交換留学報告書 派遣先 三重大学での所属学部・研究科 人文学部 法律経済学科 学年(出発時) 2年 大学名 世宗大学 国 韓国 留学期間 派遣先での身分 2014年 9月 1日 ~ 2015年 2月 20日 交換留学生 一日の生活スケジュール(通学時) 記入欄 8:00 9:00 授業 10:00 授業 11:00 授業 12:00 授業 13:00 昼食 14:00 自習 15:00 自習 16:00 授業(週2)/友人と過ごす 17:00 授業(週2)/友人と過ごす 18:00 夕食 19:00 ルームメイトと談笑 等 20:00 21:00 22:00 23:00 0:00 1 履修科目 科目名 時間数/週 履修単位 使用言語 授業内容(レポート、試験、授業形態等) 語学堂 20 0 韓国語 韓国語を韓国語で学ぶ。スピーキングと文法重視 English pronunciation 3 0 英語 1~2人での発表、英語の正しい発音の仕方 大学のサポート チューターの有無 有り。ただし人によってはやる気がなく、1度も会わないパターンもある。 チューターのサポート内容 困ったことがあったときの相談役。友人。 語学コースの有無 有り コース名、料金、期間等 語学堂。 15万前後。 各レベルにつき50日(レベルは7まで) 生活 住居のタイプ 寮 住居の名前 ガンゲトウガン 部屋タイプ 4人部屋 ルームメイト(国籍) 韓国、中国、パキスタン 室内設備 2段ベッド、勉強机、シャワー、トイレ、洗面所 共用施設 電子レンジ、ウォーターサーバー,洗濯機、乾燥機 インターネット設備 部屋によってはWi-Fiがつながらない LANケーブルがあれば問題なく使用できる。 大学までの交通手段(交通機関、所要時間) 寮と同じ建物なのでエレベーターに乗るだけ。3分。 アルバイトの有無 無し アルバイトの内容 2 渡航 Visaの種類 D-2 Visa申請先 駐名古屋大韓民国総領事館 Visa取得にかかった日数 1週間程度 Visa取得にかかった費用 無料 Visa取得方法、提出書類等 旅券・カラーの証明写真・留学先の入学許可書・留学先の大 学の事業者登録証(コピー)・日本の在学証明書・銀行の残高 証明書をもって領事館に行く。査証発給申請書がおいてある ので記入し、すべてあわせて窓口へ提出する。 指定されて 日に受け取りに行く。 留学先大学の最寄り空港までの経路 地下鉄 金浦空港駅→高速ターミナル駅→子供大公園駅(世 宗大学横) 渡航費用 片道 2~3万程度 ピックアップサービスの有無 有り 帰国後 留年や卒業の遅れの有無 無し 有る場合、その理由 就職活動開始時期 4年次 帰国後の進路 人文学部 法律経済学科 3年 留学にかかった費用 現地通貨=日本円(約) 10000ウォン=910円 保険料(海外旅行保険、国民健康保険等) 6万程度 学費(教科書代や語学コース授業料等) 教科書代 1万程度 宿舎費(月額) 交換学生のため無料 但し、デジポット2万が必要。返金は退寮の翌月 光熱費(月額) 無料 食費(月額) 3万程度 その他 衣服、観光(宮殿、博物館、市内観光など) 3万程度 留学期間中にかかった費用の合計 45万程度 3 感想等(※800字以上で語学勉強の成果についての内容も含め、ご記入ください。) 留学先で何をするのかわからない状態で留学に行くことになり、最初は不安だらけでした。韓国語が全く わからないので何をするにもすべて手探りでした。語学堂で同じクラスになった方の大半が英語も通じ ず、もちろんお互い韓国語もできず、どのようにコミュニケーションをとっていいのかわかりませんでした。 しかし、授業が進むに連れて少しずつ意思疎通ができるようになりました。実際にコミュニケーションンが はかれるという実体験を毎日していたのでパターン化されている毎日の授業にも意欲的に取り組めまし た。テストにもスピーキングがあり、さらにすべてのコミュニケーションを韓国語でするので特につらいとは 感じることもなく自然に身についていく感覚でした。留学が終わるころには、会話をすることが当たり前に なっていました。クラスメイトたちが最後の日には名前入りの手作りケーキを用意してくれて、6ヶ月前は何 を話してるのかわからなかったのにな、と感慨深かったです。 ルームメイトは英語が話せる韓国人、パキスタン人、韓国語が話せる中国人でした。最初は言葉の壁が 大きかったですが、言葉の壁は簡単に越えられるのだと感じさせられました。確かに苦労はしますがプラ イベート空間が一切ないのに、1度もけんかすることなく、険悪な空気になることもありませんでした。一緒 にご飯を食べたり遊びに行ったり、とても楽しい時間をすごしました。 この留学で私が得たものは自分が目標としたレベルの語学力とかけがえのない友人であると考えます。 「あなたたちに会って日本人のイメージが変わった。友達になれてよかった」といってもらえたときはうれし かったと同時に、このような偏見が世界中にあることを痛感しました。実際、私も”パキスタン”と聞くと、危 険な国・貧しい国というイメージしかありませんでした。しかし、それだけではありませんでした。ルームメ イトに会い、すばらしい文化があり、人のことを思いやる国であると知りました。 もともと、国際関係の方面の仕事をしたいと思っていましたが、この留学を通して、世界の偏見を無くして いく、誤解を解いていく、その手伝いができる仕事につけたらと思うようになりました。 4 今後留学する人へのアドバイス 韓国では日本では当たり前に思えるサービス(主に接客)がありません。スーパーでお金を出すのに時間 がかかったり、ショッピング中に接客されてみていたものを買わなかったりすると、嫌な顔をされたり舌打 ちされたりします。私も最初は動揺しましたが、そういう文化なのだと受け入れてから楽になりました。出 発する前に、文化の違いを知っておくと良いと思います。また、韓国にも反日の方はいらっしゃいます。一 番驚いたのは通りすがりにおなかを殴られたことです。痛さもありますがそれよりもショックで泣けてきまし た。中には、私たちを良く思ってない人もいる、ということは知っておいたほうがいいと思います。マイナス の面ばかり書きましたが、このようなことを体験しても私は韓国留学に行けて良かったと思っています。文 化の違いを肌で感じれるのも留学の利点の1つだと思います。 報告書記入日 2015年3月2日 5
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