新城市結婚支援業務委託仕様書 1.委託事業名 新城市結婚支援業務委託 2.事業目的 国は、急速な人口の減少に歯止めをかけるために、まち・ひと・しごと創生法を制 定し、総合戦略の基本目標には、 「若い世代の結婚・出産・子育ての希望をかなえる」 を掲げている。 新城市において、未婚率は20代男性で70%を超え、20代女性も55%に達し ている。未婚率の増加、晩婚化は新城市の出生数の減少の原因として考えられ、結婚 の希望をかなえることは、市を上げて取り組むべき課題となっている。 この課題解決を目指すために、出会いの場を提供するとともに、結婚に向けた自身 に磨きをかけるセミナーの開催、出会いの場創出のための人材育成を行う事業を実施 する。 3.委託期間 契約確定日の翌日から平成28年3月18日までとする。 4.委託内容 以下の業務を行うこととし、詳細については市と協議すること。 ①出会いの場の提供(イベント) 新城市の地域資源を存分にアピールするとともに、男女の出会いの場を意識した 交流プログラムを企画すること。 ア.開催数は、1回以上とする。 イ.会場は新城市内とし、観光資源の活用や市の魅力を活かしたイベントに することで、新城市への定住促進につながるものとすること。 ウ.参加者は、新城市内に住む男性と、新城市内外の女性を対象とし、募集人数 は、1度のイベントで男女各25名程度とする。 エ.イベントへの参加費は、無料とする。 オ.イベントを通じて成立したカップルが成婚につながるアフターフォロー方法、 成婚数を把握できる仕組みを提案すること。 ②セミナーの開催 効果的な話し方や聞き方、セルフマネージメントなど対人関係構築についてのセ ミナーの実施。 ア.男女同時か別々かはどちらでも構わないが、契約期間中に男女各2回以上行 うこと。 イ.講師選定にあたっては、啓発効果の高い講師を招くこと。 ウ.セミナーへの参加費は、無料とする。 エ.募集人数は、各回20名程度とする。なお、男女同時に行う場合は、男女各 20名程度とする。 オ.市の会議室等、市が無料で使用できる施設を活用する場合は、会場費を見込 まなくてもいいこととする。 ③人材の育成 次年度からの永続的な事業実施を目的とした、人材の育成。 ア.①のイベントのスタッフには、出会いの場創出(イベントの実施)に関心の ある市民を募集し運営に参加させることで、運営について学べる機会をつくる こと。 イ.その他、人材育成のための効果的な施策があれば提供すること。 ※各業務共通事項 ア.広告については、若者の関心を引き興味を抱かせるものとすること。 イ.参加者募集の広告について、市内は市の広報も利用できる。 ウ.参加者の募集・受付・事業内容に関する問い合わせについての対応等は、受 注者が行うこと。 エ.移動手段の確保、実施会場及び当日の運営スタッフの確保、プログラム運営、 参加者交流において必要な消耗品の準備等、一連のコーディネートを行うこと。 オ.参加者に対してイベントやセミナー内容、満足度についてアンケートを行い、 集計及び分析を行い、今後の研修やイベントに反映できるようにすること。 カ.委託業務終了後、開催日時、講師、内容、参加人数等を記載した報告書を速 やかに市に提供すること。 5.事業実施体制の届出 受注者は、契約後速やかに業務履行のための実施体制を整え、書面による届出を行 い、市の承諾を得るものとする。 6.打ち合わせ協議及び記録 打ち合わせや協議事項については、記録を作成し、相互に確認を行う。 7.事業委託料の支払い 本事業の委託料として新城市結婚支援業務委託契約書に掲げる契約金額を、委託業 務終了後に受注者に支払うものとする。 8.秘密の保持 受注者は、本事業に関して市から提示された資料や情報、催事参加者から得た個人 情報等の管理取扱いに関して細心の注意を払い、本業務以外に使用することがあって はならない。また、事業履行上知り得た情報等について、他に漏らしてはならない。 9.留意事項 ア.受注者は、事業履行に際し、担当職員と適宜連絡調整を行い、十分な打ち合わ せの上で本事業の目的を達成しなければならない。 イ.本事業に必要な新城市所有の資料等について、受注者から提供協力依頼があっ たときは、提供可能であれば無償で貸与する。 ウ.受注者は、事業履行に際し、内容に疑義が生じたときは、速やかに担当職員と 協議し、指示を受けなければならない。 エ.受注者は、新城市から本事業の進行状況について提示を求められた場合には、 直ちに報告提示する義務を有する。 オ.受注者は、受注者が行う業務を一括して第三者に委託し、又は請け負わせるこ とはできないものとする。ただし、業務を効率的に行ううえで必要と思われる業 務については、市と協議のうえ、業務の一部を委託することができるものとする。 カ.本仕様書及び契約書に定めるもののほか、本事業委託契約について疑義が生じ た事項については、双方協議し定めるものとする。 10.著作権の帰属 採用された企画及び本事業の成果物に係る著作権は、新城市に帰属する。
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