消防環境ネットワークニュース特定非営利活動法人消防環境ネットワーク第 15 号平成 26 年 12 月 26 日発行〒105-0003 東京都港区西新橋 2-18-2 NKK ビル 4 階 7 TEL 03-5404-2180 Ⅰ FAX 03-5404-7372 URL http://www.sknetwork.or.jp/ 消防環境ネットワークの活動状況平成 26 年 7 月から 12 月までの活動状況は以下のとおりです。 1. リーフレット「ハロンは、今でも、これからも使用できる最も安全で優れた消火剤です。」を発行平成 25 年度に開催した「ハロン消火剤の将来展望に関する検討会」の報告書をうけ、その内容をまとめたリーフレットを発行しました。リーフレットは「ハロン消火剤の将来展望に関する検討会報告書（CD 版）」とともに、全国の消防本部など 916 か所に配布し（平成 26 年 9 月）、研修会等さまざまな場面で活用されています。このリーフレットは消防環境ネットワークのホームページからもダウンロードできます。 2．ハロン 1301 回収再生設備の登録更新次の 2 社よりハロン 1301 回収再生設備の登録更新の届け出があり、現地調査を行ってその内容の確認を実施しました。会社名所在地松山酸素株式会社愛媛県松山市西垣生町 2877 番地岩谷瓦斯株式会社兵庫県姫路市大津区勘兵衛町 3 丁目 2 番地 2 号 3．ハロン消火剤その他の登録状況平成 26 年度（平成 26 年 4 月～平成 26 年 11 月）のハロン供給及び回収実績、ガス系消火設備の登録状況（ハロンガスを除く）は、次のとおりです。 (1)平成 26 年度（4 月～11 月）ハロンの供給及び回収実績供給ガス 118 件、約 92.9 ㌧（前年度同時期 125 件、約 51.3 ㌧）回収ガス 328 件、約 112.0 ㌧（前年度同時期 602 件、約 126.7 ㌧）平成 26 年 11 月現在、ハロン 1301 の登録件数は約 45,400 件、消火剤量は約 16,000 ㌧です。 (2) 平成 26 年度（4 月～11 月）ガス系消火設備の登録状況（ハロンガスを除く）二酸化炭素 175 件、約 225.1 ㌧（前年度同時期 131 件、約 193.6 ㌧） -1- 不活性ガス消火剤 216 件、約 174.2 千㎥（窒素、IG-55、IG-541）（前年度同時期 228 件、約 140 千㎥）ハロゲン化物消火剤 90 件、約 45.1 ㌧（HFC-23、HFC-227ea、FK-5-1-12）（前年度同時期 78 件、約 42.5 ㌧） 4．高知商業高等学校来訪 11 月 20 日に高知市立高知商業高等学校・社会マネジメント科 2 年の生徒 5 名が、消防環境ネットワークの事務所を訪れました。生徒らは地域活性化や社会貢献活動に取り組んでおり、 11 月 17 日から 21 日までの修学旅行中の研修として、消防環境ネットワークのオゾン層保護や地球温暖化対策への活動について話を聞きたい、と申し入れがあったものです。当日は、ハロゲン化物消火設備に関する DVD を見てもらい、ハロンバンクシステムやガス系消火剤登録システムの説明を行って、当法人の環境保全への取り組みに理解を深めてもらいました。 5．幹事会幹事会の開催日及び主な議題は次のとおりです。 ● 開催日第 54 回 8 月 20 日、第 55 回 10 月 15 日、第 56 回 12 月 12 日 ● 主な議題・平成 26 年 6 月～11 月のハロン回収量及び供給量の実績報告・平成 26 年 6 月～11 月のガス系消火剤（ハロンを除く）の登録状況報告・平成 26 年 6 月～11 月の会計状況報告・第 34 回モントリオール議定書締約国公開作業部会（OEWG34）出張報告・平成 26 年度ハロン等抑制対策連絡会報告・「改正 155 号通知に関する研修会」の開催 Ⅱ ニュース・インフォメーション 1. 第 34 回モントリール議定書締約国公開作業部会 2014 年 7 月 14～18 日、パリ（フランス）のユネスコ本部（右の写真）を会場に開催されました。第 35 回公開作業部会は、2015 年 7 月 13～17 日、ジュネーブ（スイス）で開催予定です。 2．第 26 回モントリオール議定書締約国会合 2014 年 11 月 17～21 日、パリ（フランス）で開催されました。第 27 回は，2015 年 11 月、ドバイ（アラブ首長国連邦）で開催される予定です。 -2-