笹川平和財団 中東情報発信基盤形成事業 2010 年 12 月チュニジアで始まった「アラブの春」から 4 年、中東地域は、各地の政権崩壊、シリアやイエ メンの内戦そして IS=「イスラム国」の台頭など目まぐるしい政治変動の渦中にあります。こうした中、人 びとの生活はどのように変化したのでしょうか。 今回、笹川平和財団は、 「山形国際ドキュメンタリー映画祭」の協力を得て、同映画祭に出品される作品の 中から、モロッコの旧市街の日常を描いた『城壁と人々』を上映します。また初来日のダリーラ・エッナー デル監督をお迎えし、モデレーターの師岡カリーマ・エルサムニー氏とともに、制作の舞台裏や、政変がモ ロッコそして中東社会にもたらした影響につきお話をうかがいます。皆様のご来場をお待ちしています。 ダリーラ・エッナーデル監督 (フランス、アルジェリア、モロッコ/2014/83 分) モデレーター:師岡カリーマ・エルサムニー氏 言語:仏語・日本語(逐次通訳あり) 上映作品について モロッコ・カサブランカのメディナ (旧市街)に暮らす人々の日常。犠 牲祭の羊に大杖をはたく母親と舌鼓 を打つ子どもたち。定職がなく結婚 できないことを嘆く若者。日用品を 売る盲(めし)いた老人の声、少女 たちが語るヨーロッパへの憧れ。 複雑に入り組んだ路地から聞こえる ポリフォニーが、豊かな物語を編み 上げる。 【協力】山形国際ドキュメンタリー映画祭 参加ご希望の方は 10 月 14 日(水)までに当財団ホ 【お問い合わせ】笹川中東イスラム基金 横山・黒川 ームページ(www.spf.org)上または、E-mail Mail: [email protected], Tel:03-5157:5181 ([email protected])にてお申込み下さい。 *参加は無料です。
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