城 南 だ よ り - 佐賀県教育センター

城 南 だ よ り
第19号(平成26年
文責
9月25日)
校長
山田修司
・城南魂(正しい心・美しい心・粘り強い心)を身につけた元気な生徒
・いってよかった・やってよかった・つとめてよかった城南中学校
◎
○
9月全校朝会挨拶
おはようございます。今朝は初めに、昨日、一昨日と赤松小・北川副小で早朝より挨拶運動をして
くれた皆さん、立ってください。皆さんは、小学生にとって、かっこいい、あこがれの中学生のお兄
さん・お姉さんに見えたことと思います。本当にお疲れ様でした。皆さんにねぎらいの拍手をお願い
します。
○
では、本題に入ります。さて、これは何だと思
いますか、少し考えてみてください。
※少し時間を
取った後に、生徒・先生たちに尋
ねてみる。
ビアのジョコビッチ(身長188センチ)選手です。
私(山田)
圭選手に準決勝で敗れた世界ランキング一位セル
圭 選手
8センチ)の等身大の図です。これは準優勝の錦織
錦織
スで優勝したクロアチアのチリッチ選手(身長19
ジョコビッチ選手
これは昨日まで行われていた全米オープンテニ
チリッチ選手
○
そして、これがこの一週間余り日本中をわかせた
錦織選手(身長178センチ)です。どうですか、
体格的にはずいぶん違いがありますね。今朝はこの錦織選手についての話をします。
○
まずテニスの大会について、説明します。テニスには4大大会と呼ばれ、世界中が注目する大会が
あります。全豪オープン(開催:オーストラリアのメルボルン)、全仏オープン(フランスのパリ)、約
140年という最も長い歴史をもつ全英オープン(イギリスのロンドン、ウィンブルドン大会とも言
われ、伝統を重んじ、白色のウエアの着用が
義務づけられている)、そして、今回の全米オープン(ア
メリカのニューヨーク)が四大大会と呼ばれています。
○
今回、日本人として初めて四大大会の決勝に進んだのが、錦織圭選手です。錦織選手は、島根県松
江市出身で小学校卒業するときのPTA広報誌に、「日本一
次はその上
世界一」という川柳を残し
ています。全国小学生大会で優勝していますが、すでに次なる目標をしっかり見据えていたことが読
み取れます。やはり「夢・目標」をもつことは大切なことです。始業式でも言いましたが、まだの人は
ぜひ「夢・目標」をもってください。
○
四大大会準優勝という今回の今回快挙は、錦織選手の才能と努力が実ったからだといわれています。
錦織選手は、初めに見せた図からもわかるように体格・体力的には劣っていますが、体と心を厳しい
トレーニングによって補い、高めていき、見事に格上の選手たちを破っていきました。錦織選手をよ
く知る人たちは、「圭は、体格的にも運動能力的にもそんなに才能があるわけではない。しかし、勝
つための厳しいトレーニングに自ら取り組む、『努力を惜しまないという才能』がある」と言っていま
す。体格等と違って、「努力」という才能は自分次第、誰もがその気になれば、身につく「才能」です。
私は、「努力」とは、あきらめることなく、できるようになるまで、わかるようになるまで粘り強く
取り組むことであり、間違いや失敗を二度と繰り返さないように正しく、また、美しい行いを心がけ
ることだと思います。まさしく「城南魂」をもってすれば、皆さん、「才能ある人」になれると思います。
ぜひ「夢・目標」をもち、その実現に向け、「努力を惜しまないという才能」を大いに発揮する人になっ
てください。
○
また、「努力する錦織選手」を支えている「チーム錦織」と呼ばれるコーチ陣の存在も忘れてはいけな
いと思います。技術面だけでなく精神面、例えば精神統一や心身の健康などに役立つとされるインド
の修行法であるヨガ、また、報道対応などを含め十人以上が錦織選手をベストの
状態で送り出すために奮闘されているということです。
私も、この城南中学校の古川統括事務長先生・宮島教頭先生をはじめと
する先生方や保護者・地域の方々、そして、生徒の皆さんからなる「チーム
城南」が、一番の支えです。
「チーム城南」のもと、生徒の皆さんも先生方も一人一人が「努力を惜しま
ないという才能」を発揮し、互いに支え合って、「躍進する城南中の二学期」にし
ていきましょう。
メディアのPC、全て「タブレット型」に
メディアのPC、全て「タブレット型」に
新しいPC(タブレット型)がメディアのPCルーム
に40台設置されました。OSも最新式で、今まで時間
がかかっていた起動もスムーズで処理速度も速く、スト
レスなく学習活動に取り組むことができます。また、C
RT分離方式なので、簡単に学習場所へ持ち運びができ
ます。技術・家庭科に限らず、全教科でのPCを使った
授業が可能になります。(9月下旬から使用します)
前もって先生方に取り扱い研修会がありました。
(写真右)
いろいろな学習の中で使っていこうと、真剣に取り組ん
でおられました。
佐賀市内全小中学校には、この後、電子黒板が各教室に設置されることになっています。これから
授業形態や指導方法が変わっていきます。資料が「よりわかりやすく」
「より正確に」提示されます。
本格的なICT利活用による授業が展開されます。11月16日(日)の「フリー参観デー」にお越
しの際は、ぜひご覧ください。
1年生学年活動「ドッヂボール大会」
1年生学年活動「ドッヂボール大会」
9月16日(月)、PTAの1年生学年活動が
3年生「福祉体験」
3年生「福祉体験」
9月19日(金)、3年生の「福祉体験」が
ありました。保護者の方にも多数参加していただ
行われました。市内の各施設に出向き高齢者や
き、和気藹々(わきあいあい)の中に学年として
体の不自由な方々と交流しました。1学期に学
の親交を深めることができました。
習した「疑似体験」を活かして、寄り添って温
かい接し方で交流していました。
「学校元気アップ事業」のための撮影
「学校元気アップ事業」のための撮影
生徒たちは高齢者に喜こんでいただく企画や
佐賀市教育委員会の「学校元気アップ」事業の取
プレゼントを準備して訪問しましたが、そのお
り組みで、市内の学校を紹介する企画があります。
返しとして、「心の繋がり」という温かさを実
9月18日、ぶんぶんTVから学校施設や授業風景
感して帰ってきたようでした。これから社会人
を収録に来られました。川原生徒会長をはじめ、4
になると、いろんな形で多くの人と接すること
名の本部役員がナレーターを務めました。
になります。豊かな心を育み、人の繋がり、心
改めて校内や生徒たちの様子を見てみると、城南
の繋がりを大切にする人になってほしいと願っ
中学校はすばらしいと感じました。ますますスバラ
ています。
シイ学校になるように、保護者のみなさまの力を借
「文化発表会テーマ」決まる
文化発表会テーマ」決まる
りながら、生徒、職員一丸となって頑張っていきた
いと思います。なお、放映は「ぶんぶんTV」で、
9月29日(月)からの予定です。