「野菜、果樹、花、特用林産」について (PDFファイル)

延岡市の主な農林水産物、加工品
【農林産物:野菜、果樹、花、特用林産】
№
品名
収穫時期
栽培戸数
栽培面積
収穫地域
出荷量(直近)
特徴やPRポイント
1
玉ネギ
1~5月
115戸
25ha
市内全域
614t
栽培面積、生産額ともに県内1位で本市を代表する農産物です。
日照時間の長さから成長が早く、1月末から超早出し玉ネギとして市場に出回り
「空飛ぶ新玉ネギ」として全国に出荷されています。「みやざき新たまねぎ」として
宮崎県のブランド認証も受けています。
水に浸さなくてもみずみずしく甘みがあり、歯ざわりも柔らかいことからサラダなど
の生食用に適しています。
2
乾しいたけ
10~3月
48戸
―
北方町
北浦町
北川町
5.9t
原木で栽培された肉厚のしいたけを乾燥することで、香りや旨みも増します。
3
たけのこ
12~4月
18戸
―
旧延岡市内
5.0t
県内で最も早く出荷が始まります。加工用はカット野菜の原料として福岡県に出
荷されています。12~1月に採れたものはエグ味(苦味)が少なく、焼くと香ばしく
歯ごたえがありおいしくなります。
39ha
旧延岡市
北方町
北浦町
47.1t
北浦町は煎茶、北方町は釜炒り茶、旧延岡市は煎茶・蒸し玉製緑茶が主流と
なっており、全体的に品質の高いものを生産しています。
茶工場を持つ生産者については、生産・加工・販売を行っており、6次産業化を
実践しています。
「紅茶とハーブでつくったレモンティ」「ステビア入り紅茶」「しょうが紅茶」「粉末しょ
うが紅茶」「粉末茶」「桜葉入り釜炒り茶」等のユニークな商品も生産しています。
4
茶
4~5月
71戸
延岡市の主な農林水産物、加工品
【農林産物:野菜、果樹、花、特用林産】
№
品名
5
きゅうり
6
ブロッコリー
7
にがうり
8
桃
収穫時期
栽培戸数
栽培面積
収穫地域
出荷量(直近)
38戸
2.2ha
旧延岡市
北方町
69t
味、形が良く品質が高いものを生産しています。
12~2月
64戸
7.6ha
旧延岡市
北方町
北川町
95t
甘味があり品質が良いのが特徴です。
6~10月
8戸
0.8ha
旧延岡市
北方町
北浦町
15t
苦味が少なく、子供でも食べやすい品種を栽培しています。
1.8ha
北方町
(上崎、樫原、
角田)
施設:10~3月
露地:6~10月
5下~6月下旬
8戸
14.4t
特徴やPRポイント
「ちよひめ」「はなよめ」「日川白鳳」等の品種栽培を行っており、5月下旬より
「ハウスちよひめ」「ハウスはなよめ」「ハウス日川白鳳」「露地ちよひめ」「露地は
なよめ」「露地日川白鳳」の6作型で6月下旬までの出荷期間となっています。
傷等により出荷できない桃を原料としてシャーベット、アイス、ゼリーなどが加工
グループにより商品化され、平成24年からは地元の佐藤焼酎製造場にてリ
キュール「桃の花嫁」が完成し販売を開始しています。
延岡市の主な農林水産物、加工品
【農林産物:野菜、果樹、花、特用林産】
№
品名
収穫時期
栽培戸数
栽培面積
収穫地域
出荷量(直近)
9
次郎柿
10中~下旬
13戸
7.3ha
北方町
(蔵田、駄小
屋)
11t
次郎柿の歴史は古く昭和10年頃に三重県より苗木を導入して園地として植栽さ
れました。本格的な普及は昭和38年頃より始まり現在に至っています。
10
栗
8中~10月中旬
80戸
39ha
北方町
41t
早生の品種から晩生の品種まで多くの品種が栽培されており、8月中旬から10
月中旬と長い期間出荷が行われます。
佐藤焼酎製造場が製造している栗リキュール「麻呂’n」の原料に使用されていま
す。
6.7t
農用地の有効利用、農家の所得向上を図るため、新品目の導入を図り高冷地野
菜として夏秋ミニトマトの栽培を始めました。平成13年より収益性の高い中玉ト
マトの栽培に転換しました。
平成21年度から現在の品種「シンディースウィート」を作付けし、ある程度安定
生産が可能になりました。
上鹿川の涼しい気候と清涼な山水により、糖度の高い中玉トマトが生産されてい
ます。
6下~11月上旬
11
12
4戸
20a
北方町
(上鹿川)
中玉トマト
オクラ
5~7月
4戸
6~9月
20戸
基本的に、大玉トマトとミニトマトの間の中玉サイズのものが「ミディトマト」と呼ば
れます。大きさは40~150g程度。色は赤や黄、オレンジと多彩で、品種も「フル
ティカ」や「レッドオーレ」などさまざまです。特に甘味の強いものは「フルーツトマ
ト」とも呼ばれますが、これらに明確な区別はありません。真っ赤に輝くルビーの
ような艶があり、甘みと旨みがぎゅっと詰まった美味しい逸品です。
北浦町
(古江)
1.5ha
旧延岡市
北方町
北川町
特徴やPRポイント
23t
栽培品目が少ない夏場の収入源として栽培が始まりました。
朝早くから収穫し、新鮮なまま出荷されます。
延岡市の主な農林水産物、加工品
【農林産物:野菜、果樹、花、特用林産】
№
品名
収穫時期
栽培戸数
栽培面積
収穫地域
出荷量(直近)
特徴やPRポイント
13
ホオズキ
8月
8戸
48a
旧延岡市
北方町
北川町
お盆のお供え用に栽培されており、乾燥させてドライフラワーにすると、ますます
朱色が鮮やかで長期間保存もでき目を楽しませてくれます。
毎年お盆前には「よっちみろ屋」でホウズキ祭りが開催されています。
14
自然薯
12月
5戸
85a
北方町
(板下、椎畑、
鹿越)
2.5t
米価の低迷により、米に代わる高収益の新品目として、平成10年から地元農家
と旧北方町職員共同で試験栽培を行い、平成12年から「元気ばりばりじねんじょ
う」のネーミングで本格的な生産を開始しました。
現在は「北方町自然薯生産組合」が設立され、栽培技術の向上により、優良な品
質の確保や作付面積の拡大を図っています。
毎年12月から郵パックによる全国発送を行っていますが、独特のねばりと食感、
また、様々な料理にも合うなど好評を得ています。農林産物直売所「よっちみろ
屋」では直接販売しているほか、市内外の料理店でも利用が増えています。
15
スナップエンドウ
11~5月
(ハウス)
4戸
24a
旧延岡市
北方町
北浦町
6t
肉厚でさやがふっくらとしていて、中の大きめの豆をさやごと食べます。料理も簡
単で、さっと塩ゆでするだけでも、シャキシャキした歯ごたえで、噛めば噛むほど
甘みが増してきます。おつまみやサラダ、和え物、天ぷらなどさまざまな料理に使
えます。
16
水田ごぼう
12~2月
7戸
1.5ha
北浦町
10t
冬の厳しい寒に耐え、水田の柔らかな土の中でじっくり育ちます。一般のごぼうに
比べて柔らかいのが特徴です。香りも一般のごぼうと比べて強くないため、サラ
ダとして食べる料理法がおすすめです。
延岡市の主な農林水産物、加工品
【農林産物:野菜、果樹、花、特用林産】
№
品名
収穫時期
栽培戸数
栽培面積
収穫地域
出荷量(直近)
特徴やPRポイント
17
アスパラガス
3~10月
11戸
84a
北浦町
10t
県北唯一のアスパラガス産地である北浦町では、平成17年度から栽培が行われ
ており、豊かな栄養を吸収し、空に向かってすらりと伸びた新芽を出します。この
芽は丁寧に収穫され、甘みと新鮮さを保ったまま出荷され県内の直売所、スー
パーなど多くの店舗で販売されています。アスパラガス独特の歯触りを楽しめる
料理が各家庭やお店で行われています。
18
ぶどう
8~9月
10戸
1ha
北浦町
14t
北浦地域で多く栽培されている藤稔(ふじみのり)の最大の特徴は、粒の大きさで
す。大きいものだとピンポン玉ほどもあり、写真を見て頂ければわかるように通常
でも500円玉ほどの直径があります。また、甘味も強く、栽培方法によっては、高
い糖度に仕上がり、種も少なくとっても食べやすいぶどうです。
19
菌床しいたけ
通年
2戸
北浦町
(古江・市振)
108t
北浦で栽培されている生しいたけのうち、約8割を占めているのが菌床しいたけ
です。菌床しいたけの栽培技術の確立により年間を通して出回っています。
20
スイートコーン
6月
1戸
北浦町
(市振)
2,000本
糖度が高く粒皮がやわらかいので生のままでも食べられます。粒の色はきれい
な黄色で先のほうまで詰まり、食べたときの皮残りも少なく食味も良好です。
5a
延岡市の主な農林水産物、加工品
【農林産物:野菜、果樹、花、特用林産】
№
品名
収穫時期
栽培戸数
栽培面積
収穫地域
出荷量(直近)
21
いんげん豆
7月
1戸
4a
北浦町
(市振)
250kg
(見込み)
22
白菜
10~1月
5戸
23
クレソン
定植後5週間
24
つわぶき
2~5月
2戸
特徴やPRポイント
若いさやを食べる軟莢種(サヤインゲン)と、成熟した種子を食べる種実用種が
あります。 サヤインゲンは、生のまま天ぷらにするか、塩茹でにして和え物やお
ひたしにするか、あるいはバター炒めにして食することが多くあります。
北浦町
(古江)
白菜は鍋料理や漬け物に欠かせない野菜です。水分が多くて歯ざわりも良く、ク
セがありません。煮込むと甘味が出てとろけるようなやわらかさになり、漬け物に
加工すれば、ほどよい食感を残したまま味がよくしみこみます。
北浦町
ホウレンソウやルッコラなどとともに香味野菜としてサラダ、または茹でた若い茎
や葉は肉料理の付け合せになどに用いられます。おひたし、ごま和え、天婦羅、
漬物、味噌汁の具、鍋物などにも利用されます。
北浦町
(古江)
北浦には、山に自生しているつわぶきと畑で栽培しているつわぶきがあります。
山のつわぶきは、アクは多いのですが歯ごたえがしっかりしています。畑のつわ
ぶきは、アクが少なく歯ごたえもやわらかいなどの特徴をもっています。北浦では
山、平地を含めて多く見られます。北浦の風土、気候がつわぶきに最適といえま
す。つわぶきは特有の香りとほろ苦さが持ち味で、昔から北浦の郷土料理には
欠かせない食材です。
35kg
延岡市の主な農林水産物、加工品
【農林産物:野菜、果樹、花、特用林産】
№
品名
収穫時期
栽培戸数
25
ジャンボにんにく
4~6月
1戸
26
大玉トマト
6~7月
4戸
27
原木しいたけ
10~4月
1戸
栽培面積
2a
3,000本
(原木)
収穫地域
北浦町
(古江)
出荷量(直近)
特徴やPRポイント
90kg
北浦地域では、平成23年ごろから栽培が行われており、最大の特徴はその大き
さにあります。一般的なにんにくと異なり一片がゴルフボールほどの大きさがあ
り、またその大きさから想像できないくらい匂いがしません。にんにくは昔からスタ
ミナ料理には欠かせない食材ですが、その独特の匂いから頻繁に利用すること
を避けられていましたが、ジャンボにんにくの登場により料理のレパートリーが増
えることが期待されています。
北浦町
(古江)
一般的に流通している大きめのトマトの総称です。基準にばらつきはあります
が、おおむね重さ150以上のものが大玉トマトといわれています。生でも、加熱し
てもおいしく、サラダはもちろん、煮込み料理や炒め料理などさまざまな料理に活
用できます。
北浦町
(三川内)
しいたけは食用としてアジア地域で広く栽培され、日本においては知名度、人気
ともに非常に高いキノコです。
原木しいたけは山からナラやクヌギなどの広葉樹を1mほどに切り出し、シイタケ
の菌を接種することで栽培します。旬は春と秋ですが、今では季節にあまり関係
なく発生することから、四季茸とも呼ばれています。
3,000kg