スイート・ホーム2 ― あしたのレシピ

2013年3月25日
阪急不動産株式会社
報道関係者各位
「カフ-を待ちわびて」
「楽園のカンヴァス」の作家・原田マハ書下ろし
阪急不動産×原田マハ
「スイート・ホーム2 ― あしたのレシピ」
阪急宝塚山手台を舞台としたオリジナルWEB小説第 2 弾を、
2013 年 3 月 25 日(月)、
「くらしさいと」にてついに公開します。
阪急不動産株式会社は、自社で開発・分譲中の「阪急宝塚山手台」のまちの魅力を広く
PRすることを目的とし、自社HP(くらしさいと)において、書き下ろしWEB小説「ス
イート・ホーム2 - あしたのレシピ」を、2013 年 3 月 25 日(月)に公開いたします。
作者は、第 1 回日本ラブストーリー大賞受賞作家、第 25 回山本周五郎賞受賞作家である
原田マハ氏。今作は、昨年度にくらしさいとにて発表したWEB小説、
「スイート・ホーム」
の続編となります。
前作は一般公募で寄せられたエピソードを原田マハ氏が紡ぎ、小説として仕上げられた
ものでしたが、今作は、同氏が前作をもとにオリジナルで小説を執筆。原田マハ氏の持ち
味が存分に発揮され、魅力あふれる作品となっています。
「スイート・ホーム2-あしたのレシピ」は、35 歳の独身女性、未来(みき)を主人公
に、環境豊かな郊外型住宅地での暮らしや、そこで送るゆとりある毎日の幸福感が伝わる
作品として執筆されています。未来がある年下の男性に出会って芽生えた恋心とその行方
が、豊かな緑と爽やかな風にあふれる宝塚山手台を舞台として描かれた、ちょっと切ない
恋ものがたりです。いまどきの女性の魅力を存分に伝える期待の作品、ぜひHP「くらし
さいと」にアクセスいただきご覧ください。
<くらしさいと URL: http://www.yamatedai.net/kurashi/>
<前編公開:2013 年 3 月 25 日(月)
後編公開:2013 年 4 月 26 日 (金)(予定)>
■宝塚山手台概要
“阪急不動産が創る ~harvest of my life~ くらしが実るまち、阪急宝塚山手台”
開発面積:1,887,080㎡
計画戸数:3,246戸
計画人口:約11,700人
所 在 地:兵庫県宝塚市山手台東 3 丁目 他
大きな眺望が広がる南斜面の丘陵に位置する阪急宝塚山手台は、陽光あふれ、豊かな緑に
囲まれた郊外型住宅地です。晴れた日には、阪神間の街並みや大阪湾が一望でき、夜には
大阪空港の鮮やかなイルミネーションが味わえる絶好の眺望と、最寄り駅である阪急宝塚
線「山本」駅から「梅田」駅まで最速26分という、アクセスの良さが自慢のポイントです。
開発面積約188haを超える広大な敷地では、豊かな自然に調和するよう街づくりが進められ、
現在では1636世帯(2013年2月末現在)が暮らす住宅地へと成長しています。
■原田マハ氏プロフィール
1962 年生まれ。作家、キュレーター。
関西学院大学文学部、早稲田大学第二文学部卒。
伊藤忠商事株式会社、森ビル森美術館設立準備室、ニューヨーク
近代美術館(MoMA)勤務を経て、2002 年フリーのキュレーター
に。国内外の展覧会、シンポジウム、アートコーディネートを手が
け、カルチャーライターとして執筆活動開始。
2005 年『カフーを待ちわびて』で第 1 回日本ラブストーリー大賞
を受賞し、2006 年作家デビュー。2009 年には同作品が映画化され、
話題となりました。
2012 年には『楽園のカンヴァス』で第 25 回山本周五郎賞を受賞。
(撮影 冨永智子)
今、最も注目度の高い女性作家です。
■スイート・ホーム2 主な登場人物
○園田未来(そのだ・みき 35歳)
本作の主人公。宝塚山手台在住。料理研究家。独身。阪急オアシスの料理教室の講師
を務めつつ、宝塚や梅田でも料理教室の講師を掛け持ち。山手台にある「スイート・
ホーム」はお気に入りのスイーツショップ。
○辰野始(たつの・はじめ 29歳)
神戸在住。自宅でウェブデザイナーをしている。
「スイート・ホーム」のケーキが大好きで、山手台に通ううちに、未来の料理教室に
参加することに。
○山上陽皆(やまがみ・ひな 33 歳)
宝塚山手台在住。前作「スイート・ホーム」の主人公。引っ込み思案な性格だが、勤め
ていた雑貨店にお客さんとして来た山上昇との恋を実らせ結婚。昨年末に、山手台に
引っ越してきたばかり。
○香田陽一(こうだ・よういち 64歳)
陽皆の父。長らく宝塚ホテルのパティシエを務めていたが、陽皆が中学三年生の時に
独立。山手台で洋菓子店「スイート・ホーム」を経営。温厚で優しいが、商売っ気が
ないのが玉に傷。
■スイート・ホーム2のあらすじ
未来は、山手台に住む料理研究家、35歳。阪急オアシスの料理教室、キッチンスタジオ
で講師を務める。これまで結婚の機会には恵まれなかったが、未来が25歳のときに他界
した父と、いつも父のことを考えながら美味しい手料理を作っていた母が、理想の夫婦
像。
一方、
「スイート・ホーム」に足しげく通う男性、辰野始、29歳。神戸在住の一人暮らし
で、自宅でウェブデザイナーをしている。これといった趣味がなく、唯一の楽しみはス
イーツの食べ歩き。
そんな始とたまたま山手台にある洋菓子店「スイート・ホーム」で出会った未来。その
後ひょんなことから、未来が講師を務めるキッチンスタジオに始が参加することとなっ
た。そして、未来がキッチンスタジオで提供する料理のレシピをウェブで発信しようと、
始がHPを作ってくれることに。
いつしか始に心惹かれるようになった未来だが、思いを打ち明けられず悩んでいた。そ
んな様子を察した陽皆に背中を押され、告白しようと決心した矢先・・・。
山手台の街を舞台に、切なくやさしいラブストーリーがはじまります。
■WEB小説の世界を味わう
WEB小説の世界を現実に体感できるイベントを行います。
①「スイート・ホーム2-あしたのレシピ」公開記念イベント
~『うっまい』まかない料理×未来先生のキッチンスタジオレシピ~
小説の中に登場する料理を、実際に阪急オアシスキッチン
スタジオで作る WEB 連動イベントを、小説の後編公開
(2013 年 4 月 26 日公開予定)後の 2013 年 5 月に開催します。
実施店舗は阪急オアシスのキッチンスタジオ全店。
(宝塚山手台店・千里中央店・南千里店・箕面店・武庫之荘店・日生中央店・えるむ
プラザ 計7店舗)
メニューは未来が料理教室で教えたメニューと、未来の母が作ったまかないご飯。
※予定メニュー(鯛とアスパラのカルパッチョ、ホタテの貝柱入りチャーハン、
春雨のスープ、春のまかないサラダ)
※詳しくは「くらしさいと」
、及び「阪急オアシスホームページ」にてご案内予定です。
②ブックファースト梅田店 Living cafe 期間限定スイーツ提供
~香田パティシエの作ったアーモンドフィナンシェ~
主人公の未来、未来が想いを寄せる辰野始、彼らはともに
大のスイーツ好き。小説のクライマックスに登場する
お菓子「アーモンドフィナンシェ」を、
「ブックファースト
梅田店」3Fカフェをご利用のお客様に期間限定で提供し
ます。
アーモンドフィナンシェはスイート・ホームのモデルとなっている、宝塚市の
「菓子工房 五月台 4 丁目」オーナーシェフ、三輪青丹氏が心をこめて一つ一つ
手作りします。
※詳しくは「くらしさいと」
、及び「ブックファーストホームページ」にてご案内予定
です。
■著者 原田マハ氏からのコメント
昨年に引き続き、
「スイート・ホーム」の続編を書かせていただきました。第一作は、物
語の根幹となるエピソードを一般公募し、それを織り込んでの創作でしたが、今回は私
自身のアイデアのみで構成しています。
山手台を舞台にして、料理教室の講師を務める三十女子・未来(みき)を主人公に、彼
女が日常の中でささやかな幸せを見いだすプロセスを描いています。読者の方々が、未
来とともに、「すぐ近くにあるいちばんの幸せ」をみつけてくださればと願っています。
■原田マハ氏代表作
楽園のカンヴァス(新潮社)
ランウェイ☆ビート(宝島社)
カフーを待ちわびて(宝島社)
第25回山本周五郎賞受賞
2011年に映画化
第1回日本ラブストーリー大賞
受賞
2009年に映画化
2006 年 か ら 2013 年 の 作
品
2013年 ジヴェルニーの食卓(集英社)
2012年 独立記念日 Independence Day (PHP研究所)
夏を喪くす Lost Summer on the Bridge(講談社)
生きるぼくら(徳間書店)
ラブコメ(角川書店)
旅屋おかえり the long way home(集英社)
楽園のカンヴァス(新潮社)
2011年 永遠を探しに(河出書房)
でーれーガールズ(祥伝社)
まぐだら屋のマリア(幻冬舎)
2010年
2009年
2008年
2007年
2006年
小説 星守る犬(双葉社)
いと 運命の子犬(文藝春秋)
風のマジム(講談社)
本日は、お日柄もよく(徳間書店)
星がひとつほしいとの祈り Pray for a Star
(実業之日本社)
インディペンデンス・デイ Independence Day
(PHP研究所)
翼をください Freedom in the Sky(毎日新聞社)
ギフト(イースト・プレス)
花々 The Wondering Flowers(宝島社)
キネマの神様 The Name above the Title.(文藝春秋)
おいしい水 Aqua de beber(岩波書店)
さいはての彼女 Ride to Land's End
(角川グループパブリッシング)
ごめん Where Life Goes(講談社)
ナンバーナイン(宝島社)
恋のかたち、愛のいろ(徳間書店)
ランウェイ☆ビート(宝島社)
普通じゃない。Extraordinary.(角川書店)
一分間だけ A moment Forever(宝島社)
カフーを待ちわびて(宝島社)
■お問い合わせ先
阪急不動産株式会社宅地開発事業部 担当:久野、江口
〒530-0017
大阪市北区角田町1-1 東阪急ビルディング内
TEL:06-6313-3409 FAX:06-6313-3415
以
上