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錠剤・カプセル剤の懸濁方法<栄養チューブを使われている患者様>
薬剤を溶かして投与する方法です。
【用意するもの】
・懸濁する薬剤 ・懸濁用のボトル ・50~60度のお湯100ml位(カップ半分位)
【方法】
1、懸濁用ボトルに、薬剤を入れ50~60度のお湯を20~40ml注ぎます。(薬剤の量にて判断)
2、ボトルを締めます。キャップを閉めてから10分間置きます。キャップを押さえて全体を良く振ります。
3、中に大きな塊が無く、人肌程度になっていたらOKです。
懸濁ボトルが柔らかいため楽に注入が可能。
押し切って注入後、PEG部を折って逆流を防ぎ抜く。
注入前に、キャップをしてよく振とうする
本体部分を押して注入
4、ボトルの先端のキャップを外し、経管チューブ・PEGのキャップを外して挿入します。
5、挿入した部分を押さえながら懸濁ボトルの本体を押して薬剤を全て注入します。
6、注入した後本体は押さえながら、経管チューブ・PEG部の先端を曲げて逆流を防止にて挿入ボトルを外します。
用意した後水を吸引、中を洗う
先ほど同じように後水を注入する
経管栄養を接続する。
7、もう一度、ボトルの中に用意したお湯20~30mlを注ぎ同じ手順で注入します。(ボトル・チューブ内の薬剤を洗い流す)
【 注 意 事 項 】
・ その都度調整し、作り置きはしない。
・ 全ての薬が懸濁可能とは限りません。また一緒に懸濁出来ない薬剤もあります。(保険薬局で確認)
・ ミルトンなどでボトルを毎回消毒されることをおすすめします。
・ 汚れが著しいボトルは交換してください。