会社案内 www.jsw.co.jp 2016.07 ビジョン 経営理念 独創技術で ・顧客に驚きと感動を与え続ける 変化を創り出し ・社会との共生を図り、 社会の発展に 継続的に利益を実現する ・変わり続ける意識を持つ 貢献する企業 Contents 01 ビジョンと経営理念 1907年(明治40年) 、後に日本の鉄鋼業の一大基地となる北海道室蘭市に兵器の国産化を 03 ご挨拶 目的として、英国二社(アームストロング社・ビッカース社) と日本一社の共同出資による国 05 事業部門の構成と製品群 家的事業がスタートしました。これが日本製鋼所の誕生です。 07 製作所 09 素形材・エネルギー事業 太平洋戦争後、蓄積した高度な技術・ノウハウ 得てきました。そして今、「素材とメカトロニ 15 産業機械事業 を基盤に民需に転換し、優れた「鋼」づくりと、 クスの総合企業」として、発電、石油精製、天 23 研究開発 それらを活かした「機械」の開発、さらに新規事 然ガス、風力発電等のエネルギー産業向けを中 25 技術史 業分野の開拓に努めてきました。その活動は、 心とする素形材・エネルギー事業と、樹脂機械 27 会社概要と沿革 電力・鉄鋼・造船・石油化学などの重化学工業 製品とプラスチック成形機等を中核に IT、防 主要拠点 のみならず、自動車・電機・情報機器などの幅 衛など多様な製品を展開する産業機械事業を柱 29 広い分野にわたり、「鋼と機械の総合メーカー」 に、社会の最先端のニーズに応えています。 31 主要営業品目 32 日本製鋼所グループ会社 として、国内はもちろん世界的にも高い評価を JSW corporate guide 02 ご挨拶 M essage f rom the Pr e si de nt “グローバル & ニッチトップ企業グループ ” を目指して。 03 1907(明治 4 0)年の創業以来、当社は時代と エネルギー事業、樹脂機械を中心に幅広く産業 し、変化する社会とお客様のご要望に応えられ 社会の要請に技術で応えてまいりました。この 機械をラインアップする産業機械事業をグローバ る『グローバル & ニッチトップ企業グループ』 を 間に研鑚し培った技術と技能、そしてそれらの ルに展開しており、これらの諸問題に対し、蓄 当社グループ全体で目指してまいります。 向上と“ものづくり”に真摯に取り組む DNAは 積した固有技術と新たな技術の創出により、今 同時に、企業倫理の遵守、環境保全、職場の 今なお当社企業価値の根幹をなし、社会の基盤 後も幅広く社会の発展に貢献してまいります。 安全の確保等は信頼される製造企業として必須 を支える優れた製品に結実しております。 当社は“ものづくり” を基盤とする会社とし の条件であり、社会の一員としてCSR(企業の 現在、世界経済は様々な変動を経験しつつ て、製造・設計・技術・営業など、さまざまな現 社会的責任)を果たす経営を進めてまいります。 も、先進国、新興国共に、十分かつ安定したエ 場の力をそれぞれに進化させると同時に、これ 今後ともご支援、ご鞭撻を賜りますようお願 ネルギー供給と環境の両立が大きな課題となっ ら相互の密接な連繋により、お客様の課題を解 い申し上げます。 ております。当社は電力、石油、天然ガス等、 決するための活動を粘り強く展開いたします。 エネルギーに関わる諸製品を柱とする素形材・ また、経営戦略に基づく諸施策を確実に遂行 JSW corporate guide 株式会社日本製鋼所 代表取締役社長 JSW corporate guide 04 事業部門の構成と製品群 素形材・エネルギー事業 産業機械事業 ▲ 鋳鍛鋼部門 鋼板・鉄構部門 + ▲ ▲ 広島製作所・横浜製作所 設計、製造(鋳造、機械加工、圧延、溶接) 、設備 設計、鋳造、機械加工、設備保全・エネルギー管理、 保全・エネルギー管理、輸送、検査、保安管理・ 機械部品製作、機器据付サービス、保安管理・ 福利厚生/各関連・子会社 福利厚生/各関連・子会社 JSW corporate guide 鋼板・鉄構製品/風力発電機 樹脂機械製品 その他機械 ●発電用一体型ロータシャフト ●石油精製圧力容器 ●大型造粒機 ●二軸混練押出機(TEX) ●エキシマレーザーアニール装置 ●原子炉圧力容器用シェルフランジ ●クラッド鋼板・鋼管 ●フィルムシート装置 ●マグネシウム合金射出成形機 ●火力発電用タービンケーシング ●風力発電機 ●プラスチック射出成形機 ●電車用緩衝器・密着連結機 ●連続多層中空成形機 ●コンプレッサー ●防衛関連機器 自動車 IT ●製鉄用圧延ロール 電力・鉄鋼 + 05 関与工場 + 市場 単体事業部門 ▲ 室蘭製作所 鋳鍛鋼製品 製品 その他機械部門 ▲ 関与工場 樹脂機械部門 他 + 単体事業部門 連結セグメント ▲ 連結セグメント 石油・天然ガス 自然エネルギー 石油化学 産業機械 製品 防衛 市場 JSW corporate guide 06 製作所 超大型一体低圧タービンロータ軸 累計出荷250 本達成(室蘭製作所) 技術 No.1へのこだわりが、JSWのプロダクト・マインドです。 お客様の信頼に応え世界のトップレベルの「品質」を 料、一般圧力容器、ボイラーなどについて世界的に権 お届けする最新鋭の生産設備。室蘭、広島、横浜− 威のある米国 ASME スタンプの使用資格を得ました。 当社が誇る 3 つの生産基地から、今日も世界に向け さらに、1983 年には、品質管理で名誉あるデミング て高度な製品・システムが送り出されています。合理 賞実施賞を受賞。また1994年には、品質マネジメント 性、効率性を徹底的に追求したこれらの生産基地で システムの国際規格であるISO 9001・9002、2002年 は、多くのスペシャリストが技術の革新にチャレン にはISO9001に 統 合、1998 年 に はISO14001の 認 証 ジしています。当社の特色ある 3つの製作所は高精 を取得するなど、その品質と製造技術の高さおよび環 度化や省エネ化を図り、多様な時代の様々なニーズ 境保全活動への取り組みは世界に認められています。 室蘭製作所 2010年10月 広島製作所 横浜製作所 に応える万全の体制を整えています。全製作所にお 射出成形機 累計出荷55,555台達成(広島製作所) けるTQC の推進はもちろん、1974 年には最も厳し い品質管理が要求される原子炉圧力容器および同材 2012年 3月 室蘭製作所 広島製作所 横浜製作所 創業以来、伝統ある素形材工場として “プラスチックテクノロジーとメカトロ IT 関連製品のエキシマレーザーアニー わが国の重化学工業の発展に寄与して ニクスの追求”をテーマに技術革新に取 ル装置は高品質な液晶パネル (LCD) きました。最大14,000トンの油圧プレ り組み、最新鋭の製造・組立ラインに や 有 機 EL パ ネ ル の 量 産 化 を 可 能 に スに代表される大型設備、150トンESR より、世界的に評価の高い大型造粒機 し、市場トップのシェアを占め、次世 溶解炉をはじめとする最新鋭設備を有 や押出機、フィルムシート装置、そし 代 LCD に対応した装置も開発、市場 し、超大型から中小型までの鋳鍛鋼品、 て最先端のプラスチック射出成形機な に送り出しています。従来からの主力 鋼板・鋼管、そして石油精製・石油化 どを生産。また、火砲などの防衛機器 製品である中空成形機や紡糸押出機 学用反応容器、さらには風力発電機器 の製造・開発では長年の実績を誇って なども同様に、国内外より高い評価を など、エネルギー分野を中心に世界に います。 頂いています。また新たに、半導体製 07 JSW corporate guide 主な機械設備 8トン高周波炉/6トン電気炉/精密鋳造設備/プ ラズマ窒化炉ほか各種熱処理設備/工業用クロム めっき設備/レーザー・タレパン複合機/各種溶 接装置/2,000トン油圧プレス/マシニングセン ターほか各種金属加工機械/60トン埠頭起重機 主な機械設備 マシニング・センター/ NC 旋盤/スクリュ加 工専用機ほか各種金属工作機械 YOKOHAMA 造用装置の製造に取り組んでいます。 HIROSHIMA 主な機械設備 120トン 電 気 炉 / 150トン ESR 溶 解 炉 / 5トン 真 空 誘 導 溶 解 炉 / 3,000 ∼ 14,000トン プ レ ス / 30,000 馬力 4 重可逆式厚板圧延機/12,000トン 造管プレス/低周波焼入装置/各種金属工作機械/ 70 ∼730トン埠頭起重機 MURORAN 向けて高品質な製品を供給しています。 JSW corporate guide 08 素形材・エネルギー事業 1907 ( 明治 40)年の創業以来、100 年以上に亘り、当 素形材・エネルギー事業 社は世界有数の素形材メーカーとして時代の要請に応 えてきました。現在では、多様なエネルギーに関わる 高品質な製品群を室蘭(北海道)で製造し、グローバル に供給しています。 Steel and Energy Products 防衛関連製品を中心に発電用部材等も製造 第1の創業期(1907年~1945 年) 発電・石油・製鉄・船舶等、日本の成長を支え世界へ 第2の創業期(1946年~1999 年) 第3の創業期(2000年~) 世界最大超大型鋼塊 増大する世界需要に応えるべくエネルギー分野に集中 JSW corporate guide 10 素形材・エネルギー事業 世界が認めたクオリティ。それがJSWの誇りです。 日本製鋼所は、その名の示すとおり鋼が原点でもあ 産業等で幅広く使用されるクラッド鋼板・鋼管、石油精 ります。創業以来の長年にわたり培われた高度な技 製に使用される圧力容器などの製品群となり、世界の 術を基盤に、匠の技が創り出す優れた鋼。これらは、 エネルギー産業を支えています。 14,000トン油圧プレスに代表される世界最大級の各種 生産設備を経て、発電分野や製鉄分野等で使用される 大型鋳鍛鋼、天然ガスの採掘や海水淡水化、石油化学 NC立旋盤 熱処理炉 鋳鍛鋼製品 鋼板・鉄構製品の製造工程 鋼づくりを原点とする製品群 鋳込 熱処理 鍛鋼品 機械加工 14,000トンプレス 用途 電力・原子力分野 VIM 製鉄分野等 原料ヤード 世界最大 670トン鋼塊 鍛錬 検査 造塊 鉄屑 添加材 溶解 LRF(精錬) 溶接組立 エレクトロスラグ溶解炉 (ESR) 鋳込 四重式広巾厚板圧延機 鋳鋼品 圧力容器類 用途 石油精製分野等 クラッド鋼板 用途 海水淡水化・ ケミカルタンク等 120トンハイパワー電気炉 150トンESR 圧力容器溶接組立ライン 成形 溶接 クラッド鋼管 用途 天然ガス 造塊 11 JSW corporate guide 圧延 熱処理 精整 採掘等 JSW corporate guide 12 素形材・エネルギー事業 鋳鍛鋼製品 鋼板・鉄構製品/風力発電機器 信頼の技術と品質で、世界の産業を支えます。 そして石油・天然ガス、水資源まで。 当社は発電所で使用されるロータシャフトやタービンケー 製品に求められるのは絶対的な信頼性・安全性。当社 石油の精製に用いる圧力容器、天然ガス田でのガス輸 供給しています。また、クラッド鋼板は海水淡水化プ シングといった各種の発電用部材や、製鉄所で使用さ では世界最大規模の鋼塊より作り出し、他の追随を許 送用クラッド鋼管、そして日本独自の自然環境に適合 ラントで使用され、増大する水需要に応えています。 れる圧延用鍛鋼ロール等を製造しています。これらの さない豊富な製造実績を持っています。 した風力発電機など、多様なエネルギー関連製品を 1 2 3 1 4 2 クラッド鋼板 (鋼管) とは CRA : Corrosion Resistant Alloy 合金 ステンレスニッケル鋼など 合金側 耐食・耐熱 圧延 圧着 鋼材(母材)側 強度など 合金と異なった性質 鋼材(母材) 炭素鋼 3 1. 発電用一体型 ロータシャフト (最大製品重量 273t) 2. 原子炉圧力容器用 シェルフランジ (最大製品重量 169t) この製品はタービンの軸材に 用いられる鉄鋼部材です。高 この製品は原子炉に用いられ る鍛鋼部材です。従来は溶接 速回転を続けても破損しな を用いて製造していたこの製 い、高度の材料特性と加工精 品 を、 当 社 で は 高 品 質 な 世 度が求められています。大出 界最大規模の鋼塊から、一体 力の発電所に対応する大型 型で製造しています (写真は ロータシャフトの分野で、当社 600t 鋼塊から製造) 。絶対の は世界の電力需要に貢献して 安全と安心が求められる場所 います。 で、当社の鍛鋼製品が活躍し ています。 13 JSW corporate guide 3. 火力発電用 タービンケーシング 4. 製鉄用圧延ロール (最大製品重量 265t) 1. 石油精製用圧力容器 (最大製品重量 1,450 t) 2. クラッド鋼板・鋼管 3. 風力発電機 発電用タービンを覆うケース で、鋳鋼で製造しています。 この製品は製鉄所での圧延作業 に使用されるロールです。当社 では蓄積された製鋼技術を活か し、冷間作動ロールや熱間・冷 間補強ロール、厚板補強ロール 等、各種の高品質な鍛鋼ロール を提供しています。 石油精製に用いられる設備 の中でも、当社製品が担う クリーンエネルギーとして需 要が高まる天然ガスの採掘 先進の技術を用い、日本の 気候に適合した風力発電機 を開発、高い発電効率と信 頼性、そして低いメンテナ ンスコストと低騒音を実現 しました。既に全国各地に 設置されており、再生可能 なエネルギーの、より有効 な利用に貢献しています。 材料の開発から複雑な形状の 実現まで、高度な技術が活か されています。 のは高温・高圧下で水素を 添加し、重質油を脱硫ある いは軽質化する過酷なプロ セス。当社では素材の開発 か ら 製 造、 組 立 ま で、 一 貫 して品質を確保する体制を 持ち、高品質で信頼性の高 や、世界的に高まる水資源 問題を解決する海水淡水化装 置。高度な圧延技術を活かし た、当社製クラッド鋼板・鋼 管が活用されています。 い製品をお届けします。 JSW corporate guide 14 産業機械事業 Industrial Machinery Products 産業機械事業 1920 (大正9)年に広島製作所を設置して以来、当社は 献してきており、現在も産業機械事業の中核を占めて 兵器のみならず、圧縮機、製紙機械、造水装置等、多様 おります。この他 、マグネシウムなどの軽合金成形、 な産業機械を製造してきました。戦後は、樹脂の製造及 高精細ディスプレイパネルの製造用装置等、常に最先 び加工装置類を供給し日本の石油化学産業の発展に貢 端の需要に対し、技術力で幅広くお応えしています。 樹脂押出機(1950 年) 射出成形機(1961年) 中空成形機(1963年) 樹脂機械関連 大型造粒機 フィルムシート装置 プラスチック射出成形機 マグネシウム合金射出成形機 防衛関連機器 その他機械 エキシマレーザーアニール装置 大型造粒機用ダイプレート JSW corporate guide 16 産業機械事業 樹脂機械製品 世界トップの総合樹脂機械メーカーとして高く評価されています。 当社は、樹脂製品の製造工程で、ペレットの製造から 生活に欠かせないプラスチック製品の供給に大きく貢 最終製品の成形に至るまでの各種機械を取り揃え、お 献しています。 客様にはそれぞれ高い評価を頂いており、私達の日常 プラスチック射出成形機 ペレット製造プロセス 中空成形機 樹脂製品成形プロセス 重合プラントにて生成されたポリマーを造粒し、取り ペレットを溶融して用途に応じた成形加工を施し、 扱いやすいペレット(粒) にします。また、必要に応じ 各種樹脂製品を製造します。 フィルムシート装置用ハイブリッド T ダイ (部分拡大) 樹脂製品例 てペレットに添加物を混ぜ合わせ、耐熱性等の様々な 機能を付加したコンパウンドペレットを製造します。 射出成形 重合プラント ペレット ポリマー 自動車関連部品 メディア関連部品 (金型) 造粒 中空成形 自動車タンク 添加剤 200L ドラム缶 (金型) コンパウンド ペレット フィルム成形 光学用フィルムシート 混練 太陽電池封止材 17 JSW corporate guide 当社の主なお客様 化学メーカー、合成樹脂メーカー 当社の主なお客様 自動車部品、電子部品、フィルムシート等のメーカー 当社製品 当社製品 大型造粒機、二軸混練押出機 等 射出成形機、中空成形機、フィルムシート装置 等 JSW corporate guide 18 産業機械事業 樹脂機械製品 樹脂加工機械・射出成形機 先進のメカトロニクス技術が世界で支持されています。 多彩な機械と共にテクニカルサポートもお届けします。 蓄積してきた技術と最新鋭の研究設備で開発される技 ら共同で研究開発を進めることにより、お客様が必要 業界トップメーカーとしての豊かな経験と優れた技術を結 する為の技術支援にも積極的に取り組んでいます。当社 術に基づき、お客様のニーズを満足させる大型造粒機、 とする樹脂原料製品の早期商業化にも協力させて頂い 集し、お客様の幅広いニーズにお答えするため、多種多様 は、日本国内にとどまらず、アメリカ、ヨーロッパ、アジ 二軸混練押出機などの多種多様な樹脂機械製品を世界 ております。 なフィルムシート装置と射出成形機を取り揃えています。 アにセールスおよびサービスのネットワークを整え、国際 中に提供しています。また、お客様の製品開発段階か また、お客様の生産性向上やコストダウンをバックアップ 的規模のバックアップ体制を構築しています。 1 1 2 19 樹脂機械製品 大型造粒機・二軸混練押出機 3 2 3 1. 大型造粒機 2. 二軸混練押出機(TEX) 3. 超大型二軸混練押出機 (TEX) 1. フィルムシート装置 2. 大型射出成形機 3. 連続多層中空成形機 ペレット (主にポリプロピレン、 ポリエチレン) を大量かつ連 続して生産する機械です。国 内・海外を問わず多くの大手 石油化学会社に当社の大型造 粒機が採用されています。 当社の二軸混練押出機は高い押 出量と優れた低温混練性能を誇 り、各種コンパウンディングを 可能とします。様々なプラス チックの製造工程で、混練・脱 揮・脱水・反応・直接成形・リ サイクル・環境などのあらゆる 用途において高性能・高機能を 発揮しています。また、自社開 発による各種耐食耐摩の金属材 料を揃え、高耐摩耗性能、高耐 食性能を必要とする原料に対応 できます。 全 長 35M、 重 量 320 t と い う超大型二軸混練押出機の製 造実績も多数有し、様々なお 客様のご要望にお応えできま す。JSWの 二 軸 押 出 機 の シ リンダはブロックシリンダと なっており、ブロック数を増 やすことによって、多種多様 な仕様の要求に応えられ、ロ ングタイプのニーズにも対応 致します。 各種フィルムシート装置の実 績を多数有しており、一般・ 工業用のシート装置から光学 用途の高機能フィルム設備ま で、お客様の幅広いニーズに お応えします。 当社の射出成形機は、小型機 から超大型特殊機まであらゆ るラインアップを揃え、その 高度な成形技術を活かし国内 はもとより世界中で活躍して います。また、自動化・省力 化のための周辺機器を含めた 工 場 レ イ ア ウ ト、FA シ ス テ ムへの対応など、成形機器シ ステムをトータルにご提案す ることが可能です。 環境・省エネ・クリーン運転 に配慮した小型電動式中空成 形機から、自動車用ガソリン タンクやスポイラー成形用の 中・大型中空成形機まで、お 客様のご要望に応じた多様な 納入実績を誇り、高い評価を 頂いております。 JSW corporate guide JSW corporate guide 20 産業機械事業 その他機械 その他機械 産業機械製品 信頼の技術で産業界の発展をバックアップします。 防衛関連機器 平和な時でも忘れてはならない技術があります。 産業の発展とともに多くの製品を育み、石油化学向け タブレット端末等で使用される高精細パネルに関する製 わが国の防衛に寄与するため、創業以来培ってきた素 システム、ミサイル発射装置など防衛機器の設計・製 のガス圧縮機、連結器などの鉄道車両製品、ボルト 造装置に注力するとともに、蓄積した技術を活かして、 材・機械製造技術を基本に、新素材、メカトロニクス、 造・整備を行っています。また、新たな防衛機器・シ テンショナーなどの油圧関連製品と多岐にわたる産 在来製品の改良開発や新製品の開発を行っています。 シミュレーションなどの先端技術を集結し、火力戦闘 ステムの研究開発に積極的に取り組んでいます。 10式戦車(砲部) 業機械製品を各分野に提供しています。特に近年は、 21 1 2 99式自走155mm りゅう弾砲 3 4 62口径 5インチ砲 1. エキシマレーザー アニール装置 2. マグネシウム合金 射出成形機 3. 電車用ダブルゴム型 緩衝器・密着連結器 4. コンプレッサー 1996 年よりタブレット端末等で 使われるフラットパネルディスプ レイの製造ラインに用いられるエ キシマレーザーアニール装置を製 造販売し、近年ではスマートフォ ンに使われる超高精細パネルの 製造に不可欠な製品となっていま す。また、最適なアニールシステ ムを設計 / 製造し、提供するだけ でなく、アフターサービス業務も 行なっています。 金属材料に精通した当社は環 境にやさしい革新的なマグネ シウム成形法のチクソモール ディング法による、マグネシ ウム合金の射出成形機を開発 しています。マグネシウム合 金をプラスチックのように高 精度で成形できるため、自動 車やパソコンなど、様々な製 品への応用が可能です。 鉄道車両用品として各種連結 器や緩衝器等を製作しており ますが、これらはいずれも当 社の優れた設計、材料、製作 技術と厳正な品質管理によ り、お客様各位の信頼と好評 を得ております。 1920 年 (大正9年) に冷凍装置 用の往復運動圧縮機を製作し て以来、ラビリンスピストン式 コンプレッサーを中心に、 豊 富な経験と研究開発の成果を 生かし、 トータル1,600 台近 くのコンプレッサーを国内外 の石油化学・製鉄等のフィー ルドに提供し続けています。 JSW corporate guide ミサイル発射装置 87式自走高射機関砲 (砲塔部) 30mm 機関砲 JSW corporate guide 22 研究開発 JSWはみんなの夢を明日の現実にします。 当社は「ものづくり No.1 グローバル企業」 を目指して、 部が鋭意推進しています。研究開発、事業化の指向分 自社技術による新製品および生産技術の開発に努める 野として、エネルギー・環境、エレクトロニクス・情 とともに、その早期戦力化と技術補完のため、多方面 報通信、自動車の各分野に重点を置いております。独 との技術提携、共同開発を推進しています。また、現 自の研究開発に加え、ナショナルプロジェクトへの参画 有主力製品の高機能・高性能化、信頼性の向上、時代 や内外研究機関との共同研究にも注力しています。当 にマッチした新分野製品の開発・育成の推進、新規事業 社では、室蘭研究所、広島研究所、横浜研究所があり、 の開拓などを各事業部門と協力して、主に研究開発本 それぞれの特色を活かした活動を行っています。 室蘭研究所 1 2 3 4 超電導薄膜基板 超電導膜 室蘭研究所は、1907年の会社創立と同時に設立。鉄鋼、造船、 石油精製、水力・火力・原子力発電、橋梁などの基幹産業向け素 形材の基礎から応用まで研究分野を拡大して新製品、新技術の 開発に多くの成果をあげ、大型素形材の製造技術・材料技術を 発展させてきました。近年は、高清浄度鋼や非鉄を含む機能材 料の製造プロセス研究、耐熱材料・耐食材料・新機能材料の研 究などを精力的に実施しています。 広島研究所 基板 基板サイズ: 20mm □ , 25mm □ , 50mm □ 基板サイズ:2インチφ 基板上に成長した超電導膜の 透過電子顕微鏡像 ® 広島研究所は、1975 年に設立。プラスチックあるいはポリマ 1. 溶融微細転写 システム アロイを含めた分野において、高機能複合材料の原料から製品 溶融微細転写 は、熱可塑性樹脂をスクリュで溶融して微細凹凸を有する金型に塗布 し、加圧転写して離型することで、表面に数十nm から数百μm の微細な凹凸を有する プラスチック製品を生産する新しい工法です。本工法は、電子ディスプレイ、医療・バイ オ、光学素子などの分野で用いられる微細加工製品の量産に適しています(写真は、線幅 45nm、高さ350nm の隔壁で形成されたφ250nm のナノホールアレィを示します) 。 ® に至る成形加工プロセスの研究開発や、それらにマッチした新 素材の開発を行っています。また、押出機、射出成形機などを 対象とした耐摩、耐食材などの機械要素の研究も行い、これら の技術を応用して軽金属射出成形技術、環境にやさしいプラス チックなどの新素材、さらに微細転写成形技術、ナノテク分野 技術など幅広く研究活動を進めています。 2. 超合金材料(A - USC発電用) 横浜研究所 横浜研究所では、当社の薄型ディスプレイ分野および半導体関 連分野の研究開発を集約し、主力製品であるエキシマレーザー アニール装置に次ぐ新しい製品開発や技術開発に取り組んでい ます。さらに、中空成形機を主体とする産業機械においても、 製造プロセスの開発や解析・検査技術の開発を目指しています。 単に製品開発にとどまらず、プロセス技術開発を重視し、顧客 のニーズを満たす新しい製品開発を行っています。 23 JSW corporate guide 現在 40%をやや上回る程度の蒸気ター ビン火力発電の発電効率は、蒸気温度 を700℃まで引き上げることで飛躍的 に高めることができると考えられてお り ま す。こ の よ う な 次 世 代 超 々 臨 界 圧 (A-USC)発電には、従来の耐熱鋼に代 わり、大型のスーパーアロイ (超合金)製 蒸気タービンが用いられる予定です。そ の心臓部のロータ用材料として、偏析が 少なく熱間加工性が良好な、均質性と高 温強度に優れたスーパーアロイ製部材を 開発中です。(写真は将来の置換えが期 待される蒸気タービンの高圧ロータ部 −日立製作所様ご提供) 3. 超電導薄膜 4. 解析技術 液体窒素温度で超電導を発現するYBa2Cu3 O 7 薄膜の製造技術を開発しています。原 料溶液を基板に塗布し焼成を行う塗布熱 分 解 法(MOD法 ) と、横 浜 製 作 所 の レ ー ザー技術を融合することで、真空装置を 使わないプロセスで非常に高い臨界電流 密度Jcを持った超電導薄膜を作ることが できます。 大型鋳鍛鋼製品の製造では、素材内部 の化学成分や機械的特性をいかに均質 に造り込むかが品質上の重要な要素と なります。そのため、製鋼、鋳造、鍛 錬、 熱 処 理 な ど の 製 造 工 程 に つ い て、 各 種 解 析 技 術 を 活 用 す る こ と に よ り、 素材内部の状況を予測し製造条件の最適 化を図っています。上の図は、鋳造製品 であるタービンケーシングの三次元凝固 解析による温度分布を示しています。 JSW corporate guide 24 技術史 技術の融合が、ビジネスのフィールドを広げています。 当社の先端技術のルーツは、 「鋼」づくりにおける素材 した。技術の蓄積は、さらにファイン セラミックス 、 開発の基礎技術、応用技術、そして産業機械の開発で 生体適合材料、水素吸蔵合金や各種電子材料、高効率 培ってきたメカトロニクス技術や制御技術にあります。 発電部材、高合金クラッド鋼材といった新素材開発の これら独自の高度化された技術とハイテク技術を結び 面で数々の成果をあげています。また、独自の製法に 付けることにより、当社ならではのハイクオリティな より、高純度人工水晶の製造など、その技術力の高さ 製品群が生み出されるのです。既に、イオンビーム技術 は、さまざまな事業分野で実証されています。このよ を利用したベビーサイクロトロンの成果を応用し、極 うな当社のハイレベルなテクノロジーは、長年高品質 めて高い精度が要求される次世代超 LSI 用エッチン グ の製品を世に送り出してきた基礎的技術に支えられて 装置 、マグネシウム合金射出成形機、レーザーアニー いるのです。 押出機 射出成形機 中空成形機 リアクター 二軸混練押出機(TEX) 発電用一体型ロータシャフト マグネシウム合金射出成形機 レーザーアニール 1950 年 押出機1号機を製作 昭 1961年 西ドイツのアンケルベ 1963年 西ドイツのカウテック 1973年 直接脱硫石油リアク 和電線向け電纜向け口径 65ミ ルク社と射出成形機の技術提携 ス社から中空成形機の技術導入 ターの大量受注 リ(L /D=13.4) の電線被覆用塩 国産1号機(V15 -75 型) ビの押出機 1 号機を製作 ル 装置 、水素吸蔵合金冷凍システムなどを完成させま 1979 年 コ ン パ ウ ンド 用 ス ク 1992年 世 界 最 大 600トン 鋼 1992 年 米国チクソマット社か 1996年 エキシマレーザーアニー リュ押出機 TEX を上市 塊 を 使 用 し た、 発 電 用 一 体 型 らマグネシウム合金の射出成形 ル装置を上市 ロータシャフトを開発・製造 法の技術を導入 1993年 型締め力 450トンのマ グネシウム合金射出成形機の 1 号機が試験用として完成 情報・通信 ● イオン電子ビーム ● ● ● ● ● ● 光/磁気技術 ● ● ● ● ● 廃棄物処理再生・環境 ● ● ● ● 被覆 ● フィルム製造 中空成形 ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● 射出成形 ● ● ● ● ● ● ● ● ● 制御 ● 油圧 ● 機械装置設計 超電導 ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● 1920 25 JSW corporate guide ● 1950 ● 1960 ● ● ● ● ● ● 1970 セラミックス 磁性材料 ● ● ● ● ● ● ● 機能材料 ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● ● 1980 バイオ ● ● ● ● ● ● ● ● 電気 ● ● ● ● 2006年 自社設計による風力発 電機を上市、室蘭製作所構内に 1号機を設置( 写真は 2007年に 設置のJ82風力発電機) 風力発電機器 水素圧縮機 微細発泡成形 バイオガスプラント 廃プラスチック脱塩素装置 微生物脱臭装置 水素吸蔵合金燃料電池用システム ● 人工水晶応用製品 軽合金射出成形機 エキシマレーザーアニール装置 物理水処理システム 水素吸蔵合金冷凍システム 高合金クラッド鋼材 高効率発電部材 生体適合材料 ● システム兵器 ECRエッチング装置 ● レーザープリンター 磁気カード関連機器 水素吸蔵合金 光コネクター部品 セラミックス射出成形機 ベビーサイクロトロン 高速堆肥化プラント プラントエンジニアリング 大型リアクター 電線被覆装置 中空成形機 フィルム製造装置 射出成形機 パワーショベル プラスチック押出機 抄紙機 農機・ミシン 産業用大型機器部材 高射砲 艦砲・戦車砲 ● ● 風力発電機 1990 ● ● プラスチック ● 鋼板 ● 鋳造・鍛造・機械加工 合金設計 2010 ~ JSW corporate guide 26 1907年(明治40 年) 北海道炭礦汽船株式会社と英国アームストロング・ウ 会社概要と沿革 イットウォース会社(Sir W.G. Armstrong, Whitworth & Co., Ltd.) 、 ビ ッカ ー ス 会 社(Vickers Sons and Maxim, Ltd.) の 3 社共同出資により設立。資本金 1,000 万円。本社および工場を北海道室蘭におく。 1915 年(大正 4 年) 本社を東京に移す。 1920年(大正 9 年) 株式会社広島製作所(広島市外所在)を買収して 広島製作所を設置。 創 業 1907 年(明治 40 年)11 月1日 設 立 1950 年(昭和 25 年) 12月11日 1938 年(昭和13 年) 本 社 東京都品川区大崎 1丁目11番 1 号 東京製作所を東京府北多摩郡府中町に起工。 昭和16 年5 月に竣工し操業開始。 1950 年(昭和 25 年) 商号を ㈱ 旧日本製鋼所と変更のうえ解散し、新たに資本 金 2 億円をもって㈱ 日本製鋼所を設立、旧会社から室 蘭・広島・横浜・東京の 4 製作所および本店その他の営 業所を継承して新発足。 1969 年(昭和 44 年) ニューヨーク、デュッセルドルフ、テヘランに事務所設置。 1975 年(昭和 50 年) ロサンゼルス、ヒューストン、シンガポールに事務所設置。 執行役員(取締役兼務者を除く) ●専務執行役員 北村 和夫 石橋 義尚 取締役及び監査役 ●代表取締役社長 佐藤 育男 1935 年(昭和10 年) 横浜製作所を神奈川県金沢町に起工。 昭和11年 6 月に竣工し操業開始。 Directory and History 会社概要 ●代表取締役副社長 田中 義友 ●常務執行役員 藤村 浩 ●取締役常務執行役員 渡邊 健二 東泉 豊 宮内 直孝 柴田 尚 資本金 196億 9,400 万円 従業員数 5,224 名(連結) 2,294 名(単体) ●上席執行役員 清水 誠 折田 勝利 ●執行役員 大下 真雄 村上 博司 香川 豊彦 出口淳一郎 松尾 敏夫 菊川 健治 岩本 隆志 ●取締役 佐藤 元信 持田農夫男 ●常勤監査役 水谷 豊 門田 彰 売上高 2,233 億0,100 万円(連結) 1,761 億 1,600 万円(単体) ●社外監査役 城野 和也 増田 格 (2015 年度) 1978 年(昭和 53 年) 米国現地法人 Japan Steel Works America, Inc.を設立。 (2016 年 6月24日現在) 1983 年(昭和 58 年) 横浜製作所を移転して操業開始。 北京事務所設置。 デミング賞実施賞を受ける。 1987 年(昭和62 年) 情報システム事業へ進出。 組織図 東京製作所跡地に府中インテリジェントパーク建設開始。 1990 年(平成 2 年) 米国現地法人 JSW Plastics Machinery, Inc. を設立。 1991年(平成 3 年) 広島製作所内に技術開発センター完成。 1994 年(平成 6 年) ISO 9001・9002の認証を取得。 1997年(平成 9 年) 香港現地法人 JSW Plastics Machinery (H.K.) Co., Ltd. を設立。 1998 年 (平成10 年) ISO 14001の認証を取得。 2000 年(平成12 年) 台湾現地法人 JSW Plastics Machinery (TAIWAN) Corp.を設立。 株主総会 秘 書 室 取締役会 総 務 部 経 理 部 戦略会議 社 長 研究開発本部 室蘭研究所 広島研究所 監査室 横浜研究所 レーザー・プラズマシステム室 14,000トン)。 風力室 中国現地法人 JSW Plastics Machinery (C) Corp. を設立。 監査役会 過去5 年間の売上高及び営業利益推移 2008年(平成 20 年) 広島製作所第 4 組立工場竣工。 中国現地法人 日製鋼機械商貿(上海)有限公司を設立。 2009年 (平成 21年) インド現地法人 Japan Steel Works (INDIA) Private Limited を設立。 2010年(平成 22 年) 中国現地法人 寧波日鋼機械製造有限公司を設立。 2012 年 (平成24 年) デュッセルドルフ事務所を現地法人化 。 Japan Steel Works Europe GmbH を設立。 2014 年 (平成26 年) The Japan Steel Works (Singapore) Pte. Ltd. 設立。 JSW アフティ株式会社を設立。 2015 年 (平成27年) 韓国 SM PLATEK 社を子会社化 。 2016 年 (平成28 年) (株)名機製作所を完全子会社化。 売上高 室蘭製作所 機械事業部 広島製作所 成形機事業部 横浜製作所 売上の割合 営業利益 2,500 500 2,213 鉄鋼事業部 特機本部 2005 年(平成17年) 上海事務所設置。 本社を東京大崎に移転。 海外事務所 人事教育部 2003年(平成15 年) 室蘭製作所 10,000トンプレスリニューアル(最大据込 2007 年(平成19年) 創立 100 周年を迎える。 国内支店 経営企画室 不動産その他事業 1.8% 2,233 2,206 2,000 1,887 400 1,946 1,500 300 239 1,000 200 166 500 14 4 88 素形材・ 産業機械事業 エネルギー事業 64.7% 33.5% 100 75 0 0 2011 年度 2012 年度 2013 年度 2014 年度 2015 年度 (単位:億円) (2015 年度) JSW corporate guide 06 28 主要拠点 札幌支店 室蘭製作所 ★ ★ ●デュッセルドルフ コロナ デトロイト ニューヨーク (ロサンゼルス近郊) グルガオン (デリー近郊) 広島製作所 九州支店 ★ 中国支店 ★ ★ ★ ★ ★ ★ ハノイ 本社 バンコク 横浜製作所 ヒューストン 上海 深圳 台北 香港 マニラ クアラルンプール シンガポール 名古屋支店 ジャカルタ 関西支店 ★本社 ★製作所 ★支店 国内 本 社 関 西 支 店 九 州 支 店 名古屋支店 29 JSW corporate guide 海外 〒141- 0032 東京都品川区大崎1-11-1 ゲートシティ大崎 ウエストタワー TEL : (03) 5745 - 2001 (大代表) FAX: (03)5745 - 2025 URL:http://www.jsw.co.jp/ 〒550 - 0004 大阪市西区靱本町1-11- 7(信濃橋三井ビル) T EL : (06) 6446 - 2480(代表) FAX: (06)6446 - 2488 〒816 - 0872 福岡県春日市桜ヶ丘1- 23 - 2 T EL : (092) 582 - 8111 (代表) FAX: (092) 582 - 8124 〒460 - 0008 名古屋市中区栄 2 - 9 -15 (三井住友海上名古屋しらかわビル) T EL : (052)222 -1271 (代表) FAX: (052) 222 -1275 中 国 支 店 〒736 - 8602 広島市安芸区船越南1- 6 -1 TE L : (082)822- 0991 (代表) FAX: (082)822 - 0997 Japan Steel Works America, Inc. PT. JSW Plastics Machinery Indonesia Head Office Gajah Building Unit K, Jl.Dr.Saharjo No.111 Tebet,Jakarta Selatan 12810, Indonesia Phone: +62-21-8370-2536 Facsimile: +62-21-829-8264 122 East 42nd Street, Suite 3810 New York, N.Y. 10168, U.S.A. Phone: +1- 212 - 490 - 2630 Facsimile: +1-212 - 490 -2575 Detroit Office 札 幌 支 店 〒060 - 0001 札幌市中央区北一条西 5 -2- 9(北一条三井ビル) TE L : (011) 241- 2271 (代表) FAX: (011)241- 2275 41135 Vincenti Court Novi, MI 48375 U.S.A. Phone: +1-248-536-0288 Facsimile: +1-248-536-5615 Houston Office 9801 Westheimer Road, Suite 220, Houston, TX77042 Phone: +1-713-588-1303 Facsimile: +1-713-588-1322 Japan Steel Works India Private Limited 室蘭製作所 広島製作所 横浜製作所 〒051- 8505 室蘭市茶津町 4 TE L : (0143)22 - 0143 FAX: (0143)24 - 3440 611, Time Tower, MG Road, Sector28, Gurgaon, Haryana, 122001, India Phone: +91-124 - 469 - 4444 Facsimile: +91-124 - 469 - 4433 〒736 - 8602 広島市安芸区船越南1- 6 -1 TE L : (082)822 - 3181 FAX: (082)285 - 2038 The Japan Steel Works (Singapore) Pte. Ltd. 〒236 - 0004 横浜市金沢区福浦 2- 2 -1 TE L : (045) 781-1111 FAX: (045)787- 7200 Japan Steel Works Europe GmbH Friedrichstr. 19, 40217 Düsseldorf, F.R.Germany Phone: +49 -211- 3116660 Facsimile: +49 -211-31166640 17, Gul Lane, Jurong Town, Singapore 629413, Republic of Singapore Phone: +65 - 68614511 Facsimile: +65 - 68623166 JSW Machinery Trading (Shanghai) Co., Ltd. 28A, Strength Plaza, No.600- 4, Tianshan Road, Shanghai 200051, CHINA Phone: +86 -21- 6192 -1022 Facsimile: +86 -21- 6192 -1023 JSW Plastics Machinery, Inc. 555 South Promenade Ave., Unit 104, Corona, California 92879, U.S.A. Phone: +1- 951- 898 - 0934 Facsimile: +1- 951- 898 - 0944 JSW Plastics Machinery (Philippines) Inc. Unit 802 Alabang Business Tower, 1216 Acacia Avenue, Madrigal Business Park Alabang Muntinlupa City Metro Manila 1771, Philippines Phone: +63-2-478-2533 Facsimile: +63-2-809-6221 JSW Plastics Machinery (H.K.) Co., Ltd. Room 907, Corporation Park, 11 On Lai Street, Sha Tin, N.T, Hong Kong Phone: +852 - 2648 - 0720 Facsimile: +852 - 2686 - 8204 JSW Injection Machine Maintenance (Shenzhen) Co., Ltd. 1F, YiBen Electronic & Business Industrial Park, No.1063 Chaguang Road, Xili Town, Nanshan District, Shenzhen City, Guangdong Province, P.R.C. Phone: +86- 755- 8602- 0930 Facsimile: +86- 755- 8602- 0934 JSW Plastics Machinery Vietnam Ltd. Thang Long Industrial Park,Dong Anh District,Hanoi,Vietnam Phone: +84 - 24 -951- 6383 Facsimile: +84 - 24 - 951- 6384 JSW Plastics Machinery (TAIWAN) Corp. 1F., No.23, Da Hu 1st Rd., Guishan Shiang, Taoyuan, Taiwan, R.O.C. Phone: +886-3-396-2102 Facsimile: +886 -3-396 -2104 JSW Plastics Machinery (M) SDN. BHD. D6-5-G Block D6, Pusat Perdagangan Dana, 1 Jalan PJu 1A/46, 47301 Petaling Jaya, Selangor Daru! Ehsan Malaysia Phone: +60 -3-7842- 6076/6077 Facsimile: +60 -3-7842-6078 The Japan Steel Works ( Thailand) Co., Ltd. 78/6 JST Building 4th Floor, Moo7 Kingkaew Road, Racha Tewa, Bangplee Samutprakam 10540 Thailand Phone: +66 -2-738 -5272 Facsimile: +66 -2-738 -5277 JSW corporate guide 30 主要営業品目 日本製鋼所グループ会社 ■素形材関連 発電設備用製品/火力および原子力発電用部品(ゼネ DSI システム、射出成形機集中管理システム (NET100、 レーター・ロータシャフト、タービン・ロータシャフ LINK10) 、真空脱気装置(J-Melter) 、インラインプラ ト、タービン・ケーシング、非磁性エンドリング等) 、 ズマコーディングシステム (iPCS) 水力発電機用部品(発電機軸、水車軸、ランナー等) 、ボ イラー用鍛造鋼管 原子力関連製品/原子炉圧力容器および蒸気発生器用部 材(フランジ、シェル、ヘッド、ノズル、管板、チャン ネルヘッド等) 、ポンプケーシング、配管部材等、使用 済燃料輸送容器 鍛造・圧延設備用製品/圧延機用部品(ハウジング、ス ピンドル、カップリング、ピニオン等) 、鍛造機用部品 (コラム、ベッド、クラウン、シリンダー、ラム、等) 、 鍛鋼ロール(冷間作動ロール、熱間・冷間補強ロール、 厚板補強ロール 等) 化学機械関連製品/鍛鋼製オートクレーブ、HIP・CIP 圧力容器、各種圧力容器部品(シェル、フランジ、ノズ ル、管板等) 鋼板・鉄構製品/クラッド鋼板(ステンレス、ニッケ ル、モネル、カッパー、ネーバル、ハステロイ、インコ ファインクリスタル(株) 所在地 主要な事業内容 北海道室蘭市 人工水晶および加工製品の製造・販売 北海道室蘭市 鉄鋼製品の機械加工および仕上組立、産業機械等の製作・改造・修理 日鋼運輸(株) 北海道室蘭市 一般港湾運送業、通運事業、一般貨物自動車運送事業 マグネシウム合金射出成形機および各種周辺装置 日鋼 MEC(株) 北海道室蘭市 機械設備・機器の設計、製作、解析、大型鋼構造物の溶接組立・製造、鋳鍛鋼品 及び鋼板の製造・加工、総合建設請負業、労働者派遣事業 ■各種機械関連 日鋼検査サービス(株) 北海道室蘭市 鋳鍛鋼、鋼板、溶接構造物、金属材料等の材料試験、組織試験、非破壊検査等各 種検査事業 日鋼室蘭サービス(株) 北海道室蘭市 印刷・清掃・配送等の業務請負、日用雑貨等の販売、動産・不動産の管理 日鋼情報システム (株) 東京都府中市 コンピュータシステムのコンサルティング・技術指導、システム受託開発、機器 販売、情報処理サービス事業 車両用品/日鋼式密着自動連結器、自動連結器、電車型 日鋼 YPK 商事(株) 東京都品川区 鉄鋼製品、機械製品、鉄鋼原料等の販売 密着連結器、車両用 W 型緩衝器、車両用緩衝器(天 然 ニッコー厚産(株) 東京都品川区 印刷・清掃・配送等の業務請負、日用雑貨等の販売、旅行業、労働者派遣業 ■軽合金成形機械関連 流体機械/注油式圧縮機、無給油式圧縮機等 エネルギー関連機器/パイプライン用バルブ、原油備蓄 用バルブ 油圧機器/車両用油圧機器、ボルト・テンショナー等 ゴム、シリコン) 電子関連機器/レーザーアニール装置 その他/食品用押出機、発馬機 (株)日鋼機械センター (株) タハラ 日鋼特機(株) 東京都江戸川区 東京都新宿区 ブロー成形機、印刷機械、製袋機および工作機械器具の製造、販売 防衛関連機器等の整備、部品の販売 ネル、アルミブロンズ等) 、クラッドパイプ、原子力圧 ■環境関連 JSW アフティ (株) 東京都八王子市 膜形成形および膜加工装置の製造・検査・据付および保守、請負 力容器用鋼板、圧力容器(リアクター、オートクレーブ 高速堆肥化プラント、廃プラスチック脱塩素設備、減容 等) 、熱交換器、他溶接構造物 装置 JSW IT サービス(株) 神奈川県横浜市 レーザーアニールの修理、改造、移設およびメンテナンス、レーザーアニール、フラット パネルディスプレイ関連機器・装置、半導体関連機器・装置および同部品の販売ならびに 保守サービス事業 日鋼工機 (株) 神奈川県横浜市 産業機械、油圧関連機器、防衛関連機器部品の製作・設計・組立 (株) 名機製作所 愛知県大府市 プラスチック射出成形機、ホットプレス、金型、周辺機器等の製造・販売 日鋼設計(株) 広島県広島市 機械製品の設計・製図 日鋼テクノ (株) 広島県広島市 鉄・非鉄金属素材、特殊合金素材の機械加工・熱処理加工・溶接・製缶・仕上・ 組立および加工品の製造・販売 (株)ニップラ 広島県広島市 射出成形機の据付、修理およびメンテナンスサービス (株)サン・テクトロ 広島県広島市 射出成形機、樹脂機械等産業機械用電装品の設計・製造・販売 広島県広島市 射出成形機により生成する金属成形品の設計・製造・販売 広島県広島市 各種産業機械・電気器具および部品等の販売・修理・サービス 再生エネルギー関連製品/風力発電システム、ほか各種 プラントの計画から設計、機器製作、調達、現地建設、 試運転、引渡しまでの総合プラントエンジニアリング その他/セメント用タイヤー、ガースギヤー、サポー ティングローラー、プラスチック型用鋼、鍛造用型用 鋼、低熱膨張用鋼 ■樹脂機械関連〈押出機・中空成形機〉 CMP(連続式同方向かみ合い二軸押出機) 、単軸押出機、 CIM (連続式異方向非かみ合い二軸混練機)およびペレッ ト製造装置、TEX(連続式二軸混練押出機) 、合成ゴム脱 水乾燥機、発泡押出成形機、フィルム・シート製造装置 (二軸延伸フィルム装置、未延伸フィルム装置、シート ■防衛関連 陸上関係/99 式自走 155mm りゅう弾砲、 10 式戦車(砲 部) 、90式戦車(砲部) 、89式装甲戦闘車(砲部) 、87式 偵察警戒車(砲部) 、87 式自走高射機関砲(砲塔部)等 海上関係/ 62口径 5 インチ砲、 54口径127mm 速射砲、 62口径 76mm 速射砲、ミサイル発射装置等 航空関係/20mm 対空機関砲 海上保安庁関係/30mm 機関砲、35mm 機関砲 ■情報システム 情報システム/ソフトウェアの制作・販売、情報機器の エムジープレシジョン (株) (株) ジャスト Japan Steel Works Europe GmbH ドイツ 鉄鋼製品および機械製品の販売・調達業務 Japan Steel Works America, Inc. 米国 鉄鋼製品および機械製品の販売・調達業務 JSW Plastics Machinery, Inc. 米国 射出成形機の販売・技術サービス 日製鋼機械商貿(上海)有限公司 中国 樹脂機械の販売、サービスおよび改造工事 JSW Plastics Machinery (H.K.) Co., Ltd. 香港 射出成形機の販売・サービスおよび改造工事 The Japan Steel Works(Thailand)Co.,Ltd. タイ 射出成形機の販売・サービスおよび部品販売 JSW Plastics Machinery (M) SDN. BHD. マレーシア 射出成形機の販売・サービスおよび部品販売 能射出成形機、電動磁場射出成形機、長繊維含有樹脂 The Japan Steel Works(Singapore) Pte. Ltd. シンガポール 射出成形機、光学部品射出成形機、DSI・M-DSI・HP- SM PLATEK Co., Ltd. 装置) 、紡糸用押出機、大型・中型・中空成形機(油圧 式および電動式) 、各種付帯機器(重量式フィーダ、原料 混合供給機、ダイプレート、遠心乾燥機、T ダイ等) ■樹脂機械関連〈射出成形機〉 横型電動射出成形機(中小型・大型・超大型) 、竪型電 動射出成形機、竪型油圧射出成形機、MuCell 射出成 形機、超高速ハイブリッド射出成形機(中小型) 、多機 31 会社名 JSW corporate guide 販売 ■新分野製品・新規事業 燃料電池用水素貯蔵システム、人工水晶応用製品(振動 子、OLPF) 韓国 鉄鋼製品および機械製品の販売業務等 二軸混練押出機の開発・製造・販売 JSW corporate guide 32
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