天体観測にチャレンジ!

天体観測 にチャレンジ !
小・中学生のみなさん!
天 体 観 測 に は 、 高 価 な 天体望遠鏡 が 必 要 だ と か 、周 り に 明 か り の な い星 空 で し
か で き な い と 思 っ て い ま せ ん か。
そんなことはないのです。天体観測は、してみようと思ったときからできるも
のなのです。
も ち ろ ん 、 天 体 望 遠 鏡 が あ れ ば、 あ る に こ し た こ と は な い の で す が 、な く て も
天 体 観 測 は で き ま す 。 ま た 、 町 の中 で 、 周 り に 光 が多 く 、 少 し し か 星 が見 え な い
場所 で も 天 体 観 測は で き ま す 。
さ あ 、 天 体 観 測に チ ャ レ ン ジし て み ま し ょ う!
1
天 体 観 測 に 役 立つ 小 道 具 ( これを 持 て ば 、 充 実し た 観 測 が で き る )
(1) 星 座 早 見 盤
夜空 に見 える 恒星( 自分 で光り か が や い て
い る星 )は 、期 日と時 刻が 分か れ ば、 見え る
位置が決まっています。
そ こ で、 星 座 早 見 盤 を使 うと、 観測 を す る
時 の 夜 空 に 見 え る 恒 星 が 分 か り ま す。 星 座 早
見 盤は 、科 学 雑 誌の付 録に つ い て い る も の で
も 、天 体 教 室で 自作し た も の で も 使え ま す 。
(2) 天 文 年 鑑
天 文 年 鑑は 、 そ の 年 に お き る 天 文 現 象が 書 か れ て
い ま す 。 また 、月ご と の 星 空ガ イ ドや観 測ガ イ ドが
詳しく書かれています。
天 体 観 測の 前 に は 、 観 測 を 行 う 天 体 に つ い て 事 前
に 調 べ て お く こ と が 大 切 です 。
天 文 年 鑑は 、 天 体 観 測 の 良 き ガ イ ド ブ ッ ク と な り
ます。
(3) 月 面 図
月 面 の 地 形 の 様 子 が 書 か れ て い る 図 で す 。 天 体 望 遠 鏡 で 月 を 観 測す る 時 に
役立ちます。
(4) 全 天 恒 星 図
彗星 や 新 星 を 発 見 し よ う と す る な ど 、 高 度 な恒 星 の 観 測 を 行 う 時に 必 要 に
なります。
2
天 体 の こ と を 勉強 す る に 科 学 館 や公 民 館 を 活 用 しよう
天 体 に つ い て 勉 強 を は じ め る時 に 、 と て も 役 立 つ の が 科 学 館 や 公民館 で す 。
科 学 館 や 公 民 館 で は 、 プ ラ ネ タ リ ウ ム があったり 、 天 体 観 測 会 を 行っ て い る
な ど 天 体 に 関 する 様 々 な イ ベ ン ト を 行 っ て い る と こ ろ も あ り ま す 。
い ろ い ろ な 科 学 館 の イ ベ ン トの 情 報 を イ ン タ ー ネ ッ ト や 彩 の 国 だ よ り や 市 町
村の 広 報 誌 で 得 て 、 是 非 参 加 し て み て 下 さ い 。 き っ と 、 天 体 観 測 の 楽し さ を 味
わ う こ と が で き る と 思 い ま す。
(1) プ ラ ネ タ リ ウ ム
プ ラ ネ タ リ ウ ム で は 、 星 の動 き 方 を は じ め と し て 、 天 体 に 関 す る様 々 な 話
を聞くことができます。
(2) 天 体 観 測 会
天 体 観 測 会 で は 、 天体望遠鏡 を 使 っ て 、 月 や惑 星 、 太 陽 の 黒 点 、二 重 星
( 実 際 に は 二 つ の 星 だ が 、 方向 が 近 い の で 、 肉眼 で は 一 つ に 見 え て い る ) の
の 観 測 な ど を体 験 す る こ と が で き ま す 。
3
観 測 道 具 ( 天体望遠鏡、 双 眼 鏡 など ) を 使 用 し な い観 測 の 仕 方
(1) 太 陽 の 日 の出 と 日 の 入 りの 時 刻 と 位 置 を観 測 し よ う
太 陽 は 、 季節 に よ っ て 、日 の 出 や 日 の 入り の 時 刻 や 位置 が 変 わ っ て き ま す 。
長 期 間 に わ た っ て 、 太 陽 の 日の 出 と 日 の 入 り の時 刻 や 位 置 を 観 測 を し て み る
と、色々なことに気づくでしょう。
(2) 太 陽 の 南 中 高 度 や 時 刻 を観 測 し よ う
太 陽 が 、 1 日 の 内 で 真 南 に く る こ と を 南 中 と い い ま す 。 太 陽 が 南中 す る 時
刻 は 、 日 本 で は 、 観 測 す る 地点 に よ っ て 、 1 2時 の 前 後 に な り ま す。 そ の 時
刻 を 観 測 し て み ま し ょ う 。 また 、 南 中 す る 時 の太 陽 の 高 度 は 、 季 節に よ っ て
変 わ り ま す 。 地 面 に 垂 直 に 棒な ど を 立 て て 、 影の 長 さ を 測 り 、 季 節ご と に 変
わ る 太 陽 の 高度 を 求 め て み ま し ょ う 。
(3) 月 の 満 ち 欠け と 位 置 を 観測 し よ う
月 は 、 約 2 9 日 で 地 球 の 周り を 公 転 し ま す 。そ の た め に 、 月 は 地球 か ら 見
る と 満 ち 欠 け を し て 見 えます 。
こ の 満 ち 欠け の 様 子 と 、月 の 見 え た 時 刻と 位 置 を 観 測し て み ま し ょ う。
(●新月
→
上弦の月
→
○満月
→
下弦の月
→
●新月)
見 え る 時 刻や 位 置 がとても 違 う こ と を 発見 す る で し ょ う 。
(4) 月 の 動 い て い く 違 い を 観測 し よ う
月 が 動 い て い く 道 は 、 時 期に よ っ て 違 い ま す。 そ の 違 い を 、 観 測し て み ま
しょう。
(5) 季 節 によって 見 え る 星 座の 違 い を 観 測 し よ う
季 節 によって 、 よ く 見 える 星 座 が 違 います 。
代 表 的 な 星座 を 、 さ が し て み ま し ょ う 。
春
おとめ座
お お ぐ ま 座 ( 北斗七星 )
ケンタウルス座
夏
秋
さそり座
い て座
ヘルクレス座
ペガスス座
アンドロメダ座
オリオン座
ふたご座
うしかい座
おひつじ座
は く ち ょ う座
てんびん座
カシオペア座
冬
うみへび座
しし座
こと座
わし座
へびつかい座
みずがめ座
うお座
ペルセウス座
おおいぬ座
こいぬ 座
やぎ座
お う し座 ( す ば る )
ぎょしゃ座
(6) 流 星 を 観 測し よ う
し し 座 流 星 群 、 ペ ル セ ウ ス座 流 星 群 、 ふ た ご座 流 星 群 の よ う に 、あ る 期 間
に き ま っ て た く さ ん の 流 星が 出 現 し ま す 。
流 星 の 観 測は 、 根 気 よ く星 空 を 見 続 け 、流 星 が 飛 ぶのを 待 ち ま す 。
で き れ ば 、 流 星 観 測 用 星 図に 流 星 の 経 路 を 記入 し た り 、 出 現 時 刻や 明 る さ
を 記 録 す る と よ い で し ょ う。
流 星 観 測 は、 家 族 や 友 だ ち と の グ ル ー プで の 観 測 が よ い で し ょ う 。
(7) 惑 星 の 動 きを 観 測 し ま し ょ う
夜 空 で と て も 明 る い 星 を 見つ け た ら 、 そ れ は、 金 星 、 木 星 、 土 星、 火 星 と
い っ た 惑 星 か も し れ ま せ ん。
惑星 の 表 面 に つ い て は 、 天 体 望 遠 鏡 でなければ 観 測 す る こ と が で き ま せ ん
が 、 惑 星 の 見え る 位 置 に つ い て は 、 肉 眼 で観 測 す る こ と が で き ま す 。
惑 星 は 、 長 期 的 に 観 測 を し て い く と 、 そ の 明る さ が 変 わ っ た り 、見 え る 位
置 が 変 わ り 、あ る 星 座 の な か を 行 っ た り 来た り す る こ と も あ り ま す 。
(8) 彗 星 を 観 測し ま し ょ う
何年 か に 一 度 、 肉 眼 で も 見ら れ る 明 る い 彗 星 が出 現 す る こ と が あ り ま す 。
肉 眼 で も 見 ら れ る 明 る い 彗 星が 出 現 し た 時 に は、 是 非 、 観 測 を し て み ま し ょ
う。
4
双 眼 鏡 を 使 っ た観 測
夜 空に か が や く星を 見る と き、 双眼鏡 で見る の が
一 番 き れ い だ と い う 人 もいます 。
双眼鏡は 、低倍率ですが視 野( 見える 範囲) が広
く、 また、 正 立 像(上 下 左 右 の方 向が実 際の像 と同
じ に 見 え る ) な の で 、 見 た い 天 体 を さ が し や す く、
星座 や大き く明 るい星 雲や星 団を 観測するのに 適し
ています。
(1) 星 雲 や 星 団の 観 測 をしよう
宇 宙 に は 、太 陽 が 属 し て い る 銀 河 系 以 外に も た く さ ん の 小 宇 宙 が あ り ま す 。
小 宇 宙 は 、 た く さ ん の 恒 星が 集 ま っ て い る の で 、 渦 巻 き の よ う に 見 ら れ ま す 。
銀 河 系 に 一 番 近 い 小 宇 宙 は、 ア ン ド ロ メ ダ 大 星 雲 で す 。 ア ン ド ロ メ ダ 大 星
雲 は 、 肉 眼 で も 見 れ れ ま す が、 双 眼 鏡 を 使 っ て見 る と よ り 美 し く 見る こ と が
できます。
また 、 同 じ 方 向 に 多 く の 星が 集 ま っ て い る も の を 星 団 と い い ま す。 プ レ ア
デ ス 星 団 ( す ば る ) の よ う に肉 眼 で も 見 る こ と の で き る 星 団 も あ り ま す が 、
双 眼 鏡 で 観 測す る と た く さ ん の 星 団 が 見 る こ と が で き ま す 。
(2) 星 座 や 天 の川 の 神 秘 を 観測 し よ う
双 眼 鏡 を 使 う と 、 肉 眼 で 見る よ り も 暗 い 星 まで 見 る こ と が で き 、星 座 や 天
の川がより神秘的に見ることができます。
(3) 月 の 表 面 を観 測 し よ う
双 眼 鏡 で も、 月 面 の 大 ま か な 様 子 を 見 る こ と が で き ま す 。
(4) 彗 星 を 観 測し よ う
長い 尾 が あ る 彗 星 を 観 測 す る に は 、 視 野 の 広い 双 眼 鏡 で の 観 測 が大 変 有 効
です。
5
天 体 望 遠 鏡 を 活用 し た 観 測
(1) 太 陽 の 黒 点や 白 斑 の 観 測し よ う
太 陽の 表面 には 、周 りよりも 温度 の低 い黒 点や 温度
の 高 い 白 斑 が見 ら れ ま す 。 太陽 の 表 面 を 観 察す る 時 は 、
天 体 望 遠 鏡に 投 影 板 を つ け て 、 投 影 板 に 映 っ た 太 陽 の
像 を 観 察 します 。
絶 対 に 太 陽を 直 接 見 て は い け ま せ ん 。
(2) 金 星 、 火 星、 木 星 、 土 星な ど の 惑 星 を 観測 し よ う
地 球 に 惑 星は 、 天体望遠鏡 で そ の 表 面 の様 子 を 見 る こ と が で き ま す 。
ア
金星
金 星 の 表 面 は 厚い 硫 酸 の 雲 に お お わ れ て い る の で 、 よく 見 え ま
せ ん が 、 金 星 は満 ち 欠 け を し ま す。 ま た 見 た 目 の 大 き さ も 変 わ
り ま す 。 天 体 望 遠 鏡 で 、 金 星 の 満ち 欠 け や 見 え る 大 き さ の 違 い
を観測してみましょう。
イ
火星
2 0 0 3 年 の 夏に 火 星 は 地 球 に 大接近 し ま す 。 天 体 望 遠 鏡 で 、
火 星 の 表 面 を観 測 し て み ま し ょ う 。
ウ
木星
天 体 望 遠 鏡 を使 う と 、 木 星 の縞 模 様 を 観 測す る こ と が で き ま す 。
ま た 、 4 つ の ガ リ レ オ 衛 星 の 動 き を観 測 す る こ と も で き ま す 。
エ
土星
天 体 望 遠 鏡 で 土星 の 環 を 観 測 すると 、 そ の 神 秘 さ に 感動 し 、 き
っ と 、 あなたも 天 文 フ ァ ン に な る で し ょ う。
(3) 月 面 の ク レ ー タ ー な ど 地形 の 様 子 を 観 測し よ う
天 体 望 遠 鏡 を 使 う と 、 月 面の ク レ ー タ ー などの 地 形 の 様 子 を 観 測す る こ と
ができます。
月 は 、 満 ち欠 け を す る の で 、 満 ち 欠 け の様 子 に よ っ て、 地 形 の 影 が で き て 、
ク レ ー タ ー や山 、 谷 の 様 子が よ く 分 かります 。
い ろ い ろ な状 態 の 月 を 見て 、 月 面 の い ろ い ろ 地 形 を 観測 し て 下 さ い 。
天体望遠鏡の 使 い方 と 簡 単な 望 遠 鏡 の作 成
1
天 体 望 遠 鏡 について
○
○
○
天 体 望 遠 鏡は 、 月 や 惑 星、 恒 星 、 星 雲 な ど を 見 る 望遠鏡 で す 。
天 体 望 遠 鏡で は 、 顕 微 鏡と 同 じ よ う に 、像 が 上下左右逆 さ ま に 見 え る。
天 体 望 遠 鏡の 鏡 筒 に は 、
・ 屈 折 式 望 遠 鏡 ( 対 物 鏡 と し て 光 学 レ ン ズを 用 い た 望遠鏡 ) と
・ 反 射 式 望 遠 鏡 ( 対 物 鏡 と し て 凹 面 反 射 鏡を 用 い た 望遠鏡 ) 等 が あ る 。
○ 天 体 望 遠 鏡の 鏡 筒 をのせる 架 台 に は 、
・ 経 緯 台 ( 鏡筒 が 水 平 方 向、 鉛 直 方 向 に 動く )
・ 赤 道 儀( 鏡 筒 が 天 の 北極軸 を 中 心 と し て 、赤 緯 軸 方 向 、赤 経 軸 方 向 に動 く 。
星の 動 き に あ わ せ て 鏡 筒 を 動 か す こ と が で き る ) が あ る 。
○ 天 体 望 遠 鏡の 倍 率 は 、
対 物 レ ン ズま た は 反 射 鏡の 焦 点 距 離 ( mm )
÷ ア イ ピ ー ス ( 接 眼レ ン ズ ) の 焦 点 距 離 ( mm ) = 倍 率
( 例 )900mm の 対 物 レンズ に 、18mm のア イ ピ ー ス を 付け た と き の 倍率 は 、
900 ÷ 18 = 5 0 倍
○ 天 体 望 遠 鏡 は 、 対 物 鏡 の 口径 が 大 き い ほ ど 、細 か い 部 分 ま で 良 く見 え る よ
う に な り ( 分 解 能 )、 ま た 光 を 集 め る 力 ( 集 光 力 ) も 大 き く な る の で 、 暗
い 天 体 を 見る に は 有 利 に な る 。
2
天 体 望 遠 鏡 を 設置 し て み よ う 。
【赤 道 儀 の 屈 折 式 望 遠 鏡 を 設 置し て み ま し ょ う 。】
① 三 脚 を 水 平な 場 所 に 置 き、 赤 道 儀 が 北極星 の 方 向 を
正 確 に 向 く よ う に 設 置 す る。
② 赤 道 儀 に 鏡筒 を 取 り 付 ける 。
③ 赤 道 儀 の 赤 緯 軸 の バランス を 鏡 筒 の 位 置を 調 節 してとる 。
④ 赤 道 儀 の 赤 経 軸 の バランス を お も り の 位置 を 調 節 し て と る 。
⑤ フ ァ イ ン ダ ー ( 極 軸 望 遠 鏡が つ い て い る も の は 極 軸 望 遠 鏡 で ) で北 極 星 の
方向に正確にあわせる。
<②>
<③>
<④>
<⑤>
3
投 影 法 で 太 陽 の黒 点 を 観 察 し よ う。
【屈 折 式 望 遠 鏡 に太 陽 投 映 板 を取 り 付 け て 、 太陽 の 黒 点 を 観察 し よ う 。】
[ 注 意 ] 絶 対 に天 体 望 遠 鏡 で太 陽 を 直 接 見 て は い け ま せ ん。
① 対 物 レ ン ズの 先 に 、 レ ン ズ キ ャ ッ プ を 取り 付 け 、 光 の量 を 減 少 さ せ る。
② 鏡 筒 に 太 陽 投 映 板 を 取 り付 け る 。
③ 鏡 筒 の 影 を見 な が ら 、 鏡筒 を 太 陽 の 方 向に あ わ せ る 。
④ 太 陽 の 像 が投 映 板 に 映 っ た ら 、 ピ ン ト を あ わ せ ま す 。
<①>
<②>
<③>
ピントをあわせ
太 陽 の 黒 点 を見 ま
す。
<④>
[観 察 ]
4
太 陽 投 映 板 に 紙 を 置い て 太 陽 の 黒 点を ス ケ ッ チ し て み よ う 。
コンパス で 直 径 1 0 cm の 円 を描 い て 、 ス ケ ッ チ し ま し ょ う。
簡 単 な 望 遠 鏡 を作 っ て み よ う 。
プ ラ ス チ ッ ク 製 の 凸 レ ン ズ 2 枚と 工 作 用 紙 を 使 って 簡 単 な ケ プ ラ ー 式の 望 遠 鏡
を作 っ て み よ う 。
( 1) 材 料
・ 凸 レ ン ズ φ 50mm f 340mm ( 大和科学教材研究所 凸レンズA型 100円 )
・ 凸 レ ン ズ φ 43mm f 100mm ( 大和科学教材研究所 凸レンズD型 150円 )
・カラー工作用紙(大)
[問 題 ] ①
②
③
こ の望 遠 鏡 の 像 は ど の よ う に み え ま す か 。
こ の望 遠 鏡 の 倍 率は 何 倍 に な り ま す か 。
近 い も の を 見 る 時 と、 遠 い も の を 見 る と き で は 、 ピ ン ト の あ う 位 置
はどうなりますか。
( 2) 製 作 手 順
①
設計図を み て、 工 作 用
紙の 裏側に線をひきま
す。 円はコンパスで描き
ます。
③
接眼レンズを、両 面テ
ープで押 さえに固定 しま
す。押さ え2枚で、 接眼
レンズ をはさみます。
⑥
対物レ ン ズを、両 面テ
ープで押さえに固定 しま
す。
②
④
描い た線 の通り に部 品
を 切り取 ります。
円 はコ ン パ ス カ ッ タ ー
で 切り取 ります。
押さ え に固定さ れ た 接
眼レンズ を、スリットに
差 し 込 み セ ロ テ ー プで 固
定します。
⑦
固定された対物 レンズ
の上に、 もう一つ の押さ
えを両面 テープで 貼り付
けます。
⑤
両面 テープで 接眼鏡筒
を固定します。
⑧
両面 テープで対物鏡筒
を固定します。
[注意]
レ ン ズ は 必 ず中 心 に
取 り 付 けること !
⑨
接眼鏡筒 を、対物鏡筒
の中に入れ完成 です。
⑨
接 眼 鏡 筒と 対 物 鏡 筒と
の距離を 変えてピ ン トを
あわせます。