アサヒクリーンナビ Web紙面 (PDFファイル)

アサヒクリーンナビ
No.7 MAY 2015
Clean Navi
湘南国際村の
ツツジ
発 行:株式会社アサヒ製作所
発行人:飯田 正博
住 所:〒259-0142 神奈川県足柄上郡中井町
久所300番地
TEL:0465-80-1690 FAX:0465-80-1691
URL http://www.ascl.co.jp
業界トピックス
ホテルリネンの上げ潮、
ビジネスホテルにも波及
もう
〝ビジネスホテル〟
じゃない?
!
歌舞伎町正面からゴジラが顔
をのぞかせるグレイスリー新宿
アサヒナビNo.4で、訪日外国人客の急増から外資系ホテルや国内ホテルの開業ラッシュを招いて
いることをお伝えした。
また、2019年ラグビーW杯と2020年東京オリンピック開催の決定などを背景
に、ホテルリネンへの更なる上昇気運が高まっている。
ところがそのストリームは高級ホテルの分野だ
けでなくビジネスホテルへも波及しつつあり、各地で新規開業や改築が相次いでいる。従来のビジネ
スホテルは宿泊に特化したもので、一般的に宴会場やレストランは無く、客室もシングルルームが大
半であった。
しかし近年はレストランや大浴場などのアメニティーに力を入れており、
“ビジネスホテル”
という範疇を超える高級感・サービス強化の動きが加速しており、家族連れ・カップル・外国人客の需
要を取り込もうとする積極展開により同業他社との差別化を図るケースが増えている。
ゴジラヘッド登場/インバウンド(訪日外国人)狙う
このような新時代ビジネスホテルの象徴が、4月24日開業
これらは現在急増しているインバウンド
(訪日外国人)
ビジ
のワシントンホテル系「ホテルグレイスリー新宿」
(運営は藤田
ネスの取り込みに呼応する活発な動きである。2014年に日
観光㈱)
だ。新宿コマ劇場跡に建つ30階建てで、写真のよ
本を訪れた外国人は過去最高の1341万人を超え、旅行消
うに原寸大ゴジラヘッドがビルの間から顔を出していることか
費額はついに2兆円を突破した。各国の地域別訪日客数と
ら写真を撮る観光客が絶えず、既に新たなランドマークとなっ
伸び率は図表で示す。特にアジア諸国の伸び率が非常に
ている。
ホテル内部はダブルやツインルームが全体の7割強
高く、尖閣諸島問題で関係が悪化した中国も、改善気運の
を占め、
ファミリー層・外国人客を対象とするコンセプトだ。同
高まりで大幅に戻った。旅行会社JTBによれば本年は1500
グループには西口に新宿ワシントンホテルがあり盛況ではあ
万人を上回る予測となり、
インバウンドがアウトバウンド
(日本人
るが客室の6割がシングルの典型的ビジネスホテルのため、
海外渡航)
と同等になると予測、
そうなると何と44年ぶりの
観光客の取り込みには苦戦するなど新旧対照的な動きとな
出来事になるということである。国は2020年にはインバウンド
っている。
2000万人の実現を目指すため、特にアジア圏向けにビザ発
また、
ショッピングという観光資源では新宿に劣らない銀座
給要件の緩和や免税品対象品目拡大を進める意向だ。対
でも、鉄道会社系が次々にビジネスホテルを新設している。
象地域も現在の東京・大阪・京都エリア中心から、
より地方
いずれもダブルベッドの比率を高め、
外国人専門の受付を配
へ分散する施策を進める。
この国を上げたビジネスチャンス
し、Wi-Fi環境を充実するなど既存イメージを脱している。
さ
の拡大に、
リネンサプライ業界としてもしっかりと来るべき需要
らに西日本には店舗数最大のルートイン
(運営はルートインジ
に備えていきたい。
ャパン㈱)が攻勢をかけ、
2015年では250軒という
規模を、2025年までに2倍
アサヒ製作所は昨年11月19日、湘南工場建設の地鎮祭を挙
の500軒へと店舗網拡充
行し、
この湘南の新天地に記念すべき第一歩を踏み出しました。
を企画しており、新たな宿
参加された自治会長によると、地元の方々もアサヒ製作所の
泊需要に応えるインフラ作
移転に大きな期待を抱いている様子です。
りを進めている。
建築が進むアサヒ製作所湘南工場
■2014年の国・地域別訪日客数
国・地域 訪日客数 伸び率
台 湾 283万人
28%
韓 国 276万人
12%
中 国 241万人
83%
香 港 92万人 24%
ア メ リ カ 89万人
11%
タ イ 66万人
45%
豪 州 30万人
24%
マレーシア 25万人
41%
シンガポール 23万人
20%
イ ギ リ ス 22万人
15%
5月の完成を目指して建
設が急ピッチで進むアサヒ
製作所湘南工場
【敷地面積12,552㎡】
【工場延床面積2,844㎡】
昨年12月19日の日本経
済新聞の紙面でも、同社の
本社・工場移転の記事が大
きく取り扱われ、各方面で
話題を呼んでいます。
アサヒ クリーンナビ・ユーザー訪問 vol ⑦【東急リネン・サプライ株式会社 千葉工場】
高品質、生産量アップへ基盤機入れ替え
365日稼働を支える新型チェスト&カレンダ
「アサヒクリーンナビ・ユーザー訪問vol④では、
アサヒ製作所の新型チェスト&カレ
ンダロールAFR−113を導入された東急リネン・サプライ株式会社(本社東京都大
田区、
山田保博社長)相模工場(神奈川県綾瀬市)
の進捗をお伝えした。
同機は日本の
リネンサプライ業を代表する大手の現場の意向とメーカーの意欲・技術が一体となり、
画期的な新製品開発に挑むという理想的プロセスを経て誕生した機器。現在、注文
が相次ぐヒット機に育ちつつあるが、同社の千葉工場(千葉県袖ケ浦市)
にも本年2月
2日1号機、
3月14日に2号機が導入された。同工場は365日稼働して首都圏のユー
ザーに応える主力工場であり、新型機投入の期待は大きい。導入されてまだ日が浅い
が、
効果や実績はどうか、話を伺った。
生産性向上とコスト削減
アサヒのハイブリッドロール(AFR−113)について、現場を
預かる同社生産本部生産部の池田寿男千葉工場長と片桐賢
也同副工場長に話を伺った。
—— 導入の動機、
経緯からお伺いします。
池田 導入目的のひとつは機械の入れ替えです。仕上げ機
の老朽化が進んでいてチェストのロールを廻すのに電気代がかか
るし、ガスの消費量もかかるというエネルギーの節約問題がありま
した。一方で、相模工場からAFRは仕上げや操作性のほかさ
まざまな良い点があるという情報を得ていて、品質のアップ、生
産性向上などの観点から入れ替えることになりました。
—— 機器の入れ替えの準備はかなり前からですか?
池田 本格化したのは昨年の夏以降で、さまざまな条件が重
なってGOとなりました。
—— 入れ替え機は何年稼働していたものですか?
池田 当社工場の創業は1988年10月ですが、その当初から
稼働してきた三菱の製品で、頑張ってくれましたが、26、27年
も経つとやはりあちこちに問題が出て、さまざまなロスの解決が課
題になりました。
—— 導入目的が高品質の仕上がりを手に入れることと生産性
の向上、
コスト削減と明快なのですが、事前に直接相模工場の
方にも行かれましたか?
池田 もちろん行きました。そのときはまだクロスロールだけの
使用でしたが、やはり仕上げが良いねと確認し、その後、シーツ
対象に2号機も導入され、高速でも全然大丈夫だという評価や
データを入手しました。
—— 入れ替え作業はスムーズに運びましたか?
片桐 この工場は365日操業していて、他の工場のように定
休日がありませんから、定時で終える夜間を利用するしかありませ
んでした。次の日の朝、始業前までに設置して稼働しなければ
ならないという状況
千葉工場3階レイアウト
で、若干心配もあっ
たのですが、 無 事
予定通り入れ替える
ことができました。
—— 調 整とかもス
ムーズに?
池田 調整は前
の機械と違ってロー
ルのスピードと中のカ
レンダのドロー比がタ
ッチパネルを使うこ
とで簡単に測れるも
のですから、 品 物
の流れを見ながらア
千葉工場(千葉県袖ケ浦市)
サヒさんの技術者と手際良く進めら
れました。最初は馴れない面もあっ
て多少時間がかかりましたが、後
はスムーズで、やはり新型機の良さ
を最初に感じたところでしたね。
設定の切り替えが楽になったの
は嬉しいことです。以前の機械は 千葉工場を支える池田工
場長
(右)
と片桐副工場長
投入機とフォルダーは連動していた
のですが、ロールは手動ということでそれなりに厄介でした。もの
によってはメーターを変えに作業場を動き回らなければなりません
でした。それが新型AFRは投入機とすべてが連動していて、コ
ースを設定さえすればスピード、蒸気圧力、
ドロー比までボタン一つ、
ワンタッチで入れ替わる。作業者の負担は大きく軽減されます。
前の機械とどれだけの設定作業の時間差があるかは測ったことは
ありませんが、改善は間違いなく、加えて毎日の細かな作業でも
あり、わずらわしさから解放されました。
また、
2号機の入れ替えも三菱の機械で、
2号機はデュベカバー
ほかいろいろな種類のアイテムを流しますので、
スピードやら蒸気
圧力、
ドロー比など1号機より多くのコース設定が必要ですから余
計に助かっています。
——1号機は主にシーツ及びパーケル
(折りの細かい高級シー
ツ)
をスピード45m/分で使用されているということですが、
スピー
ドは以前より変わったのですか?
片桐 ロールスピードは以前と変わりありません。しかし、他の
面で良さが発揮され、生産性向上になっています。
—— 導入されてまだそれほど日にちが経っていませんが、肌身
で感じる効果とか、
データ上ではいかがでしょう?
池田 ざっくり言って、ガス使用量は目に見えて落ちています
ね。1台で月当たり約20%ほどの削減率になっています。金額に
すると30万円/月弱くらいになりますか。1号機におけるデータで
す。まだ2号機はデータが溜っておりませんから。1号機の900枚
以上の実績で、時間当たりの消費量のアベレージを出したもので
す。
——ガスの単価は高いですから、
やはり大きな効果を発揮して
いるということですよね。毎日の削減効果になりますから。
日にち
によってのバラツキはあるのですか?
池田 変動は殆どないといえますね。シーツのラインは毎日8
時間フル稼働しています。 ■東急リネン・サプライ株式会社
1962年東京ヒルトンホテル株式会社ほか東急系各社と東洋紡績株
式会社共同出資により設立。現在は東急電鉄株式会社の子会社。
2014年度の売上高81億円超。従業員705名、
リネンサプライ工場4、
ランド
リー工場12を擁し、業界を代表する大手である。
《千葉工場》は1988年操業開始。生産重量25t/日
(13年)
。従業員
数約100名。京王プラザホテルなど首都圏エリア、
ヒルトン東京ベイの浦
安エリア、成田エクセルホテル東急など成田エリア。ほか幕張、勝浦エリ
アのホテル、及びビジネス研修所、
ゴルフ場が主な取引先。
—— ほかに目に見えての効果というのは何ですか?
進めたということ
片桐 カレンダロールを主とする生産なのですが、高品質のパ
ですね。
ーケル生地のシワ、生地の伸びの問題があって、これは相模工
池 田 需 要のカ
場で導入するときも開発機の大きな課題であったはずですが、ア ーブは間違いなく上
サヒさんはこの問題をしっかりクリアされ、満足できる品質になっ がっていくでしょうか
ています。
ら生産力アップは必
—— 多様なユーザーさんの多彩な品物を扱っているのですが、 然で、そのための設
それぞれに満足するレベルの仕上りを提供できているというこ 備投資になります。
—— 現 在 3 6 5日
とですね。現場作業者の方の評価はどうでしょう、何か伺って
いますか?
稼 働されている
AFR1号機と2号機
片桐 もちろん品質が良くなったねという声もありますが、それ
わ けで 、これを
より、日々のメンテナンスにおいて大いに助かるということです。
380日にするわけにいかないですから
やはり入れ替え機は古いということもあって、大小ありますが、結
生産の中味を充実し、生産力アップを
構故障・トラブルが起きていて不安要素だったのですが、目下ま
図らなくてはならない。
ったく問題ありません。新型機ということもありましょうが、そういう 池田 AFRを基盤にさらなる設備投
懸念なく作業ができ、メンテナンスもリント掃除も横から楽にできま 資が行われ、
省人化やコスト削減を進め、
すから作業効率が上がった。とにかく365日稼働していますから さらに品質アップを図ってニーズに応え、 ワンタッチでコースの内容
何が一番怖いかというと、機械の故障・トラブルであり、それが
新市場を開拓していくことになります。 を変えられるタッチパネル
——しかし、365日稼働というのは工
無くなったというのは大きいです。
場運営で他にないご苦労があると思
いますが。
—— 相模工場の感想として全然詰まりがない、
どのカレンダ
池田 現在の一番の悩みは人手の
ロールも品物が詰まるという大問題があるのに、AFRは詰まらな
問題ですね。どこの工場も大変だと伺っ
いと凄く感動していましたが、
千葉では如何でしょう?
ていますが、365日廻していく人力を揃
蒸気消費量と生産量が
池田 まだまったくありませんね。若干心配していましたが、 えなくてはならないので大変です。
一目で解る
本当にありませんからこれは大いに評価したいです。
片桐 生産の段取りというか、生産
片桐 カレンダーロールは中で詰まると取り出すのが大変な作
管理面でいうと毎日稼働する方が波がないというか、意外に楽と
業になりますので、
これは安心しています。
いえます。その日の出荷分を終えてしまえばOKとなり、かえって
—— 品質面でホテルなどのお客様の反応は如何でしょう。営
日曜休みとかが入ると在庫と出荷のやりくりをしなければならず面
業の方が直接聴いておられることでしょうが。
倒とはいいませんが、それなりの管理が求められます。365日稼
池田 まだ、そこまでいってないですね。もちろん徐々に伝わ
働のノウハウは別の面で求められます。でも、この工場の特徴で
ってくると思いますが、もう少し時間がかかります。
すから、しっかり運営していきたいです。 —— 最後に、今回のAFR導入効果を採点するとすれば
片桐 今回のチェスト&カレンダ機の入れ替えとともに、前後の
投入機やフォルダーも入れ替えていますので、単体の感想はちょ
何点くらいになりますか?
っと難しいところがあります。
池田 まだ実績期間は短いですが、80点以上の満足度は上
—— 今回の入れ替え、設備投資は、現況の訪日外国人客急
げられると思います。もちろんこれからも点数を上げて品質アップ、
増、2020年東京オリンピックに向けて加熱していく首都圏のリネ 生産性向上に貢献することを期待するのですが、当初の目的を
ンサプライ市場の活況、
さらなる今後の増加に対応する準備を
十分クリアしています。
評価したい、詰まりなし!!
新製品トピックス
アサヒ ニューハイブリッドロール
AFR - 112・113
特許申請中
チェスト & カレンダ
待望の高品質仕上げオールマイティ機の誕生!
● ラインナップ!
・AFR-112(チェスト1+カレンダ2)、AFR-113(チェスト1+カレンダ3)
● 特徴!
・チェストの光沢とカレンダの両面仕上げの高い乾燥能力のコラボレーション!
・テープレスの実現でテーブルクロス等の高級仕上げに最適!
・フレキシブルチェスト(φ1200)の採用で、1本でも充分な加圧能力を発揮!
・フィーダよりのダイレクトイン方式で、前送りベルト部が不要の省スペース型!
・カレンダ部の蒸気圧力はタッチパネルで設定可能な省エネ設計!《オプション》
・カレンダベルトの滑り防止の自走式機構を採用!
● 生産能力! 条件(残水率:シーツ50%、ホーフ40%)
・AFR-112(シーツ35~40、ホーフ20~25m/分)ACR2700- 4本相当
・AFR-113(シーツ45~50、ホーフ23~27m/分)
このハイブリッドロールの動画は「アサヒ製作所Webサイト
(http://www.ascl.co.jp)⇒ ムービー」でご覧頂けます!
● 仕上り適正
a:チェスト&カレンダ b:チェスト c:カレンダ
品種
a
b
c
綿
◎
○
○
化繊
◎
○
△
シーツ
○
○
○
デュベ
◎
△
○
クロス
◎
○
○
ピロ
○
○
△
ユカタ
○
○
○
長物
○
○
△
新製品トピックス
新型トンネル乾燥機(60/100kg)
APT − 5060/5100
アサヒ ニューエコマイティー シリーズ
品物絡み防止取出機能を追加!
特許申請中⇒⇒
取出準備
取出工程
ダイレクトアキシャルブロー
◆ 省エネ・高性能!
熱風
ご好評の業界トップクラスの省エネ・生産性を誇るダイレクトアキシャルブロー方式を継承し
更に機械を断熱材で保温し、省エネ性能向上と作業環境改善を追求しました。
◆自動リント除去装置の採用(標準装備)!
日常の煩わしいリントスクリーンの清掃の手間を低減し、リント目詰りによる
乾燥性能の低下を防ぎ、常に最良の乾燥性能を維持します。(60kgのみ標準)
熱風を直接品物に当て
エネルギーを削減
(除去中) 自動リント除去 (乾燥中)
リントボックス
リントスクリーン
◆省スペース!
特許取得サイドbyサイド方式(機械密着設置)でスペースを大幅削減出来ます。
ティーブレイク
石鹸以前の洗濯方法
洗濯という行為は、人類が衣服を着るよ
うになってから始まりますが、最初は宗教上
せんたく の動機から始まったと考えられています。古
こぼれ話
来から人類は、水は穢れを落とす力を持っ
た神聖なものとみなして、身体や衣服を洗うようになった
といわれています。
やがて衣服を長期間着用するということからくる保健
衛生面での必要性も加わり、日常的に洗濯が行われるよ
うになりました。
原始的な洗濯方法には、手もみ洗い、振り洗い、足踏
み洗い、振りつけ洗い(木や石を使う)
、板もみ洗い(板
の間にはさんで洗う)
、たたき洗い(衣類を棒でたたきつ
けて洗う)といった方法があり、川、泉、沼のほとりなど
で洗濯が行われました。これらの洗濯方法は、汚れを溶
かし込む水の性質と汚れを落とす物理的な力を組み合わ
せたものです。洗剤、
洗濯機が普及していない国ぐにでは、
いまでもこれらの方法で洗濯が行われています。
いちばん古くから「天然の洗剤」として利用されてきた
のは灰汁(あく)です。石
鹸の原料の一部でもあるア
ルカリは木灰、灰汁、ワラ
灰、海藻灰などに含まれま
すが、それ自体が汚れを
分解する力を持っています。
平安時代には、灰汁や米
のとぎ汁、白小豆やサイカ
チの実、大根の汁やムクロジ(暖地の山に自生する喬木
で果皮の煎じ汁を使う)なども洗濯に活用されました。
日本に石鹸が伝わったのは室町時代ですが、一般庶
民が使えるようになったのは明治時代からです。明治時代
以降は工業的に石鹸が製造され、広く普及し、石鹸、た
らい、洗濯板が洗濯道具になりました。戦後、洗濯機が
普及するまでは、どこの家庭でもこの三つの道具で洗濯を
していました。
出典 :「はて・なぜ・どうしてクイズ 石鹸と合成洗剤」長谷川 治
著 合同出版(株) 発行
工場
だより
今年もまた目を輝かせた元気な
可愛い子達がやって来ました!
恒例のご近所の秋葉小学校から「社会科研修会」の
一環として、3年生が3クラス毎に分かれ、合計119名
が横浜工場に訪れました。普段は目にすることのない
珍しい道具に身を乗り出して、沢山の質問も飛び交
い、時間が足りない程でした。
写真(左) 連洗の巨大さに驚き、熱心に説明に聞き入る生
徒達。 写真(右) 後日、頂いたお礼の寄せ書き、大切にロ
ビーに張り出しています。
■サポート体制 皆様の工場造りのご協力、また保守 ・ 部品供給のご相談等、ご連絡お待ちしております!
■営業本部 ☎0465-80-1688
■営業所・出張所
北海道 ☎011-787-2300 北東北 ☎019-605-6630 仙 台 ☎022-373-1502 関 越 ☎027-367-2621
新 潟 ☎025-368-7030 北関東 ☎048-663-6465 南関東 ☎045-443-8671 千 葉 ☎043-247-3631
名古屋 ☎052-261-5918 大 阪 ☎06-4307-5846 広 島 ☎082-509-1237 九 州 ☎093-941-5371
鹿児島 ☎099-252-9111