株式会社アイメックス

SAP Solutions for Small Business and Midsize Companies
株式会社アイメックス
プロセス製造業に特化したテンプレートを活用し
部門を越えた業務の全体最適を実現
業種
複写機、プリンター、FAX 用トナーおよび関
連製品の開発 / 製造 / 販売。カートリッジの
リサイクルおよびプリント/ 情報処理サービス
年間売上高
83 億円(2011 年 3 月期)
従業員数
リユースカートリッジおよびトナーの製造 / 販売を通じて
環境にやさしい資源循環型社会を推進している株式会社アイメックス。
情報のブラックボックス化解消と原価管理の強化を目的に SAP システムを
導入し、販売、会計、生産に関するすべてのデータを統合データベースに
集約して製品と会計の動きを可視化させた同社は、
さらなるグローバル事業の
拡大に向けて経営基盤を強化しています。
119 名(2011 年 3 月末現在)
本社
神奈川県平塚市
URL
www.imex-net.co.jp
ソリューション
SAP® Business All-in-One
活用分野
財務会計、管理会計、在庫購買管理、
販売管理、生産管理、
ビジネスインテリジェンス
(BI)
導入パートナー
株式会社アイ・ピー・エス
導入の背景
• 経営力強化に向けた IT 基盤整備
• 生産管理、原価管理、会計システムの個別運
SAP 選択の理由
• 生産、販売、会計のデータを一元的に管理でき
る統合データベース
用による二重入力、二重帳票の発生
• 海外展開を見越したグローバル対応(多言語、
負荷増加
• 導入パートナーの優れたノウハウと同業他社
• 業務の複雑化、情報分析業務(資料作成等)の
• 情報システムのブラックボックス化
導入成功のポイント
• 全部門参加によるプロジェクト運営体制の構
築と業務フローの見直し
• キーマンを中心にユーザーへの導入教育の徹
多通貨、複数会計基準への対応)
への豊富な導入実績
導入時 / 運用時のコスト削減のポイント
• アイ・ピー・エスが提供する、プロセス製造業に
最適化された中堅・中小企業向けテンプレート
「EasyOne」の適用
底、継続的な啓蒙活動の実施
• 業務フローを標準機能に合わせることでアド
なサポート
• 兼務を基本としたコンパクトなプロジェクト体制
• 導入パートナーの開発から運用までの長期的
オン開発工数を極力削減
• 生産、販売、会計、在庫、BI をすべて刷新する
ビッグバン導入
導入効果
• 部門間の壁を越えた情報共有とシステムの全
• 収益の早期把握と迅速な対応による粗利率
• 業務の標準化よる属人的業務からの脱却
• 在庫管理の適正化・緻密化による物流コスト
体最適化
および営業利益の向上
の削減
SAP ジャパン株式会社
本社 〒 100-0004 東京都千代田区大手町 1-7-2 東京サンケイビル
TEL 03-3273-3333(代表)http://www.sap.com/japan/
49009506(SE/11/09)© 2011 SAP AG. All rights reserved.
SAP、R/3、SAP NetWeaver、Duet、PartnerEdge、ByDesign、SAP BusinessObjects Explorer、StreamWork、SAP HANA、および本文書に記載されたその他の SAP
製品、サービス、ならびにそれぞれのロゴは、
ドイツおよびその他の国々における SAP AG の商標または登録商標です。Business Objects および Business Objects ロゴ、
BusinessObjects、Crystal Reports、Crystal Decisions、Web Intelligence、Xcelsius、および本書で引用されているその他の Business Objects 製品およびサービス、
ならびにそれぞれのロゴも含めて、Business Objects Software Ltd. の商標または登録商標です。Business Objects は SAP の子会社です。Sybase および Adaptive
Server、iAnywhere、Sybase 365、SQL Anywhere、および本書で引用されている Sybase 製品およびサービス、ならびにそれぞれのロゴも含めて、Sybase, Inc. の商標
または登録商標です。Sybase は SAP の子会社です。本書に記載されたその他すべての製品およびサービス名は、それぞれの企業の商標です。本書に記載されたデータは
情報提供のみを目的として提供されています。製品仕様は、国ごとに変わる場合があります。これらの文書の内容は、予告なしに変更されることがあります。これらの文書は
SAP AG およびその関連会社(「SAP グループ」)が情報提供のためにのみ提供するもので、いかなる種類の表明および保証を伴うものではなく、SAP グループは文書に
関する誤記・脱落等の過失に対する責任を負うものではありません。SAP グループの製品およびサービスに対する唯一の保証は、当該製品およびサービスに伴う明示的保証
がある場合に、
これに規定されたものに限られます。本書のいかなる記述も、追加の保証となるものではありません。
統合システムによる情報共有と
業務フローの標準化
製造業界の業務機能、当社と事業規模が近い同 「原価効率の低い品目をコスト負担の少ないライ
業他社への導入実績も、決定を後押ししました」 ンに移行するといった対策が、実際の数字を見
(岡田氏)
株式会社アイメックスはトナー事業、
リユースカー
トリッジ事業、プリントソリューション事業の 3 つ
を柱に成長してきました。トナー事業は、純正メー
カー・OEM を除くサードパーティー市場では世
界トップの生産量を誇り、取引先の 7 割以上は海
ながら打ち出せるようになりました」
(池田氏)
また、ビジネスインテリジェンス
(BI)機能によ
プロセス製造業の標準機能を活用し
アドオン開発を抑制
り、製造と会計に紐付いた情報を自由に集計し、
SAP システムの導入プロジェクトは 2008 年 11
したレポートを作成し、関連部門に配信していま
始しました。アイメックスは全部門参加によるプ
営業、管理の各部門が詳細に把握することで、組
必要な指標に基づいて分析できるようになりまし
た。現在は管理部門が在庫や収益情報を集約
す。たとえば、半製品を含めた在庫情報を製造、
外の企業で占められています。
月にキックオフし、2010 年 4 月から本稼働を開
面では生産管理システムの老朽化に加え、個別
ロジェクト運営体制を構築し、あらゆる業務フ
織全体での在庫コストの削減につながっています。
に稼働していた会計システムや原価管理システ
ローの見直しを並行して行うことでアドオン開発
こうした原価の早期把握や在庫管理の緻密化に
堅調に業績を伸ばしてきた同社でしたが、IT
ムで二重入力・二重帳票が発生し、業務の効率
を必要最低限に抑制し、開発コストの削減と導
理本部長の岡田良三氏は、従来の環境を次のよ
「現場からは個別対応の要望が多く寄せられま
入期間の短縮を実現しました。
低下が課題となっていました。同社の取締役 管
したが、標準機能に業務を合わせる方針を貫き
うに語ります。
より、同社は近年の円高局面においても適正な
粗利を確保し、営業利益の拡大を達成しています。
今後は生産の予実管理を徹底し、より正確な
原価情報に基づいて原価計算を高度化していく
「企業規模の拡大とともに、部門別に最適化し
ました。原価計算の配賦パターン、
リサイクルカー
方針です。
原価管理システムと会計システムから出力した
の一部の工程以外には、SAP および EasyOne に
結果、現場から管理部門まで業務革新を進める
らも、経営指標として正確な情報を把握できる統
し、
アドオンの本数を半数近くに絞り込みました」 データの理解と分析に努め、積極的に活用して
たシステムの限界が見えてきました。たとえば、 トリッジの組立生産プロセス、帳票など、当社独自
原価の数値が食い違うなど、内部統制の観点か
組み込まれたプロセス製造業の標準機能を適用
合管理システムが必要でした」
(池田氏)
そこで、同社は原価管理および管理会計の強
原価管理の強化、緻密な在庫管理により
コスト削減と売上拡大を実現
化を目指し、基幹システムの刷新を決断。複数の
候補から、同社の要件に最も適合した SAP シス
テム
(導入テンプレートは株式会社アイ・ピー・エ
スの EasyOne)
を選定しました。管理部 管理第
稼働した新システムでは、EasyOne が提供する
一課 係長の池田篤氏は採用の決め手について、 化学・素材業界向けの原価計算機能によって、標
「SAP の統合データベースによって、生産、販売、 準原価と実際原価の差異を製造面と営業面から
会計の情報が一元的に管理され、モノとカネの
把握できます。アイメックスでは、約 80 品目ある
海外の事業比率が大きい当社にとっては、多言
とに生産ラインの組み換えを行っています。
「統合データベースで情報の可視化が進んだ
機運が高まりつつあります。今後は各部門でも
いく方針です」
(岡田氏)
将来的には、国内事業所における業務フロー
の整備が進んだ段階で米国とスペインの事業所
にも SAP システムを展開し、統合データベース
によるグローバル情報の集約を進める構想です。
積極的な原価戦略を進めるアイメックスのビジ
ネスにおいて、EasyOne に求められる役割はま
すます大きくなっています。
動きがリアルタイムに把握できるようになります。 トナーの収益を月に 1 回分析して、その結果をも
語・多通貨、複数の会計基準に対応している点も
ポイントでした」と語ります。
また、業務フローの改善もキーワードでした。
「グローバルで 10 万社を超える業務フローを集
約した SAP のベストプラクティスを当社でも採
用し、標準化を進めることが将来的な発展につ
「世界中のベストプラクティスを集約した SAP システムを
導入することで、当社の既存業務フローを改善して世界標準に
ながると判断しました。さらに、アイ・ピー・エス
合わせた業務の実現を目指しました」
の EasyOne テンプレートに搭載されたプロセス
岡田 良三氏 株式会社アイメックス 取締役 管理本部長