CAT-36551A 過電流警報器 外部センサ・小電流対応型過電流警報器 0.5A~20Aプログラム方式 CRY-DLX 型 式 〔特 長〕 ● モータの過負荷・ヒータの部分短絡、各種電子機器の異常を検知する過電流警報器です。 ● 外部制御電源不要な構造で、外部センサ付きの小電流対応型です ● 電源は、100V/200Vタップ付きで共用できます。 ● 動作点は、0.5A~20Aのプログラム方式で、正確な過負荷検知が可能です。 ● モータの起動電流、トランスの励磁突入電流などの始動モードに対し、電流整定までの 不感帯タイマーにより誤動作を防止します。 ● 動作表示LED付きで、動作点設定が容易です。 ● 警報出力は、無電圧1トランスファー接点です。 ● CT内蔵の標準品(CRY-DP)のCT外付タイプです。 〔外形図〕 〔接続図〕 200V 100V 電 源 回 路 48 100 15 5 電流モニター (0.5A~20Aプログラマブル) 比 較 ・ 出 力 回 路 出力リレー 〔付属CT〕 4A Timer 10A 3A 2A 1A 0.5~2A CT接続時に 極性は関係 ありません。 ONになっているDPSの電流の和が 動作電流になります。 96 110 120 DPS Alarm 2-出力端子 φ 2 -φ 5取 付穴 2-M3ネジ穴 (下面) 〔仕 様〕 型式 電源 対応電流範囲 動作点設定 外付の付属センサ 応答時間 動作ヒステリシス幅 不感帯タイマー 出力リレーの接点容量 使用条件 CRY-DLX AC 100V/200V、 50/60Hz 共用 (電圧端子を選択する) 0.5A~20Aプログラム方式 (精度±5%) 6桁DPSのうちONになっている電流の和が動作点設定値となります。 CTL-12-S30-10Z (最大許容電流250A連続) 100msec (ただし不感帯タイマー動作後) (typ) (動作電流) - (5%) で復帰 電源投入後0.1S~10Sの範囲で設定可 (Timer) AC125V/0.5A、 DC24V/1A、 cosφ=1 -10℃~+50℃、結露のないこと 〔使用上のポイント〕 ● 動作点のおおまかな設定は、ディップスイッチによって、1A~20Aの範囲を1A刻みですることができます。 ● 設定分割能2A以下の微細な設定には、Iadj (0.5A~2A) のディップスイッチを併用してください。 ● 実稼動状態で動作点を設定するには、表面のLEDが点灯する設定値の +10%程度の値にすると、十分マージン を持った安定動作となります。 ● 分割センサを適用する場合はCTL-CLシリーズ(イージーオーダー品)で変流比(200A/0.2A)を選定する。 ● 太物電線対応は、同じ変流比の大口径(CTL-24-S28-10Z)なら特性互換性があります。 ● 3相負荷用には、V-INを(R-S間)に、CT-INをR相に貫通させたセンサに接続すれば、単相簡易モニターとなります。 ● 回路は電源非絶縁方式です。CT端子は絶対に接地しないでください。 ● インバータ2次側でのご使用はできません。 ● 正弦波電流専用。歪み電流波形では動作点が異なります。 取 扱 説 明 書 接 続 法 CAT-36551A 1φ/ 100V負荷用 3φ/ 200V負荷用 (3相1線検出) 1φ200V用の場合は、V-INを200V 端子とします。 電 源 回 路 比 較 ・ 出 力 回 路 電流モニター (0.5A~20Aプログラマブル) 1φ200V用を1セット使用し、S相の電流のみ検出 する簡易モニターです。 出力リレー 電 源 回 路 比 較 ・ 出 力 回 路 電流モニター Alarm (0.5A~20Aプログラマブル) DPS ※回路は電源非絶縁方式です。 CT端子は絶対に設置しないでください。 4A 10A 3A 2A 1A 0.5~2A 4A Timer 10A 3A 2A 1A 0.5~2A Alarm DPS Timer 1φ負荷 出力リレー ※回路は電源非絶縁方式です。 CT端子は絶対に設置しないでください。 3φ負荷 3φ/ 200V負荷用 (3相2線検出) 1φ200V用を2セット組み合わせで使用する全相モニターです。 警報出力は、OR接続とします。 比 較 ・ 出 力 回 路 電流モニター Alarm (0.5A~20Aプログラマブル) DPS 出力リレー Alarm Timer 10A 4A 3A Timer 0.5~2A 4A 電 源 回 路 10A 3A 2A 1A 0.5~2A DPS 出力リレー 2A 電流モニター (0.5A~20Aプログラマブル) 比 較 ・ 出 力 回 路 1A 電 源 回 路 ※回路は電源非絶縁方式です。 CT端子は絶対に設置しないでください。 3φ負荷 表面パネルの設定法と表示 動作電流は、6桁のディップスイッチでプログラムします。 ONの位置にある電流値の総和が設定値となります。 (例-1) 設定値 1A : (1A=ON) (例-2) 設定値 20A : (1A+2A+3A+4A+10A)=ON (例-3) 設定値 2.5~4A可調整 : (0.5A~2A+2A=ON)・・・左図の状態 ● 設定値以上に電流が増加すると(Alarm)LEDが点灯し、出力リレーが動作します。 リレーは、LEDの消灯時はNCにつながり、LEDの点灯時はNOにつながります。 リレーの仕様については、製品仕様を参照してください。 ● 実負荷稼動状態で動作点を設定するには、LEDが点灯する値の+10%程度にすると、十分 マージンをとった安定動作となります。 ● 動作点を1A きざみより細かく設定したい場合は、上記(例-3)のように(0.5A~2A)の調整用 ディップスイッチを併用し、動作点をIadj トリマーで調整してください。 動作点は Iadj トリマーで調整できます。 ● モータの起動電流など、瞬時大電流で動作しないよう、不感帯タイマー機能を内蔵していま す。不感帯の時間は、Timer トリマーにより(0.1秒~10秒)の間で調整できます。 ● 100V 200V Timer CT-IN ● ● 4A 10A 3A 2A 0.5-2A Alarm 1A Iadj 製品改良のため予告なしに仕様を変更することがあります。 特注品の製作も可能です。 お問い合わせください。 〒230-0045 横浜市鶴見区末広町1-1-52 TEL 045-502-3111 FAX 045-502-3632 (販売代理店)
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