科目名 Course Name 英米文学作品研究B 担当者 Instructor Name 入江 識元 教職課程における位置づけ 教科に関する科目 含めることが必要な事項 授業コード Course Cod BB51200001 e 一般的包括的科目 × 英米文学 本年度は20世紀アメリカ文学について扱います。なかでも二つの大戦の間に位置づけられる1920年代と 30年代に焦点を当て、その激動の時代を振り返るとともに文芸思潮の特徴を研究します。20年代アメリカ 文学の代表であるフィッツジェラルド(F. Scott Fitzgerald; 1896-1940)とヘミングウェイ(Ernest Hemingw 授業の目的 Course Descri ay; 1899-1961)、それに30年代の代表であるスタインベック(John Steinbeck; 1902-1968)の作品を概観 するなかで、20年代、30年代のアメリカ文学や文化の特徴について学びます。本年度は大戦後の作家で ption あるカポーティ(Truman Capote; 1924-1984)も扱い、大戦前後を比較します。アメリカ文学のなかでももっ ともドラマティックで充実した時代です。アメリカ文学の面白さや切なさ、ワクワク感やドキドキ感をお伝えで きたらと思います。映像満載なので、文学好き映画好きなら英語が苦手な人も大歓迎。 到達目標 Course Objectiv es 1 1920年代と1930年代のアメリカ文学や文化の特徴を知る。 2 20世紀アメリカ文学の代表である3人の作家の作品の概観と最新研究者の論文精読を通じて、文芸批 評とはどういうものかを理解する。 (授業方法)1920年代と30年代のアメリカ文学作品を、映画の視聴を通じて概観します。その後最近出版さ れた論文を精読しながら卒業論文執筆の基礎を学びます、教材は、適宜配付します。 (授業計画) 授業方法・各回ごとの計画 Course Themes 1 1920年代と30年代のアメリカ史 2 1920年代と30年代のアメリカ文学の特徴 3 フィッツジェラルドの『偉大なギャツビー』(1)—フィッツジェラルドの生い立ち 4 フィッツジェラルドの『偉大なギャツビー』(2)—『偉大なギャツビー』を鑑賞する 5 フィッツジェラルドの『偉大なギャツビー』(3)—『偉大なギャツビー』の論文を読む 6 ヘミングウェイの『陽はまた昇る』(1)—ヘミングウェイの生い立ちとVTR鑑賞 7 ヘミングウェイの『陽はまた昇る』(2)—『陽はまた昇る』を鑑賞する 8 ヘミングウェイの『陽はまた昇る』(3)—『陽はまた昇る』の論文を読む 9 スタインベックの『二十日鼠と人間』(1)—スタインベックの生い立ち 10 スタインベックの『二十日鼠と人間』(2)—『二十日鼠と人間』を鑑賞する 11 スタインベックの『二十日鼠と人間』(3)—『二十日鼠と人間』の論文を読む 12 カポーティの『ティファニーで朝食を』(1)—カポーティの生い立ち 13 カポーティの『ティファニーで朝食を』(2)—『ティファニーで朝食を』を鑑賞する 14 カポーティの『ティファニーで朝食を』(3)—『ティファニーで朝食を』の論文を読む 15 総括 評価方法(%) Grading and Assessment method 授業へのとりくみ Participati 60 on レ ポ ー ト 確認テスト Summary R 40 e p or t 教科書・参考書 Textbooks/ なし Reference books 準備学習の内容などアドバ イス 2回の遅刻早退で1回の欠席となります。また、大幅な遅刻早退や途中退席(中抜け)など、担当教員が、 その時限の出席要件を満たしていないと判断した場合、その授業は欠席として取り扱います。1回の欠席 で4点減点です。
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