プレスリリース 報道各位 中山道広重美術館 館長 小嶋 初夫 中山道広重美術館 春季特別企画展 こ こ ん とうざい み め くらべ ひと 「古今東西美女 競 -描かれた女-」 開催要項 1.【会期】 前期:4 月 7 日(木)~5 月 8 日(日) 後期:5 月 12 日(木)~6 月 12 日(日) 【開館時間】9 時 30 分~17 時(入館は 16 時 30 分まで) 【休館日】 月曜日(祝日を除く)、祝翌日 ※4 月 4 日(月)~6 日(水)、5 月 9 日(月)~11 日(水)は展示替えのため休館 2.【観覧料】一般:820 円(20 名以上の団体は 660 円) 高校生以下:無料 3.【主催】恵那市・恵那市教育委員会・公益財団法人中山道広重美術館 【後援】国際浮世絵学会 4.【展覧会内容】 浮世絵、日本画、油絵―。美人は永遠のテーマです。いつの時代も、画家は“美しい女(ひと)” を描いてきました。この春、中山道広重美術館に女性美を表した絵画が集います。会場で、あなた の心を動かす女(ひと)にきっと出会えることでしょう。 5.【図版】 ①歌川国芳「山海めてたいづゑ 十九 はやくきめたい 大判錦絵 嘉永 5 年(1852) メ~テレ蔵 播州高砂蛸」 《山海愛度図会》は歌川国芳による美人画の揃物です。それぞれの図に「~たい」という 副題が付けられており、さまざまな仕草を見せる女性の半身像が、諸国の名物と共に描かれ た大判のシリーズです。「はやくきめたい」と題された本図では、快活な美女がおみくじを 手に、恋人を射止めようと思いを巡らせています。傍らには丸くなった猫が眠っています。 たこ 背景に描かれたのは播州(現在の兵庫)の蛸漁の様子です。 ②岸田劉生《麗子十六歳之像》 油彩・カンヴァス 45.3×23.0 ㎝ 昭和 4 年(1929) 笠間日動美術館蔵 岸田劉生(1891-1929)は、大正・昭和期に活躍した画家です。黒田清輝に師事し、初め けんろう は印象派の影響を強く受けていましたが、やがてルネッサンスやバロックに傾倒し、堅牢な 作風へと変わっていきます。劉生はこうした西洋絵画を学習すると共に、中国宋元画や浮世 絵にも関心を持っていました。彼は愛娘・麗子を繰り返し描き、数十点もの「麗子像」を残し ました。本作は最晩年の劉生が、16 歳の時の麗子を表した作品です。 6.【関連イベント】 ※参加無料(別途要入館料) ※都合により変更・中止になる場合があります。 学芸員による作品ガイド 日時:未定 場所:展示室 1(1F) 公開講演会 講師:山梨絵美子氏(東京文化財研究所) 日時:平成 28 年 5 月 21 日(土) 13:30 より 2 時間程度を予定 場所:講座室(3F) 美術館ボランティア「香風会」(代表:鎌田幸子)による呈茶会 日時:未定 場所:メーンラウンジ(1F) 【お問い合せ】 〒509-7201 岐阜県恵那市大井町 176-1 中山道広重美術館 担当:前田詩織 TEL:0573-20-0522/FAX:0573-25-0322
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