スマートフォンセミナー 主催:中国総合通信局,中国情報通信懇談会 モバイル端末技術の進化 2012.3.8 パナソニック株式会社 平松勝彦 目次 2 最近のトピック 移動通信の国際標準化 モバイル端末の構成 近距離超高速通信(ミリ波)による新たな可能性 おわりに 1 最近のトピック: 移動電話出荷実績・スマートフォン比率 3 2011年の販売台数3739万台(前年比+6%).スマートフォンは140%増 で数量構成比は44%[GfK] スマートフォンユーザは22.9%.20代中心に各年代に分布[インプレス] 2015年度にはスマートフォンユーザが57.1%へ [MM総研] 6000 スマートフォン 5000 フィーチャーフォン 販売台数[万台] 4000 3000 2000 1000 0 2005 2006 2007 2008 2009 2010 年 出所: GfK Japanのプレスリリースより作成 2011 出所:インプレスR&D 2011年11月8日『スマートフォン/ ケータイ利用動向調査2012』 最近のトピック: 利用されているアプリケーション 4 ゲーム(81%),SNS(80%),地図・ナビ(70%)をダウンロード ゲームなどダウンロード後に使わなくなるアプリも多い ダウンロード 削除 出所: MMD研究所 http://gamebiz.jp/?p=50774 2 5 最近のトピック: トラヒックの伸び 加入者当たりのトラヒックは405MB/月に拡大.'10/6から98%の伸び 通信のピークは22時~01時 [総務省] 集計年月 加入者数 月間通算トラヒック 平均(Gbps) 月間延べ(TB) 1加入者当たり 平均(bps) 月間延べ(MB) 2010年6月 111,578,000 Up Down 5.6 57.3 1813.8 18572.1 Up Down 50.2 513.7 16.3 166.4 2011年3月 119,103,400 Up Down 9.9 95.2 3323.7 31884.0 Up Down 83.4 799.6 27.9 267.7 2011年9月 123,624,000 Up Down 15.3 139.3 4959.3 45143.6 Up Down 123.8 1127.1 40.1 365.2 250 Up Down 平均値[Gbps] 200 150 100 50 0 23時~24時 22時~23時 21時~22時 20時~21時 19時~20時 18時~19時 17時~18時 16時~17時 15時~16時 14時~15時 13時~14時 12時~13時 11時~12時 10時~11時 09時~10時 08時~09時 07時~08時 06時~07時 05時~06時 04時~05時 03時~04時 02時~03時 01時~02時 00時~01時 時間 出所: 総務省 http://www.soumu.go.jp/johotsusintokei/field/tsuushin06.html 最近のトピック: 機器・アプリのトラヒック伸び予測 機器の多様化がトラヒック増を誘引 (携帯電話比35~498倍) 機器はノートPC,タブレット,スマー トフォン,サービスはVideoが牽引 スマートフォンユーザは2016年には 2.6GB/月(2011年比16倍)を通信 121倍 498倍 Laptop and netbook 7,000 データトラヒック[EB/月] Smartphone Nonsmartphone 5,000 Gaming VoIP File sharing M2M Data Video 10 Tablet 6,000 データ量[MB/月] 35倍 12 8,000 4,000 3,000 2,000 8 6 4 2 1,000 0 2009 6 2010 2011 2012 2013 年 2014 2015 2016 2017 出所 Cisco Visual Networking Index: Global Mobile Data Traffic Forecast Update, 2011–2016 より作成 0 2011 2012 2013 2014 2015 2016 年 3 最近のトピック: LTEの普及 7 高速大容量のLTE方式の普及が加速 ・29ヶ国の49オペレータでサービス中 ・59ヶ国の85オペレータが試験中.226オペレータが計画中. ・2013年に本格普及.2015年に累計2.25億加入、販売1億台を予測 商用サービス中 商用ネットワーク建設中 もしくは計画中 トライアル中 出所:GSA http://www.gsacom.com/news/gsa_344.php4 目次 8 最近のトピック 移動通信の国際標準化 モバイル端末の構成 近距離超高速通信(ミリ波)による新たな可能性 おわりに 4 9 国際標準化: 構成 移動通信の国際規格(IMT,IMT-Advanced)を3階層で策定 国際標準化機関: ITU-R(通信・放送のための周波数割当と無線方式を 規定) ITU-T(有線通信方式を規定) 地域標準化機関: 地域・国内の要求条件を勘案して標準仕様を規定 フォーラム・会議: 民間の業界団体・企業等がフォーラム標準を策定 国際標準化機関 提案 国レベル提案 ITU-T ITU-R 承認 地域標準化機関 ARIB/TTC(日), ETSI(欧), ATIS(米), CCSA(中), TTA(韓) 提案 企業レベル提案 承認 地域標準化機関 ・フォーラム 3GPP, 企業レベル提案 IEEE 10 国際標準化: マイルストン 国際標準化団体にて周波数資源の割当と方式検討を実施. 周波数資源: World Radiocommunication Conferences (WRC)が3~4年 毎に審議・決定.準備~割当と3会議(10年程度)が必要. 方式開発: ITU-RにてIMT,IMT-Advancedの枠組みの決定と承認. 規格化団体(3GPPsなど)にて規格化 実用化: 規格化団体の規格化終了後,2~3年後に実用化 周波数資源 2001 2002 2003 2004 2005 2006 2007 2008 2009 2010 2011 2012 2013 2014 2015 ★WRC03 新規周波数検討 ★ WRC07 新規周波数割当 新方式検討 方式 ★ IMT-Advanced 検討開始 実用化 ★ 3G開始 ★ ★ WRC12 WRC15 新規周波数検討 新規周波数割当? ★ IMT-Advanced 承認 ★ 384kbpsから42Mbpsへ徐々に進化 LTE開始 75Mbps ★ LTE-Advanced 開始 5 11 周波数資源: WRCのトピック WRC-07 (2007/10/22-11/16, 164ヵ国から約2800名が参加) IMT(第3世代及び第4世代移動通信システム)の新たな周波数を確保 割当済み 1710 - 2025 MHz 2110 - 2200 MHz 2500 – 2690 MHz 新規割当 450 - 470 MHz, 20MHz幅 698 - 806 MHz, 108MHz幅 2.3 - 2.4 GHz, 100MHz幅 3.4 - 3.6 GHz, 200MHz幅 428MHz WRC-12 (2012/1/23-2/17, 約170ヵ国から約3000名が参加) 新議題化を決定 z 追加周波数の要求条件の検討 z 候補周波数帯域の検討 WRC-15 周波数の追加分配の結論 方式開発: LTE/LTE-Advancedの要求条件 12 カタログスペック(最大通信速度・最大周波数利用効率)だけでなく, ・『通信事業者視点』=キャパシティ ・『ユーザ視点』=セル端(基地局から遠い)ユーザのスループット の増大を目指す. DL UL DL 最大周波数利用効率 [bps/Hz] UL DL キャパシティ [bps/Hz/Cell] UL セル端ユーザスループット DL [bps/Hz/user] UL 最大通信速度 [Mbps] LTE 300 75 15 3.75 2.67(4x4) 0.74(1x2) 0.08(4x4) 0.024(1x2) LTE-Advanced 1000 500 30 15 3.7(4x4) 1.2(1x2), 2.0(2x4) 0.12(4x4) 0.04(1x2),0.07(2x4) ※ (m x n) : m transmit-antennas and n receive-antennas 6 方式開発: LTE-Advancedの標準化の流れ 13 ITU-RがIMT-Advancedの方式提案を募集 3GPPにて2008年よりフィージビリティスタディ(SI)と規格化(WI)を 実施し,LTE-Advanced(Rel-10)を提案.ITU-Rが規格認定 2008 Q1 ITUITU-R Q2 2009 Q3 Q4 Q1 Q2 Q3 (0)Invitation 2010 Q4 Q1 Q2 (1) Q3 2011 Q4 Q1 Q2 Q3 2012 Q4 Q1 Q2 Q3 Q4 (2) (3) (4)Spec. Recommendation Submission Proposal 3GPP Input LTE-Advanced Study Item LTE-Advanced Rel-10 Work Item LTE-Advanced Rel-11 Work Item Critical milestones in radio interface development process (0) Issue an invitation to propose Radio Interface Technologies (RITs) (1) ITU proposed cut off for submission of candidate RIT and a Set of SRIT (SRIT) proposals (2) Cut off for evaluation report to ITU (3) WP5D decides framework and key characteristics of IMT-Advanced RITs and SRITs (4) WP5D completes development of radio interface specification Recommendations 方式開発: LTE-Advancedの承認 14 ITU paves way for next-generation 4G mobile technologies ITU-R IMT-Advanced 4G standards to usher new era of mobile broadband communications Geneva, 21 October 2010 — ITU’s Radiocommunication Sector (ITU-R) has completed the assessment of six candidate submissions for the global 4G mobile wireless broadband technology, otherwise known as IMT-Advanced. Harmonization among these proposals has resulted in two technologies, “LTE-Advanced” and “WirelessMAN-Advanced” being accorded the official designation of IMT-Advanced, qualifying them as true 4G technologies. ITU、LTE-AdvancedとWiMAX2を次世代通信規格として承認 2012年1月21日 国際電気通信連合は、次世代移動通信システム規格「IMT-Advanced」に準拠する 規格として、「LTE-Advanced」と 「WiMAX 2」の両規格を承認した。メーカー 各社での製品開発の本格化が予想される。 LTE-Advancedは、LTEとの互換性を保ちながら、広帯域化を可能にする技術など を組み込み、高速移動時の下り100Mbps、低速移動時・停止時の最大1Gbps、 上りは最大200Mbpsを開発目標としてきた。 7 15 目次 最近のトピック 移動通信の国際標準化 モバイル端末の構成 近距離超高速通信(ミリ波)による新たな可能性 おわりに 16 下り最大通信速度の変遷 モバイル端末の通信速度は17年で3万倍(2.4kbps⇒75Mbps) 4G時代は1Gbps超へ 最大通信 速度[bps] 3.9G&4G 100M 17年で 年で300 30000 00倍 倍 下り通信速度は17 下り通信速度は 下り通信速度は17年で30000倍 HSDPA LTE 75M '10/12 14M 10M 1M 100k 10k 1k 3G&3.5G 2.4M '03/11 7.2M 3.6M 3.1M '08/4 '06/8 '06/12 CDMA2000 W-CDMA CDMA2000 1x EV-DO 384k 1x cdmaOne '01/10 144k 2G&2.5G PDC '02/4 64k Packet PDC '00/1 28.8k 14.4k '97/3 9.6k '98/7 '95/4 2.4k '93/3 '93 '94 '95 '96 '97 '98 '99 '00 '01 '02 '03 '04 '05 '06 '07 '08 '09 '10 '11 年 8 移動通信システムの発展 17 通信速度・ハードウェア・アプリケーションが相互に連携しながら進歩 スマートフォン時代で『一人ひとりの端末』へ 無線LAN ワンセグ GPS 携帯電話の ハードウェアの進化 ステレオサウンド FeliCa カメラ カラー液晶 相互に連携しながら 相互に連携しながら コンシェルジュ サービスが発展 サービスが発展 動画配信 音楽配信 デコレーションメール テレビ電話 アプリ メール 携帯電話の アプリケーションの進化 電話 '93 '94 '95 '96 '97 '98 '99 '00 '01 '02 '03 '04 '05 '06 '07 '08 '09 '10 '11 年 モバイルとインターネットの融合 18 LTEの導入により,携帯電話(音声+SMS)ユーザ30億人と, 家庭のPC経由のインターネットユーザ10億人が融合し, 35億人のモバイルインターネット市場が生まれる 出所: 日経コミュニケーション(2008年10月) 9 19 サービスイメージ 高速・大容量モバイル通信による、コミュニケーション体験の変革 いつでも、どこでも、誰とでも、何とでも 「繋がる」楽しさ サービスPF コンテンツ プロバイダ インフラ 放送事業者 課金・認証 サーバ SIPサーバ One Phone セルラー網 オールIP コアネットワーク インターネット CSG Community Service Gateway ダウンロードに要する時間 2G 3G LTE LTE-Advanced 28.8kbps 384kbps 100Mbps 1Gbps 音楽 13.3分 2.88MB 電子ブック 1.6時間 21MB 映画 278時間 3.6GB 1分 0.2秒 0.02秒 7.3分 1.7秒 0.17秒 21時間 4.8分 29秒 無線LAN ホームネットワーク モバイル端末の機能・構成 20 通信,放送,近距離通信,位置情報など様々な無線機器を一つに凝縮 ハードウェア/OSで各種アプリケーションを実現 セルラ通信 無線LAN 近距離通信 放送 位置情報 アプリケーション OS LTE, 3.5G/3G, GSM/GPRS Wi-Fi Bluetooth, 赤外線, Felica ワンセグ GPS SNS, Game, Music/Video, Map/Navi, Mail, Voice, etc iOS, Android, RIM, Windows U/I アプリケーションCPU ハードウェア 通信CPU RF 以降で説明 アンテナ 10 LTEモバイル端末の構成例 21 海外での利用を想定して全ての世代の移動通信方式(2G~LTE)に対応 小型・低消費電力を常に追求 RF Protocol Stack Peak Suppress MAC OFDM Demod アンテナ アプリケーション CPU 通信CPU 無線通信機能とアンテナ数 22 移動通信方式は4種類,7周波数帯に対応 ワンセク,GPS,buletooth,WiFiなど多くの無線機器を搭載 システム 周波数[MHz] アンテナ数 UL: 1447.9~1462.9, 1940~1960 LTE 最大4 (MIMO受信用) DL: 1495.9~1510.9, 2130~2150 UL: 830~845, 3.5G 2 (ダイバーシチ受信用) DL: 875~890 UL: 1769.9~1784.9, 1940~1960 3G 1 DL: 1864.9~1879.9, 2130~2150 GSM UL: 890~ 915, 1710~1785, 1850~1910 1 /GPRS DL: 935~ 960, 1805~1880, 1930~1990 ワンセグ 470~770 2 (ダイバーシチ受信用) GPS 1574.397~1576.443 1 Felica 13.56 1 Bluetooth 2400~2484 1 無線LAN 2409.5~2474.5 1 11 23 1. アンテナ部 『つながりやすさ』の実現のために高利得化が鍵 人体による影響を考慮しつつ,高利得の小型・内蔵アンテナを実現 z 周波数,帯域幅の異なる多岐の 無線通信システムに対応する 制約条件 z 小型化 MIMO複数アンテナ素子の近接配置 トレード オフ • RF線路引き回しの削減 Î 伝搬損失低減 MIMOアンテナ素子間結合の低減 • アンテナ相関の低減 Î 放射効率の向上 同一/異なる無線通信システムのアンテナ統合 z 内蔵化 Î デザイン性の向上 z 人体による影響の考慮 ユーザの利用形態に即した検討 出所: 西木戸他,信学ソ大,B-1-226, 2004. “携帯機用 平行3素子アンテナのMIMO 特性解析” 24 2. 無線部 『長く使える』の実現のために省電力化が鍵 中心周波数・帯域幅の動的切替,マルチバンド電力増幅による小型・省 電力・低コスト化を実現 広帯域&帯域可変対応 (1.4~20MHz) MIMO受信(DL:2x2) (ULはシングル送信) mipi標準対応 DigRF v.3.9-I/F 64QAM受信 低EVM設計, 高CNR 12 25 3. 通信CPU 『電波から信号を取り出す』『手順を踏んでつながる』を実現 『長く使える』の実現のために省電力化が鍵 MIMO復調 信号分離性能が高いMLDなどが必要 トレードオフ 演算量の低減が必要 QRM-MLD with ASESS等の利用 CPU Digital Baseband 2G/2.5G/3G/3.5G-core SCFDMA Mod FEC HARQ (TURBO / CC) AMC LTE-core Protocol Stack MIMO Decode Cell Search Peak Suppress CPU MAC OFDM Demod Digital Baseband Turbo復号 並列化 Î 処理遅延の短縮 Max-Log-MAP復号 Î 演算量の低減 LSI設計 半導体プロセスの微細化 LSI低消費電力化技術の活用 ・ クロックゲーティング ・ トランジスタの閾値電圧の可変制御, ほか 4. アプリケーションCPU 26 映像・音楽・ゲーム・メールなど『楽しい』を実現 『サクサク動く』ための高速動作と『長く使える』ための低消費電力を 高度に両立 z IPアプリケーションやプロトコルの処理を行う z 動画像処理・音声/音楽処理・移動局における各種デバイスの制御,電 源・充電の制御を行う 制約条件 z LTEの導入によるデータの大容量化 Î CPUの高速化 z スマートフォンなどにみられるモバイル端末の高機能化 Î オープンプラットフォームへの対応 z ハイビジョン映像の録画再生や3Dグラフィックスの採用などの映像処理 系の高度化 Î ディスプレイやグラフィックスの高性能化 13 27 目次 最近のトピック 移動通信の国際標準化 モバイル端末の構成 近距離超高速通信(ミリ波)による新たな可能性 おわりに 28 ミリ波(60GHz)で何ができる? インターフェス高速化・ストレージ大容量化 ⇒ギガビットへの期待 日米韓が無線局免許不要の特定小電力に割当済み⇒グローバルに使える 音声 機器間 機器間 近接通信 近接通信 1m Bluetooth2.0 zigBee 宅内、構内 宅内、構内 通信 通信 10m B U W a) .4 (15 映像 (圧縮) (非圧縮) 波 ミリ Hz) B d WB 60G UW 波 波U SSBB ( 2.11a ロ ロ ク U 0 ク イ essss U .0 8 ig マ マイreelle WiG hh 33.0 iir t t o W W ettooo lue BBlu b .11 802 車内・室内 伝送距離 0.1m .111nn 880022.1 (GHz) 57 58 59 60 61 62 64 65 66 日本 拡張済 59.0 66.0 米国、カナダ、韓国 57.0 100m 64.0 欧州 地域内 地域内 通信 通信 57.0 MWiMAX (802.16e) 1000m 広域 広域 通信 通信 63 66.0 オーストラリア 59.4 4G 2G / 2.5G / 3G /3.5G 3GLTE 62.9 WiMAX 0.01 0.1 1.0 10 100 1,000 伝送速度(Mbps) 14 標準化団体WiGigが狙うユースケース 29 Sync&Go, Wireless DisplayにPC用途を加え,幅広い用途展開を狙う 出所:WiGig_White_Paper_FINAL.pdf ギガビット無線伝送への期待 30 従来の無線LANの20倍を超える高速伝送を実現 30分程度のハイビジョン映像(圧縮)を10秒以下で転送 非圧縮伝送による超低遅延な映像伝送 <HDストリーミング> ・モバイルゲームを大画面で (非圧縮で低遅延) ・モバイル内コンテンツを大画面で (圧縮で低消費電力) <大容量高速転送> ・取りためた番組を高速持ち だし ☆WiFiの20倍の転送速度 ◆高速通信で瞬間転送 (3分→10秒) ☆WiFiで実現できない低遅延 ◆非圧縮伝送で低遅延 (300msec→1.5msec) 300 実効転送時間 <瞬間転送> ・モバイル機器間で瞬間転送 ・コンテンツキオスクで街角高速 ダウンロード 実効遅延時間 250 WiFi(11n) WiFi(11n) 200 150 WiGig(1G) WiGig(1Gbps) 100 ダウンロード時間 (2.4GB) WiGig(2G) WiGig(2Gbps) 0 50 1分 100 150 200 3分 50 0 WiFi(圧縮) WiGig(非圧縮) WiFi(圧縮)WiGig(非圧縮) 15 目次 31 最近のトピック 移動通信の国際標準化 モバイル端末の構成 近距離超高速通信(ミリ波)による新たな可能性 おわりに モバイル ライフサービス 在宅医療 32 地域ネットワーク インターネット モバイル端末 あなたと地域社会をむすび、豊かで安心な生活を 16 モバイル端末の進化により変わる世界 33 高速かつ異種網間でシームレスに繋がる世界 屋外ではLTE-Advanced,会社では802.11ac(WLAN), 家庭内ではWiGig(ミリ波)で通信するモバイル端末 ユーザがモバイル端末とネットワークの垣根を意識しない ネットワークの進化に裏づけされたモバイルクラウドによりデータ・ アプリケーションの所有から利用へ 膨大な量のセンサデータや,ユーザの行動データに基づいた, ユーザ毎のきめ細やかな支援サービスを実現する世界 ユーザの意図を理解する行動支援モバイル端末 34 17
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