ME`scopeVES3.0 新機能

ME’scopeVES3.0 新機能
ME’scopeVES Window 機能
1.
現在のインストールで使えるオプションに関する詳細情報を Help|About ボックスで見ることが
できます。
2.
ツールバー&他のコマンドボタン上にマウスを移動することで、ステータスバー(ME'scopeVES
ウィンドウの下部)に補足説明が表示されます。
3.
File|New|Data Block(ファイル|新規|データブロック)コマンドを改善しました。新規のデータブロック
で Random(ランダム)、Sinusoidal(正弦曲線)、Chirp(チャープ) と Transient(インパルス)波形
の生成が可能になりました。
4.
File | Options( フ ァ イ ル | オ フ ゚ シ ョ ン ) ボ ッ ク ス に 新 し く Numbers( 数 値 ) タ ブ を 追 加 し ま し た 。
ME’scopeVES に数字を表示する際のフォーマットおよび ディジット数(位の数)を指定できるよ
うになりました。
Structure Window Features(ストラクチャ・ウィンドウ機能)
1.
新しく Draw|Drawing Assistant(作画|作画アシスタント)コマンドを追加しました。このコマンドには、
以前の Draw|SubStructure Generator(作画|サブストラクチャ・ジェネレーター)を SubStructure Browser
(サ
ブストラクチャ・ブラウザ)と共に一体化させました。このダイアログボックスでは、サブストラ
クチャの作成および編集を対話式に行うことができます。
2.
Animation Source(アニメーション・ソース)の選択(プルダウンコマンド)がそのソースウィン
ドウをクリックするだけで行えます。
3.
スィープアニメーションで、データブロックあるいはシェープテーブルをスィープしている間の各
シェープにおける Dwell(ドゥエル)アニメーションの”N”サイクル(N>=0)を表示します。”N”
は、データブロックおよびシェープテーブルの File|Option(ファイル|オプション)ボックスで指定します。
4.
Draw|Add Point to Line(作画|ラインにポイントを追加)と Draw|Add Point to Surface(作画|三角
面上にポイントを追加)コマンドを新しく追加しました。三次元モデル上のどこにでもテスト・ポイン
トを追加できます。
5.
Animate|Orbit(アニメーション|オービット図)コマンドを新しく追加しました。ポイントにおける軌跡
データを変形前ストラクチャ・モデルと一緒に表示することができます。
6.
Animate|Vector Direction(アニメーション|方向)コマンドを新しく追加しました。このコマンドでグロ
ーバルまたは測定軸の方向を選択することができます。
7.
Animate|Interactive(アニメーション|対話式)コマンドを新しく追加しました。三次元モデルのポイント
におけるシェープの詳細をアニメーションの最中に対話式に表示させることができます。
8.
Animate|Persistence(アニメーション|軌跡描画)コマンドを改善し、表示の更新を、より対話式にでき
るようにしました。
9.
Modify|Scale Mode Shapes(構造変更 |モードシェープ・スケーリング)コマンドを新しく追加しました。マ
スの追加といった既知の修正を使ってモードシェープをスケールすることができます。このコマン
ドを使うことにより、どのシェープを使っても構造変更シミュレーションの調査をすることができ
ます。
10. 二つのストラクチャ・ウィンドウ間の Sine Dwell(サイン・ドエル)アニメーションに同時性を持
たせ、シェープの比較をしやすくしました。
11. 列の見出し部分を右クリックすることで、スプレッドシート列の表示&非表示ができるようになり
ました。
12. SMS Star 幾何学ファイルのインポートが可能になりました。
13. 新しくリリースされる Visual SDM Pro のオプションにおいて、Finite Element(有限要素)を作成
するにあたり、新しいタイプの作画オブジェクト(Quad Surface)(四辺形面)をストラクチャ・ウィ
ンドウに追加しました。以前は四点の平面を定義には、二つの三角面を使用しておりましたが、四
点間への平面の追加が一回でできるようになりました。
Data Block Window Features(データブロック・ウィンドウ機能)
1.
切り取り、コピー、および貼り付けを新しく追加しました。これにより、異なる周波数あるいは時
間軸を持つ測定データを、同じデータブロックに入れることができるようになりました。
2.
Display|Fill Under Graph(表示|アンダーグラフの塗り潰し)コマンドを新しく追加しました。トレー
スのグラフを塗り潰す際の方法を三つの中から選択できます。
3.
新しく Display|Complexity Plot(表示|コンプレックスプロット) コマンドを新しく追加しました。このコ
マンドは、複素平面でシェープの構成要素をフローティング・ウィンドウに対話式に表示します。
また、このフローティング・ウィンドウには、シェープ正規化のバーが含まれており、そのバーを
使って、各シェープを正規化角度に基づいて表示することができます。正規化したシェープが対話
式にアニメーションに反映されます。
4.
Format|Cascade(フォーマット|カスケード)コマンドを改善しました。右マウスボタンを使ってカスケー
ド・プロットの回転を対話式にできるようになりました。
5.
Display|Magnitude Ranking(表示|振幅ランキング)コマンドを新しく追加しました。このコマンド
は、トレースの値をフローティング・ウィンドウに棒グラフ(バーチャート)で対話式に表示しま
す。トレースをマグニチュード順に並べます。
6.
Transform|Window Data |Exponential(変換|ウィンドウデータ|指数)コマンドを新しく追加しま
した。このコマンドで指数ウィンドウの大きさを調節します。ウィンドウを大きくすると、ノイズ
およびリーケージを減らすことができます。またウィンドウを小さくすると共振のピークをシャー
プにできます。
7.
Transform|Calculate|Forced Response(変換|計算|外力応答)コマンドを新しく追加しました。
このコマンドは、様々な正弦波による外力応答のシェープを対話式に計算するフローティング・ウ
ィンドウを開きます。シェープは、リンクしている三次元モデルに直接アニメーションを表示する
ことができます。また、シェープテーブルに保存することもできます。
8.
Tools|Math(ツール|計算)コマンドメニューを新しく追加しました。このコマンドには、トレースの
処理における新しい数学的機能をいくつか追加しました。
9.
カーブフィット・パネルのレイアウトを新しくしました。タブを使うようにしましたので、以前よ
りも簡単に使えるようになりました。
10. カーブフィッティングの Count Peaks(カウントピーク)ボタンを改善しました。MPF(Modal
Peaks Function)(モーダルピーク関数)、CMIF(Complex Mode Indicator Function)(コンプレ
ックス・モードインディケータ関数)および MMIF(Multivariate Mode Indicator Function)
(マ
ルチ・モードインディケータ関数)の三つから選択ができます。モードインディケーター・グラフ
のしきり線は動かす事ができ、ピーク・カウントのノイズを除外することができます。
11. カーブフィットの方法を Global(グローバル)および Local(ローカル)Polynomial(多項式)、
Least Squares Complex Exponential(複素指数)
、CoQuad(コクアド)および Peak(ピーク)方式の
五つの中から選択することができます。
12. (カーブフィッティング)複数の Auto Power Spectrum(オートパワースペクトル)および ODS
FRF 測定データからモーダル・パラメーターの算出ができるようになりました。
13. (カーブフィッティングにおいて)Stability(安定性)の図を改善し、カラーおよびユーザー定義
の公差(許容誤差)で安定したモーダル周波数および減衰値の算出ができるようになりました。
14. (カーブフィッティング)オプションのユーザー定義の(許容)最大減衰値で、モーダルパラメー
ター・スプレッドシートおよび Stability(安定性)の図から欠陥のある算出値を削除します。
15. (カーブフィッティング)CMIF あるいは MMIF を使う Multi Reference(マルチリファレンス)
のカーブフィッティングを改善し、Closely Coupled Modes(近接モード)および Repeated Roots
(重根)におけるモード・シェープを検索できるようになりました。
16. (カーブフィッティング)各モードにおける有効な Mass(マス)、Damping(減衰)および Stiffness
(剛性)がモーダルパラメーター・スプレッドシートに表示されるようになりました。
17. (カーブフィッティング)カーブフィット中に使用したカーブフィッティングの方法およびカーソ
ル位置がモーダルパラメーター・スプレッドシートに表示されるようになりました。
18. 列の見出し部分を右クリックすることで、プレッドシート列の表示&非表示ができるようになりま
した。
19. シェープのカラーリング(色づけ)がアニメーションの最中にできるようになりました。
Shape Table Window Features(シェープテーブル・ウィンドウの機能)
1.
シェープテーブルからの Sweep(スィープ)アニメーションで、全てのシェープをスィープし、サ
イン・アニメーションの N サイクルを使って各シェープをアニメーションにできるようになりまし
た。(N>=0)は File|Options(ファイル|オプション)ボックスで指定します。
2.
新しく Tools|Forced Response(ツール|外力応答)コマンドを追加しました。このコマンドは多様な
正弦波による力応答のシェープを対話式に計算するフローティング・ウィンドウを開きます。この
計算されたシェープでのリンクしている三次元モデルのアニメーション、あるいはシープデータの
保存が可能です。
3.
新しく Tools|Integrate & Differentiate(ツール|積分、微分)コマンドを追加しました。このコマン
ドは、周波数領域のシェープを積分・微分する時に使います。
4.
新しく Display|Shapes|Acc, Vel, Disp(表示|シェープ|Acc, Vel, Disp)コマンドを追加しまし
た。このコマンドは、各シェープを Acceleration(加速度)、Velocity(速度)
、および Displacement
(変位)の単位で表示します。
5.
新しく Display|Shapes|M, C, K(表示|シェープ|M, C, K)コマンドを追加しました。このコマ
ンドは、各シェープにおける有効な質量、減衰および、剛性を表示します。
6.
新しく Display|Shapes|Magnitude、Magnitude (dB)、Phase、Real、Imaginary(表示|シェープ
|振幅、振幅(dB)、位相、実数、虚数)コマンドを追加しました。このコマンドは、これらのフォー
マットでシェープを表示する際に使います。
7.
新しく Display|Magnitude Ranking(表示|振幅ランキング)コマンドを追加しました。このコマンド
は、シェープの構成要素をフローティング・ウィンドウに棒グラフ( バーチャート)で対話式に
表示します。シェープの自由度を振幅順に並べます。
8.
Display|MAC(表示|MAC)コマンドを改善しました。このコマンドはフローティング・ウィンド
ウを開き、MAC および CoMAC の値を棒グラフあるいはスプレッドシートで対話式に表示します。
9.
新しく Display|Cross MAC(表示|クロス MAC)コマンドを追加しました。このコマンドはフローテ
ィング・ウィンドウを開き、二つのシェープ間の MAC と CoMAC の値を 3D 棒グラフあるいはス
プレッドシートで対話式に表示します。
10. 新しく Display|Complexity Plot(表示|コンプレックスプロット) コマンドを新しく追加しました。このコ
マンドは、複素平面でシェープの構成要素をフローティング・ウィンドウに対話式に表示します。
また、このフローティング・ウィンドウには、シェープ正規化のバーが含まれており、そのバーを
使って、各シェープを正規化角度に基づいて表示することができます。正規化したシェープが対話
式にアニメーションに反映されます。
11. 列の見出し部分を右クリックすることで、スプレッドシート列の表示&非表示ができるようになり
ました。