絶滅のおそれのある野生動植物の種の 国際取引に関する条約附属書の

種別 告示
文書日付 H25.06.12
文書番号 第 200 号
出所 外務省
絶滅のおそれのある野生動植物の種の国際取引に関する条約附属書の改正等に関する件
(外務省告示第 200 号)
スプレンゲリアナ及びティルランドスィア・スクレイ並
絶滅のおそれのある野生動植物の種の
国際取引に関する条約附属書の改正等
に関する件
(外務省告示第 200 号・H25.06.12)
昭和四十八年三月三日にワシントンで作成された「絶
滅のおそれのある野生動植物の種の国際取引に関する
条約」(以下「条約」という。)附属書Ⅰ及び附属書Ⅱ
は、条約第十五条の規定等に従い、また、附属書Ⅲは、
条約第十六条の規定等に従い、次のように改正され、そ
の改正は、平成二十五年六月十二日に効力を生じた。
(平成二十五年三月十四日付け、平成二十五年四月十
九日付け及び平成二十五年五月二十九日付け条約事務
局通告)
なお、日本国政府は、カルカリヌス・ロンギマヌス、
スフュルナ・レウィニ、スフュルナ・モカルラン、ス
フュルナ・ジュガイナ及びランナ・ナススを附属書Ⅱに
掲げる改正につき条約第十五条3の規定に基づいて留
保を付する旨を条約の寄託政府であるスイス連邦政府
に通告した。
附属書Ⅰ、附属書Ⅱ及び附属書Ⅲ
動物界の哺乳綱の有袋目ふくろおおかみ科テュラキ
ヌス・キュノケファルス、カンガルー目のカンガルー科
オニュコガレア・ルナタ及びねずみカンガルー科カロプ
リュンヌス・カンペストリス並びにバンディクート目の
ぶたあしバンディグート科カィロプス・エカウダトゥス
及びみみながバンディグート科マクロティス・レウク
ラ、鳥綱のきじ目きじ科ロフラ・インペリアリス及びき
つつき目きつつき科カンペフィルス・インペリアリス、
は
爬 虫綱のかめ目すっぽん科のアスピデレテス・ガンゲ
ティクス、アスピデレテス・フルム及びアスピデレテ
ス・ニグリカンス並びに両生綱無尾目ひきがえる科のブ
フォ・ペリグレネス、ブフォ・スペルキリアリス及びス
ピノフリュノイデス(spp.)を附属書Ⅰから削る。
さい
附属書Ⅰに掲げるのこぎりえい科(spp.)(板鰓綱の
こぎりえい目のこぎりえい科)に付された注釈を削る。
は
動物界の爬 虫綱のトカゲ亜目のやもり科キュルトダ
クテュルス・セルペンスィンスラ並びにかめ目のいしが
め科バタグル(spp.)及びおおあたまがめ科プラテュス
テルノン・メガケファルム、両生綱無尾目やどくがえる
科のアルロバテス・フェモラリス、アルロバテス・ザパ
ロ及びクリュプトフィルロバテス・アズレイヴェントリ
さい
ス並びに板鰓 綱のこぎりえい目のこぎりえい科プリス
ティス・ミクロドン並びに植物界のアナナス科のティル
ランドスィア・カウトスキュイ、ティルランドスィア・
びにべんけいそう科のドゥドレイア・ストロニフェラ及
びドゥドレイア・トラスキアイを附属書Ⅱから削る。
てい
動物界の哺乳綱うし目(偶蹄目)うし科ルピカプラ・
ピュレナイカ・オルナタ、鳥綱きじ目きじ科テュンパヌ
クス・クピド・アトワテリ及び節足動物門昆虫綱ちょう
目あげはちょう科パピリオ・ホスピトンを附属書Ⅰから
附属書Ⅱに移す。
附属書Ⅰに掲げるヴィクグナ・ヴィクグナ(哺乳綱う
てい
し目(偶蹄目)らくだ科)に付された注釈を次のように
改める。
附属書Ⅱに掲げるアルゼンチン(フフイ県及びカタ
マルカ県の個体群並びにフフイ県、サルタ県、カタマ
ルカ県、ラ・リオハ県及びサン・フアン県の半ば人に
管理された個体群)、チリ(プリメラ地方の個体群)、
エクアドル(全ての個体群)、ペルー(全ての個体群)
及びボリビア(全ての個体群)の個体群を除く。
附属書Ⅱに掲げる両生綱無尾目の「あかがえる科」を
「ディクログロシダエ科」に改める。
附属書Ⅱに掲げるタクスス・クスピダータ及びこの種
内に分類されるもの(植物界いちい科)に付された注9
を注 13 に改める。
附属書Ⅰに掲げるスクレロパゲス・フォルモスス(条
き
鰭綱(魚類)オステオグロッサム目オステオグロッサム
科)に付された注 12 を注 9 に改める。
附属書Ⅱに掲げるキュクラメン(spp.)(植物界さく
らそう科)に付された注 8 を注 12 に改める。
附属書Ⅲに掲げるランナ・ナスス(ねずみざめ目ねず
みざめ科)に付された注 11 を注 8 に改める。
附属書Ⅱに掲げるらん科(spp.)(植物界らん科)に
付された注 7 を注 11 に改める。
附属書Ⅱに掲げるサボテン科(spp.)(植物界サボテ
ン科)に付された注 6 を注 10 に改める。
附属書Ⅱに掲げるロクソドンタ・アフリカナ(哺乳綱
ぞう目(長鼻目)ぞう科)に付された注 5 を注 6 に改める。
附属書Ⅱに掲げるヴィクグナ・ヴィクグナ(哺乳綱う
てい
し目(偶蹄目)らくだ科)に付された注 2 を注 5 に改め、
注 3 を注 2 に改め、注 2 の次に次のように加える。
注3 エクアドルの個体群(附属書Ⅱ掲載)
生きているヴィクーニャから刈り取られ
た毛の国際取引及びこれらの毛を用いて作
られた織物及び製品(高級手工芸品及び編
物製品を含む。)の国際取引を認めること
を 専 ら の 目 的 と す る。こ の 織 物 の 裏 側 に
は、ヴィクーニャの管理及び保護のための
協定の署名国であるこの種の分布国間で採
択された標識を付けなければならない。さ
らに、その織端には、「ヴィクーニャ・エ
クアドル」という表示を付けなければなら
ない。その他の製品には、標識及び「ヴィ
クーニャ・エクアドル・民芸品」という指
定を含むラベルを付けなければならない。
他の全ての標本は、附属書Ⅰに掲げる種
の標本とみなされ、その取引は、附属書Ⅰ
に掲げる種の標本の取引として規制され
る。
附属書Ⅱに掲げるヴィクグナ・ヴィクグナ(哺乳綱う
てい
し目(偶蹄目)らくだ科)に付された注釈を次のように
改める。
アルゼンチン注1(フフイ県及びカタマルカ県の個
体群並びにフフイ県、サルタ県、カタマルカ県、ラ・
リオハ県及びサン・フアン県の半ば人に管理された個
体群)、チリ注2(プリメラ地方の個体群)、エクアド
ル注3(全ての個体群)、ペルー注4(全ての個体群)
及びボリビア注5(全ての個体群)に限る。他の全て
の個体群は附属書Ⅰに掲げる。
動物界哺乳綱ジュゴン目(海牛目)マナティー科トリ
ケクス・セネガレンスィスを附属書Ⅱから附属書Ⅰに移
す。
は
動物界の爬虫綱かめ目のおおあたまがめ科(spp.)、
りくがめ科ゲオケロネ・プラテュノタ並びにすっぽん科
のキトラ・キトラ、キトラ・ヴァンディユキ、ニルソニ
ア・ガンゲティクス、ニルソニア・フルム及びニルソニ
ア・ニグリカンス並びに両生綱無尾目ひきがえる科のア
ミエトフリュヌス・スペルキリアリス及びインキリウ
ス・ペリグレネスを附属書Ⅰに加える。
は
動物界の爬 虫綱のトカゲ亜目のきのぼりとかげ科サ
アラ(spp.)、カメレオン科のアルカイウス(spp.)、キ
ニュオンギア(spp.)、ナドズィカンビア(spp.)及び
トリオケロス(spp.)並びにやもり科のナクトゥス・セ
ルペンスィンスラ及びナウルティヌス(spp.)、へび亜
目くさりへび科トリメレスルス・マングシャネンスィス
並びにかめ目のぬまがめ科のクレミュス・グタタ、エ
ミュドイデア・ブランディンギイ及びマラクレミュス・
テルラピン、いしがめ科のバタグル・ボルネオインスィ
ス、バタグル・ドホンゴカ、バタグル・カクガ、バタグ
ル・トリヴィタタ、キュクレミュス(spp.)、ゲオイミュ
ダ・ヤポニカ、ゲオイミュダ・スペングレリ、ハルデル
ラ・トゥリュイイ、マウレミュス・ヤポニカ、マウレ
ミュス・ニグリカンス、メラノケリュス・トリユガ、モ
レニア・ペテルスィ、サカリア・ベアレイ、サカリア・
カドリオケルラタ及びヴィヤヤケリュス・スィルヴァ
ティカ並びにすっぽん科のドガニア・スブプラナ、リセ
ミュス・ケイロネンスィス、ニルソニア・フォルモサ、
ニルソニア・レイティイ、パレア・ステインダクネリ、
ペロディスクス・アクセナリア、ペロディスクス・マア
キイ、ペロディスクス・パルヴィフォルミス及びラフェ
トゥス・スウィンホエイ、両生綱無尾目のアロモバティ
ダエ科のアルロバテス・フェモラリス、アルロバテス・
ホドリ、アルロバテス・ミュエルスィ、アルロバテス・
ルフルス及びアルロバテス・ザパロ並びにやどくがえる
科のアデルフォバテス(spp.)、アメエレガ(spp.)、ア
ンディノバテス(spp.)、エクスキドバテス(spp.)、ヒュ
ロクサルス・アズレイヴェントリス、ミニュオバテス
(spp.)、オオファガ(spp.)及びラニトメイア(spp.)
さい
並びに板鰓綱のめじろざめ目のめじろざめ科カルカリ
ヌス・ロンギマヌス(十八箇月後、即ち二千十四年九月
十四日以降効力発生)並びにしゅもくざめ科のスフュル
ナ・レウィニ(十八箇月後、即ち二千十四年九月十四日
以降効力発生)、スフュルナ・モカルラン(十八箇月後、
即ち二千十四年九月十四日以降効力発生)及びスフュル
ナ・ジュガイナ(十八箇月後、即ち二千十四年九月十四
日以降効力発生)、ねずみざめ目ねずみざめ科ランナ・
ナスス(十八箇月後、即ち二千十四年九月十四日以降効
力発 生)並 びに がん ぎえ い目 いと まきえ い科 マン タ
(spp.)
(十八箇月後、即ち二千十四年九月十四日以降効
力発生)並びに植物界のりゅうぜつらん科ユカ・クエレ
タロインスィス、うるし科オペルクリカリュア・デカ
リュイ、かきのき科ディオスピュロス(spp.)(マダガ
スカルの個体群)( # 5)、まめ科のダルベルギア(spp.)
(マダガスカルの個体群)(# 5)、ダルベルギア・コキン
キネンスィス ( # 5)、ダルベルギア・グラナディルロ ( #
6)、ダルベルギア・レトゥサ ( # 6)、ダルベルギア・ス
テヴェンソニイ ( # 6)及びセナ・メリディオナリス、と
けいそう科のアデニア・フィリンガラヴェンスィス及び
アデニア・スブセスィリフォリア、ごま科のウンカリ
ナ・グランディディエリ及びウンカリナ・ステルルリ
フェラ、びゃくだん科オスュリス・ランケオラタ(ブル
ンジ、エチオピア、ケニア、ルワンダ、ウガンダ及びタ
ンザニア共和国の個体群)( # 2) 並びにぶどう科キュ
フォステンマ・ラザを附属書Ⅱに加える。
附属書Ⅲの動物界に両生綱有尾目さんしょううお科
「ヒュノビウス・アムイエンスィス(中国)」を加える。
附属書Ⅱに掲げるプテロプス(spp.)(哺乳綱翼手目
おおこうもり科)の注釈を次のように改める。
プテロプス・ブルネウス及び附属書Ⅰに掲げる種を
除く。
附属書Ⅱに掲げるたか目(spp.)(鳥綱たか目)の注
釈を次のように改める。
カラカラ・ルトサ、コンドル科に属する種(附属書
Ⅰ及び附属書Ⅲに掲げるものを除く。)並びに附属書
Ⅰ及び附属書Ⅲに掲げる種を除く。
附属書Ⅱに掲げるふくろう目(spp.)(鳥綱ふくろう
目)の注釈を次のように改める。
スケログラウクス・アルビファキエス及び附属書I
に掲げる種を除く。
は
附属書Ⅱに掲げるケロディナ・ムコルディ(爬虫綱か
め目へびくびがめ科)に、次の注釈を付する。
野生の標本については、零の割当てとする。
附属書Ⅱに掲げるかめ目いしがめ科のバタグル・ボル
ネエンスィス、バタグル・トリヴィタタ、ヘオセミュ
ス・アナンダリイ、ヘオセミュス・デプレサ、マウレ
ミュス・アナメンスィス及びオルリティア・ボルネエン
スィスに、次の注を付する。
注7 商業的目的で取引される野生の標本につい
ては、零の割当てとする。
附属書Ⅱに掲げるかめ目いしがめ科のクオラ(spp.)
に次の注釈を付する。
商業的目的で取引されるクオラ・アウロカピタ
タ、クオラ・フラヴォマルギナタ、クオラ・ガルビ
ニフロンス、クオラ・ムコルディ、クオラ・モウホ
ティイ、クオラ・パニ、クオラ・トリファスキア
タ、クオラ・ユナネンスィス及びクオラ・ゾウイの
野生の標本については、零の割当てとする。
は
附属書Ⅱに掲げるキトラ(spp.)(爬虫綱かめ目すっ
ぽん科)に、次の注釈を付する。
附属書Ⅰに掲げる種を除く。
附属書Ⅱに掲げるレオバトラクス(spp.)(両生綱無
尾目かめがえる科)に、次の注釈を付する。
レオバトラクス・スィルス及びレオバトラクス・
ヴィテルリヌスを除く。
附属書Ⅱに掲げる植物界じんちょうげ科のアキラリア
(spp.)及びギリノプス(spp.)に付された注釈「(# 4)」
を「(# 14)」に改める。
解釈 7 # 3 を次のように改める。
#3 根の全体、薄く切られた根及び根の一部(粉
末、錠剤、抽出物、強壮剤、茶、菓子等製造さ
れた個体及び派生物を除く。)
解釈 7 # 9 を次のように改める。
#9 次のものを除く全ての個体の部分及び派生
物
「ボツワナ、ナミビア又は南アフリカの条約
管理当局との取決めに従い規制された収穫及
び生産を通じて得られたホオディア(spp.)か
ら生産されたもの」のラベルの付された個体の
部分及び派生物
7
解釈 # 12 を次のように改める。
#12 丸太、製材品、薄板、合板及び抽出物。抽
出物を成分として含む完成品(香料を含む。)
を除く。
解釈 7 に次のように加える。
#14 次のものを除く全ての個体の部分及び派
生物
(a) 種子及び花粉
(b) 試験管中で固体又は液体の培地によって
作成された実生又は組織培養体であって無
菌の容器で輸送されたもの
(c) 果実
(d) 葉
(e) 成分を含有しない沈香粉末(全ての形状
の圧縮粉末を含む。)
(f) 包 装 さ れ、小 売 用 に 準 備 さ れ た 完 成 品
(ビーズ、数珠及び彫刻品を除く。)