グランパドーム - 株式会社グランパ

ご家庭の食卓に安心・安全を提供する企業
日 経 優 秀 製 品 ・ サービス賞 2 013 グランパドーム 審査員特別賞受賞
わたしたちグランパは被災地の
子供達とのふれあいを大切にしています
※岩手県陸前高田市の子供達より寄せられたイラスト
次世代の農業を支えるITと先端技術が融合した 太陽光利用型植物工場グランパドーム
■メンテナンスブリッジから見た栽培水槽
太陽光利用型植物工場
グランパドーム
ECO
SAFETY TRUST
introduction
日本の食糧自給の危機的状況
食料自給率とは、国内の食料消費が国産でどの程度賄えているかを示
食料自給率とは、国内の食料消費が国産でどの程度賄えているかを
日本の食料自給率は、他の先進国と比較すると、アメリカ130%、フ
日本の食料自給率は、他の先進国と比較すると、アメリカ130%、
りの方法で算出されます。
ベースの2通りの方法で算出されています。
自給率
(カロリーベース)
は先進国の中で最低の水準となっています。
自給率
(カロリーベース)
は先進国の中でも最低の水準となっています。
ランス121%、ドイツ93%、イギリス65%となっており、我が国の食料
フランス121%、ドイツ93%、イギリス65%に較べて、我が国の食料
す指標のことですが、供給熱量
(カロリー)ベース、生産額ベースの2とお
示す指標のことですが、一般的に供給熱量
(カロリー)ベース、生産額
※
私たちグランパでは、そうした日本の農業の現状を憂い、グランパドー
私たちグランパでは、こうした日本の農業の現状を憂い、最先端の
近年、我が国の※カロリーベース食料自給率は、昭和40年度の73%か
我が国の カロリーベース食料自給率は、昭和40年度の73%から大きく
ら大きく低下、近年40%前後で推移しており、国内の消費量に見合った
低下、近年40%前後で推移しており、国内の消費量に見合った食糧生産を
ムを通じて、誰でも生産できる農業をコンセプトに、国内需給率の向上
植物工場である“グランパドーム"を通じて、誰でもスマートに野菜が
食糧生産を行うことが危急の課題となっています。 行うことが、食料不足に備える危急の課題となっています。
を目指しております。 生産できる農業をテーマとしています。消費者に近い場所で野菜をつくる
顔のみえる生産者として、弊社が生産する野菜によって、国内需給率の
向上・安全・安定自給への貢献を目指しております。 %
%
食料自給率
(カロリーベース)
39
39
※農林水産省HPより
■ 日本の食料自給率 ※農林水産省HPより
※日本食品標準成分表2010に基づき、重量を供給熱量に換算したうえで、各品目を足し上げて算出。これは、
※日本食品標準成分表2010に基づき、重量を供給熱量に換算したうえで、各品目を足し上げて算出。これは、
1人・1日当たり国産供給熱量を1人・1日当たり供給熱量で除したものに相当。
(例)カロリーベース総合食料自
1人・1日当たり国産供給熱量を1人・1日当たり供給熱量で除したものに相当。
(例)カロリーベース総合食料
給率
(平成24年度)
=1人1日当たり国産供給熱量
(942kcal)
//
1人1日当たり供給熱量
(2,430kcal)
=39%
自給率
(平成24年度)
=1人1日当たり国産供給熱量
(942kcal)
1人1日当たり供給熱量
(2,430kcal)
=39%
平成24年度39%
平成24年度39%
■ 先進国の自給率 ※農林水産省HPより
※農林水産省HPより
数値は平成21年(但し、
日本は平成24年)
数値は平成21年
(但し、日本は平成24年)
philosophy
日本の植物工場
植物工場は、1957年にスプラウトの一
植物工場は、1957年にスプラウトの
グランパドームのような自然光を利用、
夏季の高温抑制対策を施す「太陽光
植物工場には下記のようなメリットがあります。
貫生産を行ったデンマークのクリステン
一貫生産を行ったデンマークのクリステ
利用型」
等があります。
①
安定供給
:冷夏や暖冬等の気象変動の影響を受けることが少ない。
セン農場が植物工場の起源だと言われて
ンセン農場が植物工場の起源だと言われ
グランパの植物工場による野菜生産には
下記のようなメリットがあります。
また、構造上、病原菌や害虫の被害にあうことも少ないので、
一定の量、
います。北欧では季節によって日照時間
ています。農業の先進国が多い北欧では
そして安定した価格での供給が可能です。
① 形や味、栄養素などの品質、
安定供給:冷夏や暖冬等の気象変動の影響を受けることが少なく、
② 安全性
:水耕栽培のため露地栽培に比べて、もともと細菌数が少なく、
構造上、病原菌や害虫の被害にあうことも少ないので、一定の量
・
が非常に短くなるため、補光型の植物生
季節によって日照時間が非常に短くなる
産が以前から行われており、これを基礎
ため、補光型の植物生産が以前から行わ
として、オランダを代表とする北欧州各
れており、これを基礎として、オランダを
地で高度な園芸技術が発展してきました。
代表とする北欧州各地で高度な園芸技術の
クリステンセン農場で生産されたスプラウト
クリステン農場で生産されたスプラウド
日本での研究開発は、1946年にGHQ指導のもと、東京都が調布市に設置
植物工場が発展してきました。
したハイドロポニックファームが日本における植物工場の魁となりました。
日本での研究開発は、1974年に日立製作所中央研究所で行われたもの
しかし、それ以後の植物工場は一過性のブームに終わっていましたが、
が最初であり、レタスの一種であるサラダ菜を実験材料として、環境
2008年に農水省と経産省が共同で立ち上げた
「農商工連携植物工場ワーキ
条件と成長の関係について定量的で精密な成長データを蓄積、大量生産
ンググループ」
の発足により、多くの行政、団体、企業が植物工場に関心を
と規格化を実証して、
日本における植物工場の魁となりました。
持ち、かつ開発に携わるようになり、現在第3次ブームと呼ばれています。
しかし、それ以後の植物工場は一過性のブームに終わっていましたが、
2008年に農水省と経産省が共同で立ち上げた
「農商工連携植物工場ワーキン
植物工場とは
ググループ」
の発足により、
多くの行政、
団体、
企業が植物工場に関心を持ち、
植物工場は、食材の通年安定供給やIT技術
開発に携わるようになったことから、
現在第3次ブームと呼ばれています。
の応用を目的に、今までの農業を変革するも
のとして開発された環境保全型の生産システ
現代の植物工場とは
ムの通称です。自然光または人工光を光源と
植物工場とは、
食材の通年安定供給を目的として、
して養液栽培を行い、温度
・湿度の制御や二酸
IT技術の応用によって、
今までの農業を変革するため
化炭素・養液等の応用栽培技術により、天候に
に開発された環境保全型の生産システムの通称です。
左右されず植物に適した環境で生育し、植物
植物工場は、
自然光または人工光を光源とした水耕
収穫の周年計画生産が可能です。
(養液)栽培を行い、
温度・湿度の制御及び二酸化炭素・
植物工場は、大きく2種類に大別でき、ビ
養液等の応用栽培技術によって、
天候に左右されず
ルや工場内等に環境を制御した閉鎖施設をつ
植物に適した環境で生育し、
植物収穫の周年計画生産が
くる「完全制御型」と、グランパドームのよう
可能となりました。
な自然光を利用、夏季の高温抑制対策を施す
植物工場は、
大きく2種類に大別でき、
ビルや工場内等
→
完全制御型植物工場
完全制御型(イメージフォト)
「太陽光利用型」があります。 に環境を制御した閉鎖施設をつくる
「完全制御型」
と、
(イメージフォト)
1
01
土等の付着もないため、洗浄せずに、あるいは簡易な洗浄のみで食べ
形や味、栄養素などの品質、そして安定した価格での供給が可能です。
② ることができ、手間や水道費等も抑えることができます。
安全性・省力化:水耕栽培のため露地栽培に比べて、もともと細菌数が
③ 高速生産:連作障害を起こさずに連作が可能です。
光の強さや日照時間、
少なく、土や不純物等の付着もないため、洗浄せずに、
あるいは簡易な
生育温度や湿度、培養液成分や二酸化炭素濃度等をコントロールする
洗浄のみで食べることができ、
手間や水道費等も抑えることができます。
③ ことで、その植物の最適な環境を作り出すことから成長を促進させる
高速生産:連作障害を起こさずに連作が可能です。光の強さや日照時間、
ことができ、短期間での栽培が可能です。
生育温度や湿度、培養液成分や二酸化炭素濃度等をコントロールする
④ 労務上のメリット
:栽培技術を標準化することができ、農業知識が乏
ことで、その植物の最適な環境を作り、成長を促進させるため、短期
しい方でも作業が可能です。
間での栽培・収穫が可能です。
④ 労務上のメリット:従来の露地栽培に較べて栽培技術を標準化できる
今後の植物工場の展望
ため、高齢者や農業知識が乏しい方でも作業ができます。
これまで植物工場産の農産物は百貨店やレストラン等において一部の高
機能な高級食材として販売されることが多かったのですが、近年、食文化
今後の植物工場の展望
の進展、ライフスタイルの多様化により、消費者の間では安心やおいしさ
これまで植物工場産の農産物は百貨店やレストラン等において一部の
などを求め、国産の食材に対するニーズと関心が高まっています。
高機能な高級食材として販売されることが多かったのですが、
近年、
食文化の
グランパドームで栽培された野菜の場合、
①定時・定量
・定価・定品質で安
進展、ライフスタイルの多様化により、消費者の間では、
生産者の顔が見えて
定的な供給が可能②生産された野菜は虫や異物の混入が少なく日持ちがす
安心できる植物工場で生産された食材に対するニーズと関心が高まっています。
る③野菜では廃棄する外側の葉などのロスが少なく、加工にあたっての歩
グランパドームで栽培された野菜の場合、①定時・定量・定価・定品質で
留まりが高いことなどの利点があり、販売価格を抑えた設定が可能です。
安 定 的 な供 給 が可能 ② 生 産 さ れ た 野 菜 は虫 や 異 物 の 混 入 が 少なく
特に、グランパ横浜農場で行われている都市部で生産する野菜の栽培
日持ちがする ③野菜では廃棄する外側の葉などのロスが少なく、加工に
実験は、地産地消であり生産者の顔が見えるものとして、新たな需要の
あたっての歩留まりが高いこと等の利点があり、販売価格を抑えた設定が
拡大も期待されています。
可能です。
また、短期間で敷設できるグランパドームは、東日本大震災の津波に
また、短期間で敷設できるグランパドームは、東日本大震災の津波におけ
おける塩害等で壊滅的な被害を被った田畑の復興と雇用創出にも寄与し
る塩害 等で壊 滅 的な被害を被った田 畑の 復 興 策の切り札として、地元
ております。
での雇用創出にも寄与しております。
日経優秀製品・サービス賞2013 グランパドーム 審査員特別賞受賞
※日経優秀製品・サービス賞とは、日本経済新聞がその年に優れた新製品やサービスを
選出し、その企業を表彰するものです。2013年で32回目を迎えたこの由緒ある賞に、
グランパドームは審査員特別賞に選ばれました。
GRANPA
DOME GUIDE.
グランパファーム陸前高田
ドームファーム北杜
※グランパ横浜農場は、横浜市と共同で、都心中心部においてのグランパドーム技術発信事業として、
2014年1月から10月まで、横浜市中区北仲南通地区に期間限定で開設されました。
グランパファーム秦野
02
グランパ横浜農場
■屋根伏図
27m
センサーポール
5m
エアコン
室外機
送風機
ヒートポンプチラー
エントランス
▲ENT
equipment
特殊樹脂フィルム
ドームの皮膜には集光・断熱効果に優れ
た新素材の2重膜特殊樹脂フィルムを
採用しました。植物の光合成に必要な
光を全体に行き渡らせ、
太陽光をムラなく
コントロールできます。
2重扉式ユニットボックス
エントランスには、ドームの内外気圧を
制御するユニットボックス(風除室)を
設置。2重ドアには鍵付アルミサッシ、
ポリカーボネートの半透明窓を採用し
ています。
センサーポール
エントランス外部脇に設置されたセン
ターポールはドーム外の風速、日射量、
温 度、降 雨 量 等 を セ ン サ ー で 計 測、
ド ー ム 内 にある制御盤にデータを
送信し、各部門の制御に活用します。
自動制御換気システム
high efficiency
フッ素樹脂フィルム
コンピューター制御盤
円形水槽
高効率で高い収穫量を誇るグランパドーム
グランパドームは、日本の誇る最先端技術を駆使することで、従来のビニー
ルハウスの弱点を克服し、生産性をより高めた水耕栽培の専用エアドームです。
太陽光をふんだんに取り込む空気圧で膨らませた直径27mのエアドーム内
には、直径20mの円形栽培用の水槽が設置され、専用フロートには常時約
中央で定植
鉄骨等骨組み無し
外周で収穫
1.5万株の農作物が栽培可能です。小さな苗の段階で水槽の内周に植えられ
た植物は、自動スペーシングシステムによって、収穫設定数量に従い回転運
動を行いながら、面積の広い外周側に自動で移動し、充分に成長した植物を
外周部で収穫します。
外周で収穫
中央で定植
自動に回転
無駄スペース
更に、
構造上の特徴でもある柱を使わないドー
ム(空気膜)構造は、日光の影による発育不良を
防ぎ、四角のビニールハウスと比べて、作付面積
あたりでは2倍の収穫量となります。
※当社調べ
また、グランパドームは、施設維持と野菜栽培
の制御を一括してコンピューター管理していま
す の で、AUTO(自 動)モ ー ド を 利 用 す れ ば、
手間隙かけずに施設管理することが可能です。
03
従来のビニールハウス
成長に合わせ外周へ移動
■自動スペーシングシステムイメージ図
2m
■内部平面図
育苗ベッド(オプション)
育苗ベッド(オプション)
メンテナンスブリッジ
20m
フロート
育苗ベッド(標準)
養液タンク
換気孔開閉シリンダ
栽培水槽
エアコンプレッサ
養液循環ユニット
5m
制御盤
タクト(フロート)送り装置
栽培水槽
ドーム内には、直径20m、深さ約8cmの
円 形 水 槽 が あ り、約1.5万 株 の 作 物 が
常時栽培可能です。水槽部に250の扇形
フロートが浮かんでおり、
その間に作物
を栽培します。中心部には直径3.2mの
定 植 用 スペースを設け、小さい範囲で
効率よく、
作業ができるように配慮されて
います。
送風機ユニット
ドーム内部には内圧を調整する8台の送
風機ユニットが装備され、最大換気能力
は1,033㎥/min。ドームフィルムに急激
な外圧がかかった場合等の圧力異常に備
えて、破損を最小限に抑えるダンパー機
能も備えています。
養液循環ユニット
養液循環ユニットは、栽培水槽内に弊社
独自の栽培養液を循環させ、
植物に最適
な養分の質、温度を一定に保ちます。
また、循環 過程において、養 液 温 度EC・
PHを計 測、適 正な量の 養 分または酸・
アルカリ等を自動でタンクから供給します。
ⓒ産経新聞
specification
グランパドームの主な特徴
01
02
最先端の栽培方法と施工技術がマッチングしたグランパドームは、これまでにない高い生産
効率を実現、太陽光を利用し環境にやさしい省エネルギーを実現した画期的な植物工場です。
野菜の高効率自動生産
03
04
太陽光利用型エアドーム
(空気膜)
構造
柱によってできる日陰を低減させ、太陽光を最大限に利用す
単位面積あたりの生産が従来比2倍です。 ※弊社調べ る集光 構造をはじめ、生育に適した自然 風に近いトルネード
気流や密室化によって病気や害虫被害を軽減します。
栽培のオートメーション化
面倒な野菜の植替え作業が不要、
室内環境は24時間コンピュータが制御しています。
省スペース
機器のユニット化、生育段階に合わせた自動スペーシング
機能により、ドーム内敷地が最大限活用可能です。
グランパドームの施設概要
ドーム直径 27m 全体面積 約573㎡ 中央水槽面積 約302㎡
吸排気送風機設備 8台 空調機設備 4台 栽培品目 フリルレタス、ロロロッサ等の
リーフレタス及びハーブ類
生産規模 1日1棟あたり平均400株程度
構造 柱のない東京ドームと同じ空気膜構造
常用耐風速 45m/s
設置期間 約2週間(設置条件によって異なります)
各種特許取得済
■栽培システム概念図
04
control
グランパドーム・コントロールパネル
グランパドームの頭脳であるコントロールパネルは、ドームの空調、
養液等の栽培や管理に関するデータ処理をすべて一括して行います。
AUTO(自動)モードとMANUAL(手動)モードの切替えができ、野菜
の生育状況に合わせた最適な環境がモニター上で設定できます。
イメージ図
メインメニュー
システムモニター
換気、空調、室温や養液管理・フ
ロート駆 動 等を用途にあわせて
AUTO(自 動)
モ ード もしくは
MANUAL(手動)モードに設定で
きます。
ドーム内の環境条件と設定が一覧
で き 、日 々 の デ ー タ チ ェ ッ ク に
有効です。このデータは約2 ヶ月
間記録・保管され、栽培管理の基礎
資料となります。
室温(冷暖房)
警報設定・通報システム
ドーム内に設置された4基の空調
機をコントロールし、四季を問わ
ず野菜の生育に最適な環境・室温
を維持します。
各項目の規定数値よりもオーバー
(ダウン)した場 合、警 報 設 定 が 発
動し、制御盤に赤ランプ表示が出る
と同時に、遠隔地にいても栽培管
理者の端末に異常を知らせます。
information technology
管理画面 1
グランパ農営支援システム
グランパドームではドーム内の状況やデータ確認が外部端末で手に取るように分かるモニ
ター通信機能も標準で装備しており、海外や遠隔地の旅行等でも安心して栽培状況が確認で
きます。また、同一情報を有するグランパの専門家に、野菜の生育・栽培法やシステム等の相
談も可能です。
異常時には、栽培管理者及びグランパ本社にトラブル発生をお知らせする緊急監視機能も
搭載していますので、いざというときでも安心です。
お客様による稼働監視
システム監視
栽培施設の稼働状態や環境変化、異常に直ちに対応できるため、生産計画が立てやすく、
生産量の向上につながります。
管理画面 2
設定変更
環境変化に対する設定変更を外部端末から一括で素早く変更可能なため、人件費が節約できます。
データロギング
蓄積した過去の環境や栽培状況のデータ化を行ない、データを分析することにより、今後の
生産・販売の計画策定に貢献します。
グランパによる稼働監視
システム監視
お客様の施設で発生した異常は直ちにグランパ本社へ通報され、栽培におけるシステムエラー
を復旧させるべく、弊社の栽培専門家とシステム技術者がお客様を支援します。
栽培相談
グランパの専門家がお客様の設定状態や環境情報を把握して、電話等による適切なアドバイス
を行ないます。
システムプログラムの最新バージョンアップに更新
常に最新のプログラムによって稼動させることにより最適な栽培環境を提供します。多額の
追加費用が発生する有償のバージョンアップは発生しません。
05
機器制御
機器の状態はグランパ本社で確認していますので、トラブル発生の場合、弊社エンジニアの
指示により一刻も速い解決に導くとともに、トラブルシューティングにおけるエンジニア派遣
の費用を低減します。
農業管理者
施設管理
システムの構成
インターネット
クラウドシステム
農業管理者
(外出先)
株式会社グランパ
■ 施設管理システム概念図
cultivation techniques
「安心・安全」
の栽培・生産工程
グランパの栽培技術は、データ管理された毎日の履歴によって品種や気候に最適な
栽培環境へと導きます。出荷に関しては毎月の放射能測定検査の実施、害虫駆除の
ための天敵栽培や作業場内の定期清掃の徹底等、厳格な社内規則の徹底により衛生面
に配慮し、
「安心・安全」を皆様の食卓にお届けします。
播 種
育 苗
収 穫
定 植
選 別
出 荷
物流会社
consulting
生産者
販売先
グランパのドームハウス販売と運営研修及び経営管理のコンサルティング等
グランパ
グランパでは、自社開発のドームハウスを施工・販売するとともに、運営のた
めの社員研修、
栽培技術指導等のサポートやコンサルティングも行っています。
農業体験コース
(約2時間)
短期研修コース(4日間)
弊社の管理する植物工場施設を体験し、
農業や水耕栽培への理解を広めるコース
です。
植物工場に興味がある方に向けた短期カリキュ
ラム。実際の生産現場から販売現場まで先進
農業を体感できます。
長期研修コース(50日間)
農業をビジネスとしてとらえ、これまで積み重ねて
きた生産から販売までのノウハウを提供し、即戦力
となる次世代の農業経営者を育成します。
グランパでは、生産者から販売先までが円滑に仕事をできるための環境整備を行っています。 詳しくはグランパ本社までお問い合わせ下さい。
produced vegetables
グランパドームで生産される安心野菜
食 味
・葉肉がやわらかく、苦みが少ない
・ドーム内栽培のため、土壌や外気に触れずに清潔
・可食部分が多く、歩留まり率が高い
安 心
安 全
・ドーム内栽培のために、異物混入のリスクがない
・産直のコールドチェーンで鮮度が抜群
・播種~納品までの一元管理
・害虫を天敵で防除するバンカー法を採用
手 軽
・水耕栽培なので一年を通して供給が可能
・カット野菜でいつでもすぐに食べられる
弊社が生産した野菜は、ご家族皆様の笑顔と一緒に、
安心して召しあがれます。
グランパの生産野菜紹介
サラトリオ
(横濱レタス) フリルレタス
3種 類 の レ タ スを ひと 株 に
ミッ ク スした カ ラフル な
レタスです。見た目も美しく、
これ1つで、味と食感の違った
レタスサラダが楽しめます。
葉 肉 が 厚 い た め、シ ャ キ
シャキ感が心地よいレタス
です。温野菜・しゃぶしゃぶ
など熱を通す料理にもよく
合います。
グリーンリーフ
葉肉が厚く、柔らかい葉の
レ タスで す。歯ご た えも
あり、
サンドイッチや焼き肉
のパ オ(包 み 葉)としても
美味しく召し上がれます。
レッドコーラル
鮮やかな濃紫色で、
サラダ
に彩 を 添 えま す。クセ が
なくソ フト な 食 味 で、
お料理の付け合せに
ピッタリです。
ホワイトセロリ
茎の細いホワイトセロリは、
普 通 の セ ロ リ に 比 べ、
香りや味がまろやかなのが
特徴です。
サラダクレソン
水耕栽培のクレソンは、
苦みが
少 なく、サ ラ ダ に 加 える と、
すっ きりとし た 辛 み が 良 い
アクセントになります。
06
ご 挨 拶
株式会社グランパ 代表取締役 阿部隆昭
皆さまには、平 素より株 式 会 社グランパ をお引き立ていただき、誠に
推進し、
これまでの農業イメージを変革、
スマートな農業を実践しております。
ありがとうございます。
また、弊社では最先端の栽培技術を駆使し、生産者の顔が見え、これまで
わたしたちは、衰退傾向にある日本の農業分野で、グランパドームの普及
以上に消費者の皆様が安心して食べられる野菜の安定供給を行っています。
とそれに伴う新規就農者の雇用(外国人・高齢者・身体障害者他の雇用)を
今後は現在全国10ヶ所で生産しているグランパドームを全国で2,500棟
各農場で展開するとともに、ものづくり日本の農業技術を海外に発信し、
まで普及させ、新しい農業のカタチを実行して参ります。
高い評価をいただいております。
更に、来年には植物工場の技術や野菜を
本年は、わたしどもが10年の歳月をかけて開発したグランパドームが、
世界各地に積極的に輸出し、
かつ、
外国人留学生
東日本大震災の大津波により塩害で荒れた畑の復旧策としても大きな注目
の受け皿としても、日本の高い農業技術を
を集め、年初には日経優秀製品・サービス賞2013審査員特別賞を、そして
世界に広めてゆく取り組みを行う予定です。
横浜市中区・MM地区の隣接で、横浜市との共同事業「グランパ横浜農場」を
最 後 に、株 式 会 社 グ ラ ン パ で は、農 業 に
成功させることができ、
たいへん有意義な1年でした。
興 味 が あ る 方 が 未 経 験 で も、農 業 を 学 べ、
日本の食糧自給率は、
カロリーベースでピーク時の72%から現在39%まで
かつ就農で き る カ リ キ ュ ラ ム も 用 意 し て
低下しており、
さらに、農業就業農家は、
平成20年に290万世帯であったもの
おりますので、
ご興味のある方は弊社ホーム
が、
平成26年には253万世帯まで減り続け、
平均年齢も66歳と高齢化が深刻
ページをご覧ください。
な問題となっています。このような日本の農業全体の閉塞した状況を打開
これからも株式会社グランパを社員一同、
するために、
弊社の事業戦略としては、
グランパドームを核とした地域展開を
よろしくお願いいたします。
本社所在地
私たちグランパの願い
横浜市中区不老町 3-12 第 3 不二ビル
横浜公園
至 横浜
駅
グランパ本社
国
線
内
羽衣町三丁目
号
6
1
道
横浜市役所
関
横浜スタジアム
不老町
横浜文化
体育館前
●JR根岸線
「関内」駅
マクドナルド
●横浜市営地下鉄
線
岸
根
文化体育館
不老町二丁目
南口下車 徒歩5分
JR
① グランパドームによる農作物の栽培によって、
都市部での農業が可能な仕組みを創造・確立し、
環境に配慮したスマートシティにおいての自給率
向上を目指します 。
② 環境に優しい高度な農業技術そのものが、もの
づ く り 日 本 の 輸 出 産 業 と な る よ う に、IT化・
規格化・教育システム化を推進します。
③ 子供たちが、未来の農業に夢をもちながら仕組みを
理解できる教育環境の整備、人材育成に取り組ん
でゆきます。
④ 農作業によって得られるセラピー(癒し)
効果で
疲れた現代人のメンタルヘルス(心の健康)を
増進するプログラムを開発・運営いたします。
H26年8月撮影
至 大船
ウィズファーム草津
本 グランパファーム陸前高田
ドームファーム北杜
株式会社グランパ
下車 徒歩1分
全国に広がるグランパドーム(平成27年7月現在)
群馬県草津町 社 : 〒231-0032
神奈川県横浜市中区不老町3‐12 第3不二ビル
TEL:045‐663‐7967 FAX:045‐663‐7968
http://www.granpa.co.jp/
ブルーライン「関内」駅
岩手県陸前高田市 山梨県北杜市
王子グランパファーム三重
泉ニューワールド
各 農 場 : ●神奈川県秦野市(2006年12月栽培開始 (関連農場予定含む) 栽培面積:11,000㎡、
ドーム面積:3,438㎡
)
●藤沢市(2006年8月栽培開始 栽培面積:1,000㎡ ) ●岩手県陸前高田市 (農場面積:24,000㎡) 福島県南相馬市 三重県鈴鹿市 サンマルクファーム笠岡
佐倉クリーンファーム
●群馬県草津町(農場面積:6,800㎡) ●福島県南相馬市(農場面積:5,000㎡) ●三重県鈴鹿市(農場面積:7,800㎡)
●山梨県北杜市(農場面積:83,000㎡)
千葉県佐倉市 岡山県笠岡市
●岡山県笠岡市(農場面積:1,500㎡)
●千葉県佐倉市(農場面積:1,500㎡)
愛知県愛西市
●愛知県愛西市(農場面積:1,500㎡)
主 要 株 主: カゴメ㈱、日立製作所㈱、日揮㈱(順位不同)
主な取引先: ㈱東急ストア、ユニー㈱、ユーコープ事業連合、
飛島建設㈱、一般顧客(順位不同)
グランパファーム泰野
神奈川県泰野市 グランパファーム藤沢
神奈川県藤沢市 日本の農業の明るい未来のために、グランパは挑戦しつづける企業です。
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