2012年ディスクロージャー

JA綱領
わたしたちJAの組合員・役職員は、協同組合運動の基本的な定義・価値・原則(自主、自立、
参加、民主的運営、公正、連帯等)に基づき行動します。そして地球的視野に立って環境変化を
見通し、組織・事業・経営の革新をはかります。さらに、地域・全国・世界の協同組合の仲間と
連携し、より民主的で公正な社会の実現に努めます。
このため、わたしたちは次のことを通じ、農業と地域社会に根ざした組織としての社会的役割
を誠実に果たします。
わたしたちは、
わたしたちは、
1.地域の
地域の農業を
農業を振興し
振興し、わが国
わが国の食と緑と水を守ろう。
ろう。
2.環境・文化・
文化・福祉への
福祉への貢献
への貢献を
貢献を通じて、
じて、安心して
安心して暮
して暮らせる豊
らせる豊かな地域社会
かな地域社会を
地域社会を築こう。
こう。
3.JAへの
.JAへの積極的
への積極的な
積極的な参加と
参加と連帯によって
連帯によって、
によって、協同の
協同の成果を
成果を実現しよう
実現しよう。
しよう。
4.自主・
自主・自立と
自立と民主的運営の
民主的運営の基本に
基本に立ち、JAを
、JAを健全に
健全に経営し
経営し信頼を
信頼を高めよう。
めよう。
5.協同の
協同の理念を
理念を学び実践を
実践を通じて、
じて、共に生きがいを追求
きがいを追求しよう
追求しよう。
しよう。
も
く
じ
ご あ い さ つ ······························· 1
【JAの概要】
1.経営理念 ······························ 2
1.機構図 ·······························69
2.経営方針 ······························ 2
2.役員一覧 ·····························70
3.経営管理体制 ·························· 5
3.組合員数 ·····························71
4.事業の概況 ···························· 5
4.組合員組織の状況 ·····················71
5.事業活動のトピックス··················· 8
5.特定信用事業代理業者の状況 ···········71
6.農業振興活動 ·························· 9
6.地区一覧 ·····························72
7.地域貢献情報等 ························ 9
7.沿革・あゆみ ·························73
8.リスク管理の状況 ······················ 9
8.店舗一覧 ·····························74
9.主な事業の内容等 ···················· 17
【経営資料】
Ⅰ.決算の状況 ·························· 26
Ⅱ.損益の状況 ·························· 45
Ⅲ.事業の概況 ·························· 47
Ⅳ.経営諸指標 ·························· 59
Ⅴ.バーゼルⅡ第 3 の柱に基づく開示······ 60
※1.本冊子は農協法第 54 条の 3 第 1 項に基づき作成したディスクロージャー資料です。
※2.計数は、原則として単位未満を切り捨てて表示しております。
ごあいさつ
ディスクロ2012
組合員・利用者の皆様方には益々ご健勝のこととお慶び申し上げます。
平素は、当JAの各事業運営に深いご理解とご協力を賜り厚く御礼申し上げます。
わが国経済は、エコカー補助金の復活に伴う自動車の生産・販売での景気回復と被災地の復旧・復興
のための公共事業等を中心として緩やかな景気回復が見込まれている一方、超低金利と長引くデフレの
影響、更に雇用情勢も足踏み状態が続いており、依然として厳しい環境での推移となっております。
また、農業を取り巻く環境も、農業従事者の高齢化と後継者不足により不耕作農地が増加し、食料自
給率においても低下し続ける状況となっております。
更にTPPへ参加した場合の国内農産物への影響は計り知れず、JAグループでは、今後も参加反対
運動を展開してまいります。
そのような中、消費者の「食」への関心は高まっており、安全で安心な農産物の提供は我々JAの大
きな使命と受け止め、地域農業の振興のため、まず営農指導体制を整備し指導員の充実に努めました。
更に、農産物直売所「畑のつづき長瀬店」と「畑のつづき松原店」を新たにオープンし、農産物の販路
拡大と地産地消を進めてまいりました。また遊休農地を利用した貸農園や食農教育等を通じて食の大切
さと、
「農」への理解を深める取り組みを行ってまいりました。
平成23年度の各事業も概ね順調に推移し、計画値以上の利益を計上することが出来ましたことは、
ひとえに皆様方のご支援とご協力の賜物であり厚く御礼申し上げます。今後も組合員・地域の皆様の負
託に応えるためにも、コンプライアンスを含めた職員教育を徹底してまいります。
JA大阪中河内として合併し本年の6月で10年が経過致しました。また、今年度は平成22年に策
定した中期3ヵ年計画の最終年でもあり、組合員・地域の皆様から信用・信頼される JA を目指すため
更なる組織基盤の拡充と経営基盤の強化に努め、夢ある地域の創造を目指してまいります。
当JAの業務内容ならびに活動状況について、
『平成23年度版ディクロージャー誌』を作成いたしま
した。このディスクロージャー誌により、組合員並びにご利用者の皆様が当JAに一層のご理解を深め
ていただきますことを願いますとともに、あわせて今後ともご指導ご鞭撻を心からお願い申し上げます。
大阪中河内農業協同組合
代表理事組合長 髙安 孝
- 1 -
経営理念・
経営理念・経営方針
ディスクロ2012
◆◆経営理念
◆◆経営理念
農と緑を守り、
豊かな地域社会の創造と発展に
貢献するJAを目指します。
◆◆経営
◆◆経営方針
経営方針
◇都市農業の振興と地域の共生
人・自然・環境を大切にした農業の担う役割の再確認と、都市と緑が共生する快適
で住みよい街づくりを目指します。
◇地域密着化の促進
営農指導体制をより充実させ、地産地消による「より安心・より安全」な農産物の提供
及び農業の担い手不足への配慮をしつつ、受託事業への取り組みに努めます。
◇信頼と期待に応える経営
信用を第一として、組合員・地域住民の負託に応えるために堅実な事業運営に努め、
コンプライアンス体制の充実を図り、信頼にもとづいた人と人とのつながりを深めま
す。
◇経営基盤強化のための合理化・効率化の挑戦
効率的な経営組織の確立と監査体制の充実により、自己責任原則にもとづいた経営管
理により、経営基盤の一層の強化に努めます。
◇明日を見つめた人づくり
「礼儀」
・
「誠実」
・「感謝」をモットーとして、時代の流れに即した人づくりに努めま
す。
◇内部統制システムの整備
法令の遵守、損失の危機管理及び適正かつ効率的な事業運営を目指し、ガバナンスの
質の向上を図るため、内部統制システムの整備に取り組みます。
- 2 -
内部統制システム
内部統制システム
ディスクロ2012
◆◆内部統制システムの整備
法令の遵守、損失の危機管理及び適正かつ効率的な事業運営を目指し、ガバナンスの質の向
上を図るため、平成20年5月29日の理事会において決議した以下の「内部統制システムに
関する基本方針」に基づき、内部統制システムの整備に取り組みます。
◆◆内部統制システムに関する基本方針
I.内部統制システム
内部統制システムの
システムの整備に
整備に関する基本的考
する基本的考え
基本的考え方
1.当組合は、内部統制システムの整備にあたり、法令の遵守、損失の危機管理及び適正かつ効率的な事業運営
を目指し、ガバナンスの質の向上を図ります。
2.当組合は、上記内部統制システムの整備のため、総務企画部を内部統制整備部署とし、規程・体制等の整備
を統括するとともに、内部監査部署による監査レビューの実施や組合としてリスクの高い項目についての監
査を実施することによって、内部統制システムの有効性を評価した上、必要な改善を実施します。
3.組合長は業務執行の最高責任者として、内部統制システムの整備及び運用について責任をもって実施します。
Ⅱ.内部統制に
内部統制に関する体制
する体制の
体制の整備
1、 理事および職員の職務の執行が法令及び定款に適合することを確保するための体制
①コンプライアンス(法令等遵守)を当組合の重要課題として位置づけ、コンプライアンスに係る組合全体
の考え方を示した「コンプライアンス基本方針」「役職員の行動規範」、及び役職員が遵守すべき法令等
の解説、違法行為を発見した場合の対処方法等を具体的に示した手引書である「コンプライアンス・マニ
ュアル」を役職員に周知徹底します。更にコンプライアンスを実現するための具体的な実践計画である「コ
ンプライアンス・プログラム」を毎年度制定することで役職員のコンプライアンス意識の向上を図ります。
②コンプライアンスを確保するための体制として、コンプライアンスに関する問題を一元的に管理・統括す
る部署を総務企画部とします。
③内部監査部署は、内部管理態勢等の適切性・有効性の検証・評価を行います。監査の結果、改善要請を受
けた部署は、すみやかに必要な対策を講じます。
④ 組合の業務に関する倫理や法令に抵触する可能性のある事項について、役職員が相談もしくは通報を行う
ことができる制度(ヘルプライン制度)の適切な運用を通して、内部通報制度の運営を確保します。
⑤ 財務報告の信頼性を確保するために、総務企画部により、財務にかかる業務の仕組みを整備、構築し、必
要に応じて業務の改善に努めます。
2.理事の職務の執行に係る情報の保存及び管理に関する体制
① 「文書規程」
・
「文書取扱要領」及び「理事会議事録等保管管理及び閲覧要領」に基づき理事会議事録・契
約書・その他の重要文書は、特定の管理部署等が責任をもって管理します。
② 「文書規程」
・
「文書取扱要領」及び「理事会議事録等保管管理及び閲覧要領」に基づき、理事及び職員の
職務の執行に係る情報の取り扱い・保存・管理が適切に行われることを徹底します。
③ 理事の職務の執行に係る文書については、関連資料とともに保存、管理するものとし、必要に応じた期間
は閲覧可能な状態を維持します。
3.損失の危険の管理に関する規程その他の体制
①当組合を取り巻く様々なリスクについて定めた「リスク管理基本方針」や「危機管理マニュアル」に従い、
事業全体のリスクを網羅的に管理します。
② 総務企画部は、リスク状況の管理及びリスク管理に係る体制の整備・運営等リスク管理の統合的管理を担
当します。
③ 災害や障害の発生など、緊急事態に陥った際は、
「危機管理マニュアル」で規定した組織体制や指揮命令
系統に従い、業務の早期回復を行うための危機管理対応を行うものとします。
- 3 -
4.理事の職務の執行が効率的に行われることを確保するための体制
① 理事及び職員の「職制規程」に従い、各組織の所管事項や職務権限・責任を明確化し、適正かつ効率的な
職務の執行のための体制を整備・運用するものとします。
② 理事会は、中長期の経営計画を策定し、全役職員に周知徹底します。
③ 定期的に理事会を開催し、理事の業務執行状況の監督を行います。
5.監事がその職務を補助すべき職員を置くことを求めた場合における当該使用人に関する事項
監事がその職務を補助すべき職員を置くことを求めた場合は、理事と協議のうえ、監査の補助に当たらせま
す。
6.理事及び職員が監事に報告をするための体制その他の監事への報告に関する体制
① 監事は、業務執行に関する重要な書類を閲覧し、必要に応じて理事並びに職員に説明を求めることができ
ます。
② 理事及び職員は法令等の違反行為、当組合に著しい損害を及ぼす恐れのある事実等を発見した場合には、
監事に報告することとします。
7.その他監事の監査が実効的に行われることを確保するための体制
①常勤監事は、理事会のほか、重要な意思決定の過程及び業務の執行状況を把握するため、重要な会議等に
出席します。
② 監事は、組合の内部監査部門と緊密な連携を保ち、情報交換を行い、効率的で有効な監査を実施するよう
努めます。
③ 監事は、監査の実効性を高めるために必要に応じて能動的にJA全国監査機構等の外部専門家と連携を図
ります。
④ 監事は、代表理事等との定期的会合をもち、監査上の重要課題等について意見を交換し、代表理事等との
相互認識を深めるよう努めます。
Ⅲ.反社会的勢力による
反社会的勢力による被害
による被害の
被害の防止
当組合は、社会の秩序や安全に脅威を与える反社会的勢力に対して、確固たる信念をもって、以下の事項を定
め、排除の姿勢を堅持し、これを遵守します。
1.組織としての対応
反社会的勢力による不当要求に対し、職員の安全を確保しつつ組織として対応し、迅速な問題解決に努め
ます。
2.外部専門機関との連携
反社会的勢力による不当要求に備えて、平素から警察、暴力追放運動推進センター、弁護士などの外部専
門機関と緊密な連携関係を構築します。
3.取引を含めた一切の関係遮断
反社会的勢力との取引を含めた関係を遮断し、不当要求に対しては断固として拒絶します。
4.有事における民事と刑事の法的対応
反社会的勢力による不当要求に対して、民事と刑事の両面から法的対抗措置を講じる等、断固たる態度で
対応します。
5.裏取引や資金提供の禁止
反社会的勢力に対して、資金提供、不適切・異例な取引及び便宜供与は行いません。
- 4 -
経営管理体制・
経営管理体制・事業の
事業の概況
ディスクロ2012
◆◆経営管理体制
当JAは農業者により組織された協同組合であり、正組合員の代表者で構成される「総代
会」の決定事項を踏まえ、総代会において選出された理事により構成される「理事会」が、組
合の業務執行を決定するとともに、理事の職務執行の監督を行い、総代会で選任された監事
が理事会の決定や理事の業務執行全般の監査を行っています。
組合の業務執行を行う理事には、組合員の各層の意思反映を行うため、成年部や女性会、
准組合員などから理事の登用を行っています。また、信用事業については専任担当の理事を
置くとともに、農業協同組合法第 30 条に規定する常勤監事及び員外監事を設置し、ガバナ
ンスの強化を図っています。
◆◆事業の概況
(1)全般的な状況
わが国の農業情勢は、後継者不足により農業者の高齢化が進み不耕作農地が増加しています。更に需
給率の悪化、TPP問題等、非常に厳しい状況にあります。当JAでは、安全で安心な農産物の提供は
我々JAの大きな使命と受け止め、地産地消と農産物の販路拡大のため、長瀬駅前支店内に新たに農産
物直売所「畑のつづき長瀬店」をオープンしました。
また、遊休農地を利用した貸農園や、小学生を対象とした農業体験を通じて、地域の皆様や特に将来
のある子どもたちに食の大切さと農の重要性を理解していただくための取り組みを行いました。
経営面では、平成22年度からの中期経営計画に基づき、経営基盤の強化策の一つとして店舗再編を
進め、平成23年4月に久宝寺支店をメガシティタワーズ内に移設オープンしました。
今後も更なる店舗再編と職員教育を徹底し、組合員の負託に応え得るJAを目指して参ります。
当JAは、平成24年6月に合併10周年を迎え、記念事業として、新歌舞伎座観劇、海外旅行等様々
な記念事業を行いました。
平成 23年度の事業活動の結果、当初年度計画を上回る収益を確保することができ経営基盤の強化に
努められたことは、組合員の皆様をはじめJAご利用者の皆様方の厚いご支援とご協力の結果として深
く感謝しております。
当期剰余金の推移
経常利益の推移
百万円
百万円
1,650
1,600
1,600
1,400
1,200
1,550
1,000
800
1,500
1,450
600
400
1,400
1,350
200
0
1,300
19年度 20年度 21年度 22年度 23年度
19年度 20年度 21年度 22年度 23年度
- 5 -
(2)事業別の状況
①指導事業
消費者の食の安全・安心に対する意識が高まる中、安全で安心な農産物を安定的に提供するため栽培
技術の研修会及び新規肥料・農薬導入検討会などを開催しました。営農指導員による新たな農産物のブ
ランド化に向けた試作研究に取り組みました。直接組合員の圃場・田畑を訪問し栽培技術の指導ととも
に農産物の品質向上に努めました。また、遊休農地の減少を図るため、農地保全にも取り組みました。
一方、食育関連事業では管内幼稚園児・小学生を対象に遊休農地を活用した農業体験、料理教室の実
施等「食の大切さ」
「農業の持つ役割の重要性」の理解を深める活動と、地域農産物の PR 活動・地域農
産物の販路拡大・地産地消の推進を目的として地場産農産物を使った「親子クッキングスクール」
「親子
で農業体験」等を開催いたしました。また、女性会会員の増強、強化に向けた取り組みとして、会員の
組合員化を目指し、会員証の作成、事業利用度に応じたポイント制等会員メリットの明確化を図りまし
た。
また、組合員・利用者に向けた定期的税務相談会、法律相談会を各地区において実施し、相談業務の
充実に努め、資産活用面では「くらしの大相談会」を開催し、土地の有効利用や税務対策等の総合コンサ
ルティング機能の活用を図りました。
②信用事業
信用事業においては、将来の事業基盤を強固なものにするために「収益性の向上・顧客基盤拡充・経
営基盤の強化」を基本とし、訪問活動の重要性を再認識し顧客満足に繋がる事業推進活動を行いました。
また、貯金においては、組合員を始めとする JA 利用者(プレ年金層・既受給者の JA 未指定者)へ
の積極的な年金受給口座の獲得と貯蓄キャンペーンを中心とした個人貯金純増に努めました。
貸出金においては、ハウスメーカー・不動産業者への積極的なアプローチによる住宅ローンのほか事
業資金など、貸出金全体の伸張に取り組み収益確保に努めました。
余裕金運用については、中長期的に安定した収益を確保することを目的として、安全性、流動性を重視
し、ALM・リスク管理委員会の方針に基づき、国債・地方債・金融債を中心に系統外預金を含めた運用
に取り組みました。
貯金残高の推移
億円
5,600
5,500
5,400
5,300
5,200
5,100
5,000
4,900
4,800
4,700
貸出金残高の推移
億円
1,360
1,340
1,320
1,300
1,280
1,260
19年度
20年度
21年度 22年度
1,240
23年度
19年度
- 6 -
20年度
21年度
22年度
23年度
③共済事業
共済事業においては組合員・利用者および地域住民との
つながりの強化を軸とした事業推進基盤の維持・拡保を図る
ため、定期訪問活動(3Q訪問活動)を展開し「契約内容の
ひとに関する保障
説明・保障点検」を継続的に実施し、「ひと・いえ・くるま」
の保障提案を行い、保有契約高の維持・拡大に努めました。
また、共済推進体制を強化するため、LAトレーナーに
よる渉外係長やLAの育成強化を図り顧客ニーズにあった
総合保
合保障
合保
提案力の向上に努めました。
保全部門では、事務の効率化ならびに失効リスクを避け
るため、共済掛金の月遅れ入金の解消を図るとともに、迅速
な引受処理ならびに事務手続きの適正化を図りました。損害
調査部門では、迅速かつ適正な支払査定の徹底を図るなど、
顧客満足度の向上に努めました。
いえ
くるま
に関する保障
に関する保障
④購買事業
農業生産資材は、依然として高値で推移している状態です。土壌診断に基づく適正な施肥設計を行い、生産
コスト削減に向けたリン酸・加里を抑えた肥料の導入、仕入先との価格交渉を行い、積極的な予約購買を実施
しました。
環境に配慮した減農薬・減肥料栽培等に向けたエコ対応型の肥料や害虫の天敵「ミツバチ」に影響の少ない
農薬の導入に向け、営農指導員による農業塾の開催と栽培技術指導等訪問活動により、生産者のための生産資
材の導入に努めました。
⑤販売事業
農産物直売所・朝市を生産者の販路の拠点として、出荷会員の増員と所得向上を図り、地元消費者の皆様に
安全で安心な農産物を提供しました。
食品に対する安全性が問題視され、益々JAの果たす役割は大きく、消費者の皆様に喜んでいただける店舗
運営や、生産者のための店舗運営に取り組みました。
⑥監査関係
内部監査は経営管理の一環として、会計処理および業務執行が諸規程、要領等の基準に準拠し、合理的、能
率的になされているかを検討し改善すべき点を明らかにして、組合の財産保全と経営効率の向上に資すること
を目的に、業務方針の徹底、事務管理の適正化と統一化および不正誤謬の未然防止を最重要課題とし、行政検
査、全国監査機構監査と連携して内部監査の充実を図り、32支店・5センター・1農産物直売所の総合監査
または部門監査、並びに本店各部門の監査を実施しました。
また、事務統一が必要と思われる項目、不備事項で全店共通と思われる項目については関係部署と協議し、
内部統制整備や管理体制の強化に努めました。
(3)組合が対処すべき課題
消費者との連携による地域農業の振興
総合性を発揮した地域社会づくり
組織基盤の拡充と事業基盤の強化
事業目標の貫徹と効率経営への対応
リスク管理とコンプライアンス体制の充実
- 7 -
事業活動の
事業活動のトピックス
ディスクロ2012
◆◆事業活動のトピックス
平成 23 年 4 月 1 日
女子職員年金受給獲得推進実施(4/1~9/30)
4月 2日
共同購入つみあげ運動(春期 4 月・秋期 9 月・正月用品 12 月)
4 月 9日
住宅ローン相談会(32 支店毎月 1 回)
4 月 11 日
久宝寺支店移設オープン
4 月 21 日
年金相談会(4/21、 5/19、 6/16、 6/18、 7/16、 7/21、 8/18、
9/15、 9/25、 10/20、 11/17、 11/19、 12/15、 1/19、 1/21、
2/16、 3/15)
5 月 12 日
第9回女性会本部総会
5 月 19 日
実行組合長連絡協議会開催(5/19、7/11、9/15、11/7、1/27、3/22)
6月 1日
夏季貯蓄キャンペーン実施(6/1~7/29)
6 月 12 日
年金セミナーの実施(6/12、6/26、7/10、8/21、8/28)
6 月 29 日
第 9 回通常総代会
9 月 17 日
柏原地区JAまつり開催
11 月 1 日
冬季貯蓄キャンペーンの実施(11/1~12/30)
11 月 12 日
まつばらマルシェ開催(11/12~11/13)
11 月 18 日
半期決算地区別説明会(11/18、11/21、11/22)
11 月 19 日
東大阪地区JAまつり開催
11 月 23 日
八尾地区JAまつり開催
11 月 26 日
長瀬地区JAまつり開催
12 月 9 日
JAグループ大阪合同祭「まるごとぜ~んぶ大阪産!」開催
12 月 10 日
全支店一日皆貯金実施
12 月 26 日
農産物直売所「畑のつづき八尾店」年末セール(12/26~30)
平成24 年 1 月 17 日
合併10周年記念海外旅行 全13班
(1/17 第 1 班出発~2/28 第 13 班出発)
2月 1日
年金裁定請求ご予約キャンペーンの実施(2/1~3/30)
2月 1日
こんにちはJAですキャンペーンの実施(2/1~4/27)
2月 4日
くらしの大相談会開催
3月 6日
合併10周年記念新歌舞伎座公演(3/6、3/7、3/9、3/13、3/14、3/16)
3 月 27 日
農産物直売所「畑のつづき長瀬店」オープン
4 月 8日
合併10周年記念式典開催
4月 9日
合併10周年記念国内旅行 全 5 班
(4/9 第 1 班出発~4/18 第 5 班出発)
4 月 24 日
農産物直売所「畑のつづき松原店」常設オープン
- 8 -
農業振興活動・
農業振興活動・地域貢献情報
ディスクロ2012
◆◆農業振興活動
当JAでは、行政と連携し、農業祭・朝市・直売所・品評会等を開催し、地産地消活動を積極的に展開する
とともに、幼稚園児・小学生を対象に遊休農地を活用した農業体験等を通じて子どもたちに「食」に対する関
心を持ってもらうように努めています。
今後も食農教育等を通じて食の大切さ、農の重要性の理解を深め、安心で安全な農産物の提供に努めます。
◆◆地域貢献情報等
当JAは、八尾市、松原市、柏原市、東大阪市、大阪市東住吉区、大阪市平野区を事業区域として、農業者
を中心とした地域住民の方々が組合員となって、相互扶助(お互いに助け合い、お互いに発展していくこと)
を共通の理念として運営されている協同組織であり、地域農業の活性化等に資する地域金融機関です。
当JAは、地域の一員として、農業の発展と健康で豊かな地域社会の実現に向けて、事業活動を展開してお
り、総合事業を通じて各種金融機能・サービス等を提供するだけでなく、地域の協同組合として、農業や助け
合いを通じた社会貢献に努めています。
平成24年3月末の貯金残高は、551,617百万円で、組合員の皆様の計画的な資産作りをお手伝いさ
せていただくため、目的や期間に応じた各種貯金の取り扱いをしています。
また、貸出金残高は、134,707百万円で、その大半が組合員の皆様からお預りした大切な財産である
「貯金」
を源泉としており、
資金を必要とする組合員の皆様や、
地方公共団体などにご利用いただいています。
当JAは農業祭(JA まつり)
・直売所・朝市・貸農園・児童による稲作体験学習・夏休み子ども村などを
通じ、地域住民との交流を図るとともに農業の重要性を啓発しています。
情報の提供活動として、ホームページを開設、JA広報誌「はぐくみ」を年 6 回発行しています。
また、協力組織による社会福祉施設への地域特産農産物の贈呈や老人福祉施設へのボランティア活動などの
社会的貢献を行っています。
リスク管理
リスク管理
◆◆リスク管理の状況
ディスクロ2012
リスク管理体制
組合員・利用者の皆さまに安心してJAをご利
理 事 会
用いただくためには、より健全性の高い経営を確
監 事 会
保し、信頼性を高めていくことが重要です。
このため、有効な内部管理態勢を構築し、直面
常 勤 理 事 会
理基本方針」を策定し、認識すべきリスクの種類や
ALM・リスク管理委員会
管理体制と仕組みなど、リスク管理の基本的な体
監 査 部
する様々なリスクに適切に対応すべく「リスク管
系を整備しています。
適切な管理、適切な資産自己査定の実施などを通
じてリスク管理体制の充実・強化に努めています。
信用リスク
市場リスク
システムリスク
- 9 -
流動性リスク
事務リスク
内部監査機能
統合的リスク管理
また、この基本方針に基づき、収益とリスクの
①信用リスク管理
信用リスクとは、信用供与先の財務状況の悪化等により、資産(オフ・バランスを含む)の価値が減少ないし
消失し、金融機関が損失を被るリスクのことです。当JAは、個別の重要案件又は大口案件については理事会
において対応方針を決定しています。また、通常の貸出取引については、本店に融資部審査課を設置し各支店
と連携を図りながら、与信審査を行っています。審査にあたっては、取引先のキャッシュ・フローなどにより
償還能力の評価を行うとともに、担保評価基準など厳格な審査基準を設けて、与信判定を行っています。
貸出取引において資産の健全性の維持・向上を図るため、資産の自己査定を厳正に行っています。
不良債権については管理・回収方針を作成・実践し、資産の健全化に取り組んでいます。また、資産自己査
定の結果、貸倒引当金については「資産の償却・引当規程」に基づき必要額を計上し、資産及び財務の健全化に
努めています。
②市場リスク管理
市場リスクとは、金利、為替、株式等の様々な市場のリスク・ファクターの変動により、資産・負債(オフ・
バランスを含む)の価値が変動し、損失を被るリスク、資産・負債から生み出される収益が変動し損失を被る
リスクのことです。主に金利リスク、価格変動リスクなどをいいます。
金利リスクとは、金利変動に伴い損失を被るリスクで、資産と負債の金利又は期間のミスマッチが存在して
いる中で金利が変動することにより、利益が低下ないし損失を被るリスクをいいます。また、価格変動リスク
とは、有価証券等の価格の変動に伴って資産価格が減少するリスクのことです。
当JAでは、金利リスク、価格変動リスクなどの市場性リスクを的確にコントロールすることにより、収益
化及び財務の安定化を図っています。このため、財務の健全性維持と収益力強化とのバランスを重視したAL
Mを基本に、資産・負債の金利感応度分析などを実施し、金融情勢の変化に機敏に対応できる柔軟な財務構造
の構築に努めています。
とりわけ、有価証券運用については、市場動向や経済見通しなどの投資環境分析及び当JAの保有有価証券
ポートフォリオの状況やALMなどを考慮し、理事会において運用方針を定めるとともに、経営層で構成する
ALM・リスク管理委員会を定期的に開催して、日常的な情報交換及び意思決定を行っています。
運用部門は、理事会で決定した運用方針及びALM・リスク管理委員会で決定された方針などに基づき、有
価証券の売買やリスクヘッジを行っています。運用部門が行った取引についてはリスク管理部門が適切な執行
を行っているかどうかチェックし定期的にリスク量の測定を行い経営層に報告しています。
③流動性リスク管理
流動性リスクとは、運用と調達のミスマッチや予期せぬ資金の流出により、必要な資金確保が困難になる、
又は通常よりも著しく高い金利での資金調達を余儀なくされることにより損失を被るリスク(資金繰りリス
ク)及び市場の混乱等により市場において取引ができないため、通常よりも著しく不利な価格での取引を余儀
なくされることにより損失を被るリスク(市場流動性リスク)のことです。
当JAでは、資金繰りリスクについては、運用・調達について月次の資金計画を作成し、安定的な流動性の
確保に努めています。また、市場流動性リスクについては、投資判断を行う上での重要な要素と位置づけ、商
品ごとに異なる流動性(換金性)を把握したうえで、運用方針などの策定の際に検討を行っています。
④事務リスク管理
事務リスクとは、役職員が正確な事務を怠る、あるいは事故・不正等を起こすことにより金融機関が損失を
被るリスクのことです。当JAでは、業務の多様化や事務量の増加に対応して、正確な事務処理を行うため事
務マニュアルを整備するとともに、自主検査・自店検査を実施し事務リスクの削減に努めています。また万が
一、事故・事務ミスが発生した場合には、発生状況を把握し改善を図るとともに、内部監査により重点的なチ
ェックを行い、再発防止策を実施する体制を整えています。
- 10 -
⑤システムリスク管理
システムリスクとは、コンピューターシステムのダウン又は誤作動等、システムの不備に伴い金融機関が損
失を被るリスク、さらにコンピューターが不正に使用されることにより金融機関が損失を被るリスクのことで
す。当JAでは、コンピュータシステムの安定稼働のため、安全かつ円滑な運用に努めるとともに、システム
の万一の災害・障害等に備え、「危機管理マニュアル」を策定しています。
◆◆法令遵守(コンプライアンス)の体制
利用者保護への社会的要請が高まっており、また最近の企業不祥事
■コンプライアンス体制図
に対する社会の厳しい批判に鑑みれば、組合員・利用者からの信頼を
得るためには、法令等を遵守し、透明性の高い経営を行うことがます
理 事 会
ます重要になっています。
監
事
このため、コンプライアンスを経営の重要課題のひとつとして位置
づけ、この徹底こそが不祥事を未然に防止し、ひいては組織の信頼性
向上に繋がるとの観点にたち、コンプライアンスを重視した経営に取
コンプライアンス委員会
り組みます。
基本姿勢及び遵守すべき事項を記載した手引書「コンプライアン
総 務 企 画 部
監 査 部
ス・マニュアル」を策定し、研修会を行い全役職員に徹底しています。
毎年度、コンプライアンス・プログラムを策定し、実効ある推進に
努めるとともに、統括部署を設置し、その進捗管理を行っています。
本店担当者
支店担当者
また、組合員・利用者の皆様の声を真摯に捉え、前向きに事業に反映するため、苦情・相談等の窓口を設
置しています。
あわせて、監事への情報提供窓口も設置しております。
(詳細は下記をご参照ください)
当組合の監事は、経営の健全な発展に資するため、農協法(法第 35 条の 5)および農協法施行規則(第
81 条)にもとづき、理事の職務の適正な遂行を阻害する行為に関する情報(組合経営に関する事象に限る)
の提供を求めています。
当組合の理事の組合経営に関する気になる行為について、見たり聞いたりした事柄があれば封書にて下
記宛に連絡くださいますようお願いします。
大阪中河内農業協同組合 監事会
連絡先
〒581-0019 八尾市南小阪合町 2 丁目 2-2
大阪中河内農業協同組合 本店
受付監事
常勤監事
前田 栄子 宛
※当組合の業務に関する一般的な苦情については、別途窓口を設置しておりますのでそちらをご利用くだ
さい。
※ご好意による情報提供であっても、誹謗・中傷に類似する内容のものは受付いたしかねますので、予め
ご了承ください。
【お客様相談窓口】
TEL 0120-932-581(受付:平日9:00~17:00)
◆◆反社会的勢力への対応
当JAでは、反社会的勢力との関係を遮断するため、
「内部統制システムに関する基本方針」を改訂のう
え方針を定め、これを遵守します(内容については、前記の「内部統制システムに関する基本方針」をご参照
下さい)。
- 11 -
◆◆利用者保護等への取り組み
当JAでは、農業協同組合法その他関連法令等により営む信用事業の利用者(利用者になろうとする者を
含む)の皆さまの正当な利益の保護と利便の確保のために、理事会において決議した「JAバンク利用者保護
等管理方針」に基づき、利用者の保護と利便の向上に向けて継続的な取り組みを行ってまいります。(「JAバ
ンク利用者保護等管理方針」については、以下をご参照下さい)
JAバンク
JAバンク利用者保護等管理方針
バンク利用者保護等管理方針
平成22年10月1日制定
大阪中河内農業協同組合(以下「当組合」といいます)は、農業協同組合法その他関連法令等により営む信用
事業の利用者(利用者になろうとする者を含む。以下同じ)の正当な利益の保護と利便の確保のために、以下の
方針を定めます。また、利用者の保護と利便の向上に向けて継続的な取り組みを行います。
1 当組合は、利用者に対する取引または金融商品の説明(経営相談等をはじめとした金融円滑化の観点から
の説明を含む)および情報提供を適切かつ十分に行います。
2 当組合は、利用者からの相談・苦情等について、公正・迅速・誠実に対応(経営相談等をはじめとした金
融円滑化の観点からの対応を含む)し、利用者の理解と信頼が得られるよう適切かつ十分に対応します。
3 当組合は、利用者に関する情報について、法令等に基づく適正かつ適法な手段による取得ならびに情報の
紛失、漏洩および不正利用等の防止のための必要かつ適切な措置を講じます。
4 当組合が行う事業を外部に委託するにあたっては、利用者情報の管理や利用者への対応が適切に行われる
よう、努めます。
5 当組合は、当組合との取引に伴い、利用者の利益が不当に害されることのないよう、利益相反のおそれの
ある取引を適切に管理します。
※本方針の「取引」とは、「与信取引(貸付契約およびこれに伴う担保・保証契約)、貯金等の受入れ、商品の
販売、仲介、募集等において利用者と当組合との間で事業として行われるすべての取引」をいいます。
◆◆利益相反管理への取り組み
当JAでは、組合員・利用者の皆さまの利益が不当に害されることのないよう、農業協同組合法、金融商品
取引法および関係するガイドラインならびに理事会において決議した「利益相反管理方針」に基づき、利益相反
のおそれのある取引を適切に管理するための体制を整備し、適正に業務を遂行してまいります。(「利益相反管
理方針の概要」については、以下をご参照下さい)
利益相反管理方針の
利益相反管理方針の概要
平成 21 年 6 月 1 日制定
大阪中河内農業協同組合(以下、
「当組合」といいます)は、お客さまの利益が不当に害されることのないよ
う、農業協同組合法、金融商品取引法および関係するガイドラインならびに当組合で定める利益相反管理方針
に基づき、利益相反するおそれのある取引を適切に管理するための体制を整備し、適正に業務を遂行いたしま
す。
当組合は、法令等にしたがい、当組合の利益相反管理方針の概要をここに公表いたします。
- 12 -
1.対象取引の範囲
利益相反管理方針の対象となる「利益相反のおそれのある取引」は、当組合の行う信用事業関連業務、共
済事業関連業務または金融商品関連業務にかかるお客さまとの取引であって、お客さまの利益を不当に害する
おそれのある取引をいいます。
2.利益相反のおそれのある取引の類型
「利益相反のおそれのある取引」の類型としては、以下に掲げるものが考えられます。
(1)お客さまと当組合の間の利益が相反する類型
(2)当組合の「お客さまと他のお客さま」との間の利益が相反する類型
3.利益相反のおそれのある取引の特定の方法
利益相反のおそれのある取引の特定は、以下のとおり行います。
(1)利益相反のおそれのある取引について、利益相反管理統括部署があらかじめ類型化します。
(2)各部署においては、取引を行う際に、当該取引が利益相反のおそれのある取引として類型化された取引に
該当するか確認します。
(3)利益相反のおそれのある取引に該当すると判断した場合は、利益相反管理統括部署に報告します。
(4)各部署で、利益相反のおそれのある取引に該当するか判断しかねる場合、または、類型には該当しないが
利益相反のおそれのある取引に該当すると疑われる場合は、利益相反管理統括部署に相談します。
(5)利益相反管理統括部署は各部署からの相談を受けて、各部署と協議のうえ(必要に応じて関係部署と協議)、
当該取引が利益相反のおそれのある取引であるかの特定を行います。
4.利益相反の管理の方法
当組合は、利益相反のおそれのある取引を特定した場合について、次に掲げる方法により当該お客さまの保
護を適正に確保いたします。
(1)対象取引を行う部門と当該お客さまとの取引を行う部門を分離する方法
(2)対象取引または当該お客さまとの取引の条件もしくは方法を変更し、または中止する方法
(3)対象取引に伴い、当該お客さまの利益が不当に害されるおそれがあることについて、当該お客さまに適切
に開示する方法(ただし、当組合が負う守秘義務に違反しない場合に限ります)
(4)その他対象取引を適切に管理するための方法
5.利益相反のおそれのある取引の記録および保存
利益相反の特定およびその管理のために行った措置については、当組合で定める内部規則に基づき適切に
記録し、保存いたします。
6.利益相反管理体制
(1)当組合は、利益相反のおそれのある取引の特定および利益相反管理に関する当組合全体の管理体制を統括
するための利益相反管理統括部署およびその統括者を定めます。この統括部署は、営業部門からの影響を
受けないものとします。また、当組合の役職員に対し、利益相反管理方針および利益相反管理方針を踏ま
えた内部規則等に関する研修を実施し、利益相反管理についての周知徹底に努めます。
(2)利益相反管理統括者は、利益相反管理方針にそって、利益相反のおそれのある取引の特定および利益相反
管理を実施するとともに、その有効性を定期的に適切に検証し、改善いたします。
7.利益相反管理体制の検証等
当組合は、利益相反管理方針に基づく利益相反管理体制について、その適切性および有効性を定期的に検
証し、必要に応じて見直しを行います。
以上につき、ご不明な点がございましたら、大阪中河内農業協同組合本店総務企画部総合企画課
(072-924-6621)までご連絡ください。
- 13 -
◆◆内部監査体制
当JAでは、内部監査部門を被監査部門から独立して設置し、経営全般にわたる管理及び各部門の業務の遂
行状況を、内部管理態勢の適切性と有効性の観点から検証・評価し、改善事項の勧告などを通じて業務運営の
適切性の維持・改善に努めています。
また、内部監査は、JAの本店・支店のすべてを対象とし、中期及び年度の内部監査計画に基づき実施して
います。監査結果は代表理事組合長及び監事に報告したのち被監査部門に通知され、定期的に被監査部門の改
善取り組み状況をフォローアップしています。
また、監査結果の概要を定期的に理事会に報告することとしていますが、特に重要な事項については、直ち
に理事会、代表理事組合長、監事に報告し、速やかに適切な措置を講じています。
◆◆金融商品の勧誘方針
当JAでは、金融商品の販売にあたっては、以下の「金融商品の勧誘方針」を制定し、全役職員に周知して
おります。
金融商品の勧誘方針
当組合は、貯金・定期積金、共済その他の金融商品の販売等に係る勧誘にあたっては、次の事項を遵守
し、組合員・利用者の皆さまに対して適正な勧誘を行います。
1.組合員・利用者の皆さまの商品利用目的ならびに知識、経験、財産の状況および意向を考慮のうえ、
適切な金融商品の勧誘と情報の提供を行います。
2.組合員・利用者の皆さまに対し、商品内容や当該商品のリスク内容など重要な事項を十分に理解し
ていただくよう努めます。
3.不確実な事項について断定的な判断を示したり、事実でない情報を提供するなど、組合員・利用者
の皆さまの誤解を招くような説明は行いません。
4.電話や訪問による勧誘は、組合員・利用者の皆さまのご都合に合わせて行うよう努めます。
5.組合員・利用者の皆さまに対し、適切な勧誘が行えるよう役職員の研修の充実に努めます。
6.販売・勧誘に関する組合員・利用者の皆さまからのご質問やご照会については、適切な対応に努め
ます。
◆◆個人情報保護方針
当JAでは、個人情報の保護にあたっては、以下のプライバシーポリシーを制定し、個人情報の適正な取り
組みに努めております。
大阪中河内農業協同組合プライバシーポリシー
大阪中河内農業協同組合(以下「当組合」といいます。
)はお客様の個人情報を正しく取扱うことが当組
合の事業活動の基本であり社会的責務であることを認識し、以下の方針を遵守することを誓約します。
1.当組合は、個人情報を適正な手段で取得するとともに、お客様からお預かりした個人情報を、法令によ
り例外として扱われる場合を除き、その利用目的の範囲内でのみ取扱います。
2.当組合は、お客様からお預かりした個人情報を、法令により例外として扱われる場合を除き、あらかじ
めご本人の同意を得ることなく第三者に提供しません。
3.当組合は、お客様からお預かりした個人情報の流出や盗難及び紛失などを防止します。
4.当組合は、保有個人データにつき、法令に基づきご本人からの開示、訂正等に応じます。
5.当組合は、取扱う個人情報について、適正な内部監査を実施するなどして、本保護方針の継続的な改善
に努めます。
6.当組合は、個人情報保護に係る方針、規程等を全役職員に周知徹底します。
- 14 -
◆◆金融円滑化への取り組み
当 JA では、農業および地域金融における円滑な資金供給を最も重要な社会的役割の一つと位置づけ、その
実現に向けて取り組んでおります。
今般、下記のとおり金融円滑化にかかる取り組みの基本的方針を制定し、取り組み体制を強化いたしました。
金融円滑化にかかる
金融円滑化にかかる基本的方針
にかかる基本的方針
平成 22 年 1 月 28 日制定
大阪中河内農業協同組合(以下,
「当組合」といいます。
)は、農業者の協同組織金融機関として、
「健全な
事業を営む農業者をはじめとする地域のお客さまに対して必要な資金を円滑に供給していくこと」を「当組合
の最も重要な役割のひとつ」として位置付け、当組合の担う公共性と社会的責任を強く認識し、その適切な業
務の遂行に向け、以下の方針を定め、取り組んでまいります。
1 当組合は、お客さまからの新規融資や貸付条件の変更等の申込みがあった場合には、お客さまの特性およ
び事業の状況を勘案しつつ、できる限り、柔軟に対応するよう努めます。
2 当組合は、事業を営むお客さまからの経営相談に積極的かつきめ細かく取り組み、お客さまの経営改善に
向けた取り組みをご支援できるよう努めてまいります。
また、役職員に対する研修等により、上記取り組みの対応能力の向上に努めてまいります。
3 当組合は、お客さまから新規融資や貸付条件の変更等の相談・申込みがあった場合には、お客さまの経験
等に応じて、説明および情報提供を適切かつ十分に行うように努めてまいります。
また、お断りさせていただく場合には、その理由を可能な限り具体的かつ丁寧に説明するよう努めます。
4 当組合は、お客さまからの、新規融資や貸付条件の変更等の相談・申込みに対する問い合わせ、相談、要
望及び苦情については、公正・迅速・誠実に対応し、お客さまの理解と信頼が得られるよう努めてまいりま
す。
5 中小企業者等金融円滑化法への対応
(1)農業事業者、中小事業者および住宅ローンご利用のお客さまからの新規融資や貸付条件の変更等の申込
みがあった場合には、お客さまの特性および事業の状況を勘案しつつ、できる限り、柔軟に対応するよう
努めてまいります。
(2)当組合は、その際、他の金融機関や日本政策金融公庫、住宅金融支援機構、農業信用基金協会等との緊
密な連携を図るよう努めてまいります。
また、これらの関係機関等から照会を受けた場合は、守秘義務に留意しつつ、お客様の同意を前提に情
報交換しつつ連携に努めます。
6 当組合は、お客さまからの上述のような申込みに対し、円滑に措置をとることが出来るよう、必要な体制
を整備いたしております。
具体的には、
(1)組合長以下、関係役員部長を構成員とする「コンプライアンス委員会」にて、金融円滑化にかかる対応
を一元的に管理し、組織横断的に協議します。
(2)信用事業担当理事を「金融円滑化管理責任者」として、当組合全体における金融円滑化の方針や施策の
徹底に努めます。
(3)各支店に「金融円滑化管理担当者」を設置し、各支店における金融円滑化の方針や施策の徹底に努めま
す。
7 当組合は、本方針に基づく金融円滑化管理態勢について、その適切性および有効性を定期的に検証し、必
要に応じて見直しを行います。
- 15 -
◆◆金融ADR制度への対応
①苦情処理措置の内容
当JAでは、苦情処理措置として、業務運営体制・内部規則等を整備のうえ、その内容をホーム
ページ・チラシ等で公表するとともに、JAバンク相談所やJA共済連とも連携し、迅速かつ適切
な対応に努め、苦情等の解決を図ります。
相談・苦情等は各支店または下記へお申し出下さい。
・信用事業
本店 事業管理部 事務管理課 (072-924-6633)
・共済事業
本店 事業管理部 共済課
(072-924-6628)
受付時間:午前9時~午後 5 時(土日・祝祭日および 12 月 31 日~1 月 3 日を除きます)
②紛争解決措置の内容
お客様は、
「紛争解決の申し立て」において、信用事業、共済事業それぞれに、下記の外部機関を
ご利用いただくことができます。
・信用事業
東京弁護士会紛争解決センター(03-3581-0031)
第一東京弁護士会仲裁センター(03-3595-8588)
第二東京弁護士会仲裁センター(03-3581-2249)
仙台弁護士会紛争解決支援センター
山形県弁護士会示談あっせんセンター
埼玉弁護士会示談あっせん・仲裁センター
横浜弁護士会紛争解決センター(045-211-7716)
山梨県弁護士会民事紛争処理センター(055-235-7202)
新潟県弁護士会示談あっせんセンター(025-222-3765、025-224-2082)
富山県弁護士会紛争解決センター
静岡県弁護士会あっせん・仲裁センター
愛知県弁護士会紛争解決センター(052-203-1777)
京都弁護士会紛争解決センター(075-231-2378)
公益社団法人総合紛争解決センター(大阪府)
兵庫県弁護士会紛争解決センター(078-341-8227)
岡山弁護士会岡山仲裁センター
広島弁護士会仲裁センター(082-225-1600)
愛媛弁護士会紛争解決センター(089-941-6279)
福岡県弁護士会紛争解決センター(天神弁護士センター:092-741-3208、北九州法律相談セン
ター:093-561-0360、久留米法律相談センター:0942-30-0144)
鹿児島県弁護士会紛争解決センター
下線の弁護士会仲裁センターについては、直接紛争解決をお申し立ていただくことが可能です。
下線以外の弁護士仲裁センター等のご利用は、①の窓口または大阪府JAバンク相談所
(06-6204-3669)にお申し出ください。
・共済事業
㈳日本共済協会 共済相談所(03-5368-5757)
㈶自賠責保険・共済紛争処理機構(03-5296-5031)
㈶日弁連交通事故相談センター(03-3581-4724)
㈶交通事故紛争処理センター(03-3346-1756)
- 16 -
主な事業の
事業の内容等
ディスクロ2012
(1)主な事業の内容
◇信用事業
貯金・貸出・為替など、いわゆる銀行業務といわれる業務を行っています。
この信用事業は、JA、府信連、農林中金という三段階の組織が有機的に結びつき、JA系統金融として大
きな力を発揮しています。
○貯金業務
組合員はもちろん地域住民の皆様や事業主の皆様からの貯金をお預かりしています。
当座貯金、普通貯金、貯蓄貯金、総合口座、通知貯金、定期積金、スーパー定期貯金などの各種貯金を目的・
期間・金額にあわせてご利用いただいています。
公共料金、都道府県税、市町村税、各種料金のお支払い、年金のお受取り、給与振込等もご利用いただけま
す。
また、平成 17 年 3 月 1 日より貯金保険制度による「全額保護」をご希望の組合員様のために、決済用貯金
(「普通貯金無利息型(決済用)」及び「総合口座の普通貯金無利息型」)をご用意しています。この決済用貯金
は、平成 17 年 4 月以降「全額保護」となっています。
○貸出業務
農業の振興を図るための農業関連資金はもとより、組合員の皆さまの生活を豊かにするための生活改善資金
等を融資しています。
また、地域金融機関の役割として、地域住民の皆さまの暮らしに必要な資金や、地方公共団体、農業関連産
業・地元企業等、農業以外の事業へも必要な資金を貸し出し、農業の振興はもとより、地域社会の発展のため
に貢献しています。
○為替業務
全国のJA・信連・農林中金の各店舗をはじめ、全国の銀行や信用金庫などの各店舗と為替網で結び、当J
Aの窓口を通じて全国のどこの金融機関へでも振込・送金や手形・小切手等の取り立てが安全・確実・迅速に
できます。
○投資信託の販売
平成 19 年 1 月より投資信託の取扱いを開始しており、国内外の債券・株式・不動産も含めて、幅広い投
資対象から、お客様のニーズにあう投資信託をご用意しています。
○国債窓口販売
個人向け国債(利付・割引国債)の窓口販売のお取扱いをしています。
○サービス・その他
当JAでは、コンピューター・オンラインシステムを利用して、各種自動受取、各種自動支払や事業主の皆
様のための給与振込サービス、自動集金サービス、口座振替サービスなどをお取り扱いしています。
また、国債の保護預り、貸金庫のご利用、全国のJAでの貯金の出し入れや銀行、信用金庫等でも現金引き
出しの出来るキャッシュサービスなど、いろいろなサービスに努めています。
- 17 -
◇共済事業
JA共済は、JAが行う地域密着型の総合事業の一環として、組合員・利用者の皆さまの生命・傷害・家屋・
財産を相互扶助によりトータルに保障しています。事業実施当初から生命保障と損害保障の両方を実施してお
り、個人の日常生活のうえで必要とされる様々な保障・ニーズにお応えできます。
JA共済では、生命・建物・自動車などの各種共済による生活総合保障を展開しています。
◇経済事業
経済事業は、購買事業・指導事業・販売事業・利用事業・宅地等供給事業の5部門から構成されています。
○購買事業
組合員の営農と生活に必要な物資を安定かつ安価で供給出来るよう努めています。
○指導事業
組合員の営農指導と、各協力組織の育成指導などに努めています。
○販売事業
地区内で生産された米の適正集荷に努めています。
○利用事業
農作業の受託により農地の維持管理に努めています。
○宅地等供給事業
組合員の土地有効利用を考え集合戸建住宅等の資産管理と保全に努めています。
(2)系統セーフティネット
当JAの貯金は、JAバンク独自の制度である「破綻未然防止システム」と公的制度である「貯金保険制度(農
水産業協同組合貯金保険制度)」との 2 重のセーフティネットで守られています。
◇「JAバンクシステム」の仕組み
JAバンクは、全国のJA・信連・農林中央金庫(JAバンク会員)で構成するグループの名称です。組合員・
利用者の皆さまに、便利で安心な金融機関としてご利用いただけるよう、JAバンク会員の総力を結集し、実
質的にひとつの金融機関として活動する「JAバンクシステム」を運営しています。
「JAバンクシステム」は「破綻未然防止システム」と「一体的事業推進」を 2 つの柱としています。
◇「破綻未然防止システム」の機能
「破綻未然防止システム」は、JAバンク全体としての信頼性を確保するための仕組みです。JAバンク法(農
林中央金庫及び特定農業協同組合等による信用事業の再編及び強化に関する法律)に基づき、「JAバンク基本
方針」を定め、JAの経営上の問題点の早期発見・早期改善のため、国の基準よりもさらに厳しいJAバンク
独自の自主ルール基準(達成すべき自己資本比率の水準、体制整備など)を設定しています。
また、JAバンク全体で個々のJAの経営状況をチェックすることにより適切な経営改善指導を行います。
◇「一体的な事業推進」の実施
良質で高度な金融サービスを提供するため、JAバンクとして商品開発力・提案力の強化、共同運営システ
ムの利用、全国統一のJAバンクブランドの確立等の一体的な事業推進の取り組みをしています。
◇貯金保険制度
貯金保険制度とは、農水産業協同組合が貯金などの払い戻しができなくなった場合などに、貯金者を保護
し、また資金決済の確保を図ることによって、信用秩序の維持に資することを目的とする制度で、銀行、信金、
信組、労金などが加入する「預金保険制度」と同様な制度です。
- 18 -
主な貯金商品
種類
特徴
預入期間
預入金額
設定なし
1円以上
7日間以上
5万円以上
商取引に安全な小切手・手形で決済す
るための貯金
「無利息、要求払い、決済サービスの
提供」という 3 要件を満たす貯金で、
決済用貯金
例えば当座貯金や無利息の普通貯金
が該当します
当 座 貯 金
普 通 貯 金 入出金の自由な一般的な貯金
普通貯金に定期貯金をセットでき、1
冊で受取る、貯める、支払う、借りる
ことができる便利な貯金
総合口座貯金
定期積金も担保とすることができる
(当組合で既に総合口座を開設済の場
合、新規での開設不可)
納税準備貯金 納税用の資金を着実に蓄える貯金
貯 蓄 貯 金
日々の残高に合わせ7段階の残高階
層別金利により、適用された貯金
通 知 貯 金
まとまった資金を短期間(7日間以
上)預入れする貯金
(契約期間)
積立期間、積立金額を設定し、毎月積
定型方式:6 ヶ月~
み立て計画的に資金が貯まる貯蓄
定 期 積 金
5 年(6 ヶ月きざみ)
個人については、総合口座の担保に組
期日指定方式:6 ヶ月
入れできる
超 5 年未満
なごみ定期積 年金受給月にあわせて(2 ヶ月毎)無
金
理なく積み立てができる貯蓄
そなえ得定期
積金
スーパー定期
貯金
大口定期貯金
期日指定定期
貯金
変動金利定期
貯金
(契約期間)
1.2.3.4.5 年
千円以上
千円以上
但し、掛金は1回
あたりの年金受給
額を上限とします
公的年金の受給予約者向けの定期積
金
(契約期間)
千円以上
1.2.3.4.5 年
(単利型)3.4.5.7.10 年
まとまった資金を大きく運用でき、単
期日指定方式は
利型と複利型が設定できる貯金(複利
1円以上
3 年超 10 年未満
1,000 万円未満
型は個人に限る、1 ヶ月据置後一部支
(複利型)1.2.3.6 ヶ月、
払が可能)
1.2.3.4.5.7.10 年
1,000 万円以上の大きな資金の貯金
1 ヶ月以上
個人の自動継続扱いは総合口座の担
1,000 万円以上
10 年以内
保に組入れできる
預入れ 1 年後に満期日を指定できる
1 年据置、
1円以上
貯金
最長 3 年
300 万円未満
※満期約定は 1 ヶ月前に通知が必要
6 ヶ月毎に金利の見直しがされる貯
金
1.2.3 年
1円以上
自動継続扱いは総合口座の担保に組
入れできる
シルバー定期
公的年金の受給者向けの定期貯金
貯金
- 19 -
1年
(元金継続型)
1円以上
300 万円以内
種類
特徴
プレ年金世代
公的年金の受給予定者向けの定期貯
応援定期貯金
金
(きらめき)
アクティブ
50
一般財形貯金
退職金用の特別定期貯金
預入期間
預入金額
1.2.3年
(元金継続型・
総合口座のみ)
1万円以上
300万円以内
1年
(非自動継続)
500 万円以上
(但し、預入れは
退職金に限る)
3 年以上
(積立期間)
千円以上
6 ヶ月以上
5年以内
1円以上
1,000 万円未満
勤労者向けの、目的自由に積立方式の
貯金
据置期間(6 ヶ月)経過後は、いつで
据置定期貯金 も全額解約又は一部支払いができる
貯金
主な融資商品
種類
資金使途
資産づくりのため、貸倉庫・貸マンショ
ンなどの建築資金の融資
資産づくりのため、貸マンションなどの
賃 貸 住 宅 資 金
建築資金の融資(協会保証)
住宅(中古住宅を含む)
・宅地の購入資
住 宅 ロ ー ン 金の融資、住宅の新築資金の融資、借換
資金の融資
賃 貸 事 業 資 金
融資期間
融資金額
30 年以内
組合の定める
限度額以内
35 年以内
6 億円以内
3年以上
35 年以内
5,000 万円以内
リフォームローン
Ⅰ型
1年以上
15 年以内
(基金協会保証付 JA
住宅ローン利用者およ
び住宅取得にかかる借
入のない方対象商品)
500 万円以内
(一定の要件を満たす
時 1,000 万円以内)
ご自宅の増改築、補修または、システム
キッチン、トイレ等の住宅関連設備の資
リフォームローン
金の融資
Ⅱ型
(基金協会保証付 JA
住宅ローン以外の住宅
ローン(他行住宅ローン
含)利用者対象商品)
1年以上
10 年 6 ヶ月以内
カ ー ド ロ ー ン
2 年毎に契約更新
1 年毎に契約更新
6ヶ月以上
5 年以内
50 万円以内
300 万円以内
(JA 住宅ローン利用
者7年以内)
300 万円以内
ワイドカードローン
フ リ ー ロ ー ン
購 買 ロ ー ン
お買物、レジャー、ブライダル、教育資
金等様々な使いみちへの融資
JAから購入される購買品の購入資金の融
資
教 育 ロ ー ン 入学金、授業料、下宿代等の資金の融資
お車のご購入・点検・修理・車検・保険
マイカーローン
掛金などの融資
- 20 -
500 万円以内
6ヶ月以上
5 年以内
6 ヶ月以上 13 年 6 ヶ月以
内でかつ在学期間+
7 年 6 ヶ月以内
(JA 住宅ローン利用者の
場合 6 ヶ月以上 15 年以内
でかつ在学期間+9 年以内)
6ヶ月以上
7 年以内
(JA 住宅ローン利用
者 10 年以内)
500 万円以内
500 万円以内
種類
資金使途
融資期間
融資金額
営 農 ロ ー ン
農業経営資金、並びに営農に必要な一切
の資金の融資
1 年毎に契約更
新
300 万円以内
※リフォームローン以外の小口ローンにおける「JA 住宅ローン利用者」には、基金協会保証付、KHL 保証付および全国保証
株式会社保証付の、すべての JA 住宅ローン利用者が含まれます。
主な投資信託
商品名
特色
世界の財産3分法ファンド
主として国内外の不動産、債券および株式を投資対象とし、原則として
それぞれ純資産総額の 6 分の 1 を基本に国際分散投資を行い、安定した
収益の確保と中長期的な信託財産の成長を目指し、原則として毎月安定
した分配を目指します。
DIAM高格付インカムオ
ープン
為替ヘッジを行わずに実質的に高格付資源国(カナダ・オーストラリア・
ニュージーランド・ノルウェー)の公社債を主要投資対象とし、安定し
た収益の確保と信託財産の中長期的な成長を目指し、原則として、毎月
収益分配方針に基づく分配を目指します。
JA海外債券ファンド(隔
月分配型)
為替ヘッジを行わずに日本を除く世界各国の債券に投資し、海外債券の
代表的な運用指標(ベンチマーク)であるシティグループ世界国債指数
(除く日本)を中長期的に上回る収益獲得を目指し、原則として、奇数
月(年6回)に、安定的な分配を目指します。海外債券の運用は米ウェ
リントン社に委託します。
農中日経225オープン
日本国内の株式を主要投資対象とし、日経平均株価(日経 225)に連動
した収益獲得を目指します。
主な国債窓販商品
種類
特徴
期間
取扱単位
2.5.10
年
5 万円
10 年
1 万円
個人に限定で、利率は 6 ヶ月毎の変動制です。
(実勢金利に
応じて変動します。)
10 年
1 万円
個人に限定で、利率は 5 年の固定です。購入単位が 1 万円
からできますのでご購入が手軽にできます。
5年
1 万円
半年利払いの固定金利型で、発行は毎月。個人向け国債より
新 窓 販 国 債 も短期間で運用したい方や、毎月定期的に購入したい方のニ
ーズにもお応えできます。
個人向け復興 個人に限定で、利率は当初 3 年間固定金利で 4 年目以降は
応援国債
6 ヶ月毎の変動制です。(実勢金利に応じて変動します。
)
変動 10 年
また、3 年後の保有残高に応じて記念貨幣が贈呈されます。
個人向け
(復興)国債
変動 10 年
個人向け
(復興)国債
固 定 5 年
- 21 -
主な共済商品
<長期共済>
種類
主な内容
終身共済
・責任世代の万一に頼れる保障。
・一時金だけではなくご家族の生活資金としての年金をお受取り
になれる「愛のかたち」
(生活保障特約)をご用意しています。
また重度障害や介護に備えた特約も充実しています。
養老生命共済
・ 各種の資金づくりと万一の保障。
・ 定期的にまとまった資金を受け取れる中途給付付プランも用
意しています。
一時払生存型養老生命共済
(たくわエール)
・安心、手軽に資金づくりと万一の備えに介護の安心をプラス。
こども共済
(にじ・えがお・すてっぷ)
・お子さまの教育・結婚資金の蓄えに。
建物更生共済
(むてき)
・火災はもちろん、台風や地震などの自然災害に対応し、幅広い
保障でマイホームをしっかり守ります。
予定利率変動型年金共済
(ライフロード)
・老後に備えて増える楽しみ。
医療共済
・ 日帰り入院から一生涯の入院を保障します。
・ 先進医療の技術料を保障し、最新の治療を安心して受けられ
ます。(先進医療保障ありを選択した場合)
引受緩和型
定期医療共済
(がんばるけあスマイル)
・ 病気をした方、治療中の方、持病のある方にも。
・ 50才から加入できる安心の医療保障
・ 日帰り入院から保障
・ うれしい健康祝金付
がん共済
・あらゆるがんや脳腫瘍に対し一生涯保障します。
<短期共済>
種類
主な内容
自動車共済
・独自の割引制度や確かな保障、充実したサービスで「安さと安
心」を実現しています。
自賠責共済(強制加入)
・自動車事故に備えて。
火災共済
・建物の火災等に備えて。
傷害共済
・事故による万一に備えて。
・入院や通院から万一の時まで月々わずかな掛金で幅広く保障。
共済期間は 1 年ですが、自動更新されます。掛金口座振替で
更に便利です。
定期生命共済
賠償責任共済
・賠償事故に備えて。
- 22 -
手数料一覧(消費税込み)
(平成24年7月1日現在)
◇振込手数料
3万円未満
1件につき
105円
内容
窓口利用(電信扱)
当組合本支店あて
ATM利用
系統金融機関あて
他金融機関あて
3万円以上
1件につき
210円
無料
105円
インターネットバンキング
105円
210円
窓口利用(電信扱)
210円
420円
ATM利用
105円
315円
インターネットバンキング
105円
210円
窓口利用(電信扱・文書扱)
525円
735円
ATM利用
420円
630円
インターネットバンキング
210円
420円
◇送金手数料
当組合本支店・系統金融機関あて
(1件につき)420円
他金融機関あて
(1件につき)630円
◇代金取立手数料
至急扱い
普通扱い(大阪交換所扱い取立手形類の期日までの預り
を含む)
集中取立手形
(1通につき)840円
(1通につき)630円
(1通につき)105円
◇出代手数料
特別出代
(1通につき)840円
二日出代
(1通につき)945円(一部地域は840円)
不渡手形返却料・組戻料
(1通につき)1,050円
◇その他の為替手数料
送金・振込の組戻料
(1件につき)630円
不渡手形返却料(出代を除く)
(1通につき)630円
取立手形組戻料(出代を除く)
(1通につき)630円
取立手形店頭呈示料
(1通につき)630円
※ただし、630円を超える取立経費を要する場合は、その実費を申し受けます。
◇円貨両替手数料
100枚まで
101枚~500枚
501枚~1000枚
1001枚以上
無料
210円
420円
525円
※「ご希望金種の受取枚数」と「ご持参現金の合計枚数」のいずれか多い枚数を基準とさせていただきます。
◇各種用紙発行・再発行・証明書手数料
項目
手数料
630円
小切手帳(署名鑑印刷あり)
貯
金
通
帳
1冊
貯
金
証
書
1通
525円
I
C
※
1枚
1,050円
一体型IC※
1枚
630円
630円
利 息 支 払 証 明 書
1通
3,150円
署名鑑新規登録手数料
5,250円
署
3,150円
1冊
735円
約束手形帳(署名鑑印刷なし) 1冊
630円
約束手形帳(署名鑑印刷あり) 1冊
735円
マ ル 専 手 形 1 枚
1枚
マル専手形口座開設
1口座
自
1枚
己
宛
小
切
手
取引履歴発行手数料
1顧客
手数料
キャッシ
ュカード
1冊
再発行
小切手帳(署名鑑印刷なし)
項目
630円
1,050円
名
鑑
変
更
料
個人情報開示手数料
残
高
証
明
書 1通
210円
※再発行の事由により減免措置があります。
- 23 -
1件
525円
210円
1,050円
◇融資関係手数料
業
務
貸付金の種類
取扱科目等
手形貸付
貯金担保
1件毎
手数料
備
定積担保も含みます
1,050円
書換継続実行も対象です
証書貸付
1件毎
1,050円
有価証券担保
手形・証書貸付
1件毎
10,500円
手形貸付
証書貸付
1,050円
1件毎
5,250円
営農ローン
当座貸越
1件毎
1,050円
カードローン
当座貸越
1件毎
2,100円
クローバローン
証書貸付
1件毎
2,100円
リフォームローン
証書貸付
1件毎
10,500円
住宅ローン
証書貸付
1件毎
22,050円
手形・証書貸付
1件毎
1,050円
公共団体等に対する貸出
条件変更
協会保証貸付
貸出条件変更時の手数料
一般貸付
一部繰上償還
全額繰上償還
残高 1,000 万円
未満
残高 1,000 万円
以上
発生都度
10,500円
発生都度
21,000円
26,250円
発生都度
52,500円
条件変更
発生都度
10,500円
一部繰上償還
発生都度
21,000円
全額繰上償還
フリーローン
残高 500 万円
未満
残高 500 万円
以上
一部・全額繰上
償還
考
1,050円
共済証書担保
不動産担保
協会保証貸付
貸出実行時の手数料
一般貸付
証書貸付
徴収単位
26,250円
発生都度
書換継続実行も対象です
書換継続実行も対象です
改善提案稟議等による契
約更改も対象です
リリーフローン、ワイド
カードローンも同じです
マイカー、購買、教育ロ
ーンも同じです
(根)抵当権設定手数料
を含む
期限延期、償還賦金、登
記等の変更手続きの場合
経営刷新、賃貸事業、賃
貸住宅、住宅、事業等の
各資金にかかる繰上返済
の場合
期限延期、償還賦金、登
記等の変更及び金利選択
型式の変更の場合
住宅ローン(リフォーム
ローンを含みます)
52,500円
発生都度
2,100円
その他
(根)抵当権等設定
1件毎
21,000円
残高証明発行
1通毎
210円
ローンカード再発行
1枚宛
525円
マイカー、購買、教育ロ
ーンも同じです
変更登記を除きます
【備考】
・ 一部繰上償還と償還賦金変更等のように複数の手数料が発生する場合は高いほう1種類の手数料とします。
・ 繰上償還・条件変更等は債務者からの申し入れによる場合に手数料を徴求します。
◇その他の手数料
国債窓販
保護預り手数料
無料
年間手数料
純金積立
840円
購入委託手数料(購入金額 1,000 円につき)
金地金送料
手動式
貸金庫使用料
全自動式
夜間金庫使用料
25円
1件
2,100円
1契約月額(金庫小)
525円
1契約月額(金庫大)
1,050円
1契約月額(金庫小)
1,575円
1契約月額(金庫大)
3,150円
1契約月額
2,100円
- 24 -
◇CD・ATM 利用手数料
種類
府内 JA 取引
支払
入金
全国 JA 取引
支払
入金
曜日
時間帯
手数料
平日
8:00~21:00
無料
土・日・祝日
9:00~19:00
無料
平日
8:00~21:00
無料
土・日・祝日
9:00~17:00
無料
8:00~8:45
105円
8:45~18:00
無料
18:00~21:00
105円
9:00~14:00
無料
14:00~17:00
105円
9:00~17:00
105円
8:00~8:45
105円
8:45~18:00
無料
18:00~21:00
105円
9:00~14:00
無料
14:00~17:00
105円
9:00~17:00
105円
8:00~8:45
105円
8:45~18:00
無料
18:00~21:00
105円
9:00~14:00
105円
14:00~17:00
105円
9:00~17:00
105円
8:00~8:45
210円
8:45~18:00
105円
18:00~21:00
210円
9:00~14:00
105円
14:00~17:00
210円
9:00~17:00
210円
8:00~18:00
無料
18:00~21:00
105円
9:00~14:00
無料
14:00~17:00
105円
日・祝日
9:00~17:00
105円
平日
8:00~21:00
無料
土曜日
9:00~17:00
無料
日・祝日
9:00~17:00
無料
平日
支払
ゆうちょ銀行(提携)
入金 ※
土曜日
日・祝日
平日
支払
セブン銀行(提携)
入金 ※
土曜日
日・祝日
平日
三菱東京UFJ銀行
(提携)
支払
土曜日
日・祝日
平日
その他金融機関
(MICS提携)
支払
土曜日
日・祝日
平日
JA カード
自動キャッシング
JFマリンバンク
支払
支払
土曜日
※1.上記は JA のキャッシュカード保有者が、各金融機関の CD・ATM を利用する場合の手数料で、他金融機関
のキャッシュカード保有者が JA の ATM を利用する場合の手数料は、カード発行金融機関により異なりま
す。
2.郵貯・セブン銀行とのATM入金提携は、JA のキャッシュカード保有者が郵貯・セブン銀行の ATM を利用
する場合の片側提携。
- 25 -
経営資料
Ⅰ.決算の状況
ディスクロ201
ディスクロ2012
2012
1.貸借対照表
(単位:千円)
科目
1.信用事業資産
(1)現
金
(2)預
金
系 統 預 金
系 統 外 預金
(3)買入金銭債権
(4)有 価 証 券
国
債
地
方
債
政府保証債
金
融
債
社
債
(5)貸
出
金
(6)その他の信用事業資産
未 収 収 益
その他の資産
(7)貸 倒 引 当 金
資産
平成 22 年度
548,363,780
2,264,516
396,498,915
393,178,535
3,320,380
86,000
21,210,249
7,932,667
9,042,308
1,991,512
2,038,197
205,564
127,718,008
2,744,553
2,673,426
71,126
▲2,158,462
平成 23 年度
559,921,328
2,227,216
399,884,685
397,875,335
2,009,350
78,000
21,958,244
7,966,677
9,752,683
1,998,962
2,035,807
204,114
134,707,254
2,889,088
2,745,880
143,207
▲1,823,161
2.共済事業資産
(1)共 済 貸 付 金
(2)共済未収利息
(3)その他の共済事業資産
(4)貸 倒 引 当 金
49,955
48,625
717
801
▲188
73,607
58,240
837
14,716
▲187
3.経済事業資産
(1)経済事業未収金
(2)棚 卸 資 産
購
買
品
販
売
品
その他の棚卸資産
(3)その他の経済事業資産
(4)貸 倒 引 当 金
4.雑
資
産
(1)雑
資
産
(2)貸 倒 引 当 金
5.固 定 資 産
(1)有形固定資産
建
物
機 械 装 置
土
地
リ ー ス 資産
建 設 仮 勘定
その他の有形固定資産
減価償却累計額
(2)無形固定資産
その他の無形固定資産
101,850
29,609
71,806
69,507
225
2,073
548
▲114
296,561
298,915
▲2,354
9,591,289
9,581,100
4,925,643
86,563
7,764,451
500
41,920
1,137,085
▲4,375,064
10,189
10,189
131,406
49,867
81,167
68,702
10,281
2,183
548
▲178
281,425
283,428
▲2,002
9,334,798
9,324,763
5,007,019
110,151
7,589,403
500
11,340
1,164,240
▲4,557,891
10,034
10,034
6.外 部 出 資
(1)外 部 出 資
系 統 出 資
系 統 外 出資
7.繰延税金資産
資 産 合 計
13,001,564
13,001,564
12,398,237
603,326
633,376
572,038,377
16,257,728
16,257,728
15,653,402
604,326
571,038
586,571,333
負債および純資産
科目
平成 22 年度
1.信用事業負債
543,463,218
(1)貯
金
538,874,256
(2)借
入
金
3,346,160
(3)その他の信用事業負債
1,239,382
未 払 費 用
749,060
その他の負債
490,321
(4)睡眠貯金払戻引当金
3,418
2.共済事業負債
1,365,690
(1)共 済 借 入 金
48,625
(2)共 済 資 金
706,130
(3)共済未払利息
718
(4)未経過共済付加収入
593,304
(5)共済未払費用
15,612
(6)その他の共済事業負債
1,300
3.経済事業負債
46,971
(1)経済事業未払金
46,971
平成 23 年度
556,609,415
551,617,399
2,982,643
2,006,445
791,965
1,214,480
2,926
1,831,744
57,925
1,171,309
838
572,467
27,589
1,613
52,360
52,360
4.雑 負 債
(1)未払法人税等
(2)資産除去債務
(3)その他の雑負債
983,447
248,824
158,654
575,968
1,089,488
286,045
175,253
628,189
5.諸 引 当 金
(1)賞 与 引 当 金
(2)退職給付引当金
(3)役員退任慰労引当金
(4)環 境 対 策 引 当 金
6.再評価に係る繰延税金負債
負 債 合 計
1.組 合 員 資 本
(1)出
資
金
(2)資 本 準 備 金
(3)利 益 剰 余 金
利益準備金
その他利益剰余金
信用事業基盤強化積立金
信用事業機械化整備積立金
施設整備積立金
合併 10 周年記念積立金
営農事業積立金
特別積立金
当期未処分剰余金
(うち当期剰余金)
(4)処分未済持分
2.評価・換算差額等
(1)その他有価証券評価差額金
(2)土地再評価差額金
純 資 産 合 計
2,008,478
291,229
1,653,391
18,110
45,746
1,438,167
549,305,973
19,481,877
3,627,603
49,606
15,854,434
3,714,481
12,139,952
3,500,000
500,000
300,000
100,000
100,000
5,628,631
2,011,321
(1,088,565)
▲49,767
3,250,526
135,746
3,114,779
22,732,403
1,967,404
287,714
1,628,512
25,996
25,180
1,242,413
562,792,826
20,417,974
3,783,561
49,606
16,618,779
3,944,481
12,674,297
4,000,000
500,000
500,000
39,593
100,000
5,628,631
1,906,073
(797,531)
▲33,973
3,360,531
157,720
3,202,811
23,778,506
負債及び純資産合計
572,038,377
586,571,333
- 26 -
2.損益計算書
科
目
1 . 事 業 総 利 益
(1)信 用 事 業 収 益
資 金 運 用 収 益
(う ち 預 金 利 息 )
(うち有価証券利息)
(う ち 貸 出 金 利 息 )
(うちその他受入利息)
役務取引等収益
その他事業直接収益
その他経常収益
(2)信 用 事 業 費 用
資 金 調 達 費 用
(う ち 貯 金 利 息 )
(うち給付補填備金繰入)
(う ち 借 入 金 利 息 )
(う ち そ の 他 支 払 利 息 )
役務取引等費用
その他事業直接費用
その他経常費用
(う ち 貸 出 金 償 却 )
(う ち 睡 眠 貯 金 払 戻 引 当 金 繰 入 額 )
信 用 事 業 総 利 益
(3)共 済 事 業 収 益
共 済 付 加 収 入
共済貸付金利息
そ の 他 の 収 益
(4)共 済 事 業 費 用
共済借入金利息
共 済 推 進 費
そ の 他 の 費 用
(うち貸倒引当金繰入額)
共 済 事 業 総 利 益
(5)購 買 事 業 収 益
購 買 品 供 給 高
修理サービス料
そ の 他 の 収 益
(6)購 買 事 業 費 用
購買品供給原価
購 買 品 供 給 費
そ の 他 の 費 用
(うち貸倒引当金繰入額)
購 買 事 業 総 利 益
(7)販 売 事 業 収 益
販 売 品 販 売 高
販 売 手 数 料
そ の 他 の 収 益
(8)販 売 事 業 費 用
販売品販売原価
そ の 他 の 費 用
販 売 事 業 総 利 益
(9)利 用 事 業 収 益
農 作 業 受 託 料
そ の 他 の 収 益
(10)利 用 事 業 費 用
農 作 業 受 託 費
そ の 他 の 費 用
利 用 事 業 総 利 益
(単位:千円)
平成 22 年度
5,867,134
6,213,284
5,800,856
(2,762,135)
(297,978)
(2,426,393)
(314,349)
121,049
235,884
55,493
1,813,584
1,467,587
(1,393,216)
(34,143)
(32,941)
(7,285)
21,991
-
324,005
(-)
(1,488)
4,399,700
1,449,190
1,407,317
1,683
40,189
39,599
1,415
27,906
10,277
(67)
1,409,591
607,219
605,426
0
1,792
548,826
543,633
1,269
3,924
(74)
58,393
43,258
29,193
13,318
747
24,151
21,488
2,663
19,107
17,333
-
-
6,712
-
-
10,621
平成 23 年度
5,660,359
5,775,376
5,515,219
(2,545,124)
(287,939)
(2,361,149)
(321,006)
126,833
41,226
92,095
1,633,866
1,270,279
(1,194,837)
(33,584)
(29,197)
(12,659)
23,292
1,312
338,982
(21,617)
(806)
4,141,509
1,502,608
1,449,476
1,561
51,570
41,545
1,565
30,238
9,741
(-)
1,461,063
550,959
548,973
4
1,982
495,774
492,501
974
2,298
(63)
55,184
47,663
30,745
16,086
831
25,300
21,923
3,376
22,363
17,920
15,851
2,068
4,300
3,775
525
13,619
科
目
平成 22 年度
14,911
(11)宅地等供給事業収益
宅地等供給手数料
-
そ の 他 の 収 益
-
(12)宅地等供給事業費用
91
宅地等供給事業総利益
14,820
(13)指 導 事 業 収 入
25,378
指 導 補 助 金
-
実
費
収
入
-
そ の 他 の 収 入
-
(14)指 導 事 業 支 出
70,476
営 農 改 善 費
-
生 活 改 善 費
-
教 育 情 報 費
-
指 導 事 業 収 支 差 額
▲45,098
2.事 業 管 理 費
4,469,890
(1)人
件
費
3,276,622
(2)業
務
費
549,233
(3)諸 税 負 担 金
153,338
(4)施
設
費
480,224
(5)そ の 他 事 業 管 理 費
10,472
事
業
利
益 1,397,243
3.事 業 外 収 益
239,959
(1)受 取 雑 利 息
2,738
(2)受 取 出 資 配 当 金
184,861
(3)賃
貸
料
11,351
(4)貸 倒 引 当 金 戻 入 益
-
(5)償 却 債 権 取 立 益
-
(6)雑
収
入
41,008
4.事 業 外 費 用
11,760
(1)支 払 雑 利 息
1,965
(2)寄
付
金
1,000
(3)減 価 償 却 費
1,102
(4)租 税 公 課 (遊 休 等 )
-
(5)雑
損
失
7,692
経
常
利
益 1,625,443
5.特
別
利
益
86,811
(1)固 定 資 産 処 分 益
-
(2)一 般 補 助 金
2,720
(3)貸 倒 引 当 金 戻 入 益
72,469
(4)償 却 債 権 取 立 益
3,798
(5)そ の 他 の 特 別 利 益
7,822
6.特
別
損
失
306,083
(1)固 定 資 産 処 分 損
104,647
(2)固 定 資 産 圧 縮 損
2,370
(3)減
損
損
失
60,947
(4)資産除去債務に関する会計基準導入に係る影響額
81,340
(5)そ の 他 の 特 別 損 失
56,778
税 引 前 当 期 利 益 1,406,171
法人税、住民税及び事業税
285,796
法人税等調整額
31,808
法 人 税 等 合 計
317,605
当
期
剰
余
金 1,088,565
前 期 繰 越 剰 余 金
881,028
当 期 首 繰 越 剰 余 金
-
土地再評価差額金取崩額
41,726
合併 10 周年記念積立金取崩額
-
当 期 未 処 分 剰 余 金 2,011,321
- 27 -
平成 23 年度
10,988
10,893
95
4
10,984
18,549
6,122
12,387
38
62,914
33,383
10,438
19,093
▲44,365
4,615,863
3,348,599
625,840
171,865
458,454
11,103
1,044,496
380,943
2,226
198,550
7,607
156,350
1,501
14,705
11,270
2,134
2,457
2,286
1,491
2,899
1,414,168
9,500
9,500
-
-
-
-
270,657
16,442
-
248,338
-
5,876
1,153,011
325,591
29,888
355,479
797,531
-
974,345
73,789
60,406
1,906,073
3.キャッシュ・フロー計算書
科目
平成22年度
(単位:千円)
平成23年度
1、事業活動による
事業活動によるキャッシュ
によるキャッシュ・
キャッシュ・フロー
税引前当期利益
科目
棚卸資産の純増減
平成23年度
5,139
▲ 9,361
▲ 18,734
5,388
▲ 274
-
1,406,171
1,153,011
219,788
192,579
その他の経済事業資産の純増減
60,947
248,300
(その他
その他の資産及び
資産及び負債の
負債の純増減)
純増減)
2,487
2,503
その他の資産の純増減
11,938
15,479
▲ 468,540
▲ 335,590
その他の負債の純増減
11,049
49,348
睡眠貯金払戻引当金の増加額
445
▲ 491
未払消費税等の純増減
2,405
▲ 3,324
賞与引当金の増加額
994
▲ 3,514
信用事業資金運用による収入
5,837,199
5,468,407
20,857
▲ 24,879
信用事業資金調達による支出
▲ 1,773,330
▲ 1,210,045
4,885
7,886
共済貸付金利息による収入
1,687
1,441
45,746
▲ 13,659
共済借入金利息による支出
▲ 1,420
▲ 1,445
信用資金運用収益
▲ 5,796,430
▲ 5,510,908
81,340
-
信用資金調達費用
1,467,587
1,270,279
▲ 1,231,913
994,068
共済貸付金利息
▲ 1,683
▲ 1,561
雑利息及び出資配当金の受取額
187,660
200,784
共済借入金利息
1,415
1,565
雑利息の支払額
▲ 1,957
▲ 2,103
▲ 187,599
▲ 200,777
▲ 379,411
▲ 288,371
1,965
2,134
事業活動による
事業活動によるキャッシュ
によるキャッシュ・
キャッシュ・フロー
▲ 1,425,621
904,379
有価証券関係損益
▲ 240,311
▲ 44,226
2、投資活動による
投資活動によるキャッシュ
によるキャッシュ・
キャッシュ・フロー
固定資産売却損益
103,777
▲ 9,500
8,000
8,000
固定資産処分損
-
27,707
▲ 5,178,325
▲ 8,608,750
固定資産除去損
766
-
有価証券の売却による収入
8,790,274
7,635,391
▲2,720
-
有価証券の償還による収入
143,404
290,080
2,370
-
補助金の受入による収入
2,720
-
固定資産の取得による支出
▲ 146,862
▲ 226,590
200,128
56,200
▲ 918,198
▲ 3,256,164
減価償却費
減損損失
資産除去債務の増加額
貸倒引当金の増加額
退職給付引当金の増加額
役員退任慰労引当金の増加額
環境対策引当金の増加額
受取雑利息及び受取出資配当金
支払雑利息
一般補助金
固定資産圧縮損
(信用事業活動による
信用事業活動による資産及
による資産及び
資産及び負債の
負債の増減)
増減)
貸出金の純増減
支払手形及び経済事業未払金の純増減
平成22年度
資産除去債務に関する会計基準導入に係る影響額
小計
法人税等の支払額
買入金銭債権の償還による収入
有価証券の取得による支出
3,793,388
▲ 6,989,246
固定資産の売却による収入
預金の純増減
▲ 27,600,000
▲ 6,500,000
外部出資の取得による支出
貯金の純増減
21,853,150
12,743,142
資産除去債務の履行による支出
-
▲ 255
信用事業借入金の純増減
▲ 363,839
▲ 363,517
その他
-
▲ 24,761
その他の信用事業資産の純増減
28,704
▲ 102,159
投資活動による
投資活動によるキャッシ
によるキャッシュ
キャッシュ・フロー
2,901,141
▲ 4,126,850
その他の信用事業負債の純増減
307,883
706,954
3、財務活動による
財務活動によるキャッシュ
によるキャッシュ・
キャッシュ・フロー
-
183,466
(共済事業活動による
共済事業活動による資産及
による資産及び
資産及び負債の
負債の増減)
増減)
出資の増額による収入
共済貸付金の純増減
2,441
▲9,615
出資の払戻しによる支出
▲ 18,651
▲ 27,239
共済借入金の純増減
▲ 141
9,300
持分の取得による支出
▲ 36,534
▲ 28,077
共済資金の純増減
▲ 28,624
465,179
持分の譲渡による収入
26,662
49,767
未経過共済付加収入の純増減
▲ 31,893
▲ 20,836
出資配当金の支払額
▲ 107,864
▲ 106,975
共済未払費用の純増減
1,810
11,976
財務活動による
財務活動によるキャッシュ
によるキャッシュ・
キャッシュ・フロー
▲ 136,387
70,941
その他の共済事業資産の純増減
1,453
▲ 13,914
4.現金及び
現金及び現金同等物に
現金同等物に係る換算差額
-
-
その他の共済事業負債の純増減
▲1,006
313
5.現金及び
現金及び現金同等物の
現金同等物の増加額
1,339,132
▲ 3,151,529
6.現金及び
現金及び現金同等物の
現金同等物の期首残高
5,394,345
6,733,477
7.現金及び
現金及び現金同等物の
現金同等物の期末残高
6,733,477
3,581,947
(経済事業活動による
経済事業活動による資産及
による資産及び
資産及び負債の
負債の増減)
増減)
受取手形及び経済事業未収金の純増減
4,839
▲ 20,257
- 28 -
4.注記表
平成22年度
Ⅰ.重要な会計方針
1.記載金額の端数処理等
貸借対照表及び損益計算書の記載金額は、千円未満を切り捨てて
表示しており、金額千円未満の科目については「0」で表示してい
ます。また、残高が 0 の科目については、表示しておりません。
2.有価証券の評価基準及び評価方法
有価証券の評価は、「金融商品に係る会計基準の設定に関する意
見書」(企業会計審議会平成 11 年 1 月 22 日)に基づき、有価証券
の保有区分ごとに次のとおり行っています。
満期保有目的の債券については、その銘柄の異なるごとに移動平
均法による償却原価法によって評価しています。
その他有価証券で、時価のあるものについてはその銘柄の異なる
ごとに時価により評価し、移動平均法による償却原価法により計算
した帳簿価額との差額を税効果調整後純資産の部「その他有価証券
評価差額金」に計上しています。時価を把握することが極めて困難
と認められるものについては、移動平均法による原価法又は償却原
価法により評価しています。
3.棚卸資産の評価基準及び評価方法は次のとおりです。
・購買品・・・・・・売価還元法に基づく原価法
(貸借対照表価額は収益性の低下に基づく簿価切下げの
方法により算定)
・販売品・・・・・・最終仕入原価法に基づく原価法
(貸借対照表価額は収益性の低下に基づく簿価切下げの
方法により算定)
・その他棚卸資産・・最終仕入原価法に基づく原価法
4.固定資産等の減価償却の方法
(1)有形固定資産(リース資産除く)
建物(建物附属設備を除く)
①平成 10 年 3 月 31 日以前に取得したもの
法人税法に規定する旧定率法
ただし、合併前の旧八尾市農協と旧柏原市農協の固定資産の償却
方法については旧定額法を採用しています。
②平成 10 年 4 月 1 日から平成 19 年 3 月 31 日までに取得し
たもの
法人税法に規定する旧定額法
③平成 19 年 4 月 1 日以降に取得したもの
法人税法に規定する定額法
建物以外
①平成 19 年 3 月 31 日以前に取得したもの
法人税法に規定する旧定率法
ただし、合併前の旧八尾市農協と旧柏原市農協の固定資産の償却
方法については旧定額法を採用しています。
②平成 19 年 4 月 1 日以降に取得したもの
法人税法に規定する定率法
また、主な耐用年数は以下のとおりです。
建物および構築物
7 年~50 年
機械装置および運搬具
4 年~13 年
器具・備品
3 年~20 年
(2)無形固定資産(リース資産除く)
定額法を採用しています。
なお、上記(1)から(2)の 20 万円未満の資産等については、原則
として一時損金経理を行っています。
5.引当金の計上基準
(1)貸倒引当金
貸倒引当金は、あらかじめ定めている資産の自己査定基準及び償
却・引当基準により、次のとおり計上しています。
正常先債権及び要注意先債権(要管理先債権を含む)については、
平成 23年度
Ⅰ.重要な会計方針に係る事項に関する注記
1.有価証券(株式形態の外部出資を含む)の評価基準及び評価方法
(1)満期保有目的の債券:償却原価法(定額法)
(2)その他有価証券
①時価のあるもの:期末日の市場価格等に基づく時価法(評価差
額は全部純資産直入法により処理し、売却原価は移動平均法により
算定)
②時価を把握することが極めて困難と認められるもの:移動平均
法による原価法
2.棚卸資産の評価基準及び評価方法
・購買品・・・・・・売価還元法に基づく原価法
(貸借対照表価額は収益性の低下に基づく簿価切下げの
方法により算定)
・販売品・・・・・・最終仕入原価法に基づく原価法
(貸借対照表価額は収益性の低下に基づく簿価切下げの
方法により算定)
・その他の棚卸資産・・・最終仕入原価法に基づく原価法
(貸借対照表価額は収益性の低下に基づく簿価切下げの
方法により算定)
3.固定資産等の減価償却の方法
(1)有形固定資産(リース資産除く)
建物(建物附属設備を除く)
①平成 10 年 3 月 31 日以前に取得したもの
法人税法に規定する旧定率法
ただし、合併前の旧八尾市農協と旧柏原市農協の固定資産の償却
方法については旧定額法を採用しています。
②平成 10 年 4 月 1 日から平成 19 年 3 月 31 日までに取得し
たもの
法人税法に規定する旧定額法
③平成 19 年 4 月 1 日以降に取得したもの
法人税法に規定する定額法
建物(建物附属設備を除く)以外
①平成 19 年 3 月 31 日以前に取得したもの
法人税法に規定する旧定率法
ただし、合併前の旧八尾市農協と旧柏原市農協の固定資産の償却
方法については旧定額法を採用しています。
②平成 19 年 4 月 1 日以降に取得したもの
法人税法に規定する定率法
また、主な耐用年数は以下のとおりです。
建物および構築物
7 年~50 年
機械装置および車両運搬具
4 年~13 年
工具器具備品
3 年~20 年
(2)無形固定資産(リース資産除く)
定額法を採用しています。
(3)長期前払費用
定額法を採用しています。なお、長期前払費用 314 千円は「雑資
産」に含めています。
なお、耐用年数及び残存価額については、法人税法に規定する方
法と同一の基準によっています。上記(1)から(3)の 20 万円未満の
資産等については、取得時に全額費用処理を行っています。
4.引当金の計上基準
(1)貸倒引当金
貸倒引当金は、あらかじめ定めている資産査定規程、経理規程及
び資産の償却・引当規程により、次のとおり計上しています。
正常先債権及び要注意先債権(要管理先債権を含む)については、
貸倒実績率で算定した金額と税法繰入限度額のいずれか多い金額
を計上しています。なお、この基準に基づき、当期末は租税特別措
置法第 57 条の 10 により算定した金額を計上しています。
- 29 -
平成 22年度
貸倒実績率で算定した金額と税法繰入限度額のいずれか多い金額
を計上しています。なお、この基準に基づき、当期末は租税特別措
置法第 57 条の 10 により算定した金額を計上しています。
また、現在は経営破綻の状況にないが、今後経営破綻に陥る可能
性が大きいと認められる債務者(以下「破綻懸念先」という。)に対す
る債権については、債権額から担保の処分見込額及び保証による回
収可能見込額を控除し、その残額のうち、債務者の支払能力を総合
的に判断し必要と認める金額を計上しています。
破産、特別清算等、法的に経営破綻の事実が発生している債務者
(以下「破綻先」という。)に対する債権、及び法的に経営破綻の事実
が発生していないものの実質的に経営破綻に陥っている債務者(以
下「実質破綻先」という。)に対する債権については、帳簿価額から担
保の処分可能見込額及び保証による回収可能見込額を控除し、その
残額を計上しています。
すべての債権は、資産査定規程に基づき、資産査定部署(総合企
画課)が資産査定を実施し、当該部署から独立した資産監査部署(監
査部)が査定結果を監査しており、その査定結果に基づいて、上記の
引当を行っています。
なお、破綻先及び実質破綻先等に対する担保・保証付債権につい
ては、債権額から債権の評価額及び保証等による回収が可能と認め
られる額を控除した残額を取立不能見込みとして債権額から直接
減額しており、当期償却額は 359,314 千円、累計償却額は
480,229 千円であります。
(2)退職給付引当金
退職給付引当金は、職員の退職給付に備えるため、当期末におけ
る退職給付債務及び年金資産の見込額に基づき、当期に発生してい
ると認められる額を計上しています。数理計算上の差異について
は、各期の発生時における職員の平均残存勤務期間以内の一定の年
数(10 年)による定率法により按分した額を、それぞれ発生の翌期
から費用処理することとしています。
(3)賞与引当金
賞与引当金は、職員への賞与の支払いに備えるため、職員に対す
る支給見込額のうち、当期に帰属する金額を計上しています。
(4)役員退任慰労引当金
役員退任慰労引当金は、役員の退任慰労金の支給に備えて、役員
退任慰労金規程に定めるところによる計算額のうち、当期に帰属す
る金額を計上しています。
(5)睡眠貯金払戻引当金
睡眠貯金払戻引当金は、利益計上した睡眠貯金について貯金者か
らの払戻請求に基づく払戻損失に備えるため、過去の払戻実績に基
づく将来の払戻損失見込額を計上しています。
(6)環境対策引当金
環境対策引当金は環境対策を目的とした支出に備えるため、今後
発生すると見込まれる金額を計上しています。
6.リース取引の処理方法
リース物件の所有権が借主に移転すると認められるもの以外の
ファイナンス・リース取引でリース取引開始日が平成 20 年 3 月
31 日以前のリース取引については、引き続き通常の賃貸借に準じ
た会計処理によっています。
7.消費税の会計処理の方式
消費税の会計処理については税抜方式を採用しています。ただ
し、資産に係る控除対象外消費税については、繰延消費税として「雑
資産」に計上し、法人税法の定める期間(5 年間)で毎期均等償却し
ています。
平成 23年度
また、現在は経営破綻の状況にないが、今後経営破綻に陥る可能
性が大きいと認められる債務者(破綻懸念先)に対する債権について
は、債権額から担保の処分見込額及び保証による回収可能見込額を
控除し、その残額のうち、債務者の支払能力を総合的に判断して必
要と認められる額を計上しています。
破産、特別清算等、法的に経営破綻の事実が発生している債務者
(以下「破綻先」という。)に対する債権及び法的に経営破綻の事実
が発生していないものの実質的に経営破綻に陥っている債務者(以
下「実質破綻先」という。)に対する債権については、以下のなお書
きに記載されている直接減額後の帳簿価額から担保の処分可能見
込額及び保証による回収可能見込額を控除し、その残額を計上して
います。
すべての債権は、資産査定規程に基づき、資産査定部署(総合企
画課)が資産査定を実施し、当該部署から独立した資産査定監査部
署(監査課)が査定結果を監査しており、その査定結果に基づいて、
上記の引当を行っています。
なお、破綻先及び実質破綻先に対する担保・保証付債権等につい
ては、債権額から担保の評価額及び保証による回収が可能と認めら
れる額を控除した残額を取立不能見込額として債権額から直接減
額しており、その償却累計額は 375,308 千円(うち当期償却額は
15,993 千円)です。
(2)賞与引当金
賞与引当金は、職員への賞与の支払いに備えるため、職員に対す
る支給見込額のうち、当期に帰属する金額を計上しています。
(3)退職給付引当金
退職給付引当金は、職員の退職給付に備えるため、当期末におけ
る退職給付債務及び年金資産の見込額に基づき、当期に発生してい
ると認められる額を計上しています。数理計算上の差異について
は、各期の発生時における職員の平均残存勤務期間以内の一定の年
数(10 年)による定率法により計算した額を、発生の翌期から費用
処理することとしています。
(4)役員退任慰労引当金
役員退任慰労引当金は、役員の退任慰労金の支給に備えて、役員
退任慰労金規程による期末要支給額を計上しています。
(5)睡眠貯金払戻引当金
睡眠貯金払戻引当金は、利益計上した睡眠貯金について貯金者か
らの払戻請求に基づく払戻損失に備えるため、過去の払戻実績に基
づく将来の払戻損失見込額を計上しています。
(6)環境対策引当金
環境対策引当金は環境対策を目的とした支出に備えるため、今後
発生すると見込まれる金額を計上しています。
5.リース取引の処理方法
リース物件の所有権が借主に移転すると認められるもの以外の
ファイナンス・リース取引のうち、リース取引開始日が平成 20 年
3 月 31 日以前のリース取引については、引き続き通常の賃貸借に
準じた会計処理によっています。
6.消費税の会計処理の方式
消費税及び地方消費税の会計処理については税抜方式を採用し
ています。ただし、固定資産に係る控除対象外消費税等については、
繰延消費税として「雑資産」に計上し、法人税法の定める期間(5 年
間)で毎期均等償却しています。
7.記載金額の端数処理等
貸借対照表及び損益計算書の記載金額は、千円未満を切り捨てて
表示しており、残高がゼロの科目については、表示しておりません。
Ⅱ.会計方針の変更
1.会計処理の変更
Ⅱ.表示方法の変更に関する注記
(資産除去債務に関する会計基準)
1.前期において下表の総活科目に含めて表示していた科目につい
当期から「資産除去債務に関する会計基準」
(企業会計基準第 18 ては、重要性があるため、当期より区分表示しています。
号(平成 20 年 3 月 31 日(企業会計基準委員会)
)
)及び「資産除
総括科目
区分表示科目
去債務に関する会計基準の適用指針」
(企業会計基準適用指針第 21
利用事業収益
農作業受託料
号(平成 20 年 3 月 31 日(企業会計基準委員会)
)
)を適用してい
利用事業費用
農作業受託費
ます。
宅地等供給事業収益
宅地等供給手数料
- 30 -
平成 22年度
平成 23年度
これにより、
「有形固定資産」のうち「建物」は 141,613 千円、
指導補助金
指導事業収入
「リース資産」は 500 千円、
「減価償却累計額」は 73,742 千円、
実費収入
「繰延税金資産」は 49,976 千円、
「繰延税金負債」は 21,536
営農改善費
千円それぞれ増加し、「雑負債」のうちの「資産除去債務」に
指導事業支出
生活改善費
158,654 千円を計上しています。
教育情報費
また、事業利益は 8,905 千円、経常利益は 8,943 千円減少し、
事業外費用の雑損失
租税公課(遊休等)
適用初年度の期首において新たに負債として計上した資産除去債
務の金額と資産に追加計上した除去費用の金額との差額を資産除 Ⅲ.追加情報
去債務会計基準の適用に伴う影響額として特別損失に 81,340 千 1.当期首より、企業会計基準第 24 号「会計上の変更及び誤謬の
円計上した結果、税引前当期利益は 90,283 千円減少しています。 訂正に関する会計基準」
(平成 21 年 12 月 4 日公表)及び、企業
会計適用指針第 24 号「会計上の変更及び誤謬の訂正に関する会計
2.表示方法の変更
基準の適用指針」
(平成 21 年 12 月 4 日公表)を適用しておりま
平成 23 年 3 月 28 日農林水産省令第 10 号
「農業協同組合法施 す。
行規則の一部を改正する省令」が、平成 22 年 4 月 1 日以後に開
始した事業年度から適用されること等に伴い、当期から以下のとお 2.上記 1 の基準の適用に伴い、会計制度委員会報告第 14 号「金
り表示を変更しています。
融商品会計に関する実務指針」
(平成 23 年 3 月 29 日)の改正及
(1)全般的事項
び平成 24 年 3 月 22 日農林水産省令第 27 号「農業協同組合法施
貸借対照表と損益計算書における表示の基本について、当期から 行規則の一部を改正する省令」が平成 23 年 4 月 1 日以後開始す
以下のとおり変更しています。
る事業年度から適用されること等に伴い、特別利益の内書として独
①従来、事業実施の有無等により残高表示を区分しておりました 立掲記していた、
「貸倒引当金戻入益」
「償却債権取立益」は、事業
が、残高が 0 の科目については、全て表示しておりません。
外収益に区分を変更しています。
②千円未満の取り扱いであった場合のみ「0」と表示しています。
(2)貸借対照表関係
Ⅳ.貸借対照表に関する注記
①「雑負債」の内訳として、
「資産除去債務」を追加しています。 1.国庫補助金等により有形固定資産の取得価額から控除している
②「諸引当金」の内訳として、
「環境対策引当金」を追加してい 当期圧縮記帳累計額は 10,606 千円であり、当期は圧縮記帳を実
ます。
施しておりません。なお、累計額は平成 16 年度からの合計金額で
(3)損益計算書関係
す。
①「法人税、住民税及び事業税」
「法人税等調整額」の合計額と
して「法人税等合計」を追加しています。
2.為替決済取引の担保として大阪府信用農業協同組合連合会に対
②過年度に係る減価償却費及び利息費用である「資産除去債務に して定期預金 9,000,000 千円を差し入れています。なお、当該担
関する会計基準導入に係る影響額」は、その金額的重要性が高い 保提供資産に対応する債務はありません。
ため、区分表示しています。
3. 理事、監事に対する金銭債権の総額は、299,041 千円です。
Ⅲ.追加情報
環境対策を目的とした支出に備えるため、今後発生すると見込ま
れる金額を環境対策引当金として計上しています。
これにより、特別損失のうちの「その他特別損失」に 45,746
千円計上した結果、税引前当期利益は 45,746 千円減少していま
す。
Ⅳ.貸借対照表に関する注記
1. 貸出金のうち破綻先債権、延滞債権、3 ヵ月以上延滞債権及
び貸出条件緩和債権の額の合計額は、4,263,973 千円であ
り、その内訳は次のとおりです。
(単位:千円)
平成 23 年
3 月 31 日現在
60,802
(参考)平成 22 年
3 月 31 日現在
76,070
延滞債権
3ヵ月以上延滞債権
3,459,636
-
3,922,121
-
貸出条件緩和債権
合計
743,534
4,263,973
886,808
4,884,999
破綻先債権
※上記債権額は貸倒引当金控除前の金額です。
なお、それぞれの定義は以下により行っています。
イ.
「破綻先債権」とは、元本又は利息の支払の遅延が相当期間継
続していることその他の事由により元本又は利息の取立て又は弁
済の見込みがないものとして未収利息を計上しなかった貸出金(貸
倒償却を行った部分を除く。以下「未収利息不計上貸出金」という。)
のうち、法人税法施行令第 96 条第 1 項第 3 号のイからホに掲げ
る事由又は第 4 号に規定する事由が生じているものをいいます。
ロ.「延滞債権」とは、未収利息不計上貸出金で破綻先債権及び債務
者の経営再建又は支援を図ることを目的として利息の支払いを猶
予したもの以外の貸出金をいいます。
ハ.「3 ヵ月以上延滞債権」とは、元本又は利息の支払が約定支払日
の翌日から 3 ヶ月以上遅延している貸出金(破綻先債権及び延滞債
4. 理事、監事に対する金銭債務はありません。
5.貸出金のうち破綻先債権、延滞債権、3 ヵ月以上延滞債権及び
貸出条件緩和債権の額の合計額は、3,585,451 千円であり、そ
の内訳は次のとおりです。
(単位:千円)
破綻先債権
延滞債権
3ヵ月以上延滞債権
貸出条件緩和債権
合計
平成 24 年
3 月 31 日現在
103,593
(参考)平成 23 年
3 月 31 日現在
60,802
2,923,744
3,459,636
-
-
558,113
3,585,451
743,534
4,263,973
※上記債権額は貸倒引当金控除前の金額です。
なお、それぞれの定義は以下により行っています。
イ.
「破綻先債権」とは、元本又は利息の支払の遅延が相当期間継
続していることその他の事由により元本又は利息の取立て又は弁
済の見込みがないものとして未収利息を計上しなかった貸出金(貸
倒償却を行った部分を除く。以下「未収利息不計上貸出金」という。)
のうち、法人税法施行令第 96 条第 1 項第 3 号のイからホに掲げ
る事由又は第 4 号に規定する事由が生じているものをいいます。
ロ.「延滞債権」とは、未収利息不計上貸出金で破綻先債権及び債務
者の経営再建又は支援を図ることを目的として利息の支払いを猶
予したもの以外の貸出金をいいます。
ハ.「3 ヵ月以上延滞債権」とは、元本又は利息の支払が約定支払日
の翌日から 3 ヵ月以上遅延している貸出金(破綻先債権及び延滞債
権を除く。)をいいます。
ニ.「貸出条件緩和債権」とは、債務者の経営再建又は支援を図るこ
とを目的として、金利の減免、利息の支払猶予、元本の返済猶予、
債権放棄その他の債務者に有利になる取決めを行った貸出金(破綻
先債権、延滞債権及び 3 ヵ月以上延滞債権を除く。)をいいます。
- 31 -
平成 22年度
権を除く。)をいいます。
ニ.「貸出条件緩和債権」とは、債務者の経営再建又は支援を図るこ
とを目的として、金利の減免、利息の支払猶予、元本の返済猶予、
債権放棄その他の債務者に有利になる取決めを行った貸出金(破綻
先債権、延滞債権及び 3 ヵ月以上延滞債権を除く。)をいいます。
2.国庫補助金等により有形固定資産の取得価額から控除している
当期圧縮記帳額は 2,370 千円で累計額は 10,606 千円です。
な
お、累計額は平成 16 年度からの合計金額です。
平成 23年度
6.「土地再評価に関する法律」の施行に伴い、自己資本の充実によ
る財務の健全化と経営基盤の強化を図るため、平成 11 年 3 月 31
日に事業用の土地の再評価を行っています。再評価の額は路線価を
基礎とし、合理的な調整を行った価額であります。なお、評価差額
については、当該評価差益に係る税金相当額を「再評価に係る繰延
税金負債」として負債の部に計上し、これを控除した金額を「土地
再評価差額金」として純資産の部に計上しています。
また、土地再評価法に関する法律第 10 条に定める再評価を行った
事業用の土地の当期末における時価の合計額と当該事業用土地の
再評価後の帳簿価額の合計額との差額は 3,390,529 千円です。
3.理事、監事に対する金銭債権の総額は、323,363 千円です。
7.貸出金には、他の債権より債務の履行が後順位である旨の特約
が付された大阪府信用農業協同組合連合会に対する劣後特約付貸
出金 1,000,000 千円が含まれています。
4.理事、監事に対する金銭債務はありません。
5.為替決済取引の担保として、大阪府信用農業協同組合連合会に
対して定期預金 9,000,000 千円を差し入れています。
8.当座貸越契約は、顧客からの融資実行の申し出を受けた場合に、
契約上規定された条件について違反がない限り、一定の限度額まで
6.貸出金には、他の債権より債務の履行が後順位である旨の特約 資金を貸付けることを約する契約です。この契約に係る融資未実行
が付された大阪府信用農業協同組合連合会に対する劣後特約付貸 残高は、3,339,107 千円です。
出金 1,000,000 千円が含まれています。
なお、この契約は、融資実行されずに終了するものもあるため、
融資未実行残高そのものが必ずしも当組合の将来キャッシュ・フロ
7.当座貸越契約は、顧客からの融資実行の申し出を受けた場合に、 ーに影響を与えるものではありません。この契約には、金融情勢の
契約上規定された条件について違反がない限り、一定の限度額まで 変化、債権の保全、その他相当の事由があるときは、当組合が実行
資金を貸付けることを約する契約です。この契約に係る融資未実行 申込みを受けた融資の拒絶又は契約極度額の減額をすることがで
残高は、3,484,894 千円です。
きる旨の条項が付けられています。また、契約時において必要に応
なお、この契約は、融資実行されずに終了するものもあるため、 じて不動産等の担保を徴求するなどの与信保全上の措置等を講じ
融資未実行残高そのものが必ずしも当組合の将来キャッシュ・フロ ています。
ーに影響を与えるものではありません。この契約には、金融情勢の
変化、債権の保全、その他相当の事由があるときは、当組合が実行 Ⅴ.損益計算書に関する注記
申込みを受けた融資の拒絶又は契約極度額の減額をすることがで 1.減損損失に関する事項は以下のとおりです。
きる旨の条項が付けられています。また、契約時において必要に応 (1)減損損失を認識した資産グループ及び減損損失額、資産種類ご
じて不動産等の担保を徴求するなどの与信保全上の措置等を講じ との内訳
主な
ています。
区分
場所
種類
減損損失
8.「土地再評価に関する法律」の施行に伴い、自己資本の充実によ
る財務の健全化と経営基盤の強化を図るため、平成 11 年 3 月 31
日に事業用の土地の再評価を行っています。再評価の額は路線価を
基礎とし、合理的な調整を行った価額であります。なお、評価差額
については、当該評価差損に係る税金相当額を回収可能性を検討の
うえ「再評価に係る繰延税金資産」として資産の部に、当該評価差
益に係る税金相当額を「再評価に係る繰延税金負債」として負債の
部にそれぞれ計上し、これらを加減した金額を「土地再評価差額金」
として純資産の部に計上しています。
また、土地再評価法に関する法律第 10 条に定める再評価を行っ
た事業用の土地の当期末における時価の合計額と当該事業用土地
の再評価後の帳簿価額の合計額との差額は 3,410,828 千円です。
事業用
資産
遊休資
産等
Ⅴ.損益計算書に関する注記
1.信用事業収益の「その他経常収益」には、睡眠貯金の繰入額
10,027 千円が含まれています。
2.減損損失に関する事項は以下のとおりです。
(1)減損損失を認識した資産グループ及び減損損失額、資産種類ご
との内訳
区分
事業用
資産
遊休資
産等
合計
八尾市
主な
用途
店舗
土地
松原市
遊休等
土地
松原市
遊休等
土地
東大阪市
遊休等
土地
場所
-
-
種類
-
減損損失
58,555 千円
(土地 58,555 千円)
597 千円
(土地 597 千円)
1,762 千円
(土地 1,762 千円)
32 千円
(業務外固定資産 32 千円)
60,947 千円
(土地 60,915 千円)
(業務外固定資産 32 千円)
計
東大阪市
用途
店舗
東大阪市
店舗
土地
建物
八尾市
遊休等
建物
松原市
遊休等
土地
建物
東大阪市
遊休等
土地
建物
東大阪市
遊休等
土地
東大阪市
遊休等
土地
土地
建物
121,831 千円
(土地 118,776 千円)
(建物 3,055 千円)
124,390 千円
(土地 121,824 千円)
(建物 2,565 千円)
419 千円
(建物 419 千円)
555 千円
(土地 113 千円)
(建物 441 千円)
281 千円
(土地 101 千円)
(建物 180 千円)
822 千円
(土地 822 千円)
37 千円
(業務外固定資産 37 千円)
248,338 千円
(土地 241,638 千円)
(建物 6,662 千円)
(業務外固定資産 37 千円)
(2)資産のグルーピング方法
事業用資産については、継続的な収支の把握を行っている管理会
計上の最小区分である店舗単位(出張所は母店含む)でグルーピング
を行っています。遊休資産等については、各資産単位でグルーピン
グを行っています。また、本店、農業関連施設及び保養所について
は、複数の資産又は資産グループの将来キャッシュ・フローの生成
に寄与する資産であるため共用資産としています。
(3)減損損失を認識するに至った経緯
当組合は、平成 11 年 3 月 31 日に土地再評価に関する法律に基
づき事業用土地の再評価を行っておりますが、当該再評価後の土地
のうち事業用資産については、平成 23 年 6 月 29 日の総代会にお
ける支店移設の決定及び再評価実施後からの地価の継続的な下落
のため、帳簿価額を回収可能価額まで減額しております。
- 32 -
平成 22年度
(2)資産のグルーピング方法
事業用資産については、継続的な収支の把握を行っている管理会
計上の最小区分である店舗単位(ただし出張所は母店に含む)でグル
ーピングを行っています。遊休資産等については、各資産単位でグ
ルーピングを行っています。また、本店、農業関連施設等について
は、複数の資産又は資産グループの将来キャッシュ・フローの生成
に寄与する資産であるため共用資産としています。
(3)減損損失を認識するに至った経緯
当組合は、平成 11 年 3 月 31 日に土地再評価に関する法律に基
づき事業用土地の再評価を行っておりますが、当該再評価後の土地
のうち事業用資産については、平成 22 年 6 月 25 日の総代会にお
ける支店移設の決定、事業利益減少による将来キャッシュ・フロー
の低下及び再評価後の帳簿価額に比して地価が継続的に下落して
いること等のため、帳簿価額を回収可能価額まで減額しておりま
す。
また、遊休資産等については、将来の用途が定まっておらず、遊
休状態となっているため、帳簿価額を回収可能価額まで減額してお
ります。
(4)回収可能価額の算定方法
回収可能価額は事業用資産については正味売却価額と使用価値
のいずれか高い金額を、遊休資産等については正味売却価額をそれ
ぞれ使用しています。なお、正味売却価額については、相続税評価
額等を基礎として算定しています。また、使用価値については、将
来キャッシュ・フローを 4.54%で割り引いて算定しています。
3.特別利益の「貸倒引当金戻入益」は、信用事業に係るものです。
4.購買品供給原価には、棚卸資産の収益性の低下に伴う簿価切下
げによる棚卸評価損 10 千円が含まれています。
5.特別利益のうちの「その他の特別利益」には、法人税等の還付金
に伴う利益 7,685 千円が含まれています。
Ⅵ.リース取引に関する注記
1.リース取引開始日が平成 20 年 3 月 31 日以前のリース取引に
関する事項
(1)リース物件の所有権が借り手に移転すると認められるもの以外
のファイナンス・リース取引については、通常の賃貸借取引に係る
方法に準じた会計処理によっています。なお、リース物件の所有権
が借り手に移転すると認められるもの以外のファイナンス・リース
取引は次のとおりです。
①リース物件の取得価額相当額、減価償却累計額相当額及び期末残
高相当額
(単位:千円)
機械装置
器具備品
合計
取得価額相当額
1,260
160,179
161,439
減価償却累計額相当額
1,260
137,462
138,722
―
22,717
22,717
期末残高相当額
②未経過リース料期末残高相当額
1年以内
1年超
合計
24,182
千円
―
千円
24,182
千円
③当期の支払リース料、減価償却費相当額及び支払利息相当額
支払リース料
34,534
千円
減価償却費相当額
32,036
千円
1,300
千円
支払利息相当額
④減価償却費相当額の算定方法
リース期間を耐用年数とし、残存価額をゼロとする定額法によっ
ています。
⑤利息相当額の算定方法
リース料総額とリース物件の取得価額相当額の差額を利息相当
額とし、各期への配分方法については利息法によっています。
平成 23年度
また、遊休資産等については、将来の用途が定まっておらず、遊
休状態となっているため、帳簿価額を回収可能価額まで減額してお
ります。
(4)回収可能価額の算定方法
回収可能価額は事業用資産及び遊休資産等については正味売却
価額をそれぞれ使用しています。なお、正味売却価額については、
相続税評価額等を基礎として算定しています。
2.信用事業収益の「その他経常収益」には、睡眠貯金の繰入額
7,513 千円が含まれています。
3. 事業外収益の「貸倒引当金戻入益」の内訳は、
信用事業156,149
千円、信用事業以外の事業 1 千円、その他 200 千円となっていま
す。
Ⅵ.金融商品に関する注記
1.金融商品の状況に関する事項
(1)金融商品に対する取組方針
当組合は農家組合員や地域から預かった貯金を原資に、農家組合
員や地域内の企業や団体などへ貸付け、残った余裕金を大阪府信用
農業協同組合連合会へ預けているほか、国債や地方債などの債券等
の有価証券による運用を行っています。
(2)金融商品の内容及びそのリスク
当組合が保有する金融資産は、主として当組合管内の組合員等に
対する貸出金及び有価証券であり、貸出金は、顧客の契約不履行に
よってもたらされる信用リスクを含んでいます。
当期末における貸出金のうち、45.48%は不動産業に対するもの
であり、当該不動産業をめぐる経済環境等の状況の変化により、契
約条件に従って債務履行がなされない可能性があります。
また、有価証券は、主に債券であり、満期保有目的及び純投資目
的(その他有価証券)で保有しています。これらは発行体の信用リス
ク、金利の変動リスク及び市場価格の変動リスクを含んでいます。
(3)金融商品に係るリスク管理体制
①信用リスクの管理
当組合は、個別の重要案件又は大口案件については理事会におい
て対応方針を決定しています。また、通常の貸出取引については、
本店に融資部等を設置し各支店との連携を図りながら、与信審査を
行っています。審査にあたっては、取引先のキャッシュ・フローな
どにより償還能力の評価を行うとともに、担保評価基準など厳格な
審査基準を設けて、与信判定を行っています。貸出取引において資
産の健全性の維持・向上を図るため、資産の自己査定を厳正に行っ
ています。不良債権については管理・回収方針を作成・実践し、資
産の健全化に取り組んでいます。また、資産自己査定の結果、貸倒
引当金については「資産の償却・引当規程」に基づき必要額を計上
し、資産及び財務の健全化に努めています。
②市場リスクの管理
当組合では、金利リスク、価格変動リスクなどの市場性リスクを
的確にコントロールすることにより、収益化及び財務の安定化を図
っています。このため、財務の健全性維持と収益力強化とのバラン
スを重視した ALM を基本に、資産・負債の金利感応度分析などを
実施し、金融情勢の変化に機敏に対応できる柔軟な財務構造の構築
に努めています。
とりわけ、有価証券運用については、市場動向や経済見通しなど
の投資環境分析及び当組合の保有有価証券ポートフォリオの状況
や ALM などを考慮し、
理事会において運用方針を定めるとともに、
経営層で構成する ALM・リスク委員会を定期的に開催して、日常
的な情報交換及び意思決定を行っています。運用部門は、理事会で
決定した運用方針及び ALM・リスク委員会で決定された方針など
に基づき、有価証券の売買やリスクヘッジを行っています。運用部
門が行った取引については総務企画部が適切な執行を行っている
かどうかチェックし定期的にリスク量の測定を行い経営層に報告
しています。
- 33 -
平成 22年度
(2)ファイナンス・リース取引以外の、所有権が借り手に移転しな
いオペレーティング・リース取引については、通常の賃貸借取引に
係る方法に準じた会計処理によっています。なお、未経過リース料
は次のとおりです。
未経過リース料
1年以内
1年超
合計
38
千円
-
千円
38
千円
2.リース取引開始日が平成 20 年 4 月 1 日以降のリース取引に関
する事項
(1)オペレーティング・リース取引
オペレーティング・リース取引のうち解約不能のものに係る未経
過リース料
15,549
千円
1年超
1年以内
106,095
千円
合計
121,644
千円
③資金調達に係る流動性リスクの管理
当組合では、資金繰りリスクについては、運用・調達について月
次の資金計画を作成し、安定的な流動性の確保に努めています。ま
た、市場流動性リスクについては、投資判断を行う上での重要な要
素と位置付け、商品ごとに異なる流動性(換金性)を把握したうえで、
運用方針などの策定の際に検討を行っています。
Ⅶ.税効果会計に関する注記
1. 繰延税金資産及び繰延税金負債の発生原因別の主な内訳
(単位:千円)
(繰延税金資産)
貸倒引当金
538,071
賞与引当金
平成 23年度
(市場リスクに係る定量的情報)
当組合で保有している金融商品はすべてトレーディング目的以
外の金融商品です。当組合において、主要なリスク変数である金利
リスクの影響を受ける主たる金融商品は、預金、貸出金、有価証券
のうちその他有価証券に分類している債券、貯金及び借入金です。
当組合では、これらの金融資産及び金融負債について、期末後 1
年程度の金利の合理的な予想変動幅を用いた経済価値の変動額を、
金利の変動リスクの管理にあたっての定量的分析に利用していま
す。
金利以外のすべてのリスク変数が一定であると仮定し、当期末現
在、指標となる金利が 0.52%上昇したものと想定した場合には、
経済価値が 7,041 千円減少するものと把握しています。
当該変動額は、金利を除くリスク変数が一定の場合を前提として
おり、金利とその他のリスク変数の相関を考慮していません。
また、金利の合理的な予想変動幅を超える変動が生じた場合に
は、算定額を超える影響が生じる可能性があります。
91,737
退職給付引当金
(4)金融商品の時価等に関する事項についての補足説明
金融商品の時価(時価に代わるものを含む)には、市場価格に基づ
く価額のほか、市場価格がない場合には合理的に算定された価額(こ
れに準ずる価額を含む)が含まれています。
当該価額の算定において
は一定の前提条件等を採用しているため、異なる前提条件等によっ
た場合、当該価額が異なることもあります。
517,605
未払費用
15,626
資産除去債務
49,976
未払事業税
18,037
環境対策引当金
14,410
貸倒損失
103,348
減損損失および業務外固定資産
14,049
その他
2.金融商品の時価等に関する事項
(1)金融商品の貸借対照表計上額及び時価等
当期末における貸借対照表計上額、時価及びこれらの差額は、次
のとおりです。
なお、時価を把握することが極めて困難と認められるものについ
ては、次表には含めず(3)に記載しています。
(単位:千円)
30,739
繰延税金資産計
1,393,603
評価性引当額
▲673,167
繰延税金資産合計(A)
720,436
(繰延税金負債)
▲21,536
資産除去債務費用の資産計上額
外部出資
▲3,099
▲62,423
貸借対照表
繰延税金負債合計(B)
▲87,060
計上額
繰延税金資産の純額(A+B)
633,376
その他有価証券評価益
預金
(再評価繰延税金資産)
差額
399,884,685
399,199,904
▲684,780
14,814,837
15,491,778
676,941
7,143,407
7,143,407
-
133,079,282
134,770,167
1,690,884
554,922,213
556,605,258
1,683,045
551,617,399
551,876,760
259,360
551,617,399
551,876,760
259,360
有価証券
土地再評価差損
3,989
再評価繰延税金資産計
満期保有目的の債券
3,989
評価性引当額
その他有価証券
▲3,989
再評価繰延税金資産合計(A)
0
貸出金
(再評価繰延税金負債)
土地再評価差益
時価
▲1,438,167
再評価繰延税金負債合計(B)
▲1,438,167
再評価繰延税金負債の純額(A+B)
▲1,438,167
134,902,071
貸倒引当金
貸倒引当金控除後
資産計
貯金
▲1,822,788
2. 法定実効税率と法人税等負担率との差異の主な原因
(単位:%)
法定実効税率
31.5
(調整)
交際費等永久に損金に算入されない項目
受取配当金等永久に益金に算入されない項目
住民税均等割等
1.46
▲1.74
0.57
評価性引当額の増減
▲9.10
その他
▲0.10
税効果会計適用後の法人税等の負担率
22.59
負債計
(注 1)貸出金(従業員貸付金含む)に対応する一般貸倒引当金及
び個別貸倒引当金を控除しています。
(注 2)貸出金には、貸借対照表上雑資産に計上している従業員貸
付金 194,816 千円を含めています。
(2)金融商品の時価の算定方法
【資産】
①預金
満期のない預金については、時価は帳簿価額と近似していること
から、当該帳簿価額によっています。満期のある預金については、
期間に基づく区分ごとに、リスクフリーレートである円 Libor・ス
ワップレートで割り引いた現在価値を時価に代わる金額として算
- 34 -
平成 22年度
Ⅷ.金融商品に関する注記
<金融商品関係>
1.金融商品の状況に関する事項
(1)金融商品に対する取組方針
当組合は農家組合員や地域から預かった貯金を原資に、農家組合
員や地域内の企業や団体などへ貸付け、残った余裕金を大阪府信用
農業協同組合連合会へ預けているほか、国債や地方債などの債券等
の有価証券による運用を行っています。
(2)金融商品の内容及びそのリスク
当組合が保有する金融資産は、主として当組合管内の組合員等に
対する貸出金及び有価証券であり、貸出金は、顧客の契約不履行に
よってもたらされる信用リスクを含んでいます。
当期末における貸出金のうち、46.94%は不動産業に対するもの
であり、当該不動産業をめぐる経済環境等の状況の変化により、契
約条件に従って債務履行がなされない可能性があります。
また、有価証券は、主に債券であり、満期保有目的及び純投資目
的(その他有価証券)で保有しています。これらは発行体の信用リス
ク、金利の変動リスク及び市場価格の変動リスクを含んでいます。
(3)金融商品に係るリスク管理体制
①信用リスクの管理
当組合は、個別の重要案件又は大口案件については理事会におい
て対応方針を決定しています。また、通常の貸出取引については、
本店に融資部等を設置し各支店との連携を図りながら、与信審査を
行っています。審査にあたっては、取引先のキャッシュ・フローな
どにより償還能力の評価を行うとともに、担保評価基準など厳格な
審査基準を設けて、与信判定を行っています。貸出取引において資
産の健全性の維持・向上を図るため、資産の自己査定を厳正に行っ
ています。不良債権については管理・回収方針を作成・実践し、資
産の健全化に取り組んでいます。また、資産自己査定の結果、貸倒
引当金については「資産の償却・引当規程」に基づき必要額を計上
し、資産及び財務の健全化に努めています。
②市場リスクの管理
当組合では、金利リスク、価格変動リスクなどの市場性リスクを
的確にコントロールすることにより、収益化及び財務の安定化を図
っています。このため、財務の健全性維持と収益力強化とのバラン
スを重視した ALM を基本に、資産・負債の金利感応度分析などを
実施し、金融情勢の変化に機敏に対応できる柔軟な財務構造の構築
に努めています。
とりわけ、有価証券運用については、市場動向や経済見通しなど
の投資環境分析及び当組合の保有有価証券ポートフォリオの状況
や ALM などを考慮し、
理事会において運用方針を定めるとともに、
経営層で構成する ALM・リスク管理委員会を定期的に開催して、
日常的な情報交換及び意思決定を行っています。事業管理部は、理
事会で決定した運用方針及び ALM・リスク管理委員会で決定され
た方針などに基づき、有価証券の売買やリスクヘッジを行っていま
す。事業管理部が行った取引については総務企画部が適切な執行を
行っているかどうかチェックし定期的にリスク量の測定を行い経
営層に報告しています。
(市場リスクに係る定量的情報)
・トレーディング目的以外の金融商品
当組合で保有している金融商品はすべてトレーディング目的以
外の金融商品です。当組合において、主要なリスク変数である金利
リスクの影響を受ける主たる金融商品は、預金、貸出金、有価証券
のうちその他有価証券に分類している債券、貯金及び借入金です。
当組合では、これらの金融資産及び金融負債について、期末後 1
年程度の金利の合理的な予想変動幅を用いた経済価値の変動額を、
金利の変動リスクの管理にあたっての定量的分析に利用していま
す。
金利以外のすべてのリスク変数が一定であると仮定し、当期末現
在、指標となる金利が 0.25%上昇したものと想定した場合には、
経済価値が 11,413 千円減少するものと把握しています。
当該変動額は、金利を除くリスク変数が一定の場合を前提として
おり、金利とその他のリスク変数の相関を考慮していません。
平成 23年度
定しています。
②有価証券
債券は取引所の価格又は取引金融機関から提示された価格によ
っています。
③貸出金
貸出金のうち、変動金利によるものは、短期間で市場金利を反映
するため、貸出先の信用状態が実行後大きく異なっていない限り、
時価は帳簿価額と近似していることから当該帳簿価額によってい
ます。
一方、固定金利によるものは、貸出金の種類及び期間に基づく区
分ごとに、元利金の合計額をリスクフリーレートである円 Libor・
スワップレートで割り引いた額から貸倒引当金を控除して時価に
代わる金額として算定しています。
なお、延滞の生じている債権・期限の利益を喪失した債権等につ
いては、帳簿価額から貸倒引当金を控除した額を時価に代わる金額
としています。
【負債】
①貯金
要求払貯金については、
決算日に要求された場合の支払額(帳簿価
額)を時価とみなしています。また、定期貯金については、期間に基
づく区分ごとに、将来のキャッシュ・フローをリスクフリーレート
である円 Libor・スワップレートで割り引いた現在価値を時価に代
わる金額として算定しています。
(3)時価を把握することが極めて困難と認められる金融商品は次の
とおりであり、これは(1)の金融商品の時価情報には含まれていま
せん。
(単位:千円)
貸借対照表計上額
外部出資
16,257,728
(注)外部出資については、時価を把握することが極めて困難である
と認められるため、時価開示の対象とはしていません。
(4)金銭債権及び満期のある有価証券の決算日後の償還予定額
(単位:千円)
1 年超
2 年以内
1 年以内
預金
2 年超
3 年以内
397,884,685
-
-
-
-
1,470,000
101,000
1,994,000
704,000
有価証券
満期保有目的の債券
その他有価証券のう
ち満期があるもの
貸出金
合計
14,772,747
9,379,540
8,581,936
412,758,432
11,373,540
10,755,936
(単位:千円)
3 年超
4 年以内
預金
4 年超
5 年以内
5 年超
-
-
2,000,000
2,390,000
2,285,000
8,690,000
1,457,300
-
2,670,000
11,722,942
8,336,711
80,311,963
15,570,242
10,621,711
93,671,963
有価証券
満期保有目的の債券
その他有価証券のう
ち満期があるもの
貸出金
合計
(注 1)貸出金のうち、当座貸越(融資型除く)1,368,642 千円につ
いては「1 年以内」に含めています。また、期限のない劣後特
約付ローンについては「5 年超」に含めています。
(注 2)貸出金のうち、3 ヵ月以上延滞債権・期限の利益を喪失した
債権等 1,601,413 千円は償還の予定が見込まれないため、
含めていません。
- 35 -
平成 22年度
また、金利の合理的な予想変動幅を超える変動が生じた場合に
は、算定額を超える影響が生じる可能性があります。
③資金調達に係る流動性リスクの管理
当組合では、資金繰りリスクについては、運用・調達について月
次の資金計画を作成し、安定的な流動性の確保に努めています。ま
た、市場流動性リスクについては、投資判断を行う上での重要な要
素と位置付け、商品ごとに異なる流動性(換金性)を把握したうえで、
運用方針などの策定の際に検討を行っています。
(4)金融商品の時価等に関する事項についての補足説明
金融商品の時価(時価に代わるものを含む)には、市場価格に基づ
く価額のほか、
市場価格がない場合には合理的に算定された価額(こ
れに準ずる価額を含む)が含まれています。当該価額の算定において
は一定の前提条件等を採用しているため、異なる前提条件等によっ
た場合、当該価額が異なることもあります。
2.金融商品の時価等に関する事項
(1)金融商品の貸借対照表計上額及び時価等
当期末における貸借対照表計上額、時価及びこれらの差額は、次
のとおりです。
なお、時価を把握することが極めて困難と認められるものについ
ては、次表には含めず(3)に記載しています。
(単位:千円)
貸借対照表
計上額
預金
時価
差額
396,498,915
395,830,954
▲667,961
12,308,295
12,819,751
511,455
8,901,953
8,901,953
0
有価証券
満期保有目的の債券
その他有価証券
貸出金
貸倒引当金
貸倒引当金控除後
平成 23年度
(5)その他有利子負債の決算日後の返済予定額
(単位:千円)
1 年以内
1 年超
2 年以内
2 年超
3 年以内
3 年超
4 年以内
貯金
419,117,637
82,226,159
45,831,060
2,499,131
合計
419,117,637
82,226,159
45,831,060
2,499,131
(単位:千円)
4 年超
5 年以内
5 年超
貯金
1,326,804
616,605
合計
1,326,804
616,605
(注 1)貯金のうち、要求払貯金については「1 年以内」に含めていま
す。
Ⅶ.有価証券に関する注記
1.有価証券の時価及び評価差額に関する事項
①満期保有目的の債券で時価のあるもの
貸借対照表
種類
時価が貸借対
照表計上額を
(単位:千円)
時価
計上額
差額
国債
3,793,392
3,846,832
53,440
地方債
9,024,059
9,578,865
554,805
政府保証債
1,496,948
1,566,279
69,331
計
14,314,399
14,991,976
677,577
時価が貸借対照表 国債
200,457
200,284
▲173
計上額を超えない 地方債
299,980
299,518
▲462
もの
500,438
499,802
▲636
14,814,837
15,491,778
676,941
超えるもの
計
合計
②その他有価証券で時価のあるもの
127,927,682
種類
貸借対照表計
▲2,158,773
―
―
125,768,908
127,182,980
1,414,071
資産計
543,478,074
544,735,640
1,257,565
貯金
538,874,256
539,022,601
148,344
負債計
538,874,256
539,022,601
148,344
(注 1)貸出金(従業員貸付金含む)に対応する一般貸倒引当金及び
個別貸倒引当金を控除しています。
(注 2)貸出金には、貸借対照表上雑資産に計上している従業員貸付
金 209,673 千円を含めています。
(2)金融商品の時価の算定方法
【資産】
①預金
満期のない預金については、時価は帳簿価額と近似していること
から、当該帳簿価額によっています。満期のある預金については、
期間に基づく区分ごとに、リスクフリーレートである円 Libor・ス
ワップレートで割り引いた現在価値を時価に代わる金額として算
定しています。
②有価証券
債券は取引所の価格又は取引金融機関から提示された価格によ
っています。
③貸出金
貸出金のうち、変動金利によるものは、短期間で市場金利を反映
するため、貸出先の信用状態が実行後大きく異なっていない限り、
時価は帳簿価額と近似していることから当該帳簿価額によってい
ます。
一方、固定金利によるものは、貸出金の種類及び期間に基づく区
分ごとに、元利金の合計額をリスクフリーレートである円 Libor・
スワップレートで割り引いた額から貸倒引当金を控除して時価に
代わる金額として算定しています。
なお、延滞債権・期限の利益を喪失した債権等については、帳簿
上額が取得原
価又は償却原
価を超えるも
の
(単位:千円)
取得原価又は
貸借対照表
償却原価
計上額
国債
差額
3,854,991
3,972,828
117,837
地方債
399,905
428,643
28,737
政府保証債
469,457
502,014
32,557
2,000,067
2,035,807
35,739
200,324
204,114
3,789
6,924,745
7,143,407
218,661
6,924,745
7,143,407
218,661
金融債
社債(銀行債)
計
貸借対照表計上 該当ありま
額が取得原価又
は償却原価を超 せん
えないもの
合計
なお、上記差額から繰延税金負債 60,940 千円を差し引いた額
157,720 千円が、
「その他有価証券評価差額金」に含まれていま
す。
2.当期中に売却したその他有価証券
種類
国債
合計
売却額
(単位:千円)
売却益
売却損
7,595,476
41,226
1,312
7,595,476
41,226
1,312
Ⅷ.退職給付に関する注記
1. 採用している退職給付制度
職員の退職給付に充てるため、退職給与規程に基づき、退職一時
金制度を採用しています。また、同規程に基づく退職給付の一部に
充てるため、りそな信託銀行等との契約による確定給付企業年金制
度も併せて採用しています。
2. 退職給付債務及びその内訳
ア 退職給付債務
イ 年金資産
ウ 未積立退職給付債務(ア+イ)
エ 未認識数理計算上の差異(債務の増額)
オ 退職給付引当金(ウ+エ)
- 36 -
(単位:千円)
▲3,493,961
1,548,600
▲1,945,361
316,849
▲1,628,512
平成 22年度
価額から貸倒引当金を控除した額を時価に代わる金額としていま
す。
【負債】
①貯金
要求払貯金については、決算日に要求された場合の支払額(帳簿価
額)を時価とみなしています。また、定期貯金については、期間に基
づく区分ごとに、将来のキャッシュ・フローをリスクフリーレート
である円 Libor・スワップレートで割り引いた現在価値を時価に代
わる金額として算定しています。
(3)時価を把握することが極めて困難と認められる金融商品は次の
とおりであり、これは(1)の金融商品の時価情報には含まれていま
せん。
(単位:千円)
貸借対照表計上額
外部出資
13,001,564
(注)外部出資については、時価を把握することが極めて困難である
と認められるため、時価開示の対象とはしていません。
(4)金銭債権及び満期のある有価証券の決算日後の償還予定額
(単位:千円)
1 年超
2 年以内
1 年以内
預金
有価証券
393,198,915
-
-
290,080
100,998
1,993,884
-
-
-
290,080
100,998
1,993,884
16,840,594
9,030,277
8,178,116
410,329,590
9,131,276
10,172,001
満期保有目的の債券
その他有価証券のう
ち満期があるもの
貸出金
合計
2 年超
3 年以内
平成 23年度
3.退職給付費用の内訳
ア 勤務費用
イ 利息費用
ウ 期待運用収益
エ 数理計算上の差異の費用処理額
退職給付費用(ア+イ+ウ+エ)
4.退職給付債務等の計算基礎
割引率
期待運用収益率
退職給付見込額の期間配分法
数理計算上の差異の処理年数
預金
有価証券
満期保有目的の債券
その他有価証券のう
ち満期があるもの
貸出金
合計
4 年超
5 年以内
Ⅸ.税効果会計に関する注記
1.繰延税金資産及び繰延税金負債の発生原因別の主な内訳
(単位:千円)
(繰延税金資産)
貸倒引当金
賞与引当金
退職給付引当金
26,526
資産除去債務
48,843
未払事業税
19,398
減損損失
56,831
-
3,300,000
2,170,978
3,842,845
12,613,291
1,467,032
2,386,052
8,455,211
703,946
1,456,793
4,158,080
繰延税金資産計
7,912,448
9,016,493
74,614,210
繰延税金資産合計(A)
10,083,426
12,859,338
90,527,502
(繰延税金負債)
その他
評価性引当額
資産除去費用の資産計上額
外部出資
その他有価証券評価益
貯金
402,047,595
40,328,512
72,830,044
再評価繰延税金資産合計(A)
貯金
580,440
▲2,742
▲60,940
(単位:千円)
3,529
3,529
▲3,529
-
(再評価繰延税金負債)
(単位:千円)
4 年超
5 年以内
▲19,663
571,038
評価性引当額
421,097
654,385
▲83,346
再評価繰延税金資産計
3 年超
4 年以内
▲512,531
繰延税金資産の純額(A+B)
土地再評価差損
(単位:千円)
28,336
1,166,917
繰延税金負債合計(B)
(再評価繰延税金資産)
(5)その他有利子負債の決算日後の返済予定額
2 年超
3 年以内
85,278
459,956
未払費用
-
1 年超
2 年以内
441,745
5 年超
(注 1)貸出金のうち、当座貸越(融資型除く)574,646 千円につい
ては「1 年以内」に含めています。また、期限のない劣後特約付ロー
ンについては「5 年超」に含めています。
(注 2)貸出金のうち、延滞債権・期限の利益を喪失した債権等
2,125,867 千円は償還の予定が見込まれないため、含めていませ
ん。
1 年以内
2.00%
2.00%
期間定額基準
10 年
5. 特例業務負担金
人件費(うち福利厚生費)には、厚生年金保険制度及び農林漁業
団体職員共済組合制度の統合を図るための農林漁業団体共済組合
法等を廃止する等の法律附則 57 条に基づき、
旧農林共済組合(存続
組合)が行う特例年金給付等の業務に要する費用に充てるため拠出
した特例業務負担金を含めて計上しています。
なお、当事業年度において存続組合に対して拠出した特例業務負
担金の額は、38,901 千円となっています。
また、翌事業年度以降において組合が負担することが見込まれる
特例業務負担金の総額は、602,510 千円(平成 24 年 3 月現在に
おける平成 44 年 3 月までの負担金将来見込額)となっています。
(単位:千円)
3 年超
4 年以内
(単位:千円)
168,986
71,542
▲33,133
55,017
262,413
土地再評価差益
5 年超
385,232
(注 1)貯金のうち、要求払貯金については「1 年以内」に含めて開示
しています。
(注 2)貯金のうち、定期積金 22,281,333 千円については含めて
いません。
▲1,242,413
再評価繰延税金負債合計(B)
▲1,242,413
再評価繰延税金負債の純額(A+B)
▲1,242,413
2.法定実効税率と法人税等負担率との差異の主な原因
法定実効税率と税効果会計適用後の法人税等の負担率との間の
差異が法定実効税率の 5%以下であるため記載を省略しておりま
す。
3.法人税等の税率の変更により繰延税金資産及び繰延税金負債の
金額が修正されたときの内容及び影響額
「経済社会の構造の変化に対応した税制の構築を図るための所得
- 37 -
平成 22年度
<有価証券関係>
①満期保有目的の債券で時価のあるもの
種類
時価が貸借対
照表計上額を
(単位:千円)
貸借対照表
時価
計上額
差額
国債
1,291,577
1,316,243
24,666
地方債
8,328,465
8,751,754
423,289
政府保証債
1,496,259
1,564,828
68,568
計
11,116,302
11,632,826
516,524
時価が貸借対照表 国債
900,000
898,040
▲1,960
計上額を超えない 地方債
291,993
288,885
▲3,108
1,191,993
1,186,925
▲5,068
12,308,295
12,819,751
511,455
超えるもの
もの
計
合計
②その他有価証券で時価のあるもの
取得原価又は
貸借対照表
償却原価
計上額
4,242,093
4,364,246
122,153
地方債
399,890
421,850
21,959
政府保証債
469,372
495,252
25,880
1,800,125
1,838,814
38,688
200,509
205,564
5,054
7,111,990
7,325,726
213,735
貸借対照表計上額
時価
1,391,792
1,376,844
▲14,948
171,280 千円
198,009 千円
種類
貸借対照表計
上額が取得原
価又は償却原
価を超えるも
の
国債
金融債
社債(銀行債)
計
貸借対照表計上
額が取得原価又
は償却原価を超
えないもの
(単位:千円)
国債
差額
金融債
200,000
199,383
▲617
計
1,591,792
1,576,227
▲15,565
8,703,782
8,901,953
198,170
合計
なお、上記差額から繰延税金負債 62,423 千円を差し引いた額
135,746 千円が、
「その他有価証券評価差額金」に含まれていま
す。
③当期中に売却したその他有価証券
種類
売却額
(単位:千円)
売却益
売却損
国債
3,019,084
106,143
-
地方債
2,335,638
70,818
-
政府保証債
1,699,667
49,315
-
金融債
1,500,000
9,607
-
8,554,390
235,884
-
合計
平成 23年度
税法等の一部を改正する法律」
(平成 23 年法律第 114 号)
及び
「東
日本大震災からの復興のための施策を実施するために必要な財源
の確保に関する特別措置法」
(平成 23 年法律第 117 号)が、平成
23 年 12 月 2 日に公布されました。平成 24 年 4 月 1 日以後に
開始する事業年度から法人税率が引き下げられ、また、平成 27 年
3 月 31 日までの期間(指定期間)に開始する事業年度については、
復興特別法人税が課されることになりました。これに伴い、繰延税
金資産及び繰延税金負債の計算に使用する法定実効税率は、前期の
31.5%から、
指定期間内に開始する事業年度については29.64%、
平成 27 年 4 月 1 日以後に開始する事業年度については 27.87%
に変更されました。
その結果、繰延税金資産が 58,190 千円、再評価に係る繰延税
金負債が 161,821 千円それぞれ減少し、土地再評価差額金が
161,821 千円、その他有価証券評価差額金が 7,937 千円それぞ
れ増加し、法人税等調整額が 66,127 千円増加しています。
Ⅸ.退職給付に関する注記
1. 採用している退職給付制度
職員の退職給付に充てるため、退職給与規程に基づき、退職一時
金制度を採用しています。また、同規程に基づく退職給付の一部に
充てるため、りそな信託銀行等との契約による確定給付企業年金制
度も併せて採用しています。
2. 退職給付債務及びその内訳
ア 退職給付債務
イ 年金資産
ウ 未積立退職給付債務(ア+イ)
エ 未認識数理計算上の差異(債務の増額)
オ 退職給付引当金(ウ+エ)
3.退職給付費用の内訳
ア 勤務費用
イ 利息費用
ウ 期待運用収益
エ 数理計算上の差異の費用処理額
退職給付費用(ア+イ+ウ+エ)
4.退職給付債務等の計算基礎
割引率
期待運用収益率
退職給付見込額の期間配分法
数理計算上の差異の処理年数
(単位:千円)
▲3,577,130
1,656,664
▲1,920,466
267,075
▲1,653,391
(単位:千円)
167,594
70,590
▲33,504
45,692
250,373
2.00%
2.00%
期間定額基準
10 年
Ⅹ.賃貸等不動産に関する注記
1.賃貸等不動産の状況に関する事項
当組合では、東大阪市その他の地域において、将来の使用が見込
まれていない遊休不動産等を有しております。
2.賃貸等不動産の時価等に関する事項
(注 1)貸借対照表計上額は、資産除去費用(2,480 千円)を含み、取
得原価から減価償却累計額及び減損損失累計額を控除した金
額であります。
(注 2)当期末の時価は、路線価による相続税評価額等を基礎として
算定しています。
Ⅺ.リース取引に関する注記
1.リース取引開始日が平成 20 年 3 月 31 日以前のリース取引に
関する事項
(1)リース物件の所有権が借り手に移転すると認められるもの以
外のファイナンス・リース取引については、通常の賃貸借取引に係
る方法に準じた会計処理によっています。なお、リース物件の所有
権が借り手に移転すると認められるもの以外のファイナンス・リー
ス取引は次のとおりです。
①リース物件の取得価額相当額、減価償却累計額相当額及び期末残
高相当額
(単位:千円)
器具備品
取得価額相当額
158,128
減価償却累計額相当額
158,128
期末残高相当額
-
②未経過リース料期末残高相当額
1年以内
-
千円
1年超
-
千円
合計
-
千円
③当期の支払リース料、減価償却費相当額及び支払利息相当額
支払リース料
16,765
千円
減価償却費相当額
14,309
千円
266
千円
支払利息相当額
④減価償却費相当額の算定方法
リース期間を耐用年数とし、残存価額をゼロとする定額法によっ
ています。
⑤利息相当額の算定方法
リース料総額とリース物件の取得価額相当額の差額を利息相当額
とし、各期への配分方法については利息法によっています。
2.リース取引開始日が平成 20 年 4 月 1 日以降のリース取引に関
- 38 -
平成 22年度
5. 特例業務負担金
法定福利費には、厚生年金保険制度及び農林漁業団体職員共済組
合制度の統合を図るための農林漁業団体共済組合法等を廃止する
等の法律附則 57 条に基づき、旧農林共済組合(存続組合)が行う特
例年金給付等の業務に要する費用に充てるため拠出した特例業務
負担金を含めて計上しています。
なお、当事業年度において存続組合に対して拠出した特例業務負
担金の額は、38,158 千円となっています。
また、翌事業年度以降において組合が負担することが見込まれる
特例業務負担金の総額は、603,679 千円(平成 23 年 3 月現在に
おける平成 44 年 3 月までの負担金将来見込額)となっています。
Ⅹ.資産除去債務に関する注記
1.資産除去債務のうち貸借対照表に計上しているもの
(1)当該資産除去債務の概要
当組合は、一部の事務所等に使用されている有害物質を除去する
義務に関し資産除去債務を計上しております。また、一部の事務所
等について、定期借地権契約や賃貸借契約を締結しており、賃借期
間終了による原状回復義務に関しても資産除去債務を計上してお
ります。
(2)当該資産除去債務の金額の算定方法
使用見込期間を、当該建物等の減価償却期間(主に 21 年)と見
積り、割引率は当該減価償却期間に見合う利付国債の利回り(主に
2.16%)を使用して資産除去債務の金額を計算しております。
(3)当期における当該資産除去債務の総額の増減
変動の内容
当期における総額の増減
期首残高(注)
156,167 千円
時の経過による調整額
2,487 千円
期末残高
158,654 千円
(注)当期から「資産除去債務に関する会計基準」
(企業会計基準
第 18 号(平成 20 年 3 月 31 日(企業会計基準委員会)
)
)及び「資
産除去債務に関する会計基準の適用指針」
(企業会計基準適用指針
第 21 号(平成 20 年 3 月 31 日(企業会計基準委員会)
)
)を適用
したことによる期首時点における残高であります。
2.貸借対照表に計上しているもの以外の資産除去債務
該当事項はありません。
Ⅺ.賃貸等不動産に関する注記
1.賃貸等不動産の状況に関する事項
当組合では、東大阪市その他の地域において、将来の使用が見込
まれていない遊休不動産等を有しております。
2.賃貸等不動産の時価等に関する事項
貸借対照表計上額
時価
155,268 千円
183,514 千円
平成 23年度
する事項
(1)オペレーティング・リース取引
オペレーティング・リース取引のうち解約不能のものに係る未経
過リース料
千円
99,853
千円
115,530
千円
Ⅻ.資産除去債務に関する注記
1.資産除去債務のうち貸借対照表に計上しているもの
(1)当該資産除去債務の概要
当組合は、一部の事務所等に使用されている有害物質を除去する
義務に関し資産除去債務を計上しております。また、一部の事務所
等について、定期借地権契約や賃貸借契約を締結しており、賃借期
間終了による原状回復義務に関しても資産除去債務を計上してお
ります。
(2)当該資産除去債務の金額の算定方法
使用見込期間を、当該建物等の減価償却期間(主に 21 年)と見
積り、割引率は当該減価償却期間に見合う利付国債の利回り(主に
2.16%)を採用しております。
(3)当期における当該資産除去債務の総額の増減
変動の内容
当期における総額の増減
158,654 千円
当期首残高
有形固定資産の取得に伴う増加額
14,350 千円
時の経過による調整額
2,699 千円
資産除去債務の履行による減少額
▲ 450 千円
期末残高
175,253 千円
2.貸借対照表に計上しているもの以外の資産除去債務
該当事項はありません。
ⅩⅢ.キャッシュ・フロー計算書に関する注記
1.キャッシュ・フロー計算書における資金の範囲
キャッシュ・フロー計算書における資金の範囲については、貸借対
照表上の「現金」及び「預金」のうち、「現金」及び「預金」中の当座預
金、普通預金及び通知預金となっています。
2.現金及び現金同等物期末残高と貸借対照表に記載されている科
目の金額との関係は以下のとおりです。
平成23年3 月31 日
現金・預金勘定
当座預金、普通預金及び通知預金以外
の預金
現金及び現金同等物
Ⅻ.キャッシュ・フロー計算書に関する注記
1.キャッシュ・フロー計算書における資金の範囲
キャッシュ・フロー計算書における資金の範囲については、貸借対
照表上の「現金」及び「預金」のうち、「現金」及び「預金」中の当座預
金、普通預金及び通知預金となっています。
平成24年3 月31 日
現金・預金勘定
当座預金、普通預金及び通知預金以外
の預金
現金及び現金同等物
平成22 年3 月31 日
369,824,300
千円
▲364,429,955
千円
398,763,432
千円
▲392,029,955
千円
6,733,477
千円
402,111,902
千円
▲398,529,955
千円
3,581,947
千円
3.重要な非資金取引
当期に計上した資産除去債務の金額は以下のとおりです。
2.現金及び現金同等物期末残高と貸借対照表に記載されている科
目の金額との関係は以下のとおりです。
現金・預金勘定
15,677
合計
(注 1)貸借対照表計上額は、資産除去費用(186 千円)を含み、取
得原価から減価償却累計額及び減損損失累計額を控除した金額で
あります。
(注 2)当期末の時価は、路線価による相続税評価額を基礎として算
定しています。
当座預金、普通預金及び通知預金以
外の預金
1年以内
1年超
- 39 -
資産除去債務
14,350
千円
平成 22年度
現金及び現金同等物
平成23 年3 月31 日
現金・預金勘定
当座預金、普通預金及び通知預金以
外の預金
現金及び現金同等物
平成 23年度
5,394,345
千円
398,763,432
千円
▲392,029,955
千円
6,733,477
千円
3.重要な非資金取引
当期に計上した資産除去債務の金額は以下のとおりです。
資産除去債務
158,654
千円
- 40 -
5.剰余金処分計算書
(単位:千円)
平成 22 年度
総代会承認日
平成 23 年 6 月 29 日
項目
平成 23 年度
総代会承認日
平成 24 年 6 月 26 日
当期未処分剰余金
2,011,321
1,906,073
任意積立金取崩額
-
―
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
―
-
1,036,975
908,852
230,000
700,000
500,000
-
200,000
-
-
-
106,975
(3.0%)
-
-
200,000
600,000
600,000
-
-
-
-
-
108,852
(3.0%)
-
-
974,345
997,221
信用事業基盤強化積立金
信用事業機械化整備積立金
施設整備積立金
営農事業積立金
合併 10 周年記念積立金
特別積立金
剰余金処分額
(1) 利益準備金
(2) 任意積立金
信用事業基盤強化積立金
信用事業機械化整備積立金
施設整備積立金
営農事業積立金
合併 10 周年記念積立金
特別積立金
(3) 出資配当金
(出資配当率)
(4) 事業分量配当金
(配当基準)
次期繰越剰余金
(注 1)任意積立金のうち、一定の目的のために設定した、積立金の種類、目的及び取崩基準、目標額、剰余金処分後積立額は、次のとお
りです。
(単位:千円)
種類
目的及び取崩基準
目標額
剰余金処分後積立額
信用事業基盤
強化積立金
信用事業基盤強化のために積
立を行い、信用事業基盤に重大
な影響がある場合に取崩す。
期末貯金・定期
積金総額の
1,000 分の 10
4,600,000
信用事業機械化
整備積立金
信用事業に附随する機械化充
実のために積立を行い、機械化
の充実が必要な場合に取崩す。
500,000
500,000
施設整備積立金
施設の取得または改修・改装の
ために積立を行い、施設整備が
必要な場合に取崩す。
500,000
500,000
100,000
100,000
―
39,593
営農事業積立金
合併 10 周年
記念積立金
営農事業を安定的にかつ継続
的に推進するために積立を行
い、営農事業において必要な場
合に取崩す。
合併 10 周年記念事業を行うた
めに必要な資金の積立を行い、
合併 10 周年記念事業を行う場
合に取崩す。
(注 2)次期繰越剰余金には、営農指導、生活・文化改善の事業の費用に充てるための繰越額が含まれています。
平成 22 年度
57,000 千円
平成 23 年度
44,000 千円
- 41 -
6.部門別損益計算書
◇平成22 年度
(単位:千円)
区分
事
業
収
計
信用事業
共済事業
農業関連事業
生活その他事業
営農指導事業
共通管理費等
益
①
8,370,578
6,213,284
1,449,191
485,647
204,691
17,765
事 業 直 接 費
②
2,503,444
1,813,585
39,600
415,042
185,883
49,334
事 業 総 利 益
( ① - ② )
③
5,867,134
4,399,699
1,409,591
70,605
18,808
▲31,569
事 業 管 理 費
④
4,469,890
3,224,598
787,961
248,624
120,767
87,940
(うち減価償却費)
⑤
218,686
159,267
31,630
17,522
6,996
3,271
( うち人件費)
⑤'
3,276,622
2,231,876
662,397
200,903
101,460
79,986
※うち共通管理費
⑥
1,078,941
218,210
58,449
24,075
11,968
▲1,391,643
(うち減価償却費)
⑦
156,387
31,628
8,471
3,488
1,734
▲201,708
500,367
101,197
27,107
11,166
5,550
▲645,387
( うち人件費)
⑦'
事 業 利 益
( ③ - ④ )
⑧
1,397,244
1,175,101
621,630
▲178,019
▲101,959
▲119,509
事 業 外 収 益
⑨
239,959
220,951
14,508
2,845
1,181
474
※うち共通分
⑩
42,717
8,640
2,314
954
474
事 業 外 費 用
⑪
9,117
1,844
494
204
101
9,117
1,844
494
204
101
11,760
※うち共通分
⑫
経 常 利 益
( ⑧+⑨-⑪)
⑬
1,625,443
1,386,935
634,294
▲175,668
▲100,982
▲119,136
特
益
⑭
86,811
83,589
2,249
602
248
123
※うち共通分
⑮
11,120
2,249
602
248
123
237,307
47,994
12,856
5,294
2,632
237,307
47,994
12,856
5,294
2,632
1,233,217
588,549
▲187,922
▲106,028
▲121,645
90,736
29,073
1,447
389
▲121,645
1,142,481
559,476
▲189,369
▲106,417
特
別
別
利
損
失
⑯
※うち共通分
⑰
税引前当期利益
( ⑬+⑭-⑯)
⑱
営農指導事業分配賦額
⑲
営農指導事業分配
賦後税引前当期利
益(⑱-⑲)
⑳
306,083
1,406,171
1,406,171
▲55,099
▲11,760
▲14,342
▲306,083
※⑥、⑩、⑫、⑮、⑰は、各事業に直課できない部分
部門別損益計算書(
部門別損益計算書(平成2
平成22 年度)
年度)注記
1.共通管理費等および営農指導事業の他部門への配賦基準等
(1)共通管理費等
(職員数割+事業総利益割+人件費を除いた事業管理費割)の平均値
(2)営農指導事業
事業総利益割の平均値
2.配賦割合(1の配賦基準で算出した配賦の割合)
(単位:%)
区分
信用事業
共済事業
農業関連事業
生活その他事業
営農指導事業
計
共通管理費等
77.53
15.68
4.20
1.73
0.86
100.0
営農指導事業
74.59
23.90
1.19
0.32
100.0
(参考)部門別の資産
区分
(単位:千円)
計
信用事業
共済事業
農業関連事業
生活その他事業
営農指導事業
事業別の総資産
572,038,377
561,025,754
395,155
674,924
265,475
98,200
総資産(共通資産
配賦後)
572,038,377
568,450,642
1,896,796
1,078,432
431,682
180,823
9,591,289
6,748,809
1,354,855
941,390
373,723
172,510
(うち固定資産)
- 42 -
共通資産
9,578,867
◇平成23年度
(単位:千円)
区分
計
信用事業
共済事業
農業関連事業
生活その他事業
営農指導事業
共通管理費等
事
業
収
益
①
7,924,068
5,775,377
1,502,609
451,256
181,842
12,984
事
業
費
用
②
2,263,709
1,633,867
41,546
376,644
167,612
44,040
事 業 総 利 益
( ① - ② )
③
5,660,359
4,141,510
1,461,063
74,612
14,230
▲31,056
事 業 管 理 費
④
4,615,862
3,328,960
782,060
278,687
135,939
90,216
(うち減価償却費)
⑤
190,292
138,356
19,354
20,644
8,119
3,819
( うち人件費)
⑤'
3,348,598
2,283,751
656,646
216,446
111,189
80,566
※うち共通管理費
⑥
1,115,288
229,331
72,505
28,448
13,276
▲1,458,848
(うち減価償却費)
⑦
94,125
19,354
6,118
2,409
1,120
▲123,126
531,402
109,269
34,546
13,554
6,325
▲695,096
( うち人件費)
⑦'
事 業 利 益
( ③ - ④ )
⑧
1,044,497
812,550
679,003
▲204,075
▲121,709
▲121,272
事 業 外 収 益
⑨
380,945
368,744
9,899
1,601
478
223
※うち共通分
⑩
18,761
3,858
1,221
478
223
事 業 外 費 用
⑪
8,616
1,772
560
220
103
8,616
1,772
560
220
103
11,271
※うち共通分
⑫
経 常 利 益
( ⑧+⑨-⑪)
⑬
1,414,171
1,172,678
687,130
▲203,034
▲121,451
▲121,152
特
益
⑭
9,500
7,262
1,493
473
186
86
※うち共通分
⑮
7,262
1,493
473
186
86
206,918
42,547
13,452
5,278
2,463
206,918
42,547
13,452
5,278
2,463
973,022
646,076
▲216,013
▲126,543
▲123,529
89,892
31,710
1,618
309
▲123,529
883,130
614,366
▲217,631
▲126,852
特
別
別
利
損
失
⑯
※うち共通分
⑰
税引前当期利益
( ⑬+⑭-⑯)
⑱
営農指導事業分配賦額
⑲
営農指導事業分配
賦後税引前当期利
益(⑱-⑲)
⑳
270,658
1,153,013
1,153,013
▲24,541
▲11,271
▲9,500
▲270,658
※⑥、⑩、⑫、⑮、⑰は、各事業に直課できない部分
部門別損益計算書(
部門別損益計算書(平成2
平成23年度)
年度)注記
1.共通管理費等および営農指導事業の他部門への配賦基準等
(1)共通管理費等
(職員数割+事業総利益割+人件費を除いた事業管理費割)の平均値
(2)営農指導事業
事業総利益割の平均値
2.配賦割合(1の配賦基準で算出した配賦の割合)
(単位:%)
区分
信用事業
共済事業
農業関連事業
生活その他事業
営農指導事業
計
共通管理費等
76.45
15.72
4.97
1.95
0.91
100.0
営農指導事業
72.77
25.67
1.31
0.25
100.0
(参考)部門別の資産
区分
(単位:千円)
計
信用事業
共済事業
農業関連事業
生活その他事業
営農指導事業
事業別の総資産
586,571,333
573,603,289
2,718,807
805,898
291,465
122,188
総資産(共通資産
配賦後)
586,571,333
580,504,812
4,137,930
1,255,951
468,045
204,592
9,334,798
6,358,841
1,283,984
1,074,022
421,433
196,516
(うち固定資産)
- 43 -
共通資産
9,029,683
7.財務諸表の正確性にかかる確認
確認書
①
私は、当JAの平成23年4月1日から平成24年3月31日までの事
業年度にかかるディスクロージャー誌に記載した内容のうち、財務諸表作
成に関するすべての重要な点において適正に表示されていることを確認い
たしました。
②
当該確認を行うにあたり、財務諸表が適正に作成される以下の体制が整
備され、有効に機能していることを確認いたしました。
・業務分掌と所管部署が明確化され、各部署が適切に業務を遂行する体
制が整備されております。
・業務の実施部署から独立した内部監査部署が内部管理体制の適切性・有
効性を検証しており、重要な事項については理事会等に適切に報告され
ております。
・重要な経営情報については、理事会等へ適切に付議・報告されておりま
す。
平成24年 6 月26日
大阪中河内農業協同組合
代表理事組合長
- 44 -
経営資料
Ⅱ.損益の
損益の状況
ディスクロ2012
1.最近の 5 事業年度の主要な経営指標
項目
平成 19 年度
平成 20 年度
平成 21 年度
平成 22 年度
平成 23 年度
益
8,739,859
9,328,296
8,749,808
8,370,578
7,924,068
信 用 事 業 収 益
6,493,367
7,073,950
6,569,526
6,213,284
5,775,377
共 済 事 業 収 益
1,561,026
1,548,203
1,451,427
1,449,191
1,502,609
農業関連事業収益
463,014
475,762
486,317
485,647
451,256
そ の 他 事 業 収 益
222,452
230,381
242,538
222,456
194,826
益
1,611,164
1,620,185
1,453,250
1,625,443
1,414,168
金
1,510,704
1,270,657
1,309,741
1,088,565
797,531
金
3,603,478
3,673,493
3,654,842
3,627,603
3,783,561
)
3,603,478
3,673,493
3,654,842
3,627,603
3,783,561
経
常
経
当
収
常
期
利
剰
出
(
(単位:千円、口、人)
余
資
出
資
口
数
純
資
産
額
19,523,173
20,663,091
21,922,072
22,732,403
23,778,506
総
資
産
額
528,739,537
545,958,527
549,684,920
572,038,377
586,571,333
貯
金
等
残
高
497,353,131
513,314,480
517,021,106
538,874,256
551,617,399
貸
出
金
残
高
129,064,855
134,053,488
131,511,396
127,718,008
134,707,254
有 価 証 券 残 高
18,372,487
23,206,540
24,932,176
21,210,249
21,958,244
剰 余 金 配 当 金 額
104,088
107,642
107,864
106,975
108,852
出 資 配 当 の 額
104,088
107,642
107,864
106,975
108,852
事業分量配当の額
-
-
-
-
-
数
513
493
475
480
476
単 体 自 己 資 本 比率
12.08%
12.67%
13.08%
12.99%
12.97%
職
員
(注)1.当期剰余金は、銀行等の当期利益に相当するものです。
2 単体自己資本比率は、金融庁・農林水産省告示(農業協同組合法第 11 条の 2 の規定に基づく組合の経営の健全性を判断するための
基準)に定められた算式で算定したものです。
3.単体自己資本比率は、平成 20 年度末より平成 20 年金融庁・農林水産省告示第 22 号が適用されたことに伴い、単体自己資本比
率における基本的項目の計算方法が変わっています。
4.信託業務の取り扱いは行っていません。
- 45 -
2.利益総括表
(単位:千円)
種類
資 金 運 用 収 益
資 金 調 達 費 用
資 金 運 用 収 支
役務取引等収益
役務取引等費用
役 務 取 引 等 収 支
その他信用事業収益
その他信用事業費用
そ の 他 信 用 事 業 収 支
信 用 事 業 粗 利 益
( 信 用 事 業 粗 利 益 率 )
共 済 事 業 粗 利 益
( 共 済 事 業 粗 利 益 率 )
購 買 事 業 粗 利 益
( 購 買 事 業 粗 利 益 率 )
販 売 事 業 粗 利 益
( 販 売 事 業 粗 利 益 率 )
総
粗
利
益
( 総 粗 利 益 率 )
平成 22 年度
5,800,856
1,467,587
4,333,269
121,049
21,991
99,058
291,377
322,517
▲31,139
4,401,188
0.82%
1,409,658
0.15%
58,468
9.66%
19,107
13.46%
5,868,765
1.03%
平成 23 年度
5,515,219
1,270,279
4,244,940
126,833
23,292
103,541
133,322
317,870
▲184,547
4,163,934
0.74%
1,461,063
0.16%
55,248
10.06%
22,363
14.06%
5,682,847
0.96%
増減
▲285,636
▲197,307
▲88,329
5,784
1,301
4,483
▲158,055
▲4,647
▲153,408
▲237,254
▲0.08%
51,404
0.01%
▲3,219
0.40%
3,256
0.60%
▲185,917
▲0.07%
(注)1.信用事業粗利益率=信用事業粗利益÷資金運用勘定平均残高×100
2.共済事業粗利益率=共済事業粗利益÷長期共済保有高×100
3.購買事業粗利益率=購買事業粗利益÷購買取扱高×100
4.販売事業粗利益率=販売事業粗利益÷販売取扱高×100
5.総粗利益率=総粗利益÷総資産平均残高×100
3.資金運用収支の内訳
項
目
資 金 運 用 勘 定
う ち 預 金
う ち 有 価 証 券
う ち 貸 出 金
うち買入金銭債権
資 金 調 達 勘 定
うち貯金・定期積金
う ち 借 入 金
総 資 金 利 ざ や
平均残高
536,548,286
388,144,007
20,054,071
128,260,721
89,484
532,324,453
528,775,485
3,548,967
(単位:千円)
平成22年度
利息
5,487,907
2,762,135
297,978
2,426,393
1,400
1,460,302
1,427,360
32,941
利回り
1.02%
0.71%
1.48%
1.89%
1.56%
0.27%
0.26%
0.92%
0.07%
平成23 年度
平均残高
利息
558,334,537
5,195,447
407,914,201
2,545,124
19,873,817
287,939
130,465,327
2,361,149
81,191
1,233
553,657,078
1,257,619
550,497,950
1,228,421
3,159,128
29,197
利回り
0.93%
0.62%
1.44%
1.80%
1.51%
0.22%
0.22%
0.92%
0.04%
(注)1.総資金利ざや=資金運用利回り-資金調達原価(資金調達利回り+経費率)
2.経費率には、信用事業の指導部費負担額を含めております。
4.受取・支払利息の増減額
項
取
受
う
う
う
支
う
う
う
目
利
息
ち
預
金
ち 有 価 証 券
ち
貸
出
金
払
利
息
ち 貯 金 ・ 定 期 積 金
ち 譲 渡 性 貯 金
ち
借
入
金
(単位:千円)
平成22年度増減額
▲560,459
▲249,554
▲61,904
▲304,387
▲517,322
▲503,356
-
▲2,752
(注)増減額は前年度対比です。
- 46 -
平成23年度増減額
▲285,636
▲217,011
▲10,038
▲65,244
▲197,307
▲198,938
―
▲3,743
経営資料
Ⅲ.事業の
事業の概況
ディスクロ2012
1.信用事業
(1)貯金に関する指標
①貯金の科目別期末残高
種
類
当
座
貯
金
普
通
貯
金
貯
蓄
貯
金
通
知
貯
金
その他の流動性貯金
流 動 性 貯 金 計
定
期
貯
金
定
期
積
金
その他の定期性貯金
定 期 性 貯 金 計
譲渡性貯金その他の貯金
合 計
(単位:千円)
平成 22 年度
残高
構成比
913,306
0.16%
118,369,301
21.96%
2,660,773
0.49%
45,850
0.00%
1,014,788
0.18%
123,004,019
22.82%
392,655,960
72.86%
22,281,333
4.13%
932,942
0.17%
415,870,237
77.17%
-
-
538,874,256
100.00%
平成 23 年度
残高
構成比
601,562
0.10%
123,847,535
22.45%
2,617,173
0.47%
45,850
0.00%
838,696
0.15%
127,950,818
23.19%
401,003,349
72.69%
21,833,582
3.95%
829,648
0.15%
423,666,581
76.80%
-
-
551,617,399
100.00%
平成 22 年度
平均残高
構成比
744,722
0.14%
115,790,828
21.89%
2,700,528
0.51%
42,823
0.00%
956,229
0.18%
120,235,133
22.73%
385,755,807
72.95%
21,805,645
4.12%
978,898
0.18%
408,540,351
77.26%
-
-
528,775,485
100.00%
平成 23 年度
平均残高
構成比
652,993
0.11%
121,995,997
22.16%
2,649,274
0.48%
46,457
0.00%
966,170
0.17%
126,310,893
22.94%
401,834,643
72.99%
21,450,653
3.89%
901,759
1.06%
424,187,057
77.05%
-
-
550,497,950
100.00%
②貯金の科目別平均残高
種
類
当
座
貯
金
普
通
貯
金
貯
蓄
貯
金
通
知
貯
金
その他の流動性貯金
流 動 性 貯 金 計
定
期
貯
金
定
期
積
金
その他の定期性貯金
定 期 性 貯 金 計
譲渡性貯金その他の貯金
合 計
増 減
▲311,744
5,478,234
▲43,599
0
▲176,091
4,946,798
8,347,389
▲447,751
▲103,293
7,796,344
-
12,743,142
(単位:千円)
③定期貯金の金利条件別内訳残高
増 減
▲91,729
6,205,168
▲51,254
3,634
9,940
6,075,760
16,078,836
▲354,991
▲77,139
15,646,705
-
21,722,465
(単位:千円)
平成 22 年度
平成 23 年度
種 類
増 減
残
高
構成比
残
高
構成比
固定自由金利定期
393,587,068
99.99%
401,831,630
99.99%
8,244,561
変動自由金利定期
1,834
0.00%
1,368
0.00%
▲465
合 計
393,588,903
100.00%
401,832,998
100.00%
8,244,095
(注) 1.固定自由金利定期:預入時に満期日までの利率が確定する自由金利定期貯金
2.変動自由金利定期:預入期間中の市場金利の変化に応じて金利が変動する自由金利定期貯金
- 47 -
(2)貸出金等に関する指標
①貸出金の科目別期末残高
種
類
手
形
貸
証
書
貸
当
座
貸
割
引
手
金 融 機 関 貸
合
計
付
付
越
形
付
(単位:千円)
平成 22 年度
残
高
構成比
634,122
0.49%
124,626,568
97.57%
1,443,496
1.13%
13,820
0.01%
1,000,000
0.78%
127,718,008
100.00%
平成 23 年度
残
高
構成比
521,552
0.38%
131,802,503
97.84%
1,368,642
1.01%
14,556
0.01%
1,000,000
0.74%
134,707,254
100.00%
②貸出金の科目別平均残高
種
類
手
形
貸
証
書
貸
当
座
貸
割
引
手
金 融 機 関 貸
合
計
付
付
越
形
付
類
固 定 金 利 貸 出
変 動 金 利 貸 出
合
計
平成 22 年度
平均残高
構成比
866,292
0.67%
124,868,982
97.35%
1,514,048
1.18%
11,397
0.00%
1,000,000
0.77%
128,260,721
100.00%
平成 23 年度
平均残高
構成比
534,576
0.40%
127,533,202
97.75%
1,388,102
1.06%
9,445
0.00%
1,000,000
0.76%
130,465,327
100.00%
物
的
担
保
等
券
産
産
物
計
農業信用基金協会保証
保
そ の 他 保 証
証
計
信
用
合
計
▲112,570
7,175,934
▲74,853
735
0
6,989,246
増
減
▲331,716
2,664,220
▲125,945
▲1,952
0
2,204,605
(単位:千円)
平成 22 年度
残
高
構成比
62,684,245
49.08%
65,033,763
50.91%
平成 23 年度
残
高
構成比
66,493,750
49.36%
68,213,504
50.63%
127,718,008
134,707,254
100.00%
100.00%
④貸出金の担保別内訳残高
種
類
貯
金
有 価 証
動
不
動
そ の 他 担 保
減
(単位:千円)
③貸出金の金利条件別内訳残高
種
増
増
減
3,809,504
3,179,741
6,989,246
(単位:千円)
平成 22 年度
7,434,194
65,471
-
58,151,789
755,831
66,407,287
35,278,138
25,032,582
60,310,720
1,000,000
127,718,008
⑤債務保証の担保別内訳残高
該当ありません。
- 48 -
平成 23 年度
6,539,120
11,162
-
61,149,106
689,396
68,388,785
34,490,443
30,828,025
65,318,469
1,000,000
134,707,254
増
減
▲895,074
▲54,309
-
2,997,316
▲66,434
1,981,497
▲787,694
5,795,442
5,007,748
0
6,989,246
⑥貸出金の使途別内訳残高
種
設
運
そ
類
備
転
資
資
金
金
他
の
合
計
(単位:千円)
平成 22 年度
残
高
構成比
72,242,435
56.56%
53,936,725
42.23%
1,538,847
1.20%
127,718,008
100.00%
平成 23 年度
残
高
構成比
77,169,687
57.28%
56,008,747
41.57%
1,528,818
1.13%
134,707,254
100.00%
⑦貸出金の業種別残高
種
類
製
造
業
農
業
漁
業
建
設
業
電気・ガス・熱供給・水道業
情 報 通 信 業
運
輸
業
卸 売 ・ 小 売 業
金 融 ・ 保 険 業
不
動
産
業
各 種 サ ー ビ ス 業
地 方 公 共 団 体
個人(住宅・消費・納税資金等)
合
計
増
減
4,927,252
2,072,022
▲10,028
6,989,246
(単位:千円)
平成 22 年度
残
高
構成比
2,571,004
2.01%
404,436
0.31%
3,876
0.00%
879,152
0.68%
395,837
0.30%
10,857
0.00%
50,433
0.03%
635,393
0.49%
1,000,000
0.78%
59,952,695
46.94%
2,042,079
1.59%
15,852,230
12.41%
43,920,009
34.38%
127,718,008
100.00%
(注)1.土地開発公社向け貸出金は不動産業に含めております。
2.業種区分は総務省の日本標準産業分類に基づいております。
- 49 -
平成 23 年度
残
高
構成比
2,312,142
1.71%
352,055
0.26%
9,229
0.00%
764,177
0.56%
408,765
0.30%
9,341
0.00%
43,997
0.03%
499,187
0.37%
1,000,000
0.74%
61,272,124
45.48%
2,006,617
1.48%
19,278,538
14.31%
46,751,077
34.70%
134,707,254
100.00%
増
減
▲258,862
▲52,381
5,352
▲114,975
12,928
▲1,516
▲6,435
▲136,206
0
1,319,429
▲35,462
3,426,307
2,831,068
6,989,246
⑧主要な農業関係の貸出金残高
●営農類型別
種
類
農
うち耕作
うち野菜・園芸
うち果樹・樹園農業
うちその他農業
農 業 関 連 団 体
合
計
業
等
平成 22 年度
780,438
20,613
17,977
22,789
719,058
-
780,438
平成 23 年度
744,056
14,621
17,931
21,166
690,337
-
744,056
(単位:千円)
増
減
▲ 36,381
▲ 5,992
▲ 45
▲ 1,622
▲ 28,720
-
▲ 36,381
(注) 1.農業関係の貸出金とは、農業者、農業法人及び農業関連団体等に対する農業生産・農業経営に必要な資金や、農産物の生産・加工・
流通に関連する事業に必要な資金等が該当します。
なお、前掲⑦の貸出金の業種別残高の「農業」は、農業者や農業法人等に対する貸出金の残高です。
2.「その他農業」には、複合経営で主たる業種が明確に位置づけられない者、農業サービス業、農業所得が従となる農業者等が含まれ
ております。
3.「農業関連団体等」には、JA や全農とその子会社等が該当します。
●資金種類別
種
類
プ
ロ
パ
ー
資
金
農
業
制
度
資
金
うち農業近代化資金
うちその他制度資金
合
計
平成 22 年度
774,631
5,807
1,000
4,807
780,438
平成 23 年度
739,249
4,807
―
4,807
744,056
(単位:千円)
増
減
▲ 35,381
▲ 1,000
▲ 1,000
0
▲ 36,381
(注) 1.プロパー資金とは、当組合原資の資金を融資しているもののうち、制度資金以外のものをいいます。
2.農業制度資金には、①地方公共団体が直接的または間接的に融資するもの、②地方公共団体が利子補給等を行うことで JA が低利で
融資するもの、③日本政策金融公庫が直接融資するものがあり、ここでは、①の転貸資金と②を対象としています。
3.その他制度資金には、農業経営改善促進資金(スーパーS資金)や農業経営負担軽減支援資金などが該当します。
⑨リスク管理債権の状況
区
分
破 綻 先 債 権 額 (A)
延
滞
債
権
額 (B)
3 ヵ 月 以 上 延 滞 債 権 額 (C)
貸 出 条 件 緩 和 債 権 額 (D)
合 計
(E=A+B+C+D)
う ち 担 保 保 証 付 債 権 額 (F)
担保保証付控除後債権額 (G=E-F)
個別貸倒引当金勘定残高 (H)
差 引 額
( I = G - H )
平成 22 年度
60,802
3,459,636
-
743,534
4,263,973
2,127,213
2,136,759
1,724,980
411,779
平成 23 年度
103,593
2,923,744
-
558,113
3,585,451
1,940,719
1,644,732
1,366,754
277,977
(単位:千円)
増
減
42,790
▲535,891
-
▲185,421
▲678,521
▲186,494
▲492,027
▲358,225
▲133,801
(注 1)破綻先債権
元本又は利息の支払の遅延が相当期間継続していることその他の事由により元本又は利息の取立て又は弁済の見込みがないものと
して未収利息を計上しなかった貸出金(貸倒償却を行った部分を除く。以下「未収利息不計上貸出金」という。)のうち、法人税施行
令第 96 条第 1 項第 3 号のイからホまでに掲げる事由又は同項第 4 号に規定する事由が生じているものをいいます。
(注 2)延滞債権
未収利息不計上貸出金であって、注 1 に掲げるもの及び債務者の経営再建又は支援を図ることを目的として利息の支払を猶予した
もの以外のものをいいます。
(注 3)3 ヵ月以上延滞債権
元本又は利息の支払が約定支払日の翌日から 3 ヵ月以上延滞している貸出金(注 1,注2に掲げるものを除く。)をいいます。
(注 4)貸出条件緩和債権
債務者の経営再建又は支援を図ることを目的として、金利の減免、利息の支払猶予、元本の返済猶予、債権放棄その他の債務者に有
利となる取決めを行った貸出金(注 1,注2及び注3に掲げるものを除く。)をいいます。
(注 5)担保保証付債権額
リスク管理債権のうち、貯金・定期積金、有価証券(上場公社債、上場株式)及び確実な不動産担保付の貸出金残高ならびに農業信用
基金協会等公的保証期間等による保証付の貸出金についての当該担保・保証相当額をいいます。
(注 6)担保保証付控除後債権額
リスク管理債権合計額から、担保保証付債権額を控除した貸出金残高をいいます。
- 50 -
⑩金融再生法開示債権の状況
(単位:千円)
●金融再生法に基づく資産査定額
区
分
破産更生債権及びこれらに準ずる債権
危
険
債
権
要
管
理
債
権
合
計
正
常
債
権
平成 22 年度
1,695,801
1,828,637
743,534
4,267,973
123,601,678
平成 23 年度
1,453,346
1,579,691
558,113
3,591,151
131,366,727
本表記載の資産査定額は、「金融機能の再生のための緊急措置に関する法律」(平成 10 年法律第 132 号)第 6 条に基づき、貸借対照表の
貸出金、貸付有価証券、債務保証見返、信用未収利息及び信用仮払金の各勘定について、債務者の財政状態及び経営成績等を基礎として、
以下のとおり区分しております。
なお、当組合は同法の対象とはなっておりませんが、参考として、同法の定める基準に従い資産査定額を平成 15 年度より記載しており
ます。
(注 1)破産更生債権及びこれらに準ずる債権
破産、会社更生、再生手続等の事由により経営破綻に陥っている債務者に対する債権及びこれらに準ずる債権をいいます。
(注 2)危険債権
債務者が経営破綻の状態には至っていないが、財政状態及び経営成績が悪化し、契約に従った債権の元本の回収及び利息の受取がで
きない可能性の高い債権をいいます。
(注 3)要管理債権
自己査定において要注意先に区分された債務者に対する債権のうち、「3 ヵ月以上延滞債権」及び「貸出条件緩和債権」に該当する
貸出金をいいます。
(注 4)正常債権
債務者の財政状態及び経営成績に特に問題がない債権であり、「破産更生債権及びこれらに準ずる債権」、「危険債権」及び「要管
理債権」以外の債権をいいます。
●金融再生法開示債権の保全状況
区
分
金融再生法開示債権合計
(A)
保
全
額
合
計
(B)
う ち 貸 倒 引 当 金
う ち 担 保 保 証 等
保
全
率 (B)/(A)
平成 22 年度
4,267,973
3,884,898
1,753,685
2,131,213
91.02%
(注)貸倒引当金は、正常債権に対する一般貸倒引当金を除いた金額を記載しております。
- 51 -
(単位:千円)
平成 23 年度
3,591,151
3,376,966
1,430,547
1,946,419
94.03%
対
象
債
権
- 52 -
正常先
その他の要注意先
要管理先
破綻懸念先
実質破綻先
破綻先
●破綻先
法的・形式的な経営破綻の事実が発生している債務者
●実質破綻先
法的・形式的な経営破綻の事実は発生していないものの、深刻な経
営難の状態にあり、再建の見通しがない状況にあると認められるな
ど実質的に経営破綻に陥っている債務者
●破綻懸念先
現状、経営破綻の状況にはないが、経営難の状態にあり、経営改善
計画等の進捗状況が芳しくなく、今後、経営破綻に陥る可能性が大
きいと認められる債務者(金融機関等の支援継続中の債務者を含む)
●要管理先
要注意先の債務者のうち当該債務者の債権の全部又は一部が次に掲
げる債権に該当する債務者
ⅰ3 ヵ月以上延滞債権
元金又は利息の支払いが、約定支払日の翌日を起算日として 3 ヵ月
以上延滞している貸出債権
ⅱ貸出条件緩和債権
経済的困難に陥った債務者の再建又は支援をはかり、当該債権の回
収を促進すること等を目的に、債務者に有利な一定の譲歩を与える
約定条件の改定等を行った貸出債権
●その他の要注意先
要管理先以外の要注意先に属する債務者
●正常先
業況が良好であり、かつ、財務内容につき特段の問題がないと認め
られる債務者
貸出金
その他
の債権
信用事業
以外の
与信
破産、会社更生、再生手続等の事由により経営破綻に陥っている債務者
に対する債権及びこれらに準ずる債権
●危険債権
債務者が経営破綻の状態には至っていないが、財政状態及び経営成績が
悪化し、契約に従った債権の元本の回収及び利息の受取ができない可能
性の高い債権
●要管理債権
自己査定において要注意先に区分された債務者に対する債権のうち、
「3
ヵ月以上延滞債権」及び「貸出条件緩和債権」に該当する貸出金
●正常債権
債務者の財政状態及び経営成績に特に問題がない債権であり、「破産更
生債権及びこれらに準ずる債権」、「危険債権」及び「要管理債権」以
外の債権
●破産更生債権及びこれらに準ずる債権
正常債権
要管理債権
危険債権
これらに準ずる債権
破産更生債権及び
貸出金
信用事業総与信
信用事業総与信
信用事業
以外の
その他
与信
の債権
<金融再生法債権区分>
<自己査定債務者区分>
<参考>開示債権と自己査定の相関図
要注意先
信用事業
以外の
その他
与信
の債権
●破綻先債権
元本又は利息の支払の遅延が相当期間継続していることその他の
事由により元本又は利息の取立て又は弁済の見込みがないものと
して未収利息を計上しなかった貸出金(貸倒償却を行った部分を除
く。以下「未収利息不計上貸出金」という。)のうち、法人税施行
令第 96 条第 1 項第 3 号のイからホまでに掲げる事由又は同項第
4 号に規定する事由が生じているものをいう。
●延滞債権
未収利息不計上貸出金であって、破綻先債権に掲げるもの及び債
務者の経営再建又は支援を図ることを目的として利息の支払を猶
予したもの以外のものをいう。
●3 ヵ月以上延滞債権
元本又は利息の支払が約定支払日の翌日から 3 ヵ月以上延滞して
いる貸出金(破綻先債権、延滞債権に掲げるものを除く。)をいう。
●貸出条件緩和債権
債務者の経営再建又は支援を図ることを目的として、金利の減免、
利息の支払猶予、元本の返済猶予、債権放棄その他の債務者に有
利となる取決めを行った貸出金(破綻先債権、延滞債権及び 3 ヵ
月以上延滞債権に掲げるものを除く。)をいう。
貸出条件緩和債権
3 カ月以上延滞債権
延滞債権
破綻先債権
貸出金
信用事業総与信
<リスク管理債権>
⑪元本補てん契約のある信託に係る貸出金のリスク管理債権の状況
該当ありません
⑫貸倒引当金の期末残高及び期中の増減額
(単位:千円)
期中減少額
区
分
期首残高
期中増加額
期末残高
目的使用
その他
621,983
434,600
-
621,983
434,600
22
個別貸倒引当金
2,007,678
1,726,520
396,622
1,611,055
1,726,520
2,629,662
2,161,121
396,773
2,232,888
2,161,121
一般貸倒引当金
434,600
457,363
-
434,600
457,363
個別貸倒引当金
1,726,520
1,368,167
179,303
1,547,217
1,368,167
2,161,121
1,825,530
179,303
1,981,818
1,825,530
年度 平成
平成
一般貸倒引当金
23
合
計
年度
合
計
(注)その他の金額は洗替による取崩額です。
⑬貸出金償却等の額
区
(単位:千円)
分
平成 22 年度
平成 23 年度
貸 出 金 償 却 額
-
21,617
貸
-
-
-
21,617
倒
合
損
失
額
計
(注)「貸出金償却額」および「貸倒損失額」は、貸出金等から、個別貸倒引当金の既繰入額の当該償却に係る
取崩額を控除した額を計上しております。
- 53 -
(3)為替業務等取扱実績
①内国為替取扱実績
(単位:件、千円)
平成 22 年度
種 類
仕向
件数
平成 23 年度
被仕向
金額
件数
仕向
金額
件数
送金・振込
72,547 66,674,515 403,013 112,705,286 70,741
為
替
代金取立
27
68,202
30
88,087
34
為
替
雑 為 替
合 計
4,042
1,494,008
3,993
2,198,119
5,030
76,616 68,236,725 407,036 114,991,492 75,805
被仕向
金額
件数
金額
85,764,816 422,433 121,275,229
73,209
29
33,000
1,480,316
19,821
2,226,108
87,318,341 442,283 123,534,337
②公共債の引受額・公共債窓販実績
(単位:千円)
窓口販売実績
引受実績
種 類
平成 22 年度
国
債
平成 23 年度
13,000
平成 22 年度
42,500
平成 23 年度
-
―
③オフバランス取引の状況
該当ありません。
(4)有価証券に関する指標
①有価証券の種類別平均残高
種
類
(単位:千円)
平成 22 年度
国
平成 23 年度
増
減
債
6,351,184
6,488,594
137,409
債
9,311,254
9,218,757
▲92,497
債
2,308,170
1,965,723
▲342,447
債
1,882,753
2,000,223
117,469
債
-
-
-
社
債
200,707
200,518
▲188
株
式
-
-
-
地
政
方
府
金
短
保
証
融
期
社
受
益
証
券
-
-
-
投
資
証
券
-
-
-
合
計
20,054,071
19,873,817
▲180,254
(注)貸付有価証券は有価証券の種類ごとに区分して記載することとしておりますが、平成22年度及び平成23年度ともに貸付有価
証券の残高はありません。
②商品有価証券の種類別平均残高
該当ありません。
- 54 -
③有価証券の残存期間別残高
年
度
種類
1 年超
3 年以内
3 年超
5 年以内
5 年超
7 年超
7 年以内 10 年以内
債
292,186
地 方 債
-
-
政府保証債
-
- 1,306,308
平成
金 融 債
- 1,128,383
22
短期社債
-
年度
国
1 年以内
(単位:千円)
817,679 3,215,261
社
債
株
期間の定め
のないもの
10 年超
合 計
100,000 3,507,539
-
- 7,932,667
654,808 3,486,966 4,900,533
-
- 9,042,308
475,789
209,414
-
- 1,991,512
909,814
-
-
-
- 2,038,197
-
-
-
-
-
-
-
-
205,564
-
-
-
-
-
205,564
式
-
-
-
-
-
-
-
-
受益証券
-
-
-
-
-
-
-
-
投資証券
-
-
-
-
-
-
-
-
641,086 3,203,881
―
― 7,966,677
国
債
101,400 1,511,669 2,508,640
―
498,682 2,339,042 5,124,008 1,790,949
―
― 9,752,683
政府保証債
―
377,417
929,571
691,973
―
―
― 1,998,962
金 融 債
― 1,631,467
404,340
―
―
―
― 2,035,807
23
短期社債
―
―
―
―
―
―
―
―
年度
社
債
―
204,114
―
―
―
―
―
204,114
株
式
-
-
-
-
-
-
-
-
受益証券
-
-
-
-
-
-
-
-
投資証券
-
-
-
-
-
-
-
-
平成
地 方 債
(注)貸付有価証券は有価証券の種類ごとに区分して記載することとしておりますが、平成22年度及び平成23年度ともに貸付有価証券
の残高はありません。
(5)有価証券等の時価情報等
①有価証券の時価情報等
(単位:千円)
平成 22 年度
区
分
平成 23 年度
取得原価
時価
評価損益
取得原価
時価
評価損益
A
B
B-A
C
D
D-C
売 買 目 的
-
-
-
-
-
-
満期保有目的
12,308,295
12,819,751
511,455
14,814,837
15,491,778
676,941
その他保有
8,703,782
8,901,953
198,170
6,924,745
7,143,407
218,661
21,012,078
21,721,704
709,626
21,739,583
22,635,186
895,602
合
計
(注)1.本表記載の有価証券の時価は、期末日における市場価格等に基づく時価により計上しております。
2.満期保有目的の債券については、取得価額を貸借対照表価額として計上しております。
3.その他有価証券については、時価を貸借対照表価額として計上しております。
②金銭の信託の時価情報等
該当ありません。
③デリバティブ取引、金融等デリバティブ取引、有価証券関連デリバティブ取引
該当ありません。
- 55 -
2.共済事業取扱実績
(1)長期共済新契約高・保有高
種
終
生
命
総
合
共
済
新契約高
共
年度末保有高
新契約高
年度末保有高
済
17,483,520
200,584,507
19,858,278
202,699,226
定
期
生
命
共
済
1,417,000
2,409,500
1,999,200
4,174,600
養
老
生
命
共
済
7,184,619
125,395,066
7,643,987
119,128,287
う ち こ ど も 共 済
1,546,800
26,706,600
1,430,600
27,212,700
医
療
共
済
1,915,900
8,790,850
2,891,400
10,775,200
が
ん
共
済
29,000
561,000
60,000
598,000
済
-
9,453,100
-
7,294,500
済
-
1,235,300
-
1,168,300
済
39,230,440
561,901,972
46,576,910
563,947,791
67,260,479
910,331,296
79,029,776
909,785,905
定
期
年
建
平成 22 年度
類
身
(位:千円)
平成 23 年度
物
医
療
金
更
共
生
合
共
共
計
(注)1.記載金額は保障金額(がん共済はがん死亡共済金額、医療共済・定期医療共済は死亡給付金額(付加された定期特約金額等を含
む。)、年金共済は付加された定期特約金額)です。
2.平成5年度以前に契約された養老生命、こども、終身、年金の各共済契約については、生命総合共済に合算して計上しており
ます。
(2)医療系共済の入院共済金額新契約高・保有高
種
(単位:千円)
平成 22 年度
類
新契約高
平成 23 年度
年度末保有高
新契約高
年度末保有高
医
療
共
済
8,018
10,862
8,383
18,767
が
ん
共
済
290
5,610
600
5,980
済
44
10,256
25
8,659
8,352
26,728
9,008
33,406
定
期
医
療
合
共
計
(注)記載金額は入院共済金額です。
(3)年金共済の年金新契約高・保有高
種
(単位:千円)
平成 22 年度
類
新契約高
平成 23 年度
年度末保有高
新契約高
年度末保有高
年
金
開
始
前
787,321
14,239,886
880,075
13,976,444
年
金
開
始
後
-
5,918,142
-
6,062,404
787,321
20,158,029
880,075
20,038,849
合
計
(注)記載金額は年金年額(利率変動型年金にあっては最低保証年金額)です。
(4)短期共済新契約高
種
火
自
傷
賠
自
車
共
共
責
賠
任
責
合
金額
共
害
償
平成 22 年度
類
災
動
(単位:千円)
共
共
計
平成 23 年度
掛金
金額
掛金
済
73,301,380
68,595
71,322,990
66,066
済
-
368,155
-
397,347
済
12,366,000
2,116
15,191,000
2,268
済
-
1,335
-
1,500
済
-
30,337
-
34,289
-
470,540
-
501,472
(注)金額は、保障金額です。
- 56 -
3.購買事業取扱実績
種
類
生産資材
食料品
生活物資
飼
料
肥
料
農
薬
保
温
資
材
包
装
資
材
農
業
機
械
石
油
類
自動車(二輪車を除く)
建
築
資
材
そ
の
他
計
米
生 鮮 食 品
一 般 食 品
衣
料
品
耐 久 消 費 財
日用保健雑貨用品
計
合
計
(単位:千円)
平成 22 年度
供給高
手数料
464
86
115,403
12,729
75,673
7,526
28,478
3,945
53,057
6,465
19,839
412
7,226
122
28,757
280
69,010
6,833
17,757
2,491
415,669
40,894
50,903
5,540
17,644
2,267
28,580
3,558
1,006
156
53,503
5,842
38,118
3,534
189,757
20,899
605,426
61,793
平成 23 年度
供給高
手数料
463
64
115,311
13,131
82,735
7,662
27,779
3,484
49,241
6,049
19,088
461
9,832
▲482
5,998
69
71,336
7,132
15,623
2,097
397,412
39,670
47,890
5,123
16,047
1,663
27,008
3,055
725
133
30,642
3,949
29,245
2,875
151,560
16,801
548,973
56,471
平成 22 年度
販 売 高
手 数 料
29,193
7,705
112,728
13,318
141,921
21,023
(単位:千円)
平成 23 年度
販 売 高
手 数 料
30,745
8,822
128,301
16,086
159,047
24,908
4.販売事業取扱実績
種
類
米
産
農
合
物
計
5. 指導事業
収益
費用
項
目
賦
課
指 導 補 助
実
費
収
受入事務委託
農 産 物 検 査
計
営 農 改 善
生 活 改 善
教 育 情 報
計
収支差額
平成 22 年度
金
金
入
料
料
-
14,445
10,912
-
20
25,378
36,325
12,351
21,800
70,476
▲45,098
費
費
費
- 57 -
(単位:千円)
平成 23 年度
-
6,122
12,387
-
38
18,549
33,383
10,438
19,093
62,914
▲44,365
6. 利用事業
収
益
費
用
(単位:千円)
項
目
農 作 業 受 託 料
そ の 他 の 収 益
平成 22 年度
合
計
農 作 業 受 託 費
そ の 他 の 費 用
合
平成 23 年度
15,223
2,110
17,333
6,227
485
計
6,712
7. 宅地等供給事業
収
益
費
用
項
目
宅地等供給手数料
そ の 他 の 収 益
合
計
宅地等供給雑費
合
計
平成 22 年度
14,816
95
14,911
91
91
- 58 -
15,851
2,068
17,920
3,775
525
4,300
(単位:千円)
平成 23 年度
10,893
95
10,988
4
4
経営資料
Ⅳ.経営諸指標
ディスクロ2012
1.利益率
総
資
総
資
項
目
資 産 経 常 利 益
本 経 常 利 益
資産当期純利益
本 当 期 純 利 益
(注)
率
率
率
率
平成 22 年度
0.28%
7.52%
0.19%
5.03%
1.
総資産経常(当期純)利益率
=
2.
資本経常(当期純)利益率
=
3.
総資産当期純利益率
=
4.
資本当期純利益率
=
平成 23 年度
0.23%
6.24%
0.13%
3.52%
経常(当期純)利益
総資産(除く債務保証見返)平均残高
経常(当期純)利益
×
純資産勘定平均残高
当期剰余金(税引後)
総資産(除く債務保証見返)平均残高
当期剰余金(税引後)
×
純資産勘定平均残高
×
増 減
▲0.05%
▲1.28%
▲0.06%
▲1.51%
100
100
×
100
100
2.貯貸率・貯証率
区
貯
貸
率
貯
証
率
(注)
分
期
平成 22 年度
平成 23 年度
増 減
末
23.70%
24.42%
0.72%
期 中 平 均
24.25%
23.69%
▲0.56%
3.93%
3.98%
0.05%
3.79%
3.61%
▲0.18%
期
末
期 中 平 均
1.
貯貸率(期末)
=
2.
貯貸率(期中平均)
=
3.
貯証率(期末)
=
4.
貯証率(期中平均)
=
貸出金残高
貯金残高
貸出金平均残高
貯金平均残高
有価証券残高
貯金残高
有価証券平均残高
貯金平均残高
×
100
×
100
×
100
×
100
3.職員一人当たり指標
(単位:千円)
項
目
平成 22 年度
平成 23 年度
増 減
貯 金 残 高
1,122,654
1,158,860
36,206
信用事業
貸 出 金 残 高
266,079
282,998
16,919
共済事業 長期共済保有高
1,896,523
1,911,314
14,791
購買品取扱高
1,261
1,153
▲108
経済事業
販売品取扱高
295
334
39
(注)各年度末の数値を平成 22 年度は 480 人、平成 23 年度は 476 人で除して算出しております。
4.一店舗当たり指標
項
目
平成 22 年度
平成 23 年度
貯
金
残
高
16,839,820
17,238,043
貸
出
金
残
高
3,991,187
4,209,601
長 期 共 済 保 有 高
28,447,853
28,430,809
購 買 品 供 給 高
18,919
17,155
(注)店舗数は平成22年度、平成 23 年度とも 32 店舗で除して算出しております。
- 59 -
(単位:千円)
増 減
398,223
218,414
▲17,044
▲1,764
経営資料
Ⅴ.バーゼルⅡ第 3 の柱に基づく開示
ディスクロ2012
○農業協同組合法施行規則(平成 13 年農林水産省令第 148 号)第 204 条の規定に基づき、農業協同組合等の自
己資本の充実の状況等についての開示事項(平成 19 年 3 月 23 日付
金融庁・農林水産省告示第 4 号
バーゼ
ルⅡ第 3 の柱)として開示しております。
○「定性的な開示事項」の前年度(平成 22 年度)の記載については、以下(平成 23 年度)と同内容のため、記載を
省略しております。
定性的な開示事項
1.自己資本比率の状況等
◇自己資本比率の状況
当JAでは、多様化するリスクに対応するとともに、組合員や利用者のニーズに応えるため、財務基盤
の強化を経営の重要課題として取り組んでいます。内部留保に努めるとともに、不良債権処理及び業務の
効率化等に取り組んだ結果、平成24年 3 月末における自己資本比率は、12.97%となりました。
◇経営の健全性の確保と自己資本の充実
当JAの自己資本は、組合員の普通出資によっています。
○
普通出資による資本調達額
3,783百万円(前年度3,627百万円)
当JAは、「自己資本比率算出規程」を制定し、適正なプロセスにより正確な自己資本比率を算出して、当JA
が抱える信用リスクやオペレーショナル・リスクの管理及びこれらのリスクに対応した十分な自己資本の維持を
図るとともに、内部留保の積み増しにより自己資本の充実に努めています。
2.信用リスクに関する事項
当組合では自己資本比率算出にかかる信用リスク・アセット額は告示に定める標準的手法により算出していま
す。また、信用リスク・アセットの算出にあたって、リスク・ウエイトの判定に当たり使用する格付等は次のと
おりです。
(ア)リスク・ウエイトの判定に当たり使用する格付けは、以下の適格格付機関による依頼格付けのみ使用し、非依頼格付は使
用しないこととしています。
適 格 格 付 機 関
株式会社格付投資情報センター(R&Ⅰ)
株式会社日本格付研究所(JCR)
ムーディーズ・インベスターズ・サービス・インク(Moody's)
スタンダード・アンド・プアーズ・レーティングズ・サービシズ(S&P)
フィッチレーティングスリミテッド(Fitch)
(注)「リスク・ウエイト」とは、当該資産を保有するために必要な自己資本額を算出するための掛目のことです。
(イ)リスク・ウエイトの判定に当たり使用する適格格付機関の格付またはカントリーリスク・スコアは、主に以下のとおりで
す。
エクスポージャー
適 格 格 付 機 関
金融機関向けエクスポージャー
カントリーリスク・スコア
日本貿易保険
法人等向けエクスポージャー(長期)
R&I,Moody's,JCR,S&P,Fitch
法人等向けエクスポージャー(短期)
R&I,Moody's,JCR,S&P,Fitch
- 60 -
3.信用リスク削減手法に関するリスク管理の方針及び手続の概要
「信用リスク削減手法」とは、自己資本比率算出における信用リスク・アセット額の算出において、エクスポ
ージャーに対して一定の要件を満たす担保や保証等が設定されている場合に、エクスポージャーのリスク・ウ
エイトに代えて、担保や保証人に対するリスク・ウエイトを適用するなど信用リスク・アセット額を軽減する
方法です。
当JAでは、信用リスク削減手法を「自己資本比率算出規程」に定めています。
信用リスク削減手法として、「適格金融資産担保」、「保証」、「貸出金と自組合貯金の相殺」を適用しています。
適格金融資産担保付取引とは、エクスポージャーの信用リスクの全部または一部が、取引相手または取引相
手のために第三者が提供する適格金融資産担保によって削減されている取引をいいます。当JAでは、適格金
融資産担保取引について信用リスク削減手法の簡便手法を用いています。
保証については、被保証債権の債務者よりも低いリスク・ウエイトが適用される中央政府等、我が国の地方
公共団体、地方公共団体融機構、我が国の政府関係機関、外国の中央政府以外の公共部門、国際開発銀行、及
び金融機関または第一種金融商品取引業者、これら以外の主体で長期格付が A-または A3 以上の格付を付与
しているものを適格保証人とし、エクスポージャーのうち適格保証人に保証された被保証部分について、被保
証債権のリスク・ウエイトに代えて、保証人のリスク・ウエイトを適用しています。
貸出金と自組合貯金の相殺については,①取引相手の債務超過、破産手続開始の決定その他これらに類する
事由にかかわらず、貸出金と自組合貯金の相殺が法的に有効であることを示す十分な根拠を有していること、
②同一の取引相手との間で相殺契約下にある貸出金と自組合貯金をいずれの時点においても特定することが
できること、③自組合貯金が継続されないリスクが監視及び管理されていること、④貸出金と自組合貯金の相
殺後の額が、監視および管理されていること、の条件をすべて満たす場合に、相殺契約下にある貸出金と自組
合貯金の相殺後の額を信用リスク削減手法適用後のエクスポージャー額としています。
担保に関する評価及び管理方針は、一定のルールのもと定期的に担保確認及び評価の見直しを行っています。
なお、主要な担保の種類は自組合貯金です。
4.派生商品取引及び長期決済期間取引の取引相手のリスクに関するリス
ク管理の方針及び手続の概要
該当ありません。
5.証券化エクスポージャーに関する事項
該当ありません。
6.オペレーショナル・リスクに関する事項
◇リスク管理の方針及び手続の概要
「オペレーショナル・リスク」とは、業務の過程、役職員の活動もしくは、システムが不適切であること
又は外生的な事象による損失を被るリスクをいいます。
当組合では、オペレーショナル・リスクを、①事務リスク
②システムリスクの二つに分けて管理して
います。各リスクの管理方針等については、P9 をご覧下さい。
- 61 -
◇オペレーショナル・リスク相当額の算出に使用する手法の名称
当組合では、自己資本比率の算出上のオペレーショナル・リスク相当額の算出にあたっては、「基礎的手
法」を採用しております。
「基礎的手法」とは、自己資本比率算出において、オペレーショナル・リスク相当額を算出するための一
手法であり、1 年間の粗利益の 15%の直近 3 年間の平均値をオペレーショナル・リスク相当額とするも
のです。
7.出資等エクスポージャーに関するリスク管理の方針及び手続の概要
「出資等」とは、主に貸借対照表上の有価証券勘定及び外部出資勘定の株式又は出資として計上されているもの
をいい、当JAにおいては、系統および系統外出資が該当します。
系統出資については、会員としての総会等への参画を通じた経営概況の監督に加え、日常的な協議を通じた連
合会等の財務健全化を求めており、系統外出資についても同様の対応を行っています。
なお、系統および系統外出資の評価等については、取得原価を記載し、毀損の状況に応じて引当金(外部出資等
損失引当金)の計上や直接償却(外部出資等償却)を実施することとしています。また、評価等重要な会計方針の変
更等があれば、注記表にその旨記載することとしています。
8.金利リスクに関する事項
金利リスクとは、金利変動に伴い損失を被るリスクで、資産と負債の金利又は期間のミスマッチが存在する中
で金利が変動することにより、利益が減少ないし損失を被るリスクをいいます。
当JAでは、金利リスク量を計算する際の基本的な事項を「金利リスク量計算要領」に、またリスク情報の管
理・報告にかかる事項を「余裕金運用等にかかるリスク管理手続」に定め、適切なリスクコントロールに努めて
います。具体的な金利リスクの算定方法、管理方法は以下のとおりです。
・市場金利が上下に2%変動した時(ただし 0%を下限)に発生する経済価値の変化額(低下額)を金利リスク量
として毎月算出しています。
・要求払貯金の金利リスク量は、明確な金利改定間隔がなく、貯金者の要求によって随時払い出される要求払
貯金のうち、引き出されることなく長期間金融機関に滞留する貯金をコア貯金と定義し、①過去 5 年の最低残高、
②過去 5 年の最大年間流出量を現残高から差し引いた残高、③現残高の 50%相当額のうち、最小の額を上限と
し、0~5 年の期間に均等に振り分けて(平均残存 2.5 年)リスク量を算定しています。
・金利リスクは、運用勘定の金利リスク量と調達勘定の金利リスク量を相殺して算定しています。
算出した金利リスク量は、四半期ごとに経営層に報告するとともにALM・リスク管理委員会に報告して承認
を得ています。また、これらの情報を踏まえ、四半期ごとに運用方針を策定しています。
- 62 -
定量的な開示事項
1.自己資本の構成に関する事項
基本的項
目
(Tier1)
(単位:千円)
項目
資
う
ち
後
配
出
資
金
転
出
資
評
価
積
立
本
準
備
益
準
備
意
積
立
期
繰
越
剰
余
分
未
済
持
の 他 有 価 証 券 の 評 価 差
業
権
相
当
金
)
金
金
金
金
金
金
分
損
額
平成 22 年度
3,627,603
-
-
-
49,606
3,944,481
10,828,631
974,345
▲ 49,767
-
-
平成 23 年度
3,783,561
-
-
-
49,606
4,144,481
11,368,224
997,221
▲33,973
-
-
企業結合により計上される無形固定資産相当額
-
-
証券化取引により増加した自己資本に相当する額
-
19,374,901
-
20,309,122
2,048,826
2,000,351
434,600
-
-
-
-
2,483,426
21,858,327
-
-
-
457,363
-
-
-
-
2,457,715
22,766,837
-
-
-
非同時決済取引に係る控除額及び信用リスク削減手法として用いる保証又は
クレジット・デリバティブの免責額に係る控除額
-
-
基本的項目からの控除分を除く自己資本控除とされる証券化エクスポージャ
ー(ファンドのうち裏付資産を把握できない資産を含む)及び信用補完機能を
持つ I/O ストリップス(告示第 223 条を準用する場合を含む)
-
-
(F)
(G)
-
-
21,858,327
156,903,325
-
-
-
22,766,837
164,417,495
-
(H)
11,266,009
11,031,099
(I)
168,169,335
11.52%
12.99%
175,448,595
11.57%
12.97%
出
(
回
再
資
利
任
次
処
そ
営
計
(A)
土地の再評価額と再評価の直前の帳簿価額の差額の
45%相当額
一
般
貸
倒
引
当
金
補完的項 負 債 性 資 本 調 達 手 段 等
目
負 債 性 資 本 調 達 手 段
-
(Tier2)
期 限 付 劣 後 債 務
-
補 完 的 項 目 不 算 入 額
計
(B)
自
己
資
本
総
額
(C)=(A)+(B)
他の金融機関の資本調達手段の意図的な保有相当額
負債性資本調達手段及びこれに準ずるもの
期限付劣後債務及びこれに準ずるもの
控除項目
控
除
項
目
不 算 入 額
計
自
己
資
本
額
(E)=(C)-(D)
資産(オン・バランス)項目
リスク・ オフ・バランス取引等項目
アセット オペレーショナル・リスク相当額を 8%で除し
て得た額
等
計((F)+(G)+(H))
基本的項目(Tier1)比率
=(A)/(I)×100
自己資本比率
=(E)/(I)×100
-
(D)
(注 1)本表記載の数値等は、金融庁・農林水産省告示(農業協同組合法第 11 条の 2 の規定に基づく組合の経営の健全性を判断するための基準)に
定められた算式に基づき算出したものです。
(注 2)当組合は、信用リスク・アセット額の算出にあっては標準的手法、適格金融資産担保の適用については信用リスク削減手法の簡便手法を、
オペレーショナル・リスク相当額の算出にあたっては基礎的手法を採用しております。
(注 3)平成 20 年度末より平成 20 年金融庁・農林水産省告示第 22 号(上記(注 1)の告示の特例)が適用されたことに伴い、その他有価証券の評価
損を勘案せずに基本的項目を計算していますが、当該告示の特例による基本的項目への影響はありません。
(注 4)当組合が有するすべての自己資本とリスクを対比して、自己資本比率を計算しています。
- 63 -
2.自己資本の充実度に関する事項
(単位:千円)
平成 23 年度
平成 22 年度
項目
イ.信用リスクアセット・所要自己資
本の額合計
①標準的手法が適用されるポート
フォリオごとのエクスポージャー
我が国の中央政府及び中央
a
銀行向け
b
我が国の地方公共団体向け
c1
地方公共団体金融機構
我が国の政府関係機関向け
d
地方三公社向け
金融機関及び第一種金融商
e
品取引業者向け
f
法人等向け
中小企業等向け及び個人向
g
け
h
抵当権付住宅ローン
I
不動産取得等事業向け
j
三月以上延滞等
k
信用保証協会等
l
共済約款貸付
m
出資等
n
その他
②証券化エクスポージャー
ロ.オペレーショナル・リスク
ハ.総所要自己資本額
(イ+ロ)
リスク・
アセット
所要
自己資本額
リスク・
アセット
所要
自己資本額
156,903,325
6,276,133
164,417,495
6,576,699
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
-
81,240,258
3,249,610
81,906,259
3,276,250
8,387,301
335,492
7,829,640
313,185
11,534,168
461,366
12,629,304
505,172
4,362,789
11,767,722
1,459,607
3,483,776
-
13,001,564
21,666,136
-
11,266,009
168,169,335
174,511
470,708
58,384
139,351
-
520,062
866,645
-
450,640
6,726,773
5,383,801
12,932,222
854,279
3,408,424
-
16,257,728
23,215,833
-
11,031,099
175,448,595
215,352
517,288
34,171
136,336
-
650,309
928,633
-
441,243
7,017,943
c2
(注 1) 所要自己資本額=リスク・アセット×4%
(注 2) 「エクスポージャー」とは、リスクにさらされている資産(オフ・バランスを含む)のことをいい、具体的には貸出金や有
価証券等が該当します。
(注 3) 「三月以上延滞等」とは,元本又は利息の支払が約定支払日の翌日から 3 ヵ月以上延滞している債務者に係るエクスポー
ジャーのことです。
(注 4) 「その他」には、現金・取立未済手形・未決済取引・その他の資産(固定資産等)が含まれております。
(注 5) 「証券化エクスポージャー」とは、原資産にかかる信用リスクを優先劣後構造のある二以上のエクスポージャーに階層化
し、その一部または全部を第三者に移転する性質を有する取引にかかるエクスポージャーのことです。
(注 6) オペレーショナル・リスク相当額の算出にあたって、当組合では基礎的手法を採用しております。
<オペレーショナル・リスク相当額を 8%で除して得た額の算出方法(基礎的手法)>
粗利益(直近 3 年間のうち正の値の合計額)×15%
÷8%
直近 3 年間のうち粗利益が正の値であった年数
(注 7) 総所要自己資本額=単体自己資本比率の分母の額×4%
- 64 -
3.信用リスクに関する事項
①信用リスクに関するエクスポージャー及び三月以上延滞エクスポージャーの期末残高
平成 22 年度
平成 23 年度
信用リスクエクスポージャー
期末残高
項目
うち貸出金
農
(単位:千円)
うち債券
三月以上
延滞エク
スポージ
ャー
信用リスクエクスポージャー
期末残高
うち貸出金
うち債券
三月以上
延滞エク
スポージ
ャー
業
3,183
3,183
-
-
2,661
2,661
-
-
水
産
業
-
-
-
-
-
-
-
-
製
造
業
1,536,055
1,536,055
-
169,888
1,439,399
1,439,399
-
215,801
17,882,748
17,882,748
-
11,677
17,716,004
17,716,004
-
11,677
270,602
270,602
-
-
287,830
287,830
-
-
建設・不動
産業
電 気 ・ ガ
ス ・ 熱 供
給 ・ 水 道業
法人
運
通
輸
信
・
業
18,720
18,720
-
-
12,567
12,567
-
-
金
保
融
険
・
401,835,669
業
1,004,038
4,172,223
-
405,148,761
1,003,910
4,173,446
-
卸 売 ・ 小
売・飲食・
サービス業
1,135,622
1,135,622
-
-
1,160,761
1,160,761
-
-
日 本 国 政
府・地方公
共 団 体
32,799,880
15,926,875
16,873,005
-
36,987,576
19,372,062
17,615,514
-
人
90,297,557
90,297,557
-
2,937,356
94,151,871
94,151,871
-
1,447,961
個
そ
他
28,205,721
-
-
-
31,270,768
-
-
-
業 種 別 合 計
の
573,985,763
128,075,405
21,045,229
3,118,822
588,178,202
135,147,068
21,788,960
1,675,440
1
400,529,126
6,890,604
290,708
403,613,709
5,545,449
101,197
1 年超 3 年以下
5,641,860
3,541,438
2,100,422
7,193,751
3,016,999
4,176,751
3 年超 5 年以下
12,219,873
6,195,793
6,024,079
14,257,494
8,118,879
6,138,615
5 年超 7 年以下
11,468,892
7,414,347
4,054,545
17,639,343
11,666,938
5,972,404
7 年超 10 年以下
25,493,639
14,109,179
8,575,474
20,914,052
14,012,303
5,399,992
1
超
83,905,223
83,402,615
-
88,425,242
87,922,658
-
期限の定めの
な い も の
34,727,148
6,251,426
-
36,134,607
4,863,839
-
年
0
以
年
下
残 存 期 間 別 合 計 573,985,763 128,075,405 21,045,229
588,178,202 135,147,068 21,788,960
(注 1)「三月以上延滞エクスポージャー」とは、元本又は利息の支払が約定支払日の翌日から 3 ヵ月以上延滞しているエクスポー
ジャーのことです。
(注 2)「その他」には、業種区分に分類することが困難なエクスポージャーが含まれております。具体的には、現金、固定資産等
です。
(注 3)平成 22 年度及び平成 23 年度における信用リスクに関するエクスポージャー全体での期末残高と期中のリスク・ポジシ
ョンとの大幅な乖離はありません。
(注 4)当組合は、国内を中心として事業活動を行っているため、「地域別」の記載を省略しております。
- 65 -
②一般貸倒引当金、個別貸倒引当金の期末残高及び期中の増減額
(単位:千円)
平成 22 年度
項目
期首残高
平成 23 年度
当期
増加額
当期
減少額
期末残高
期首残高
当期
増加額
当期
減少額
期末残高
一般貸倒引当金
621,983
434,600
621,983
434,600
434,600
457,363
434,600
457,363
個別貸倒引当金
2,007,678
1,726,520
2,007,678
1,726,520
1,726,520
1,368,167
1,726,520
1,368,167
農
法人
業
-
-
-
-
-
-
-
-
水 産 業
-
-
-
-
-
-
-
-
製 造 業
160,818
69,426
160,818
69,426
69,426
277,345
69,426
277,345
建 設 ・
不動産業
8,429
8,613
8,429
8,613
8,613
8,672
8,613
8,672
電気・ガス・
熱 供 給 ・
水 道 業
-
-
-
-
-
-
-
-
運
通
輸
信
・
業
-
-
-
-
-
-
-
-
金
保
融
険
・
業
-
-
-
-
-
-
-
-
卸売・小売・
飲 食 ・
サービス業
1,241
1,090
1,241
1,090
1,090
939
1,090
939
日 本 国 政
府・地方公共
団
体
-
-
-
-
-
-
-
-
1,837,188
1,647,390
1,837,188
1,647,390
1,647,390
1,080,210
1,647,390
1,081,210
2,629,662
2,161,121
2,629,662
2,161,121
2,161,121
1,825,530
2,161,121
1,825,530
個
人
合計
(注)当組合は、国内を中心として事業活動を行っているため、「地域別」の記載を省略しております。
③貸出金償却の額
(単位:千円)
項目
平成 22 年度
農
平成 23 年度
業
-
-
水
産
業
-
-
製
造
業
-
-
建
法人
業
-
-
電気・ガス・熱供給・水道業
設
・
不
動
産
-
-
運
輸
・
通
信
業
-
-
金
融
・
保
険
業
-
-
卸売・小売・飲食・サービス業
-
-
日本国政府・地方公共団体
-
-
人
-
21,617
-
21,617
個
合
計
(注)「貸出金償却の額」は、貸出金等から、個別貸倒引当金の既繰入額の当該償却に係る取崩額を控除した額を計上しております。
- 66 -
④標準的手法が適用されるエクスポージャーについて、リスク・ウェイトの区分
ごとのエクスポージャーの額等
(単位:千円)
平成 22 年度
平成 23 年度
項目
格付
格付
格付
格付
計
計
あり
なし
あり
なし
リスク・ウェイト 0%
リスク・ウェイト 10%
リスク・ウェイト 20%
リスク・ウェイト 35%
リスク・ウェイト 50%
リスク・ウェイト 75%
リスク・ウェイト 100%
リスク・ウェイト 150%
そ
の
他
自 己 資 本 控 除 額
合計
-
-
-
-
1,430
-
-
-
-
-
1,430
50,859,926
34,837,754
401,233,819
12,465,112
2,119,765
15,562,401
56,533,129
372,424
-
-
573,984,332
50,859,926
34,837,754
401,233,819
12,465,112
2,121,195
15,562,401
56,533,129
372,424
-
-
573,985,763
-
53,925,678
-
34,084,228
- 404,567,785
-
15,403,077
1,382
684,428
-
16,956,858
-
62,253,993
-
300,768
-
-
-
-
1,382 588,176,819
53,925,678
34,084,228
404,567,785
15,403,077
685,811
16,956,858
62,253,993
300,768
-
-
588,178,202
(注 1)「格付あり」とは、リスク・ウェイト算定において格付を適用しているエクスポージャー、「格付なし」とはリスク・ウェイト
算定において格付を適用していないエクスポージャーのことです。なお、格付は適格格付機関が付与しているものに限り
ます。
(注 2)エクスポージャーは、信用リスク削減手法適用後のリスク・ウェイトに区分しております。
4.信用リスク削減手法に関する事項
信用リスク削減手法が適用されたエクスポージャーの額
平成 22 年度
項目
地方公共団体金融機構
我が国の政府関係機関向け
地 方 三 公 社 向 け
金融機関及び第一種金融商品
取 引 業 者 向 け
法
人
等
向
け
中小企業等向け及び個人向け
抵 当 権 付 住 宅 ロ ー ン
不動産取得等事業向け
三 月 以 上 延 滞 等
証
券
化
そ
の
他
合
計
適格金融
資産担保
(単位:千円)
平成 23 年度
適格金融
資産担保
保証
保証
-
-
-
1,666,181
299,901
5,049,820
-
-
-
1,666,846
300,021
4,861,814
-
-
-
-
119,058
1,245,867
-
21,673
-
-
83,429
1,470,029
-
-
-
-
-
-
-
7,015,903
90,726
1,216,437
-
18,528
-
-
80,853
1,406,546
-
-
-
-
-
-
-
6,828,682
(注 1)「その他」は、「中小企業等向け及び個人向け」に含まれない個人向けエクスポージャー等です。
(注 2)当組合は、適格金融資産担保について簡便手法を採用しております。
- 67 -
5.派生商品取引及び長期決済期間取引の取引相手のリスクに関する事項
該当ありません。
6.証券化エクスポージャーに関する事項
該当ありません。
7.出資等エクスポージャーに関する事項
①出資等エクスポージャーの貸借対照表計上額及び時価
(単位:千円)
平成 22 年度
項目
貸借対照表
時価
計上額
上
平成 23 年度
貸借対照表
時価
計上額
場
-
-
-
-
非上場
13,001,564
13,001,564
16,257,728
16,257,728
合計
13,001,564
13,001,564
16,257,728
16,257,728
②出資等エクスポージャーの売却及び償却に伴う損益の額
該当ありません。
③貸借対照表で認識され、損益計算書で認識されない評価損益の額
(保有目的区分をその他有価証券としている株式・出資の評価損益等)
該当ありません。
④貸借対照表及び損益計算書で認識されない評価損益の額
(子会社・関連会社株式の評価損益等)
該当ありません。
8.金利ショックに対する経済価値の増減額
項目
金利ショックに対する経済
価値の増減(▲)額
平成 22 年度
▲1,120,789
- 68 -
(単位:千円)
平成 23 年度
▲1,347,580
平成 24年 7 月 1 日現在
1、機構図
代表理事専務
代表監事
常務理事
常務理事
常務理事
営農経済
担当
総務企画
担当
事業管理・
融資担当
信用・共済
推進担当
営農経済部
総務企画部
融 資 部
事業管理部
金 融 委 員 会
副組合長理事
進
企
画
課
課
推
査
画
課
課
課
課
課
課
審
査
課
調
済
管
企
事
務
理
理
害
合
務
管
損
共
事
総
人
総
農
査
経
済
課
課
組 合 員 相 談 課
営
監
振
支
店
店
萱
支
店
前
支
駅
本
尾
店
店
八
山
支
支
支
店
店
店
店
店
店
店
店
華
支
龍
安
支
支
支
北
支
安
井
高
高
安
宝
支
正
店
支
紀
店
安
大
支
店
川
高
寺
亀
南
南
久
高
北
志
下
支
曙
堅
原
店
張 所
柏
玉 手 出
店
店
支
店
支
支
支
我
支
上
原
分
恵
美
堅
松
国
天
店
店
店
支
店
支
忍
支
店
南
布
宅
支
美
三
切
天
石
店
店
店
支
支
支
岡
衙
支
塚
店
摺
舎
下
貝
枚
孔
日
店
衣
支
店
店
支
支
刀
支
前
町
蓮
駅
弥
瀬
寿
長
大
八尾営農経済センター
松 原 営 農 経 済 セ ン タ ー
柏原営農経済センター
孔舎衙営農経済センター
農産物直売所( 畑のつづき八尾 店)
衣摺営農経済センター
農産物直売所( 畑のつづき松原 店)
農産物直売所( 畑のつづき長瀬 店)
久
朝
宝
市
寺
4
購
買
箇
所
所
- 69 -
総務・経済委員会
代表理事組合長
常勤理事会
会
総
推 進 部
常務理事
監 査 部
ディスクロ2012
JA の概要
総 代 会
監 事 会
理 事 会
常勤監事
2、役員一覧
○理事
平成 24年 7 月 1 日現在
役職名
代表理事組合長
副組合長
代表理事専務
常務理事
常務理事
常務理事
常務理事
理
事
理
事
理
事
理
事
理
事
氏
名
代表権
髙安
孝
櫻井
敏久
西川
喜清
出口
博晴
松岡
崇介
廣川
清温
辻
義裕
西口
哲司
芝池 佐知雄
井上
秀一
石井
忠和
稲田
元一
有
無
有
無
無
無
無
無
無
無
無
無
役職名
理
理
理
理
理
理
理
理
理
理
理
理
事
事
事
事
事
事
事
事
事
事
事
事
岩
篠
三
田
谷
中
中
西
西
布
牧
松
氏
名
本
本
野
中
口
島
野
村
村
内
野
井
吉
八
勝
正
清
三
智
誠
四
哲
代表権
信
郎
伯
弘
清
昴
郎
子
子
郎
修
三
無
無
無
無
無
無
無
無
無
無
無
無
(注1) 西川喜清、出口博晴、松岡崇介、廣川清温、辻義裕は実務精通者です。
(注2) 廣川清温は、農協法第 30 条第 3 項の信用事業を担当する専任の理事です。
○監事
平成24年 7 月 1 日現在
役職名
代表監事
監
事
監
事
氏
前
山
吉
田
本
田
名
栄
保
忠
役職名
子
則
重
監
監
事
事
氏
池 島
辰 巳
(注1) 前田栄子は実務精通者であり、かつ農協法第 30 条第 13 項の常勤監事です。
(注2) 池島義壽、辰巳八栄子は農協法第 30 条第 12 項の員外監事です。
- 70 -
名
義 壽
八 栄 子
3、組合員数
区
正組合員
個
(単位:人)
分
平成 22年度
平成 23年度
准組合員
人
農事組合法人
その他の法人
計
人
5,208
1
11
5,220
34,571
5,133
1
11
5,145
36,570
農 業 協 同 組 合
-
-
農 事 組 合 法 人
-
-
そ の 他 の 団 体
55
55
34,626
36,625
39,846
41,770
法
人
小
個
小
計
合
計
4、組合員組織の状況
(単位:人)
組織名
実
女
成
行
組
性
年
部
構成員数
合
会
会
4,146
5,340
494
5、特定信用事業代理業者の状況
該当する代理業者はありません。
- 71 -
6、地区一覧
- 72 -
7.沿革・あゆみ
平成14年
5月29日
大阪府より大阪中河内農業協同組合設立認可を受ける
6月
大阪中河内農業協同組合進発式行う
1日
(JA 柏原市・JA 松原市・JA 東大阪市・JA 八尾市・JA 長瀬の5JA
が合併)
6月14日
広報誌「はぐくみ」創刊号を発刊
7月
JA大阪中河内実行組合長連絡協議会が発足
1日
7月16日
JA大阪中河内女性会が発足
7月31日
宅地建物取引業免許証を大阪府より受ける
10月24日
JA大阪中河内有機化成380(独自銘柄)を作成
11月
松原地区で第 23 回松原市農業祭を開催
9日
11月16日
平成15年
3月
3日
東大阪地区で JA まつりを開催
合併記念旅行を実施(~3月20日)
3月11日
JA大阪中河内第1回女性会大会を開催
平成16年
2月12日
第1回施設整備合理化委員会を開催
平成17年
1月18日
施設整備合理化(案)地区別説明会実施(~2月1日)
3月
女性会「女性・家の光」大会を開催
7日
3月14日
12月23日
合併3周年記念旅行実施(~24日)
農産物直販フリーマーケット開設
平成18年
2月24日
店舗統廃合実施(5支店1出張所)
平成19年
1月
投資信託販売開始
4日
1月16日
平成20年
平成21年
平成22 年
合併5周年記念旅行実施(~25日)
12月16日
長瀬地区で第1回JAまつりを開催
12月27日
貯金総額 5,000 億円を達成
2月16日
第 1 回大阪中河内農産物フェア開催
5月 12 日
柏原支店リニューアルオープン
5 月30日
直売所「畑のつづき」オ-プン
11月16日
八尾地区で第1回農業祭を開催
11月 17 日
天美南支店リニューアルオープン
3月 23 日
南高安支店リニューアルオープン
9月24日
北高安支店リニューアルオープン
12月16日
9 月11日
(~10 月 1 日)
松原農産物直売所リニューアルオープン
柏原地区で第1回JAまつりを開催
10月 12 日
松原支店リニューアルオープン
10 月 18 日
女性大会「元気!輝け女性会」開催
平成23 年
4 月11 日
久宝寺支店移設オープン
平成24 年
1 月17 日
合併 10 周年記念海外旅行実施(~2月 28 日)
3月
合併 10 周年記念
6日
新歌舞伎座公演(6、7、9、13、14、16 日)
3 月 27 日
農産物直売所「畑のつづき長瀬店」オ-プン
4月
8日
合併 10 周年記念式典開催
4月
9日
合併 10 周年記念国内旅行実施(~19 日)
4 月 24 日
農産物直売所「畑のつづき松原店」常設オ-プン
- 73 -
8.店舗一覧
平成 24年 7 月 1 日現在
事
施設の名称
本
所在地の住所
電話番号
信
用
共
済
業
購
買
内
容
販
売
指
導
CD・
ATM
○
○
○
店
八尾市南小阪合町 2-2-2
072
(924)
6624
○
○
萱
振
支
店
八尾市萱振町 3-75
072
(923)
4021
○
○
山
本
支
店
八尾市山本町 2-5-2
072
(923)
4088
○
○
八 尾 駅 前 支 店
八尾市東本町 3-8-15
072
(992)
2525
○
○
○
龍
華
支
店
八尾市東太子 2-1-18
072
(923)
4378
○
○
○
亀
井
支
店
八尾市竹渕東 1-19
06
(6707)
1177
○
○
○
店
八尾市恩智中町 2-1
072
(943)
6321
○
○
○
○
南 高 安 北 支 店
八尾市教興寺 4-14
072
(941)
6661
○
○
○
○
久
店
八尾市龍華町 1-4-2
072
(923)
4445
○
○
店
八尾市服部川 6-268
072
(941)
8028
○
○
○
○
○
○
南
高
宝
高
北
安
支
寺
安
支
安
○
○
店
八尾市大竹 3-76
072
(941)
8027
○
○
川
支
店
八尾市八尾木 2-87
072
(922)
1167
○
○
大
正
支
店
八尾市太田 3-55
072
(949)
5201
○
○
○
○
志
紀
支
店
八尾市田井中 2-1
072
(949)
5371
○
○
○
○
堅
下
支
店
柏原市大県 3-4-5
072
(971)
0285
○
○
○
柏
原
支
店
柏原市大正 1-6-28
072
(972)
0276
○
○
○
堅
上
支
店
柏原市大字雁多尾畑 6330
072
(979)
0321
○
○
○
○
国
分
支
店
柏原市国分本町 2-1-8
072
(978)
6081
○
○
○
○
所
柏原市玉手町 10-19
072
(977)
5801
○
○
○
手
支
○
曙
玉
高
支
○
出
張
○
恵
我
支
店
松原市大堀 3-3-14
072
(332)
8080
○
○
○
松
原
支
店
松原市上田 5-10-35
072
(332)
8008
○
○
○
天
美
支
店
松原市天美東 8-13-23
072
(332)
8110
○
○
○
店
松原市天美南 3-13-15
072
(332)
8881
○
○
○
天
美
南
支
布
忍
支
店
松原市南新町 1-9-20
072
(332)
1011
○
○
○
三
宅
支
店
松原市三宅中 3-16-9
072
(332)
8001
○
○
○
石
切
支
店
東大阪市中石切町 1-4-18
072
(981)
5881
○
○
○
枚
店
東大阪市箱殿町 4-19
072
(982)
3333
○
○
○
店
東大阪市日下町 6-4-1
072
(981)
1121
○
○
○
日 下 貝 塚 支 店
東大阪市日下町 2-3-1
072
(986)
0081
○
○
○
衣
摺
支
店
東大阪市衣摺 2-3-4
06
(6728)
0666
○
○
○
弥
刀
支
店
東大阪市友井 3-7-3
06
(6722)
4151
○
○
○
寿
町
支
店
東大阪市寿町 3-9-26
06
(6728)
0525
○
○
○
長 瀬 駅 前 支 店
東大阪市菱屋西 1-20-13
06
(6723)
0051
○
○
○
大
東大阪市大蓮北 2-5-9
06
(6727)
0115
○
○
○
孔
岡
舎
支
衙
蓮
支
支
店
八尾営農経済セン ター
八尾市南小阪合町 2-2-2
072
(993)
3450
○
○
○
柏原営農経済セン ター
柏原市大県 4-17-9
072
(971)
8308
○
○
○
松原営農経済セン ター
松原市三宅西 5-903
072
(331)
1881
○
○
○
孔舎衙営農経済センター
東大阪市日下町 6-4-1
072
(984)
7728
○
○
○
衣摺営農経済セン ター
東大阪市衣摺 3-1-1
06
(6728)
0663
○
○
○
直売所(畑のつづき八尾店)
八尾市山本町南 7-13-22
072
(929)
9030
○
直売所(畑のつづき松原店)
松原市上田5-10-35
072
(290)
7091
〇
直売所(畑のつづき長瀬店)
東大阪市菱屋西 1-20-13
06
(6748)
0140
〇
久
八尾市久宝寺 5-4-1
072
(923)
4451
宝
寺
購
買
所
(注)指導の項目の○印は、営農指導員の常駐する店舗です。
- 74 -
○
店外ATM
店外ATM一覧
ATM一覧
施設の名称
南
本
安
恩
智
駅
所在地の住所
管理店舗
町
八尾市南本町 1-10-10
八尾駅前支店
中
八尾市安中町 3-8-9
龍華支店
前
八尾市恩智中町 1-151
南高安支店
久
宝
寺
八尾市久宝寺 5-4-1
久宝寺支店
南
山
本
八尾市山本町南 7-13-22
曙川支店
木
の
本
八尾市南木の本 4-7
大正支店
前
柏原市平野 1-12-1
堅下支店
屋
松原市一津屋 1-23-15
恵我支店
前
東大阪市東石切町 4-1-5
石切支店
久 宝 寺 口 駅 前
八尾市末広町 4-8-20
弥刀支店
近
大
前
東大阪市小若江 2-8-22
長瀬駅前支店
大
蓮
北
東大阪市大蓮北 3-3-7
大蓮支店
法
善
一
石
寺
駅
津
切
駅
ATMのご利用時間は下記のとおりです。(本店除く)
平
日
8時~21時
土・日・祝日
9時~19時
ただし、1/1~1/3 と5/3~5/5 は休止となります。
- 75 -