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ぬくもりの宿ふる川(札幌市)(PDF形式/815KB)

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ぬくもりの宿ふる川 札幌市
ゆ瞑み露天風呂 自灯の湯
部屋数を77室から一部2室を1室にして52室に減らす
また、従業員に対し、「我々の仕事は、お客様にぬくも
や暖炉を配置し、また、従業員のユニホームも作務衣装に
りを伝えて幸せを広げること。そのことが、自分たちの幸
して、「和」の雰囲気を演出している。
せにつながる。」という考えを伝え、従業員は経営者の宿
ニューを変えて提供するほか、調理したての熱くて美味し
いものを食べてほしいとの考えから部屋食を廃止し、また、
顧客同士が食事を通じて和やかに過ごしてほしいとの考え
「ぬくもり」をコンセプトにした
宿づくりで個人客を獲得
(株)定山渓パークホテル
ぬくもりの宿 ふる川
所在地:札幌市南区定山渓温泉西4−353
応等を直に把握し、サービス改善を迅速に行っている。
とともに、建物、設備を民芸調に統一して館内には囲炉裏
食事は、北海道産の食材にこだわった料理を月ごとにメ
ぬくもりの宿ふる川(玄関)
山小屋風デザインのギャラリー
づくりの戦略を共有し高いモチベーションを持ってきめ細
かなもてなしを行っている。
●リピーター客の確保
からあえて箸でつつきあう大皿料理に変えた。さらに、館
宿泊客を「絆の会」として組織化し、現在、会員数は
内には、「相田みつお」ギャラリーや北海道の作家の作品
5000人におよんでいる。会員には、宿泊料や夕食時の飲
を常設展示するほか、自家製よもぎ茶をサービスするなど、
み物等を割引サービスするほか、アーリーチェックイン・
宿泊者が小さな感動が得られるよう随所に工夫を凝らして
レイトチェックアウトなどの特典を付与し、リピーター化
いる。
を図っている。
このほか、若女将自ら定山渓の四季折々の変化やイベン
ト等をブログで情報発信するなど、「定山渓温泉」を身近
に感じてもらう取り組みも行っている。
●経営者自ら現場に立ち迅速にサービス改
善を実施
「ふる川」は経営者自ら現場に立ち、宿泊客の評価、反
客室数:52室
主な付帯施設:お食事処「仙食庵」「壷中天」、
お休処「いっぷく庵」、お土産処「おもいで屋」、
ゆ瞑み露天風呂、貸切檜風呂、展望風呂
定山渓温泉は、札幌の中心街から1時間程度の緑豊かな
使った「和」の手作り料理を提供し、さらに、小さなお宿
自然と温泉が味わえる温泉街。1969年に「定山渓パーク
ならではのきめ細かもてなしに心がけた。このような旅館
ホテル」を開業し、経済成長とともに観光客が大勢訪れ、
はこれまでの定山渓温泉にはなかったタイプであり、口コ
同ホテルは順調に業績を拡大していた。しかし、バブル経
ミで評判が広がり個人客層を開拓するとともに、固定客を
済が崩壊し景気が冷え込む中、北海道経済は北海道拓殖銀
掴むことに成功している。
行が破綻し急速に悪化した。
こうした中、同ホテルは1998年に旅館名を「ぬくもり
の宿 ふる川」に改め、それまでの路線を180度変えた。
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見ても楽しいギャラリー兼ショップ
●「ぬくもり」をテーマにした宿づくり
バブル経済が崩壊して観光客が減少し、定山渓温泉も人
その名のとおり、「ぬくもり」をコンセプトにした宿づく
が歩かない温泉街になっていた。そのような中、「疲れた
りを目指し、これまでのお客を大量に受け入れるスタイル
時にぶらりと来て、のんびりと癒す。そんなぬくもりのあ
から、人と人とのふれ合いを大切にする個人客重視の路線
る宿を造りたい。定山渓を宿泊者がそぞろ歩く温泉街にし
に切り替えた。客室数を減らすとともに、建物、設備のほ
たい。」という想いから、旅館名を「ふる川」に改め再ス
か館内全体を民芸調に統一し、食事も北海道産の食材を
タートをきった。
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