①歌の表情が、聴く人の心を動かす時 歌がどんな表情をするかで、聴く人は心を動かされます。どんな心がけで、歌の表情は変化す るのでしょう。任意の合唱曲を通じて、皆さんの歌がどう変化するか、体感してみましょう。 担 当 者:井原 秀人 教授 声楽が専門。 現在の研究テーマは「声楽全般における舞台表現法の研究」 。 「専門実技(声楽) 」 、 「オペラ」などの科目を担当。 出講可能日:金 講義に必要な機材:ピアノ ②絵の中の音楽、言葉の中の音 絵画の中に潜むリズムやメロディ、あるいは、詩や物語の中に流れる音の響きを、実際の作品 を鑑賞しながら探っていきます。おと、いろ、かたち、ことばは、それぞれどのように絡み合い ながら人間のこころ模様を映し出すのか、一緒に考えてみましょう。 担 当 者:稲田 雅美 教授 芸術療法が専門。 現在の研究テーマは「芸術と表現病理」 。 「ミュージックセラピー研究」、 「ミュージックリテラチュア」などの科目を 担当。 出講可能日:月 講義に必要な機材:プロジェクター、スクリーン(大型のもの) 、パソコン ③“歌”が「脳と心」を作り出す? 「歌う」ということは単に声を出して旋律をなぞるものではありません。 「歌う」ためにはあり とあらゆる筋肉を動かし、心を動かして「発声」という行為をとります。そのために普段とは違 う神経の使い方が新しい思考や発想を生み出すと言われていることを易しい曲を使って探ってみ たいと思います。 担 当 者:井上 敏典 教授 声楽が専門。 現在の研究テーマは「歌う/演じることを通した自己表現」 。 「専門実技(声楽) 」 、 「オペラ」などの科目を担当。 出講可能日:金 講義に必要な機材:ピアノ、黒板(ホワイトボード) -12- ④作曲、和声、対位法などのレッスン 作曲、及び作曲するに必要とされるエクリチュールのレッスンを行います。作曲に興味をもっ ている初心者の方も受講可能です。受講希望者は、勉強した和声・対位法・コラール・フーガな どのノートや最近の作品などを持参してください。 担 当 者: 西 聖憲 教授 作曲が専門。 現在の研究テーマは「音楽の創作」 。 「サウンドデザイン研究」 、 「ミュージッククリエイション」などの科目を担当。 出講可能日:土 講義に必要な機材:ピアノ ⑤ピアノの実技レッスン ピアノの実技指導を行います。主としてバッハ、古典派のソナタ、ロマン派の作品などを取り 音から広がるイメージ ―モーツァルトを題材に 上げ、それぞれの時代様式に合った奏法や解釈を考えていきます。 担 当 者:河江 優 教授 ピアノが専門。 現在の研究テーマは「美しい響きを生むピアノ奏法」。 「専門実技(ピアノ)」、 「ピアノ奏法研究」などの科目を担当。 出講可能日:土 講義に必要な機材:グランドピアノ ⑥「気持ちを込める」演奏方法 どのようにしたら「気持ちを込める」ことができるのでしょうか。 実際に歌をうたいながら、その方法を皆さんで考えていきます。 担 当 者:松下 悦子 教授 声楽が専門。 現在の研究テーマは「『歌うこと』における詩の表現法」 。 「専門実技(声楽)」 、「声楽曲研究」などの科目を担当。 出講可能日:木 講義に必要な機材:ピアノ -13- ⑦舞台や映画の芸術表現を生き生きとさせてくれる音楽とは ミュージカル、オペラ、歌舞伎など人間の心模様が身体の動きを通してパフォーマーによって 舞台上で表現され、また映画などの動画でも流れゆく映像が生き生きと描かれ、そして劇場、映 画館、マイルームなどで鑑賞している聴衆の心にスーッと入り込んでくる瞬間に、私たちは心に 残る感動を体験することになる。これらの芸術表現をより豊かに、華やかにしてくれる“力”と して欠かせないものの一つが音楽である。その巧みな仕掛けを読み解く旅に出てみませんか。 担 当 者:仲 万美子 教授 比較音楽文化学が専門。 現在の研究テーマは「『外地』における日本音楽文化の受容」 。 「ミュージックスタディーズ研究」 「映画・舞台音楽」などの科目を担当。 出講可能日:月 講義に必要な機材:プロジェクター、スクリーン、パソコン、 VHS、DVD、CDプレーヤー ⑧ピアノの実技レッスン 同志社女子大学音楽学科への受験を前提としたピアノの実技レッスンを致します。基本的に個 人レッスン(一人あたり25分~50分を目安にお考え下さい)の形をとります。先生・生徒の 皆さんによる聴講は、レッスンを受ける生徒の方が了承されるならOKです。演奏して下さる曲 目は原則自由と致しますが、鍵盤楽器コースへの受験を考えておられるようでしたら、出来まし たら J.S.Bach の作品(シンフォニア、平均律クラヴィーア曲集第1巻、第2巻、フランス組曲な ど)も入れておいて下さい。 担 当 者:中野 慶理 教授 ピアノが専門。 現在の研究テーマは「多様な感情移入を可能にするピアノ奏法の探究」 。 「専門実技(ピアノ) 」、 「ピアノ奏法研究」などの科目を担当。 出講可能日:金 講義に必要な機材:グランドピアノ ⑨コンピュータで音楽を創ってみよう。 コンピュータを用いた音楽創作の方法をお教えします。 MIDIデータやサウンド・ファイルを編集しながら、オリジナルな音楽を創ってみることができ ます。 担 当 者:成田 和子 教授 音楽が専門。 現在の研究テーマは「作曲」 、「音楽創作とテクノロジー」 。 「サウンドデザイン研究」 「ミュージッククリエイション」などの科目を担当。 出講可能日:金・土 講義に必要な機材:プロジェクター、スクリーン コンピュータからの画像と音声が出力できる教室を希望します。 -14- ⑩吹奏楽・オーケストラのリハーサル 吹奏楽部・オーケストラクラブのリハーサルを指揮させて頂きたいと思います。その中で具体 的に合奏力の向上を図り、具体的な練習の取り組み方へのアドバイスや、楽曲への知識・音楽全 般の総合的な勉強を行いたいと思います。 担 当 者:関谷 弘志 教授 指揮・フルートが専門。 現在の研究テーマは「管楽器奏者における合奏の重要性」 。 「オーケストラ」 、 「吹奏楽」などの科目を担当。 出講可能日:水 講義に必要な機材:特になし ⑪フランス近代の作曲家たち フランス近代の作曲家たち、フォーレ、ドビュッシー、サティ、ラヴェルなどは、それぞれ非 常に個性的な作品を作りましたが、実は彼らの間で深く影響を与え合って音楽を発展させていま した。似てるけれども違っている、ということから、彼らの個性がよりよくわかります。 担 当 者:椎名 亮輔 教授 音楽学が専門。 現在の研究テーマは「フランス・スペイン近現代音楽研究」 。 「ミュージックスタディーズ研究」、 「音楽の美学」などの科目を担当。 出講可能日:月・土 講義に必要な機材:プロジェクター、スクリーン、パソコン、CDプレーヤー、ピアノ ⑫ヴァイオリン演奏法 ヴァイオリンの演奏法、あるいは弦楽を中心とするアンサンブルにおける諸問題を「自発的解 決」に導く実践法をともに学びます。 担 当 者:山本 裕樹 教授 音楽が専門。 現在の研究テーマは「ヴァイオリン演奏」 。 「専門実技(ヴァイオリン)」、 「オーケストラ」などの科目を担当。 出講可能日:木・金 講義に必要な機材:特になし -15- ⑬音楽療法ってなんだろう ― 音楽のもう一つの道 音楽の世界には、表現する(演奏する)、聞く、作成する、研究する、などいろいろな人との関 わりがあります。またここ 50 年ほど、音楽を、医学・癒し・教育・福祉などに活かす「音楽療法」 が注目をあびてきました。この新しい音楽の世界を活かし、豊かな人生を得られることを知って みませんか。 担 当 者:濱谷 紀子 教授 音楽療法が専門。 現在の研究テーマは「創造的音楽療法」 、 「医療・緩和ケアにおける音楽療法」。 「ミュージックセラピー実習」、「ミュージックセラピー技能演習」などの科目 を担当。 出講可能日:月 講義に必要な機材:プロジェクター、スクリーンもしくは大画面テレビ、DVDプレーヤー、 パソコン、教育楽器(事前に使用可能な楽器の種類をお教えください) 音楽室または楽器を使用できる教室 -16-
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