申込用紙 - 丹野めぐみ Home Page

躍動する二十本の指
新たな連弾芸術の可能性を古楽器に聴く
モーツァルト、クレメンティ、シューベルトの連弾曲
イギリスからのオリジナルピアノ(1808年)とウイーンのピアノ(1815年)を駆使する
二人の連弾でヨーロッパ悠久の時を刻む
テンポ・ルバート フォルテピアノ・デュエット
アントニオ・ピリコーネ & 丹野めぐみ
Invitation to Northern Europe 北欧への招待
2009年オランダの国際古楽コンクール優勝、そして2011年イギリスのクレメンティアワード
授与をきっかけに世界的な活躍を見せている「テンポ・ルバート」の二人が、首都圏のVolvo
ディーラーとオランダのカーチューナーRICAと初コラボ!
2012年9月7日(金)19:00開演
東京オペラシティ リサイタルホール
チケット: 前売り ¥3,000 (当日¥4,000)
お問合せ・チケット取扱:アコールヴィブレ株式会社
(TEL: 03-6909-0401)
【主催】Volvo 5 stars dealer & Rica NL
【協賛】バール・イタリア
【後援】一般社団法人全日本ピアノ指導者協会(ピティナ)、
ユーロピアノ株式会社、銀座・三徳堂、三浦音楽事務所
使用楽器:
Broadwood square piano(1808) 太田垣至 修復(2012)
ノイペルト社製 ルイ・デュルケンモデル・レプリカ(1815年) 丹野めぐみ所有
Chris van Houts (2010)
Tempo Rubato
Fortepiano Duet
Antonio Piricone & Megumi Tanno
テンポ・ルバート
フォルテピアノ・デュエット
アントニオ・ピリコーネ & 丹野めぐみ
「テンポ・ルバート」はアントニオ・ピリコーネと丹野めぐみによって結成された「ピアノ連弾」をメインとし、特に
18世紀後半から19世紀後半までのピアノ連弾のために書かれた楽曲に注目するユニークな団体である。国
際的な評価を得て世界各地の演奏会に出演している二人は、ハーグ王立音楽院(オランダ)の古楽科にて、
スタンリー・ホッホランド氏とバルト・ファン・オールト氏に師事し、「歴史的ピアノ」と「演奏実践」という分野で研
鑽を積む。2007年に結成された「テンポ・ルバート」は2008年には日本にて公式にデビューを果たし、横浜み
なとみらいホールでの演奏は高く評価され、「北とぴあ国際古楽音楽祭(参加公演)」に抜擢された二人の演
奏も、絶賛された。2009年には国際古楽アンサンブル「Van Wassenaer Concours」にて優勝及び2010・11
年オランダ・ベルギー全14公演は大成功を収めた。オランダの有名音楽番組「Vrije Geluiden」にて放映、ま
たオランダの「コンセルトヘボウ」にて公開録音したものや優勝時の録音がオランダのクラシックチャンネル
「Radio4」に取り上げられ話題となる。2011年はイギリスにおいてClementi Awardを作曲家クレメンティの子
孫から授与され、夏にはオランダ・ユトレヒト国際古楽祭メインプログラムに招聘されるなど幅広い活動を展
開している。また今年は11月に「北とぴあ国際音楽祭」に再度抜擢されイギリスのスクエア・ピアノを使った日
本では珍しいプログラムに取り組む。
Chris van Houts (2010)
アントニオ・ピリコーネ
(フォルテピアノ)
ハープシコード、初期オルガン、歴史的ピアノ、そしてモダンピアノ奏者としてマルチな才能を持ったアントニオ・
ピリコーネ(ドイツ1977-)は、ソリストとして、またソロや室内楽奏者として世界各地で活躍している。2002年シ
チリア島カターニャ音楽院で学士(ピアノ)を得た後、ハーグ王立音楽院にてハープシコードをパトリック・アイル
トン氏、ジャック・オッホ氏に師事(2006年学士取得)。またフォルテピアノをスタンリー・ホッホランド氏とバルト・
ファン・オールト氏に師事(2007年学士、2010年度修士)。A.カニーノ氏、A.ヤジンスキー氏、A.シュタイアーの
レッスンを受講。ヨーロッパと日本を中心に目覚しい活躍を続けており、主な音楽祭として「プラハの春音楽祭」、
「ラ・ロック・ダンテロン国際音楽祭」「ラ・フォル・ジョルネ音楽祭」などが挙げられる。またソリストとして「ミュンヘ
ン交響楽団」、「リバプール交響楽団」、「アルガウ交響楽団」、「東京佼成ウィンドオーケストラ」、「仙台フィル」
などの一流オーケストラとの共演を重ねている。ソロCDも国際的評価を得ており、「J.S.バッハ―イギリス組
曲」は瑞々しい感性で彼の音楽家としての地位を確実にしたデビュー作であり、「J.A.ベンダ―チェンバロのた
めの6つのソナタ(1757)」は、全曲をモダンピアノで世界初録音したことで注目を集めた(Classico Records)。
また彼の演奏が、「バイエルン放送」、「ラジオ・フランス」、「BBC」、「イギリス・クラシックFM」等にたびたび取り
上げられることからも人気と実力の程がうかがえる。イタリアの国立音楽院(アレッサンドリア2006-07、トラー
パニ2008-現在)ピアノ科で後進の指導にも力を注いでいる。
http://www.antoniopiricone.com/
Chiara Scandurra, Milan (2011)
丹野めぐみ
(フォルテピアノ)
1978年生まれ。洗足学園大学付属中・高校音楽科でピアノを学んだ後、1997年東京芸術大学楽理科入学。
在学中エリー・アメリング(ソプラノ)のマスタークラスを見学したことで「フォルテピアノ(古楽器としてのピアノ)」と
「ドイツ歌曲」との可能性を拓きたいと感じ、卒業後オランダのデン・ハーグ王立音楽院古楽科にてフォルテピア
ノ専攻として6年間研鑚を積む。2007年修士課程終了。在学中よりユトレヒト国際古楽音楽祭、バルセロナ国
際音楽フリンジに出演。また同音楽院より助成を得てアメリカ・コーネル大学マスタークラスに参加。バルト・ファ
ン・オールト氏、スタンリー・ホッホランド氏に師事。
卒業後はバロックオペラ・アムステルダムのピアニストとしてオランダ・フランス・ツアーに同行、ヨーロッパ各地
でソロ・室内楽奏者として活動する。2007年ブリュージュ(ベルギー)国際古楽コンクール入賞を皮切りに、2008
年ジョン・ケール・アワード最優秀伴奏賞(イギリス)、2011年ヴェストフィールド・フォルテピアノ・コンペティション
(アメリカ)にてトップ10を果たすなど国際的な評価を得ている。日本では2007/08年に北とぴあ国際古楽祭に抜
擢、またバス・バリトン三浦英治氏と定期的にドイツ歌曲演奏会を開いている。2009年より一般社団法人全日
本ピアノ指導者協会正会員として後進の指導に当たる他、ウイーンにてサリー・サージェント氏に師事し、当時
の演奏法・美学の見識をさらに深めている。また昨年からの「タンノメグミとまほうのぴあの」(復興支援コンサー
トシリーズ)を池袋明日館にて継続的に行っている。
http://www.megumitanno.net
Photo by David Stetson (2012)
Rica Engineering, NL
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