アコーディア・グループ 中期経営計画 ~2012年3月期 Accordia Vision 2011 2008年9月30日 アコーディアグループ 中期経営計画 Accordia Vision 2011 目次 2008/9/30 I. ビジョン/中期目標 II. 中期戦略/課題 1. 「ゴルフ事業革命」による収益性の向上 2. マーケットリーダーポジションを保持する「新規買収」 3. 「ポートフォリオ最適化」 4. 「ゴルフ総合サービス事業」の展開 5. 効率的な経営基盤の構築 6. 資本政策 -1- Ⅰ.ビジョン/中期目標 アコーディアグループ 中期経営計画 Accordia Vision 2011 これまでの背景 環境の変化 当社設立 現在 現在 2000初頭~2008 2000初頭~2008 事業環境 プレーヤー 経営/競合 1980年代~ 1980年代~ 90年代後半 90年代後半 90年代後半~ 90年代後半~ 2000初頭 2000初頭 ゴルフ大ブーム ゴルフ大衆化 ゴルフ場建設ラッシュ ゴルフばなれ プレー人口激減 倒産ラッシュ ゴルフブーム 団塊世代のリタイア 接待・ギャンブル ゴルフ主流 会員権長者・ 月1ゴルファーの登場 接待ゴルフ激減 低価格志向拡大 プライベート利用 会員権収入を主軸と したゴルフ場経営 旧態依然の経営 大型オペレーター登場による競争の激化 不良債権案件、資産切り離しによる売却 ゴルフ業界のリーダーとして、 ゴルフ業界のリーダーとして、 日本のゴルフを気軽に楽しめるカジュアルゴルフに変革 日本のゴルフを気軽に楽しめるカジュアルゴルフに変革 2008/9/30 -2- Ⅰ.ビジョン/中期目標 アコーディアグループ 中期経営計画 Accordia Vision 2011 ゴルフマーケットの動向 米国と日本の比較 米国 日本 ゴルフ場数 16000コース※1 約2400コース ゴルフ人口 2870万人※1 830万人※4 ゴルフ人口比率 12.6%※2 9.8%※5 コースあたり の人口 1600 3500 年間プレー回数 18回 11回 平均プレー料金 出典 *1 *2 *3 *4 *5 *6 11,850円※6 NGF Golf Industry –2007 NGF Golf20/20 conference 12歳以上が対象 NGF The cost of Golfより、データはパブリックコースを対象 社会経済生産性本部 レジャー白書2008 ゴルフ人口/総務省データ 15歳~64歳人口 H16年 特定サービス産業実態調査報告書 コース当りの人口 年間プレー回数 年間ラウンド総数 2008/9/30 5300円※3 米国 マーケット z 住宅に近接した大衆パブリッ クコースが多数存在 z 安価で気軽にスポーツ感覚で プレーすることができる z ゴルフ回数高、単価低 =ゴルフ人口/ゴルフ場数 =年間ラウンド総数/ゴルフ人口 米国501百万ラウンド NGF Golf Industry Report 日本ゴルフ特信データを自社集計後、2400コース換算した z 全体としては、供給過剰状 態であることから、米国同 様の大衆化路線が更に進 み、2極化する 日本 マーケット への示唆 z カジュアル化が進み、ラウ ンド回数が米国並みとなれ ば、総ラウンド数は増加の 可能性がある。 z ゴルフ場の需給バランスは 日本の方が2倍程度良く、 単価は米国ほど減少しない と予想される。 -3- Ⅰ.ビジョン/中期目標 アコーディアグループ 中期経営計画 Accordia Vision 2011 ゴルフマーケットの動向 一人当たりのラウンド回数が上昇傾向 一人当たりのラウンド回数が上昇傾向 = = コアゴルファーが増加している。 コアゴルファーが増加している。 入場者数 (千人) (千ラウンド) プレー回数/ゴルフ人口 (ラウンド数) 110,000 11 バブル崩壊期 当社設立・活動 10 90,000 9 80,000 8 70,000 7 60,000 6 19 85 年 19 86 年 19 87 年 19 88 年 19 89 年 19 90 年 19 91 年 19 92 年 19 93 年 19 94 年 19 95 年 19 96 年 19 97 年 19 98 年 19 99 年 20 00 年 20 01 年 20 02 年 20 03 年 20 04 年 20 05 年 20 06 年 ラウンド総数 100,000 平均プレー回数 バブル景気 2008/9/30 出所:入場者はゴルフ事業協会、ゴルフ人口数はレジャー白書 -4- Ⅰ.ビジョン/中期目標 ACCORDIA GOLFの目指す姿 2020年 マーケット・環境 アコーディアグループ 中期経営計画 Accordia Vision 2011 ACCORDIA GOLFの目指す姿 【事業・競合環境】 z ゴルフ場運営事業会社が減少し、 ゴルフビジネスは更に寡占化が進む 【マーケット環境】 z 業界の取り組み次第では、コアゴル ファーの増加により総ラウンド数の減 少を食い止めることも不可能ではな い。 z 「ゴルフライフスタイル」は更に多様 化する スポーツとしての更なる大衆化 ファッションとしてのゴルフ ・・・・ 2008/9/30 マーケットリーダー z ゴルフ業界をリードする z 優良なゴルフ場、ゴルフ練習場の取得を進 め、更なる成長を続ける z 女性や若手などプレーヤーの裾野を広げ、コ アゴルファーを増加に取り組む ゴルフビジネスの進化 =ゴルフ事業革命 z 常に価格以上のバリューを提供する z ゴルファーから選ばれるブランドとなる -5- Ⅰ .ビジョン/中期目標 アコーディアグループ 中期経営計画 Accordia Vision 2011 マーケットリーダー ゴルフ場事業での圧倒的なシェア獲得によるスケールメリット、マーケットリード力UPと共に、ゴルフリ テールマーケットの他事業でもゴルフ場事業とのシナジーを生かし展開する。 ②事業領域拡大による成長 ゴルフ練習場 2012年3月期 35施設 将来 100施設以上 ①シェア拡大 による成長(ゴルフ場) 2012年3月期 173コース 将来 200コース以上 練習場事業 スクール事業 ゴルフ場事業 11,450億円 3,000億円 2400コース 4000施設 PGM 7% 300億円 Mizuno ゴルフ用品事業(販売) 4,240億円 Golf 5 15% 西武 2% オリックス 2% 東急 1% 市川造園 1% ユニマット 1% 太平洋 1% リゾートソリューソンズ 1% DUN LOP XBIO(Victoria) 8% BS 二木ゴルフ 6% つるやゴルフ 5% 有賀園 2% その他 200コース以上 Accordia 7% その他 Accordia 0.3% ゴルフリテールマーケット 2008/9/30 Accordia golf 1% 市場規模出所: ゴルフ場、ゴルフ用品事業:2008年度レジャー白書 ゴルフ練習場:特定サービス産業より当社加工 スクール事業:当社推定 -6- Ⅰ .ビジョン/中期目標 アコーディアグループ 中期経営計画 Accordia Vision 2011 ゴルフ事業革命 第2次ゴルフ事業革命 ~2012年3月 ブランドの確立 選択されるブランドへの進化 ゴルフ場運営=サービス業 z カジュアルゴルフの提唱 z サービス4原則の徹底 何度でも行きたくなるゴルフ場運営 z 一日から半日へのスポーツへ コースコンディション プレーバリエーション ショップ レストラン z ポイントカード導入 ゴルフの日常化⇒コアゴルファー拡大 z ゴルフ総合サービスへの展開 ポイントカードを介して、ゴルファーの 利便性を追及するサービスへの展開 【顧客とのWin-Win 関係構築】 プレー1回当りの消費単価の圧縮 ゴルフライフ総消費の獲得による収益拡大 第1次ゴルフ事業革命 ~2008年3月 ラウンド回数の増加 バリューと安心感のある ブランドとして定着 2008/9/30 ブランドのディファクトスタンダード化 ~ゴルフのことならアコーディアで~ -7- ゴルフ総合サービス事業の展開 アコーディアグループ 中期経営計画 Accordia Vision 2011 ゴルフ関連消費の全てを獲得するゴルフ総合サービスを展開する ゴルフ関連消費の全てを獲得するゴルフ総合サービスを展開する ゴルフプレー ショップ ゴルフ練習 スクール ゴルファー クラブフィッティング ゴルファーにとって 利便性の高いサービスが広がる 2008/9/30 -8- Ⅰ .ビジョン/中期目標 アコーディアグループ 中期経営計画 Accordia Vision 2011 中期目標数値 目標値 2012年3月期 2008年3月期 売上比 売上高 EBITDA 1080億円 300億円 27.8% 売上比 775億円 173億円 備考 年平均8.6%成長レベル 新規買収による成長 年平均14.8%成長レベル 22.3% 既存・新規による成長 年平均15.0%成長レベル 営業利益 220億円 20.4% 125億円 16.1% EBITDA成長と投資効率上昇 ※EBITDA = 営業利益+減価償却費+のれん償却費 ガイドライン値 経常利益 195億円 110億円 当期純利益 110億円 95億円 3.6 5.0 30% 11% レバレッジ・レシオ 連結配当性向 2008/9/30 ※レバレッジ・レシオ = 純有利子負債 ÷ EBITDA 年平均15.5%成長レベル 投資効率上昇による一定成長 税負担を上回る利益成長 安全性を増しながらの成長 漸近的な増加を目指す -9- Ⅰ .ビジョン/中期目標 アコーディアグループ 中期経営計画 Accordia Vision 2011 中期目標数値 売上高 売上高増加要因 +300億円 1000 その他 6 39 売上高 億円 練習場 151 900 800 08年3月期 取得 06年3月期 以前取得 売上高 18 775 07年3月期 取得 80 1080 09年3月期以降 新規コース 8 既存ゴルフ場も大きな寄与 新規買収・建設が大きな寄与 0 2008年3月期 2008/9/30 ※その他:ゴルフ場運営受託、ハーツリー運営委託、本社関連収入等 2012年3月期 - 10 - Ⅰ .ビジョン/中期目標 アコーディアグループ 中期経営計画 Accordia Vision 2011 中期目標数値 EBITDA EBITDA増加要因 +130億円 300 EBITDA 億円 練習場 06年3月期以前 取得 200 その他 EBITDA 07年3月期 取得 7 08年3月期 取得 30 28 13 1 09年3月期以降 新規コース 48 既存ゴルフ場収益強化が 利益成長の要 100 300 新規買収・建設も寄与 173 0 2008年3月期 2008/9/30 ※その他:ゴルフ場運営受託、ハーツリー運営委託、本社関連収入等 2012年3月期 - 11 - Ⅰ .ビジョン/中期目標 アコーディアグループ 中期経営計画 Accordia Vision 2011 中期ガイドライン数値 EBITDAマージン 既存ゴルフ場収益力の堅調な増加、並びにポートフォリオ最適化により、 既存ゴルフ場収益力の堅調な増加、並びにポートフォリオ最適化により、 EBITDAマージンは約28%までに上昇。 EBITDAマージンは約28%までに上昇。 EBITDAマージン (百万円) 500 30% 27.8% EBITDA 22.3% 300 20% 200 EBITDAマージン 400 300 100 173 0 10% 2008年3月期 2012年3月期 EBITDAマージン = EBITDA ÷ 売上高 2008/9/30 - 12 - Ⅰ .ビジョン/中期目標 アコーディアグループ 中期経営計画 Accordia Vision 2011 中期ガイドライン数値 投資額と財務安全性 200億円レベルを継続投資 200億円レベルを継続投資 財務安全性を示すレバレッジ・レシオは減少 財務安全性を示すレバレッジ・レシオは減少 買収投資額推移 買収金額 (百万円) 90,000 レバレッジレシオ 8 7.5 80,000 7 70,000 買収投資額 5.0 60,000 50,000 5 3.7 3.6 4 40,000 3 30,000 200億円レベルの投資を継続 2 20,000 10,000 1 0 0 2006年3月期 2007年3月期 2008年3月期 実績 実績 実績 2008/9/30 レバレッジ・ レシオ 6 ※レバレッジ・レシオ = 純有利子負債 ÷ EBITDA 2012年3月期 予想 - 13 - アコーディアグループ 中期経営計画 Accordia Vision 2011 2008/9/30 I. ビジョン/中期目標 II. 中期戦略/課題 1. ゴルフ事業革命による収益性の向上 2. マーケットリーダーポジションを保持する「新規買収」 3. ポートフォリオ最適化 4. ゴルフ総合サービス事業の展開 5. 効率的な経営基盤の構築 6. 資本政策 - 14 - Ⅱ. 中期戦略/課題 中期経営課題 アコーディアグループ 中期経営計画 Accordia Vision 2011 中期経営課題~2012年3月期 1. 「ゴルフ事業革命」による収益性の向上 2. マーケットリーダーポジションを保持する「新規買収」 3. ポートフォリオの最適化 4. 「ゴルフ総合サービス事業」展開による新たな事業基盤確立 5. 事業戦略を実現する効率的な管理体制の構築 6. 株主への直接的還元 2008/9/30 - 15 - Ⅱ. 中期戦略/課題 アコーディアグループ 中期経営計画 Accordia Vision 2011 1. ゴルフ事業革命 従来のゴルフ経営の枠組みに捉われない、「ゴルフ事業革命」により、収益最大化を実現する。 従来のゴルフ経営の枠組みに捉われない、「ゴルフ事業革命」により、収益最大化を実現する。 ゴルフ事業革命の戦略 収益ドライバー z 枠数の拡大が事業革命 のキーとなる。 枠数 売上 増加 z ゴルフ場ビジネスはホテ ル業界、航空業界同様、 変動費が少ないため、 「枠」の中でいかに売上を 最大化するかがキーとな (Revenue per available Tee Time) る。 =「稼働率」×「客単価」 RevpaTT コスト 適正化 2008/9/30 z スケールメリットを追求し つつ、個々のコースの競 争力を強化することが キーとなる。 ①キャパシティ拡大 ①キャパシティ拡大 ②顧客囲い込み ②顧客囲い込み 左記を 左記を 実現する 実現する ③レベニュー ③レベニュー マネジメント マネジメント コース関連 コース関連 戦略的投資 戦略的投資 & & IT投資 IT投資 ④オペレーション ④オペレーション 最適化 最適化 - 16 - Ⅱ. 中期戦略/課題 1. ゴルフ場事業革命 – ①キャパシティ拡大 アコーディアグループ 中期経営計画 Accordia Vision 2011 「半日ゴルフ」を実現するプレースタイルの取組み 「半日ゴルフ」を実現するプレースタイルの取組み 【スループレーを利用動向】 頻繁に利用 時々利用 利用したい あまり興味はな い 半日ゴルフを楽しむ層が増える 半日ゴルフを楽しむ層が増える •• 午前中・午後で終わること 午前中・午後で終わること •• 18 Hの流れでゴルフをする 18Hの流れでゴルフをする 利用している/利用したいが半数 5.4 0 2 6.1 10 20 16 .3 30 40 5 2.2 50 60 70 80 90 1 00 【スループレーを好む理由】 短時間で回れる こ と ニーズとキャパシティの最適化 安上がりで す む こ と スループレーを組み合わせた スループレーを組み合わせた 変則プレースタイル(4部制、1Way等) 変則プレースタイル(4部制、1Way等) 1 8 Hでの流れでプ レーが楽しめ る カジ ュ ア ルで ある こ と スポ ーテ ィ で ある こ と 練習用や普段遣いなど と、 割り切って 使える 家族や友人を連れて 気軽に行ける 0 20 40 60 80 キャパシティ 1.2~1.3倍UP 130コース保有を生かした全国規模でのテストマーケティング結果を今後の戦略に生かす 2008/9/30 - 17 - Ⅱ. 中期戦略/課題 1. ゴルフ場事業革命 – ①キャパシティ拡大 アコーディアグループ 中期経営計画 Accordia Vision 2011 キャパシティアップの際には、プレーのスピードアップが不可欠であり、 キャパシティアップの際には、プレーのスピードアップが不可欠であり、 当社はプレースピードアップへの戦略的投資を実施してきた。 当社はプレースピードアップへの戦略的投資を実施してきた。 プレースピードアップ 改修後 コース改造/カート道路投資 •自走によるカートスピードアップ、カートルートの見直し FW走行 •FW走行によるプレースピードの向上 改修前 マーシャル/キャディ教育 •マーシャル強化によるボトルネックの解消 GPSカート設置 •GPSによる時間管理、ボトルネックの把握 設備投資については 業界でも高水準である売上の6%を基本水準としている 2008/9/30 広陵カントリークラブ(栃木県鹿沼市) カート道 改修 - 18 - Ⅱ. 中期戦略/課題 1. ゴルフ場事業革命 – ①キャパシティ拡大 アコーディアグループ 中期経営計画 Accordia Vision 2011 ナイターゴルフ ナイターゴルフ 仕事帰りにゴルフ場 = 新しいゴルフライフ 大厚木カントリークラブ 桜コース 18ホールにナイター設備設置 今年度9月実績 約10~80名/1日 今年度 堺カントリークラブにて18ホールナイター設置 2008/9/30 - 19 - Ⅱ. 中期戦略/課題 アコーディアグループ 中期経営計画 Accordia Vision 2011 1. ゴルフ場事業革命 – ②顧客囲い込み アコーディア価値の浸透が、ビジター⇒シルバー⇒メンバーへと進化させる アコーディア価値の浸透が、ビジター⇒シルバー⇒メンバーへと進化させる アコーディア価値 クオリティの高いコースコ ンディション 多彩なレストランメニュー 上達をサポートする 練習場/スクール/クリ ニック 多様なプレースタイル 量販店並みの ショップ ポイントカード 特典 シルバー: シルバーカード発行枚数 年間6回以上のビジター アコーディア価値の浸透による顧客の進化 アコーディア利用者 アコーディア利用者 アコーディア・ファン アコーディア・ファン アコーディア・メンバー アコーディア・メンバー アコーディアを利用する アコーディアを利用する 平均2ラウンド 平均2ラウンド アコーディアを気に入っている アコーディアを気に入っている 平均9回ラウンド 平均9回ラウンド ゴルフといえばアコーディア ゴルフといえばアコーディア 平均13回ラウンド 平均13回ラウンド ビジターカード 2008/9/30 シルバーカード メンバーカード - 20 - Ⅱ. 中期戦略/課題 アコーディアグループ 中期経営計画 Accordia Vision 2011 1. ゴルフ場事業革命 – ②顧客囲い込み 業界に先駆けポイントカードを発行しており、既に200万人の顧客を囲いこみが出来ている。 カード発行計画 (万枚) 400 500万ラウンド メンバー シ ルバー ビジ ター 300 30 23 200万枚突破 200 100 20 20 9 139 145 20 95 × 10R 2012年3月期 2012年3月期 入場者の 入場者の 60%をカバー 60%をカバー 21 11 266 169 0 2 0 0 6 年3 月期 2 0 0 7 年3 月期 2 0 0 8 年3 月期 2 0 0 8 年8 月 2 0 1 2 年3 月期 予想 業界一位のポイントカード発行数 2008/9/30 - 21 - Ⅱ. 中期戦略/課題 1. ゴルフ場事業革命 – ②顧客囲い込み アコーディアグループ 中期経営計画 Accordia Vision 2011 ゴルファー必須の一枚 ビジターカード サービス シルバーカード リソース 基本 ポイント ショップ (新品) 2%還元 自社 5%ポイント 10%ポイント 18%ポイント 2%還元 5%還元 5%還元 ショップ (中古品) クリニック 自社 最大 1,000円割引 最大 2,000円割引 ラウンド レッスン 自社 最大 3,000円割引 最大 6,000円割引 スクール 自社 練習場 ゴルフ旅行 ・ ・ ・ 2008/9/30 メンバーカード 自社/提携 スクール生 ⇒シルバー会員 打席・ボール割引(平日) 年2回 最大 無料 12,000円割引 チケット割引 打席・ボール割引(全日) 他業界との提携を推進 - 22 - Ⅱ. 中期戦略/課題 1. ゴルフ場事業革命 – ③レベニューマネジメント アコーディアグループ 中期経営計画 Accordia Vision 2011 レベニューマネジメントとは、単価を上げることではなく、売上を最大化する手法である。 【従来のゴルフ場運営】 レベニューマネジメントへの取り組み • 一定価格を維持 ⇒需要と合わず限定的売上 単価 レベニュー管理システム 高度化 zセントラル予約ハブWEBシステム 予約管理/データの集中管理が可能となった。 zBIツール(Business Intelligence) 稼働率 経営情報の「見える化」を実施。 「CRM協会 ベストプラクティス賞」 【レベニューマネジメント】 • 需要に合わせた単価政策により、 稼働率を増加させ、売上最大化を図る。 エリアマーケティング 2008/9/30 単価 zエリア/地域単位での価格政策 稼働率 - 23 - Ⅱ. 中期戦略/課題 1. ゴルフ場事業革命 – ④オペレーション最適化 アコーディアグループ 中期経営計画 Accordia Vision 2011 ゴルフ場の市場特性や施設特性を基準に分類したグループ毎に運営標準モデルを導入し、サービス の標準化・効率化を実現すると共に、各ゴルフ場の競争力の強化を図っている。 ゴルフ場ポジショニングとカテゴリ分類 オペレーション最適化戦略 ハイエンドオペレーション 高い 個別戦略 個別戦略 個別 ゴルフ場特性に合わせた ゴルフ場特性に合わせた オペレーション戦略 オペレーション戦略 <商品差別化、ローコスト <商品差別化、ローコスト 戦略など> 戦略など> サービスレベル H アコーディアスタンダード オペレーション カテゴリ Ⅲ Ⅱ Ⅰ 共通 Ⅰ Ⅱ Ⅲ 共通 低い 低い ゴルフコースポテンシャル アコーディア アコーディア グループ グループ H ブランド力強化 ブランド力強化 サービス標準化 サービス標準化 カテゴリに応じたサービス カテゴリに応じたサービス 標準化 標準化 プラットフォーム化 プラットフォーム化 集中購買などグループ共 集中購買などグループ共 有部分の効率化 有部分の効率化 高い ブランド統一によるブランド力、プラットフォーム化が差別化要素となる 2008/9/30 - 24 - Ⅱ. 中期戦略/課題 1. ゴルフ場事業革命 – ④オペレーション最適化 アコーディアグループ 中期経営計画 Accordia Vision 2011 ローコストオペレーションによる収益改善例 ローコストオペレーション実施後 の実績推移 事業運営ローコスト化の取り組み 1WAY方式 (百万円) 500 •1WAYによるオペレーション省力化 ポーターレス •セルフスタイルによるローコスト化 (人) 50,000 売上高 償却前利益 400 入場者 売上 ▲ 1% 300 軽食スタイル(コックレス) •センター調理によるコックレスによる原価低減 消耗品戦略 40,000 200 100 11 % 利益+ •ショップで消耗品を中心とすることで在庫リスクを低減する 0 事務センター化 30,000 2006 2007 •事務センター化による管理事務軽減 2008/9/30 - 25 - Ⅱ. 中期戦略/課題 アコーディアグループ 中期経営計画 Accordia Vision 2011 1. ゴルフ事業革命 既存コースの2012年3月期までのEBITDA 年間平均成長率は5%を見込む。 既存コース EBITDA推移 年間平均成長率 2003/4~2004/3 運営開始 計48コース 2004/4~2005/3 運営開始 計35コース 18ホール換算 EBITDA (百万円) 2005/4~2006/3 運営開始 計9コース EBITDA マージン 2006/4~2007/3 運営開始 計10コース 2007/4~2008/3 運営開始 計24コース 300 32.9% 35.0% 34.6% 35.0% 31.2% 32.4% 30.6% 28.7% 250 30.0% 28.9% 27.6% 200 159 174 163 183187180 150 32.6% 30.0% 225 214 210 29.4% 200195 192 2004年 2004年 3月期取得 3月期取得 2005年 2005年 3月期取得 3月期取得 7.0% 2.7% (4年平均) 9.3% 2.8% (3年平均) 11.9% 25.0% 2006年 2006年 3月期取得 3月期取得 20.0% 2007年 2007年 3月期取得 3月期取得 28.1% 15.0% 2008年 2008年 3月期取得 3月期取得 - 9.5% (2年平均) 24.0% 19.8% 110 16.50% 100 2009年3月期 ⇒2012年3月期 実績 86 7.7% (1年平均) 16.0% 73 50 10.0% 2005年3月期 2008/9/30 2006年3月期 2007年3月期 2008年3月期 2009年3月期 平均 平均 4.9% - 26 - Ⅱ. 中期戦略/課題 アコーディアグループ 中期経営計画 Accordia Vision 2011 2.新規買収– MAマーケット MA対象となる物件はまだ存在している。 サブプライムローンに端を発する金融情勢により、昨年まで買い手であった不動産会社やファンド が、資金繰りの問題から手元流動性確保のために、売り手に回り始めている 経営交代数の推移※ 予想される物件候補 (コース数) ※自社調査 200 200 法的整理 経営交代 アコーディア 150 95 100 48 52 50 150 65 0 2006 200~300 2次売却 2次売却 可能性コース 可能性コース 50~100 非専業会社 非専業会社 (事業会社) (事業会社) 保有コース 保有コース 300~400 2007 計 ※ゴルフ特信 2008/9/30 9 ゼクスグループが買収し たワイルドダック、藤岡、 関越ハイランド、那須グ リーンの売却案件 72 0 2005 2次売却: これまで買収してきた不動産会 社やファンドが売却する zチャーミングリゾート 経営破たん 経営破たん 予備軍コース 予備軍コース 100 50 69 コース数 2次売却の事例 全国ゴルフ場数 500~800 2,400 - 27 - Ⅱ. 中期戦略/課題 アコーディアグループ 中期経営計画 Accordia Vision 2011 2.新規買収– 資金調達力 当社は、低迷している資金調達環境の中、十分な借入余力を保持しており、積極的な新規買収が 可能である 借入余力 (コベナンツによる上限) (百万円) ×6.5 140,000 120,000 借入余力 46,386 100,000 ×4.2 80,000 135,200 60,000 86,953 40,000 20,000 (注) 2009/03期見込み EBITDA20,800百万円 0 借入限度額 今期借入余力 シンジケートローンのコベナンツ上、レバレッジレシオ6.5倍まで借入が可能 (2008/03月末時点では4.2倍) 2009/03月期見込みEBITDAをベースにすると、460億円の借入余力あり 本中計期間中に 格付BBB+⇒Aを目指す 2008/9/30 - 28 - Ⅱ. 中期戦略/課題 アコーディアグループ 中期経営計画 Accordia Vision 2011 2.新規買収– 評価方法 株式価値向上に寄与する新規買収及び買収評価額の徹底 当社有利な市場環境の中で、セレクティブに新規買収を遂行 市場取引事例におけるDRの推移 基本方針 標準的収益水準に達する物件であること 基準Discount Rateから事業リスクに応じてRateを調整 当社の株価から逆算される市場期待を下回らないDRを適 用 事業リスクは将来予測キャッシュフローの安定度により判 断し、大きくは立地・コースグレードによる影響が大きい 立地 低 高 10%~ 7%~9% 6%~8% 6%~8% 5%~7% ~2006年3月期 コースグレード 低 高 予測CF安定度 低 高 事業リスク 高 低 高 低 適用ディスカウントレート 2008/9/30 将来予想 2008年3月期 2007年3月期 2009年3月期 基準DR+α~ 基準DR ~ 基準DR-α - 29 - Ⅱ. 中期戦略/課題 アコーディアグループ 中期経営計画 Accordia Vision 2011 2.新規買収– MA体制 MA体制強化の取り組み 新規取得コース 入場者推移 MA専任部署の設置 (2006年~) FY2007取得コース 入場者数前年対比(18H当り) (4月-8月実績) (ラウンド数) 18,000 「アコーディア化」専任部署 の設置(2008年~) • 1~2年目コースを事業開発本部(MA)下 で、早期スタビライズを目的とした部署と して設置 +25.5% 17,000 16,000 15,000 14,000 13,000 12,000 11,000 10,000 FY2007 FY2008 アコーディア化専任部署の効果が既に現れ始めた。 2008/9/30 - 30 - Ⅱ. 中期戦略/課題 アコーディアグループ 中期経営計画 Accordia Vision 2011 コース数計画 年間10コース、150億円/年の投資を計画している。 買収計画 (コース数) 契約コース 250 保有コース 今期の実績及びパイプライン コース名 保有 那須グリーン(18H) ブリティッシュガーデンクラブ(18H) 大津カントリークラブ(45H) 樽前カントリークラブ(27H) +3コース買収予定 売却 四万十カントリークラブ 双園ゴルフクラブ 栃木コース 200 23 150 20 8 18 100 200 2 150 38 50 91 49 103 125 126 45 +4コース売却予定 契約 廣済堂埼玉ゴルフ倶楽部 ハーツリーレストラン業務契約 (11コース) 0 2004年 3月 期 2005年 3月 期 2006年 3月 期 2007年 3月 期 2008年 3月 期 2009年 3月 期 2012年 3月 期 毎年10コース程度の買収 毎年10コース程度の買収 150億円/年 150億円/年 2008/9/30 - 31 - Ⅱ. 中期戦略/課題 アコーディアグループ 中期経営計画 Accordia Vision 2011 3.ポートフォリオ最適化 当社ポートフォリオは都市部が多いが、更に基盤を強固にするため、ポートフォリオ最適化を行う。 地域ポートフォリオ(18H換算コース数) 収益ポートフォリオ※1 100百万円以下のコースは 全てローカル地域のコース 38% 35 ローカル 都市部 ロー カル 30 入場者/18H コース数 37,300 25 20 15 10 62% 5 0~ 4 0 0 50 0 ~ ~ 3 0 0 0 0 2 50 40 30 ~ ~ 0 0 1 53,400 0 0 0 20 10 入場者/18H 0 0 ~ 都市部 EBITDA区間(百万円) ホテル/ローカルリゾート地域 ※都市部、ローカルの定義は当社独自の基準によるものです 2008/9/30 ※1: 対象コースはスタビライズした2005年度取得以前の コースを対象とし、 2009年3月期予想ベースとしている。 - 32 - Ⅱ. 中期戦略/課題 アコーディアグループ 中期経営計画 Accordia Vision 2011 3.ポートフォリオ最適化 ポートフォリオ最適化の目的 将来に向けた 経営基盤の強化 限りある経営資源の最適化 売却判定基準 標準的収益水準に達しない物件 標準的収益水準に達しない物件 + 個別コースの特性として シナジー分析(顧客共有、拠点集中) シナジー分析(顧客共有、拠点集中) マーケット分析(立地環境、アクセス、人口) マーケット分析(立地環境、アクセス、人口) ポテンシャル分析(コース、事業転用) ポテンシャル分析(コース、事業転用) 売却対象物件決定 売却対象物件決定 2008/9/30 既存10コース程度 を売却予定 - 33 - Ⅱ. 中期戦略/課題 アコーディアグループ 中期経営計画 Accordia Vision 2011 4.ゴルフ総合サービス事業 ポイントカードを中心としたゴルフ練習場とゴルフ場の回遊 ゴルフ練習場 ゴルフ場 ゴルファー ■スクール ■クラブ工房 ポイントカード ■ゴルフプレー ■レストラン ■プロショップ ■スクール ■プロショップ 2008/9/30 - 34 - Ⅱ. 中期戦略/課題 アコーディアグループ 中期経営計画 Accordia Vision 2011 4.ゴルフ総合サービス事業 – 練習場シナジー まだ練習場事業開始1年弱であるが、既にシナジー効果が確認された。 まだ練習場事業開始1年弱であるが、既にシナジー効果が確認された。 シナジー分析 練習場新規客⇒ゴルフ場来場 練習場での 新規カード 発行数 ラウンド数※ 将来シナジー予想 運営練習場 コア層(人) 柏 4,241 2,260 2,000 ×10ラウンド 2007年7月~ ラウンド数 四街道 3,262 1,167 ×100ヶ所 2007年10月~ ※ラウンド数期間:2007年9月1日~2008年8月31日 2008/9/30 20,000 総ラウンド数 200万ラウンド - 35 - Ⅱ. 中期戦略/課題 アコーディアグループ 中期経営計画 Accordia Vision 2011 4.ゴルフ総合サービス事業 – 練習場ビジネス 今期の実績及びパイプライン 練習場買収計画 (施設数) 120 コース名 100 契約練習場 保有 保有練習場 アコーディア・ガーデン 千葉東金 アコーディア・ガーデン水戸 アコーディア・ガーデン 瀬戸(9月開業) アコーディア・ガーデン 加古川(11月開業) アコーディア・ガーデン甲子園浜(来春予定) 80 60 ・ 取得 40 100 受託 +4施設建設・買収予定 都市部型練習場 13 広尾カントリークラブ 堂島カントリークラブ 20 0 0 1 1 1 12 22 '07年3月期 '08年3月期 '09年3月期 売却 - 契約 - '12年3月期 練習場投資50億円/年 2008/9/30 郊外型練習場 - 36 - Ⅱ. 中期戦略/課題 4.ゴルフ総合サービス事業 – 新規練習場 郊外型練習場 アコーディア・ガーデン水戸 アコーディア・ガーデン千葉東金 アコーディア・ガーデン瀬戸 アコーディアグループ 中期経営計画 Accordia Vision 2011 都心部型練習場 広尾カントリークラブ アコーディア・ガーデン加古川 堂島カントリークラブ 2008/9/30 - 37 - Ⅱ. 中期戦略/課題 4.ゴルフ総合サービス事業 – 練習場ビジネス アコーディアグループ 中期経営計画 Accordia Vision 2011 データ取得可能な「アコーディア・ガーデン柏」の例(下期半年分の実績数値) ゴルフ練習場の売上区分 116 2 7 11 ゴルフ練習場の費用区分 その他 2.0% スクール 9.4% プロショップ 5.9% 41 36 本社費控除前 = EBITDAマージン 35.2% その他経費 30.8% 96 打球料金、入場料 82.7% (ご参考) アコーディア・ガーデン柏 概要 5 材料費 4.1% 35 人件費 30.0% z 2007年5月 リニューアル・オープン z 打席数 85打席(全打席全自動 ティアップ完備) z 距離 250ヤード z 2階建てフロア z バンカー練習場あり z 下期(6ヶ月)入場者数 62,719 名 z ロケーション 柏市内 国道16 号線沿い ゴルフ場とのシナジーを考慮に入れ、取得時EBITDAマージン(本社費控除前)20%を目安に取得を推進 (注) 単位:百万円。アコーディア・ガーデン柏の2008年3月期下期実績。管理会計ベース。 2008/9/30 - 38 - Ⅱ. 中期戦略/課題 アコーディアグループ 中期経営計画 Accordia Vision 2011 5. 効率的な経営基盤の構築 上場時からのシステム投資、全社業務改革により、効率的な経営基盤を構築してきた。 効率的な経営基盤への取り組み 本社費用計画 (億円) 本社費用 戦略的役割強化 8% 比率 70 7.40% 6.70% 7.10% 60 7% 6.30% コース数に比例しない 本社コスト構造 5.6% 66 49 20 4% 60 49 41 3% 2% 10 統合されたシステム化投資 5% 40 30 業務生産性の向上 6% 50 1% 0% 0 06年 3月度 07年 3月期 08年 3月期 09年 3月期 12年 3月期 ※2009年3月期はハーツリー統合による本社費用増加 売上高の5%を本社費目標として、業務改革を実行中 2008/9/30 - 39 - Ⅱ. 中期戦略/課題 アコーディアグループ 中期経営計画 Accordia Vision 2011 6. 資本政策 当社は、今後数年間の資本政策として、事業CFと借入余力から 当社は、今後数年間の資本政策として、事業CFと借入余力から 利用可能な現預金を以下の方針に従って充当する 利用可能な現預金を以下の方針に従って充当する ゴルフ場の新規買収 • 魅力的な価格で、セレクティブに買収が可能な市場環境 • 当面は、魅力的な買収案件に優先的に資金を配分 配当・自社株買い (株主還元) • 当面は、魅力的な新規買収に資金を配分した上で、その余剰の現預金を配当 • 投資方針にあう買収案件が少なければ、余剰現預金を配当・自社株買いにより株 主に還元 有利子負債の返済 • 現状、レバレッジレシオ5.0倍、自己資本比率26% (2008年3月期)と財務体質には 余裕があり、有利子負債の返済はスケジュールどおりに実施 当面は投資方針に適合する買収案件に優先的に資金を配分し、 その上で余剰の現預金は株主に還元する方針 2008/9/30 - 40 - Ⅱ. 中期戦略/課題 アコーディアグループ 中期経営計画 Accordia Vision 2011 6. 資本政策 事業基盤の確保される2012年3月期には 事業基盤の確保される2012年3月期には 連結配当性向30%レベルを目標とする。 連結配当性向30%レベルを目標とする。 2012年3月期 創出キャッシュ 株主還元計画 300億円 35% - 設備投資 80億円 30% - 利息 25億円 - 税金 80億円 EBITDA 事業創出キャッシュ 115億円 連結配当性向30%レベル (%) 30.00% 配当性向 25% 20% 15% 10.95% 10.28% 10% 5% 0% 2 0 0 8 年3 月期 2 0 0 9 年3 月期 予想 2 0 1 2 年3 月期 目標値 将来的には直接的な利益還元重視 2008/9/30 - 41 - アコーディアグループ 中期経営計画 Accordia Vision 2011 Appendix 2008/9/30 - 42 - Appendix アコーディアグループ 中期経営計画 Accordia Vision 2011 ゴルフ人口動向 今後数年間は団塊世代リタイアによりゴルフ需要を下支えをする。 今後数年間は団塊世代リタイアによりゴルフ需要を下支えをする。 人口構成とゴルフ参加率 (千人) 12,000 13% 12% 10,000 14% 13% 12% 12% 12% 11% 10% 10% 人口 8% 7% 6,000 6% 6% 4,000 3% ゴルフ参加率 10% 9% 8,000 4% 3% 2% 2,000 2% 人口 上 以 75 歳 74 歳 70 ~ 69 歳 65 ~ 64 歳 60 ~ 55 ~ 59 歳 54 歳 50 ~ 45 ~ 49 歳 44 歳 40 ~ 39 歳 35 ~ 34 歳 30 ~ 29 歳 25 ~ 24 歳 20 ~ 15 ~ 10 ~ 19 歳 0% 14 歳 0 ゴルフ 人口比率 出所:総務省 社会生活基本調査(平成18年) ゴルフ人口比率 = 年齢別ゴルフ人口÷年齢別人口 2008/9/30 - 43 - Appendix アコーディアグループ 中期経営計画 Accordia Vision 2011 入場者数推移 ゴルフ事業革命を実現することで、入場者は今後2012年3月まで平均2%成長を見込む。 既存コース 入場者推移 年間平均成長率 2003/4~2004/3 運営開始 計48コース (人) 2004/4~2005/3 運営開始 計35コース 55,000 2005/4~2006/3 運営開始 計9コース 2006/4~2007/3 運営開始 計10コース 2007/4~2008/3 運営開始 計24コース 49,674 51,886 2.8% 1.3% (4年平均) 50,578 49,69549,949 46,946 46,726 46,087 2004年 2004年 3月期取得 3月期取得 48,603 48,662 2009年3月期 ⇒2012年3月期 実績 46,136 45,000 44,563 41,737 2005年 2005年 3月期取得 3月期取得 (2年平均) 2007年 2007年 3月期取得 3月期取得 5.6% 2008年 2008年 3月期取得 3月期取得 1.8% (3年平均) 2006年 2006年 3月期取得 3月期取得 39,516 36,827 3.6% 4.1% 3.4% 2.7% (1年平均) - 4.8% 35,000 2005年3月期 2008/9/30 2006年3月期 2007年3月期 2008年3月期 2009年3月期 平均 平均 2.2% - 44 - Appendix 変則プレースタイル アコーディアグループ 中期経営計画 Accordia Vision 2011 従来のプレースタイル 変則プレースタイルの例 日照時間を最大限活用し、スループレーを組みわせることで最大組数は70~8 0組となる 最大組数 50~60組程度 1Rスルー 日の出 OUT IN 日の出 OUT1Hから全て スタート OUT IN 2部制 全てスループレー 午前・午後の二部制 OUT IN ① ① スタート スタート (休憩) (休憩) OUT IN ① ① スタート スタート (スルー) (スルー) ①’ ①’ ターン ターン ① ① ターン ターン ①’ ①’ ターン ターン ① ① ターン ターン ② ② スタート スタート (休憩) (休憩) ②’ ②’ スタート スタート (休憩) (休憩) ① ① ターン ターン ターン ターン ②’ ② ②’ ② スタート スタート スタート スタート (スルー) (スルー) (スルー) (スルー) ターン ターン ②’ ②’ ターン ターン ② ② ターン ターン ③’ ③ ③’ ③ スタート スタート スタート スタート (スルー) (スルー) (スルー) (スルー) ②’ ②’ ターン ターン +早朝、薄暮ハーフ ② ② ターン ターン ③’ ③’ ターン ターン 日の入 2008/9/30 日の入 4部制 スルーと休憩の混 合 ①’ ① ①’ ① スタート スタート スタート スタート (スルー) (スルー) (スルー) (スルー) ①’ ① ①’ ① スタート スタート スタート スタート (スルー) (スルー) (スルー) (スルー) ① ① スタート スタート (休憩) (休憩) 通常+スルー 通常+ 早朝・薄暮スルー ①’ ① ①’ ① スタート スタート スタート スタート (スルー) (スルー) (スルー) (スルー) ② ② スタート スタート (休憩) (休憩) ②’ ②’ スタート スタート (休憩) (休憩) ①’ ①’ ターン ターン ① ① ターン ターン ③ ③ スタート スタート (休憩) (休憩) ③’ ③’ スタート スタート (休憩) (休憩) ②’ ②’ ターン ターン ② ② ターン ターン ④’ ④ ④’ ④ スタート スタート スタート スタート (スルー) (スルー) (スルー) (スルー) ③’ ③’ ターン ターン ③ ③ ターン ターン ④’ ④’ ターン ターン ④ ④ ターン ターン ③ ③ ターン ターン ※呼称は当社内のもの - 45 - Appendix 女性顧客の囲い込み アコーディアグループ 中期経営計画 Accordia Vision 2011 女性に優しいゴルフ場サービスや女性向けWebサイトの開設 ゴルフデビューイベントの開催など女性ゴルファーに積極的にアピール 女性Webサイト L-style 女性アイテムの充実したショップ 2008/9/30 - 46 - Appendix 若年層・若手層の囲い込み アコーディアグループ 中期経営計画 Accordia Vision 2011 今後のゴルフ市場の担い手となるアンダー40歳向けの 年度会員は現在の会員数1.7万人にまで拡大 40-U Passport会員限定イベント 2008/9/30 - 47 - Appendix アコーディアグループ 中期経営計画 Accordia Vision 2011 シニア層の囲い込み 生涯ゴルフを楽しんでいただくための施策 コース内カート乗入れやシニア選手権を実施 全国の会員を対象にした シニア選手権 70 歳以上の方には年間を通した FW乗り入れサービスを提供 2008/9/30 - 48 - Appendix アコーディアグループ 中期経営計画 Accordia Vision 2011 ジュニアの囲い込み ジュニアレッスン会の実施 全日本小学生ゴルフトーナメントへの特別協賛 特別協賛 全日本小学生ゴルフトーナメント ジュニアレッスン会の実施 2008/9/30 - 49 - Appendix アコーディアグループ 中期経営計画 Accordia Vision 2011 平均ディスカウントレートの考え方 市場が期待する平均ディスカウントレートの考え方 株式価値の評価の一つのアイディアとして、事業価値=ゴルフ場ポートフォリオの合計価値という発想も考えられる この場合、市場評価に基づく事業価値、およびアコーディア連結PL・CFから計算される純営業収益(NOI)により、市 場が期待するゴルフ場評価平均ディスカウントレートが推計される 株価 (円) 97,500 発行済株式数 時価総額(百万円) 有利子負債合計 1,049,347 102,311 92,754 現金及び預金 5,802 純有利子負債 86,953 アコーディア事業価値 -① 営業利益 12,565 減価償却費 2,669 のれん償却費 2,137 償却前営業利益(EBITDA) 17,372 固定資産取得による支出 4,818 純営業収益(NOI) -② 総合還元利回り 総合還元利回り (②÷①) (②÷①) 6.6% 6.6% 12,553 189,264 新規買収で上記利回り以上のディスカウントレートを確保することで、 株主価値の向上に寄与する新規買収を行うことの明確化 ※2008年9月26日時点株価 その他数値は2008/3期実績値 2008/9/30 - 50 - Appendix アコーディアグループ 中期経営計画 Accordia Vision 2011 練習場 施設数及び入場者数の推移 1施設当りの入場者は好転しつつある。 練習場施設推移(施設数vs入場者/施設数) (施設数) (人) 6,000 5,309 5,233 29,000 5,131 5,0 37 5,000 4,000 24,007 24,11 7 24 ,377 23,846 4 ,918 4,785 4,611 4,48 6 4 ,372 27,000 4,236 3,987 24,400 23,373 23,02 0 22,991 22,785 22,887 25,000 2 3,409 3,000 23,000 21,000 2,000 19,000 1,000 17,000 0 15,000 H7年度 H8年度 H9年度 H10年度 H11年度 H12年度 H13年度 H14年度 H15年度 H16年度 H17年度 施設数 1施設当り入場者数(千人) 出所:ゴルフ特信 2008/9/30 - 51 - Appendix アコーディアグループ 中期経営計画 Accordia Vision 2011 税効果について 2010年3月期に欠損金残高が大きく減少し、2011年3月期よりほぼ通常の税率へと移行する。 欠損金残高と税金費用の予想推移 欠損金残高 (百万円) 税金費用 12,000 10,000 8,000 6,000 4,000 2,000 0 2 0 0 9 年3 月期 2008/9/30 2 0 1 0 年3 月期 2 0 1 1 年3 月期 2 0 1 2 年3 月期 - 52 - アコーディアグループ 中期経営計画 Accordia Vision 2011 2008/9/30 - 53 - 本資料に関する注意事項 アコーディアグループ 中期経営計画 Accordia Vision 2011 本資料に記載されております計画や見通し、戦略など将来に関する記述は本書面の 作成時点において当社が入手している情報に基づく一定の前提(仮定)及び将来の 予測等を基礎としてなされたものであり、これらには様々なリスク及び不確実性が 内在しております。かかるリスク及び不確実性により、これらの見通し等とは異なる 結果をもたらしうることをご承知おきください。 また、本資料に記載されている当社及び当社グループ以外の企業等に係る情報は、 公開情報等から引用したものであり、かかる情報の正確性・適切性等について当社は 何らの検証も行っておらず、また、これを保証するものではありません。 なお、本資料に関するお問い合わせは、下記までお願い致します。 株式会社アコーディア・ゴルフ IR室 〒150-0002 東京都渋谷区渋谷2-15-1 渋谷クロスタワー30階 TEL:03-6688-1507 2008/9/30 - 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