No. 52 2001 年 12 月 目 次 標準活動トピックス: 標準活動トピックス: 電子政府と情報技術のニーズの標準化 ............................................. ............................................. 2 最近の国際会議から: 最近の国際会議から: JTC 1( 1(Information Technology) Technology)総会報告 ............................................ ............................................ 5 SC 2( 2(Coded Character Sets)総会報告 Sets)総会報告 ............................................... ............................................... 7 SC 17( 17(Cards and Personal Identification)総会報告 Identification)総会報告 ................................. ................................. 8 SC 22( 22(Programming Languages, their Environments and System Software Interfaces) Interfaces)総会報告 10 SC 23( 23(Optical Disk Cartridges for Information Interchange)総会報告 Interchange)総会報告 .............. 12 SC 25( 25(Interconnection of Information Technology Equipment)総会報告 Equipment)総会報告 .............. 13 SC 27( 27(Security Techniques)総会報告 Techniques)総会報告 .............................................. .............................................. 15 SC 32( 32(Data Management and Interchange)総会報告 Interchange)総会報告 .................................. .................................. 16 解説: 解説:MPEG-7 の概要・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ の概要 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 18 平成 13 年度 工業標準化事業表彰功労者表彰 工業標準化事業表彰功労者表彰の紹介 功労者表彰の紹介 ............................... 20 ITSCJ の広場・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ の広場 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 21 2001 年 12 月以降 国際会議開催スケジュール ......................................... ......................................... 21 声のページ ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 22 2001 年 9 月以降の ISO/IEC JTC 1 関係 NP,CD,DIS,IS から: から: NP 承認投票・結果 承認投票・結果 ................................................................ ................................................................. ................................. NP 承認投票(CD/PDTR/PDAM 承認投票(CD/PDTR/PDAM 登録投票との併行投票) 登録投票との併行投票)・結果 ............................... NP 承認投票(CD/PDTR/PDAM 承認投票(CD/PDTR/PDAM 登録・承認の同時投票との併行投票 登録・承認の同時投票との併行投票) ・承認の同時投票との併行投票)・結果 ................... CD/PDTR/PDAM 登録投票(NP 登録投票(NP 承認投票との併行投票) 承認投票との併行投票)・結果 ............................... CD/PDTR/PDAM CD/PDTR/PDAM 登録・承認の同時投票 登録・承認の同時投票(NP 承認投票との併行投票)・結果 ................... ・承認の同時投票(NP 承認投票との併行投票) CD/PDTR/PDAM 登録投票・結果 登録投票・結果 ....................................................... ....................................................... CD/PDTR/PDAM 登録・承認の同時投票 登録・承認の同時投票・結果 ・承認の同時投票・結果................................ ・結果............................................ ............................................ CD/PDTR/PDAM 承認投票および PDISP レビュー・結果 レビュー・結果................................ ・結果.................................... .................................... FCD/FPDISP/FPDAM 承認投票・結果 承認投票・結果 ................................................... ................................................... DIS/DISP/DTR/DAM および FDIS/FDISP/FDAM の承認投票・結果 の承認投票・結果 ........................... IS/ISP/TR/AMD/COR IS/ISP/TR/AMD/COR 出版 ............................................................ ............................................................ 23 23 23 24 24 24 24 25 27 28 30 編集後記 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 30 <標準活動トピックス> 電子政府と情報技術のニーズの標準化 勝亦 眞人 (経済産業省 (経済産業省 産業技術環境局 標準課 情報電気標準化推進室) 情報電気標準化推進室) E-mail: E-mail:[email protected] 1. 「電子政府」の目指すもの 電子政府は,政府の扱う文書の電子化と,行政業務 の電子化の実現により,施策の迅速な浸透,行政サー ビスの質的充実,民間とのあるいは官庁間の情報伝達 のシームレス化によるそれぞれの業務スピードの向 上,情報共有による文書作成負荷の削減,手続きの簡 素化などを狙うものである.この実現および実装の過 程で,わが国の IT 革命を推し進め,産業競争力の向 上を目指すと共に,情報通信における基盤としての工 業標準の成立を加速し,世界に向けた情報発信を行い, 国際貢献を果たすことに資することができる. 2. 背景としての「 背景としての「e-Japan 戦略」の経緯 政府はこのような IT 革命の推進に関し,かねてか ら戦略を立案し,継続的な取組を進めて来た.電子政 府は,このような戦略の重要な施策を構成している. 本年 1 月発足した「高度情報通信ネットワーク社会推 進戦略本部」(新 IT 戦略本部.総理を本部長とし, 全閣僚と民間有識者とから構成される)は,「我が国 が 5 年以内に世界最先端の IT 国家になる」ことを目 標に掲げた「e-Japan 戦略」を決定し,3 月には具体 的な行動計画を定めた「e-Japan 重点計画」を策定し, 政府を挙げた IT 革命の推進に向けて歩を進めたとこ ろである. 3. e-Japan 戦略を支える施策の概要 上の戦略と重点計画は,各府省の平成 14 年度施策 「e-Japan 2002 プログラム」に反映されるが,これ は,以下のような 5 つの分野別施策と横断的な課題に 対する施策とからなっている.これらの概要を記す. 3.1 分野別施策 (1) 世界最高水準の高度情報通信ネットワークの形成 5 年以内に超高速アクセス(30∼100Mbps)が可能な 世界最高水準のインターネット網の整備を促進する. 約 3 千万世帯が高速アクセス網に,約 1 千万世帯が超 高速網に常時接続可能な環境を整備することを目指す. またインターネット端末やインターネット家電が普及, 常時接続されている姿を想定し,十分なアドレス空間 を持つ IPv6 への移行を促進する.さらに高速無線イン ターネット環境や,シームレスな移動体通信サービス を実現させ,高度道路交通システム(ITS)あるいは地 理情報システム(GIS)などとの連携を目指す.家庭に おける IT 革命を支える基盤となる放送のデジタル化 を推進し,通信と放送との融合や双方向サービスを本 格展開する. (2) 教育及び学習の振興並びに人材の育成 平成 17 年度にインターネット個人普及率予測値の 60%を上回ることを目標に,すべての国民の情報リテ ラシーを向上させる.若年者の IT 教育体制を強化し, 社会人に対する情報生涯教育の充実を図る.また,IT 関連の修士・博士号取得者を増加させ,技術者・研究 者を確保し,平成 17 年度までに 3 万人程度の優秀な 外国人人材を受け入れ,米国水準を上回る高度な IT 技術者・研究者を確保する. (3) 電子商取引等の促進 平成 15 年における事業者間(BtoB)電子商取引 (EC)及び事業者・消費者間(BtoC)EC が,それぞ れ予測値である 70 兆円,3 兆円を大幅に上回ること を目指す.このために商法など規制の見直し,電子契 約など新たなルールの整備,知的財産権の適正な保護, 消費者保護などの環境を整備する. (4) 行政の情報化及び公共分野における情報通信技 術の活用の推進 平成 15 年度までに電子情報を紙情報と同等に扱う 行政を実現するため,平成 14 年度中に全府省におい て,申請・届出等手続きの電子化に関わる共通基盤シ ステムを整備するほか,行政情報の電子的提供,政府 調達の電子化等を推進する.具体的には,以下のよう な施策を展開する. 1) 行政情報の電子的提供 2) 申請・届出等手続の電子化 3) 公的個人認証基盤の構築 4) 政府調達の電子化 5) ペーパーレス化 6) 地方公共団体への取組支援 7) 地方公共団体による広域的なシステム整備 8) 地方選挙における電子投票 9) システム開発に係る評価指標の策定・普及 10) 公共分野における情報化の推進 11) 効率的な施策の推進 2 (5) 高度情報通信ネットワークの安全性及び信 頼性の確保 平成 12 年におけるコンピュータウィルスの届出件 数は前年比 3 倍(1.1 万件),不正アクセス被害届出 件数は 2.6 倍(143 件)と増加し続けている.平成 14 年度は,特に,電子政府におけるセキュリティ体制や いわゆるサイバーテロに対する対応体制の構築,民間 におけるセキュリティ水準の向上等を重点的に図る. 3.2 横断的な課題とその施策 上述の分野別施策を展開するに当たって,以下のよう な横断的な課題について,積極的な対応を行っていく. 1) 研究開発の推進 2) デジタル・ディバイドの是正 3) 社会経済構造の変化に伴う新たな課題への対応 4) 国際的な協調及び貢献の推進 5) 高度情報通信ネットワーク社会推進戦略本部の 役割等 4. e-Japan 重点計画における標準化の施策 上で述べた,分野別施策の推進,共通の課題の解決 に向けて,経済産業省 産業技術環境局 標準課 情報 電気標準化推進室(以下,情報電気標準化推進室とい う)は情報標準化の戦略を策定した.以下,どのよう な標準化施策が織込まれているかを説明する. (1) 第 1 の施策:世界最高水準の高度情報通信ネット ワークの形成 経済産業省は第 1 の施策については,総務省など関 係府省と共同で基盤,応用層の標準化を推進する. 例えば,IPv6 の標準化推進と,移動体通信の通信サ ービス基盤の新技術対応及び高付加価値化が重要で ある.後者への通信サービスの例としては,GIS と XML とを結びつけた G-XML を推進し,既にバージョン(以 下 V という)2.0 を制定したが,今後 OGC(Open GIS Consortium)との連携を強め,同コンソーシアムで検 討を進めている GML とは,それぞれ V3.0 で統合し,国 際統合版として ISO に提案することを検討している. (2) 第 2 の施策:教育及び学習の振興並びに人材の育成 効果的に IT 人材を育成するとの観点から,eLearning(遠隔学習)の普及を進めている.特に協調 (双方向)学習については,我が国は世界に向けて情 報を発信し続けており,昨年 6 月に産学官が連携して 設立した先進学習基盤協議会(ALIC)を中心に,積極 的な取組を行っている. (3) 第 3 の施策:電子商取引等の促進 BtoB EC においては,特に中堅企業,小規模企業の 積極的参加が可能となる技術環境を整備すること,プ ロダクトライフサイクルの視点に立った事業計画,シ ステム開発が実現されることが必要である.前者では, e-マーケットプレイスの普及や,XML を用いた業務 定義,標準化は価値が高い.これが実現できると,後 者の要求は自然な形で吸収できるであろう.我が国の 企業経営には世界に例のない優れた部分もあり,この ような優れた部分を標準化し,効率的な業務オブジェ クトを開発することは国内のみならず,世界からも期 待されている.我が国は先般の JTC 1/SC 32 総会では, このような新プロジェクト提案を行い,圧倒的な賛成 を得て,我が国提案は,JTC 1 投票に掛けられること になった. BtoC EC においては,マルチメディア技術に注力し ている.特にインターネットと家電製品の組合せによ る情報家電では,マルチメディア技術と我が国が得意 とする「ものづくり」の融合という点で,新たな産業 創出が期待されている.MPEG-21 は,MPEG-4 が圧縮技 術,MPEG-7 が検索技術という提供者のニーズであっ たのに対し,コンテンツ流通を視野に入れた技術であ り,標準化活動をスタートした. (4) 第 4 の施策:行政の情報化及び公共分野における 情報通信技術の活用の推進 巨大なシステムであり,この事業の成果,開発過程 の標準化の方向は,我が国の全産業,国民の社会生活 の姿に大きな影響を与える.標準化を進める基盤とし ては第 1 に「文字コード」がある.国際的には,1993 年以降,ISO/IEC 10646-1 が順次制定・改訂されてい るが,それに伴ない我が国も昨年,JIS X 0220-1 を 制定した.一方,既に JIS X 0208(平成 7 年改正), JIS X 0213(平成 12 年制定)が整備されている.今 後これらの移行あるいはインタオペラビリティを強 化する必要がある.また,昨年,国語審議会からは常 用漢字表外の表外漢字に関する字体表等が答申され た.これは JIS 及び情報機器に反映することが求めら れている.さらに,電子政府実現に向けて,法務省戸 籍法人名漢字,住民基本台帳漢字をはじめとした文字 情報データベースの開発と,システムに依存しない文 字フォントの開発が求められており,経済産業省はこ れも併せて推進する.第 2 の基盤は,申請・届出に伴 うセキュリティ課題に対する対応であるが,これは次 項で述べる.第 3 の基盤は IC カードの利用である. IC カードは,利用者にとって,場所に拘束されない サービスの享受,提供者の行政コスト削減などの効果 を期待できる.行政機関が発行する IC カードに関し て,運転免許証等国際的な検討の対象となっているも のを除き,複数の情報を相乗りさせることについて検 討している.このため,関係府省が連携して,制度面, 技術面,コスト面,利便性や安全性等の面からその可 能性を検討した上で,基本的スペックを策定し,併せ て国際提案を行う計画である. (5) 第 5 の施策:高度情報通信ネットワークの安全性 及び信頼性の確保 電子政府のスキーム検討の中から,多くの標準化が 提案され,制定されている.情報技術セキュリティ評 3 価に関しては,平成 12 年度に JIS X 5070 を制定した. これを運用する制度のために,独立行政法人製品評価 技術基盤機構(NITE)に,評価機関を認定する機関を 設置した.この機関によって認定された民間評価機関 がベンダ企業のハードウェア,ソフトウェアのセキュ リティ性能の評価を実施する.情報セキュリティの管 理実施規範に関しては,昨年,ISO 化したことに伴い JIS 化を進めていたが,JIS X 5080 として制定する予 定である.これは国際規格である ISO/IEC 17799 の完 全翻訳であり,今後同規格が国際的にどのように推移 するか見守ると共に,我が国として標準化だけでなく, セキュリティ管理実施規範事業の方向付けなど注意 深い活動が必要である.暗号方式の評価に関しては, 電子政府推進の成果として,その評価報告書を標準情 報(TR)として公表した.また,暗号アルゴリズムに 関する国際レベルでの提案に関しても,我が国は ISO/IEC WD 18033 の審議に積極的に参加している. (6) 共通の課題 研究開発の推進に関しては,産学官連携の強化など を目指す.オープン化の時代では,コンソーシアムが 標準作成に大きな力を持っているが,これらはすべて 欧米で主催されているため,我が国は不本意ながら受 け身になっているのが現実である.今後は,我が国が 得意とする分野で,国際標準化に強い影響力を有する コンソーシアムを大学,民間企業等が結束して形成し, アジア諸国とも連携して国際提案して行く姿を目指す. 情報バリアフリーについては,経済産業省は情報化 社会を国民全体の豊かさと利便性の享受が向上する 世界として捉え,高齢者・障害者等が容易に豊かさと 利便性を享受でき,社会参加できる基盤を構築する重 要な視点と考えている.今年度総務省等と連携し,関 連団体を横断して,情報システムに関するバリアフリ ーの実現に向けた標準化の検討を開始した.今後平成 15 年度に掛けて,JIS 化と共に,国際提案を果たす予 定である. 国際的な協調及び貢献の推進については,我が国は 特にアジアに軸足を置いた標準化活動を進めている. アジア地域における標準化活動の意識を高め,我が国 を含めアジア諸国に共通する標準化テーマについて 協力している.最近では,アジア情報技術標準化フォ ーラム(AFSIT)の場を通じて,発展途上国の文字コ ードの国際標準化実現に貢献をしている.本年 IEC はシンガポールに地域センターを設立することを決 めたので我が国は,こことも連携してアジアからの標 準化提案を活発化していく. 5. 標準化の方向 以上では,「e-Japan 重点計画」における標準化の 施策について紹介した.情報電気標準化推進室では, 今年「情報技術分野における標準化戦略」を策定した が,これにはこのような動きを織込んだものである. さらに,この場では紹介し切れなかった他の標準化活 動もあるが,これらについては,また機会を改めてご 紹介したい.標準化に関する考え方は,我が国が ISO, IEC に加盟し国際標準化活動を始めた時から,質的に 大きな変貌を遂げている.終わりに,現時点での,情 報技術の標準化に対する基本的な考え方を述べて,本 稿のまとめとしたい. (1) インターネット利用の拡大に対応した標準化推進 インターネットの与えた影響は,「衝撃」として, IT 産業だけでなく,全産業,社会,文化に影響を与 え続けている.今後もこの衝撃は続き,拡大すること が予想され,これからは特に,社会,文化などの視点 からの標準化が必要になる. (2) デファクトスタンダードへの迅速な対応 情報技術分野では,デファクトスタンダードが市場 において大きな影響力を持つ例が多数見受けられる. 情報分野の標準化では規格制定の迅速化が求められ ており,このようなニーズを満たすためにいくつかの 制度が設けられている.JTC 1 のファストトラック制 度や PAS(Publicly Available Specification)制度 を利用することにより,迅速な方法で標準化を進める. (3) 情報バリアフリーへの対応 これは,来るべき高齢化社会,障害を背負った人々 の社会参画などの視点から重要なテーマである.その ような課題の解決が真に豊かな社会を実現する.開発 段階からの標準化の織込みが,生産促進と低価格化実 現のために重要である. (4) 社会的影響度の大きい情報アプリケーションシ ステムの構築技術の標準化推進 豊かな社会,安全な社会を実現するために,アプリ ケーションはますます多彩なものとなる.例えば,阪 神淡路大震災の教訓から全府省が共同で開発を進め ている地理情報システム,国民の健康生活そのものに 密接に関わる分野であり,我が国の保健医療のさらな る高度化に資すると期待されている保健医療情報シ ステム,場所的に隔絶していても,同じ内容の学習が 実施できる遠隔教育システム.このようなアプリケー ションシステムの構築技術の標準化が重要である. (5) 基盤技術の標準化推進 文字コード,プログラミング言語,ソフトウェア技 術,ネットワーク利用技術,マルチメディア技術,セ キュリティ技術などが基盤技術となる.開発から,維 持・管理・廃棄までのライフサイクルを通じて,迅速 性,信頼性,統一性等が要求されるが,このような視 点からの標準化検討を深めていきたい. 4 < 最 近 の 国 際 会 議 か ら > ■ JTC 1( 1 ( Information Technology/情報技術)総 Technology /情報技術)総 会報告 情報規格調査会 調査理事 成田 博和(富士通 博和(富士通( (富士通(株)) E-mail: E-mail:[email protected] 1. 開催場所: 開催場所:ハワイ島( ハワイ島(米) 2. 開催期間: 開催期間:2001-10-29/11-2 3. 参加国/出席者数: 参加国/出席者数:18 ヵ国/54 ヵ国/54 名 議長代行(Scott Jameson,米) セクレタリ代行(Matt Deane,米) 豪(1),加(2),チェコ(1),デンマーク(2),仏(3), 独(3),アイルランド(1),日(4: 棟上 昭男(東京工科 大学),石崎 俊(慶大),東田 正信(ATR),成田 博和), 韓(3),オランダ(1),ニュージーランド(0:豪が代理 権を行使),ノルウェー(1),スウェーデン(2),スイ ス(1),オランダ(1),南アフリカ(1),英(4),米(8) SC 2 議長(芝野 耕司(東京外語大)),SC 6 議長(韓), SC 6 セクレタリ(韓),SC 7 議長(加),SC 17 議長(英), SC 22 議長(米), SC 27(加が代行),SC 29 議長(渡辺 裕(早大)),SC 31 議長(米), SC 31 セクレタリ(米), SC 35 議長(仏),SC 36 議長兼 IIT-RG 兼 SC 32(米), CA&I-RG(米),Vocabulary-RG,ITU-T(米),ITTF(Keith Brannon),ANSI(Frances Schrotter) (注)今回の総会で 3 年の任期が切れ,退任を希望してい た JTC 1 の Tom Frost 議長が欠席したため,次期 JTC 1 議長の候補者として指名されている Scott Jameson 氏が議長を代行した. セクレタリの Lisa Rajchel 女 史も背骨の緊急手術のため欠席したため,ANSI の Matt Deane 氏がセクレタリを代行した.尚,JTC 1 は Scott Jameson 氏を ISO/TMB と IEC/CoA の承認を 前提に次期 JTC 1 議長として任命した. (関連決議 1) 4. 議事内容 今回の JTC 1 総会での主要なアウトプットは次のと おり. 1) JTC 1 の今後を検討する Special Group の設置の 決定.関連して,ISO/IEC で検討している ICT の 標準化に関する産業界との対話に JTC 1 議長が参 加できるよう JTC 1 議長が ISO と IEC にコンタク トすることを要請する決議を行った. 2) ISO/IEC の新しい Directives との調和を図り, また従来の JTC 1 Directives が発行されて以降, これまでに JTC 1 で合意されている変更を反映す るため JTC 1 の Directives の改版の開始を決定. 1)と 2)は 2 つのアドホックグループに分かれての 議論に基づいている. 以下では,前記の主要なアウトプットと日本に関連 した話題を中心に報告する. 4.1 JTC 1 の今後 (1) ISO/IEC と産業界との対話への JTC 1 の参画(関 連決議 25) ISO/IEC で検討している ICT の標準化に関する産業界 との対話に JTC 1 議長が参加できるよう JTC 1 議長が ISO と IEC にコンタクトすることを要請する決議を行った. (2) ISO/IEC と産業界との対話への JTC 1 からのイン プット(関連決議 26) ISO/IEC と産業界との対話への JTC 1 からのインプ ットとして JTC 1 N 6603(JTC 1 Input Brief to ISO/IEC Industry Dialogue)を作成した. NB と SC からの追加のインプットは 2001 年 12 月 31 日までに提出が求められている. (3) ISO/IEC と産業界との対話への ITU-T の参画(関 連決議 27) JTC 1 議長に対して ICT 標準に関する ISO/IEC と産 業界との対話に ITU-T の参画の必要性を ISO/IEC に提 案するよう要請した. (4) JTC 1 長期ビジネスプランのためのインプットの 要求(関連決議 28) 総会中のアドホックグループで作成した JTC 1 N 6602(JTC 1 Future: Output of brainstorming)へ のインプットを JTC 1 の NBLO(NB とリエゾン組織) と SC に求める.期限は 2002 年 2 月 1 日. N 6602 とは別に NBLO と SC はさらに JTC 1 のスト ラクチャ,スコープ,今後の作業項目に関する寄書に ついても提出するよう求められている. (5) JTC 1 の今後を検討する Special Group の設置(関 連決議 29) ・ 次回の JTC 1 総会までに JTC 1 の長期ビジネスプ ランを作成する. ・ Special Group(SG)のメンバシップは JTC 1 の NBLO 及び SC に公開. ・ 議長には Hartmann 氏(独)を任命.独が事務局 を務める. ・ 第 1 回の SG on JTC 1 Future は 2002 年 3 月 4 日の週に独で開催. 5 4.2 JTC 1 Directives の改訂関連 (1) JTC 1 Directives の改訂開始(関連決議 15) ISO/IEC の新しい Directives との調和を図り,ま た従来の JTC 1 Directives が発行されて以降,今回 の総会での決議を含めて,これまでに JTC 1 で合意さ れている変更を反映するため JTC 1 の Directives の 改版の開始を決定. (2) JTC 1 Directives の改訂に向けた寄書の要請(関 連決議 16) JTC 1 N 6601(Initial List of Approved Changes to the JTC 1 Directives)のレビューと漏れ等に関 する寄書の要請.期限は 2001 年 12 月 31 日. (3) Stabilized Standards Process(関連決議 17) 規 格 の カ テ ゴ リ の 一 つ と し て Stabilized Standards の導入を決定. Stabilized Standards とは正当で効果のある規格 ではあるが成熟しており,今後の変更が想定されない 規格であり,通常の 5 年ごとの見直しの対象ともなら な い . 概 略 は JTC 1 N 6604 ( JTC 1 Stabilized Standards Process)に説明されている. 多数の OSI 規格がこのカテゴリを適用できると考 えられるところから,OSI メンテナンスラポータに該 当する規格をこのカテゴリとして提案することを奨 励することとした. (4) SC 提案の NP 投票プロセスの明確化(関連決議 18) 日本が JTC 1 N 6572 で提案した SC 提案の NP 投票 プロセスの明確化については,日本提案に基づいたス テップをとることが確認され,JTC 1 Directives ア ドホックで Directives への反映方法を検討すること となった.当初は決議の内容に日本提案のプロセスを そのまま記載することが提案されたが,スウェーデン が先のトロムソ総会の決定を覆すに等しい強硬な反 対を行い,SC 22,SC 7,SC 17 等も NP の承認が遅れ る場合があるとして同調したため,文章表現を JTC 1 Directives アドホックに委ねるという妥協となった. 日本の主張は,先のトロムソ総会の決議を明確にして いるだけであり,今回の決議に内容的な妥協はない. (5) ファストトラックプロセスの変更(関連決議 19) 他の ISO/IEC 規格との矛盾の解決のために,ファス トトラック投票の開始後,30 日間のレビュー期間を 設置することとした.この期間に NB は他の ISO/IEC 規格との矛盾を指摘することができる.矛盾が指摘さ れた場合は ITTF と JTC 1 事務局は Directives 13.2 項にしたがい問題の解決を図る. その後の投票期間は 5 ヵ月であり,トータルの投票 期間は(矛盾がない限りは)従来と変わりはない. (6) JTC 1 での投票義務に関する明確化(関連決議 20) JTC 1 ソ ウ ル 総 会 で の 決 議 21 ( 日 本 提 案 ) を Directives に明確に反映し,投票にあたって,該当 案件に対して専門的技術力がない場合は,棄権が適切 な投票であることを明確化した. (7) JTC 1 Directives と ISO/IEC Directives 4th Edition との違い(関連決議 23) JTC 1 は ITTF に JTC 1 Directives と ISO/IEC Directives 4th Edition との主要な違いのリストを 2001 年 12 月 31 日までに作成するよう要求した. (8) JTC 1 Directives の改訂スケジュール(関連決 議 21) ・ 2002 年 3 月 15 日以前に JTC 1 事務局はドラフト 1 版を初期レビューのために Directives アドホ ック参加者に配布する. ・ 2002 年 4 月 15 日までに JTC 1 NB に配布しコメ ントを求める. ・ (必要なら)JTC 1 NB のコメント受領後速やか に JTC 1 Directives アドホック会議を開催しコ メントの解決を図る. 4.3 その他 (1) JTC 1 マーケット試行プロジェクトチーム(関連 決議 13) ISO のメンバ国の反対によりスタートが遅れてい る ISO による JTC 1 規格書の WEB からのダウンロード 試行(JTC 1 トロムソ総会決議 14)について ISO との 妥協に向けて,ISO メンバ国の提案にしたがった規格 に絞っての試行を開始することを決議した.ISO/IEC 10646 といった重要な規格が対象から漏れており,ポ ピュラーでない規格を対象に試行することに意味が あるかとの辛口の批判もあったが,対象規格の見直し は試行そのものを不可能にするとの試行プロジェク トチームへの JTC 1 の代表の見解により,妥協案での 試行を進めることを承認した.JTC 1 としては,この 試行を遅くとも 2002 年 3 月末までに開始することを 期待することを表明した.(本件はもともとは 2001 年末に試行を完了することを JTC 1 が希望していたも のだが,規格の売上収入が減り運営が立ち行かなくな るとの規格の販売収入に頼る ISO のメンバ国の強い反 対でスタートすらできずにいるのが現状であった.) 賛成は 10,反対 0,棄権 6(日,韓,スウェーデン, スイス,豪,ニュージーランド) (2) JTC 1 Workshop Mode of Operation(関連決議 14) ISO/TMB による JTC 1 Workshop Mode of Operation の承認を受けて,各 SC と各 NB にどのような作業項目 がこの新たなモードに相応しいかの調査を開始する よう要請した.このモードは企業の JTC 1 標準化プロ セスへの直接参加を可能とするものである. ただし,IEC はまだ JTC 1 が本モードを採用するこ とを承認していないため,JTC 1 議長と事務局は IEC/CoA に速やかな承認を求めることとした. 6 (3) 日本による JTC 1 ドキュメントの電子化(関連決 議 39) JTC 1 の WEB サイトに掲載されていない電子化され ていなかった JTC 1 発足以来の旧文書(N 1−N 5000) を日本がスキャナで読みこみ電子化し,情報規格調査 会(ITSCJ)の WEB サイトに掲載したことをデモを交 えて紹介した. (4) SC 29 の生産性(関連決議 11) JTC 1 は SC 29 の高い生産性とプレスリリースを定 期的に JTC 1 の WEB へ掲載していることを賞賛すると ともに,他のすべての SC が成果を宣伝するために SC 29 のプロセスを利用することを要請した. (5) Vocabulary ラポータへのリクエスト(関連決議 34) JTC 1 の用語規格データベースの試行に向けて Vocabulary ラポータは各 SC の事務局にコンタクトし, 試行に同意した SC は,自分の分担する用語規格を直 接メンテナンスすることとした. (6) JTC 1 ビジネスプラン(関連決議 12) JTC 1 ビジネスプラン(JTC 1 N 6606)を,欠席し た JTC 1 セクレタリによる事務的な修正の可能性を含 めて承認した. (7) 次回 Sophia Antipolis 総会向けの寄書の提出期 限(関連決議 44) 寄書の提出期限:2002 年 9 月 20 日 寄書に対するコメントの提出期限:2002 年 10 月 4 日 5. 今後の開催予定( 今後の開催予定(関連決議 43) 43) 2002-10-21/10-25 Sophia Antipolis(仏) (ホストは ECMA International) 2003-11 未定 (注)2002 年の JTC 1 総会は Sophia Antipolis の ETSI 本 部で ECMA のホストにより開催される.ただし,日程 が 11 月の第 1 週という通常の日程では無いため,11 月の第 1 週に開催できないか JTC 1 議長/事務局で ECMA と調整することとした.SC は JTC 1 総会は 11 月 1 週ということで全体的なスケジュールを立案し ており,JTC 1 総会の時期がずれると寄書の提出期 限が守れない等影響がある. 6. 所感 9 月 11 日の米国に対する同時多発テロとそれに引 き続くタリバンへの攻撃の影響で,開催も心配された が,18 ヵ国,54 名(前回のトロムソ総会は 19 ヵ国, 68 名)と従来よりは若干の参加者の減にとどまり, 主要国はすべて出席し,混乱無く開催された. JTC 1 の上部組織である ISO と IEC の官僚主義と決 定の遅いこと,IT 標準化の今後を JTC 1 抜きで検討 しようとする非現実的なアプローチへの反発はあっ たが,決議そのものは政治的な配慮で無難な表現とな っている.個人的には,IT 分野での公的標準化が価 値を増すには,JTC 1 の上部団体である ISO,IEC の 体質の改善,変化・スピードへの対応が必要と感じた. また,ISO,IEC への影響力の行使のためには,日 本国内でも情報規格調査会の中で議論するだけでな く,ISO,IEC の国内対応団体とこれを所管する経済 産業省の国際チームとのこれまで以上の意見交換と 連携の強化が必要であると痛感した. ■ SC 2( 2 ( Coded Character Sets/符号化文字集合) Sets /符号化文字集合) 総会報告 SC 2 専門委員会 委員長 石崎俊( 委員長 石崎俊(慶應大学) E-mail: E-mail:[email protected] 1. 開催場所: 開催場所:シンガポール(シンガポール シンガポール(シンガポール) (シンガポール) 2. 開催期間: 開催期間:2001-10-18/19 3. 参加国数/出席者数: 参加国数/出席者数:11 ヵ国/26 ヵ国/26 名 議長(芝野 耕司,日) セクレタリ(木村 敏子,日) 加(2),中(1),アイルランド(代理:米),韓(1), 北朝鮮(4),ノルウェー(代理:加),ポーランド(1), シンガポール(3),スエーデン(1),米(2),日(3:石 崎 俊,小林 龍生(ジャストシステム),佐藤 敬幸 (CICC)) Unicode(1),ITTF (Keith Brannon),ゲスト:カ ンボジア(5) 4. 議事内容 4.1 ISO/IEC 10646-1:2000 10646-1 には,JIS X 0213 の中の互換漢字といわれ るものが Amendment として入る予定である.その中に JIS 作成段階での誤りがあったが,FPDAM-1 の Ballot Disposition が行われ,日本からの修正要求が認めら れた.これから FDAM に進む予定. Unicode からリエゾンとして参加した代表から, 10646-1 に含まれる主として漢字のフォントを新た に集め,それを Unicode の出版に使用したいという案 が出てきたが,これにはフォントの所有権問題がある ため,日本,中国,韓国など漢字使用国がそろって反 対投票した. Amendment 2 の開始が決議された.ここには Dai ス クリプトやタミル文字,リサイクルシンボル等が含ま れる予定. 7 4.2 ISO/IEC 10646-2 10646-2 には,10646-1 に入りきれなかった文字が 収録されているが,2001-11-01 に ITTF によって出版 されることになった.JIS X 0213 の多くの未収録の 文字はこの 10646-2 に入ることになっている.漢字部 分は Extension B と呼ばれているが,BMP と合わせる と約 7 万字が収録される予定である. その Amendment 1 の開始が決議された.ここには, Aegean,Cypriot,Ugaritic などのほかに DPRK(北朝 鮮)からの漢字提案も入る予定. 4.3 10646 の修正に関する方針 今回の総会の決議として,10646 に採用され,コー ド位置が決まった文字は変更できないこと,文字の配 列や文字名も変更できないことが可決された.これは 従来からも原則として出来ないことになっていたこ とであるが,今回の決議によって,内容の修正が不可 能になるものと考えられる.したがって,別途進めて いる漢字の修正ができなくなる可能性が高い. 4.4 ISO 2375 改訂 我が国が Registration Authority を担当する ISO 2375 の改訂作業が進行中であるが,2nd CD 投票の disposition の審議が e-mail で開始されることにな った.登録申請を審査する組織の位置付けに関する問 題がある. 4.5 その他 DPRK からの漢字,非漢字の変更および追加要求が あり,しばらく IRG と WG 2 で議論されていたが,今 回からは実現可能な提案に収束してきており, 10646-1 と 10646-2 に分けて提案されている. 一方,カンボジアからはクメール文字の件で新しい グループの参加があり,既に収録済みの文字に関する 議論が行われた.文字表現のモデル論の議論や,従来 の SC 2/WG 2 における検討の過程に関する原則論など について議論された.カンボジアからの参加者には数 カ国の外国からの協力者もいて今後もしばらく議論 が続くと思われる. 他に下記のような結果があった. ・ Unicode as Normative reference を追加. ・ 日本が提案したリサイクル記号が採録された. ・ 10646-1 の漢字表を現在の 5 欄表記から 1 欄表記 へ変更して紙数を減らす動きが初めて出た. ・ SC 22/WG 20 の SC 2 への移管問題は,SC 22 の結 論待ちとなった. 5. 今後の開催予定 2002-12-05/06 東京(日) ■ SC 17( 17(Cards and Personal Identification/ Identification/ カード及び個人識別)総会報告 SC 17 専門委員会 幹事 林 義昭(大日本印刷 義昭(大日本印刷( (大日本印刷(株)) E-mail: E-mail:[email protected] 1. 開催場所: 開催場所:オタワ(加) オタワ(加) 2. 開催期間: 開催期間:2001-10-10/12 2001-10-10/12 3. 参加国数/出席者数: 参加国数/出席者数:13 ヵ国 5 団体/43 団体/43 名 議長(Dick Mabbott,英) セクレタリ(Freda Bennett,英) オーストリア(1),豪(1),加(5),デンマーク(1), フィンランド(1),仏(3),独(1),日(6:林 義昭,廣 川 勝久(GP NET),大坪 直彰(全銀協),牧野 忠由(松 下通信工業),榊 純一(モトローラ),山田 慎一郎(AIM Japan)),韓(2),ポーランド(1),スペイン(1),英(2), 米(7),カナダ標準協会運営者(2) リエゾン団体:VISA(1),Master Card(1),ICAO: 国際市民移動協会(2),ICMA:国際カード製造者協会 (2),TC 68:銀行標準技術委員会(1),ECBS:ヨーロッ パカード決済銀行協会(1) 4.議事内容 4.1 JTC 1 及び ISO Decisions と SC 17 の手順 1) 新 SC 17 Draft Business Plan(N 1989)を提出す ることを承認した. 2) 「バイオメトリックス技術(データ)及びアプリ ケーション」を 30 日以内に NP 提案すること及び, この規格開発を担当する新 WG(WG 11 とする)を 発足する. 3) プライバシーに関する ISO ポリシー SC 17 は Web site に個人名をのせる場合は姓の みを記し,個人的なコンタクトができない方法を とることとした.WG についても同様とする. 4.2 特許関係 3 年 越 し の 課 題 で あ っ た が , セ ク レ タ リ か ら 「ISO/IEC の中央事 務局に問い合 わせた結果の 回 答・指針では,SC 17 単独での運用規則を作成するこ とが困難」との報告を受け,今年度は激論も無く以下 の対処を決めた.日本は JTC 1 国内委員の指導もあり, SC 17 単独の運用規則を決めることに反対してきた. 他の SC にも関連するために詳細を記す. 1) SC 17 は傘下の WG セクレタリに対して,今後全て の WG 会議において Agenda に特許問題を取り上げ て議論すること.会議に参加する各国代表委員及 びリエゾンは ISO/IEC Directives Part 2:国際 標準の構成と起草ルール」に従って行動すること. 8 2) SC 17 はプロジェクトエディタに対して,ISO/IEC Directives 2001(Annex H Part 2)に記載され た全ての起案に従うことを指令.各国の Directives 受領者は,関連の特許に気が付いた ら規格作成に障害が出ないようにするため速や かに連絡すること. 3) SC 17 は,現在使用中の特許宣言フォームを利用 して,CD 投票から FDIS までの全期間をつうじて 関係する特許の連絡を受け,把握すること. 4) SC 17 セクレタリは,特許宣言を関係の WG 経由 ではなく,特許ホルダから直接受け取る. 5) 混乱を避けるため SC 17/WG は,特許ホルダーが 問合わせのフォームの受理を拒否するような事 態が生じたなら,この情勢を SC 17 セクレタリへ 連絡すること. 4.3 バイオメトリックスへのアプローチ バイオメトリックスのデータを利用した個人識別 は,WG 3,WG 4,WG 10 が関連して標準化に取り組ん でおり,SC 17 としてのバイオメトリックスへの対応 として次の議論が行われた.専門の新 WG 11 として 2002 年 3 月までに発足することとし,コンビーナは, 米が推薦者を出す. 1) 短期的に取り組むテーマ:WG 3,WG 10 ではカード TLV(Tag, Length, Value)フォーマット,テンプ レート,プロトコル,WG 4 では 2nd CD 7816-11 ( Personal Verification through Biometric Methods)の投票. 2) 長期的に取り組むテーマ:アルゴリズム,Chip 技術等の開発問題,アプリケーションでの公的利 用フォーマット様式と互換性プロトコル等. 議論の後,短期テーマを解決するための新 WG を発 足するか,否かの採決が行われた.(賛成 9 ヵ国:日, 米他,反対 1 ヵ国:独,棄権 2 ヵ国:仏他) 4.4 SC 17 ワーキンググループ投票へのガイドライン 各 WG 内でのプロジェクトの次段階への進め方につ いて P メンバ国による合意が得られなかった場合に は,出席者による投票で決めたいとの提案が審議され た.わが国は,コンセンサスに達したかどうかが明確 でない場合には,SC 17 直下に Task Force を新たに 設立し担当の WG と連携して問題に対処することを提 案してきたが,まず WG 1 が基本案を作り運営した上 で,2002 年の総会で再度報告して討議することとな った. 4.5 各 WG の活動報告 (1) WG 5 発行者管理グループ:Mrs. Eve Schnell/ 米(N 2013)(日本:大坪) a) カード発行者識別子登録機関からの報告:未使用 ブロックの番号について,返還請求作業に着手. 日本の 2 機関(日本クレジットカード協会,JCB) からの回答は,未受理. (2) WG 3 機械可読旅行文書: Mr. Shaw/加(N 2017) (日本:榊) a) WG 3 は ICAO と共同で MRTDs(Machine Readable Travel Documents)の標準規格の開発を行ってい る.WG 3/TF 1 は ICAO 標準の Doc.9303(機械可 読パスポート)についてオプションではあるが, コンタクトレス IC カード利用によるレコードフ ォーマット,ロジカルデータストラクチャ,バイ オメトリックデータ要素について検討を進めて おり,2002 年の上期に発行予定で,入国審査の 管理に使用する. b) ICAO Doc.9303 Part 2 Machine Readable VISA について FDIS を作成した.2002 年 2 月にマレー シアで TAG-MRTDs 及びバイオメトリックスの審 議を進める. (3) WG 1 ID カードの物理特性及びテスト方法:Mr. Naujokas/米(N 2014)(日本:中沢) a) CD 7810 の投票で 3 ヵ国反対(日,仏,英)があ り,不透過度について今回の会議では,日本から 測定領域の新提案を行った(英同調). b) CO-Existent Technologies について審議のため, SC 17 からの要請を受け WG 1 に新 Task Force (TF 3)を発足し,Mr. Uwe. Truggelmann を新任した. (4) WG 4 外部端子付 IC カード:Mr. B. Bittar/仏(N 2009) a) 昨年に提案された NP 18020(Biometric)と NP 18027(Cryptographic Information)は審議が進 み,それぞれ 7816 の新パート(11 と 15)となる ことになった.CD 7816-11.2 は投票中である. CD 7816-15 は,12 月までに投票を済ませる. b) PAS で Europay から提案があった Open Terminal Architecture(OTA)は ISO/IEC 20060 として発 行した(日本は反対). c) 新 NP としてカード読み取り機を USB で接続する 提案をし,SC 17 投票で新作業テーマとして承認 された.WG 4 が担当し,WD 7816-12 として次回 の京都会議から標準化作業を開始する(日本はコ メント付賛成). d) 新規に WG 4/WG 8 合同のテーマ「指紋照合センサ付 ID-1 カードケース/仮題」を Mr. Hegenbarth (独)から提案するとの予告があった(決議-457 参照). (5) WG 8 コンタクトレス IC カード:Mr. Hegenbarth/ 独(N 2018) 最大の懸案事項である CD 14443-2/AMD 1(は,仏 国からの規格作業中止要求(N 2002)を受け以下のよ うに最大に紛糾したテーマとなった. a) RFID カ ー ド 規 格 : ISO/IEC 14443 ( Proximity Cards)は,Part 1(Physical Characteristics), 9 Part 2 ( Radio Frequency power and signal interface),Part 3(Initialization),Part 4 (Transmission protocol)は完了して,Part 2 の Amendment 1(Type C:日本案∼Type H)の規 格開発を行っている.AMD 1 は,2nd CD 投票の手 続を進めているが,この作業自体に反対するヨー ロッパ各国から異議が出され 2nd CD の投票は, 不要との議論が繰り返された.日本と WG 8 コン ビーナの Mr. Hegenbarth は,継続を繰り返し主 張したが,採決の結果 60 日期限の投票を行い決 定することとなった(決議 460 参照)(賛成 10 ヵ国,棄権 1 ヵ国,反対 1 ヵ国/日本). b) ISO/IEC 15693 ( Vicinity Card ) は , Part 1 ( Physical Characteristics ) , Part 2 ( Air interface and initialization ) , Part 3 (Anticollision and transmission protocol), は,発行済み,Part 4(Extended command set and security features)は WG 4 とも関係しており Authentication, Biometrics, Logical Addressing 等を新規に追加するべく検討を進めている. c) ISO/IEC 10373-6/7 のテスト方法について発行済 み,改訂ドラフト案を作成中. (6) WG 10 運転免許証と関連文書:Mr.Rodakis/米(N 2010)(日本:牧野) a) 標準規格は ISO/IEC 18013(Standardization in the field of Driver License)の 3 つのパート (Part 1:Physical characteristics and Basic data Set,Part 2:Machine Readable Technologies, Part 3 : Biometrics , Image Processing and Cryptography)で構成し進めている.WG 10 の中 に TF 1 から TF 10 までの Task Force を新設し, テーマごとに責任者を設け、規格作成を急いでい る。日本は表面記載事項、ロジカルレコードフォ ーマットについて主導している。 b) Part 1 は 2002 年の中頃に CD を完成させ,Part 2, 3 は,それぞれ 6 ヵ月後,1 年後に完成する予定. 5. 今後の開催予定(N 今後の開催予定(N 1997) 2002-10-09/11 デンマーク 2003 年 スウェーデン 2004 年 豪 2005 年 英 7. 感想 1) CD 14443-2/AMD 1(Type C は日本提案∼Type H) に関する決議 460 については,日本 1 カ国が反対 し,カナダが棄権した他は全て意義無く承認され た.AMD1 の規格完成を求めるならば,今後 60 日 以内に積極的にロビー活動が要求される.Type C は,JR 東日本鉄道の新定期券等の技術仕様に採 用済み. 2) USA における同時多発テロの影響や個人識別カー ドの利用分野が拡大するにしたがって,その真正 性が強く求められるようになった.バイオメトリ ックデータを IC カードに記載して本人確認を強 化する世界状況に対応して,SC 17 国内委員会の 対応を急ぎたい。 ■ SC 22 ( Programming Languages, their Environments and System Software Interfaces/プ Interfaces/プ ログラム言語,その環境およびシステムソフトウェア インタフェース)総会報告 SC 22 専門委員会 委員長 筧 捷彦(早稲田大学) 委員長 筧 捷彦(早稲田大学) E-mail: E-mail:[email protected] 1. 開催場所: 開催場所:ハワイ(米) ハワイ(米) 2. 開催期間: 開催期間:2001-09-18/20 2001-09-18/20 3. 参加国数/出席者数 参加国数/出席者数: :7 ヵ国/11 ヵ国/11 名 議長(Mr. John Hill,米) セクレタリ代行(M. Vargo,米) 加(2),英(1),米(4),韓(1,ただし議事に加わら ず),ノルウェー(代理),オランダ(代理),日本(1: 黒川 利明(CSK)) 日本からの電話参加者:筧 捷彦,後藤 志津雄(日 立),木戸 彰夫(日本 IBM) 4. 議事内容 4.1 概況 ・ 9/11 の米国同時テロ発生により,開催の中止も ささやかれたが,開催を 1 日遅らせ,日程を 1 日 縮めて開催することで決行された.そのため,出 席者は少ない.日本も,当時カナダにいた黒川委 員だけが参加できた. ・ 正規の総会とするか否かが先ず議論され,何とか 規定を満たしていることから正規の plenary と することを決定.ただし,1 ヵ国でも投票にすべ しとの意見が出れば,総会後に投票を実施するこ とにした. ・ WG 20(Internationalization)を廃止したいグ ループ(米,英,日)と存続したいグループ(ノ ルウェー,加)とのせめぎ合いが相変わらず続い ている. 日本は事前に 米国 と相談し ,今回 の plenary で WG 20 の廃止を決議する決意であった が,決議にはならず,WG 20 存廃の投票を実施す ることになった. 10 ・ WG 20(Internationalization)と WG 11(Language Independent Issues)のような各言語を括る問題 は,再度,各言語の担当者がそれぞれ検討する時 期に来ているとの意見が出た.日本もこれに賛成 であり,来年の Plenary で開催される Character Set Workshop に向けて,日本の各言語 WG から, WG コンビーナに検討を依頼することを SC 22 専 門委員会にて決めた. 4.2 主たる議決事項 4.2.1 WG 20( 20( Internationalization)の将来活動 Internationalization)の将来活動 について (1) WG 20 の存廃を決める投票 文案の作成でもめたが,結局次の二者択一投票を行 うことになった.無関心 SC 22 メンバの投票が気にな るところ. a) WG 20 を解散し,その抱えているプロジェクトを SC22 に移行する.移行は,今年 10 月の WG 20 会 合の後に行う.国際化に関する新規案件は,SC 22 または JTC 1 が扱う.[WG 20 は JTC 1 の CLAUI (文化的・言語的な対応とユーザインタフェー ス)事項も担当していることに注意.] b) WG 20 の権限を現状通り認め,現有のプロジェク トおよび今後の新規提案の対応を担当させる. (2) TR 10176 改訂作業開始の投票実施 TR 10760 “ Guidelines for the preparation of programming language standard”を ISO/IEC 10646 の改訂/補遺追加に同期させる作業についての投票. 日本などは,WG 20 関連の作業を発生させない方針で ある(TR の改訂は急務でもない)が,WG 20 存続派は 存続理由のためにも作業を発生させたい. (3) プ ロ ジ ェ ク ト JTC 1.22.15435 - API for Internationalization 廃止の投票実施 このプロジェクトは,NP 投票後数年放置されたこ とを受け,昨年のプレナリで廃止投票を行ったものの, 僅差で否決され,1 年間の猶予を認める事となった. 今回,再度廃止の議論を行ったが,結論が得られず, 「廃止し,代わって Type 2 又は Type 3 の TR として の NWI を起こす」という形の郵便投票に付すことのな った. (4) DTR 14652 の投票結果(再審議)に対する今後の 作業指示 DTR 14652: Functionality for Internationalization Specification Method for Cultural Conventions の投 票結果を受けて,WG 20 が(従来のごとく長期にわた って放置することなく)次の作業を行うよう指示する 決議を行った. ・ Ballot resolution の会議を開き,Disposition of Comments を作れ. ・ DTR 14652 を,対立の残る項目とそうでない項目 とを明確に分けた形に整理し直せ. ・ その変更点を説明する報告書を用意せよ. ・ その上で,再度 DTR 投票にかけよ. (5) CEN TC 304 と SC 22 との関係 CEN TC 304がSC 22 N 3265(ISO/IEC 15897: Cultural elements registry authorityへの登録)にてCultural elementsの登録を申請したが,申請機関としての妥当 性に疑問があり,CEN TC 304とSC 22との関係をセク レタリが調査する. 4.2.2 JTC 1 に対する要求事項 ・ 次のドキュメントを,自由に利用できるよう WG 14(C 言語)の web page に置くことの許可を求 める. - Technical Corrigendum 1 for ISO/IEC 9899:1999 (C Language) 次のドキュメントについては,自由に利用できる web page に置くことを,SC 22 内での投票によっ て承認した上で,JTC 1 に要求する. - ISO/IEC TR 15942, Guidance for Use of Ada In High Integrity Systems (Type 3 TR) ・ 次のドキュメントについては,ITTF の web page に置くことを,SC 22 内での投票によって承認し た上で,JTC 1 に要求する. - Annex A of TR 10176 , Guidelines for the preparation of programming language standards 4.2.3 プロジェクトの進め方 (1) プロジェクト細分の承認 (2) CD/PDTR 登録ならびに CD/PDTR 審議の同時投票の 承認 (3) New Work Item 投票の承認 ・ Type 2 TR on Enhanced Facilities in Fortran ・ Type 2 TR on C++ Library Extensions (based on ISO/IEC 14882) 4.2.4 Late Projects の扱い (1) CD から DIS の滞り:1 年期間延長 ・ JTC 1.22.54 FCD 13568 - Z Notation ・ JTC 1.22.21.02.03, PDAM 1 to 9945-2, on Batch Services Portability Extensions ・ JTC 1.22.21.03.05, DIS 15068-3, POSIX System Administration User and Group Account Administration ・ JTC 1.22.39, PDAM 5 to 9945-1, POSIX Part 1: System API ・ JTC 1.22.40, PDAM 8 to 9945-1, POSIX Part 1: System API ・ JTC 1.22.41, FPDAM 2 to 9945-2, POSIX Part 2: Shell and Utility Addendum ・ JTC 1.22.14515-1.02, FPDAM 1 to IS 14515-1, Realtime Extensions ・ JTC 1.22.14515-2, DIS 14515-2, Shell and 11 Utilities Test Methods ・ JTC 1.22.15287.01, FPDISP, POSIX Supercomputing Application Environment Profiles ・ JTC 1.22.15879, Distributed Software Administration DCE-RPC Interoperability (XDSA/DCE) ただし,最後の件は,Open Group から説明が来て いないので,状況報告の提出を求める. (2) NP から CD への滞り:1 年期間延長 ・ JTC 1.22.34 Complex Floating Point Arithmetic and Complex Elementary Numeric Functions (3) NP から CD への滞り:廃止 ・ JTC 1.22.15436 Interfacing Modula-2 to C 4.2.5 プロジェクトの廃止 ・ JTC 1.22.21.03.01, 15068-1, System Administration Overview ・ JTC 1.22.21.01.03.03, PDAM 4 to 9945-1, Amendment 4 to Portable Operating System Interface POSIX) - Part 1: System API 4.2.6 WG 13( 13(Modula-2)の将来 Modula-2)の将来 WG 13 の活動報告がないが,保守状態に移行すべき ようなので,コンビーナと相談する. 4.2.7 5 年ごとの規格の見直し 2002 年度分としては 2 件であるが,2003 年度分の うちの 2 件についても決めた. (1) 継続 ・ ISO/IEC 15145:1997 FORTH ・ ISO/IEC 13813:1998 Ada Complex Functions (2) 廃止 ・ ISO/IEC 13814:1998 Generic Package of Complex Elementary Functions in Ada (3) 2002 年度案件で WG から提案のなかった下記案件 は,早急に WG からの提案を求める. ・ ISO/IEC 13816:1997 ISLisp 4.2.8 プロジェクトエディタの承認 ・ Mr. Roger Scowen (JTC 1.22.14977 Syntactic Metalanguage Extended BNF) ・ Mr. Frank Farance (JTC 1.22.17 ISO/IEC 11404: 1996 Language Independent Datatypes) ・ PCTE のプロジェクトエディタの後継者がいない ため,後継者選びを行う. 4.2.9 リエゾンの任命 ・ Mr. Rex Jaeschke を ECMA へのリエゾンに任命 ・ SC 2 へのリエゾンが辞めるために後任者を募集 する. ・ IETF(Internet Engineering Task Force)との リエゾンを WG 20 提案の Type A でなく Type C と することについて SC 22 投票を行う.また,現在 JTC 1 の複数の SC(2,6,27)が IETF とリエゾン を結んでおり,その場合 JTC 1 に Coordinating Officer が必要であるが置いていないので JTC 1 に,Mr. Dough Johnson を指名するよう要求する. 5. 今後の開催予定 2002-08-26/30 2003 2004 Saariselka(フィンランド) ノルウェー 英 ■ SC 23( 23(Optical Disk Cartridges for Information Interchange/情報交換用光ディスクカートリッジ) /情報交換用光ディスクカートリッジ) Interchange 総会報告 SC 23 専門委員会 委員長 田中 邦麿(帝京平成大学) 邦麿(帝京平成大学) E-mail: E-mail:[email protected] 1. 開催場所: 開催場所:ルガノ( ルガノ(スイス) 2. 開催日時: 開催日時:2001-10-10 3. 参加国数/出席者数: 参加国数/出席者数:5 ヵ国/11 ヵ国/11 名 議長(戸島 知之,日) セクレタリ(木村 敏子,日) 米(1),オランダ(1),スイス(2),韓(1),日(4: 田中 邦麿,佐藤 勲(松下電器),菅谷 鴻寿(東芝), 三和 邦彦(日本 IBM)) 4. 議事内容 4.1 5 年毎の見直し 現在見直しになっている規格のリストが説明され た.日本としては規格が出来て間がない上に,記録媒 体の規格は色々なところで使用されているので,基本 的には残すこととし,支障が出た場合にのみ廃止を検 討するべきと主張し,了承された. 4.2 ビジネスプラン関係 戸島議長より提出されたビジネスプラン(SC 23 N 1205)は承認された.又,JTC 1 ハワイ会議における strategic plan の審議に対しては産業界を引き付け る努力は支持することとなった. 4.3 議長の再選 現在の議長の任期が終わった.戸島知之氏の再任を JTC 1 に推薦することになった. 4.4 リエゾン 他委員会とのリエゾンは以下のように決定された. (1) ECMA ECMA の状況報告が van den Beld 氏よりなされた. ・ DVD-ROM Second Edition,130 mm 9.1GB をファ ストトラック提案して審議中である. 12 ・ 記憶容量を 4.7GB に増加させた DVD-RAM,DVD-R, DVD-RW,+RW を審議中である. (2) SC 11 リエゾン代表は van den Beld 氏が再任となった. (3) ISO/TC 42(Photography) 日本から沖野芳弘氏がリエゾン代表に任命された. 4.5 関連技術報告 光ディスクに関する日本の国内動向として,(財) 光産業技術振興協会が行っている次世代光ディスク の開発状況の説明があった.更に媒体の寿命試験プロ ジェクトについて発足に向けての現状を説明した.そ れに対してスイス及び韓国から光ディスクの寿命問 題は非常に重要なことであるので,実現に向けて努力 して欲しい.また SC 23 にて規格化を行うべきとの意 見が出された. 6.SC 23 存続問題 ECMA の事務局長である van den Beld 氏としては SC 23 を廃止して,その活動を ECMA に集約したい旨の意 向を示していた.日本としては以下の理由で SC 23 の存在価値はまだあり,存続したい意見である旨を説 明して廃止案を断念させた. ・ 青色レーザーを使用した DVD を開発中であり,青 色レーザ用の規格ができるまでは存続させたい. ・ 光ディスク寿命試験規格など将来的な計画が存在 する. ・ 事務局は日本が担当しており,今後もその用意と 能力がある. ・ 議長も日本から出ており,継続可能である. 5. 今後の開催予定 2003-09-17 欧州(場所未定) ■ SC 25 ( Interconnection of Information Technology Equipment/情報機器間の相互接続)総 Equipment /情報機器間の相互接続)総 会報告 SC 25 専門委員会 委員長 山本 和幸(松下電工 和幸(松下電工( (松下電工(株)) E-mail: E-mail:[email protected] 1. 開催場所: 開催場所:フェルダフィング(独) フェルダフィング(独) 2. 開催期間: 開催期間:2001-08-31 3. 参加国数/出席者数: 参加国数/出席者数:20 ヵ国/41 ヵ国/41 名 議長(D. Popovic,独) セクレタリ(Walter von Pattay,独) 豪(1),ベルギー(1),加(1),デンマーク(1),フィ ンランド(1),仏(3),独(6),アイルランド(1),イス ラエル(1),メキシコ(1),オランダ(1),ニュージラ ンド(1),ノルウェー(1),ポーランド(1),スペイン (1),スイス(1),スウェーデン(1),英(4),米(5), 日(5:山本 和幸,佐藤 和弘(NTT 東日本),宮島 義昭 (NTT),植野 嘉章(松下電工),越智 康隆(NTT 東日 本)),IEC オブザーバー(1) 4. 議事内容 4.1 人事 12 年間議長を務めてきた Popovic 氏(独)が退任 し,Zeidler 氏(独)が選任された. 4.2 WG 1 関連( 関連(住宅電子機器相互接続) (1) これまでの経緯 WG 1 は 1990 年頃,日本の HBS(Home Bus System), 米国の CEBus(Consumer Electronics Bus),Smart House,欧州の EHS(European Home System),Bati BUS, EIB(European Installation Bus)とホームバス(ホ ームネットワーク)規格が各種提案され,統一化作業 は困難を極めた.このため 90 年代は不毛の時代であ り,最初に提案を行なった日本の企業の参加も極めて 低調となった.90 年代後半,それまでの検討結果を TR としてまとめることで作業が進展し,この数年 TR が数多く成立している.一方,最近では Residential Gateway(ホームゲートウェイ)が FCD になるなど, 成果が上がりつつある. (2) 総会での決議事項 a) “UI(Universal Interface) Class 1” を FDIS 10192-1 として投票にかける. b) “Guidelines for product interoperability, Part 1” を FCD 18012-1 としてコメントを求める. c) “Architecture for the Residential Gateway (ARG)” を FCD としてコメントを求める. d) “Home and building automation in a mixed use building” を DTR 投票にかける. 13 e) ITU-T SG 9(CATV の住宅内ネットワーク化)と のリエゾン報告 4.3 WG 3 関連(商用構内配線) 関連(商用構内配線) (1) これまでの経緯 WG 3 では,構内配線システムについて担当してい る.検討の対象範囲は, ・ 構内配線アーキテクチャ ・ ケーブル/コネクタから成るリンクの仕様 ・ ケーブルや通信機器類を設置するためのスペース 確保規程 等である.2000 年までに,汎用構内配線(ISO/IEC 11801)の第 1 追補版を制定,現在は,第 2 版の規格 制定にむけて,ケーブル性能カテゴリ電線 6.7,光 ファイバを適用したシステム構成について検討を進 めている. (2) 総会での決議事項 a) ISO/IEC 11801 2nd Edition(Generic cabling for customer premises)の 2nd CD が議論され,コメ ント反映の上,FCD を作成する予定. b) ISO/IEC 18010 ( Pathways and spaces for customer premises cabling)は,賛成多数で FCD を FDIS へ進めることで合意された. c) WG 3 のコンビーナとして,W. von Pattay 氏(独) の再選が承認された. 4.4 WG 4 関連(計算機システムおよび周辺機器間相 関連(計算機システムおよび周辺機器間相 互接続) (1) これまでの経緯 WG 4 の現在の主なプロジェクトは FDDI,HIPPI,SCSI, FC(Fiber Channel)である.また,昨年より旧 SC 26 (Microprocessor Systems)の廃止に伴い,後継業務 を引き継ぐこととなった.FDDI,HIPPI はほぼ標準化 を終え,現在は SCSI と FC 関連の標準化が活発に進め られている. (2) 総会での決議事項 a) 前回の総会後,プロジェクト毎に以下の IS 出版 がされた. FDDI:4 件,SCSI:3 件,HIPPI:3 件,FC:1 件, 前 SC 26 関係:4 件 b) SCSI SPC (SCSI Parallel Interface) -3, SCSI RBC (Reduced Block Commands) と SCSI-3 SSC (Stream Commands) の NP が承諾された. C) SC 26 が SC 25/WG 4 に組み込まれたことにより SC 25/WG 4 の タ イ ト ル と ス コ ー プ に Microprocessor Systems が加わり,修正が合意 された. タイトル: Microprocessor Systems and Interconnection of Computer Systems and Attached Equipment スコープ: Standardization of microprocessor systems; interfaces and protocols for the interconnection of computer systems and computer peripheral equipment. d) 米国より提案された IEEE 1394 の NP が一旦取り 下げられたが,再度提案される予定である. e) その他:Robinson 氏が米国の ANSI の T10 と T11 の代表として参加することとなった. 4.5 PT SOHO 関連 (1) これまでの経緯 92 年の WG 1 会合での住宅情報配線規格の議論に始 まり,98 年にプロジェクトチーム(PT)として会合 が発足した.その後 WG 3 のメンバを中心に活発に審 議が行なわれている. (2) 総会での決議事項 a) これまで,構内(キャンパス),住棟,フロアー, 住戸の 4 階層の情報配線を議論してきたが,構内 (キャンパス),住棟,フロアーはバックボーン 配線として PT SOHO の検討対象から外すことが決 定された.このため PT SOHO は基本的に住戸内の 情報化配線を審議することになった. b) 文書構成に大きな変更が生じたため,審議結果を 盛り込み,5th CD となった. 5. 所感 AV 機器インタフェースの IEEE 1394 が注目を集め ており,SC 25 にも提案が始ろうとしている.このよ うな他の標準化組織との境界領域の標準化は,WG レ ベルでの審議への関連業界組織の協力の問題,JTC 1 での審議とは全く関係なく ITU に同一分野の規格案 が提出される事例など,今後 JTC 1 と他標準組織との 境界領域の規格化戦略が難しくなる事が予想される. 6. 今後の開催予定 2002-09-27 ワシントン D.C.(米) 14 ■ SC 27 ( Security Techniques /セキュリティ技 術)総会報告 SC 27 専門委員会 委員長 苗村 憲司(慶應義塾大学) 憲司(慶應義塾大学) E-mail: E-mail:[email protected] 1. 開催場所: 開催場所:ソウル(韓) ソウル(韓) 2. 開催期間: 開催期間:2001-10-22/24 3. 参加国数/出席者数: 参加国数/出席者数:15 ヵ国/32 ヵ国/32 名 議長(Walter Fumy,独) セクレタリ(Krystyna Passia,独) 豪(1),加(5),デンマーク(2),仏(1),独(4),イ ンド(1),韓(3),マレーシア(1),ポーランド(1),ロ シア(1),スェーデン(2),南アフリカ(1),英(2),米 (1),日(4:苗村 憲司,中尾 康二(KDDI),櫻井 幸 一(九大),近沢 武(三菱電機)) 4. 議事内容 4.1 標準化作業の進展に関するもの (1) IS 出版の決定:1 件 IS 15292 "Protection Profile registration procedures" (2) FDIS, DTR 化の決定:3 件 FDIS 18014-1 "Time-stamping services and protocols‐Part 1: Framework",他 この他に,PAS DIS 21827(SSE-CMM:System Security Engineering -- Capability Maturity Model) の Ballot Resolution Meeting の結果(N 3004r)を 60 日投票にかけることとした(諸般の事情により欠席し た NB が多かったため). (3) FCD 化の決定:1 件 FCD 18014-2 "Time-stamping services and protocols - Part 2: Mechanisms producing independent tokens" (4) CD,PDTR 化の決定:6 件 CD 18031 "Random bit generation",他 (5) WD に対するコメント募集:13 件 WD 18033-1 "Encryption algorithms ‐ Part 1: General",他 4.2 プロジェクトの新設,変更等 (1) プロジェクトの新設等 今回は NP 投票の対象とする事項はなかった.なお, 実質的に決定済みの Project 1.27.37(IS 17799 の改 版)を確認した.また,バイオメトリック技術につい て,SC 27 として標準化すべき事項があるかについて, NB の意見を求めることとした. (2) プロジェクトの名称変更:2 件 ・ 1.27.34) "Guidelines for the Implementation, Operations and Management of Intrusion Detection Systems (IDSs)"を"Guidelines for the Implementation, Operation and Management of Intrusion Detection Systems (IDS)"に変更. ・ 1.27.35) "Security Incident Management" を "Information Security Incident Management" に変更. 4.3 リエゾン関係等 (1) 新リエゾン機関 ISSEA(International Systems Security Engineering Association)からの C リエゾン提案を受け入れる. (2) リエゾン文書の送付 JTC 1/SC 7, SC 17, TC 68/SC 2, ITU-T SG 17, CCIMB, ECMA/TC 36 宛てリエゾン文書を送付. (3) リエゾンオフィサの交替 CCIMB へのリエゾンオフィサ(従来は一人が双方向 を兼ねていた)を WG 3 主査に交替. (4) 他組織への資料送付 TC 68, OECD および APEC に対し SD7 を参考として 送付する. 4.4 管理的事項 (1) エディタの任命 IS 17799 改版のエディタは,英・独両候補を Joint Editors とすることで決着. その他に 10 プロジェクトのエディタを指名.日本 か ら は , 新 た に 近 沢 委 員 が Project 1.27.33.03 (18033-3)Block Cipher のエディタに指名された. (2) Registration Authorities IS 15292(Protection Profiles 登録)の RA は AFNOR に決定. また,IS 9979(暗号アルゴリズム登録)の RA は NCC(National Computer Centre) からロンドン大学 に変更した.同時に従来は紙ベースで管理していたの をオンラインに変更することとして,IS の見直しが 必要かどうか検討することにした. (3) JTC 1 の電子出版実験への協力 JTC 1 の決定に基づき,国際規格を有料で電子出版 する実験を行うプロジェクトに対して,TR 133355, IS 17799, TR 14516, IS 15946(parts 1,2,3), IS 9796, IS 11770 を提案することにした. 5. 今後の開催予定: 今後の開催予定: 2002-10-14/15 2003-10 ワルシャワ(ポーランド) ケベック(加) 6. 感想 6.1 今回の会議について (1) 暗号アルゴリズム標準化について 日本が今回最も注目した暗号アルゴリズム(18033) については,前週の WG 2 会議において 4 部構成の作 業文書(WD)の作成が進展した.特に関心の高い第 3 15 部(ブロック暗号)についてはスイスの担当エディタ が辞任したとの情報が入り,日本がエディタを代行し 協議を進めた結果,WD に日本提案のアルゴリズムを 盛り込むことができた.今後,さらに積極的な貢献の 可能性が出てきた. (2) IS 17799 のエディタ人事 今回の SC 27 総会における最も意見の対立が予想さ れた問題は,IS 17799 改版のエディタ人事であった. WG 1 終了段階では,英候補と独候補にそれぞれ強力 な支持国があり,いずれに決定するか予断を許さない 情勢だった.また,日本代表団の中でも単純にいずれ かを選択することは困難との判断があった.そこで, 中尾委員の発案で両候補を joint editor とすること を英独に非公式に打診し,その了解をとった上で,総 会に提案した結果,豪等の支持も得て決着を見た. 今後,改版作業を円滑に進めるために最適の解であ ったと考えられ,この解決に際して日本が重要な役割 を果たしたことは高く評価された. (3) リエゾン関係 SC 27/WG 3 と CCIMB とのリエゾン関係が円滑に進 んでいないことから,その改善を求める趣旨のリエゾ ン文書を送付することになった.その原因としてリエ ゾン担当者が多忙であったことなどの特殊事情が挙 げられていたが,むしろリエゾン活動の原則的ルール が不備であったとも考えられる.以前,TC 68 とのリ エゾン関係で問題が発生したことも考慮し,SC 27 と してのリエゾン活動を今後どのように進めるべきか についての検討が必要であろう. 6.2 今後の対応について (1) 日本のエディタへの支援 WG 2 で新たに近沢委員がブロック暗号(18033-3)の エディタを担当することになった.この分野に対して は国内外各所から大きな関心が寄せられており,櫻井 エディタの担当するストリーム暗号(18033-4)と併せ て重要な成果が期待できる.また,宮地エディタの担 当する楕円曲線利用のディジタル署名(15946-4)も来 年 4 月の FCD 化をねらう方向が明確になった. この他に,WG 1 で進める 17799 改版作業のエディ ティンググループに中尾委員と宮川委員が参加する ことになった. SC 27 関連でこれだけの人数のエディタが日本から 選出されたのは初めてであり,今後日本の意見を国際 規格に反映させるためにも有益と考えられる.一方, エディタとしての活動を円滑に進めるためには,有 形・無形のさまざまなサポートが必要となる.国内委 員会としてエディタへの支援体制を強化する方法を 検討したい. (2) 暗号アルゴリズム登録手続き アルゴリズム登録情報の電子化を契機として,手続 きを定めた IS 9979 の改訂の必要性について NB の意 見を求めることになった.最も多くのアルゴリズムを 登録して来た日本 NB として,その改訂の要否を検討 する必要があろう.同時に,これを機会に国内手続き についても改善のための検討を進めることとしたい. ■ SC 32( 32(Data Management and Interchange/デー Interchange/デー タ管理および交換)総会報告 SC 32 専門委員会 委員長 芝野 耕司(東京外国語大学) 耕司(東京外国語大学) E-mail: [email protected] 1. 開催場所: 開催場所:ビクトリア(加) ビクトリア(加) 2. 開催期間: 開催期間:2001-10-22, 26 3. 参加国数/出席者数: 参加国数/出席者数:11 ヵ国/51 ヵ国/51 名 議長(Bruce Bargmeyer,米) セクレタリ(Douglas Mann,米) 豪(1),ブラジル(1),加(8),中(5),フィンランド (1),独(2),韓(4),オランダ(1),英(6),米(13), 日(7:森田 勝弘(アクセンチュア),堀内 一(東京国 際大学),大林 正晴(管理工学研究所),土田 正士(日 立),小寺 孝(日立),芝野 耕司,田中 章司郎(島根 大)) 4.主な結果 4.主な結果 4.1 WG 5 RDA(遠隔データベースアクセス) RDA(遠隔データベースアクセス) 英より WG 3 と WG 5 との作業項目の重なりを問題と する寄書が出された. 日本からは,中間会議のキャンセルなど,WG 5 の 活動の必要性を問題視した.WG 3 コンビーナや米か らも同様のコメントが出された. WG 5 は,オーストラリアと英が電話参加したこと になっているが,実質的にはカナダだけが参加し,WG 5 としての Resolution を作成したが,どのプロジェ クトを残し,どのプロジェクトを廃止するかについて は,各国とも意見の相違はなかった.また,カナダが コンビーナを引き受けるかと思われたが,そうした申 し出はなかった. WG 5 の廃止が提案され,投票の結果,賛成 6,反対 4(加,英,豪,中),棄権(韓)で WG 5 の廃止が決 まった. 4.2 NWI Framework for Registering Business Objects この作業項目は,2 年前のサンタフェ総会で検討グ ループが設けられ,2 年間の検討結果をもとに,新し く NWI 提案を行うこととなった.この検討過程では, 日本も積極的に参加し,主要な貢献を行ってきた.SC 16 32 では,SC レベルでの NP ではなく,より多くの参加 者を得るため JTC 1 レベル NP とすることとなった. 4.3 プロジェクトの廃止 SQL/Temporal プロジェクトの廃止が決まった. SQL/Temporal は,データの版や履歴情報を取り扱う のであれば,意味があったが,時制論理を主としたた め,実質的には,ビジネス上の意味は薄かった.この 点では,廃止は遅すぎた嫌いがある. また,WG 5 の廃止問題に関連して,RDA 関連のプロ ジェクトの廃止が決まった. 4.4 CD, FCD, FDIS SQL-99 関連の開発から SQL-200nの開発にシフト する.また,SQL/MM についても,SQL-200nに同期し た開発を予定している. SQL-200n は,これまで SQL-2002 を予定していたが, 現時点では,SQL-2003 を目指すこととなった. WG 5 から 2 年前のサンタフェで FCD 編集会議が開 かれた RDA 3rd の FDIS 化が提案されたが,日本から 2 年間店晒しで最終テキストもはっきりしない FDIS を次回の SC 32 総会の直前に出すことに反対し,RDA の FDIS 化は,ソウル会議前に最終テキストを回覧し, ソウル会議で FDIS 化を検討することとした. 5. 今後の予定 2002-05-06/10 ソウル(韓) 6. 感想 今回の会議の最大の話題は,WG 5 の廃止問題であ った.1984 年に始まった遠隔データベースアクセス プロトコル(RDA)の標準化は,もともとは ECMA で検 討が始まり,ISO へ提案されたものであった.1980 年代にはアメリカに SQL Access Group というコンソ ーシアムが組織され,産業界の多くの期待を集めた. しかし,当初,RDA のラポータが ISO の投票スケジュ ールと全くあわない会議スケジュールを設定したり, OSI への強い依存性を指向したことなどから,too late, too complex な典型的な OSI 的仕様となった. その後,TCP/IP に対応し,SQL 文をテキスト形式で 送付する TCP/IP の Simple Protocol と仕様を大幅に 変更したが,普及には至らなかった. 普及しなかった一つの原因としては,一般の OSI プロトコルでも同様であるが,API の不在が挙げられ る.遠隔データベースアクセスの必要性は確実に存在 し,現在では日常的に遠隔データベースアクセスが行 われている.しかし,ここで使われているのは,RDA で は な く , API 標 準 で あ る SQL/CLI ( Call Level Interface; ODBC: Open Data Base Connectivity)で ある. SQL/CLI は,Excel のプリンタインタフェースを拡 張し,SQL/Server とのインタフェースを規定したも ので,当初 RDA の推進のために組織された SQL Access Group から X/Open を通じて ISO に提案され,SQL のグ ループで標準化が行われたものである. ISO 内の整合性や規格間の調整に時間をとられ,そ して,複雑化し,市場ニーズに応えられなくなったこ とが RDA の失敗の要因である.しかし,まだまだ同様 の問題は存在する.特に,SC 32 では,早急に WG 1 と WG 2 での標準化内容の調整を行う必要があろう. 17 <解説: <解説: MPEG-7 の概要> SC 29/WG 11/MPEG-7 小委員会 委員 堀 修((株)東芝) E-mail: E-mail:[email protected] 1. 国際標準 MPEG-7 とは MPEG-7 は マ ル チ メ デ ィ ア 内 容 記 述 の 国 際 標 準 (ISO/IEC)である.MPEG-1,2,4 が映像圧縮技術だ ったために,後継の規格である MPEG-7 もある種の圧 縮技術であると思っている人がいるようだが,圧縮技 術とは関係のないデジタルコンテンツの内容を説明 する記述方法の規格である.しかしながら,MPEG-7 は MPEG-1,2,4 をはじめてとして,多くのデジタル コンテンツを効率よく管理したいという要求から出 てきた規格であり,その意味で無関係ではない. HDD や DVD の大容量化及び低価格化で多くのデジタ ルコンテンツを蓄積・管理でき,またインターネット のブロードバンド化によって大容量のデジタルコン テンツを容易にダウンロードできるようになったこ とが MPEG-7 を必要とする大きな要因である.つまり, 大量のデジタルコンテンツから所望のコンテンツを 検索したいという要求に応えるために規格された国 際標準である. 本稿では,主要な機能と応用に絞って,MPEG-7 を 解説する. 2. 利用方法 MPEG-7 の内容記述をメタデータと呼ぶ.内容記述 が映像というデータの説明データ(データのためのデ ータ)だからである. MPEG-7 におけるメタデータの典型的な利用方法を 図 1 を用いて示す.メタデータは,GUI を介して,ま たはプロセッサから直接操作され,映像データを間接 的に扱うことになる.メタデータを操作した結果,そ のメタデータが参照する映像の部位を再生する場合 に,映像データが操作される. GUI GUI 再 生 入 力 回 答 検 索 メタデータ(MPEG-7) 参 照 部分データ プロセッサ プロセッサ 映像データ(MPEG-1,2,4) 図 1 メタデータ( メタデータ(MPEG-7)の利用の一例 MPEG-7)の利用の一例 例えば,“女子マラソンの高橋選手がダッシュをか け,トップにおどりでたシーンを見たい”と GUI から 入力したとする.プロセッサがメタデータを操作し該 当情報を検索し,その場所の情報を得る.プロセッサ はその部位のみをディスプレーに再生し,ユーザは, 所望の場所のみを視聴することができる.この場合, メタデータに,高橋選手の順位やダッシュした場所な どの内容記述があることが前提となる. 3. 内容記述 MPEG-7 の内容記述には,大きく分けて 2 種類ある. 高レベルな記述と低レベルな記述である.高レベルな 記述は,映像の内容をテキストで記述するもので,人 が映像の内容を理解し記述する.低レベルな記述は, 映像の画像信号や音響・音声信号の特徴量で,計算機 が自動的に算出する.よって,前者はテキスト検索に よって処理し,後者はパタン認識技術を用いて所望の データの検索する. 画像信号については,フレーム全体または被写体の 色,テクスチャ,形,動き,領域など画像特徴量が, 音響・音声信号については,無音,音声,音色,効果 音,メロディなどの特徴量が規格化されている. 高レベルな内容記述のフレームワークは,書籍のメ タファを用いて設計されている.書籍には,目次と索 引があり,書籍によっては,全体の粗筋がわかるよう に要約がつけられている.映像も目次のような階層構 造で内容を記述できる.特に,情報系の映像,例えば ニュースはそのような構造を持つ. 高レベルな記述は,図 2 に示すように,5 つ部分か ら成り立っており,Basic elements は,記述のため の MPEG-7 特有の基本的はツールが準備されている. まず,集合を管理するための記述方法(Content organization)が提供されている.複数の映像コンテン ツをグループ分けして管理するのに利用される. 次に,ひとつの映像コンテンツにおける関連情報の記 述方法が提供されている.この記述には,2 つのカテゴ リがある.ひとつは,映像コンテンツに関わる外部情報 (Content management)である.例えば,映像コンテン ツの監督名やプロデューサ名など,著作権に関する情報 などが管理できる.もうひとつのカテゴリが,映像コン テンツの内容に関わる記述(Content description)で ある.まさに,この内容記述が MPEG-7 の真骨頂である. 18 Content description は,さらに 2 つのカテゴリに 分 類 で き る . 映 像 の 構 造 的 側 面 ( Structural aspects ) に 関 す る 部 分 と 映 像 の 意 味 的 側 面 (Semantics aspects)に関する部分である.映像コ ンテンツは,編集されたものがほとんどであるが,構 造的側面とは,その編集過程で発生するカットやシー ンなどの連続フレームの相互関係を記述するもので ある.例えば,ドラマ映像は,複数のカットが集って 意味のあるシーンを形成しており,このような階層構 造を記述できる.また,映像中の特定の対象を時空間 領域としても記述できる.例えば,水槽を泳ぐ魚の映 像の移動領域情報を記述し,その魚に関する関連情報 を対応づけることができる.意味的側面は,その関連 情報に関わるもので,映像中に登場する人物や物の関 係を記述できる.これは,ドラマのシナリオを記述で きることを意味している.低レベルな物理信号である 特徴量では検索が困難なものでも,意味レベルでの映 像検索を可能にする.例えば,“荘厳な教会で式を挙 げている幸せそうなカップルの映像”といった抽象的 な検索を可能にする.当然ながら,あらかじめ人手に よって映像シーンがテキストとして記述されている 必要がある. 4. 圧縮 内容記述は,高レベルであっても低レベルであって も表現形式は,XML Schema(1)で定義され,XML で記述 できる.しかしながら,XML で表現すると膨大になる ため,XML 表現と対等な情報を持つバイナリ表現が用 意されている.XML をバイナリに自動変換する方式を BiM(Binary Format for MPEG-7)と呼び,MPEG-7 の 標準の一部である.XML と BiM の間は相互に変換可能 である.BiM の圧縮率は,テキストの圧縮でよく用い られる ZIP とそれほど変わらないが,部分的な削除・ 更新ができる仕組みがあるところに特徴がある.BiM は,ディスクへの蓄積や伝送のための圧縮だけでなく 省メモリの効果もある. 5. 応用 ここでは,期待されている 2 つの MPEG-7 の応用領 域について述べる. まず,ひとつめが,映像アーカイブシステムである. ここ数年で,数百を超える放送チャネルが利用可能と なった.衛星放送や CATV だけでなく,今後数年で 1000 万世帯以上が利用するだろうといわれるブロードバ ンドを使った映像配信は行われつつある.そのような 状況では,コンテンツの 不足が深刻化しており, Content User Collections Models コンテンツの 2 次利用の Models Collections organization interaction 要求が高まっている.2 次利用を促進するために は,映像を図書館のよう Creation & Navigating & Creation & User Production User に蓄積・管理し,所望の Access Production preferences preferences 映像を検索できる仕組み Summaries Media Usage Summaries Content Usage Media が必要であるが,それを management 可能とするものとして映 Usage Views Content Usage Views history 像アーカイブシステムが history description Structural Semantics Semantics Structural 注目を浴びている. aspects aspects Variations aspects aspects Variations こ こ で , 国 際 標 準 MPEG-7 を用いる意味は, 各テレビ局が保有してい Schema Basic Links & media Basic Basic Schema Basic Links & media Basic tools data types localization tools る映像および映像関連情 tools data types localization tools elements 報(メタデータ)を, MPEG-7 をピポッドとし て容易に交換が可能であ 図 2 ハイレベルな記述の概要 り,また,MPEG-7 でアー カイブデータベースを作 その他に,ナビゲーション&アクセス(Navigation 成すれば, 複数のアーカイブを分散化させ管理し, ひ & Access)やユーザ情報(User interaction)のため の記述方法が提供されている.これにより,ユーザの とつの検索エンジンで処理が可能となるからである. 好みに応じて映像を絞込み,長い映像を短く要約でき 次に期待されているのが,パーソナル・ビデオ・レ る.要約は,元映像のどの部分を取り出しどのような コーダ(PVR)である.これは,次世代のデジタル映 情報と組み合わせて再生するかといった記述や映像 像録再機である.HDD 及び DVD などのディスクメディ を速見する場合のポイントとなるキーフレームを階 アの大容量化と低価格化により,デジタル映像を長時 層的に見る手段となるヒント情報が記述できる. 間記録できるようになることから,番組を大量に記録 19 し後で好きな部分を視聴するという新しい視聴スタ イルを提案する機器である. しかしながら,記録される映像時間は膨大なため, 自分の好みに応じて,映像を拾い見する必要が出てくる. 特に,情報系の映像であるニュースやスポーツにおい ては,関係のある記事だけを部分的に視聴したいとい うニーズは大きい. MPEG-7 によって,あらかじめ視 聴すべきポイントが記述されていれば,それを手がか りに映像のナビゲートあるいはブラウズが可能とな る.このような PVR は,メーカの違いを超えて同じコ ンテンツのメタデータが利用できることが重要であ り国際標準の MPEG-7 の意味は大きい. (注) (1)http://www.w3.org/XML/Schema (2)http://www.cselt.it/mpeg/ http://www.mpeg-industry.com http://www.itscj.ipsj.or.jp/mpeg7/mpeg7_home.html 6. まとめ 本稿では,マルチメディアコンテンツの内容記述を 行う国際標準 MPEG-7 について解説した.MPEG-7 は, 2001 年中に実質標準化となる予定である.詳細な情 報は WebSite(2)で参照できる. ∽♪∽♪∽♪∽♪∽♪∽♪∽♪∽♪∽♪∽♪∽♪∽♪∽♪∽♪∽♪∽♪∽♪∽♪∽♪∽♪∽♪∽♪∽♪ < 平 成 13 年 度 工業標準化事業功労者表彰の紹介> 2001 年 10 月 15 日に工業標準化事業功労者に選ばれた方々が,経済産業大臣より表彰されました. 工業標準化事業功労者は,工業標準化事業に長年にわたり寄与し,その功績が特に顕著であると認められた 方に与えられるものです.当調査会委員および委員経験者の次の 6 名の方々が受賞されました.受賞された皆 様,大変おめでとうございます. 田中 邦麿 氏(帝京平成大学) JISC 臨時委員,JTC 1/SC 23 国内委員会長等を 歴任し,光ディスク分野の国際標準化に多大な 貢献をした. 廣川 勝久 氏((株)ジー・ピー ジー・ピー・ネット) ・ピー・ネット) IC カード分野で JIS 原案作成委員会長,JTC 1/SC 17 国内委員会幹事等を歴任し,標準化に多大な 貢献をした. 田中 英彦 氏(東京大学) JISC 臨時委員,JTC 1/SC 21 国内委員会長等を 歴任し,情報機器間相互接続等の標準化に多大 な貢献をした. 森 紘一 氏(富士通( (富士通(株)) IEC/CA 委員,JISC 臨時委員等を歴任し,我が国 の IEC 活動並びに情報技術分野の標準化に多大 な貢献をした. 戸島 知之 氏(NTT エレクトロニクス( エレクトロニクス(株)) JTC 1/SC 23 の国際議長を務める等,光ディスク 分野の標準化における我が国の国際貢献等に多 大な貢献をした. 山本 喜一 氏(慶應義塾大学) JISC 臨時委員,JTC 1/SC 7 国内委員会長等を歴 任し,ソフトウェア技術等の標準化に多大な貢 献をした. 20 < ITSCJ の 広 場 > 情報規格調査会のホームページに,会員の皆様,情 報技術標準化に関心をお持ちの方々に広く参加して いただきたく,公開討論や意見交換のコーナとして 『ITSCJ の広場』を 1998 年 8 月より設けております. 掲載記事は,ITSCJ ホームページをご覧下さい. また,情報技術標準化活動に資する活発な討論や意 見交換を望みます.意見・コメントは電子メールでお 寄せください.なお,投稿に際しては後述の投稿フォ ーマットの規定を守って下さい. ITSCJ ホームページ http://www.itscj.ipsj.or.jp/ 電子メールアドレス [email protected] 前号以降の新規投稿 投稿フォーマットの規定 (1) タイトル,著者名,所属および投稿日付を必ず お書き下さい. (2) 所属は,会社名(または学校名,機関名)の他 に,部署名も簡潔(会社名も含めて全角文字換 算 30 字程度以内)に書いて下さい. (3) 原稿は,行替えや行の開始位置など希望の最終 仕上げが分かるように編集して投稿して下さ い.MS word や html で編集して添付ファイルに していただくのも歓迎です.ただし,掲載され たときの編集状態は必ずしもご希望に沿った ものになるとは限りません.あらかじめご了承 下さい. 寄せられた意見・コメントに対しては,当調査会の 広報委員会が中心となって, この広場で発言してい ただくに相応しいか否かを判断させていただきます. 場合によっては修正させていただくこともあります. なし ∽♪∽♪∽♪∽♪∽♪∽♪∽♪∽♪∽♪∽♪∽♪∽♪∽♪∽♪∽♪∽♪∽♪∽♪∽♪∽♪∽♪∽♪∽♪ < 2001 年 12 月 以 降 国 際 会 議 開 催 ス ケ ジ ュ ー ル > JTC 1 2002-10-21/25 Sophia Antipolis, France SC 25 2002-09-27 Washington D.C., USA SC 27 2002-10-14/15 Warsaw, Poland SC 28 2002-05 未定, Brazil SC 29 2002-03-25/27 Sardinia, Italy SC 31 2002-05-08/09 Seoul,Korea SC 32 2002-05-06/10 Seoul, Korea SC 34 2001-12-08, 13 Orlando, USA SC 2 2002-12-05/06 東京, 日本 SC 6 2002-03-20 Montreux, Switzerland SC 7 2002-05-13/17 Gyeongju,Korea SC 11 2002-05-15/17 奈良, 日本 SC 17 2002-10-09/11 未定, Denmark SC 22 2002-08-22/30 Saariselka, Finland SC 35 2001-12-07 Paris, France SC 23 SC 24 2003-09-17 2002-06-21 未定, Europe London, UK SC 36 2002-03-07/09 Adelaide, Australia 21 <声 の ペ ー ジ> 理事退任にあたって 斎藤 輝 (日本アイ・ビー (日本アイ ・ビー・エム ・ビー ・エム( ・エム ( 株 ) ) E-mail: E-mail: [email protected] 本年 7 月の規格総会で約 8 年間に亙る規格役員の任 を解いていただきました.この間色々な事がありまし た.総務担当という側面では,表彰制度の提案・導入, 規格総会後の懇親会開催の提案・定着化などにクレジ ットがいただけるでしょうか.役員チームの一員とし ては,停滞していた少なからぬ数の Projects の整理 を行い,Technical Direction で親近 SC を束ねるな どの手を打った JTC 1 Reengineering,ISO/IEC/ITU を動員して開催したジュネーブ GII セミナー,PAS Submitter の変心で残念ながら最後は水泡に帰した Java の公的標準化,私企業等産業界の直接参加に道 を開くための JTC 1 SPSG の活動など,その時々話題 となったプロジェクトやイベントに参画させていた だく機会を得て,それなりの貢献ができたものと自負 しています. 上流で“出版物としての標準”作りがミッションの JTC 1/ITSCJ からは分野が違うこともあって死角にな りますが,社内では,下流で言わば“制度になり,マ ネジメントから見える標準”とでもいうべき,製品安 全,EMC,管理分野などの強制・半強制規格の適合性 試験・認証問題に,多くの時間とエネルギーが取られ ます.輸出相手国毎に繰り返し求められる同じような 試験・認証が,何ら価値を生まないのにコスト増をも たらし,足の速い IT 製品の円滑な貿易を妨げている 現実を,昔のように手をこまねいて眺めている余裕は ありません.一回の供給者適合性宣言がどこの国でも 受け入れられるような国際的な枠組みを,技術論に偏 らず trade facilitation の側面から APEC などに働き かけて作り上げる事が大命題になっています. 最後に,標準化活動における英語力の重要性は論を まちませんが,国際議長やコンビーナはもとより,国 際会議をリードしたい方々にとってお勧めの国際的 ク ラ ブ の 本 部 URL を 紹 介 し て お き ま す . そ れ は http://www.toastmasters.org で す . そ の 中 の 一 つ , http://home.catv.ne.jp/dd/speechは私が 11 年前創立し たものですが,今でも現役で活動を楽しんでいます. コンピュータグラフィクスに関する 標準化活動を振り返って 後藤 正宏( 正宏((株)日立製作所) E-mail: E-mail:[email protected] 私は,それまでコンピュータグラフィクスに関する標準 化作業を行っていたSC 21が組織再編され, 1987 年にSC 24 として発足して以来,この分野における標準化活動に参画 させて頂いている. コンピュータグラフィクスが目指す目標は,実世界の実 像(オブジェクト)をいかにコンピュータ上に表現し,情 報を正確(リアル)に伝えるかであると思う.私が参画し たこの 13 年間,他の情報処理分野でもそうであったよう に,コンピュータグラフィクス分野でもまさにドッグイヤ ーの速さで技術革新,価格破壊,市場構造変革が行われ, 飛躍的な進歩をしてきた.それは,この目標を達成するた めに,この市場,技術分野に参画した人々の熱意と努力が あったからこそ成し得た偉業であると思う. 私が参画した当時,標準化の議論は 2 次元グラフィクス のGKS から3 次元グラフィクス機能を備えたPHIGS に移っ ているところであった.それまで線画(2 次元)が主体で あったのが,立体的な表現が可能になるため,立体形状を 正確に伝えるという意味で飛躍的な進歩であった.当初は 一様な塗りつぶししかできなかった表面の色も,さらに表 現力を加えて模様をつけたり,陰影をつけたりできるよう 機能強化もされた.この頃は,コンピュータグラフィクス のいろいろな可能性を追求した,その歴史の中でも最も熱 気に溢れていた時期である.我々も,コンピュータグラフ ィクスで描かれた画像が,あたかも実写映像のようなリア ルな動きをした時には興奮を覚えたものである. その後も実世界を正確に伝えることを目標にいろいろ なチャレンジがなされ,その一つは VRML となって国際標 準化作業が継続されている. 13 年前ではほんの一部分の人間しか使えなかったコン ピュータグラフィクスが,今では蛇口で水をひねるように, いつでもどこでも触れることができる.今や,「どのよう にして表示するか(技術)」が問題ではなく,「どのよう な内容を表示するか(コンテンツ)」の問題になっている. その点で,技術(標準化)が出る幕が減っていることも事 実である.私のような技術屋には寂しい限りではあるが, 当初の目的がかなり達成されたためと考えている. 我が子とリアルに動き回るゲームキャラクタを見なが ら,13 年間の進歩をしみじみと感ずる今日この頃である. 22 <2001 年 9 月以降の ISO/IEC JTC 1 関係 NP,CD,DIS,IS から> NP 承 認 投 票 ・ 結 果 投票/ 担 当/ 番 号 結果 プロジェクト No. 結果 SC7/WG6 SC7N2448r 結果 SC7/WG6 SC7N2449 結果 SC7/WG6 SC7N2451 投票 SC22/WG5 SC22N3333 投票 SC22/WG21 SC22N3334 結果 SC24/WG7 SC24N2254 投票 SC25/WG3 25.33.04.02 SC25N758 結果 SC27/WG1 27.07.34 SC27N2698 結果 SC27/WG1 27.07.35 SC27N2699 投票 SC32 JTC1N6612 結果 SC34/WG1 SC34N223 タ イ ト ル 投 票 期限/結果 2001-09-16 SC7N2538: 承認 2001-06-04 SC7N2539: 承認 2001-06-04 SC7N2540: 承認 2002-01-11 Information technology -- Software engineering - Software product quality requirements and evaluation -- Part 30: Quality metrics -Metrics reference model and guide 2pp. Information technology -- Software engineering -- Software product quality requi rements and evaluation -- Part 31: Quality metrics -- Base metrics 3pp. Information technology -- Software engineering -- Software product quality requirements and evaluation -- Part 40: Quality requirements -Quality requirements and guide Information technology -- Enhanced Module Facilities in Fortran [TR Type: 2] Information technology -- C++ Library Extensions (based on ISO/IEC 2002-01-11 14882 [TR Type: 2] Information technology -- PIKS -- Amendment 1 4pp. 2001-09-06 SC24N2302: 否認 Information technology -- Pathways and spaces for customers 2002-02-15 premises cabling title for addendum: Multi-tenant Pathways and Spaces 4pp. Information technology -- Guidelines for the implementation, Operation 2001-04-12 and Management of Intrusion Detection Systems (IDS) [TR Type: 3] SC27N2790: 承認 4pp. Information technology -- Information Security Incident Management 2001-04-12 12pp. SC27N2791: 承認 Information technology -- Framework for Registering Business Objects 2002-02-09 Information technology -- Document Schema Definition Language 2001-09-20 (DSDL) 3pp. SC34N257: 承認 NP 承 認 投 票 (CD/PDTR/PDAM 登 録 投 票 と の 併 行 投 票 )・ 結 果 投票/ 担 当/ 番 号 結果 プロジェクト No. 結果 SC36 SC36N101 CD 21484-13 タ イ ト ル Information technology -- Simple Human Identifiers 投 票 期限/結果 2001-08-21 SC36N0115: 承認 NP 承認投票(CD/PDTR/PDAM 登録 ・ 承認の同時投票との併行投票)・結果 承認投票 承認の同時投票との併行投票 ・結果 投票/ 担 当/ 番 号 結果 プロジェクト No. 結果 SC34/WG3 SC34N221 CD19756 タ イ ト ル 投 票 期限/結果 Information technology -- Topic Map Constraint Language to support 2001-09-20 ISO/IEC 13250 5pp. SC34N256: 承認 23 CD/PDTR/PDAM 登 録 投 票 (NP 承 認 投 票 と の 併 行 投 票 )・ 結 果 投票/ 担 当/ 番 号 結果 プロジェクト No. 結果 SC36 CD 21484-13 SC36N102 タ イ ト ル Information technology -- Simple Human Identifiers 13pp. 投 票 期限/結果 2001-08-21 SC36N116: 賛成 10,反対 1, 棄権 2,無回答 0 CD/PDTR/PDAM 登録 ・承認の同時投票(NP 承認投票との併行投票)・結果 ・承認の同時投票 承認投票との併行投票 ・結果 投票/ 担 当/ 番 号 結果 プロジェクト No. 結果 SC7/WG12 SC7N2512 結果 SC34/WG3 CD19756 SC34N226 タ イ ト ル 投 票 期限/結果 Information technology -- Software Engineering -- Functional Size 2001-10-03 Measurement -- COSMIC - FFP Functional Size Measurement Method SC7N2545: 賛成 9,反対 3, 28pp. 棄権 3,無回答 14 Information technology -- Topic Map Constraint Language to support 2001-06-20 ISO/IEC 13250 9pp. SC34N259: 賛成 7,反対 0, 棄権 1,無回答 5 CD/PDTR/PDAM 登 録 投 票 ・ 結 果 投票/ 担 当/ 番 号 結果 プロジェクト No. 結果 SC22 CD10967-3 SC22N3270 結果 SC22/WG14 PDTR18037 SC22N3269 投票 SC31 CD18000-2 SC31N980 投票 SC31 CD18000-3 SC31N981 投票 SC31 CD18000-4 SC31N982 タ イ ト ル 投 票 期限/結果 Information technology -- Complex Floating Point Arithmetic and 2001-10-26 Complex Elementary Numeric Functions 88pp. 22N3340: 賛成 8,反対 0, 棄権 2,無回答11 Information technology -- Extensions for the programming language C 2001-10-26 to support embedded [TR Type: 2] 51pp. 22N3339: 賛成 8,反対 1, 棄権 2,無回答10 Information technology -- Automatic Identification - Radio Frequency 2002-01-08 Identification for Item Management -- Part 2: Physical layer, anticollision and protocol for less than 135kHz systems 77pp. Information technology -- Automatic Identification -- Radio Frequency 2002-01-08 Identification for Item Management - Part 3: Physical layer, Anti Collision and Protocols for less than 13.56 MHz systems 171pp. Information technology -- Information Technology AIDC Techniques- 2002-01-08 RFID for Item Management -- Air interface, Part 4: Parameters for Air Interface Communications at 2.45 GHz 69pp. CD/PDTR/PDAM 登 録 ・ 承 認 の 同 時 投 票 ・ 結 果 番 号 投票/ 担 当/ 結果 プロジェクト No. 投票 SC7/WG6 SC7N2517 投票 SC7/WG10 (2 次) 07.29.03 CD15504-3.2 SC7N2556 タ イ ト ル 投 票 期限/結果 Information technology -- Software Engineering Body of Knowledge 2001-12-17 [TR Type: 3] 219pp. Information technology -- Software Engineering -- Process 2002-02-26 Assessment Part 3: Performing An Assessment (second edition) 54pp. 24 番 号 投票/ 担 当/ 結果 プロジェクト No. 結果 SC7/WG10 CD15504-4 07.29.04 SC7N2429 結果 SC7/WG18 CD9000-3 SC7N2533 結果 SC22/WG20 14651/PDAM1 22.30.02.02. SC22N3242 01 結果 SC22/WG20 CD15897 22.15897 SC22N3266 結果 SC27/WG2 27.27.2 CD18014-2 SC27N2912 結果 SC29 29.17.02 CD21000-2 SC29N4314 結果 SC29 29.17.04 CD21000-4 SC29N4315 結果 SC29/WG1 29.14.02.01 15444-2/PDAM1 SC29N4278 結果 SC29/WG1 29.14.05.01 15444-5/PDAM1 SC29N4282 結果 SC29/WG11 14496-1/PDAM3 29.13.11.03 SC29N4313 投票 SC29/WG11 14496-5/PDAM2 29.13.15.02 SC29N4393 タ イ ト ル 投 票 期限/結果 Information technology -- Software Process Assessment -- Part 4: 2001-08-17 Guide to Performing Assessments (second edition) 29pp. SC7N2546: 賛成 13,反対 1, 棄権 1,無回答15 Information technology -- Guidelines for the application of ISO 9001: 2001-10-27 2000 to the development, supply installation, support, and SC7N2549: maintenance of computer software and systems (third edition) 賛成 12,反対 3, 59pp. 棄権 3,無回答11 Information technology -- International string ordering and comparison 2001-09-01 -- Method for comparing character strings and description of the SC22N3318: 賛成 9,反対 2, common template tailorable ordering 4pp. 棄権 1,無回答10 Information technology -- Procedures for registration of cultural 2001-10-17 elements (second edition) 43pp. SC22N3341: 賛成 5,反対 2, 棄権 1,無回答13 Information technology -- Security techniques -- Time-stamping 2001-09-07 services -- Part 2: Mechanisms producing independent tokens SC27N2964rev1 賛成 21,反対 1, 15pp. 棄権 2,無回答 2 Information technology -- Multimedia framework (MPEG-21) -- Part 2: 2001-10-22 Digital Item Declaration 90pp. SC29N4446: 賛成 21,反対 1, 棄権 3,無回答 3 Information technology -- Multimedia framework (MPEG-21) -- Part 4: 2001-10-22 Intellectual Property Management and Protection 48pp. SC29N4447: 賛成 18,反対 4, 棄権 2,無回答 4 Information technology -- JPEG 2000 image coding system: 2001-10-09 Extensions -- AMENDMENT 1: Enhancement to quantizaiton method SC29N4425: 賛成 22,反対 0, [ITU-T Rec. T.801/Amd.1] 8pp. 棄権 2,無回答 3 Information technology -- JPEG 2000 image coding system: Reference 2001-10-10 software -- AMENDMENT 1: Reference software for the JP2 file format SC29N4426: 賛成 22,反対 1, [ITU-T Rec. T.804/Amd.1] 2pp. 棄権 2,無回答 3 Information technology -- Coding of audio-visual objects -- Part 1: 2001-10-22 Systems -- AMENDMENT 3: Intellectual Property Management and SC29N4445: 賛成 19,反対 3, Protection (IPMP) extensions (second edition) 124pp. 棄権 3,無回答 3 Information technology -- Coding of audio-visual objects -- Part 5: 2001-11-30 Reference software -- AMENDMENT 2: MPEG-4 Reference software extensions for XMT and media nodes (second edition) 4pp. CD/PDTR/PDAM 承 認 投 票 お よ び PDISP レ ビ ュ ー ・ 結 果 番 号 投票/ 担 当/ 結果 プロジェクト No. 投票 1.27.09.03 CD10118-3 SC27N3034 投票 SC6 9594-1/PDAM1.2 (2 次) 06.47.04.20. SC6N12076 00.00 タ イ ト ル 投 票 期限/結果 Information technology -- Security techniques -- Hash-functions -- Part 2002-02-08 3: Dedicated hash-functions (second edition) 82pp. Information technology -- Open Systems Interconnection -- The 2002-02-23 Directory: Overview of concepts, models and services -AMENDMENT 1:Extensions to Support Paged Results on the DSP [ITU-T Rec.X.500] (fourth edition) 22pp. 投票 SC6 9594-1/PDAM2.2 Information technology -- Open Systems Interconnection -- The 2002-02-23 Directory: Overview of concepts,models and services -- AMENDMENT (2 次) 06.47.04.21. SC6N12077 00.00 2: Extensions to Support the Concept of Friend Attributes [ITU-T Rec.X.500] (fourth edition) 8pp. 投票 SC6 9594-2/PDAM1.2 Information technology -- Open Systems Interconnection -- The 2002-02-23 Directory: Models AMENDMENT 1: Extensions to Support Paged (2 次) 06.47.04.20. SC6N12076 00.00 Results on the DSP [ITU-T Rec.X.501] (fourth edition) 22pp. 25 番 号 タ イ ト ル 投 票 投票/ 担 当/ 結果 プロジェクト No. 期限/結果 投票 SC6 9594-2/PDAM2.2 Information technology -- Open Systems Interconnection -- The 2002-02-23 Directory: Models -- AMENDMENT 2: Extensions to Support the (2 次) 06.47.04.21. SC6N12077 00.00 Concept of Friend Attributes [ITU-T Rec.X.501] (fourth edition) 8pp. 投票 SC6 9594-3/PDAM1.2 Information technology -- Open Systems Interconnection: The 2002-02-23 Directory -- Abstract service definition -- AMENDMENT 1: Extensions (2 次) 06.47.04.20. SC6N12076 00.00 to Support Paged Results on the DSP [ITU-T Rec.X.511] (fourth edition) 22pp. 投票 SC6 9594-3/PDAM2.2 Information technology -- Open Systems Interconnection -- The 2002-02-23 Directory: Abstract service definition -- AMENDMENT 2: Extensions to (2 次) 06.47.04.21. SC6N12077 00.00 Support the Concept of Friend Attributes [ITU-T Rec.X.511] (fourth edition) 8pp. 投票 SC6 9594-4/PDAM1.2 Information technology -- Open Systems Interconnection: The 2002-02-23 Directory -- Procedures for distributed operation -- AMENDMENT 1: (2 次) 06.47.04.20. SC6N12076 00.00 Extensions to Support Paged Results on the DSP [ITU-T Rec.X.518] (fourth edition) 22pp. 投票 SC6 9594-4/PDAM2.2 Information technology -- Open Systems Interconnection: The 2002-02-23 Directory: Procedures for distributed operation -- AMENDMENT 2: (2 次) 06.47.04.21. SC6N12077 00.00 Extensions to Support the Concept of Friend Attributes [ITU-T Rec.X.518] (fourth edition) 8pp. 投票 SC6 9594-5/PDAM1.2 Information technology -- Open Systems Interconnection -- The 2002-02-23 Directory: Protocol specifications -- AMENDMENT 1: Extensions to (2 次) 06.47.04.20. SC6N12076 00.00 Support Paged Results on the DSP [ITU-T Rec. X.519] (fourth edition) 22pp. 投票 SC6 9594-5/PDAM2.2 Information technology -- Open Systems Interconnection -- The 2002-02-23 Directory: Protocol specifications -- AMENDMENT 2: Extensions to (2 次) 06.47.04.21. SC6N12077 00.00 Support the Concept of Friend Attributes [ITU-T Rec.X.519] (fourth edition) 8pp. 投票 SC6 9594-6/PDAM1.2 Information technology -- Open Systems Interconnection -- The 2002-02-23 Directory: Selected attribute types -- AMENDMENT 1: Extensions to (2 次) 06.47.04.20. SC6N12076 00.00 Support Paged Results on the DSP [ITU-T Rec.X.520] (fourth edition) 22pp. 投票 SC6 9594-6/PDAM2.2 Information technology -- Open Systems Interconnection -- The 2002-02-23 Directory: Selected attribute types -- AMENDMENT 2: Extensions to (2 次) 06.47.04.21. SC6N12077 00.00 Support the Concept of Friend Attributes [ITU-T Rec.X.520] (fourth edition) 8pp. 投票 SC6 9594-7/PDAM1.2 Information technology -- Open Systems Interconnection -- The 2002-02-23 Directory: Selected object classes -- AMENDMENT 1: Extensions to (2 次) 06.47.04.20. SC6N12076 00.00 Support Paged Results on the DSP [ITU-T Rec. X.521] (fourth edition) 22pp. 投票 SC6 9594-7/PDAM2.2 Information technology -- Open Systems Interconnection -- The 2002-02-23 Directory: Selected object classes -- AMENDMENT 2: Extensions to (2 次) 06.47.04.21. SC6N12077 00.00 Support the Concept of Friend Attributes [ITU-T Rec.X.521] (fourth edition) 8pp. 投票 SC6 9594-8/PDAM1.2 Information technology -- Open Systems Interconnection -- The 2002-02-23 Directory: Public-key and attribute certificate frameworks -(2 次) 06.47.04.20. SC6N12076 00.00 AMENDMENT 1: Extensions to Support Paged Results on the DSP [ITU-T Rec. X.509] (fourth edition) 22pp. 投票 SC6 9594-8/PDAM2.2 Information technology -- Open Systems Interconnection -- The 2002-02-23 Directory: Public-key and attribute certificate frameworks -(2 次) 06.47.04.21. SC6N12077 00.00 AMENDMENT 2: Extensions to Support the Concept of Friend Attributes [ITU-T Rec.X.509] (fourth edition) 8pp. 投票 SC6 9594-9/PDAM1.2 Information technology -- Open Systems Interconnection -- The 2002-02-23 Directory: Replication -- AMENDMENT 1: Extensions to Support Paged (2 次) 06.47.04.20. SC6N12076 00.00 Results on the DSP [ITU-T Rec.X.525] (third edition) 22pp. 投票 SC6 9594-9/PDAM2.2 Information technology -- Open Systems Interconnection -- The Directory: 2002-02-23 Replication -- AMENDMENT 2: Extensions to Support the Concept of (2 次) 06.47.04.21. SC6N12077 00.00 Friend Attributes [ITU-T Rec.X.525] (third edition) 8pp. 投票 SC6 9594-10/PDAM1.2 Information technology -- Open Systems Interconnection -- The 2002-02-23 Directory: Use of systems management for administration of the (2 次) 06.47.04.20. SC6N12076 00.00 Directory -- AMENDMENT 1: Extensions to Support Paged Results on the DSP [ITU-T Rec.X.530] (second edition) 22pp. 投票 SC6 9594-10/PDAM2.2 Information technology -- Open Systems Interconnection -- The 2002-02-23 Directory: Use of systems management for administration of the (2 次) 06.47.04.21. SC6N12077 00.00 Directory -- AMENDMENT 2: Extensions to Support the Concept of Friend Attributes [ITU-T Rec.X.530] (second edition) 8pp. 26 投票/ 担 当/ 結果 プロジェクト No. 投票 SC6 (2 次) 06.33.02.02. 00.00 結果 SC22/WG15 22.14766 投票 SC27/WG1 27.14.01 番 号 CD14476-2.2 SC6N12032 PDTR14766 SC22N3234 PDTR13335-1 SC27N3009 結果 SC29/WG11 PDTR14496-7.2 SC29N4372 (2 次) 29.13.07 投票 SC31 CD18000-2 SC31N983 投票 SC31 CD18000-3 SC31N984 投票 SC31 CD18000-4 SC31N985 結果 SC32/WG2 PDTR20943-1 32.16.01.00. SC32N648 00 結果 SC34/WG2 10179/PDAM1 SC34N216 タ イ ト ル 投 票 期限/結果 Information technology -- Enhanced communications transport 2001-12-18 protocol: Specification of QoS Management for Simple Multicast Transport [Common text version of text of ITU-T X.ectp-2] 37pp. Information technology -- Guidelines for POSIX National Profiles and 2001-08-15 National Locales [TR Type: 3] (second edition) 39pp. SC22N3299: 賛成 8,反対 2, 棄権 2,無回答 9 Information technology -- Security techniques -- Guidelines for the 2002-02-28 management of IT Security -- Part 1: Concepts and models for managing and planning IT Security [TR Type: 3] (second edition) 36pp. Information technology -- Coding of audio-visual objects -- Part 7: 2001-11-16 Optimised reference software for coding of audio-visual objects [TR SC29N4497: 賛成 20,反対 0, Type: 3] 17pp. 棄権 3,無回答 4 Information technology -- Automatic Identification -- Radio Frequency 2002-02-08 Identification for Item Management -- Part 2: Physical layer, anticollision and protocol for less than 135kHz systems 77pp. Information technology -- Automatic Identification -- Radio Frequency 2002-02-08 Identification for Item Management -- Part 3: Physical layer, Anti Collision and Protocols for less than 13.56 MHz systems 171pp. Information technology -- Information Technology AIDC Techniques- 2002-02-08 RFID for Item Management -- Air interface -- Part 4: Parameters for Air Interface Communications at 2.45 GHz 69pp. Information technology -- Data management and interchange -- 2001-10-05 Procedures for achieving metadata registry (MdR) content consistency SC32N0693: 賛成 11,反対 2, -- Part 1: Data elements [TR Type: 3] 123pp. 棄権 4,無回答 1 Information technology -- Extensions to DSSSL -- AMENDMENT 1 2001-09-20 5pp. SC34N258: 賛成 7,反対 1, 棄権 0,無回答 5 FCD/FPDISP/FPDAM 承 認 投 票 ・ 結 果 番 号 タ イ ト ル 投票/ 担 当/ 結果 プロジェクト No. 結果 SC2/WG2 10646-1/FPDAM1 Information technology -- Universal Multiple-Octet Coded Character 02.18.01.01. SC2N3530 Set (UCS) -- Part 1: Architecture and Basic Multilingual Plane -00.02 AMENDMENT 1: Mathematical symbols and other characters (second edition) 111pp. 投票 SC7/WG10 FCD15504-2 Information technology -- Software Engineering -- Process 07.29.02 SC7N2543 Assessment -- Part 2: Performing an Assessment. (second edition) 15pp. 結果 SC22/WG15 FCD9945-1 Information technology -- Portable Operating System Interface (POSIX) -- Part 1: System Application Program Interface (API) [C (2 次) 22.21.03.03 SC22N3232 Language] [ANSI/IEEE Std 1003.1] (third edition) 3596pp. 投票 (2 次) 投票 投票 結果 投 票 期限/結果 2001-10-08 SC2N3559: 賛成 16,反対 7, 棄権 1,無回答11 2002-01-30 2001-09-15 SC22N3319: 賛成 11,反対 0, 棄権 1,無回答10 SC24/WG6 14772-1/FPDAM1 Information technology -- The Virtual Reality Modeling Language -- 2002-03-02 24.5.28.1.1 SC24N2308 Part 1: Functional specification and UTF-8 encoding -- AMENDMENT 1: Enhanced interoperability 51pp. SC25/WG1 FCD18012-1 Information technology -- Home electronic system(HES) -- Guidelines 2002-02-28 25.01.07.01- SC25N748 for product interoperability -- Part 1: Introduction 16pp. 01 SC25/WG3 FCD11801 Information technology -- Cabling for customer premises (second 2002-02-14 25.03.02.02 SC25N739 edition) 126pp. SC25/WG4 FCD14776-331 Information technology -- Small Computer System Interface (SCSI) -- 2001-10-26 25.13.11.11 SC25N717 Part 331: Stream Commands (SSC) 107pp. SC25N761: 賛成 12,反対 0, 棄権 5,無回答 6 27 番 号 投票/ 担 当/ 結果 プロジェクト No. 結果 SC27/WG2 FCD9796-2 27.07.02 SC27N2893 結果 SC27/WG2 27.27.01 FCD18014-1 SC27N2910 投票 SC27/WG2 27.27.2 FCD18014-2 SC27N3040 結果 SC29/WG1 29.14.01.02 投票 SC29/WG1 29.14.02.01 結果 SC29/WG1 29.14.04 投票 SC29/WG1 29.14.05.01 投票 SC29/WG1 29.14.06 投票 SC29/WG11 29.05.02.11. 01 投票 SC29/WG11 29.13.11.02 投票 SC29/WG11 29.13.15.01 Information technology -- Security techniques -- Digital signature schemes giving message recovery -- Part 2: Integer factorization based mechanisms (second edition) 32pp. Information technology -- Security techniques -- Time stamping services -- Part 1: Framework 18pp. 投 票 期限/結果 2001-09-29 SC27N2978: 賛成 20,反対 2, 棄権 0,無回答 4 2001-09-29 SC27N2977: 賛成 21,反対 0, 棄権 0,無回答 5 2002-03-04 Information technology -- Security techniques -- Time-stamping services -- Part 2: Mechanisms producing independent tokens 20pp. 15444-1/FPDAM2 Information technology -- JPEG 2000 image coding system: Core 2001-11-10 SC29N4273 coding system -- AMENDMENT 2: Inclusion of additional color space SC29N4467: 賛成 21,反対 2, [ITU-T Rec. T.800/Amd.2] 8pp. 棄権 3,無回答 1 15444-2/FPDAM1 Information technology -- JPEG 2000 image coding system: 2002-03-19 SC29N4487 Extensions -- AMENDMENT 1: Enhancement to quantizaiton method [ITU-T Rec. T.801/Amd.1] 8pp. FCD15444-4 Information technology -- JPEG 2000 image coding system: 2001-11-09 SC29N4306 Conformance testing [ITU-T Rec. T.803] 60pp. SC29N4466: 賛成 20,反対 2, 棄権 3,無回答 2 15444-5/FPDAM1 Information technology -- JPEG 2000 image coding system: Reference 2002-03-18 SC29N4490 software -- AMENDMENT 1: Reference software for the JP2 file format [ITU-T Rec. T.804/Amd.1] 4pp. FCD15444-6 Information technology -- JPEG 2000 image coding system: 2002-03-18 SC29N4492 Compound image file format [ITU-T Rec. T.8xx] 78pp. 13818-1/FPDAM1 Information technology -- Generic coding of moving pictures and 2002-01-19 SC29N4407 associated audio information: Systems -- AMENDMENT 1: Carriage of metadata over ISO/IEC 13818-1 streams [ITU-T Rec. H.222.0(2000E)/Amd.1(2001E)] (second edition) 18pp. 14496-1/FPDAM2 Information technology -- Coding of audio-visual objects -- Part 1: 2002-01-31 SC29N4423 Systems -- AMENDMENT 2: Textual format (second edition) 134pp. 14496-5/FPDAM1 Information technology -- Coding of audio-visual objects -- Part 5: 2002-01-04 SC29N4397 Reference software -- AMENDMENT 1: Reference software for MPEG-4 (second edition) 5pp. FCD5218 Information technology -- Codes for the representation of human sexes 2002-03-19 SC32N734 (second edition) 8pp. 投票 SC32/WG2 32.10.02.00. 00 結果 SC32/WG2 FCD11179-3 32.15.02.03. SC32N643 00 結果 SC32/WG3 タ イ ト ル FCD9075-13 SC32N633 結果 SC32/WG4 FCD13249-6 32.04.01.06. SC32N647 00 Information technology -- Data management and interchange -- 2001-10-05 Metadata registries (MdR) -- Part 3: Registry metamodel (MdR3) SC32N0691: 賛成 10,反対 3, 176pp. 棄権 4,無回答 1 Information technology -- Database languages -- SQL -- Part 13: Java 2001-08-30 Routines and Types (SQL/JRT) 159pp. SC32N673: 賛成 9,反対 4, 棄権 3,無回答 2 Information technology -- Database languages -- SQL Multimedia and 2001-10-05 Application Packages -- Part 6: Data Mining 203pp. SC32N0692: 賛成 13,反対 1, 棄権 3,無回答 1 DIS/DISP/DTR/DAM および FDIS/FDISP/FDAM の承認投票・結果 の承認投票 ・結果 番 号 投票/ 担 当/ 結果 プロジェクト No. 結果 SC2/WG3 FDIS6937 02.14.01/02 タ イ ト ル 投 票 期限/結果 Information technology -- Coded graphic character set for text 2001-09-05 communication -- Latin alphabet (third edition) 40pp. SC2N3546: 賛成 17,反対 1, 棄権 5,無回答 3 28 番 号 投票/ 担 当/ 結果 プロジェクト No. 投票 SC2/WG3 FDIS8859-11 02.20.11 投票 SC6 FDIS9594-1 結果 タ イ ト ル 投 票 期限/結果 Information technology -- 8-bit single-byte coded graphic character 2001-11-06 sets -- Part 11: Latin/Thai alphabet 10pp. Information technology -- Open Systems Interconnection -- The 2001-10-30 Directory: Overview of concepts, models and services [ITU-T Rec. SC6N12059: 賛成 11,反対 0, X.500] (fourth edition) 21pp. 棄権 11,無回答4 投票 SC6 FDIS9594-2 Information technology -- Open Systems Interconnection -- The 2001-10-30 Directory: Models [ITU-T Rec. X.501] (fourth edition) 223pp. SC6N12060: 結果 賛成 11,反対 0, 棄権 11,無回答4 投票 SC6 FDIS9594-3 Information technology -- Open Systems Interconnection -- The 2001-10-30 Directory: Abstract service definition [ITU-T Rec. X.511] (fourth SC6N12061: 結果 賛成 11,反対 0, edition) 99pp. 棄権 11,無回答4 投票 SC6 FDIS9594-4 Information technology -- Open Systems Interconnection -- The 2001-10-30 Directory: Procedures for distributed operation [ITU-T Rec. X.518] SC6N12062: 結果 賛成 11,反対 0, (fourth edition) 114pp. 棄権 11,無回答4 結果 SC6/WG6 FDIS18017 Information technology -- Telecommunications and information 2001-09-12 06.57.01.02. exchange between systems -- Private Integrated Services Network -- SC6N12043: 01 Mapping functions for the employment of Virtual Private Network 賛成 14,反対 0, scenarios 12pp. 棄権 9,無回答 3 投票 SC6/WG7 FDIS10589 Information technology -- Telecommunications and information 2002-01-22 06.41.04 exchange between systems -- Intermediate system to Intermediate system intra-domain routeing information exchange protocol for use in conjunction with the protocol for providing the connectionless-mode Network Service (ISO 8473) (second edition) 160pp. 投票 SC6/WG7 FDIS14476-1 Information technology -- Enhanced Communications Transport 2002-01-15 1.06.69 Protocol: Specification of simplex multicast transport [ITU-T Rec. X.ECTP-1] 33pp. 結果 SC7/WG12 DTR14143-3 Information technology -- Software Engineering -- Functional size 2001-09-19 07.31.03 JTC1N6460 measurement -- Part 3: Verification of functional size measurement JTC1N6551: 賛成 16,反対 1, methods [TR Type: 2] 61pp. 棄権 2,無回答10 投票 SC11 DIS22091 Information technology -- Streaming Lossless Data Compression 2002-03-13 Algorithm (SLDC) [Fast Track Procedure proposed by ECMA] 8pp. 投票 SC23 DIS22092 Information technology -- Data interchange on 130 mm magneto- 2002-03-13 optical disk cartridges -- Capacity: 9,1 Gbytes per cartridge [Fast Track Procedure proposed by ECMA] 151pp. 結果 SC25/WG1 DTR14543-4 Information technology -- Home Electronic Systems (HES) architecture 2001-10-09 25.01.05.01 JTC1N6482 -- Part 4: Home and building Automation in a Mixed-Use Building [TR JTC1N6608: 賛成 14,反対 0, Type: 2] 21pp. 棄権 2,無回答13 投票 SC25/WG4 FDIS14776-113 Information technology -- Small Computer System Interface (SCSI) -- 2002-01-22 25.13.11.26 Part 113: Parallel Interface-3 (SPI-3) 273pp. 投票 SC25/WG4 FDIS14776-362 Information technology -- Small Computer System Interface (SCSI) -- 2001-11-06 25.13.11.24 Part 362: Multimedia Commands-2 (MMC-2) 329pp. 結果 SC27 DTR15947 Information technology -- IT Intrusion Detection Framework [TR 2001-09-19 27.25 JTC1N6459 Type: 2] 25pp. JTC1N6548: 賛成 17,反対 0, 棄権 2,無回答10 結果 SC27/WG3 FDIS15292 Information technology -- Security techniques -- Protection profile 2001-09-19 27.20 registration procedures 14pp. SC27N2999: 賛成 19,反対 0, 棄権 3,無回答 4 投票 SC29/WG1 15444-1/ FDAM1 Information technology -- JPEG 2000 image coding system: Core 2001-12-11 29.14.01.01 coding system -- AMENDMENT 1: Codestream restrictions [ITU-T Rec. T.800/Amd.1] 3pp. 投票 SC29/WG1 FDIS15444-2 Information technology -- JPEG 2000 image coding system: 2001-12-11 29.14.02 Extensions [ITU-T Rec. T.801] 348pp. 投票 SC29/WG1 FDIS15444-3 Information technology -- JPEG 2000 image coding system: Motion 2002-01-15 29.14.03 JPEG 2000 [ITU-T Rec. T.802] 38pp. 29 番 号 投票/ 担 当/ 結果 プロジェクト No. 投票 SC29/WG1 FDIS15444-5 29.14.05 投票 SC29/WG11 14496-2/FDAM1 29.13.12.01 投票 SC29/WG11 14496-2/FDAM2 29.13.12.02 投票 SC29/WG11 FDIS14496-5 29.13.15 投票 SC31 DTR18001 JTC1N6592 結果 SC34/WG3 FDIS13240 34.43 投票 SC35/WG4 FDIS18021 タ イ ト ル 投 票 期限/結果 Information technology -- JPEG 2000 image coding system: Reference 2001-12-11 software [ITU-T Rec. T.804] 13pp. Information technology -- Coding of audio-visual objects -- Part 2: 2001-11-27 Visual -- AMENDMENT 1: Studio profile (second edition) 173pp. Information technology -- Coding of audio-visual objects -- Part 2: 2001-11-27 Visual -- AMENDMENT 2: Streaming video profile (second edition) 57pp. Information technology -- Coding of audio-visual objects -- Part 5: 2001-12-18 Reference software (second edition) 5pp. Information technology -- Application Requirements Profiles [TR 2002-01-15 Type: 3] 109pp. Information technology -- Document description and processing 2001-09-26 languages -- Interchange Standard for Multimedia Interactive SC34N263: 賛成 14,反対 0, Documents (ISMID) 72pp. 棄権 8,無回答 4 Information technology -- User interfaces for mobile tools for 2001-12-04 management of database communications in a client-server model 23pp. IS/ISP/TR/ AMD/COR 出 版 番 号 10646-2 (SC2/WG2) 14496-1 (SC29/WG11) タ イ ト ル 発行年月日 Information technology -- Universal Multiple-Octet Coded Character Set (UCS) -- Part 2: 2001-11-01 Supplementary Planes 401pp. Information technology -- Coding of audio-visual objects -- Part 1: Systems (second 2001-10-01 edition) 691pp. <編 集 後 記 > 今月号の標準化トピックスでは,「電子政府と情報 技術のニーズの標準化」について紹介します.日本で 電子政府への本格的な取り組みが始まったのは,1999 年 12 月の小渕政権下の「ミレニアム・プロジェクト」 で,これは 2003 年までの世界最先端の電子政府の構築 を目標にしたものでした.それから 1 年余り,今年 3 月の「e-Japan 重点計画」で具体的に動き始め,そし て今,電子政府の実現の中で,「情報技術の標準化」 が重要な位置を占めることが明らかになってきました. 過去には,インターネットの爆発的な普及に伴い, それまで専門家にしか知られていなかった標準化団体 の IETF(The Internet Engineering Task Force)が 急速に注目を浴びた時期もありました.日頃,地道な 活動を続けている関係標準化機関も,電子政府実現の 具体化に伴い,賑やかになってくると予想されます. 電子政府の「電子」が取れ,計画されているサービス が空気のような存在になる日を想像しながら,関係各 位のご活躍を期待しますとともに,このニュースレタ ーも,広報活動を通じてその一助になればと思います. [忠 記] 発 行 人 社団法人 情 報 処 理 学 会 情報規格調査会 広報委員会 〒105-0011 東京都港区芝公園 3-5-8 機械振興会館 308-3 Tel: 03-3431-2808 Fax: 03-3431-6493 [email protected] http://www.itscj.ipsj.or.jp/ 30
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