別表(2) 下水道主要機器品質認定品目表(電気設備部門) (品質認定期限平成18年度末) 機 器 番 号 品 E−1 特別高圧受配電設備 E−2 特別高圧変圧器 E−3 高圧配電盤 E−4 低圧配電盤 E−5 低圧動力制御盤 E−6 制御盤 E−7 集合操作盤 E−8 手元操作盤 E−9 直流電源装置・無停電電源装置 E−10 監視制御設備 E−11 高圧電動機 E−12 発電機(2,500kVA を超えるもの) 目 H16.04.01 E-1 特別高圧受配電設備仕様書 東京都下水道局 特 別 高 圧 受 配 電 設 備 (ガ ス 絶 縁 開 閉 装 置 を 含 む )は 、 電 力 会 社 か ら 直 接 受 電 し 、 特 別 高 圧遮断器、特別高圧断路器等によって構築するものである。 なお、特別高圧受配電設備は、構築する各機器が相互に保護協調のとられた、信頼性 及び安全性の高い電力供給設備である。 1 ガ ス 絶 縁 開 閉 装 置 (G I S )、キ ュ ー ビ ク ル 形 ガ ス 絶 縁 開 閉 装 置 又 は メ タ ル ク ラ ッ ド 形ガス絶縁開閉装置、気中絶縁キュービクル形開閉装置、金属閉鎖形スイッチギヤ等 (1) 主 な 仕 様 ア 定格電圧 24kV、72kV、168kV イ 相数 三相 ウ 定格周波数 50Hz エ 定格耐電圧 商用周波耐電圧 24kV: 50kV 雷インパルス 耐電圧 125kV又 は 95kV 72kV: 140kV 350kV 168kV: 325kV 750kV オ 準拠規格 JEC−2350等 カ 主回路機器 (3) に よ る キ 装備器具 一式(主母線、制御開閉器、計器、各種表示灯他) (2) 注 意 事 項 ア ガ ス 絶 縁 形 の 開 閉 装 置 等 に お け る 主 回 路 は 、 絶 縁 に 不 活 性 ガ ス ( S F 6ガ ス 等 ) を 用 い 、接 地 し た 金 属 容 器( 原 則 と し て 鋼 製 の も の を 使 用 す る 。)内 に 収 納 す る 。 導体の支持方法は、適切な間隔で絶縁スペーサ又は支持碍子により行う。 イ 各金属容器の接合部は、外被内のガス漏洩及び吸湿を防止できる構造とし、容 器内の必要な箇所には、水分を除去するための吸湿剤を設置する。 ウ 主回路を構成する機器は、取り外し可能な構造とし、温度変化、振動などに対 応できるよう考慮する。 エ 主 回 路 を 構 成 す る 機 器 に は 、機 器 の 開 閉 装 置 、 状 態 表 示 装 置 、 ガ ス 管 理 装 置 等 を 設ける。なお、これらを操作箱に収納する場合は、扉が閉状態でも内部が目視で きる構造とする。 E1 - 1/4 H16.4.1 オ キ ュ ー ビ ク ル 形 又 は メ タ ル ク ラ ッ ド 形 の 場 合 は 、回 路 を 収 納 し た 金 属 容 器 を 単 位閉鎖垂直自立盤へユニットごとに収納する。 また配電盤・スイッチギヤの仕様は、東京都下水道局「設備工事標準仕様書」 第2章第5節配電盤を準用する。 カ 本装置に人体が触れる恐れのある部分は、充分に安全を期した構造とする。 キ 本装置は、ブッシング等を設置することにより、外部から現地耐圧試験が可能 な構造とする。 ク ガス区分は、点検・事故時等の停止範囲を考慮し、ガス管理が行えるように、 適正な範囲でガス管理区分を構成する。 また各ガス管理区分ごとに、ガス管理に必要な次の装置を設ける。 (ア) ガ ス 圧 力 ス イ ッ チ ケ 一 式 (イ) ガ ス 補 給 口 〃 (ウ) ガ ス 圧 力 計 〃 (エ) 止 め 弁 〃 (オ) 水 分 及 び 不 純 物 吸 着 剤 〃 ガス系統の露出部分は、安全で容易に目視できる場所に配管し、接続部は、原 則としてフランジ継手とする。 コ 遮断器は、原則として母線から独立したガス区分として、ガス管理に必要な装 置を設け、動作鎖錠接点を付加する。 サ ガ ス 補 給 口 に は 止 め 弁 を 設 け 、必 要 に 応 じ 充 電 中 で も 不 活 性 ガ ス ボ ン ベ を 接 続 し、減圧弁を介してガス補給が行えるものとする。 (3) 主 回 路 機 器 ア 遮断器 (ア) 定 格 電 圧 24kV、72kV又 は 168kV (イ) 相 数 三相 (ウ) 定 格 周 波 数 50H z (エ) 遮 断 器 の 種 類 GCB又はVCB (オ) 絶 縁 階 級 24kV: 20号 A 又 は 20号 B 72kV: 60号 168kV: 140号 (カ) 準 拠 規 格 JEC−2300 (キ) 定 格 遮 断 時 間 5サイクル以下 (ク) 操 作 方 式 電動ばね式、空気式、油圧式、電磁式 E1 - 2/4 H16.4.1 (ケ) 標 準 動 作 責 務 O− (1 分 )− CO− (3 分 )− CO (コ) 付 属 品 開閉表示器、開閉度数計等 (サ) 注 意 事 項 断 路 器 の 操 作 中 は 操 作 で き な い よ う に 、イ ン タ ー ロ ッ ク を 設ける。 イ 断路器 (ア) 定 格 電 圧 24kV、72kV又 は 168kV (イ) 相 数 三相 (ウ) 定 格 周 波 数 50Hz (エ) 断 路 器 の 種 類 3極単投 (オ) 絶 縁 階 級 24kV: 20号 A 又 は 20号 B 72kV: 60号 168kV: 140号 (カ) 準 拠 規 格 JEC−2310 (キ) 操 作 方 式 空気式、電動式、手動式 (ク) 注 意 事 項 a 主 回 路 用 は 、関 連 す る 遮 断 器 及 び 接 地 用 断 路 器 が 完 全 に 開 状 態 の と き の み 操作できるように、インターロックを設ける。 b 接地用断路器は、関連する遮断器・断路器が完全に開状態のときのみ操作 できるように、インターロックを設ける。 c 主 回 路 用 及 び 受 電 点 接 地 用 は 直 流 電 動 操 作 と し 、手 動 に よ る 機 械 的 操 作 も 行えるものとする。 d 接地用断路器操作機構は、原則として手動による機械的操作とする。 e 接 地 用 断 路 器 は 、外 部 か ら 容 易 に 絶 縁 抵 抗 試 験 が で き る よ う に 端 子 を 設 け る。 ウ 計器用変成器 準拠規格 エ 避雷器 準拠規格 2 JEC−1201、JIS C 1731 JEC−217、JEC−203 検査体制 当局「材料検査手続及び方法一覧」(東京都下水道局)による検査が行える設備、 能力、体制を有している。 E1 - 3/4 H16.4.1 3 実績 (1) 定 格 電 圧 24kV級 以 上 の も の と し 、 1 箇 所 は 72kV級 以 上 と す る 。 (2) 下 水 道 プ ラ ン ト 以 外 に 、 実 績 と し て 認 め る 施 設 上水道プラント(浄水場・給水所等) 自治体等の清掃工場(ゴミ処理プラント用設備) 電力会社の電力設備 (3) そ の 他 他の項目については募集要項のとおり。 E1 - 4/4 H16.4.1 E−2 特別高圧変圧器仕様書 東京都下水道局 1 形式 屋内用・屋外用窒素密封形油入自冷式、ガス入式及び乾式 2 定格 連続 3 相数 三相 4 定格周波数 50Hz 5 試験電圧値 短時間交流耐電圧 22kV: 50kV 雷インパルス 耐 電 圧 150kV又 は 125kV 66kV: 140kV 350kV 154kV: 325kV 750kV 6 準拠規格 JEC−2200 7 タップ電圧 F161-R154-F146-F140kV/6.6又 は 3.3 kV F69-R66-R63-F60kV/6.6又 は 3.3 kV F23-R22-R21-F20kV/6.6又 は 3.3 kV 8 タップ切換 無電圧タップ切換 9 騒音レベル JEM 1118に規定するレベル以下 10 注意事項 (1) 付 属 品 は 、 J E M 1 2 2 9 ( 油 入 変 圧 器 標 準 付 属 品 ) に よ る ほ か 、 警 報 接 点 付 温度計及び圧力計、内部故障検出装置、その他必要なものとする。油入自冷式以外 の変圧器も前記のうち必要なものを付属する。 (2) 絶 縁 油 に は 、 公 害 を 発 生 す る 恐 れ の あ る 安 定 剤 は 含 ま な い も の を 使 用 す る 。 (3) 変 圧 器 は 、 充 電 部 を 露 出 し な い 構 造 と す る 。 (4) タ ッ プ 切 換 装 置 は 、 変 圧 器 蓋 を 取 外 す こ と な く 容 易 に 切 替 が で き る も の と す る 。 11 検査体制 当局「材料検査手続及び方法一覧」(東京都下水道局)によ る検査が行える設備、能力、体制を有している。 12 実 績 (1) 下 水 道 プ ラ ン ト 以 外 に 、 実 績 と し て 認 め る 施 設 上水道プラント(浄水場・給水所等) 自治体等の清掃工場(ゴミ処理プラント用設備) 電力会社の電力設備 (2) そ の 他 他の項目については募集要項のとおり。 E2 – 1/1 H16.4.1 E−3 高圧配電盤仕様書 東京都下水道局 高圧配電盤はJEM1425 PW形に基づく高圧受電盤、配電用・負荷用高圧配電 盤及びJEM1425 CX形に基づく高圧変圧器盤、蓄電器盤およびJEM1225 に基づく負荷用配電盤とする。 1 配電盤仕様 (1)金属閉鎖形スイッチギア及びコントロールギア(JEM1425準拠) ア 主な仕様 (ア) 定 格 電 圧 7.2kV、 3.6kV (イ) 相 数 三相 (ウ) 定 格 周 波 数 50Hz (エ) 母 線 形 式 単一母線及び二重母線 (オ) 段 積 数 1段及び2段 (カ) 構 造 等 東京都下水道局「設備工事標準仕様書」 第2章第5節配電盤による。 (キ) 概 略 寸 法 巾 800× 奥 行 2,500×高 2,300 mm (ク) 主 回 路 機 器 イ (ケ) 装 備 器 具 一式(主母線、制御開閉器、計器、各種表示灯等) イ による。 主回路機器 (ア) 遮 断 器 ①定格電圧 7.2kV、 3.6kV ②相数 三相 ③定格周波数 50Hz ④絶縁階級 6号A、3号A ⑤遮断器の種類 VCB ⑥定格遮断時間 5サイクル以下 ⑦操作方式 電動ばね式、電磁式 ⑧標準動作責務 O −(1分 )−CO− (3 分)− C O ⑨準拠規格 JEC−2300 ⑩付属品 開閉表示器、開閉度数計等 E3 - 1/3 H16.4.1 (イ) 断 路 器 ①定格電圧 7.2kV、 3.6kV ②相数 三相 ③定格周波数 50Hz ④準拠規格 JEC−2310 ⑤断路器の種類 3極単投及び双投 ⑥操作方式 手動及び直流電動式 (ウ) 避 雷 器 準拠規格 JEC−203、JEC−217 (エ) 計 器 用 変 成 器 準拠規格 JEC−1201、JIS C 1731 (2)高圧コンビネーションスタータ(JEM1225準拠) ア 主な仕様 (ア) 定 格 絶 縁 電 圧 7.2kV、 3.6kV (イ) 定 格 使 用 電 圧 6.6kV、 3.3kV (ウ) 相 数 三相 (エ) 定 格 周 波 数 50Hz (オ) 段 積 数 1段、2段及び3段 (カ) 構 造 等 東京都下水道局「設備工事標準仕様書」 第2章第5節配電盤による。 (キ) 概 略 寸 法 巾 700× 奥 行 1,600× 高 2,300 mm (ク) 主 回 路 機 器 イ (ケ) 装 備 器 具 一式(主母線、制御開閉器、計器、各種表示灯他) イ による。 主回路機器 (ア) 高 圧 コ ン ビ ネ − シ ョ ン ス イ ッ チ ①定格使用電圧 6.6kV、 3.3kV ②相数 三相 ③定格周波数 50Hz ④絶縁階級 6.6kV: 6号 B 3.3kV: 3号 B ⑤高圧コンビネー ションスイッチ ⑥適用負荷 VMC、電力ヒュ−ズ コンデンサ負荷及び電動機負荷 E3 - 2/3 H16.4.1 (エ) 計 器 用 変 成 器 準拠規格 2 JEC−1201、JIS C 1731 検査体制 当局「材料検査手続及び方法一覧」(東京都下水道局)による検査が行える設備、 能力、体制を有している。 3 実 績 (1) 下 水 道 プ ラ ン ト 以 外 に 、 実 績 と し て 認 め る 施 設 上水道プラント(浄水場・給水所等) 自治体等の清掃工場(ゴミ処理プラント用設備) (2) そ の 他 他の項目については募集要項のとおり。 4 注意事項 (1) 申 請 に あ た っ て は 、 二 重 母 線 ( 切 換 断 路 器 付 き ) の 金 属 閉 鎖 形 ス イ ッ チ ギ ア 及 び コントロールギアと高圧コンビネーションスタータを製作する場合の構造図を添 付する。 (2) 遮断器・電 磁 接 触 器 を 自 社 生 産 し な い 場 合 は 、 故 障 時 等 の 緊 急 対 応 に つ い て 遮 断 器製作会社(もしくは遮断器のメンテナンス会社)とメンテナンス契約を締結して いるものとする。(契約書等の写しを添付) (3) 前 号 で 、 遮 断 器 製 作 会 社 の 専 門 研 修 を 終 了 し て い る 技 術 者 が い る 場 合 は 、 メ ン テ ナンス契約に代えて、その遮断器製作会社の製品を使用することが条件となる。 E3 - 3/3 H16.4.1 E−4 低圧配電盤仕様書 東京都下水道局 低圧配電盤は、下記の低圧動力盤及びコントロールセンタから構成される。 (低 圧 動 力 盤 ) 低圧動力盤は、JEM 1265 に基づくACB盤(FW形)及びMCCBにより構 成する大容量の低圧フィーダ(負荷)盤等で、下水道プラントに低圧電力を供給する主 幹の低圧配電盤である。 1 主な仕様 (1) 定 格 電 圧 AC 400V級 、 AC 200V級 、 AC 100V級 (2) 相 数 三相、単相 (3) 定 格 周 波 数 50Hz (4) 構 造 等 東京都下水道局「設備工事標準仕様書」 第2章第5節配電盤による。 2 (5) 主 回 路 機 器 2.による (6) 装 備 器 具 主母線、制御開閉器、計器、各種表示灯、盤内配線一式 主回路機器 (1) 気 中 遮 断 器 ( A C B ) ア 定格絶縁電圧 AC 600V イ 定格使用電圧 AC 220V、 AC 460V ウ 定格周波数 50Hz エ 準拠規格 JEC−160 オ 操作方式 電動バネ式 (2) 配 線 用 遮 断 器 ( M C C B ) ア 定格電圧 目的の負荷の定格電圧に適合したもの イ 相数 三相又は単相 ウ 定格周波数 50Hz エ 準拠規格 JIS C 8370 オ その他 トリップ接点等、補助回路を有するものとする。 また、操作機構を電動操作とすることが可能であり、保護 協調が必要となる場合は過電流継電器が取付けられるも のとする。 E4 - 1/3 H16.4.1 (コントロールセンタ) コントロールセンタは、JEM 1195 に基づいて製造される低 圧配電盤で、下 水道プラントに使用する電動機、弁等を駆動するものである。 1 主な仕様 (1) 定 格 電 圧 AC 400V級 、 AC 200V級 、 AC 100V級 (2) 相 数 三相、単相 (3) 定 格 周 波 数 50Hz (4) 段 積 数 標準7段 (5) 構 造 等 東京都下水道局「設備工事標準仕様書」 第2章第5節配電盤による。盤は防塵構造とする。 2 (6) 主 回 路 機 器 2 .に よ る 。 (7) 装 備 器 具 主母線、制御開閉器、計器、各種表示灯、盤内配線一式 主回路機器 (1) 配 線 用 遮 断 器 ( M C C B ) ア 定格電圧 目的の負荷の定格電圧に適合したもの。 イ 相数 三相、単相 ウ 定格周波数 50Hz エ 準拠規格 JIS C 8370 オ その他 トリップ接点等、補助回路を有するものとする。 ま た 、引 込 み 用 に つ い て は 操 作 機 構 を 電 動 操 作 と す る 場 合 があるので対応可能なものとする。 (2) 気 中 電 磁 開 閉 器 ア 定格電圧 目的の負荷の定格電圧に適合したもの。 イ 相数 三相、単相 ウ 定格周波数 50Hz エ 準拠規格 J I S C 8201−4−1 (3) そ の 他 ア 電動機を回転数制御するために、VVVFユニットを構成できるものとする。 イ 大容量電動機の始動にあたり、Y−△ユニット及びリアクトル始動ユニット を構成できるものとする。 E4 - 2/3 H16.4.1 3 検査体制 当局「材料検査手続及び方法一覧」(東京都下水道局)による検査が行える設備、 能力、体制を有している。 4 実 績 (1) 下 水 道 プ ラ ン ト 以 外 に 、 実 績 と し て 認 め る 施 設 上水道プラント(浄水場・給水所等) 自治体等の清掃工場(ゴミ処理プラント用設備) (2) そ の 他 他の項目については募集要項のとおり。 E4 - 3/3 H16.4.1 E−5 低圧動力制御盤仕様書 東京都下水道局 低圧動力制御盤は、JEM 1265 の低圧配電盤で、下水道プラントに使用する電 動機、弁等を駆動するために、配線用遮断器、電磁開閉器、補助リレー、タイマ、シー ケンサ等で構成される動力・制御回路を収納するものである。 また、必要に応じて盤表面に、各種指示計、集合表示灯、操作スイッチ等を設ける。 1 主な仕様 (1) 定 格 ア 定格電圧 AC 400V級 、 AC 200V級 、 AC 100V級 イ 相数 三相、単相 ウ 定格周波数 50Hz (2) 盤 は 、 閉 鎖 垂 直 自 立 型 と す る 。 な お 、 配 電 盤 の 構 造 、 収 納 器 具 の 取 付 け 等 は 、 東 京都下水道局「設備工事標準仕様書」第2章第5節配電盤による (3) 盤 は 、 防 塵 構 造 と す る 。 (4) 配 電 盤 の 製 作 に あ た っ て は 、 機 器 配 置 ・ 信 号 レ ベ ル の 選 定 ・ シ ー ル ド の 設 置 等 を 考慮し、有効なノイズ対策を施し、誤動作を防止する。 (5) 回 路 構 成 に よ り 複 数 面 数 に な る 場 合 、 各 制 御 盤 は 、 グ ル ー プ ご と に 独 立 し た イ ン ターフェースとし、1箇所の障害が全体に影響しないものとする。 (6) 使 用 部 品 は 、 信 頼 性 の 高 い も の を 使 用 し 、 設 計 ・ 製 作 前 に 設 置 環 境 を 十 分 に 調 査 し、設置環境により機器が影響を受けないように対策を講じる。 (7) 屋 外 盤 は 、 日 射 等 に よ る 温 度 上 昇 ( 周 囲 温 度 4 0 ℃ 、 直 射 日 光 あ り ) に お い て も 動作に支障をきたさないものとする。 (8) や む を え ず 温 度 上 昇 対 策 と し て 、 換 気 フ ァ ン 、 が ら り 等 を 設 け た 場 合 は 、 騒 音 規 制法に触れる騒音を発生しないものとする。 (9) 主 回 路 機 器 (10) 装 備 器 具 2 による 主母線、制御開閉器、計器、各種表示灯、盤内配線一式 E5 - 1/3 H16.4.1 2 主回路機器 (1) 配 線 用 遮 断 器 ( M C C B ) ア 定格電圧 目的の負荷の定格電圧に適合したもの イ 相数 三相、単相 ウ 定格周波数 50Hz エ 準拠規格 JIS C 8370 オ その他 トリップ接点等、補助回路を有する ま た 、引 込 み 用 に つ い て は 操 作 機 構 が 電 動 操 作 に 対 応 可 能 であるもの。 (2) 気 中 電 磁 開 閉 器 ア 定格電圧 目的の負荷の定格電圧に適合したもの イ 相数 三相、単相 ウ 定格周波数 50Hz エ 準拠規格 J I S C 8201−4−1 (3) シ ー ケ ン サ ア シーケンサの仕様 (ア) 入 出 力 点 数 D I / O , A I / O , P I の 合 計 が 50点 以 上 (イ) 諸 機 能 瞬時停電保持機能、復電時自動起動機能 (ウ) 電 源 AC100V (エ) そ の 他 イ プログラムの作成、変更、修正は、容易に行えるものとする。 ウ 二 重 化 し た 場 合 は 、電源・主制御装置・入出力装置等は、片 側 故 障 ・ 異 状 時 に 、 制 御 対 象 機 器 を 停 止 す る こ と な く 、自 動 的 に 正 常 側 に 切 替 わ り 運 転 を 継 続 す る も のとする。 エ プロセスコントローラ、他のシーケンサ等とデータ伝送が行える。 オ データ伝送は、光ファイバーケーブル、シールドツイストケーブル、又は同軸 ケーブル等とする 3 検査体制 当局「材料検査手続及び方法一覧」(東京都下水道局)による検査が行える設備、 能力、体制を有している。 E5 - 2/3 H16.4.1 4 実 績 (1) 2 か 所 目 以 降 で 、 下 水 道 プ ラ ン ト 以 外 に 、 実 績 と し て 認 め る 施 設 上水道プラント(浄水場・給水所等) 自治体等の清掃工場(ゴミ処理プラント用設備) (2) そ の 他 ア 腐 食 性 ガ ス 対 策 及 び 電 子 機 器 収 納 の 場 合 の 盤 内 温 度 上 昇 防 止 対 策 に つ い て 、納 入実績資料(図面・構造図等)を添付する。 イ シ ー ケ ン サ を 使 用 す る 場 合 の 実 績 は 、本 仕 様 の 5 0 % 以 上 の 入 出 力 点 数 の も の とする。 ウ 他の項目については募集要項のとおり。 E5 - 3/3 H16.4.1 E−6 制御盤仕様書 東京都下水道局 制御盤は、下記の制 御 盤 及びシーケンス制御装置盤か ら 構 成 さ れ る 。 1 主な仕様 (制御盤) 制御盤は、下水道プラントを制御するために、単独・連動回路、自動制御回路等を構 築する盤、コンピュータ・プロセスコントローラ等との信号の受渡しを行うインターフ ェース用の盤、接点増幅を行う盤等で、リレー・タイマ・シーケンサ等で構成される盤 である。 (1) 盤 は 、 閉 鎖 垂 直 自 立 形 と す る 。 な お 、 配 電 盤 の 構 造 、 収 納 器 具 の 取 付 け 等 は 、 東 京都下水道局「設備工事標準仕様書」第2章第5節配電盤による。 (2) 盤 は 、 防 塵 構 造 と す る 。 (3) 盤 は 、 下 水 道 環 境 に 対 応 し た 腐 食 性 ガ ス 対 策 を 講 じ た も の と す る 。 また、シーケンサ等電子機器を収納するものは、盤内の温度上昇防止対策を講ず る。 (4) 配 電 盤 の 製 作 に あ た っ て は 、 機 器 配 置 ・ 信 号 レ ベ ル の 選 定 ・ シ ー ル ド の 設 置 等 を 考慮し、有効なノイズ対策を施し、誤動作を防止する。 (5) 回 路 構 成 に よ り 複 数 面 数 に な る 場 合 、 各 制 御 盤 は 、 グ ル ー プ ご と に 独 立 し た イ ン ターフェースとし、1箇所の障害が全体に影響しないものとする。 (6) 部 品 は 、 信 頼 性 の 高 い も の を 使 用 し 、 設 計 ・ 製 作 前 に 設 置 環 境 を 十 分 に 調 査 し 、 設置環境により機器が影響を受けないように対策を講じる。 (7) シ ー ケ ン サ ア 主な仕様 (ア) 入 出 力 点 数 D I / O , A I / O , P I の 合 計 が 50点 以 上 (イ) 諸 機 能 瞬時停電保持機能、復電時自動起動機能 (ウ) 電 源 AC100V イ プログラムの作成、変更、修正は、容易に行えるものとする。 ウ 二重化した場合は、電源・主制御装置等は、片側故障・異状時に、制御対象機 器を停止することなく、自動的に正常側に切替わり運転を継続する。 エ プロセスコントローラ、他のシーケンサ等とデータ伝送が行えるものとする。 オ データ伝送は、光ファイバーケーブル、シールドツイストケーブル、又は同軸 ケーブルとする E6 - 1/3 H16.4.1 (8) 装 備 器 具 補助継電器、タイマ、シーケンサ、表示灯、盤内配線等 (シーケンス制御装置盤) シーケンス制御装置盤は、プ ラ ン ト を 制 御 す る D D C 機 能 を 有 し な い 制 御 装 置 及 び 電 源 ユニット、入出力ユニット等を組合せた配電盤で、下水道プラントのローカルの電気室 等に設置し、プロセスコントローラと接続できる装置である。 (1) プ ロ グ ラ ム の 作 成 、 変 更 、 修 正 は 、 容 易 に 行 え る も の と す る 。 (2) グ ル ー プ ご と に 独 立 し た イ ン タ ー フ ェ ー ス と し 、1 箇 所 の 障 害 が 全 体 に 影 響 し な いものとする。 (3) 本 装 置 は 、 ノ イ ズ 対 策 を 十 分 考 慮 す る 。 (4) 使 用 部 品 は 信 頼 性 の 高 い も の を 使 用 し 、設 計 ・ 製 作 前 に 設 置 環 境 を 十 分 に 調 査 し 、 設置環境により機器が影響を受けないように対策を講じる。 (5) 二 重 化 し た 場 合 は 、 電 源 ・ 主 制 御 装 置 等 は 、 片 側 故 障 ・ 異 状 時 に 、 制 御 対 象 機 器 を停止することなく、自動的に正常側に切り替わり、プラントの運転を継続するも のとする。 (6) プ ロ セ ス コ ン ト ロ ー ラ と ネ ッ ト ワ ー ク で 接 続 で き る も の と す る 。 (7) シ ー ケ ン ス 制 御 装 置 の 仕 様 は 、 次 の と お り で あ る 。 ア 入出力点数 DI/O 600点 以 上 、 AI/O 20点 以 上 、 P I 5点 以 上 イ 諸機能 瞬時停電保持機能、復電時自動起動機能 ウ 電源 AC100V (8) 手 元 操 作 盤 ・ 高 圧 配 電 盤 ・ コ ン ト ロ ー ル セ ン タ 等 に 設 置 し た I / O 装 置 と 接 続 し 、 各 種 接 点 及 び ア ナ ロ グ 計 測 値 等 を 、シ ー ケ ン サ ま で デ ー タ の 伝 送 が 行 え る も の と す る。 (9) デ ー タ 伝 送 は 、 光 フ ァ イ バ ー ケ ー ブ ル ・ シ ー ル ド ツ イ ス ト ケ ー ブ ル 、 ま た は 同 軸 ケーブルとする。 (10)盤 の 仕 様 は 、東 京 都 下 水 道 局「 設 備 工 事 標 準 仕 様 書 」第 2 章 第 5 節 配 電 盤 に よ る 。 2 検査体制 当局「材料検査手続及び方法一覧」(東京都下水道局)による検査が行える設備、 能力、体制を有している。 E6 - 2/3 H16.4.1 3 注意事項 本機器の申請にあたっては、実績の納入先が分かるシステム構成図、システム仕 様書等、募集仕様を満足することが分かる資料を添付する。 4 必要な実績 (1) シ ー ケ ン ス 制 御 装 置 盤 の 実 績 は 1 箇 所 以 上 必 要 と す る 。 (2) 2 か 所 目 以 降 で 、 下 水 道 プ ラ ン ト 以 外 に 、 実 績 と し て 認 め る 施 設 上水道プラント(浄水場・給水所等) 自治体等の清掃工場(ゴミ処理プラント用設備) (3) そ の 他 ア 他の項目については募集要項のとおり。 イ 腐 食 性 ガ ス 対 策 及 び 電 子 機 器 収 納 の 場 合 の 盤 内 温 度 上 昇 防 止 対 策 に つ い て 、納 入実績資料(図面・構造図等)を添付する(制御盤)。 ウ シ ー ケ ン サ を 使 用 す る 場 合 の 実 績 は 、本 仕 様 の 5 0 % 以 上 の 入 出 力 点 数 の も の とする。 エ 他の項目については募集要項のとおり。 E6 - 3/3 H16.4.1 E−7 集合操作盤仕様書 東京都下水道局 集 合 操 作 盤 は 、下 水 処 理 プ ラ ン ト に お い て 現 場 あ る い は ロ ー カ ル 電 気 室 等 で 個 々 の プ ラント設備を運転操作するための配電盤で、各種保護継電器・集合表示灯、操作スイッ チ、モザイクパネルによる模擬母線・シンボル等で構成するものである。 1 主な仕様 (1) 盤 は 、 閉 鎖 垂 直 自 立 形 と す る 。 な お 、 配 電 盤 の 構 造 、 収 納 器 具 の 取 付 け 等 は 、 東 京都下水道局「設備工事標準仕様書」第2章第5節配電盤による (2) 沈 砂 池 等 、 悪 環 境 に 設 置 さ れ る も の に 対 し て は 、 腐 食 性 ガ ス ・ 高 湿 度 対 策 が で き るものとする。 (3) 盤 は 、 防 塵 構 造 と す る 。 (4) 計 器 ・ 表 示 灯 ・ ス イ ッ チ 等 の 配 置 は 、 原 則 と し て 発 注 時 の 特 記 仕 様 書 ・ 設 計 図 面 に表すが、視認性・操作性を考慮した配置とする。 (5) 各 種 表 示 灯 は 、 L E D を 使 用 す る 。 (6) 操 作 ス イ ッ チ は 、 特 に 指 示 の な い 場 合 は 小 形 照 光 式 で 、 長 期 間 の 使 用 に 耐 え る 電 気的・機械的強度を有するものを使用する。 (7) 盤 表 面 に は 、 モ ザ イ ク 式 の プ ラ ン ト フ ロ ー 図 を 設 け ら れ る も の と す る 。 (8) 各 機 器 の 操 作 は 、 原 則 と し て 2 挙 動 と す る 。 た だ し 、 非 常 停 止 等 、 特 に 指 定 す る ものは1挙動とする。 (9) 警 報 装 置 を 装 備 す る も の は 、 操 作 モ ー ド 切 換 ス イ ッ チ ( COS) が 「 手 元 」 の 時 の み鳴動するものとする。 (10) 操 作 電 源 等 は 、電 源 種 別 が 明 確 に 判 明 で き る よ う に 、適 切 な 配 置 を 行 う と と も に 、 電源名称・用途の銘板を設ける。 2 検査体制 当局「材料検査手続及び方法一覧」(東京都下水道局)による検査が行える設備、 能力、体制を有している。 E7 - 1/2 H16.4.1 3 実 績 (1) 2 か 所 目 以 降 で 下 水 道 プ ラ ン ト 以 外 に 、 本 機 器 の 実 績 と し て 認 め る 施 設 上水道プラント(浄水場・給水所等) 自治体等の清掃工場(ゴミ処理プラント用設備) (2) そ の 他 他の項目については募集要項のとおり。 E7 - 2/2 H16.4.1 E−8 手元操作盤仕様書 東京都下水道局 手元操作盤は、下水処理プラントにおいて、機側で個々の機器を単独で運転操作する ための配電盤で、指示計、操作スイッチ、各種表示灯等で構成するものである。 1 主な仕様 (1) 盤 は 、 閉 鎖 垂 直 自 立 形 、 ス タ ン ド 形 及 び 壁 掛 形 と す る 。 なお、配電盤の構造、収納器具の取付け等は、東京都下水道局「設備工事標準仕 様書」第2章第5節配電盤による。 (2) 計 器 ・ 表 示 灯 ・ ス イ ッ チ 等 の 配 置 は 、 原 則 と し て 発 注 時 の 特 記 仕 様 書 ・ 設 計 図 面 に表すが、視認性・操作性を考慮した配置とする。 (3) 沈 砂 池 ・ 汚 泥 処 理 施 設 等 、 悪 環 境 に 設 置 さ れ る も の は 、 腐 食 性 ガ ス ・ 高 湿 度 対 策 を施す。 (4) 盤 は 、 防 塵 構 造 と す る 。 (5) 操 作 ス イ ッ チ は 、 特 に 指 示 の な い 場 合 は 小 形 照 光 式 で 、 長 期 間 の 使 用 に 耐 え る 電 気的・機械的強度を有するものを使用する。 (6) 各 種 表 示 灯 は 、 L E D を 使 用 す る 。 (7) 屋 外 盤 は 、 直 射 日 光 に よ る 温 度 上 昇 ( 周 囲 温 度 4 0 ℃ 、 直 射 日 光 あ り ) に お い て も動作に支障をきたさないものとする。 (8) 盤 内 に I / O 装 置 を 収 納 す る 場 合 は 、 腐 食 性 ガ ス ・ 温 度 上 昇 対 策 を 講 じ る 。 2 検査体制 当局「材料検査手続及び方法一覧」(東京都下水道局)による検査が行える設備、 能力、体制を有している。 E8 - 1/2 H16.4.1 3 実 績 (1) 下 水 道 プ ラ ン ト 以 外 に 、 実 績 と し て 認 め る 施 設 上水道プラント(浄水場・給水所等) 自治体等の清掃工場(ゴミ処理プラント用設備) (2) そ の 他 他の項目については募集要項のとおり。 E8 - 2/2 H16.4.1 E−9 直流電源装置 無停電電源装置仕様書 東京都下水道局 直流電源装置 無停電電源装置は、下水道プラントで使用する監視制御設備、配電盤 設備、阻水扉設備、発電機等、商用電源の擾乱を嫌う制御電源、動力電源等として用い るもので、直流電源装置と無停電電源装置に区分される。 1 直流電源装置 直 流 電 源 装 置 は 、整 流 器 及 び 蓄 電 池 等 で 構 成 さ れ 、 配 電 盤 等 の 直 流 制 御 回路、阻 水扉の直流電動機等に安定した直流電力を供給するものである。 (1)整流器 ア 主な仕様 (ア) 定 格 入 力 電 圧 三 相 AC210V又 は AC420V (イ) 定 格 出 力 電 圧 制御弁式鉛蓄電池( MSE形 )54 セ ル 又 は 108セ ル を 直列接続したものに充電可能な電圧 ( 参 考 : 浮 動 充 電 電 圧 1 セ ル 当 り 2.23V) (ウ) 整 流 方 式 サイリスタまたはトランジスタ等による 多相(三相以上)全波整流式 (エ) 高 調 波 対 策 イ 可能なもの 構造等 (ア) 整 流 器 は 、 閉 鎖 自 立 形 の 専 用 盤 に 収 納 す る 。 (イ) 専 用 盤 に 関 す る 注 意 事 項 は 、 東 京 都 下 水 道 局 「 設 備 工 事 標 準 仕 様 書 」 第 2章第5節配電盤による。 (ウ) 整 流 器 に は 、 垂 下 特 性 を 有 す る 自 動 定 電 圧 装 置 を 設 け る 。 (エ) 蓄 電 池 の 温 度 上 昇 を 検 知 し た 場 合 、 出 力 電 圧 を 自 動 調 整 で き る 。 (オ) 指 定 さ れ た 回 路 に は 、負 荷 電 圧 補 償 装 置( シ リ コ ン ド ロ ッ パ )を 設 け る 。 (カ) 盤 面 に 、 直 流 電 源 装 置 を 総 合 的 に 監 視 す る 監 視 装 置 を 設 け る 場 合 、 監視装置の主な機能は次による。 系統表示、計測表示、警報表示、運転・操作ガイダンス 警報の外部出力等 (キ) 直 流 電 源 装 置 の 運 転 故 障 状 態 ・ 電 圧 電 流 等 の 計 装 信 号 は 、 個 別 に 中 央 監 視室に伝送できるように端子台まで配線する。 E9 - 1/3 H16.4.1 (ク) 消 防 用 負 荷 が あ る 場 合 は 、 蓄 電 池 設 備 認 定 委 員 会 、 非 常 用 電 源 合 格 証 付 き と す る 。 ま た 、 消 防 用 負 荷 が な い 場 合 で 4800Ahセ ル 以 上 の 場 合は、条 例キュービクル合格証付とする。 (ケ) C P U 故 障 、 電 源 断 等 、 監 視 装 置 本 体 の 故 障 を 出 力 す る 接 点 を 有 す る 。 (2)蓄電池 ア 主な仕様 (ア) 形 式 (イ)準 拠 規 格 制御弁式鉛蓄電池(MSE形):長寿命形含む JIS C 8702-2 (ウ) セ ル 数 54セ ル ま た は 108セ ル (エ) 定 格 電 圧 2.23V/セ ル (オ) 定 格 容 量 100∼ 1,000Ah( 10時 間 率 ) イ 構造等 (ア) 蓄 電 池 は 、 必 要 セ ル 数 ( 54又 は 108セ ル ) を 組 合 せ 、 専 用 盤 に 収 納 す る も のとする。 (イ) 蓄 電 池 に は 、 54セ ル 当 り 4 か 所 の 温 度 検 出 装 置 を 設 け る 。 (ウ)専 用 盤 内 は 、 耐 酸 性 塗 装 を 行 い 、 各 部 品 も 耐 酸 性 の 高 い 材 質 を 用 い る 。 (エ)蓄 電 池 に は 端 子 電 圧 測 定 端 子 台 を 設 け る 。 ま た 、 蓄 電 池 は 容 易 に 端 子 電 圧 測定等の点検が可能なように配置する。 (オ) 蓄 電 池 の 取 付 け に あ た っ て は 、 耐 震 性 を 考 慮 す る 。 2 無停電電源装置 無停電電源装置は、整流器、蓄電池、インバータ等で構成され、配電盤等の交流 制御回路等に安定した交流電力を供給するものである。 (1)整流器 ア イ 主な仕様、構 造 等 は 1 、 ( 1 ) に よ る 。 盤面には、無停電電源装置を総合的に監視する監視装置を設ける。 (2)蓄電池 主な仕様、構 造 等 は 1 、 ( 2 ) に よ る 。 (3)インバータ ア 主な仕様 (ア) 定 格 入 力 電 圧 組合せる整流器の出力電圧 (イ) 定 格 出 力 電 圧 単 相 AC100V (ウ) 定 格 周 波 数 50Hz E9 - 2/3 H16.4.1 イ 構造等 (ア) イ ン バ ー タ は 、 閉 鎖 自 立 形 の 専 用 盤 に 収 納 す る 。 (イ) 専 用 盤 に 関 す る 注 意 事 項 は 、 東 京 都 下 水 道 局 「 設 備 工 事 標 準 仕 様 書 」 第 2章第5節配電盤による。 (ウ) 計 算 機 等 の 非 線 形 負 荷 に 対 応 で き る も の 。 (エ) イ ン バ ー タ に は 、負 荷 の 同 時 起 動 に よ る 瞬 時 過 電 流 を 防 止 す る 機 能 を 設 ける。 (オ) イ ン バ ー タ の 運 転 故 障 状 態 ・ 電 圧 電 流 等 の 計 装 信 号 は 、 個 別 に 中 央 監 視 室に伝送できるように端子台まで配線しておく。 (カ) 専 用 盤 内 に は 無 瞬 断 切 替 装 置 を 設 け る 。イ ン バ ー タ は 常 時 イ ン バ ー タ 給 電方式とし、次の状態のとき切替動作を行う。 a インバータ電源停電検出にて、インバータ電源から商用電源に、自動 切替。 b インバータ電源復帰確認後、商用電源からインバータ電源に、手動切 替。 c 3 手動による相互切替。 検査体制 当局「材料検査手続及び方法一覧」(東京都下水道局)による検査が行える設備、 能力、体制を有している。 4 実 績 (1)容量 ア 整流器 直流出力電流 250A以 上 イ 蓄電池 定格容量 500Ah以 上 ウ インバータ 定格出力 15kVA以 上 (2)下水道プラント以外に、実績として認める施設 ア 上水道プラント(浄水場・給水所等) イ 自治体等の清掃工場(ゴミ処理プラント用設備) (3)その他 他の項目については募集要項のとおり。 E9 - 3/3 H16.4.1 E−10 監視制御設備仕様書 東京都下水道局 監視制御設備は、プロセス制御LAN及び光多重伝送装置により、ローカル電気室及 び遠隔地(被遠隔制御施設)に設置したプロセスコントローラと接続し、コンピュータ を 主 体 と し て 大 規 模 な 下 水 道 プ ラ ン ト の 監 視 制 御 を 行 う シ ス テ ム で 、C R T 監 視 制 御 装 置又はミニグラ監視制御装置、情報管理装置、周辺装置、データ伝送装置、プロセスコ ントローラ盤等で構成する設備である。 1 主な構成機器は、次のとおりである。 (1) C R T 監 視 制 御 装 置 又 は ミ ニ グ ラ 監 視 制 御 装 置 (2) 情 報 管 理 装 置 (3) 周 辺 装 置 (4) デ ー タ 伝 送 装 置 (5) プ ロ セ ス コ ン ト ロ ー ラ 盤 2 CRT監視制御装置 (1) C R T 監 視 制 御 装 置 は 、 C R T 操 作 卓 、 C R T 監 視 制 御 コ ン ト ロ ー ラ で 構 成 し 、 CRTヒューマンマシンに関する演算処理を行うものである。 (2) C R T 監 視 制 御 装 置 の 応 答 時 間 ア 操 作 応 答 時 間 は 、 3 秒 程 度 (情 報 量 の 多 い 最 悪 時 )と す る 。 イ 表 示 応 答 時 間 は 、 1 秒 程 度 (情 報 量 の 多 い 最 悪 時 )で 画 面 表 示 を 開 始 す る 。 ウ C R T 監 視 制 御 装 置 の 定 周 期 処 理 時 間 や 演 算 時 間 が 、機 器 操 作 応 答 時 間 を 満 足 しない処理が発生する場合は、CRT操作卓にメッセージを表示し、受付けた旨 のガイダンス表示を行う。 (3) C R T 監 視 制 御 装 置 の 機 能 は 、 お お む ね 次 の と お り で あ る 。 ア CRT画面は、マルチウィンドウにより各機能を構築する。 イ 主なシンボルの形状・表示色及び各種ラインの表示色は、当局指定とする。 ウ 機器のシンボルは、運転時は赤色、停止時は緑色とする。 エ 文 字 は 、 原 則 と し て 24×24ド ッ ト 、 A N K は 、 24×12ド ッ ト と す る 。 た だ し 、 計 測 値 は 、 16×8ド ッ ト で も 構 わ な い 。 E10 - 1/8 H16.4.1 オ プラント機器の運転監視操作、状態・故障表示等の詳細監視画面の機能は、お おむね次のとおり。 (ア) 挙 動 方 式 は 、 原 則 と し て 2 挙 動 と す る 。 ( 阻 水 扉 開 度 設 定 制 御 は 、 3 挙 動 と する。) (イ) C R T 画 面 上 で 、 操 作 可 能 な 機 器 か 、 操 作 不 可 能 な 機 器 か が 判 明 で き る 。 (ウ) 機 器 操 作 及 び C R T 画 面 の 展 開 は 、 当 局 指 定 の 方 式 と す る 。 (エ) 機 器 の シ ン ボ ル は 、 操 作 モ ー ド が 判 明 で き る 。 詳細については、当局指定の方式とする。 カ 各種プロセス値の表示、上下限等の警報出力機能を有する。 キ 各種設定値の変更が容易に行えること。また主ポンプ等の主要機器は、自動制 御の設定専用画面を有する。 ク リアルタイムトレンド表示。 (ア) リ ア ル タ イ ム ト レ ン ド グ ラ フ の 本 数 は 、 原 則 と し て 6 点 / 枚 と し 、 計 測 機 器 毎 に サ ン プ リ ン グ 周 期 を 、 10秒 、 30秒 、 1 分 、 5 分 に 設 定 で き る 。 (イ) 表 示 は 、 現 在 時 刻 よ り さ か の ぼ っ て 表 示 す る 。 (ウ) 数 値 色 は ト レ ン ド 色 と す る 。 (エ) ト レ ン ド グ ラ フ 表 示 エ リ ア ( 時 間 ) は 、 で き る だ け 広 く 確 保 す る 。 (オ) 目 盛 は 、 複 数 表 示 で き る 。 (カ) ト レ ン ド の 計 測 点 名 称 は 、 1 6 文 字 以 内 と す る 。 (キ) 次 の 機 能 を 有 す る 。 ① 表示、時間幅の変更 ② 表示スパンの変更 ③ かさ上げ、下げの指定 ④ 指定時刻のトレンド値の読み ⑤ トレンドのスクロール ⑥ トレンドの一部消去 (ク) ト レ ン ド 画 面 は 、 キ ー ボ ー ド ( フ ァ ン ク シ ョ ン キ ー ) に 登 録 し て お く こ と に より、ダイレクトに画面表示できる。 ケ 機器のモード一覧表示が行える。 コ 計算機システム、コントローラ等の構成機器の運転・故障状態を監視できる表 示画面を有する。 サ アラーム表示画面 (ア) ア ラ ー ム 表 示 画 面 ( 専 用 ) は 、 次 の も の を 表 示 で き る 。 ① 機器の異常、故障内容 ② 数値データの上・下限値逸脱 E10 - 2/8 H16.4.1 (イ) 表 示 方 法 ・ 内 容 等 に つ い て は 、 当 局 指 定 と す る 。 (ウ) 表 示 文 字 は 24×24ド ッ ト と し 、 A N K は 24×12ド ッ ト と す る 。 (エ) ア ラ ー ム 一 覧 は 、 1 画 面 1 5 点 程 度 と す る 。 シ メッセージ表示画面 (ア) メ ッ セ ー ジ 表 示 画 面 ( 専 用 ) は 、 次 の も の を 表 示 で き る 。 (イ) ① 機 器 の 運 転 ・ 停 止 ② 設定値変更 (ウ) 表 示 方 法 ・ 内 容 等 に つ い て は 、 当 局 指 定 と す る 。 (エ) 表 示 文 字 は 24×24ド ッ ト と し 、 A N K は 24×12ド ッ ト と す る 。 (オ) メ ッ セ ー ジ 一 覧 は 、 1 画 面 1 5 点 程 度 と す る 。 (4) C R T 監 視 制 御 装 置 は 、 ブ ラ イ ン ド 監 視 を 原 則 と し 、 故 障 及 び 警 報 等 の イ ベ ン ト が発生した場合に、関連する画面の自動表示を行う。 (5) C R T 操 作 卓 の 仕 様 は 、 お お む ね 次 の と お り 。 ア 画面寸法 20イ ン チ 程 度 、 カ ラ ー イ 入力手段 タッチパネル、マウス ウ キーボード 運転監視用キーボード、ファンクションキー (6) C R T 監 視 制 御 コ ン ト ロ ー ラ の 仕 様 は 、 お お む ね 次 の と お り 。 ア 入出力点数 DI 10,000点 、 D O AI 1,500点 、 P I 2,500点 250点 イ 諸機能 停電時保持機能、RAS機能、復電時自動起動機能 ウ 電源 AC100V エ 補助記憶装置 有 オ プログラムの作成、変更、修正は、容易に行えるものとする。 カ 本装置は、ノイズ対策を十分考慮する。 キ 使用部品は信頼性の高いものを使用し、設計・製作前に設置環境を十分に調査 し、設置環境により機器が影響を受けないように対策を講じる。 3 ミニグラ監視制御装置 (1) ミ ニ グ ラ 監 視 制 御 装 置 は 、ミ ニ グ ラ 監 視 制 御 操 作 卓 と ミ ニ グ ラ 監 視 制 御 コ ン ト ロ ーラで構成する。 (2) ミ ニ グ ラ 監 視 制 御 操 作 卓 は 、表 示 部 に ミ ニ グ ラ フ ィ ッ ク パ ネ ル 、デ ジ タ ル 表 示 器 、 アナログ指示計、運転状態表示を設け、操作部に操作スイッチ等を設けた監視制御 操作卓である。 (3) ミ ニ グ ラ 監 視 制 御 操 作 卓 は 鋼 板 製 と し 、 監 視 室 の 雰 囲 気 、 機 能 性 、 操 作 性 、 視 認 性等を総合的に勘案してデザインを考慮して製作する。 E10 - 3/8 H16.4.1 (4) 操 作 部 の 機 能 は 、 次 の と お り で あ る 。 ア 操作卓に設ける表示器、各種スイッチ等は、点検、交換が容易な構造とする。 イ 各操作卓毎に、「操作卓−CRT」の操作場所切換スイッチを設け、操作卓毎 に操作場所を切り替えられるものとする。 ウ 機 器 の 制 御 は 、原 則 と し て 選 択 ス イ ッ チ と マ ス タ ー ス イ ッ チ の 操 作 に よ る 2 挙 動方式とする。 ただし、非常停止スイッチ、阻水扉操作スイッチは1挙動とし、誤操作防止用 の保護カバーを取り付ける。 エ 選 択 解 除 、警 報 停 止 、ラ ン プ テ ス ト の ス イ ッ チ を 、操 作 卓 ご と に 設 け る 。ま た 、 必要により計測選択スイッチを設ける。 なお、「表示復帰」のスイッチは設けない。 オ 警報停止は、当該操作卓のみで行えるものとする。 カ 警報音は、プラントの重故障・軽故障は、ベルとブザーに相当する警報音、監 視 制 御 シ ス テ ム 自 身 の 重 故 障 ・ 軽 故 障 は 、異 種 の 電 子 音 で 識 別 で き る も の と す る 。 キ ミニグラ操作卓とCRT操作卓は、個々に警報装置を設け、冗長化を図る。 ク 開・閉・停止等3位置操作の機器は、開・閉・停止の操作後も選択は継続する。 ケ 選択は、後押し優先とする。 コ 使用するランプは、LEDとする。 (5) ミ ニ グ ラ フ ィ ッ ク パ ネ ル は 、 次 に よ り 製 作 す る も の と す る 。 ア ミニグラフィックパネルは、単線結線図・プラントの状況が明確に把握できる デザインとする。 イ プロセスの略図は非照光式とするが、主なシンボルは照光式とする。 ウ ランプはLEDを使用し、その輝度は点滅が明瞭に判別できるものとする。 エ 主なシンボルの形状・表示色は、当局指定とする。 オ ミニグラフィックパネルは、モザイク製とする。 カ 照光式シンボルのランプは2灯式(赤色・緑色)とし、点灯色は、3色(赤・ 緑・橙)とする。 キ 集 合 表 示 灯 は 、状 態 表 示 を 白 色 、重 故 障 表 示 を 赤 色 、軽 故 障 表 示 を 橙 色 と す る 。 ク 照光式機器のシンボルは、選択中はフリッカする。 (6) ミ ニ グ ラ 監 視 制 御 コ ン ト ロ ー ラ ア 本装置は、ミニグラ監視制御操作卓の選択操作、状態表示、故障表示、アナロ グ表示等の機能を制御するものである。 イ プログラムの作成、変更、修正は、容易に行えるものとする。 ウ 本装置は、ノイズ対策を十分考慮する。 エ 使用部品は信頼性の高いものを使用し、設計・製作前に設置環境を十分に調査 E10 - 4/8 H16.4.1 し、設置環境により機器が影響を受けないように対策を講じる。 オ コントローラの操作応答時間は、3秒程度(情報量の多い最悪時)とする。 カ ミニグラ監視制御コントローラの仕様は、次のとおりである。 (ア) 入 出 力 点 数 DI AI 4 200∼ 500点 、D O 1,000∼ 2,000点 50∼ 100点 (イ) 諸 機 能 停電時保持機能、RAS機能、復電時自動起動機能 (ウ) 電 源 AC100V 情報管理装置 (1) 情 報 管 理 装 置 は 、 情 報 管 理 コ ン ト ロ ー ラ 、 C R T 装 置 、 プ リ ン タ 及 び そ の 周 辺 装 置等から構成し、帳票データ、運転データ等を蓄積し、プラントデータベースとし ての情報処理を行うものである。 (2) 情 報 管 理 装 置 に は 、 次 の 機 能 を 有 す る も の と す る 。 ア CRT装置の入力デバイスは、原則としてキーボードとマウスとする。 イ CRT装置は、マルチウィンドウ表示機能を有する。 ウ プ ラ ン ト デ ー タ ベ ー ス 機 能 を 実 現 す る た め 、オ ン ラ イ ン デ ー タ ベ ー ス と 管 理 用 データベースを持ち、必要な情報を収集・加工・保存できる。 エ オ ン ラ イ ン デ ー タ ベ ー ス は 、機 器 の 運 転 停 止 、故 障 の 発 生 復 帰 、各 種 計 測 値( 上 下限値の検定、変化率検定等含む)及び設定値変更等の履歴、経歴を収集・保存 する。なお、オンラインデータベースは、加工できないものとする。 オ 管理用データベースは、維持管理データとして、オンラインデータベースに保 存されている各種データを検索・加工し保存する。 なお、保存期間は、次のとおりとする。 ① 運転オンラインデータ:7日分 ② 日報・月報データ :4年分 ③ 年データ :4年分 ④ 雨天時データ : 10回 分 程 度 また、データベースに記録されたデータは、帳票単位での検索を可能とする。 カ 日報、月報、年報等の帳票出力、編集、フォーマット作成及び修正処理等を行 う。 キ 施設の各種データフロー図及び運転日誌等付属資料を作成する。 ク 帳票出力は、任意出力のほかに、自動出力可能とする。 ケ その他必要な機能は、以下のとおりである。 (ア) メ ッ セ ー ジ 情 報 機器の運転停止、設定値変更等のデータの保存及びメッセージ表示、検索及 び印字を行う。 E10 - 5/8 H16.4.1 (イ) ア ラ ー ム 情 報 機器の故障の発生復帰、各種計測値の上下限値・変化率の逸脱等のデータを 保存し、アラーム表示、検索及び印字を行う。 (ウ) ヒ ス ト リ カ ル ト レ ン ド 情 報 事前に定義(設定)を行ったトレンドデータを保存し、ヒストリカルトレン ドとして表示する。 (エ) 機 器 の 運 転 動 作 及 び 運 転 時 間 を 保 存 し 、 情 報 の 検 索 及 び 印 字 を 行 う 。 コ 上記各項目の詳細については、当局指定とする。 (3) 情 報 管 理 コ ン ト ロ ー ラ の 仕 様 は 、 次 の と お り で あ る 。 ア 入出力点数 DI/DO 4,000点 程 度 AI/AO 1,200点 程 度 イ 諸機能 停電時保持機能、RAS機能、復電時自動起動機能 ウ 電源 AC100V エ 補助記憶装置 有 オ 本装置は、ノイズ対策を十分考慮する。 (4) C R T 装 置 の 仕 様 は 、 お お む ね 次 の と お り 。 5 ア 画面寸法 20イ ン チ 程 度 、 カ ラ ー イ 入力手段 キーボード及びマウス ウ その他 各種インターフェースを有する。 周辺装置(印刷装置) (1) C R T 画 面 の カ ラ ー ハ ー ド コ ピ ー 、 帳 票 等 の 印 字 が 行 え る 印 刷 機 能 を 有 す る 。 (2) 情 報 管 理 装 置 に 保 存 し た 、 各 種 故 障 内 容 ・ 機 器 の 状 態 変 化 等 を 印 字 で き る も の と する。 (3) 印 刷 機 能 は 、 次 の と お り と す る 。 6 ア 用紙サイズ A3程度 イ コピー速度 90秒 /枚 程 度 データ伝送装置 (1) デ ー タ 伝 送 装 置 の 仕 様 は 、 お お む ね 次 の と お り で あ る 。 ア 伝送方式 リング形又はスター形 イ 対向方式 N:N ウ 伝送速度 10Mbps∼ 100Mbps エ 伝送路 光ファイバーケーブル オ 機能 自己診断機能、保護機能 (2) デ ー タ 伝 送 装 置 は 、 伝 送 路 断 線 時 、 バ ッ ク ア ッ プ 伝 送 が 行 え る も の と す る 。 E10 - 6/8 H16.4.1 (3) デ ー タ 伝 送 装 置 は 、 S M 光 フ ァ イ バ ー ケ ー ブ ル に 対 応 で き る も の と す る 。 SM光ファイバーケーブルの場合、データ伝送装置の伝送距離は、中継装置なし で 10k m 程 度 伝 送 で き る も の と す る 。 7 プロセスコントローラ盤 プ ロ セ ス コ ン ト ロ ー ラ 盤 は 、ロ ー カ ル の 電 気 室 等 に 設 置 す る プ ラ ン ト を 制 御 す る 演 算 制 御 装 置 ( シ ー ケ ン ス 機 能 と D D C コ ン ト ロ ー ル 機 能 を 有 す る 装置)を、電源装置、入 出 力 装 置 等 と 組 合 せ て 収 納 し た 配 電 盤 で 、プ ロ セ ス 制 御 L A N に よ り 中 央 監 視 制 御 設 備 と接続できる装置である。 (1) 一 般 仕 様 配電盤の構造は、東京都下水道局「設備工事標準仕様書」第2章第5節配電盤に よる。 (2) 演 算 制 御 装 置 ア プログラムの作成、変更、修正は、容易に行えるものとする。 イ グループごとに独立したインターフェースとし、1箇所の障害が全体に影響 ないものとする。 ウ 本装置は、ノイズ対策を十分考慮する。 エ 使用部品は信頼性の高いものを使用し、設計・製作前に設置環境を十分に調 査し、設置環境によって機器が影響を受けないように対策を講じる。 オ プロセスコントローラを二重化した場合は、電源・主制御装置・入出力装置 等は、片側故障・異状時に、制御対象機器を停止することなく、自動的に正常 側に切り替わり、プラントの運転を継続する。 カ プロセスコントローラの仕様は、次のとおりである。 (ア) 入 出 力 点 数 DI 2,000点 以 上 、 D O AI 100点 以 上 、 P I 500点 以 上 、 100点 以 上 (イ) 諸 機 能 瞬時停電保持機能、復電時自動起動機能、RAS機能 (ウ) 電 源 AC100V (3) 多 数 の シ ー ケ ン ス 制 御 装 置 と 接 続 で き る も の と す る 。 (4) 他のコントローラと通信するためにデ ー タ 伝 送 装 置 を 内 蔵 す る 。 ア イ データ伝送装置の仕様は、おおむね次のとおりである。 (ア) 伝 送 方 式 リング形又はスター形 (イ) 対 向 方 式 N:N (ウ) 伝 送 速 度 10Mbps∼ 100Mbps (エ) 伝 送 路 光ファイバーケーブル (オ) 機 自己診断機能、保護機能 能 データ伝送装置は、伝送路断線時、バックアップ伝送が行えるものとする。 E10 - 7/8 H16.4.1 ウ データ伝送装置は、SM光ファイバーケーブルに対応できるものとする。 SM光ファイバーケーブルの場合、データ伝送装置間の伝送距離は、無中継で 10k m 程 度 伝 送 で き る も の と す る 。 8 ソフトウェア ソフトウェアに起因して発生した機能障害は、これを除去できる技術を有する。 9 検査体制 当局「材料検査手続及び方法一覧」(東京都下水道局)による検査が行える設備、 能力、体制を有している。 10 注意事項 (1) 本 仕 様 の 各 項 目 に つ い て 、 対 応 可 能 で あ る こ と を 具 体 的 な 内 容 を 添 え て 、 対 比 表 を作成し申請書に添付する。 (2) 納 入 実 績 に つ い て は 、 納 入 先 が わ か る シ ス テ ム フ ロ ー 図 、 シ ス テ ム 仕 様 書 ・ C R T 画 面 の ハ ー ド コ ピ ー 等 、本 仕 様 書 を 満 足 し て い る こ と を 証 明 で き る 資 料 を 添 付 す る。 (3) 実 施 例 に つ い て は 、 入 出 力 点 数 が 各 項 目 の 8 0 % 以 上 の 能 力 の も の と す る 。 (4) 実 施 例 の な い 項 目 に つ い て は 、 デ モ 製 作 に て 実 際 に 提 示 す る も の と す る 。 (5) 各 装 置 に つ い て 、 外 注 品 を 使 用 し て い る 場 合 は 、 具 体 的 な 製 作 会 社 ・ 機 種 ・ 形 式 等、システム構築する際の具体的製品資料を提出する。 11 実 績 (1) 下 水 道 プ ラ ン ト に お け る 実 績 は 、 1 箇 所 以 上 必 要 と す る 。 (2) 2 か 所 目 以 降 で 、 下 水 道 プ ラ ン ト 以 外 に 、 実 績 と し て 認 め る 施 設 上 水 道 プ ラ ン ト ( 20万 / 日以 上 の 浄 水 場 ) 自 治 体 等 の 清 掃 工 場 ( 200t/ 日・ 炉[全 連 続 燃 焼 式 ]以 上 の 能 力 を 有 す る ) (3) そ の 他 他の項目については募集要項のとおり。 E10 - 8/8 H16.4.1 E−11 高圧電動機仕様書 東京都下水道局 高圧電動機は、下水道プラント用のポンプ・送風機等を駆動するものである。 1 主な仕様 (1) 定 格 電 圧 AC 6.6kV又 は AC 3.3kV (2) 相 数 三相 (3) 定 格 周 波 数 50Hz (4) 極 数 2∼ 28P (5) 形 式 巻線形及びかご形誘導電動機 (6) 準 拠 規 格 JEC−2137、JEC−2100 (7) 定 格 出 力 連続 (8) 保 護 形 式 防滴保護形以上 (9) 耐 熱 ク ラ ス B種又はF種 (10) そ の 他 ア かご型については、VVVF対応機種が製作可能なものとする。 イ 軸受温度を測定し、指示計(警報接点付きダイアル温度指示計)を電動機の外 被に取り付ける。 ウ 他に定めのない事項については、東京都下水道局「設備工事標準仕様書」第2 章第1節機器等の製作・据付けによる 2 検査体制 当局「材料検査手続及び方法一覧」(東京都下水道局)による検査が行える設備、 能力、体制を有している。 3 実 績 (1) 定 格 出 力 250kW以 上 、 極 数 は 2∼ 28P の う ち 2 種 類 以 上 と す る 。 (2) 形 式 は 、 巻 線 形 を 1 箇 所 以 上 必 要 と す る 。 (3) 下 水 道 プ ラ ン ト 以 外 に 、 実 績 と し て 認 め る 施 設 上水道プラント(浄水場・給水所等) 自治体等の清掃工場(ゴミ処理プラント用設備) (4) そ の 他 他の項目については募集要項のとおり E11 - 1/1 H16.4.1 E−12 発電機(2,500kVAを超えるもの)仕様書 東京都下水道局 発電機は、下水道プラント用の電源として用いるもので、非常用・常用発電機とも高 い信頼性が求められるものである。 1 仕 様 (1) 形 式 回転界磁形同期発電機 (2) 冷 却 方 式 空冷式 (3) 保 護 方 式 保護形 (4) 定 格 連続 (5) 定 格 電 圧 3.3kV,6.6kV (6) 相 数 三相 (7) 定 格 周 波 数 50Hz (8) 定 格 出 力 2,500kVA超 (9) 力 率 0 .8 ( 遅 れ ) (10) 極 数 2P以上 (11) 励 磁 方 式 ブラシレス励磁方式 (12) 絶 縁 の 種 類 B種又はF種 (13) 準 拠 規 格 JEC−114 JEC−2100 JEC−2131 2 JEM 1354 JEM 1435 検査体制 当局「材料検査手続及び方法一覧」(東京都下水道局)による検査が行える設備、 能力、体制を有している。 3 実 績 (1) 容 量 定 格 出 力 に お い て 2,500kVA超 の 実 績 が あ る 。 E12 - 1/2 H16.4.1 (2) 下 水 道 プ ラ ン ト 以 外 に 、 実 績 と し て 認 め る 施 設 上水道プラント(浄水場・給水所等) 自治体等の清掃工場(ゴミ処理プラント用設備) 電力会社の発電設備 (3) そ の 他 他の項目については募集要項のとおり。 E12 - 2/2 H16.4.1
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