国芳 謎解き木曽街道六十九次之内

プレスリリース
報道各位
中山道広重美術館
館長
小嶋 初夫
中山道広重美術館企画展
「国芳 謎解き木曽街道六十九次之内」
開催要項
1. 【会期】2016 年 2 月 25 日(木)~2016 年 4 月 3 日(日)
【開館時間】9 時 30 分~17 時(入館は 16 時 30 分まで)
【休館日】月曜日(祝日を除く)、祝翌日
※2 月 22 日(月)~24 日(水)は展示替えのため休館
2. 【観覧料】
一般:510 円(20 名以上の団体は 410 円)
高校生以下:無料
3. 【主催】恵那市・恵那市教育委員会・公益財団法人中山道広重美術館
4. 【展覧会内容】
幕末に活躍した浮世絵師・歌川国芳は、駄じゃれやなぞなぞなど言葉遊びを
盛り込んだ、ユーモアあふれる絵を数多く描きました。さまざまな画題に筆を
染めた国芳ですが、わけても得意としていたのが武者絵でした。本展でご覧い
ただく《木曽街道六十九次之内》は、中山道(木曽街道)をテーマにした国芳
による 72 枚の揃物です。画中には宿場風景と共に、それぞれの地名から連想さ
れる戯曲や伝説に登場する人物が描かれます。迫力ある国芳の武者絵と、ウィ
ットに富む浮世絵の世界をご堪能ください。
5. 【図版】歌川国芳《木曽街道六十九次之内》「今須」
江戸の人々にとって馴染み深い『曽我物語』に取材した作品です。鎌倉時
代に起きた仇討ち事件を扱った軍記物語で、芝居や小説を通して江戸庶民に
親しまれていました。曽我十郎祐成と五郎時致の兄弟は、父の仇である工藤
祐経を討つことを誓います。本図は、まさに祐経の所に乗り込もうとする兄
弟の緊迫した姿を表しています。2 人は祐経がいることを確かめ合い手振り
で合図を送ります。「います」と今須を掛けた言葉遊びです。
6. 【関連イベント】
※参加無料(別途要入館料)
※都合により変更・中止になる場合があります。
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学芸員による作品ガイド
日時:3 月 5 日 13:30~(30 分~1時間程度を予定)
場所:展示室 1
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解説ボランティア「幽遊会」による作品ガイド:要事前予約