私 Tasik Raban タシクラバンイポーから車で約40 分ほど北にある大きな湖で、KL から日帰りも可能。2人乗りの小型ボートで、ピーコックバスとトーマンの両方を狙えるが、シーズンによっては片方しか釣れないことも。朝7時現地集合で夕方6時頃くらいまでだが、朝と夕方は活性が高く狙い時。ピーコックバスは平均で30cm。大物だと50cmを超える。トーマンは5kgクラスが釣れる。【コツ】水深は深くて2 ∼ 3m程度。水草（ウィード）がかなり濃く茂っているなかにピーコックもトーマンがおり、ひたすらそれを狙って投げる。ルアーはポッパーもしくは７cmくらいのシンキングペンシルがオススメで、フックはシングルフックに変える（トレブルフックだとウィードが絡んで手返しが悪くなり、釣りにならなくなるため）。フロッグも可は、愛媛県宇和島市の由良半島という、バスが1日5本ほどしかない海沿いの小さな漁村で育ちました。家業は真珠養殖業で、両親は忙しく、兄弟とも歳が離れていた私の遊びはというと、家の目の前に広がる海での釣りでした。釣った魚はその日の食卓に並ぶ、という釣りをするには非常に恵まれた土地で育ちました。マレーシアには、妻と2人のこどもと一緒に5年前に移り住みまし ※ポッパー :トップウォータープラグの一種で、ポップ音を鳴らすルアー。コポッコポッという音を出す。口が凹になっていて、音や水しぶきで魚を誘う。 ※シンキングペンシル : 沈むペンシルベイト。リールを巻き取らない限り水中に沈んでいく。 ※シングルフック：普通の釣針。ルアーに標準装着されている三つ又のものはトレブルフックという。 ※ジャークベイト：ジャーク専用のミノー ※キャスティング：仕掛けやルアーを投げること。用語解説た。初めはろくに英語を話すこともできず、英語が得意な妻が主に仕事をしているため、日本にいる頃よりも自由な時間ができました。そこで「久しぶりにやってみるかな」と軽い気持ちで釣りを始めたのが、マレーシアで釣りにのめり込んだきっかけでした。タシクラバンでお気に入りのジャークベイトをセットしキャスティング。ゆっくりと上る朝日に刻々と変わっていく静かなジャングルで投げる朝の一投目は一番好きな瞬間。ルアーフィッシングにのめり込むリンギもしないル初めはローカルの友達に教えてもらった小さな釣具屋でアー︵疑似餌︶とリールを購入。釣具屋にも練り餌などは売っていますが、このときは生きたコオロギを餌として買い、安物の釣り道具をもってスバンジャヤのホリデービラの裏にある池︵昔は釣り堀だった場所︶に行ったものの、準備不足で釣れず、悔しさを胸にまた釣具屋へ。そこで目に留まったのが小さいかにも日本製のルアーがいっぱい。店主にクランクベイト。よく見ると日本製で、ほは日本のブランドが大好きだとのこと。店に聞くと、マレーシアのアングラー︵釣り人︶ 5 はローカルブランドの手頃な値段のルアーや ∼ 倍も 3 1 0 0 特集て生息できません。ですが、同じ﹁バス﹂の名前をもった﹁ピーコックバス﹂が生息しており、これも大人気のゲームフィッシュです。 ■クランクベイト丸っこい小魚のような形状をしていてリップと呼ばれるベロのようなプラスチック板が付いているルアーのこと。リップの長さが長いほど深い水深まで潜る。浅場を狙うシャロークランク、中層を狙うミディアムクランク、深場を狙うディープクランクなどがある。 ■トーマン虹色に輝く美しい雷魚。サイズは5 ∼ 10kgが一般的だが、十数 kgにもおよぶモンスタークラスもいる。この魚の魅力は、凶暴な力と、虹色に輝く美しさを併せもっているところ。ものすごい力で暴れていた魚を、釣り上げてみるとすごく美しい。この感覚が世界中のアングラーを魅了しているマレーシアの淡水魚フィッシングの魅力。 ■ピーコックバス水面を高速ジャークで攻めると漬け物石を放り込んだような「がぼっ」という破裂音と共に熱帯雨林ならではのカラフルな魚体が飛び出してくる。ピーコックバスだ。この魚は強い引きもそうだが、なんといってもカラフルできれいな魚体が魅力。大きいものでは80cmを超えるが、自己ベストは45cm。リールももちろんありますが、約です。箱の裏には日本語で説明が書かれてあする価格の日本ブランドが一番売れているのり、なんだか嬉しくなってその勢いで購入。シャーアラムの野池に投げて巻いてみたところ、﹁コンッ﹂と小さな手応え。魚が釣れてセンチの丸々と太ったテラピア。こ 30 いるようで、グイグイ引いている！慌ててリールを巻いていくと、上がってきたのは体長約れが、マレーシアで初めて仕留めた獲物でした。ちなみに私は、痛い思いをして命をかけてこちらの遊びに付き合ってくれた魚には敬意を表してリリースするか、または残さず食べるように心がけています。昔も今もハンター達が恵みを与えてくれる自然に対して最大限の敬意を表するのと同じです。釣り人もハンターですので。マレーシアの２大ゲームフィッシュクバスとトーマンに惚れてしまった私は、マ偶然釣れたことをきっかけに、このピーコッこうしてルアーフィッシングの楽しさをレーシアでのルアーフィッシングにどんどんトーマンとピーコック知ってしまった私は、しばらくテラピア釣りハマっていきました。この世界的にも人気の淡水魚ですが、さにハマりました。釣りというのは、狙った魚など都会では釣るのは難しく、 K L 以外も釣れてしまう場合も多々あり、それが近いところだとイポーまで足を伸ばします。よく釣れるのは人里離れたジャングルが多すがにいので、僕はいつもベルさんというコーディ楽しみの一つでもあります。ある日、いつもてきたのは﹁雷魚﹂。マレーシアには雷魚がネーターにお願いしています。ベルさんのようにテラピア釣りをしていると、上がっスネークヘッド﹂。マレー語でははイポー在住のフィッシングコーディネーたくさんいます。有名なのは﹁ジャイアント・ターで、きれいな英語と野太い笑い声が特徴のナイスガイ。コンディションが悪い日キロを超えます。でも日没ギリギリまで釣らせてくれる最高きいものだと気のブラックバスとは桁違いで、その強烈なファイトは日本で人のコーディネーターです。彼に連れられて﹁トーマン﹂と呼ばれており、大世界中の釣り人に人気があり、に来る人もいるくらい。このために海外からマレーシア。 Temenggor 意味で、このに人気のポイントです。と Tasik 行ったのが、ペラ州 Tasik Raban というのは﹁湖﹂という Tasik つの湖はマレーシアでも特ちなみに、日本で人気のブラックバスは、マレーシアは暑すぎ 2 10 文・写真中村誠マレーシア釣り指南バスフィッシ好きならングがここ！おすすめスポット　淡水魚編 ① ■テラピア日本にも生息している淡水魚で、日本名は「イズミダイ」といい、とても丈夫で繁殖能力が高く、身は淡白で食用になる。大きいもので50cm 位まで成長するため、とてもパワフルなファイトが楽しめる。野池などで釣った場合、細菌をもっている可能性が高いので注意。おすすめスポット　淡水魚編 ② Belum-Temenggor ブルムテメンゴールマレーシアとタイとの国境にある巨大湖「タシクテメンゴール」は、国立自然保護区に指定されているロイヤルブルムに隣接する絶好のロケーションにある。トーマン狙いで世界的に有名なポイントで、日本の釣りメディアにもよく取り上げられている。観光資源として魚達も保護されているため、キャッチ &リリースが徹底されている。【コツ】ボイル打ちをベースに、活性が下がったらブラインドキャストでストラクチャーを狙おう。ルアーは9 ∼ 12cm のトップウォータープラグや飛距離が出やすいミノー、クランクベイトでも釣れる。雨期はスバラオ、乾期はトーマンを狙おう。ミノー ※ボイル打ち：ボイルとは魚が水面の餌を補食する時に発生する補食音や、小魚が追われて水面で飛び回る状態 ※ブラインドキャスト：魚が見えない状態でのルアーフィッシング。 ※ストラクチャー：水面や水中にある障害物 ※トップウォータープラグ：浮力が高い水面に浮くルアーのこと。ポッパー、ペンシルベイトなど、独特の動きや水しぶき、泳ぐ際に出る音などで魚を誘う。 ※ミノー：小魚に似せたリップのついたルアーのこと。主にフローティングミノー、シンキングミノー、サスペンドミノーの3タイプがある。用語解説タシクテメンゴールは、ロイヤルブルム国立自然公園に隣接するため、手つかずのジャングルが広がっている。道路にはゾウ注意の看板があったり、ジャングルの奥から聞いたことのない動物の鳴き声が聞こえてきたりすることも。 27 中村誠 1977年、愛媛県宇和島市生まれ。幼少期より釣りを始めるが、上京と共に釣りから離れる。2011年より家族でマレーシアに移住し、妻がマレーシアの情報サイト「マレーシアマガジン」を運営する傍ら、映像制作や撮影コーディネートを務めている。マレーシアで釣りにチャレンジしたい方はお気軽に下記までご連絡ください。 P29のボートの予約代行や、釣り場への同行も可能です。 [email protected] 26 ページ下の用語解説参照世界的に有名な東海岸のカジキ釣りイベントマレーシアの釣りを語るうえで、おそらく世界的に一番有名なのが、マレー半島東のカジキ釣海岸のパハン州 Kuala Rompin りでしょう。カジキ釣りといえば、某有名キロクラス俳優が立派なクルーザーに乗り、見たこともないようなタックルでのカジキを釣り上げる。そんなイメージがあると思いますが、マレーシアのカジキ釣月。りはもっとカジュアル。女性でも釣り上げカジキ釣りの季節は、毎年９月 ∼ ることができます。クアラロンピンの沖合にカジキの群れが入ってきて、それを追って世界中のアングラーがコンペティションを開いたりとお祭り騒ぎ。マレーシアの一大イベントです。私も２年前に知り合いと４人で行ってきました。ボートは思ったより小ぶりで６ ∼ ８人乗りのスピードボート。カジキのポイントに行く前に、餌となる小魚をサビキで釣匹前後釣れたら本命のポイントうなりを上げてラインがどんどん出て行きま手法です。私自身もかなりのめり込んでいるのが﹁スローピッチジギング﹂という釣りのこの方法は日本で生まれたもので、元々はメートルほど泳ぐと止まるので、その隙にリールを巻き、また走らす。カジキは 1 0 0 ります。へ。船長とアシスタントが鳥の群れを探します。鳥の群れの下には小魚がいて、その小魚を目当てに本命のカジキが寄って来る﹁ジギング﹂から来ています。ジギングとは、グラムの鉛の疑似餌を使って数 3 0 0 れてまた巻き、というファイト︵魚との攻防 20 のですが、びっくりするのは、カジキの数 ∼ 十メートルから数百メートルの海底からしゃ 1 戦︶を繰り返し、ついに船に上がってきたのは、テレビでしか見たことのない巨体。釣りくりながら魚を誘い食わせる手法で、そこから進化して派生したのが﹁スローピッチジギ分∼ 分くらいかかり、匹釣上げるのにると運動不足の体が悲鳴を上げます。しかし、ング﹂です。基本的には海釣りで、ジギング用の船が必要です。最近はあまりの人気の高さにジギング船を押さえるのが困難になっていて、人気普通の釣りでは味わえない優越感と達成感を本釣り上げ、悲鳴を上げたそうです。味わえる貴重な体験になります。知人は時間で 20 の多さ。背びれを出して泳いでいるカジキがそこら中にいるのです。さっそく先ほど釣り上げた小魚を活きたまま針に刺し、泳がせます。俗にいう﹁泳がせ釣り﹂です。餌を泳がせたらすぐに食ってきます。フッキングに少しテクニックが 1 15 11 1 0 0 世界的に有名なカジキ釣りスポットおすすめスポット海水魚編　Kuala Rompin クアラロンピン毎年9月∼ 11月の間のみカジキ釣りが楽しめ、世界中のアングラーに人気。自分の身の丈ほどある魚を釣るというスリルと興奮を味わえる。ボートは3 ヵ月前頃から予約をするのが確実。釣り道具はレンタルも可能だが、事前に船長かコーディネーターに要確認。マイタックルで挑む方はルアーでも挑戦可能だが、カジキは口が非常に固いうえ、バイトしてからボートに向かって高速で突撃してくることが多く、フッキングが非常に難しい。旅行会社のツアーに参加するのが簡単でおすすめ。おすすめ釣り堀 ① 海釣り好きに大人気の魚がたくさん！ SW Jurassic Fishing Pond なんと海水魚のみで、GTやグルーパーなどをバス用ルアー＆タックルで釣れる。サイズは平均3 ∼ 5kgで、なかには20kgを超えるモンスターもいるとか。基本的にはルアーのみ使用可だが、3時間やって3匹以下の場合、最後の一時間は「ハッピーアワー」となる。これは、ルアーに魚の切り身を付けてくれるサービスで、餌を付けたら入れ食い。ルアーフィッシングができない女性やこどもも楽しめる。釣ったら記念写真を撮ってくれて、FBにUPしてくれる。ルアーなら、小型のシンキングミノーやスピナーベイトがオススメ。ボトムをスローにズルズル引いてくるとあたる。仲間達のおかげかもしません。釣りを通してマレーシアを好きになる釣りを通してマレーシアの大自然に触れることで、自然の大切さが分かりますし、また多様な人種のアングラーとふれあうことで、マレーシアがもっと好きになれます。日本人の方々も、ぜひ一度マレーシアで釣りにチャレンジしてみてください！今後は、大好きなジギングロッドを片手にスローピッチジギングをさらに普及させ、また、まだ見ぬ未知のモンスターフィッシュを追いかけ続けたいと思っています。どこか特集は、セニョ∼ムのホームページ www.senyumpress.com で公開しています！ 8 20 【注意】魚が非常に大きいので、小さいお子さんは親御さんが支えてあげましょう。 Bagan Lalang, Tanjung Sepat, Selangor 012-685 2585、012-336 9006 7am-10pm RM100/4時間 +デポジット RM50 【ルール】バーブレスのシングルフックのみ使用可。ルアーフィッシングのみ（餌釣りNG）。キャッチ＆リリース。【ターゲット】GT、グルーパー、スナッパー、マングローブジャック、レッドフィッシュ、バラマンディ釣具レンタル：なし用語解説 29 のある船長は土日は半年先まで予約が取れまでしょう。海底付近でフッキングして上がってくるまで何が釣れているか分からないドキドキ感。あとは、割と楽に釣りができるところ。私もマッチョなほうではないので力勝負は苦手ですが、このスローピッチジギングなら女性からこどもまで楽しめるなど、無限の可能性を秘めた釣法だと思います。この釣法に出会ってから、もう本当の﹁釣りバカ﹂になってしまいました。飽き症の自分でも、釣りならゴールがないため飽きない。﹁あ！これだ。一生楽しそうなもの見付けた﹂と、安心感すら感じました。結局、こどもの頃から目の前にあったものが、実は自分の釣り場で見かけたら気軽に声をかけてください。色が黒すぎて日本人に見えないかもし RM1600 / 日（チャーター）朝食、船上ランチ、ドリンク付きれませんが⋮⋮。マレーシアで一番人気のジギング船。ジェティ（船着き場）はKLから車で約4時間の川沿いの街、シティアワンにある。ボートは6 ∼ 8人まで乗れ、小ぶりだがスピードボートで屋根付きなので快適。パンコール島の脇を抜け、天気のいい日だと少し沖合のPulau Jarak という島の周りを攻める。水深は40 ∼ 100m。潮が速いのでジグは180 ∼ 260gまであると安心。ターゲットはGT、グルーパー、スナッパー、コビアがメインで、サイズは5kgから、 20kgを超える大物も。かなり人気で週末だと半年先まで予約がとれない場合もある。が一番探し求めていたものだったということ Dark Water Fishing Charter＠シティアワンでしょうか。まあ、人生なんてそんなもんか、 ② パンコール島近くの人気スポットと肩の力を抜いて考えられるようになったの RM500/日（チャーター）。食事やドリンクは要持参。も、釣りを通して知り合ったローカルの釣り小型の船外機で3 ∼4人まで乗れる。水深は40∼ 60mだが、小型の船でのドテラ流しのため、風が強い日はドリフトが早くなる。ジグはスローピッチなら150 250g、ハイピッチだと60 ∼ 80gあると安心。ターゲットはGT、バラクーダ、サワラがメイン。バラクーダとサワラ対策のため、リーダーは40lb 以上を推奨。このボートの魅力は、コスパ。丸 1日チャーターしてもたったRM500で、しかも一人でも乗せてもらえる。せん。ここまで流行るスローピッチジギング APEK号＠ポートディクソンの魅力は、やはり﹁他魚種が釣れる﹂ところ ① コスパ最高のボート釣りを通してマレーシアを好きになる﹁スローピッチジギング﹂とのおすすめ！ボートフィッシングマレーシアの釣りで今一番流行っている Lot 13, Batu 23, Jalan Batu Arang Kampung Sungai Bakau, Rawang, Selangor ※ KLからタクシーで約30分 24時間営業 1Rod RM100+デポジット RM50（4時間）【ルール】シングルフック（バーブレス）のみ使用可。キャッチ＆リリース。ルアー＆餌釣りOK 【ターゲット】レッドテールキャットフィッシュ、メコン、ピラルク、ナイフフィッシュ、トーマン、アリゲーターガー、スルタンフィッシュ、テラピア【推奨タックル】バス用タックル可。ラインはPE#3 Leader 40lb 推奨。【ロッドレンタル】なし【言語】英語 /マレー語出会い【注意】魚が非常に大きいので、小さいお子さんは親御さんが支えてあげましょう。 1 0 0 必要ですが、その辺もすべて船長が教えて淡水魚のみだが、レッドテールがたくさん入っているのでこどもから女性までわりと簡単に釣れる。ルアーでチャレンジする人は9 ∼12cm のミノーかシンペンをデッドスローに引いてくるとあたりやすい。餌釣りの餌は生きた小魚と練り餌から選べる。練り餌はスルタンフィッシュやテラピア用で、小魚はレッドテールなどの巨大魚用。おすすめは「泳がせ釣り」。小魚を生きたままフックにかけて泳がしておくだけで、テクニック不要。ロッドがしなるまで、ビールとスナックを片手に日陰でのんびり待とう。レッドテールが釣れる確率が一番高く、サイズは10kgを超えるためファイトは強烈！くれます。フッキングしたら、勝負！バキロを超キロ。フッキングと同時にリールが 40 Natural Exotic Fish Fishing Pond ショウカジキは最高速度が ∼ 30 おすすめ釣り堀 ② える魚類最速の種で、ここで釣れるサイズはてレストランもあっ家族で楽しめる！ ※タックル：ロッドやリール、仕掛けなどの魚を釣る釣り道具の全般のこと。 ※サビキ：動物や魚のなめし皮、蛍光プラスチックなどを三角形や方形に切り、釣り針に結んだもので、疑餌 (ぎじ)針の1つ。 ※フッキング：魚がルアーにバイトした際、ロッドを強くあおって釣り針を魚の口に貫通させること。 ※シンキングミノー : 小魚に似せてつくられたミノープラグの一種で、リールを巻き取らない限り水中に沈んでいくルアー。 ※スピナーベイト : 直角に曲げられた針金の端に、オモリ付きのフックと自由に回転する金属の板が取りつけられているルアーの一種。金属板がキラキラして魚を誘う。 ※バーブレス：釣針の「かえし」がない状態 28 親切＆頼りになる初心者からプロ級アングラーまで、釣り好きの皆さんのニーおすすめ釣具店ズを満たす個性的な釣具店を一挙公開！オーナー自身、釣り好きでこだわりがあるショップが多いので、いろんなお店に行ってみよう！ Kepong Tackle 天地钓具有限公司マレーシアで一番の老舗釣具店 1985年創業。現在では4つの支店をもつ釣具の卸し＆小売のマレーシア最大手。日本のメーカーをはじめ、国際的に知られている質の高いブランドを多く取り扱っており、ローカルアングラーからの信頼も厚い。なかでも、日本のDaiwaや Shimanoとは直接取引があり、Shimano公認のサービスセンターでもある。その他、MEGABASS、GOSEN、VANFOOK、 XESTA、YAMASHITA、MARIA、WATERLANDといった有名ブランドの独占販売権をもっている。サービスもよく、ていねいに教えてくれるので、マレーシアでの釣りで分からないことがあれば、ここで聞けば間違いなし！ No. 62-68, Jalan Besar Kepong, 52100 KL 10am-9pm 年中無休 03-6274 0460 / 012-2537117（Mrタン・マネージングディレクター） [email protected] www.kepongtackle.com 中村さん行きつけ Fishmax Tackle Shop Tackle Box Adventures マレーシア唯一のフライフィッシング専門店ジャングルでの秘境フィッシングならここ！誌面でもご紹介したスローピッチジギングに特化したお店。店主自身が熱狂的なアングラーで、日本ブランド好きなため、最新のアイテムが揃う。専門的なアイテムが多く、初心者向きではないが、スローピッチジギングが好きな方なら納得の品揃え。ジギング船の情報にも詳しいので、店主に聞いてみましょう。日曜は休みのことがあるので、出かける前に電話しよう。フライフィッシングの醍醐味の一つが、自分で作ったオリジナルのフライ（毛針）で獲物を釣ることなのだそうです。ここタックルボックス・アドベンチャーは1996年にオープンしたフライフィッシングの専門店です。店内にはロッドはもちろん、タイイング用の、マテリアルと呼ばれる色とりどりの鳥の羽や哺乳類の獣毛にスレッド（糸）、器材としてのバイスやハサミ、ボビンホルダーなどが整然と並べられていて、あたかも手芸店のよう。マレーシアで釣れる魚向けのオリジナルフライも販売されています（8リンギ∼）。ジャングルでキャンプをしながら、カヌーで移動して魚を釣る。一度はこんな究極の釣りに挑戦してみたい！という方、ぜひともサムさんを訪ねてみてください。サムさんは釣り専門誌の元編集者で、 2005年に店を開いてからは「釣りガイド」もスタート。編集者時代の経験を生かした「知られざる秘境での釣り場」のガイドがお得意。日本人相手のガイド経験も豊富なので、日本人の好みも理解してくれて、満足度の高い釣りが楽しめます。雷魚界のカリスマアングラー・新家邦紹さんは、サムさんの常連なんだそうです。スローピッチジギングに特化した店 No 33, Jalan Bayu Tinggi 2B/KS6, Batu Unjur, 41200 Klang 11am-8:30pm 不定休 03-3322 1522 RED-HOTanglers ※お店にはレアな日本製釣具が随時入荷されます。中村さん行きつけ Sport Line Pro Fishing Shop 安めで初心者におすすめシャーアラムの老舗ショップ。淡水のキャスティングゲームから海のジギングまで何でも揃う。日本ブランドもあるが、ローカルブランドが多くてリーズナブルな商品が豊富なので、「ちょっと始めてみようかな」という初心者におすすめ。ローカルアングラーに人気の練り餌「デダック」あり。釣り場情報も教えてくれる。 KLから車で30分ほどの場所にあり、英語 OK、クレジットカードも使える。 No.12, Jalan Adil 25/10, Taman Sri Muda, 40400 Shah Alam 10:30am-9pm 年中無休 03-5121 7633 Sport Line Pro Fishing Shop 99, Jalan SS15/4C, Subang Jaya, 47500 Selangor 月∼金：11am-7:30pm、土：11am-7pm、日：1pm-7pm 03-5611 3837 tackleboxadventures 16, Jalan SS26/4, Taman Mayang Jaya, 47400 PJ 火∼土：11am-8pm、日：11am-3pm 月祝定休 03-7803 0724 30