「新型のDPF装置装着車への移行による トラック運送の省エネルギー化

「新型のDPF装置装着車への移行による
トラック運送の省エネルギー化推進事業」
よくある質問と回答
【申請要件等】
■入替前車両(廃車・譲渡)について
Q1:A 事業所で新車購入、別の B 事業所で廃車する場合でも申請は可能か?
A:同一法人であれば、営業所が異なっていても問題ありません。
Q2:申請日以前に廃車・譲渡をした車両でも申請可能なのか?
A:公募公表日である平成 27 年 5 月 29 日以降の廃車・譲渡の実施であれば可能です。
Q3:代表者が同じ関連会社に譲渡する予定だが申請可能か?
A:別法人であれば関連会社への譲渡でも申請可能です。ただし、事業の再編等で再び車
両を元の法人に戻すことは認められません。
Q4:既に一時抹消されている車両を解体抹消する場合も申請可能なのか?
A:一時抹消される前に一年以上使用または所有していて、一次抹消日が申請条件の所有
に掛かる一年以内であること、かつ、抹消する日(月)から遡って実働20日間の燃費
データを提出できる車両のみ申請を受け付けます。
Q5:廃車以前に1年間使用が条件となっているが、どのように証明すれば良いのか?ま
た、車両が1年間走行していたという証明はどうするのか?
A:自動車検査証の内容証明欄の使用者名の変更が無いことで証明されます。実働20日
間の燃費データを提出できる車両のみ申請を受け付けます。
Q6.車両の廃車・譲渡のタイミングはいつなのか?
A.事業完了日までに実施してください。
■補助対象車両について
Q7.同車体形状での入替えが補助対象の要件になっていることについて、自動車検査証の
記載では「保温車両」も「冷凍冷蔵車」となっているが、同一車体形状と見て良いの
か?
A.同一車体形状とみなして問題ありません。
Q8:補助対象車両の本体価格(公募要領 P9)とは、架装価格を含まない価格の事なのか?
A:架装価格を含む車両本体価格が補助対象になります。
Q9:完成車両を購入する予定の場合、見積をどうすればいいのか。
A.完成車両も車両価格と架装部分で区分けされています。補助対象の車両本体価格には
架装部分も含まれています。区分けについてはメーカーの方へ問い合わせをお願いし
ます。なお、オプション使用の場合、オプションは対象外です。
Q10:改造した車両でも補助対象になるのか?
A:原動機、動力伝達装置、走行装置、燃料装置の全てに改造がなされていない車両に限
り補助対象となります。
Q11.車両本体と架装部分を別々のメーカーに発注する予定だが申請可能か?
A.申請可能です。その場合はメーカーごとの見積りを提出して下さい。見積書の見本は
ホームページに掲載されています。
Q12.車両本体と架装部分はメーカーで取り付け、デジタコ・防風板等は自社で取り付け
をするが、全て補助対象となるのか?
A.自社で取り付けるオプション設備は補助対象外になります。
Q13.型式一覧に掲載されていない車両の補助対象一覧に追加はあるのか。
A.対象車両については、メーカーから申請があり国が確認できた時点でホームページの
補助対象一覧を更新していきます。
■補助率及び申請上限について
Q14.車両台数の申請上限について、入替前車両 1 台につき 1 台なのか?
A.入替前車両 1 台につき補助対象車両 1 台の申請のみ可です。
Q15.1 事業者あたりの申請上限台数はあるのか?
A.1 事業者あたりの台数制限はありません。
Q16:実際の車両本体の購入価格が基準価格を下回った場合、補助を受けられないのか?
A:補助は受けられません。
補助対象の車両本体価格と基準価格の差額を補助する事業のため、補助する額がない
ということになります。
Q17.譲渡の方法として車両の売却を行った場合、その際の売買金額を申請の際に申告す
る必要はあるのか?
A.売却金額の申告の必要はありません。
■車両リース等による申請について
Q18:リース会社との共同申請の場合、代表申請者は車両を実際に使用する貨物自動車事
業者とすべきなのか?
A:リース会社・運送事業者のどちらが代表申請者となっても構いませんが、代表申請者
が車両を使用する貨物自動車事業者のほうが望ましいです。
Q19:リース期間・方法等に制限はあるのか。また、補助金の還元方法に制約はあるの
か?
A: 補助金を受けた車両は 4 年間の財産処分制限の保有義務が生じるため、リース契約は
4 年以上の契約が望ましいです。リース契約が 4 年未満の場合には手続き上、代表申請
者を車両の使用している貨物自動車事業者で申請をすることをおすすめします。
リース期間の変更予定および財産処分を行う際は速やかに PCKK に連絡をし、所定の申
請様式の提出をお願いします。
Q20:本事業では補助対象経費の支払完了が条件ということは、入替前車両・補助対象車
両ともに自動車検査証上でディーラー所有となっていると補助金は交付されないとい
うことなのか?
A:ディーラーはリース事業者とは違うためディーラー所有となっているものについて補
助金は交付されません。
Q21:リース契約の場合、交付決定後でなければ契約できないが、申請時に提出する契約
書はどうすれば良いのか?
A:リース契約書はリース事業者と運送事業者との合意がわかる資料として提出を求めて
おります。申請時は契約前のため、リース料算定書に両者一筆書きを加えたもの等の
提出をお願いいたします。
Q22:申請手続き中に当初想定していたリース事業者が別の事業者に変わった場合はどう
すれば良いか?
A:PCKK に速やかに連絡をお願いします。
Q23.申請の段階でリース会社が決まっている必要があるか?
A.リースを予定している場合は、申請時にはリース会社と共同申請で申請をお願いします。
その場合リース申込書を提出していただきます。なお、リース契約は交付決定後にお願いし
ます。
■その他
Q24.実績(燃費)データを全て取得することで事業完了となるのか?
A.実績データの取得を終えるだけではなく、かつ補助事業に関わる全ての支払を完了す
ることで事業完了となります。
Q25.実績データは最低 20 日取れば良いのか?
A.暦で 20 日間ではなく、実働で最低 20 日間のデータを取得してください。
Q26:国土交通省と環境優良車普及機構による廃車に関する補助金があるが、本補助金と
の重複申請は可能か?
A:補助対象となる車両の登録時期が当補助金とは異なるため、両方の補助金の申請対象
となる同一車両はあり得ず、また、同一の補助対象について他の国の補助金を申請す
ることは認められません。
【申請書類】
Q27:共同申請の場合、役員名簿は代表申請者・共同申請者の両社の提出が必要なのか?
A:両社の役員名簿の提出が必要です。
Q28:自社のパンフレットを作成していないが、運送事業者の概要が分かる書類としてど
のようなものを提出したら良いのか。
A:補助事業者の要件である資本金と従業員数が確認できる書類(自由書式)であれば結
構です。
Q29:見積書雛形(公募要領 P41)について、本体とはシャーシ、架装とはボデーという解
釈で良いか?
A:その通りです。
Q30:見積書について、車両本体価格とその他のオプション価格は分けて記載しなければ
ならないのか?
A:車両本体と架装部分の価格が明確となるよう分けて記入してください。
Q31.完成車両を購入する予定の場合、見積りはどうすればいいのか?
A.見積りの区分けについてはメーカーへ問い合わせをお願いします。
なお、補助対象の車両本体価格には架装部分も含まれていますが、完成車両も車両価
格と架装部分で区分けされております。オプション設備については補助対象外です。
■廃車・譲渡について
Q32.入替前車両の廃車・譲渡が、事業完了年月日までにできなかった場合はどうなるのか?
A.入替後車両が納車されない等、やむを得ない事情がある場合であれば、PCKK に速やか
に報告してください。但し、申請時に廃車・譲渡の宣言を行っていただく事になって
いるので、事前に不可能なことがわかっている場合は申請自体ができません。
Q33:廃車・譲渡は実績報告提出日までに完了すれば良いのか。
A:その通りです。
Q34:廃車登録事項証明証書について、リサイクル料金を支払ったことの証明書でも良い
か。
A:その通りです。
【交付決定~実績報告】
■補助対象車両の導入について
Q35:車両を割賦で購入した場合、補助対象外となってしまうのか?
A:事業完了日までに分割払いが全て完了するのであれば、補助対象となります。
Q36:小切手・支払手形について、支払いの事実を証明する資料は領収書でも良いのか。
A:小切手を受け取ったという領収書は不可です。小切手の場合、現金化された(通帳内
にて出金された等)事実が分かること。つまり支払日、金額が分かる証明が必要で
す。
Q37:見積り額と最終支払額が異なった場合、問題はあるのか。
A:問題はありませんが、見積りより支払額が高くなった場合、交付決定時の補助額が増
額されることはありません。
Q38:申請後交付決定後に車両を変更しても良いか。
A:変更可能です。但し、購入する車両本体価格が高くなっても交付決定額以上は支払わ
れません。
Q39:補助金の振込先については、申請者と共同申請者のどちらになるか。
A:代表申請者です。
■提出書類・データについて
Q40:入替前車両のデータは、いつ取得のデータが良いのか。
A:入替直前のデータが望ましいです。
Q41:データ取得 20 日間というのは、実際に稼動した 20 日間なのか、それとも暦上の 20
日間のどちらなのか?
A:実際に稼動した 20 日間です。
Q42:型式がわかる写真とはどのように撮影すれば良いのか?
A:車両ナンバーが確認できるよう撮影してください。つまり、自動車検査証と同一の車
両であることが分かるように撮影をお願いします。
Q43:交付決定後に発注すると、納車が来年となることもあり、中間報告をずらすことがで
きるのか?遅れる場合はどうすればよいのか。
A:データを実働 20 日間取得するので、1 月末には納車しないと間に合わないと思われま
す。中間報告は概ね 12 月頃を予定しているが、納期が遅れそうな場合及びデータ取得
については PCKK まで連絡して下さい。
Q44:運送事業者が代表申請者となり、リース会社が共同申請であるとき、財産処分の制
限期間内に車両を処分した場合、補助金の返還義務は共同申請者であるリース会社に
も及ぶのか?
A:共同申請者も、何らかの義務は、負うとは思います。DPF 普及の補完をしているのが、
リース会社であって、事業実施の主体は、運送事業者であると思われますが、手続き
上は、共同申請者となっていますので、全く責任がないというわけにはいかないと思
いますが、実態を考慮して、実際の判断がされると思います。