創刊号を見る - マイスター60

年齢は背番号 人生に定年なし
平成 21 年 1 月
創刊号
人々の生きがいを弘め、
トピックス
青雲倶楽部からのお知らせ
を 重 ね る 毎 に、シ ニ ア に 対 す る 社 会 の 認
立してきました。しかし、いまや百年に一
発刊にあたって
識が変わって欲しいという思いを抱いて
度といわれる経済危機に直面しておりま
す。世界的不況 恐
( 慌という人もいます ) います。
が 突 然 出 現 し た わ け で す。MSは 人 材 ビ 配布先は社員はもちろん、お客様さら
にはプレスなどの報道機関をも対象にす
ジネス分野で仕事をしているわけです
る予定です。社会では少子高齢化、定年延
が、こ の 分 野 に も 政 治 あ る い は 経 済 変 化
長、高 齢 者 雇 用 が 大 き な 問 題 に な っ て い
の影響を多分に受けております。
ますが高齢者雇用の実態、生きがい、働く
こ の よ う な 時 期 だ か ら こ そMSの よ っ て
意味等々まだまだ十分には理解されてい
立 つ 基 本 精 神 を 継 続 し、多 く の シ ニ ア に
ません。そんな社会に向けて、絶えず情報
できるだけ長く働いていただける職場開
発信を行うことによりシニア世代のこと
発 に 尽 力 し て い く 所 存 で す。最 近 は 厚 労
を正しく理解して頂けるようになれば季
省が七十歳まで現役で働ける国づくりに
刊誌の意義と価値が高まるのではないか
向 け 色 々 環 境 整 備 を 始 め ま し た が、当 社
と考えています。
の理念にかなうことであり積極的に関与
マイスター ︵MS︶は、
﹁年齢は背番号
また、季刊誌の頁の一部を社員の会 青「
人生に定年なし﹂を旗印に平成二年二月、 しております。
雲倶楽部 に」活用して頂きます。このコー
大 阪 中 小 企 業 投 資 育 成 株 式 会 社 の 出 資 このような時代の流れを受けてMSか
らシニア世代を対象に情報発信できない
ナ ー へ は 広 く 社 員 の 皆 様 か ら 投 稿 頂 き、
︵四〇%︶を得て発足致しました。爾来、今
か と 検 討 し て ま い り ま し た が、こ の た び
自己実現の考え方、シニアとしての夢、感
日に至るまで総勢三千五百名を超えるシ
﹂発 刊
動したことなどを共有して頂き、
﹁読んで
ニ ア の 皆 様 を 中 心 に 様 々 な 職 場 を ご 提 供 ﹁マ イ ス タ ー
Quarterly
Letter
の 運 び と な り ま し た。当 社 設 立 以 来 十 九
し、お か げ さ ま で 当 社 の 認 知 度 も 上 が っ
楽 し い 見 て 楽 し い﹂誌 上 社 員 交 流 の 場 に
年にして初めて独自の季刊誌を持てるよ
育てていって頂きたいと思います。
てきております。
うになったことは、ひとえに諸先輩皆様 皆様と一緒にMS季刊誌がますます発
さ て、ア メ リ カ の サ ブ プ ラ イ ム 問 題 に
方 の ご 努 力 の 賜 物 と 感 謝 し、こ の 機 会 に
展し末長く続いていくことを願っており
端を発した金融危機があっという間に世
改めて御礼申し上げます。
ま す。MSは 平 成 二 十 二 年 二 月 に 創 立 二
界 中 を 巻 き 込 み、い よ い よ 実 態 経 済 に 深
十 周 年 を 迎 え ま す。今 は 苦 し い と き で す
い 影 響 を 与 え、先 を 予 測 す る こ と が 非 常 さ て 季 刊 誌 の 内 容 で す が 大 き く 二 つ に
分 け ら れ ま す。一 つ はMSの 経 営 デ ー タ
が、全員の力でこの難局を乗り切り、晴れ
に 困 難 な 状 況 に な っ て き て い ま す。昨 年
を開示することです。例えば、当社の社員
て節目の二十周年を迎えられますよう皆
一 年 間 を 振 り 返 り ま す と、原 油 を 始 め 原
数 は 十 二 月 末 現 在 約 六 百 名、平 均 年 齢 六
様のご支援をお願いする次第です。
材料価格が急騰しインフレが懸念されま
十三・八歳、最高齢は七十六歳です。こん
し た が、株 価 の 乱 高 下 を 繰 り か え し な が
な重要な経営指標を共有していただきた
ら、一 転 し て デ フ レ が 話 題 に な っ て き ま
い。も う 一 つ は シ ニ ア 世 代 へ の 情 報 提 供
し た。し か も 過 去 の や り 方 が 全 否 定 さ れ
です。シニアの生きがい、働き方、趣味の
るような世の中になってきています。
世 界、或 い は 身 近 な テ ー マ で は あ る が 理
我 々 の 業 界 は、日 本 が 抱 え る 少 子 高 齢
解し難い年金問題などを分かりやすく解
化 問 題 の 中 で 定 年 延 長、年 金 支 給 年 齢 の
説して参考にして頂くなどの情報を発信
引き上げなど制度変更の影響を受けなが
し て い き ま す。そ し て
この季刊誌の号
らもその都度対応しながら経営基盤を確
60
雇用機会を創出し、
生涯現役文化をひらきます。
●柴田社長「『マイスター60』季刊誌発刊にあたって」
●平野会長「創業の想いを顧みる」
●下川青雲倶楽部会長「青雲倶楽部の発足に期す」
●新ビジネスモデル(社)全日本土地区画整理士会と人材活用支援事業で提携
●平成20年度社員交歓会
●MS60 経営データ/MS60 近況報告●QuarterlyLetter編集後記
●青雲倶楽部発足●組織図●ご意見、ご要望●「団体名称公募」当選者発表
●青雲倶楽部編集後記
挨拶
企業 理 念
Quarterly Letter
『マイスター 60』季刊誌
60
柴田 一郎
取 締役社長
顧みる
を 得 る た め で は な く、む し ろ 働 く こ と が
質量によって決まるのです。
日 々 の 生 き 甲 斐 で あ り、社 会 と の か か わ 初 め に 利 潤 あ り き は 一 見 正 当 性 が あ り
り 合 い が 老 後 の 自 立 を 助 け、家 族 も そ れ
ま す が、そ の 算 定 に 当 り 企 業 の 永 続 的 発
を歓迎するからとのことでした。
展 を 図 る た め の 節 度 を あ る 事 業 採 算 を、
当時の高齢者雇用の実情はどうであっ
逸 脱 し て し ま う な ら ば、そ の 企 業 は 他 を
た か と い う と、定 年 後 に 就 業 で き る の は
顧 り み な い 極 め て 功 利 的 な 存 在 と な り、
現役時代に格別な技術を持っていた人
やがて経済社会をゆがめてしまうものと
か、会 社 の 福 利 厚 生 策 推 進 上 の 一 部 特 定
思われます。
の 対 象 者 な ど あ く ま で 個 別 的、恩 恵 的 雇 そ こ で 新 会 社 の 経 営 コ ン セ プ ト を 如 何
用でありました。
に す べ き か が 一 番 の 課 題 で あ り ま す が、
雇用上の身分的位置づけも名刺すら与
先 に 論 じ た 創 業 の 想 い に 従 っ て、何 ら 迷
えられない嘱託等の日陰者的扱いが多
うことなく高齢者雇用の創出を新会社の
く、ひ ろ く 一 般 に 開 か れ た 雇 用 形 態 で は
創業理念としたのです。
な い 実 情 を 目 の 当 り に し て、そ こ に 義 憤 最 近 の 企 業 経 営 に か か わ る 世 間 の 関 心
さえ覚えていたのです。
事の一つは、企業の社会的責任です。
それゆえに、前述の川柳が我が胸中を 企業の社会的責任︵CSR︶とは、法令
ふ る わ せ て 背 中 を 押 し、定 年 退 職 者 が 保
を遵守した経営活動、適正な企業利潤、雇
有 す る 豊 富 な 知 識 と 経 験 を、再 び 社 会 に
用の確保、環境の保全・改善、利害関係者
活かす高齢者の雇用システムづくりとそ
に 対 し て の 適 切 な 利 益 分 配 等 を 指 し、そ
の事業を興す決意をさせたのです。
の実践が期待されています。
併 せ て そ の 起 業 行 動 は、陳 腐 化 を 迎 え つ い て は 当 社 も そ れ ら の 責 任 に バ ラ ン
つつある企業の定年制度とそれを受け入
スよく応えることは当然とはしながら
れ て き た 社 会 の 認 識 に 風 穴 を 開 け、高 齢
も、最 も 注 力 す る も の は 高 齢 者 雇 用 の 創
者が正々堂々と働くことのできる新たな
出であります。
社 会 を つ く る こ と が、高 齢 化 社 会 を 活 力 敢 え て き め つ け れ ば 当 社 は 利 潤 を も っ
あるものにすると確信したのです。
て 社 会 に 貢 献 す る の で は な く、高 齢 者 の
職場づくりをもって社会に貢献し企業の
新しき経営コンセプト
社 会 に 対 す る 存 在 意 義 と す る こ と を、新
事業を興すといえば直ちに儲けはいく
会社の経営コンセプトにしたのです。
ら と な り ま す が、企 業 が 本 来 社 会 に 果 た
年令は背番号
人生に定年なし
すべき役割は折々の社会が抱える問題の
解決であり、人々が幸せに生活するため 高齢者会社旗上げの一声を世間に対し
の欲求を実現する使命を担っています。
て如何なる言葉で発信するか、新会社の
企 業 利 益 の 源 泉 は 実 は そ の 中 に あ り、 創業の志と理念、事業構想を織り込んだ
言葉の発明を試みたのでありました。
命 題 に 取 組 み 克 服 す る 過 程 の、様 々 な 工
夫や発明、汗と努力と資本のリスク等の 先人は﹁古より死あり﹂と人の世の定め
平野 茂夫
取 締役会長
その機会に恵まれたのは今から十八年
前 の 平 成 時 代 が 幕 開 け し た、平 成 元 年 九
月十五日の敬老の日のことでした。
NHKラジオから流された﹁サラリー
マン
会社辞めればただの人﹂との川柳
を耳にした途端思わずハットしたのであ
りました。
そして知識も経験もありしかも働く意
欲 を 十 分 に 備 え た 先 輩 諸 氏 を、会 社 が 定
め た 定 年 の 日 を 境 に 芥 で あ る か の 様 に、
ただの人にしてしまう企業の定年制に改
めて強い疑問を抱いたのでした。
折 し も、時 の 政 府 や 各 種 の シ ン ク タ ン
クなどが高齢者に対する就業意識調査を
実施したところ、いづれも﹁六十%以上の
人々は定年後も引続き継続して働きたい
と の 考 え を 持 っ て い る﹂と 調 査 結 果 を 報
じ、加えて﹁やがて我が国は四人に一人が
高 齢 者 と な る 高 齢 化 社 会 が 到 来 す る﹂と
論じていたのです。
又、高 齢 者 の 就 労 動 機 は 必 ず し も 収 入
コロンブスの卵となった
敬老の日の川柳
創業の想いを
を 説 い て お り、そ の 冷 徹 な 現 実 は 誰 も 否
定 で き な い が、生 き て い る 限 り な お も 生
を望むは多くの人の願いです。
組織の活性化を図るゆえの会社の定年
制 は や む 得 ず 認 め る が、そ れ が 余 後 の 人
生までも指図するなど許しはしない。
出 生 届 か ら 起 算 さ れ る 到 達 年 令 を、人
生に恰も定年があるなどと区分けされる
ことなどあってはならない。
命ある限り明日に人生の清新を提起
し、老 い さ ら ば え る 我 が 身 の 終 焉 を 信 じ
ない。その様に高齢者諸氏の心中を伺い、
人生に希望をひらく言葉を求めて思索し
たのでありました。
今や当社の経営コンセプトを端的に表
現する言葉となったコーポレートスロー
ガン﹁年令は背番号
人生に定年なし﹂は
こうして誕生したのです。
その後いくつかの企業化調査を経て準
備 万 端 満 を 持 し て、平 成 二 年 正 月 明 け の
日曜日、関西地区発行主要四大新聞朝刊
の求人欄に、そのスローガンを高らかに
掲げて高齢者会社の創業を定し社員募集
を打ったのでありました。
その結果は﹃切っても鳴る ﹄
﹃置いても
鳴る ﹄電話が鳴り通しとなる予想外の反
響 と な り、週 末 ま で の 五 日 間 に 百 通 も の
問 合 せ と 履 歴 書 を 手 元 に し て、市 井 の 高
齢者の就労に対する切実な期待に熱く心
を打たれたのでした。
そ こ で 早 速 新 会 社 の 設 立 手 続 を 進 め、
同年二月一日中小企業投資育成会社法の
設 立 投 資 第 一 号 に﹁高 齢 化 社 会 に 向 っ て
意義ある事業﹂として認められ、大阪投育
会社からも公的資本出資を受けて創業社
員二十名にて事業を開始したのです。
発足に期す
60
青雲倶楽部会長
下川 和男
平成二年二月一日にマイスター が誕
生して以来、親会社の株式会社マイス
ターエンジニアリングにお世話になって
きたME青雲会から、独り立ちをするこ
とになり、このたび、青雲倶楽部会長の
役を仰せつかり緊張しております。
青雲倶楽部役員、推進委員の方々と新
しい組織のもとに皆様のご協力を得なが
ら青雲倶楽部の運営に努力して参りま
す。
今年の八月から独立に際しての新名称
を公募しておりましたが、皆様からの沢
山の応募があり、情報発信準備委員会で
審査検討のうえ、﹁青雲倶楽部﹂という
名称になりました。
皆様から応募された名称やその名称を
つけるに至った根拠を読ませていただき
ましたが、応募された方々のこれまでの
人生の過ごされ方そのものを文字にされ
たようにも感じられましたし、﹁これま
で﹂よりも﹁これから﹂に自分の人生を
ぶつけられていたような応募作品もあり
ました。
応募されなかった方の中にも同じよう
な思いの方も大勢いらっしゃることで
しょう。
皆様の﹁青雲倶楽部﹂発足に対する期
待感がひしひしと感じられるとともに、
皆様の青雲倶楽部に対する熱心さに敬意
を表したいと思います。
青雲倶楽部の会則の目的には、会員相
互の親睦と互助これに付随する事項とあ
ります。
また、青雲倶楽部の名称の根底には、
一人ひとりがどのような職場でも光り輝
いていこうという意味も含まれているよ
うです。
業務内容がそれぞれの事業所によって
異なっていますが、業務に対する心意気
は誰にも負けないという自負心を皆様は
お持ちのことと思います。
マイスター の業務については、各事
業所の業務形態により全社的な活動が困
難なのが現状ですが、地域的なことも考
えた活動も皆様からのご希望やご意見を
事務局宛にいただき、検討する必要があ
ると考えます。
皆様からいただく会費で運営される青
雲倶楽部ですので、予算にも限りがあ
り、公平さも考えた運営が必要と肝に銘
じております。
新名称のもとに﹁青雲倶楽部﹂が運営
されることになりますが、より一層充実
したものになりますよう、皆様からの情
報の提供、行事への参加等を大いに期待
しております。
また、皆様の心からのご支援ご協力を
いただきたくお願いいたします。
60
新ビジネスモデル
︵社︶全日本土地区画整理士会と
人材活用支援事業で提携
当社は︵社︶全日本土地区画整理士会と
提携し、同会会員﹁土地区画整理士﹂の求
職 情 報 と 都 市 再 開 発 組 合、地 方 自 治 体 等
団体の﹁土地区画整理士﹂求人情報との
マッチングを目指して﹁求人・求職サポー
ト事業﹂モデルを開発、第一号案件が石垣
市で成約しました。
求 職 者 の 松 田 武 様 は﹁全 日 本 土 地 区 画
整 理 士 会 の 求 人 情 報 で、石 垣 市 が 登 野 城
土 地 区 画 整 理 事 業 に 関 わ る 換 地 処 分、事
業の収束等業務全般で事務局長を担える
人を求むという内容の求人案件を見まし
た。私は、もう一度現場の仕事をしたくて
応 募 し ま し た。全 日 本 土 地 区 画 整 理 士 会
とマイスター の関係者の絶大なるお力
添 え を 頂 き 順 調 に 事 が 運 び、お か げ さ ま
で 無 事 仕 事 に つ く こ と が 出 来 ま し た。平
成二〇年一〇月一日付で大濱石垣市長よ
り 委 嘱 状 を 交 付 頂 き、土 地 区 画 整 理 事 業
に 着 手 す る こ と と な り ま し た。私 は 四 十
二 年 間、区 画 整 理 事 業 の 仕 事 を さ せ て 頂
き ま し た。こ の 経 験 を 活 か し て 自 分 を 試
し て み た い こ と と、こ の 区 画 整 理 事 業 の
炎 を 消 す こ と な く、現 場 の 若 い 方 々 に 引
き継いでいこうと思っています。﹂
求人者の石垣市における松田武様の処
遇 は 次 の 通 り で す。身 分 は 地 方 公 務 員 法
第三条第三項第三号に規定する特別職の
非 常 勤 職 員。肩 書 き は 土 地 区 画 整 理 専 門
員。委嘱期間は一年以内。但し、更新可能。
土地区画整理専門員の必要性は、平成二
十四年までに地方特定道路事業債の起債
が認められる期限内に当該土地区画整理
事業を終えなければならないため。
土地区画整理士会会員の皆様へ
﹁培 っ た 区 画 整 理 の 能 力 を 活 か し て 第
二の人生にチャレンジしたい﹂、﹁故郷に
帰って区画整理を活かした街づくりをし
たい﹂等々。街づくりの担い手として区画
整理の能力を活かすための求人情報や紹
介サービスは今までは十分ではありませ
ん で し た。士 会 の 求 人・求 職 サ ポ ー ト 事
業は会員にとって価値のある活躍の場を
見 つ け る た め、区 画 整 理 や そ の 関 連 資 格
に特化した求人・求職サービスを提供し、
区画整理士としてのキャリア形成を支援
します。是非活用をご検討ください。お申
し 込 み 及 び ご 相 談 は 士 会、又 は マ イ ス
ター まで︵以下同じ︶。
﹁短 期 的 に 業 務 を こ な す た め に 人 材 が
足りない﹂、﹁業務拡大に伴い人材を募集
する﹂、﹁事務局長が欲しい﹂、﹁週二日でよ
いから事業管理のアドバイスが欲しい﹂
、
﹁換 地 処 分 を 控 え 換 地 計 画 の 専 門 家 の ア
ドバイスが欲しい﹂、﹁行政不服審査法対
応を指導してもらえる専門化が欲しい﹂
、
﹁プ ロ ジ ェ ク ト 立 ち 上 げ の た め ス タ ッ フ
として人材が欲しい﹂等々。求人・求職サ
ポート事業は︵社︶全日本土地区画整理士
会 の 会 員 に 限 定 し て 提 供 さ れ ま す。様 々
な分野で活躍し豊富な経験と知識を基
に、高い志を持ち、更なる活躍を求めるベ
テ ラ ン か ら、新 た な 人 生 に チ ャ レ ン ジ す
る 若 手 ま で、人 材 を 求 め る 皆 様 と 会 員 の
橋渡しを致します。是非ご利用下さい。
土地区画整理士を必要とされる
団体の皆様へ
60
青雲倶楽部の
60
Pマーク取得を目指して
近況報告
高齢社会白書とシニアの活躍
当 社 は 現 在Pマ ー ク の 取 得 を 目 指 し て
鋭意準備を進めています。
P︵プライバシー︶マークは個人情報保
護に関して一定の要件を満たした事業者
に 対 し て、財 団 法 人 日 本 情 報 処 理 開 発 協
会︵JIPDEC︶により使用を認められ
る 登 録 商 標 で す。人 材 サ ー ビ ス を 提 供 す
る 企 業 に と っ て は 必 要 条 件︵十 分 条 件 で
はありません︶とも言えます。
個 人 情 報 と は﹁特 定 の 個 人 に 関 す る 情
報 で、そ の 情 報 に よ っ て 特 定 の 個 人 が 分
かるもの﹂と定義され、氏名、生年月日、住
所、電話番号、メールアドレス等が対象に
なります。万一、個人情報が大量に流出し
た場合、本人、顧客、会社に対して経済的・
精神的に多大な影響を及ぼします。また、
場 合 に よ っ て は、個 人 情 報 保 護 法 等 に 基
づき違反者は刑事上、民事上、或いは会社
での責任も問われることになります。
これらの個人情報の取り扱いに関して
は、五つの義務があります。①個人情報取
得の際は利用目的を案内し同意を得る義
務。②同意を得た範囲で利用し、目的以外
に利用するときは改めて通知し本人の同
意 を 得 る 義 務。
③取 得 し た 個 人 情 報 は 適
正に︵正しく、安全に︶管理する義務。④本
人から要求︵開示、訂正・削除、停止︶があ
っ た と き は 速 や か に 対 応 す る 義 務。
⑤苦
情 及 び 相 談 が あ っ た と き は、い つ で も 受
け付け対応する義務です。
取引先、業務委託先、従業者各位にはご
理解とご協力をお願いいたします。
米国発サブプライムローン問題
に端を発した金融危機は世界的規
模 で 実 体 経 済 面 に 影 響 を 及 ぼ し、
二九年の世界大恐慌以来の出来事
とか喩えられ、、IMFの〇九年度
世界経済見通しで日米欧三カ国が
揃ってマイナス成長になるのは戦
後 初。国 内 外 の 調 査 機 関 の 予 測 に
よると世界経済の回復時期は来年
以降になると予測されています。
このような激動の時期に出帆す
る こ と と な り ま し た 本 誌 はマ イ
スター の情報発信季刊誌とし
て、当社社員のみならず広くステ
ークホルダーに対する情報発信を
目指して精進を重ねてまいりま
す。
シ ニ ア 世 代 の 価 値 観、行 動 特 性
が 多 様 化 す る 中、・「・生 涯 現 役 文
化 を ひ ら く・・ 企」 業 理 念 を 掲 げ
る当社の事業領域を人材産業に限
定することなく、セカンド・ライ
フステージ・サポート企業として
ワーク・ライフ両面でシニア層を
対象とするあらゆる可能性につい
て研究していきたいと考えていま
す。
皆様方の本年のご健勝を祈念
し、末永いお付き合いのほどをお
願い申し上げます。
東京都千代田区有楽町2-10-1
東京交通会館6F
株式会社マイスター60
経営企画室 大原・山口
TEL.( 0 3 ) 5 2 2 0 - 3 6 3 0
FAX.( 0 3 ) 5 2 9 3 - 4 6 6 1
e-mail:[email protected]
反映させる必要があります。
労働者派遣事業統計と企業業績
少 子 高 齢 化 が 進 展 す る 中、日 本 人 の 平
均 寿 命 は 二〇二 五 年 に は 女 性 が 八 十 八
歳、男性が八十一歳と推計されています。
平均的女性はめでたく米寿の祝いまで生
き 抜 く こ と に な り ま す。六 十 五 歳 以 上 の
高 齢 者 は〇七 年 に 二 千 七 百 四 十 六 万 四 千
人で総人口の二一・五%でありましたが、
二 五 年 に は 三 千 六 百 三 十 五 万 三 千 人、三
〇・五%と急激に高齢化が進みます。
こ の 間、十 五 歳 ∼ 六 十 四 歳 の 生 産 年 齢
人口は八千三百一万五千人から六千三百
三十七万三千人へ千九百六十四万二千人
︵二四%︶減少します。二五年の高齢者人
口 を 年 齢 群 別 に 見 る と、
①六 十 五 ∼ 六 十
九歳が七百三万七千人︵総人口比五・九
%︶、②七十∼七十四歳が七百六十四万九
千人︵同六・四%︶、③七十五歳以上が二
千百六十六万七千人︵同一八・二%︶です。
生産年齢人口の大幅減少を埋め合わせて
いくためには、六十五∼六十九歳の現役
復帰が求められています。
政府は七十歳まで働ける高齢者雇用の
環 境 作 り に 取 り 組 ん で い ま す が、健 康 維
持のためにも、家庭の福利厚生のために
も、七 十 歳 に 到 達 す る ま で は 希 望 す る 全
員 が 希 望 す る 形 で 就 労 で き れ ば、こ れ 以
上の幸せはありません。
シニア人材サービス業の先駆企業であ
る マ イ ス タ ー と し て は、改 正 高 年 齢 者
雇用安定法の段階的網掛け保護最終年六
十五歳到達者の雇用機会の創出に全力を
挙げて取り組んでまいります。
60
編集後記
Quarterly Letter
経営データ
日 本 人 材 派 遣 協 会 の デ ー タ に よ る と、
〇八年七∼九月期の派遣スタッフ実稼動
者 数 は 前 年 同 期 比 市 一〇一 % と 微 増 で
す。しかし、前年の伸び率三・九%、前々
年の伸び率七・二%と比較すると伸び率
は大きく落ち込んでいます。うち、四十五
歳以上の中高年齢者については前年同期
比一二一%と引き続き高い伸びを示して
います。しかし、前年の伸び率一四〇%、
前 々 年 の 二〇〇% と 比 較 す る と 大 き く 鈍
化しています。また、紹介予定派遣の成約
件数は前年同期比一〇四・八%と前年の
伸 び 率 一〇九 % の 半 分 近 く に 鈍 化 し ま し
た。更に、前々年の伸び率一四一%と比較
すると大幅な鈍化です。
派遣需要の伸び率の鈍化に伴う競争の
激 化 を 反 映 し、
〇八 年 上 期 業 績 は 同 業 者
の七割ほどが前年同期の売上規模を大き
く下回る中にあって、当社は長年実績の
あるシニア技術者派遣事業の強みに加
え、ミ ド ル 層 の 人 材 紹 介 事 業 の 拡 販 等 に
よ り、ほ ぼ 前 年 同 期 並 み の 売 上 規 模 を 確
保することが出来ました。
米国発の世界的な金融危機が国内企業
の 雇 用 政 策 に ど の よ う に 影 響 す る の か。
更には当社の人材ビジネスにどのように
影 響 す る の か。マ ク ロ 的 に は、自 動 車 産
業、半導体産業、不動産業など世界的規模
での事業縮小に伴うリストラの動きが見
られますが、徒に動揺することなく、個々
の得意先や開拓目標企業の事業計画を自
分の目と耳で確認し、自社の事業計画に
60
〈編集・発行〉
青雲倶楽部 事務局
〒261-0023
千葉市美 浜区中瀬 1 -3
幕張テクノガーデン D 棟 11F
TEL.( 0 4 3 ) 2 9 6 - 1 2 0 0
FAX.( 0 4 3 ) 2 9 6 - 1 2 5 6
祝
花束贈呈の様子
発足
MEグループ青雲会 鈴木会長・岩屋副会長より、MS60 青雲倶楽部 下川新会長・佐藤副会長へ
11/29( 土 ) 関西中部圏社員交歓会にて
11/22( 土 ) 首都圏社員交歓会にて
役員会
会 長
組織図
下川 和男
副会長
監 事
大原 文夫
会計監事
山口 聡美
事務局長
永岡 伸治
佐藤 信夫
推進委 員 ( 地 区 担 当 )
人材情報センター
横浜事業部
池袋事業部
東京支店
大阪支店
幕張事業部
管理本部
石井 智
阿部 康長
中村 雄二
川合 季彦
藤田 順久
山口 信雄
藤川 純二
白水 英世
関 功
石川 和子
塩本 佳一郎
曽我部 八郎
猪野 沙織
興治 良一
ご意見、ご要望、ご質問など
是非お寄せください。
投稿も大歓迎です !
青雲倶楽部は、
まだ歩き出したばかりです。会員の皆様のご意見、
ご要望を出来るだけ取り入れ会員の皆様に喜んでいただける
「青雲倶楽部」
にしたいと思っています。
◆ こ ん な 情 報 が 欲 し い
◆ こ ん な こと が 出 来 ま す
◆ こんな行事を計画して欲しい など・・・
会員の皆様の積極的なご参加をお待ちしております!
おめでとうございます 「団体名称公募」
当選者発表
【首都圏】 最優秀賞…金 1 万円 野崎泰夫さん・山田龍雄さん・岡田道雄さん
優秀賞……金 3 千円 村澤 正さん・紺野 勇さん・藤岡克巳さん・金子秋雄さん・今村靖彦さん・田部知之さん
【関西中部圏】 最優秀賞…金 1 万円 大森良昭さん・姥 登さん
優秀賞……金 3 千円 住田幹雄さん・山田繁雄さん・新開範雄さん・服部勝弘さん
213 名もの方からご応募いただき有難うございました。情報発信準備委員会が審査検討のうえ、新名称「青雲倶楽部」に決定致しました。
尚、受賞金は 12 月度の給与にてお支払いいたしました。
“年齢は背番号 人生に定年なし”
シニアエキスパート集団。
編集後記
新年を迎えられ、皆様あわただしい毎日をお過ごしではないでしょうか?
平成二十年十月一日より、「マイスターエンジニアリンググループ 青雲会」より「マイスター
60 青雲倶楽部」が独立致しました。今後、マイスター 60 の季刊誌「Quarterly Letter」の
数頁を「青雲倶楽部」の会報誌として活用して行きます。会員の皆様と一緒に「青雲倶楽部」
を盛り立てて行きたいと思っておりますので、ご指導・ご鞭撻の程宜しく願い申し上げま
す。
まだ寒さは暫く続きますが、インフルエンザなどにかからないよう健康には十分留意し
てお過ごしください。
マ イ ス タ ー の 最 大 の イ ベ ン ト で あ る 今 回 は、前 年 度 迄 に な い 内 容 が 二 つ あ
りました。一つは、十月一日から﹁マイ
社 員 交 歓 会 が、今 年 度 も 盛 大 に 開 催 さ れ
スターエンジニアリンググループ 青雲
ました。
会﹂より﹁マイスター 青雲倶楽部﹂が
首都圏は平成二十年十一月二十二日
独立したことによる青雲倶楽部発足紹介
︵土︶、関西中部圏は平成二十年十一月二
で、﹁青 雲 会﹂鈴 木 会 長・岩 屋 副 会 長 か
十九日︵土︶に行われ、どちらも快晴に
ら﹁青雲倶楽部﹂下川新会長・佐藤副会
恵まれての社員交歓会となりました。
長への花束贈呈が行われました。又、
﹁青
首 都 圏 は、西 新 宿 の﹁ハ イ ア ッ ト リ ー
ジ ェ ン シ ー 東 京﹂と い う ホ テ ル が 会 場
雲倶楽部﹂会長・副会長からのご挨拶では、
と な り ま し た。こ の ホ テ ル は 東 京 都 庁 の
会の抱負や皆様からご意見等をお寄せい
右 横 と い う 好 立 地 に あ り、エ ン ト ラ ン ス
た だ い て、社 員 の 交 流 を 深 め る 会 に し た
ホールには大きな三つのシャンデリアが
い等のお話がありました。
煌びやかに輝く高級感のあるホテルです。 二 つ 目 は 日 頃 ご
又、関西中部圏は、今年度もマイスター
主人を支えてくだ
エ ン ジ ニ ア リ ン グ が 経 営 し て い る﹁ク サ
さっている社員の
ツエストピアホテル﹂が会場となりまし
奥 様 方、家 事 と 仕
た。ゆ っ た り と し た 会 場 や 控 え 室 を ご 用
事を両立している
意 し て い た だ い た り 等、色 々 な ご 配 慮 を
女 性 社 員 の 方 へ、
いただきました。
感謝の気持ちを込
今回の参加人数
めたおたのしみ抽
は、首 都 圏 は 二 百
選会です。
三 十 名、関 西 中 部
柴田社長がくじを
圏 は 百 二 十 名 で、
引 き、壇 上 に て 賞
女性の出席率は首
品を受け取るとい
都 圏、関 西 中 部 圏
う も の で、何 の 賞
どちらも過去最高
品が当るか分から
という華やかな会
ない正に おたの
となりました。
しみ 抽選会でし
開 演 後 先 ず、平 野 会 長 か ら の ご 挨 拶 が
た の で、大 い に 楽
あ り、社 員 の 方 々 や 日 頃 ご 主 人 を 支 え て
しんでいただけた
くださっている奥様方への感謝の気持ち
のではないでしょ
をお話されました。又、企業理念につい
うか?
ての想いも語られました。
毎 年 楽 し み に し て い る 余 興 で は、日 本
次に柴田社長より経営報告のお話があ
舞踏あり、ご夫婦でのカラオケ参加あり、
り、﹁青 雲 倶 楽 部﹂発 足 の 紹 介 や、季 刊
奥 様 方
﹂の発行について
誌﹁ Quarterly Letter
競っての
も お 話 さ れ ま し た。そ し て 続 い て 永 年 勤
カラオケ
続 表 彰 が 行 わ れ、今 年 度 は 首 都 圏 で 四 名
もありと
の方が表彰されました。
大変盛り
上がりました。又、皆様方には余興を楽
し み な が ら、お 食 事 や お 飲 み 物 を 存 分 に
召 し 上 が っ て い た だ き ま し た。今 年 も お
飲 み 物 は、マ イ ス タ ー エ ン ジ ニ ア リ ン グ
様から差し入れていただきました。感謝
いたします。
60
最後には恒例の出席者全員参加による
﹁青 い 山 脈﹂の 合 唱 で、名 残 惜 し い 終 演
を迎えました。
60
今 回 の 社 員 交 歓 会 が 終 わ っ て、マ ス コ
ミ の 方 か ら は﹁社 員 を 大 切 に し て い る 会
社だと改めて思いました﹂と言う感想を
い た だ い た り、あ る 顧 問 の 方 か ら は 社 員
交 歓 会 の 速 報 が 寄 せ ら れ、
﹁中 高 年 世 代
に 対 し 揺 る ぎ な い 理 念 を 掲 げ、有 言 実 行
をしているマイスター の仕事は、本当
に 大 し た も の で す﹂と い う お 言 葉 も い た
だきました。又、お料理に関しては、多
く の 方 か ら﹁と て も 美 味 し か っ た﹂﹁豪
華 だ っ た﹂等 の お 言 葉 を い た だ き 大 変 嬉
しく思いました。
無事に社員交歓会を終えられたのも皆
様方のご協力があってのことと深く感謝
す る と 共 に、次 回 は 上 手 く い か な か っ た
点 や、も っ と こ う す れ ば 良 い 会 に な る 等
のご意見を取り入れ、マイスター の皆
様方に楽しん
でいただける
ような会を企
画したいと
思っておりま
す。又、今 回
参加できな
かった方も是
非次回にはご
参加いただき、
マイスター
の仲間たちと
楽しいイベン
トを満喫して
いただければと思いま
す。
社 員 の 皆 様 方、次 回
の社員交歓会を楽しみ
に、お 元 気 で 仕 事 や 趣
味など充実した毎日を
お送りください。
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首都圏
平 成 20 年度 社員交歓会
関西中部圏
36×18