表現コミュニケーションコース概要

表現コミュニケーションコース概要
【専従指導者のプロフィル】
石井 路子 (いしい みちこ)
平成 7 年 筑波大学大学院教育研究科国語教育コース修了
平成 12 年 福島県立石川高等学校普通科担任時、演劇部顧問として
第 46 回全国高等学校演劇発表会に出場
平成 13 年 福島県立いわき総合高等学校 教諭
平成 15 年 同高等学校 芸術・表現系列にて演劇科教諭として系統的
指導法を研究。アトリエ公演・卒業公演などにプロの演出家(前田司郎、岩
井秀人、柴 幸男、藤田貴大、飴屋法水など)と共同創作を行い、岸田戯
曲賞受賞に導く。
平成 19 年 11 月 NHK 教育 TV『わくわく授業~わたしの教え方』「自分
を見つめて強くなれ~石井路子先生の演劇~」出演
平成 23 年 東日本大震災後、被災地の現状をいわき総合高校演劇部
で創作。作品を東京、兵庫、新潟、福岡などで公演。
平成 24 年 5 月 文部科学省講堂における創造的復興教育フォーラムにて構成・脚本・演出作品をいわき総
合高校演劇部で上演
平成 25 年 2 月 I-play fes~震災からの復興~いわき演劇まつり実行委員会代表として演劇祭を主催
福岡 小百合(ふくおか さゆり)
平成 26 年 3 月 筑波大学人間総合科学研究科 博士前期課程 体育学
専攻(舞踊教育学) 修了。在学中、同大共通体育ティーチングアシスタン
ト(2 年間)
幼稚園へダンス外部講師、全国各地の教育センターや体育連盟などが主
催するダンス講習会や研修会にて講師アシスタントを務める。
受賞歴:アーティスティックムーブメントイントヤマ 特別賞、第 22 回、23 回
全日本高校・大学ダンスフェスティバル(神戸)で特別賞を受賞(2008~
2010 年)
舞台活動:日本代表として上海万博関連企画「共同の万博」出演(2010
年)。京都国際ワークショップ「アンジェ×京都の交換留学」研修生として渡
仏(2013 年)。横浜ダンスコレクションEX2014 コンペティションⅡ ファイナ
リスト選出(2014 年本選出場)。ダンスユニット 星屑ロケッターズ、ソロダン
サーとして活動中。
【コース設置の背景】
いまの社会に必要とされるのは、「一つの正解」にとどまらない柔軟な発想力。そしてそこから生み出され
た”独創性”のある考えを、他者に表現するアウトプット力です。本コースでは、演劇やダンス、伝統芸能
など様々な表現手法を通じて、相手を理解しながら自分の考えを伝えるスキルを養成、コミュニケーショ
ン能力を養います。
【石井路子教諭のコメント】
これらはこれまで日本の学校教育が取り組んでこなかった、「コミュニケーション=人間関係形成力」を授業で
学ぶという先進的な取り組みでもあります。コミュニティでより幸福に生きるために、人と人とのつながりを生
み出せる、次代の社会を担う構成員を育成します。
【各学年次でのカリキュラム】
(1 年次) 表現の基本「自分を知る」ところから始め、表現演習室を劇場に仕立てて、独演劇の「自画
像」公演を開催。プロの演出家、ダンサーによる特別講座も実施。
(2 年次) プロの劇作家・演出家、振付師による特別講座、作品制作のほか、地域コミュニティでの出張
公演なども実施予定。
(3 年次) 2 年次に引き続き、特別講座のほか、関西や関東での外部公演も視野に入れ、卒業公演作
品の制作に取り組む。