紙飛行機の作り方紙飛行機はありふれた“作って遊べるおもちゃ”と思っていましたが、小学校４５６年生に作り方を指導する機会があり、そうではないことがわかりました。作り方を教えると喜んで取り組んでいました。出来上がると飛ばすことに夢中でした。紙飛行機は、紙が１枚あれば他に何にもいりません。それを折ることで飛行機にして飛ばすことが出来ます。簡単に作れる理想のおもちゃです。ぜひ、作り方を覚えて遊びましょう。１イカ紙飛行機この紙飛行機は、軽くまっすぐ飛ぶので水平に飛ばすのに適しています。何かを目標にして投げてください。力いっぱい投げると壊れるので加減して投げてください。では作ってみましょう。 ① 図のように折って開き、中央に折り目を付けます。 ② 折り目に合わせて両角を折ります。 ③ ひっくり返します。 ④ 図のように折り目に合わせて折ります。 ⑤ 左右を折るとイカの形です。 ⑥ 四角い部分を折ります。 ⑦ 中央の折り目を再び折ります。 ⑧ 羽根を折り曲げて完成です。２投げ上げ紙飛行機（３種）上に向かって力いっぱい投げ上げる紙飛行機です。たくさん折り込んで作ってあるので頑丈に出来ています。高く投げ上げるとその周辺を飛び回ります。３種は最後の羽根の折り方が違います。 ① 図のように折って開き、中央に折り目を付けます。 ② 折り目に合わせて両角を折ります。 ③ 図のように△の先端を中央の折り目に合わせて紙の端に合わせて折ります。 ④ もう一度、中央の折り目に沿って両角を折ります。 ⑤ ２カ所の△部分を折ります。 ⑥ 中央の折り目をもう一度折ります。 ⑦ 折り曲げて羽根を作ります。反対側も同じように折ります。 ⑧ 投げ上げ紙飛行機の完成です。 ⑨ 羽根の折り方を変えて、中央の折り目と平行に羽根を折ります。 ⑩ ⑨よりも羽根の面積が大きくなるように羽根を折ります。 ※ ⑧⑨⑩の順にまっすぐ飛ぶ能力が小さくなって方向が変わりやすきなり、また順に浮く能力が大きくなっています。従って、⑧を投げ上げると、高く上がった後はある方向に向かってまっすぐ降りてきます。⑩を投げ上げると、高く上がった後は“ふわりふわり”とその周囲を飛び回りゆっくり降りてきます。作り方は何度も作ることで覚えます。新聞のチラシなどで作ってみてください。厚紙で正確に作ると直進性の良い紙飛行機が出来ます。