報道発表資料 2011 年 5 月 9 日フォーティネットジャパン株式会社米国時間 2011 年 4 月 27 日に発表されたプレスリリースの抄訳です。フォーティネットが VoIP 電話システム開発の TalkSwitch 社を買収し、マルチサービスビジネスゲートウェイ市場への事業拡大を強化製品ラインナップに IP PBX システムを加えることで、既存のエンドツーエンドセキュリティソリューションを補完 Unified Threat Management/統合脅威管理 (以下、UTM) 市場のリーディングベンダー、 Fortinet®(本社：米国カリフォルニア州サニーベール、日本法人：フォーティネットジャパン株式会社、東京都港区、以下、フォーティネット)は本日、VoIP 電話システムの大手デベロッパーである TalkSwitch®社を買収したことを発表しました。この買収は、セキュリティとともに音声や動画、データといった複数の機能を単一のデバイスに統合する製品の獲得を通じて、フォーティネットの製品ラインナップの更なる強化と拡大、およびマルチサービスビジネスゲートウェイ市場への進出になります。 TalkSwitch 社は、1 つのローケーションあたり最大 64 台の電話の導入が可能な VoIP 電話システムを開発し、企業、在宅ビジネス、各種機関、フランチャイズ店舗に提供している株式非公開企業です。TalkSwitch IP PBX システムは、アナログ電話との従来型接続と IP フォンとの VoIP 接続に対応し、堅牢な機能セットを装備しています。同社は 1,500 以上のリセラーおよびディストリビュータからなるグローバルな販売網を通じて 10 万台を超える製品の販売実績を誇ります。革新的な TalkSwitch 製品ラインは、Small Business Computing の Best Business VoIP Product や Business Solutions Magazine の Best Channel Vendor および Best Channel Product など、多数の賞を獲得しています。同社はまた、VoIP 業界で最も多大なインパクトを与えた企業を選出する栄誉ある Pulver 100 リストに 2 度選ばれています。 TalkSwitch 社の買収を通じて、フォーティネットは製品ポートフォリオを拡大し、マルチサービスビジネスゲートウェイ市場に進出します。また TalkSwitch 社のグローバルセールスチャネルを活用することで、既存の統合ビジネスゲートウェイアプライアンスである FortiGate Voice-80C（注）を補完します。FortiGate Voice-80C は、複合脅威セキュリティゲートウェイ、VoIP ゲートウェイ、IP PBX、ルータおよびスイッチの各機能を単一の統合デバイスに集約し、コストの削減と管理の簡易化を実現します。フォーティネットの創業者でプレジデント兼 CEO を務める Ken Xie は次のように述べています。「セキュリティはマルチサービスビジネスゲートウェイデバイスの極めて重要な要素です。TalkSwitch 社のユニークなソリューションをフォーティネットが既に展開しているエンドツーエンドセキュリティイノベーションと融合することで、中小企業と大企業の支店が抱えているセキュリティと VoIP のニーズに応える新たな機会が生まれ、それをより強力にサポートしていくことができるようになるでしょう。」フォーティネットの TalkSwitch 事業担当バイスプレジデントである Jan Scheeren は次のように述べています。「フォーティネットと TalkSwitch 社は、さまざまな市場全体にわたって機能の豊富な統合ソリューションを提供していくという同等のビジョンを共有しています。フォーティネットは世界規模での事業展開とイノベーションに向けた強力な取り組みを誇っていますが、これらを通じて重要な市場への浸透をさらに深めるとともに、VoIP 製品の機能強化が可能となります。」今回の買収に関わる契約条件は非公開です。また、業績に与える影響は軽微です。注記：FortiGate Voice-80C の日本での販売は未定です。フォーティネットについて (www.fortinet.com) フォーティネットは (NASDAQ: FTNT) ネットワークセキュリティアプライアンスのワールドワイドプロバイダであり、統合脅威管理 (UTM) のマーケットリーダーでもあります。フォーティネットの製品とサブスクリプションサービスは、ダイナミックなセキュリティ脅威に対抗する広範で高性能な統合プロテクション機能を提供しつつ、IT セキュリティインフラの簡易化も実現します。フォーティネットの顧客には、米フォーチュン誌が選出する 2009 Fortune Global 100 の大部分を含む世界中の大規模企業、サービスプロバイダ、行政機関が名を連ねています。フォーティネットのフラグシップである FortiGate 製品は ASIC による高速なパフォーマンスを誇り、アプリケーションやネットワークの脅威から保護する多層セキュリティ機能が統合されています。フォーティネットの幅広い製品ラインは UTM にとどまらず、エンドポイントからデータベースやアプリケーションなどの境界やコアに至る大規模エンタープライズのセキュリティを保護します。フォーティネットは本社をカリフォルニア州サニーベールに構え、世界中にオフィスを展開しています。 Copyright© 2011 Fortinet, Inc. All rights reserved. ® と™のマークはいずれも、Fortinet, Inc.、その子会社および関連団体の米国における登録商標および未登録の商標であることを示します。フォーティネットの商標には、Fortinet、 FortiGate、 FortiGuard 、 FortiManager、 FortiMail 、FortiClient、 FortiCare、 FortiAnalyzer、 FortiReporter、FortiOS、FortiASIC、FortiWiFi、FortiSwitch、FortiVoIP、FortiBIOS、FortiLog、FortiResponse、 FortiCarrier、FortiScan、FortiAP、FortiDB、FortiWeb などがありますが、これだけにとどまりません。その他の商標は、各所有者に帰属します。フォーティネットは、サードパーティに帰する本書での声明や認可について中立的な立場で実証してはおらず、またフォーティネットはそのような声明を保証することもありません。本ニュースリリースには、不確実性や仮説を伴う前向きな内容が含まれている場合があります。不確実性が現実になったり、あるいは仮定が正しくないことが判明したりした場合、そうした前向きな声明や仮説で表明または暗示された内容とは実質的に結果が異なる場合があります。史実に関する声明を除くすべての声明は、前向きな声明であると判断されるべきものです。フォーティネットは、どの前向きな声明についても改正する義務を負わず、またこれらの前向きな声明を改正する方針もありません。