女子ハンドボール部 初栄冠! 平成 24 年度第 39 回北海道学生ハンドボール春季リーグ戦 5 月 17 日から 20 日において札幌市内で開催された、平成 23 年度第 39 回北海道学生ハンドボー ル春季リーグ戦(女子 1 部)において、本学女子ハンドボール部が初優勝を飾りました! これまで、王者として君臨していた北星学園大学(2004 年秋季リーグから 15 季連続 16 連覇中) の連勝記録“70”をストップし、本学が初優勝を果たしました。 <戦評:決勝戦(VS 北星学園大学)> 試合は序盤、一進一退の攻防が続く。試合が動き出したのは前半 17 分過ぎ。本学のセット攻撃が 冴え渡り、杉山(短期大学部 1 年)のサイドシュート、山口(人文学部 3 年)の 1 対 1 からのカッ トイン、藤澤(スポーツ人間学部 2 年)のサイドシュート、そしてキャプテン秋山(スポーツ人間 学部 4 年)の鮮やかなミドルシュートが決まり怒涛の 4 連取に成功。前半を 12 対 8 で折り返す。 後半、早々に佐々木(人文学部 2 年)が速攻を決める。その後、相手も得点を重ねるものの、後 半 8 分から 12 分までに佐々木のポストシュート、藤澤の豪快な 1 対 1 からのサイドシュート、白 戸(スポーツ人間学部 1 年)のサイドシュートによる 3 連取から、この試合最大の 7 点差をつける。 しかしその後、相手の上手い試合運びにより劣勢を強いられる。後半 13 分過ぎ、本学のベンチワ ークのミスやディフェンス時の警告プレーによる退場者が続出し、一時、二人少ない状況となる。 その後、杉山のサイドシュート等で粘りをみせるものの、相次いでの警告プレーからキャプテン秋 山、そして攻撃の軸となる佐々木の 2 人が、本試合退場 3 回目による失格となり、ベンチから退く 異例事態となった。後半 16 分過ぎから終了まで一人少ない状況が続く。相手チームは即座にプレス ディフェンスを布き、本学のパスミスを誘発させることに成功。交代で出場しながらも躍動した中 村(短期大学部 1 年)のコースの良いシュート等で応戦するもののゴールバーに嫌われる不運もあ り、その後 5 分以上、得点出来ない状況が続く。その間、相手チームは素早い速攻攻撃を仕掛け、 後半 21 分(残り 4 分)には 21 対 19 の 2 点差まで詰め寄られる。本学にとって、この試合最大の ピンチがおとずれる。 しかし、この重苦しいムードの中チームを救ったのが、本大会を通じて安定したキーピングをみ せた守護神・田中(スポーツ人間学部 1 年)だった。22 分から相手のノーマークシュートを 3 本連 続シャットアウト。そして、24 分 23 秒(残り 37 秒)、本学の度重なる警告プレーにより相手チー ムがペナルティースロー権を獲得(サッカーでいう PK)。これが入れば 1 点差まで詰め寄られる場 面。会場中のボルテージが上がり異様な雰囲気に包まれる中、相手チーム選手が放った渾身のシュ ートを、ここでも、読み通りの反応で完璧にシャットアウトする。 その後、本学のミスプレーから相手チームが得点し 21 対 20 の 1 点差となる。そして、残り 3 秒 から本学のスローオフ。最後は、山口が、相手ゴールキーパーが前に出ている状況を見逃さず、セ ンターラインから直接シュート。約 20 メートルの超ロングシュートが相手ゴールに吸い込まれ、そ のままゲームセット(22 対 20) 。劇的な幕切れであった。 ゲームセットの瞬間! 中央で高々とガッツポーズしているのが山口選手(背番号 5) この結果、本学女子チームは、8 月 9 日から 11 日まで秋田県湯沢市開催される、東日本学生ハン ドボール選手権大会に出場することが決定しました。 なお、本大会の詳細結果(個人表彰含む)は以下の通りです。今後も、引き続きのご声援・ご支 援の程、宜しくお願い致します。部員関係者一同、これまで以上に頑張ります!! <戦績> 第1戦 対 小樽商科大学 23 対 17(前半 13 対 10)勝利 第2戦 対 北海道教育大学旭川校 19 対 13(前半 6 対 6)勝利 第3戦 対 北海道教育大学函館校 22 対 8(前半 12 対 3)勝利 第4戦 対 北海道教育大学岩見沢校 14 対 7(前半 9 対 5)勝利 第5戦 対 北星学園大学 22 対 20(前半 12 対 8)勝利 5 戦全勝にて優勝(初) <個人表彰(本学関係者分)> 最優秀選手賞:田中沙樹(スポーツ人間学部 1 年:札幌南陵) 優秀選手賞:山口果歩(人文学部 3 年:青森南)、佐々木花央(人文学部 2 年:盛岡白百合学園)、 杉山恵美(短期大学部 1 年:札幌丘珠)
© Copyright 2024 Paperzz