言ってコン

 ■アンカーボルトと
■ホールダウン(引寄せ)金物
地盤
住宅紛争の実に4 0 % は地盤の問題と言われてい
ます。どんなに頑丈な基礎や建物を作っても、地盤の
ことをおろそかにしては満足な家づくりは出来ません
KEIWA-TOWNシリーズでは個別
に地盤調査を行い地耐力を確
認。地盤改良工事が必要な場
合はお客様の敷地に合った工
法を厳選設計施工を行います
■地盤調査
戸建住宅の地盤調査の代名詞と言えるほど実績の
ある調査方法が、スウェーデン式サウンディング
試験です。これは、先端にスクリューポイントと
呼ばれる円錐形のキリを取り付けたロット(棒)を
地面に突き刺し、1 0 0 k g まで段階的に加重しロッ
ドの沈み具合を測定するというもの。ロッドが地
中にめり込んでいけば、それだけ地盤が軟弱であ
ることが分かります。
また、1 0 0 k g の加重でもロッドが沈みこまない場合は、ロッドを回転さ
せ地中に貫入させます。そして、それぞれ25cmの深さまで到達するのに
何回転したかをカウント。回転数が少なければ、それだけ楽に貫入した
ことになり弱い地盤であると判断できます。これらの調査から地盤の地
耐力を計算します。
基礎
住まいの耐久性を著しく損なう床下の湿気。通常地
面からは、1㎡につき1時間で10kg以上もの水蒸気が発生
していると言われているため、敷地全体ではひと月で何十
リットルにもなってしまいます。KEIWA-TOWNシリーズでは
防湿シート・ベタ基礎・基礎パッ
キン工法等を組合わせて湿気をシ
ャットアウト。目には見えない基
礎部分にも住まいの快適性・安全
性・耐久性を追及します。
■防湿シート
基礎を打設する際、コンクリートの水分が地面に
吸込まれたり、地面からの湿気を吸上げたりして
水分量のバランスが変わり、基礎の強度が損なわ
れるのを防ぐためにベタ基礎の底全面に防
湿シートを敷き込んでいます。
建物が風圧や地震などで基礎か
ら外れないよう、土台と基礎を
緊結する『アンカーボルト』と
柱が抜けないよう土台を通って
基礎と柱を引寄せる『ホールダ
ウン金物』この金物の重要性を
しっかりと認識した上で、設置
の際の埋込み長さや位置、土台
との接合に細心の注意を払って
います。コンクリート打設前に
は、必ず図面と現場を照らし合
わせ間違いがないか厳重にチェックします。
■基礎パッキン工法
凸凹のある強化プラスチ
ックで出来たパッキンを
土台と基礎との間に挟み
込んで通気口を設けるこ
の工法は、耐久性に対し
て大きなメリットがあり
ます。従来の床下換気口
のように、基礎に穴を開
ける必要がなく、切欠きや鉄筋の切断、換気口付近で頻
発するクラック(ひび)もなくなります。また、建物全周
で換気口が取れるのでコーナー部分も含む床下の全体を
ムラなく換気できます。(床下換気口に比べ約1.5倍
~2倍の換気量を確保)更に基礎コンクリートの水分が
木部に伝わらないので、土台の腐食を防ぐ効果も抜群で
す。
■耐震金物
当社の現場では、耐震金
物の全てはZマーク表示
金物(財)日本住宅・木材
技術センターが定める軸
組工法用金物規格に適合
するもの)を使用しています。
■在来工法
コンクリートの基礎の上にアンカーボルトで
固定した土台を載せ、その上に縦横材(柱・
梁・桁など)を組合わせて家の骨組を作り上
げる伝統的な工法が、日本の気候風土に最も
適しているということは、歴史が証明してい
ます。この在来工法の木造住宅の精度・品質
を左右するのは大工さんの腕次第と言われて
います。KEIWA-TOWNシリーズはベテランから
若手まで熟練の大工さ
んが手掛けていますが
大工さんの腕や経験だ
けに頼るのではなく、
現場では様々なチェッ
クを行い、安全で正確
な施工体制を整えてい
ます。
■剛床仕様
1階、2 階共に根太レス工法による構造用合板 24mm+フローリング 12mmによる 36mm厚の剛床仕様です。
■ベタ基礎
-鉄筋コンクリート製-
地盤調査の結果に合わせて設計する通常の
基礎ではなく、最も頑丈なベタ基礎を標準
採用。これは、鉄筋を縦横に組上げてコン
クリートを流し込む工法で、耐圧盤と基礎
の立上がりが一体となるため強度があり、しかも基礎全面で建物を支え
るので軟弱地盤や地盤の不同沈下に対しても有効です。なおかつ防湿シ
ートと合わせ地面から床下への湿気を防ぎ、土台の腐食やシロアリの発
生を効果的に抑制します。
[1階部分の床構造]
[2階部分の床構造]
■木造加工-プレカット-
■ダイライト工法
在来工法では筋かいという部材を入れて、住宅の水平耐力(地震や
風圧に耐える力)を高めています。通常の木造住宅はこの筋かいが
バランス良く配置されていれば十分ですが、KEIWA-TOWNシリーズで
は更なる安全性や耐久性を求めてダイライト工法を採用。外壁全面
にダイライトをスキマなく張り詰めるこの工法で、水平耐力に対す
る安全性を壁倍率2.5倍に設定し、耐震性を高めると同時に耐火性、
断熱性も高めています。
■筋かい-耐力壁-
木造住宅の丈夫さは筋かい(耐力壁)の数で決まると言っても過言で
はありません。プランニングの段階から、この筋かいをバランス良
く配置するよう注意し、現場では位置や取付方法・サイズ・使用金
物などについて、公的機関の検査を行っています。
木造在来工法における墨付け、刻みをすべて機械でやってしまう木造加工がプレカット
です。CAD(設計図面自動描画システム)およびCAM(加工工
作機械)というコンピュータシステムによって加工された木材は最
初の1本から最後の1本まで品質や加工精度にバラツキがなく各部
材の組合せもピッタリ。安定性は抜群で、棟上の効率も上がります
KEIWA-TOWNシリーズでは厳しい品質管理基準のもとに様々な検査を実施し、一つ一つの検査に合格しなく
ては次の工程に進むことが出来ない独自の仕組みを施しています。また、これらの検査やアフターサービ
ス、お客様の貴重なご意見などから問題点、改善点を洗い出し、すぐさま職人や関係業者を集めた『勉強
会』に反映。全社をあげて再発防止と品質向上に努めています。
当社が提供する全ての新築住宅は特定住宅瑕疵担保責任の履行の確保等の法律に基づき(財)住宅保証機構
の住宅瑕疵担保責任保険に加入しております。又、建物のみならず一番大切な地盤に対しても地盤保証制
度を活用しておりますのでご安心下さい。
■外壁通気工法
せっかく床下に万全な湿気対策をしても、高断熱高気密などによって
生まれる壁内部の結露対策を怠れば、たちまち住まいの耐久性が損な
われます。そのため外壁通気工法で、空気の通り道を確保。外壁下部
から取入れた外気を小屋根裏換気口などから放出することで湿度を逃
がします。また、外壁に使う防水紙も通気性と通湿性に優れた通湿防
水シートを使用、積極的に結露を防ぐ工夫をしています。
安全性と快適性の追求
住まいの安全性は、強度だけではありません。
KEIWA-TOWNシリーズでは、家族の誰もが安心
して快適に過ごせる工
夫を隅々にまで施して
います。
■健康素材
目がチカチカするなどのいわゆる「シッ
クハウス症候群」の主な原因として挙げ
られる合板やベニヤ板、室内ドアやキッ
チンまでの全ての建材、施工に使用する
各種の接着剤に至るまで徹底的に厳選。
安心の住まいをご提案します。
■バリアフリー
和室はもちろん全居室から洗面脱衣室、浴
室に至るまで全ての出入口から段差をなく
したフラットな床面を実現したバリアフリ
ー設計。他にも動きの多い出入口や廊下、
階段には出来る限りゆとりの広さを確保。
加えて不安定な動作のある場所には握りや
すさまで考えた手摺を設置します。室内ド
アには軽い力で開閉できるレバーハンドル
を採用。住む人への温かいふれあいの心を
形にしています。
建物が完成しても、お客様との関係は終わりではありません。
住みはじめてから分かる様々な住まいの点検・調整など、むしろ引渡しを終えてからスタートすると言っ
ても過言ではないと考えています。
●住みはじめの不具合などの点検
●使い勝手の確認
●建具の調整
上記以外でも、気になる事や不具合が発生した場合はお気軽にご連絡下さい。喜んでご相談をお受けします。
SDS試験
土質(
土の種類)
までわかる、画期的な地盤調査方法!
スクリュードライバーサウンディング
Ch
e
c
k
Poi
n
t
1
Ch
e
c
k
Poi
n
t
ボーリング調査並みの
精度で土質判定!
2
土質がわかれば、
コストダウンにも貢献!
■SWS試験結果では補強工事必要と判定されるがSDS
試験結果では補強工事不要と判定された実例(栃木県下都郡岩舟町)
SWS試験結果では
「軟弱な地盤」
ローム 砂質土 粘性土 腐葉土
盛土
C
a
s
e
1.
地盤事故
C
a
s
e
2.
良質地盤に補強工事
過剰設計
SWS試験では
土質は推定でしか
わからない
と判断される地盤
SDS試験は、土質が判定できるので、地盤事故の提言に
貢献するとともに良質地盤で杭を打つといって過剰設計(
補
強工事)
の提言によりコストダウンにもつながります。
過小設計
従来のSWS(
スウェーディング式サウンディング)
試験でわかるの
は、地盤の強度。土質についてはあくまでロッドに伝わる感触や音
から調査員が感覚をたよりに「推定」していました。しかし土質が
わからなければ真の地盤の強さが判定できないため、間違った推定
によって不必要な地盤補強工事を施したり、後に不同沈下を起こす
リスクを抱えてしまうことになりかねません。
SDS試験結果では
「ローム層で
「補強工事不要」
と判断されました
良質地盤
SDS試験は、従来のSWS試験に特殊な
ユニットを装着するだけで、詳細な土質判
定が可能になります。
SWS試験結果のデータにプラスし
て回転トルク、1回転の沈下量、ロ
ケーション資料等を加味、様々な角
度から土質を解析します。
▲従来のSWS試験結果データ
SWS試験結果では自沈層が連続するので軟弱地盤とされるが
SDS試験結果ではローム層(
比較的安定した土)
と判断される。
腐植土壌
※.
建築基準法施工例第93条(
地質及び基礎食い)
Ch
e
c
k
Poi
n
t
3
SWS試験に+αの費用で実施可能!
SDS試験はそのコストパフォーマンスが
広く認められ 地盤調査実績
3万件突破!
単月
累計
▲SWS試験結果に加えられるSDS試験データ(一部)
液状化の簡易判定
オプション
水位測定を併せて行うことにより
液状化の影響度を3段階で判定します。
土質
土の
締り具合
SDS試験で確認
【参考】代表的な地盤調査方法の比較
SWS試験
戸建の地盤調査で使われる一
般的な試験。手動式と半自動、全自動があります
水位の
高さ
液状化の影響度は土質・土の締まり具合・水位の高さで判定されます。
土質のわかるSDS試験なら水位測定を併せて行うことで液状化調査ができます。
※.小規模建築物基礎設計指針簡易判定法
調査料金
調査料金
◎
△
◎
土質判定
土質判定
土質判定
△
◎
○
不詳
イラスト左:手動で使われる機器 右:全自動
SDS試験
低料金でボーリング
調査並の土質判定が可能な新技術です
調査料金
安価
水位測定で確認
ボーリング調査
高性能ですが高
額のためビルやマンションで使われます
高価
極めて
正確
安価
概ね
正確