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平成24年度給与事務システム
一式の賃貸借及び保守に関する業務
仕様書
東北経済産業局
平成24年度給与事務システム仕様書
1 調達の概要
(1) 給与事務システムの概要
国家公務員の給与事務システムは、現在人事院が中心となって開発している人事・給与関係業
務情報システムへ順次移行することが予定されている。
従って、給与事務システムをこれまでと同様に引き続き稼動し、移行までの給与計算業務を問
題なく遂行させることが前提となっている。
なお給与事務システムは、東北経済産業局及び東北産業保安監督部東北支部に在職する職員に
対する月次給与、期末・勤勉手当、寒冷地手当、給与法改正に伴う差額、個人精算追給、年末調
整等、その他の給与関係業務及び標準報酬算定業務について、給与に関連する各種法令、通達(一
般職の職員の給与に関する法律、人事院規則、人事院細則、所得税法)等に基づき必要な計算処
理を行い、各種法定帳票のほか、内訳書・集計表を作成できるものとする。
また、俸給表をはじめ諸手当の計算に必要な常数や定額・定率は一括して登録するものとし、改
定があった場合には改定後の数値を登録することにより、新しい俸給表や常数による計算を行う事
ができるものとする。
(2)給与事務システムの処理機能
月次給与計算、期末・勤勉手当計算、寒冷地手当計算、法改正差額計算、銀行振込計算、年末
調整計算、個人精算追給、標準報酬額計算、共済貸付金管理、その他の給与関係業務
※現在、東北経済産業局において使用している給与事務システムと同等以上の性能を有してい
ること。
(3)調達の対象
今回の調達に係る対象は、次に掲げるものとする。各作業において既存給与事務システム業者
(沖電気工業株式会社)からの支援等を必要とする場合は、受注者の負担と責任において支援等
を受けるものとする。
ア 給与事務システムを構成するソフトウェアの提供及びそのインストール並びに、環境設定、
動作確認等必要なテスト作業
イ 東北経済産業局の給与事務システムが稼動する機器及びその設置作業
ウ 東北経済産業局が現在「給与事務システム」(沖電気工業株式会社製)にて保持している
給与計算に必要な全ての個人データを給与事務システムへ移行する作業
エ 給与事務システムの運用に必要な研修及び支援
オ 保守業務(ハード及びソフトの障害対応等に係る事項、及び想定可能な範囲の給与法の改正
に伴うシステム修正等)
カ 近年の国家公務員給与体系見直しにより、大幅な給与規定等の改定が想定されることを勘案
し、改定に伴うシステム改修費用を低減する目的から、東北経済産業局専用のシステムでは
なく、他複数の国の機関において稼動実績を有するシステムを、東北経済産業局用にカスタ
マイズするのが望ましい。
※注)給与法改正に伴うシステム修正とは、俸給表の改定とそれに伴う較差調整等、その他官民
較差の解消措置などと同程度のシステム変更は、保守に含むものとし、給与事務システムの受
注者(以下、受注者という。)は、この給与法等の改正に伴うシステム変更については、保守
範囲内で実施するものとする。ただし、大幅なシステム変更が必要な場合は、受注者は、本件
契約とは別にシステム修正等の契約をする必要がある旨を東北経済産業局に申し出ることが
できる。
2 前提条件
給与事務システムは、以下に示す前提条件を満たす設計により、効率的・効果的な業務を実現するも
のとする。
(1)法令に忠実な設計
給与事務システムは、以下に示す法令等に基づいた設計とすること。
「一般職の職員の給与に関する法律」
「人事院規則」
「人事院細則」
「国家公務員共済組合法」
「所得税法」 等
上記各種法令改正等の情報も確実に把握し、迅速に対応可能な設計とすること。
(2)法改正対応
給与法の改正等への対応は、別途締結するソフトウェア保守の位置づけとし、迅速に対応可
能なこと。また、法改正対応プログラム提供については、東北経済産業局が指示する処理期日
までの配布を厳守すること。なお、大幅なプログラム修正については、双方協議のうえ決定す
る。
(3)柔軟なシステム構成
大型コンピュータを使わずに安価なパソコンベースで高性能なシステムを構築することとし、
運用の形態に合わせて機器の構成・機種の選択を自由に行うことが可能な設計であること。
(4)優れた操作性
Windowsベースなどの会話形式のGUIによるシステムであること。操作簡略、効率化の観
点より、ファンクションキーを用いて、画面操作ができること。コード化したデータについて
は、一覧画面からの選択により誰にでも容易に操作することが可能であること。固定値や変動
値等が色分けされるなど視認性に優れていること。また、初期値やテーブルデータ等の変更を
利用者が容易に実施することが可能な設計とし、法改正等に伴うバージョンアップについても
容易であること。バックアップやリストアについては容易に実施できること。
(5)クライアント/サーバシステム
システム内のデータはサーバにて一元管理し(クライアント側ではデータを保管しない)、
サーバ上のデータを利用しながら、各クライアント上で各種の業務を同時処理することが可能
であること。
(6)出力帳票
出力帳票(給与袋を除く)について、プリンタから文字ずれ等することなく、鮮明に、且つ
綺麗に印字可能であること。現状行っている運用と同様にページプリンタ・ドットプリンタか
ら印字可能であること。導入後、東北経済産業局の指示によって出力の設定を実施すること。
(7)保全性・セキュリティ
給与事務システムは給与等の個人情報を扱うシステムであり、部外者が当該システムのデー
タを盗み出しや破壊することができないよう、セキュリティの機能を設けること。
また、ユーザ登録を行い、起動時に利用者IDとパスワードをチェックすることにより、部
外の不正な利用者によるアクセスを防ぐことが可能であること。ユーザ登録は、各業務単位に
実行権の割当を行うことができ、担当者の責務に応じて実行可能な業務を限定することができ
ること。
(8)保守体制
本システムの操作に対する問合せ窓口(ヘルプデスク等)が完備されており、すでに稼動の実
績を有すること(保守の体制を証明する資料を提出すること)。
(9)システムの稼働
東北経済産業局内の施設・環境での稼働が可能であること。また定められた期限内に設置す
るとともに正常な稼働ができること。
(10)データ移行
平成24年1月分から平成24年3月分までの計算結果及び職員マスタデータを含め全ての
データを移行することが可能であること。
更に移行に伴い、システム稼動に必要なデータが不足している場合は、当該データの投入・
整備までの作業を実施し、正常な稼動を保証すること。
(11) 技術的要件
① 財団法人日本情報処理開発協会の情報セキュリティマネジメントシステム(ISMS)認証基準に
よるISMS認証取得事業者または英国規格協会のBS7799による認証取得事業者のいずれかに適合
し、かつ国際基準化機構のISO9001及びISO14001を取得していること。
② 財団法人日本情報処理開発協会又は同協会の指定機関によるプライバシーマークの認定を受
けている、又は同等の個人情報保護のマネジメントシステムを確立していること。(認証事業
者資格証明書を有していること。)
(12)その他
「1 調達の概要」 においても記述のとおり、東北経済産業局は、平成26年度に人事院が中
心となって開発している人事・給与関係業務情報システムへ移行することが予定している。した
がって、移行の際には既存システムの職員データなどに関する調査分析、コンバート等の作業が
想定されるため、その作業の支援が可能なこと。
3 給与事務システムによる業務
別紙「給与計算業務仕様書」のとおり
4 システム構成
(1)ハードウェア
下記表中以外の事項でも、給与事務システムを運用する上で、必要な装置は装備すること。
区 分
サーバ
項
ハードウェア
処理装置
目
数量
1台
主記憶容量(メモリ)
磁気ディスク装置(容量)
メモリ:4GB以上
HDD:300GB 以上(RAID1)
キーボード
JIS標準配列準拠
装備すること
17インチ液晶ディスプレイ(カラー)と同
等以上
DAT160以上に対応するDAT
停電時にシステムが正常に停止できる時間 1台
の電力供給が可能であり、自動シャットダ
ウン機能を有すること
マウス
ディスプレイ
停電対策
仕様・性能
タワー型サーバ
Xeon5606(2.13GHz/4コア)と同等以上
バックアップ(DAT)
無停電電源装置
ク ラ イ ア ン ハードウェア
ト
処理装置
デスクトップ型パソコン
Core i5-2400S(2.50 GHz)と同程度以上
2台
主記憶容量(メモリ)
磁気ディスク装置(容量)
ディスプレイ装置
プリンタ
メモリ2GB以上
HDD160GB以上
17インチ液晶ディスプレイ(カラー)と同
等以上
キーボード
JIS標準配列準拠
マウス
装備すること
DVDスーパーマルチドラ 内蔵型
イブ
1台
ページプリンタ
モノクロプリンタ
35ppm以上(片面印刷、普通紙、A4ヨコ送
りの場合)
600dpi以上
最大給紙580枚以上有すること
A3、B4サイズの用紙も出力可能なこと
複数ホッパーで同時に2種類の用紙が装填
可能なこと
1台
ドットプリンタ
漢字全角400字/秒以上
5枚以上の複写能力を有すること
連続紙幅4~16.5インチに対応すること
(2)ソフトウェア
下記表中以外の事項でも、給与事務システムを運用する上で、必要な装置は装備すること。
区 分
サーバ
項
OS
データベース
ク ラ イ ア ン OS
ト
表計算ソフト等
ミドルウェア
PDF作成ソフト
目
仕様・性能
Microsoft Windows Server 2008 Standard
又はこれと同等以上の機能を有するもの
Pervasive PSQL v10
又はこれと同等以上の機能を有するもの
Microsoft Windows 7 Professional SP1
又はこれと同等以上の機能を有するもの
Microsoft Office 2010
又はこれと同等以上の機能を有するもの
給与事務システムを稼動させるデータベ
ースエンジンはMAGIC及びPervasive work
group、又はこれと同等以上の機能を有する
ものを使用すること
Adobe Acrobat X Professional
又はこれと同等以上の機能を有するもの
数量
ハード
ウェア
の台数
と同じ
ハード
ウェア
の台数
と同じ
ハード
ウェア
の台数
と同じ
その他
給与事務システムを運用するために必要
なソフトウェアを導入すること
アプリケーションソフトウェアは、クライ
アントに導入されているOS等と親和性
が高く、且つ高い操作性を有すること
画面表示は、マウス操作又はカーソル操作
により、高い操作性が確保されていること
5 ソフトウェアのインストール並びに稼働調整及び確認
給与事務システムを構成する各機器へのソフトウェアのインストール及び稼働調整並びに確認
は、受注者の責任と負担において行うこと。
6 研修等
システムの操作マニュアルについては、システム内に電子媒体として保存しておき、システム操
作中に当該マニュアルを表示することができること。また、プリンタに出力することも可能である
こと。
7 保守及び管理
給与事務システムを構成する機器の障害発生及び当該システムを構成するソフトウェアの操
作・運用上の問題発生等に対して、
電話や電子メール等による問合せが可能な窓口を設けること。
原則、窓口受付は、月曜日から金曜日の午前9時から午後5時(祝祭日、休日は除く)とするこ
と。
HDDが故障した際に東北経済産業局の給与事務担当職員が迅速に復旧出来るよう、運用時の
HDDイメージをDVD等の記憶媒体で提供し、リストアを可能とすること。
(1)ヘルプデスクの設置
ヘルプデスクにおける問合せ手段を以下の通り用意すること。
・ 電話回線:2回線以上
・ E‐Mail :専用のE‐Mailアドレスを有すること
・ FAX回線:1回線以上
(2)ヘルプデスクの対応
ヘルプデスクにおける対応は、以下のとおり行うこと。
・ 給与事務システムの運用、操作に関する問合せ対応
・ 給与事務システム障害発生時の一時切り分け対応
・ 給与事務システムの不具合対応に関する調査、分析対応
但し、対応に時間を要する案件については、継続した調査検討を行うとともに進捗状況の連絡
を行い、システム運用に支障を来たさないこと。
・ ヘルプデスク対応要員は、給与事務システムに精通し迅速且つ的確な対応ができること。
・ ヘルプデスク対応要員は、一般職の職員の給与に関する法律や国家公務員共済組合法、所得税
法等の税制改正に則した規定の改正内容を十分に理解していること。また、改正等に関する対
応プログラムの説明ができること。
・ ヘルプデスク内に東北経済産業局と同等の給与事務システムを稼働させる環境を常設するこ
と。
8 その他の留意事項
(1)守秘
本作業に当たって業務上知り得た事項については、いかなる場合にもこれを第三者に漏らし
てはならない。また、機器、プログラム、データ等については、東北経済産業局の許可無く東
北経済産業局から持ち出してはならない。以上については、本契約終了後も同様とする。
(2)納入期限
平成24年4月1日
(3)履行期間
平成24年4月1日から平成25年3月31日まで
(4)その他
① 本仕様書に示す機能及び条件等は、主要事項のみを示したものであり、本仕様書に明記され
ていない事項についても本件作業に際し行うべき事項については、受注者の責任と負担におい
て作業を行うものとする。
また、東北経済産業局が必要と認めた場合、受注者に著しい負担をかけない範囲で本仕様内
容を変更することができるものとする。
② 作業に際して不明な点は、担当職員の指示に従うこと。
③ 作業者は日本語で担当職員とコミュニケーションが出来ること。
④ 事故又は障害が発生した場合は、直ちにその対処を行い、原因・対処内容等について、担当
職員に報告すること。
⑤ 担当課は、以下のとおり
東北経済産業局総務企画部会計課(給与係)
022-263-1111 内線5556
別紙
給
与
計
算
業
務
仕
様
書
1.システムの機能(下記条件以上の機能を有すること)
(1)対象職員
一般職員、臨時的任用職員、非常勤職員
(2)機関施設数
10機関(給与の支払義務者が異なる機関又は会計)
(3)部局数
10部局
(4)所属課数
40課
(5)適用俸給表
指定職を含み10種類(現行、改正共)まで指定可
(6)支給回数
18回/年以上可能なこと
(月次12、期末・勤勉2、個人追給3、給与改正差額1)
(7)支給項目(帳票の出力等における記載項目)
17項目(所定欄12、その他欄5)
所 定 欄 (必修項目) = 俸給、扶養手当、地域手当、特別調整額、住居手当、
単身赴任手当、超過勤務手当、期末手当、勤勉手当、
寒冷地手当、通勤手当、宿日直手当
その他欄(選択項目) = 初任給調整手当、特殊勤務手当、広域異動手当、本府省業務
調整手当等、5項目まで指定可能(項目名称は変更可能)
(8)控除項目
14項目(所定欄9、その他欄5)
所 定 欄 (必修項目) = 標準報酬月額、短期掛金、介護掛金、長期掛金、
雇用保険、被課税金額、所得税、宿舎費、住民税
その他欄(選択項目) = 共済貸付弁済金、共済物資弁済金、財形貯蓄、団体保険、控
除その他のうち5項目まで選択可能(項目名称は変更可能)
(9)法定外控除項目
30項目(うち 8 項目を変動項目として使用可能)
(10)短期掛金率
2種類(国公共済、健康保険)指定可
(11)長期掛金率
2種類(国公共済、厚生年金)指定可
(12)介護掛金率
2種類(国公共済、健康保険)指定可
(13)雇用保険率
2種類(一般の事業、特掲事業)指定可
(14)有料宿舎振替先
99カ所
(15)給与振込先金融機関
999カ所
(16)住民税納付先市町村
9999カ所
2.各業務の運用
2.1 月次給与処理
(1)月次給与計算は、職員毎に管理している各給与マスタや、登録されている個人情報や加給・控
除の固定金額と毎月発生する変動データ(勤務情報等)の情報を基に自動的に職員の月次給与計
算を行う。
また、以下の処理の対応も可能であること。
①遡及昇格、遡及昇給への対応
・遡及昇格において、2段階の昇格・昇給の処理が可能であること。
・人事異動により途中入省の場合、入省時に遡って昇給処理が可能であること。
・遡及処理は、データが整っている場合、前年の4月以降の処理が可能であること。
・遡及昇格・遡及昇給があった場合の標準報酬の算定にあたって、遡及分が各月に配分され
て処理が可能であること。
・遡及昇格・遡及昇給に伴う各手当の変更についても遡及の自動計算が可能であること。
②その他の遡及等
・扶養手当、通勤手当、住居手当、単身赴任手当等について、支給すべき月次以降に、追加
支給等の精算が可能であること。
③各種の例外処理に対応
・給与計算後の支給、控除各項目に打ち込み修正が可能であること。
④宿舎費控除
・ 宿舎費の控除を1職員につき2ヵ所まで処理が可能であること。
⑤各認定届データ入力
・昇給・昇格、扶養手当、通勤手当、住居手当、超過勤務手当、住民税等は表形式で一括入
力が可能であること。
⑥各種給与計算対応
・派遣職員給与及び休職者給与の計算ができること。また、病休及び欠勤等による給与の減
額及び俸給の半減に対応可能であること。
⑦追給時の標準報酬データ
・追給等があった場合の標準報酬算定にあたって、追給分が本来の支給月に分配されて処理
が可能であること。
⑧市区町村コード入力
・住民税の入力において、機関別且つ市区町村別に市町村コードの登録が可能であること。
⑨特別徴収義務者番号
・住民税の入力において、各機関別且つ市区町村別に特別徴収義務者番号を登録可能である
こと。
⑩給与支払報告書(源泉徴収票)
・給与支払報告書(源泉徴収票)の摘要欄に扶養家族の氏名及び国民年金等の額を印字可能
であること。
・用紙は税務署の複写用紙、ヒサゴ製用紙、A4白紙に枠付で可能であること。
⑪給与データ抽出
・給与事務システムが持っているデータを任意に抽出しExcelにおいて、各種報告書や
集計表の作成等に給与データを活用できること。
(2)給与計算方法等
①職員俸給
個人別データに登録されている級号俸を基に自動的に俸給月額を計算すること。
②地域手当
個人別データに登録されている支給地域区分率及び異動保障率を基に自動計算すること。
また、異動保障終了期間を自動的に反映すること。
③広域異動手当
給与マスタに登録されている支給区分を基に自動計算すること。また、支給終了対象者を抽
出でき、切り替えが可能であること。
④俸給の特別調整額
個人別データに登録されている支給区分を基に自動計算すること。
⑤扶養手当
個人別データに登録されている扶養親族数(加算対象を含む)により自動計算すること。
⑥通勤手当
・交通機関等利用者は、実費額により、交通用具使用者は、距離等によりそれぞれ自動計算
すること。
・「新幹線鉄道等」及び「橋等」に係る通勤手当に対応し、自動的に支給総額を計算するこ
と。
⑦住居手当
・借家、借間については、実費額により自動計算すること。
・配偶者等の居住する借家・借間に対する手当を実費額により自動計算すること。
⑧単身赴任手当
交通距離を入力することにより自動計算すること。
⑨本府省業務調整手当
給与マスタに登録されている支給区分を基に自動計算すること。
⑩宿日直、管理職特別勤務手当
条件コードにより自動計算すること。
⑪特殊勤務手当
手当の種別・回数及び支給割合を入力すると自動計算すること。
⑫特地勤務手当、特地勤務手当に準ずる手当
支給区分を入力することにより自動計算すること。
⑬超過勤務手当
時間数を入力することにより、自動で単価を乗じて金額を計算すること。
⑭寒冷地手当
給与マスタの情報と寒冷地手当支給地域区分及び寒冷地手当支給世帯区分等を基に自動計
算を行うこと。
⑮日割り計算
日割り日数等を入力することにより、日割りを自動計算すること
⑯長期・短期掛金、介護掛金、所得税、宿舎費、住民税、財形貯蓄(徴収額処理)、拠出型年金
個人別データにより自動的に計上すること。
⑰共済貸付金(徴収額処理)管理、標準報酬月額
貸付弁済金等共済貸付金の管理が可能なこと。
⑱各課等単位の総額確認
月次計算等において、各課等単位の項目別総額が帳票により確認可能なこと。
⑲基準給与簿の作成
備考欄へ附記する事項の印字ができること。
⑳項目別内訳表の作成
・国家公務員給与振込明細表
・住民税 等
2.2 期末・勤勉手当処理
期末・勤勉手当処理は、職員毎に管理している各給与マスタの情報と成績率等を基に職員の期
末・勤勉手当の自動計算を行うこと。また、勤勉手当の支給限度額の試算処理をすることができ、
共済掛金の控除も自動処理すること。
また、以下の処理の対応も可能であること。
①採用、休職、派遣職員等
・採用、休職、派遣職員等に対する支給割合を乗じて計算することができること。
②期末勤勉手当の試算
・期末・勤勉手当計算書がプリントできること。
・勤勉手当の優秀者については、加算金額を表示可能であること。
③各種の例外処理に対応
・給与計算後の支給、控除各項目に打ち込み修正ができること。
④給与データ抽出
・給与事務システムが持っているデータを任意に抽出しExcelにおいて、各種の報告書
や集計表の作成等に給与データを活用できること。
⑤支給限度額に関する試算
・各職員の支給総額が支給限度額内であるか確認するため、試算をすることができること。
2.3 個人精算追給
個人精算追給は、当月末に退職する者について、月次支給後精算が発生した場合など、給与の
支払日以外に精算追給を行う機能である。
また、新規採用者の給与を支給日以外で支払いたい時、給与の精算とは別に精算額を支給した
い時、本機能を使用する。
月次給与、期末・勤勉手当、給与法改正、寒冷地手当とは別に、基準給与簿を出力することが
でき、1職員につき年3回以上処理が行えること。
2.4 給与振込等
給与振込方法は、全額振込、定額振込、全額手渡、定額手渡の選択ができ、且つ2口座以上の
複数口座振込ができること(銀行と銀行、銀行と郵便局など)。また、給与、期末・勤勉手当、
及び差額は独自に設定できること。
給与支払については、以下の支払い方法が可能であること。
①全額手渡
②定額手渡&残額振込(1口座目)
③定額手渡&定額振込(1口座目)&残額振込(2口座目)
④全額振込(1口座目)
⑤定額振込(1口座目)&残額手渡
⑥定額振込(1口座目)&残額振込(2口座目)
⑦定額振込(1口座目)&定額振込(2口座目)&残額手渡
振込の場合には、金融機関に提出する給与振込用、口座振替用フロッピーディスク(全国銀行
協会で統一されたフォーマット)を作成することが可能であること
また、郵便局に提出給与振込み用、口座振替用フロッピーディスクについても作成することが
可能であること。
2.5 年末調整処理
年末調整処理は、各職員毎の年間給与総額、社会保険料等の控除申告情報、及び源泉徴収税額
等を集計して過不足税額の年末調整計算を自動で行えること。
また、
年末調整後に差額等の給与支給があった場合、
その都度毎に再度年末調整を行えること。
2.6 異動に伴う職員データ連携機能
職員の給与支給に関する情報(詳細仕様書「1.システムの機能」に記載された項目)について
各地方経済局の給与事務システム間において、FD等にてデータの授受が可能であること。
2.7 共通処理
月次給与計算、寒冷地手当、期末・勤勉手当、法改正計算、銀行振込計算、年末調整計算等の
処理は、以下の範囲指定処理に対応していること。
①画面から計算範囲の指定(全職員、個人、部課等)
②画面から帳票出力範囲の指定(全職員、個人、部課等)
③データ入力、計算に必要なコード情報等の入力は、メニュー(ポップアップ等)から選択で
きること。
④入力画面の指定(個人、部課等)
2.8 貸付金の変更返済の対応
経済産業省共済組合の規定に沿った貸付返済金計算が可能であること。
2.9 特別な処理への対応
システムに影響のある法改正があった場合、迅速な対応が可能であること。
各種の例外処理に対応できるよう支給、控除各項目毎に修正が可能であること。
2.10 標準報酬算定、総報酬制度
標準報酬月額の定時算定・随時算定及び、標準期末手当等の額について、給与支給額と連携し、
各種基礎届の帳票出力を行うこと。
2.11 介護保険
介護掛金率登録として共済介護掛金率(現行・改正)の登録を行なうことが可能であること。
また介護掛金控除対象者を抽出し、控除マスタファイルに更新することが可能であること。介護
掛金控除者の情報を印字することが可能であること。
2.12 診療費控除管理
診療費控除情報の登録、CSVファイルからの控除情報の取込、出力が可能であること。
また月次給与の控除欄に医療費分を印字可能であること。
2.13 職員別給与簿
備考欄へ附記する事項の印字ができること。
職員別給与簿の各項目を集計した一覧表の内容を画面及びCSVファイルに出力できること。
2.14 計算結果確認用補助ツール(CSVファイル出力等)
月次の計算結果において、計算基礎となる情報(俸給や扶養者人数等)及び前月の計算結果との
比較結果をCSVに出力できること。
また該当月の計算結果を所属/部局/機関単位で集計し、画面及びCSVファイルに出力できること。
2.15 主な帳票
下記の帳票が出力可能であること。
(ア) 職員別給与簿
(イ) 基準給与簿
(ウ) 国家公務員有料宿舎使用料金額表
(エ) 国家公務員給与振込明細表
(オ) 都道府県民税及び市町村民税月割額振込明細票
(カ) 給与支払報告書(源泉徴収票)
(キ) 住民税納付先別集計表
(ク) 項目合計表
(ケ) 寒冷地手当計算内訳書
(コ) 遡及昇格・昇給差額計算内訳書
(サ) 給与改正差額計算内訳書
(シ) 年末調整計算書
(ス) 職務の級別現在員状況表
(セ) 標準報酬等級別現在員状況
(ソ) 標準報酬定時決定基礎届
(タ) 標準報酬随時改定基礎届
(チ) 標準報酬新規・転入基礎届
(ツ) 標準期末手当等の額決定基礎届
(テ) 定時決定該当者一覧表
(ト) 随時改定予定者・該当者一覧表
(ナ) 共済掛金控除内訳書
(ニ) その他(扶養控除関係、扶養親族名、住所が容易に確認できる帳票等)
2.16 その他
・ログイン証跡機能
ログインユーザの証跡をログとして保存する機能を有すること。
・マルチ画面
給与マスタ画面を参照しながら、給与計算結果画面を参照するなど、複数画面が同時に起動で
きること。
・データベースエラーログ取得機能
データベース関係の障害発生時のエラー解析のためのエラーログが取得でき、ヘルプデスクな
どで調査可能であること。
・CSVファイルによるデータ入力
月次給与、期末勤勉手当の変動データ、諸手当の変更内容、年末調整控除申告データ等を
CSVファイルで取り込んでデータ入力可能であること。