第40回東京モーターショー:プレスファイル(PDF:636KB)

Alfa Romeo PRESS
The 40th
TOKYO MOTOR SHOW
2007
もくじ C O N T E N T S
アルファ ロメオブースのご案内
アルファ ロメオブースのご案内 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・2
展示車の概要
展示車の概要・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・4
ウニカ:新たなアルファ ロメオのカスタマイゼーションプログラム
ウニカ:新たなアルファ ロメオのカスタマイゼーションプログラム ・・・・・・・・・・・8
アルファ 147
アルファ 147 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・12
アルファ 147 2.0 ツインスパーク セレスピード
コスチュームナショナル<イタリア仕様車>・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・12
アルファ 147 2.0 ツインスパーク セレスピード
スポルティーバ<日本仕様車>・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・15
アルファ 159
アルファ 159 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・20
アルファ 159 TI 3.2 JTS Q4 Q-トロニック<イタリア仕様車> ・・・・・・・・20
フルタイム4輪駆動システム:アルファ ロメオ Q4・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・21
Blue&MeTMシステム ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・23
アルファ 159 スポーツワゴン 2.2 JTS セレスピード
ディスティンクティブ<日本仕様車>・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・26
新世代セレスピード・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・27
アルファ GT
アルファ GT・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・32
アルファ GT 1.9 JTDM Q2 ディスティンクティブ<イタリア仕様車>・・・32
Q2システム・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・33
アルファ GT 2.0 JTS セレスピード コレッツィオーネ<日本仕様車>・・・・36
アルファ ブレラ、スパイダー
アルファ ブレラ、スパイダー・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・40
アルファ ブレラ 2.2 JTS セレスピード<イタリア仕様車> ・・・・・・・・・・・・・40
アルファ スパイダー 2.4 JTDM Q-トロニック<イタリア仕様車> ・・・・・・・45
Q-トロニック ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・47
アルファ 8C コンペティツィオーネ
アルファ 8C コンペティツィオーネ<イタリア仕様車> ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・52
スタイリングとエアロダイナミクス:伝統と革新 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・53
V型8気筒4.7リットルエンジン:イタリアベルカントの滑らかな音の美しさ ・・54
トランスアクスル、セミオートマチックトランスミッション、
リミテッドスリップデフ ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・56
サスペンション、ホイール、ブレーキシステム ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・56
高い剛性、軽量化 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・57
インテリア:個性と技術 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・57
スポーティードライブがもたらす完璧な満足感 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・58
アルファ ロメオブースのご案内
■アルファ ロメオブースのご案内
東京モーターショーでは、アルファ ロメオ車のしなやかなスタイリングを際立たせる、エキサ
イティングなステージを設定しました。展示エリアには斬新で贅沢な素材を用いており、シン
プルで明快なデザインは、イタリアンテクノロジーと卓越した完成度を伝える洗練された雰囲
気を創り出す一役を担っています。また、今回の東京モーターショーでは、日本へは導入され
ていないターボディーゼルエンジン搭載モデル<イタリア仕様車>を展示していることも興味
深いポイントのひとつです。
来場者は、この息を呑むようなセッティングの中に展示されたアルファ ロメオの各モデル、そ
して話題の中心となる新しい「ウニカ」プログラムに目を奪われるはず。今回の展示で一部の
モデルに導入した「ウニカ」は、アルファ ロメオが新たに提案する要素、すなわち最高級のイ
タリア製品に備わる特徴に加え、オーナーが自分の車をさらにリファインすることや個性的に
仕上げることを可能にするものです。このプログラムは、アルファ 8C コンペティツィオー
ネのために作られたものですが、イタリアでは数か月前から一部の既存モデルを対象に導入が
始まりました。また、ウニカは「ビンテージ」
、
「コレッツィオーネ」
、
「TI」の3つのメインプロ
グラムで構成されています。
「ビンテージ」では、アルファ ロメオの伝統であるエレガンスと
現代性が調和したボディカラーや、美しく細工されたインテリアを表現。
「コレッツィオーネ」
では、ゴージャスな素材をはじめ、アルミニウムやクロームメッキなどの金属製アクセント、
そして専用塗料による多層コーティング仕上げのボディカラーを採用することで、オーナーを
ファッションとエレガンスの世界へ誘います。
「TI」はモータースポーツの世界が先端技術開発
において、常に重要な役割を担ってきたという理由から、アルファ ロメオのモータースポーツ
における歴史に賛辞を贈るもの。ノーマルモデルに比べ低い車高や、専用アロイホイールと高
性能タイヤを提供します。
アルファ ロメオブースは、スタイリッシュな優雅さと芸術的なテクノロジーを伝えるものとなっ
ており、アルファ カフェやラウンジエリア、アルファ ブティック(ショーケース)も設けてい
ます。アルファ ブティックには、アルファ ロメオ製のファッションアイテムやオリジナルグッズ
の一部を披露しています。その隣には、アルファ ロメオブランドの自転車を展示。サイクリス
トの嗜好に応じたスタイルと機能により「ストラダーレ」
、
「クロス」
、
「コンペティツィオーネ」
の3タイプを用意しました。
ブース内に設置された大型液晶スクリーンでは、アルファ ロメオが主役に貢献している2つ
の世界、ヨットレースとモーターサイクルレースのエキサイティングな映像を放映。アルファ
ロメオは「アルファロメオ ヨットレーシングチーム(Alfa Romeo Yacht Racing Team)
」
では主役を担っており、また、スーパーバイク
ワールドチャンピオンシップ(SBK:
Superbike World Championship)と、イタリア製名門オートバイのドゥカティ レーシング
チーム(Ducati Corse team)のメインスポンサーとなっています。
−2−
展示車の概要
■展示車の概要
●アルファ 147
限定スペシャルバージョンの「アルファ 147 2.0 ツインスパーク セレスピード コスチューム
ナショナル<イタリア仕様車>」は、著名なファッションデザイナーであるエンニョ・カパサ
氏とアルファ ロメオのコラボレーションにより誕生。近い将来、日本での発売を計画していま
す。また、「アルファ 147 2.0ツインスパーク セレスピード スポルティーバ<日本仕様
車>」は、147シリーズのスペシャルバージョン。エクステリアとインテリアに専用装備品を
加え、スポルティーバ独自の世界を演出しています。
●アルファ 159
アルファ 159シリーズはセダンとスポーツワゴンの2台を展示。1台は日本でも近日発売予
定の「アルファ 159 TI 3.2 JTS Q4 Q-トロニック<イタリア仕様>」です。TI専用スポーツ
サスペンションを組み込むことで低く身構え、19インチアロイホイールとサイドスカートを
あつらえた姿は、まさに「TI(トゥーリズモ インテルナツィオナーレ)」そのもの。さらに、
この車は「ウニカ」の「TI」プログラムを適用したサンプルモデルとなっています。2台目は、
新世代の6速セレスピードを搭載した「アルファ 159スポーツワゴン 2.2 JTS セレスピー
ド ディスティンクティブ」。この上なく美しいワゴンの姿をお楽しみください。
●アルファ GT
「アルファ GT 1.9 JTDM Q2 ディスティンクティブ<イタリア仕様車>」は、日本では未発売
のターボディーゼルエンジン搭載モデル。さらに、トルセン式リミテッドスリップディファレ
ンシャルを前輪のデフユニットに組み込んだ「Q2システム」装備車です。このQ2システム
の採用により、前輪駆動車の優位性をさらに引き上げることができ、運転する楽しみやコント
ロール性も向上。それだけでなく、シーンによっては4輪駆動車のような優位性も発揮します。
また、この車は「ウニカ」のTIとビンテージプログラムを適用したサンプルモデル。18インチ
アロイホイールをはじめ、スポーティー仕上げのインストルメントパネルやメーターパネル、
アルミ製ペダルを装備しています。もう1台は「アルファ GT 2.0 JTSセレスピード コレッ
ツィオーネ<日本仕様車>」
。鮮やかなブルーとクリームのコンビネーションをあしらったイン
テリアが特徴の限定スペシャルバージョンです。
−4−
Alfa Romeo PRESS
●アルファ ブレラ、アルファ スパイダー
アルファ ロメオの新世代を代表するモデルは、ブレラとスパイダー。ブレラは最高出力136 kW
(185 PS) の「2.2JTSセレスピード<イタリア仕様車>」
。クーペが持つ伝統的な精神に新しい
アプローチを加え、エキサイティングなモデルに仕立てました。スパイダーは、最高出力147 kW
(200 PS)のターボディーゼルエンジンを搭載した「2.4 JTDM Q-トロニック<イタリア仕様車>」
を展示。日本への導入は未定ですが、ヨーロッパでは好評のディーゼルエンジンに6速オートマ
チックのQ-トロニックを組み合わせています。この新型スパイダーは、1950年代のジュリエッ
タ スパイダーをはじめ1990年代のデュエットやスパイダーにより、アルファロメオがこのカ
テゴリーにおいて得てきた栄光の歴史を想起させてくれます。また、これらの車は「ウニカ」の
ビンテージ、コレッツィオーネ、TIプログラムを適用したサンプルモデルです。
●アルファ 8C コンペティツィオーネ
来場者の視線を釘付けにするアルファ 8C コンペティツィオーネは、特別製の専用ブースで
先進技術を駆使した特殊照明効果が、この車の魅力を一層引き立てています。世界中で500台
限定生産の独創的なグランツーリズモ(GT)は自動車工学の粋を極め、彫刻芸術として突出
し、緻密に計算されたボディラインを持ち、極上のアルファ ロメオ製エンジンと完璧な工作精
度を誇っています。そして、ボディラインのすべてが、まさに「動く芸術作品」の美しさを示
唆し、アルファ ロメオブランドの輝かしい歴史を彷彿とさせ、未来に向けたテクノロジーと情
熱の証しにほかなりません。さらに、アルファ ロメオの偉大なるモータースポーツの足跡を呼
び起こす、その名前こそが、歴史をひも解く糸口なのです。「8C」とは、1930年代から40
年代にかけ、天才的設計者として名を馳せたヴィットリオ・ヤーノ(Vittorio Jano)が設計
したパワフルな直列8気筒エンジン搭載車(レーシングカーおよび市販車)に使われたモデル
ネーム。また、「コンペティツィオーネ」は1950年ミッレミリアに出場し、ファンジオ
(Fangio)とザナルディ(Zanardi)が運転したスポーツクーペ「6C 2500コンペティツィ
オーネ」に敬意を表して継承したものです。アルファ 8C コンペティツィオーネは、卓越し
たメカニズムとエンジニアリング、競争力の向上、絶え間ない技術開発の追求といった点にお
いて、最先端をリードする存在です。
−5−
アルファ ロメオ車の最新情報については、フィアット グループ オートモービルズ ジャパンの
ホームページをご覧ください。www.alfaromeo-jp.com
以降に記載していない日本仕様車の広報資料については、プレス専用サイトをご覧ください。
www.fiatautojapan-press.com
※以降に掲載している写真は、今回の展示車と異なることがあります。また、記載している車
両情報については、予告なく変更されることがあります。
−6−
ウニカ:新たなアルファ ロメオの
カスタマイゼーションプログラム
■ウニカ:新たなアルファ ロメオのカスタマイゼーション
プログラム
「独自性と個性」は、アルファ ロメオならでは
の特徴です。この事実はボディをはじめ、エ
ンジン、エクステリアアイテム、インテリア
アイテム、そしてオプション装備品に用意さ
れた幅広い選択肢によって裏付けられていま
す。オーナーは自分のニーズや、ほかと違っ
た車を求める要望に合わせて車を注文できる
ようになっています。
この幅広い選択肢をさらに広げ、また、増え
続ける市場からのリクエストに応えるために、アルファロメオは、それぞれの車をさらにリファ
インし、個性的な特徴を付加するためのカスタマイゼーションプログラムである「ウニカ」を新
たに開発しました。
この「ウニカ」は、アルファ ロメオが精度の高さと権威を戦略的に表現するために選んだモデ
ル、アルファ 8C コンペティツィオーネにおける経験から生まれたものであり、イタリアでは数
か月前から一部の既存モデルを対象に導入が始まりました。この美しいグランツーリズモ(GT)
が人を惹きつけた特徴のひとつは、すでに独創的な車を、さらにユニークなものに変えること
により自己主張したいと考える、洗練されたオーナーの多彩な要求を満たすために考案されま
した。同様の原理で、
「ウニカ」
、すなわち最高のイタリア製品であるという発想を、今後すべて
のアルファロメオモデルにも展開することになりました。アルファロメオは、モータースポーツ
の歴史において、最も名声のあるブランドのひとつであり、伝統と現代性、遺産とアバンギャ
ルド、美と文化などの完全なる総合体として表現された、芸術的なイタリアの暮らしそのもの
を確実に呼び起こします。この芸術と美への探究心こそが「ウニカ」を生み出したのであり、
ブランドの類い希な価値を示す3つの異なる分野へと発展し、オーナーとブランドとの関係を
特別なものにしているのです。
−8−
Alfa Romeo PRESS
ビンテージ:
「ビンテージ(Vintage)
」は、アルファロメオの伝統であるエレガンスと現代性を再現したもの。
非常に興味をそそる色づかいは、「甘い生活(Dolce Vita)」や世界で最も有名なレーシング
サーキットでの勝利を彷彿させます。色鮮やかなインテリアは、時間を超えた感動を呼び起こす
高度な仕上がり、さらにシート表地は丹念に精緻に作り込まれた典型的なクラフトマンシップの
作品です。
コレッツィオーネ:
「コレッツィオーネ(Collezione)
」は、オーナーをファッションとエレガンスの世界へと誘い
ます。インテリアは、研ぎ澄まされた感覚と美しさを再現するようにデザインされており、感性
に訴えるために選び抜かれた素材がそれを強調。すなわち、柔らかく、香りただようレザーをシー
トやインストルメントパネル、インテリアトリムに採用し、しかもステッチ加工が、しなやかで
エレガントな形を創出し、際立たせました。また、アルミニウムやクロームなど金属製アクセント
を随所に配することで、特別な仕上がり感を演出しています。
また、エクステリアでは、多層コーティングを施した塗料がエレガントなボディラインに極上
の印象を与え、アクセントモールなどを一層輝かせます。そして、アルミ仕上げ部分では独特
の光沢を強調しています。
TI:
3番目の「TI(Turismo Internazionale)」は、誰もが認めるアルファロメオのドライビン
グプレジャーをはじめ、あらゆる運転状況における安全を保証するために用いられる先端技
術の開発において、レーシングフィールドや競争が常に重要な役割を果してきたという伝統
を明らかに意識しています。製品に対する情熱と技術文化の継承は、この分野の発展の基礎
を築き、とりわけパフォーマンス、そしてダイナミックな走りやスポーティーな特性に関心
が高いオーナーを対象にしています。ノーマルモデルに比べ低い車高をはじめ、専用の大径
アロイホイールや高性能タイヤ、エアロキットなど、その構成要素はメカニカルなものが主
体です。そして、近い将来、すでにパワフルなアルファロメオのエンジンパフォーマンスを、
さらに高めるための装備が具体化される計画もあります。
−9−
− 10 −
アルファ 147
■アルファ 147
●アルファ 147 2.0 ツインスパーク セレスピード
コスチュームナショナル<イタリア仕様車>
アルファ 147コスチュームナショナルは、著名
なファッションデザイナーであるエンニョ・
カパサ氏とアルファ ロメオのコラボレーショ
ンにより誕生。ポップスやインディーズ、ガレー
ジバンドなどのストリートカルチャーやマル
チメディアの世界からインスパイアーされた、
このスペシャルバージョンは1,000台の限定
生産。展示車はホワイトですが、パールのよう
な輝きを放つエルドラード ホワイトを専用ボ
ディカラーに設定する計画です。
さらに、クロームメッキ仕上げのテールパイプフィニッシャーをはじめ、シャインブラック仕
上げのドアミラー、スモークレンズを採用したリアコンビネーションランプ、独特な輝きを放
つ専用塗装仕上げや航空工学デザインに基づいた17インチアロイホイールなどの専用アイテム
を装備。また、「147コスチュームナショナル(147 C
N
C )」のエンブレムをBピラー
とテールゲートに配し、格別優雅な印象を与えています。
ダーク調仕上げのインテリアに加え、レザーシート、またはパンチングメッシュ加工のアルカ
ンタラ製シートにはジャカード織りを組み合わせ同系色の2階調仕上げを採用。ブラック仕上
げのインテリアピラーやトリムと、ボディカラーのコントラストとともに、エレガントでダイ
ナミックな雰囲気を演出しています。さらに、スポーティーな華を添えるアイテムは、赤のグ
ラフィック表示にホワイトイルミネーションを組み合わせたスポーティーなメーターパネルを
はじめ、専用ロゴプレート付きフロアマット、専用キックプレートを装備しました。
展示車は、最高出力110 kW (150 PS)の2リットル ツインスパークエンジンを搭載した
<イタリア仕様車>で、近い将来、日本での発売を計画しています。
− 12 −
Alfa Romeo PRESS
●主要諸元
アルファ 147
○寸法・重量
2.0ツインスパーク セレスピード
コスチュームナショナル〈イタリア仕様車〉
全長(mm)
4,225
全幅(mm)
1,730
全高(mm)
1,450
2,545
ホイールベース(mm)
トレッド(mm)
前輪
1,510
後輪
1,495
1,330
車両重量(kg)
5
乗車定員(名)
ラゲッジルーム容量(
292 [1,042]
)
右
ハンドル位置
[ ]内は後席格納時
○エンジン
形式
横置き・直列4気筒ツインスパーク
DOHC 16バルブ
ボア×ストローク(mm)
83.0×91.0
総排気量(cm3)
1,969
最高出力〈kW(PS)/rpm〉
110(150)/6,300
最大トルク〈N・m(kgm)/rpm〉
181(18.4)/3,800
圧縮比
10.0:1
燃料供給装置
電子制御燃料噴射
使用燃料
燃料タンク容量(
無鉛プレミアムガソリン
)
60
○トランスミッション
形式
ATモード付き5速シーケンシャル
駆動方式
前輪駆動
○クラッチ
形式
乾式単板ダイヤフラム(電子制御式油圧作動)
○ステアリング
形式
パワーアシスト付きラック&ピニオン
最小回転半径(m)
5.75
○サスペンション
前輪
ダブルウィッシュボーン
リンク結合式中空型スタビライザー
後輪
マクファーソンストラット
不等長トランスバースリンク+スタビライザー
○ブレーキ
形式
X型-2系統油圧式(バキュームサーボ付き)
前輪
ベンチレーテッドディスク
後輪
ディスク
○タイヤサイズ
215/45R17
○動力性能
最高速度(km/h)
208
CO2排出量(g/km)
211
○展示車ボディカラー
パールホワイト
※参考出品のため、諸元値などはメーカー参考値です。以下に記載している主な装備は、
日本仕様車の計画例です。
− 13 −
●主な装備
○エクステリア
アルファ 147
熱線/紫外線吸収式フロントガラス
キセノンヘッドライト(ロービーム):光軸自動補正式
ヘッドライトウォッシャー(ポップアップ式)
フロント/リアフォグランプ
ヒーテッド電動ドアミラー:シャインブラック仕上げ
専用エンブレム
クローム仕上げテールパイプフィニッシャー
専用デザイン17インチ:アロイホイール
●
◇
◇
●
◇
◇
◇
◇
○インテリア
前席カップホルダー
専用ロゴ付きフロアマット
後席センターアームレスト
分割可倒式リアシート(6:4)
●
◇
◇
◇
●
●
●
●
●
●
●
◇
●
●
●
●
ラゲッジネット
ラゲッジネット用4点式フック
●
●
ステンレス仕上げキックプレート
スポーツメーターパネル
マルチファンクションディスプレイ
・トリップコンピューター
・チェックモニター機能
ティルト+リーチ調整式ステアリングホイール
オーディオコントロール用ステアリングスイッチ
レザーステアリング&シフトノブ
高さ調整式ドライバーズシート
同系色2トーンカラーシート
前席センターアームレスト:小物入れ付き
後席用エアコン送風口
○快適装置
デュアルゾーン式フルオートエアコン
●
●
●
●
●
●
●
●
●
●
FM-AMラジオ/MP3対応CDプレーヤー
フォローミーホーム(ヘッドライトのタイマー機能)
インテリジェントウォッシュ機能付きワイパー
間欠タイマー付きワイパー
運転席ランバーサポート
パワーウインドー:タイマー付き
集中ドアロック
キーレスエントリー
リバースシフト連動リアワイパー
○安全装置
デュアルエアバッグ(助手席キャンセラー付き)
サイドエアバッグ(前席シート組込式)
ウインドエアバッグ
ABS+EBD
VDC(ASR+HBA+MSR)
前席高さ調整機能、ロードリミッター付き3点式シートベルト+プリテンショナー
サイドインパクトビーム
チャイルドプルーフ
アルファコードⅡ(イモビライザー)
ファイヤープリベンションシステム (FPS)
●:標準装備、◇:専用装備
− 14 −
●
●
●
●
●
●
●
●
●
●
Alfa Romeo PRESS
●アルファ 147 2.0ツインスパーク セレスピード
スポルティーバ<日本仕様車>
「アルファ 147 2.0ツインスパーク セレス
ピード スポルティーバ」は、147シリーズ
のスペシャルバージョン。
スポルティーバ(Sportiva、英語:Sporty)
は、おなじみの147シリーズにスポーツ志向
の特別装備を施したスペシャルモデル。エク
ステリアでは専用デザインの17インチアロ
イホイールをはじめ、アルミマット仕上げの
フロントグリルやドアミラー、クローム仕上
げのテールパイプフィニッシャーを新たに装
備しています。
インテリアは、ブラックのインナールーフパネルをはじめ、黒地にレッドステッチ加工を施し
たスポーツレザーシート、ドットラバーをあしらったアルミ製スポーツペダル、スポーティー
なグラフィック表示によりデザインを一新した専用ブラックパネルメーター、ダークグレー仕
上げのセンターコンソールを備え、スポルティーバ独特のコクピットを演出しています。また、
車へ乗り込むときに気づく専用キックプレートは、オーナーの満足感をさらに高めるはず。卓
越したドライビングプレジャーにより、揺るぎない信頼を得ているアルファ 147に、魅力的
な個性を添えています。
− 15 −
●主要諸元
アルファ 147
○寸法・重量
2.0 ツインスパーク セレスピード
スポルティーバ
全長(mm)
4,225
全幅(mm)
1,730
全高(mm)
1,435
2,545
ホイールベース(mm)
トレッド(mm)
前輪
1,510
後輪
1,495
1,330
車両重量(kg)
5
乗車定員(名)
ラゲッジルーム容量(
292 [1,042]
)
右
ハンドル位置
[ ]内は後席格納時
○エンジン
形式
横置き・直列4気筒ツインスパーク
DOHC 16バルブ
ボア×ストローク(mm)
83.0×91.0
総排気量(cm3)
1,969
最高出力〈kW(PS)/rpm〉
110(150)/6,300
最大トルク〈N・m(kgm)/rpm〉
181(18.4)/3,800
10.0:1
圧縮比
電子制御燃料噴射
燃料供給装置
無鉛プレミアムガソリン
使用燃料
燃料タンク容量(
60
)
○トランスミッション
形式
ATモード付き5速シーケンシャル
駆動方式
前輪駆動
○クラッチ
形式
乾式単板ダイヤフラム(電子制御式油圧作動)
○ステアリング
形式
パワーアシスト付きラック&ピニオン
最小回転半径*
(m)
5.75
*:外輪軌跡
(メーカー参考値)
○サスペンション
前輪
ダブルウィッシュボーン
リンク結合式中空型スタビライザー
後輪
マクファーソンストラット
不等長トランスバースリンク+スタビライザー
○ブレーキ
形式
X型-2系統油圧式(バキュームサーボ付き)
前輪
ベンチレーテッドディスク
後輪
ディスク
○タイヤサイズ
215/45R17
○動力性能(メーカー参考値)
最高速度(km/h)
208
CO2排出量(g/km)
211
○展示車ボディカラー
ブラック
■東京地区車両本体価格(税込み)
2.0 ツインスパーク セレスピード スポルティーバ
3,400,000円
− 16 −
Alfa Romeo PRESS
●主な装備
○エクステリア
アルファ 147
アルミマット仕上げフロントグリル
熱線/紫外線吸収式フロントガラス
キセノンヘッドライト(ロービーム):光軸自動補正式
ヘッドライトウォッシャー(ポップアップ式)
フロント/リアフォグランプ
ヒーテッド電動ドアミラー:アルミマット仕上げ
クローム仕上げテールパイプフィニッシャー
専用デザイン17インチ:アロイホイール
◇
●
◇
◇
●
◇
◇
◇
○インテリア
アルミ製スポーツペダル
前席カップホルダー
◇
●
◇
◇
●
●
●
●
●
●
●
◇
●
●
●
ステンレス仕上げキックプレート
専用ブラックパネルメーター
マルチファンクションディスプレイ
・トリップコンピューター
・チェックモニター機能
ティルト+リーチ調整式ステアリングホイール
オーディオコントロール用ステアリングスイッチ
レザーステアリング&シフトノブ
高さ調整式ドライバーズシート
スポーツレザーシート
前席センターアームレスト:小物入れ付き
後席用エアコン送風口
後席センターアームレスト
分割可倒式リアシート(6:4)
●
●
ラゲッジネット
ラゲッジネット用4点式フック
●
○快適装置
デュアルゾーン式フルオートエアコン
FM-AMラジオ/MP3対応CDプレーヤー
●
●
●
●
●
●
●
●
●
●
●
オーディオイコライザー(7バンド)
フォローミーホーム(ヘッドライトのタイマー機能)
インテリジェントウォッシュ機能付きワイパー
間欠タイマー付きワイパー
運転席ランバーサポート
パワーウインドー:タイマー付き
集中ドアロック
キーレスエントリー
リバースシフト連動リアワイパー
○安全装置
デュアルエアバッグ(助手席キャンセラー付き)
サイドエアバッグ(前席シート組込式)
ウインドエアバッグ
ABS+EBD
VDC(ASR+HBA+MSR)
前席高さ調整機能、
ロードリミッター付き3点式シートベルト+プリテンショナー
サイドインパクトビーム
チャイルドプルーフ
アルファコードⅡ(イモビライザー)
ファイヤープリベンションシステム(FPS)
●:標準装備、◇:専用装備
− 17 −
●
●
●
●
●
●
●
●
●
●
− 18 −
アルファ 159
■アルファ 159
●アルファ 159 TI 3.2 JTS Q4 Q-トロニック<イタリア仕様車>
この159セダンは最高出力191kW(260 PS)
の直噴V型6気筒3.2リットルのガソリンエン
ジンに、Q4と呼ばれるフルタイム4輪駆動シ
ステムと、Q-トロニックと呼ばれる6速オー
トマチックトランスミッションを装備。さら
に、
「ウニカ」プログラムのTIバージョンに仕
立て上げた車です。なお、Q-トロニックにつ
いては、後述の「アルファ スパイダー2.4
JTDM Q-トロニック<イタリア仕様車>」
の説明をお読みください。
この車は「TI」バージョンの典型例。スポーツサスペンションを組み込むことで標準仕様であ
るノーマルモデルよりも車高を下げたほか、19インチアロイホイールとサイドスカートをあつ
らえ、ブレーキキャリパーはレッド仕上げ(前輪:ブレンボ製対向型4ポッド、アルミ製モノ
ブロック)
。インテリアでは、スポーティーな雰囲気を強調しながらエレガンスに磨きをかけ、
TI専用のレザーシートやレザー仕上げのハンドルにはレッドステッチを施しました。
TI(Turismo Internazionale):
「TI」とは、Turismo Internazionale(トゥーリズモ インテルナツィオナーレ、英語:
International Touring)の頭文字。歴代のアルファ ロメオモデルの中でも、最もスポーティー
な装備品を備えたモデルに与えられる称号です。ノーマルモデルから派生したこのモデルは、
スタイリングにおいて大きな違いはないものの、公道でスポーツカーそのものを運転する楽しさ
を提供するためにメカニカルな部分を中心にモディファイ。栄光に輝くこの2文字を授けられ、
純正スポーツキットをフル装備したモデルとして、今日セダンとスポーツワゴンのアルファ 159
TIが誕生しました<イタリア仕様車>。アルファ ロメオの生産工場でまさしく純正品として
モディファイされた、このアルファ 159 TIシリーズ。品質の高さもさることながら品質保証
に関してアルファ ロメオが責任を負うことは、言うまでもありません。
− 20 −
Alfa Romeo PRESS
アルファ 159のTIシリーズは、個性的でスポーティーなドライバーをメインターゲットに設
定。ノーマルモデルに比べ、より優れたドライビングプレジャーを提供するため、スポーツサ
スペンションを装備したことでロードホールディングを高め、ハンドリング性能も向上してい
ます。日々の通勤といった日常的な運転においても味わえる、サーキット走行のような高ぶる
感覚こそ、この車のダイナミックパフォーマンスがなせる技なのです。
「TI」は、車にスポーティーさを求めるドライバーにとって、まさにうってつけのモデル。た
だし、その表現は決して大げさであってはなりません。そのため、エクステリアに加えられた
変更は派手なものではなく、ごく控えめ。外観上は、見覚えのあるフォルムですが、明らかに
路面に張りついているかのようなデザインです。「TI」には、低く身構えるだけでなくスポー
ティーなダンピング/リバウンド設定のスポーツサスペンションをはじめ、大径タイヤに19
インチのアロイホイール、サイドスカート、そして、レッド仕上げのブレーキキャリパーを装
備しています。
インテリアは、シフトレバーコンソール部を専用仕上げとし、サイサポート付きのスポーツレ
ザーシート、専用レザー仕上げのハンドルが「TI」の証し。また、ブラックトーンのインナー
ルーフパネルや、スモーク仕上げのルームランプユニット、フロアマットがスポーティーな雰囲
気を演出しています。さらに、TI専用グラフィック表示のメーターパネルや、アルミ製スポーツ
ペダル、専用ロゴを刻み込んだキックプレートに加え、アルミマット仕上げのドアミラーもあつ
らえました。
このモデルはアルファ ロメオブランドが持つ価値のすべてを集約して形にしたものであり、世
界中の人々が知るエレガントでスポーティーという独特のフォルムのいわば、大使でもあるの
です。たとえ日常的な運転であっても、極めつけのドライビングプレジャーを満足させる、こ
のモデルが独占しているアルファ ロメオ独自のスポーティーな「世界」に、これから足を踏み
入れようとしているドライバーにとって、「TI」を選ぶことは最適な選択になるでしょう。
●フルタイム4輪駆動システム:アルファ ロメオ Q4
アルファ 159TI 3.2 JTS Q4 Q-トロニックは、センターディファレンシャルにセルフロッ
キング式のトルセンC型を採用。フロント+センター+リアと、3つの独立したディファレン
シャルを備える画期的な4輪駆動システムです。これは最新式トルセンC型ディファレンシャル
の開発により実現したもの。最先端の「ツインデフ」として前輪左右のトルク配分と前後輪の
トルク配分をコントロールし、ディファレンシャル本来の「差動」と、リミテッドスリップディ
ファレンシャル(LSD)としての「差動制限」の2つの機能を提供。
「トルセン」とは、トルク
センシング(駆動トルク感応型)の略称です。
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「アルファ ロメオ Q4」4輪駆動システムは、常時4つのタイヤへ最適な駆動トルクを配分するこ
とで、最上級のアクティブセーフティーとスポーティーな走行性能を約束。トルセンCセン
ターディファレンシャルによる基本的な駆動トルク配分比は、前輪:43 %、後輪:57 %。
その結果、グリップの低い路面でも自動的にスリップを解消し、最良の駆動性能を発揮します。
走行時の駆動トルクは、トルセンCディファレンシャルが刻々と変わるタイヤのグリップに基
づき、前輪と後輪への配分を適切に調整。この結果、安定した駆動性能によるハイレベルなア
クティブセーフティーと同時にスポーティーな走行を実現しています。この駆動トルク配分は、
電子制御機構に頼らず「メカニカル」に調整されるので、その変化はスムーズかつ穏やか。駆
動トルク配分の変化に由来する違和感を排除したため、リラックスした運転を存分に楽しむこ
とができるのです。Q4システムは路面のグリップを失わない限り、路面状況の変化に応じ、穏
やかかつスムーズに最適な駆動トルク配分の調整を実行。さらに、電子制御式のスタビリティ
コントロール機能(VDC:Vehicle Dynamic Control)が、この「メカニカル」なシステ
ムをバックアップすることで、ダイナミックなパフォーマンスと安全性を高め、アルファ ロメ
オ哲学を実践しています。最先端テクノロジーを駆使した効果と主な特徴は以下の通りです。
◆「ツインデフ(フロント+センター)
」として機能する、セルフロッキング式の最新型トルセ
ンCディファレンシャルを採用したフルタイム4輪駆動システムは、ロードホールディング
性能だけでなく、運転する楽しみや、スムーズなレスポンスを大きく改善。アンダーステア
とオーバーステアの最適なバランスや、アルファ 159本来の意のままに操れるコントロー
ル特性、そして最良のアクティブセーフティーにつなげることができたこのシステムは、ほ
かの電子制御式駆動トルクコントロールシステムなどでは到底実現できなかったこと。積雪
路面などでのトラクション性能改善を目標にした簡易システムとは一線を画しています。
◆基本的な駆動トルク配分を後輪側主体としたことで、運転する楽しさが格段に向上。同時に、
車自体のコントロール応答性が高まり、たとえ緊急回避や高速走行中の急激なレーンチェン
ジでも、ハンドル操作の安定性を損なうことはありません。
◆滑りやすい路面でも電子制御式のトルク配分機構に頼らず、適切な駆動トルク配分を瞬時に
得ることで走行時の駆動安定性を向上し、あらゆる路面条件でもスタビリティの高い走りを
約束します。
アルファ 159 のQ4モデルは、アルファ ロメオが考える理想の4輪駆動システムを具現したも
の。それは、最新式の電子制御テクノロジーに支えられた「メカニカル」システムの作動によ
り、極上のダイナミックパフォーマンスや究極の安全性とともに最上級の快適性と運転する楽
しみを約束する車ということになります。
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Alfa Romeo PRESS
●Blue&MeTMシステム
Blue&Me(ブルー&ミー)システムは、フィアットグループ オートモービルズ社とマイク
ロソフト社が3年の月日をかけて開発しました。自動車専用の革新的なテレマチックシステム
を開発するため、両社は2004年7月に長期的計画に基づいたパートナーシップを携えること
に合意。その結果、この名前が示唆するように、ユーザーとテクノロジーを完璧なまでに融合
させる統合化技術を用いた製品が市場に誕生したのです。
ウインドウズ モバイルOSを基本にした自動車専用システムとして、このデバイスはオープン
ソースタイプのソフトウエアーを採用。常にタイミングよくアップデートが可能なことや、フ
レキシブルなモジュラー構成が優れた特徴です。マニェーティ マレッリの協力により、フィアッ
トグループ オートモービルズ社とマイクロソフト社は、ほとんどすべての携帯電話や携帯型
ミュージックプレーヤー、そのほかのモバイル機器に対して対応できるシステム基盤を提供し
ます。これは、高価で柔軟性に乏しい現在のハードウエアーにとって代わるものであり、すで
に車に組み込まれた状態でも、将来の状況変化に対し、常に適応できることが大きなアドバン
テージ。しかも、誰もが買いやすい値段で提供されます。
Blue&Meは、優れた安全性と操作性が自慢。ボイスコントロール(音声認識制御)システム
は、ブルートゥース*対応携帯電話を使えば、ハンドルに組み込まれた専用のスイッチと、メー
ターパネル内の画面表示によるハンズフリー通話が可能。つまり、ジャケットのポケットやバッ
グの中に携帯電話が入っていても、ユーザーはハンドルから手を離すことなく、車内に設置さ
れた専用マイクとスピーカーにより通話することができます。最新式の音声認識システムは、
事前の学習時間が不用なので、初めてでも、すぐにコミュニケーションを実現。さらに、入力
されたテキストメッセージを音声に変換することもできます。
また、iPodをはじめ音楽再生機能付き携帯電話、MP3プレーヤー、スティック型USBメモリー
などを車内に設けたUSBポートに接続することで、MP3や、WMA、WAVフォーマットの
デジタル再生音楽をいつでも聴くことができます。
※Blue&Meはフィアットグループ オートモービルズ社の、iPodは米国アップル社の登録商標です。
*:ブルートゥース(Bluetooth)とは、距離にしておよそ10m以内の短距離無線通信システムのことです。
− 23 −
●主要諸元
アルファ 159
○寸法・重量
3.2 JTS Q4 Q-トロニック
〈イタリア仕様車〉
全長(mm)
4,690
全幅(mm)
1,830
全高(mm)
1,425
2,705
ホイールベース(mm)
トレッド(mm)
前輪
1,580
後輪
1,560
1,780
車両重量(kg)
5
乗車定員(名)
トランクルーム容量(
405
)
左
ハンドル位置
○エンジン
形式
横置き・V型6気筒、DOHC24バルブ
チェーン駆動式+ラッシュアジャスター
吸気、排気:連続可変バルブタイミング
ボア×ストローク (mm)
89.0×85.6
総排気量 (cm3)
3,195
最高出力〈kW(PS)/rpm〉
191(260)/6,300
最大トルク〈N・m(kgm) /rpm〉
322(32.8)/4,500
圧縮比
11.25:1
燃料供給装置
直噴式電子制御燃料噴射
使用燃料
燃料タンク容量 (
無鉛プレミアムガソリン
)
69
○トランスミッション
形式
駆動方式
シーケンシャルモード付き6速オートマチック
4輪駆動(トルセンC型センターデフ)
○クラッチ
形式
ロックアップ付きトルクコンバーター
○ステアリング
形式
パワーアシスト付きラック&ピニオン
最小回転半径(m)
5.55
○サスペンション
前輪
ダブルウィッシュボーン
リンク結合式スタビライザー
後輪
マルチリンク
リンク結合式スタビライザー
○ブレーキ
形式
前輪
X型-2系統油圧式(バキュームサーボ付き)
ベンチレーテッドディスク
後輪
対向型4ポッドキャリパー(ブレンボ製)
アルミ製モノブロック
ベンチレーテッドディスク
○タイヤサイズ
235/40R19
○動力性能
最高速度(km/h)
240
CO2排出量(g/km)
289
○展示車ボディカラー
コンペティション レッド
※参考出品のため、諸元値などはメーカー参考値です。以下に記載している主な装備は、
日本仕様車の計画例です。
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Alfa Romeo PRESS
●主な装備
○エクステリア
アルファ 159
熱線/紫外線吸収式フロントガラス
バイキセノンヘッドライト:光軸自動補正式
ヘッドライトウォッシャー
フロント/リアフォグランプ
ヒーテッド電動ドアミラー:電動格納式
サイドスカート+専用エンブレム
レッド仕上げブレーキキャリパー
専用19インチ:アロイホイール
ツインサイレンサー式デュアルエキゾーストパイプ
●
●
●
●
●
◇
◇
◇
●
○インテリア
アルミ製スポーツペダル
専用キックプレート
専用メーターパネル
3連サブメーター:燃料、
エンジン水温、
エンジン油温
マルチファンクションディスプレイ
・トリップコンピューター:2画面表示式
・エンジンオイル量表示、
警告メッセージ機能
・ドア、
トランクリッドモニター機能
・車外ランプバルブモニター機能
・外気温度、
時刻、
点検時期表示機能
専用レザーステアリングホイール
前席センターアームレスト:二層トレイ付き
専用スポーツレザーシート(サイサポート付き)
後席センターアームレスト:小物入れ付き
スキーポケット
分割可倒式後席バックレスト(6:4)
◇
◇
◇
●
●
●
●
●
●
●
◇
●
◇
●
●
●
○快適装置
ダスト/ポーレンフィルター
ミスト(結露)/オド(臭気)/レインセンサー
自動防眩ルームミラー
オートライト:感度調節式
インテリジェントウォッシュ機能付きワイパー
フォローミーホーム(ヘッドライトのタイマー機能)
クルーズコントロール
前席ランバーサポート+シートヒーター
センターコンソール部アンビエント照明
デュアルゾーン式フルオートエアコン
パワーウインドー:タイマー付き
車速感応集中ロック:衝撃感知解除式
キーレスエントリー:アンサーバック付き
●
●
●
●
●
●
●
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●
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●
●
●
●
集中ロック連動式給油リッド
○安全装置
セーフティースターター(急発進防止)システム
デュアルエアバッグ(助手席キャンセラー付き)
運転席ニーエアバッグ
サイドエアバッグ(前席シート組込式)
ウインドエアバッグ
ABS+EBD
VDC(ASR+HBA+MSR)
ヒルホールドシステム(坂道発進補助機能)
前席3点式シートベルト+プリテンショナー+ロードリミッター
サイドインパクトビーム
アルファコードⅡ(イモビライザー)
3点式ISOFIX チャイルドシートアンカー
衝撃感知解除式集中ドアロック
ファイヤープリベンションシステム (FPS)
●:標準装備、◇:専用装備
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●
●
●
●
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●
●
●アルファ 159 スポーツワゴン 2.2 JTS セレスピード
ディスティンクティブ<日本仕様車>
新世代の6速セレスピードを搭載した「アル
ファ 159スポーツワゴン2.2JTSセレスピード
ディスティンクティブ」。展示車のボディカ
ラーはカーボンブラックです。
アルファ 159スポーツワゴンは、ジョル
ジェット・ジウジアーロとアルファ ロメオス
タイリングセンターの共同開発により生まれ、
そ の ボ デ ィ サ イ ズ は 全 長 4,690 mm、 幅
1,830 mm、高さ1,440 mm、ホイール
ベース2,705 mm(2.2 JTS:国内届け値)です。とりわけ全長は、アルファ159とまっ
たく同じということも特徴のひとつ。サイドパネルでは、優美なプレスラインがフロントから
リアまで一切ためらうことなく、流れるように走ります。
このプレスラインは、洗練された陰影効果を巧みに利用。車全体に軽快感としなやかさを映し出
す、最新のデザインモチーフです。その結果、ステーションワゴン特有の「余分なボリューム
感」をまったく感じさせない、スポーティーな車が誕生。これは、多くのステーションワゴンの
前に立ちはだかる大きな壁を乗り越え、魅力にさらなる磨きをかけたアルファ 159スポーツ
ワゴンの特徴です。また、
「デザイナーズスペース」とも言うべき、大容量のラゲッジルームを
用意。休日のレジャーに仕事にと、ユーザーの多様なニーズに充分に応える車です。
アルファ 159スポーツワゴンは、スポーティーさとドライビングパフォーマンスの点でも一切
の妥協を許しません。2.2 JTSエンジンを搭載したモデルは、最高出力136 kW (185 PS)
を6,500 rpm、230 N・m (23.4 kgm)の最大トルクを4,500 rpmで発生。最高速度は
220 km/h、0〜100 km/h発進加速は9.0秒、というパフォーマンスを実現しています(メー
カー参考値)
。
ラゲッジルーム容量は445リットル(後席格納時:1,235リットル)とし、156スポーツワゴ
ンに比べ85リットル増加。優れたボディ構造に加え、車内空間を効率的に活用するなど、多岐
にわたる改良を重ねた結果、広々としたラゲッジルームが実現しました。
車全体と調和するデザインのリアエンドには、アルファ ロメオの伝統的なデザインモチーフに、
アルファ 159らしい特徴、そして、スポーツワゴン独特の要素をちりばめました。コンパク
トにまとめられたパッセンジャールームには、アルファ ロメオ伝統の「スポーティー」を色濃
く反映。随所に見られる、特有のスタイリングセンスがここにも秘められています。フロントエ
ンドはアルファ 159同様、アルファ ロメオを語るのに欠かせない盾形グリルが力強く大きく
そびえ、
「優雅さ」と「確固とした自己主張」を表現しています。
− 26 −
Alfa Romeo PRESS
●新世代セレスピード
このアルファ 159 スポーツワゴン 2.2 JTSには、新世代のセレスピードトランスミッションを
搭載。このセレスピードは6速マニュアルトランスミッションに、電子制御油圧作動式クラッチ
コントロール機構と自動変速機構を組み合わせた、2ペダル式セミオートマチックトランスミッ
ションです。マニュアルトランスミッションをベースにしたことで、MT車並みのシンプルな構
成、軽量、良好な燃費経済性とともに、トルクコンバーター式では決して味わうことができない
ダイレクトなドライブフィーリングが最大の特徴。また、シフトレバーでの操作に加え、ハンド
ル背面のパドル式スイッチにより、クラッチ操作なしで自由自在にシフトチェンジできます。さ
らに従来のセレスピードに比べ、操作や変速制御ロジック、メカニズムを刷新し、新世代と呼ぶ
にふさわしい進化を遂げました。以下に、従来型との相違点について、それぞれ簡単に説明しま
しょう。
シフトレバー操作:
新型セレスピードでは、従来型よりも直観的な操作ができるよう変更しました。
◆従来型では、シフトチェンジ後にシフトレバーは常にセンターポジションへ戻りましたが、
新型では R (リバース)
、 N (ニュートラル)
、中央(前進走行)
、3つの固定ポジション
を設け、操作後も、それぞれの位置へシフトレバーが留まります。
◆マニュアルモードやドライブモードへの切り換えは、シフトレバーを右側へ傾ける方法へ変
更。従来の「CITY(シティ)モード」は、より広い適応性を示す「ドライブモード」に名
称を変え、シフトインジケーター表示は
D
と改めました。
◆シフトアップとシフトダウンの操作方向を変更。シフトレバーを後方へ引くとシフトアップ、
シフトレバーを前方へ押すとシフトダウンとし、モータースポーツ用マシンと同じように、
走行中の体感Gと一致します。
− 27 −
変速制御ロジック:
◆シフトコンソールには「ノーマルシフト」と「スポーツシフト」を切り換えることができる
SPORT (スポーツ)スイッチを新たに設定。スポーツシフトを選ぶとエンジン制御のプ
ログラムマップをはじめ、クラッチコントロールの作動制御や変速時のアシスト機能、自動
変速ポイント(ドライブモードのみ)などがスポーツ走行に最適な仕様に変わります。また、
スポーツシフトはマニュアル(手動変速)モードだけでなく、ドライブ(自動変速)モード
でも選ぶことができます。
◆ドライブモードでのキックダウンではジャンプシフトも可能。たとえば、6速ギアでの走行
中にアクセルペダルを大きく踏み込んでキックダウンを作動させると、3速ギアへ直接シフ
トダウンすることができ、素早い追い越し加速を実現します(走行速度やシフト後のエンジ
ン回転数などに制限があります)。
メカニズム:
クラッチコントロールと自動変速機構用に、それぞれ専用の油圧回路を設定し、自動クラッチ
と自動変速の作動を格段に素早く、スムーズに処理するよう進化。新型セレスピードではアク
チュエーター用油圧回路を個別に分けるだけなく、クラッチコントロールには専用のクラッチ
液(いわゆるブレーキフルード)を、自動変速機構にはセレスピードオイル(油圧システム作
動油)を採用。油圧回路を2つに分けたことで、作動応答性が大きく向上し、シフトアップ/
ダウンの所要時間を約20 %短縮。また、クラッチ液は温度に対する粘性変化が小さいので作動
安定性が高く、信頼性の向上にも貢献しています。
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Alfa Romeo PRESS
●主要諸元
アルファ 159 スポーツワゴン
○寸法・重量
2.2 JTS セレスピード ディスティンクティブ
ヴィラ・デステ
全長(mm)
4,690
全幅(mm)
1,830
全高(mm)
1,440
2,705
ホイールベース(mm)
トレッド(mm)
前輪
1,580
後輪
1,560
1,630
車両重量(kg)
5
乗車定員(名)
ラゲッジルーム容量(
445 [1,235]
)
右
ハンドル位置
[ ]内は後席格納時
○エンジン
形式
横置き・直列4気筒、DOHC16バルブ
チェーン駆動式+ラッシュアジャスター
吸気、排気:連続可変バルブタイミング
ボア×ストローク(mm)
86.0×94.6
総排気量(cm3)
2,198
最高出力〈kW(PS)/rpm〉
136(185)/6,500
最大トルク〈N・m(kgm)/rpm〉
230(23.4)/4,500
圧縮比
11.3:1
燃料供給装置
直噴式電子制御燃料噴射
使用燃料
燃料タンク容量(
無鉛プレミアムガソリン
)
70
○トランスミッション
形式
ATモード付き6速シーケンシャル
駆動方式
前輪駆動
○クラッチ
形式
乾式単板ダイヤフラム(電子制御式油圧作動)
○ステアリング
形式
パワーアシスト付きラック&ピニオン
最小回転半径*(m)
5.55
*:外輪軌跡
(メーカー参考値)
○サスペンション
前輪
ダブルウィッシュボーン
リンク結合式スタビライザー
後輪
マルチリンク
リンク結合式スタビライザー
○ブレーキ
形式
X型-2系統油圧式(バキュームサーボ付き)
前輪
ベンチレーテッドディスク
後輪
ディスク
○タイヤサイズ
235/45R18
○動力性能(メーカー参考値)
最高速度(km/h)
220
CO2排出量(g/km)
219
○展示車ボディカラー
カーボン ブラック
■東京地区車両本体価格(税込み)
2.2 JTS セレスピード ディスティンクティブ ヴィラ・デステ
− 29 −
5,050,000円
●主な装備
○エクステリア
アルファ 159 スポーツワゴン
熱線/紫外線吸収式フロントガラス
●
バイキセノンヘッドライト:光軸自動補正式
●
ヘッドライトウォッシャー
フロント/リアフォグランプ
●
●
ヒーテッド電動ドアミラー:電動格納式+メモリー機能付き
●
ツインサイレンサー式デュアルエキゾーストパイプ
●
18インチ:アルミホイール
メタリックペイント
●
○
○インテリア
コクピット仕様インストルメントパネル
プッシュボタン式スターター
3連サブメーター:燃料、水温、油温
マルチファンクションディスプレイ
・トリップコンピューター:2画面表示式
・エンジンオイル量表示、警告メッセージ機能
・各種モニター機能
・外気温度、時刻、点検時期表示機能
レザーステアリングホイール&シフトノブ
ポルトローナ・フラウ製レザーシート
スキーポケット
分割可倒式後席バックレスト(6:4)
カートリッジ式トノカバー
マルチポジションネット
●
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●
○快適装置
ダスト/ポーレンフィルター
照明付きバニティミラー:助手席
インテリジェントウォッシュ機能付きワイパー
フォローミーホーム(ヘッドライトのタイマー機能)
クルーズコントロール
フロントパワーシート(運転席メモリー機能付き)
運転席ランバーサポート
センターコンソール部アンビエント照明
デュアルゾーン式フルオートエアコン
パワーウインドー:タイマー付き
車速感応集中ロック:衝撃感知解除式
キーレスエントリー:アンサーバック付き
集中ロック連動式給油リッド
画面表示式パーキングセンサー(フロント/リア)
リバースシフト連動リアワイパー
●
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●
●
○安全装置
セーフティースターター(急発進防止)システム
デュアルエアバッグ(助手席キャンセラー付き)
運転席ニーエアバッグ
サイドエアバッグ(前席シート組込式)
ウインドエアバッグ
ABS+EBD
VDC(ASR+HBA+MSR)
ヒルホールドシステム(坂道発進補助機能)
前席3点式シートベルト+プリテンショナー+ロードリミッター
サイドインパクトビーム
アルファコードⅡ(イモビライザー)
3点式ISOFIX チャイルドシートアンカー
衝撃感知解除式集中ドアロック
ファイヤープリベンションシステム(FPS)
●:標準装備、○:オプション装備
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アルファ GT
■アルファ GT
●アルファ GT 1.9 JTDM Q2 ディスティンクティブ<イタリア仕様車>
カロッツェリアの名門ベルトーネとの共同開
発により誕生したアルファ GT。華やかな装い
とエキサイティングなパフォーマンス、快適
性とエレガンスを両立させた新たな解釈のス
ポーティーさを表現しています。今回、これ
らの特徴をさらに強調しているのは「ウニカ」
による特別装備です。まずTIプログラムはコ
ンペティション レッドのボディカラーをはじ
め、18インチサイズのアロイホイール、ス
ポーツ仕上げのメーターパネル、アルミ製ス
ポーツペダルを提供。優れたデザインのレザーシートやインテリアトリムは、ビンテージプロ
グラムからのチョイスです。
マルチジェット式1.9 JTDMターボディーゼルエンジンを搭載するGTは、最高出力110 kW
(150 PS)
、最大トルク305 N・m(31 kgm)を発揮し、最高速度209 km/h、0〜100 km/h
発進加速9.2秒のパフォーマンスを誇っています(メーカー参考値)
。さらに、ヨーロッパでは
「Q2システム」として知られている、トルセン(トルクセンシング)式リミテッドスリップ
ディファレンシャルを前輪のデフユニットに内蔵。このQ2システムの採用により、前輪駆動車
特有の優位性をさらに引き上げることができ、運転する楽しみやコントロール性が向上しただ
けでなく、あるシーンでは4輪駆動車のような優位性も発揮します。このQ2システムを最高出
力110 kW(150 PS)の1.9 JTDMエンジンに組み合わせた理由は、最新式コモンレール
システムによるエンジン単体の卓越したパワーウエイトレシオに注目したことや、今日のター
ボディーゼルエンジンがレーシングフィールドでも主役を演じるほどの存在になったことによ
ります。とりわけ、低回転域で大きなトルクとパワーを発生する1.9 JTDMエンジンとQ2シ
ステムの組み合わせは、まさに完璧。一般的なディファレンシャルユニットを装備したGTに比
べ、ドライブフィーリングやダイナミックパフォーマンスを飛躍的に向上させています。
− 32 −
Alfa Romeo PRESS
●Q2システム
Q2システムの作動原理を簡単に説明しましょう。このシステムのメインコンポーネントは、純
然たる機械式のトルセン式リミテッドスリップディファレンシャル(LSD)
。LSDは車の加速
状況や、タイヤの路面接地力に応じ、的確な差動制限をすることで、常に適切な駆動トルクを
左右の前輪に、それぞれ配分します(この結果、どちらか一方へ駆動トルクが逃げてしまう現
象を回避できます)。同時に、このことは優れた路面接地力を発揮するダブルウィッシュボー
ン式のフロントサスペンションと、Q2システムが効果的に機能するようファインチューニン
グを施した成果です。
大多数のメーカーが前輪駆動方式を採用している事実と同じく、アルファ ロメオが前輪駆動方
式を採用したことは、各オーナーたちにも非常に好評です。それだけで充分ですが、あえて付
け加えれば、前輪駆動方式は重量やスペース効率などの点から構造上の優位性があります。ま
た、前輪駆動方式特有の弱アンダーステア特性がコントロールの限界域でも、車の反応に対し
てドライバーが、より直感的な運転操作ができるので、前輪駆動方式は後輪駆動方式よりも応
答性の点において優れていると言えます。
これらの特性を踏まえ、アルファ ロメオは前輪駆動方式の優位点である、ロードホールディン
グや路面グリップ、惰性走行中の直進安定性を大きく向上させるため、Q2システムを開発し
ました。同時に、VDC(Vehicle Dynamic Control:動的スキッドコントロール)やASR
(Anti Slip Regulation:駆動輪空転防止機能)などの電子制御式スタビリティコントロールシ
ステムの協調作用とハンドルへの振動を抑制するのと同様、加速中のアンダーステア特性も軽
減しています。
− 33 −
●主要諸元
アルファ GT
○寸法・重量
1.9 JTDM Q2ディスティンクティブ
〈イタリア仕様車〉
全長(mm)
4,489
全幅(mm)
1,763
全高(mm)
1,366
2,596
ホイールベース(mm)
トレッド(mm)
前輪
1,524
後輪
1,510
1,365
車両重量(kg)
5
乗車定員(名)
ラゲッジルーム容量(
320 [905]
)
左
ハンドル位置
[ ]内は後席格納時
○エンジン
形式
横置き・直列4気筒
DOHC 16バルブ
過給装置
ターボチャージャー+インタークーラー
ボア×ストローク(mm)
82.0×90.4
総排気量(cm3)
1,910
110(150)/4,000
最高出力〈kW(PS)/rpm〉
305(31)/2,000
最大トルク〈N・m(kgm)/rpm〉
18.0:1
圧縮比
コモンレール直噴式電子制御燃料噴射
燃料供給装置
軽油(ディーゼル)
使用燃料
燃料タンク容量(
63
)
○トランスミッション
形式
6速マニュアル
駆動方式
前輪駆動+Q2システム(LSD)
○クラッチ
形式
乾式単板ダイヤフラム
○ステアリング
形式
パワーアシスト付きラック&ピニオン
最小回転半径(m)
5.75
○サスペンション
前輪
ダブルウィッシュボーン
リンク結合式中空型スタビライザー
後輪
マクファーソンストラット
不等長トランスバースリンク+スタビライザー
○ブレーキ
形式
X型-2系統油圧式(バキュームサーボ付き)
前輪
ベンチレーテッドディスク
後輪
ディスク
○タイヤサイズ
225/40R18
○動力性能
最高速度(km/h)
209
CO2排出量(g/km)
165
○展示車ボディカラー
コンペティション レッド
※参考出品のため、諸元値などはメーカー参考値です。以下に記載している主な装備は、展示車の例です。
− 34 −
Alfa Romeo PRESS
●主な装備
○エクステリア
アルファ GT
アルミマット仕上げフロントグリル
フロント/リアフォグランプ
ヒーテッド電動ドアミラー:アルミマット仕上げ
リアデフロスター
スポーツサスペンション
18インチ:アロイホイール
Q2エンブレム
クローム仕上げテールパイプフィニッシャー
◇
●
◇
●
◇
◇
◇
◇
○インテリア
アルミ製スポーツペダル
スポーツメーターパネル
◇
◇
●
●
●
●
●
●
◇
◇
◇
◇
●
◇
●
マルチファンクションディスプレイ
・トリップコンピューター
・エンジン油温計表示機能
・チェックモニター機能
ティルト+リーチ調整式ステアリングホイール
オーディオコントロール用ステアリングスイッチ
レッドステッチ付きレザーステアリングホイール
レッドステッチ付きレザーシフトノブ
レッドステッチ付きパーキングブレーキレバーブーツ
ダークグレー仕上げセンターコンソール
高さ調整式ドライバーズシート
レッドステッチ付きブラックレザーシート
スキーポケット
分割可倒式リアシート(6:4)
●
●
ラゲッジネット+ラゲッジフック
○快適装置
デュアルゾーン式フルオートエアコン
●
●
●
●
●
●
●
●
●
●
●
●
●
ミスト(結露)/オド(臭気)/レインセンサー
FM-AMラジオ/MP3対応CDプレーヤー
BOSEサウンドシステム
10連奏CDチェンジャー
クルーズコントロール
フォローミーホーム(ヘッドライトのタイマー機能)
インテリジェントウォッシュ機能付きワイパー
前席シートヒーター
運転席ランバーサポート
パワーウインドー:タイマー付き
集中ドアロック(衝撃感知解除式)
キーレスエントリ
○安全装置
デュアルエアバッグ(助手席キャンセラー付き)
サイドエアバッグ(前席シート組込式)
ウインドエアバッグ
ABS+EBD
VDC(ASR+HBA+MSR)
前席高さ調整機能、
ロードリミッター付き3点式シートベルト+プリテンショナー
ISOFIX チャイルドシートアンカー
アルファコードⅡ(イモビライザー)
ファイヤープリベンションシステム(FPS)
●:標準装備、◇:専用装備
− 35 −
●
●
●
●
●
●
●
●
●
●アルファ GT 2.0 JTS セレスピード コレッツィオーネ<日本仕様車>
「アルファ GT2.0 JTSセレスピード コレッ
ツィオーネ」は、GTシリーズのスペシャル
バージョン。展示車のボディカラーは、クリ
スタル ライトブルーです。
コレッツィオーネ(Collezione、英語:
Collection)は、アルファ GTにシックな
感覚の特別装備を施したスペシャルモデル。
エクステリアでは専用デザインの17インチ
アロイホイールをはじめ、アルミマット仕上
げのフロントグリルやドアミラー、クローム仕上げのテールパイプフィニッシャーを新たに装
備しました。
インテリアは、ブルーを基調にした斬新なカラーコーディネイトにより、イメージを刷新。ブ
ルーとクリームで彩った上質な2トーンカラーのレザーシートをはじめ、ブルーに仕上げたオー
ディオコントローラー付きレザーステアリング、グラフィック表示を一新したホワイトメーター
パネル、ブルー仕上げのセンターコンソールを備え、コレッツィオーネ独自の雰囲気を演出して
います。また、車へ乗り込むときにドアを開けると、クリーム色のドアインナートリムが視線を
引き、足元には専用ロゴプレート付きフロアマットや専用キックプレートがオーナーの満足感を
約束。洗練されたラグジュアリークーペ感覚とアルファ ロメオ伝統のドライビングプレジャー
を兼ね備え、好評を博しているアルファ GTに、イタリアデザインを実感させる個性を添えて
います。
− 36 −
Alfa Romeo PRESS
●主要諸元
アルファ GT
○寸法・重量
2.0 JTS セレスピード
コレッツィオーネ
全長(mm)
4,495
全幅(mm)
1,765
全高(mm)
1,375
2,595
ホイールベース(mm)
トレッド(mm)
前輪
1,515
後輪
1,500
1,360
車両重量(kg)
5
乗車定員(名)
ラゲッジルーム容量(
320 [905]
)
右
ハンドル位置
[ ]内は後席格納時
○エンジン
形式
横置き・直列4気筒
DOHC 16バルブ
ボア×ストローク(mm)
83.0×91.0
総排気量(cm3)
1,969
最高出力〈kW(PS)/rpm〉
122(166)/6,400
最大トルク〈N・m(kgm)/rpm〉
206(21.0)/3,250
11.5:1
圧縮比
直噴式電子制御燃料噴射
燃料供給装置
無鉛プレミアムガソリン
使用燃料
燃料タンク容量(
63
)
○トランスミッション
形式
オートマチック/スポーツモード付き 5速シーケンシャル
駆動方式
前輪駆動
○クラッチ
形式
乾式単板ダイヤフラム(電子制御式油圧作動)
○ステアリング
形式
パワーアシスト付きラック&ピニオン
最小回転半径*(m)
5.75
*:外輪軌跡
(メーカー参考値)
○サスペンション
前輪
ダブルウィッシュボーン
リンク結合式中空型スタビライザー
後輪
マクファーソンストラット
不等長トランスバースリンク+スタビライザー
○ブレーキ
形式
X型-2系統油圧式(バキュームサーボ付き)
前輪
ベンチレーテッドディスク
後輪
ディスク
○タイヤサイズ
215/45R17
○動力性能(メーカー参考値)
最高速度(km/h)
216
CO2排出量(g/km)
208
○展示車ボディカラー
クリスタル ライトブルー
■東京地区車両本体価格(税込み)
2.0 JTS セレスピード コレッツィオーネ
4,560,000円
− 37 −
●主な装備
○エクステリア
アルファ GT
インテークグリルアクセントライン
熱線/紫外線吸収式フロントガラス
キセノンヘッドライト(ロービーム):光軸自動補正式
ヘッドライトウォッシャー(ポップアップ式)
フロント/リアフォグランプ
ウインドウォッシャーノズルヒーター
ヒーテッド電動ドアミラー
リアデフロスター
サイドスカート
専用デザイン17インチ:アルミホイール
メタリックペイント
◇
●
●
●
●
●
●
●
◇
◇
◇
○インテリア
前席カップホルダー
●
●
◇
◇
●
●
●
●
●
◇
●
◇
●
●
●
照明付き前席バニティミラー(両席)
専用ロゴ付きフロアマット(ブルー)
ステンレス仕上げキックプレート
マルチファンクションディスプレイ
・トリップコンピューター
・チェックモニター機能
ティルト+リーチ調整式ステアリングホイール
オーディオコントロール用ステアリングスイッチ
スポーツレザーステアリング(ブルー)
高さ調整式ドライバーズシート
専用スポーツレザーシート(ブルー)
スキーポケット
分割可倒式リアシート(6:4)
ラゲッジネット+ラゲッジフック
○快適装置
デュアルゾーン式フルオートエアコン
ミスト(結露)/オド(臭気)/レインセンサー
●
●
●
●
●
●
●
●
●
●
●
●
●
FM-AMラジオ/MP3対応CDプレーヤー
BOSEサウンドシステム
10連奏CDチェンジャー
クルーズコントロール
フォローミーホーム(ヘッドライトのタイマー機能)
インテリジェントウォッシュ機能付きワイパー
前席シートヒーター
運転席ランバーサポート
パワーウインドー:タイマー付き
集中ドアロック(衝撃感知解除式)
キーレスエントリー
○安全装置
デュアルエアバッグ(助手席キャンセラー付き)
サイドエアバッグ(前席シート組込式)
●
●
ウインドエアバッグ
ABS+EBD
●
●
VDC(ASR+HBA+MSR)
前席高さ調整機能、
ロードリミッター付き3点式シートベルト+プリテンショナー
●
●
ISOFIX チャイルドシートアンカー
●
●
●
アルファコードⅡ(イモビライザー)
ファイヤープリベンションシステム(FPS)
●:標準装備、◇:専用装備
− 38 −
アルファ ブレラ、アルファ スパイダー
■アルファ ブレラ、アルファ スパイダー
アルファ ロメオの新世代を代表するモデルは、ブレラとスパイダー。ブレラは最高出力136 kW
(185 PS)の「2.2 JTS セレスピード<イタリア仕様車>」
。伝統的なクーペの精神に新しい
アプローチを加え、エキサイティングなモデルに仕立てました。スパイダーは、最高出力147 kW
(200 PS)のターボディーゼルエンジンを搭載した「2.4 JTDM Q-トロニック<イタリア仕様
車>」を展示。日本への導入は未定ですが、ヨーロッパでは好評のディーゼルエンジンに6速
オートマチックのQ-トロニックを組み合わせています。
この新型スパイダーは、1950年代のジュリエッタ スパイダーをはじめ1990年代のデュエッ
トやスパイダーにより、アルファロメオがこのカテゴリーにおいて名誉に輝いてきた歴史を想起
させてくれます。また、これらの車は「ウニカ」のビンテージ、コレッツィオーネ、TIプログラ
ムを適用したサンプルモデルです。
●アルファ ブレラ 2.2 JTS セレスピード<イタリア仕様車>
アルファロメオの卓越した技術が編み出した、
調和のとれたフォルムとボディライン。美しさ
と力強さを合わせ持つ、彫刻のようにソリッド
な感覚のある車が誕生しました。感情を極限
まで揺さぶるブレラは、極上のドライビング
プレジャーを実現。プレステージクーペの精
神を端的に表現する車です。企画担当者と設
計者がともにめざしたものは、優雅でスポー
ティーな外観に、最上級セダン並みの上質か
つ快適性に優れた室内空間を持つ車を創り出すことでした。
ジョルジェット・ジウジアーロが設計した魅力あふれるプロトタイプに、モータージャーナリス
トはもちろん、一般ユーザーの評価も高く、数多くの、そして重要な国際的栄誉に輝きました。
ジョルジェット・ジウジアーロがデザインしたアルファ ブレラは、優雅さ際立つイタリア的ス
タイリングセンスとアルファロメオ特有のスポーティーエレガンスを追求。アルファロメオの伝
統を熟慮し尽くした、スポーティーなドライビングプレジャーを実現しました。これは自動車史
におけるマイルストーン的存在である、1900 SSからジュリエッタ・スプリント、アルフェッタ
からジュリア・スプリントGTといった車とも共通する特徴です。
− 40 −
Alfa Romeo PRESS
アルファロメオ車独特のスタイリングに、広々とした車内空間を誇るアルファ ブレラ。全長
4,415 mm、全幅1,830 mm、全高1,365 mm、ホイールベース2,530 mm(2.2 JTS:
国内届け値)のボディにもかかわらず、テーパー状のフロントエンドとリアエンドにより、コ
ンパクト感あふれるデザインに仕上げました。とは言え、このカテゴリーの車にありがちな、
快適性や機能性を削ぐような要素は一切ありません。
アルファ ブレラは数々の最先端装備を搭載。居住性に優れ、採光性の高い、洗練された雰囲気
のインテリアを生み出しました。大型のガラス張りパノラマルーフ<装備車>は、車内に日差
しが燦々と降り注ぎ、さらなる開放感を演出。スレンダーなボディラインをより印象的に描き
出します。オーディオ(FM-AMラジオ/MP-3CD対応CDプレーヤー)と最先端のデュアル
ゾーン式フルオートエアコンのスイッチはインストルメントパネル中央に配置。オーディオに
は、独自の音場空間と臨場感の豊かさでその名を馳せる「BOSE®サウンドシステム<装備車>」
をアルファ ブレラ専用にファインチューニングして採用しました(7スピーカー+サブウー
ファー構成)。
アルファ ブレラ搭載のエンジンもさらなる魅力のひとつ。アルファロメオ全モデルにとって、エ
ンジンとは心臓そのものであり、真の力強さを物語るもの。アルファブレラは魅力的なボディ
ラインと強烈な個性の裏に、最新技術を駆使した、力強いパフォーマンスを誇る傑出した新世
代のJTSエンジンをはじめ、ディーゼルエンジンも用意しています。また、日本仕様車でおな
じみのJTSエンジンは、シリンダーヘッドだけでなくシリンダーブロックにもアルミ軽合金を
用いたオールアルミ製。さらに、連続式の可変バルブタイミング機構を吸気と排気側に備え、
新世代のタイミングチェーン駆動式DOHC直噴ガソリンエンジンです。
◆2.2 JTS:最高出力136 kW (185 PS)
◆3.2 JTS:最高出力191 kW (260 PS)
イタリア仕様車では、ターボディーゼルエンジンもラインアップしています。
◆直列5気筒2.4 JTDM 20 V:最高出力147 kW (200 PS)
− 41 −
アルファ ブレラの魅力は、まだ尽きません。ブレラには革新的なサスペンションレイアウトを
採用。フロントにはハイマウントアッパーアームのダブルウィッシュボーン式を、リアにはマ
ルチリンク式を採用したことで、比類なきダイナミックパフォーマンスを実現。同時に上質な
乗り心地を約束します。また、最先端技術を駆使した、Q4と呼ぶ4輪駆動システムもモデル
<3.2 JTS Q4>に応じて設定。安全性の面では、ブレーキ操作からトラクション制御まで
多彩にドライバーのコントロールを補助する数多くの最新鋭デバイスを装備。その結果、動的
コントロールの限界を飛躍的に高めています。これらの電子制御式デバイスは、ドライバーの
意志を削ぐことなく、安全性に大きく貢献。真のドライビングプレジャーを約束するため、こ
れらの開発においてはさまざまなシミュレーションテストや走行テストを実施しました。
最後になりますが、アルファ ブレラは仕向地に応じた多様性を提供。エンジンでは、2つの
ガソリン直噴式(2.2リットル:最高出力185馬力、3.2リットル:最高出力260馬力)に加
え、最新型マルチジェット式ターボディーゼル(2.4リットル:最高出力200馬力)を用意。
2つのグレードや、10色のボディカラー、4つのインテリアトリム(ファブリック、アルファ
テックス#R#、チベットレザー、ポルトローナ・フラウ®レザー)を取りそろえています。
このほかにも、アルファ ブレラには数多くの最先端デバイスを導入。アルファ ブレラが属する
セグメントで新たなベンチマークを打ち立てました。
イタリア仕様車のアルファ ブレラには、以下の装備も用意しています。
VDC (Vehicle Dynamic Control:動的スキッドコントロール)
、バイキセノンヘッドライト、
7つのエアバッグ、ナビゲーションシステム、ハンズフリー通話/オーディオ操作用ステアリ
ングスイッチ付きハンドル、BOSE®Hi-Fiサウンドシステム(フロントウインドー下にセンター
ミッドツィーターを搭載)、10連奏CDチェンジャー、クルーズコントロール、大径アルミホ
イール(16/17/18インチサイズ)、レインセンサー、ヘッドライト自動点灯用光センサー、
パーキングセンサー、デュアルゾーン式フルオートエアコンシステム、FM-AMラジオ/MP3-CD
対応CDプレーヤー、ポジションメモリー付き運転席パワーシート(ドアミラー連動式)
、バック
レスト分割可倒式リアシート、プッシュボタン式セーフティースターターシステム。
− 42 −
Alfa Romeo PRESS
●主要諸元
アルファ ブレラ
○寸法・重量
2.2 JTS セレスピード
〈イタリア仕様車〉
全長(mm)
4,415
全幅(mm)
1,830
全高(mm)
1,365
2,530
ホイールベース(mm)
トレッド(mm)
前輪
1,580
後輪
1,560
1,580
車両重量(kg)
4
乗車定員(名)
ラゲッジルーム容量(
300 [610]
)
左
ハンドル位置
[ ]内は後席格納時
○エンジン
形式
横置き・直列4気筒、DOHC16バルブ
チェーン駆動式+ラッシュアジャスター
吸気、排気:連続可変バルブタイミング
ボア×ストローク (mm)
86.0×94.6
総排気量 (cm3)
2,198
最高出力〈kW(PS)/rpm〉
136(185/6,500
最大トルク〈N・m(kgm) /rpm〉
230(23.4)/4,500
圧縮比
11.3:1
燃料供給装置
直噴式電子制御燃料噴射
使用燃料
燃料タンク容量 (
無鉛プレミアムガソリン
)
70
○トランスミッション
形式
ATモード付き6速シーケンシャル
駆動方式
前輪駆動
○クラッチ
形式
乾式単板ダイヤフラム(電子制御式油圧作動)
○ステアリング
形式
パワーアシスト付きラック&ピニオン
最小回転半径(m)
5.35
○サスペンション
前輪
ダブルウィッシュボーン
リンク結合式スタビライザー
後輪
マルチリンク
リンク結合式スタビライザー
○ブレーキ
形式
X型-2系統油圧式(バキュームサーボ付き)
前輪
ベンチレーテッドディスク
後輪
ディスク
○タイヤサイズ
225/50R17
○動力性能
最高速度(km/h)
222
CO2排出量(g/km)
221
○展示車ボディカラー
コンペティション レッド
※参考出品のため、諸元値などはメーカー参考値です。以下に記載している主な装備は、
日本仕様車の計画例です。
− 43 −
●主な装備
○エクステリア
アルファ ブレラ
熱線/紫外線吸収式フロントガラス
ハロゲンヘッドライト:光軸補正コントローラー付き
バイキセノンヘッドライト:光軸自動補正式
ヘッドライトウォッシャー
フロント/リアフォグランプ
ヒーテッド電動ドアミラー:電動格納式
ツインサイレンサー式デュアルエキゾーストパイプ
17インチ:アルミホイール
18インチ:アルミホイール
メタリックペイント
●
●
○
○
●
●
●
●
○
○
○インテリア
コクピット仕様インストルメントパネル
プッシュボタン式スターター
3連サブメーター:燃料、水温、油温
マルチファンクションディスプレイ
・トリップコンピューター:2画面表示式
・エンジンオイル量表示、警告メッセージ機能
・ドア、
テールゲートモニター機能
・車外ランプバルブモニター機能
・外気温度、時刻、点検時期表示機能
●
●
●
●
●
●
●
●
●
●
●
●
●
●
●
レザーステアリングホイール&シフトノブ
前席センターアームレスト:小物入れ付き
ヘッドレスト一体型スポーツシート
後席センターアームレスト
スキーポケット
分割可倒式後席バックレスト(6:4)
○快適装置
ダスト/ポーレンフィルター
インテリジェントウォッシュ機能付きワイパー
フォローミーホーム(ヘッドライトのタイマー機能)
クルーズコントロール
運転席ランバーサポート
センターコンソール部アンビエント照明
デュアルゾーン式フルオートエアコン
パワーウインドー:タイマー付き
車速感応集中ロック:衝撃感知解除式
キーレスエントリー:アンサーバック付き
集中ロック連動式給油リッド
リバースシフト連動リアワイパー
●
●
●
○
●
●
●
●
●
●
●
●
○安全装置
セーフティースターター(急発進防止)システム
デュアルエアバッグ(助手席キャンセラー付き)
運転席ニーエアバッグ
サイドエアバッグ(前席シート組込式)
ウインドエアバッグ
ABS+EBD
VDC(ASR+HBA+MSR)
ヒルホールドシステム(坂道発進補助機能)
前席3点式シートベルト+プリテンショナー+ロードリミッター
サイドインパクトビーム
アルファコードⅡ(イモビライザー)
3点式ISOFIX チャイルドシートアンカー
衝撃感知解除式集中ドアロック
ファイヤープリベンションシステム (FPS)
●:標準装備、○:オプション装備
− 44 −
●
●
●
●
●
●
●
●
●
●
●
●
●
●
Alfa Romeo PRESS
●アルファ スパイダー 2.4 JTDM Q-トロニック<イタリア仕様車>
1950年代のジュリエッタ スパイダー、60
年代のデュエット、そして、90年代のアル
ファ スパイダー。伝統あるアルファ ロメオの
歴史の中で、重要な役割を担ってきたアルファ
ロメオのオープンモデルは、常に「自由と喜
び」を具現してきました。新型アルファ スパ
イダーは、アルファ ロメオが長い歴史を経て
作り上げてきた、これらのオープンモデルの
自然な形での進化形として、
「自由と喜び」の
精神を受け継いでいます。オープンモデルは
常に、高ぶるエモーション、運転する楽しさ、力強く、しなやかなエンジン、そして極上のス
タイリングを表現。このアルファ スパイダーも然り。真のスポーツカーの特徴である本質的な
シンプルさを追求、アルファ ロメオの正統な後継者として、最新技術を搭載した車です。
アルファ スパイダーは、名門カロッツェリアのピニンファリーナとアルファ ロメオスタイルセ
ンターがデザインを手掛けました。明白なまでのイタリアンエレガンスと、独自性が際立つ、
比類なきスタイリングが特徴。アルファ ロメオの伝統を完璧に継承する、スポーティーなドライ
ビングを約束します。フロントエンドは、アルファ ロメオの最新世代トレンドを取り入れつつ、
世界の自動車史にその名を残すアルファ ロメオのスポーツカーらしさを存分に感じさせます。ま
ずは、ボディサイドを貫くアクセントライン。見る人の目を奪わずにはいられないデザインです。
サイドパネルには、凹凸を意識したデザインを採用したことで、ダイナミックな印象をさらに強
調。筋骨たくましいホイールアーチはアルファ スパイダーの使命とも言えるスポーティー感とと
もに、優雅さや軽快さを象徴しています。また、リアショルダーのウイングや、ラウンドシェイ
プのトランクとリアバンパーがさらに軽快さを強調します。
高品質の素材と数々の最新装備を搭載したアルファ スパイダー。乗り心地に優れ、その室内空
間には上質さが薫ります。デュアルゾーン式フルオートエアコン、オーディオコントロール用ス
テアリングスイッチ、VDC(Vehicle Dynamic Control:動的スキッドコントロール)
、クルー
ズコントロール、バードビュー機能付きナビゲーションシステム<イタリア仕様車>、Blue&Me
(ブルー&ミー)と呼ぶブルートゥース機能搭載ハンズフリー電話システム<イタリア仕様車>
など最新装備やデバイスを用意しました。そして今回からリアウインドーをガラス製に変更し、
熱線式リアデフロスターを標準装備。また、フルオートタイプの電動ソフトトップを新たにあつ
らえました。停車中ならば、シートに座ったままスイッチを押すだけで、容易に開閉することが
できます。
− 45 −
<イタリア仕様車>のアルファ スパイダーには3つのエンジンを用意し、それぞれのトラン
スミッションを組み合わせています。
ガソリン直噴式:
◆最高出力136 kW(185 PS)の2.2 JTS:6速マニュアル、6速セレスピード
◆最高出力191 kW(260 PS)の3.2 JTS:6速マニュアル、6速オートマチック
ターボディーゼル:
◆最高出力147 kW (200 PS)の新型直列5気筒2.4 JTDM 20 V:6速マニュアル、6速
オートマチック
また、フロントにはハイマウントアッパーアーム型ダブルウィッシュボーン式、リアにはマル
チリンク式のサスペンションを採用。アルファ ロメオの伝統を忠実に継承し、比類なきダイナ
ミックパフォーマンスを約束するサスペンションシステムです。また、最先端技術を駆使した、
Q4と呼ばれる4輪駆動システムを<3.2 JTS Q4> に設定。安全性の面では、ブレーキ操作か
らトラクション制御まで多彩にドライバーのコントロールを補助する数多くの最新鋭デバイス
を装備。その結果、動的コントロールの限界を飛躍的に高めています。
最新の装備を誇るアルファ スパイダーは、ワールドプレミアを飾った2006年ジュネーブ国
際モーターショーで、12か国のモータージャーナリスト総勢23人からなるカブリオレ委員会
より「カブリオ・オブ・ザ・イヤー2006」を受賞しています。その後、「Auto piu bella
del Web(WEBで最も美しい車)
」と呼ばれるWEB(www.infomotori.com)上コンテストの
読者投票でも栄冠を獲得。このコンテストは、2006年9月1日から12月31日までにオンラ
インマガジン読者が総計10万票以上を投票しました。その結果、アルファ スパイダーは、総合
優勝とともに10カテゴリー中2つの部門(女性、オープンカー)において、参加21モデル中
トップに輝きました。
アルファ ロメオが常にリードしてきた、オープンモデル部門において、安全性、エンジン、ス
タイリングのあらゆる点で、一歩先を行くアルファ スパイダーのコンセプトは妥協なき品質。こ
のコンセプトは、開発当初から生産工程に至るまでに実施された数々の走行テストでも貫き通
されました。バリエーション豊かなインテリア素材、トップレベルのパフォーマンスを誇るエ
ンジンチューニング、魅惑的なアルファサウンド、優れた快適性、最適化された最新鋭サスペ
ンションシステム。そのすべてに、アルファ スパイダーの品質を感じずにはいられません。
− 46 −
Alfa Romeo PRESS
●Q-トロニック
電子制御式6速オートマチックトランスミッションの「Q-トロニック」は、シーケンシャルシ
フト式のマニュアルモードも装備。そのため、組み合わされたアルファ ロメオ製エンジンのポ
テンシャルを最大限に発揮させることができます。その上、自動変速機構により、ドライバー
の操作はわずかにシフトレバーを動かすだけ。 P (パーキング)や、 R (リバース)、 N
(ニュートラル)、 D (ドライブ)、またはシーケンシャル式マニュアルモードへシフトでき、
オートマチックトランスミッションのすべての機能を自在に操作できるというわけです。
Q-トロニックの名称は、文字「Q」と電子制御式装置に用いられる「トロニック」の合成語。
「Q」は、アルファ ロメオが開発した4輪駆動システムである「Q4」システムをイメージさ
せます。このシステムは、レーシングフィールドにも適応するメンテナンス性や、快適で容易
な操作性、アクティブセーフティーの観点から熟慮を重ねて自ら開発したメカニズムとテクノ
ロジーです。一方の「トロニック:Tronic」は、電子制御式コントロールユニットを内蔵する
このシステムが、状況に応じて的確にギアチェンジすることを明快に物語っています。
その作動を簡単に説明すると、以下のようになります。オートマチックトランスミッションは、
とくに市街地走行においてエンジンの能力を最も適切に引き出し、快適なイージードライブを
約束。Q-トロニックは、素早いギアチェンジや、ドライバーが感じる変速ショックを軽減した
ことで、これらの優位性を発揮します。さらに、ドライバーがスポーティーな走行を望むとき
には、シーケンシャルシフト式のマニュアルモードにより、意のままの走行が楽しめることを
約束。マニュアルモードでの手動変速は、シフトレバーを前側(+)に押すとシフトアップ、
シフトレバーを後ろ側(−)へ引くとシフトダウンができます。
− 47 −
Q-トロニックはマニュアルモードのほかに、さらに2つの変速モード「スポーツモード」と「ウ
インターモード」が選べ、日常走行用のノーマルモードも含め、以下のように使い分けること
ができます。
ノーマル/スポーツ/ウインターモード:
シフトコンソールに備える SPORT/WINTER (スポーツ/ウインター)スイッチを押すと、
ノーマルモードからスポーツモードやウインターモードへの切り換えが可能。エンジンの始動
後、スポーツモードやウインターモードを1度選ぶと、再びスイッチ操作で切り換えるか、エ
ンジンを止めるまでは選んだモードを維持します。
◆ノーマルモード
エンジンを始動すると、常にノーマルモードが選ばれます。アクセルペダルの操作マナーにも
よりますが、エンジン回転数の使用範囲を比較的低くするよう、早めにシフトアップする通常
走行に最適なモード。また、ロックアップ機能の作動範囲が最も広く、イージードライブにふ
さわしい快適性を重視。同時に燃費経済性にも優れています。
◆スポーツモード
エンジンの始動後、 SPORT/WINTER スイッチを短く押すとスポーツモードに切り換わり、
シフトインジケーターに
S
を表示。スポーツモードでは自動変速のシフトアップ/シフト
ダウンポイントやロックアップ開始回転数が高回転域に設定され、エンジン回転数を高く保つ
ことができるため、エンジンパフォーマンスを最大限に発揮させるスポーツ走行に最適。また、
山間路やアップダウンの続く道で、エンジンブレーキを積極的に使うように作用します。
◆ウインターモード
エンジンの始動後、 SPORT/WINTER スイッチを長く押すとウインターモードに切り換わ
り、シフトインジケーターに W を表示。ウインターモードは過剰な駆動力を制限し、凍結
路面や積雪路、ぬかるみなど、滑りやすい路面での走行に適しています。控えめな駆動力によ
る発進と加速のため、停止からのスタートは2速ギアを選択。また、走行中は急激な駆動力変
化を避けるよう、通常よりも1段高めのギアに接続し、エンジン回転数を低く保つことができ
ます。そのため、穏やかなアクセル応答性とともにスムーズな駆動特性により、滑りやすい路
面でも安全性の高いコントロール性能を提供します。
− 48 −
Alfa Romeo PRESS
●主要諸元
アルファ スパイダー
○寸法・重量
2.4 JTDM Q-トロニック
〈イタリア仕様車〉
全長(mm)
4,393
全幅(mm)
1,830
全高(mm)
1,371
2,528
ホイールベース(mm)
トレッド(mm)
前輪
1,579
後輪
1,559
1,660
車両重量(kg)
2
乗車定員(名)
トランクルーム容量(
235
)
左
ハンドル位置
○エンジン
形式
横置き・直列5気筒
DOHC 20バルブ
過給装置
ターボチャージャー+インタークーラー
ボア×ストローク (mm)
82.0×90.4
総排気量 (cm3)
2,387
最高出力〈kW(PS)/rpm〉
147(200) /4,000
最大トルク〈N・m(kgm)/rpm〉
400(40.8) /2,000
17.0:1
圧縮比
コモンレール直噴式電子制御燃料噴射
燃料供給装置
軽油(ディーゼル)
使用燃料
燃料タンク容量 (
70
)
○トランスミッション
形式
シーケンシャルモード付き6速オートマチック
駆動方式
前輪駆動
○クラッチ
形式
ロックアップ付きトルクコンバーター
○ステアリング
形式
パワーアシスト付きラック&ピニオン
最小回転半径(m)
5.35
○サスペンション
前輪
ダブルウィッシュボーン
リンク結合式スタビライザー
後輪
マルチリンク
リンク結合式スタビライザー
○ブレーキ
形式
前輪
X型-2系統油圧式(バキュームサーボ付き)
ベンチレーテッドディスク
後輪
対向型4ポッドキャリパー(ブレンボ製)
アルミ製モノブロック
ベンチレーテッドディスク
○タイヤサイズ
225/50R17(235/45R18)
○動力性能(メーカー参考値)
最高速度(km/h)
228
CO2排出量(g/km)
179
○展示車ボディカラー
パールホワイト
※参考出品のため、諸元値などはメーカー参考値です。以下に記載している主な装備は、
日本仕様車〈3.2 JTS〉の例です。
− 49 −
●主な装備
○エクステリア
アルファ スパイダー
熱線/紫外線吸収式フロントガラス
バイキセノンヘッドライト:光軸自動補正式
ヘッドライトウォッシャー
フロント/リアフォグランプ
ヒーテッド電動ドアミラー:電動格納式
デフロスター付きガラス製リアウインドー
ツインサイレンサー式デュアルエキゾーストパイプ
メタリックペイント
17インチ:アルミホイール
18インチ:アルミホイール
電動油圧式ソフトトップ:フルオート式
●
●
●
●
●
●
●
○
○
●
●
○インテリア
コクピット仕様インストルメントパネル
プッシュボタン式スターター
3連サブメーター:燃料、水温、油温
マルチファンクションディスプレイ
・トリップコンピューター:2画面表示式
・エンジンオイル量表示、警告メッセージ機能
・ドア、
トランクリッドモニター機能
・車外ランプバルブモニター機能
・外気温度、時刻、点検時期表示機能
レザーステアリングホイール&シフトノブ
●
●
●
●
●
●
●
●
●
●
●
●
●
センターアームレスト:小物入れ付き
ヘッドレスト一体型スポーツシート
キーロック式リア小物入れ:左右2個
○快適装置
ダスト/ポーレンフィルター
ミスト(結露)/オド(臭気)/レインセンサー
照明付きバニティミラー:助手席
オートライト:感度調節式
インテリジェントウォッシュ機能付きワイパー
フォローミーホーム(ヘッドライトのタイマー機能)
クルーズコントロール
運転席ランバーサポート
センターコンソール部アンビエント照明
●
●
●
●
●
●
●
●
●
●
●
●
●
●
デュアルゾーン式フルオートエアコン
パワーウインドー:タイマー付き
車速感応集中ロック:衝撃感知解除式
キーレスエントリー:アンサーバック付き
集中ロック連動式給油リッド
○安全装置
セーフティースターター(急発進防止)システム
デュアルエアバッグ(助手席キャンセラー付き)
運転席ニーエアバッグ
サイドエアバッグ(シート組込式)
ABS+EBD
VDC(ASR+HBA+MSR)
ヒルホールドシステム(坂道発進補助機能)
3点式シートベルト+プリテンショナー+ロードリミッター
サイドインパクトビーム
アルファコードⅡ(イモビライザー)
衝撃感知解除式集中ドアロック
ファイヤープリベンションシステム (FPS)
●:標準装備、○:オプション装備
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●
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●
アルファ 8C コンペティツィオーネ
■アルファ 8C コンペティツィオーネ<イタリア仕様車>
グランツーリズモ(GT)の華麗なる完成形、
アルファ 8C コンペティツィオーネ。全世
界500台の限定生産です。8C コンペティ
ツィオーネは、2003年のフランクフルトモー
ターショーに出展したコンセプトカーをベー
スに、アルファロメオスタイルセンターがデ
ザインを担当。アルファ・マセラティ スポーツ
カーセンターの最高峰エンジニアによる設計
と生産手法により、開発されました。つまり、
アルファロメオのデザイン部門とマセラティの生産部門の確固たる協力関係が集結し、誕生し
た車です。
8C コンペティツィオーネに託されたのは、栄光に満ちたアルファロメオの歴史、ブランド
イメージとも言える高い技術力、未来への熱い志。そして、アルファロメオの偉大なるスポー
ツの精神を呼び起こす、その名前こそ、歴史をひも解く糸口なのです。まず、
「8C」とは、1930
年代から40年代にかけて天才的設計者と謳われたヴィットリオ・ヤーノ(Vittorio Jano)が設
計した革命的な直列8気筒エンジン搭載車(レーシングカーおよび市販車)に使われた名称。また
「コンペティツィオーネ」は1950年、ミッレミリア(Mille Miglia:イタリアで開催されていた
1,000マイルレース)に出場し、ファンジオ(Fangio)とザナルディ(Zanardi)が運転した
スポーツクーペ「6C 2500コンペティツィオーネ」に敬意を表して継承したものです。
つまり、8C コンペティツィオーネという名前は、単なる思いつきではなく、アルファロメオが
誇る、レーシングカーの歴史に燦然と輝く、栄光の称号。熟練工が築き上げた高い技術力とレー
スに賭ける情熱、エンジンの研究開発と最先端テクノロジー、そして、チャレンジへの興奮が
ひとつになった結果、世界中のレースであまたの勝利に輝き、生まれた文字通り伝説そのもの。
アルファロメオの偉大なる伝統が加味されることで、
「コンペティツィオーネ」という名前は、
より強烈なインパクトを増しました。
将来的に見ても、8C コンペティツィオーネは揺るぎないダイナミズム感を象徴しています。
このダイナミズム感は、卓越性、高い競争力、技術革新を常に追求し続けるアルファロメオを
特徴づけるものであり、8C コンペティツィオーネという車に秘められたキーワードでもありま
す。現在に至るまでにアルファロメオが築き上げた独自の地位を再確認するためにデザインさ
れた、8C コンペティツィオーネ。この車は、到達点ではなく、いわば出発点。心ときめく魅惑
のボディラインと究極のドライビングプレジャー。この2つを兼ね備える、最上級の性能を誇
る車です。
− 52 −
Alfa Romeo PRESS
●スタイリングとエアロダイナミクス:伝統と革新
アルファロメオスタイルセンターが手掛けた8C コンペティツィオーネ。目を奪われずにはいら
れない魅惑のボディラインが、この2シーターモデルをグランツーリズモ(GT)セグメントに
おける特別な存在にしています。デザイナーは目標に掲げた優美なボディラインを損なわずに、
要求されるエアロダイナミクス性能とドライビングパフォーマンスを両立させるため、惜しみ
ない努力を続けました。その結果、車全体の調和を乱す要素のない、極上のしなやかなボディ
ラインが誕生しました。
優れたエアロダイナミクス性能を実現するために力を注いだのは、ボディラインだけではあり
ません。空力特性もそのひとつ。走行中、空気はボディパネル面の障害物(突起物や不整端面)
などによって妨げられることなく、ボディラインに沿うように自然に、スムーズに後方へ流れ
ます。正確無比のモデリングに加え、風洞実験やロードテストを重ねることで、ピラーやガラ
ス面、サイドパネル、そしてドアミラーの形状や位置に至るまで最適化。さらに、最も入念に
研究を重ねたのが、グランドエフェクトです。レーシングカー同様、高速コーナーにおけるス
タビリティを向上するために、負の揚力(揚力係数)を精査しました。
この結果、8C コンペティツィオーネは空力特性やグランドエフェクトなど、総合的な走行性能
を最大限に発揮することはもちろん、引き締まったボディフォルムと精悍さをたたえる車とな
りました。
綿密に設計され、巧妙にデザインされた彫りの深いボディは、8C コンペティツィオーネの特
徴のひとつ。サイドビューでは、フロントホイール上部を後方へと貫くアクセントラインが、
この車のダイナミズムを強調します。大径ホイールと、力強く筋骨隆々のリアフェンダーライ
ンは、このアクセントラインのスムーズな流れを遮ることなく、8C コンペティツィオーネ独
自の個性と強固さを際立たせます。直線的なアクセントラインをひくことで、宝石を思わせる
水滴形のヘッドライト(フロントフェンダーと一体型)
、テクノロジーと合理的デザインが融合
したLED式テールランプユニット、シンプルなデザインのドアハンドルなど、エクステリアモ
チーフひとつひとつの整然とした美しさが、さらに強調されています。フロントエンドでは、
デザインを一新した「口髭」と「盾」が構え、アルファロメオ伝統のキャラクターを色濃く反
映しています。
斬新なボディラインに、アルファロメオ車の未来像を秘めつつ、ティーポ 33 ストラダーレ
やジュリア TZなど、歴史に名を刻む名車の感動さえも忍ばせる8C コンペティツィオーネ。
アルファ ロメオ スタイルセンターは、8C コンペティツィオーネのしなやかなボディラインに
完璧に調和する、現代的センスや技術力を感じさせる新色のボディカラーも開発しました。
− 53 −
●V型8気筒4.7リットルエンジン:イタリアベルカントの滑らかな音の美しさ
エンジンはすべてのアルファ ロメオにとって、脈動する心臓です。8C コンペティツィオー
ネは、排気量4,691 cm3の新型90度V型8気筒エンジンを搭載。このエンジンの開発目標は、
レーシングサーキットから一般公道まで、あらゆる路面で快適かつスムーズなドライビングを
約束するだけでなく、傑出した動力性能を発揮することです。
傑出したエンジンのパフォーマンスデータは、最高出力333 kW(450 PS)/7,000 rpm、最大
トルク470 N・m (46.0 kgm)/ 4,750 rpm、最高許容回転数7,500 rpmとなっています。
コンピューター解析による流体力学に基づいて設計されたシリンダーヘッド内冷却水経路が、
冷却水の循環効率を最適化することで冷却性能を向上した結果、吸気マニホールドの温度を下
げ、吸入空気の密度を高めました。このため、シリンダーごとの混合気充填効率が向上し、最
高のエンジン性能を約束しています。
絶妙なバランスの吸気および排気マニホールド形状は、傑出した吸気/排気効率を実現しまし
た。さらに、吸気側カムシャフトに備えた連続可変式バルブタイミング機構をはじめ、燃焼室
形状とエンジン制御システムの最適化により、わずか2,000 rpmという低い回転数から最大
トルク値の80 %を発揮。市街地走行でも、卓越したフレキシビリティーを提供します。一方、
ワインディングロードでのスポーティーなドライビングでは、吸入効率の高い吸気システムに
加え、ツインプレート式クラッチシステムを採用した結果、フライホイールの慣性質量の大幅
な低減を達成。驚異的なアクセルレスポンスや、シャープな応答特性を実現しています。
クランクシャフトのカウンターウエイトは90度位相式。完璧なダイナミックバランスを誇る
コネクティングロッドに、グラム単位の精密さでピストンを組み合わせた結果、エンジンの回
転時に生じる無用な振動やノイズを排除しています。
シリンダーブロックとクランクケースをアルミ軽合金製とし、クランクシャフトのメインベア
リングは5点支持。ピストン摺動面のフリクションロスを低減しながら、非常に優れたシリン
ダー剛性も達成しています。また、組み合わされるシリンダーヘッドも、アルミ軽合金製とし
ました。冷却水をはじめ、エンジンオイル、2次空気供給システムなど、すべての付加配管経
路をエンジン本体に一体成型としたため、高い剛性を得るとともに、スペース効率や設置性の
信頼性を向上。そのため、エンジン本体を含め、耐久性を大幅に向上しています。
− 54 −
Alfa Romeo PRESS
ウォーターポンプなどのサブユニットをエンジン本体と一体鋳造としたことで、各ユニットと
ともに高い強度を獲得。また、各部の適切な肉厚構造が、無用な振動やノイズの発生を抑制す
ることで、エンジンノイズの低減とエンジンの耐久性も高めました。車の重量配分に配慮した
結果、エンジンは縦置きレイアウトを採用。カムシャフトの駆動にはサイレントチェーンを導
入し、エンジンの寿命が尽きるまで、メンテナンスフリーを約束しています。
注目に値するのは、エンジンサウンドのチューニング。紛れもない8C コンペティツィオーネ独
特のサウンドを奏でるために、吸気と排気システムの「音」を入念にチューニングしました。
そのため、非常に吸気効率の高い吸気システムや、電子制御式コントロールバルブを備える排
気システムを採用。騒音規制や環境対策に対しても充分に配慮しながら、8C独特の魅惑的な
エンジンサウンドを実現したのです。
− 55 −
●トランスアクスル、セミオートマチックトランスミッション、
リミテッドスリップデフ
8C コンペティツィオーネは、エンジンから分離したトランスミッションユニットを車の後方に
配する「トランスアクスル方式」を採用。このレイアウトは過去のアルファ ロメオでもなじみ
深いメカニズムであり、アルファ ロメオの伝統である、傑出したハンドリングパフォーマンス
の源。そして、トラクション性能の改善により、アクティブセーフティーにも大きく貢献して
います。また、車のハンドリングパフォーマンスを決定づける、車両の前後重量配分比率を何
よりも重視。設計の初期段階から、シャシーと一体化した短い前後長のV型8気筒エンジンや、
車の後方に配するトランスミッションユニットなど、グランツーリズモとして要求される設計
要件を、すべて満たしています。
電子制御式6速セミオートマチックトランスミッション(Q-セレクト)は、ハンドルのスポー
ク部背面に備えたパドル式スイッチにより、極めて素早いギアチェンジを実現するために開発。
さらに、手動変速モードの「ノーマル」と「スポーツ」
、自動変速モードの「ノーマル」と「ス
ポーツ」に加え、凍結路面用の「ICE(アイス)
」モードも備えています。また、リミテッドス
リップディファレンシャル(LSD)を標準装備とし、滑りやすい路面も含め、あらゆる路面で
安定した駆動力を発揮するのはもちろん、加速性能も向上しています。
●サスペンション、ホイール、ブレーキシステム
アルファ ロメオの優れた伝統のひとつは、レーシングフィールドから直接フィードバックされ
る設計手法。8C コンペティツィオーネのサスペンションは、ダブルウィッシュボーン式メカニ
ズムをはじめ、鍛造アルミ軽合金製のハブキャリアとサスペンションアームを採用。さらに、
トーコントロール用のリンクアームも装備しています。
ブレーキシステムは過酷な条件下でも安定した制動力と俊敏なブレーキレスポンスを確保する
ため、アルミ軽合金製キャリパーに、ドリルド&ベンチレーテッドディスクを組み合わせまし
た。そして強力なパワーをあますことなく路面に伝えるため、専用の20インチ仕様タイヤを
開発し、フロント:245/35R20、リア:285/35R20サイズを装備。また、専用アロイホ
イールは特殊製法によるアルミ軽合金製とし、軽量化だけでなく、ブレーキディスクの冷却効
率を向上する工夫を施しています。
そして、あらゆる状況下でも、快適なドライビングとアクティブセーフティーを保証するため、
8C コ ン ペ テ ィ ツ ィ オ ー ネ は 、 動 的 ス タ ビ リ テ ィ コ ン ト ロ ー ル と し て 最 新 型 の VDC
(Vehicle Dynamic Control:ビークル ダイナミック コントロール)を標準装備。この電子制
御式装置は、アルファ ロメオの伝統にしたがい、常にドライバーの意志に沿いながら、危険な
状況が差し迫ったときだけドライバーを補助することを特徴としています。
− 56 −
Alfa Romeo PRESS
●高い剛性、軽量化
高い剛性と軽量な構造はハイパフォーマンスカーにとって必須の要素であり、これは8C コン
ペティツィオーネの設計においても欠かせない要件になりました。カーボンファイバー製ボディ
を支える、コンパクトサイズのスチール製フロアパネルは抜群のねじり剛性を誇り、どんな路面
条件でも正確なハンドリングと高い安全性を実現。非常に軽量なカーボンファイバー製ボディと
高剛性スチール製フロア(シャシー)パネルの組み合わせにより、車両重量を最小限にするだけ
でなく、より低い重心位置を確保したことで、アルファ ロメオ伝統の俊敏性とミリ単位で反応
するハンドリングパフォーマンスを約束しています。
●インテリア:個性と技術
インストルメントパネルやインテリアパネルに多種多様な素材を使用することで、実に個性的
なインテリアが完成。これは機能面を重視した選択ではありますが、結果として、8C コンペ
ティツィオーネの精神や、その個性を際立たせることにもつながっています。また、人間工
学に基づいたカーボンファイバー製シートは、ワンオフのレーシングカーと同じようにドラ
イバーの体格に合わせたカスタマイズが可能です。
8C コンペティツィオーネに搭載されるすべての装備が、まさにドライバー仕様のユーザーフレ
ンドリー設計。快適なドライビングポジション、視認性に優れた直感的なインストルメントパ
ネル、スポーティータイプのハンドルから手を離すことなく操作できるQ-セレクトのパドル式
スイッチなど、誰もが等しく、感動を味わえる車です。
イタリアだからこその職人技が光る見事な仕上がりの8C コンペティツィオーネ。まさに、乗る
人の意のままに染められる車。そのほか、多彩なインテリアオプションも用意しています。
仕上げ素材への細心の注意と配慮により、異なる雰囲気とインテリアの仕様をオーナーの要望通
りにカスタマイズすることができます。細部へのこだわりと、クラフトマンシップによる上等な
仕上がりは一目瞭然。たとえば、シートやドアのインナーパネルに選ばれた華やかなレザー、ま
たはレザーと天然繊維を織り込んだ、独創的な最新式加工処理を施した内装素材が深く印象的な
美しさを創り出していることに気づくはずです。さらに、ほんの一例ですが、組み合わせる素材
に応じたステッチ(かがり糸)の色さえも自由に選ぶことができ、まさに自分好みのインテリア
に仕上げることができるのです。
− 57 −
●スポーティードライブがもたらす完璧な満足感
ワイドなタイヤ、低い車高、威厳に満ちたアグレッシブなスタイリング。この車を一目見て、
その虜にならない人はいないはず。なぜなら、美しいという言葉をそのまま車に置き換えたそ
のものだから。ドライバーに語りかけてくるエンジンの低く太いエキゾーストノート。あなた
はドライバーズシートに座り、1速ギアへシフトして車を走らせるだけで、アルファ 8C コン
ペティツィオーネのすばらしさを体感できます。とは言え、あなたはアクセルペダルに触れた
瞬間、最高出力331 kW (450 PS)
、最大トルク470 N・m (47.9 kgm)
、怒濤のパワーを
発するV型8気筒4.7リットルのエンジンをボンネット内に秘めた究極のアルファ ロメオをど
うやって操るべきか、一瞬とまどうかも知れません。しかし、その答えは予想に反し「気楽に
運転すべし」の一言。この車は、あなたが日常に使っている車に比べ、より簡単に、よりシン
プルで直観的に操作できます。さらに、時間をかけて実際の操作になじむほど、ダイレクトな
感覚にあふれ、抜群のハンドリングやアクセルレスポンスを発揮する、アルファ 8C コンペ
ティツィオーネの真のパフォーマンスを喜びとともに実感するはず。つまり、本物のスポーツ
カーでワインディングロードを駆け抜けるときの興奮、あるいはレーシングサーキットだけで
許される高速走行や、強烈な横方向加速度(G)を感じる状況でも、格段に優れたコントロー
ル性能を実感できるというわけです。
アルファ 8C コンペティツィオーネについて、自信を持って言えることは、一切の妥協を排
した比類なきコントロール性能と、究極のドライビングプレジャーを約束するアルファ ロメオ
であること。つまり、徹頭徹尾アルファ ロメオに仕上がっているということです。数値データ
だけでは到底表現できないドライビングプレジャーやダイナミックパフォーマンスは、すべて
のアルファ ロメオに共通する独自の特徴であり、アルファ 8C コンペティツィオーネは、まさ
にそれらの集大成なのです。
− 58 −
Alfa Romeo PRESS
●主要諸元
アルファ 8C コンペティツィオーネ
〈イタリア仕様車〉
○寸法・重量
全長(mm)
4,397
全幅(mm)
1,892
全高(mm)
1,340
2,646
ホイールベース(mm)
トレッド(mm)
前輪
1,591
後輪
1,589
1,575
車両重量(kg)
乗車定員(名)
2
前後重量配分比
49:51
3.5
パワーウエイトレシオ(kg/PS)
左
ハンドル位置
○エンジン
形式
縦置き・90度V型8気筒、DOHC32バルブ
チェーン駆動式
吸気:連続可変バルブタイミング
ボア×ストローク (mm)
94.0×84.5
総排気量 (cm3)
4,691
最高出力〈kW(PS)/rpm〉
330(450) /7,000
最大トルク〈N・m(kgm) /rpm〉
470(47.9) /4,750
比出力〈kW(PS)/
〉
70.6(96)
最高許容回転数
7,500
燃料供給装置
電子制御燃料噴射
使用燃料
燃料タンク容量 (
無鉛プレミアムガソリン
)
88
○トランスミッション
形式
ATモード付き6速シーケンシャル
駆動方式
○ファイナルドライブ
後輪駆動(トランスアクスル)
リミテッドスリップディファレンシャル内蔵
○クラッチ
形式
乾式ダイヤフラム(電子制御式油圧作動)
○ステアリング
形式
パワーアシスト付きラック&ピニオン
最小回転半径(m)
−
○サスペンション
前輪
ダブルウィッシュボーン リンク結合式スタビライザー
後輪
ダブルウィッシュボーン リンク結合式スタビライザー
○ブレーキ
形式
X型-2系統油圧式(バキュームサーボ付き)
前輪
ドリルド&ベンチレーテッドディスク
ディスク外径:330mm
対向型4ポッドキャリパー
(ブレンボ製)
後輪
ドリルド&ベンチレーテッドディスク
ディスク外径:330mm
対向型4ポッドキャリパー
(ブレンボ製)
○タイヤサイズ
前輪
245/35R20
後輪
285/35R20
※参考出品のため、諸元値などはメーカー参考値です。以下に記載している主な装備などは、計画例です。
− 59 −
○動力性能
アルファ 8C コンペティツィオーネ
最高速度(km/h)
290以上
0〜100km/h加速(秒)
4.2以下
0〜1km区間加速(秒)
12.4
100〜0km/h制動距離(m)
35
○ストラクチャー
ボディ材質
カーボンファイバー
インストルメントパネル材質
カーボンファイバー
フロアパネル(シャシー)材質
スチール
●主な装備
バイキセノンヘッドライト:光軸自動補正式
アルミ製スポーツペダル
運転席フットレスト:アルミ製
助手席フットレスト:アルミ製
マルチファンクションディスプレイ
レザーステアリングホイール
ティルト&リーチ電動調整式ステアリングホイール
クルーズコントロール
電動式パーキングブレーキ
デュアルゾーン式フルオートエアコン
パワーウインドー:タイマー付き
●
●
●
●
●
●
●
●
●
●
●
○安全装置
デュアルエアバッグ
ABS+EBD
VDC(ASR+HBA+MSR)
3点式シートベルト+プリテンショナー
●
●
●
●
●:標準装備
○展示車ボディカラー
ブラック
− 60 −
www.alfaromeo-jp.com
www.fiatautojapan-press.com
www.fiatgroupautomobilespress.com
ottobre 2007