 4.7 万㎥ 2.7 万 t 鉄筋 9.0 万 t 鉄骨 9.7 万 t 再生骨材等 2006 2007 環境安全コストの合計 4,310.4 4,159.7 4,247.2 1. 事業エリア内コスト 3,618.1 3,542.3 3,594.1 1,072.7 905.6 966.3 7.6 0.3 0.6 2,537.8 2,636.4 2,627.3 Ⅰ . 公害防止コスト 18 万㎥ Ⅱ . 地球環境保全コスト 建設廃棄物 1.6 万 t Ⅲ . 資源環境コスト 2. 上下流コスト 解体・廃棄 リサイクルへ アス・コン塊 36.0 2003 2004 2005 41.6 42.5 2006 2007 0.5 電力 36.4 万 t 0.6 万 t コンクリート塊 18.4 万 t 高炉セメント 4.2 万 t 建設汚泥 11.4 万 t 再生木質ボード 2.5 万㎡ 発生木材 0.9 万 t 断熱材等 0.4 万㎥ その他 2.0 万 t 24.8 600 (年度) ■ 4.0 10.9 1.8 4.8 398.1 440.8 497.3 1.0 222.9 261.4 307.7 (年度) Ⅱ . 環境情報開示コスト 13.4 10.1 12.8 Ⅲ . 公害監視コスト 30.7 57.6 111.3 Ⅳ . 環境教育コスト 31.8 37.1 12.9 Ⅴ . 環境改善コスト 99.3 74.6 52.6 0.2 0.2 0.2 166.5 44.7 9.1 Ⅰ . 環境修復コスト 166.5 44.7 1.7 Ⅱ . その他のコスト 0.0 0.0 7.4 6. 環境損傷・修復コスト 2003 2004 2005 2006 2007 3.30 (1人当りの使用量) 3.64 3.41 3.76 3.44 2.0 ■ 45 30.5 2003 32.7 2004 30 33.2 2005 29.0 28.2 2006 2007 84 85 2006 2007 15 グリーン購入率の推移 グリーン購入率 (%) 100 85 87 2004 2005 78 60 (年度) ■ 2003 オフィス用紙 (購入量 / 万枚[A4 換算]) (1人当りの使用量) 2,540 2,500 2,000 1,990 2,010 2,010 1.91 1.93 1.96 2,180 1,500 1,000 2.0 1.86 1.90 500 (年度) 1.5 1.0 2003 2004 2005 2006 2007 エピローグ 5. 社会活動コスト 595 3.0 80 121.8 565 水道水 Ⅱ . 環境配慮設計コスト 105.0 563 (使用量 / 万㎥) 20.0 91.6 546 200 24.9 4. 研究開発コスト 551 400 25.1 Ⅰ . ISO運用コスト 3.7 万 t 高炉スラグ骨材 26.7 800 Ⅰ . グリーン購入コスト 3. 管理活動コスト (内訳) 16.0 万 t (単位:百万円) 建設発生土 建設廃棄物 1.0 43.1 環境保全効果 2005 最終処分 再資源化施設 グリーン調達 (年度) 1.5 環境報告 セメント 運用・リニューアル 53.7 30 ■ 38.0 万 t 建設 コンクリート 45.2 1.44 (万kWh) 有効利用:294万㎥ 企画・設計 2.0 1.52 1.34 当社では出来るだけ簡便に全体像を捉えて公表すべく集計を行っています。 23,200KL 水 1.63 究開発等も含まれ一概には言えません。 作業所での資源消費 2,200 万 kWh オフィスからの排出 作業所からの排出 オフィス業務 電力 60 対売上高比率(%) 1.83 社会性報告 水 フジタ事業活動 かを出来るだけ定量的に把握し、ステークホルダーに伝達するものです。社会からは説明 90 責任として、その公表が求められています。 環境負荷 オフィスでの資源消費 環境会計とは、企業が環境保全にどのくらいのコストをかけ、どのくらいの効果があった 120 マネジメント体 制 環境会計をまとめています 26 事業活動に伴う環境負荷を把握しています 25 フジタは、自らの環境への不可を自覚し、循環型社会を目指すため、 環境配 慮 設 計 プロローグ CASBEEの認証を取得しました S ランク 建築物の環境・品質性能Q 提案できる多数の環境に関する アイテムを携えて、お話に伺っています。 フジタが設計した、イオンモールむさし村山ミュー は、(財)建築環境・省エネルギー機構のCASB 省エネ設計の成績 EE建築物認証制度で評価内容の的確性及び妥当性 2007 年度に設計した、省エネ法対象物件は 49 件でした。省エネ性能の標準となる、省 BEE=3.0 100 を評価されて、Aランクの認証を受けています。 BEE =1.5 77 BEE =1.0 B+ A 2.5 B- BEE =0.5 50 30 C マネジメント体 制 エネ法の「建築主の判断基準」値から PA L ☆1 で 平均 9.3%、C E C ☆2 全項目の平均で 32.3%と、大幅に削減されており、引き続き高いレベルの省エネ設計を行っています。 ネのレベルで、基準値と同意 ☆1 PAL:年間熱負荷係数、建物の外壁の断熱性能を表す指標 ☆2 CEC:エネルギー消費係数、建物の設備機器の効率を表す 指標。空調、換気、照明、給湯、エレベータがある ■「建築主の判断基準」 からの削減率(平均) (%) 40 32.3 31.2 20 (年度) 9.3 7.5 32.3 No. 用途 2007年度に CASBEE(建築物総合環境性能評価 システム)による評価を自治体に提出した物件数は 9.3 右の 8 件です。フジタでは、2000㎡以上の設計 部件に対し、 すべてCASBEEでの自主評価を行って 2004 2005 2006 2007 います。お客様への提案の際に、建物の環境性能を アピールする有効なツールとしても利用しています。 構造 BEE 値 Q 値 L 値 認証 1 商業施設 S造 2.5 77 31 2 物流倉庫 RC 造 1.0 44 43 3 工場 S造 1.0 42 41 4 工場 S造 1.0 49 50 5 共同住宅 RC 造 1.5 69 46 6 共同住宅 RC 造 1.1 60 56 7 共同住宅 RC 造 1.3 53 40 8 駐車場 S造 1.0 42 42 S ○ 物流施設において、自然エネルギーの利用、排ガス浄化機能を持つ道路「フォトロード」 BEE = 25 ×(SQ -1) = 建築物の環境負荷 L 77. 2 = 25 ×(5-SLR) 30.5 レーダーチャート ④ フォトロード工法 Q 建築物の環境品質・性能(建築物の居住環境のアメニティを向上させる性能評価)SQ = 4.0 Q-2 重み係数= 0.3 5 4 5 3 Q-1 重み係数 = 0.4 5.0 Q-3 重み係数 4 = 0.3 2 1 0 4.5 LR-2 重み係数= 0.3 5.0 4 5 Q-3:室外環境 (敷地内) SQ2 = 4.0 5.0 4 4.0 3.8 3 3.0 重み係数 = 0.3 2 LR-3 1 Q-1:サービス性能 SQ2 = 4.0 3.9 3 重み係数 = 0.4 LR-1 5 温熱環境 光・視環境 空気質環境 1 4.0 2 音環境 耐用性・ 信頼性 対応性・ 更新性 1 5 5.0 4.5 まちなみ・ 地域性・ 景観への アメニティ 配慮 への配慮 3 3.5 2 2 1 1 1 設備 システムの 高効率化 効率的 運用 5.0 C 50 建築物の環境負荷 L 100 CASBEEは、国土交通省の主導の 下、産官学共同で開発されている建物 を環境性能で評価し格付けする手法で す。CASBEEでは、BEE値によ りランク付けがされており、上位から S→A→B+→B-→Cと評価が低く BEE:建物の環境性能効率 (Building Environmental Efficiency) BEE= 5.0 建築物の環境・品質性能Q 建築物の環境負荷 水資源保護 低環境負荷材 3.5 3 2 建築物の 自然 熱負荷抑制 エネルギー 利用 LR-3:敷地外環境 SLR3 = 3.5 4.9 BEE =0.5 4 3.8 3.0 5 82 3 4 3.0 2.0 大気汚染 防止 騒音・振動・ 悪臭の防止 風害・ 日照阻害 の抑制 光害の 抑制 温熱環境 地域 悪化の改善 インフラへの 負荷抑制 エピローグ ② 雨水利用・太陽光発電システム 3 LR-2:資源・マテリアル SLR2 = 3.5 4 4.0 ⑦ 引込柱・道路灯 の着色 ① 植栽増強化 LR-1:エネルギー SLR1 = 4.2 4 ⑥ CEC 情報パネル 6 7 50 言われています。 生物環境の 保全と創出 LR 建築物の環境負荷低減性(建築物の環境負荷を低減させる性能評価) 5 B- 5 なっていきます。一般的な建物ではB EE値が 1.0 程度(B+又はB-)と 3 3.2 2 音環境 B+ A 環境報告 ③ 太陽光発電照明 Q-1:室内環境 SQ1 = 4.0 BEE =1.0 2.5 建築物の環境品質・性能と環境負荷低減性 環境提案の事例 ⑤ 再生インターロッキング 建築物の環境品質・性能Q BEE =1.5 100 1 0 の採用、廃棄物より作られた再生インターロッキング他多くの取り組みを行っています。 ■ BEE=3.0 100 PA L 16.2 50 建築物の環境負荷 L CASBEE(キャスビー)での評価 CEC 30 10 環境配慮設計の事例 40.0 建築物の環境・品質性能Q ※省エネ法:エネルギーの使用の合理化に関する法律 ※建築主の判断基準:省エネ法において、建築主が守るべき省エ 0 社会性報告 28 環境の価値ある建物を提供します 27 環境に配慮した建設物の提案・設計をご理解いただくために、フジタはお客様に対し 温暖化 対 策 プロローグ 削減していかなくてはいけません。建設段階やオフィスでの削減活動は、自らが出す CO2を抑えることですが、建物の使用時の CO2削減について私達が出来ることは、 マネジメント体 制 環境の性能の良い建物を設計しお客様に届けることです。 ■ 建設段階のCO2 建設段階のCO 2 発生量 (万t - CO2) 12.0 2010 年目標 9.0 7.68 27.9 7.02 26.1 23.8 22.7 3.0 (年度) ■ 7.76 6.45 6.0 2004 2005 2006 35 2007 年度の建設工事に伴うCO2 発生量 6月の環境月間には、日建連の家庭で CO2 削減を行なってもらうキャンペーンとして、 30 は 70,200tで前年度より 6,600t、9% パンフレット「Let's エコライフ」が作成されました。フジタも全社員に配布し、家庭で 25 減 少 し ま し た。 売 上 高 1 億 円 当 り で は 出来る温暖化防止の取り組みを、エコチェックシートを使って測ってみました。 20 23,8t- CO2 /億円となり、前年度より 今 回 本 社 地 区 で デ ー タ 回 収を行い110人、延べ 836 人・日の活動データが集まり、 8.8%改善しました 。 各人の一日平均では 653gの CO2 削減となりました。データをまとめると 546 kg の 施工段階での CO2 削減のためにアイドリ CO2 が削減されたことになり、同じレベルで全社員が活動したと推定すると、1週間で 2007 ングストップ、省燃費運転の推進、建設発 オフィスでのCO 2 発生量 (t - CO2) (1人あたりの発生量) 2,200 2,000 2,000 1,900 都市 ガス 1,900 生土運搬の効率化、現場のこまめな消灯等 を地道に続けています。 2004 CO2 の量にあたります。 ちりも積もれば山となります。今後もエコライフを目指して社員全員で CO2 削減に取り 1.96 1.61 2005 1.57 2006 2.0 クールビズ・ウォームビズ、 1.0 オフィスで今年も実施 1日の○の数 エコライフ度 (年度) 2.12 約16トンの CO2 を削減できたことになります。これは杉の木 59 本が1年間に吸収する 組んでいきます。 電力 1,000 エコチェックシートで温暖化防止の意識向上 (売上高1億円あたりの発生量:t) 2007 2007 年度もクールビズ、ウォームビズ ■ の実施や日常の省エネ努力を行った結果、 売上高1億円あたりのCO 2 発生量 (売上高1億円あたりの発生量:t ) 40 2010年目標値 (1990年度比12% 削減) 34.3 31.5 20 わりませんでしたが、1人あたりの発生量 26.1 24.0 ■ 2004 2005 2006 2007 (t - CO2) 20,000 (年度) 39,500 34,100 7,500 6,000 28,000 28,000 2 10,300 CO 削減量 (省エネ分) 29,200 使用時発生 予測 CO2 2005 2006 79% (14 ~ 20) 地球もニコニコ! ばっちりエコ 6% 2007 省燃費運転講習会を開催 2007 年度に設計した建物のうち、省エ 2008 年3月13 日、東北支店あすと長町造成作業所で、作業所で盛土などの搬出入を行う ネ法対象建物全 44件において、「建築主 トラックの運転手や作業員の方20数名を対象に、 「省燃費運転」の講習会が開催されました。 の判断基準」を大幅に上回る省エネを達成 これは受注時に総合評価制度で技術提案した内容に基づくものです。 しています。 当日は、「地球温暖化と建設業の環境対策について」の講義に続き、トラックの省燃費運 省エネ設計により、これらの建物が使用中 転の効果やこつ、また自家用車にも応用できるエコドライブに関する講義と、実技講習が に発生するCO2 量を基準レベルより26%、 行われました。実技講習では、3人のドライバーの平均で 24.5%の燃費向上が確認され、 1年間で約10, 300トン削減できます。 参加者の省燃費運転への意識が高まりました。 ● CO2 削減量算出については、BCS 標準 の計算方法を使用しています。 ※建築主の判断基準:省エネ法において、建築主が守る べき省エネのレベルで、基準値と同意 講師が同乗し省燃費運転を指導。普通運転との比較を計る エピローグ 10,000 ▲ 省エネ法の基準レベル 30,000 35,500 もうひとふんばり! 2010 建物使用時のCO 2 発生予測量 40,000 (7 ~13) 15% は 2%減少しています。 建物運用時のCO2削減 2003 がんばらないと地球が 暖かくなっちゃうよ 本社・支店での CO2 発生量は前年度と変 10 1990 (0 ~ 6) 110 人の割合 30.5 27.9 22.7 取り組みレベル 環境報告 (t - CO2/ 億円) 30 社会性報告 30 温暖化対策は着実に行っています 29 温暖化の問題が深刻になってきており、建設業としても排出するCO2を 環境技 術 プロローグ 生物や自然の力を借りて、やさしく環境を浄化する技術が得意です。 また環境にやさしいけれど、瞬時に泥土を固化する土壌改良材も開発しました。 植物を用いた金属汚染土壌の浄化「ファイトレメディエーション」 土壌は揮発性有機化合物(VOCs)と重金属によって汚染される場合があります。VOCs マネジメント体 制 カキ殻を利用して閉鎖性水域を浄化「カキ殻覆砂工法」 「カキ殻フィルター工法」 は揮発性で分解できるため、さまざまな技術が開発されていますが、重金属は分割できな 内湾や湖沼等の閉鎖性水域において底質悪化を改善する「カキ殻覆砂」は、魚類や底生動 いため、一般的な浄化手段として掘削後、土壌洗浄法、不溶化処理法、最終処分場への搬 物等に有害な貧酸素水塊の原因となる硫化物イオン等を多く吸着し、底質の粒度を改善す 出等が実施されています。これらの方法はコストが高く、エネルギー消費量が大きいため、 る効果があります。汚濁した低質を被覆し、硫化物イオン等の発生を抑制し、水生生物の フジタは従来手法に加えてモエジマシダをはじめヒマワリ、カラシナなどの植物を用いた 生息環境を改善します。また、洗浄し粒度調整したカキ殻の充填容器「カキ殻フィルター」は、 技術で低コスト、省エネルギーで土壌の重金属を取り除き、浄化します。 水の流動を考慮し、水中に設置すると二枚貝等や微生物の生息場を創出し、水質汚濁の原 因となる植物プランクトンをろ過して、水質を浄化します。多様な生物の生息場となり、 カキ殻覆砂:実証実験前の「カキ殻サンド」 漁礁効果が期待できます。 ヒマワリ、カラシナを用いた鉛汚染土壌の浄化状況 社会性報告 32 高環境技術で私たちの視線を見てください 31 フジタは“高”環境づくりの視点から、環境技術を考えています。 モエジマシダを用いたヒ素汚染土壌の浄化 光触媒の作用による自動車排ガスの浄化「フォトロード工法」 固定化により、表面をコーティングする「フォトロード工法」は、光触媒の作用により、 環境報告 排水性および低騒音性を有する高機能舗装を下地として、道路表面に光触媒をセメント系 カキ殻フィルター:実証実験で調査中の 「カキ殻マット」 カキ殻を利用した閉鎖性水域浄化工法の概要 自然に優しい土質改良材「FTマッドキラー」 窒素酸化物等の大気汚染物質を酸化処理することにより自動車排ガスを浄化するものです。 FTマッドキラーは、製紙の製造過程で副生するペーパースラッジ(PS)灰を基材とし また、コーティング材に遮熱性薬剤の添加で、太陽光の赤外線成分を効率よく反射して舗 て製造したセラミック土質改良材で、高吸水性が大きな特徴です。FTマッドキラーを含 装表面温度の上昇を抑制する「表面温度低減型」と、さらに開粒度タイプのアスファルト 水の高い対象土に添加・攪拌混合すると " 瞬時 " に改良されます。この改良土は一般的に中 舗装の空隙に吸水・保水性能のある保水材を充填し、水が蒸発する気化熱で抑制する「新 性域のため動植物の環境にやさしく、従来の固化材による改良土では適用が難しい水辺の 表面温度低減型」を加え、都市部道路に適合した工法です。 盛土や田畑の嵩上げ等にも有効に利用できます。 FTマッドキラー エピローグ 「新表面型温度低減型」フォトロード工法による効果の概要図 「新表面型温度低減型」 フォトロード工法供試体断面 FTマッドキラーによる改質前 改質後 建設副 産 物 プロローグ マニフェストを管理することにより、その量と処理状況を把握し不法投棄の防止を徹 建設廃棄物発生の実態を把握しています 度の発生量は総量で約 38 万トン、売上高 1 億円当りの発生量では 129t となりました。 その年に施工した工事の内容により排出量が大きく変わることもありますが、中長期的に 建設混合廃棄物(新築)の発生量と原単位の推移 建設混合廃棄物※は、そのまま搬出すると最終処分さ 30 れる率が高いため、分別を徹底しできるだけリサイク 20 ルする活動を進めています。新築工事の単位面積当た 10 り ( 延べ床 ) の発生量を指標として管理しています。 フジタの作業所で発生した建設廃棄物の内訳は、下図のように推移しています。2007 年 ■ 混合廃棄物(新築)の原単位(kg/㎡) (万 t) 60 50 ます。 40 アスコン塊 4.8 ■ 41.7 39.1 3.2 3.0 30 21.3 (建設分) 3.1 32.2 22.1 20 コンクリート塊 34.9 10 16.1 9.6 10.0 3.6 17.3 15.9 25.6 33.2 26.0 2004 2003 13.6 3.7 24.4 18.4 17.8 (年度) 4.0 11.9 4.0 25.3 38.0 2006 ■ 適正処理の確認については、建設副産物管理システム におけるマニフェスト管理、委託先業者情報の管理、 データの集計管理等を一元化して行い、処理施設等の 最終処分量(万t) 最終処分率(%) 8.0 10 6.0 4.0 6.0 4.3 4.2 3.1 2.0 2.6 2.3 2.5 (年度) 2003 2004 2005 5 300 フェストの使用を推進しています。2008 年 3 月現在 217.9 1.6 2006 2007 133.4 147.1 163.3 の利用作業所は 133 に上り、以後も急速に増加して 128.9 100 (年度) 1.6 コンクリート塊 2003 2004 2005 2006 2007 94 94 97 96 100 96 97 100 100 96 97 100 99 94 96 99 100 93 97 98 96 97 93 96 97 97 2003 2004 2005 2006 2007 95 います。すべての作業所で電子マニフェストを利用す ることを目指しています。 100 80 60 100 アス・コン塊 100 100 80 60 100 99 建設発生木材 80 95 60 100 建設汚泥 80 89 60 また、管理の徹底と省力化を目指し、全店で電子マニ (t/ 億円) 200 5.9 しています。 売上高 1 億円当りの建設廃棄物排出量 96 85 環境報告 最終処分量と最終処分率の推移 80 100 います。また、全社的管理体制を確立し、適正処理に 2007 はフジタ 2010 年目標値 60 係る課題や改善事項については、速やかに全店に展開 ■ 建設廃棄物全体 現地確認も合わせて実施する等、きめ細かに対応して 2005 2007 建設副産物リサイクル率の推移 適正管理の徹底をしています れています。 4.6 2006 100 の手引きは社内ホームページ上で常に最新版が管理さ 50.5 (解体分) 26.2 2005 少なかったため増加しましたが、順調であると判断し 項を明確にして、適正管理の徹底を図っています。こ その他 4.7 建設汚泥 16.0 2004 2007 年度は前年度に比べ、原単位の低い物流施設が 設副産物管理における排出事業者としての取り組み事 (全体量) 混合廃棄物 60.4 13.0 フジタ 2010年目標値 2003 フジタでは、「建設副産物管理の手引き」を作成し、建 建設廃棄物発生量の推移 15.3 社会性報告 ■ 18.4 10.2 (年度) は工事量当りの廃棄物排出量は減少しています。一方最終処分量は、廃棄物の削減やリサ イクル率の向上に伴い低下してきましたが、昨年度は最終処分率が少し上がりました。 17.5 マネジメント体 制 底するとともに、排出量の削減を推進しています。 廃棄物の減量化を進めています 特定建設資材廃棄物 34 廃棄物の管理はとても大切です 33 フジタでは、建設工事に伴い多量の廃棄物を排出しており、副産物管理システムで 100 建設発生土 80 60 % ※リサイクル率には、中間処理施設での減量分も含んでいます ※建設混合廃棄物は、特定建設資材廃棄物、建設汚泥を除く建設廃棄物のことです ■ 売上高 1 億円当りの建設廃棄物最終処分量 リサイクルは順調です (t/ 億円) 9.38 7.85 8 建設リサイクル法の浸透により、建設副産物のリサイ 8.40 5.21 5.41 4 (年度) クルが進み、リサイクル率は高いレベルで推移してお り、今後ともこのレベルを維持してことが必要です。 2003 2004 2005 2006 2007 エピローグ 12 作業所 で の 取 り 組 み プロローグ 化学物 質 管 理 化学物質の管理 広島支店工大新講義棟作業所では、昨今、地球温暖化や CO2 削減が大々的に叫ばれてい 技術センターは、神奈川県条例により「環境管理事業所」に指 る中、「我々の作業所で何かできないか?」と所員一同で考え、フジタエコ憲章において、 定されており、実験および分析等に使用する化学物質を 79 種、 事業活動における環境負荷の低減に向けて推進する建設副産物の3R活動をさらに進める 255kg保有・管理しています。三次元免震床上に薬品庫を設 “4R運動”に取り組むことにしました。 け入出者をIDカードで管理をすると共に、薬品類の使用者お 4Rとは“リフューズ(持ち込まない) ” 、 “リデュース(減量) ” 、 “リユース(再使用)”、 “リ よび持出薬品の管理をバーコードで行い、秤(はかり)による サイクル(再資源化) ”のことです。これらを日々のちょっとしたことから気をつけて、運 計量で使用量が自動登録される『 化学 物 質 管 理システム』を 動を展開しています。 マネジメント体 制 開発して厳正な管理を行っています。 土のう袋の再使用 作業所の実施例 ●リフューズ:無駄な梱包材を持ち込ませないよう、木製パレットなどはまとめて持ち帰っ 社会性報告 てもらっています。 ●リデュース:飲んだジュースなどは空き缶つぶし器でつぶし、ゴミの容量を減らすことで、 搬出車両台数も減り、CO2 削減にもつながります。 ●リユース:土のう袋の転用、建設発生土の再利用、仮設材の転用をしています。特に建 設発生土は敷地内に山高く築造して仮置きすることで、搬出入のダンプの台数を大幅に 減り、CO2 も削減しました。 空き缶つぶしの状況 ●リサイクル:缶ジュースなどのプルトップ回収運動を展開し、車椅子への再資源化運動 を行っている地元自治会に寄付します。地盤改良杭の残土を仮設地盤の改良に使用し、 P CBの 管理 場外処分“ゼロ”を実現しました。 ポリ塩化ビフェニール(PCB)は自社所有のものを保管・管 理しています。PCB 特別措置法により届けられている PCB 環境報告 広島支店工大新講義棟作業所 36 化学物質もきちんと管理しています 「4R運動を推進しています! 」 35 建設副産物 作業所での取り組み 入りの機器は及び、PCB 汚染物は、コンデンサートランス等 228 台 PCB 汚染物入ドラム缶等 19本となっており、全て 地盤改良杭の残土を仮設地盤改良に使用 「4R運動を推進しよう!」 作業所の産業廃棄物BOX前の横断幕 良好な状態で管理されています。 作業所敷地内の建設発生土仮置きの状況 の分別やゴミの減量化です。ダンボールの分別回収は再資源化とと 担 当 者より一 言 エピローグ 4R運動を推進するうえで、特に力を入れていることはダンボール もに、可燃ゴミの減量につながります。 また、ゴミの減量化がうまくいくと処分費も削減でき、処分地も省 スペースになり、さらに搬出車両が減ると、CO2も削減できます。 これらの活動を毎日続けて、環境に優しい作業所にしていきたいと 思います。 内堀優磨 (2008 年入社) 技術センターでの保管状態 会社概要 登場する動物たち プロローグ ■ 売上高 (億円) 3,102 3,094 3000 2,835 会社名・・・・・・・・・株式会社フジタ(Fujita Corporation) 絶滅に瀕した動物たちを守ろう 2000 1000 絶滅に瀕した動物たちは、人類が引き起している (年度) 創業・・・・・・・・・・1910年12月1日 ■ 2005 2006 2007 地球・社会を作っていくために、自らの事業を見つめ直していきます (億円) (%) 79 79 資本金・・・・・・・・・140億 円 80 3 2.5 60 2.5 46 従業員・・・・・・・・・2, 193名(2008年3月末現在) 宅地建物取引業者免許・・国土交通大臣「(2)第6348号」 本編に登場する動物たちのプロフィール 2 40 1.6 20 建設業許可・・・・・・・国土交通大臣許可「 (特-19)第19796号」 環境の悪化の犠牲者たちです。彼らといつまでも共存できるような、 経常利益 (年度) ■ 1 2005 2006 2007 “高”環境レポートの作成にあたり、絶滅の危機に瀕している動物の代表として、野生動物の「レッド リスト」から今回は「リュウキュウイノシシ」・「ニホンカモシカ」その他、ベナンにいるヤギやブタに も登場してもらいました。 2007 年度売上高の内訳 37 38 小型なのが特徴です。奄美大島、徳之島、沖縄島、石垣島、西表島に分布。主に森林 内に生息するが、付近の農地にも出没し農作物に被害を与えることもあります。森林 売上高 3,102 (億円) 事業内容・・・・・・・・建築・土木ならびに関連する事業 開発や狩猟により、個体数は減少傾向にあると考えられています。 建築:2,365 (76. 2%) ■ ■ リュウキュウイノシシは日本本土に生息するニホンイノシシの琉球列島亜種で、体が 土木:585 (18. 9%) 社会性報告 開発:153(4.9%) 業態・・・・・・・・・・総合建設業 マネジメント体 制 本社所在地・・・・・・・東京都渋谷区千駄ヶ谷4-25-2 リュウキュウイノシシ 日本固有のカモシカで、本州、四国、九州の山地にのみ分布しています。主に標高 主な完成工事 1000 m以上の山林に暮らし、ふつう単独で暮らしますが、まれに雌雄のペアで行 組織図 動する場合もあるようです。かつては狩猟の対象とされ、数が減少したことから現在 東 京 支 店 では天然記念物に指定され、保護されています。 千 葉 支 店 経 営 本 部 管 理 本 部 監 査 役 会 監 査 役 営 業 本 部 建 築 本 部 都市再生推進本部 土 木 本 部 関 東 支 店 横 浜 支 店 名 古 屋 支 店 大 阪 支 店 技術センター 支店・事業部 編集後記 京 都 支 店 対象組織 - 株式会社フジタ(海外事業所を除く) 最後までご覧いただきありがとうございます。 対象期間 - 2007 年度 (一部 2008年度活動を含む) 環境報告書から始め10 回目の発行になりました。フジタは本 主な加盟業界団体 -(社)日本建設業団体連合会 レポートを通じて、当社が行っている環境・社会に関する活 広 島 支 店 四 国 支 店 九 州 支 店 森吉山大橋 ■ (社)日本土木工業協会 (社)建築業協会 (社)不動産協会 東 北 支 店 作成部署・問合せ先 - 品質・環境部、広報部 北 陸 支 店 〒 151- 8570 東京都渋谷区千駄ヶ谷 4- 25 - 2 Tel : 03 - 3402 -1911(代表) Fax : 03-3404-8477 E-mail : [email protected] http://www.fujita.co.jp/kankyo/Ekor-hp/E-Report.htm 国 際 事 業 部 首都圏住宅事業部 監 査 部 報告書基本的要件 ■ 動を皆様に正しく理解・評価してただくことを主眼に作成し ています。活動した内容は積極的に開示してまいりますので、 今後ともフジタをよろしくお願いいたします。このレポート についてご意見・お気づきの点等ございましたら、添付のア ンケート用紙にご記入の上お送りいただければ幸いです。ご 意見は E-mail にても受け付けております。 東日本管理統括部 関連情報の入手 - フジタのホームページでは各種の関連情報 西日本管理統括部 を公開しておりますが、さらに詳しい情報・資料等をご希望 の方は、下記までご連絡下さい。 ロイヤルメドゥ香里園タワー 広報部 Tel : 03- 3402 -1911 (代表)e-mail:[email protected] 発行日:2008 年 12月 表紙デザイン:丸山佐知子/イラスト:阿部真理子 コーディネータ:山口和美/印刷・製本:共同印刷(株) エピローグ 調 達 本 部 おやまゆうえんハーヴェストウォーク 神 戸 支 店 札 幌 支 店 安全・品質・環境本部 環境報告 取 締 役 会 株 主 総 会 社 長 ニホンカモシカ
© Copyright 2026 Paperzz