せいよ地域づくり交付金で こんなことやりました! 市内27の地域づくり組織が 平成23年度に実施した事業の 取組を紹介します。 は じ め に 海岸部から平野部、そして山間部と広域な西予市。地域の歴史 や慣習、伝統文化等もさまざまです。また、人口の減少や少子高齢 化の影響、共働きの増加や、核家族化の進行により、地域環境や生 活スタイルが昔と変わってきました。このようなことから、住民ニーズ は多様化、複雑化となり、地域によって求めるサービスも異なってき ます。 それに対応するために、「自分たちの地域を、自分たちの手で!」 を基本理念に始まったのが「せいよ地域づくり交付金」です。市内の 27組織が地域の課題解決や活性化のために、自分たちの意思で 事業を実施します。平成23年度は初年度でありながらも、それぞれ の地域で特色ある活動が行われました。 この冊子は、27組織の主な事業を取りまとめた事例集です。今後 の地域づくりに活用いただければと思います。 1 俵津地域 俵津スマイル -いいまちづくり隊★活動の概要 ★地域情報(校区単位) 俵津地区の地域課題解決や次世代に繋ぐため の公益公事業などを地域で考え、「自分たちの 地域は自分たちでつくる」を合言葉に、暮らしや すい未来の俵津を創る。 ★交付金額 地域人口 1,275人 世帯数 527世帯 (*数値は、平成24年3月31日現在のもの) 2,181,000円 主な事業の紹介 ■ 粗大ごみヘルパー事業 ■ B級グルメ開発事業 『粗大ごみ出したいけど、重くて持って行けんのよ』 高 齢者の声を聞いて始まった『俵津スマイル』創設事業。 大勢のボランティアに集まっていただきましたが、それ以 上に集まった粗大ゴミ。作業は大変でしたが、心の込 もった「ありがとう」が体を軽くしてくれました。 『俵津産の物を使ってB級グルメができんか なぁ』 という声から始まった事業。産業文化祭に併せ て実施。食材はアコヤ貝の貝柱・タマネギ・ワカメ・あ おさ・青みかんのしずくなどを使い、地元旅館の大将 を中心に「かき揚げ丼」「お好み焼」「串揚げ丼」など を来客者に振舞いました。評判も上々で目標はB級 グルメグランプリ! おかわり コレ、まだ 使えそう なぁ・・・。 その他の事業 ・ 地域づくり組織運営事業 ・ 地域自治活動支援事業 ・ 産業建設観光事業(スマイル公園整備) ・ 文化体育事業(運動会・納涼祭の応援) ・ 地域振興事業(防災講演会、夏祭りの花火、交流の場所づくり) 2 狩江地域 かりとりもさくの会 ★活動の概要 ★地域情報(校区単位) まいた種はいずれ芽を出し、実りの秋を迎えます。実りに感謝 し、刈りとったら何をつくるかみんなで考 えよう。いずれくる次の 春のために・・・。「かりとりもさく」の会は住民自らが知恵を寄せ 合い、狩浜・渡江のいわゆる狩江地域のこれからを模索します。 地域人口 世帯数 982人 436世帯 (*数値は、平成24年3月31日現在のもの) 特別養護老人ホーム、グループホームを含む ★交付金額 1,755,000円 主な事業の紹介 ■ 先進地視察研修 ■ まちづくり研修会(前田眞先生) 伊予市中山の佐礼谷地区に視察へ伺いました。 海と山の違いはあれど、学ぶものは多く参考になりまし た。 県都のベットタウンという立地に驕ることなく、どの地 域も集客面や販売面などに必死に取り組んでいることを 心強く思いました。 狩江でも「狩江らしさ」をウリにし、地域の物語をつくっ ていくことが大切なのだと改めて認識しました。 人の関わりが薄くなり、あえて避けようとすることも 多い昨今、地域住民のつながりや絆を取り戻し、支え 合える体制を再構築しようと学習に取り組みました。 行政に頼りっぱなしの地域ではなく、行政と共に考え 知恵を出し、最終的には行政との協働をめざした自 主自立の地域づくりを進めていこうと誓いました。 狩浜の「白い石積みの段々 畑と宇和海」石積みを守るこ とは産業を守り、きっと地域 を維持することにつながるは ずです。そんな目で見るとさ らにこの白い石が宝のように 美しく見えてきます。 そしてこの地には守るべき ものがたくさんあることに気 づかされます。 ワークショップではみんなで頭をひねりました。 その他の事業 ・ 地域づくり組織運営事業 ・ 地域自治活動支援事業 ・ 地域環境整備 ・地域活性化事業 ・地域防災事業 3 高山・宮野浦地域 高山・宮野浦地域づくり協議会 ★活動の概要 ★地域情報(校区単位) 1.『ささえあい思いやる地域』 思いやり助け合う地域、 安全安心して暮らせる地域づくりを目指す。 2.『いいものを残し集う地域』 伝統の継承・整備と地 域活性化の推進 3.『すみやすい元気な地域』 環境を守り、住みやすい 快適な地域づくりの推進 地域人口 1,120人 世帯数 544世帯 (*数値は、平成24年3月31日現在のもの) 《5年後のめざす将来像》 ★交付金額 2,031,000円 主な事業の紹介 ■ 高山ブランドづくり事業 ■ 鯨塚整備事業(宮野浦) 地域内の生産者が育てたみかんを搾ってつくったみか んジュースを高山ブランドとして発信するため、「高山み かんジュースラベル」を3,000枚作成しました。地域内の みかん生産者等に配布し、それぞれがみかんジュース に貼付して高山ブランドとして販売しました。 宮野浦地区には「鯨伝説」があり、その鯨様を祭っ た慰霊碑があります。その周囲には雑草が伸び、 近くにゴミステーションがあったりと鯨様にとって居 心地の悪い場所だったところをキレイに整備しまし た。大昔、飢饉から住民を救った鯨様。これでまた ご利益があるかも。 -整備前草木が生茂り、ゴミステーションも・・・。 『緑』で勝負! -整備後花壇が出来、ゴミステーションも移設しました。 その他の事業 ・ 地域づくり組織運営事業 ・ 地域自治活動支援事業 ・ 生き活き集落づくり事業 ・ 伝統文化継承事業 ・ 地域活性化推進事業 ・ 災害対策事業 4 田之浜地域 大崎振興会 ★活動の概要 ★地域情報(校区単位) 「安心してずっと住みたくなる田之浜」を目指す将来像 として活動を行います。 基本目標として、次の5つを掲げます。 ①明るく活気のある安心なまち ④きれいな美しいまち ➁災害に強いまち ⑤高齢者が元気なまち ③自然と共に生きるまち 427人 地域人口 182世帯 世帯数 (*数値は、平成24年3月31日現在のもの) ☆田之浜が地区が目指す将来像☆ ★交付金額 1,122,000円 主な事業の紹介 ■ 伝統文化継承事業 ■ 世代間交流事業 8月14日、田之浜小学校で行われた納涼祭。子供から 子供から高齢者まで全ての世代が参加して、餅つ お年寄りまで大勢の方が参加しました。お盆で帰省した き大会を実施しました。子供達は老人会の方に教わ 人は、ふるさとを懐かしみ知人との再会を喜び合います。 りながら臼と杵を使って餅をつき、その後みんなで 亡くなった方を偲ぶ祭でもあり、口説きや太鼓踊りなど 餅をこね美味しく頂きました。出来上がった餅は子 で賑わいました。 供たちが手分けし、田之浜地区全世帯に配布しまし た。 ほら、腰すえて! その他の事業 ・ 地域づくり組織運営事業 ・ 地域自治活動支援事業 ・ 災害用備蓄用品購入事業 5 多田地域 多田地域づくり協議会 ★活動の概要 ★地域情報(校区単位) 「一人でも多くの住民に、まちづくりに関心を持って 参加してもらい、楽しいと感じてもらえる。」そんなまち づくりを企画・立案し、元気ある地域づくりを実現する ことを目標とする。 ★交付金額 地域人口 1,643人 世帯数 745世帯 (*数値は、平成24年3月31日現在のもの) ★キャッチフレーズ 2,870,000円 みんなでつくる 心豊かなまち 多田 主な事業の紹介 ■交通安全対策事業 ■多田っ子かがやき交流会事業 ・青パトに装着するマグネットシートを購入し、防犯 意識向上に努めました。目立つ色にすることで啓発 ・心豊かな子どもたちを育てるために、地域住民が 効果を高めます。地域ぐるみで、子どもたちが安心・ 参加した交流会を開催しました。 もちつき大会などを行い、世代間の交流が図られ 安全に暮らせるまちづくりをすすめていきます。 楽しい催しとなりました。こういったイベントを地域ぐ るみで興すことで、連帯感も深まります。 マグネットシート ストラックアウト 青パトに着けるとこれだけ目立ちます。 もちつき大会 その他の事業 ・地域づくり協議会雲煙事業 ・地域安全対策強化事業 ・地域自治活動支援事業 ・集会所備品整備事業 ・道路補修原材料支給事業 ・きれなまちづくり事業 ・憩いの広場整備事業 ・結婚推進事業 ・クロッケー場広場整備事業 ・盆踊り抽選会事業 ・ひとり暮らし高齢者訪問事業 等 6 中川地区団体連絡協議会 中川地域 ★活動の概要 ★地域情報(校区単位) 3,806人 地域人口 住民が誇りを持って安心して暮らせるまちづくりのた め、自らが自立した存在としての力を高める地域力 向上と、自主的に活動する地域社会の構築を目指す。 1,646世帯 世帯数 ★交付金額 (*数値は、平成24年3月31日現在のもの) ★キャッチフレーズ 2,735,000円 主な事業の紹介 ■笑顔であいさつ地域づくり事業 ■防犯灯維持管理事業 ・「防犯活動・交通安全・あいさつ運動」をテーマに、 中川小学校の児童自らが描いたポスターや標語を 立看板にし、地区内に設置しました。 地域の子どもたち皆が元気で伸び伸びと成長して いけるようにという願いを、地域全体で共有し、様々 な活動を協力し合って取り組んでいくための啓発で す。 ・防犯灯を照度の高いLEDに変更することで、犯罪 の抑止効果を高めます。事故防止にもつながります。 夜間には必須のものであり、電球が切れたままに しないように維持にも気を遣う必要がありますが、 LEDは寿命が長いため取り替え作業の負担を軽減 します。 児童たちが作った標語が 立看板になったよ! 拡大!(LED電灯は水銀を含有してないから環境にもやさしい!) その他の事業 ・買い物難民支援事業 ・福祉バス・通学待合所整備事業 ・公園整備事業 ・盆踊り・花火大会事業 ・中川地区民運動会事業 ・伝統文化財保存事業 ・地域づくり推進会議運営事業 ・地域自治活動支援補助事業 ・道路補修原材料支給事業 7 石城地域づくり委員会 石城地域 ★活動の概要 ★地域情報(校区単位) 「活気!安心!郷土愛!」をテーマに、地 域が直面している課題解決に向けて、自 主・自立した活動を展開していく。 ★交付金額 地域人口 1,880人 世帯数 824世帯 ★キャッチフレーズ (*数値は、平成24年3月31日現在のもの) 3,196,000円 主な事業の紹介 ■教育関連事業 ■地域振興関連事業 生き物触れ合い教室 恋活! ・小学校のプールに色と りどりの錦鯉を放流し、子 どもたちに生き物と触れ合 う機会を設けました。 はじめは少し怖がってい た子どもも、一時すれば時 が経つのも忘れて、 楽しく生き物と触れ合うこ とができました。このよう な体験を通じて命の大切 さを学びます。また、普段 見る機会の少ない生き物 の生態を観察することは、 貴重な体験となりました。 ・石城地区内は独身の男性が多く、後継者不足に 悩まされています。そこで恋活イベントを実施しました。 今までにあったようなお見合い形式ではなく、参加者 同士が気軽に話し合い、打ち解けやすいように工夫 しました。 今回は一組のカップルが成立し、今後に期待できる イベントになりました。 その他の事業 ・地域づくり組織運営事業 ・地域自治活動支援事業 ・道路補修原材料支給事業 ・防犯関係事業 ・観光関連事業 ・交通・通信関連事業 ・産業・建設関連事業 8 宇和地域づくり協議会 宇和地域 ★活動の概要 ★地域情報(校区単位) 「人に優しい活動・地域に優しい活動・地球に優しい活動」 を基本指針に掲げ、「自分たちの地域は、自分たちの手 で」を合言葉に、自主・自立の地域づくりを推進する。 ★交付金額 8,696人 地域人口 3,804世帯 世帯数 (*数値は、平成24年3月31日現在のもの) ★キャッチフレーズ 夢 を 育 む ま ち 10,301,000円 夢、それは みんなの願い 夢、それは 明日への希望 夢、それは かなえるもの 主な事業の紹介 ■子ども健やか育成支援事業 ■防犯灯整備事業 ・「子どもに優しい地域づくり」を目指し、子どもたちが 健やかに成長していけるようにと願いを込めて、保育園 に乳母車と一輪車を寄贈しました。 乳母車の明るい目立つ色は、保育園から出て活動を する際に車などからの認知度を高める効果があり、安全 性の向上を図っています。また、デザインも子どもたちが 親しみやすいように工夫しました。 ・地域の安全を守るために重要な防犯灯を,低消費で長 寿命のLED電灯に改修しました。 LED化することで電力消費量も減少し、長寿命であるこ とから取替え作業などの負担も軽減します。また、紫外 線を発生させないことから虫がよりつきにくいといった効 果もあります。 改修前の防犯灯 修繕前の防犯灯 改修後の防犯灯 乳母車と一輪車 修繕後の防犯灯 子どもたちに人気です。 その他の事業 人に優しい活動 ・子どもの案全対策事業 ・高齢者スポーツ促進事業 ・健康づくり促進事業 地域に優しい活動 地球に優しい活動 ・生活道路等補修事業 ・地域防災対策整備事業 ・地域環境美化活動事業 ・地域イベント支援事業 ・コミュニティー施設整備事業 ・田園ロマンの里づくり事業 ・地域自治活動支援事業 ・地域施設整備改修事業 等 9 田之筋地域 田之筋地区地域づくり協議会 ★活動の概要 「ふれあいで 笑顔あふれる むらづくり」をキャッ チフレーズに、10年後の田之筋がより住みやす い地域になるように、皆で支えあい何事も協力で きる地域を目指していく。 ★交付金額 ★地域情報(校区単位) 地域人口 1,509人 世帯数 628世帯 ★キャッチフレーズ (*数値は、平成24年3月31日現在のもの) 2,807,000円 主な事業の紹介 ■田之筋カルタ事業 ■防災機器整備事業 ・田之筋には昔から伝わる伝統文化や伝統芸能など、 地域が大切に守ってきた財産が多く残っています。 これらを後世に伝えていくために、田之筋カルタ会が主 体となり、誰もが親しみやすいカルタにしました。地域へ の理解が深まり、故郷の良さを再発見することができま した。子どもたちにも分かりやすいものとして、地域伝統 の継承にも一役買っています。 ・高齢化が進む地域において、災害への備えとして、地 域住民同士が助け合う「共助」の力を高めていくことが何 より重要になります。 災害が起きた時に、少しでも早い避難を呼びかけ合う ためのサイレン付きメガホンと、避難場所が停電になるこ とを想定しカセットボンベ発電機を整備しました。 避難訓練などのソフト面だけではなく、助け合うための 環境をハード面からも整えました。 田之筋地域に全戸配 布して、みなさんにも 喜んでもらえました! テレビにも採り上げ られました! サイレン付きメガホン カセットボンベ発電機 その他の事業 ・道路環境整備事業 ・花畑事業 ・勉強会事業 ・自治活動補助金事業 10 下宇和地域 下宇和地域づくり協議会 ★活動の概要 ★地域情報(校区単位) 地域が直面している諸問題に対し て、自主・自立した地域づくりを実施 していくことを目標とする。 地域人口 1,202人 世帯数 489世帯 (*数値は、平成24年3月31日現在のもの) ★交付金額 ★キャッチフレーズ 2,575,000円 和顔愛語の下宇和の里 主な事業の紹介 ■人に優しい活動事業 ■地域の良さを受け継ぎ育てる事業 ・高森山(634m)は東京スカイツリーと同じ高さを有し、 景観地法華津峠と隣接する山でもあります。 今回、スカイツリーの開業と併せて、観光登山者に情 報発信できるよう登山マップの作成や山道整備を行いま した。また、地元住民にも高森山登山による体力づくりを 推奨することで、地域の健康づくりにもつなげていきます。 下宇和地域の新たなシンボルとして、また、地域住民 の健康づくりの場として、今後も資源を守りながら情報 発信を続けていきます。 作成した登山 マップ ・高齢化により一人暮らしの老人や高齢者のみの世帯 が増えており、日用品や食料品などの生活必需品の買 い物にも苦労されています。そこで、生活必需品の買い 物を代行する「買い物支援事業」を開始しました。この事 業は、お年寄りの日常生活の負担が軽減されるだけで なく、自宅を訪問し注文を受け付ける為、安否確認を行 う見守り隊のような役割も果たしています。また、訪問時 に直接お話を伺うことで、日頃困っている事などの把握 や、孤独感の解消にもつながっています。 地域住民が主体とな り資源を守ります 受付票に注文を記入し、買い物支援を行っています。 その他の事業 ・地域づくり組織運営事業 ・地域活動の活性化事業 ・集落道路の整備事業 ・伝統文化行事の継承事業 ・皆が集まる集会所づくり事業 ・花いっぱいの安らぐ地域事業 11 ・お接待の心を育てる事業 ・子どもを地域で育て見守る事業 明間地域づくり会 明間地域 ★活動の概要 ★地域情報(校区単位) 地域住民の自由な発想を通して、地域 ぐるみで「元気に暮らせる明間」をテーマ に、集い・学び・結びを実践する。 637人 地域人口 283世帯 世帯数 ★キャッチフレーズ ★交付金額 (*数値は、平成24年3月31日現在のもの) 1,791,000円 主な事業の紹介 ■さくら祭り事業 ・地域住民を中心に数 十名が一同に会し、ジャ ンボ巻き寿司30mに挑 戦しました。また、餅つき も行い、ついた餅を皆に 振る舞いました。 地域住民が協力し合っ て行うことで、「みんなで 集い・学び・結び~」を体 現しました。住民同士の 結びつきが深まり、コミュ ニティの力も強まっている ことを実感します。 ■お月見コンサート事業 ・毎年、明間壮年会・婦人会合同で行っている「お月見 会」を交付金を活用して「お月見コンサート」と称して開催。 お手製の料理に舌鼓を打ちながら、カラオケなどの催し を行いました。地域住民が集まってイベントをやることで 連携も一段と高まります。 ジャンボ巻き 寿司の完成! ■高齢者交通利便性対策事業 ・89歳以上の高齢者を対象に、タクシーチケットを配布しました。 病院等への交通手段の確保が困難な地域があり、高額なタクシー を利用しているのが現状です。 その一部をチケットという形で支援することにより、負担の軽減が 図られました。 これは、すごいっ!! その他の事業 ・地区盆踊り・花火大会事業 ・ふれあい運動会事業 ・地域づくり組織運営事業 ・林道補修等原材料支給事業 ・農道補修等原材料支給事業 ・安心して暮らせる地域づくり事業 12 ・ふるさと産業文化祭事業 ・有害鳥獣捕獲事業 ・保育園・小学校自然体験事業 等 野村地域 野村地域自治振興協議会 ★活動の概要 「みんなの和で楽しく暮らせる地域をつくろう」野 村地域で自治活動をおこなってきた4つの自治組 織をひとつにし野村地域全体を見据えた街づくり をおこないます。 ★地域情報(校区単位) 4,695人 地域人口 1,950世帯 世帯数 ★交付金額 (*数値は、平成23年4月1日現在のもの) ★キャッチフレーズ 6,666,000円 みんなの和で楽しく暮らせる地域をつくろう 主な事業の紹介 ■交流する地域事業 ■地域づくり事業 普段ではあまり目にする機会が少ないプロの「マジッ ク」や「ジャグリング」を体験。子供からお年寄りまで多く の方が集まり、世代を超えて楽しさを共有できました。最 後にアートバルーンのプレゼントもあり、子ども達の列が 多く予定の時間を超えるほど楽しい時間を過ごせました。 野村町といえば、野村ダムのイルミネーションが有名 ですが、それに倣って野村地区の乙亥の里や国道441 号線沿いを中心に、イルミネーションを装飾しています。 物寂しい冬枯れの木々にも色彩豊かな光の実が灯り、 行き交うドライバーや住民にとって癒しの空間になって います。 その他の事業 ・子供に優しい事業 ・農地林地をまもる事業 ・防災事業 ・伝統文化継承事業 ・きれいなまち作り事業 ・環境美化事業 ・地域交流事業 他 13 渓筋地域 渓筋地域 渓筋自治振興協議会 」 ★活動の概要 人にも自然にもやさしい里、自立し支え合う里、 いきいき元気であんしんの里、チャレンジと交流 の里づくりを目指し、たにすじならではの特徴を 活かした活動を積極的に実施します。 ★交付金額 ★地域情報(校区単位) 地域人口 1,053人 世帯数 420世帯 ★キャッチフレーズ (*数値は、平成24年3月31日現在のもの) 美しい大判山大野山・稲生川・国道441 号線で結ぶ 安らぎの里 たにすじ 2,951,000円 主な事業の紹介 ■地域活性化イベント開催事業 ■国道441号線沿い等環境美化事業 たにすじの豊かで、美しい環境を活かした川まつ りを通じ、地区外の参加者に渓筋の良さをアピール すると共に、子ども達に環境を守ることの大切さを 理解させることができました。 また、地区民運動会や盆踊り・花火大会を行い、 地区民がふれあい、交流することにより地域の活性 化を図ることができました。今後も地域がより活性 化する事業に取り組んでいきます。 キャッチフレーズにもあります、美しい里づくりの一 つとして国道441号線沿いの美化運動に取り組ん でいます。毎年7月には「たにすじを美しくする日」と してクリーン運動を展開しています。 また、白髭地区から随時、花壇や道路沿いに チューリップや花木等を植える活動を行っています。 今後、地区全体に活動を拡大していきます! その他の事業 ・生活道補修原材料支給事業 ・生活道維持管理事業 ・安全で快適な ・健康づくり・体力づくり環境整備事業 ・健康づくり・体力づくり大会開催事業 ・伝統文化財等管理改修事業 ・各種団体教室開催支援事業 14 ・特産品開発事業 ・地域づくり組織運営事業 ・地域自治活動支援事業 中筋地域 中筋地区自治振興会 ★活動の概要 ★地域情報(校区単位) 中筋のよさを再発見し、安心して豊かに 暮らせるふるさとづくりを目標に掲げ、自 主的・自立的な活動を展開していく。 ★交付金額 925人 地域人口 365世帯 世帯数 ★キャッチフレーズ (*数値は、平成24年4月1日現在のもの) 2,251,000円 主な事業の紹介 ■伝統文化財保存事業 ■危険箇所修繕事業 お祭りで大活躍の牛鬼の胴体の黒布が破れてし まいかわいそうな状態となっていました。この交付 金を利用して牛鬼の体もキレイになることができま した。キレイになった牛鬼が中筋のお祭りでは元気 いっぱいに厄よけをしてくれました。 日常人々が行き来する生活道路には、危険な箇 所がありました。細い道のすぐ横が高いガケだった ところは、ガードパイプを設置し危険の防止に努め ることができました。 設置前 設置後 その他の事業 ・いこいの広場整備事業 ・子どもの見まもり事業 ・子どものスポーツ振興事業 ・中筋地区人権学習会 ・市道補修原材料支給 15 ・中筋の農林業の未来を考える事業 ・中筋地区環境美化活動 他 大和田地域 大和田地区村おこし会 ★活動の概要 ★地域情報(校区単位) 「大きな和となり一つになろう」を目標に掲げ、個々に活動してい た地域が、組織という垣根を越えて集まり、どうすれば地域のみ んながより幸せに、より元気に暮らしていけるのか、これからの大 和田地区の課題について一緒に考え、共に取り組んでいく ★交付金額 地域人口 1,367人 世帯数 497世帯 (*数値は、平成24年3月31日現在のもの) ★キャッチフレーズ 貝吹 2,636,000円 阿下 大きな和となり 一つになろう 釜川 大和田!! 蔵良 主な事業の紹介 ■地域活性化事業 ■地域活性化事業 ・大和田地域全体で行っている盆踊り大会です。地域 の方、帰省された方、たくさんの人でにぎわいました。準 備は地域の方々、小学生、中学生のボランティアで行い ます。また三瓶レクレーション協会を招待して三瓶ソーラ ン踊りをご披露頂きました。 ・夏真っ盛りの時期に大和田地区のシンボル「希望の 滝」で子どもたちと魚つかみ大会をおこないました。大人 も一緒になって楽しむことで、世代間の交流がはかられ たと同時に、外で遊ぶ機会が少なくなっている子どもたち にとって、楽しい思い出を作ることが出来ました。 その他の事業 ・地域自治活動支援事業 ・地域研究開発事業 ・地域環境整備事業 ・伝統文化継承事業 16 横林地域 横林自治振興協議会 ★活動の概要 ★地域情報(校区単位) 地域の現状をしっかりと見つめ、将来に 繋がる地域づくり・明るい地域づくりを進 める。 537人 地域人口 230世帯 世帯数 ★交付金額 (*数値は、平成24年3月31日現在のもの) ★キャッチフレーズ 1,579,000円 主な事業の紹介 ■ ふるさと祭り ■ ダム周辺環境整備事業 地域の一大イベントである、「盆踊り・ふるさと祭 ダム湖周辺の草刈りや清掃により、自らの生活環 り」を開催し、帰省者を含め地域住民の交流を大い 境を改善して住みよい地域づくりが進んでいます。 に深めることができました。今後、規模の拡大よりも 内容の充実に重点を置き、更なる成果を上げるべく 検討をしていきます。 ■ 健康づくり事業 ノルディックウォーク教室を開き、受講者の健康増 進への意識が高まりました。 その他の事業 ・新規就農者支援対策事業 ・遊休地対策事業 ・鳥獣害対策事業 ・子育て支援事業 ・市道整備事業 ・高齢者見守りネットワーク事業 17 ・結婚推進事業 ・危険箇所改善事業 ・子供安全・安心事業 惣川地域 惣川自治振興会 ★活動の概要 ★地域情報(校区単位) みんなで、まもり・やすらぎ・そだてて、つく る。心のふる里である惣川を、更に元気 に、更に輝く地域にしていく。 ★交付金額 481人 地域人口 271世帯 世帯数 (*数値は、平成24年3月31日現在のもの) ★キャッチフレーズ 2,244,000円 ~雲湧き 星降る里~ 主な事業の紹介 ■地域活性化イベント開催事業 ■特産品開発事業 人々が集まることで、地域は活気づきます。交流するこ とで、人の輪が広がります。 惣川の自然や伝統文化を活かした、人々が交流しなが ら生きがいを感じるイベントを開催しました。 お茶会や観月会など、四季折々に開催される土居家イ ベント、盆踊りなどの伝統行事、新しく導入されたふれあ いバスの出発式など、人々が笑顔で集える場を支援し、 地域の活性化につながりました。 惣川独特の気候と地形、そして優しく厳しい自然は、天 空の菜園に豊かな恵をもたらしてくれます。 地域の人には、あって当たり前の物でも、外から見たら 非常に価値あるものかも知れません。 惣川の個性豊かな特産品を研究開発し、惣川ブランド を確立する事業を支援しました。今後も販路や加工を含 めた研究を計画しています。 その他の事業 ・生活道補修原材料支給事業 ・生活道維持管理事業 ・安全な施設環境づくり事業 ・健康づくり推進大会事業 ・観光地整備事業 ・交流活動支援事業 18 ・買い物サービス事業 ・地域情報発信事業 ・地域づくり組織運営事業 大野ヶ原地域 大野ヶ原むらおこし会 ★活動の概要 ★地域情報(校区単位) 人に「優しい」、資源・自然を「活かした」 「元気な」地域づくりに取り組みます。 世帯数 ★交付金額 90人 地域人口 ★キャッチフレーズ 30世帯 (*数値は、平成24年3月31日現在のもの) 『無から最高の文化を築く』 開拓魂を受け継ぎ 自然と共存する大野ヶ原 1,158,000円 主な事業の紹介 ■四国カルスト高原まつり事業 ■大野ヶ原地区民運動会事業 住民相互の親睦、体力づくり推進を目的に、全住民を 住民、観光客を対象に標高1,000mでのイベント(四国カ ルスト高原まつり)を実施しました。併せて地域特産品の 対象に地区民運動会を実施しました。 写真上段は、運動会当日の写真です。(残念ながら雨 試食、試飲等行い市民、観光客に幅広く紹介しました。 天のため体育館での開催となりました。) 写真下段は、運動会前日に青年部の皆さんの協力で 賞品等準備をしていただきました。 その他の事業 ・地域づくり組織運営事業 ・地域自治活動支援事業 ・特産品消費拡大プロジェクト事業 ・パソコン講座開設事業 19 遊子川地域 遊子川地域活性化プロジェクトチーム-遊子川もりあげ隊★活動の概要 ★地域情報(校区単位) 遊子川での暮らしが、笑顔で夢ある素敵 なものとなることを目標に掲げ、住民一人 一人が主役となり地域づくりを進める。 392人 地域人口 163世帯 世帯数 ★交付金額 (*数値は、平成24年3月31日現在のもの) 1,681,000円 主な事業の紹介 ■地域HP作成運営事業 ■雨包山草刈清掃活動事業 遊子川地域をPRするために、地域HPを作成しました。 HPの運営は、HP運営委員会を設け更新作業を行って います。 今後、研修会等を開催しながら有効的な活用を図り、積 極的に遊子川地域の情報を地域内外に発信します。 遊子川地区にある雨包山には、ヤマアジサイの群生をは じめ様々な希少な高山植物が自生しています。 この貴重な植物は、地区にとって自慢の観光資源であり、 地域をあげて大切に保存していくため、ボランティアを呼 びかけ、草刈や支障木の伐採、周辺の清掃作業などを 行いました。 その他の事業 ・自治活動支援事業 ・道路補修原材料支給事業 ・地域づくり交付金運営事業 ・集落づくり計画書推進事業 ・公共交通検討事業 ・地域資源活用事業 ・景観維持改善事業 ・水生生物調査事業 20 ・避難経路等整備事業 ・クリーン大作戦事業 ・防災マップ整備事業 ・地域づくり啓発活動事業 等 ふるさと創生会 土居地域 ★活動の概要 ★地域情報(校区単位) 「笑顔でふれあい 互いに助け合い 安心して暮 らせる地域」を目指して、4つの基本目標を柱に、 様々な事業を展開していく。 986人 地域人口 502世帯 世帯数 (*数値は、平成24年3月31日現在のもの) ★交付金額 ☆☆☆地域づくり目標☆☆☆ 笑顔でふれあい 互いに助け合い 安心して暮らせる地域を目指して 2,699,000円 主な事業の紹介 ■どいっこ夢大賞 ■発電機整備事業 土居地区内の子供の夢を募集し、「夢大賞発表会」を 災害時に電源を確保するために、地区内の消防詰所 開催しました。大賞に輝いた応募者を表彰すると共に、 に緊急用の発電機と投光機を各1台ずつ整備しました。 その内容である「ダンボール迷路がしてみたい」を、この また、整備するだけでなく緊急時に使用出来るように、防 会場で実現しました。 災学習会を開催しました。 地域の宝である子供たちを地域が応援する事で、純粋 な子供の感性を育むと共に、ふるさとに誇りを持ち、愛 郷心を抱いてもらうことが出来ました。 ■猪捕獲委託事業 当地区では年々、猪による農作物被害が増加していま す。そのため、地域内の猟友会は年間を通して駆除を 行っていますが、狩猟期間中は補助金が出ません。狩猟 期間中にも駆除した猪に対し補助金を出すことにより、猟 友会の意欲の高揚を図ると共に、多くの猪の捕獲が出来 ました。 その他の事業 ・地域づくり組織運営事業 ・地域自治活動支援事業 ・三滝渓谷整備事業 ・防災士養成事業(3名取得) ・憩いの広場整備事業 ・地域活性化事業(文化財の保護等) 21 高川地域 高川地域づくり会 ★活動の概要 ★地域情報(校区単位) 「自分たちの地域は、自分たちの手で」を基本理念と する、自主・自立に向けた地域の取組により、暮らし やすく個性豊かで活力に満ちた地域づくりを展開す る。 640人 地域人口 267世帯 世帯数 (*数値は、平成24年3月31日現在のもの) ☆☆☆地域づくり目標☆☆☆ ★交付金額 わくわくわく 湯がわく 和がわく 笑顔わく 1,914,000円 主な事業の紹介 ■高川満喫キャンプ・クリスマス会 ■AED設備設置事業 高川地域の子供たちに高川の良さを再認識してもらう 心配停止状態から命を救う為、川津南分館にAEDを設 為、夏は高川満喫キャンプ(川津南分館)を、冬はクリス 置すると共に、AEDの使い方等の学習会を行う事で、救 マス会(高川公民館)を行いました。 命意識を高める事が出来ました。 キャンプでは、各学年が助け合いながら色々な事に取 組み、良い体験が出来ました。クリスマス会では、親との 交流が図られ良い思い出が作れました。 ■夏越あまてん夜市 地域住民の交流を図る事を目的とし「夏越あまてん夜 市」を催しました。地域住民以外にも、クアテルメ宝泉坊 や宝泉坊売店の利用者も参加してもらうことで地域内外 に幅広くイベント等の周知が出来、観光事業にも貢献が 出来ました。当日は生憎の天候だったため見込みより少 ない参加人数でしたが、効果の高いイベントになりました。 その他の事業 ・地域づくり組織運営事業 ・地域自治活動支援事業 ・防災マップ作成・整備事業 ・花壇維持管理事業 ・地域交流事業(川津南納涼祭他) ・通学路整備事業 22 ・教育関連事業 魚成地域振興会 魚成地域 ★活動の概要 ★地域情報(校区単位) 住民が主体となって活動を行い、暮らし やすく個性豊かで活力に満ちた地域づく りを推進する。 地域人口 1,911人 世帯数 761世帯 ★交付金額 (*数値は、平成24年3月31日現在のもの) ☆☆☆地域づくり目標☆☆☆ わがふる里 ハートクリーンうおなし 3,888,000円 主な事業の紹介 ■魚成地域防災推進整備事業 ■魚成地区青少年健全育成事業 ・いつ起こるかわからない、災害への対策として地区へ 少子化の中、あまり集団生活をする機会がない子供た の防災テントの計画的な配備とモデル地区2ヶ所を設定 して防災マップの作成及び防災士2名の育成を行いまし ちに、集団生活の中で、いろいろなことに挑戦し『感じ・考 た。また、自主防災の組織率は100%ですが、普及率が え・行動』できる子どもに育つことを目的とし、『うおっ子 あがらないため、東日本大震災時に被災された方をお わんぱくキャンプ』を開催しました。 迎えして防災講演会を開催して、身近な問題として地域 住民の意識の向上を図りました。 テント設営 ・防災講習会 講師を迎えて 講演会:「東日本大 震災を体験して思 うこと」 ・防災講習会 防災に関する寸 劇:「自分たちの命 は自分たちで守ろ う」 そうめん流し ・防災講習会 自主防災会会 長による地域住民 との意見交換 川探検 その他の事業 ・地域活性化活動支援事業 ・地区敬老会助成事業 ・地区運動会等助成事業 ・伝統行事の伝承・維持事業 ・道路補修原材料支給事業 ・魚成地域活性化推進事業 23 三瓶地域 みかめやってみん会 ★活動の概要 平成23年6月に組織を設立し、「個性豊かで活 力に満ち、安心して暮らせる地域づくり」を目標 とし、伝統文化継承、災害対策、生活環境整備 などに力を入れた地域づくりを展開しています。 ★地域情報(校区単位) 3,901人 地域人口 1,753世帯 世帯数 ★交付金額 (*数値は、平成24年3月31日現在のもの) 5,173,000円 主な事業の紹介 ■伝統文化継承事業 地域で長年実施されて きた伝統文化である「秋祭 り」を継承するため、後継 者の育成及び用具(衣装) の整備を行いました。 1859年に始まったとい われる朝立地区の秋祭り は、四ッ太鼓、神輿、牛鬼、 唐獅子 、五ッ鹿、相撲甚 句、 奴 、浦安、 稚児の行 列が地区を練り歩きます。 地区の各所にあるお旅所 では、芸能の奉納が行わ れ、最後に四ッ太鼓と牛 鬼の「はちあわせ」が盛大 に行われます。 人口減少・高齢化等によ り、後継者不足が深刻で すが、地域住民の支援や 協力に より 、現在まで継 承されてきました。 伝統あ る祭りを次世代 へ伝えるためには、後継 者育成が一番の課題であ り、練習を通して継続した 育成を進める必要があり ます。 練習の様子 ■高齢者生き生き事業 地域で開催する「敬老会」へ現役の歌い手を招いて本 物の歌声を聴いたり、童謡を一緒に歌ったりしました。 これまでの敬老会とは少し違った内容に、参加した皆さ んも十分に楽しんでいただけた様子でした。高齢者の 方々が、生き生きと生活することへつながればと思いま す。 ■各種団体活動支援事業 地域の各種団体と連携して、地域の活性化へつなが る活動を実施しました。様々な団体が各方面で地域づ くり活動を行うことで、地域全体の活性化へつながれば と期待しています。 餅つきの様子(おやじの会) その他の事業 ・地域づくり組織運営事業 ・地域自治活動支援事業 ・三世代交流事業 ・災害対策事業 ・生活環境整備事業 ・環境美化事業 24 二木生地域 にきぶ地域づくり会 ★活動の概要 ★地域情報(校区単位) 平成23年5月に組織を設立し、「自分たちの地域は、 自分たちの手で」を基本理念に、暮らしやすく個性豊 かで活力に満ちた地域づくりを目指し、地域の活性 化に向けた活動を進めています。 地域人口 1,721人 世帯数 833世帯 ★交付金額 (*数値は、平成24年3月31日現在のもの) 2,496,000円 主な事業の紹介 ■伝統文化継承事業 ■災害対策事業 二木生地域に伝わる特色ある伝統文化を次世代へ 継承するために、「八幡神楽」「盆踊り」「節句祝賀式」 「お伊勢踊り」などの実施及び用具の修繕を行いました。 中でも神楽については、”人”の存在が重要であること から、後継者育成には特に力を入れています。 これらの行事については、地元出身者にとっても帰省 の際の大きな楽しみになっており、故郷の懐かしいひと 時を過ごしてもらうことができました。 近い将来発生が予想されている東海・東南海・南海 地震、津波に備え、実際に起こった場合には、迅速な 対応と安全な避難ができるよう防災用品等を整備しま した。 継続して整備や避難訓練を行うことで、地域住民の 防災意識を高めるとともに、災害時の迅速な行動によ り被害を最小限に抑え、地域住民が連携して防災・減 災の活動を進めます。 二及地区のお伊勢踊りの様子 長早地区のお神楽の様子 自然災害に備えて購入した防災グッズの一部 垣生地区の節句祝賀式の様子 その他の事業 ・地域づくり組織運営事業 ・地域自治活動支援事業 ・道路補修原材料支給事業 ・世代間交流事業 ・軽スポーツ普及事業 ・基金事業(災害対策事業) 25 周木地域 周木ビリ島むらおこし会 ★活動の概要 平成23年5月に組織を設立し、「あたたかい 笑 顔あふれる 元気な周木」を目標に、将来もみん なが笑顔で生活できる地域であるよう、地域の 活性化につながる活動を展開しています。 ★地域情報(校区単位) 652人 地域人口 310世帯 世帯数 ★交付金額 (*数値は、平成24年3月31日現在のもの) 1,294,000円 主な事業の紹介 ■伝統文化継承事業 ■地域ふれあい事業 地域の伝統文化である「秋祭り」「盆踊り(きそん節・高 松踊り)」を継承するために、用具や機材を整備したり、 指導者や後継者不足に対応するため、育成研修を実 施しました。 多くの住民が参加することで、世代間交流が図られた ことに加え、伝統文化を継承していくことの大切さが再 認識されました。 また、地域の子供たちが、練習から当日まで長い期間 関わることで、自分たちの地域に伝わる伝統文化・行事 に対して、誇りと愛着を持つことにつながっています。 地域資源である美しい海を舞台にした事業をというこ とで、夏に実施されている周木小学校と父二峰小学校 (久万高原町)との交流会に合わせ、児童、保護者、地 域住民が一緒になって「地引き網」を実施しました。”大 漁”とはいきませんでしたが、地元住民でもなかなかで きない体験に、参加した子供、大人、周りで見守った高 齢者の方々も笑顔いっぱいでした。 地域づくり目標(キャッチフレーズ)にもあるように、み んなが笑顔になるような事業の実施が、地域全体の活 性化へつながるものと考えています。 盆踊りの様子 秋祭り(獅子舞)の様子 その他の事業 ・地域づくり組織運営事業 ・地域自治活動支援事業 ・地域環境美化事業 ・高齢者いきいき事業 26 蔵貫地域 蔵小校区ふるさと振興会 ★活動の概要 平成23年8月に組織を設立し、「安心して元気に暮 らせる地域づくり」を目標とし、3つの基本項目、9 つの推進目標に沿って、魅力あるふるさとづくりに 取り組んでいます。 ★地域情報(校区単位) ★交付金額 地域人口 1,167人 世帯数 605世帯 (*数値は、平成24年3月31日現在のもの) 2,258,000円 主な事業の紹介 ■憩いの広場整備事業 ■イルミネーション点灯事業 地域住民が利用する憩いの場所の修繕や整備を実 施しました。 蔵王公園については、ベンチやテーブルの修繕・塗装 を実施し、バス待合所については、屋根や壁が割れて 危険だったものを木造に改修しました。東屋については、 周辺地域の住民が夕涼み等に利用するために整備し ました。 整備したことで、施設を安全に安心して利用できると ともに、これらの場所に住民が集い、地域のことを語り 合う中で、地域のつながりや連帯感が一層強まればと 期待します。 三瓶南公民館及び蔵貫小学校の樹木、フェンスに電 飾の飾り付けを行い、点灯式を行った後、年末年始に かけてイルミネーションを点灯しました。 点灯式には、地区内外から多くの方々の参加があり、 多様な世代での交流が図られました。 また、年末年始にかけて点灯することで、当地域の冬 の風物詩として定着し、地域住民はもちろん帰省客に も楽しんでいただくことができました。 蔵王公園(蔵貫) ■道路補修原材料支給事業 バス待合所(蔵貫浦) 大雨等により里道の路側盛土が流され、通行に支障 をきたしていたため、生コンを支給し、地区役員及び利 用者で補修しました。 利用者及び近隣住民の安全が確保されるとともに、 良好な住環境を維持することができました。 東屋(有太刀) その他の事業 ・地域づくり組織運営事業 ・地域自治活動支援事業 ・伝統文化継承事業 ・集会所整備事業 27 下泊地域 下泊地域づくり振興会 ★活動の概要 平成23年5月に組織を設立し、「支え合い、協力 して くらしよい地域づくり」を目標に、4つの基本 方針に沿って、地域課題解決・地域の活性化に つながる活動を展開しています。 ★地域情報(校区単位) 365人 地域人口 172世帯 世帯数 ★交付金額 (*数値は、平成24年3月31日現在のもの) 1,056,000円 主な事業の紹介 ■災害対策事業 様々な災害時に、地域住民へ 災害の状況や避難等の情報を迅 速に伝えるには、地域の有線放 送が重要な役割を果たします。下 泊地域づくり振興会では、現在、 地域にある有線放送がより有効 に機能するように、地域内の放送 システムを再構築する目的で、マ イク設備を整備しました。 ■伝統文化継承事業 地域に伝わる伝統文化を次世代へ継承するため、老 朽化した盆踊り用の紅白幕を整備しました。 伝統文化が次世代へ継承されるなかで、自分の住む 地域に誇りと愛着が持てるようになるとともに、祭礼・祭 典の運営を通して多くの住民が交流できました。 新設したマイク設備 整備した防災用品の一部 また、災害やそれに伴う避難に備えて、各種防災用 品を購入しました。 住民に見える形で災害対策の活動を継続して実施す ることが、地域住民の防災意識を高めるとともに、実際 に災害が発生した場合に、安全な避難や迅速な防災 活動へつながると考えます。 その他の事業 ・地域づくり組織運営事業 ・地域自治活動支援事業 28 地 明 宇 野 城 三 浜 和 村 川 瓶 域 名 地 域 づ く り 組 織 名 ページ 俵 津 俵 津 ス マ イ ル -い い ま ち づ く り 隊 - 2 狩 江 か 会 3 高 山 高山・宮野浦地域づくり協議会 4 田 之 浜 大 会 5 多 田 多 田 地 域 づ く り 協 議 会 6 中 川 中 川 地 区 団 体 連 絡 協 議 会 7 石 城 石 城 地 域 づ く り 委 員 会 8 宇 和 宇 和 地 域 づ く り 協 議 会 9 田 之 筋 田 之 筋 地 域 づ く り 協 議 会 10 下 宇 和 下 宇 和 地 域 づ く り 協 議 会 11 明 間 明 会 12 野 村 野 村 地 域 自 治 振 興 協 議 会 13 渓 筋 渓 筋 自 治 振 興 協 議 会 14 中 筋 中 筋 地 区 自 治 振 興 会 15 大 和 田 大 和 田 地 区 む ら お こ し 会 16 横 林 横 惣 川 惣 り と り も さ 崎 間 く の 振 地 林 自 域 興 づ く 協 議 会 17 興 会 18 大野ヶ原 大 野 ヶ 原 む ら お こ し 会 19 遊 子 川 遊子川地域活性化プロジェクトチーム ( 遊 子 川 も り あ げ 隊 ) 20 土 居 ふ 会 21 高 川 高 会 22 魚 成 魚 興 会 23 三 瓶 み か め や っ て み ん 会 24 二 木 生 に き ぶ 地 域 づ く り 会 25 周 木 周 木 ビ リ 島 む ら お こ し 会 26 蔵 貫 蔵 小 校 区 ふ る さ と 振 興 会 27 下 泊 下 泊 地 域 づ く り 振 興 会 28 川 自 る 川 治 振 興 り 治 さ 地 成 と 域 地 振 創 づ 域 生 く 振 り 【発行・問合せ先】 西予市企画調整課地域振興係 ☎ 0894-62-6403(直通)
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