監査請求に関する決議 地 方 自 治 法 第 98 条 第 2 項 の 規 定 に よ り 、次 の と お り 監 査 委 員 に 対 し 監査を求 め、 その結 果の報告 を請 求する ものとす る。 記 1 .監 査 を 求 め る 事 項 一関市 商業 観光課 職員によ る一 関温泉 郷協議会 不正 経理に ついて ( 1) 発 覚 後 の 報 告 に 至 る 事 務 処 理 が 適 正 で あ っ た か 。 ( 2) 商業観 光課 における 、事 務処理 は適正に 行わ れてい たか。 2 .監 査 結 果 の 報 告 期 限 平 成 21 年 12 月 11 日 (理由) 事 件 発 覚 後 、お よそ6ヶ 月間 も当局 のみで処 理し た結果 、不十分・ 不正 確な 決算 監査 ・ 決算認 定を 生じ させ たこと はき わめ て重 大であ る。 去 る 11 月 13 日 の議員全 員協 議会へ の報告で は、説 明 が 無 か っ た 。 よって、監査によりどこに問題があり、どこに責任の所在がある かを解明し、再発防止対策に寄与することを目的とする。 一関市議会の議員の議員報酬等に関する条例の一部を改正する 条例 一 関 市 議 会 の 議 員 の 議 員 報 酬 等 に 関 す る 条 例 ( 平 成 20年 一 関 市 条 例 第30号 ) の 一 部を次 のように 改正 する。 第6条 第2 項中「 100分の160」 を「100分の145」に、「 100分 の 175」 を 「 100分 の 165」 に 改 め る 。 附 則 この条 例は 、平成 21 年 12 月1日か ら 施行する 。 電源立地地域対策交付金制度の交付期間延長等を求める意見書 電源立地 地域 対策交 付金の水 力発 電施設 周辺地域 交付 金相当 部分 (水力交 付金 )は、 水力発電 ダム に関わ る発電用 施設 周辺地 域住民の 福祉の向 上と 電源立 地の円滑 化に 資する ことを目 的に 創設さ れたもの であり、 関係 市町村 では、こ の水 力交付 金を活用 し、 防火水 槽や防災 無線等の 公共 施設の 整備、診 療所 や保育 園の運営 費等 への充 当による 住民生活 の利 便性向 上を図っ てい るとこ ろである 。 しかしながら、現在の制度では、交付対象市町村の多くが、まもな く最長交 付期 間の30年を迎え るこ ととな るが、そ の場 合、水 力発電施 設の円滑な運転継続や新規の電源立地に支障を生ずることが危惧され る。 豊富な水 資源 に恵ま れた我が 国に おいて 、水力発 電は 、原子 力発電 や火力発 電に 比べ、 環境への 負荷 が少な く、再生 可能 なエネ ルギーと して、こ れま で電力 の安定供 給に 大きく 寄与して きた が、そ の背景に は水力発電施設の建設に協力してきた関係市町村の貢献があることを 十分認識すべきである。 よ っ て 、 国 に お か れ て は 、 平 成 22年 度 末 を も っ て 多 く の 関 係 市 町 村 で交付期 限を 迎える 水力交付 金に ついて 、過去30年 間 にわた る交付実 績や、今 後と も安定 的な水力 発電 を維持 する必要 性が あるこ と等を考 慮の上、 平成23年 度 以降は恒 久的 な制度 とするこ と、 及び原 子力発電 交付金と の格 差を踏 まえた交 付金 の最高 限度額及 び最 低保証 額の引き 上げなど 交付 条件の 改善や事 務手 続きの 簡素化を 図ら れるこ とを要望 する。 以上、地 方自 治法第 99条の規 定に より意 見書を提 出す る。 平 成 21年 12月 15日 岩手県一関市議会 内閣総理大臣 殿 経済産業大臣 殿 財 務 大 臣 殿 総 務 大 臣 殿 農山漁村の多面的機能を維持する施策の推進を求める意見書 わが国 の農 山漁村 は安心・安 全な食 料 を供給す るだ けでな <、豊 か な 自然環 境、 美し い景 観、き れい な空 気と 水を生 み出 すな ど、 多面的 な 機能を発揮しています。 しか しな がら 、こ う した地 域に おい ては 、高齢 化の 進行 、担 い手や 就業機会の不足、生活環境の整備の遅れなどにより、耕作放棄の深刻 化などが顕著になっています。このまま放置すれば、農山漁村の多面 的機能 が失 われ 、国 民すべ てに とっ て大 きな損 失が 生じ るこ とが強 く 懸念されています。 よって、国会および政府におかれては、農山漁村の多面的機能を維 持・向上させるため、以下の施策の推進を図られることを強く求めま す。 1 条 件 が 不 利 な 状 況にあ る中 山間 地域 におけ る農 業生 産の 維持を 図 り、農山村の多面的機能を確保するための「中山間地域等直接支払 制度」を充実・強化すること 2 中山間地域の住民生活に大きな影響を及ぼす有害鳥獣の被害を解 消するため、捕獲体制の強化、被害防除、生活環境管理などの対策 を強化すること 3 木 材 の 利 用 を 拡 大する とと もに 、健 全な森 林の 整備 ・保 全を進 め て 「 美 し い 森 林 (も り )づ く り 」 を 展 開 す る た め 、 必 要 な 財 源 を 確 保 すること 4 今 年 度 で 期 限 が 切れる 離島 漁業 再生 支援交 付金 の継 続な ど、水 産 業・漁村の持つ多面的機能の維持・増進を図ること。 以 上 、 地 方 自 治 法 第 99 条 の 規 定 に よ り 、 意 見 書 を 提 出 し ま す 。 平 成 21 年 12 月 15 日 岩手県一関市議会 衆 議 院 議 長 殿 参 議 院 議 長 殿 内閣総理大臣 殿 副総理・ 国家 戦略担 当大臣 農林水産大臣 殿 環 境 大 臣 殿 財 務 大 臣 殿 内閣官房長官 殿 殿 高速道路原則無料化の撤回を求める意見書 政 府 は 、 高 速 道 路 原則無 料化 の方 針を 打ち出 し、 国土 交通 省では 段 階的な無 料化 に向け た社会実 験経費 6000 億円を平成 22 年 度予算概 算 要求のなかに盛り込みました。 し か し な が ら 、鉄 道 、フ ェ リ ー 、バ ス 業 界 な ど か ら「 客 離 れ が 進 む 」 との懸 念が 示さ れて います 。特 に地 域の 公共交 通を 支え るバ ス業界 に とっては、無料化による影響で経営が危うくなり、地域のバス交通網 縮小につながる可能性が高く、また、鉄道の経営悪化を招く恐れもあ ります。その結果、自家用車を利用できない多くの「交通弱者」を生 み出すことは明らかです。 政府が目指す無料化による経済活性化についても、高速道路利用で 地方の買い物客が都市部に流入し、結果的に地域間格差の拡大を助長 しかねず、地域経済の活性化にはつながりません。 また、地方では高速道路建設は途上にあり、原則無料化の結果、高 速道路をはじめ地域にとって必要な道路整備事業の予算確保が困難に なることは明らかです。 さら に、 政府 の温 室 効果ガ ス排 出削 減方 針とも 大き く矛 盾し 、旧道 路公団 の債 務返 済に ついて も国 民負 担が 増大す るこ とは 明ら かであ り 、 高速道路の原則無料化には国民の6割以上が高速道路の原則無料化に 反対しているとの調査もあります。 よって、国会および政府におかれては、高速道路原則無料化の方針 を撤回されることを強く求めます。 以 上 、 地 方 自 治 法 第 99 条 の 規 定 に よ り 、 意 見 書 を 提 出 し ま す 。 平 成 21 年 12 月 15 日 岩手県一関市議会 衆 議 院 議 長 殿 参 議 院 議 長 殿 内閣総理大臣 殿 副総理・ 国家 戦略担 当大臣 国土交通大臣 殿 総 務 大 臣 殿 財 務 大 臣 殿 内閣官房長官 殿 殿 国として直接地方の声を聞く仕組みを保障することを求める 意見書 地 方 の 声 を 国 政 に 伝える 上で 、主 権者 の代表 たる 地方 自治 体の首 長 が、中央 政府 に対し 陳情する こと は極め て重要な 手段 です。 政府 ・与 党で は窓 口 を民主 党本 部幹 事長 室に一 元化 した 形式 でのシ ステムづくりが進められています。これに対しては、地方自治体から 「 国 に 地 方 の 声 が 届 く の か 」と 不 安 や 危 惧 の 声 が 多 く あ が っ て い ま す 。 原ロ一 博総 務大 臣も 記者会 見で 「地 方自 治体の 長は 選挙 で選 ばれた 地 域住民 の代 表で あり 、中央 政府 とア クセ スする のに 何か 制限 がある こ とはあっ ては ならな い」との 趣旨 の発言 をしてい ます 。 本来 、政 治と 行政 の 役割は 切り 離し て考 えるべ きで あり 、特 に多様 化、専 門化 して いる 行政へ の要 望等 を、 立法府 を構 成す る政 党が一 元 化して受けることで、事実上、行政への窓ロを閉ざすことは、憲法で 保障する国民の請願権を侵害することにもつながりかねません。 よって、国におかれては、行政府として直接地方の声に耳を傾け、 しっかり と受 け止め る適切な 仕組 みを保 障するよ う強 く要望 します。 以 上 、 地 方 自 治 法 第 99 条 の 規 定 に 基 づ き 、 意 見 書 を 提 出 し ま す 。 平 成 21 年 12 月 15 日 岩手県一関市議会 衆 議 院 議 長 殿 参 議 院 議 長 殿 内閣総理大臣 殿 副総理・ 国家 戦略担 当大臣 総 務 大 臣 殿 財 務 大 臣 殿 内閣官房長官 殿 殿 悉皆方式 によ る全国 学力・学 習状 況調査 の継続を 求め る意見 書 今般、文部科学大臣は「全国学力・学習状況調査」について、来年 度より「悉皆方式」から「抽出方式」に変更する方針を表明し、来年 度予算 概算 要求 も、 それを 踏ま えた 形に 減額修 正さ れて おり ます。 さ らには 、政 府の 行政 刷新会 議が 「全 国学 力・学 習状 況調 査の 実施」 を 「事業仕分け」の対象としたため、調査規模がさらに縮小される可能 性が出てきており、都道府県や自治体間の学力比較ができなくなり、 地域間格 差を 是正す る実効性 が失 われる おそれさ え生 じてお ります。 来年は3年前に小学6年生だった生徒が、中学3年生となり「全国 学力・ 学習 状況 調査 」に参 加し ます 。3 年間の 学習 の成 果を 、定点 観 測によ り検 証で きる 初めて の機 会で ある にも関 わら ず、 あえ て「抽 出 方式」 に切 り替 える 合理的 な理 由が あり ません 。何 より も、 保護者 か ら 、子 供 の 相 対 的 な 学 力 を 知 る こ と が で き る の で 、 「 全 国 学 力・学 習 状 況調査」 に参 加した いという 声が 数多く あります 。 抽出調査の対象外であっても、設置者が希望すれば利用できる「希 望利用 方式 」も 併用 すると のこ とで すが 、その 実施 に関 して は非常 に あいまいであり、多大な費用、事務処理負担等が発生し、抽出調査の 対象と なっ た者 と比 べて、 著し く不 公平 を生じ ます 。悉 皆調 査であ る からこ そ、 子供 一人 ひとり の課 題な どが 把握で き、 高度 な分 析・検 証 に関する調査研究も可能となることから、悉皆調査として継続すべき です。 よって、国会および政府におかれては、世界最高水準の義務教育を 実現するために、小6・中3の全児童生徒を対象とする全国学カテス ト を 継 続 し て 実 施 す る と と も に 、そ の調 査 結 果 を 最 大 限 活 用 す る な ど 、 さらなる 充実 を図ら れること を強 く求め ます。 以 上 、 地 方 自 治 法 第 99 条 の 規 定 に 基 づ き 、 意 見 書 を 提 出 し ま す 。 平 成 21 年 12 月 15 日 岩手県一関市議会 衆 議 院 議 長 殿 参 議 院 議 長 殿 内閣総理大臣 殿 副総理・ 国家 戦略担 当大臣 文部科学大臣 殿 総 務 大 臣 殿 内閣官房長官 殿 殿 農業共済事業の健全な発展を求める意見書 政 府 の 行 政 刷 新 会 議によ る事 業仕 分け で農業 共済 の共 済掛 金国庫 負 担金お よび 農業 共済 事業事 務費 負担 金に ついて 、い ずれ も「 3分の 1 程度の予 算要 求の縮 減」との 評価 が下さ れました 。 農 業 は 自 然 に 左 右 さ れ る こ と が 最 も 大 き い 産 業 で 、わ が 国 は 風 水 害 、 冷害な どの 気象 災害 に頻繁 に見 舞わ れま す。こ のよ うな 災害 から農 家 の経営を守り、農業の自律的な発展を支えているのが、農業共済制度 です。農作物の被害率は一般の損害保険に比べて非常に高く、それゆ え掛金 が高 くな るこ とから 、国 は農 業災 害補償 法に 基づ き掛 金の2 分 の1を 負担 し、 より 多くの 農家 が農 業共 済制度 に加 入で きる よう支 援 してきました。 農業 共済 組合 が事 業 運営に あた り経 費の 無駄を 削減 し、 経営 努力に つなげ るこ とは 極め て有意 義で はあ りま すが、 今般 の事 業仕 分けに よ り、農 業共 済制 度の 負担金 が削 減さ れ、 結果的 に農 家の 負担 が増大 す ることは 、わ が国農 業の発展 を阻 害する ことにつ なが ります 。 よって、国会および政府におかれては、農業共済制度の健全な発展 を図るとともに、国庫負担金の縮減が農家の負担増大につながらない よう、必 要な 予算措 置を講じ るこ とを強 く求めま す。 以 上 、 地 方 自 治 法 第 99 条 の 規 定 に よ り 、 意 見 書 を 提 出 し ま す 。 平 成 21 年 12 月 15 日 岩手県一関市議会 衆 議 院 議 長 殿 参 議 院 議 長 殿 内閣総理大臣 殿 副総理・ 国家 戦略担 当大臣 農林水産大臣 殿 財 務 大 臣 殿 内閣官房長官 殿 殿 「新過疎法」の制定促進を求める意見書 過疎地域はわが国の国土の大半を占め、豊かな自然や歴史・文化を 有し、都市に対する食料・水・エネルギーを供給し、森林による地球 温暖化の防止など、大きな役割を果たしています。しかしながら、過 疎地域 では 人ロ 減少 と少子 ・高 齢化 が急 激に進 み、 集落 が消 滅の危 機 に瀕するなど、わが国の国土保全上、極めて深刻な状況に陥っていま す。 これ まで 4次 にわ た る過疎 対策 特別 措置 法が議 員立 法で 制定 され、 総合的な過疎対策事業が行われてきました。過疎地域の果たす多面 的・公 益的 機能 に鑑 み、引 き続 き過 疎地 域に対 する 総合 的な 支援を 継 続する必要があります。 よって、国会および政府におかれては、過疎対策を強力に推進する た め 、平 成 22 年 3 月 末 で 失 効 す る「過 疎 地 域 自 立 促 進 支 援 法 」の 後 の 「 新 過 疎 法 」を 制 定 し 、以下 の施策 が実 施される こと を強く 求めます 。 1 「新過疎法」の制定にあたっては、現行法の延長ではなく、過疎 地域の果たす役割を評価し、新たな過疎対策の理念を明確にするこ と 2 「 平 成 の大合 併 」を踏 まえ 、過 疎地 域の様々 な特 性を勘 案した「人 ロ密度」 「 森 林 率 」な ど を 加 え た 新 た な 指 定 要 件・指 定 単 位 を 設 定 す ること 3 過疎対策事業債の対象事業については地域の実情に合わせた要件 緩和・弾力的運用を図ること 以 上 、 地 方 自 治 法 第 99 条 の 規 定 に よ り 、 意 見 書 を 提 出 し ま す 。 平 成 21 年 12 月 15 日 岩手県一関市議会 衆 議 院 議 長 殿 参 議 院 議 長 殿 内閣総理大臣 殿 副総理・ 国家 戦略担 当大臣 総 務 大 臣 殿 財 務 大 臣 殿 内閣官房長官 殿 殿 歯科医療 の保 険給付 範囲の拡 大 ・ 充実を 求める意 見書 口腔の健康は人間の健康と生活の基本です。しっかり噛むことで全 身の健康 状態 を高め ます。特 に今 日の歯 科医療は 、糖 尿病の 管理をは じめ、高血圧症や動脈硬化、歯性感染症、誤嚥性肺炎、認知症の予防 など、全 身の 健康に とって必 要不 可欠な 口腔機能 を維 持させ る上で、 ますます重要となっています。 しかし逼 迫す る経済 状況の中 、経 済的理 由により 、む し歯や 歯周病 などの治 療を したく ても受診 を控 えたり 、入れ歯 が合 わなく なっても 新しく入 れ歯 を作る ことをあ きら めたり する患者 が増 えてい ます。 その原因の一つに、保険適用が広がらず高い患者負担を強いられて いる歯科医療の現状があります。 長 年 に わ た り 、新し い治療方 法は ほとん ど保険導 入さ れてい ません。 歯科医療 技術 は日進 月歩して いま すが、 歯列矯正 、陶 材焼付 冠(メタ ル ボ ン ド )、金 属 床 や 磁 石 (マ グ ネ ッ ト・ア タ ッ チ メ ン ト )を 使 用 し た 入 れ歯など 、安 全性が すでに定 着し ている 歯科医療 技術 が保険 導入され ていません。 「保険で良い歯科医療」の実現は、患者・国民、歯科医療従事者の 共通の願いです。 つきまして国におかれましては、安心して良質な歯科医療が受けら れ る よ う 、保 険 給 付 の 範 囲 を 拡 大・充 実 す る こ と を 強 く 要 望 致 し ま す 。 以 上 、 地 方 自 治 法 第 99条 の 規 定 に 基 づ き 意 見 書 を 提 出 し ま す 。 平 成 21 年 12 月 15 日 岩手県一関市議会 内閣総理大臣 殿 厚生労働大臣 殿 財 務 大 臣 殿 職員の不 正経 理問題 の再発防 止を 求める 決議 去 る 11 月 13 日 の 議 員 全 員 協 議 会 に お い て 、市 職 員 が 一 関 温 泉 郷 協 議会の 現金 を着 服す るなど の不 正経 理を 行った とし て、 当該 職員を 懲 戒免職 処分 とし 、一 関警察 署長 に告 発し たとの 説明 があ りま したが 、 このような不祥事は、市民の信頼を裏切る行為であり、決して許され るものではありません。 更に は、 不正 経理 さ れた中 には 、昨 年の 岩手・ 宮城 内陸 地震 に際し 全国から寄せられた義援金も含まれており、多くの善意を踏みにじっ た行為には強い憤りを覚えるものであり、全国の皆様に一関市議会と してもお詫びを申し上げなければなりません。 不 祥 事 そ の も の が 大きな 事件 、問 題で ある一 方、 5月 末に 発覚し な がら半年近くも公表しなかったこと、職務権限がないにもかかわらず 長期間 にわ たり 担当 課のみ にお いて 調査 を行う など 、多 くの 問題点 も 指摘し なけ れば なり ません 。更 に理 解し がたい のは 、こ の事 件は前 市 長の任 期中 に公 表し 、しか るべ き処 理を すべき もの にも 拘わ らず何 故 か勝部 新市 長に 先送 りされ たこ とで あり ます。 一連 の処 理に 大きな 不 信感を抱かざるを得ません。 ま た 、 事 件 発 覚 か ら議会 に報 告さ れる までの 間に は、 決算 議会が 開 催 さ れ て お り ま す が 、このよ うな不 祥事 を公表す るこ となく 、不 十 分 、 不正確 な決 算監 査・ 決算認 定を 生じ させ たこと は極 めて 重大 であり 、 議会とし て遺 憾の意 を表する もの であり ます。 このようなことから、監査によりどこに問題があり、どこに責任の 所在があるかを解明し、再発防止対策に寄与することを目的として、 監査委 員に 監査 を求 めたの であ りま すが 、監査 委員 から 報告 がされ 、 新たな事 実も 判明し たところ であ ります 。 議会として、更なる全容解明を望むものでありますが、市当局にあ っては 不正 経理 事案 検証委 員会 を設 置し 、問題 点の 解明 と再 発防止 の 検討を 進め てお りま すこと から 、早 期に 真相を 解明 し、 不正 経理に 対 するチェック機能を構築するとともに、行政機関としての信頼回復を 最重点 課題 と認 識し 、二度 と不 祥事 を繰 り返す こと のな いよ う善処 を 強く求めることを決議します。 平 成 21 年 12 月 15 日 一 関 市 議 会 介護サー ビス 施設等 整備臨時 特例 事業の 執行に関 する 付帯決 議 平 成 21 年 度 一 関 市 一 般 会 計 補 正 予 算( 第 8 号 )、歳 出 3 款 1 項 3 目 老人福 祉費 、介 護サ ービス 施設 等整 備臨 時特例 事業 費補 助金 は、県 立 磐井病院 附属 花泉地 域診療セ ンタ ーを廃 止し、施 設 に 29 床 の 小 規 模 特 別養護老人ホームを開所しようとする社会福祉法人に補助するもので ある。 こ の 種 の 予 算 案 は 、既存 法人 が事 業計 画、収 支計 画を 添付 して申 請 を行い、これを当局が精査し、国・県の制度を活用等検討後、市議会 提案と進むのが定石である。 しかし、この補正予算は法人設立がないまま見込みで提案されてい る。そこで、その執行は以下の条件が充足することを前提とすべきで あることを決議する。 1 社会 福祉 法人と して設立 、認 可され ること 2 法人として、小規模特別養護老人ホームの運営にあたっては、認 可された事業計画に適合した人的、財務を常に具備されること 3 ホ ー ム の 運 営 に あたっ ては 、当 該地 域に居 住す る方 々の 理解と 協 力が得られることはもとより、医療機関や他の社会福祉法人との連 携が図られること
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