エアコン1台で冷暖房システム 全館空調

エアコン1台で冷暖房システム 全館空調
高気密、高断熱住宅のメリットを最大限に活かすのが全館空調と言われています。
しかし、現在の全館空調システムは省エネとは言い難いです。そこで、市販の壁掛けルームエアコン1台で冷暖房ができ、同時に換気、空
気浄化、加湿、除湿を行うことができる省エネで快適な室内環境を可能にした次世代全館空調がMaHAtシステムです。
(特許 第5094894号 特許 第5067769号)
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空調室
空調室には家庭用のエアコンが備え付
けられています(40坪の延べ床面積の
建物に12畳用エアコンが標準)。
フィルターで浄化された空気は、エアコ
ンで温度と湿度を調整します。季節など
によっては加湿器やアロマ加湿器を置
いてもいいでしょう。
つまり、この部屋できれいで心地のいい
空気をつくるわけです。
小屋裏などに設けられた空調室で、各部
屋から戻ってきた空気に、外からの新鮮
な空気をミキシングします。
その空気は空調室に入る前にフィルター
で浄化されます。また、外気については
熱交換器を通すため温度と湿度もある程
度調整されています。
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※住宅の条件などによってエアコンの大きさは変化し
ます。
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吹出しグリル
コントローラー
給気は、各部屋に取り付けられたコ
ントローラーで調整することができま
す。たとえば室温を変更したい場合
はこのコントローラーで吹き出しの量
を調整します。
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排気グリル
新鮮な空気が入ってきたことで、それま
で部屋の中にあった空気が押し上げら
れ、排気口を通って屋外に排出されま
す。 また廊下や階段に押し出された空
気は空調室に戻ってきます。 この時に
も必ずフィルターを通るので、空調室の
中にホコリなどで汚れた空気が入り込
むことはありません。
空調室でつくった空気を、小型の送風機を使っ
てダクトに送り込み、各部屋に空気が届けられ
ます。
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エアコン
床下
床下も居室と同様に空気が流れています。外気
が入り込まないため、床下の温湿度環境を一定
に保つことができます。 たとえば冬、床下も暖か
いため、1階の床が冷たいと感じることが少なくな
ります。