オムニビジョンおよび INOVA 社が車載用カメラシステム

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オムニビジョンおよび INOVA 社が車載用カメラシステム向けに
高性能画像データソリューションを開発
リアルタイムで画像データおよび制御データを送信するために、高性能車載用カメラ
にリンクを提供するチップセット
【サンタクララ(米カリフォルニア州)2010年10月19日】高性能デジタルイメージングソリュ
ーション開発大手のオムニビジョン・テクノロジーズ(NASDAQ:OVTI)と、信頼性のある
高速シリアルデータ通信製品を専門とするファブレス半導体メーカーのINOVA
Semiconductors(イノーバセミコンダクターズ)社は本日、エレクトロニカ2010で、初の
APIXTMリンクベースのメガピクセルハイダイナミックレンジ(HDR)車載用カメラシステム
を発表しました。このシステムには、イノーバ社のAPIXリンクデータインターフェースをベー
スとしたチップセットが搭載されており、多数のオムニビジョンOV10630ベースのカメラを自
動車制御装置に接続しています。360度ビュー、物体/歩行者検出およびその他の高度な機能
が搭載された、マルチカメラ運転補助システムが幅広く採用されるには、高性能なリアルタイ
ムデータ転送が重要です。
「車載のカメラ数が増加しているなかで、そのカメラの大半は、駐車距離制御、サラウンドビ
ュー、衝突回避、情景認識機能といった、多数のアプリケーションをサポートするように、現
在は設計されています。したがって、CPU とリアルタイムで、画像データと制御データを確実
に交換することが重要です」と、イノーバセミコンダクターズ社のセールス&マーケティング
ディレクター、Thomas Rothhaupt 氏が述べています。「弊社とオムニビジョン社との連携を
通じて、次世代高性能運転補助システムに向けて、弊社では今後自動車業界に、低遅延かつ高
透過率の高帯域リンクを提供することが可能です」。
APIXリンクのカメラシステムにより、カメラは単純なケーブル1つを用いてリアルタイムに、
全二重通信で非圧縮画像を伝送することが可能になります。この処理によりCPUは、カメラが
リンクを介して画像を送信し続ける間に、シングルフレーム間でも常にカメラを完全に制御す
ることができます。APIXリンクは同様に、カメラにも性能向上をもたらしています。
「弊社の次世代車載用CMOSセンサーにより、高品質なイメージングおよびセンシングアプリ
ケーションを実現できます」と、オムニビジョンの自動車テクニカルマーケティングマネージ
ャー、Dr. Mario Heidが述べています。「弊社とイノーバ社との連携では、運転補助システム
が、オムニビジョンの新OV10630のような、次世代デジタルCMOSセンサーにより可能となっ
た画像の質や情報コンテンツを十分に生かすことができる、最適化されたイメージングと接続
性機能の開発に重点を置きました」。
このOV10630は、高品質で完全に処理されたカラーHDR画像データを、メガピクセル解像度で
毎秒30フレームにて伝送し、また、8-10ビット幅のデジタルビデオポートに向けて80-
96MHzの出力クロックを使用しています。APIXリンクのチップセットは、OV10630のクロッ
ク速度、制御および安全機能をサポートしながら、10メートルを超える距離で、ビット誤り率
(BER)ゼロを実現できます。
APIXリンクのカメラシステムは、ドイツのミュンヘンで開かれるエレクトロニカにて、11月9
日から12日まで展示されます。A6.313号室のイノーバ社のブースをご訪問ください。オムニビ
ジョンの車載用イメージングソリューションに関する詳細につきましては、
www.ovt.com/automotiveをご覧ください。
オムニビジョンについて
オムニビジョン・テクノロジーズ(NASDAQ:OVTI)は、高性能デジタルイメージングソリ
ューションの開発大手です。受賞歴のある CMOS イメージング技術により、携帯電話、ノート
パソコンや Web カメラ、デジタルスチルカメラやビデオカメラ、セキュリティ・監視装置、娯
楽装置、自動車用および医療用画像処理システムなど、数々の家庭用・業務用機器で優れた画
質を実現しています。詳しくは、http://www.ovt.com をご覧ください。
イノーバセミコンダクターズ社について
ISO9001認証取得企業であるイノーバセミコンダクターズ社は、ファブレス半導体メーカーで、
ドイツのミュンヘンに本社を置いています。製品の設計、マーケティング、販売および自社技
術のライセンス認可などを、直接およびグローバルな販売ネットワークを通じて行っています
。
イノーバセミコンダクターズ社は、最大50mの標準STP銅ケーブル、または最大500mおよびそ
れ以上の光ファイバーケーブルを通じたGigabit/sデータ転送向けの、信頼のできる高速シリア
ルデータ通信製品を専門としています。GigaSTaR™、GigaSTaR DDL™および APIX™製品ラ
インでは、デジタルマルチメディア伝送において、特に、自動車、産業および運輸市場におい
て、大きな進歩を遂げました。詳しくは、www.inova-semiconductors.deをご覧ください。
免責条項
OV10630 の予測需要、性能、機能、潜在的な市場訴求力、ならびに量産予定時期に関する
記述を含め、このプレスリリースに含まれる特定記述は、リスクおよび不確定要素を伴う
「将来予想に関する記述」です。これらのリスクおよび不確定要素によって、この将来予
想に関する記述とオムニビジョンにおける実際の結果は大きく異なったものになる可能性
があります。そのような可能性があるものとしては、潜在的なエラー、OV10630 の設計上
の瑕疵その他の問題、顧客および市場に受け入れられる可能性、需要、ならびにフォーム
10-K によるオムニビジョンの年次報告書およびフォーム 10-Q による四半期報告書を含め
て、当社が SEC(米証券取引委員会)に随時提出する文書および報告書に詳述したリスク
が含まれますが、その限りではありません。オムニビジョンは、どの将来予想に関する記
述に含まれる情報であれ、それを更新する義務はいっさい負わないことを明示的に宣言し
ます。
OmniVision®およびオムニビジョン ロゴは、オムニビジョン(OmniVision Technologies, Inc.)の登録商標です。OmniPixel3-HS™
は、オムニビジョンの商標です。APIXTM、GigaSTaR™、GigaSTaR DDL™は、イノーバセミコンダクターズ社(INOVA
Semiconductors GmbH)の商標です。その他すべての商標は、それぞれの所有者に帰属します。
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